JP2015027885A - 二重容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】外気導入孔から取り込まれた液体が、注出栓の奥側或いは外層体と内層体との相互間に流れにくくなり、また、コスト削減も図ることができる二重容器を提案する。【解決手段】本発明の二重容器1は、外層体10の内側にて減容変形する内層体20と、内層体20の上部に設けた中栓30と、注出開口34に設けた内容物用逆止弁40と、口部周壁11及び内周壁36との相互間で通気路T1を形成する外周壁51を有し、頂壁53に、注出筒54及び外気導入孔56を備える注出栓50と、を備え、内容物用逆止弁40は、内周壁36との相互間に外気導入孔56に通じる内部空間Nを区画する環状壁41を有し、中栓30は、内周壁36の上面と頂壁53の下面との相互間に内部空間Nと通気路T1とをつなぐ接続路T2を有し、通気路T1及び接続路T2の少なくとも一方に、空気の流れを制限する絞りを設けたことを特徴とする。【選択図】図1

Description

本発明は、容器の外殻を形成する外層体と、外層体の内側に収められる減容変形自在な内層体とを備え、内容物の吐出に伴って内層体のみを減容させる二重容器に関するものであり、特に、外層体の胴部を押圧して内容物を注出させるスクイズタイプの二重容器に関する。
化粧水などの化粧料や、シャンプーやリンス或いは液体石鹸、また食品調味料などを収納する容器としては、容器の外殻を形成するとともに内外に通じる貫通孔を設けた外層体と、外層体の内側に収められ減容変形自在な内層体と、外層体の口部に装着されるとともに外層体の貫通孔へつながる外気導入孔を有する注出栓を備え、注出栓から内容物を注出させるに伴い内層体のみを減容させるようにした二重容器(デラミ容器とも言う)が知られている。このような二重容器として、例えば特許文献1には、外層体の胴部を押圧することで、外層体と内層体との間の空気を介して内層体を押圧して内容物を注出させる、スクイズタイプの容器が示されている。
特開2011−31921号公報
ところで、このような二重容器においては、注出後の外層体が復元する際に、外気導入孔付近に内容物等の液体が付着していると、この液体が外気導入孔から空気と一緒に注出栓の内側に吸引されてしまうことがある。そして、最終的に注出栓の奥側或いは外層体と内層体との相互間まで流れてしまうと、簡単には蒸発し難くなるため、雑菌等が繁殖してしまうおそれが懸念される。
また、このような二重容器では、外層体の復元に伴って外気導入孔から空気を取り込む必要がある一方で、外層体を押圧する際は、外層体と内層体の間の空気が外気導入孔から漏れ出さないようにする必要がある。このため、通常時は外気導入孔を閉鎖し、外層体と内層体の間が減圧状態となると開放する空気用逆止弁を設けることが一般的である。しかし近年は、コスト削減を図るべく、従来と同等の性能は維持しつつ、これまで必須とされてきた部材を省略する取り組みが進められており、空気用逆止弁に対しても同様の取り組みが求められていた。
本発明は、このような問題点を解決することを課題とするものであり、その目的は、外気導入孔から取り込まれた液体を、注出栓の奥側或いは外層体と内層体との相互間に流れにくくすることが可能であり、また、空気用逆止弁を省略しても、これまでと同等の性能を維持することが可能であってコスト削減を図ることができる、新たな二重容器を提案するところにある。
本発明は、口部周壁に貫通孔を有するとともに容器の外殻を形成する外層体と、
内容物の充填空間に通じる上部開口を有するとともに該外層体の内側に収められ該貫通孔から該外層体との相互間に導入される空気により減容変形する内層体と、
該上部開口を覆う天壁に該充填空間につながる注出開口を有するとともに、該天壁の縁部から起立する内周壁を備える中栓と、
該注出開口を閉鎖する一方、該外層体への押圧に伴う該充填空間への加圧にて該注出開口が開放する内容物用逆止弁と、
該口部周壁に係合保持されるとともに該口部周壁及び該内周壁との相互間で該貫通孔に連通する通気路を形成する外周壁を有し、該外周壁に連結する頂壁に、該注出開口からの内容物を注出する注出筒、及び該通気路に通じる外気導入孔を備える注出栓と、を備える二重容器であって、
前記内容物用逆止弁は、前記注出筒と前記外気導入孔との間に設けられるとともに、前記天壁と前記頂壁との間に延在して前記内周壁との相互間に該外気導入孔に通じる内部空間を区画する環状壁を有し、
前記中栓は、前記内周壁の上面と前記頂壁の下面との相互間に前記内部空間と前記通気路とをつなぐ接続路を有し、
該通気路及び接続路の少なくとも一方に、空気の流れを制限する絞りを設けた二重容器である。
前記絞りは、前記内周壁の外周面及び前記外周壁の内周面の少なくとも一方に設けた細溝とすることができる。
前記絞りは、前記内周壁の上面及び前記頂壁の下面の少なくとも一方に設けた細溝とすることができる。
前記内周壁及び前記外周壁の一方は、他方に向けて突出する螺旋状の凸部を有することが好ましい。
前記注出栓は、前記外気導入孔と前記内周壁との間において前記頂壁の下面から突出する突起を有することが好ましい。
前記中栓は、前記充填空間に向けて延在する筒状壁を有するとともに、該筒状壁内を外層体の姿勢変更に応じて移動する球状体を有することが好ましい。
また、本発明は、口部周壁に貫通孔を有するとともに容器の外殻を形成する外層体と、
内容物の充填空間に通じる上部開口を有するとともに該外層体の内側に収められ該貫通孔から該外層体との相互間に導入される空気により減容変形する内層体と、
該上部開口を覆う天壁から前記充填空間に向けて垂下するとともに該充填空間につながる注出開口を形成する筒体、該筒体内に移動可能に設けられ該筒体の下部に当接して該充填空間を閉鎖する球状体、及び該天壁の縁部から起立する内周壁を備える中栓と、
該口部周壁に係合保持されるとともに該口部周壁及び該内周壁との相互間で該貫通孔に連通する通気路を形成する外周壁を有し、該外周壁に連結する頂壁に、該注出開口からの内容物を注出する注出筒、及び該通気路に通じる外気導入孔を備える注出栓と、を備える二重容器であって、
前記中栓は、前記注出筒と前記外気導入孔との間で、前記天壁から起立して前記頂壁に嵌合し、前記内周壁との相互間に該外気導入孔に通じる内部空間を区画する筒壁を有するとともに、
前記内周壁の上面と前記頂壁の下面との相互間に前記内部空間と前記通気路とをつなぐ接続路を有し、
該通気路及び接続路の少なくとも一方に、空気の流れを制限する絞りを設けた二重容器である。
前記注出栓は、前記頂壁の下面から前記筒体の内側に向けて突出し、前記球状体の前記天壁側へ移動を制限する移動制限部を有することが好ましい。
本発明の二重容器は、内容物用逆止弁に設けた環状壁と中栓に設けた内周壁との相互間に、外気導入孔に通じる内部空間を区画し、この内部空間と通気路(外層体の口部周壁に設けた貫通孔につながっている)とをつなぐ接続路が、内周壁の上面と、注出栓の頂壁の下面の相互間に設けられている。すなわち、外気導入孔から液体が吸引されても、内部空間に一旦取り込んで溜めることができる上、接続路は内部空間の上方に位置しているので、注出栓の奥側或いは外層体と内層体との相互間への液体の浸入が有効に防止される。
また、通気路及び接続路の少なくとも一方に、空気の流れを制限する絞りを設けているので、外層体と内層体との間の空気は、外層体を押圧しても容器内である程度保持され、空気用逆止弁無しでも内容物を注出することができる。ここで絞りは、内周壁の外周面及び外周壁の内周面の少なくとも一方に設けた細溝、又は内周壁の上面及び頂壁の下面の少なくとも一方に設けた細溝で構成することができる。
内周壁及び外周壁の一方に、他方に向けて突出する螺旋状の凸部を設ける場合は、通気路の延在長さをより長くすることができるので、外層体と内層体との間の空気が、外気導入孔からより漏れ出しにくくなる。
注出栓に、外気導入孔と内周壁との間において、頂壁の下面から突出する突起を設ける場合は、外気導入孔から吸引された液体が、接続路に直接流れ込むことを防止できるので、注出栓の奥側或いは外層体と内層体との相互間への液体の浸入を、より確実に防ぐことができる。
中栓に、充填空間に向けて延在する筒状壁を設けるとともに、筒状壁内を外層体の姿勢変更に応じて移動する球状体を設ける場合は、外層体を傾けて内容物を注出した後、外層体を元の起立姿勢に戻せば、球状体が充填空間に向けて移動することで、注出筒内の内容物を引き戻す(サクションバック)ことができるので、注出筒からの液だれが防止でき、使い勝手が良くなる。
本発明に従う二重容器の第1実施形態を示す断面図である。 図1に示す二重容器の部分拡大断面図である。 (a)は、本発明に従う二重容器の第2実施形態を示す断面図であり、(b)は図3(a)のC−C断面図である。 (a)は、本発明に従う二重容器の第3実施形態を示す断面図であり、(b)は図4(a)のD−D断面図である。
以下、図面を参照して、本発明をより具体的に説明する。
図1は、本発明に従う二重容器の第1実施形態を示す断面図であって、図2は、図1に示す二重容器の部分拡大断面図である。
図1において、符号1は、本発明の二重容器の第1実施形態を示す。二重容器1は、容器の外殻を形成する外層体10と、外層体10の内側に収められる内層体20とを備えていて、その上部に中栓30、内容物用逆止弁40、注出栓50、及び蓋体60とを備えている。
本実施形態における二重容器1は、合成樹脂製の外層体10と、外層体10に対して相溶性が低い合成樹脂にて形成される内層体20とを積層させたものであり、これらの合成樹脂素材を積層して形成したパリソンを、ブロー成形することによって得られたものである。また、図示は省略するが、外層体10と内層体20との間に、縦方向に延在して外層体10と内層体20とを部分的に接合する、1本或いは複数本の接着帯を設けてもよい。
外層体10は、円筒状の口部周壁11に、復元自在な可撓性を有する胴部12を連結するとともに、図示を省略した底部を胴部12に連結したものである。口部周壁11の外周面には雄ねじ部13を設けている。また、口部周壁11には、貫通孔14を設けていて、更に、貫通孔14を設けた外周面には、上下方向に雄ねじ部13を切り欠く溝部15を設けている。
内層体20は、その内側に内容物を充填可能とする充填空間Sを形成するとともに、充填空間Sに通じる上部開口21を有するものであり、積層された外層体10から剥離させることで減容変形させることができる。
中栓30は、内層体20の上部開口21を覆う天壁31を有している。本実施形態では天壁31に、充填空間Sに向けて延在する円筒状の筒状壁32(充填空間S側の端部は充填空間Sに向けて縮径している)を設けていて、筒状壁32内には、外層体10の姿勢変更に応じてそれ自身の自重で移動する球状体Bを設けている。天壁31には、筒状壁32に隣接して上向き凸状となる段部33を設けていて、この段部33に、表裏を貫通する注出開口34を設けている。また天壁31の上面には、筒状壁32及び段部33を取り囲むとともに、これらとの相互間に内容物用逆止弁40を嵌合保持する環状の嵌合壁35を設けている。更に、嵌合壁35の径方向外側には、天壁31の縁部から起立する円筒状の内周壁36を設けている。そして、天壁31の下面には、内層体20を挟み込んで外層体10と当接する環状のシール壁37を設けている。
内周壁36について、図2を参照しつつ詳細に説明すると、本実施形態において内周壁36の外周面には、上下方向に延在する細溝36aが設けられている。また、内周壁36の上面には、径方向に延在する細溝36b(細溝36aと同様の構成)が設けられている。
内容物用逆止弁40は、その下部が、中栓30の筒状壁32、段部33、及び嵌合壁35に嵌合保持される環状壁41を備えている。環状壁41の径方向内側には、アーム42を介して連結する板状の弁部43を備えていて、弁部43により注出開口34を閉鎖している。また弁部43は、筒状壁32の上部開口の大部分も覆い隠しているが、その一部は常時開口している。本実施形態で内容物用逆止弁40は、所謂3点弁の形態をなしているが、1点弁等、従前の他の形態の逆止弁を用いることができる。また、本実施形態で環状壁41は円筒状であるが、角筒状でもよい。
注出栓50は、口部周壁11を取り囲む外周壁51を連結していて、外周壁51の内周面には、口部周壁11の雄ねじ部13に対応する雌ねじ部52を設けている。また、外周壁51の上部には、中栓30及び内容物用逆止弁40を覆い隠す頂壁53を設けている。頂壁53には、内容物用逆止弁40の開放下にて充填空間S内の内容物を注出する注出筒54を設けている。なお、注出筒54は、頂壁53の下方側にも延びていて、これにより弁部43が過度に持ち上がった際のストッパーとしても機能している。また、頂壁53の下面には、環状壁41の上部を嵌合保持する同心二重配置となる一対の上部嵌合壁55を設けている。更に、上部嵌合壁55の径方向外側には、頂壁53を貫通する外気導入孔56を設けている。これにより、内周壁36と環状壁41との間には、天壁31と頂壁53とで挟まれるとともに外気導入孔56が開口する内部空間Nが形成される。また、外気導入孔56と内周壁36との間において頂壁53の下面には、内部空間Nに向けて突出する突起57を設けている。
ここで、外周壁51について、図2を参照しつつ詳細に説明すると、本実施形態において外周壁51の内周面上方には、内周壁36に向けて吐出する螺旋状の凸部51aを設けている。また、外周壁51の内周面における細溝36aとの近傍域は、細溝36aを除いて内周壁36の外周面と当接し、頂壁53の下面における細溝36bとの近傍域は、細溝36bを除いて内周壁36の上面と当接している。このように構成することで、貫通孔14と外気導入孔56の間には、空気が流れる通路として、溝部15及び細溝36aを経て螺旋状の凸部51aを通る通気路T1と、細溝36bにて構成される接続路T2と、接続路T2と外気導入孔56とをつなぐ内部空間Nが形成される。なお、図示は省略するが、内周壁36の外周面には、上下方向に延在する凸リブを設けていて、中栓30を注出栓50に組み込むと、この凸リブが螺旋状の凸部51aに食い込むようにしている。これにより、中栓30は注出栓50に対して回り止め保持される。
蓋体60は、ヒンジ61を介して注出栓50の外周壁51に連結していて、ヒンジ61で折り曲げることで、注出筒54及び外気導入孔56を覆い隠すことができる。より詳細には、蓋体60は、平板状の上壁62と、上壁62の縁部に連結するとともに外周壁51に連なる形状となる蓋体周壁63とを備えていて、上壁62には、蓋体60を閉めた際に注出筒54の内側に入り込んで注出筒54をシールする棒体64を備えている。なお、蓋体60は、ヒンジ61を設けずに注出栓50とは別体のものとし、ねじやアンダーカットで注出栓50に装着するように構成してもよい。
上記のように構成される二重容器1から内容物を吐出するに当たっては、図1に示すように蓋体60を開き、二重容器1を、起立姿勢から傾倒或いは倒立姿勢に姿勢変更する。これにより、筒状壁32内の球状体Bは、自重にて、図1に破線で示す位置(注出筒54側)に移動する。そして、外層体10の胴部を押圧すると、内層体20は、外層体10と内層体20との間の空気にて押圧されて充填空間Sが加圧される。これにより、加圧された内容物が弁部43を持ち上げて、注出開口34から内容物が流出し、注出筒54から外界に注出される。ここで、貫通孔14と外気導入孔56の間は、通気路T1、接続路T2、内部空間Nにてつながっているため、常時開放された状態であるものの、細溝36a及び細溝36bの通路断面積(溝幅や溝深さ)は、通気路T1、接続路T2、及び内部空間Nの中で小さくなっていて絞りとして機能するため、外層体10を押圧しても、外層体10と内層体20との間の空気はそれ程多く漏れ出すことはなく、内容物の注出機能は従来と同等に維持される。特に、本実施形態では、螺旋状の凸部を設けて通気路T1の延在長さを増しているので、空気の漏れ出しをより有効に阻止することができる。
所要量の内容物を注出した後は、外層体10の胴部への押圧を解除すると、充填空間S内の圧力が下がり、これに伴って弁部43が注出開口34を閉鎖するので、充填空間S内への外気の入り込みが有効に防止される。また、外層体10は、それ自身の復元力により元の形状に戻ろうとするため、外層体10と内層体20との相互間は負圧状態となり、これによって、外気導入孔56から内部空間N、接続路T2、通気路T1を経て、貫通孔14より空気が導入され、内層体20を減容させたまま外層体10が復元する。なお、細溝36a及び細溝36bによって空気は流れにくくなっているものの、外層体10の材質、厚み、形状等によって復元力を調整できる上、細溝36a及び細溝36bの通路断面積(溝幅や溝深さ)を絞りの機能を維持しつつ適宜調整することで、空気用逆止弁による場合と同等の時間で外層体10を復元させることができる。すなわち、本願発明によれば、細溝の幅や深さ等を変更することで所期する性能が発揮されるので、より複雑な構造となる空気用逆止弁を用いる場合よりも調節が容易となる上、従来用いていた空気用逆止弁も不要となるので、コストを減らすこともできる。
ここで、外気導入孔56付近に液体が付着していると、空気と一緒に注出栓50内に吸引されることがあるものの、吸引された液体は内部空間Nに一旦取り込まれることになり、また、接続路T2は、内部空間Nの上方に位置しているので、通気路T1への液体の流れ込みを有効に防止することができる。また、本実施形態では、頂壁53の下面に突起57を設けていて、突起57が外気導入孔56と接続路T2との間に入り込んだ状態になっているので、外気導入孔56からの液体が直接的に接続路T2に流れ込むことが防止され、通気路T1への液体の流れ込みを、より確実に防ぐことができる。
なお、内容物の注出後、二重容器1を起立姿勢に戻せば、球状体Bは、自重にて充填空間S側に移動する。これにより、注出筒54内に残った内容物を注出栓50内に引き込むことができるので、注出筒54からの液だれを防止することができる。
以下、本発明の他の実施形態について説明する。なお、先の第1実施形態と同一又は対応する構成については、同一の符号で表し、説明を省略する。
図3(a)は、本発明に従う二重容器の第2実施形態を示す断面図であり、図3(b)は、図3(a)の二重容器100におけるC−C断面図である。二重容器100は、容器の外殻を形成する外層体10と、外層体10の内側に収められる内層体20とを備え、その上部に中栓30、注出栓50、及び蓋体60とを備えている。
外層体10は、第1実施形態と同様に、口部周壁11に、可撓性を有する胴部12を連結するとともに、図示を省略した底部を胴部12に連結したものであり、口部周壁11の外周面には雄ねじ部13を設けている。また、口部周壁11には、貫通孔14を設けるとともに、上下方向に雄ねじ部13を切り欠く溝部15を設けている。
内層体20は、その内側に内容物を充填可能とする充填空間Sを形成するとともに、充填空間Sに通じる上部開口21を有するものであり、積層された外層体10から剥離させることで減容変形させることができる。
本実施形態の中栓30は、内層体20の上部開口21を覆う天壁31に、充填空間Sに向けて垂下するとともに当該充填空間Sにつながる注出開口134を形成する円筒状の筒体132(充填空間S側の端部は充填空間Sに向けて縮径している)を設けており、当該筒体132の内部に球状体Bを移動可能に設けている。球状体Bは、筒体132の下部に当接して該充填空間Sを閉鎖する。筒体132の内周面上部には、軸線方向に延びる溝133が周方向に3箇所均等に形成されており、筒体132の上端部内周面には、球状体Bの抜け出しを防止する凸部135が、溝133に挟まれるように周方向に3箇所設けられている。ここで、筒体132の球状体Bは、所謂ボール弁を構成し、充填空間Sへ外気が流入するのを阻止するとともに、注出後に、後述する注出筒54付近の内容物を引き込んで注出筒54からの液垂れを防止することができる。
また、本実施形態の中栓30は、天壁31の縁部から起立する円筒状の内周壁36、及び内周壁36の内側で天壁31から起立する筒壁141を有する。そして、天壁31の下面には、内層体20を挟み込んで外層体10と当接する環状のシール壁37を設けている。また、本実施形態の内周壁36の外周面には、第1実施形態と同様に、上下方向に延在する細溝36aが設けられており、内周壁36の上面には、径方向に延在する細溝36b(細溝36aと同様の構成)が設けられている。
注出栓50は、外周壁51及び頂壁53を有し、頂壁53には、注出開口134の開放下にて充填空間S内の内容物を注出する注出筒54を設けている。また、頂壁53の下面には、筒壁141の上部を嵌合保持する同心二重配置となる一対の上部嵌合壁55を設けるとともに、上部嵌合壁55の径方向外側に、頂壁53を貫通する外気導入孔56を設けている。これにより、内周壁36と筒壁141との間には、天壁31と頂壁53とで挟まれるとともに外気導入孔56が開口する内部空間Nが形成される。また、外気導入孔56と内周壁36との間において頂壁53の下面には、内部空間Nに向けて突出する突起57を設けている。
また、本実施形態の頂壁53の下面には、筒体132の内側に向けて突出し、球状体Bの天壁31側へ移動を制限する移動制限部としての突起部158が3本設けられている。本実施形態において、突起部158は、先端が内側に屈曲する薄板形状であり、3本の突起部158は筒体132の内周面から等距離に配置されている。
外周壁51の内周面上方には、第1実施形態と同様に、内周壁36に向けて吐出する螺旋状の凸部51aを設けており、貫通孔14と外気導入孔56の間には、空気が流れる通路として、溝部15及び細溝36aを経て螺旋状の凸部51aを通る通気路T1と、細溝36bにて構成される接続路T2と、接続路T2と外気導入孔56とをつなぐ内部空間Nが形成される。第1実施形態と同様に、中栓30は内周壁36の外周面に設けた凸リブにより注出栓50に対して回り止め保持される。
蓋体60は、第1実施形態と同様に、ヒンジ61を介して注出栓50の外周壁51に連結していて、注出筒54及び外気導入孔56を覆い隠すことができる。蓋体60は、ヒンジ61を設けずに注出栓50とは別体のものとし、ねじやアンダーカットで注出栓50に装着するように構成してもよい。
上記のように構成される二重容器100から内容物を吐出するに当たっては、蓋体60を開き、二重容器100を起立姿勢から傾倒或いは倒立姿勢に姿勢変更するとともに外層体10の胴部12を押圧すると、充填空間Sが加圧される。これにより、加圧された内容物が球状体Bを持ち上げて、球状体Bは突起部158に接触する。ここで突起部158は、可撓性を有するため、球状体Bに押圧されて撓み変形(弾性変形)する。球状体Bが突起部158を撓み変形させながら、溝133の下端よりも上方に移動すると充填空間Sが開放され、内容物が注出開口134及び注出筒54を通って外界に注出される。ここで、本実施形態では、細溝36aの通路断面積(溝幅や溝深さ)が細溝36bよりも小さくなっていて、細溝36aが絞りとして機能するため、外層体10を押圧しても、外層体10と内層体20との間の空気はそれ程多く漏れ出すことはなく、内容物の注出機能は従来と同等に維持される。なお、本実施形態の二重容器100においても、細溝36bの通路断面積を小さくして、細溝36bを絞りとして機能させることも可能である。
所要量の内容物を注出した後は、外層体10の胴部への押圧を解除すると、充填空間S内の圧力が下がり、これに伴って球状体Bが下方に移動して注出開口134を閉鎖するので、充填空間S内への外気の入り込みが有効に防止される。また、本実施形態においては、移動制限部を可撓性の突起部158で形成したことで、撓み変形した突起部158の反発力を受けて、球状体Bは、より確実に、また、素早く下方に移動して注出開口134を閉鎖する。これにより、充填空間S内への外気の入り込みがより確実に防止される。また、球状体Bが筒体132内を下方(充填空間S側)に移動することで、注出筒54内に残った内容物を注出栓50の内部に引き込むことができるので、注出筒54からの液だれを防止することができる。さらに、本実施形態では、中栓30にボール弁となる構成を設けたことにより、逆支弁を別部材として形成する必要がなく、部品数を低減することができる。
ここで、図4(a)、(b)は、本発明の第3実施形態としての二重容器200を示しており、第2実施形態の二重容器100と移動制限部の構成のみが異なるものである。第2実施形態では、移動制限部を、可撓性を有する3本の突起部158で構成していたが、本実施形態では、移動制限部を、部分的に切り欠かれた円筒形状の突出部258で構成している。突出部258は、第2実施形態の二重容器100における突起部158に比べて剛性が高く、また、頂壁53から下端までの長さが小さく設定されている。内容物を注出する際には、突出部258は撓み変形することなく球状体Bの上方への移動を制限することができる。
本発明に従う二重容器は、上述の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に従う範囲で種々の変更が可能である。例えば、上述の実施形態では外層体10に設けた溝部15を通じて空気を貫通孔14に導入するようにしたが、この溝部15を設けずに、雄ねじ部13と雌ねじ部52との隙間を通して空気を導入するようにしてもよい。また、上述の実施形態では、2つの細溝36a、36bを設けたが、何れか一方であってもよい。また、細溝36aに代えて、通気路T1を構成する別の部位の通路断面積を狭くしてもよい。また細溝36a、36bは、内周壁36に設けたが、外周壁51に設けてもよく、また二つ割りにしてこれらの両方で構成してもよい。また螺旋状の凸部51aは、外周壁51に設けたが、内周壁36に設けても、また両方に設けてもよい。また、外層体及び内層体は、積層構造のパリソンをブロー成形することによって形成されるものに限られず、外層体及び内層体を個別に形成し、その後、内層体を外層体内に装着するようにしたものでもよい。
本発明によれば、外気導入孔から取り込まれた液体が、注出栓の奥側或いは外層体と内層体との相互間に流れにくくなり、また、コスト削減も図ることができる、新規の二重容器を提供することが可能となる。
1 二重容器
10 外層体
11 口部周壁
12 胴部
13 雄ねじ部
14 貫通孔
15 溝部
20 内層体
21 上部開口
30 中栓
31 天壁
32 筒状壁
33 段部
34 注出開口
35 嵌合壁
36 内周壁
36a 細溝(絞り)
36b 細溝(絞り)
37 シール壁
40 内容物用逆止弁
41 環状壁
42 アーム
43 弁部
50 注出栓
51 外周壁
51a 螺旋状の凸部
52 雌ねじ部
53 頂壁
54 注出筒
55 上部嵌合壁
56 外気導入孔
57 突起
60 蓋体
61 ヒンジ
62 上壁
63 蓋体周壁
64 棒体
132 筒体
133 溝
135 凸部
141 筒壁
158 突起部(移動制限部)
258 突出部(移動制限部)
B 球状体
N 内部空間
S 充填空間
T1 通気路
T2 接続路

Claims (8)

  1. 口部周壁に貫通孔を有するとともに容器の外殻を形成する外層体と、
    内容物の充填空間に通じる上部開口を有するとともに該外層体の内側に収められ該貫通孔から該外層体との相互間に導入される空気により減容変形する内層体と、
    該上部開口を覆う天壁に該充填空間につながる注出開口を有するとともに、該天壁の縁部から起立する内周壁を備える中栓と、
    該注出開口を閉鎖する一方、該外層体への押圧に伴う該充填空間への加圧にて該注出開口が開放する内容物用逆止弁と、
    該口部周壁に係合保持されるとともに該口部周壁及び該内周壁との相互間で該貫通孔に連通する通気路を形成する外周壁を有し、該外周壁に連結する頂壁に、該注出開口からの内容物を注出する注出筒、及び該通気路に通じる外気導入孔を備える注出栓と、を備える二重容器であって、
    前記内容物用逆止弁は、前記注出筒と前記外気導入孔との間に設けられるとともに、前記天壁と前記頂壁との間に延在して前記内周壁との相互間に該外気導入孔に通じる内部空間を区画する環状壁を有し、
    前記中栓は、前記内周壁の上面と前記頂壁の下面との相互間に前記内部空間と前記通気路とをつなぐ接続路を有し、
    該通気路及び接続路の少なくとも一方に、空気の流れを制限する絞りを設けた二重容器。
  2. 前記絞りは、前記内周壁の外周面及び前記外周壁の内周面の少なくとも一方に設けた細溝である請求項1に記載の二重容器。
  3. 前記絞りは、前記内周壁の上面及び前記頂壁の下面の少なくとも一方に設けた細溝である請求項1又は2に記載の二重容器。
  4. 前記内周壁及び前記外周壁の一方は、他方に向けて突出する螺旋状の凸部を有する請求項1〜3の何れかに記載の二重容器。
  5. 前記注出栓は、前記外気導入孔と前記内周壁との間において前記頂壁の下面から突出する突起を有する請求項1〜4の何れかに記載の二重容器。
  6. 前記中栓は、前記充填空間に向けて延在する筒状壁を有するとともに、該筒状壁内を外層体の姿勢変更に応じて移動する球状体を有する請求項1〜5の何れかに記載の二重容器。
  7. 口部周壁に貫通孔を有するとともに容器の外殻を形成する外層体と、
    内容物の充填空間に通じる上部開口を有するとともに該外層体の内側に収められ該貫通孔から該外層体との相互間に導入される空気により減容変形する内層体と、
    該上部開口を覆う天壁から前記充填空間に向けて垂下するとともに該充填空間につながる注出開口を形成する筒体、該筒体内に移動可能に設けられ該筒体の下部に当接して該充填空間を閉鎖する球状体、及び該天壁の縁部から起立する内周壁を備える中栓と、
    該口部周壁に係合保持されるとともに該口部周壁及び該内周壁との相互間で該貫通孔に連通する通気路を形成する外周壁を有し、該外周壁に連結する頂壁に、該注出開口からの内容物を注出する注出筒、及び該通気路に通じる外気導入孔を備える注出栓と、を備える二重容器であって、
    前記中栓は、前記注出筒と前記外気導入孔との間で、前記天壁から起立して前記頂壁に嵌合し、前記内周壁との相互間に該外気導入孔に通じる内部空間を区画する筒壁を有するとともに、
    前記内周壁の上面と前記頂壁の下面との相互間に前記内部空間と前記通気路とをつなぐ接続路を有し、
    該通気路及び接続路の少なくとも一方に、空気の流れを制限する絞りを設けた二重容器。
  8. 前記注出栓は、前記頂壁の下面から前記筒体の内側に向けて突出し、前記球状体の前記天壁側へ移動を制限する移動制限部を有する、請求項7に記載の二重容器。
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