JP2015023606A - 力率改善回路 - Google Patents

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哲也 押方
Tetsuya Oshikata
哲也 押方
松田 善秋
Yoshiaki Matsuda
善秋 松田
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Abstract

【課題】少ない部品で、ブリッジレスPFC回路のインターリーブ化と小型化を実現する。【解決手段】PFC回路は、入力端子12及び出力端子41間に接続されたMOSFET31と、入力端子12及び出力端子42間に接続されたMOSFET32と、第1アーム回路と、第2アーム回路と、出力端子41,42間に接続された出力コンデンサ37と、を備えている。前記第1アーム回路は、入力端子11及び接続点N11間に接続されたインダクタ21と、接続点N11及び出力端子41間に接続されたMOSFET33と、接続点N11及び出力端子42間に接続されたMOSFET34と、を有している。前記第2アーム回路は、入力端子11及び接続点N12間に接続されたインダクタ22と、接続点N12及び出力端子41間に接続されたMOSFET35と、接続点N12及び出力端子42間に接続されたMOSFET36と、を有している。【選択図】図1

Description

本発明は、電源装置等に設けられる力率改善(Power Factor Correction、以下「PFC」という。)回路、例えば、インターリーブ方式のPFC回路に関するものである。
例えば、電源装置に設けられるPFC回路は、交流(以下「AC」という。)電圧を整流するブリッジダイオードと、昇圧回路と、平滑用の出力コンデンサと、から構成されている。このPFC回路の低損失化を図るために、ブリッジダイオードを無くしたブリッジレスの回路構成が提案されている。ブリッジレスのPFC回路では、ACラインのそれぞれに昇圧回路を設け、整流と昇圧の動作を同時に行うダイレクト方式の回路構成になっている。より低損失化を図るために、インターリーブ化することが有効である。インターリーブ方式のPFC回路は、互いに位相をずらした複数の昇圧回路と、共有する1つの出力コンデンサと、から構成されている。
図4は、非特許文献1に記載された従来のインターリーブ方式のブリッジレス・PFC回路の構成を示す回路図である。
このPFC回路は、ACの入力電圧Vin(例えば、50/60Hz)が印加される一対の入力端子1−1,1−2を有している。一方の入力端子1−1と接続点N1との間には、昇圧用のインダクタ2−1が接続され、その入力端子1−1と接続点N3との間にも、昇圧用のインダクタ2−2が接続されている。他方の入力端子1−2と接続点N2との間には、昇圧用のインダクタ2−3が接続され、その入力端子1−2と接続点N4との間にも、昇圧用のインダクタ2−4が接続されている。
接続点N1は、順方向のダイオード3−1を介して、直流(以下「DC」という。)の出力電圧Voutを出力する一対の出力端子6−1,6−2の内の一方の出力端子6−1に接続され、更に、その接続点N1が、MOSFET4−1を介して、他方の出力端子6−2に接続されている。接続点N2は、順方向のダイオード3−2を介して、一方の出力端子6−1に接続され、更に、その接続点N2が、MOSFET4−2を介して、他方の出力端子6−2に接続されている。接続点N3は、順方向のダイオード3−3を介して、一方の出力端子6−1に接続され、更に、その接続点N3が、MOSFET4−3を介して、他方の出力端子6−2に接続されている。接続点N4は、順方向のダイオード3−4を介して、一方の出力端子6−1に接続され、更に、その接続点N4が、MOSFET4−4を介して、他方の出力端子6−2に接続されている。各MOSFET4−1〜4−4のドレイン・ソース間には、ボディダイオードと言われる寄生ダイオード4aがそれぞれ接続されている。
一対の出力端子6−1,6−2間には、平滑用の出力コンデンサ5と、負荷7と、が並列に接続されている。
インダクタ2−1,2−3、ダイオード3−1,3−2、及びMOSFET4−1,4−2により、第1昇圧回路が構成されている。更に、インダクタ2−2,2−4、ダイオード3−3,3−4、及びMOSFET4−3,4−4により、第2昇圧回路が構成されている。これらの第1昇圧回路と第2昇圧回路とにより、互いに位相が異なるインターリーブ動作が行われる。
このような構成のPFC回路では、例えば、入力端子1−1が正電圧の時、MOSFET4−1,4−3は、昇圧動作のためのスイッチングを行い、MOSFET4−2,4−4をオンし続けることで、これらのMOSFET4−2,4−4の各寄生ダイオード4aを通過することなく、MOSFET4−2,4−4における低オン抵抗によって導通損失を低減することができる。ACの入力電圧Vinが交番する度に、MOSFET4−1,4−3とMOSFET4−2,4−4は、スイッチングとオン継続を繰り返す。これにより、出力コンデンサ5を介して、出力端子6−1,6−2から、昇圧されたDCの出力電圧Voutが出力される。
サンケン技報、vol.41(2009)サンケン電気(株)、千葉、京野「サーバー用高効率電源の開発」、p.31−34
しかしながら、従来の図4のPFC回路では、インダクタ2−1〜2−4も含めて4アームあり、煩雑な回路構成になっている。そのため、部品点数が多いので、電源装置の小型化の点でも課題があった。
本発明のPFC回路は、AC電圧が入力される一対の第1入力端子及び第2入力端子と、DC電圧が出力される一対の第1出力端子及び第2出力端子と、前記第2入力端子及び前記第1出力端子間に並列に接続された第1スイッチ素子及び第1ダイオードと、前記第2入力端子及び前記第2出力端子間に並列に接続された第2スイッチ素子及び第2ダイオードと、第1アーム回路と、第2アーム回路と、前記第1出力端子及び前記第2出力端子間に接続された出力コンデンサと、を備えている。
前記第1アーム回路は、前記第1入力端子及び第1接続点間に接続された第1インダクタと、前記第1接続点及び前記第1出力端子間に並列に接続された第3スイッチ素子及び第3ダイオードと、前記第1接続点及び前記第2出力端子間に並列に接続された第4スイッチ素子及び第4ダイオードと、を有している。前記第2アーム回路は、前記第1入力端子及び第2接続点間に接続された第2インダクタと、前記第2接続点及び前記第1出力端子間に並列に接続された第5スイッチ素子及び第5ダイオードと、前記第2接続点及び前記第2出力端子間に並列に接続された第6スイッチ素子及び第6ダイオードと、を有している。
本発明のPFC回路によれば、次の(a)〜(c)のような効果がある。
(a) 従来のPFC回路に比べて、より少ない部品で、ブリッジレスPFC回路のインターリーブ化を実現でき、更に、電源装置等の小型化も可能になる。
(b) 第1アーム回路の上下の第3、第4スイッチ素子を能動的にオン/オフ動作させると共に、第2アーム回路の上下の第5、第6スイッチ素子も能動的にオン/オフ動作させれば、高効率化が図れる。
(c) 第1、第2スイッチ素子も、AC入力電圧の正負の半サイクル毎にオンさせれば、更に、高効率となる。
図1は本発明の実施例1におけるPFC回路の構成を示す回路図である。 図2は図1のFET回路における各部の動作を示す動作波形図である。 図3−1は図1の入力電圧Vinが正の半サイクルの時の電流の流れを示す回路図である。 図3−2は図1の力電圧Vinが負の半サイクルの時の電流の流れを示す回路図である。 図4は従来のPFC回路の構成を示す回路図である。
本発明を実施するための形態は、以下の好ましい実施例の説明を添付図面と照らし合わせて読むと、明らかになるであろう。但し、図面はもっぱら解説のためのものであって、本発明の範囲を限定するものではない。
(実施例1の構成)
図1は、本発明の実施例1におけるインターリーブ方式のブリッジレス・PFC回路の構成を示す回路図である。
このインターリーブ方式のブリッジレス・PFC回路は、電源装置等に設けられ、ACの入力電圧Vin(例えば、50/60Hz)に対して高い電圧のDC出力電圧Voutを出力するための昇圧型の回路であり、その入力電圧Vinが印加される一対の1入力端子11及び第2入力端子12を有している。第1入力端子11には、第1インダクタ21を介して、第1接続点N11が接続されると共に、第2インダクタ22を介して、第2接続点N12が接続されている。
第2入力端子12は、第1スイッチ素子(例えば、Nチャネル型MOSFET)31のソース・ドレインを介して、DC出力電圧Voutを出力する一対の第1出力端子41及び第2出力端子42の内の第1出力端子41に接続されている。更に、第2入力端子12は、第2スイッチ素子(例えば、Nチャネル型MOSFET)32のドレイン・ソースを介して、第2出力端子42に接続されている。
第1接続点N11は、第3スイッチ素子(例えば、Nチャネル型MOSFET)33のソース・ドレインを介して、第1出力端子41に接続されると共に、第4スイッチ素子(例えば、Nチャネル型MOSFET)34のドレイン・ソースを介して、第2出力端子42に接続されている。
第2接続点N12は、第5スイッチ素子(例えば、Nチャネル型MOSFET)35のソース・ドレインを介して、第1出力端子41に接続されると共に、第6スイッチ素子(例えば、Nチャネル型MOSFET)36のドレイン・ソースを介して、第2出力端子42に接続されている。
6つのMOSFET31〜36の内、MOSFET31の順方向であるドレイン・ソース間には、第1ダイオード(例えば、寄生ダイオード)31aが逆方向に並列接続されている。同様に、MOSFET32の順方向であるドレイン・ソース間にも、第2ダイオード(例えば、寄生ダイオード)32aが逆方向に並列接続され、MOSFET33の順方向であるドレイン・ソース間にも、第3ダイオード(例えば、寄生ダイオード)33aが逆方向に並列接続され、MOSFET34の順方向であるドレイン・ソース間にも、第4ダイオード(例えば、寄生ダイオード)34aが逆方向に並列接続され、MOSFET35の順方向であるドレイン・ソース間にも、第5ダイオード(例えば、寄生ダイオード)35aが逆方向に並列接続され、更に、MOSFET36の順方向であるドレイン・ソース間にも、第6ダイオード(例えば、寄生ダイオード)36aが逆方向に並列接続されている。
インダクタ21及びMOSFET33,34により、第1アーム回路が構成されている。インダクタ22及びMOSFET35,36により、第2アーム回路が構成されている。
第1出力端子41及び第2出力端子42間には、平滑用の出力コンデンサ37と、負荷43と、が並列に接続されている。
MOSFET31,32は、制御部50から出力されるスイッチ駆動信号S31,S32がそれぞれゲートに与えられると、そのスイッチ駆動信号S31,S32により、位相が180°ずれた状態で相補的にオン/オフ動作するトランジスタである。その他のMOSFET33〜36は、制御部50から出力されるスイッチ駆動信号S33〜S36がそれぞれゲートに与えられると、所定のタイミングで、オン/オフ動作するトランジスタである。
制御部50の構成には、例えば、PFC回路を電流連続モードで動作させる電流連続モード制御方式と、PFC回路を電流臨界モードで動作させる電流臨界モード制御方式と、がある。
電流連続モード制御方式の制御部50では、インダクタ21,22に流れる電流が0にならない内にMOSFET33〜36をオンさせ、インダクタ21,22に流れる電流が0にならないように、MOSFET33〜36を制御する。即ち、インダクタ21,22に流れる電流が連続的である。一般的には、固定周波数で、電流が正弦波になるように電流波形を制御する。
この電流連続モード制御方式の制御部50は、入力電圧Vinの正弦波を正弦波の基準電圧Vth1として使う制御方法であり、例えば、出力電圧Voutを分圧した分圧電圧と基準電圧Vrefとの差を増幅して第1差動増幅結果を出力する第1差動増幅手段と、前記第1差動増幅結果と前記正弦波の基準電圧Vth1とを乗算して電流検出の基準電圧Vth2を出力する乗算手段と、インダクタ21,22を流れる電流を電圧の形で検出した電流検出値と前記電流検出の基準値Vth2との差を増幅して第2差動増幅結果を出力する第2差動増幅手段と、前記第2差動増幅結果と三角波基準電圧とを比較してパルス幅変調(以下「PWM」という。信号を生成する比較手段と、前記PWM信号を駆動してスイッチ駆動信号S31〜S36を出力する駆動手段と、により構成されている。
これに対し、電流臨界モード制御方式の制御部50では、インダクタ21,22に流れる電流(即ち、三角波電流)が0になってからMOSFET33〜36をオンする。出力電圧Voutが変われば、その出力電圧Voutを検出してスイッチ駆動信号S31〜S36のパルス幅を変える。出力電圧Voutが高すぎる時は、パルス幅を狭くし、低すぎる時は、広くする。この制御部50は、例えば、出力電圧Voutを分圧した分圧電圧と基準電圧Vrefとの差を増幅してパルス幅を有する差動増幅結果を出力する差動増幅手段と、インダクタ21,22を流れる電流のゼロ検出を行って所定時間遅延させたトリガ信号を生成するトリガ信号生成手段と、前記トリガ信号及び前記差動増幅結果を入力してパルスを発生するパルス発生手段と、前記パルスを駆動してスイッチ駆動信号S31〜S36を出力する駆動手段と、により構成されている。
(実施例1の動作)
図2は、図1のFET回路における各部の動作を示す動作波形図である。
この図2では、制御部50が電流臨界モード制御方式の場合のインダクタ21及びMOSFET33,34からなる第1アーム回路の動作波形が示されている。なお、インダクタ22及びMOSFET35,36からなる第2アーム回路は、基本的には第1アーム回路と同じ動作となり、第1アーム回路に対して180°ずれた動作波形となる。
図2中のV31gsは、MOSFET31のゲート・ソース間電圧、V32gsは、MOSFET32のゲート・ソース間電圧、V33gsは、MOSFET33のゲート・ソース間電圧、V34gsは、MOSFET34のゲート・ソース間電圧、I21は、インダクタ21に流れる三角波の電流、V34dsは、MOSFET34のドレイン・ソース間電圧、及び、V34gsは、MOSFET34のゲート・ソース間電圧である。
図3−1(1)、(2)は、図1において入力電圧Vin(50/60Hz)が正の半サイクルの時の電流の流れを示す回路図である。
図3−1(1)、(2)において、入力電圧Vinが正の半サイクルの時は、図2に示すように、スイッチ駆動信号S31,S33によってMOSFET31,33がオフ状態、及び、スイッチ駆動信号S32によってMOSFET32がオン状態の下で、スイッチ駆動信号S34によってMOSFET34を能動的にオン/オフ動作させる。
MOSFET34がオン状態の時には、図3−1(1)中の矢印で示すように、入力電圧Vin→第1入力端子11→インダクタ21→第1接続点N11→MOSFET34のドレイン・ソース間→MOSFET32→第2入力端子12→入力電圧Vinの経路で、電流I21が流れる。この時の電流I21の値は、図2に示すように、上昇して行く。
MOSFET34がオフ状態の時には、図3−1(2)中の矢印で示すように、入力電圧Vin→第1入力端子11→インダクタ21→第1接続点N11→オフ状態のMOSFET33の寄生ダイオード33a→出力コンデンサ37→MOSFET32→第2入力端子12→入力電圧Vinの経路で、電流I21が流れ、出力コンデンサ37が充電される。この時の電流I21の値は、図2に示すように、下降して行く。
図3−2(1)、(2)は、図1において入力電圧Vin(50/60Hz)が負の半サイクルの時の電流の流れを示す回路図である。
図3−2(1)、(2)において、入力電圧Vinが負の半サイクルの時は、正の時の逆の動作となる。即ち、図2に示すように、スイッチ駆動信号S32,S34によってMOSFET32,34がオフ状態、及び、スイッチ駆動信号S31によってMOSFET31がオン状態の下で、スイッチ駆動信号S33によってMOSFET33を能動的にオン/オフ動作させる。
MOSFET33がオン状態の時には、図3−2(1)中の矢印で示すように、入力電圧Vin→第2入力端子12→MOSFET31のソース・ドレイン間→MOSFET33→第1接続点N11→インダクタ21→第1入力端子11→入力電圧Vinの経路で、電流I21が流れる。この時の電流I21の値は、図2に示すように、上昇して行く。
MOSFET33がオフ状態の時には、図3−2(2)中の矢印で示すように、入力電圧Vin→第2入力端子12→MOSFET31のソース・ドレイン間→出力コンデンサ37→オフ状態のMOSFET34の寄生ダイオード34a→第1接続点N11→インダクタ21→第1入端子11→入力電圧Vinの経路で、電流I21が流れ、出力コンデンサ37が充電される。この時の電流I21の値は、図2に示すように、下降して行く。
そして、図2に示すように、出力コンデンサ37にて平滑されたDCの出力電圧Voutが第1、第2出力端子41,42間から出力され、負荷43へ供給される。
以上の動作は、制御部50が電流臨界モード制御方式の場合の動作であるが、制御部50が電流連続モード制御方式の場合であっても、ほぼ同様の動作となる。
(実施例1の効果)
本実施例1のPFC回路によれば、次の(a)〜(f)のような効果がある。
(a) 従来の図4のPFC回路に比べて、より少ない部品で、ブリッジレスPFC回路のインターリーブ化を実現でき、更に、電源装置等の小型化も可能になる。
(b) 第1アーム回路の上下のMOSFET33,34を能動的にオン/オフ動作させると共に、第2アーム回路の上下のMOSFET35,36も能動的にオン/オフ動作させているので、高効率化が図れる。
(c) MOSFET31,32も、入力電圧Vinの正負の半サイクル毎にオンさせているので、更に、高効率となる。
(d) 図3−1(2)に示すように、入力電圧Vinの正の半サイクルの動作時において、第1アーム回路内のMOSFET33がオフ状態のため、この寄生ダイオード33aに電流が流れるが、この時、スイッチ駆動信号S33によってMOSFET33をオンさせても良い。同様に、第2アーム回路内のMOSFET35をオンさせても良い。これにより、更に、低損失となる。
(e) 図3−1(1)、(2)に示すように、入力電圧Vinの正の半サイクルでは、MOSFET32を流れる電流は1方向である。そのため、MOSFET32をオフ状態にしていても、この寄生ダイオード32aによって電流を流すことができる。同様に、図3−2(1)、(2)に示すように、入力電圧Vinの負の半サイクルでは、MOSFET31を流れる電流は1方向である。そのため、MOSFET31をオフ状態にしていても、この寄生ダイオード31aによって電流を流すことができる。つまり、入力電圧Vinの正負の1サイクルの間、MOSFET31,32をオフし続けることが可能であり、これにより、制御部50の構成及び機能を簡略化できる。
(f) 図2の動作波形は、制御部50が電流臨界モード制御方式の場合の動作波形であるが、制御部50が電流連続モード制御方式の場合であっても、ほぼ同様の効果を奏することができる。
(変形例)
本発明は、上記実施例1に限定されず、種々の利用形態や変形が可能である。この利用形態や変形例としては、例えば、次の(1)〜(3)のようなものがある。
(1) 実施例1では、スイッチ素子として、Nチャネル型MOSFET31〜36を使用しているが、Pチャネル型MOSFETや、絶縁ゲートバイポーラトランジスタ(Insulated Gate Bipolar Transistor、以下「IGBT」という。)等の他のスイッチ素子を使用することも可能である。但し、例えば、IGBTを使用する場合は、寄生ダイオードが存在しないので、そのIGBTに対して並列に、且つ、IGBTの順方向に対して逆方向に、外付けのダイオードを接続することが必要になる。
(2) 制御部50は、種々の個別回路、あるいはマイクロコンピュータ等により構成できる。
(3) 実施例1のPFC回路は、電源装置を含めた種々の装置に利用できる。
11,12 第1、第2入力端子
21,22 第1、第2インダクタ
31,32,33,34,35,36 MOSFET
31a,32a,33a,34a,35a,36a 寄生ダイオード
37 出力コンデンサ
41,42 第1、第2出力端子
43 負荷
50 制御部
N11,N12 第1、第2接続点
Vin 入力電圧
Vout 出力電圧

Claims (5)

  1. 交流電圧が入力される一対の第1入力端子及び第2入力端子と、
    直流電圧が出力される一対の第1出力端子及び第2出力端子と、
    前記第2入力端子及び前記第1出力端子間に並列に接続された第1スイッチ素子及び第1ダイオードと、
    前記第2入力端子及び前記第2出力端子間に並列に接続された第2スイッチ素子及び第2ダイオードと、
    前記第1入力端子及び第1接続点間に接続された第1インダクタと、前記第1接続点及び前記第1出力端子間に並列に接続された第3スイッチ素子及び第3ダイオードと、前記第1接続点及び前記第2出力端子間に並列に接続された第4スイッチ素子及び第4ダイオードと、を有する第1アーム回路と、
    前記第1入力端子及び第2接続点間に接続された第2インダクタと、前記第2接続点及び前記第1出力端子間に並列に接続された第5スイッチ素子及び第5ダイオードと、前記第2接続点及び前記第2出力端子間に並列に接続された第6スイッチ素子及び第6ダイオードと、を有する第2アーム回路と、
    前記第1出力端子及び前記第2出力端子間に接続された出力コンデンサと、
    を備えることを特徴とする力率改善回路。
  2. 前記第1ダイオードは、前記第1スイッチ素子の順方向に対して逆方向に並列接続され、
    前記第2ダイオードは、前記第2スイッチ素子の順方向に対して逆方向に並列接続され、
    前記第3ダイオードは、前記第3スイッチ素子の順方向に対して逆方向に並列接続され、
    前記第4ダイオードは、前記第4スイッチ素子の順方向に対して逆方向に並列接続され、
    前記第5ダイオードは、前記第5スイッチ素子の順方向に対して逆方向に並列接続され、
    前記第6ダイオードは、前記第6スイッチ素子の順方向に対して逆方向に並列接続され、
    ていることを特徴とする請求項1記載の力率改善回路。
  3. 前記第3スイッチ素子は、前記第1スイッチ素子のオン状態の間、スイッチ駆動信号によりオン/オフ動作し、
    前記第4スイッチ素子は、前記第1スイッチ素子に対して相補的にオン/オフ動作する前記第2スイッチ素子のオン状態の間、スイッチ駆動信号によりオン/オフ動作し、
    前記第5スイッチ素子は、前記第1スイッチ素子のオン状態から位相が180°ずれた前記第1スイッチ素子のオン状態の間、スイッチ駆動信号によりオン/オフ動作し、
    前記第6スイッチ素子は、前記第2スイッチ素子のオン状態から位相が180°ずれた前記第2スイッチ素子のオン状態の間、スイッチ駆動信号によりオン/オフ動作する、
    ことを特徴とする請求項2記載の力率改善回路。
  4. 前記1スイッチ素子、前記第2スイッチ素子、前記第3スッチ素子、前記第4スイッチ素子、前記第5スイッチ素子、及び前記第6スイッチ素子は、それぞれMOSFETにより構成され、
    前記第1ダイオード、前記第2ダイオード、前記第3ダイオード、前記第4ダイオード、前記第5ダイオード、及び前記第6ダイオードは、それぞれ前記MOSFETの寄生ダイオードにより構成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の力率改善回路。
  5. 前記1スイッチ素子、前記第2スイッチ素子、前記第3スッチ素子、前記第4スイッチ素子、前記第5スイッチ素子、及び前記第6スイッチ素子は、それぞれ絶縁ゲートバイポーラトランジスタにより構成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の力率改善回路。
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