JP2015021885A - 電子機器 - Google Patents

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秀和 石井
貴広 三輪
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Abstract

【課題】少ない操作負担で容易に時計合わせを行え、利便性を向上できる電子機器を提供する。【解決手段】印字ラベル作成装置は、タイマーの計時結果を表示するための表示部5と、表示される計時結果に対する補正指示を操作入力するためのClockキーと、補正指示が入力された場合に、複数の修正時刻候補データを生成し、生成された複数の修正時刻候補データを一覧表示するように、表示部5を制御する。表示部5に一覧表示された複数の修正時刻候補データのうち1つの修正時刻候補データの選択を操作入力するための上下左右キーにおける選択結果に応じて、タイマーの計時内容を補正する。【選択図】図5

Description

本発明は、計時機能を備えた電子機器に関する。
計時手段を備えた電子機器が既に知られている(例えば、特許文献1参照)。この従来技術では、例えば長期間の使用により計時手段による計時結果が真の時刻からずれてきた場合には、計時修正(いわゆる時計合わせ)を行うことができる。
特開2000−162694号公報
しかしながら、上記従来技術では、時計合わせの際、例えば「年」「月」「日」「時」「分」「秒」等の各項目それぞれをマニュアル操作で設定する必要がある。この結果、操作が面倒で労力負担が大きく、不便であった。
本発明の目的は、少ない操作負担で容易に時計合わせを行うことができ、利便性を向上できる電子機器を提供することにある。
上記目的を達成するために、本願発明は、時刻を計時する計時手段と、前記計時手段の計時結果を表示するための表示手段と、前記表示手段で表示される前記計時結果に対する補正指示を操作入力するための指示入力手段と、前記指示入力手段により前記補正指示が入力された場合に、複数の修正時刻候補データ若しくは複数の修正時間幅候補データを生成する第1データ生成手段と、生成された前記複数の修正時刻候補データ若しくは前記複数の修正時間幅候補データを一覧表示するように、前記表示手段を制御する表示制御手段と、前記表示手段に一覧表示された前記複数の修正時刻候補データのうち1つの修正時刻候補データ、若しくは、前記表示手段に一覧表示された前記複数の修正時間幅候補データのうち1つの修正時間幅候補データ、の選択を操作入力するための選択入力手段と、前記選択入力手段における選択結果に応じて、前記計時手段の計時内容を補正する計時補正手段と、を有することを特徴とする。
本願発明の電子機器は、計時手段と、表示手段とを備えている。計時手段による計時結果(時刻)は、表示手段で表示される。このような電子機器を例えば長期間使用していると、計時手段による計時結果が真の時刻からずれてきて、計時手段の計時修正(いわゆる時計合わせ)が必要になる場合がある。
そのために、本願発明の電子機器では、指示入力手段と選択入力手段とが設けられている。操作者は、上記計時修正を意図する場合には、上記指示入力手段を用いて、計時結果に対する補正指示を操作入力する。
すると、第1データ生成手段により、複数の修正時刻候補データ(例えばその時点での計時結果が17:57であった場合に「18:05」「18:01」「17:59」…「17:49」等)か、若しくは、複数の修正時間幅候補データ(例えば「10分マイナス」「5分マイナス」「3分マイナス」…「10分プラス」等)が生成される。そして、表示制御手段の制御により、それらの候補データが表示手段に一覧表示される。
そして、操作者が、選択入力手段を用いて、上記一覧表示された複数の候補データのうち1つの候補データの選択を操作入力すると、その選択結果に応じて、計時補正手段によって、上記計時手段の計時内容が補正される。
以上のようにして本願発明においては、一覧表示された複数の候補データのうち1つを選択するだけで、計時手段の計時修正を行うことができる。この結果、例えば「年」「月」「日」「時」「分」「秒」等の各項目それぞれをマニュアル操作で設定する必要がある場合に比べ、少ない操作負担で容易に時計合わせを行うことができ、利便性を向上することができる。
本発明によれば、少ない操作負担で容易に時計合わせを行うことができ、利便性を向上することができる。
本発明の一実施形態に係る印字ラベル作成装置の外観を示す斜め上方向からの斜視図である。 カートリッジの内部構造を模式的に表す拡大平面図である。 印字ラベル作成装置の制御系を表す概念図である。 操作部の各機能キーの詳細を含む印字ラベル作成装置の平面図である。 時計合わせを行うときの操作及び表示の推移を表す説明図である。 さらに精度良く時計合わせを行うときの操作及び表示の推移を表す説明図である。 制御回路のCPUが実行する制御手順を表すフローチャートである。 一覧表示後の再操作で微調整設定して再び表示させる変形例における、時計合わせを行うときの操作及び表示の推移を表す説明図である。 制御回路のCPUが実行する制御手順を表すフローチャートである。 前回履歴からの経過時間に応じた修正時刻候補データを表示する変形例における、時計合わせを行うときの操作及び表示の推移を表す説明図である。 制御回路のCPUが実行する制御手順を表すフローチャートである。
以下、本発明の一実施の形態を図面を参照しつつ説明する。
<印字ラベル作成装置の構成>
図1に示すように、印字ラベル作成装置1(印刷装置、電子機器に相当)は、外郭を構成する筐体1Aを備えている。筺体1Aは、装置下面及び装置側面を構成する樹脂製の下カバー15と、装置上面を構成する樹脂製の上カバー17とからなる。上カバー17は、後部側にカートリッジホルダ9(後述の図2参照)を覆うカートリッジカバー17aを備え、カートリッジカバー17aは、後端部を支点として開閉可能である。上カバー17の前部側には、カートリッジカバー17aに隣接した例えば矩形開口状の開口部6と、この開口部6を塞ぐように装着された透明パネル7とが設けられ、開口部6の内側には、入力した文字や記号及び計時された時刻(詳細は後述)等を表示するための液晶ディスプレイ等の表示部5(表示手段に相当)が配置されている。開口部6の周囲には操作部2が設けられている。操作部2には、上カバー17の前方向から後方向に向けて、文字入力等の種々の操作が行われるキーボード3と、電源スイッチや印刷キー等の印字ラベル作成装置1の各種機能を実行させるための機能キー群4とが配置されている。
筺体1Aの内部には、例えば表示部5の下側に、後述の制御回路210(後述の図3参照)等を構成する電子素子(ICチップ等)を実装した図示しないメイン基板と、メイン基板の上記制御回路210にコネクタを介して接続された図示しないキー基板とが設けられている。キー基板は、上記キーボード3及び機能キー群4を構成する各キーに対応する位置に設けられた複数のキー用接点を有し、このキー用接点は、操作者がキーボード3及び機能キー群4の各キーを操作した際に閉成され、これにより各キーに割り当てられた機能が実行される。
<内部構造>
筺体1Aのカートリッジカバー17aの内側には、図2に示すように、印字済ラベル用テープ109を供給するためのカートリッジ8が着脱可能な上記カートリッジホルダ9が設けられている。このカートリッジホルダ9は、上記カートリッジカバー17aによって常時閉塞されており、カートリッジカバー17aを開放するとカートリッジホルダ9が露出される。カートリッジホルダ9には、カートリッジ8内の使用済みのインクリボン105を巻き取るためのリボン巻取りローラ駆動軸107と、カートリッジ8内のカバーフィルム103(被印字媒体に相当)を搬送するための送りローラ駆動軸108(搬送手段に相当)とが設けられている。またカートリッジホルダ9には、カバーフィルム103に所望の印刷を行うサーマルヘッド23(印字手段に相当)が、カートリッジ8の装着時にその開口部に位置するように設けられている。サーマルヘッド23は、カバーフィルム103の搬送方向と直交する方向に配列された複数の発熱素子23a(後述の図3参照)を備えており、印刷駆動回路205(後述の図3参照)の制御に基づき、カバーフィルム103を搬送方向に印字解像度に分割してなる各印字ライン上に少なくとも各ドットを形成することにより、カバーフィルム103への印字を行う。
カートリッジ8は、筐体8Aと、この筐体8A内に配置され、帯状の基材テープ101が巻回された第1ロール102(実際は渦巻き状であるが、図では簡略的に同心円状に示す)と、上記基材テープ101と略同じ幅である透明な上記カバーフィルム103が巻回された第2ロール104(実際は渦巻き状であるが、図では簡略的に同心円状に示す)と、上記インクリボン105(熱転写リボン、但し被印字テープが感熱テープの場合は不要)が巻回されたリボン供給側ロール111と、印字後のインクリボン105を巻取るリボン巻取りローラ106と、カートリッジ8のテープ排出部の近傍に回転可能に支持された送りローラ27とを有する。
第1ロール102は、リール部材102aの周りに上記基材テープ101を巻回している。基材テープ101は、例えば、内側に巻かれる側よりその反対側へ向かって、貼り合わせ用の粘着剤層、ベースフィルム、貼り付け用の粘着剤層、剥離紙の順序で積層され構成されている。第2ロール104は、リール部材104aの周りに上記カバーフィルム103を巻回している。
送りローラ27は、上記基材テープ101と印字形成後の上記カバーフィルム103とを押圧して搬送しつつ接着させて上記印字済みラベル用テープ109とし、得られる印字済みラベル用テープ109を図2中矢印Aで示す方向に搬送する。なお、リボン巻取りローラ106及び送りローラ27は、ローラ駆動用モータ208(図3参照)の駆動力が上記リボン巻取りローラ駆動軸107及び送りローラ駆動軸108に伝達されることによって、連動して回転駆動される。なお、この回転駆動の際、サーマルヘッド23に対向配置されるプラテンローラ26や、送りローラ27に対向配置される圧着ローラ28も同様に回転する。
また、印字済ラベル用テープ109の搬送経路に沿って送りローラ27及び圧着ローラ28の下流側には、カッタキー等の操作により印字済ラベル用テープ109を所定の長さに切断するための、カッタ40が設けられている。
<印字ラベル作成装置の制御系>
図3を用いて、印字ラベル作成装置1の制御系を説明する。図3において、印字ラベル作成装置1には、印刷駆動回路205と、ローラ駆動回路209と、カッタ40を切断動作させるカッタソレノイド280への通電を制御するカッタソレノイド駆動回路300と、印刷駆動回路205、ローラ駆動回路209、カッタソレノイド駆動回路300等を介し、印字ラベル作成装置1全体の動作を制御するための制御回路210と、が設けられている。また、制御回路210には、時刻を計時するためのタイマー220(計時手段に相当)が設けられている。
ローラ駆動回路209は、上記送りローラ駆動軸108(図2参照)及びリボン巻取りローラ駆動軸107(図2参照)を駆動するローラ駆動用モータ208を制御する。印刷駆動回路205は、上記サーマルヘッド23の発熱素子23aへの通電を行う。
操作部2における、上記キー基板に設けられキーボード3及び機能キー群4の操作に対応して閉成されるキー用接点からの操作信号が、制御回路210に入力される。制御回路210は、上記操作信号に応じて、印刷駆動回路205、ローラ駆動回路209、ローラ駆動用モータ208、カッタソレノイド駆動回路300等を制御するとともに、表示制御信号を表示部5へ出力して対応する表示を行わせる(詳細は後述)。
また制御回路210は、いわゆるマイクロコンピュータであり、詳細な図示を省略するが、中央演算処理装置であるCPU(演算手段)、ROM、及びRAM等から構成される。そして制御回路210は、RAMの一時記憶機能を利用しつつROMに予め記憶されたプログラム(後述の図7、図8、図9、図11に示すフローチャートに基づき時刻修正の手順を実行するプログラムを含む)に従って所定の処理を行う。なお、制御回路210は、電源回路により給電されるとともに、通信回路を介し例えば通信回線に接続され、この通信回線に接続された図示しないルートサーバ、他の端末、汎用コンピュータ、及び情報サーバ等との間で情報のやりとりが可能となっている。
<印字ラベル作成装置の基本動作>
上記構成の印字ラベル作成装置1において、カートリッジ8が上記カートリッジホルダ9に装着されると、カバーフィルム103及びインクリボン105がサーマルヘッド23とプラテンローラ26との間に狭持されるとともに、基材テープ101及びカバーフィルム103が送りローラ27と圧着ローラ28との間に狭持される。そして、送りローラ駆動軸108の駆動に伴い、リボン巻取りローラ106及び送りローラ27が図2中矢印B及び矢印Cで示す方向にそれぞれ同期して回転駆動される。送りローラ27の回転により圧着ローラ28が回転し、第1ロール102から基材テープ101が繰り出されて送りローラ27へ供給され、リボン巻取りローラ106の回転によりリボン供給ローラ111からインクリボン105が繰り出される。また、インクリボン105の繰り出しによりプラテンローラ26が回転し、送りローラ27、圧着ローラ28及びプラテンローラ26の回転により第2ロール14からカバーフィルム103が繰り出されて送りローラ27へ供給される。一方、印刷駆動回路205によりサーマルヘッド23の複数の発熱素子23aが通電され、第2ロール104から繰り出されたカバーフィルム103の裏面に所望の印字Rが印刷される。
そして、上記基材テープ101と上記印刷が終了したカバーフィルム103とが上記送りローラ27及び圧着ローラ28により接着されて一体化されることにより印字済みラベル用テープ109として形成され、テープ排出部よりカートリッジ8外へと搬出される。カバーフィルム103への印字Rの形成が終了したインクリボン105は、リボン巻取りローラ駆動軸107の駆動によりリボン巻取りローラ106に巻取られる。
その後、操作者が操作部2の機能キー群4に備えられたカッタキーを押すことにより、カッタキーの操作に基づきカッタ40が動作して、印字済ラベル用テープ109が所定の長さに切断され、所定長の印字ラベル(印刷物に相当。図示せず)が生成される。
<計時機能及び時刻表示機能>
前述したように、本実施形態では、タイマー220によって時刻の計時が行われる。この計時結果は、図4に示すように、上記表示部5において表示される。図示の例では、タイマー220の計時結果に基づき、表示部5において、「2012年5月1日17時57分」が表示されている。
ここで、例えば印字ラベル作成装置1を長期間使用していると、タイマー220による計時結果が真の時刻からずれてきて、タイマー220の計時修正(いわゆる時計合わせ)が必要になる場合がある。本実施形態の印字ラベル作成装置1では、この時計合わせの手法として、従来と同様の「ボタンを用いたマニュアル操作による時計合わせ」と、「修正時刻候補を表示して選択操作することによる時計合わせ」の2通りを行うことができる。
<マニュアル操作による時計合わせ>
まず、上記マニュアル操作による時計合わせを、図4を用いて説明する。図4に示すように、上記操作部2の機能キー群4には、個々の機能キーとして、ディスプレイキー4aと、時刻表示設定用のClockキー4bと、年月表示設定用のY/Mキー4cと、日表示設定用のDayキー4dと、時表示設定用のHourキー4eと、分表示設定用のMinキー4fと、エスケープキー4gと、設定確定用のOKキー4hと、カーソル位置合わせ用の上下左右キー4iと、電源キー(ボタン)4jと、が配置されている。
上記構成において、例えば操作者が電源キー4jを押して装置電源をONした後、ディスプレイキー4aを押し、さらにClockキー4bを押す。これにより、制御回路210の上記タイマー220によって計時されている時刻が読み出され、図4(a)に示すような、当該計時時刻である「2012年5月1日17時57分」が表示部5に表示される。このような表示状態で、上記マニュアル操作による時計合わせを行いたい場合、上記Y/Mキー4cを適宜に操作することで「2012年5月」を「2012年6月」「2012年7月」・・と進めたり、あるいは逆に「2012年4月」「2012年3月」・・と遅らせたりすることができる。同様に、上記Dayキー4dを適宜に操作することで「1日」を「2日」「3日」・・と進めたり、あるいは逆に「30日」「29日」・・と遅らせたりすることができる。また同様に、上記Hourキー4eを適宜に操作することで「17時」を「18時」「19時」・・と進めたり、あるいは逆に「16時」「15時」・・と遅らせたりすることができる。さらに同様に、上記Minキー4fを適宜に操作することにより、「57分」を「58分」「59分」・・と進めたり、あるいは逆に「56分」「55分」・・と遅らせたりすることができる。
<修正時刻候補を表示して選択操作することによる時計合わせ>
一方、本実施形態では、その最大の特徴として、上記マニュアル操作による時計合わせの手法とは別に、上記表示部5に一覧表示された複数の候補データのうち1つを選択するだけで、タイマー220の計時修正を行うこともできる。以下、その詳細を、順を追って説明する。
例えば、前述の例に沿い、図5(a)に示すように、表示部5における時刻表示中に、タイマー220による計時結果が「2012年5月1日17時57分」と表示されており、例えば別の正確な時計等により真の時刻が18時00分であることがわかっている(すなわち3分遅れている)場合を想定する。
この場合において、操作者が時計合わせ(=時刻表示の補正指示)を意図する場合には、Clockキー4bを例えば数秒間だけ長押しする(各請求項記載の指示入力手段に相当)。すると、図5(b)に示すように表示部5の表示が切り替わり、上記表示時刻「17:57」を中心に、所定範囲の複数の修正時刻候補データが一覧表示される。すなわち、この例では、中心の「17:57」に対して1分進める「17:58」、2分進める「17:59」、4分進める「18:01」、及び、8分進める「18:05」の候補データと、中心の「17:57」に対して1分遅らせる「17:56」、2分遅らせる「17:55」、4分遅らせる「17:53」、及び、8分遅らせる「17:49」の候補データと、の合計8個の修正時刻候補データが±8分の範囲で表示される。その際、この例では、上記表示時刻「17:57」にカーソルが合った状態で表示される。なお、この例では、上記修正時刻候補データ相互の離間間隔が、上記中心から表示時刻から離れるほど大きくなっている。すなわち、進める側にも遅れる側にも、1分、2分、4分、8分のように、中心から離れるほど刻み間隔が粗く(大きく)なっている(以下の各図の例でも同様)。
前述したように、真の時刻が18時00分であることから、操作者は、図5(c)に示すように、上下左右キー4i(各請求項記載の選択入力手段に相当)を操作することにより、18時00分に最も近い時刻である1つの「18:01」の候補データにカーソルを合わせて選択した後、OKキー4hを押して確定する。
すると、図5(d)に示すように、表示部5の表示時刻「17:57」が表示時刻「18:01」に補正される。
<さらに精度よく時計合わせする場合>
一方、操作者が、上記図5(d)における表示時刻「18:01」から上記真の時刻18:00へとさらに精度よく合わせたい場合は、図6(a)(図5(d)と同一の表示内容を説明のために再掲)に示すように、Clockキー4bを例えば数秒間だけ再度長押しする。
すると、図6(b)に示すように表示部5の表示が切り替わり、この時点での上記表示時刻「18:01」を中心に、所定範囲内の複数の修正時刻候補データが新たに一覧表示される。すなわち、この例では、中心の「18:01」に対して1分進める「18:02」、2分進める「18:03」、4分進める「18:05」、及び、8分進める「18:09」の候補データと、中心の「18:01」に対して1分遅らせる「18:00」、2分遅らせる「17:59」、4分遅らせる「17:57」、及び、8分遅らせる「17:53」の候補データと、の合計8個の修正時刻候補データが±8分の範囲で表示される。その際、この例では、上記表示時刻「18:01」にカーソルが合った状態で表示される。そして、操作者が、図6(c)に示すように、上下左右キー4iの操作によって真の時刻である「18:00」の候補データにカーソルを合わせて選択し、OKキー4hを押して確定する。
すると、図6(d)に示すように、表示部5の表示時刻「18:01」が表示時刻「18:00」にさらに精度よく補正される。
<表示時刻修正時の制御手順>
上記の手法を実現するために、制御回路210のCPUが実行する処理を、図7により説明する。この処理は、例えば前述のようにしてタイマー220から読み出された時刻が表示部5に表示された状態(上記した図5(a)参照)において開始される。
図7において、ステップS10では、まず、制御回路210のCPUは、前述のようにして操作者によりClockキー4bが長押しされたか否かを判定する。Clockキー4bが長押しされるまでは判定が満たされず(ステップS10:NO)、ループ待機する。操作者によりClockキー4bが長押しされた場合は判定が満たされ(ステップS10:YES)、ステップS15に移る。
ステップS15では、制御回路210のCPUは、タイマー220で読み出された時刻を中心とした前後所定幅内(前述の例では±8分)における、複数個(前述の例では8個)修正時刻候補の一覧を生成する。なお、このステップS15が各請求項記載の第1データ生成手段として機能する。
その後、ステップS20で、制御回路210のCPUは、表示部5に制御信号を出力し、上記ステップS15で生成した修正時刻候補の一覧を表示部5に表示させる(前述の図5(b)参照)。なお、このステップS20が各請求項記載の表示制御手段として機能する。
そして、ステップS25で、制御回路210のCPUは、ステップS20で表示部5に表示させた修正時刻候補データの一覧から、操作者が上下左右キー4iの操作によるカーソル移動によって1つの候補データを選択したか否かを判定する。1つの候補データが選択されなければ判定が満たされず(ステップS25:NO)、ステップS20に戻って同じ処理が繰り返される。操作者により1つの候補データが選択された場合は判定が満たされ(ステップS25:YES)、ステップS30に移る。
ステップS30では、制御回路210のCPUは、タイマー220に制御信号を出力し、タイマー220の計時時刻が、上記ステップS25で選択された1つの候補データによる時刻となるように、タイマー220の計時内容(計時機能)を補正する。その後、このフローを終了する。このステップS30が各請求項記載の計時補正手段として機能する。
<実施形態の効果>
以上説明したように、本実施形態においては、計時及び時刻表示機能を備えた印字ラベル作成装置1(電子機器の一例に相当)において、上記Clockキー4bを長押しして複数の修正時刻候補データを一覧表示させた後、それら複数の候補データのうち1つを選択するだけでタイマー220の計時修正を行うことができる。この結果、例えば「年」「月」「日」「時」「分」「秒」等の各項目それぞれをマニュアル操作で設定する必要がある場合に比べ、少ない操作負担で容易に時計合わせを行うことができ、利便性を向上することができる。
なお、本発明は、上記実施形態に限られるものではなく、その趣旨及び技術的思想を逸脱しない範囲内で種々の変形が可能である。以下、そのような変形例を順を追って説明する。上記実施形態と同等の部分には同一の符号を付し、説明を省略又は簡略化する。
(1)一覧表示後の再操作で微調整設定して再び表示させる場合
上記実施形態においては、図5(c)に示すように、真の時刻「18:00」に最も近い時刻である(その時点でのカーソル位置の3段上にある)「18:01」の修正時刻候補データへと、カーソルが移動された後、OKキー4hを押して確定された。本変形例では、当該確定の前の「18:01」の修正時刻候補データへカーソルが合った状態において、さらに精度よく時計合わせしたい場合に対応し、操作者は、図8(a)に示すように、Clockキー4bを例えば数秒間だけ再度長押しする(各請求項記載の指示入力手段に相当)。
すると、図8(b)に示すように、表示部5の表示が切り替わり、上記表示時刻「18:01」を中心とする一覧表示に切り替わる(当該中心から所定範囲内の複数の修正時刻候補データが一覧表示される)。すなわち、この例では、中心の「18:01」に対して1分進める「18:02」、2分進める「18:03」、4分進める「18:05」、及び、8分進める「18:09」の候補データと、中心の「18:01」に対して1分遅らせる「18:00」、2分遅らせる「17:59」、4分遅らせる「17:57」、及び、8分遅らせる「17:53」の候補データと、の合計8個の修正時刻候補データが±8分の範囲で表示される。このうち、図8(c)に示すように、真の時刻「18:00」に最も近い時刻である1段下にある「18:00」へ、上下左右キー4iの上キーの操作によってカーソルを合わせておき、OKキー4hを押して確定する。すると図8(d)に示すように、表示部5の表示が切り替わって、初期候補である表示時刻「18:01」が真の表示時刻「18:00」に高精度となって修正されて表示される。
前述したように、真の時刻が18時00分であることから、操作者は、図8(c)に示すように、上下左右キー4i(各請求項記載の選択入力手段に相当)を操作することにより、18時00分に最も近い時刻である「18:00」の候補データにカーソルを合わせて選択した後、OKキー4hを押して確定する。これにより図8(d)に示すように、それまでの表示部5の表示時刻「17:57」が表示時刻「18:00」に正しく補正される。
本変形例において制御回路210のCPUが実行する処理を、上記図7に対応する図9により説明する。図9に示すフローチャートでは、図7のステップS20とステップS25の間に新たにステップS21とステップS22を加えた点が異なる。
図9において、ステップS10、ステップS15、ステップS20は上記図7と同様である。すなわち、Clockキー4bの長押しにより、ステップS15において(タイマー220で読み出された)時刻を中心とした前後所定幅内における複数個修正時刻候補の一覧が生成され、ステップS20において表示部5で表示される。ステップS20が終了すると、新たに設けたステップS21に移る。
ステップS21では、制御回路210のCPUは、操作者によりClockキー4bが再度長押しされたか否かを判定する。操作者によりClockキー4bが長押しされると、判定が満たされ(ステップS21:YES)、ステップS22へ移行する。Clockキー4bが再度長押しされなければ、判定が満たされず(ステップS21:NO)、前述と同様のステップS25へ移行する。
ステップS22では、制御回路210のCPUは、操作者が上下左右キー4iを操作して移動させたカーソルの位置を、改めて上記ステップS15における一覧表示時に中心に表示される時刻に設定する。その後、上記ステップS15に戻り、同様の手順を繰り返す。すなわち、戻った後のステップS15では、制御回路210のCPUは、上記ステップS22でカーソルを合わせた時刻を中心とした前後所定幅の新たな修正時刻候補データの一覧を生成する。この戻った後に実行されるステップS15が各請求項記載の第2データ生成手段として機能する。
上記以外のステップS25、ステップS30については上記実施形態と同様であり、説明を省略する。
上述したように、本変形例においては、前述の図5(b)のように最初に一覧表示された複数の修正時刻候補データからの選択によっては十分な計時修正ができなかった場合に、操作者が再度Clockキー4bで補正指示を入力することで(図8(a)参照)、新たに複数の修正時刻候補データが生成され表示部5に表示される(図8(b)参照)。この結果、当該新たに一覧表示された複数の候補データのうち1つの候補データを操作者が選択することで(図8(c)参照)、タイマー220の計時修正を十分に確実に行うことができる。
また、本変形例においては特に、前述の図5(b)のように最初に一覧表示された複数の修正時刻候補データの中から、操作者が最初に選択した1つの修正時刻候補データ(上記の例では「18:01」の候補データ)を中心とした所定範囲となる、新たな複数の修正時刻候補データが表示される。これにより、上記最初に一覧表示された複数の修正時刻候補データに、操作者が意図する時刻に精度良く一致するデータがなかった(上記の例では「18:00」の候補データがなかった)場合でも、上記新たな複数の修正時刻候補データにおいて、上記操作者が意図する時刻に近い修正時刻候補データを確実に生成し表示部5で表示することができる。この結果、操作者の意図する上記時刻への十分な計時修正を確実に行うことができる。
(2)前回履歴からの経過時間に応じた修正時刻候補データを表示する場合
本変形例においては、上述のようにして修正時刻候補データが一覧表示されるとき、その表示時の中心となる時刻候補データの生成の際、タイマー220の遅れ特性が加味される。
すなわち、上述の例では、タイマー22の時計合わせを行ったとき、真の時刻「18:00」に対し、タイマー220による計時結果が3分遅れて「17:57」と表示されていた。例えばこのような時計合わせが、当該印字ラベル作成装置1の購入時(利用開始時。あるいはそれより以前の時計合わせ時)から1ヶ月経過した場合に、本変形例では、この遅れ特性(1ヶ月間で3分遅れる)ことが、制御回路210のRAMに記憶される。
そして、同一の印字ラベル作成装置1である限り、上述したように3分進める時計合わせを行った後、時間が経過するにつれて、当該経過時間に比例した分だけタイマー220の計時結果が再び遅れている可能性が高い。例えば上記3分進める時計合わせを行ったときから3ヶ月経過したときには、その時刻のずれ分である3分(時刻偏差に相当)×3ヶ月=9分(補正後の時刻偏差に相当)が制御回路210のCPUによって算出され、これが遅れ予想時間として記憶される。本変形例では、このように前回に時計合わせを行ったときからの経過時間に対応させた形で、言い替えれば、当該タイマー220の時刻のずれ特性を学習した形で複数の候補データの表示が行われる。
上記のような本変形例の手法を図10及び図11により説明する。
例えば、前述の例に沿い、2012年5月1日から3ヶ月が経過したとき、図10(a)に示すように、表示部5における時刻表示中に、タイマー220による計時結果が「2012年7月30日17時50分」と表示されており、別の正確な時計等により真の時刻が18時00分であることがわかっている(すなわち10分遅れている)とする。
この場合において、前述と同様、操作者が時計合わせ(=時刻表示の補正指示)を意図する場合には、Clockキー4bを例えば数秒間だけ長押しする(各請求項記載の指示入力手段に相当)。すると、図10(b)に示すように表示部5の表示が切り替わり、所定範囲の複数の修正時刻候補データが一覧表示される。但し本変形例では、上述したようにタイマー220の時刻のずれ特性が学習されていることから、上記表示時刻「17:50」に対し、前述の3分×3ヶ月=9分が遅れ予想時間として加味された、表示時刻「17:59」を中心に、所定範囲の複数の修正時刻候補データが一覧表示される。すなわち、この例では、前述と同様、中心の「17:59」に対して1分進める「18:00」、2分進める「18:01」、4分進める「18:03」、及び、8分進める「18:07」の候補データと、中心の「17:59」に対して1分遅らせる「17:58」、2分遅らせる「17:57」、4分遅らせる「17:55」、及び、8分遅らせる「17:51」の候補データと、の合計8個の修正時刻候補データが±8分の範囲で表示される。そしてその際、上記表示時刻「17:59」にカーソルが合った状態で表示される。
前述したように、真の時刻が18時00分であることから、操作者は、図10(c)に示すように、上下左右キー4i(各請求項記載の選択入力手段に相当)を操作することにより、「18:00」の候補データにカーソルを合わせて選択した後、OKキー4hを押して確定する。すると、図10(d)に示すように、それまでの表示部5の表示時刻「17:50」が表示時刻「18:00」に補正される。
本変形例において制御回路210のCPUが実行する処理を、上記図7に対応する図11により説明する。図11に示すフローチャートでは、図7のステップS10とステップS15の間に新たにステップS11、ステップS12、ステップS13、ステップS14が加えられ、ステップS25とステップS30との間に新たにステップS26とステップS27が加えられた点が異なる。
すなわち、上記同様のステップS10で操作者によりClockキー4bが長押しされると、新たに設けたステップS11に移る。
ステップS11では、制御回路210のCPUは、前回の時計合わせの実行時から(すなわち後述のステップS30で計時補正を行ったときから)の経過時間(上記の例では3ヶ月)を算出する。すなわち、CPUは、時計合わせを実行するたびにその実行日時を適宜の箇所に記憶しておき(後述のステップS27参照)、その次の回の時計合わせの指示(Clockキー4bの長押し)があったときに、上記経過時間を算出する。このステップS11が各請求項記載の経過時間算出手段として機能する。
その後、ステップS12に移り、制御回路210のCPUは、予め適宜の箇所に記憶されていた、前回の時計合わせの実行時における補正前の計時結果(=補正前の表示部5の表示時刻)と、当該計時結果に基づき操作者が上下左右キー4i及びOKキー4hにより選択した結果(=補正後の表示部5の表示時刻)との時刻偏差(後述のステップS27参照。前述の例では1ヶ月で3分遅れ)を読み出す。
そして、ステップS13で、制御回路210のCPUは、上記ステップS12で算出された時刻偏差(上記の例では3分/1ヶ月)を、前記ステップS11で算出した経過時間(上記の例では3ヶ月)に応じて補正する。すなわち、上記経過時間が長いとタイマー220の時刻のずれが大きくなっていると想定されることから上記補正後の時刻偏差は大きな値となり、上記経過時間が短いと上記時刻のずれは小さいと想定されることから上記補正後の時刻偏差は小さな値となる。前述の例では、経過時間(3ヶ月)に基づき、上記時刻偏差3分×経過時間3ヶ月=9分、が制御回路210のCPUによって算出され、これが遅れ予想時間として例えば上記RAM(又は不揮発性の適宜のメモリ)に記憶される。このステップS13が各請求項記載の偏差補正手段として機能する。
その後、ステップS14では、制御回路210のCPUは、この時点で表示部5に表示されている表示時刻(上記の例では2012年7月30日17時50分)に、上記ステップS13で求めた補正後の時刻偏差(上記の例では9分)を加えた時刻を後述の一覧表示時の中心時刻(この例では17時59分)に設定する。
そして、前述と同様、ステップS15とで、制御回路210のCPUは、上記ステップS14で設定された中心時刻(この例では17時59分)を中心とした前後所定幅内(この例では±8分)における、複数個(この例では8個)修正時刻候補の一覧を生成する。なお、本変形例におけるこのステップS15が各請求項記載の第3データ生成手段として機能する。
その後、前述と同様、ステップS20で、制御回路210のCPUは、ステップS15で生成した修正時刻候補データの一覧を表示部5に表示させる(図10(b)参照)。本変形例におけるこのステップS20が、上記実施形態と同様に各請求項記載の表示制御手段として機能する。
そして、ステップS25では、制御回路210のCPUは、前述と同様、ステップS20で表示部5に表示させた修正時刻候補の一覧から、操作者が上下左右キー4iの操作によるカーソル移動によって1つの候補データを選択したか否かを判定する。1つの候補データ(上記の例では「18:00」の修正時刻候補データ)が選択され判定が満たされると(ステップS25:YES)、新たに設けたステップS26に移る。
ステップS26では、制御回路210のCPUは、上記ステップS25で選択された時刻(上記の例では「18:00」)と、今回の時計合わせでの補正前の計時結果である元の表示時刻(上記の例では補正前の表示部5の表示時刻である「17:50」)との時刻偏差(この例では10分)を算出する。このステップS26が各請求項記載の偏差算出手段として機能する。
その後、新たに設けたステップS27で、制御回路210のCPUは、ステップS26で算出した上記時刻偏差をRAM(又は不揮発性の適宜のメモリ)に記憶する。このステップS27が各請求項記載の記憶手段として機能する。
その後、前述と同様のステップS30に移り、制御回路210のCPUは、タイマー220の計時時刻が、上記ステップS25で選択された1つの候補データによる時刻となるように、タイマー220の計時内容(計時機能)を補正する。その後、このフローを終了する。このステップS30が上記実施形態と同様に各請求項記載の計時補正手段として機能する。
以上説明したように、本変形例においては、前回に時計合わせを行ったときからの経過時間に対応させた形で(言い替えれば、タイマー220の時刻のずれ特性を学習した形で)複数の修正時刻候補データの表示が行われる(図10(b)参照)。これにより、操作者の意図する時刻(上記の例では「18:00」)、言い替えれば真の時刻に近づけやすい修正時刻候補データ(上記の例では「17:59」)を高い精度で確実に生成することができる。この結果、さらに利便性を向上することができる。
また、本変形例においては、前述したように、前回補正実行時からの経過時間に応じて補正した後の時刻偏差(上記の例では9分)を、その時点の計時結果(上記の例では「17:50」)に加えた修正時刻候補データ(上記の例では「17:59」)が求められ、その1つの修正時刻候補データを中心とした所定範囲となる新たな複数の修正時刻候補データが表示される(図10(b)参照)。これにより、あるタイミングで1度計時修正を行った後、経時により再び時刻のずれが生じた場合に、操作者の意図する時刻、言い替えれば真の時刻に近い修正時刻候補データを確実に生成して表示することができる。この結果、操作者の意図する時刻への計時修正を精度良く確実に行うことができる。
(3)その他
なお、以上においては、上記各図に示したように、操作者に選択してもらうために、ある時刻を中心とした前後所定幅内複数の修正時刻候補データが表示部5に一覧表示された。すなわち図5の例では、表示時刻「17:57」を中心に、1分進める「17:58」、2分進める「17:59」、4分進める「18:01」、8分進める「18:05」、1分遅らせる「17:56」、2分遅らせる「17:55」、4分遅らせる「17:53」、及び、8分遅らせる「17:49」、という修正時刻候補データが±8分の範囲で表示された。しかしながら、このような修正時刻候補データではなく、複数の修正時間幅候補データを生成して表示するようにしてもよい。すなわち、上記の例に沿うと、表示部5において、一覧表示時の中心時刻に対し「1分プラス」「2分プラス」「4分プラス」「8分プラス」「1分マイナス」「2分マイナス」「4分マイナス」「8分マイナス」のような一覧表示を行っても良い。これらの場合も同様の効果を得る。
また、以上においては、印字ラベル作成装置に対し本発明を適用した場合を例にとって説明したが、これに限られない。すなわち、携帯用プリンタや、例えばA4、A3、B4、B5サイズ等の通常の被印刷用紙に画像を形成したり文字を印刷するプリンタ、等、他の種類の印刷装置に対し、本発明を適用してもよい。この場合も同様の効果を得る。さらに、印刷装置にも限られず、計時機能及び時刻表示機能を内蔵した電子機器であれば、印刷装置以外の機器に対しても本発明は適用でき、この場合も同様の効果を得る。
なお、以上において、図3等の各図中に示す矢印は信号の流れの一例を示すものであり、信号の流れ方向を限定するものではない。
また、図7、図9、図11等に示すフローチャートは本発明を上記フローに示す手順に限定するものではなく、発明の趣旨及び技術的思想を逸脱しない範囲内で手順の追加・削除又は順番の変更等をしてもよい。
また、以上既に述べた以外にも、上記実施形態や各変形例による手法を適宜組み合わせて利用しても良い。
その他、一々例示はしないが、本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲内において、種々の変更が加えられて実施されるものである。
1 印字ラベル作成装置(電子機器、印刷装置)
4b Clockキー(指示入力手段)
4i 上下左右キー(選択入力手段)
4h OKキー
5 表示部(表示手段)
23 サーマルヘッド(印字手段)
103 カバーフィルム(被印字媒体)
108 送りローラ駆動軸(搬送手段)
220 タイマー(計時手段)

Claims (6)

  1. 時刻を計時する計時手段と、
    前記計時手段の計時結果を表示するための表示手段と、
    前記表示手段で表示される前記計時結果に対する補正指示を操作入力するための指示入力手段と、
    前記指示入力手段により前記補正指示が入力された場合に、複数の修正時刻候補データ若しくは複数の修正時間幅候補データを生成する第1データ生成手段と、
    生成された前記複数の修正時刻候補データ若しくは前記複数の修正時間幅候補データを一覧表示するように、前記表示手段を制御する表示制御手段と、
    前記表示手段に一覧表示された前記複数の修正時刻候補データのうち1つの修正時刻候補データ、若しくは、前記表示手段に一覧表示された前記複数の修正時間幅候補データのうち1つの修正時間幅候補データ、の選択を操作入力するための選択入力手段と、
    前記選択入力手段における選択結果に応じて、前記計時手段の計時内容を補正する計時補正手段と、
    を有することを特徴とする電子機器。
  2. 請求項1記載の電子機器において、
    前記表示手段において前記複数の修正時刻候補データ若しくは前記複数の修正時間幅候補データが一覧表示された状態で、前記指示入力手段により再度前記補正指示が入力された場合に、前記選択入力手段による選択結果に対応した、前記複数の修正時刻候補データ若しくは複数の修正時間幅候補データを新たに生成する第2データ生成手段を有し、
    前記表示制御手段は、
    前記第2データ生成手段により生成された前記複数の修正時刻候補データ若しくは前記複数の修正時間幅候補データを一覧表示するように、前記表示手段を制御する
    ことを特徴とする電子機器。
  3. 請求項2記載の電子機器において、
    前記第2データ生成手段は、
    前記選択入力手段により選択された1つの前記修正時刻候補データを含み、当該候補データを中心とした所定範囲内に分布する前記複数の修正時刻候補データを新たに生成する
    ことを特徴とする電子機器。
  4. 請求項1乃至請求項3のいずれか1項記載の電子機器において、
    前記表示手段で表示される前記計時結果と、当該計時結果に基づいた前記選択入力手段における前記選択結果と、に基づき、前記計時手段の計時における時刻偏差を算出する偏差算出手段と、
    前記偏差算出手段により算出された前記時刻偏差を記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段により前記時刻偏差が記憶された後、前記指示入力手段により新たに前記補正指示が入力された場合に、前回の前記補正指示の入力時からの経過時間を算出する経過時間算出手段と、
    前記経過時間により算出された前記経過時間に応じて、前記記憶手段に記憶された前記時刻偏差を補正する偏差補正手段と、
    前記偏差補正手段による補正後の前記時刻偏差に対応した、前記複数の修正時刻候補データ若しくは複数の修正時間幅候補データを新たに生成する第3データ生成手段と、
    を有し、
    前記表示制御手段は、
    前記第3データ生成手段により生成された前記複数の修正時刻候補データ若しくは前記複数の修正時間幅候補データを一覧表示するように、前記表示手段を制御する
    ことを特徴とする電子機器。
  5. 請求項4記載の電子機器において、
    前記第3データ生成手段は、
    計時手段の計時結果に補正後の前記時刻偏差を加えた1つの前記修正時刻候補データを含み、当該候補データを中心とした所定範囲内に分布する前記複数の修正時刻候補データを新たに生成する
    ことを特徴とする電子機器。
  6. 請求項1乃至請求項5のいずれか1項記載の電子機器において、
    被印字媒体を搬送する搬送手段と、
    前記搬送手段により搬送される前記被印字媒体に対し印字を行う印字手段と、
    を有し、所望の印字が前記被印字媒体に形成された印刷物を作成可能な印刷装置である
    ことを特徴とする電子機器。
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