JP2015035849A - 電源装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】電力供給時の給電安全性を確保することができる。
【解決手段】電力源2と、コンセント11に差し込み嵌合する電源プラグ4と、電源プラグ4からコンセント11への給電を許可するか否かを判定する給電許可判定手段5と、を備える電源装置1であって、給電許可判定手段5は、電源プラグ4とコンセント11とが嵌合しているか否かを判断する嵌合判断部5aと、嵌合判断部5aでの嵌合判断に基づき、電力供給経路の状況を検査する給電経路状況検査部5bと、給電経路状況検査部5bでの検査結果に応じて、電源プラグ4からコンセント11への給電を可とするか否とするかを判断する可否判断部5cと、を有し、給電許可判定手段5は、嵌合判断部5aにて嵌合していると判断し、かつ、可否判断部5cにて給電を可と判断したとき、給電を許可する。
【選択図】図11

Description

本発明は、電力源と、負荷側コネクタに差し込み嵌合する電源側コネクタと、を備える電源装置に関する。
従来、電源装置としては、電源プラグと壁コンセント(電源プラグの差込口)とを嵌合させる電気コネクタにおいて、その電源プラグの近傍に、電源プラグと壁コンセントとの嵌合状態を検知する検知スイッチ(作動杆)が設けられている。この検出スイッチのオン/オフにより電源プラグと壁コンセントとの嵌合状態を判断するものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開平10-275673号公報
しかしながら、従来の電源装置にあっては、電源プラグの近傍に設けた検出スイッチのオン/オフにより電源プラグと壁コンセントとの嵌合状態のみを判断する構成である。すなわち、その検出スイッチがオンになっていれば、電力供給時に、電力系統に短絡等の異常があっても、この短絡系統等への給電が行われる。このため、電力供給時の給電安全性を確保することができない、という問題が生じていた。
本発明は、上記問題に着目してなされたもので、電力供給時の給電安全性を確保することができる電源装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の電源装置は、電力源と、負荷側コネクタに差し込み嵌合する電源側コネクタと、前記電源側コネクタから前記負荷側コネクタへの給電を許可するか否かを判定する給電許可判定手段と、を備えている。
この電源装置において、前記給電許可判定手段は、前記電源側コネクタと前記負荷側コネクタとが嵌合しているか否かを判断する嵌合判断部と、前記嵌合判断部での嵌合判断に基づき、電力供給経路の状況を検査する給電経路状況検査部と、前記給電経路状況検査部での検査結果に応じて、前記電源側コネクタから前記負荷側コネクタへの給電を可とするか否とするかを判断する可否判断部と、を有している。
前記給電許可判定手段は、前記嵌合判断部にて嵌合していると判断し、かつ、前記可否判断部にて給電を可と判断したとき、給電を許可する。
よって、給電許可判定手段において、嵌合判断部にて嵌合していると判断し、かつ、可否判断部にて給電を可と判断したとき、給電が許可される。
すなわち、電源側コネクタと負荷側コネクタとの嵌合が不十分であるとき、嵌合判断部にて嵌合していないと判断される。また、嵌合判断部にて嵌合していると判断されても、給電経路状況検査部の検査結果から電力供給経路に異常が認められるとき、可否判断部にて給電を不可と判断される。このとき、その異常系統等への電力供給が防止される。
この結果、給電許可判定手段において、嵌合判断部と可否判断部との判断結果により、給電の許可が判定されるので、電力供給時の給電安全性を確保することができる。
実施例1の電源装置と受電装置との概略を示す概略図である。 実施例1の電源プラグに設けたセンサの一例であって、接触感知型の近接センサを示す概略図である。 実施例1の電源プラグに設けたセンサの一例であって、非接触振動感知型の近接センサを示す概略図である。 実施例1の電源プラグに設けたセンサの一例であって、非接触光感知型の近接センサを示す概略図である。 実施例1の電源プラグに設けたセンサの一例であって、片電極の電気接触センサを示す概略図である。 実施例1の電源プラグに設けたセンサの一例であって、両電極の電気接触センサを示す概略図である。 実施例1の給電経路状況検査部が電力供給経路の状況を検査する一例であって、電圧測定による検査を示す概略図である。 実施例1の給電経路状況検査部が電力供給経路の状況を検査する一例であって、インピーダンスとその周波数特性との測定による検査を示す概略図である。 実施例1の給電経路状況検査部が電力供給経路の状況を検査する一例であって、有線通信による検査を示す概略図である。 実施例1の給電経路状況検査部が電力供給経路の状況を検査する一例であって、無線通信による検査を示す概略図である。 実施例1の電力変換器の作動及び停止を示すフローチャートである。
以下、本発明の電源装置を実現する最良の形態を、図面に示す実施例1に基づいて説明する。
まず、構成を説明する。
実施例1の全体構成を、「全体構成」、「給電許可判定手段の詳細構成」、「給電許可判定手段の制御構成」に分けて説明する。
[全体構成]
図1は、実施例1の電源装置と受電装置との概略を示す。以下、図1に基づいて電源装置の構成を説明する。
実施例1の電源装置1は、例えば、充電スタンドとして適用されるものであり、実施例1の受電装置は、例えば、電気自動車やプラグインハイブリッド車両等に適用されるものである。この場合、電源装置1の電源プラグ4(電源側コネクタ)が受電装置10のコンセント11(負荷側コネクタ)に差し込み嵌合され、充電スタンドから供給される電力により、電気自動車やプラグインハイブリッド車両等に搭載されている負荷12(バッテリ)が充電される。
前記電源装置1は、図1に示すように、電力源2と、電力変換器3と、電源側コネクタとしての電源プラグ4と、給電許可判定手段5と、を備えている。
前記電力源2は、直流電力を供給する直流電力源である。この直流電力源2は、1次電池と、2次電池と、応力、熱、光、磁界または電界のうち少なくとも1つから得られる起電力と、整流回路からの直流電力とのうち、少なくとも1つ以上を電力源2とすることができる。その他、電気自動車の2次電池、及び、発電機能のついたハイブリッド車両の整流回路から出力される電力等も、電力源2の用途として使用することができる。
なお、電力源2は、電源装置1として安定した出力を得るために、出力変動は少ないことが望ましい。
前記電力変換器3は、図1に示すように、電力源2と電源プラグ4との間に設けられ、電力源2が供給する直流電力を交流電力に変換する。例えば、電力変換器3は、インバータまたはコンバータ等である。
この電力変換器3は、負荷12の要求に応じ、出力電圧と、出力電流と、出力波形と、出力相数と、各相間の位相の少なくとも1つを任意に調整可能である。
前記電源プラグ4は、コンセント11に差し込み嵌合し、電力変換器3が変換した交流電力を外部、すなわち、受電装置10へ供給する。
なお、この電源プラグ4の形状は、コンセント11の形状に合わせて、変更することができる。
前記給電許可判定手段5は、図1に示すように、電力変換器3と電源プラグ4との間に設けられると共に、各々と機械的、電気的、またはこの両方により接続されている。
この給電許可判定手段5は、電源プラグ4からコンセント11への給電を許可するか否かを判定する。なお、詳細については、「給電許可判定手段の詳細構成」及び「給電許可判定手段の制御構成」にて説明する。
前記受電装置10は、図1に示すように、負荷側コネクタとしてのコンセント11と、負荷12と、を備えている。
前記コンセント11は、電源プラグ4の差込口であって、電源プラグ4と負荷12とを導通する。
前記負荷12は、コンセント11を介して電源装置1からの電力を受電する。例えば、負荷12は、バッテリ等であって、電源装置1からの電力を充電する。
[給電許可判定手段の詳細構成]
前記給電許可判定手段5は、嵌合判断部5aと、給電経路状況検査部5bと、可否判断部5cと、を有している。
この給電許可判定手段5は、嵌合判断部5a及び可否判断部5cの判断に基づき、給電を許可するか否かを判定する。
前記嵌合判断部5aは、電源プラグ4とコンセント11とが嵌合しているか否かを判断する機能を有している。
この嵌合判断部5aは、図2〜図6に示すように、電源プラグ4に設けたセンサ20からの信号(情報)に応じて嵌合状態を判断する。なお、図2〜図6は、電源プラグ4に設けたセンサの一例であって、コンセント11へ電源プラグ4が近接したことを検知する近接センサ20a、20b、20cと、コンセント11と電源プラグ4との各々の電極間の電気的な接合を検知する電気接触センサ20d、20eとのうち、少なくとも1つのセンサ20a、20b、20c、20d、20eが、電源プラグ4に設けられているものとする。
図2は、接触感知型の近接センサを示す。この接触感知型の近接センサ20aが、コンセント11と接触し、外力を受けることにより、このセンサ20aがその外力を感知し信号へ変換する。これにより、嵌合を判断することができる。なお、コンセント11は、センサ20aが差し込まれる差込口21を有している。この差込口21により、センサ20aがコンセント側に近接することができる。差込口21の大きさは、センサ20aの近接程度により適切に変更可能である。
このセンサ20aは、構造が単純、かつ、安価であるから、電源装置1のコストを削減することができる。
図3は、非接触振動感知型の近接センサを示す。この非接触振動感知型の近接センサ20bは、内部に、振動を発振する振動発振部と、この振動を受信する受信部とを有している。センサ20bは、その振動発振部からの振動を空気伝播により、コンセント11表面へ照射し、コンセント11からの反射波を受信部で受信することにより、コンセント11が近接しているか否かを判断する。
このセンサ20bは、電源プラグ4とコンセント11との近接している距離を測定することができるので、電源プラグ4とコンセント11との嵌合量を定量的に把握することができる。この嵌合量に応じて、嵌合しているか否かを判断することができる。なお、嵌合していると判断する嵌合量の閾値は、電力供給に支障が起きない程度の嵌合量等、様々な観点から、予め決定しておく。また、嵌合量を定量的に把握することができるので、電源プラグ4とコンセント11との嵌合のはずれを、事前に察知し、使用者に知らせることができる。
図4は、非接触光感知型の近接センサを示す。この非接触光感知型の近接センサ20cは、センサ20cの周囲からの入射光によりコンセント11の近接を判断する入射光感知型と、センサ20cからコンセント11へ光を照射し、この反射光によりコンセント11の近接を判断する反射光感知型と、がある。
入射光感知型は、入射光の照度等を測定する受光部を有している。反射光感知型は、光を照射する照射部と、この反射光を受光する受光部を有している。なお、照射部から照射される光は、単色光または可視光に限られない。
反射光感知型は、照射部を有しているため、暗所においても使用することができるので、入射光感知型よりも実用的である。
このセンサ20cは、電源プラグ4とコンセント11との近接している距離を、入射光または反射光により測定することができるので、電源プラグ4とコンセント11との嵌合量を定量的に把握することができる。この嵌合量に応じて、嵌合しているか否かを判断することができる。なお、嵌合していると判断する嵌合量の閾値は、電力供給に支障が起きない程度の嵌合量等、様々な観点から、予め決定しておく。また、嵌合量を定量的に把握することができるので、電源プラグ4とコンセント11との嵌合のはずれを、事前に察知し、使用者に知らせることができる。
図5は、片電極の電気接触センサを示す。この片電極の電気接触センサ20dは、電源プラグ4とコンセント11との各電極部4a、11aの電気接触の有無を判断することにより、嵌合を判断することができる。
例えば、電源プラグ4の電極に任意の時間間隔で出力波形を送り、嵌合前後の波形の変化により、嵌合の有無を判断する。すなわち、電源プラグ4は、その電極4aがコンセント11の電極11aに接触することにより、嵌合前に電源プラグ4が有する既定のインピーダンス成分に、嵌合後はコンセント11のインピーダンスが追加され、嵌合前後で電気信号の電圧や電流や位相が変化する。この変化により、電源プラグ4とコンセント11との嵌合を判断する。
なお、このときの電気信号電圧は、電源プラグ4とコンセント11との各電極部4a、11aの電気接触の有無を判断することができる程度に微弱な電圧であり、人体に影響がない程度に低いことが望ましい。
図6は、両電極の電気接触センサを示す。この両電極の電気接触センサ20eは、2つの電極間4a、11aで、電源プラグ4とコンセント11との各電極部4a、11aの電気接触の有無を判断することにより、片電極の電気接触センサ20dよりも既定のインピーダンス成分の変化量が増加するので、電気接触の有無の判断精度が向上する。これにより、両電極の電気接触センサ20eの場合は、片電極の電気接触センサ20dの場合よりも、嵌合の判断制度も向上する。
なお、出力相数が3相以上の電源プラグ4についても、複数の各電極間で同様に判断することができる。
前記給電経路状況検査部5bは、嵌合判断部5aでの嵌合判断に基づき、電力供給経路の状況を検査する機能を有している。
この給電経路状況検査部5bは、図7〜図10に示すように、電源プラグ4とコンセント11との各電極4a、11aに電気的に接触して、電力供給経路の状況を検査する。なお、図7〜図10は、給電経路状況検査部5bが電力供給経路の状況を検査する一例である。
給電経路状況検査部5bは、これらのうち少なくとも1つの情報に応じて、電力供給経路の状況を検査する。
図7は、電圧測定による検査を示す。図7に示すように、電圧測定機能を有する電圧測定器30を、電源プラグ4の各電極4aに繋いでいる。電圧測定器30(例えば、電圧計等)は、コンセント11側の電極間11aの電位、すなわち、嵌合後に電源プラグ4の電極間4aの電圧を測定する。これにより、負荷側の電圧(V)を検査することができる。
なお、電圧測定範囲は、240V程度まで測定できることが望ましい。
図8は、インピーダンスとその周波数特性との測定による検査を示す。図8に示すように、インピーダンス周波数特性測定機能を有するインピーダンス周波数特性測定器31を、電源プラグ4の各電極4aに繋いでいる。インピーダンス周波数特性測定器31(例えば、インピーダンス測定器)は、コンセント11側の電極11aのインピーダンスとその周波数特性(Z(F))を測定することができる。これにより、負荷側のインピーダンスとその周波数特性を検査することができる。
図9は、有線通信による検査を示す。図9に示すように、電源プラグ4の電極間4aに有線通信機能を有する電源側有線通信機32を並列に接合すると共に、コンセント11の電極間11aに有線通信機能を有する負荷側有線通信機33を並列に接合する。電源側有線通信機32と負荷側有線通信機33とは、電力供給経路にて互いに有線信号通信ができるように接続されている。負荷側有線通信機33は、例えば電圧等を測定する測定器等を有している。
この通信では、負荷側有線通信機33により負荷側の電圧等が測定され、この測定結果に応じて予め決められた電気信号等が、負荷側有線通信機33から、電力供給経路を介して、電源側有線通信機32へ送信される。電源側有線通信機32側は、送信された信号を受信する。これにより、負荷側での検査結果を電源側で得ることができる。
図10は、無線通信による検査を示す。図10に示すように、電源プラグ4の電極間4aに無線通信機能を有する電源側無線通信機34を並列に接合すると共に、コンセント11の電極間11aに無線通信機能を有する負荷側無線通信機35を並列に接合する。電源側無線通信機34と負荷側無線通信機35とは、互いに無線信号通信ができるように接続されている。負荷側無線通信機35は、例えば電圧等を測定する測定器等を有している。
この通信では、負荷側無線通信機35により負荷側の電圧等が測定され、この測定結果またはこの測定結果に応じて予め決められた電気信号等が、負荷側無線通信機35から、電源側無線通信機34へ送信する。電源側無線通信機34は、送信された測定結果または信号等を受信する。
また、無線通信することができるので、有線通信の場合とは異なり、電源側無線通信機34と負荷側無線通信機35との間が断線等により電気的に繋がっていなくても、互いに通信することができる。このため、断線以降の負荷12の検査結果(状況)を、負荷側無線通信機35から電源側無線通信機34へ送信することができる。その他、複数の情報を送受信することができる。
これにより、負荷側での検査結果を電源側で得ることができる。
前記可否判断部5cは、給電経路状況検査部5bでの検査結果に応じて、電源プラグ4からコンセント12への給電を可とするか否とするかを判断する。
この可否判断部5cは、給電経路状況検査部5bによる検査結果を、給電可否の判断閾値である判断基準値と比較し、該判断基準値を満たすとき、給電を可と判断する。
ここで、「給電可否の判断閾値である判断基準値」とは、電圧及び電流等のその他の要素から、電力供給経路における異常の有無を判断するための閾値である判断基準値、すなわち、電力供給経路に給電してよいか否かを判断するための閾値である判断基準値のことをいい、この値は、電圧及び電流等のその他の要素から予め設定されている。
以下、例えば、図7〜図10における給電経路状況検査部5bの検査結果に応じて、電源プラグ4からコンセント12への給電を可とするか否とするかについて説明する。
図7における負荷側の電圧(V)の測定結果が、電力供給対象(受電装置10)としての許容範囲内の電圧か否か等を判断する。すなわち、この測定結果と、判断基準値(許容範囲)とを比較し、測定結果が許容範囲内の場合には、電力供給対象であると判断し、電源プラグ4からコンセント12への給電を可とすることができる。
図8におけるコンセント11側の電極11aのインピーダンスとその周波数特性(Z(F))の測定結果から、電力供給対象(受電装置10)が短絡(ショート)していないか否かを判断することができる。
すなわち、測定結果と、インピーダンスとその周波数特性の判断基準値とを比較し、測定結果が判断基準値を満たさない場合には、電力供給対象が短絡していると判断し、電源プラグ4からコンセント12への給電を不可とする。
これにより、コンセント11の電極間11a短絡による電源装置1の出力過剰によって発生する事故や故障等を防止することができる。
図9における負荷側有線通信機33から電源側有線通信機32への電気信号等から、電力供給対経路が断線しているか否かを判断することができる。
すなわち、測定結果に応じて予め決められた電気信号が断線を示すものか否かを判断する。
電気信号が断線を示すものである場合には、電力供給対経路が断線していると判断し、電源プラグ4からコンセント12への給電を不可とする。また、負荷側有線通信機33からの信号を電源側有線通信機32が受信することができない場合、すなわち、電力供給経路を介して信号を送受信することができない場合であるから、電源装置1と受電装置10との間が断線していると判断し、この場合も電源プラグ4からコンセント12への給電を不可とする。
これにより、電源供給前に、電力供給対経路の異常を確認することができる。
図10における負荷側無線通信機35から電源側無線通信機34への測定結果または電気信号等から、電力供給対経路が断線しているか否かを判断することができる。この場合には、上記の図9における有線通信の場合と同様に、すなわち、測定結果に応じて予め決められた電気信号が断線を示すものか否かを判断する。なお、測定結果そのものを直接に送受信する場合には、上記の図7における負荷側の電圧を測定する場合と同様に、測定結果と、判断基準値(許容範囲)とを比較し、測定結果が許容範囲内の場合には、電力供給対象であると判断し、電源プラグ4からコンセント12への給電を可とすることができる。
また、無線通信機の34、35の場合には、断線以降の負荷12の検査結果(状況)から、負荷12に異常があるか否かも判断することができる。すなわち、負荷12の異常を示す検査結果の場合には、電源プラグ4からコンセント12への給電を不可とする。その他、複数の情報と、これに対応する判断基準値と比較し、電源プラグ4からコンセント12への給電を可とするか否とするかを判断することができる。
これにより、負荷12の異常も正確に把握され、電力供給による事故や故障等を未然に防止することができる。
[給電許可判定手段の制御構成]
図11は、実施例1の電力変換器の作動及び停止を示すフローチャートである。
以下、図11の各ステップについて説明する。
ステップS1では、電源プラグ4をコンセント11に差し込み嵌合し、ステップS2へ進む。
ステップS2では、ステップS1での電源プラグ4をコンセント11に差し込み嵌合したのに続き、この嵌合状態を判断し、OK(嵌合していると判断)の場合にはステップS3へ進み、NG(嵌合していないと判断)の場合にはステップS6へ進む。
なお、ステップS2は、嵌合判断部5aに相当する。
ステップS3では、ステップS2での電源プラグ4とコンセント11とが嵌合しているとの判断(嵌合判断)に続き、電力供給経路の状況を検査し、ステップS4へ進む。
なお、ステップS3は、給電経路状況検査部5bに相当する。
ステップS4では、ステップS3での電力供給経路の状況の検査結果に応じて、電源プラグ4からコンセント12への給電を可とするか否とするかを判断し、OK(給電可)の場合にはステップS5へ進み、NG(給電不可)の場合にはステップS6へ進む。
なお、ステップS4は、可否判断部5cに相当する。
ステップS5では、ステップS4での電源プラグ4からコンセント12への給電を可とする判断に続き、給電許可判定手段5から電力変換器3へ作動許可信号を出力し、電力変換器3を作動する。
なお、電力変換器3は、作動許可がない限りは停止している。
ステップS6では、ステップS2での電源プラグ4とコンセント11とが嵌合していないとの判断、或いは、ステップS4での電源プラグ4からコンセント12への給電を不可とする判断に続き、電力変換器3を停止する。
次に、作用を説明する。
実施例1における作用を、図11に示すフローチャートを用いて、「給電許可判定手段の作用」を説明する。
電源プラグ4をコンセント11に差し込み嵌合し、最終的に電源プラグ4からコンセント12への給電が可と判断されるときには、図11のフローチャートにおいて、START→ステップS1→ステップS2→ステップS3→ステップS4→ステップS5→ENDへと進む。すなわち、ステップS2において、電源プラグ4とコンセント11とが嵌合していると判断され、ステップS4において、電源プラグ4からコンセント12への給電を可と判断されたとき、給電許可判定手段5から電力変換器3へ作動許可信号が出力され、電力変換器3の作動が許可される。これにより、電源装置1から受電装置10へ給電される。
また、電源プラグ4をコンセント11に差し込み嵌合しても、電源プラグ4とコンセント11とが嵌合していないと判断されるときには、図11のフローチャートにおいて、START→ステップS1→ステップS2→ステップS6→ENDへと進む。すなわち、ステップS2において、電源プラグ4とコンセント11とが嵌合していないと判断されたとき、電力変換器3が停止される。
そして、電源プラグ4をコンセント11に差し込み嵌合し、電源プラグ4とコンセント11とが嵌合していると判断されても、電源プラグ4からコンセント12への給電が不可と判断されるときには、図11のフローチャートにおいて、START→ステップS1→ステップS2→ステップS3→ステップS4→ステップS6→ENDへと進む。すなわち、ステップS2において、電源プラグ4とコンセント11とが嵌合していると判断されても、ステップS4において、電源プラグ4からコンセント12への給電を不可と判断されたとき、電力変換器3が停止される。すなわち、電源プラグ4からコンセント11への給電を許可しないとの判定に相当する。
図11のフローチャートにおいて、ステップS2→ステップS3→ステップS4→ステップS5、ステップS2→ステップS6、または、ステップS2→ステップS3→ステップS4→ステップS6が、給電許可判定手段5に相当する。給電許可判定手段5は、これらの制御に基づいて、機械的、電気的、またはこの両方により、電力変換器3を作動または停止させる。
例えば、電源プラグと壁コンセント(電源プラグの差込口)とを嵌合させる電気コネクタにおいて、その電源プラグの近傍に、電源プラグと壁コンセントとの嵌合状態を検知する検知スイッチ(作動杆)が設けられている電源装置を比較例とする。
この比較例の電源装置によれば、この検出スイッチのオン/オフにより電源プラグと壁コンセントとの嵌合状態が判断されている。
しかし、この電源装置は、電源プラグの近傍に設けた検出スイッチのオン/オフにより電源プラグと壁コンセントとの嵌合状態のみを判断する構成である。すなわち、その検出スイッチがオンになっていれば、電力供給時に、電力系統に短絡等の異常があっても、この短絡系統等への給電が行われる。
このため、電力供給時の給電安全性を確保することができない。
このように、電力供給時の給電安全性を確保することができない、という課題があった。
これに対し、実施例1では、給電許可判定手段5において、嵌合判断部5aにて嵌合していると判断され、かつ、可否判断部5cにて給電を可と判断されたとき、給電が許可される。
すなわち、電源側コネクタと負荷側コネクタとの嵌合が不十分であるとき、嵌合判断部にて嵌合していないと判断される。また、嵌合判断部にて嵌合していると判断されても、給電経路状況検査部の検査結果から電力供給経路に短絡または断線等の異常が認められるとき、可否判断部にて給電を不可と判断される。このとき、その異常系統等への給電が防止される。
この結果、給電許可判定手段5において、嵌合判断部5aと可否判断部5cとの判断結果により、給電の許可が判定されるので、電力供給時の給電安全性を確保することができる。
また、嵌合判断部5aでは、電源プラグ4に設けた種々のセンサ20からの信号(情報)に応じて嵌合状態を判断するので、誤作動なく嵌合状態を判断することができる。
例えば、電源プラグ4をコンセント11に差し込んでも、簡単に電源プラグ4とコンセント11とが外れてしまうような嵌合が不十分であるとき、嵌合判断部5aにて嵌合していないと判断される。
さらに、給電経路状況検査部5bでは、種々の検査により、電力供給前に電力供給経路の短絡、断線や回路異常等の状況を精度よく検査することができる。
加えて、可否判断部5cでは、給電経路状況検査部5bでの検査結果に応じて、給電可否の判断閾値である判断基準値と比較し、電源プラグ4からコンセント12への給電を可とするか否とするかを判断することができる。すなわち、電力供給対象(受電装置10)が短絡(ショート)していないか、電力供給対経路が断線していないか等、電力供給前に電力供給経路の異常が正確に把握される。
このため、検査結果と判断基準値とに基づき、給電の可否を判断することにより、電力供給による事故や故障等を未然に防止することができる。
次に、効果を説明する。
実施例1の電源装置1にあっては、下記に列挙する効果を得ることができる。
(1) 電力源2と、負荷側コネクタ(コンセント11)に差し込み嵌合する電源側コネクタ(電源プラグ4)と、前記電源側コネクタ(電源プラグ4)から前記負荷側コネクタ(コンセント11)への給電を許可するか否かを判定する給電許可判定手段5と、を備える電源装置1であって、前記給電許可判定手段5は、前記電源側コネクタ(電源プラグ4)と前記負荷側コネクタ(コンセント11)とが嵌合しているか否かを判断する嵌合判断部5aと、前記嵌合判断部5aでの嵌合判断に基づき、電力供給経路の状況を検査する給電経路状況検査部5bと、前記給電経路状況検査部5bでの検査結果に応じて、前記電源側コネクタ(電源プラグ4)から前記負荷側コネクタ(コンセント11)への給電を可とするか否とするかを判断する可否判断部5cと、を有し、前記給電許可判定手段5は、前記嵌合判断部5aにて嵌合していると判断し、かつ、前記可否判断部5cにて給電を可と判断したとき、給電を許可する。
このため、給電許可判定手段5において、嵌合判断部5aと可否判断部5cとの判断結果により、給電の許可が判定されるので、電力供給時の給電安全性を確保することができる。
(2) 前記電源側コネクタ(電源プラグ4)に、前記負荷側コネクタ(コンセント11)へ前記電源側コネクタ(電源プラグ4)が近接したことを検知する近接センサ20a,20b,20cと、前記負荷側コネクタ(コンセント11)と前記電源側コネクタ(電源プラグ4)とのそれぞれの電極間の電気的な接合を検知する電気接触センサ20d,20eとのうち、少なくとも1つのセンサ20を設け、前記嵌合判断部5aは、前記電源側コネクタ(電源プラグ4)に設けたセンサ20からの情報に応じて、嵌合しているか否かを判断する。
このため、(1)の効果に加え、嵌合判断部5aでは、電源プラグ4に設けた種々のセンサ20からの信号(情報)に応じて嵌合状態を判断するので、誤作動なく嵌合状態を判断することができる。
(3) 前記給電経路状況検査部5bは、前記負荷側コネクタ(コンセント11)側の電極間11aの電位と、前記負荷側コネクタ(コンセント11)側の電極のインピーダンスとその周波数特性と、前記負荷側コネクタ(コンセント11)側からの無線または有線の信号とのうち、少なくとも1つの情報に応じて、電力供給経路の状況を検査する。
このため、(1)〜(2)の効果に加え、電力供給前に電力供給経路の短絡、断線や回路異常等の状況を精度よく検査することができる。
(4) 前記可否判断部5cは、前記給電経路状況検査部5bによる検査結果を、給電可否の判断閾値である判断基準値と比較し、該判断基準値を満たすとき、給電を可と判断する。
このため、(1)〜(3)の効果に加え、検査結果と判断基準値とに基づき、給電の可否を判断することにより、電力供給による事故や故障等を未然に防止することができる。
(5) 前記電力源2は、直流電力源2であり、前記直流電力源2は、1次電池と、2次電池と、応力、熱、光、磁界または電界のうち少なくとも1つから得られる起電力と、整流回路からの直流電力とのうち、少なくとも1つである。
このため、(1)〜(4)の効果に加え、種々の電力源2から選択して、1つ以上の電力源2を使用することができる。
(6) 前記電力源2と前記電源側コネクタ(電源プラグ4)との間に電力変換器3を設け、前記電力変換器3は、出力電圧と、出力電流と、出力波形と、出力相数と、各相間の位相の少なくとも1つを任意に調整可能である。
このため、(1)〜(5)の効果に加え、日本国内の一般家庭へのAC100V電源として使用することや、電力仕様が異なる用途やその他の国または地域でも利用することができる。
以上、本発明の電源装置を実施例1に基づき説明してきたが、具体的な構成については、この実施例に限られるものではなく、特許請求の範囲の各請求項に係る発明の要旨を逸脱しない限り、設計の変更や追加等は許容される。
実施例1では、電力源2を直流電力源とした。しかしながら、電力源4はこれに限られるものではない。すなわち、受電装置10の負荷に合った電力源4であればよい。例えば、交流電力源としてもよいし、直流電力と交流電力とを切り替え可能にしてもよい。
実施例1では、電力交換器3を電力源2が供給する直流電力を交流電力に変換する構成とした。しかしながら、直流電力を交流電力に変換する構成に限られるものではない。すなわち、電力変換器3は、交流電力を直流電力に変換するものでもよいし、交流電力と直流電力とを相互に変換することができるものでもよい。
実施例1では、電力交換器3を電源装置1に備える構成とした。しかしながら、この構成に限られるものではない。すなわち、電力変換器3は、受電装置10にのみ備えられていてもよいし、電源装置1及び受電装置10の両方に備えられていてもよい。また、電源装置1から受電装置1への供給を直接行うことができる場合には、電力変換器3を省略してもよい。
ただし、受電装置10のみが電力変換器3を備えている場合または電力変換器3を省略する場合には、給電許可判定手段5を、電力源2または電源プラグ4等と接続して、接続先へ給電の許可信号を出力する。
実施例1では、給電許可判定手段5を電力交換機3に接続する構成とした。しかしながら、この構成に限られるものではない。すなわち、給電許可判定手段5を、電力源2または電源プラグ4等と接続して、接続先へ給電の許可信号を出力する。
実施例1では、電源側に電源プラグ4を備え、受電側(負荷側)に電源プラグ4を差し込み嵌合するコンセントを備える構成とした。しかしながら、この構成に限られるものではない。すなわち、プラグとコンセントとを反対とする構成にしてもよい。
実施例1では、給電経路状況検査部5bにより電圧またはインピーダンス等を測定した。しかしながら、電力供給経路の測定に限られるものではない。すなわち、負荷12内部の回路故障等を検査してもよい。例えば、負荷12内部の抵抗値等を測定する。ただし、この場合には、可否判断部5cにて、抵抗値等から負荷12の劣化具合を判断する。すなわち、抵抗値等から発熱量を求め、この発熱量と判断基準値とを比較し、該判断基準値を満たすとき、給電を可と判断する。
実施例1では、給電経路状況検査部5bにより受電側(負荷側)の電力供給経路の状況を検査した。しかしながら、受電側(負荷側)の電力供給経路の状況を検査に限られるものではない。すなわち、電力側を検査してもよいし、電力側及び負荷側の両方を検査してもよい。ただし、この場合には、電力源2から負荷側へ給電されないためのスイッチ等を設け、このスイッチにより給電を不可としてもよい。
実施例1では、給電経路状況検査部5bが電力供給経路の状況を検査する一例として、無線通信による一例を示した。しかしながら、無線通信では、電力供給前の検査に限られるものではない。すなわち、給電経路状況検査部5bでは、電力供給中においても経路等を検査し、可否判断部5cでは、給電中における給電の可否を判断してもよい。
1 電源装置
2 電力源(直流電力源)
3 電力変換器(インバータ、コンバータ)
4 電源プラグ(電源側コネクタ)
4a 電源プラグの電極
5 給電許可判定手段
5a 嵌合判断部
5b 給電経路状況検査部
5c 可否判断部
10 受電装置
11 コンセント(負荷側コネクタ)
11a コンセントの電極
12 負荷(バッテリ)
20 センサ
20a 接触感知型の近接センサ
20b 非接触振動感知型の近接センサ
20c 非接触光感知型の近接センサ
20d 片電極の電気接触センサ
20e 両電極の電気接触センサ
30 電圧測定器(電圧計)
31 インピーダンス周波数特性測定器(インピーダンス測定器)
32 電源側有線通信機
33 負荷側有線通信機
34 電源側無線通信機
35 負荷側無線通信機

Claims (6)

  1. 電力源と、負荷側コネクタに差し込み嵌合する電源側コネクタと、前記電源側コネクタから前記負荷側コネクタへの給電を許可するか否かを判定する給電許可判定手段と、を備える電源装置であって、
    前記給電許可判定手段は、
    前記電源側コネクタと前記負荷側コネクタとが嵌合しているか否かを判断する嵌合判断部と、
    前記嵌合判断部での嵌合判断に基づき、電力供給経路の状況を検査する給電経路状況検査部と、
    前記給電経路状況検査部での検査結果に応じて、前記電源側コネクタから前記負荷側コネクタへの給電を可とするか否とするかを判断する可否判断部と、
    を有し、
    前記給電許可判定手段は、前記嵌合判断部にて嵌合していると判断し、かつ、前記可否判断部にて給電を可と判断したとき、給電を許可する
    ことを特徴とする電源装置。
  2. 請求項1に記載された電源装置において、
    前記電源側コネクタに、前記負荷側コネクタへ前記電源側コネクタが近接したことを検知する近接センサと、前記負荷側コネクタと前記電源側コネクタとのそれぞれの電極間の電気的な接合を検知する電気接触センサとのうち、少なくとも1つのセンサを設け、
    前記嵌合判断部は、前記電源側コネクタに設けたセンサからの情報に応じて、嵌合しているか否かを判断する
    ことを特徴とする電源装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載された電源装置において、
    前記給電経路状況検査部は、前記負荷側コネクタ側の電極間の電位と、前記負荷側コネクタ側の電極のインピーダンスとその周波数特性と、前記負荷側コネクタ側からの無線または有線の信号とのうち、少なくとも1つの情報に応じて、電力供給経路の状況を検査する
    ことを特徴とする電源装置。
  4. 請求項1から請求項3までのいずか一項に記載された電源装置において、
    前記可否判断部は、前記給電経路状況検査部による検査結果を、給電可否の判断閾値である判断基準値と比較し、該判断基準値を満たすとき、給電を可と判断する
    ことを特徴とする電源装置。
  5. 請求項1から請求項4までのいずか一項に記載された電源装置において、
    前記電力源は、直流電力源であり、
    前記直流電力源は、1次電池と、2次電池と、応力、熱、光、磁界または電界のうち少なくとも1つから得られる起電力と、整流回路からの直流電力とのうち、少なくとも1つである
    ことを特徴とする電源装置。
  6. 請求項1から請求項5までのいずか一項に記載された電源装置において、
    前記電力源と前記電源側コネクタとの間に電力変換器を設け、
    前記電力変換器は、出力電圧と、出力電流と、出力波形と、出力相数と、各相間の位相の少なくとも1つを任意に調整可能である
    ことを特徴とする電源装置。
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