JP2015135611A - 情報処理装置 - Google Patents

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真基郎 富田
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Abstract

【課題】ユーザが意識することなく、複数のアプリケーションプログラムを並行して実行させることが可能な情報処理装置を提供する。
【解決手段】アプリケーションプログラムを実行してアプリ画面を表示部に表示している情報処理装置は、所定の操作を受け付けた場合、例えば実行履歴テーブルの格納内容に基づく順序にて、次に実行すべきアプリケーションを特定する。情報処理装置は、実行中のアプリケーションの実行を継続しつつ、特定したアプリケーションを実行し、新たに実行したアプリケーションのアプリ画面を表示部に表示させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、アプリケーションプログラムを実行して表示画面を表示する情報処理装置に関する。
近年、携帯電話、スマートフォン、タブレット端末等の携帯端末装置が普及している。このような携帯端末装置は、動画再生機能、ウェブブラウザ機能、音楽再生機能等の各種の機能を有しており、更に種々のアプリケーションプログラム(アプリケーションソフトウェア、以下ではアプリケーションという)をインストールすることによって種々の機能の追加が可能である。携帯端末装置は、それぞれのアプリケーションを実行した場合、対応する表示画面を表示パネルに表示する。例えば、携帯端末装置が動画再生機能を実行した場合、再生対象の動画が表示パネルに表示され、ウェブブラウザ機能を実行した場合、ユーザによって指定されたウェブページの閲覧画面が表示パネルに表示される。また携帯端末装置が音楽再生機能を実行した場合、音楽再生中であることを通知するための表示画面が表示パネルに表示される。
一般的な携帯端末装置は、1つのアプリケーション(第1アプリケーションとする)の実行中に他のアプリケーション(第2アプリケーションとする)の実行を開始した場合、第1アプリケーションによる表示画面の表示を終了し、第2アプリケーションによる表示画面の表示を開始するように構成されている。またこのとき、携帯端末装置は、第1アプリケーションの実行を休止するように構成されている場合が多い。携帯端末装置は、休止中の第1アプリケーションの実行を再開した場合、休止した時点での表示内容から画面表示を開始(再開)する。即ち携帯端末装置は、同時に1つのアプリケーションしか実行できない構成である場合が多い。
また特許文献1では、同時に複数のアプリケーションの実行が可能な装置が提案されている。特許文献1に開示された装置は、同時に複数のアプリケーションの実行が可能な実行環境と、単一のアプリケーションのみの実行が可能な実行環境とが適宜切り替え可能に構成されている。このような構成により、特許文献1に開示された装置では、限られたリソース資源を利用して複数のアプリケーションを適切に動作させることができる。
特開2010−108295号公報
特許文献1に開示された装置では、2つの実行環境を切り替えるためにユーザは所定の操作(入力デバイスのキーイベント)を行う必要がある。よって、ユーザは、適した実行環境を適切に選択する必要があり、また選択した実行環境への切り替えを指示(操作)する必要があるという問題を有する。
本発明はかかる事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、ユーザが意識することなく、複数のアプリケーションプログラムが並行して実行される動作状態での動作を開始することが可能な情報処理装置を提供することにある。
本発明に係る情報処理装置は、複数のアプリケーションプログラムを並行して実行することが可能な実行部と、該実行部が実行中のアプリケーションプログラムに係る表示画面を表示部に表示させる表示制御部とを備える情報処理装置であって、前記複数のアプリケーションプログラムの順序を所定条件に従って決定する順序決定部と、所定の操作を受け付ける操作部と、前記実行部によるアプリケーションプログラムの実行中に前記操作部が前記所定の操作を受け付けた場合、前記表示部に表示画面が表示中のアプリケーションプログラムに対して前記順序決定部が決定した順序が前又は後のアプリケーションプログラムを前記実行部に実行させる実行制御部とを備えることを特徴とする。
本発明に係る情報処理装置は、前記実行部は、前記実行中のアプリケーションプログラム及び前記実行制御部にて実行指示されたアプリケーションプログラムを並行して実行するようにしてあり、前記表示制御部は、前記実行制御部が前記実行部にアプリケーションプログラムの実行指示を行った場合、表示中の表示画面の表示を終了し、前記実行制御部が前記実行部に実行指示したアプリケーションプログラムに係る表示画面の表示を開始するようにしてあることを特徴とする。
本発明に係る情報処理装置は、前記順序決定部は、前記複数のアプリケーションプログラムの順序を、実行された日時に従って決定するようにしてあることを特徴とする。
本発明に係る情報処理装置は、前記操作部は、前記所定の操作とは異なる他の操作を受け付けるようにしてあり、前記実行部による複数のアプリケーションプログラムの実行中に前記操作部が前記他の操作を受け付けた場合、前記表示制御部は、前記表示部に表示中の表示画面と、該表示画面に係るアプリケーションプログラムに対して前記順序決定部が決定した順序が前又は後のアプリケーションプログラムに係る表示画面とを前記表示部に表示させるようにしてあることを特徴とする。
本発明に係る情報処理装置は、実行中の前記アプリケーションプログラムに対して前記順序決定部が決定した順序が前又は後のアプリケーションプログラムの実行が可能であるか否かを判定する判定部を備え、前記実行制御部は、前記判定部が可能であると判定した場合、前記順序が前又は後のアプリケーションプログラムを前記実行部に実行させるようにしてあることを特徴とする。
本発明では、情報処理装置は、アプリケーションプログラムの実行中に所定の操作を受け付けた場合、表示画面が表示中のアプリケーションプログラムに対して所定条件に従った順序が前又は後の他のアプリケーションプログラムを実行する。即ち、情報処理装置によるアプリケーションの実行中にユーザが所定の操作を行った場合、複数のアプリケーションプログラムの実行が開始される。よって、ユーザは意識することなく所定の操作を行うことによって複数のアプリケーションプログラムが並行して実行される動作状態での動作を開始させることができる。なお、各アプリケーションプログラムを実行させる順序は例えば最後に実行された日時に基づく順序としてもよく、例えば、最後に実行された日時が現在日時に近いアプリケーションプログラムから順に実行させることができる。
実施形態1に係る携帯端末装置の構成を示すブロック図である。 記憶部に記憶してあるテーブルの構成を示す模式図である。 携帯端末装置によるアプリケーションの実行処理の手順を示すフローチャートである。 携帯端末装置によるアプリケーションの実行処理の手順を示すフローチャートである。 携帯端末装置によるアプリケーションの実行処理の手順を示すフローチャートである。 携帯端末装置における表示画面例を示す模式図である。 複数動作状態における2つのアプリ画面の表示処理の手順を示すフローチャートである。 携帯端末装置における表示画面例を示す模式図である。 実行頻度テーブル、アプリ名テーブル及び使用機能テーブルの構成を示す模式図である。 実施形態2の携帯端末装置によるアプリケーションの実行処理の手順を示すフローチャートである。 実施形態2の携帯端末装置における表示画面例を示す模式図である。 携帯端末装置における表示画面例を示す模式図である。 携帯端末装置における表示画面例を示す模式図である。
以下に、本発明に係る情報処理装置について、携帯端末装置に適用した実施形態を示す図面に基づいて詳述する。
(実施形態1)
以下に、本発明に係る情報処理装置を適用した実施形態1の携帯端末装置について説明する。図1は、実施形態1に係る携帯端末装置の構成を示すブロック図である。本実施形態1の携帯端末装置1は、制御部10、RAM(Random Access Memory)11、記憶部12、表示制御部13、入力制御部15等を有し、それぞれはバスを介して相互に接続されている。本実施形態1の携帯端末装置1は、例えば、携帯電話機、スマートフォン、携帯型のコンピュータ、携帯型のゲーム機等であり、表示パネル14及びタッチパネル16を有する機器であればどのような機器でもよい。
制御部10は、CPU(Central Processing Unit)又はMPU(Micro Processor Unit)等である。制御部10は、記憶部12に記憶されている制御プログラムを適宜RAM11にロードして実行することにより上述のハードウェア各部を制御すると共に、本発明に係る情報処理装置としての動作を実行する。
RAM11は、SRAM(Static RAM)、DRAM(Dynamic RAM)、フラッシュメモリ等である。RAM11は、制御部10による制御プログラムの実行時に発生する種々のデータを一時的に記憶する。記憶部12は、EEPROM(Electrically Erasable and Programmable ROM)、フラッシュメモリ、HDD(Hard Disk Drive)等の不揮発性メモリである。記憶部12は、制御部10が実行すべき制御プログラム、及び、単数動作管理テーブル12a,複数動作管理テーブル12b,実行履歴テーブル12c等の各種データを記憶している。また記憶部12は、制御プログラムとして、携帯端末装置1に搭載された(インストールされた)各種の機能を実現するためのアプリケーションプログラム(以下、アプリケーションという)を記憶している。なお、単数動作管理テーブル12a、複数動作管理テーブル12b及び実行履歴テーブル12cの詳細については、図2に基づいて後述する。
表示制御部13には表示パネル(表示部)14が接続されている。表示パネル14は例えば矩形の液晶ディスプレイであり、この場合、表示制御部13はLCD(Liquid Crystal Display)ドライバである。表示制御部13は、制御部10からの指示に従って各種情報を表示パネル14に表示させる。なお、表示パネル14は、プラズマディスプレイ又は有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイであってもよく、この場合、表示制御部13は、プラズマディスプレイ又は有機ELディスプレイ用のドライバとなる。
入力制御部15にはタッチパネル16が接続されている。タッチパネル16は、静電容量方式、抵抗膜方式、電磁誘導方式又は赤外線方式等の各種のタッチセンサであり、例えば、表示パネル14の表示画面側に配置されている。入力制御部15は、例えばタッチパネルドライバであり、タッチパネル16に対するユーザの操作を受け付ける。具体的には、入力制御部(操作部)15は、タッチパネル16に対するユーザによるタッチ操作及びスワイプ操作等を受け付ける。なお、本実施形態1では、タッチパネル16に対してタッチ操作及びスワイプ操作を行う操作体をユーザの指を例に説明するが、操作体は所定のペン等であってもよい。またタッチ操作とは、ユーザの指がタッチパネル16に接触した後にタッチパネル16から離れる操作であり、スワイプ操作とは、ユーザの指がタッチパネル16に接触した状態でタッチパネル16に沿って数cm程度スライド(移動)した後にタッチパネル16から離れる操作である。
具体的には、入力制御部15は、タッチパネル16に対して例えばユーザの指が接触したか否かを検出し、ユーザの指がタッチパネル16に接触した場合、タッチパネル16の表面に対する接触位置(以下、操作位置という)に係る座標情報を算出する。なお、操作位置に係る座標情報は、例えば、タッチパネル16の座標軸原点を正面視左上角とし、左から右へ向かう方向をx軸正方向とし、上から下へ向かう方向をy軸正方向としたx座標値及びy座標値で示すことができる。また入力制御部15は、ユーザの指がタッチパネル16から離れたか否かを検出しており、ユーザの指がタッチパネル16から離れるまでの間、所定時間間隔(例えば、数10m秒、数100m秒毎)で操作位置の座標情報を算出する。入力制御部15は、算出した座標情報に基づいて、タッチパネル16に対してタッチ操作が行われたかスワイプ操作が行われたかを判断する。例えば、ユーザの指がタッチパネル16に接触してから離れるまでの間における操作位置の移動距離が所定距離(例えば1cm、2cm等)未満である場合、タッチ操作が行われたと判断し、所定距離以上である場合、スワイプ操作が行われたと判断する。
入力制御部15は、タッチ操作が行われたと判断した場合、例えば、ユーザの指がタッチパネル16から離れる直前の操作位置の座標情報と、タッチ操作が行われたこととを制御部10に通知する。
また入力制御部15は、スワイプ操作が行われたと判断した場合、ユーザの指がタッチパネル16に接触してから離れるまでの間に時系列に算出した各操作位置に基づいて、各操作位置が移動した方向(スワイプ操作におけるスワイプ方向)を特定する。具体的には、入力制御部15は、例えば表示パネル14が起立状態である場合、タッチパネル16に対して(表示パネル14の表示画面に沿って)左方向、右方向、上方向又は下方向のいずれの方向へのスワイプ操作が行われたかを特定する。そして入力制御部15は、特定したスワイプ方向と、スワイプ操作が行われたこととを制御部10に通知する。
制御部10は、タッチ操作が行われたことを入力制御部15から通知された場合、入力制御部15から通知された操作位置に係る座標情報と、表示制御部13によって表示パネル14に表示中の画面情報とに基づいて、タッチ操作にてユーザが選択した情報又は処理を特定する。制御部10は、選択された情報を受け付け、又は選択された処理を実行する。例えば、表示パネル14に複数のアイコンが表示されていた場合、制御部10は、タッチ操作にてユーザが選択したアイコンを特定し、特定したアイコンに対応するアプリケーションを記憶部12からRAM11に読み出して実行する。即ち、制御部10は、複数のアプリケーションに対応付けられている複数のアイコンからタッチ操作にて選択されたアイコンに対応するアプリケーションを実行する。
また制御部10は、スワイプ操作が行われたことを入力制御部15から通知された場合、入力制御部15から通知されたスワイプ方向に応じた処理を行う。例えば、複数の画像を順次切り替えて表示パネル14に表示するアプリケーションを実行している場合、制御部10は、スワイプ操作が行われる都度、スワイプ方向に応じた順に順次画像を切り替えて表示する。
本実施形態1の携帯端末装置1は、タッチパネル16以外に機械式の操作ボタンを備えてもよく、機械式の操作ボタンも入力制御部15に接続される。機械式の操作ボタンがユーザによって操作(例えば押下)された場合、入力制御部15は、操作されたボタンに応じた信号を制御部10へ送出し、制御部10は、受信した信号に応じて、いずれの操作ボタンが操作されたかを把握する。
図2は、記憶部12に記憶してあるテーブル12a〜12cの構成を示す模式図である。なお、図2Aには単数動作管理テーブル12aの構成例を示し、図2Bには複数動作管理テーブル12bの構成例を示し、図2Cには実行履歴テーブル12cの構成例を示す。
図2Aに示す単数動作管理テーブル12aには、携帯端末装置1にて実行可能なアプリケーション毎に(具体的には、記憶部12に記憶してあるアプリケーション毎に)、各アプリケーションを識別するためのアプリ識別情報と、各アプリケーションを実行させる際に必要となる機能の情報と、各アプリケーションの管理情報とが対応付けて格納されている。管理情報は、各アプリケーションが実行中(動作中)であるか否かを示す動作状態の情報、各アプリケーションに係る表示画面(アプリ画面)が表示パネル14に表示中であるか否かを示す表示状態の情報等を含む。各アプリケーションの必要機能の情報とは、カメラ、テレビチューナ、メモリ使用量、CPU使用率等のハードウェア各部を示す情報である。なお、各アプリケーションの必要機能の情報は単数動作管理テーブル12aに格納されていなくてもよい。
単数動作管理テーブル12aにおけるアプリ識別情報及び必要機能の情報は、記憶部12に記憶してあるアプリケーション毎に予め格納されている。また携帯端末装置1にインストールすることによって記憶部12に新たにアプリケーションプログラムが格納された場合、その都度、制御部10によってアプリ識別情報及び必要機能の情報が単数動作管理テーブル12aに追加して格納される。動作状態の情報は、いずれのアプリケーションも実行されていない初期状態では全てのアプリケーションに対して「非動作」が格納されている。そして制御部10がアプリケーションの実行を開始する都度、対応する動作状態の情報が制御部10にて「動作中」に更新され、制御部10がアプリケーションの実行を終了する都度、対応する動作状態の情報が制御部10にて「非動作」に戻される。表示状態の情報は、いずれのアプリ画面も表示パネル14に表示されていない初期状態では全てのアプリケーションに対して「非表示」が格納されている。そして制御部10が実行中のアプリケーションのアプリ画面の表示を開始する都度、対応する表示状態の情報が制御部10にて「表示中」に更新され、制御部10がアプリ画面の表示を終了する都度、対応する表示状態の情報が制御部10にて「非表示」に戻される。なお、図2Aには、アプリ識別情報が「第1アプリ」のアプリケーションが実行中(動作中)であり、このアプリケーションのアプリ画面が表示パネル14に表示中である場合の単数動作管理テーブル12aの状態を示している。以下では、アプリ識別情報が「第1アプリ」のアプリケーションを省略して「第1アプリ」のアプリケーションと表記し、「第1アプリ」のアプリケーションのアプリ画面を第1アプリ画面と表記する。
本実施形態1の携帯端末装置1において、制御部(実行部)10は複数のアプリケーションを同時に並行して実行することが可能である。また携帯端末装置1は、制御部10が1つのアプリケーションのみを実行する単数動作状態と、制御部10が複数のアプリケーションを同時に並行して実行する複数動作状態とにおける動作が可能である。携帯端末装置1が単数動作状態での動作を行っている場合、制御部10は1つのアプリケーションを実行すると共に、上述した単数動作管理テーブル12aを更新することによって実行中のアプリケーションの状態を管理する。なお、単数動作状態では制御部10は1つのアプリケーションしか実行しないので、例えば「第1アプリ」のアプリケーションの実行中に「第2アプリ」のアプリケーションの実行を指示された場合、制御部10は、「第1アプリ」のアプリケーションの実行を終了して「第2アプリ」のアプリケーションの実行を開始する。このとき制御部10は、単数動作管理テーブル12aにおいて、「第1アプリ」のアプリケーションの動作状態及び表示状態を「非動作」及び「非表示」に更新し、「第2アプリ」のアプリケーションの動作状態及び表示状態を「動作中」及び「表示中」に更新する。即ち、単数動作管理テーブル12aにおいては、1つのアプリケーションの動作状態及び表示状態の情報のみが「動作中」及び「表示中」となる。
携帯端末装置1が複数動作状態での動作を行っている場合、制御部10は実行指示された複数のアプリケーションを実行すると共に、後述する複数動作管理テーブル12bを更新することによって実行中の複数のアプリケーションの状態を管理する。
図2Bに示す複数動作管理テーブル12bには、単数動作管理テーブル12aと同様に、アプリケーション毎にアプリ識別情報、必要機能の情報及び管理情報が対応付けて格納されている。複数動作管理テーブル12bにおけるアプリ識別情報及び必要機能の情報は、単数動作管理テーブル12aにおけるアプリ識別情報及び必要機能の情報と同じ情報である。複数動作管理テーブル12bにおける管理情報は、単数動作管理テーブル12aにおける管理情報と同様に動作状態及び表示状態の情報を含み、更に、複数動作状態において各アプリケーションのアプリ画面が表示パネル14に表示された順序(即ち、各アプリケーションの実行順序)の情報を含む。
複数動作管理テーブル12bにおける動作状態の情報は、初期状態では全てのアプリケーションに対して「非動作」が格納されている。そして制御部10がアプリケーションの実行を開始する都度、対応する動作状態の情報が制御部10にて「動作中」に更新され、制御部10がアプリケーションの実行を終了する都度、対応する動作状態の情報が制御部10にて「非動作」に戻される。なお、複数動作状態では制御部10は複数のアプリケーションを並行して実行できるので、複数動作管理テーブル12bでは、複数のアプリケーションに対する動作状態の情報に「動作中」が格納され得る。また、複数動作管理テーブル12bにおける表示状態の情報は、初期状態では全てのアプリケーションに対して「非表示」が格納されている。そして制御部10が実行中のアプリケーションのアプリ画面の表示を開始する都度、対応する表示状態の情報が制御部10にて「表示中」に更新され、制御部10がアプリ画面の表示を終了する都度、対応する表示状態の情報が制御部10にて「非表示」に戻される。なお、複数動作状態において表示パネル14に表示可能なアプリ画面を2つまでとし、表示中の2つのアプリ画面のうちで広い領域で表示中のアプリケーションに対する表示状態が「表示中」とされ、狭い領域で表示中のアプリケーションに対する表示状態が「部分表示中」とされる。
更に、複数動作管理テーブル12bにおける表示順序は、複数動作状態において制御部10がアプリケーションの実行を開始し、対応するアプリ画面を初めて表示パネル14に表示させた場合に、このアプリ画面の表示順序(このアプリケーションの実行順序)が制御部10にて格納される。図2Bには、「第1アプリ」「第3アプリ」及び「第2アプリ」のアプリケーションがこの順で実行され、この3つのアプリケーションが実行中であり、第2アプリ画面及び第3アプリ画面が表示中である場合の複数動作管理テーブル12bの状態を示している。また、複数動作管理テーブル12bによれば、第2アプリ画面が、第3アプリ画面よりも広い領域で表示されている状態であることが分かる。
図2Cに示す実行履歴テーブル12cには、制御部10にて実行された各アプリケーションのアプリ識別情報に対応付けて、各アプリケーションの最終実行日時が格納されている。なお、対応するアプリ識別情報及び最終実行日時は、最終実行日時の順に、具体的には最終実行日時が遅い(現在日時に近い)順に実行履歴テーブル12cに格納されている。実行履歴テーブル12cの格納内容は、制御部10が各アプリケーションの実行を終了した場合に、その時点の日時を最終実行日時として制御部10にて格納される。なお、制御部10は、アプリ識別情報及び最終実行日時を実行履歴テーブル12cに格納する際に、既に同一のアプリ識別情報が格納されていれば、格納してあるアプリ識別情報及び最終実行日時を削除し、その時点の日時を最終実行日時として新たに格納する。このような実行履歴テーブル12cに基づいて、各アプリケーションの最終実行日時を管理できる。
以下に、本実施形態1の携帯端末装置1が、タッチパネル16に対するユーザの操作に基づいてアプリケーションを実行する処理について説明する。図3乃至図5は、携帯端末装置1によるアプリケーションの実行処理の手順を示すフローチャートであり、図6は、携帯端末装置1における表示画面例を示す模式図である。
本実施形態1の携帯端末装置1は、自装置が有する機能(記憶部12に記憶してあるアプリケーション)に対する実行指示を受け付けるためのアイコンを並べたホーム画面(初期画面)を表示パネル14に表示している(S1)。図6Aには携帯端末装置1においてホーム画面が表示された初期状態を示している。なお、本実施形態1の携帯端末装置1において、表示パネル14の表示面及びタッチパネル16の表面は、下端に設けられた横長のメニュー領域14aと、それ以外の表示領域14bとを有する。メニュー領域14aは、表示画面を1つ前の状態に戻すための「戻る」ボタンB1、及びホーム画面の表示を指示するための「ホーム」ボタンB2が常時表示されている領域である。表示領域14bは、ホーム画面、各アプリケーションに係るアプリ画面等が適宜切り替えられて表示される領域である。図6Aに示すホーム画面には、電話機能、電話帳機能、メール機能、ブラウザ機能、カメラ機能、TV機能等の各アプリケーションを示すアイコンが複数表示されている。
携帯端末装置1の制御部10は、例えばホーム画面に対するユーザのタッチ操作によって、いずれかのアプリケーションに対する実行指示が行われたか否かを判断しており(S2)、実行指示されていないと判断した場合(S2:NO)、実行指示されるまで待機する。具体的には、制御部10は、入力制御部15にてタッチパネル16に対してユーザによるタッチ操作が行われたか否かを判断している。そして、タッチ操作が行われたと判断した場合、制御部10は、入力制御部15にて算出されたユーザの操作位置の座標情報と、表示パネル14に表示中の各アイコンの表示位置とに基づいて、タッチ操作にてユーザが選択したアイコンを特定する。制御部10は、タッチ操作にて選択されたアイコンを特定した場合、特定されたアイコンに対応するアプリケーションに対する実行指示が行われたと判断し(S2:YES)、実行指示されたアプリケーションをRAM11に読み出して実行する(S3)。なお、いずれかのアプリケーションに対する実行指示は、ホーム画面を介して行われるだけでなく、例えばアプリケーションの使用履歴(実行履歴)の一覧画面を介して行われてもよい。
アプリケーションを実行した制御部10は、アプリケーションに対応するアプリ画面を表示制御部13にて表示パネル14に表示させる(S4)。図6Bには表示パネル14の表示領域14bに第1アプリ画面が表示された状態を示す。制御部10は、単数動作管理テーブル12aにおいて、実行したアプリケーションに対応する動作状態を「動作中」に、表示状態を「表示中」にそれぞれ更新する(S5)。これにより、制御部10は、いずれのアプリケーションが実行中であり、表示パネル14にアプリ画面を表示中であるのかを単数動作管理テーブル12aにて管理できる。
次に制御部10は、入力制御部15にてタッチパネル16のメニュー領域14aに対してユーザによる右方向へのスワイプ操作(以下では省略して右スワイプ操作と呼ぶ)が行われたか否かを判断する(S6)。具体的には、制御部10は、図6Bに示すようにユーザの指Fがメニュー領域14aに対して、白抜き矢符で示すような右方向へのスワイプ操作(スライド操作)を行ったか否かを判断する。
右スワイプ操作が行われていないと判断した場合(S6:NO)、制御部10は、ステップS2に処理を戻し、右スワイプ操作が行われるまで、ステップS2〜S6の処理を繰り返す。なお、アプリケーションの実行中に異なるアプリケーションの実行指示が行われた場合(S2:YES)、制御部10は、実行中のアプリケーション(先に実行していたアプリケーション)の実行を終了し、新たに実行指示されたアプリケーションの実行を行う(S3)。なお制御部10は、アプリケーションの実行を終了した場合、終了時点の日時をこのアプリケーションの最終実行日時として実行履歴テーブル12cに格納しておく。また制御部10は、表示中のアプリ画面(先に実行していたアプリケーションのアプリ画面)の表示を終了し、新たに実行したアプリケーションのアプリ画面を表示パネル14に表示させる(S4)。このとき制御部10は、単数動作管理テーブル12aにおいて、実行を終了したアプリケーションに対応する動作状態及び表示状態をそれぞれ「非動作」及び「非表示」に更新し、新たに実行したアプリケーションに対応する動作状態及び表示状態をそれぞれ「動作中」及び「表示中」に更新する(S5)。このように、右スワイプ操作が行われるまでの間は、1つのアプリケーションのみが実行される単数動作状態となり、制御部10は、実行中のアプリケーションの状態を単数動作管理テーブル12aにて管理する。
右スワイプ操作(所定の操作)が行われたと判断した場合(S6:YES)、制御部10は、単数動作状態から複数動作状態に切り替え、複数動作管理テーブル12bを更新する(S7)。具体的には、制御部10は、右スワイプ操作が行われた時点で実行中であったアプリケーションに対応する動作状態及び表示状態をそれぞれ「動作中」及び「表示中」に更新し、このアプリケーションに対応する表示順序を「1」に更新する。
制御部10は、複数動作状態において次に実行すべきアプリケーションを特定する(S8)。本実施形態1の携帯端末装置1では、ユーザによる右スワイプ操作が行われた場合、複数動作状態に移行して異なるアプリケーションが自動的に実行される。また、更にユーザによる右スワイプ操作が行われる都度、更に異なるアプリケーションが順次自動的に実行される。本実施形態1の携帯端末装置1において、このように自動的に実行される各アプリケーションの実行順序は、各アプリケーションの最終実行日時が現在日時に近い順に決定される。よって、制御部(順序決定部)10は、実行履歴テーブル12cに基づいて、実行中のアプリケーションの次に最終実行日時が現在日時に近いアプリケーションを特定する。例えば、図2Cに示す実行履歴テーブル12cによれば、「第1アプリ」のアプリケーションを実行中である場合、「第3アプリ」のアプリケーションが、次に実行すべきアプリケーションに特定される。なお、各アプリケーションの実行順序は、最終実行日時に従った順序に限らず、ユーザによって指定された条件に従った順序とすることができる。
制御部(判定部)10は、特定したアプリケーションの実行が可能であるか否かを判断する(S9)。具体的には、制御部10は、複数動作管理テーブル12bに格納してある各アプリケーションの必要機能の情報に基づいて、特定したアプリケーションの実行が可能であるか否かを判断する。例えば、特定したアプリケーション(次に実行すべきアプリケーション)で使用される予定の機能が、実行中のアプリケーションで既に使用されている場合には、特定したアプリケーションの実行は可能でないと判断する。特定したアプリケーションの実行が可能でないと判断した場合(S9:NO)、制御部10は、実行中のアプリケーションの実行を終了する(S10)。なおこのとき、制御部10は、複数動作管理テーブル12bにおいて、終了したアプリケーションに対応する動作状態及び表示状態をそれぞれ「非動作」及び「非表示」に更新しておく。このように、既に実行中のアプリケーションと次に実行すべきアプリケーションとにおける必要機能が重複する場合に、実行中のアプリケーションの動作を終了させることにより、次に実行すべきアプリケーションの動作環境を確保して安定した動作を実現する。
特定したアプリケーションの実行が可能であると判断した場合(S9:YES)、制御部(実行制御部、実行部)10は、特定したアプリケーションを実行する(S11)。ここでは、制御部10は、先に実行していたアプリケーションの実行を継続しつつ、特定したアプリケーションを新たに実行する。そして制御部10は、先に実行していたアプリケーションのアプリ画面の表示を終了し、図6Cに示すように、新たに実行したアプリケーションのアプリ画面を表示パネル14に表示させる(S12)。また制御部10は、複数動作管理テーブル12bにおいて、新たに実行したアプリケーションに対応する動作状態を「動作中」に、表示状態を「表示中」に、表示順序を例えば「2」にそれぞれ更新する(S13)。なお、表示順序は、複数動作管理テーブル12bに既に格納されている表示順序において最大の数に1を加算した数を格納する。またこのとき、制御部10は、先に実行しており、アプリ画面の表示を終了したアプリケーションに対応する表示状態を「非表示」に更新する。これにより、制御部10は、各アプリケーションが実行中であるか否か、各アプリケーションのアプリ画面が表示パネル14に表示中であるか否かを複数動作管理テーブル12bにて管理できる。
ステップS10で実行中のアプリケーションを終了させた場合、制御部10は、ステップS11に処理を移行し、ステップS11〜S13の処理を行う。
ステップS13の処理後、制御部10は、ステップS6と同様に、入力制御部15にてタッチパネル16のメニュー領域14aに対してユーザによる右スワイプ操作が行われたか否かを判断する(S14)。右スワイプ操作が行われたと判断した場合(S14:YES)、制御部10は、複数動作状態において次に実行すべきアプリケーションが既に実行中であるか否かを判断する(S15)。具体的には、制御部10は、右スワイプ操作が行われた時点で表示中のアプリ画面のアプリケーションに対して、複数動作管理テーブル12bに格納されている表示順序が1つ後のアプリケーションがあるか否かを判断する。そして制御部10は、表示順序が1つ後のアプリケーションがある場合、次に実行すべきアプリケーションが既に実行中であると判断する。次に実行すべきアプリケーションが既に実行中であると判断した場合(S15:YES)、制御部10は、表示中のアプリ画面の表示を終了し、既に実行中の、次に実行すべきアプリケーションのアプリ画面を表示パネル14に表示させる(S20)。そして制御部10は、複数動作管理テーブル12bにおいて、アプリ画面の表示を終了したアプリケーションに対応する表示状態を「非表示」に更新し、アプリ画面の表示を開始(再開)したアプリケーションに対応する表示状態を「表示中」に更新する(S21)。
次に実行すべきアプリケーションがまだ実行されていないと判断した場合(S15:NO)、制御部10は、ステップS8と同様に、実行履歴テーブル12cに基づいて、次に実行すべきアプリケーションを特定する(S16)。そして制御部10は、ステップS9と同様に、特定したアプリケーションの実行が可能であるか否かを判断し(S17)、可能でないと判断した場合(S17:NO)、ステップS10と同様に、実行中のアプリケーションの実行を終了する(S18)。
特定したアプリケーションの実行が可能であると判断した場合(S17:YES)、制御部10は、ステップS11と同様に、先に実行していたアプリケーションの実行を継続しつつ、特定したアプリケーションを新たに実行する(S19)。そして制御部10は、ステップS12と同様に、表示中のアプリ画面の表示を終了し、新たに実行したアプリケーションのアプリ画面を表示パネル14に表示させる(S20)。また制御部10は、ステップS13と同様に、複数動作管理テーブル12bにおいて、新たに実行したアプリケーションに対応する動作状態を「動作中」に、表示状態を「表示中」に、表示順序を例えば「3」にそれぞれ更新する(S21)。なおこのとき、制御部10は、アプリ画面の表示を終了したアプリケーションに対応する表示状態を「非表示」に更新する。なお、ステップS18で実行中のアプリケーションを終了させた場合、制御部10は、ステップS19に処理を移行し、ステップS19〜S21の処理を行う。
ステップS21の処理後、制御部10は、ステップS14に処理を戻し、タッチパネル16のメニュー領域14aに対してユーザによる右スワイプ操作が行われる都度、ステップS15〜S21の処理を繰り返す。これにより、右スワイプ操作が行われる都度、最終実行日時が現在日時に近い順に各アプリケーションが順次起動される。
ステップS14で右スワイプ操作が行われていないと判断した場合(S14:NO)、制御部10は、入力制御部15にてタッチパネル16のメニュー領域14aに対してユーザによる左方向へのスワイプ操作(以下では省略して左スワイプ操作と呼ぶ)が行われたか否かを判断する(S22)。具体的には、制御部10は、図6Cに示すようにユーザの指Fがメニュー領域14aに対して、白抜き矢符で示すような左方向へのスワイプ操作(スライド操作)を行ったか否かを判断する。
本実施形態1の携帯端末装置1では、複数動作状態において複数のアプリケーションの実行中にユーザによる左スワイプ操作が行われた場合、各アプリケーションの最終実行日時に基づいて順次実行された各アプリケーションのアプリ画面が、実行順序の逆順にて表示パネル14に順次表示される。よって、例えば、図2Bに示す複数動作管理テーブル12bによれば、図6Cに示すように第3アプリ画面の表示中に左スワイプ操作が行われた場合、図6Bに示すように、表示順序が1つ前の「第1アプリ」のアプリケーションの第1アプリ画面の表示に表示画面が切り替えられる。
左スワイプ操作が行われたと判断した場合(S22:YES)、制御部10は、複数動作状態において先に実行されたアプリケーション(実行中のアプリケーション)があるか否かを判断する(S23)。具体的には、制御部10は、左スワイプ操作が行われた時点で表示中のアプリ画面のアプリケーションに対して、複数動作管理テーブル12bに格納されている表示順序が1つ前のアプリケーションがあるか否かを判断する。そして制御部10は、表示順序が1つ前のアプリケーションがある場合、先に実行されたアプリケーションがあると判断する。先に実行されたアプリケーションがあると判断した場合(S23:YES)、制御部10は、表示中のアプリ画面の表示を終了し、先に実行されたアプリケーションのアプリ画面を表示パネル14に表示させる(S24)。そして制御部10は、複数動作管理テーブル12bにおいて、アプリ画面の表示を終了したアプリケーションに対応する表示状態を「非表示」に更新し、アプリ画面の表示を開始(再開)したアプリケーションに対応する表示状態を「表示中」に更新する(S25)。これにより、左スワイプ操作が行われる都度、既に実行中のアプリケーションにおいて、複数動作状態における実行順序の逆順にて各アプリ画面を順次切り替えて表示パネル14に表示させることができる。
先に実行されたアプリケーションがないと判断した場合(S23:NO)、制御部10は、ステップS24,S25の処理をスキップし、ステップS14に処理を戻す。
ステップS22で左スワイプ操作が行われていないと判断した場合(S22:NO)、制御部10は、例えばメニュー領域14aに表示されたホームボタンB2に対するユーザのタッチ操作によって、ホーム画面の表示指示が行われたか否かを判断する(S26)。ホーム画面の表示指示が行われていないと判断した場合(S26:NO)、即ち、ホームボタンB2に対するタッチ操作が行われていない場合、制御部10は、ステップS14に処理を戻す。ホーム画面の表示指示が行われたと判断した場合(S26:YES)、制御部10は、複数動作状態から単数動作状態に切り替え、実行中の全てのアプリケーションの実行を終了した後、図6Aに示すようなホーム画面を表示パネル14に表示する(S27)。そして制御部10は、複数動作管理テーブル12bをリセットし(S28)、ステップS2に処理を戻す。なお、複数動作状態から単数動作状態に移行するタイミングは、ホーム画面の表示指示を受け付けたタイミングに限らず、例えばアプリケーションの使用履歴(実行履歴)の一覧画面の表示指示を受け付けたタイミングでもよい。また制御部10は、複数動作管理テーブル12bの全ての動作状態を「非動作」に更新し、全ての表示状態を「非表示」に更新し、全ての表示順序を空欄に更新することによって複数動作管理テーブル12bをリセットする。
上述した処理により、本実施形態1の携帯端末装置1では、単数動作状態での動作中にユーザがタッチパネル16のメニュー領域14aに対して右スワイプ操作を行った場合、複数動作状態での動作に切り替えられる。また、複数動作状態での動作中にホーム画面の表示指示が行われた場合、単数動作状態での動作に切り替えられる。よってユーザが意識することなく、単数動作状態及び複数動作状態間における動作状態の切り替えが行われる。複数動作状態から単数動作状態へ切り替えられることにより、不要なアプリケーションを停止させて消費電力を抑制し、各アプリケーションで使用されるハードウェア各部を解放することにより、以降に実行されるアプリケーションにおける動作環境を確保できる。また、本実施形態1の携帯端末装置1では、複数動作状態において、ユーザによる右スワイプ操作が行われる都度、最終実行日時に基づく順序にてアプリケーションが順次実行されるので、ユーザは各アプリケーションの実行指示を逐一行う必要がない。また、最終実行日時が現在に近い順に各アプリケーションが実行されるので、ユーザが使用したいと思っている可能性の高いアプリケーションの実行が可能となる。
以下に、本実施形態1の携帯端末装置1において、単数動作状態にて「第1アプリ」のアプリケーションが実行され、図6Bに示すように第1アプリ画面が表示されている場合に制御部10が行う処理について具体的に説明する。このような状態においてメニュー領域14aに対して右スワイプ操作が行われた場合、制御部10は、図2Cに示す実行履歴テーブル12cに基づいて、次に実行すべきアプリケーションとして「第3アプリ」のアプリケーションを特定する。そして制御部10は「第3アプリ」のアプリケーションを実行し、図6Cに示すように第3アプリ画面を表示領域14bに表示させる。また、図6Cに示す状態においてメニュー領域14aに対して左スワイプ操作が行われた場合、制御部10は、図2Bに示す複数動作管理テーブル12bに基づいて、先に実行したアプリケーションとして「第1アプリ」のアプリケーションを特定する。そして制御部10は、図6Bに示すように第1アプリ画面に表示状態を戻す。
なお、実行中の各アプリケーションは並行して実行されているので、「第1アプリ」のアプリケーションは、第1アプリ画面が表示パネル14に表示されていないときにも実行が継続されている。従って、例えば、ユーザが「第1アプリ」のアプリケーションを起動させた際に第1アプリ画面の表示に時間を要する場合、異なるアプリケーション(例えば「第3アプリ」のアプリケーション)を起動させる。そして、しばらくしてから第1アプリ画面の表示に戻すことにより、第1アプリ画面が適切に表示されるまでの待ち時間におけるユーザのストレスを緩和でき、ユーザは待ち時間を有効に使用できる。
上述したように、本実施形態1の携帯端末装置1では、複数動作状態において表示パネル14に表示されるアプリ画面が、メニュー領域14aに対するユーザによる右スワイプ操作又は左スワイプ操作に従って、最終実行日時に基づく順序又はその逆順にて順次切り替えられる。更に本実施形態1の携帯端末装置1は、ユーザによる右スワイプ操作又は左スワイプ操作において、ユーザの指がタッチパネル16のメニュー領域14aから離れるまでの間、即ち右スワイプ操作又は左スワイプ操作の実行が確定するまでの間、2つのアプリケーションにおけるアプリ画面を同時に表示できるように構成されている。
従って、入力制御部15は、タッチパネル16に対するユーザによるタッチ操作及びスワイプ操作のほかに、スワイプ操作中であることも検出する。スワイプ操作中とは、スワイプ操作においてユーザの指がタッチパネル16から離れるまでの間の状態、即ち、スワイプ操作が行われたことが確定するまでの間の状態とする。具体的には、入力制御部15は、ユーザの指がタッチパネル16に接触してから離れるまでの間に算出した各操作位置の移動距離が所定距離未満であればタッチ操作が行われたと判断し、所定距離以上であればスワイプ操作が行われたと判断する。このほか、入力制御部15は、例えば、ユーザの指がタッチパネル16に接触してから所定時間(例えば1秒、2秒間)が経過した場合、スワイプ操作中であると判断する。
入力制御部15は、スワイプ操作中であると判断した場合、ユーザの指が最初にタッチパネル16に接触した位置(最初の操作位置)と、現在の操作位置とに基づいて、スワイプ操作におけるスワイプ方向及び移動距離を特定する。そして入力制御部15は、特定したスワイプ方向及び移動距離と、スワイプ操作中であることとを制御部10に通知する。なお、入力制御部15は、スワイプ操作中のユーザの指がタッチパネル16から離れた時点で、スワイプ操作が行われた(スワイプ操作の実行が確定した)と判断する。よって、スワイプ操作の実行が確定するまでの間、入力制御部15は、操作位置の座標情報を算出する都度、スワイプ方向及び移動距離の特定及び制御部10への送出を行う。また入力制御部10は、スワイプ操作の実行が確定した場合、スワイプ方向とスワイプ操作が行われたこととを制御部10に通知する。
制御部10は、スワイプ操作中であることを入力制御部15から通知された場合、入力制御部15から通知されたスワイプ方向及び移動距離に基づいて、既に実行中の2つのアプリケーションのアプリ画面を表示パネル14に表示させる。
以下に、本実施形態1の携帯端末装置1が複数動作状態において2つのアプリ画面を表示パネル14に表示する際の処理についてフローチャートに基づいて説明する。図7は、複数動作状態における2つのアプリ画面の表示処理の手順を示すフローチャートであり、図8は、携帯端末装置1における表示画面例を示す模式図である。なお、本実施形態1の携帯端末装置1において、制御部10は、図3乃至図5に示した処理を行いつつ、複数動作状態での動作中に以下の処理を行う。
本実施形態1の携帯端末装置1において、制御部10は、入力制御部15にてタッチパネル16のメニュー領域14aに対してユーザによるスワイプ操作中であるか否かを判断し(S31)、スワイプ操作中でないと判断した場合(S31:NO)、他の処理を行いつつ待機する。スワイプ操作中であると判断した場合(S31:YES)、制御部10は、入力制御部15にて特定されたスワイプ方向及び移動距離を取得する(S32)。そして制御部10は、取得したスワイプ方向に基づいて、複数動作状態において次に実行すべきアプリケーションが既に実行中であるか否か、又は先に実行されたアプリケーションがあるか否か(即ち、実行中のアプリケーションがあるか否か)を判断する(S33)。
具体的には、スワイプ方向が右方向である場合、制御部10は、表示中のアプリ画面のアプリケーションに対して、複数動作管理テーブル12bに格納されている表示順序が1つ後のアプリケーションがあるか否かを判断する。また、スワイプ方向が左方向である場合、制御部10は、表示中のアプリ画面のアプリケーションに対して、複数動作管理テーブル12bに格納されている表示順序が1つ前のアプリケーションがあるか否かを判断する。実行中のアプリケーションがあると判断した場合(S33:YES)、制御部10は、表示中のアプリ画面と、実行中のアプリケーション(具体的には、既に実行中の次に実行すべきアプリケーション、又は先に実行されたアプリケーション)のアプリ画面とを表示パネル14に表示させる(S34)。
例えば、スワイプ方向が右方向である場合、制御部10は、もともと表示中のアプリ画面を右側に、既に実行中の次に実行すべきアプリケーションのアプリ画面を左側にして2つのアプリ画面を表示させる。また、スワイプ方向が左方向である場合、制御部10は、もともと表示中のアプリ画面を左側に、先に実行されたアプリケーションのアプリ画面を右側にして2つのアプリ画面を表示させる。なおこのとき、制御部10は、ステップS32で取得した移動距離に基づいて、2つのアプリ画面の表示サイズを決定している。例えば、移動距離が1cmの場合、もともと表示中のアプリ画面が表示パネル14の右側又は左側の3/4の領域に表示され、移動距離が2cmの場合、もともと表示中のアプリ画面が表示パネル14の右側又は左側の半分の領域に表示され、移動距離が3cmの場合、もともと表示中のアプリ画面が表示パネル14の右側又は左側の1/4の領域に表示される。なお、これらの数値は一例であり、これらに限らない。
なお、図2Bの複数動作管理テーブル12bに示すように「第1アプリ」「第3アプリ」「第2アプリ」の順に各アプリケーションが実行されており、図6Cに示すように現在第3アプリ画面の表示中である場合について具体的に説明する。第3アプリ画面の表示中に、図8Aに示すようにタッチパネル16(メニュー領域14a)に対して右スワイプ操作が少し(例えば1cm程度)行われている場合(右スワイプ操作中である場合)、第3アプリ画面が表示パネル14の右側の3/4の領域に表示され、第2アプリ画面が残りの領域に表示される。また図8Bに示すように右スワイプ操作の移動距離が長い場合(例えば3cm程度)、第3アプリ画面が表示パネル14の右側の1/4の領域に表示され、第2アプリ画面が残りの領域に表示される。同様に、第3アプリ画面の表示中に、図8Cに示すようにメニュー領域14aに対して左スワイプ操作が少し(例えば1cm程度)行われている場合(左スワイプ操作中である場合)、第3アプリ画面が表示パネル14の左側の3/4の領域に表示され、第1アプリ画面が残りの領域に表示される。また図8Dに示すように左スワイプ操作の移動距離が長い場合(例えば3cm程度)、第3アプリ画面が表示パネル14の左側の1/4の領域に表示され、第1アプリ画面が残りの領域に表示される。
ステップS33で実行中のアプリケーションがないと判断した場合(S33:NO)、制御部10は、ステップS36に処理を移行する。なお、制御部10は、複数動作状態において次に実行すべきアプリケーションが実行中でないと判断した場合(S33:NO)、図3中のステップS8〜S13又は図4中のステップS16〜S21と同様の処理を行い、次に実行すべきアプリケーションを特定して実行してもよい。この場合、新たに実行したアプリケーションのアプリ画面と、もともと表示中のアプリ画面とを表示パネル14に表示させることができる。
制御部10は、複数動作管理テーブル12bにおいて、アプリ画面の表示サイズが大きい方のアプリケーションに対応する表示状態を「表示中」に更新し、アプリ画面の表示領域が小さい方のアプリケーションに対応する表示状態を「部分表示中」に更新する(S35)。図8Aに示す例では、「第3アプリ」のアプリケーションに対する表示状態が「表示中」に更新され、「第2アプリ」のアプリケーションに対する表示状態が「部分表示中」に更新される。また図8Bに示す例では、「第3アプリ」のアプリケーションに対する表示状態が「部分表示中」に更新され、「第2アプリ」のアプリケーションに対する表示状態が「表示中」に更新される。これにより、2つのアプリ画面が表示されている状態において、いずれのアプリ画面が大きい表示サイズで表示されているかを管理できる。
制御部10は、操作中であったスワイプ操作が確定したか否かを入力制御部15にて判断しており(S36)、確定していないと判断した場合(S36:NO)、即ちまだスワイプ操作中である場合、制御部10は、ステップS32に処理を戻す。そして制御部10は、スワイプ操作が確定するまで、入力制御部15にて順次特定されるスワイプ方向及び移動距離を取得し(S32)、ステップS33〜S35の処理を繰り返す。従って、制御部10は、スワイプ操作が確定するまでの間、2つのアプリ画面を表示し、更にユーザによるスワイプ操作における移動距離に応じたサイズで各アプリ画面を表示させることができる。よって、ユーザは2つのアプリ画面を同時に見ることができ、またスワイプ操作における移動距離を変更することにより、より見たい方のアプリ画面をより大きく表示させることができる。
スワイプ操作が確定したと判断した場合(S36:YES)、即ち、スワイプ操作中のユーザの指がタッチパネル16から離れた場合、制御部10は、この時点のスワイプ方向及び移動距離に応じて、表示中の2つのアプリ画面のうちの1つを表示パネル14に表示させる(S37)。ここでは、制御部10は、例えば、小さい表示サイズで表示していたアプリ画面の表示を終了し、大きい表示サイズで表示していたアプリ画面を表示パネル14全体に表示する。そして制御部10は、複数動作管理テーブル12bにおいて、アプリ画面の表示を終了したアプリケーションに対応する表示状態を「非表示」に更新し(S38)、処理を終了する。
制御部10は、上述した処理を行いつつ、実行中の各アプリケーションを並行して実行している。従って例えば、第3アプリ画面が表示待ち状態である場合に、第1アプリ画面又は第2アプリ画面等の他のアプリ画面を同時に表示させることにより、「第3アプリ」のアプリケーションの進捗状態を把握できると共に他のアプリケーションを使用できる。よって、各アプリケーションのアプリ画面の表示に要する待ち時間におけるユーザのストレスを緩和でき、ユーザは待ち時間を有効に使用できる。また、図8A〜Dに示すように、各アプリケーションのアプリ画面が実行順に仮想的に横方向に並べて表示された状態となるので、ユーザはそれぞれのアプリ画面の位置を把握し易く、所望のアプリ画面に表示を切り替えたい場合に操作性がよい。
本実施形態1の携帯端末装置1では、単数動作状態での動作中にユーザがメニュー領域14aに対して右スワイプ操作を行った場合、複数動作状態での動作に切り替えられる構成であった。また本実施形態1の携帯端末装置1では、複数動作状態での動作中にユーザがメニュー領域14aに対して右スワイプ操作を行う都度、実行履歴テーブル12cに基づいて、次に実行すべきアプリケーションが決定されて実行される構成であった。更に本実施形態1の携帯端末装置1では、複数動作状態での動作中にユーザがメニュー領域14aに対して左スワイプ操作又は右スワイプ操作を行った場合、1つ前に実行されたアプリケーション又は1つ後に実行されたアプリケーションのアプリ画面に表示が切り替えられる構成であった。このような構成は一例であり、このような構成に限らない。例えば、右スワイプ操作及び左スワイプ操作を入れ替えて用い、単数動作状態での動作中にユーザが左スワイプ操作を行った場合に複数動作状態での動作に切り替えられる構成としてもよい。また、スワイプ操作以外の操作に基づいて各処理を行う構成としてもよい。
本実施形態1の携帯端末装置1では、複数動作状態での動作中にユーザがメニュー領域14aに対して右スワイプ操作を行う都度、次に実行すべきアプリケーションを決定し、決定したアプリケーションの実行が可能であるか否かを判断する構成であった。そして、決定したアプリケーションの実行が可能であれば実行し、実行が可能でなければ、既に実行中のアプリケーションを終了させた後に、決定したアプリケーションを実行する構成であった。このような構成により、携帯端末装置1はユーザの操作に従った動作を行うことができ、ユーザに自然な操作感を提供することができる。このほかに、決定したアプリケーションの実行が可能でない場合に、即ち、決定したアプリケーションの必要機能が既に実行中のアプリケーションの必要機能に重複する場合、決定したアプリケーションを実行せずに、実行中のアプリケーションの実行を継続する構成としてもよい。このような構成とした場合には、既に実行中のアプリケーションの動作環境を確保して安定した動作を実現できる。なお、既に実行中のアプリケーションの実行を継続するか、次に実行すべきであると決定されたアプリケーションの実行を行うかをユーザによって選択できるように構成してもよい。更に、各アプリケーションの実行によるハードウェア各部の処理負荷を監視しておき、処理負荷が所定基準よりも大きくなった場合に、先に実行させたアプリケーションから順に動作を終了させる構成を備えてもよい。また、アプリケーションの実行順のほかに、アプリ画面の表示順、処理負荷が大きい順に各アプリケーションの動作を終了させるように構成してもよい。この場合、各アプリケーションの動作環境を確保して各アプリケーションを安定して動作させることができる。
本実施形態1の携帯端末装置1は、単数動作管理テーブル12aを用いて単数動作状態において実行中のアプリケーションの状態を管理し、複数動作管理テーブル12bを用いて複数動作状態において実行中のアプリケーションの状態を管理する構成であった。このほかに、複数動作管理テーブル12bの構成を有する1つの動作管理テーブルを用いて単数動作状態及び複数動作状態において実行中のアプリケーションの状態を管理する構成としてもよい。即ち、単数動作状態及び複数動作状態において1つの動作管理テーブルを共用する構成としてもよい。この場合、例えば、携帯端末装置1が単数動作状態での動作中は、動作管理テーブルに格納する必要がない項目(例えば表示順序)に対する情報の格納は行われなくてもよい。
(実施形態2)
以下に、実施形態2の携帯端末装置について説明する。本実施形態2の携帯端末装置は、上述した実施形態1の携帯端末装置1と同様の構成を有しており、更に記憶部12に実行頻度テーブル12d、アプリ名テーブル12e及び使用機能テーブル12fを記憶している。その他の構成は、上述した実施形態1の携帯端末装置1と同様であるので、同様の構成については同一の符号を付して説明を省略する。
上述した実施形態1の携帯端末装置1は、複数動作状態での動作中にユーザがタッチパネル16のメニュー領域14aに対して右スワイプ操作を行う都度、実行履歴テーブル12cに基づく順序にて各アプリケーションを順次実行(起動)させる構成であった。
本実施形態2の携帯端末装置1は、上述した実施形態1の携帯端末装置1と同様の処理を行い、同様の効果が得られる。更に本実施形態2の携帯端末装置1は、複数動作状態において自動的に実行させる各アプリケーションの実行順序を実行履歴テーブル12c(最終実行日時)に基づく順序だけでなく、実行頻度(実行回数)に基づく順序、各アプリケーションに付与されたアプリ名に基づく順序(例えば五十音順、アルファベット順)、各アプリケーションを実行するために使用される機能に基づく順序に適宜切り替え可能な構成を備える。
図9は、実行頻度テーブル12d、アプリ名テーブル12e及び使用機能テーブル12fの構成を示す模式図である。なお、図9Aには実行頻度テーブル12dの構成例を示し、図9Bにはアプリ名テーブル12eの構成例を示し、図9Cには使用機能テーブル12fの構成例を示す。図9Aに示す実行頻度テーブル12dには、制御部10にて実行された各アプリケーションのアプリ識別情報に対応付けて、各アプリケーションの実行回数が格納されている。なお、対応するアプリ識別情報及び実行回数は、実行回数が多い順に実行頻度テーブル12dに格納されている。実行頻度テーブル12dの格納内容は、制御部10が各アプリケーションの実行を開始した際に制御部10にて格納される。制御部10は、アプリ識別情報及び実行回数を実行頻度テーブル12dに格納する際に、既に同一のアプリ識別情報が格納されていれば、対応付けて格納してある実行回数に1を加算する。また制御部10は、加算後の実行回数に基づいて並べ替えが必要となった場合、即ち、加算後の実行回数が他のアプリケーションの実行回数よりも多くなった場合、実行頻度テーブル12dに格納してあるアプリ識別情報及び実行回数の並び替え(格納順序の変更)も行っておく。このような実行頻度テーブル12dに基づいて、各アプリケーションの実行回数を管理できる。
図9Bに示すアプリ名テーブル12eには、制御部10にて実行可能な全てのアプリケーション、即ち携帯端末装置1にインストールされている全てのアプリケーションのアプリ識別情報及び各アプリケーションに付与されたアプリ名が対応付けて格納されている。図9Bに示す例では、対応するアプリ識別情報及びアプリ名は、アプリ名が五十音順となるようにアプリ名テーブル12eに格納されている。なお、アプリ名がアルファベット順となるように、それぞれ対応するアプリ識別情報及びアプリ名を格納する構成としてもよい。アプリ名テーブル12eの格納内容は、携帯端末装置1に各アプリケーションがインストールされた際に制御部10にて格納される。このようなアプリ名テーブル12eに基づいて、各アプリケーションのアプリ名を管理できる。
図9Cに示す使用機能テーブル12fは、制御部10にて実行可能な全てのアプリケーション、即ち携帯端末装置1にインストールされている全てのアプリケーションのアプリ識別情報及び各アプリケーションを実行する際に使用される機能の情報が対応付けて格納されている。図9Cに示す例では、それぞれの機能に対応して各アプリ識別情報が使用機能テーブル12fに格納されている。使用機能テーブル12fの格納内容は、携帯端末装置1に各アプリケーションがインストールされた際に制御部10にて格納される。制御部10は、アプリ識別情報及び使用機能の情報を使用機能テーブル12fに格納する際に、既に同一の使用機能の情報が格納されていれば、この使用機能の情報に対応付けてアプリ識別情報を格納する。このような使用機能テーブル12fに基づいて、各アプリケーションに必要な各機能を管理できる。
以下に、本実施形態2の携帯端末装置1が、タッチパネル16に対するユーザの操作に基づいてアプリケーションを実行する処理について説明する。図10は、実施形態2の携帯端末装置1によるアプリケーションの実行処理の手順を示すフローチャートであり、図11は、実施形態2の携帯端末装置1における表示画面例を示す模式図である。なお、本実施形態2の携帯端末装置1において、制御部10は、上述の実施形態1で説明した各処理を行いつつ、以下の処理を行う。
本実施形態2の携帯端末装置1において、制御部10は、単数動作状態又は複数動作状態での動作中に、図11Aに示すように、いずれかのアプリ画面を表示パネル14に表示している場合に以下の処理を行う。なお、図11Aには、表示領域14bに第3アプリ画面が表示してある状態を示す。制御部10は、メニュー領域14aに対してユーザによる上方向へのスワイプ操作(以下では省略して上スワイプ操作と呼ぶ)が行われたか否かを入力制御部15にて判断する(S41)。具体的には、制御部10は、図11Aに示すようにユーザの指Fがメニュー領域14aに対して接触した後、白抜き矢符で示すような上方向へのスワイプ操作(スライド操作)を行ったか否かを判断する。
上スワイプ操作が行われたと判断した場合(S41:YES)、制御部10は、図11Bに示すように、条件メニューMを表示パネル14の表示領域14bに表示する(S42)。条件メニューMには、機能別メニュー、名前順メニュー、頻度順メニュー、履歴順メニューが含まれる。履歴順メニューは、複数動作状態において各アプリケーションを実行させる順序を実行履歴テーブル12cに基づく順序とする指示を行うためのメニューである。頻度順メニューは、複数動作状態において各アプリケーションを実行させる順序を実行頻度テーブル12dに基づく順序とする指示を行うためのメニューである。なお、実行頻度テーブル12dに基づく順序とは実行回数が多い順である。名前順メニューは、複数動作状態において各アプリケーションを実行させる順序をアプリ名テーブル12eに基づく順序とする指示を行うためのメニューである。なお、アプリ名テーブル12eに基づく順序とはアプリ名が五十音順となる順序である。機能別メニューは、複数動作状態において各アプリケーションを実行させる順序を使用機能テーブル12fに基づく順序とする指示を行うためのメニューである。使用機能テーブル12fに基づく順序とは、使用機能が共通するアプリケーション毎の順序である。
制御部10は、条件メニューMに対するユーザのタッチ操作によって、いずれかのメニューが選択されたか否かを判断しており(S43)、選択されていないと判断した場合(S43:NO)、いずれかのメニューが選択されるまで待機する。具体的には、制御部10は、入力制御部15にてタッチパネル16に対してユーザによるタッチ操作が行われたか否かを判断している。そして、タッチ操作が行われたと判断した場合、制御部10は、入力制御部15にて算出されたユーザの操作位置の座標情報と、条件メニューMの各メニューの表示位置とに基づいて、タッチ操作にてユーザが選択したメニューを特定する。制御部10は、いずれかのメニューを特定した場合、特定されたメニューが選択されたと判断し(S43:YES)、選択されたメニューを例えばRAM11に記憶しておく。図11Bに示す例は、頻度順メニューが選択された状態を示す。なお、上スワイプ操作によって条件メニューMが表示され、タッチ操作によって任意のメニューが選択される構成のほかに、上スワイプ操作の開始によって条件メニューMが表示され、上スワイプ操作の終了時点(ユーザの指Fがタッチパネル16から離れた時点)での操作位置(タッチ位置)によって任意のメニューが選択される構成としてもよい。この場合、ユーザは、所望のメニューの表示位置の上で上スワイプ操作を終了すればよい。
ステップS41で上スワイプ操作が行われていないと判断した場合(S41:NO)、制御部10は、ステップS42,S43の処理をスキップする。
次に制御部10は、入力制御部15にてタッチパネル16のメニュー領域14aに対してユーザによる右スワイプ操作又は左スワイプ操作が行われたか否かを判断する(S44)。右スワイプ操作及び左スワイプ操作が行われていないと判断した場合(S44:NO)、制御部10は、ステップS41に処理を戻し、右スワイプ操作又は左スワイプ操作が行われるまで、上スワイプ操作が行われる都度(S41:YES)、ステップS42,S43の処理を繰り返す。
右スワイプ操作又は左スワイプ操作が行われたと判断した場合(S44:YES)、制御部10は、スワイプ方向及びステップS43で選択されたメニューに応じて、複数動作状態において次に実行すべきアプリケーションを特定する(S45)。具体的には、図11Bに示すように第3アプリ画面が表示パネル14に表示されている状態で、頻度順メニューが選択された後、図11Cに示すように右スワイプ操作が行われた場合、制御部10は、実行頻度テーブル12dに基づいて、次に実行すべきアプリケーションとして、実行回数が「第3アプリ」のアプリケーションの次に多い「第5アプリ」のアプリケーションを特定する。また、第3アプリ画面が表示されている状態で、頻度順メニューが選択された後、左スワイプ操作が行われた場合、制御部10は、実行頻度テーブル12dに基づいて、次に実行すべきアプリケーションとして、実行回数が「第3アプリ」のアプリケーションよりも多いアプリケーションを特定する。なお、図9Aに示す実行頻度テーブル12dでは、「第3アプリ」のアプリケーションよりも実行回数が多いアプリケーションはないので、この場合、次に実行すべきアプリケーションは特定されない。
また第3アプリ画面が表示パネル14に表示されている状態で、名前順メニューが選択された後、右スワイプ操作が行われた場合、制御部10は、アプリ名テーブル12eに基づいて、次に実行すべきアプリケーションとして、五十音順で並べたアプリ名が「第3アプリ」のアプリケーションの後となる「第7アプリ」のアプリケーションを特定する。また、第3アプリ画面が表示されている状態で、名前順メニューが選択された後、左スワイプ操作が行われた場合、制御部10は、アプリ名テーブル12eに基づいて、次に実行すべきアプリケーションとして、五十音順で並べたアプリ名が「第3アプリ」のアプリケーションの前となる「第2アプリ」のアプリケーションを特定する。
更に第3アプリ画面が表示パネル14に表示されている状態で、機能別メニューが選択された後、右スワイプ操作が行われた場合、制御部10は、使用機能テーブル12fに基づいて、次に実行すべきアプリケーションとして、使用機能が共通するアプリケーションのうちで使用機能テーブル12fにおける格納順が「第3アプリ」のアプリケーションの後となるアプリケーションを特定する。また、第3アプリ画面が表示されている状態で、機能別メニューが選択された後、左スワイプ操作が行われた場合、制御部10は、使用機能テーブル12fに基づいて、次に実行すべきアプリケーションとして、使用機能が共通するアプリケーションのうちで使用機能テーブル12fにおける格納順が「第3アプリ」のアプリケーションの前となるアプリケーションを特定する。
制御部10は、特定したアプリケーションが実行中であるか否かを判断し(S46)、実行中でないと判断した場合(S46:NO)、特定したアプリケーションの実行が可能であるか否かを判断する(S47)。なお、制御部10は、複数動作管理テーブル12bに基づいて、特定したアプリケーションが実行中であるか否かを判断できる。また制御部10は、複数動作管理テーブル12bの格納内容に基づいて、特定したアプリケーションで使用される予定の機能が、実行中のアプリケーションで既に使用されている場合には、特定したアプリケーションの実行は可能でないと判断する。特定したアプリケーションの実行が可能でないと判断した場合(S47:NO)、制御部10は、実行中のアプリケーション(例えば「第3アプリ」のアプリケーション)の実行を終了する(S48)。
特定したアプリケーションの実行が可能であると判断した場合(S47:YES)、制御部10は、特定したアプリケーションを実行する(S49)。なお、制御部10は、先に実行していたアプリケーションの実行を継続しつつ、特定したアプリケーションを新たに実行する。また、右スワイプ操作又は左スワイプ操作が行われたときに単数動作状態であった場合、制御部10は、特定したアプリケーションを実行する際に、単数動作状態から複数動作状態に切り替え、複数動作管理テーブル12bを更新しておく。
制御部10は、先に実行していたアプリケーションのアプリ画面の表示を終了し、新たに実行したアプリケーションのアプリ画面を表示パネル14に表示させる(S50)。なお、図11B,Cに示すように第3アプリ画面の表示中に頻度順メニューが選択された後、右スワイプ操作が行われた場合、制御部10は、「第5アプリ」のアプリケーションを実行し、図11Dに示すように第5アプリ画面を表示パネル14に表示させる。そして制御部10は、複数動作管理テーブル12bにおいて、新たに実行したアプリケーションに対応する動作状態を「動作中」に、表示状態を「表示中」に、表示順序を、既に格納されている表示順序の最大値に1を加算した数にそれぞれ更新する(S51)。またこのとき、制御部10は、先に実行しており、アプリ画面の表示を終了したアプリケーションに対応する表示状態を「非表示」に更新する。なお、ステップS48で実行中のアプリケーションを終了させた場合、制御部10は、ステップS49に処理を移行し、ステップS49〜S51の処理を行う。
ステップS46で、特定したアプリケーションが実行中であると判断した場合(S46:YES)、制御部10は、表示中のアプリ画面の表示を終了し、既に実行中の、特定したアプリケーションのアプリ画面を表示パネル14に表示させる(S50)。そして制御部10は、複数動作管理テーブル12bにおいて、アプリ画面の表示を終了したアプリケーションに対応する表示状態を「非表示」に更新し、アプリ画面の表示を開始(再開)したアプリケーションに対応する表示状態を「表示中」に更新する(S51)。
制御部10は、メニュー領域14aに対してユーザによる上スワイプ操作が行われる都度、上述した処理を行う。これにより、本実施形態2の携帯端末装置1では、複数動作状態での動作中に、ユーザによる右スワイプ操作又は左スワイプ操作が行われる都度、実行履歴テーブル12cに基づく順序だけでなく、実行頻度テーブル12d、アプリ名テーブル12e又は使用機能テーブル12fに基づく順序又はその逆順にてアプリケーションの実行及びアプリ画面の表示切り替えが可能となる。また、実行履歴テーブル12c、実行頻度テーブル12d、アプリ名テーブル12e又は使用機能テーブル12fのいずれに基づく順序にてアプリケーションを実行させるかをユーザによって選択できる。よって、ユーザは、各アプリケーションの実行指示を逐一行う必要がなく、実行履歴テーブル12c、実行頻度テーブル12d、アプリ名テーブル12e又は使用機能テーブル12fに基づいて自動的に実行されるアプリケーションから所望のアプリケーションを見つけ出すことができる。
本実施形態2の携帯端末装置1は、上述した実施形態1の携帯端末装置1と同様に、単数動作状態での動作中にユーザがタッチパネル16のメニュー領域14aに対して右スワイプ操作を行った場合、複数動作状態での動作に切り替えられる。また、本実施形態2の携帯端末装置1は、上述した本実施形態1の携帯端末装置1と同様に、複数動作状態での動作中にホーム画面の表示を行った場合、単数動作状態での動作に切り替えられるように構成されている。よって、本実施形態2の携帯端末装置1においても、ユーザが意識することなく、単数動作状態及び複数動作状態間における動作状態の切り替えが行われる。
また本実施形態2の携帯端末装置1は、上述した実施形態1の携帯端末装置1と同様に、ユーザによる右スワイプ操作又は左スワイプ操作において、ユーザの指がタッチパネル16のメニュー領域14aから離れるまでの間、即ち右スワイプ操作又は左スワイプ操作の実行が確定するまでの間、2つのアプリケーションにおけるアプリ画面を同時に表示できるように構成されている。従って、本実施形態2の携帯端末装置1は、条件メニューMを介してユーザがいずれかのメニューを選択する際にも、2つのアプリ画面を表示させることが可能である。以下に、条件メニューMを介してユーザがいずれかのメニューを選択する際に制御部10が2つのアプリ画面を表示する処理について説明する。図12及び図13は、携帯端末装置1における表示画面例を示す模式図である。
以下では、履歴順メニューが選択されており、図11Cに示すように第3アプリ画面が表示パネル14に表示されている場合に制御部10が行う処理について説明する。図11Cに示す状態で、タッチパネル16のメニュー領域14aに対してユーザによる右スワイプ操作が開始された場合、制御部10は、入力制御部15にてスワイプ方向及び移動距離を特定する。図12Aに示す例では、ユーザは右スワイプ操作中であり、制御部10は、スワイプ方向(右方向)に基づいて、表示中のアプリ画面のアプリケーション(ここでは「第3アプリ」)に対して、複数動作管理テーブル12bに格納されている表示順序が1つ後のアプリケーションがあるか否かを特定する。図2Bに示す複数動作管理テーブル12bによれば、表示順序が1つ後のアプリケーションとして「第2アプリ」のアプリケーションが特定される。そして制御部10は、図12Aに示すように、もともと表示中の第3アプリ画面を右側に、特定した「第2アプリ」のアプリ画面を左側にしてそれぞれ移動距離に応じた表示サイズで表示パネル14に表示させる。このような表示画面により、ユーザは、履歴順メニュー(実行履歴テーブル12c)に基づく実行順序によれば、次のアプリケーションは「第2アプリ」のアプリケーションであることが分かる。
なお、表示順序が1つ後のアプリケーションが複数動作管理テーブル12bに格納されていない場合、制御部10は、実行履歴テーブル12cに基づいて、「第3アプリ」のアプリケーションの次に最終実行日時が現在日時に近いアプリケーションを特定する。そして制御部10は、特定したアプリケーションを実行し、もともと表示中の第3アプリ画面を右側にし、新たに実行したアプリケーションのアプリ画面を左側にしてそれぞれ移動距離に応じた表示サイズで表示パネル14に表示させる。
メニュー領域14aに対して右スワイプ操作中であるユーザの指Fがタッチパネル16から離れずに、図12Bに示すように上スワイプ操作が開始された場合、制御部10は、条件メニューMを表示領域14bに表示する。そして、図12Bに示すように、上スワイプ操作を行うユーザの指Fによる操作位置が頻度順メニュー上となった場合、制御部10は、表示中のアプリ画面のアプリケーション(ここでは「第3アプリ」)に対して、実行頻度テーブル12dに基づいて、次に実行すべきアプリケーションを特定する。ここでは、実行回数が「第3アプリ」のアプリケーションの次に多いアプリケーションが特定され、図9Aに示す実行頻度テーブル12dによれば、「第5アプリ」のアプリケーションが特定される。そして制御部10は、特定したアプリケーションを実行し、表示パネル14の左側に表示していた第2アプリ画面の表示を終了し、図12Bに示すように、新たに実行した「第5アプリ」のアプリ画面を表示パネル14の左側に表示させる。このような表示画面により、ユーザは、頻度順メニュー(実行頻度テーブル12d)に基づく実行順序によれば、次のアプリケーションは「第5アプリ」のアプリケーションであることが分かる。
次に、図12Bに示すように上スワイプ操作を行っているユーザの指Fがタッチパネル16から離れずに更に上スワイプ操作を継続し、図12Cに示すようにユーザの指Fが名前順メニューに到達した場合について説明する。即ち、上スワイプ操作を行うユーザの指Fによる操作位置が名前順メニュー上となった場合、制御部10は、表示中のアプリ画面のアプリケーション(ここでは「第3アプリ」)に対して、アプリ名テーブル12eに基づいて、次に実行すべきアプリケーションを特定する。ここでは、アプリ名が五十音順で「第3アプリ」のアプリケーションの後のアプリケーションが特定され、図9Bに示すアプリ名テーブル12eによれば、「第7アプリ」のアプリケーションが特定される。そして制御部10は、特定したアプリケーションを実行し、表示パネル14の左側に表示していた第5アプリ画面の表示を終了し、図12Cに示すように、新たに実行した「第7アプリ」のアプリ画面を表示パネル14の左側に表示させる。このような表示画面により、ユーザは、名前順メニュー(アプリ名テーブル12e)に基づく実行順序によれば、次のアプリケーションは「第7アプリ」のアプリケーションであることが分かる。
なお、上スワイプ操作を行っているユーザの指Fがタッチパネル16から離れずに更に上スワイプ操作を継続し、ユーザの指Fが機能別メニューに到達した場合も同様に、制御部10は、表示中のアプリ画面のアプリケーションに対して、使用機能テーブル12fに基づいて、次に実行すべきアプリケーションを特定する。そして、制御部10は、特定したアプリケーションを実行し、表示パネル14の左側に表示していた第7アプリ画面の表示を終了し、新たに実行したアプリケーションのアプリ画面を表示パネル14の左側に表示させる。
このように、ユーザは、右スワイプ操作を行うことにより2つのアプリ画面を表示させた状態から、タッチパネル16から指Fを離さずに上スワイプ操作を行うことにより、ユーザの指Fにて選択されるメニューに応じた実行順序にてアプリケーションを実行させ、アプリ画面を表示パネル14に表示させることができる。よって、ユーザは、自身の指Fにて選択するメニューを切り替えることにより、各メニューに応じて実行されるアプリケーションのアプリ画面を確認することができる。
なお、図12Cに示すようにユーザの指Fが名前順メニューに到達した状態でタッチパネル16から離れた場合、制御部10は、名前順メニューが選択されたと判断する。このとき制御部10は、表示中のアプリ画面のアプリケーション(ここでは「第3アプリ」)に対して、アプリ名テーブル12eに基づいて次に実行すべきアプリケーションとして特定した「第7アプリ」のアプリケーションのアプリ画面を、図12Dに示すように表示パネル14の表示領域14b全体に表示させる。同様に、図12Bに示すようにユーザの指Fが頻度順メニューに到達した状態でタッチパネル16から離れた場合、制御部10は、頻度順メニューが選択されたと判断する。このとき制御部10は、表示中のアプリ画面のアプリケーション(ここでは「第3アプリ」)に対して、実行頻度テーブル12dに基づいて次に実行すべきアプリケーションとして特定した「第5アプリ」のアプリケーションのアプリ画面を表示パネル14の表示領域14b全体に表示させる。
なお、上述した処理において、ユーザが右スワイプ操作の代わりに左スワイプ操作を行い、左スワイプ操作を行うユーザの指Fがタッチパネル16から離れずに上スワイプ操作を行った場合にも制御部10は同様の処理を行う。具体的には、図11Cに示す状態で、タッチパネル16のメニュー領域14aに対してユーザによる左スワイプ操作が開始された場合、制御部10は、表示中のアプリ画面のアプリケーション(ここでは「第3アプリ」)に対して、複数動作管理テーブル12bに格納されている表示順序が1つ前のアプリケーションがあるか否かを特定する。図2Bに示す複数動作管理テーブル12bによれば、表示順序が1つ前のアプリケーションとして「第1アプリ」のアプリケーションが特定される。そして制御部10は、図13Aに示すように、もともと表示中の第3アプリ画面を左側に、特定した「第1アプリ」のアプリ画面を右側にして、左スワイプ操作に係る移動距離に応じた表示サイズでそれぞれのアプリ画面を表示パネル14に表示させる。
メニュー領域14aに対して左スワイプ操作中のユーザの指Fがタッチパネル16から離れずに、図13Bに示すように上スワイプ操作が開始された場合、制御部10は、条件メニューMを表示領域14bに表示する。そして、図13Bに示すように、上スワイプ操作を行うユーザの指Fによる操作位置が頻度順メニュー上となった場合、制御部10は、表示中のアプリ画面のアプリケーション(ここでは「第3アプリ」)に対して、実行頻度テーブル12dに基づいて、次に実行すべきアプリケーションを特定する。ここでは、実行回数が「第3アプリ」のアプリケーションよりも多いアプリケーションが特定され、図9Aに示す実行頻度テーブル12dによれば、アプリケーションは特定されない。この場合、制御部10は、表示パネル14の右側に表示していた第1アプリ画面の表示を終了し、図13Bに示すように、次に実行すべきアプリケーションがないことを示すメッセージを表示する。なお、次に実行すべきアプリケーションを特定できた場合、制御部10は、特定したアプリケーションを実行してアプリ画面を表示パネル14の右側に表示させる。
また、上スワイプ操作を行っているユーザの指Fがタッチパネル16から離れずに更に上スワイプ操作を継続し、図13Cに示すようにユーザの指Fが名前順メニューに到達した場合、制御部10は、表示中のアプリ画面のアプリケーション(ここでは「第3アプリ」)に対して、アプリ名テーブル12eに基づいて、次に実行すべきアプリケーションを特定する。ここでは、アプリ名が五十音順で「第3アプリ」のアプリケーションの前のアプリケーションが特定され、図9Bに示すアプリ名テーブル12eによれば、「第2アプリ」のアプリケーションが特定される。そして制御部10は、特定したアプリケーションを実行し、表示パネル14の右側に表示していたメッセージの表示を終了し、図13Cに示すように、新たに実行した「第2アプリ」のアプリ画面を表示パネル14の右側に表示させる。
なお、上スワイプ操作を行っているユーザの指Fがタッチパネル16から離れずに更に上スワイプ操作を継続し、ユーザの指Fが機能別メニューに到達した場合も同様に、制御部10は、表示中のアプリ画面のアプリケーションに対して、使用機能テーブル12fに基づいて、次に実行すべきアプリケーションを特定する。そして、制御部10は、特定したアプリケーションを実行し、表示パネル14の右側に表示していた第2アプリ画面の表示を終了し、新たに実行したアプリケーションのアプリ画面を表示パネル14の左側に表示させる。
このように、ユーザは、左スワイプ操作を行うことにより2つのアプリ画面を表示させた状態から、タッチパネル16から指Fを離さずに上スワイプ操作を行うことにより、ユーザの指Fにて選択されるメニューに応じた実行順序にてアプリケーションを実行させ、アプリ画面を表示パネル14に表示させることができる。よって、ユーザは、自身の指Fにて選択するメニューを切り替えることにより、各メニューに応じて実行されるアプリケーションのアプリ画面を確認することができる。
なお、図13Cに示すようにユーザの指Fが名前順メニューに到達した状態でタッチパネル16から離れた場合、制御部10は、名前順メニューが選択されたと判断する。このとき制御部10は、表示中のアプリ画面のアプリケーション(ここでは「第3アプリ」)に対して、アプリ名テーブル12eに基づいて次に実行すべきアプリケーションとして特定した「第2アプリ」のアプリケーションのアプリ画面を、図13Dに示すように表示パネル14の表示領域14b全体に表示させる。
上述した実施形態1,2の携帯端末装置1は、単数動作状態での動作中に、タッチパネル16のメニュー領域14aに対してユーザによる右スワイプ操作が行われた場合、複数動作状態での動作に切り替える構成である。また、実施形態1,2の携帯端末装置1は、複数動作状態での動作中に、メニュー領域14aに対してユーザによる右スワイプ操作又は左スワイプ操作が行われる都度、表示されるアプリ画面を切り替える構成である。更に、実施形態1,2の携帯端末装置1は、複数動作状態での動作中にメニュー領域14aに対してユーザによる右スワイプ操作中又は左スワイプ操作中である場合、2つのアプリ画面が表示パネル14の左側及び右側にそれぞれ表示される構成である。このような構成のほかに、例えば表示パネル14の表示面及びタッチパネル16の表面の左端又は右端に縦長のメニュー領域を設け、縦長のメニュー領域に対してユーザによる上スワイプ操作又は下スワイプ操作が行われた場合に、単数動作状態から複数動作状態に切り替えられる構成としてもよい。この場合、縦長のメニュー領域に対してユーザによる上スワイプ操作又は下スワイプ操作が行われる都度、表示されるアプリ画面が切り替えられ、縦長のメニュー領域に対してユーザによる右スワイプ操作中又は左スワイプ操作中である場合に、2つのアプリ画面が表示パネル14の表示領域14bの上側及び下側にそれぞれ表示される構成としてもよい。
また、実施形態1の携帯端末装置1において、実行履歴テーブル12cに基づく順序にて各アプリケーションを順次実行させる構成に代えて、実行頻度テーブル12d、アプリ名テーブル12e、使用機能テーブル12fのいずれかに基づく順序にて各アプリケーションを実行させる構成としてもよい。更に、これらのテーブル12c,12d,12e,12fに基づく順序以外の所定条件に基づく順序にて各アプリケーションを実行させる構成としてもよい。
本発明に係る情報処理装置(1)は、複数のアプリケーションプログラムを並行して実行することが可能な実行部(10)と、該実行部(10)が実行中のアプリケーションプログラムに係る表示画面を表示部(14)に表示させる表示制御部(13)とを備える情報処理装置(1)であって、前記複数のアプリケーションプログラムの順序を所定条件に従って決定する順序決定部(10)と、所定の操作を受け付ける操作部(15)と、前記実行部(10)によるアプリケーションプログラムの実行中に前記操作部(15)が前記所定の操作を受け付けた場合、前記表示部に表示画面が表示中のアプリケーションプログラムに対して前記順序決定部(10)が決定した順序が前又は後のアプリケーションプログラムを前記実行部(10)に実行させる実行制御部(10)とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、情報処理装置(1)は、アプリケーションプログラムの実行中に所定の操作を受け付けた場合、表示画面が表示部に表示されているアプリケーションプログラムに対して、所定条件に従った順序が前又は後のアプリケーションプログラムを実行する。即ち、情報処理装置によるアプリケーションの実行中にユーザが所定の操作を行った場合、複数のアプリケーションプログラムの実行が開始される。よって、ユーザは意識することなく所定の操作を行うことによって複数のアプリケーションプログラムの実行を開始させることができる。
本発明に係る情報処理装置(1)は、前記実行部(10)は、前記実行中のアプリケーションプログラム及び前記実行制御部(10)にて実行指示されたアプリケーションプログラムを並行して実行するようにしてあり、前記表示制御部(13)は、前記実行制御部(10)が前記実行部(10)にアプリケーションプログラムの実行指示を行った場合、表示中の表示画面の表示を終了し、前記実行制御部(10)が前記実行部(10)に実行指示したアプリケーションプログラムに係る表示画面の表示を開始するようにしてあることを特徴とする。
本発明によれば、情報処理装置(1)は、アプリケーションプログラムの実行中に所定の操作を受け付けた場合、実行中のアプリケーションプログラムと、所定条件に従った順序が前又は後のアプリケーションプログラムとを並行して実行する。またこのとき、情報処理装置(1)は、実行中のアプリケーションプログラムに係る表示画面の表示を終了し、前記順序が前又は後のアプリケーションプログラムに係る表示画面の表示を開始する。よって、アプリケーションプログラムの実行中に他のアプリケーションプログラムの実行が開始され、表示画面が切り替わった場合であっても、先に実行中であったアプリケーションプログラムの実行も継続される。
本発明に係る情報処理装置(1)は、前記順序決定部(10)は、前記複数のアプリケーションプログラムの順序を、実行された日時に従って決定するようにしてあることを特徴とする。
本発明によれば、各アプリケーションプログラムを実行させる順序は、過去に実行された日時に従った順序とすることができる。よって、例えば最後に実行された日時が現在日時に近い順とした場合、最後に実行された日時が現在日時に近いアプリケーションプログラムから順に実行させることができる。
本発明に係る情報処理装置(1)は、前記操作部(15)は、前記所定の操作とは異なる他の操作を受け付けるようにしてあり、前記実行部(10)による複数のアプリケーションプログラムの実行中に前記操作部(15)が前記他の操作を受け付けた場合、前記表示制御部(13)は、前記表示部(14)に表示中の表示画面と、該表示画面に係るアプリケーションプログラムに対して前記順序決定部(10)が決定した順序が前又は後のアプリケーションプログラムに係る表示画面とを前記表示部(14)に表示させるようにしてあることを特徴とする。
本発明によれば、情報処理装置(1)は、複数のアプリケーションプログラムの実行中に所定の操作を受け付けた場合、表示中の表示画面と、前記順序が前又は後のアプリケーションプログラムに係る表示画面との両方を表示する。即ち、情報処理装置(1)による複数のアプリケーションの実行中にユーザが所定の操作を行った場合、複数のアプリケーションプログラムに係る表示画面が表示される。よって、ユーザは、実行中の複数のアプリケーションプログラムに係る表示画面を同時に確認することができる。
本発明に係る情報処理装置(1)は、実行中の前記アプリケーションプログラムに対して前記順序決定部(10)が決定した順序が前又は後のアプリケーションプログラムの実行が可能であるか否かを判定する判定部(10)を備え、前記実行制御部(10)は、前記判定部(10)が可能であると判定した場合、前記順序が前又は後のアプリケーションプログラムを前記実行部(10)に実行させるようにしてあることを特徴とする。
本発明によれば、情報処理装置(1)は、実行中のアプリケーションプログラムに対して所定条件に従った順序が前又は後のアプリケーションプログラムの実行が可能であるか否かを判定し、実行可能である場合にのみ複数のアプリケーションを並行して実行する。よって、複数のアプリケーションプログラムを実行できる場合に限って複数のアプリケーションプログラムを実行することにより、各アプリケーションプログラムの実行環境を確保することができ、各アプリケーションプログラムを安定して動作させることができる。
今回開示された実施の形態は、全ての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上述した意味ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内での全ての変更が含まれることが意図される。また、各実施の形態で記載されている技術的特徴は、お互いに組み合わせることが可能である。
1 携帯端末装置(情報処理装置)
10 制御部(実行部、順序決定部、実行制御部、判定部)
13 表示制御部
14 表示パネル(表示部)
15 入力制御部(操作部)
16 タッチパネル

Claims (5)

  1. 複数のアプリケーションプログラムを並行して実行することが可能な実行部と、該実行部が実行中のアプリケーションプログラムに係る表示画面を表示部に表示させる表示制御部とを備える情報処理装置であって、
    前記複数のアプリケーションプログラムの順序を所定条件に従って決定する順序決定部と、
    所定の操作を受け付ける操作部と、
    前記実行部によるアプリケーションプログラムの実行中に前記操作部が前記所定の操作を受け付けた場合、前記表示部に表示画面が表示中のアプリケーションプログラムに対して前記順序決定部が決定した順序が前又は後のアプリケーションプログラムを前記実行部に実行させる実行制御部と
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記実行部は、前記実行中のアプリケーションプログラム及び前記実行制御部にて実行指示されたアプリケーションプログラムを並行して実行するようにしてあり、
    前記表示制御部は、前記実行制御部が前記実行部にアプリケーションプログラムの実行指示を行った場合、表示中の表示画面の表示を終了し、前記実行制御部が前記実行部に実行指示したアプリケーションプログラムに係る表示画面の表示を開始するようにしてあること
    を特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記順序決定部は、前記複数のアプリケーションプログラムの順序を、実行された日時に従って決定するようにしてあることを特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理装置。
  4. 前記操作部は、前記所定の操作とは異なる他の操作を受け付けるようにしてあり、
    前記実行部による複数のアプリケーションプログラムの実行中に前記操作部が前記他の操作を受け付けた場合、前記表示制御部は、前記表示部に表示中の表示画面と、該表示画面に係るアプリケーションプログラムに対して前記順序決定部が決定した順序が前又は後のアプリケーションプログラムに係る表示画面とを前記表示部に表示させるようにしてあること
    を特徴とする請求項1から3までのいずれかひとつに記載の情報処理装置。
  5. 実行中の前記アプリケーションプログラムに対して前記順序決定部が決定した順序が前又は後のアプリケーションプログラムの実行が可能であるか否かを判定する判定部を備え、
    前記実行制御部は、前記判定部が可能であると判定した場合、前記順序が前又は後のアプリケーションプログラムを前記実行部に実行させるようにしてあること
    を特徴とする請求項1から4までのいずれかひとつに記載の情報処理装置。
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