JP2015038259A - 消臭性布帛および繊維製品 - Google Patents

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【課題】消臭性だけでなく吸水性および快適性にも優れる消臭性布帛、および該布帛を用いてなる繊維製品を提供すること。【解決手段】吸水性ポリエステル繊維および撥水性ポリエステル繊維を含む布帛であって、消臭剤が付与されている。前記吸水性ポリエステル繊維および撥水性ポリエステル繊維において、少なくともどちらか一方が、単繊維繊度5.0dtex以下かつ総繊度10〜200dtexのマルチフィラメントであり、布帛が多層構造を有する織編物である。【選択図】なし

Description

本発明は、消臭性だけでなく吸水性および快適性にも優れる消臭性布帛、および該布帛を用いてなる繊維製品に関する。
近年、快適生活を目指した生活環境の多様化に伴い、匂いに対する関心が高まっている。例えば、繊維形成能を有する熱可塑性高分子化合物と臭気を吸着する吸着剤を主成分とする繊維原料を溶融紡糸したものや、後加工においてポリウレタン系樹脂組成物やシリコーン系樹脂組成物を介して消臭剤を布帛に付与したものなどが提案されている(例えば、特許文献1、2、3参照)。
しかしながら、いずれも消臭性には優れるものの、汗をかいて布帛が濡れた際に布帛全体が濡れてしまい不快に感じるなど着用快適性の点で問題があった。
特開平2−157040号公報 特開平7−216751号公報 特開平10−102379号公報
本発明は上記の背景に鑑みなされたものであり、その目的は、消臭性だけでなく吸水性および快適性にも優れる消臭性布帛、および該布帛を用いてなる繊維製品を提供することにある。
本発明者らは上記の課題を達成するため鋭意検討した結果、吸水性ポリエステル繊維および撥水性ポリエステル繊維を含む布帛に消臭剤を付与することにより、消臭性だけでなく吸水性および快適性にも優れた消臭性布帛が得られることを見出し、さらに鋭意検討を重ねることにより本発明を完成するに至った。
かくして、本発明によれば「吸水性ポリエステル繊維および撥水性ポリエステル繊維を含む布帛であって、消臭剤が付与されていることを特徴とする消臭性布帛。」が提供される。
その際、前記吸水性ポリエステル繊維および撥水性ポリエステル繊維において、少なくともどちらか一方が、単繊維繊度5.0dtex以下かつ総繊度10〜200dtexのマルチフィラメントであることが好ましい。また、布帛が多層構造を有する織編物であることが好ましい。
本発明において、アンモニア消臭性が、JIS L0217法に規定された洗濯(但し、JAFET標準配合洗剤を使用)を10回行った後において、消臭加工繊維製品認証基準で定める方法で測定した減少率で70%以上であることが好ましい。また、酢酸消臭性が、JIS L0217法に規定された洗濯(但し、JAFET標準配合洗剤を使用)を10回行った後において、消臭加工繊維製品認証基準で定める方法で測定した減少率で70%以上であることが好ましい。また、イソ吉草酸消臭性が、JIS L0217法に規定された洗濯(但し、JAFET標準配合洗剤を使用)を10回行った後において、消臭加工繊維製品認証基準で定める方法で測定した減少率で85%以上であることが好ましい。また、ノネナール消臭性が、JIS L0217法に規定された洗濯(但し、JAFET標準配合洗剤を使用)を10回行った後において、消臭加工繊維製品認証基準で定める方法で測定した減少率で75%以上であることが好ましい。また、吸水性が、JIS L0217法に規定された洗濯(但し、JAFET標準配合洗剤を使用)を5回行った後において、JIS L1907滴下法で定める方法で測定した吸水速度で10秒以下であることが好ましい。
また、本発明によれば、前記の布帛を用いてなる、水陸両用ウエア、スポーツウエア、アウトドアウエア、裏地、レインコート、紳士衣服、婦人衣服、作業衣、防護服、人工皮革、履物、鞄、カーテン、テント、寝袋、防水シート、およびカーシートの群より選ばれるいずれかの繊維製品が提供される。
本発明によれば、消臭性だけでなく吸水性および快適性にも優れる消臭性布帛、および該布帛を用いてなる繊維製品が得られる。
以下、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
まず、本発明の布帛は吸水性ポリエステル繊維および撥水性ポリエステル繊維を含む。ここで、これらポリエステル繊維を形成するポリエステルは、テレフタル酸を主たるジカルボン酸成分とし、少なくとも1種のグリコール、好ましくは、エチレングリコール、トリメチレングリコール、テトラメチレングリコールなどから選ばれた少なくとも1種のアルキレングリコールを主たるグリコール成分とするポリエステルである。上記ポリエステルには、必要に応じて第3成分が共重合および/またはブレンドによって変性されていてもよい。かかるポリエステルとしては、マテリアルリサイクルまたはケミカルリサイクルされたポリエステルや、バイオマスすなわち生物由来の物質を原材料として得られたモノマー成分を使用してなるポリエチレンテレフタレートであってもよい。さらには、特開2004−270097号公報や特開2004−211268号公報に記載されているような、特定のリン化合物およびチタン化合物を含む触媒を用いて得られたポリエステルでもよい。
なお、かかるポリエステルには、必要に応じて任意の添加剤、例えば触媒、着色防止剤、耐熱剤、難燃剤、酸化防止剤、無機微粒子などが含まれていてもさしつかえない。
本発明において、吸水性ポリエステル繊維とは、ポリエステル繊維中またはポリエステル繊維表面に親水性成分を含むものである。例えば、親水性成分を含むポリエステルを溶融紡糸した繊維や、後加工により親水加工(吸汗加工)されたものなどが例示される。かかる親水加工としては、PEGジアクリレートおよびその誘導体やポリエチレンテレフタレート−ポリエチレングリコール共重合体などの親水化剤を染色時に同浴加工などにより、繊維重量に対して0.25〜0.50重量%付着させることが好ましい。
一方、撥水性ポリエステル繊維とは、ポリエステル繊維中またはポリエステル繊維表面に撥水性成分を含むものである。例えば、シリコーン系樹脂やフッ素系樹脂などの撥水性成分を含むポリエステルを溶融紡糸した繊維、または繊維表面にシリコーン系樹脂やフッ素系樹脂などの撥水性成分を付与した繊維などが例示される。
ここで、撥水剤の含有量としては、加工前のポリエステル繊維重量対比0.4重量%以上(より好ましくは0.4〜10重量%)であることが好ましい。
その際、前記の撥水剤は、パーフルオロオクタン酸およびパーフルオロオクタンスルホン酸の濃度が0〜5ng/gのフッ素系撥水剤であることが好ましい。かかるフッ素系撥水剤としては、N−メチロール基を含有しないモノマーのみから構成されたパーフルオロアルキルアクリレート共重合体や市販されているものなどが例示される。市販されているものでは、旭硝子(株)製のフッ素系撥水撥油剤であるアサヒガードEシリーズAG−E061、住友スリーエム(株)製のスコッチガードPM3622、PM490、PM930などが好ましく例示される。
撥水性ポリエステル繊維を製造する方法としては特に限定されず公知の方法でよい。例えば、シリコーン系化合物もしくはフッ素系化合物を共重合またはブレンドしてなるポリエステル繊維の製造方法としては、特開2010−138507号公報に記載された方法などが例示される。また、撥水加工の方法としては、例えば、フッ素系撥水剤に必要に応じて制電剤、メラミン樹脂、触媒などを混合して得られた加工剤を、パッド法やスプレー法などによりポリエステル繊維に付与する方法が例示される。
前記吸水性ポリエステル繊維および/または撥水性ポリエステル繊維において、総繊度、単繊維繊度、フィラメント数としては、繊維の表面積を大きくして優れた消臭性を得る上で、総繊度10〜200dtex、単繊維繊度5.0dtex以下(より好ましくは0.0001〜1.5dtex)、フィラメント数30〜50000本(より好ましくは30〜200本)であることが好ましい。
本発明において布帛に付与する消臭剤としては特に制限はなく、無機系、有機系、天然物のいずれの消臭剤も用いることができる。より具体的には、活性アルミナ、シリカゲル、活性白土、ゼオライト、活性酸化亜鉛等を主成分とする無機系の極微細孔を有する吸着剤、フマル酸、鉄アスコルビン酸化合物、金属フタロシアニン系化合物、金属ポルフィリン系化合物、フラボノイド系化合物、アミノ酸系化合物、タンニン化合物、糖類等の有機系消臭剤などが例示される。
前記消臭剤の量は、布帛に対して、好ましくは、0.1〜10重量%、さらに好ましくは、0.25〜5重量%、特に好ましくは、0.5〜3重量%である。0.1重量%未満では、消臭効果が発現しないおそれがある。一方、10重量%を超えると、風合いが大きく硬化すると共に消臭作用の耐久性が低下するおそれがある。
前記消臭剤の加工は、原綿、糸、織編物いずれの段階においても行うことができる。加工法については、浸漬法、パッドドライ法、スプレー法、コーティング法、ラミネート法などいずれの方法によっても行うことができる。布帛の形態、樹脂、溶液の種類によって、適宜選択することができる。また、布帛に対し、消臭剤を付与後、通常、常温〜180℃で、1〜120分程度熱処理することにより、繊維に対する消臭剤の付着状態が好適に固定される。
本発明の布帛において、布帛組織としては特に限定されない。例えば、よこ編組織としては、平編、ゴム編、両面編、パール編、タック編、浮き編、片畔編、レース編、添え毛編、片側結接、ニットミス、リバーシブル天竺等が例示される。また、たて編組織としては、裏挿入、シングルデンビー編、シングルアトラス編、ダブルコード編、ハーフ編、ハーフベース編、サテン編、ハーフトリコット編、裏毛編、ジャガード編等などが例示される。また、織物組織としては、平織、綾織、朱子織等の三原組織、変化組織、たて二重織、よこ二重織等の片二重組織、たてビロードなどが例示される。さらには、不織布であってもよい。もちろんこれらに限定されない。層数も単層でもよいし、2層以上の多層でもよい。なかでも、布帛を2層以上の多層構造織編物として、各層を構成する繊維の単繊維繊度を異ならせたり、密度を異ならせることにより、毛細管現象による吸水性を高めることも好ましいことである。また、布帛を多層構造とし、使用の際に肌側(裏側)に位置する層に撥水性ポリエステル繊維を配し、外気側に位置する層に吸水性繊維を配することは好ましいことである。
布帛の目付けとしては、優れた消臭性を得る上で大きいほうがよく、25g/m 以上(より好ましくは50〜250g/m )であることが好ましい。
本発明の布帛は、吸水性ポリエステル繊維および撥水性ポリエステル繊維を用いて布帛を製編職するか、または、布帛を製編職した後、吸水加工または撥水加工を施した後、消臭加工することにより得られる。なお、布帛には、必要に応じて他の繊維が含まれていてもよい。
かくして得られた布帛は、消臭性だけでなく吸水性に優れる。さらには、発汗時にべとつき感が抑制され快適性にも優れる。
ここで、消臭性としては、アンモニア消臭性がJIS L0217法に規定された洗濯(但し、JAFET標準配合洗剤を使用)を10回行った後において、消臭加工繊維製品認証基準で定める方法で測定した減少率で70%以上であることが好ましい。また、酢酸消臭性が、JIS L0217法に規定された洗濯(但し、JAFET標準配合洗剤を使用)を10回行った後において、消臭加工繊維製品認証基準で定める方法で測定した減少率で70%以上であることが好ましい。また、イソ吉草酸消臭性が、JIS L0217法に規定された洗濯(但し、JAFET標準配合洗剤を使用)を10回行った後において、消臭加工繊維製品認証基準で定める方法で測定した減少率で85%以上であることが好ましい。また、ノネナール消臭性が、JIS L0217法に規定された洗濯(但し、JAFET標準配合洗剤を使用)を10回行った後において、消臭加工繊維製品認証基準で定める方法で測定した減少率で75%以上であることが好ましい。
また、吸水性としては、JIS L0217法に規定された洗濯(但し、JAFET標準配合洗剤を使用)を5回行った後において、JIS L1907滴下法で定める方法で測定した吸水速度で10秒以下であることが好ましい。
次に、本発明の繊維製品は、前記の布帛を用いてなる、水陸両用ウエア、スポーツウエア、アウトドアウエア、裏地、レインコート、紳士衣服、婦人衣服、作業衣、防護服、人工皮革、履物、鞄、カーテン、テント、寝袋、防水シート、およびカーシートの群より選ばれるいずれかの繊維製品である。かかる繊維製品において、肌側(裏側)に位置する層に撥水性ポリエステル繊維を配し、外気側に位置する層に吸水性繊維を配することは好ましいことである。
かかる繊維製品は、前記の布帛を用いているので、消臭性、吸水性、快適性に優れる。
次に本発明の実施例及び比較例を詳述するが、本発明はこれらによって限定されるものではない。各測定値は以下の方法で測定される値である。
(1)布帛の目付け
JIS L 1096により布帛の目付け(g/m)を測定した。
(2)消臭性
消臭加工繊維製品認証基準で定める方法((一社)繊維評価技術協議会)により消臭性(%)を測定した。
(3)吸水性
JIS L1907滴下法で定める方法により吸水速度(秒)を測定した。
[実施例1]
丸編28Gダブル機を使用して、表糸として撥水加工されていないセミダルポリエチレンテレフタレートマルチフィラメント仮撚捲縮加工糸84dtex/72fil、結接糸として撥水加工されていないセミダルポリエチレンテレフタレートマルチフィラメント仮撚捲縮加工糸56dtex/36fil、裏糸として撥水加工されたポリエステルマルチフィラメント仮撚捲縮加工糸84dtex/48fil(撥水性ポリエステル繊維)を用いて、特開2013−83008号公報の図1に示す組織図の片側結接編地を得た。なお、表糸とは、布帛を繊維製品とした際に外気側に位置する布帛表面に多く位置する繊維であり、裏糸とは、布帛を繊維製品とした際に人体側に位置する布帛表面(裏面)に多く位置する繊維である。次いで、該編地を染色工程で親水化剤(ポリエチレンテレフタレート−ポリエチレングリコール共重合体)と同浴処理を行うことにより該編地に吸水性を付与し、撥水加工されていないセミダルポリエチレンテレフタレートマルチフィラメント仮撚捲縮加工糸を吸水性ポリエステル繊維とした。得られた編地において目付けが150g/mであった。
次いで、該編地を用い、ウレタン樹脂〔DIC(株)製、ボンディック2200〕4.0%、無機系消臭剤〔大和化学(株)製、ザオバタックPSB〕8.0%を含む水分散液でパッディング処理し、130℃で3分間乾燥し、150℃で1分間処理した。この布帛を用いて、アンモニア、酢酸、イソ吉草酸の消臭性、吸水性、快適性の評価を行った。
次いで、該編地を用いて撥水性ポリエステル繊維が肌側に位置するようスポーツウエアを縫製し着用したところ、消臭性、吸水性、快適性に優れていた。
[比較例1]
実施例において、裏糸として撥水加工されていないセミダルポリエチレンテレフタレートマルチフィラメント仮撚捲縮加工糸84dtex/72filを用いることにより吸水性ポリエステル繊維を100%とすること以外は、実施例1と同様にした。該スポーツウエアはべとつき感が強く快適性に劣るものであった。
[比較例2]
表糸および結接糸として撥水加工されたセミダルポリエチレンテレフタレートマルチフィラメント仮撚捲縮加工糸を用いることにより撥水性ポリエステル繊維を100%とすること以外は、実施例1と同様にした。該スポーツウエアは加工時のピックアップが低く、消臭性が劣るものであった。さらに、べとつき感は小さいものの吸水性が悪く快適性が劣るものであった。
Figure 2015038259
本発明によれば、消臭性だけでなく吸水性および快適性にも優れる消臭性布帛、および該布帛を用いてなる繊維製品提供され、その工業的価値は極めて大である。

Claims (9)

  1. 吸水性ポリエステル繊維および撥水性ポリエステル繊維を含む布帛であって、消臭剤が付与されていることを特徴とする消臭性布帛。
  2. 前記吸水性ポリエステル繊維および撥水性ポリエステル繊維において、少なくともどちらか一方が、単繊維繊度5.0dtex以下かつ総繊度10〜200dtexのマルチフィラメントである、請求項1に記載の消臭性布帛。
  3. 布帛が多層構造を有する織編物である、請求項1または請求項2に記載の消臭性布帛。
  4. アンモニア消臭性が、JIS L0217法に規定された洗濯(但し、JAFET標準配合洗剤を使用)を10回行った後において、消臭加工繊維製品認証基準で定める方法で測定した減少率で70%以上である、請求項1〜3のいずれかに記載の消臭性布帛。
  5. 酢酸消臭性が、JIS L0217法に規定された洗濯(但し、JAFET標準配合洗剤を使用)を10回行った後において、消臭加工繊維製品認証基準で定める方法で測定した減少率で70%以上である、請求項1〜4のいずれかに記載の消臭性布帛。
  6. イソ吉草酸消臭性が、JIS L0217法に規定された洗濯(但し、JAFET標準配合洗剤を使用)を10回行った後において、消臭加工繊維製品認証基準で定める方法で測定した減少率で85%以上である、請求項1〜5のいずれかに記載の消臭性布帛。
  7. ノネナール消臭性が、JIS L0217法に規定された洗濯(但し、JAFET標準配合洗剤を使用)を10回行った後において、消臭加工繊維製品認証基準で定める方法で測定した減少率で75%以上である、請求項1〜6のいずれかに記載の消臭性布帛。
  8. 吸水性が、JIS L0217法に規定された洗濯(但し、JAFET標準配合洗剤を使用)を5回行った後において、JIS L1907滴下法で定める方法で測定した吸水速度で10秒以下である、請求項1〜7のいずれかに記載の消臭性布帛。
  9. 請求項1〜8のいずれかに記載の布帛を用いてなる、水陸両用ウエア、スポーツウエア、アウトドアウエア、裏地、レインコート、紳士衣服、婦人衣服、作業衣、防護服、人工皮革、履物、鞄、カーテン、テント、寝袋、防水シート、およびカーシートの群より選ばれるいずれかの繊維製品。
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