JP2015031899A - ストロボ装置及びストロボ装置を備えた撮像装置 - Google Patents

ストロボ装置及びストロボ装置を備えた撮像装置 Download PDF

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琢磨 菊池
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Abstract

【課題】本発明は、通常と同等のバウンス光を被写体に照射して、好適なバウンス撮影を行えるストロボ装置を得る。
【解決手段】本発明のストロボ装置は、測定した反射体までの測距値が、基準距離範囲外である場合、被写体までの測距値、測定した発光部10の照射角度、および予め設定された発光部10の配光特性に基づいて、キャッチシート11の進出長さを算出するとともに、キャッチシート11の進出長さを調整し、バウンス撮影を行う。
【選択図】図2

Description

本発明は、発光部から出射される光の照射範囲を制御するように構成したストロボ装置及びストロボ装置を備えた撮像装置に関する。
従来から、より自然な画像を得るために、ストロボ装置の発光部から光を天井や壁などの反射体に照射して拡散させ、被写体を間接的に照明して撮影するバウンス撮影が行われている。
バウンス撮影に使用されるストロボ装置には、種々のタイプのものがあるが、何れも、撮像装置に連結されるストロボ本体部と、閃光放電管等の光源及び光源からの光を外部に向けて透過させる照射面を有する発光部であって、ストロボ装置に回転可能に連結された発光太を備える。これにより、この種のストロボ装置は、撮像装置に連結されたストロボ本体部に対する発光部の回転角度を変更することで、発光部の照射面の向き(光の照射方向)を変更できるようになっている。
そして、この種のストロボ装置には、発光部の光軸に対して平行又は略平行に移動可能に設けられたキャッチシートであって、発光部の照射面の前方で出退可能なキャッチシートを備えたものがある。一般的に、キャッチシートは、発光部の内部に収容され、必要に応じて、照射面の前方に引き出される。
かかるストロボ装置でバウンス撮影する場合、ストロボ装置は、発光部の照射面を被写体とは正対させず、天井や壁などの反射体のある方向に向けて照射する。この際、キャッチシートが照射面の前方に引き出される。これにより、バウンス撮影時において、天井や壁で反射して被写体に照射される光と、キャッチシートで反射して被写体に照射される光とを得ることができるため、バウンス撮影(間接照明による撮影)であっても、キャッチシートで反射した光により、被写体の瞳が生き生きとした写真を得ることができる(特許文献1参照)。
実開平6−2345号公報
しかしながら、特許文献1に記載されているストロボ装置において、天井や壁などの反射体との距離が遠い場合、または、反射体が傾斜している場合、あるいは、反射体がない場合などは、バウンス光が十分に得ることができず、良好なバウンス撮影ができないという問題がある。
本発明は、かかる事情に鑑み、反射体による反射光の効果が期待できなくても、十分なバウンス光を被写体に照射して、好適なバウンス撮影を行うことができるストロボ装置及びストロボ装置を備えた撮像装置を提供することを目的とする。
本発明のストロボ装置は、ストロボ本体部と、該ストロボ本体部に回転可能に連結され、外部に照射光を照射するための光源を有する発光部と、被写体までの距離を測定する第1の測距部、および、前記発光部からの照射光を前記被写体に反射するための反射体までの距離を測定する第2の測距部を有する測距手段と、前記被写体と前記光源とを結ぶ直線に対する前記光源の光軸の照射角度を測定する照射角度測定手段と、前記発光部の照射角度を、照射角度測定位置からバウンス撮影位置に調整する照射角度調整手段と、前記発光部の光源の光軸方向と平行又は略平行に移動可能なキャッチシートであって、照射面の前方側に出退可能となるように、前記発光部におけるストロボ本体部に対する傾動方向の上部に収容されるキャッチシートと、前記照射面の前方側で出退させるべく、前記キャッチシートを往復移動させるキャッチシート移動手段と、異なるバウンス条件を基に予め設定された反射体までの基準距離範囲、および、予め設定された発光部の配光特性が記憶された設定基準記憶手段と、前記第2の測距部による測定結果が前記基準距離範囲外である場合、キャッチシートを進出させるような警告を発する,またはキャッチシートを進出させるようにしたことを特徴とする。
かかる構成によれば、測定した反射体までの測距値が、基準距離範囲外である場合、すなわち、反射体によるバウンス効果が期待できない場合、キャッチシートを進出させるような警告を発する,またはキャッチシートを進出するようにしたので、進出したキャッチシートによって、発光部からの光が反射され、被写体に対して好適な角度で照射される。
前記第2の測距部による測定結果が前記基準距離範囲外である場合、被写体までの測距値、測定した発光部の照射角度、および予め設定された発光部の配光特性に基づいて、キャッチシートの進出長さを算出するとともに、キャッチシートの進出長さを調整する制御手段をさらに備えることが好ましい。
かかる構成によれば、測定した反射体までの測距値が、基準距離範囲外である場合、すなわち、反射体によるバウンス効果が期待できない場合、被写体までの測距値、測定した発光部の照射角度、および予め設定された発光部の配光特性に基づいて、キャッチシートの進出長さを調整するとともに、キャッチシートの進出長さを調整するようにしたので、進出長さが調整されたキャッチシートによって反射された光が、被写体に対して好適な角度で照射されるようになり、通常のバウンス撮影と略同等のバウンス撮影が可能になる。
また、請求項2に係る発明によれば、前記発光部の照射角度を、照射角度測定位置からバウンス撮影位置に調整する照射角度調整手段をさらに備え、前記制御手段は、測定した反射体までの測距値が、前記基準距離範囲外である場合、被写体までの測距値、測定した発光部の照射角度、および予め設定された発光部の配光特性に基づいて、発光部の照射角度をバウンス撮影位置に調整するようにしてもよい。
かかる構成によれば、発光部の照射角度がバウンス撮影位置に調整されることで、進出調整されたキャッチシートによって反射された光が、被写体に対してより好適な角度で照射されるようになる。
また、請求項3に係る発明は、前記発光部の光源を光軸方向に往復移動させる光源移動手段をさらに備え、前記制御手段は、前記被写体までの測距値、調整後の前記発光部の照射角度、および前記キャッチシートの進出長さに基づいて、前記光源を移動させる構成を採用することもできる。
かかる構成によれば、被写体までの測距値、調整後の発光部の照射角度、およびキャッチシートの進出長さに基づいて、発光部を移動して発光するようにしたので、バウンス撮影に適した光量を被写体に照射することができる。
また、請求項4に係る発明は、前記第1の測距手段の測定値および前記第2の測距手段の測定値、バウンス撮影する際の前記発光部の照射角度、前記キャッチシートの進出長さ、前記光源の移動位置のうち、少なくとも1つが表示される表示手段を備える様な構成を採用することもできる。
かかる構成によれば、反射体がない場合のバウンス撮影に必要とされるデータを視認することができる。
本発明の撮像装置は、前記いずれかのストロボ装置を備えたことを特徴とする。
かかる構成によれば、反射体がない場合にキャッチシートが進出して、バウンス撮影ができる撮像装置を提供することができる。
また、請求項6に係る発明は、キャッチシートの進出長さに適した、シャッタスピードおよび絞り値が設定できるような構成を採用することもできる。
かかる構成によれば、キャッチシートの進出長さに適した、シャッタスピードおよび絞り値が設定されるので、バウンス撮影に適した写真撮影が行える。
以上のように、本発明によれば、反射体による反射光の効果が期待できなくても、十分なバウンス光を被写体に照射して、好適なバウンス撮影を行うことができる。
本発明の第1実施形態に係る撮像装置の構成を示すブロック図 同実施形態に係るストロボ装置の側面図 同実施形態に係るストロボ装置の上面図 同実施形態に係るストロボ装置の底面図 同実施形態に係るストロボ装置の発光部が、傾倒位置と起立位置との間で照射角度が調整されて、移動する際の説明図 同実施形態に係るストロボ装置において、キャッチシートを進出させて、バウンス撮影する状態を示す説明図 同実施形態に係るストロボ装置の使用態様を示すフロー図であり、反射体までの測距値が基準距離許容範囲外である場合の制御内容を示す説明図 同実施形態に係るストロボ装置の使用態様を示すフロー図であり、反射体までの測距値が基準距離許容範囲以内である場合の制御内容を示す説明図 同実施形態に係るストロボ装置において、遮光板を進出させて、バウンス撮影する状態を示す説明図
本発明の一実施形態に係る撮像装置及びストロボ装置について、図1〜図9を参酌しつつ、説明する。
同実施形態に係る撮像装置1は、図1に示すように、被写体に照射光を照射するストロボ装置2を装着可能に構成している。なお、図2〜図6において、被写体側をストロボ装置の前方とし、被写体側の反対側をストロボ装置の後方とし、被写体の上側および下側を、ストロボ装置の上側および下側とする。
また、撮像装置1は、被写体を撮像する撮影機能部3と、ストロボ装置2および撮影機能部3を制御する演算部4と、被写体を撮像した画像などを表示する表示部5と、撮影条件の設定や電源を切り換えるための操作部6と、周辺機器との間で画像データなどを入出力するためのインターフェース7とを備えている。
ストロボ装置2は、図2〜図4に示すように、ストロボ本体部8と、発光部10と、キャッチシート11と、遮光板12と、キャッチシート移動手段13と、遮光板移動手段14と、照射角度測定手段15Aと、照射角度調整手段15Bと、発光部移動手段16と、制御手段17と、操作部18とを備えている。
ストロボ本体部8は、矩形状に形成された筐体であり、その上面側に発光部10を回転可能に連結し、その下面側に撮像装置1を連結可能に構成されている。また、ストロボ本体部8は、前面が撮像装置1の撮影方向B(撮像レンズの光軸方向)を向くように撮像装置1に連結される。
発光部10は、光源としての閃光放電管100と、該閃光放電管100の光を反射して外部に照射させる反射傘101と、閃光放電管100及び反射傘101が内部に配置された、略矩形状の筐体102とを備えている。
そして、発光部10は、図5に示すように、制御手段17によって、ストロボ本体部8の幅方向D(図3参照)に沿って設けられる軸9を中心にして、ストロボ本体部8に対して傾倒位置と起立位置Aとの間を回動できるように構成されている。そうすることで、照射光の照射される照射角度Cが変更できるようになっている。
筐体102は、一方の面(前面)側に配置された照射面103と、筐体102の上部に形成されたキャッチシート11の収納スペース104と、筐体102の下部に形成された遮光板12の収納スペース105とを有している。そして、閃光放電管100の照射光が照射面103を通して外部へ照射されるようになっている。
キャッチシート11は、閃光放電管100の光軸方向に対して平行になるように、上述した上部の収納スペース104に、照射面103の前方側に出退可能となるように収納されている。そして、キャッチシート11は、キャッチアイ撮影する場合、および、バウンス撮影する場合において使用される。
遮光板12は、閃光放電管100の光軸方向に対して平行になるように、上述した下部の収納スペース105に、照射面103の前方側に出退可能となるように収納されている。そして、遮光板12は、発光部10の照射面103を通して被写体に直接照射する照射光を遮蔽する。
キャッチシート移動手段13は、図示しないモータと、該モータの回動軸に、図示しない減速機構を介して連結された複数のローラ130とを備えている。そして、キャッチシート11は、複数のローラ130の回動によって、照射面103の前方側で出退するべく、往復移動するようになっている。
遮光板移動手段14は、図示しないモータと、該モータの回動軸に、図示しない減速機構を介して連結された複数のローラ140とを備えている。そして、遮光板12は、複数のローラ140の回動によって、照射面103の前方側で出退するべく、往復移動するようになっている。
照射角度測定手段15Aは、閃光放電管100の中心と被写体とを結ぶ直線に対する閃光放電管100の光軸の照射角度をセンサで測定する。
照射角度調整手段15Bは、バウンス撮影する際の閃光放電管100の照射角度を、照射角度測定位置と起立位置との間で調整する。
発光部移動手段16は、閃光放電管100を光軸方向に沿って往復移動する。そして、発光部移動手段16は、バウンス撮影する場合は、閃光放電管100を照射面103側に移動する。
制御手段17は、測距手段としての第1の測距部170、および、第2の測距部171と、設定基準記憶部172と、測定・調整データ記憶部173と、演算処理部174とを備えている。
第1の測距部170は、センサであり、被写体までの距離を測定する。
第2の測距部171は、センサであり、発光部10からの照射光を被写体に反射するための反射体までの距離を測定する。
設定基準記憶部172は、異なるバウンス条件を基に予め設定された反射体までの基準距離範囲、予め設定された発光部10の配光特性が記憶されている。
測定・調整データ記憶部173は、第1の測距部170および第2の測距部171によって測定された測距値、測定された発光部10の照射角度、角度調整された発光部10の照射角度、移動した際のキャッチシート11の進出長さが記憶される。
演算処理部174は、第2の測距部171によって測定した反射体までの測距値が、基準距離範囲外である場合、被写体までの測距値、測定した発光部10の照射角度、および予め設定された発光部10の配光特性に基づいて、発光部の10照射角度をバウンス撮影位置に調整するとともに、キャッチシート11の進出長さを調整する。
また、制御手段17は、撮影モードを切り替え可能に構成されている。具体的に説明すると、撮影モードには、通常撮影モードとバウンス撮影モードとがある。
通常撮影モードでは、光軸が水平に位置するように、照射角度調整手段15Bによって、発光部10の照射角度が調整される。すなわち、照射光が撮影方向B(被写体のある方向)に照射される。
バウンス撮影モードでは、照射光が天井などの反射体のある方向に照射されるように、発光部10の傾斜角度が調整される。
この際、制御手段17は、上述した照射角度測定手段15Aにおけるセンサの検知信号に基づいて、発光部10の光軸が傾倒位置(通常撮影位置)にあるのか否かを判定するとともに、反射体との距離が基準距離範囲外であるか否かを判定する。例えば、反射体がなくてバウンス撮影できないと判定された場合、閃光放電管100の中心と被写体とを結ぶ直線に対する閃光放電管100の位置(角度)から、バウンス撮影ができないに場合に設定される、通常照射角度とは異なる所定角度(傾倒位置から起立位置との間で設定される角度)に、発光部10の角度を調整する。
この際、発光部10がバウンス照射位置に位置変更中であっても、ストロボ本体部8は静止している。すなわち、静止状態のストロボ本体部8に照射調整手段15が設けられることで、発光部10の精度の高い回転(バウンス)角度の制御が可能となる。
また、制御手段17は、反射体の作用効果が期待できない場合において、発光部10の照射角度を、傾倒位置と起立位置との間で調整するようにしているが、測距センサと、発光部10から照射された照射光を受光する受光センサとで、被写体または反射体までの距離を計測する測距手段に適用する場合において、発光部10の照射角度を被写体または反射体に向くように調整する場合もある。
操作部18は、ストロボ本体部8の背面に設けられており、ユーザが所望する発光部10の照射角度を手動操作によって設定できるように構成されている。操作部18において入力された発光部10の照射角度、閃光放電管100の位置、キャッチシート11の進出長さは、制御手段17の演算処理部174において演算されて、キャッチシート移動手段13によって、所要の処理がなされる。
つぎに本実施形態に係る撮像装置1のバウンス撮影モードの動作について、図5〜図8を参照しつつ説明する。ストロボ装置2は、初期状態として通常撮影モードが選択されている。このとき、ストロボ装置2の発光部10は、図5の鎖線に示すように、照射方向Cが被写体に対向する方向(通常撮影位置)Bを向いているものとする。
この状態において、ユーザによって、通常撮影モードからバウンス撮影モードに切り替えられた場合、まず、制御手段17は、図7に示すように、異なるバウンス条件を基に予め設定された反射体までの基準距離範囲、および、予め設定された閃光放電管100の配光特性を、設定基準記憶部172から読み出す(S01)。
そして、制御手段17は、これと同時に測距を行う。具体的には、第1の測距部170によって、被写体までの距離が測定される(S020)とともに、第2の測距部171によって、反射体までの距離が測定される(S021)。
そして、第1の測距部170および第2の測距部171によって測定されたデータ、および、測定された照射角度のデータは、A/D変換部(図示せず)を通して制御手段17の測定・調整データ記憶部173に記憶される(S03)。
また、制御手段17は、設定基準の読み出し、測距と同時に、現時点の発光部10の照射角度を測定する(S04)。
また、制御手段17は、設定基準の読み出し、測距、角度測定と同時に、キャッチシート11の収納位置および閃光放電管100の収納位置を検知する(S05、S06)。
つぎに、制御手段17は、反射体までの測距値が、基準距離許容範囲外であるか否かを判定する(S030)。
そして、反射体までの測距値が、基準距離許容範囲外である場合、制御手段17は、反射体までの測距値が基準距離許容範囲外である警告を発するとともに,被写体までの測距値、測定した発光部10の照射角度、配光特性に基づいて、発光部10の照射角度およびキャッチシート11の進出長さを算出する(S031)。
つぎに、制御手段17は、図6に示すように、発光部10を、算出された照射角度の位置(図5の実線に示すバウンス撮影位置)に角度調整する(S032)とともに、キャッチシート11を、算出された進出長さの位置に進出するように、長さ調整する(S033)。
つぎに、制御手段17は、被写体までの測距値、調整後の発光部10の照射角度、配光特性、キャッチシート11の進出長さに基づいて、閃光放電管100の移動距離を算出する(S034)。
そして、制御手段17は、閃光放電管100を、算出された移動距離の位置(照射面側)に移動する(S035)とともに、移動後、閃光放電管100を発光させて(S036)、バウンス撮影する。すなわち、図6に示すように、照射光がキャッチシート11に反射されて、被写体Xに照射されるようになり、通常のバウンス撮影と同等の撮影が行われる。
また、反射体までの測距値が、基準距離許容範囲以内である場合、反射体を利用した通常のバウンス撮影が行われる。
通常のバウンス撮影モードでは、前記と同様に、閃光放電管100の配光特性が設定基準記憶部172から読み出され、第1の測距部170によって、被写体との距離が測定される(S020)とともに、第2の測距部171によって、反射体との距離が測定される(S021)。
また、制御手段17は、測距と同時に、発光部10の照射角度を測定する(S03)とともに、閃光放電管100の収納位置を検知する(S06)。
そして、第1の測距部170および第2の測距部171によって測定されたデータ、および、測定された発光部10の照射角度が、制御手段17の測定・調整データ記憶部173に記憶される。
つぎに、制御手段17は、被写体Xまでの測距値、反射体までの測距値、測定した発光部10の照射角度および配光特性に基づいて、バウンス撮影する際の発光部10の照射角度を算出する(S0300)。
そして、制御手段17は、発光部10の照射角度を、算出した照射角度の位置(バウンス撮影位置)に調整する(S0301)。
つぎに、被写体Xでの測距値、反射体までの測距値、調整後の発光部10の照射角度および配光特性に基づいて、閃光放電管100の移動距離を算出する(S0302)。
そして、閃光放電管100を、算出された移動距離の位置(照射面103側)に移動する(S035)とともに、移動後、反射体に向けて閃光放電管100を発光させて(S036)、被写体に反射体による反射光を照射させて、通常のバウンス撮影を行う。
このように、本実施形態に係る撮像装置1およびストロボ装置2によれば、反射体による反射光の効果が期待できない場合、発光部10の照射角度が、傾倒位置と起立位置との間で調整されるとともに、キャッチシート11が、被写体Xとの距離に応じて所定の長さに進出するようにしたので、閃光放電管100の照射光がキャッチシート11によって被写体に向けて反射されようになる。反射体がある場合のバウンス光と略同等の反射光が被写体に照射されて、好適なバウンス撮影が行われるようになる。
なお、本発明に係るストロボ装置及びストロボ装置を備えた撮像装置は、前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
例えば、前記実施形態の場合、設定データの読み出し、測距、発光部10の照射角度の測定については、図7に示したフローにしたがって順次行うようにしたが、順番が入れ替わってもよく、並行して行われてもよい。要は、設定データの読み出し、測距、発光部10の照射角度の測定が、キャッチシート11の進出長さの演算が行われる前に完了していればよい。
また、前記実施形態の場合、発光部10の角度調整を自動で行うようにしたが、手動で行うようにしてもよい。
また、前記実施形態の場合、制御手段17によって、キャッチシート11を進出させるようにしたが、第1の測距部170および第2の測距部171の測定結果が、基準距離範囲外である場合、キャッチシート11を付勢手段(図示せず)によって進出させるようにしてもよい。
また、前記実施形態の場合、ストロボ本体部8の内部に制御手段17を備えるようにしたが、撮像装置1の内部に設けてもよく、ストロボ装置2は、撮像装置1に接続されて、制御されるようにしてもよい。
また、前記実施形態の場合、ストロボ本体部8の背面に操作部18を設けるようにしたが、発光部10又は撮像装置1に設けるようにしてもよい。
また、前記実施形態の場合、照射角度調整手段15Bによって、発光部10を傾倒位置から所定の角度の位置に調整するようにしたが、好適な位置を制御手段17に予め設定するようにしてもよい。
また、前記実施形態の場合、照射角度調整手段15Bの調整範囲が最大90度まである例を説明したが、これに限定されるものではなく、最大180度であってもよい。
また、前記実施形態の場合、バウンス撮影ができない場合、照射光を被写体に照射させるべく、キャッチシート11を進出するようにしたが、反射体によるバウンス光が被写体に対して強すぎる場合は、図9に示すように、遮光板12を進出させた状態にして、照射光を被写体に照射するようにしてもよい。この場合、照射光が強すぎることによる、被写体のテカリを防止することができる。
また,前記実施形態の場合,制御手段17によって,発せられる反射体までの距離が基準距離範囲外であることを警告は,ブザー,光,あるいは操作部画面への警告表示など撮影者に認識させる方法であれば,その手段について限定されるものではない。
本発明に係る撮像装置及びストロボ装置は、キャッチアイ撮影するためのキャッチシートを有効に活用することで、バウンス撮影する装置に有効に活用できる。
1 撮像装置
2 ストロボ装置
8 ストロボ本体部
10 発光部
100 閃光放電管(光源)
103 照射面
11 キャッチシート
12 遮光板
13 キャッチシート移動手段
14 遮光板移動手段
15A 照射角度測定手段
15B 照射角度調整手段
16 発光部移動手段
17 制御手段
170 第1の測距部
171 第2の測距部
172 設定基準記憶部

Claims (7)

  1. 撮像装置に連結されるストロボ本体部と、
    外部に照射光を照射するための光源、および、光源からの光を外部に向けて透過させる照射面を有する発光部であって、ストロボ本体部に回転可能に連結される発光部と、
    被写体までの距離を測定する第1の測距部、および、前記発光部からの照射光を前記被写体に反射するための反射体までの距離を測定する第2の測距部を有する測距手段と、
    前記被写体と前記光源とを結ぶ直線に対する前記光源の光軸の照射角度を測定する照射角度測定手段と、
    前記発光部の光源の光軸方向と平行又は略平行に移動可能なキャッチシートであって、照射面の前方側に出退可能となるように、前記発光部におけるストロボ本体部に対する傾動方向の上部に収容されるキャッチシートと、
    前記照射面の前方側で出退させるべく、前記キャッチシートを往復移動させるキャッチシート移動手段と、
    異なるバウンス条件を基に予め設定された反射体までの基準距離範囲、および、予め設定された発光部の配光特性が記憶された設定基準記憶手段とを備え、
    前記第2の測距部による測定結果が前記基準距離範囲外である場合、キャッチシートを進出させるような警告を発する,またはキャッチシートを進出させるようにしたことを特徴とするストロボ装置。
  2. 前記第2の測距部による測定結果が前記基準距離範囲外である場合、被写体までの測距値、測定した発光部の照射角度、および予め設定された発光部の配光特性に基づいて、キャッチシートの進出長さを算出するとともに、キャッチシートの進出長さを調整する制御手段をさらに備えたことを特徴とする請求項1に記載のストロボ装置。
  3. 前記発光部の照射角度を、照射角度測定位置からバウンス撮影位置に調整する照射角度調整手段をさらに備え、
    前記照射角度調整手段は、測定した反射体までの測距値が、前記基準距離範囲外である場合、被写体までの測距値、測定した発光部の照射角度、および予め設定された発光部の配光特性に基づいて、発光部の照射角度をバウンス撮影位置に調整するようにしたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のストロボ装置。
  4. 前記発光部の光源を光軸方向に往復移動させる光源移動手段をさらに備え、
    前記制御手段は、前記被写体までの測距値、調整後の前記発光部の照射角度、および前記キャッチシートの進出長さに基づいて、前記光源を移動させることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載のストロボ装置。
  5. 前記第1の測距部の測定値および前記第2の測距部の測定値、バウンス撮影する際の前記発光部の照射角度、前記キャッチシートの進出長さ、前記光源の移動位置のうち、少なくとも1つが表示される表示手段を備えたことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載のストロボ装置。
  6. 前記請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載のストロボ装置を備えたことを特徴とする撮像装置。
  7. 前記キャッチシートの進出長さに適した、シャッタスピードおよび絞り値が設定できるように構成されることを特徴とする請求項6に記載の撮像装置。
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