JP6269973B2 - 印刷装置及び印刷処理プログラム - Google Patents

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Description

本発明は、被印字テープに所望の印字を行う印刷装置、及び、これに用いられる印刷処理プログラムに関する。
被印字テープに所望の印字を行う印刷装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。この印刷装置においては、動作モードとしてリアルタイムプレビューモード(印刷イメージ表示モード)が備えられている。このリアルタイムプレビューモードでは、表示手段(ディスプレイ)に、生成される印字テープ(印刷テープ)の外観イメージを表すプレビュー画面が表示される。そして、操作者は、印刷されるその外観イメージを見ながら、操作手段(キーボード)を介し、作成する印字テープの印字内容についての編集操作を行えるので、利便性が高い。
特許第3111442号公報
しかしながら、上記従来技術における上記プレビュー画面は、生成される印字テープの外観イメージが表示される画面である。したがって、上記リアルタイムプレビューモードにおいて、操作手段を介した上記編集操作内容が、実際には生成できない内容(例えば、装着されるテープに依存するテープ幅方向の行数オーバー・フォントサイズ過大や、予め設定された印字テープ長さに依存するテープ長さ方向の字数オーバー等)となってしまった場合は、それ以降上記プレビュー画面の表示が行われなくなり、結果としてそれ以降の編集操作もできなくなってしまう不都合が生じうる。
本発明の目的は、外観イメージを見ながら編集可能というリアルタイムプレビューモード本来の利便性を維持しつつ、操作途中で印字テープを生成できない編集内容となった場合であっても一時的にリアルタイムプレビューモードから離脱し編集操作を継続可能とすることで、操作者の利便性を向上できる印刷装置及び印刷処理プログラムを提供することにある。
上記目的を達成するために、第1発明は、被印字テープを搬送させるための搬送手段と、前記搬送手段により搬送される前記被印字テープに印字を行って印字テープを生成する印字手段と、所望の操作入力が可能な操作手段と、所定の表示を行う表示手段と、を有し、生成される前記印字テープの外観イメージを表すプレビュー画面を前記表示手段に表示しつつ、当該印字テープにおける印字内容についての前記操作手段を介した編集操作を受け付ける、リアルタイムプレビューモード、及び、生成される前記印字テープにおける印字内容についての前記操作手段を介した編集操作を受け付けるためのテキスト入力画面を表示手段に表示しつつ、当該操作手段を介した編集操作を受け付ける、テキスト入力モード、の2つの動作モードを、切替可能に備えた印刷装置であって、前記被印字テープの長さ方向及び幅方向における印刷可能条件を決定する条件決定手段と、前記操作手段を介した編集操作に基づき、当該編集操作後の内容が、前記条件決定手段により決定された前記印刷可能条件を満たすか否かを判定する判定手段と、前記動作モードが前記リアルタイムプレビューモードとなっているときに、前記判定手段により前記印刷可能条件が満たされていないと判定された場合には、当該動作モードを前記リアルタイムプレビューモードから前記テキスト入力モードに切り替える、第1モード切替手段と、前記第1モード切替手段により前記動作モードが前記テキスト入力モードに切り替えられた後、前記判定手段により前記印刷可能条件が満たされたと判定された場合には、当該動作モードを前記テキスト入力モードから前記リアルタイムプレビューモードに復帰させる、第2モード切替手段と、を有することを特徴とする。
本願第1発明の印刷装置においては、動作モードとして、テキスト入力モードと、リアルタイムプレビューモードと、が備えられている。テキスト入力モードでは、表示手段に、テキスト入力画面が表示される。そして、操作者は、操作手段を介し、作成する印字テープの印字内容についての編集操作を行うことができる。
一方、リアルタイムプレビューモードでは、表示手段に、生成される印字テープの外観イメージを表すプレビュー画面が表示される。操作者は、この表示状態で、上記テキスト入力モードと同様、操作手段を介し、作成する印字テープの印字内容についての編集操作を行うことができる。
本願発明の第1印刷装置においては、条件判定手段と、判定手段と、第1モード切替手段と、第2モード切替手段と、が設けられる。条件決定手段は、(後述の判定手段による判定材料とするために)被印字テープの長さ方向及び幅方向における印刷可能条件をまず事前に決定しておく。そして、上記リアルタイムプレビューモードとなっているときに、前述のように操作手段を介した編集操作内容が実際には生成できない内容となってしまったときには、判定手段により、編集操作後の内容が上記前記印刷可能条件を満たさなくなったと判定される。この判定結果に応じて、上記第1モード切替手段が、動作モードをリアルタイムプレビューモードからテキスト入力モードに切り替える。この結果、上記のように突然編集操作が不可能になる不都合を回避し、操作者は引き続き編集操作を続行することができる。操作者が編集操作を続行することで、再び実際に印字テープを生成できる編集内容に戻ると、判定手段により上記前記印刷可能条件を再び満たすようになったと判定される。この判定結果に応じて、上記第2モード切替手段が、動作モードを再びテキスト入力モードからリアルタイムプレビューモードへと復帰させる。
以上のようにして、本願第1発明では、リアルタイムプレビューモードにおける操作者による編集操作の途中で、一時的に、実際には印字テープを生成できない編集内容(例えば、テープ幅方向の行数オーバー、テープ長さ方向の字数オーバー等)となった場合であっても、編集操作を(不可能とすることなく)継続することができる。この結果、外観イメージを見ながら編集可能というリアルタイムプレビューモード本来の利便性を維持しつつ前述の不都合を回避し、操作者の利便性を向上することができる。
第2発明は、上記第1発明において、前記条件決定手段は、前記被印字テープの幅情報、及び、前記操作手段の操作を介して指定された書式設定情報、の少なくとも一方に基づき、前記印刷可能条件を決定することを特徴とする。
第3発明は、上記第1又第2発明において、前記動作モードが前記リアルタイムプレビューモードとなっているときに、前記判定手段により前記印刷可能条件が満たされていないと判定された場合に、前記表示手段を制御し、前記動作モードを前記リアルタイムプレビューモードから前記テキスト入力モードへの切り替えの確認を促す第1確認表示を行う、第1表示制御手段を有し、前記第1モード切替手段は、前記操作手段を介し、前記第1確認表示に対応した確認操作が行われた場合に、前記動作モードを前記リアルタイムプレビューモードから前記テキスト入力モードに切り替えることを特徴とする。
これにより、編集操作の結果、その時点において長さ方向及び幅方向のうちいずれかの印刷可能条件を満たさなくなっていることを、操作者に対し確実に認識させることができる。
第4発明は、上記第3発明において、前記第1確認表示は、前記満たされなかった印刷可能条件が、前記被印字テープの前記長さ方向の前記印刷可能条件であるか前記被印字テープの前記幅方向の前記印刷可能条件であるか、の第1条件表示を含むことを特徴とする。
これにより、長さ方向印刷可能条件及び幅方向印刷可能条件のうち、どちらが満たされなくなっているかを、操作者に対し確実に認識させることができる。
第5発明は、上記第1乃至第4発明のいずれかにおいて、前記第1モード切替手段により前記動作モードが前記テキスト入力モードに切り替えられた後、前記判定手段により前記印刷可能条件が満たされたと判定された場合に、前記表示手段を制御し、前記動作モードを前記テキスト入力モードから前記リアルタイムプレビューモードへの復帰の確認を促す第2確認表示を行う、第2表示制御手段を有し、前記第2モード切替手段は、前記操作手段を介し、前記第2確認表示に対応した確認操作が行われた場合に、前記動作モードを前記テキスト入力モードから前記リアルタイムプレビューモードに復帰させることを特徴とする。
これにより、テキスト入力モードへ移行後の編集操作の結果、長さ方向及び幅方向の両方の印刷可能条件を満たすようになったことを操作者に対し確実に認識させることができる。
第6発明は、上記第1乃至第5発明のいずれかにおいて、前記第1モード切替手段により前記動作モードが前記テキスト入力モードに切り替えられたとき、前記テキスト入力画面には、前記満たされなかった印刷可能条件が、前記被印字テープの前記長さ方向の前記印刷可能条件であるか前記被印字テープの前記幅方向の前記印刷可能条件であるか、の第2条件表示が含まれることを特徴とする。
第7発明は、上記第1乃至第5発明において、前記第1モード切替手段により前記動作モードが前記テキスト入力モードに切り替えられたとき、前記テキスト入力画面は、前記切り替え前に表示されていた前記プレビュー画面上に被さるように若しくは割り込むように、表示されることを特徴とする。
第8発明は、上記第1乃至第7発明のいずれかにおいて、前記第1モード切替手段により前記動作モードが前記テキスト入力モードに切り替えられたとき、前記テキスト入力画面上において表示される前記編集操作後の内容のうち、前記印刷可能条件を満たす部分と、前記印刷可能条件を満たさない部分とが、互いに異なる表示態様で表示されることを特徴とする。
これにより、長さ方向(又は幅方向)の印刷可能条件を満たさなくなった編集操作部分を、操作者に対し確実に認識させることができる。
上記目的を達成するために、第9発明は、被印字テープを搬送させるための搬送手段と、前記搬送手段により搬送される前記被印字テープに印字を行って印字テープを生成する印字手段と、所望の操作入力が可能な操作手段と、所定の表示を行う表示手段と、演算手段と、を有し、生成される前記印字テープの外観イメージを表すプレビュー画面を前記表示手段に表示しつつ、当該印字テープにおける印字内容についての前記操作手段を介した編集操作を受け付ける、リアルタイムプレビューモード、及び、生成される前記印字テープにおける印字内容についての前記操作手段を介した編集操作を受け付けるためのテキスト入力画面を表示手段に表示しつつ、当該操作手段を介した編集操作を受け付ける、テキスト入力モード、の2つの動作モードを、切替可能に備えた印刷装置に備えられた、前記演算手段に対し、前記被印字テープの長さ方向及び幅方向における印刷可能条件を決定する条件決定手順と、前記操作手段を介した編集操作に基づき、当該編集操作後の内容が、前記条件決定手順で決定された前記印刷可能条件を満たすか否かを繰り返し判定する判定手順と、前記動作モードが前記リアルタイムプレビューモードとなっているときに、前記判定手順で前記印刷可能条件が満たされていないと判定された場合には、当該動作モードを前記リアルタイムプレビューモードから前記テキスト入力モードに切り替える、第1モード切替手順と、前記第1モード切替手順で前記動作モードが前記テキスト入力モードに切り替えられた後、前記判定手順で前記印刷可能条件が満たされたと判定された場合には、当該動作モードを前記テキスト入力モードから前記リアルタイムプレビューモードに復帰させる、第2モード切替手順と、を実行させる。
本発明によれば、リアルタイムプレビューモードにおける操作途中で印字テープを生成できない編集内容となった場合であっても一時的にリアルタイムプレビューモードから離脱し編集操作を継続することができる。この結果、外観イメージを見ながら編集可能というリアルタイムプレビューモード本来の利便性を維持しつつ、操作者の利便性を向上することができる。
本発明の一実施形態における印刷装置を斜め上方向から見た外観を表す斜視図である。 下カバーを開放した状態の印刷装置を斜め下方向から見た外観を表す斜視図である。 カートリッジの内部構造を模式的に表す拡大平面図である。 印刷装置の制御系を表す機能ブロック図である。 リアルタイムプレビューモードでの編集操作中にラベル長エラーが生じた比較例を表す説明図である。 リアルタイムプレビューモードでの編集操作中にテープ幅エラーが生じた比較例を表す説明図である。 本発明の一実施形態における、編集操作に伴う画面遷移例を表す説明図である。 CPUによって実行される制御手順を表すフローチャートである。 エラーの内容をテキスト入力画面で表示する変形例における、画面遷移例を表す説明図である。 プレビュー画面上にテキスト入力画面を重ねて表示する変形例における、画面遷移例を表す説明図である。 テキスト入力画面でエラー部分を異なる態様で表示する変形例における、画面遷移例を表す説明図である。
以下、本発明の一実施形態を図面を参照しつつ説明する。
本実施形態の印刷装置の概略構成について、図1〜図3を用いて説明する。図1において、この印刷装置1は、所望の印字を行った印字済みラベル用テープを所定の長さに切断することにより、印字テープとしての印字ラベル(図示省略。外観イメージは後述の図7等を参照)を作成する。なお、本実施形態において印刷装置1の前・後・左・右・上・下というときは、図1及び図2等に示す方向を指す。
<全体概略構成>
図1及び図2に示すように、印刷装置1の筐体2は、装置下面を構成する下カバー15と、装置側面を構成する横カバー16と、装置上面を構成する上カバー17とにより構成されている。上カバー17には、前方向から後方向に向けて、文字入力等の種々の操作が行われるキーボード3(操作手段に相当)、印刷装置1の各種機能を実行させるための機能キー群4(操作手段に相当)、及び、入力した文字や記号等(以下適宜、印字オブジェクトという)を表示するための液晶ディスプレイ5(表示手段に相当)が設けられている。キーボード3には、例えば、「↑」「←」「→」「↓」の4つのカーソルキーのほか、通常のアルファベットや数字のキーが設けられている。機能キー群4には、この例では、電源スイッチ4B、印刷(Print)キー4C等が含まれている。また横カバー16の右側後方には、印字済みラベル用テープ109(後述の図3参照)をカットするためのカッターレバー7が設けられている。
印刷装置1の上側後方には、カートリッジ8を着脱可能なカートリッジホルダ9が設けられている。このカートリッジホルダ9は、印刷装置1の前端部を回転軸として開閉可能に構成された上記下カバー15を閉じると覆われ、下カバー15を開放すると露出する。
また、図2に示すように、印刷装置1の上側後方には、カートリッジホルダ9に隣接して、電池BT(後述の図4参照)を複数個収納可能な電池収納部70が設けられている。なお、図2中、符号60は、外部電源としてのACアダプタ220(後述の図4参照)の出力プラグが接続されるDCジャックである。
<カートリッジ>
図3に示すように、カートリッジ8は、筐体8Aと、この筐体8A内に配置され帯状の基材テープ101が巻回された第1ロール102(実際は渦巻き状であるが、図では簡略的に同心円状に示す)と、上記基材テープ101と略同じ幅である、透明なカバーフィルム103(被印字テープに相当)が巻回された第2ロール104(実際は渦巻き状であるが、図では簡略的に同心円状に示す)と、インクリボン105(熱転写リボン、但し被印字テープが感熱テープの場合は不要)を繰り出すリボン供給側ロール111と、印字後のインクリボン105を巻取るリボン巻取りローラ106と、カートリッジ8のテープ排出部の近傍に回転可能に支持されたテープ送りローラ27と、を有する。また、カートリッジ8の例えば筺体8Aには、カートリッジホルダ9へのカートリッジ8の装着時に、印刷装置1の筐体2に設置されたカートリッジセンサ6(後述の図4参照)によって検出される被検出部6A(上記した図2参照)が設けられている。
テープ送りローラ27は、上記基材テープ101と上記カバーフィルム103とを押圧し接着させ印字済みラベル用テープ109としつつ、図3中矢印Aで示す方向にテープ送りを行う。
第1ロール102は、リール部材102aの周りに上記基材テープ101を巻回している。基材テープ101はこの例では4層構造となっており、詳細な図示を省略するが、内側に巻かれる側よりその反対側へ向かって、適宜の粘着剤からなる貼り合わせ用粘着層、PET(ポリエチレンテレフタラート)等から成る色付きのベースフィルム、適宜の粘着剤からなる貼り付け用粘着層、剥離紙の順序で積層され構成されている。
第2ロール104は、リール部材104aの周りに上記カバーフィルム103を巻回している。第2ロール104より繰り出されるカバーフィルム103の裏面に、インクリボン105がサーマルヘッド23(印字手段に相当)に押圧されて当接させられる。
このとき、上記のカートリッジ8の構成に対応して、カートリッジホルダ9には、上記使用済みのインクリボン105を巻き取るためのリボン巻き取り軸107と、印字済みラベル用テープ109を搬送するための上記テープ送りローラ27を駆動するためのテープ送りローラ駆動軸108(搬送手段に相当)とが設けられている。またカートリッジホルダ9には、カバーフィルム103に所望の印刷を行う上記サーマルヘッド23が、カートリッジ8の装着時にカートリッジ8の開口部14(図2参照)に位置するように設けられている。
リボン巻取りローラ106及びテープ送りローラ27は、カートリッジ8外に設けた例えばパルスモータである駆動モータ211(後述の図4参照)の駆動力が、図示しないギヤ機構を介し上記リボン巻取りローラ駆動軸107及び上記テープ送りローラ駆動軸108に伝達されることによって、互いに連動し回転駆動される。
上記構成において、カートリッジ8が上記カートリッジホルダ9に装着されロールホルダがリリース位置(図示省略)から図3に示す印字位置に移動されると、カバーフィルム103及びインクリボン105が、上記サーマルヘッド23と、このサーマルヘッド23に対向して設けたプラテンローラ26との間に狭持される。これとともに、基材テープ101及びカバーフィルム103が、テープ送りローラ27と、テープ送りローラ27に対向して設けた圧着ローラ28との間に狭持される。そして、上記駆動モータの駆動力によって、リボン巻取りローラ106及びテープ送りローラ27が、図3中矢印B及び矢印Cで示す方向にそれぞれ同期して回転駆動される。このとき、前述のテープ送りローラ駆動軸108と上記圧着ローラ28及び上記プラテンローラ26はギヤ機構(図示せず)にて連結されており、テープ送りローラ駆動軸108の駆動に伴いテープ送りローラ27、圧着ローラ28、及びプラテンローラ26が回転し、第1ロール102から基材テープ101が繰り出され、上述のようにテープ送りローラ27へ供給される。
一方、第2ロール104からはカバーフィルム103が繰り出されるとともに、サーマルヘッド制御回路217(後述の図4参照)によりサーマルヘッド23に設けられた複数の発熱素子が通電され、発熱する。このとき、カバーフィルム103の裏面側(すなわち上記基材テープ101と接着される側)には、リボン巻取りローラ106により駆動されるインクリボン105が、上記サーマルヘッド23に押圧されて当接させられる。この結果、カバーフィルム103の裏面に、所望の印字内容の印字データに対応した印字(詳細は後述)が印刷される。
そして、上記基材テープ101と上記印刷が終了したカバーフィルム103とが、上記テープ送りローラ27及び圧着ローラ28の押圧により上記貼り合わせ用粘着層により接着されて一体化され、印字済みラベル用テープ109として形成され、カートリッジ8外へと排出される。カバーフィルム103への印字が終了したインクリボン105は、リボン巻取りローラ駆動軸107の駆動によりリボン巻取りローラ106に巻取られる。
カートリッジ8外へ排出された印字済みラベル用テープ109の搬送経路の下流側には、固定刃40と可動刃41を備えた切断機構42が設けられている。上記カッターレバー7が操作されることにより可動刃41が動作し、上記印字済みラベル用テープ109が切断され、切断された印字済みラベル用テープ109(以降、単に印字ラベルという。印字内容は後述の図5〜図7等参照)が生成される。
<制御系>
次に、図4を用いて、印刷装置1の制御系について説明する。
図4において、印刷装置1は、所定の演算を行うCPU212(演算手段に相当)を有している。
CPU212には、上記液晶ディスプレイ5と、EEPROM214と、RAM213と、カートリッジセンサ6と、が接続されている。またCPU212は、ACアダプタ220に接続され印刷装置1の電源のオン・オフ処理を行う電源回路215と、上記リボン巻取りローラ駆動軸107及び上記テープ送りローラ駆動軸108を駆動する駆動モータ211の駆動制御を行うモータ駆動回路216と、上記サーマルヘッド23の発熱素子の通電制御を行うサーマルヘッド制御回路217とに接続されている。
EEPROM214には、各種制御プログラム(後述の図8等のフローを実行する本実施形態の印刷処理プログラムを含む)が記憶されている。CPU212は、RAM213の一時記憶機能を利用しつつEEPROM214に予め記憶されたプログラムに従って信号処理を行い、それによって印刷装置1全体の制御を行う。
カートリッジセンサ6は、カートリッジホルダ9へ装着したカートリッジ8等に適宜に形成された上記被検出部6Aを、公知の手法(例えば機械的な接触式の手法、あるいは磁気・光学的手法を用いた非接触式の手法等)によって検出する。CPU212は、このカートリッジセンサ6の検出結果に基づき、当該カートリッジ8の種別情報を取得する。この種別情報には、各カートリッジ8に備えられる上記カバーフィルム103及び基材テープ101のテープ幅情報が少なくとも含まれる。
<実施形態の特徴>
以上の基本構成において、本実施形態の特徴は、リアルタイムプレビューモードで印字オブジェクトの編集操作が行われる際の処理にある。以下、その詳細を順を追って説明する。
<テキスト入力モードとリアルタイムプレビューモード>
本実施形態の印刷装置1には、上記印字オブジェクトの編集操作が可能な動作モードとして、2つの動作モードが備えられている。すなわち、テキスト入力モードとリアルタイムプレビューモードである。テキスト入力モードでは、ディスプレイ5に、所定のテキスト入力画面が表示される(後述の図7(c)及び図7(d)等参照)。そして、操作者は、特に制限されることなく、上記キーボード3や機能キー群4等を介し、印字ラベルの印字内容(すなわち印字オブジェクト)についての編集操作を行うことができる。
一方、リアルタイムプレビューモードでは、ディスプレイ5に、生成される印字ラベルの外観イメージを表すプレビュー画面が表示される(後述の図5(a)〜(c)、図6(a)〜(c)、図7(a)、図7(f)参照)。操作者は、この表示状態で、上記テキスト入力モードと同様、上記キーボード3や機能キー群4等を介し、作成する印字ラベルの印字内容についての編集操作を行うことができる。
<リアルタイムプレビューモードでの不都合>
しかしながら、上記リアルタイムプレビューモードで表示されるプレビュー画面は、生成される印字ラベルの外観イメージが表示される画面である。したがって、印字ラベルに応じた制限が存在し、上記リアルタイムプレビューモードにおいて、上記キーボード3や機能キー群4等を介した編集操作内容が、実際には生成できない内容(例えば、テープ幅方向の行数オーバー、テープ長さ方向の字数オーバー等)となってしまった場合は、それ以降上記プレビュー画面の表示が行われなくなり、結果としてそれ以降の編集操作もできなくなってしまう不都合が生じうる。そのような不都合の具体例を図5及び図6により説明する。
<ラベル長エラーによる不都合の例(第1比較例)>
上記リアルタイムプレビューモードにおける、ディスプレイ5に表示されたプレビュー画面5A′の一例を図5(a)に示す。このプレビュー画面5A′では、その時点までの操作者の上記キーボード3や機能キー群4の操作に対応する印字ラベルの外観イメージ(言い替えれば、現在の操作状態により生成可能な印字ラベルの外観イメージ。以下適宜、単に「ラベルイメージ」という)IMが表示される。この例では、比較的大きなフォントサイズの「1234567890」の10個の数字が最上段に配列され、その下の2段目には比較的小さなフォントサイズで「ABCDEFGHIJKLMNOPQR」の18文字のアルファベットが配列され、さらにその下の3段目には上記同様のフォントサイズで「ABCDE」の5文字のアルファベットが配列された、レイアウトとなっている。
このとき、図5(a)に示すレイアウトでは、2段目の「ABCDEFGHIJKLMNOPQR」に対し3段目の「ABCDE」が短すぎて、バランスが悪い。そこで、例えば、操作者が、図5(b)に示すように、2段目の「ABCDEFGHIJKLMNOPQR」のうちの「M」で改行を行って、2段目を「ABCDEFGHIJKLM」(13文字)とするとともに3段目を「NOPQRABCDE」(10文字)とすることを意図した場合を想定する。
この場合、例えば、操作者は、図5(c)に示すように、(上記キーボード3や機能キー群4の操作により)上記プレビュー画面5A′においてカーソル51を「R」の直後の「A」の位置まで移動させた後、例えばキーボード3のBS(バックススペース)キーを押下することで「R」の直後の改行マーク52を削除する。なお、上記図5(a)のプレビュー画面5A′では実際には改行マーク52は表示されないが、図5(a)では便宜的に表示している。
しかしながら、上記のようにして改行マーク52を削除すると、3段目にあった文字列「ABCDE」が「R」と同じ2段目に移動し「R」の後に連続するように配置されることになる。つまり、上記削除操作の瞬間、2段目には、「ABCDEFGHIJKLMNOPQRABCDE」(23文字)が配列されることになる。これにより、このレイアウトでは、例えば、事前に上記キーボード3や機能キー群4を介し操作者により設定入力されていたラベル長(以下適宜、単に「設定ラベル長」という)に対応した印刷可能条件(例えば、何文字×何行といった文字数・行数の範囲)を、長さ方向において超えてしまう(図5(d)参照)。
前述したように、プレビュー画面5A′は、現在の操作状態により「生成可能な」ラベルイメージを表す画面であるから、上記のように印刷可能条件を満たさない生成不可能なラベルイメージを表すことはできない。この結果、図5(e)に示すように、ディスプレイ5に、上記設定ラベル長に基づく印刷可能条件を満たさないことを表す「ラベル長エラー」のエラー画面5B′が表示される。したがって、操作者は、これ以降、なんの編集操作もできなくなる。なお、例えば文字数が非常に多いときに、上記設定ラベル長とは別に印刷装置1において固定的に設定されている印刷最大長(例えば1メートル等。以下適宜、「長さ制限」という)に対応した印刷可能条件(例えば、何文字×何行といった文字数・行数の範囲)を、長さ方向において超えてしまう場合も、上記と同様である。なお、この場合、ディスプレイ5に「長さ制限エラー」等と表示するようにしてもよい。
<テープ幅エラーによる不都合の例(第2比較例)>
上記同様の別のエラーが生じる例を図6(a)〜(e)により説明する。図6(a)は、上記図5(a)と同じプレビュー画面5A′のラベルイメージIMを示しており、前述のように、「1234567890」が最上段に、2段目に「ABCDEFGHIJKLMNOPQR」が配列され、3段目に「ABCDE」が配列されている。
そして、前述と同様、バランスを改善するために操作者が、「M」で改行することを意図して(図6(b)参照)、カーソル51を「M」の位置まで移動させた後、例えばキーボード3のリターンキーを押下することで改行マーク52を挿入した場合を想定する(図6(c)参照)。なお、前述と同様、プレビュー画面5A′では実際には改行マーク52は表示されないが、図6(c)では便宜的に表示している。
しかしながら、上記のようにして改行マーク52を挿入すると、もともと2段目の文字列「OPQR」の後にも改行マーク52が挿入されていた(図示省略)ことから、2段目が文字列「ABCDEFGHIJKLM」、3段目が文字列「NOPQRR」、4段目が「ABCDE」というレイアウトになる。これにより、このレイアウトでは、例えば、上記カートリッジホルダ9に装着されたカートリッジ8に備えられたカバーフィルム103のテープ幅(例えばカートリッジセンサ6の検出結果に基づきCPU212で取得される)に対応した印刷可能条件(例えば、何文字×何行といった文字数・行数の範囲)を、テープ幅方向において超えてしまう(図6(d)参照)。
上記の結果、図6(e)に示すように、ディスプレイ5に、上記テープ幅に基づく印刷可能条件を満たさないことを表す「テープ幅エラー」のエラー画面5C′が表示される(あるいは「行数エラー」等でも良い)。したがって、操作者は、これ以降、なんの編集操作もできなくなる。なお、上記のような改行マーク62の挿入による幅方向寸法の増大以外に、ラベルイメージIM中の各文字のフォントサイズを増加させる編集を行うことで印刷可能条件(例えば、何文字×何行といった文字数・行数の範囲)を、テープ幅方向において超えてしまう場合も、上記と同様である。なお、この場合、ディスプレイ5に「文字サイズエラー」等と表示するようにしてもよい。
<実施形態の編集処理>
そこで、本実施形態の印刷装置1においては、リアルタイムプレビューモードでの編集操作において、上記のように印刷可能条件を満たさなくなったときには、動作モードを、上記リアルタイムプレビューモードから上記テキスト入力モードに一時的に切り替える。以下、その詳細を図7(a)〜(f)を用いて説明する。
図7(a)は、上記図5(a)及び図6(a)のプレビュー画面5A′と同様の、ラベルイメージIMを含むプレビュー画面5Aを示している。ラベルイメージIMにおいては、前述のように、「1234567890」が最上段に、2段目に「ABCDEFGHIJKLMNOPQR」が配列され、3段目に「ABCDE」が配列されている。
そして、前述と同様、バランスを改善するために、操作者が「M」で改行することを意図して、カーソル51を「A」の位置まで移動させた後、キーボード3のBS(バックススペース)キーを押下する。すると、図5(d)及び図5(e)を用いて前述したように、そのままのレイアウトでは上記設定ラベル長に対応した印刷可能条件を長さ方向において超えてしまうことから、その旨を表すメッセージ「ラベル長エラー!表示できないため、テキスト入力モードに移行します」(第1確認表示に相当)を含むエラー画面5Bがディスプレイ5に表示される。これにより、後述のように動作モードを上記リアルタイムプレビューモードからテキスト入力モードへの一時的な切り替えを了承する確認操作が促される。
なお、前述の図6(c)で説明したように、例えば「M」の直後に改行マーク52を挿入した場合には、上記「ラベル長エラー!」の代わりにメッセージ「テープ幅エラー!」(あるいは「行数エラー」等でも良い)が配置されたエラー画面がディスプレイ5に表示される(図示省略)。また前述の「文字サイズエラー」「長さ制限エラー」等に該当する場合も同様である。
上記エラー画面5Bの表示に対応して操作者がキーボード3や機能キー群4を介し適宜の操作を行うと、上記動作モードがリアルタイムプレビューモードからテキスト入力モードへ切り替えられ、ディスプレイ5での表示が、図7(c)に示すテキスト入力画面5Cに移行する。このテキスト入力画面5Cは、この種のものとして公知の構成と同様、その時点までの操作者の上記キーボード3や機能キー群4の操作に対応する編集内容そのもの(外観イメージではない)を、テキスト文字により表現する画面である。したがって、各文字の各行における並びは明示されるものの、当該文字のフォントサイズや書体や修飾等は反映されない。
図7(c)のテキスト入力画面5Cでは、上記図7(a)での表示内容に対応して、1行目に、「1234567890」のテキスト文字が配置されている。また2行目には、前述の「R」の直後の改行マーク52(図示省略)の削除により、「ABCDEFGHIJKLMNOPQRABCDE」のテキスト文字が横一列に配置され(但しこの例では画面内に収まらずスクロールすることで表示される)ている。また「R」の直後にカーソル51が表示されている。
この表示状態で、操作者は、「M」で改行することを意図し、キーボード3や機能キー群4を操作してカーソル51を「M」の位置まで移動(図7(d)参照)させた後、キーボード3のリターンキーを押下する。
上記の操作により、上記図7(a)でのBSキーの操作による、印刷可能条件に対する長さ方向の逸脱が解消されるので、図7(e)に示すように、その旨を表すメッセージ「表示できるようになったのでリアルタイムプレビューモードに戻ります」(第2確認表示に相当)を含む画面(以下適宜、「復帰通知画面」という)5Dがディスプレイ5に表示される。これにより、動作モードを上記テキスト入力モードから再び上記リアルタイムプレビューモードへ切り替えることを了承する確認操作が促される。なお、このような単なる「再びリアルタイムプレビューモードへ切り替えることの確認の操作」ではなく、「再びリアルタイムプレビューモードへ切り替えるか否か」を、操作者の好みによって選択操作できるようにしてもよい。この場合、例えば、操作者が切り替え不可を選択した場合には、そのまま上記テキスト入力モードが実行されるようにすればよい。
上記復帰通知画面5Dの表示に対応して操作者がキーボード3や機能キー群4を介し上記モード切り替えの確認の操作を行うと(あるいは所定の時間経過を契機にしてもよい)、上記動作モードがテキスト入力モードからリアルタイムプレビューモードへ切り替えられ、ディスプレイ5での表示が、図7(f)に示すプレビュー画面5Eに移行する。プレビュー画面5Eに含まれるラベルイメージIMにおいては、以上の捜査の結果、「1234567890」の10個の数字が最上段に配列され、2段目に「ABCDEFGHIJKLM」(13文字)のアルファベット列が配列され、3段目に「NOPQRABCDE」(10文字)のアルファベット列が配列されている。
<制御手順>
上記図7(a)〜(f)で説明した手法を実現するために、CPU212によって実行される処理手順を表すフローを、図8に示す。
図8において、例えば操作者が上記キーボード3や機能キー群4等を適宜に操作し、印字ラベルへ印字形成したい印字オブジェクトの内容(前述の例では「1234567890」「ABCDEFGHIJKLMNOPQR」「ABCDE」)をテキスト入力モードにおいて入力した後、さらに適宜の操作で印刷装置1をリアルタイムプレビューモードとすることにより、このフローが開始される(「START」位置)。なお、上記テキスト入力モードでの入力を省略し、後述のステップS30において当該入力を行うようにしてもよい。
まず、ステップS10で、CPU212は、上記カートリッジセンサ6の検出結果に基づき、上記カートリッジホルダ9に装着されたカートリッジ8のカバーフィルム103のテープ幅を取得する。すなわち、カートリッジセンサ6は、カートリッジホルダ9へ装着したカートリッジ8等に適宜に形成された上記被検出部6Aを、公知の手法(例えば機械的な接触式の手法、あるいは磁気・光学的手法を用いた非接触式の手法等)によって検出する。CPU212は、このカートリッジセンサ6の検出結果に基づき、当該カートリッジ8の種別情報を取得し、対応する上記テープ幅を取得する。
その後、ステップS15で、CPU212は、キーボード3や機能キー群4の操作により操作者が設定する、上記ラベル長を受け付ける。
そして、ステップS20に移り、CPU212は、ステップS10で取得された上記テープ幅、及び、上記ステップS15で受け付けたラベル長、に応じて、前述の印刷可能条件を設定する。この印刷可能条件は、前述したように、例えば、何文字×何行といった文字数の範囲(長さ方向における印刷可能条件)や行数の範囲(幅方向における印刷可能条件)として設定される。なお、このステップS20が各請求項記載の条件決定手順に相当すると共に、このステップS20を実行するCPU212が各請求項記載の条件決定手段として機能する。
その後、ステップS25に移り、CPU212は、液晶ディスプレイ5に表示信号を出力し、上記ラベルイメージIMを含むプレビュー画面5Aを表示させる。
その後、ステップS30で、CPU212は、操作者による、キーボード3や機能キー群4を介した編集操作を受け付ける(図7(a)における上記バックスペースキーの押下操作参照)。
その後、ステップS35で、CPU212は、編集後の内容が上記長さ方向における印刷可能条件及び幅方向における印刷可能条件をみたすか否かを判定する。編集後の内容が上記印刷可能条件を満たす場合は、ステップS35の判定が満たされ(S35:Yes)、後述のステップS75に移行する。編集後の内容が上記印刷可能条件を満たさない場合はステップS35の判定が満たされず(S35:No)、ステップS40に移行する。
ステップS40では、CPU212は、液晶ディスプレイ5に表示信号を出力して、リアルタイムプレビューモードからテキスト入力モードへの移行を通知する上記エラー画面5B(図7(c)参照)を表示させる。このステップS40を実行するCPU212が、各請求項記載の第1表示制御手段として機能する。
その後、ステップS45で、CPU212は、上記ステップS40での表示に対応し、操作者が、キーボード3や機能キー群4を介した適宜の確認操作(モード切り替えを了承する確認操作)を行ったか否かを判定する。操作者が確認操作を行うまではステップS45の判定が満たされず(S45:No)、ループ待機する。操作者が確認操作を行った場合はステップS45の判定が満たされ(S45:Yes)、ステップS50に移行する。
ステップS50では、CPU212は、上記動作モードを、リアルタイムプレビューモードからテキスト入力モードに移行させるとともに、液晶ディスプレイ5に表示信号を出力し、上記テキスト入力画面5C(図7(c)等参照)を液晶ディスプレイ5に表示させる。このテキスト入力モードへの移行により、これ以降、操作者は、リアルタイムプレビューモード時の制約の無い状態での編集操作を継続して行うことができる。なお、このステップS50が各請求項記載の第1モード切替手順に相当すると共に、上記ステップS45から移行してステップS50を実行するCPU212が各請求項記載の第1モード切替手段として機能する。
その後、ステップS55で、CPU212は、上記ステップS30と同様、操作者による、キーボード3や機能キー群4を介した編集操作を受け付ける(図7(c)(d)における上記カーソル移動やリターンキーの押下操作参照)。
その後、ステップS60で、CPU212は、上記ステップS35と同様、編集後の内容が上記長さ方向における印刷可能条件及び幅方向における印刷可能条件をみたすか否かを再び判定する。印刷可能条件をみたすか否かを判定する。編集後の内容が上記印刷可能条件を満たす場合は、ステップS60の判定が満たされ(S60:Yes)、後述のステップS65に移行する。編集後の内容が上記印刷可能条件を満たさない場合はステップS60の判定が満たされず(S60:No)、ステップS65に移行する。なお、このステップS60と前述のステップS35が各請求項記載の判定手順に相当すると共に、このステップS60及び前述のステップS35を実行するCPU212が、各請求項記載の判定手段として機能する。なお、これらステップS60やステップS35で判定に用いる印刷可能条件の設定(ステップS20参照)においては、キーボード3や機能キー群4を介して操作者が行った、印字オブジェクトに対する書式設定情報(フォントサイズ、フォント種類、書式、装飾等)に応じて設定しても良い。またこの書式設定情報がCPU212により取得される場合には、ステップS10でのテープ幅の取得を省略しても良い。特に、例えば使用されるテープ幅が常に一定値である印刷装置1の場合、上記書式設定情報に基づいて印刷可能条件を設定すれば足りる。
ステップS65では、CPU212は、液晶ディスプレイ5に表示信号を出力して、テキスト入力モードからリアルタイムプレビューモードへの復帰を操作者に通知するための上記復帰通知画面750(図7(e)参照)を液晶ディスプレイ5に表示させる。このステップS65を実行するCPU212が、各請求項記載の第2表示制御手段として機能する。
その後、ステップS70で、CPU212は、上記ステップS45と同様、上記ステップS65での表示に対応し、操作者が、キーボード3や機能キー群4を介した適宜の確認操作(モード復帰を了承する確認操作)を行ったか否かを判定する。操作者が確認操作を行うまではステップS70の判定が満たされず(S70:No)、ループ待機する。操作者が確認操作を行った場合はステップS70の判定が満たされ(S70:Yes)、前述のステップS25に戻って上記ラベルイメージIMを含むプレビュー画面5Aの表示を行い、以降、同様の手順を繰り返す。すなわち、動作モードが、テキスト入力モードからリアルタイムプレビューモードへと復帰する。なお、このステップS70から戻って実行されるステップS25が各請求項記載の第2モード切替手順に相当すると共に、このステップS70から移行してステップS25を実行するCPU212が各請求項記載の第2モード切替手段として機能する。
一方、上記ステップS35での判定が満たされて移行するステップS75では、CPU212は、上記機能キー群4の上記印刷キー4Cが押されたか否かを判定する。印刷キー4Cが押されていない場合は、ステップS75の判定が満たされず(S75:No)、上記ステップS25に戻って同様の手順を繰り返す。これにより、操作者が印刷キー4Cを押下するまでの間の上記編集操作が可能になる。印刷キー4Cが押された場合は、ステップS75の判定が満たされ(S75:Yes)、ステップS80に移行する。
ステップS80では、CPU212は、この時点で液晶ディスプレイ5に表示されているプレビュー画面(図7(f)等参照)のラベルイメージIMに対応した印字形成を実行するための、上記サーマルヘッド23の発熱素子を通電する印字データを生成する。
その後、ステップS85で、CPU212は、モータ駆動回路216に制御信号を出力し、駆動モータ211によりテープ送りローラ駆動軸108及びリボン巻取りローラ駆動軸107を駆動開始する。これにより、カバーフィルム103、基材テープ101、及び印字済みラベル用テープ109(以下適宜、単にカバーフィルム103等」という)の搬送が開始される。
そして、ステップS90で、CPU212は、上記ステップS80で生成された印字データに基づき、上記のようにして搬送されるカバーフィルム103等が所定の印字領域の開始位置まで搬送されたかどうか(言い替えれば、印字領域の前端に印字ヘッド23が正対する搬送方向位置になるまでカバーフィルム103等が搬送されたかどうか)、を判定する。この判定は、例えばステッピングモータからなる上記駆動モータ211のパルス数をカウントする等、公知の適宜の手法により行えば足りる。カバーフィルム103等が印字領域の開始位置まで搬送されていなければステップS90の判定が満たされず(S90:NO)、ステップS90の判定が満たされるまでループ待機する。カバーフィルム103等が印字領域の開始位置まで搬送されたらステップS90の判定が満たされ(S90:YES)、ステップS95に移る。
ステップS95では、CPU212は、ステップS80で生成された印字データに基づきサーマルヘッド23の発熱素子に通電する印字処理を行う。これにより、カバーフィルム103に、上記通電された発熱素子によりインクリボン105のインクが転写され、上記印字データに対応した印字が形成される。
その後、ステップS100で、CPU212は、上記のようにして搬送されるカバーフィルム103等が印字領域の終了位置まで搬送されたかどうか(言い替えれば、印字領域の後端に印字ヘッド23が正対する搬送方向位置になるまでカバーフィルム103等が搬送されたかどうか)、を判定する。この判定も上記同様の公知の手法により行えば足りる。カバーフィルム103等が印字領域の終了位置まで搬送されていなければステップS100の判定が満たされず(S100:NO)、ステップS90に戻って同様の手順を繰り返す。カバーフィルム103等が印字領域の終了位置まで搬送されていればステップS100の判定が満たされ(S100:YES)、ステップS110に移る。
ステップS110では、CPU212は、上記ステップS80で生成された印字データに基づき、搬送されるカバーフィルム103等が、上記印字データに基づき印字領域よりラベル後端側に設定される所定の切断位置まで搬送されたかどうか(すなわち上記切断位置に上記可動刃41が正対する搬送方向位置になるまで、印字済みラベル用テープ109が搬送されたかどうか)、を判定する。この判定も、前述と同様の公知の手法により行えば足りる。カバーフィルム103等が切断位置まで搬送されていなければステップS110の判定が満たされず(S110:NO)、ステップS110の判定が満たされるまでループ待機する。カバーフィルム103等が切断位置まで搬送されたらステップS110の判定が満たされ(S110:YES)、ステップS120に移る。
ステップS120では、CPU212は、モータ駆動回路216に制御信号を出力し、駆動モータ211によるテープ送りローラ駆動軸108及びリボン巻取りローラ駆動軸107の駆動を停止する。これにより、カバーフィルム103、基材テープ101、及び印字済みラベル用テープ109の搬送が停止する。
その後、ステップS130で、CPU212は、液晶ディスプレイ5に表示信号を出力する。これにより、操作者に対し、カッターレバー7を操作し切断機構15を動作させ上記印字済みラベル用テープ109を切断するよう促す、適宜の表示が液晶ディスプレイ5において行われる。この表示に対応して操作者がカッターレバー7を操作することで、印字済ラベル用テープ109の切断が行われ、印字ラベルが生成される。その後、このフローを終了する。
<実施形態の効果>
以上説明したように、本実施形態では、リアルタイムプレビューモードにおける編集操作の途中で印字ラベル生成できない編集内容となった場合(印刷可能条件を逸脱した場合)であっても、一時的に動作モードをテキスト入力モードに切り替えることで編集操作を(不可能とすることなく)継続することができる。この結果、外観イメージを見ながら編集可能というリアルタイムプレビューモード本来の利便性を維持しつつ、操作者の利便性を向上することができる。
また、実施形態では特に、上記リアルタイムプレビューモードからテキスト入力モードへの切り替えの際、当該切り替えを了承する確認操作を促す表示が行われる(図7(b)のエラー画面5B参照)。これにより、編集操作の結果、その時点において長さ方向及び幅方向のうちいずれかの印刷可能条件を満たさなくなっていることを、操作者に対し確実に認識させることができる。
また、本実施形態では特に、上記図7(b)のエラー画面5Bにおいて、満たされていない印刷可能条件の内容(第1条件表示に相当)が併せて表示される(上記の例では「ラベル長エラー!」)。これにより、リアルタイムプレビューモードからテキスト入力モードへの切り替え時、長さ方向印刷可能条件及び幅方向印刷可能条件のうち、どちらが満たされていないのかを、操作者に対し確実に認識させることができる。
また、本実施形態では特に、前述のテキスト入力モードからリアルタイムプレビューモードへ切り替えて復帰する際、当該切り替えを了承する確認操作を促す表示が行われる(図7(e)の復帰通知画面5D参照)。これにより、上記テキスト入力モードへ移行後の編集操作の結果、長さ方向及び幅方向の両方の印刷可能条件を満たすようになったことを操作者に対し確実に認識させることができる。
なお、本発明は、上記実施形態に限られるものではなく、その趣旨及び技術的思想を逸脱しない範囲内で種々の変形が可能である。以下、そのような変形例を順を追って説明する。
(1)テキスト入力モード移行時に併せてエラー内容を表示する場合
本変形例における、ディスプレイ5での画面表示の遷移状態を図9(a)〜(e)に示す。これら図9(a)〜(e)は、上記実施形態における図7(a)〜(e)にそれぞれ対応する図である。本変形例では、これらのうち図9(c)及び図9(d)に示すように、リアルタイムプレビューモードからテキスト入力モードへ切り替えられた後の示すテキスト入力画面5Cにおいて、発生したエラーの内容(第2条件表示に相当)がメッセージエリア5Caにて表示される。すなわち、上記エラー原因(満たされなかった上記印刷可能条件)が、カバーフィルム103の長さ方向の印刷可能条件であったのか(この例の「ラベル長エラー」表示)、幅方向の印刷可能条件であったのか(例えば「テープ幅エラー」表示。図示省略)が、このメッセージエリア5Caにおいて表示される。なお前述の「行数エラー」「文字サイズエラー」「長さ制限エラー」等に該当する場合も同様である。
本変形例によれば、リアルタイムプレビューモードからテキスト入力モードへの切り替わった後、長さ方向印刷可能条件及び幅方向印刷可能条件のうち、どちらが満たされなくなっていたのかを、操作者に対し確実に認識させることができる。
(2)プレビュー画面上に覆い被さるようにテキスト入力画面を重ねて表示する場合
本変形例における、ディスプレイ5での画面表示の遷移状態を図10(a)〜(e)に示す。これら図10(a)、図10(b)、図10(c)、図10(d)、図10(e)は、上記実施形態における図7(a)、図7(b)、図7(c)及び図7(d)、図7(e)、図7(f)にそれぞれ対応する図である。本変形例では、これらのうち図10(c)に示すように、上記プレビュー画面5B上に覆い被さるように(あるいは少なくとも一部が重なる状態にて割り込むように)テキスト入力画面50Cが表示される。
なお、テキスト入力モードへの移行時に、図10(c)のようにプレビュー画面5B上に重ねてテキスト入力画面50Cを表示させる際、例えば徐々に大きくなる等、段階的に拡大するように表示を行っても良い。あるいはフェードイン表示のようなものでもよい。同様にリアルタイムプレビューモードへの復帰時に、一旦図10(d)のメッセージを表示した後、図10(c)のプレビュー画面5B上にテキスト入力画面50Cを重ねた状態の表示に戻り、そのテキスト入力画面50Cを、例えば徐々に小さくしてから消失させる等、段階的に縮小させる(あるいはフェードアウト表示する)ようにしても良い。
本変形例によっても、上記実施形態と同様の効果を得る。
(3)テキスト入力画面においてエラー部分を別の態様で表示する場合
本変形例における、ディスプレイ5での画面表示の遷移状態を図11(a)〜(c)に示す。これら図11(a)、図11(b)、図11(c)は、上記実施形態における図7(a)、図7(b)、図7(c)にそれぞれ対応する図である。本変形例では、これらのうち図11(c)に示すように、テキスト入力画面5Cにおいて、前述の印刷可能条件(この例では長さ方向の条件)を満たさないエラー部分である「ABCDE」の文字列TTが、それ以外の部分とは異なる表示態様(この例では白黒反転表示。また白黒反転→通常の白黒表示を周期的に切り替え表示しても良い)で表示されている。なお、前述の幅方向の印刷可能条件を満たさない部分がある場合も、同様の手法で、当該部分が他の部分とは異なる表示態様となる(図示省略)。
本変形例によれば、印刷可能条件を満たす部分と印刷可能条件を満たさない部分とが互いに異なる表示態様で表示されるので、長さ方向(又は幅方向)の印刷可能条件を満たさなくなった編集操作部分を、操作者に対し確実に認識させることができる。
(4)その他
なお、以上においては、いわゆるスタンドアローンタイプの印刷装置1である場合を例にとって説明したが、これに限られない。すなわち、印字ラベルを作成する印刷装置1に有線あるいは無線による通信回線を介して操作端末が接続されており、上記の図8のステップS10〜ステップS80までの処理と同等の処理を、当該操作端末側において実行しても良い。この場合、ステップS75において操作端末にて適宜の印刷指示がなされることで、ステップS80で生成した印字データが操作端末から印刷装置1へと送信され、印刷装置1において図8のステップS85以降の処理が実行される。この場合も、前述と同様の効果を得る。
なお、以上において、図4等の各図中に示す矢印は信号の流れの一例を示すものであり、信号の流れ方向を限定するものではない。
また、図8に示すフローチャートは本発明を上記フローに示す手順に限定するものではなく、発明の趣旨及び技術的思想を逸脱しない範囲内で手順の追加・削除又は順番の変更等をしてもよい。
また、以上既に述べた以外にも、上記実施形態や各変形例による手法を適宜組み合わせて利用しても良い。
その他、一々例示はしないが、本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲内において、種々の変更が加えられて実施されるものである。
1 印刷装置
3 キーボード(操作手段)
4 機能キー群(操作手段)
4C 印刷キー
5 液晶ディスプレイ(表示手段)
5A プレビュー画面
5C テキスト入力画面
6 カートリッジセンサ
8 カートリッジ
9 カートリッジホルダ
23 サーマルヘッド
50C テキスト入力画面
103 カバーフィルム(被印字テープ)
212 CPU(演算手段)

Claims (9)

  1. 被印字テープを搬送させるための搬送手段と、
    前記搬送手段により搬送される前記被印字テープに印字を行って印字テープを生成する印字手段と、
    所望の操作入力が可能な操作手段と、
    所定の表示を行う表示手段と、
    を有し、
    生成される前記印字テープの外観イメージを表すプレビュー画面を前記表示手段に表示しつつ、当該印字テープにおける印字内容についての前記操作手段を介した編集操作を受け付ける、リアルタイムプレビューモード、及び、生成される前記印字テープにおける印字内容についての前記操作手段を介した編集操作を受け付けるためのテキスト入力画面を表示手段に表示しつつ、当該操作手段を介した編集操作を受け付ける、テキスト入力モード、の2つの動作モードを、切替可能に備えた印刷装置であって、
    前記被印字テープの長さ方向及び幅方向における印刷可能条件を決定する条件決定手段と、
    前記操作手段を介した編集操作に基づき、当該編集操作後の内容が、前記条件決定手段により決定された前記印刷可能条件を満たすか否かを判定する判定手段と、
    前記動作モードが前記リアルタイムプレビューモードとなっているときに、前記判定手段により前記印刷可能条件が満たされていないと判定された場合には、当該動作モードを前記リアルタイムプレビューモードから前記テキスト入力モードに切り替える、第1モード切替手段と、
    前記第1モード切替手段により前記動作モードが前記テキスト入力モードに切り替えられた後、前記判定手段により前記印刷可能条件が満たされたと判定された場合には、当該動作モードを前記テキスト入力モードから前記リアルタイムプレビューモードに復帰させる、第2モード切替手段と、
    を有することを特徴とする印刷装置。
  2. 請求項1記載の印刷装置において、
    前記条件決定手段は、
    前記被印字テープの幅情報、及び、前記操作手段の操作を介して指定された書式設定情報、の少なくとも一方に基づき、前記印刷可能条件を決定する
    ことを特徴とする印刷装置。
  3. 請求項1又は請求項2記載の印刷装置において、
    前記動作モードが前記リアルタイムプレビューモードとなっているときに、前記判定手段により前記印刷可能条件が満たされていないと判定された場合に、前記表示手段を制御し、前記動作モードを前記リアルタイムプレビューモードから前記テキスト入力モードへの切り替えの確認を促す第1確認表示を行う、第1表示制御手段を有し、
    前記第1モード切替手段は、
    前記操作手段を介し、前記第1確認表示に対応した確認操作が行われた場合に、前記動作モードを前記リアルタイムプレビューモードから前記テキスト入力モードに切り替える
    ことを特徴とする印刷装置。
  4. 請求項3記載の印刷装置において、
    前記第1確認表示は、
    前記満たされなかった印刷可能条件が、前記被印字テープの前記長さ方向の前記印刷可能条件であるか前記被印字テープの前記幅方向の前記印刷可能条件であるか、の第1条件表示を含む
    ことを特徴とする印刷装置。
  5. 請求項1乃至請求項4のいずれか1項記載の印刷装置において、
    前記第1モード切替手段により前記動作モードが前記テキスト入力モードに切り替えられた後、前記判定手段により前記印刷可能条件が満たされたと判定された場合に、前記表示手段を制御し、前記動作モードを前記テキスト入力モードから前記リアルタイムプレビューモードへの復帰の確認を促す第2確認表示を行う、第2表示制御手段を有し、
    前記第2モード切替手段は、
    前記操作手段を介し、前記第2確認表示に対応した確認操作が行われた場合に、前記動作モードを前記テキスト入力モードから前記リアルタイムプレビューモードに復帰させる
    ことを特徴とする印刷装置。
  6. 請求項1乃至請求項5のいずれか1項記載の印刷装置において、
    前記第1モード切替手段により前記動作モードが前記テキスト入力モードに切り替えられたとき、前記テキスト入力画面には、前記満たされなかった印刷可能条件が、前記被印字テープの前記長さ方向の前記印刷可能条件であるか前記被印字テープの前記幅方向の前記印刷可能条件であるか、の第2条件表示が含まれる
    ことを特徴とする印刷装置。
  7. 請求項1乃至請求項5のいずれか1項記載の印刷装置において、
    前記第1モード切替手段により前記動作モードが前記テキスト入力モードに切り替えられたとき、前記テキスト入力画面は、前記切り替え前に表示されていた前記プレビュー画面上に被さるように若しくは割り込むように、表示される
    ことを特徴とする印刷装置。
  8. 請求項1乃至請求項7のいずれか1項記載の印刷装置において、
    前記第1モード切替手段により前記動作モードが前記テキスト入力モードに切り替えられたとき、前記テキスト入力画面上において表示される前記編集操作後の内容のうち、前記印刷可能条件を満たす部分と、前記印刷可能条件を満たさない部分とが、互いに異なる表示態様で表示される
    ことを特徴とする印刷装置。
  9. 被印字テープを搬送させるための搬送手段と、前記搬送手段により搬送される前記被印字テープに印字を行って印字テープを生成する印字手段と、所望の操作入力が可能な操作手段と、所定の表示を行う表示手段と、演算手段と、を有し、生成される前記印字テープの外観イメージを表すプレビュー画面を前記表示手段に表示しつつ、当該印字テープにおける印字内容についての前記操作手段を介した編集操作を受け付ける、リアルタイムプレビューモード、及び、生成される前記印字テープにおける印字内容についての前記操作手段を介した編集操作を受け付けるためのテキスト入力画面を表示手段に表示しつつ、当該操作手段を介した編集操作を受け付ける、テキスト入力モード、の2つの動作モードを、切替可能に備えた印刷装置に備えられた、前記演算手段に対し、
    前記被印字テープの長さ方向及び幅方向における印刷可能条件を決定する条件決定手順と、
    前記操作手段を介した編集操作に基づき、当該編集操作後の内容が、前記条件決定手順で決定された前記印刷可能条件を満たすか否かを繰り返し判定する判定手順と、
    前記動作モードが前記リアルタイムプレビューモードとなっているときに、前記判定手順で前記印刷可能条件が満たされていないと判定された場合には、当該動作モードを前記リアルタイムプレビューモードから前記テキスト入力モードに切り替える、第1モード切替手順と、
    前記第1モード切替手順で前記動作モードが前記テキスト入力モードに切り替えられた後、前記判定手順で前記印刷可能条件が満たされたと判定された場合には、当該動作モードを前記テキスト入力モードから前記リアルタイムプレビューモードに復帰させる、第2モード切替手順と、
    を実行させるための、印刷処理プログラム。
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