JP2015043728A - コイルドウェーブスプリング、及びドラグつまみ - Google Patents

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宏一 平岡
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Abstract

【課題】径方向に広がることを抑制できるコイルドウェーブスプリング及びこれを用いたドラグつまみを提供することにある。【解決手段】コイルドウェーブスプリング9は、第1巻部91aと、第2巻部91bと、を備えている。第1巻部91aは、複数の第1谷部911a及び複数の第1山部912aを周方向に交互に有する。第2巻部91bは、各第1谷部911aと対応する各第2山部912b、及び各第1山部912aと対応する各第2谷部911bを有する。また、第2巻部91bは、第1巻部91aと連続して延びる。各第1山部912aは、対応する各第2谷部911bと軸方向に間隔をあけて配置されている。各第1谷部911aは、対応する各第2山部912bと接触している。各第1谷部911aの頂点913aは、対応する各第2山部912bの頂点914bと周方向においてずれている。【選択図】図1

Description

本発明は、コイルドウェーブスプリング、及びドラグつまみに関するものである。
釣り用リールの部品としてコイルスプリングが使用されている。例えば、スピニングリールのドラグつまみは、ドラグ力を付与するためにコイルスプリングを有している。このコイルスプリングは、円形断面の線材を螺旋状にすることによって形成されているため、圧縮時にコイルスプリングが径方向に湾曲するおそれがある。
上述した径方向への湾曲を防止するため、特許文献1では、特許文献2及び3に開示されるような断面が矩形状の線材を螺旋状にして形成されるコイルスプリングをドラグつまみに使用している。なお、このコイルスプリングは、周方向において波状に形成される、いわゆるコイルドウェーブスプリングである。
特開2012−205517号公報 特開2002−39243号公報 実公平6−10226号公報
上述したコイルドウェーブスプリングは、圧縮時において径方向に広がる。この結果、釣り用リールにおいて、コイルドウェーブスプリングが径方向に広がる分のスペースを確保しなければならないという問題が生じる。なお、この問題は、ドラグつまみ以外にコイルドウェーブスプリングを用いた場合であっても同様に生じる。
本発明の課題は、圧縮時に径方向に広がることを抑制できるコイルドウェーブスプリング及びこれを用いたドラグつまみを提供することにある。
本発明の第1側面に係るコイルドウェーブスプリングは、釣り用リールに用いられるコイルドウェーブスプリングである。コイルドウェーブスプリングは、一巻分の第1巻部と、一巻分の第2巻部と、を備えている。第1巻部は、複数の第1谷部及び複数の第1山部を周方向に交互に有する。第2巻部は、各第1谷部と対応する各第2山部、及び各第1山部と対応する各第2谷部を有する。また、第2巻部は、第1巻部と連続して延びる。各第1山部は、対応する各第2谷部と軸方向に間隔をあけて配置されている。各第1谷部は、対応する各第2山部と接触している。各第1谷部の頂点は、対応する各第2山部の頂点と周方向においてずれている。
上述したように構成されたコイルドウェーブスプリングは、第1谷部の頂点が、対応する各第2山部の頂点と周方向においてずれているため、圧縮時に径方向に広がることを抑制することができる。なお、このコイルドウェーブスプリングは、釣り用リールの制動部材の押圧に好ましくは用いられる。
好ましくは、コイルドウェーブスプリングは、一巻分の第3巻部をさらに備える。第3巻部は、各第1谷部と対応する各第3谷部、及び第1山部と対応する各第3山部を有する。また、第3巻部は、第2巻部と連続して延びる。各第3谷部は、対応する各第2山部と軸方向に間隔をあけて配置されている。各第3山部は、対応する各第2谷部と接触している。各第3山部の頂点は、対応する各第2谷部の頂点と周方向においてずれている。
この構成によれば、各第3山部の頂点は、対応する各第2谷部の頂点と周方向においてずれているため、コイルドウェーブスプリングが圧縮時に径方向に広がることを抑制することができる。
好ましくは、平面視において、各第1谷部の頂点と当該コイルドウェーブスプリングの中心とを結んだ線と、対応する各第3谷部の頂点と中心とを結んだ線とがなす角度は、0度よりも大きく、360/2N度以下である。なお、Nは、第1巻部における各第1谷部と各第1山部とを合わせた数である。この構成によれば、コイルドウェーブスプリングが圧縮時に径方向に広がることをより抑制することができる。
好ましくは、側面視において、対応する各第1谷部の頂点と各第3谷部の頂点とを結んだ線と、軸方向に延びる直線と、がなす角度は、10度以上30度以下である。
この構成によれば、コイルドウェーブスプリングが圧縮時に径方向に広がることをより抑制することができる。
好ましくは、各第1谷部と各第1山部とは、周方向において等間隔に配置されている。この構成によれば、コイルドウェーブスプリングは、より安定した付勢力を提供することができる。
本発明の第2側面に係るドラグつまみは、釣り用リールのリールユニットに回転可能に装着されるスプールの回転を制動するドラグ機構のドラグ力を調整するためのドラグつまみである。このドラグつまみは、操作部材と、上述したいずれかのコイルドウェーブスプリングと、受け部材とを備えている。操作部材は、リールユニットに回転可能に設けられる。コイルドウェーブスプリングは、操作部材の回転によって、操作部材の回転軸方向に伸縮する。受け部材は、コイルドウェーブスプリングによる付勢力を受けてスプールにドラグ力を付与する。
この構成によれば、上述したように構成されたコイルドウェーブスプリングを使用しているため、ドラグつまみ内のスペースを有効に利用することができる。
本発明によれば、径方向に広がることを抑制できるコイルドウェーブスプリング及びこれを用いたドラグつまみを提供することができる。
スピニングリールの側面図。 スピニングリールの側面断面図。 スプールの側面断面図。 スプールの分解斜視図。 ドラグつまみの側面断面図。 ドラグつまみの分解斜視図。 コイルドウェーブスプリングの側面図。 コイルドウェーブスプリングの模式的な平面図。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しつつ説明する。図1はスピニングリールの側面図、図2はスピニングリールの側面断面図を示す。なお、以下の説明において、「前」とは図1及び図2の左を示し、「後」とは図1及び図2の右を示し、「前後方向」とは図1及び図2の左右方向を意味する。
図1及び図2に示すように、スピニングリール10は、ハンドル1と、リールユニット2と、ロータ3と、スプール4と、ドラグ機構5と、ドラグ発音機構6(図3参照)とを備えている。リールユニット2は、ハンドル1を回転可能に支持する。ロータ3は、スプール4に釣り糸を巻き付けるための部材である。このロータ3は、リールユニット2の前部に回転可能に支持されている。スプール4は、外周面に釣り糸を巻き取るものであり、ロータ3の前部に前後移動可能に配置される。なお、ハンドル1は、リールユニット2の左側と、リールユニット2の右側とのいずれにも装着可能である。ドラグ機構5及びドラグ発音機構6はスプール4内に収容される。
[リール本体の構成]
リールユニット2は、リール本体2aと、蓋部材2bと、脚部2cとを有する。リール本体2aは、開口2dを有する。蓋部材2bは、開口2dを塞ぐようにリール本体2aに着脱可能に装着されている。脚部2cは、スピニングリール10を竿に取り付けるための部分であり、リール本体2aから斜め上前方に延びる。リール本体2a及び蓋部材2bは、例えばアルミニウム合金製とすることができる。リール本体2aは、内部に空間を有しており、その空間内には、後述するロータ駆動機構7及びオシレーティング機構8が設けられる。
図2に示すように、ロータ駆動機構7は、ロータ3をハンドル1の回転に連動して回転させるための機構である。このロータ駆動機構7は、メインギア71と、ピニオンギア72とを有する。メインギア71は、ハンドル1のハンドル軸11が固定されるメインギア軸71aとともに回転する。
ピニオンギア72は、メインギア71に噛み合う。ピニオンギア72は筒状に形成され、前後方向に延びている。ピニオンギア72の前部はロータ3の中心部を貫通し、ナット13によってロータ3と固定されている。また、ピニオンギア72の中間部と後端部とは、リール本体2aに間隔を隔てて装着された軸受14a,14bによって、リール本体2aに回転可能に支持されている。
オシレーティング機構8は、スプール4を前後に移動させるための機構である。より詳細には、オシレーティング機構8は、スプール軸(回転軸の一例)15を前後方向に移動させることによって、スプール4を同方向に移動させるための機構である。なお、スプール軸15は、スプール4の中心部にドラグ機構5を介して連結されている。
オシレーティング機構8は、螺軸81と、スライダ82と、中間ギア83とを有する。螺軸81は、スプール軸15の下方に平行に配置されている。スライダ82は、螺軸81に沿って前後方向に移動する。スライダ82には、スプール軸15の後端が回転不能に固定される。中間ギア83は、螺軸81の先端に固定されており、ピニオンギア72と噛み合う。
スプール軸15は、ピニオンギア72を軸方向に貫通して配置される。スプール軸15は、オシレーティング機構8によって、前後方向に往復移動する。スプール軸15の中間部は、ナット13内に装着された軸受14cによって、軸方向移動可能に支持される。また、スプール軸15の後部は、ピニオンギア72の後部内周面によって、軸方向移動可能に支持される。
スプール軸15は回転不能であり、ピニオンギア72はスプール軸15に対して相対的に回転可能である。スプール軸15の表面には、無電解Niメッキが施されている。これにより、スプール軸15がピニオンギア72と相対回転しながら前後移動するときに、ピニオンギア72にスプール軸15がかじりつくのを防止する。
図3はスプールの側面断面図であり、図4はスプールの分解斜視図である。図3及び図4に示すように、スプール軸15の前端部には、一対の係止面15aと、雄ねじ部15bとが形成されている。一対の係止面15aは、互いに平行な面で構成されている。
〔ロータの構成〕
図2に示すように、ロータ3は、円筒部30と、第1ロータアーム31と、第2ロータアーム32とを有する。第1ロータアーム31及び第2ロータアーム32は、円筒部30の側方に互いに対向して設けられている。円筒部30、第1ロータアーム31、及び第2ロータアーム32は、一体的に成形される。
円筒部30の前部には前壁30aが形成され、この前壁30aの中央部にはボス部30bが設けられる。ボス部30bの中心部には貫通孔が形成され、この貫通孔をピニオンギア72の前部、及びスプール軸15が貫通する。前壁30aの前部にはナット13が配置され、このナット13によって、ピニオンギア72の前部にロータ3が固定される。
第1ロータアーム31は、円筒部30から外方に向けて凸状に湾曲して前方へと延びる。第1ロータアーム31の先端部には、第1ベール支持部材33が揺動可能に装着される。第1ベール支持部材33の先端部には、釣り糸をスプール4に案内するためのラインローラ34が装着される。
第2ロータアーム32は、円筒部30から外方に凸に湾曲して前方に延びる。第2ロータアーム32の先端部には、第2ベール支持部材35が揺動可能に装着される。ラインローラ34と第2ベール支持部材35との間には、線材を略U状に湾曲させたベール36が固定される。これらの第1ベール支持部材33、第2ベール支持部材35、ラインローラ34、及びベール36によって、ベールアーム37は構成される。ベールアーム37は、図1に示す糸案内姿勢とそれから反転した糸開放姿勢との間で揺動可能である。
ロータ3の円筒部30の内部にはロータ3の逆転を禁止したり許可したりするための逆転防止機構38が配置される。逆転防止機構38は、ワンウェイクラッチ38aと、切換レバー(図示省略)とを有している。ワンウェイクラッチ38aは、内輪が遊転するローラ型である。切換レバーを操作することによって、ワンウェイクラッチ38aを作動状態(逆転禁止状態)と非作動状態(逆転許可状態)とに切り換えることができる。
〔スプールの構成〕
図2に示すように、スプール4は、第1ロータアーム31と第2ロータアーム32との間に配置され、スプール軸15の前端部に装着される。図3に示すように、スプール4は、スプール本体41と、スプールリング42と、リング固定部材43と、ドラグ収納筒部44と、支持筒部45とを有している。
スプール本体41は、例えばアルミニウム合金製である。スプール本体41は、糸巻胴部4aと、支持壁部4bと、軸支部4cと、後フランジ部4dと、円筒部4eと、前フランジ部4fと、を有している。スプール本体41の内部には、後述するドラグ機構5と、ドラグ発音機構6とが収容される。
糸巻き胴部4aは、釣り糸が巻き付けられる部分である。糸巻き胴部4aは円筒状の部分であり、糸巻胴部4aの中心軸はスプール軸15と実質的に一致する。支持壁部4bは、円板状であって、糸巻き胴部4aの内周面に一体的に形成されている。軸支部4cは、筒状であって、支持壁部4bの内周側に形成されている。
後フランジ部4dは、糸巻き胴部4aの後端から径方向に延びている。円筒部4eは、円筒状であって、後フランジ部4dの外周縁から後方に延びている。この円筒部4eの内側にロータ3の円筒部30が配置される。
前フランジ部4fは、糸巻胴部4aの前端から径方向に延びている。前フランジ部4fの外周面には、金属製のスプールリング42が装着されている。このため、釣り糸を糸巻き胴部41からスムーズに放出することができる。なお、スプールリング42の外周面は、前方に向かって径が大きくなる傾斜面となっている。スプールリング42は、リング固定部材43によって前フランジ部4fに固定される。リング固定部材43は、前フランジ部4fから前方に突出する筒状の雌ねじ部4gに螺合する。
図3及び図4に示すように、ドラグ収納筒部44は、ドラグ機構5を収納するための部材であり、支持壁部4bに装着されている。ドラグ収納筒部44は、支持壁部4bの前方に配置されている。また、ドラグ収納筒部44は、スプール本体41と一体的に回転可能である。
ドラグ収納筒部44の内部には、ドラグ機構5の後述する摩擦部52が収納される。ドラグ収納筒部44は、周方向に間隔をあけて形成される複数(たとえば、8つ)の半円形の係止凹部44aを内周面に有する。また、スプール本体41の支持壁部4bには、複数(例えば4つ)の係合孔4hが周方向に間隔をあけて形成されている。この各係合穴4hには、ドラグ収納筒部44の後面に形成された複数(例えば4つ)の係合突起44bの各々が係合する。これによって、ドラグ収納筒部44は、スプール本体41と一体回転する。
支持筒部45は、ドラグ収納筒部44の前方に配置されている。また、支持筒部45は、軸支部4cと協働して、スプール本体41をスプール軸15に対して回転可能に支持する。詳細には、支持筒部45は、装着筒部45aと、円形壁部45bと、軸支部45cとを有している。装着筒部45aは、糸巻き胴部4aの内周面に嵌合する。円形壁部45bは、装着筒部45aの内周面に一体的に形成される。軸支部45cは、筒状であって、円形壁部45bの内周側に形成されている。装着筒部45aの前側外周面45dは、他の外周面よりも大径に形成されており、糸巻き胴部4aの内周面に嵌合する。この前側外周面45dには環状溝45eが形成されており、Oリング46が環状溝45e内に装着されている。これにより、糸巻き胴部4aと支持筒部45との隙間から液体が支持筒部45の後方へ浸入するのを防止するができる。
支持筒部45の後面は、ドラグ収納筒部44の前面に接触する。支持筒部45は、その前方でスプール4内部に装着される線材製の抜け止めばね47によって、ドラグ収納筒部44とともに抜け止めされる。抜け止めばね47は、スプール本体41の前面とリング固定部材43の後面との間に保持される。
スプール軸15の外周面には、第1支持部17及び第2支持部18が嵌め込まれる。この第1支持部17及び第2支持部18には2つの軸受14d,14eが装着される。これによって、スプール4をスプール軸15に対して回転可能に支持する。
第1支持部17は、スプール軸15に回転可能に装着される。第1支持部17は、鍔部17aと、筒部17bとを有する。筒部17bは円筒状であって、鍔部17aは筒部17bの後端より径方向に延びている。
第1支持部17は、ドラグつまみ51と摩擦部52との間に、両者に接触して配置されている。第1支持部17の筒部17bの外周面には、軸受14dの内輪がカシメ固定される。軸受14dの外輪は、支持筒部45の軸支部45cに装着される。
第2支持部18は、スプール軸15の係止面15aの後部に固定される。第2支持部18は、小径部18aと大径部18bとを有する大小二段の段付き筒状の部材である。小径部18aには、軸受14eの内輪が装着される。軸受14eの外輪は、スプール本体41の軸支部4cに装着される。
第2支持部18の大径部18bには、一対の第1係止面18cと、一対の第2係止面18dが形成されている。一対の第1係止面18cは、互いに平行な面で構成されている。また、一対の第2係止面18dは、互いに平行な面で構成されている。各第1係止面18cが延びる方向と、各第2係止面18dが延びる方向とは直交する。なお、第2支持部18は、止めねじ16によって、スプール軸15に回転不能に固定される。
〔ドラグ機構の構成〕
ドラグ機構5は、スプール4の糸繰り出し方向への回転を制動してスプール4にドラグ力を作用させるための機構である。図3及び図4に示すように、ドラグ機構5は、ドラグつまみ51と、摩擦部52とを備える。
〔ドラグつまみの構成〕
ドラグつまみ51は、図5及び図6に示すように、操作部材53、コイルドウェーブスプリング9、及び受け部材54を備える。また、ドラグつまみ51は、連結部材55と、第1シール部材56と、第2シール部材57と、つまみ発音機構58と、をさらに備える。
操作部材53は、受け部材54に対向して配置され、受け部材54と相対回転可能に設けられる。操作部材53は、リールユニット2に回転可能に設けられる部材である。具体的には、操作部材53は、スプール軸15に螺合している。この操作部材53は、つまみ体21と、ナット部22とを有する。ナット部22は、つまみ体21に回転不能かつ軸方向移動可能に装着されている。また、ナット部22は、スプール軸15に螺合している。
つまみ体21は、つまみ本体23と、カバー部24と、操作部25と、を有する。つまみ本体23の後面側からは、4本のボルト部材80a〜80dが挿入され,これらボルト部材80a〜80dがカバー部24を貫通して操作部25にねじ込まれる。これによって、カバー部24と操作部25がつまみ本体23に固定される。
つまみ本体23は、合成樹脂製であって、円板部23aと、突出部23bとを有する。突出部23bは、円板部23aよりも小径の筒状に形成される。突出部23bは、円板部23aから後方に突出している。この突出部23b内に、受け部材54の前部が収容されている。つまみ本体23の内周部には、ナット部22を収納するためのナット収納部23cが形成される。ナット収納部23c内において、ナット部22はつまみ本体23に対して軸方向移動可能である。また、ナット部22は、つまみ本体23と一体的に回転する。
カバー部24は、金属製であって、つまみ本体23の前面に固定されている。カバー部24は、つまみ本体23の円板部23aの前面及び外周面の一部を覆うように形成される。カバー部24の前面は、中心部分に向けて徐々に厚みが薄くなるように凹む。操作部25は、カバー部24の直径に沿って配置され、前方に突出する。
ナット部22は、たとえば六角ナットであり、スプール軸15の雄ねじ部15bに螺合する。ナット部22は、後面がコイルドウェーブスプリング9の前面と接触している。ナット部22は、つまみ本体23と一体回転することによって、スプール軸15に沿って移動してコイルドウェーブスプリング9を伸縮させる。
コイルドウェーブスプリング9は、操作部材53の回転によって、スプール軸15方向に伸縮する。コイルドウェーブスプリング9は、操作部材53と受け部材54との間に配置される。なお、コイルドウェーブスプリング9は圧縮状態で配置されることが好ましい。
図7は、コイルドウェーブスプリング9の側面図である。図7に示すように、コイルドウェーブスプリング9は、断面が矩形状の線材を螺旋状とすることによって形成される。コイルドウェーブスプリング9の内径は、スプール軸15の外径よりも大きく、コイルドウェーブスプリング9とスプール軸15とは接触しない。このコイルドウェーブスプリング9は、バネ用ステンレス鋼材製とすることが好ましい。
また、コイルドウェーブスプリング9は、複数の巻部91a〜91jを有する。なお、巻部とは、コイルドウェーブスプリング9の一巻分の部分を意味する。例えば、本実施形態では、コイルドウェーブスプリング9の有効巻数が10であるため、コイルドウェーブスプリング9は、10個の巻部91a〜91jを有する。
第1巻部91aは、複数の第1谷部911aと、複数の第1山部912aと、を周方向に交互に有する。各第1谷部911aと各第1山部912aとは、周方向において等間隔に配置されている。第2巻部91bは、第1巻部91aと連続して延びており、第1巻部91aの下方に位置する。第2巻部91bは、複数の第2谷部911bと、複数の第2山部912bとを交互に有する。各第2谷部911bと各第2山部912bとは周方向において等間隔に配置されている。なお、各第2谷部911bは各第1山部912aと対応しており、各第2山部912bは各第1谷部911aと対応している。ここで、「対応する」とは、軸方向(図7の上下方向)から見た周方向における距離が最も近い位置にあることをいう。例えば、ある第2谷部911bは、周方向における距離が最も近い第1山部912aと対応している。
各第1山部912aは、対応する各第2谷部911bと軸方向において間隔をあけて配置されている。また、各第1谷部911aは、対応する各第2山部912bと接触している。また、各第1谷部911aの頂点913aは、対応する各第2山部912bの頂点914bと周方向においてずれている。なお、このずれる周方向は同一方向である。例えば、各第1谷部911aの頂点913aは、対応する各第2山部912bの頂点914bに対して、周方向において時計周りの方向にずれている。もしくは、各第1谷部911aの頂点913aは、対応する各第2山部912bの頂点914bに対して、周方向において反時計周りの方向にずれている。
また、第3巻部91cは、第2巻部91bと連続して延びており、第2巻部91bの下方に位置する。第3巻部91cは、複数の第3谷部911cと、複数の第3山部912cとを交互に有する。各第3谷部911cと各第3山部912cとは、周方向において等間隔に配置されている。各第3谷部911cは各第1谷部911aと対応しており、各第3山部912cは各第1山部912aと対応している。すなわち、各第3谷部911cは各第2山部912bと対応しており、各第3山部912cは各第2谷部911bと対応している。
各第3谷部911cは、対応する各第2山部912bと軸方向において間隔をあけて配置されている。また、各第3山部912cは、対応する各第2谷部911bと接触している。また、各第3山部912cの頂点914cは、対応する各第2谷部911bの頂点913bと周方向においてずれている。なお、このずれる周方向は同一方向である。例えば、各第3山部912cの頂点914cは、対応する各第2谷部911bの頂点913bに対して、周方向において時計周りの方向にずれている。もしくは、各第3山部912cの頂点914cは、対応する各第2谷部911bの頂点913bに対して、周方向において反時計周りの方向にずれている。
側面視において、対応する各第1谷部911aの頂点913aと各第3谷部911cの頂点913cとを結んだ線L1と、軸方向に延びる直線L2と、がなす角度αは、約10度以上約30度以下であることが好ましく、約20度とすることがより好ましい。なお、側面視において、対応する各第1山部912aの頂点914aと各第3山部912cの頂点914cとを結んだ線と、軸方向に延びる直線L2と、がなす角度も、上述した角度αと同じとなる。
図8は、コイルドウェーブスプリング9の模式的な平面図である。図8に示すように、平面視において、線L3と線L4とがなす角度βは、0度よりも大きく、360/2N度以下とすることが好ましい。ここで、線L3は、各第1谷部911aの頂点913aと当該コイルドウェーブスプリング9の中心Cとを結んだ線である。また、線L4は、各第3谷部911cの頂点913cと中心Cとを結んだ線である。角度βは、平面視において、最も近い線L3と線L4とがなす角度である。また、上述したNは、一巻き当たりの波の数、すなわち、第1巻部91aにおける各第1谷部911aと第1山部912aとを合わせた数である。
同様に、第4〜第10巻部91d〜91jも、それぞれ複数の谷部と山部とを有する。これらの構成は、上述した第1〜第3巻部91a〜91cと同じであるため、詳細な説明を省略する。
図5及び図6に示すように、受け部材54は、コイルドウェーブスプリング9による付勢力を受けてスプール4にドラグ力を付与するための部材である。受け部材54は,例えばアルミニウム合金等の金属製の部材であり、スプール軸15に回転不能かつ軸方向移動可能に設けられる。この受け部材54は、鍔部54aと、円筒部54bとを有する。鍔部54aは、円筒部54bの前端から径方向に延びている。円筒部54bの後端には底面が形成されている。また、円筒部54bの前面は開口しており、円筒部54b内にコイルドウェーブスプリング9の後部が収容されている。すなわち、円筒部54bの底面とコイルドウェーブスプリング9の後面とが接触する。
円筒部54bの底面には、スプール軸15の一対の係止面15aと係止する係止スロット54cが形成される。この係止スロット54cが一対の係止面15aと係止しているため、受け部材54はスプール軸15に対して回転不能である。円筒部54bの外周面には、環状溝54dが形成されている。円筒部54bの後面が第1支持部17を介して摩擦部52のドラグ座金52aに当接する。
連結部材55は、弾性を有する金属線材を折り曲げて形成された部材である。連結部材55は、略正方形の角に相当する4つの角部55aを有するC字状のばね部材である。連結部材55の角部55aが、突出部23bの内周面に形成された環状溝に係止される。これにより、連結部材55は突出部23bの内周面に装着される。連結部材55は、角部55aの間の3つの円弧部55bが鍔部54aの後面に接触することによって、受け部材54を抜け止めする。
第1シール部材56は、たとえば合成ゴム製の円板状の部材であり、ドラグつまみ51とスプール4との隙間をシールする。第1シール部材56は、環状溝54dに装着される止め輪59によって後方への移動を規制される。第1シール部材56は、内周面が受け部材54の円筒部54bに装着され、外周部が支持筒部45の装着筒部45aの内周面に接触する。
第1シール部材56の内部には、たとえばステンレス合金製の円板状の補強板56aが埋設される。補強板56aは、第1シール部材56の成形時に金型内に挿入され、インサート成形される。第1シール部材56の外周部には、装着筒部45aの内周面に接触するリップ部56bが形成される。リップ部56bは前方に向けて傾斜する。また、第1シール部材56の前面には、前方に突出する環状突起部56cが形成される。この環状突起部56cが第2シール部材57の後面に接触する。また、第1シール部材56のリップ部56bの前面も第2シール部材57の外周面の後端部に接触する。
第2シール部材57は、たとえば、合成ゴム製の有底筒状の部材であり、受け部材54と操作部材53との隙間をシールする。第2シール部材57は、第1シール部材56と操作部材53との間に配置される。第2シール部材57は、接触部57aと、環状凹部57bと、円板部57cとを有する。接触部57aは、筒状であって、つまみ本体23の突出部23bの外周面に接触する。環状凹部57bは、接触部57aの内周側に形成され突出部23bの後端部と係合する。円板部57cは、受け部材54の円筒部54bの外周面に装着される。
図6に示すように、つまみ発音機構58は、音出し円板581と、打撃ピン582と、コイルバネ583と、を有している。
音出し円板581は、合成樹脂製の部材であり、その前面には、周方向に間隔を隔てて多数の音出し凹部581aが形成される。音出し円板581の後面には、複数の連結突起581bが形成されている。この連結突起581bは、受け部材54の鍔部54aに形成される複数の連結孔54eに嵌合する。これによって音出し円板581は、受け部材54に対して回り止めされる。
打撃ピン582は、つまみ本体23に進退可能に装着されている。コイルバネ583は、打撃ピン582を音出し凹部581aに向けて付勢している。打撃ピン582は、中央部分が大径で先端及び後端が小径でさらに先端が半球状に丸められたピンである。ドラグ操作時に操作部材53と受け部材54とが相対回転すると、打撃ピン582は、音出し凹部581aとの衝突を繰り返して発音する。
〔摩擦部の構成〕
図4に示すように、摩擦部52は、複数(例えば4枚)のドラグ座金52a〜52dを有する。ドラグ座金52aは、第1支持部17に接触し、かつスプール軸15に対して回転不能な金属製の円板部材である。ドラグ座金52bは、スプール4と一体的に回転する金属製の円板部材である。ドラグ座金52cは、ドラグ座金52aと同様にスプール軸15に対して回転不能な金属製の円板部材である。ドラグ座金52dは、スプール4及びスプール軸15に対して回転可能なたとえばフェルト製又はグラファイト製の円板部材である。
ドラグ座金52a,52cの中心部には、係止スロット52eがそれぞれ形成される。各係止スロット52eは、スプール軸15の一対の係止面15aに係合する。ドラグ座金52bの外周面には、径方向外方に突出する複数(たとえば8つ)の耳部52fが形成される。この各耳部52fは、ドラグ収納筒部44の係止凹部44aに係止されている。これによって、ドラグ座金52bは、スプール4と一体的に回転する。
ドラグ座金52a〜52dは、支持筒部45を支持する第1支持部17によって抜け止めされる。したがって、支持筒部45の前方に配置される抜け止めばね47を外さないと、ドラグ座金52a〜52dは着脱できない。
[ドラグ発音機構の構成]
ドラグ発音機構6は、スプール軸15とスプール4とが相対回転すると発音する機構である。図4に示すように、ドラグ発音機構6は、第1発音部材61と、第2発音部材62とを有している。第1発音部材61は、スプール4の後フランジ部4dの後面に装着されスプール4と一体回転する。第2発音部材62は、第1発音部材61に対して打撃を繰り返す部材である。
第1発音部材61は、鍔付き円筒形状であり、内周面に円弧状の多数の音出し凹部61aが形成される金属製の部材である。第1発音部材61の後面には銘版63が配置され、この銘版63とともに、第1発音部材61は後フランジ部4dの後面にねじ止めされる。
第2発音部材62は、2つの打撃ピン62aと、2つのばね部材62bと、を有している。各打撃ピン62aは、音出し凹部61aに向けて進退する。各ばね部材62bは、各打撃ピン62aを音出し凹部61aに向けて付勢する。打撃ピン62aは、収納部材64に収納される。
収納部材64は、収納本体部64aと、カバー64bとを有する。収納本体部64aは、円筒状の部材であって、打撃ピン62aを進退可能に収納する2つの収納溝64cを有する。カバー64bは、収納本体部64aにねじ止めされて収納溝64cを塞ぐ。また、カバー64bは、第2支持部18と係合する。詳細には、カバー64bの内周面には、第2係止面18dに係合する係止スロット64dが形成されている。収納部材64と、スプール4の支持壁部4bとの間にはワッシャ101が配置される。
カバー64bの後面には、3枚のスプール位置調整ワッシャ102と、2枚の規制ワッシャ103,104とが装着される。各スプール位置調整ワッシャ102は、第2支持部18の第1係止面18cに係合する。また、各スプール位置調整ワッシャ102は、たとえば合成樹脂製である。各規制ワッシャ103,104は、スプール4の後方への移動を規制する。各規制ワッシャ103,104は、スプール軸15の一対の係止面15aに係合する係止スロット103a,104aが内周部に形成され、スプール軸15に対して回転不能である。規制ワッシャ104は、段付きワッシャであり、規制ワッシャ103とで第3シール部材105を保持する。第3シール部材105の外周部は、第1発音部材61の内周面に接触する。第3シール部材105は、スプール4の後面から摩擦部52を含むスプール4内部への液体の流入を防止するために設けられる。
〔ドラグつまみの動作〕
釣りを行う前に魚の大きさや種類に合わせてスプール4の回転を制動する制動力、すなわちドラグ力を調整する。ドラグ力を調整するには、ドラグつまみ51を回す。ドラグつまみ51をたとえば時計回りに回すと、スプール軸15に螺合するナット部22が後方向(図3、5の右方向)に進行する。コイルドウェーブスプリング9はナット部22の進行によって、受け部材54を後方向に付勢し、受け部材54は、コイルドウェーブスプリング9による付勢力を受けてスプール4にドラグ力を付与する。より詳細には、受け部材54が第1支持部17を介して摩擦部52を押圧し、摩擦部52を構成する各ドラグ座金52a〜52dがそれぞれ摩擦力で係合し合うことでスプール4にドラグ力を付与する。なお、ドラグつまみ51を時計回りに回転させるほど、ドラグ力は大きくなる。
[変形例]
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明はこれらに限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない限りにおいて種々の変更が可能である。
変形例1
上記実施形態では、コイルドウェーブスプリング9は、各谷部と各山部とが等間隔に配置されているが、特にこれに限定されない。
変形例2
上記実施形態に係るコイルドウェーブスプリング9は、有効巻数が10であるが、有効巻数は10以外であってもよい。
変形例3
上記実施形態では、コイルドウェーブスプリング9をドラグつまみ51に使用したが、コイルドウェーブスプリング9の用途は特にこれに限定されず、スピニングリール10の他の部分に用いてもよい。また、上述したような構成のコイルドウェーブスプリング9を、両軸受リールなどの他の釣り用リールに用いることもできる。
2 リールユニット
51 ドラグつまみ
53 操作部材
54 受け部材
9 コイルドウェーブスプリング
91a 第1巻部
911a 第1谷部
912a 第1山部
91b 第2巻部
911b 第2谷部
912b 第2山部

Claims (6)

  1. 釣り用リールに用いられるコイルドウェーブスプリングであって、
    複数の第1谷部及び複数の第1山部を周方向に交互に有する、一巻分の第1巻部と、
    前記各第1谷部と対応する各第2山部、及び前記各第1山部と対応する各第2谷部を有し、前記第1巻部と連続して延びる一巻分の第2巻部と、
    を備え、
    前記各第1山部は、対応する前記各第2谷部と軸方向に間隔をあけて配置され、
    前記各第1谷部は、対応する前記各第2山部と接触し、
    前記各第1谷部の頂点は、対応する前記各第2山部の頂点と周方向においてずれている、
    コイルドウェーブスプリング。
  2. 前記各第1谷部と対応する各第3谷部、及び前記第1山部と対応する各第3山部を有し、前記第2巻部と連続して延びる一巻分の第3巻部をさらに備え、
    前記各第3谷部は、対応する前記各第2山部と軸方向に間隔をあけて配置され、
    前記各第3山部は、対応する前記各第2谷部と接触し、
    前記各第3山部の頂点は、対応する前記各第2谷部の頂点と周方向においてずれている、
    請求項1に記載のコイルドウェーブスプリング。
  3. 平面視において、前記各第1谷部の頂点と当該コイルドウェーブスプリングの中心とを結んだ線と、対応する前記各第3谷部の頂点と前記中心とを結んだ線とがなす角度は、0度よりも大きく、360/2N度以下である、請求項2に記載のコイルドウェーブスプリング。
    ここで、Nは、前記第1巻部における前記各第1谷部と前記各第1山部とを合わせた数である。
  4. 側面視において、対応する前記各第1谷部の頂点と前記各第3谷部の頂点とを結んだ線と、軸方向に延びる直線と、がなす角度は、10度以上30度以下である、請求項2又は3に記載のコイルドウェーブスプリング。
  5. 前記各第1谷部と前記各第1山部とは、周方向において等間隔に配置されている、請求項1から4のいずれかに記載のコイルドウェーブ。
  6. 釣り用リールのリールユニットに回転可能に装着されるスプールの回転を制動するドラグ機構のドラグ力を調整するためのドラグつまみであって、
    前記リールユニットに回転可能に設けられる操作部材と、
    前記操作部材の回転によって、前記操作部材の回転軸方向に伸縮する、請求項1から5のいずれかに記載のコイルドウェーブスプリングと、
    前記コイルドウェーブスプリングによる付勢力を受けて前記スプールにドラグ力を付与する受け部材と、
    を備える、ドラグつまみ。
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