JP2015041229A - 処理装置及びプログラム - Google Patents

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Hiroshi Nakao
寛 中尾
藤本 宏幸
Hiroyuki Fujimoto
宏幸 藤本
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Abstract

【課題】処理の実行指示を行う際に表示画面の向きも指定可能な処理装置及びプログラムを提供する。
【解決手段】複数の処理にそれぞれ対応付けられた複数の処理情報を表示部に表示している処理装置が、前記表示部の表示画面に対する接触操作によって前記複数の処理情報から1つの選択を受け付け、選択された処理情報に対応する処理を行う。処理装置は、表示部の表示画面に対して接触操作された箇所から前記表示画面に沿って接触箇所が移動する移動操作における移動方向を検出する。処理装置は、検出した移動方向に応じた向きで、接触操作によって選択された処理を行って生成した表示データを表示部に表示する。
【選択図】図2

Description

本発明は、表示部に表示された複数の処理情報から前記表示部の表示画面に対するタッチ操作にて選択された1つの処理情報に対応する処理を行う処理装置、及び該処理装置をコンピュータで実現するためのプログラムに関する。
近年、タッチパネルを用いたGUI(Graphical User Interface)機能が、携帯電話機、携帯端末装置、パーソナルコンピュータ等の種々の機器に搭載されている。このような機器では直感的な操作を行えるので操作性がよく、操作性を更に向上させる種々の工夫がなされている。特許文献1では、ある機能に対応するユーザインタフェース(表示画面)の表示中に、タッチスクリーン(タッチパネル)に対して垂直方向のドラッグが行われた場合と水平方向のドラッグが行われた場合とで異なる処理を行う装置が提案されている。具体的には、特許文献1に開示された装置では、タッチスクリーンに対して垂直方向のドラッグが行われた場合、表示中(実行中)の機能におけるアイテムの表示が切り替えられる。例えば連絡先機能を実行中である場合、ある人の連絡先の情報から異なる人の連絡先の情報に表示画面が切り替えられる。またタッチスクリーンに対して水平方向のドラッグが行われた場合、実行される機能が切り替えられ、表示中のユーザインタフェースから異なる機能のユーザインタフェースに表示画面が切り替えられる。このような装置を用いることにより、ある機能を実行中に他の機能を実行させたい場合であっても初期画面に戻る必要がなく操作性がよい。
ところで、携帯型の機器には、ユーザによる機器の使用状態又はユーザからの指示に従って、表示パネルに表示される表示画面の向きを切り替えられる機器がある。このような機器は、例えば、矩形の表示パネルを縦長の状態にして使用される場合、縦長(縦向き)の表示画面を表示パネルに表示し、表示パネルを横長の状態にして使用される場合、横長(横向き)の表示画面を表示パネルに表示する。またユーザが、表示される内容に応じて、表示画面を縦長(縦向き)にするか横長(横向き)にするかを指示することにより、表示パネルに表示される表示画面の向きが切り替えられる。これにより、ユーザが見易い状態で表示画面を表示させることができる。例えば表示パネルを縦長の状態にして所定のスタンドに支持された機器に、横長(横向き)の表示画面を表示させた場合、寝転がった状態のユーザが見易い表示画面を表示させることができる。
特開2009−266199号公報
表示パネルに表示される表示画面の向きは、アプリケーションを起動させる際に指定できない場合が多い。よって、表示画面の向きを切り替えるためには、アプリケーションを起動させた後に、ユーザが機器(表示パネル)を縦長又は横長の状態に変更するか、又は所定のメニュー画面から変更指示を行う必要があるという問題を有する。
本発明はかかる事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、アプリケーション等の処理の実行指示を行う際に表示画面の向きも指定可能な処理装置及びプログラムを提供することにある。
本発明に係る処理装置は、複数の処理にそれぞれ対応付けられた複数の処理情報を表示部に表示する表示制御部と、前記複数の処理情報から前記表示部の表示画面に対する接触操作にて選択された処理情報に対応する処理を行って表示データを生成する処理部とを備える処理装置において、前記表示画面に対して接触操作された箇所から前記表示画面に接触した状態で前記表示画面に沿って移動する移動操作における移動方向を検出する方向検出部と、該方向検出部が検出した移動方向に応じた向きで、前記処理部が生成した表示データを前記表示部に表示する表示向き制御部とを備えることを特徴とする。
本発明に係る処理装置は、前記表示部は、矩形の表示パネルであり、前記表示向き制御部は、前記表示画面における、前記方向検出部が検出した移動方向に応じて定まる一辺の側を、前記処理部が生成した表示データの上側として、前記表示データを表示するようにしてあることを特徴とする。
本発明に係る処理装置は、前記表示向き制御部は、前記処理部が生成した表示データに対して回転処理を行い、前記方向検出部が検出した移動方向に応じた向きで前記表示データを表示するようにしてあることを特徴とする。
本発明に係る処理装置は、前記方向検出部は、前記表示画面に対して接触操作された箇所における前記表示画面との接触領域の回転方向を検出するようにしてあることを特徴とする。
本発明に係るプログラムは、表示部と接続可能なコンピュータに、前記表示部に表示された複数の処理情報から前記表示部の表示画面に対する接触操作にて選択された処理情報に対応する処理を行って表示データを生成させるためのプログラムにおいて、前記コンピュータに、前記表示画面に対して接触操作された箇所から前記表示画面に接触した状態で前記表示画面に沿って移動する移動操作における移動方向を検出するステップと、検出した移動方向に応じた向きで、前記表示データを前記表示部に表示するステップとを実行させることを特徴とする。
本発明では、処理装置が、表示部の表示画面に対する接触操作(タッチ操作)にて複数の処理から実行すべき処理の選択を受け付け、接触操作された箇所から表示画面に接触した状態で前記表示画面に沿って移動する移動操作(スライド操作)にて、処理を実行した際の表示画面の向きの選択を受け付ける。よって、ユーザは、例えばフリック操作(フリック入力)のように一連の接触操作及び移動操作を1回行うことによって、実行したい処理(アプリケーション)及び表示画面の向きを指定(選択)できる。これにより、ユーザが所望のアプリケーションの実行指示を行う際に表示画面の向きも指定できるので、ユーザの操作が簡略化され操作性が向上する。
実施形態1に係る電子機器の構成例を示すブロック図である。 電子機器によるアプリケーションの起動処理の手順を示すフローチャートである。 電子機器によるアプリケーションの起動処理を説明するための模式図である。 電子機器による表示画面例を示す模式図である 実施形態2に係る電子機器の構成例を示すブロック図である。 実施形態2の電子機器における回転操作を説明するための模式図である。 実施形態2の電子機器によるアプリケーションの起動処理の手順を示すフローチャートである。 実施形態3の電子機器によるメニュー画面の表示処理の手順を示すフローチャートである。 実施形態3の電子機器による表示画面例を示す模式図である。 実施形態3の電子機器によるメニュー画面の表示処理を説明するための模式図である。 実施形態4に係る電子機器の構成例を示すブロック図である。
以下に、本発明に係る処理装置及びプログラムについて、その実施形態を示す図面に基づいて詳述する。
(実施形態1)
以下に、本発明に係る処理装置を適用した実施形態1の電子機器について説明する。図1は、実施形態1に係る電子機器の構成例を示すブロック図である。本実施形態1の電子機器1は、制御部10、RAM(Random Access Memory)11、記憶部12、表示制御部13、入力制御部14、及びスライド方向判定部15等を有し、それぞれはバスを介して相互に接続されている。
本実施形態1の電子機器1は、例えば、携帯電話機、スマートフォン、携帯型のコンピュータ、携帯型のゲーム機であるが、表示パネル13a及びタッチパネル14aを有する機器であればどのような機器でもよい。
制御部10は、CPU(Central Processing Unit)又はMPU(Micro Processor Unit)等である。制御部10は、記憶部12に記憶されている制御プログラムを適宜RAM11にロードして実行することにより上述のハードウェア各部を制御すると共に、本発明に係る処理装置としての動作を実行する。
RAM11は、SRAM(Static RAM)、DRAM(Dynamic RAM)、フラッシュメモリ等である。RAM11は、制御部10による制御プログラムの実行時に発生する種々のデータを一時的に記憶する。記憶部12は、EEPROM(Electrically Erasable and Programmable ROM)、フラッシュメモリ、HDD(Hard Disk Drive)等の不揮発性メモリである。記憶部12は、制御部10が実行すべき制御プログラム及び各種データを予め記憶している。また記憶部12は、制御プログラムとして、電子機器1に搭載された各種の機能を実現するためのアプリケーションプログラム(以下、アプリケーションという)を記憶している。
表示制御部13には表示パネル(表示部)13aが接続されている。表示パネル13aは例えば矩形の液晶ディスプレイであり、この場合、表示制御部13はLCD(Liquid Crystal Display)ドライバである。表示制御部13は、制御部10からの指示に従って各種情報を表示パネル13aに表示させる。なお、表示パネル13aは、プラズマディスプレイ又は有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイであってもよく、この場合、表示制御部13は、プラズマディスプレイ又は有機ELディスプレイ用のドライバとなる。
入力制御部14にはタッチパネル14aが接続されている。タッチパネル14aは、静電容量方式、抵抗膜方式、電磁誘導方式又は赤外線方式等の各種のタッチセンサであり、例えば、表示パネル13aの表示画面側に配置されている。入力制御部14は、例えばタッチパネルドライバであり、タッチパネル14aに対して例えばユーザの指が接触したか否か(タッチ操作が行われたか否か)を検出し、ユーザの指がタッチパネル14aに接触した場合、タッチパネル14aの表面に対する接触位置(以下、操作位置という)に係る座標情報を算出する。本実施形態1では、タッチパネル14aに対してタッチ操作する操作体をユーザの指を例に説明するが、操作体は所定のペン等であってもよい。また操作位置に係る座標情報は、例えば、タッチパネル14aの座標軸原点を正面視左上角とし、左から右へ向かう方向をx軸正方向とし、上から下へ向かう方向をy軸正方向としたx座標値及びy座標値で示すことができる。入力制御部14は、算出した座標情報を随時制御部10へ送出する。
制御部10は、入力制御部14によって算出された操作位置に係る座標情報と、表示制御部13によって表示パネル13aに表示中の画面情報とに基づいて、タッチ操作にてユーザが選択した情報又は処理を特定する。制御部10は、選択された情報を受け付け、又は選択された処理を実行する。例えば、表示パネル13aに複数のアイコンが表示されていた場合、制御部10は、タッチ操作にてユーザが選択したアイコンを特定し、特定したアイコンに対応するアプリケーションを記憶部12からRAM11に読み出して実行する。即ち、制御部10は、複数のアプリケーション(処理)に対応付けられている複数のアイコン(処理情報)からタッチ操作にて選択されたアイコンに対応するアプリケーションを実行する処理部として動作する。
入力制御部14は、ユーザの指がタッチパネル14aに対して連続して接触している場合、例えば、ユーザが自身の指にてスライド操作(移動操作)を行っている場合、所定時間間隔(例えば、数10m秒、数100m秒毎)で操作位置の座標情報を算出する。入力制御部14は、所定時間間隔で算出した座標情報も随時制御部10へ送出する。なお、スライド操作とは、ユーザの指がタッチパネル14a(表示パネル13aの表示画面)に対して接触した状態でタッチパネル14a(表示パネル13aの表示画面)に沿ってスライド(移動)する操作である。
スライド方向判定部(方向検出部)15は、ユーザがタッチパネル14aに対してスライド操作を行った場合、入力制御部14にて所定時間間隔で順次算出される操作位置の座標情報に基づいて、操作位置が移動するスライド方向(移動操作における移動方向)を判定する。具体的には、スライド方向判定部15は、例えば表示パネル13aが起立状態である場合、タッチパネル14aに対して(表示パネル13aの表示画面に沿って)上方向、下方向、左方向又は右方向のいずれの方向にスライド操作されたかを判定する。スライド方向判定部15は、判定したスライド方向を制御部10に通知する。
スライド方向判定部15は、専用のハードウェア回路にて構成されてもよいし、記憶部12に記憶してある本発明に係るプログラムを制御部10が実行することによって実現されるソフトウェア機能として構成されてもよい。
本実施形態1の電子機器1は、タッチパネル14a以外に機械式の操作ボタンを備えてもよく、機械式の操作ボタンも入力制御部14に接続される。機械式の操作ボタンがユーザによって操作(例えば押下)された場合、入力制御部14は、操作されたボタンに応じた信号を制御部10へ送出し、制御部10は、受信した信号に応じて、いずれの操作ボタンが操作されたかを把握する。
以下に、本実施形態1の電子機器1が、タッチパネル14aに対するユーザの操作に基づいてアプリケーションを起動する際の処理について説明する。図2は、電子機器1によるアプリケーションの起動処理の手順を示すフローチャートであり、図3は、電子機器1によるアプリケーションの起動処理を説明するための模式図であり、図4は、電子機器1による表示画面例を示す模式図である。
本実施形態1の電子機器1は、自機が有する機能(アプリケーション)に対する実行指示を受け付けるためのアイコンを並べた初期画面を表示パネル13aに表示している(S1)。図3Aには初期画面の例を示しており、図3Aに示す例では、電話機能、電話帳機能、メール機能、ブラウザ機能、カメラ機能、TV機能等の各アプリケーションを示すアイコンが複数表示されている。
電子機器1は、表示中のアイコンのいずれかに対してタッチ操作されたか否かを判断する(S2)。具体的には、電子機器1は、入力制御部14にてタッチパネル14aに対してユーザによるタッチ操作が行われたか否かを判断しており、タッチ操作が行われた場合、入力制御部14にてタッチパネル14aに対するユーザの操作位置の座標情報を算出する。そして電子機器1は、算出された座標情報と、表示パネル13aに表示中の各アイコンの表示位置とに基づいて、ユーザの操作位置がいずれかのアイコンの表示領域内にあるか否かを制御部10にて判断する。ユーザの操作位置がいずれかのアイコンの表示領域内にあると制御部10にて判断された場合、電子機器1は、このアイコンに対してタッチ操作が行われたと判断する。
いずれのアイコンに対してもタッチ操作されていないと判断した場合(S2:NO)、電子機器1は、いずれかのアイコンに対してタッチ操作されるまで、ステップS2の処理を繰り返す。いずれかのアイコンに対してタッチ操作されたと判断した場合(S2:YES)、電子機器1は、タッチ操作の後に行われたスライド操作におけるスライド方向をスライド方向判定部15にて判定する(S3)。なお、本実施形態1の電子機器1では、ユーザは、いずれかのアイコンに対してタッチ操作することにより所望のアプリケーションの実行指示を行う。また、ユーザは、タッチ操作した後に任意の方向にスライド操作することにより、アプリケーションを起動させた際の表示画面(アプリケーションを実行することにより生成される表示データに基づくアプリケーション画面)の向きを指定できる。
図3Bには、ユーザが指FにてTV機能のアイコンIに対してタッチ操作し、その後、白抜き矢符で示すように表示画面(アイコンI)の下側へスライド操作する場合の例を示し、図3Cには、ユーザが指FにてアイコンIに対してタッチ操作し、その後、白抜き矢符で示すように表示画面(アイコンI)の上側へスライド操作する場合の例を示す。また、図3Dには、ユーザが指FにてアイコンIに対してタッチ操作し、その後、白抜き矢符で示すように表示画面(アイコンI)の右側へスライド操作する場合の例を示し、図3Eには、ユーザが指FにてアイコンIに対してタッチ操作し、その後、白抜き矢符で示すように表示画面(アイコンI)の左側へスライド操作する場合の例を示す。なお、図3Aに示す初期画面における上下方向及び左右方向を、それぞれ上下方向及び左右方向とする。
電子機器1は、スライド方向判定部15にて判定したスライド方向が下方向であるか否かを判断する(S4)。スライド方向が下方向であると判断した場合(S4:YES)、即ち、いずれかのアイコンに対してタッチ操作された箇所から下側へのスライド操作が行われた場合、電子機器1は、表示パネル13aの下側が表示画面(アプリケーション画面)の上側となるように、タッチ操作にて選択されたアプリケーションを起動させる(S5)。具体的には、制御部(表示向き制御部)10は、タッチ操作にて選択されたアプリケーションを起動させ、アプリケーションを起動させることによって生成されるアプリケーション画面を、スライド操作におけるスライド方向(ここでは下方向)に応じた向きで表示させる。なお、電子機器1は、アプリケーションを起動させることによって生成されたアプリケーション画面に対して回転処理を行うことによって、表示パネル13aの下側にアプリケーション画面の上側が表示されるようにしてもよい。これにより、図4Aに示すように、縦長のアプリケーション画面が、画面の上側を表示パネル13aの下側にして表示される。なお、図4A〜Dに示す表示画面における上下方向及び左右方向は、図3Aに示す初期画面における上下方向及び左右方向に一致するものとする。
スライド方向判定部15にて判定したスライド方向が下方向でないと判断した場合(S4:NO)、電子機器1は、スライド方向が上方向であるか否かを判断する(S6)。スライド方向が上方向であると判断した場合(S6:YES)、即ち、いずれかのアイコンに対してタッチ操作された箇所から上側へのスライド操作が行われた場合、電子機器1は、表示パネル13aの上側が表示画面(アプリケーション画面)の上側となるように、タッチ操作にて選択されたアプリケーションを起動させる(S7)。これにより、図4Bに示すように、縦長のアプリケーション画面が、画面の上側を表示パネル13aの上側にして表示される。
スライド方向判定部15にて判定したスライド方向が上方向でないと判断した場合(S6:NO)、電子機器1は、スライド方向が右方向であるか否かを判断する(S8)。スライド方向が右方向であると判断した場合(S8:YES)、即ち、いずれかのアイコンに対してタッチ操作された箇所から右側へのスライド操作が行われた場合、電子機器1は、表示パネル13aの右側が表示画面(アプリケーション画面)の上側となるように、タッチ操作にて選択されたアプリケーションを起動させる(S9)。これにより、図4Cに示すように、横長のアプリケーション画面が、画面の上側を表示パネル13aの右側にして表示される。
スライド方向判定部15にて判定したスライド方向が右方向でないと判断した場合(S8:NO)、電子機器1は、スライド方向が左方向であるか否かを判断する(S10)。スライド方向が左方向であると判断した場合(S10:YES)、即ち、いずれかのアイコンに対してタッチ操作された箇所から左側へのスライド操作が行われた場合、電子機器1は、表示パネル13aの左側が表示画面(アプリケーション画面)の上側となるように、タッチ操作にて選択されたアプリケーションを起動させる(S11)。これにより、図4Dに示すように、横長のアプリケーション画面が、画面の上側を表示パネル13aの左側にして表示される。
スライド方向判定部15にて判定したスライド方向が左方向でないと判断した場合(S10:NO)、又は、ステップS5,S7,S9,S11でアプリケーションを起動させた場合、電子機器1は上述の処理を終了する。上述したように、本実施形態1の電子機器1は、ユーザによるタッチ操作にて選択されたアプリケーションを起動させると共に、ユーザによるスライド操作におけるスライド方向に応じた向きにてアプリケーション画面を表示パネル13aに表示させる。
なお、電子機器1は、いずれかのアイコンに対してタッチ操作のみが行われた場合、即ち、タッチ操作の後にスライド操作が行われなかった場合、タッチ操作にて選択されたアプリケーションを、予め設定してあるデフォルトの状態で起動させてもよい。デフォルトの状態とは、例えば、表示パネル13aの上側がアプリケーション画面の上側となる状態である。また、本来縦長の表示データを横長のアプリケーション画面にて表示する場合、又は本来横長の表示データを縦長のアプリケーション画面にて表示する場合、表示データに対して拡大処理又は縮小処理を適宜行ってもよいし、表示パネル13aにおいて、表示データがない領域に黒画像又は所定の画像を挿入する処理を行ってもよい。
上述した処理により、本実施形態1の電子機器では、タッチパネル14aに対するユーザのタッチ操作によって、起動すべきアプリケーションが選択され、タッチ操作からのスライド操作によって、アプリケーションを起動させた場合のアプリケーション画面の向きが指定される。即ち、フリック操作(フリック入力)のように、一連のタッチ操作及びスライド操作を1回行うことによってアプリケーションの実行指示だけでなく、アプリケーション画面の向きも指定できるので操作性が向上する。
よって、例えば表示パネル13aを縦長の状態にして電子機器1が所定のスタンドに支持されている場合に、表示画面を横向き(横長)で表示パネル13aに表示させることによって、ユーザが寝転がった状態でも見易い画面を表示させることができる。
上述の実施形態1の電子機器1では、タッチパネル14aに対するユーザのタッチ操作の後に行われるスライド操作が、表示パネル13aの下方向、上方向、右方向又は左方向への移動操作であった。このほかに、スライド操作は、例えば、タッチパネル14aに対してタッチ操作された箇所から時計回り又は反時計回りに円弧を描く移動操作であってもよい。この場合、ユーザは、いずれかのアイコンに対してタッチ操作することにより所望のアプリケーションの実行指示を行うと共に、タッチ操作した後に時計回り又は反時計回りに円弧を描くスライド操作を行うことにより、アプリケーションを起動させた際の表示画面の向きを指定できる。また、スライド操作におけるスライド方向と、アプリケーションを起動させた場合のアプリケーション画面の向きとの対応を任意に変更できるようにしてもよい。
(実施形態2)
以下に、実施形態2の電子機器について説明する。図5は、実施形態2に係る電子機器の構成例を示すブロック図である。本実施形態2の電子機器1は、上述した実施形態1の電子機器1においてスライド方向判定部15の代わりに回転方向判定部16を有する。その他の構成は、上述した実施形態1と同様であるので、同様の構成については同一の符号を付して説明を省略する。
上述した実施形態1の電子機器1では、ユーザは、タッチパネル14aに対してタッチ操作することにより、起動させるアプリケーション(アプリケーションを示すアイコン)を選択し、タッチ操作した後にスライド操作することにより、アプリケーションを起動させた際のアプリケーション画面の向きを指定していた。
本実施形態2の電子機器1では、ユーザは、タッチパネル14aに対してタッチ操作することにより、起動させるアプリケーションを選択し、タッチ操作した後に回転操作することにより、アプリケーションを起動させた際のアプリケーション画面の向きを指定できる。なお、回転操作とは、ユーザが自身の指をタッチパネル14a(表示パネル13aの表示画面)に対して接触させた状態でタッチパネル14a(表示パネル13aの表示画面)に対して回転させる操作である。
図6は、実施形態2の電子機器1における回転操作を説明するための模式図である。図6において、ハッチングを付した領域R1〜R4は、ユーザの指F1〜F4がアイコンI(タッチパネル14a)に対して接触する領域を示しており、理解し易いように指F1〜F4の上側に図示している。また図6Aには、ユーザが指F1にてTV機能のアイコンIに対してタッチ操作し、その後、指F2の状態となるまで時計回りに回転操作した場合の例を示す。また図6Bには、ユーザが指F3にてアイコンIに対してタッチ操作し、その後、指F4の状態となるまで反時計回りに回転操作した場合の例を示す。なお、図6A,Bに示すアイコンIにおける上下方向及び左右方向は、図3Aに示す初期画面における上下方向及び左右方向に一致するものとする。
よって、本実施形態2の電子機器1において、回転方向判定部16は、入力制御部14にて所定時間間隔で順次算出される操作位置の座標情報に基づいて、タッチパネル14a(表示パネル13aの表示画面)に対して時計回り又は反時計回りのいずれの方向に回転操作(ひねり操作)されたかを判定する。具体的には、回転方向判定部16は、操作位置の座標情報の変化に基づいて、ユーザの指がタッチパネル14a(表示パネル13aの表示画面)に接触するタッチ領域の形状の変化を検出し、タッチ領域の変化に応じて、タッチ領域が回転する方向を判定する。例えば、図6Aに示すように時計回りの回転操作が行われる場合、ユーザの指とタッチパネル14aとのタッチ領域は、領域R1から領域R2に変化する。また、図6Bに示すように反時計回りの回転操作が行われる場合、ユーザの指とタッチパネル14aとのタッチ領域は、領域R3から領域R4に変化する。このようなタッチ領域の変化に基づいて、回転方向判定部16は、いずれの方向への回転操作が行われたかを判定できる。
また、回転方向判定部16は、タッチ領域内の複数箇所において、ユーザの指による押圧力の変化を検出し、複数箇所における押圧力の変化に応じて、タッチパネル14aに対していずれの方向への回転操作が行われたかを判定してもよい。
回転方向判定部16は、判定した回転方向を制御部10に通知する。なお、回転方向判定部16も、専用のハードウェア回路にて構成されてもよいし、記憶部12に記憶してある本発明に係るプログラムを制御部10が実行することによって実現されるソフトウェア機能として構成されてもよい。
以下に、本実施形態2の電子機器1が、タッチパネル14aに対するユーザの操作に基づいてアプリケーションを起動する際の処理について説明する。図7は、実施形態2の電子機器1によるアプリケーションの起動処理の手順を示すフローチャートである。
本実施形態2の電子機器1は、上述の実施形態1の電子機器1と同様に、図3Aに示すような初期画面を表示パネル13aに表示しており(S21)、表示中のアイコンのいずれかに対してタッチ操作されたか否かを判断する(S22)。
いずれのアイコンに対してもタッチ操作されていないと判断した場合(S22:NO)、電子機器1は、いずれかのアイコンに対してタッチ操作されるまで、ステップS22の処理を繰り返す。いずれかのアイコンに対してタッチ操作されたと判断した場合(S22:YES)、電子機器1は、タッチ操作の後に行われた回転操作における回転方向を回転方向判定部16にて判定する(S23)。
電子機器1は、回転方向判定部16にて判定した回転方向が時計回り(右回り)の方向であるか否かを判断する(S24)。回転方向が時計回りの方向であると判断した場合(S24:YES)、即ち、いずれかのアイコンに対してタッチ操作された箇所において、タッチ領域が時計回りに回転する回転操作が行われた場合、電子機器1は、表示パネル13aの右側が表示画面(アプリケーション画面)の上側となるように、タッチ操作にて選択されたアプリケーションを起動させる(S25)。これにより、図4Cに示すように、横長のアプリケーション画面が、画面の上側を表示パネル13aの右側にして表示される。
回転方向が時計回りの方向でないと判断した場合(S24:NO)、電子機器1は、回転方向が反時計回り(左回り)の方向であるか否かを判断する(S26)。回転方向が反時計回りの方向であると判断した場合(S26:YES)、即ち、いずれかのアイコンに対してタッチ操作された箇所において、タッチ領域が反時計回りに回転する回転操作が行われた場合、電子機器1は、表示パネル13aの左側が表示画面(アプリケーション画面)の上側となるように、タッチ操作にて選択されたアプリケーションを起動させる(S27)。これにより、図4Dに示すように、横長のアプリケーション画面が、画面の上側を表示パネル13aの左側にして表示される。
回転方向が反時計回りの方向でないと判断した場合(S26:NO)、又は、ステップS25,S27でアプリケーションを起動させた場合、電子機器1は上述の処理を終了する。なお、電子機器1は、いずれかのアイコンに対してタッチ操作のみが行われた場合、即ち、タッチ操作の後に回転操作が行われなかった場合、タッチ操作にて選択されたアプリケーションを、予め設定してあるデフォルトの状態で起動させてもよい。
上述した処理により、本実施形態2の電子機器では、タッチパネル14aに対するユーザのタッチ操作によって、起動すべきアプリケーションが選択され、タッチ操作からの回転操作によって、アプリケーションを起動させた場合のアプリケーション画面の向きが指定される。即ち、タッチ操作を行った後に回転操作を行うというタッチパネル14aに対して1回の操作を行うことによってアプリケーションの実行指示だけでなく、アプリケーション画面の向きも指定できるので操作性が向上する。
よって、例えば表示パネル13aを縦長の状態にして電子機器1が所定のスタンドに支持されている場合に、表示画面を横向き(横長)で表示パネル13aに表示させることによって、ユーザが寝転がった状態でも見易い画面を表示させることができる。
(実施形態3)
以下に、実施形態3の電子機器について説明する。本実施形態3の電子機器1は、上述した実施形態1の電子機器1と同様の構成にて実現可能であり、同様の構成については同一の符号を付して説明を省略する。
上述した実施形態1の電子機器1は、ユーザがタッチパネル14aに対する操作にて所望のアプリケーションの実行指示を行う際に、アプリケーション画面の向きも指定できる構成であった。
本実施形態3の電子機器1は、ユーザがタッチパネル14aに対する操作にて所望のメニュー画面の表示指示を行う際に、メニュー画面の向きも指定できる構成である。
以下に、本実施形態3の電子機器1が、タッチパネル14aに対するユーザの操作に基づいてメニュー画面を表示する際の処理について説明する。図8は、実施形態3の電子機器1によるメニュー画面の表示処理の手順を示すフローチャートであり、図9は、実施形態3の電子機器1による表示画面例を示す模式図であり、図10は、実施形態3の電子機器1によるメニュー画面の表示処理を説明するための模式図である。
本実施形態3の電子機器1において、例えばユーザは、電子機器1に関する設定処理を行う場合、タッチパネル14aに対して適切にタッチ操作を行うことにより、設定処理を行うためのメニュー画面を表示パネル13aに表示させる。電子機器1は、ユーザによる操作に従って、設定処理を行うためのメニュー画面における初期画面を表示パネル13aに表示する(S31)。図9には初期画面の例を示しており、図9に示す例では、設定処理対象として、プロフィール、通話、サウンド、ディスプレイ等の各メニュー(選択肢)が複数表示されている。
電子機器1は、表示中のメニューのいずれかに対してタッチ操作されたか否かを判断する(S32)。具体的には、電子機器1は、入力制御部14にてタッチパネル14aに対してユーザによるタッチ操作が行われたか否かを判断しており、タッチ操作が行われた場合、入力制御部14にてタッチパネル14aに対するユーザの操作位置の座標情報を算出する。そして電子機器1は、算出された座標情報が、表示パネル13aに表示中のいずれかのメニューの表示領域内にあるか否かを制御部10にて判断する。算出された座標情報(ユーザの操作位置)がいずれかのメニューの表示領域内にあると制御部10にて判断された場合、電子機器1は、このメニューに対してタッチ操作が行われたと判断する。
いずれのメニューに対してもタッチ操作されていないと判断した場合(S32:NO)、電子機器1は、いずれかのメニューに対してタッチ操作されるまで、ステップS32の処理を繰り返す。いずれかのメニューに対してタッチ操作されたと判断した場合(S32:YES)、電子機器1は、タッチ操作の後に行われたスライド操作におけるスライド方向をスライド方向判定部15にて判定する(S33)。なお、本実施形態3の電子機器1では、ユーザは、いずれかのメニューに対してタッチ操作することにより所望のメニュー画面の表示指示を行うと共に、タッチ操作した後に右方向又は左方向にスライド操作する、又はスライド操作しないことにより、表示させるメニュー画面の向きを指定できる。
図10Aには、ユーザが指FにてディスプレイのメニューMに対してタッチ操作し、その後、スライド操作しない場合の例を示す。図10Bには、ユーザが指FにてメニューMに対してタッチ操作し、その後、白抜き矢符で示すように表示画面(メニューM)の右側へスライド操作する場合の例を示す。図10Cには、ユーザが指FにてメニューMに対してタッチ操作し、その後、白抜き矢符で示すように表示画面(メニューM)の左側へスライド操作する場合の例を示す。なお、図10A〜Cに示すメニューM及びメニュー画面における上下方向及び左右方向は、図9に示す初期画面における上下方向及び左右方向に一致するものとする。
電子機器1は、スライド方向判定部15による判定処理の結果、スライド操作が行われたか否かを判断する(S34)。スライド操作が行われなかったと判断した場合(S34:NO)、電子機器1は、表示パネル13aの上側がメニュー画面の上側となるように、タッチ操作にて選択されたメニューのメニュー画面を表示させる(S35)。これにより、図10Aの右側に示すように、ディスプレイの設定処理に用いる縦長のメニュー画面が、画面の上側を表示パネル13aの上側にして表示される。
スライド操作が行われたと判断した場合(S34:YES)、電子機器1は、スライド方向判定部15にて判定したスライド方向が右方向であるか否かを判断する(S36)。スライド方向が右方向であると判断した場合(S36:YES)、電子機器1は、表示パネル13aの右側がメニュー画面の上側となるように、タッチ操作にて選択されたメニューのメニュー画面を表示させる(S37)。これにより、図10Bの右側に示すように、ディスプレイの設定処理に用いる横長のメニュー画面が、画面の上側を表示パネル13aの右側にして表示される。
スライド方向が右方向でないと判断した場合(S36:NO)、電子機器1は、スライド方向が左方向であるか否かを判断する(S38)。スライド方向が左方向であると判断した場合(S38:YES)、電子機器1は、表示パネル13aの左側がメニュー画面の上側となるように、タッチ操作にて選択されたメニューのメニュー画面を表示させる(S39)。これにより、図10Cに示すように、ディスプレイの設定処理に用いる横長のメニュー画面が、画面の上側を表示パネル13aの左側にして表示される。
スライド方向が左方向でないと判断した場合(S38:NO)、又は、ステップS35,S37,S39でメニュー画面を表示させた場合、電子機器1は上述の処理を終了する。
上述した処理により、本実施形態3の電子機器では、タッチパネル14aに対するユーザのタッチ操作によって、初期画面(メニュー画面)中のメニューのいずれかが選択され、タッチ操作からのスライド操作によって、選択されたメニューのメニュー画面の向きが指定される。即ち、フリック操作(フリック入力)のように、一連のタッチ操作及びスライド操作を1回行うことによってメニューの選択だけでなく、選択したメニューのメニュー画面の向きも指定できるので操作性が向上する。また、例えば表示パネル13aを縦長の状態にして電子機器1が所定のスタンドに支持されている場合に、表示画面を横向き(横長)で表示パネル13aに表示させることによって、ユーザが寝転がった状態でも見易い画面を表示させることができる。
本実施形態3の電子機器1においても、実施形態2の電子機器1の構成を適用できる。即ち、本実施形態3の電子機器1において、タッチパネル14aに対するユーザのタッチ操作によって、メニュー画面中のメニューが選択され、タッチ操作の後の回転操作によって、選択されたメニューのメニュー画面の向きが指定される構成としてもよい。
上述の実施形態1の電子機器1は、ユーザがタッチパネル14aに対してタッチ操作した後に行ったスライド操作におけるスライド方向に応じて、アプリケーション画面の向きを変更する構成であった。また、上述の実施形態2の電子機器1は、ユーザがタッチパネル14aに対してタッチ操作した後に行った回転操作における回転方向に応じて、アプリケーション画面の向きを変更する構成であった。更に、上述の実施形態3の電子機器1は、ユーザがタッチパネル14aに対してタッチ操作した後に行ったスライド操作におけるスライド方向に応じて、メニュー画面の向きを変更する構成であった。このような構成は一例に過ぎず、スライド方向又は回転方向と、アプリケーション画面又はメニュー画面の向きとの対応は適宜変更可能であり、ユーザが直感的に操作し易い組み合わせに設定すればよい。
(実施形態4)
以下に、実施形態4の電子機器について説明する。図11は、実施形態4に係る電子機器の構成例を示すブロック図である。本実施形態4の電子機器1は、図1に示した構成のほかに、外部メモリ17aの接続が可能な外部メモリインタフェース17を備える。なお、外部メモリインタフェース17以外の構成は、上述の実施形態1の電子機器1と同様であるので、同様の構成については同一の符号を付して説明を省略する。
外部メモリ17aは、USB(Universal Serial Bus)メモリ、SD(Secure Digital)メモリカード、CD−ROM(Compact Disk-ROM)又はDVD(Digital Versatile Disk)等であり、外部メモリインタフェース17は、USBインタフェース、SDメモリカードインタフェース、CD−ROMドライバ又はDVDドライバ等である。
外部メモリ17aは、上述の実施形態1で説明した電子機器1を実現するために必要な本発明に係る制御プログラムを記憶している。本実施形態4の電子機器1の制御部10は、外部メモリインタフェース17を介して、外部メモリ17aから制御プログラムを読み出して記憶部12に格納させる。制御部10は、記憶部12に格納された制御プログラムをRAM11に読み出して順次実行する。これにより、本実施形態4の電子機器は、スライド方向判定部15を含む上述の実施形態1で説明した電子機器1と同様の動作を行うことができ、同様の効果が得られる。なお、外部メモリ17aに、上述の実施形態2,3で説明した電子機器1を実現するために必要な制御プログラムが記憶してあってもよい。この場合、本実施形態4の電子機器1の制御部10は、外部メモリ17aから読み出して記憶部12に格納された制御プログラムを順次実行することにより、上述の実施形態2,3で説明した各電子機器1と同様の動作を行うことができる。
なお、電子機器1は、インターネット又はLAN(Local Area Network)等のネットワークに接続するための通信部を有していてもよい。この場合、制御部10は、上述の実施形態1〜3で説明した電子機器1を実現するために必要な本発明に係る制御プログラムを、通信部にてネットワークからダウンロードして記憶部12に格納させてもよい。
また、本実施形態4の電子機器1は、表示パネル13a及びタッチパネル14aを内部には備えず、外部の表示パネル13a及びタッチパネル14aと外部接続される構成でもよい。
上述したように、本発明に係る処理装置を適用した電子機器1によれば、ユーザが一連のタッチ操作及びスライド操作(又は回転操作)を1回行うことによって、起動すべきアプリケーションの選択、及びアプリケーションを起動させた際のアプリケーション画面の向きの指定が可能となる。よって、アプリケーションを起動させる際のユーザの操作が簡略化され、操作性が向上する。また、ユーザが一連のタッチ操作及びスライド操作(又は回転操作)を1回行うことによって、メニューの選択、及び選択されたメニューのメニュー画面の向きの指定が可能となり、メニュー画面の表示を指示するユーザの操作が簡略化され、操作性が向上する。
本発明に係る処理装置(1)は、複数の処理にそれぞれ対応付けられた複数の処理情報を表示部(13a)に表示する表示制御部(13)と、前記複数の処理情報から前記表示部(13a)の表示画面に対する接触操作にて選択された処理情報に対応する処理を行って表示データを生成する処理部(10)とを備える処理装置(1)において、前記表示画面に対して接触操作された箇所から前記表示画面に接触した状態で前記表示画面に沿って移動する移動操作における移動方向を検出する方向検出部(15)と、該方向検出部(15)が検出した移動方向に応じた向きで、前記処理部(10)が生成した表示データを前記表示部(13a)に表示する表示向き制御部(10)とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、処理装置(1)は、複数の処理情報を表示部(13a)に表示しており、表示部(13a)の表示画面に対する接触操作にて、複数の処理情報から1つの選択を受け付け、選択された処理情報に対応する処理を行う。処理装置(1)は、表示部(13a)の表示画面に対して接触操作された箇所から前記表示画面に沿って接触領域が移動する移動操作における移動方向を検出し、検出した移動方向に応じた向きで、処理部(10)が生成した表示データを表示部(13a)に表示する。よって、表示画面に対する接触操作及び該接触操作に係る箇所からの移動操作に基づいて、実行させる処理の選択及び表示画面の向きを指定できるので、ユーザの操作が簡略化される。
本発明に係る処理装置(1)は、前記表示部(13a)は、矩形の表示パネル(13a)であり、前記表示向き制御部(10)は、前記表示画面における、前記方向検出部(15)が検出した移動方向に応じて定まる一辺の側を、前記処理部(10)が生成した表示データの上側として、前記表示データを表示するようにしてあることを特徴とする。
本発明によれば、処理装置(1)は、表示部(13a)の表示画面において、移動操作における移動方向に応じて定まる一辺の側を、処理部(10)が生成した表示データの上側として、前記表示データを表示する。よって、表示データを、その上側が、表示部(13a)の表示画面における任意の一辺の側となるように表示することができる。
本発明に係る処理装置(1)は、前記表示向き制御部(10)は、前記処理部(10)が生成した表示データに対して回転処理を行い、前記方向検出部(15)が検出した移動方向に応じた向きで前記表示データを表示するようにしてあることを特徴とする。
本発明によれば、処理装置(1)は、処理部(10)が生成した表示データに対して回転処理を行うことにより、表示データを、その上側が、表示部(13a)の表示画面における任意の一辺の側となるように表示することができる。
本発明に係る処理装置(1)は、前記方向検出部(15)は、前記表示画面に対して接触操作された箇所における前記表示画面との接触領域の回転方向を検出するようにしてあることを特徴とする。
本発明によれば、処理装置(1)は、表示部(13a)の表示画面に対して接触操作された箇所における前記表示画面との接触領域が回転する回転方向を検出し、検出した回転方向に応じた向きで、処理部(10)が生成した表示データを表示部(13a)に表示する。よって、表示画面に対する接触操作及び該接触操作に係る箇所における回転操作に基づいて、実行させる処理の選択及び表示画面の向きを指定できるので、ユーザの操作が簡略化される。
本発明に係るプログラムは、表示部(13a)と接続可能なコンピュータ(1)に、前記表示部(13a)に表示された複数の処理情報から前記表示部(13a)の表示画面に対する接触操作にて選択された処理情報に対応する処理を行って表示データを生成させるためのプログラムにおいて、前記コンピュータ(1)に、前記表示画面に対して接触操作された箇所から前記表示画面に接触した状態で前記表示画面に沿って移動する移動操作における移動方向を検出するステップと、検出した移動方向に応じた向きで、前記表示データを前記表示部(13a)に表示するステップとを実行させることを特徴とする。
本発明では、プログラムをコンピュータ(1)に読み取らせて実行させることにより、上述した処理装置をコンピュータ(1)にて実現することが可能となる。
今回開示された実施の形態は、全ての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上述した意味ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内での全ての変更が含まれることが意図される。また、各実施の形態で記載されている技術的特徴は、お互いに組み合わせることが可能である。
1 電子機器(処理装置)
10 制御部(処理部、表示向き制御部)
13 表示制御部
13a 表示パネル(表示部)
14a タッチパネル
15 スライド方向判定部(方向検出部)

Claims (5)

  1. 複数の処理にそれぞれ対応付けられた複数の処理情報を表示部に表示する表示制御部と、前記複数の処理情報から前記表示部の表示画面に対する接触操作にて選択された処理情報に対応する処理を行って表示データを生成する処理部とを備える処理装置において、
    前記表示画面に対して接触操作された箇所から前記表示画面に接触した状態で前記表示画面に沿って移動する移動操作における移動方向を検出する方向検出部と、
    該方向検出部が検出した移動方向に応じた向きで、前記処理部が生成した表示データを前記表示部に表示する表示向き制御部と
    を備えることを特徴とする処理装置。
  2. 前記表示部は、矩形の表示パネルであり、
    前記表示向き制御部は、前記表示画面における、前記方向検出部が検出した移動方向に応じて定まる一辺の側を、前記処理部が生成した表示データの上側として、前記表示データを表示するようにしてあることを特徴とする請求項1に記載の処理装置。
  3. 前記表示向き制御部は、前記処理部が生成した表示データに対して回転処理を行い、前記方向検出部が検出した移動方向に応じた向きで前記表示データを表示するようにしてあることを特徴とする請求項1又は2に記載の処理装置。
  4. 前記方向検出部は、前記表示画面に対して接触操作された箇所における前記表示画面との接触領域の回転方向を検出するようにしてあることを特徴とする請求項1から3までのいずれかひとつに記載の処理装置。
  5. 表示部と接続可能なコンピュータに、前記表示部に表示された複数の処理情報から前記表示部の表示画面に対する接触操作にて選択された処理情報に対応する処理を行って表示データを生成させるためのプログラムにおいて、
    前記コンピュータに、
    前記表示画面に対して接触操作された箇所から前記表示画面に接触した状態で前記表示画面に沿って移動する移動操作における移動方向を検出するステップと、
    検出した移動方向に応じた向きで、前記表示データを前記表示部に表示するステップと
    を実行させることを特徴とするプログラム。
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