JP2015018086A - レンズ系 - Google Patents

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思穎 陳
義方 陳
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Abstract

【課題】小型であり、広角であり、歪曲収差が小さく光学性能が高いレンズ系を提供する。【解決手段】光軸Zに沿って物体から結像面Imまで順に配置された第一レンズL1、第二レンズL2、絞りST、第三レンズL3、第四レンズL4および第五レンズL5を備える。第一レンズL1は屈折力が負のプラスチック製凸凹レンズであり、第二レンズL2は屈折力が正のガラス製両凸レンズであり、第三レンズL3は屈折力が正のプラスチック製両凸レンズであり、第四レンズL4は屈折力が負のプラスチック製両凹レンズであり、第五レンズL5は屈折力が正のプラスチック製凸凹レンズである。【選択図】 図1

Description

本発明は、複数のレンズからなるレンズ系に関する。
モバイルデバイスが盛んに発展し、市場でのデジタルカメラモジュールの需要は拡大している。モバイルデバイスの利便性および携帯性を満足させるために、市場からは品質を維持したうえで小型軽量化を進めることが望まれている。小型軽量化が進むとともに、それを応用する市場の需要を呼び起こす。例えば、自動車産業、ゲーム機業界、家電産業などは機能の多元化をはかるため、小型画像取込装置を利用することになった。
現在、一般のカメラモジュールの感光体ユニットは主に電荷結合素子(Charge coupled Device、CCD)および相補型金属酸化膜半導体(Complementary Metal Oxide Semiconductor、CMOS)である。特にCMOSはコストおよび消費電力が低く、統合性が高いため、市場のモバイルデバイスの感光体ユニットの主流は徐々にCMOSへ移行する。一方、半導体製造技術は進んでいるため、画素の大きさを大幅に小さくすることができるのに対し、感光体ユニットはより高い画素の画像を提供することができるが、画素面積が小さくなるため、入射光量を減少させてしまう。従って、レンズシステムによって高輝度を生じ、ノイズの影響を小さくすることが必要となる。
一方、画像設備の小型化に伴って画像取込装置および画像設備に応用されるレンズは体積が大幅に小さくなる。画像取込装置の画素数(pixel)が高くなるため、画像取込装置の高解像度および高コントラストの表現を実現させるには、画像取込装置に対応するレンズの光学性能をより高くする必要がある。従って、小型化および高光学性能は画像設備のレンズに欠かせない二つの要件である。
一方、画像設備に採用されるレンズ系は広角光学系へ発展する傾向がある。しかしながら、広角システムは歪曲収差および色収差の問題があるため、画質に影響を与える。また市場からはコストダウンを考慮したうえでガラスの代わりにプラスチックを使用することが望まれている。しかしながら、プラスチック材料は温度変化に敏感であるため、イメージングは温度の影響を受けやすく、画質が不安定であるという欠点がある。
特開2001−100009号公報
本発明の目的は、小型であり、広角であり、歪曲収差が小さく光学性能が高いレンズ系を提供することにある。
上述の目的を達成するために、本発明によるレンズ系は、物体から結像面まで光軸に沿って順に配置された一つの第一レンズ、一つの第二レンズ、一つの絞り、一つの第三レンズ、一つの第四レンズおよび一つの第五レンズを備える。第一レンズは屈折力が負の凸凹レンズであり、凸面が物体に対向し、凹面が結像面に対向する。第二レンズは屈折力が正であり、物体に対向する側面が凸面である。第三レンズは屈折力が正の両凸レンズである。第四レンズは屈折力が負の両凹レンズである。第五レンズは物体に対向する側面が凸面である。
本発明によるレンズ系は、五つのレンズから構成され、体積が小さく、広角であり、歪曲収差が小さく、光学性能が高い。
本発明は、小型化および高入射光の需要を満足させ、広角システムによくある歪曲収差および色収差の問題を効果的に改善することができるだけでなく、コストダウンを考慮したうえで温度に対する敏感度を低減することができる。
本発明の第1実施形態によるレンズ系を示す模式図である。 本発明の第1実施形態によるレンズ系の像面湾曲を示すグラフである。 本発明の第1実施形態によるレンズ系の歪曲収差を示すグラフである。 本発明の第1実施形態によるレンズ系の横収差を示すグラフである。 本発明の第2実施形態によるレンズ系を示す模式図である。 本発明の第2実施形態によるレンズ系の像面湾曲を示すグラフである。 本発明の第2実施形態によるレンズ系の歪曲収差を示すグラフである。 本発明の第2実施形態によるレンズ系の横収差を示すグラフである。 本発明の第3実施形態によるレンズ系を示す模式図である。 本発明の第3実施形態によるレンズ系の像面湾曲を示すグラフである。 本発明の第3実施形態によるレンズ系の歪曲収差を示すグラフである。 本発明の第3実施形態によるレンズ系の横収差を示すグラフである。 本発明の第4実施形態によるレンズ系を示す模式図である。 本発明の第4実施形態によるレンズ系の像面湾曲を示すグラフである。 本発明の第4実施形態によるレンズ系の歪曲収差を示すグラフである。 本発明の第4実施形態によるレンズ系の横収差を示すグラフである。 本発明の第5実施形態によるレンズ系を示す模式図である。 本発明の第5実施形態によるレンズ系の像面湾曲を示すグラフである。 本発明の第5実施形態によるレンズ系の歪曲収差を示すグラフである。 本発明の第5実施形態によるレンズ系の横収差を示すグラフである。 本発明の第6実施形態によるレンズ系を示す模式図である。 本発明の第6実施形態によるレンズ系の像面湾曲を示すグラフである。 本発明の第6実施形態によるレンズ系の歪曲収差を示すグラフである。 本発明の第6実施形態によるレンズ系の横収差を示すグラフである。 本発明の第7実施形態によるレンズ系を示す模式図である。 本発明の第7実施形態によるレンズ系の像面湾曲を示すグラフである。 本発明の第7実施形態によるレンズ系の歪曲収差を示すグラフである。 本発明の第7実施形態によるレンズ系の横収差を示すグラフである。 本発明の第8実施形態によるレンズ系を示す模式図である。 本発明の第8実施形態によるレンズ系の像面湾曲を示すグラフである。 本発明の第8実施形態によるレンズ系の歪曲収差を示すグラフである。 本発明の第8実施形態によるレンズ系の横収差を示すグラフである。 本発明の第9実施形態によるレンズ系を示す模式図である。 本発明の第9実施形態によるレンズ系の像面湾曲を示すグラフである。 本発明の第9実施形態によるレンズ系の歪曲収差を示すグラフである。 本発明の第9実施形態によるレンズ系の横収差を示すグラフである。
以下、本発明の実施形態によるレンズ系を図面に基づいて説明する。
(第1実施形態)
図1に示すように、第1実施形態によるレンズ系1は、光軸Zに沿って物体から結像面Imまで順に配置された第一レンズL1、第二レンズL2、絞りST、第三レンズL3、第四レンズL4および第五レンズL5を備える。一方、需要に応じて第五レンズL5と結像面Imとの間に光学フィルター(Optical Filter)CFを増設することによって余計なノイズおよび光をろ過し、光学性能を向上させることができる。
第一レンズL1は、屈折力が負のプラスチック製凸凹レンズであり、側面S1が物体に対向する凸面であり、側面S2が結像面Imに対向する凹面であるため、レンズ系1は広角光学特性を有する。一方、第一レンズL1は側面S1および側面S2が非球面である。非球面設計を採用する目的はレンズ系1に広角光学設計を行う際によくある歪曲収差を効果的に補正することにある。
第二レンズL2は、屈折力が正のガラス製両凸レンズであり、側面S3および側面S4が球状凸面である。第二レンズL2の目的は第一レンズL1を補助し、レンズ系1の歪曲収差を補正することにある。側面S3即ち凸面を物体に向ける目的は第一レンズL1に生じた球面収差および像面湾曲を補正し、第二レンズL2の感度を低減することにある。一方、第二レンズL2は材料がガラスに設定されるため、温度変化に対するシステムの敏感度を低減できるだけでなく、温度変化に伴って光学性能を減衰させてしまうことが発生しない。
第二レンズL2と第三レンズL3との間に絞りSTを配置する目的は、レンズ系1を透過した光線の結像面Imに入射する角度を効果的に低減し、結像面Imの入射光量を効果的に増加させることによって結像面ImとレンズL1からL5との間の距離を短縮し、小型化を実現させることにある。上述した目的のほかに第二レンズL2と第三レンズL3との間に絞りSTを配置することによってレンズ系1上の絞りST前後のレンズを対称的に設計し、製造時の敏感度を低減することができる。
第三レンズL3は、屈折力が正のプラスチック製両凸レンズであり、側面S6および側面S7が非球状凸面である。
第四レンズL4は、屈折力が負のプラスチック製両凹レンズであり、側面S8および側面S9が非球状凹面である。第三レンズL3および第四レンズL4の屈折力を設計する目的は、屈折力が負のレンズを前に配置して屈折力が正のレンズを後に配置する光学設計の代わりに、屈折力が正のレンズを前に配置し、屈折力が負のレンズを後に配置する組み合わせ方式によってシステムの全長を短くし、小型化を実現させることにある。
第五レンズL5は、屈折力が正のプラスチック製凸凹レンズであり、側面S10が物体に対向する凸面であり、側面S11が結像面Imに対向する凹面である。側面S10および側面S11は非球面である。第五レンズL5の目的は、レンズ系1に生じたコマ収差および非点収差を効果的に補正し、光線の結像面Imに入射する角度を効果的に調整し、レンズ系1の光学性能を向上させることにある。
レンズL1からL5の構造設計は上述した通りである。レンズ系1はさらに以下の式1〜3を満足する。
0.1<f/TTL<0.3・・・式1
0.8<|f3/f4|<1.25・・・式2
Vd3−Vd4>20・・・式3
上述した数式において、fはレンズ系1のシステムの焦点距離である。TTLはレンズ系1のシステムの全長である。f3は第三レンズL3の焦点距離である。f4は第四レンズL4の焦点距離である。Vd3は第三レンズL3のアッベ数である。Vd4は第四レンズL4のアッベ数である。
数式1はレンズ系1の対応する角度を広くし、システムの全長を短くすることができる。数式2および数式3は第三レンズL3および第四レンズL4の焦点距離および色分散によってレンズ系1の色差を効果的に解消し、レンズ系1の結像品質を向上させることができる。
上述した目的を達成し、レンズ系1の光学性能を向上させるために、本発明の第1実施形態において、レンズ系1のシステムの焦点距離f、システムの全長TTL、レンズ側面上の光軸Zが通過する部位の曲率半径R、光軸Z上のレンズの側面と次の側面(または結像面Im)との間の距離D、レンズの屈折率Nd、レンズのアッベ数Vdおよびレンズの焦点距離f1からf5は表1に示したとおりである。
Figure 2015018086
第1実施形態において、レンズ上の非球状を呈する側面S1、S2、S6、S7、S8、S9、S10およびS11のザグ量zは下記の数式に基づいて算出される。
Figure 2015018086
上述の数式において、zは非球状を呈する側面のザグ量である。Cは曲率である。h:側面の孔半径である。kは円錐定数である。α2からα8は側面の孔半径hのランク定数である。
第1実施形態において、それぞれの非球状を呈する側面の円錐定数kおよびランク定数α2からα8は表2に示したとおりである。
Figure 2015018086
図2Aから図2Cに示すように、第1実施形態によるレンズ系1は、上述した通りレンズL1からL5および絞りSTを配置することによって結像の品質要求を満足させることができる。図2Aに示すように、第1実施形態によるレンズ系1は像面湾曲の最大深度が−0.10mm以下および0.04mm以下である。図2Bに示すように、第1実施形態によるレンズ系1は最大歪曲収差が−2%以下および2%以下である。図2Cに示すように、第1実施形態によるレンズ系1は横収差が2μm以下および−1μm以下である。上述したデータにより、第1実施形態によるレンズ系1の高光学性能が判明した。
以上は第1実施形態によるレンズ系1についての説明である。引き続き、本発明の技術に基づいて第2実施形態を説明する。
(第2実施形態)
図3に示すように、第2実施形態によるレンズ系2は、光軸Zに沿って物体から結像面Imまで順に配置された第一レンズL1、第二レンズL2、絞りST、第三レンズL3、第四レンズL4、第五レンズL5および光学フィルターCFを備える。
第一レンズL1は、屈折力が負のプラスチック製凸凹レンズであり、側面S1が物体に対向する非球状凸面であり、側面S2が結像面Imに対向する非球状凹面であるため、レンズ系2は広角光学特性を有する。非球面の設計はレンズ系2に広角光学設計を行う際によくある歪曲収差を効果的に補正することができる。
第二レンズL2は、屈折力が正のガラス製両凸レンズであり、側面S3および側面S4が非球状凸面である。第二レンズL2の側面S3即ち凸面を物体に向ける目的は、第一レンズL1を補助し、レンズ系2の歪曲収差を補正すると同時に第一レンズL1に生じた球面収差および像面湾曲を補正し、第二レンズL2の感度を低減することにある。一方、第二レンズL2は材料がガラスに設定されるため、温度変化に対するシステムの敏感度を低減できるだけでなく、温度変化に伴って光学性能を減衰させてしまうことが発生しない。
第二レンズL2と第三レンズL3との間に絞りSTを配置する目的は、第1実施形態と同じであり、光線の結像面Imに入射する角度を効果的に低減し、レンズ系2上の絞りST前後のレンズを対称的に設計し、結像面Imの入射光量を効果的に増加させ、結像面ImとレンズL1からL5との間の距離を短縮し、製造時の敏感度を低減することにある。
第三レンズL3は、屈折力が正のプラスチック製両凸レンズであり、側面S6および側面S7が非球状凸面である。
第四レンズL4は、屈折力が負のプラスチック製両凹レンズであり、側面S8および側面S9が非球状凹面である。第三レンズL3および第四レンズL4の屈折力を設計する目的は、第1実施形態と同じであり、屈折力が負のレンズを前に配置して屈折力が正のレンズを後に配置する光学設計の代わりに、屈折力が正のレンズを前に配置し、屈折力が負のレンズを後に配置する組み合わせ方式によってシステムの全長を短くし、小型化を実現させることにある。
第五レンズL5は、屈折力が正のプラスチック製凸凹レンズであり、側面S10が物体に対向する非球状凸面であり、側面S11が結像面Imに対向する非球状凹面である。第五レンズL5の目的は、レンズ系2に生じたコマ収差および非点収差を効果的に補正し、光線の結像面Imに入射する角度を効果的に調整し、レンズ系2の光学性能を向上させることにある。
レンズ系2は以下の式1〜3を満足することができるため、対応する角度が広く、システムの全長が短いだけでなく、収差を効果的に解消できる効果を有する。
0.1<f/TTL<0.3・・・式1
0.8<|f3/f4|<1.25・・・式2
Vd3−Vd4>20・・・式3
上述した数式において、fはレンズ系2のシステムの焦点距離である。TTLはレンズ系2のシステムの全長である。f3は第三レンズL3の焦点距離である。f4は第四レンズL4の焦点距離である。Vd3は第三レンズL3のアッベ数である。Vd4は第四レンズL4のアッベ数である。
上述した目的を達成し、レンズ系2の光学性能を向上させるために、本発明の第2実施形態において、レンズ系2のシステムの焦点距離f、システムの全長TTL、レンズ側面上の光軸Zが通過する部位の曲率半径R、光軸Z上のレンズの側面と次の側面(または結像面Im)との間の距離D、レンズの屈折率Nd、レンズのアッベ数Vdおよびレンズの焦点距離f1からf5は表3に示したとおりである。
Figure 2015018086
第2実施形態において、それぞれの非球状を呈する側面の円錐定数kおよびランク定数α2からα8は表4に示したとおりである。
Figure 2015018086
図4Aから図4Cに示すように、第2実施形態によるレンズ系2は、上述したレンズL1からL5および絞りSTを配置することによって結像の品質要求を満足させることができる。図4Aに示すように、第2実施形態によるレンズ系2は像面湾曲の最大深度が−0.04mm以下および0.02mm以下である。図4Bに示すように、第2実施形態によるレンズ系2は最大歪曲収差が−3%以下および1%以下である。図4Cに示すように、第2実施形態によるレンズ系2は横収差が−1μm以下および2μm以下である。上述したデータにより、第2実施形態によるレンズ系2の高光学性能が判明した。
(第3実施形態)
図5に示すように、第3実施形態によるレンズ系3は、光軸Zに沿って物体から結像面Imまで順に配置された第一レンズL1、第二レンズL2、絞りST、第三レンズL3、第四レンズL4、第五レンズL5および光学フィルターCFを備える。
第一レンズL1は、屈折力が負のプラスチック製凸凹レンズであり、側面S1が物体に対向する非球状凸面であり、側面S2が結像面Imに対向する非球状凹面であるため、レンズ系3は広角光学特性を有する。非球面の設計はレンズ系3に広角光学設計を行う際によくある歪曲収差を効果的に補正することができる。
第二レンズL2は、屈折力が正のガラス製両凸レンズであり、側面S3および側面S4が非球状凸面である。第二レンズL2の側面S3即ち凸面を物体に向ける目的は、第一レンズL1を補助し、レンズ系3の歪曲収差を補正すると同時に第一レンズL1に生じた球面収差および像面湾曲を補正し、第二レンズL2の感度を低減することにある。一方、第二レンズL2は材料がガラスに設定されるため、温度変化に対するシステムの敏感度を低減できるだけでなく、温度変化に伴って光学性能を減衰させてしまうことが発生しない。
第二レンズL2と第三レンズL3との間に絞りSTを配置する目的は、上述した実施形態と同じであり、光線の結像面Imに入射する角度を効果的に低減し、レンズ系3上の絞りST前後のレンズを対称的に設計し、結像面Imの入射光量を効果的に増加させ、結像面ImとレンズL1からL5との間の距離を短縮し、製造時の敏感度を低減することにある。
第三レンズL3は、屈折力が正のプラスチック製両凸レンズであり、側面S6および側面S7が非球状凸面である。
第四レンズL4は、屈折力が負のプラスチック製両凹レンズであり、側面S8および側面S9が非球状凹面である。第四レンズL4上の物体に対向する側面S8は第三レンズL3上の結像面Imに対向する側面S7に接合する。第三レンズL3および第四レンズL4の屈折力を設計する目的は、上述した実施形態と同じであり、屈折力が正のレンズを前に配置し、屈折力が負のレンズを後に配置する組み合わせ方式によってシステムの小型化を実現させることにある。
第五レンズL5は、屈折力が正のプラスチック製凸凹レンズであり、側面S10が物体に対向する非球状凸面であり、側面S11が結像面Imに対向する非球状凹面である。第五レンズL5の目的は、レンズ系3に生じたコマ収差および非点収差を効果的に補正し、光線の結像面Imに入射する角度を効果的に調整し、レンズ系3の光学性能を向上させることにある。
レンズ系3は以下の式1〜3を満足することができるため、対応する角度が広く、システムの全長が短いだけでなく、収差を効果的に解消できる効果を有する。
0.1<f/TTL<0.3・・・式1
0.8<|f3/f4|<1.25・・・式2
Vd3−Vd4>20・・・式3
上述した数式において、fはレンズ系3のシステムの焦点距離である。TTLはレンズ系3のシステムの全長である。f3は第三レンズL3の焦点距離である。f4は第四レンズL4の焦点距離である。Vd3は第三レンズL3のアッベ数である。Vd4は第四レンズL4のアッベ数である。
上述した目的を達成し、レンズ系3の光学性能を向上させるために、本発明の第3実施形態において、レンズ系3のシステムの焦点距離f、システムの全長TTL、レンズ側面上の光軸Zが通過する部位の曲率半径R、光軸Z上のレンズの側面と次の側面(または結像面Im)との間の距離D、レンズの屈折率Nd、レンズのアッベ数Vdおよびレンズの焦点距離f1からf5は表5に示したとおりである。
Figure 2015018086
第3実施形態において、それぞれの非球状を呈する側面の円錐定数kおよびランク定数α2からα8は表6に示したとおりである。
Figure 2015018086
図6Aから図6Cに示すように、第3実施形態によるレンズ系3は、上述したレンズL1からL5および絞りSTを配置することによって結像の品質要求を満足させることができる。図6Aに示すように、第3実施形態によるレンズ系3は像面湾曲の最大深度が−0.04mm以下および0.04mm以下である。図6Bに示すように、第3実施形態によるレンズ系3は最大歪曲収差が−1%以下および3%以下である。図6Cに示すように、第3実施形態によるレンズ系3は横収差が−1μm以下および3μm以下である。上述したデータにより、第3実施形態によるレンズ系3の高光学性能が判明した。
(第4実施形態)
図7に示すように、第4実施形態によるレンズ系4は、光軸Zに沿って物体から結像面Imまで順に配置された第一レンズL1、第二レンズL2、絞りST、第三レンズL3、第四レンズL4、第五レンズL5および光学フィルターCFを備える。
第一レンズL1は、屈折力が負のプラスチック製凸凹レンズであり、側面S1が物体に対向する非球状凸面であり、側面S2が結像面Imに対向する非球状凹面であるため、レンズ系4は広角光学特性を有する。非球面の設計はレンズ系4に広角光学設計を行う際によくある歪曲収差を効果的に補正することができる。
第二レンズL2は、屈折力が正のプラスチック製両凸レンズであり、側面S3および側面S4が非球状凸面である。第二レンズL2の側面S3即ち凸面を物体に向ける目的は、第一レンズL1を補助し、レンズ系4の歪曲収差を補正すると同時に第一レンズL1に生じた球面収差および像面湾曲を補正し、第二レンズL2の感度を低減することにある。一方、第二レンズL2上の結像面Imに対向する側面S4は光軸区域の曲率半径が正値であり、光軸区域から周縁までの曲率半径が負値および正値に交互に入れ替わる反曲点の設計を採用する。光軸区域は光軸Zの通過する部位および所定範囲に隣接する区域である。反曲点を設計する目的はコマ収差および非点収差を効果的に低減することにある。
第二レンズL2と第三レンズL3との間に絞りSTを配置する目的は、上述した実施形態と同じであり、光線の結像面Imに入射する角度を効果的に低減し、レンズ系4上の絞りST前後のレンズを対称的に設計し、結像面Imの入射光量を効果的に増加させ、結像面ImとレンズL1からL5との間の距離を短縮し、製造時の敏感度を低減することにある。
第三レンズL3は、屈折力が正のガラス製両凸レンズであり、側面S6および側面S7が球状凸面である。第三レンズL3は材料がガラスに設定されるため、温度変化に対するシステムの敏感度を低減できるだけでなく、温度変化に伴って光学性能を減衰させてしまうことが発生しない。
第四レンズL4は、屈折力が負のプラスチック製両凹レンズであり、側面S8および側面S9が非球状凹面である。第三レンズL3および第四レンズL4の屈折力を設計する目的は、上述した実施形態と同じであり、屈折力が正のレンズを前に配置し、屈折力が負のレンズを後に配置する組み合わせ方式によってシステムの小型化を実現させることにある。
第五レンズL5は、屈折力が正のプラスチック製凸凹レンズであり、側面S10が物体に対向する非球状凸面であり、側面S11が結像面Imに対向する非球状凹面である。第五レンズL5の目的は、レンズ系4に生じたコマ収差および非点収差を効果的に補正し、光線の結像面Imに入射する角度を効果的に調整し、レンズ系4の光学性能を向上させることにある。
レンズ系4は以下の式1〜3を満足することができるため、対応する角度が広く、システムの全長が短いだけでなく、収差を効果的に解消できる効果を有する。
0.1<f/TTL<0.3・・・式1
0.8<|f3/f4|<1.25・・・式2
Vd3−Vd4>20・・・式3
上述した数式において、fはレンズ系4のシステムの焦点距離である。TTLはレンズ系4のシステムの全長である。f3は第三レンズL3の焦点距離である。f4は第四レンズL4の焦点距離である。Vd3は第三レンズL3のアッベ数である。Vd4は第四レンズL4のアッベ数である。
上述した目的を達成し、レンズ系4の光学性能を向上させるために、本発明の第4実施形態において、レンズ系4のシステムの焦点距離f、システムの全長TTL、レンズ側面上の光軸Zが通過する部位の曲率半径R、光軸Z上のレンズの側面と次の側面(または結像面Im)との間の距離D、レンズの屈折率Nd、レンズのアッベ数Vdおよびレンズの焦点距離f1からf5は表7に示したとおりである。
Figure 2015018086
第4実施形態において、それぞれの非球状を呈する側面の円錐定数kおよびランク定数α2からα8は表8に示したとおりである。
Figure 2015018086
図8Aから図8Cに示すように、第4実施形態によるレンズ系4は、上述したレンズL1からL5および絞りSTを配置することによって結像の品質要求を満足させることができる。図8Aに示すように、第4実施形態によるレンズ系4は像面湾曲の最大深度が−0.10mm以下および0.06mm以下である。図8Bに示すように、第4実施形態によるレンズ系4は最大歪曲収差が−1%以下および3%以下である。図8Cに示すように、第4実施形態によるレンズ系4は横収差が3μm以下である。上述したデータにより、第4実施形態によるレンズ系4の光学性能は基準に達することが判明した。
(第5実施形態)
図9に示すように、第5実施形態によるレンズ系5は、光軸Zに沿って物体から結像面Imまで順に配置された第一レンズL1、第二レンズL2、絞りST、第三レンズL3、第四レンズL4、第五レンズL5および光学フィルターCFを備える。
第一レンズL1は、屈折力が負のプラスチック製凸凹レンズであり、側面S1が物体に対向する非球状凸面であり、側面S2が結像面Imに対向する非球状凹面であるため、レンズ系5は広角光学特性を有する。非球面の設計はレンズ系5に広角光学設計を行う際によくある歪曲収差を効果的に補正することができる。
第二レンズL2は、屈折力が正のプラスチック製両凸レンズであり、側面S3および側面S4が非球状凸面である。第二レンズL2の側面S3即ち凸面を物体に向ける目的は、第一レンズL1を補助し、レンズ系5の歪曲収差を補正すると同時に第一レンズL1に生じた球面収差および像面湾曲を補正し、第二レンズL2の感度を低減することにある。
第二レンズL2と第三レンズL3との間に絞りSTを配置する目的は、上述した実施形態と同じであり、光線の結像面Imに入射する角度を効果的に低減し、レンズ系5上の絞りST前後のレンズを対称的に設計し、結像面Imの入射光量を効果的に増加させ、結像面ImとレンズL1からL5との間の距離を短縮し、製造時の敏感度を低減することにある。
第三レンズL3は、屈折力が正のガラス製両凸レンズであり、側面S6および側面S7が非球状凸面である。第三レンズL3は材料がガラスに設定されるため、温度変化に対するシステムの敏感度を低減できるだけでなく、温度変化に伴って光学性能を減衰させてしまうことが発生しない。
第四レンズL4は、屈折力が負のプラスチック製両凹レンズであり、側面S8および側面S9が非球状凹面である。第三レンズL3および第四レンズL4の屈折力を設計する目的は、上述した実施形態と同じであり、屈折力が正のレンズを前に配置し、屈折力が負のレンズを後に配置する組み合わせ方式によってシステムの小型化を実現させることにある。
第五レンズL5は、屈折力が負のプラスチック製凸凹レンズであり、側面S10が物体に対向する非球状凸面であり、側面S11が結像面Imに対向する非球状凹面である。第五レンズL5の目的は、レンズ系5に生じたコマ収差および非点収差を効果的に補正し、光線の結像面Imに入射する角度を効果的に調整し、レンズ系5の光学性能を向上させることにある。
レンズ系5は以下の式1〜3を満足することができるため、対応する角度が広く、システムの全長が短いだけでなく、収差を効果的に解消できる効果を有する。
0.1<f/TTL<0.3・・・式1
0.8<|f3/f4|<1.25・・・式2
Vd3−Vd4>20・・・式3
上述した数式において、fはレンズ系5のシステムの焦点距離である。TTLはレンズ系5のシステムの全長である。f3は第三レンズL3の焦点距離である。f4は第四レンズL4の焦点距離である。Vd3は第三レンズL3のアッベ数である。Vd4は第四レンズL4のアッベ数である。
上述した目的を達成し、レンズ系5の光学性能を向上させるために、本発明の第5実施形態において、レンズ系5のシステムの焦点距離f、システムの全長TTL、レンズ側面上の光軸Zが通過する部位の曲率半径R、光軸Z上のレンズの側面と次の側面(または結像面Im)との間の距離D、レンズの屈折率Nd、レンズのアッベ数Vdおよびレンズの焦点距離f1からf5は表9に示したとおりである。
Figure 2015018086
第5実施形態において、それぞれの非球状を呈する側面の円錐定数kおよびランク定数α2からα8は表10に示したとおりである。
Figure 2015018086
図10Aから図10Cに示すように、第5実施形態によるレンズ系5は、上述したレンズL1からL5および絞りSTを配置することによって結像の品質要求を満足させることができる。図10Aに示すように、第5実施形態によるレンズ系5は像面湾曲の最大深度が−0.02mm以下および0.04mm以下である。図10Bに示すように、第5実施形態によるレンズ系5は最大歪曲収差が−2%以下および2%以下である。図10Cに示すように、第5実施形態によるレンズ系5は横収差が−1μm以下および2μm以下である。上述したデータにより、第5実施形態によるレンズ系5の高光学性能が判明した。
(第6実施形態)
図11に示すように、第6実施形態によるレンズ系6は、光軸Zに沿って物体から結像面Imまで順に配置された第一レンズL1、第二レンズL2、絞りST、第三レンズL3、第四レンズL4、第五レンズL5および光学フィルターCFを備える。
第一レンズL1は、屈折力が負のプラスチック製凸凹レンズであり、側面S1が物体に対向する非球状凸面であり、側面S2が結像面Imに対向する非球状凹面であるため、レンズ系6は広角光学特性を有する。非球面の設計はレンズ系6に広角光学設計を行う際によくある歪曲収差を効果的に補正することができる。
第二レンズL2は、屈折力が正のプラスチック製両凸レンズであり、側面S3および側面S4が非球状凸面である。第二レンズL2の側面S3即ち凸面を物体に向ける目的は、第一レンズL1を補助し、レンズ系6の歪曲収差を補正すると同時に第一レンズL1に生じた球面収差および像面湾曲を補正し、第二レンズL2の感度を低減することにある。一方、第二レンズL2上の結像面Imに対向する側面S4は光軸区域の曲率半径が正値であり、光軸区域から周縁までの曲率半径が負値および正値に交互に入れ替わる反曲点の設計を採用する。光軸区域は光軸Zの通過する部位および所定範囲に隣接する区域である。反曲点を設計する目的はコマ収差および非点収差を効果的に低減することにある。
第二レンズL2と第三レンズL3との間に絞りSTを配置する目的は、上述した実施形態と同じであり、光線の結像面Imに入射する角度を効果的に低減し、レンズ系6上の絞りST前後のレンズを対称的に設計し、結像面Imの入射光量を効果的に増加させ、結像面ImとレンズL1からL5との間の距離を短縮し、製造時の敏感度を低減することにある。
第三レンズL3は、屈折力が正のガラス製両凸レンズであり、側面S6および側面S7が非球状凸面である。第三レンズL3は材料がガラスに設定されるため、温度変化に対するシステムの敏感度を低減できるだけでなく、温度変化に伴って光学性能を減衰させてしまうことが発生しない。
第四レンズL4は、屈折力が負のプラスチック製両凹レンズであり、側面S8および側面S9が非球状凹面である。第三レンズL3および第四レンズL4の屈折力を設計する目的は、上述した実施形態と同じであり、屈折力が正のレンズを前に配置し、屈折力が負のレンズを後に配置する組み合わせ方式によってシステムの小型化を実現させることにある。
第五レンズL5は、屈折力が正のプラスチック製凸凹レンズであり、側面S10が物体に対向する非球状凸面であり、側面S11が結像面Imに対向する非球状凹面である。第五レンズL5の目的は、レンズ系6に生じたコマ収差および非点収差を効果的に補正し、光線の結像面Imに入射する角度を効果的に調整し、レンズ系6の光学性能を向上させることにある。
レンズ系6は以下の式1〜3を満足させることができるため、対応する角度が広く、システムの全長が短いだけでなく、収差を効果的に解消できる効果を有する。
0.1<f/TTL<0.3・・・式1
0.8<|f3/f4|<1.25・・・式2
Vd3−Vd4>20・・・式3
上述した数式において、fはレンズ系6のシステムの焦点距離である。TTLはレンズ系6のシステムの全長である。f3は第三レンズL3の焦点距離である。f4は第四レンズL4の焦点距離である。Vd3は第三レンズL3のアッベ数である。Vd4は第四レンズL4のアッベ数である。
上述した目的を達成し、レンズ系6の光学性能を向上させるために、本発明の第6実施形態において、レンズ系6のシステムの焦点距離f、システムの全長TTL、レンズ側面上の光軸Zが通過する部位の曲率半径R、光軸Z上のレンズの側面と次の側面(または結像面Im)との間の距離D、レンズの屈折率Nd、レンズのアッベ数Vdおよびレンズの焦点距離f1からf5は表11に示したとおりである。
Figure 2015018086
第6実施形態において、それぞれの非球状を呈する側面の円錐定数kおよびランク定数α2からα8は表12に示したとおりである。
Figure 2015018086
図12Aから図12Cに示すように、第6実施形態によるレンズ系6は、上述したレンズL1からL5および絞りSTを配置することによって結像の品質要求を満足させることができる。図12Aに示すように、第6実施形態によるレンズ系6は像面湾曲の最大深度が−0.04mm以下および0.04mm以下である。図12Bに示すように、第6実施形態によるレンズ系6は最大歪曲収差が−3%以下および2%以下である。図12Cに示すように、第6実施形態によるレンズ系6は横収差が−1μm以下および2μm以下である。上述したデータにより、第6実施形態によるレンズ系6の高光学性能が判明した。
(第7実施形態)
図13に示すように、第7実施形態によるレンズ系7は、光軸Zに沿って物体から結像面Imまで順に配置された第一レンズL1、第二レンズL2、絞りST、第三レンズL3、第四レンズL4、第五レンズL5および光学フィルターCFを備える。
第一レンズL1は、屈折力が負のガラス製凸凹レンズであり、側面S1が物体に対向する非球状凸面であり、側面S2が結像面Imに対向する非球状凹面であるため、レンズ系7は広角光学特性を有する。非球面の設計はレンズ系7に広角光学設計を行う際によくある歪曲収差を効果的に補正することができる。
第二レンズL2は、屈折力が正のプラスチック製両凸レンズであり、側面S3および側面S4が非球状凸面である。第二レンズL2の側面S3即ち凸面を物体に向ける目的は、第一レンズL1を補助し、レンズ系7の歪曲収差を補正すると同時に第一レンズL1に生じた球面収差および像面湾曲を補正し、第二レンズL2の感度を低減することにある。一方、第二レンズL2上の結像面Imに対向する側面S4は光軸区域の曲率半径が正値であり、光軸区域から周縁までの曲率半径が負値および正値に交互に入れ替わる反曲点の設計を採用する。光軸区域は光軸Zの通過する部位および所定範囲に隣接する区域である。反曲点の設計はコマ収差および非点収差を効果的に低減することができる。
第二レンズL2と第三レンズL3との間に絞りSTを配置する目的は、上述した実施形態と同じであり、光線の結像面Imに入射する角度を効果的に低減し、レンズ系7上の絞りST前後のレンズを対称的に設計し、結像面Imの入射光量を効果的に増加させ、結像面ImとレンズL1からL5との間の距離を短縮し、製造時の敏感度を低減することにある。
第三レンズL3は、屈折力が正のガラス製両凸レンズであり、側面S6および側面S7が非球状凸面である。第三レンズL3は材料がガラスに設定されるため、温度変化に対するシステムの敏感度を低減できるだけでなく、温度変化に伴って光学性能を減衰させてしまうことが発生しない。
第四レンズL4は、屈折力が負のプラスチック製両凹レンズであり、側面S8および側面S9が非球状凹面である。第三レンズL3および第四レンズL4の屈折力を設計する目的は、上述した実施形態と同じであり、屈折力が正のレンズを前に配置し、屈折力が負のレンズを後に配置する組み合わせ方式によってシステムの小型化を実現させることにある。
第五レンズL5は、屈折力が正のプラスチック製凸凹レンズであり、側面S10が物体に対向する非球状凸面であり、側面S11が結像面Imに対向する非球状凹面である。第五レンズL5の目的は、レンズ系7に生じたコマ収差および非点収差を効果的に補正し、光線の結像面Imに入射する角度を効果的に調整し、レンズ系7の光学性能を向上させることにある。
レンズ系7は以下の式1〜3を満足することができるため、対応する角度が広く、システムの全長が短いだけでなく、収差を効果的に解消できる効果を有する。
0.1<f/TTL<0.3・・・式1
0.8<|f3/f4|<1.25・・・式2
Vd3−Vd4>20・・・式3
上述した数式において、fはレンズ系7のシステムの焦点距離である。TTLはレンズ系7のシステムの全長である。f3は第三レンズL3の焦点距離である。f4は第四レンズL4の焦点距離である。Vd3は第三レンズL3のアッベ数である。Vd4は第四レンズL4のアッベ数である。
上述した目的を達成し、レンズ系7の光学性能を向上させるために、本発明の第7実施形態において、レンズ系7のシステムの焦点距離f、システムの全長TTL、レンズ側面上の光軸Zが通過する部位の曲率半径R、光軸Z上のレンズの側面と次の側面(または結像面Im)との間の距離D、レンズの屈折率Nd、レンズのアッベ数Vdおよびレンズの焦点距離f1からf5は表13に示したとおりである。
Figure 2015018086
第7実施形態において、それぞれの非球状を呈する側面の円錐定数kおよびランク定数α2からα8は表14に示したとおりである。
Figure 2015018086
図14Aから図14Cに示すように、第7実施形態によるレンズ系7は、上述したレンズL1からL5および絞りSTを配置することによって結像の品質要求を満足させることができる。図14Aに示すように、第7実施形態によるレンズ系7は像面湾曲の最大深度が−0.08mm以下および0.06mm以下である。図14Bに示すように、第7実施形態によるレンズ系7は最大歪曲収差が−3%以下および2%以下である。図14Cに示すように、第7実施形態によるレンズ系7は横収差が−1μm以下および2μm以下である。上述したデータにより、第7実施形態によるレンズ系7の高光学性能が判明した。
(第8実施形態)
図15に示すように、第8実施形態によるレンズ系8は、光軸Zに沿って物体から結像面Imまで順に配置された第一レンズL1、第二レンズL2、絞りST、第三レンズL3、第四レンズL4、第五レンズL5および光学フィルターCFを備える。
第一レンズL1は、屈折力が負のプラスチック製凸凹レンズであり、側面S1が物体に対向する非球状凸面であり、側面S2が結像面Imに対向する非球状凹面であるため、レンズ系8は広角光学特性を有する。非球面の設計はレンズ系8に広角光学設計を行う際によくある歪曲収差を効果的に補正することができる。
第二レンズL2は、屈折力が正のプラスチック製両凸レンズであり、側面S3および側面S4が非球状凸面である。第二レンズL2の側面S3即ち凸面を物体に向ける目的は、第一レンズL1を補助し、レンズ系8の歪曲収差を補正すると同時に第一レンズL1に生じた球面収差および像面湾曲を補正し、第二レンズL2の感度を低減することにある。
第二レンズL2と第三レンズL3との間に絞りSTを配置する目的は、上述した実施形態と同じであり、光線の結像面Imに入射する角度を効果的に低減し、レンズ系8上の絞りST前後のレンズを対称的に設計し、結像面Imの入射光量を効果的に増加させ、結像面ImとレンズL1からL5との間の距離を短縮し、製造時の敏感度を低減することにある。
第三レンズL3は、屈折力が正のガラス製両凸レンズであり、側面S6および側面S7が球状凸面である。第三レンズL3は材料がガラスに設定されるため、温度変化に対するシステムの敏感度を低減できるだけでなく、温度変化に伴って光学性能を減衰させてしまうことが発生しない。
第四レンズL4は、屈折力が負のガラス製両凹レンズであり、側面S8および側面S9が球状凹面である。第四レンズL4上の物体に対向する側面S8は第三レンズL3上の結像面Imに対向する側面S7に接合する。第三レンズL3および第四レンズL4の屈折力を設計する目的は、上述した実施形態と同じであり、屈折力が正のレンズを前に配置し、屈折力が負のレンズを後に配置する組み合わせ方式によってシステムの小型化を実現させることにある。
第五レンズL5は、屈折力が正のプラスチック製凸凹レンズであり、側面S10が物体に対向する非球状凸面であり、側面S11が結像面Imに対向する非球状凹面である。第五レンズL5の目的は、レンズ系8に生じたコマ収差および非点収差を効果的に補正し、光線の結像面Imに入射する角度を効果的に調整し、レンズ系8の光学性能を向上させることにある。
レンズ系8は以下の式1〜3を満足することができるため、対応する角度が広く、システムの全長が短いだけでなく、収差を効果的に解消できる効果を有する。
0.1<f/TTL<0.3・・・式1
0.8<|f3/f4|<1.25・・・式2
Vd3−Vd4>20・・・式3
上述した数式において、fはレンズ系8のシステムの焦点距離である。TTLはレンズ系8のシステムの全長である。f3は第三レンズL3の焦点距離である。f4は第四レンズL4の焦点距離である。Vd3は第三レンズL3のアッベ数である。Vd4は第四レンズL4のアッベ数である。
上述した目的を達成し、レンズ系8の光学性能を向上させるために、本発明の第8実施形態において、レンズ系8のシステムの焦点距離f、システムの全長TTL、レンズ側面上の光軸Zが通過する部位の曲率半径R、光軸Z上のレンズの側面と次の側面(または結像面Im)との間の距離D、レンズの屈折率Nd、レンズのアッベ数Vdおよびレンズの焦点距離f1からf5は表15に示したとおりである。
Figure 2015018086
第8実施形態において、それぞれの非球状を呈する側面の円錐定数kおよびランク定数α2からα8は表16に示したとおりである。
Figure 2015018086
図16Aから図16Cに示すように、第8実施形態によるレンズ系8は、上述したレンズL1からL5および絞りSTを配置することによって結像の品質要求を満足させることができる。図16Aに示すように、第8実施形態によるレンズ系8は像面湾曲の最大深度が−0.08mm以下および0.06mm以下である。図16Bに示すように、第8実施形態によるレンズ系8は最大歪曲収差が−3%以下および2%以下である。図16Cに示すように、第8実施形態によるレンズ系8は横収差が−1μm以下および2μm以下である。上述したデータにより、第8実施形態によるレンズ系8の高光学性能が判明した。
(第9実施形態)
図17に示すように、第9実施形態によるレンズ系9は、光軸Zに沿って物体から結像面Imまで順に配置された第一レンズL1、第二レンズL2、絞りST、第三レンズL3、第四レンズL4、第五レンズL5および光学フィルターCFを備える。
第一レンズL1は、屈折力が負のプラスチック製凸凹レンズであり、側面S1が物体に対向する非球状凸面であり、側面S2が結像面Imに対向する非球状凹面であるため、レンズ系9は広角光学特性を有する。非球面の設計はレンズ系9に広角光学設計を行う際によくある歪曲収差を効果的に補正することができる。
第二レンズL2は、屈折力が正のプラスチック製両凸レンズであり、側面S3および側面S4が非球状凸面である。第二レンズL2の側面S3即ち凸面を物体に向ける目的は、第一レンズL1を補助し、レンズ系9の歪曲収差を補正すると同時に第一レンズL1に生じた球面収差および像面湾曲を補正し、第二レンズL2の感度を低減することにある。
第二レンズL2と第三レンズL3との間に絞りSTを配置する目的は、上述した実施形態と同じであり、光線の結像面Imに入射する角度を効果的に低減し、レンズ系9上の絞りST前後のレンズを対称的に設計し、結像面Imの入射光量を効果的に増加させ、結像面ImとレンズL1からL5との間の距離を短縮し、製造時の敏感度を低減することにある。
第三レンズL3は、屈折力が正のプラスチック製両凸レンズであり、側面S6および側面S7が非球状凸面である。
第四レンズL4は、屈折力が負のプラスチック製両凹レンズであり、側面S8および側面S9が非球状凹面である。第三レンズL3および第四レンズL4の屈折力を設計する目的は、上述した実施形態と同じであり、屈折力が正のレンズを前に配置し、屈折力が負のレンズを後に配置する組み合わせ方式によってシステムの小型化を実現させることにある。
第五レンズL5は、屈折力が正のプラスチック製凸凹レンズであり、側面S10が物体に対向する非球状凸面であり、側面S11が結像面Imに対向する非球状凹面である。第五レンズL5の目的は、レンズ系9に生じたコマ収差および非点収差を効果的に補正し、光線の結像面Imに入射する角度を効果的に調整し、レンズ系9の光学性能を向上させることにある。
レンズ系8は以下の式1〜3を満足することができるため、対応する角度が広く、システムの全長が短いだけでなく、収差を効果的に解消できる効果を有する。
0.1<f/TTL<0.3・・・式1
0.8<|f3/f4|<1.25・・・式2
Vd3−Vd4>20・・・式3
上述した数式において、fはレンズ系9のシステムの焦点距離である。TTLはレンズ系9のシステムの全長である。f3は第三レンズL3の焦点距離である。f4は第四レンズL4の焦点距離である。Vd3は第三レンズL3のアッベ数である。Vd4は第四レンズL4のアッベ数である。
上述した目的を達成し、レンズ系9の光学性能を向上させるために、本発明の第8実施形態において、レンズ系9のシステムの焦点距離f、システムの全長TTL、レンズ側面上の光軸Zが通過する部位の曲率半径R、光軸Z上のレンズの側面と次の側面(または結像面Im)との間の距離D、レンズの屈折率Nd、レンズのアッベ数Vdおよびレンズの焦点距離f1からf5は表17に示したとおりである。
Figure 2015018086
第9実施形態において、それぞれの非球状を呈する側面の円錐定数kおよびランク定数α2からα8は表18に示したとおりである。
Figure 2015018086
図18Aから図18Cに示すように、第9実施形態によるレンズ系9は、上述したレンズL1からL5および絞りSTを配置することによって結像の品質要求を満足させることができる。図18Aに示すように、第9実施形態によるレンズ系9は像面湾曲の最大深度が−0.02mm以下および0.02mm以下である。図18Bに示すように、第9実施形態によるレンズ系9は最大歪曲収差が−2%以下および2%以下である。図18Cに示すように、第9実施形態によるレンズ系9は横収差が−1μm以下および1μm以下である。上述したデータにより、第9実施形態によるレンズ系9の光学性能は基準に達することが判明した。
以上、本発明は、上記実施形態になんら限定されるものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の形態で実施可能である。
1〜9:レンズ系、
L1:第一レンズ、
L2:第二レンズ、
L3:第三レンズ、
L4:第四レンズ、
L5:第五レンズ、
ST:絞り、
Z:光軸、
CF:光学フィルター、
Im:結像面、
S1〜S13:側面。
上述の目的を達成するために、本発明によるレンズ系は、焦点距離fである固定焦点および長さTTLを有するレンズ系であって、物体から結像面まで光軸に沿って順に配置された一つの第一レンズ、一つの第二レンズ、一つの絞り、一つの第三レンズ、一つの第四レンズおよび一つの第五レンズから構成されている。第一レンズは屈折力が負の凸凹レンズであり、凸面が物体に対向し、凹面が結像面に対向する。第二レンズは屈折力が正であり、物体に対向する側面が凸面である。第三レンズは屈折力が正の両凸レンズである。第四レンズは屈折力が負の両凹レンズである。第五レンズは、凸凹レンズであり、結像面に対向する側面が凹面であり、物体に対向する側面が凸面である。焦点距離fおよび長さTTLは下記式4を満たし、第一レンズの厚さD 1 および長さTTLは下記式5を満たす。
0.1<f/TTL<0.29・・・式4
1 /TTL<0.17・・・式5

Claims (22)

  1. 物体と結像面との間の光軸に沿って前記物体から離れるにしたがって配置された第一レンズ、第二レンズ、絞り、第三レンズ、第四レンズおよび第五レンズを備え、
    前記第一レンズは、屈折力が負の凸凹レンズであり、凸面が前記物体に対向し、凹面が前記結像面に対向し、
    前記第二レンズは、屈折力が正であり、前記物体に対向する側面が凸面であり、
    前記第三レンズは、屈折力が正である両凸レンズであり、
    前記第四レンズは、屈折力が負である両凹レンズであり、
    前記第五レンズは、前記物体に対向する側面が凸面であることを特徴とするレンズ系。
  2. 前記第一レンズは、少なくとも一つの側面が非球面であることを特徴とする請求項1に記載のレンズ系。
  3. 前記第一レンズは、プラスチック材料から構成されることを特徴とする請求項1に記載のレンズ系。
  4. 前記第一レンズは、ガラス材料から構成されることを特徴とする請求項1に記載のレンズ系。
  5. 前記第二レンズは、前記結像面に対向する側面が凸面であることを特徴とする請求項1に記載のレンズ系。
  6. 前記第二レンズは、プラスチック材料から構成され、少なくとも一つの側面が非球面であることを特徴とする請求項1に記載のレンズ系。
  7. 前記第二レンズは、ガラス材料から構成され、少なくとも一つの側面が非球面であることを特徴とする請求項1に記載のレンズ系。
  8. 前記第二レンズは、ガラス材料から構成され、少なくとも一つの側面が球面であることを特徴とする請求項1に記載のレンズ系。
  9. 前記第三レンズは、プラスチック材料から構成され、少なくとも一つの側面が非球面であることを特徴とする請求項1に記載のレンズ系。
  10. 前記第三レンズは、ガラス材料から構成され、少なくとも一つの側面が非球面であることを特徴とする請求項1に記載のレンズ系。
  11. 前記第三レンズは、ガラス材料から構成され、少なくとも一つの側面が球面であることを特徴とする請求項1に記載のレンズ系。
  12. 前記第四レンズは、プラスチック材料から構成され、少なくとも一つの側面が非球面であることを特徴とする請求項1に記載のレンズ系。
  13. 前記第四レンズは、ガラス材料から構成され、少なくとも一つの側面が非球面であることを特徴とする請求項1に記載のレンズ系。
  14. 前記第四レンズは、ガラス材料から構成され、少なくとも一つの側面が球面であることを特徴とする請求項1に記載のレンズ系。
  15. 前記第三レンズは、結像面に対向する側面が前記第四レンズの前記物体に対向している側面に接合していることを特徴とする請求項1に記載のレンズ系。
  16. 前記第五レンズは、屈折力が正であることを特徴とする請求項1に記載のレンズ系。
  17. 前記第五レンズは、屈折力が負であることを特徴とする請求項1に記載のレンズ系。
  18. 前記第五レンズは、凸凹レンズであり、前記結像面に対向する側面が凹面であることを特徴とする請求項1に記載のレンズ系
  19. 前記第五レンズは、プラスチック材料から構成され、少なくとも一つの側面が非球面であることを特徴とする請求項1に記載のレンズ系。
  20. 前記第一レンズ、前記第二レンズ、前記第三レンズ、前記第四レンズ、および前記第五レンズからなる光学系の焦点距離fおよび前記光学系の長さTTLは、下記式1を満たすことを特徴とする請求項1に記載のレンズ系。
    0.1<f/TTL<0.3・・・式1
  21. 前記第三レンズの焦点距離f3および前記第四レンズの焦点距離f4は、下記の式2を満足すことを特徴とする請求項1に記載のレンズ系。
    0.8<|f3/f4|<1.25・・・式2
  22. 前記第三レンズのアッベ数Vd3および前記第四レンズのアッベ数Vd4は、下記の式3を満すことを特徴とする請求項1に記載のレンズ系。
    Vd3−Vd4>20・・・式3
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