JP2015014888A - 操作装置、画像形成装置、操作装置の制御方法、及びプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】プレビュー画像のページ移行とファイル移行とを容易な操作で効率良く行うことが可能な操作装置を提供する。【解決手段】本発明の操作装置を備えるMFP100は、複数ページからなるファイルの所定のページのプレビュー画像を表示する液晶ディスプレイ102と、ユーザによる液晶ディスプレイ102の表示面へのタッチ操作による操作パターンを検知するタッチスクリーン101と、プレビュー画像の表示中にタッチスクリーン101で検知した操作パターンに応じて、当該プレビュー画像を、当該ファイルの他のページのプレビュー画像又は他のファイルの所定のページのプレビュー画像に切り替えるCPU107と、を備える。【選択図】図1
Description
本発明は、指やペン等によるタッチ操作が可能な表示画面、例えばタッチスクリーン・ディスプレイを備える操作装置及びこのような操作装置を備える画像形成装置に関する。
プリンタやデジタル複合機のような画像形成装置には、デジタルカメラ等で撮影した写真の画像データやインターネットからダウンロードした画像や文書のデータ等のファイルを印刷する機能を有するものがある。このような画像形成装置には、読取画像や印刷結果をチェックするために、プレビュー画像を表示するタッチスクリーン・ディスプレイを備えているものがある。タッチスクリーン・ディスプレイは、表示画面に直接触れることで指示の入力が行われるため、直感的で簡単な操作が可能である。
近年は、携帯端末の多機能化が進み、その表示部にもタッチスクリーン・ディスプレイが採用される。また、携帯端末といえども、その作業環境は、パーソナルコンピュータと変わらなくなってきている。今後は、携帯端末のタッチスクリーン・ディスプレイの表示画面を通じて編集作業等を行う環境が構築されることが予想される。
画像形成装置には、ファイルを蓄積するためのハードディスク等で構成される保存部を備えるものがある。この種の画像形成装置は、スキャナによる読み取りや、ネットワークを介した他の外部装置からの受信等、様々な方法で取得したファイルを保存する。このような機能は、「ボックス機能」と称される。ボックス機能では、ファイルを保存する保存部が「ボックス」と称される。ボックスに保存されたファイルは、そのまま、あるいは編集された後に、画像形成装置の印刷機能等に用いられる。ボックスを画像形成装置とは別のサーバ等の外部装置に備えて、システムを構築してもよい。この場合、画像形成装置は、サーバに備えられたボックスからファイルを選択して利用することができる。
ボックスに保存したファイルを画像形成装置が利用するためには、ボックスに保存された複数のファイルから、ユーザが所望のファイルを選択する必要がある。そのために画像形成装置は、ボックスに保存されたファイルの文書名やページ数、保存日時等のユーザによる選択に必要な情報(以下、「付帯情報」という。)を一覧表示する。ファイルの付帯情報を一覧表示することで、ユーザは、所望のファイルの選択を容易に行うことができる。また、ファイルの一覧表示の際に、サムネイル画像を生成・表示する、或いはファイルのプレビュー画像を表示することで、ユーザの選択操作の利便性を向上させる画像形成装置もある。
特許文献1には、画像ファイル、アルバム等のメディアファイル、或いはアプリケーションに関連付けられた画像を用いて、メディアアイテムを探索して選択する方法が開示される。特許文献1では、注目する画像とそれ以外の画像群を表示し、注目する画像を順次進行する操作を可能としてる。
ファイルの付帯情報を一覧表示する場合、表示スペースの問題から、すべての付帯情報を表示することができない場合がある。この場合、ユーザは、付帯情報に応じたファイルの選択が困難になる。また、文書名と文書の内容をユーザが把握していない場合、正しいファイルを選択することが困難になる。サムネイル画像を表示する場合、表紙以外のページに特徴のある文書では、その詳細を確認することができない。
プレビュー画像の表示を行う場合、ファイルのプレビュー画像と他のファイルの一覧表示とを交互に切り替え操作する必要があり、ユーザの利便性を損なう。特許文献1に開示される技術においても、サムネイル画像を表示する場合と同様に、表紙以外のページに特徴のあるファイルの場合には、その詳細を確認することができない。
本発明は、上記の問題を解決するために、ファイルのプレビュー画像の切り替え操作を容易にすることで、効率のよいファイルの選択を可能にする操作装置を提供することを主たる課題とする。
上記課題を解決する本発明の操作装置は、複数ページからなるファイルの所定のページのプレビュー画像を表示する表示手段と、ユーザによる前記表示手段の表示面へのタッチ操作による操作パターンを検知する検知手段と、前記プレビュー画像の表示中に前記検知手段で検知した前記操作パターンに応じて、当該プレビュー画像を、当該ファイルの他のページのプレビュー画像又は他のファイルの所定のページのプレビュー画像に切り替える制御手段と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、ファイルのプレビュー画像の切り替え操作が容易になるために、効率のよいファイルの選択が可能になる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照しつつ詳細に説明する。
[第1実施形態]
本実施形態の操作装置を備えた画像形成装置であるデジタル複合機は、プリントサーバやクライアントコンピュータ等の外部装置に、ネットワークを介して通信可能に接続される。デジタル複合機は、例えば、クライアントコンピュータからネットワークを介して印刷データを取得して、取得した印刷データに応じた文書や画像の印刷を行う他に、内蔵するボックスに印刷データを保存することができる。この際、クライアントコンピュータが印刷データをプリントサーバへ送信し、プリントサーバがデジタル複合機に対して、印刷処理やファイルの保存処理を指示するようにしてもよい。なお、この構成は、一般的なものであり、ユーザが使用するコンピュータやデジタル複合機が複数設けられる構成であってもよい。
本実施形態の操作装置を備えた画像形成装置であるデジタル複合機は、プリントサーバやクライアントコンピュータ等の外部装置に、ネットワークを介して通信可能に接続される。デジタル複合機は、例えば、クライアントコンピュータからネットワークを介して印刷データを取得して、取得した印刷データに応じた文書や画像の印刷を行う他に、内蔵するボックスに印刷データを保存することができる。この際、クライアントコンピュータが印刷データをプリントサーバへ送信し、プリントサーバがデジタル複合機に対して、印刷処理やファイルの保存処理を指示するようにしてもよい。なお、この構成は、一般的なものであり、ユーザが使用するコンピュータやデジタル複合機が複数設けられる構成であってもよい。
<画像形成装置の構成>
図1は、画像形成装置であるデジタル複合機(以下、「MFP」(MultiFunction Peripheral)という。)の構成図である。MFP100は、DMAC(DirectMemoryAccessControler)によるデータ転送が可能なシステムバス110を備える。システムバス110には、ネットワーク通信部112、CPU107、ROM108、RAM109、HDD(ハードディスク)113、画像処理部111、プリンタ部105、及びスキャナ部106が接続される。またMFP100は、タッチスクリーン101及び液晶ディスプレイ102からなるタッチスクリーン・ディスプレイ103を備える。タッチスクリーン101及び液晶ディスプレイ102もシステムバス110に接続される。
図1は、画像形成装置であるデジタル複合機(以下、「MFP」(MultiFunction Peripheral)という。)の構成図である。MFP100は、DMAC(DirectMemoryAccessControler)によるデータ転送が可能なシステムバス110を備える。システムバス110には、ネットワーク通信部112、CPU107、ROM108、RAM109、HDD(ハードディスク)113、画像処理部111、プリンタ部105、及びスキャナ部106が接続される。またMFP100は、タッチスクリーン101及び液晶ディスプレイ102からなるタッチスクリーン・ディスプレイ103を備える。タッチスクリーン101及び液晶ディスプレイ102もシステムバス110に接続される。
CPU107は、RAM109を作業領域として、ROM108或いはHDD113に保存される制御プログラムを読み出して実行することにより、データ転送を含むMFP100内の各部の動作を統括的に制御する制御モジュールである。例えば、タッチスクリーン・ディスプレイ103から原稿のスキャンが指示され、図示しない原稿搭載台に原稿が載置されると、CPU107は、スキャナ部106に原稿画像を読み取らせる。読みとった原稿画像のデータをスキャンデータという。スキャンデータはスキャナ部106でデジタルデータに変換され、RAM109やHDD113に保存される。
画像処理部111は、各種データの符号化、外部装置から受信した画像データの復号、外部装置から受信した文書データの画像データへの変換、色空間変換や変倍、といった画像処理を行う。プリンタ部105は、スキャナ部106或いは外部装置等から受信した各種データに応じて記録紙に画像を形成し、画像形成後の記録紙を排出するといった印刷処理を行う。ネットワーク通信部112は、無線や有線のネットワークを介して、外部装置との間で、画像データを含むファイルや制御コマンドの送受信を行う。
スキャンデータや文書データ等のファイルは、HDD113に保存される。CPU107は、タッチスクリーン101からの指示により、RAM109及び画像処理部111を制御することでプレビュー画像を生成する。CPU107は、生成したプレビュー画像を液晶ディスプレイ102に表示する。
このような構成のMFP100は、スキャンデータをネットワーク通信部112を介してネットワーク上のプリントサーバ等の外部装置に転送することができ、また、スキャンデータを印刷出力することができる。MFP100は、ネットワーク通信部112を介してクライアントコンピュータから文書データ等のファイルを受信して印刷し、スキャンデータや受信した文書データ等のファイルをボックスに保存して利用することも可能である。HDD113は、ボックス機能に用いるボックスを実現するための大容量記憶装置の一例である。
<タッチスクリーン・ディスプレイ>
図2は、タッチスクリーン・ディスプレイ103の説明図である。タッチスクリーン・ディスプレイ103は、液晶ディスプレイ102上に、透明な材質で形成されたタッチスクリーン101が配置されて構成される。ユーザは、液晶ディスプレイ102の表示面を間接的に触れることで、タッチ操作を行うことになる。
図2は、タッチスクリーン・ディスプレイ103の説明図である。タッチスクリーン・ディスプレイ103は、液晶ディスプレイ102上に、透明な材質で形成されたタッチスクリーン101が配置されて構成される。ユーザは、液晶ディスプレイ102の表示面を間接的に触れることで、タッチ操作を行うことになる。
液晶ディスプレイ102は、システムバス110を介して送られる各種データの画像を表示する。各種データには、例えば、上述したスキャンデータや文書データ等のファイルの他に、MFP100の各種処理の設定メニューがある。タッチスクリーン101は、ユーザの指200やペン(スタイラスペン)によりタッチ操作されたタッチスクリーン101上の位置及び位置の変化を検知する。タッチ操作された位置は、タッチスクリーン101上の座標として表される。タッチスクリーン101は、検知した位置及び位置の変化を表す検知情報を、システムバス110を介してCPU107に入力する。検知情報は、検知した位置及び位置の変化等で表され、これがユーザのタッチ操作による操作パターンとなる。
CPU107は、液晶ディスプレイ102に表示される画像の表示位置を把握しており、タッチスクリーン101が検知した検知情報と画像の表示位置とから、ユーザによるタッチ操作が画像に対してどのように行われたかを判断することができる。
このようにタッチスクリーン・ディスプレイ103は、各種データを表示し、且つユーザによる操作に応じた各種処理の入力を受け付ける。各種処理には、動作モードの選択、機能設定、動作指示、表示画像の選択、その際のタッチ、ドラッグ、ピンチ、フリック等のスクリーン操作、表示画面上の位置の指示等がある。
<プレビュー画像>
ユーザが、タッチスクリーン・ディスプレイ103によりファイルのプレビュー画像を確認する場合の処理について説明する。図3(a)〜(d)は、タッチスクリーン・ディスプレイ103の液晶ディスプレイ102に表示されるプレビュー画像の表示例示図である。
ユーザが、タッチスクリーン・ディスプレイ103によりファイルのプレビュー画像を確認する場合の処理について説明する。図3(a)〜(d)は、タッチスクリーン・ディスプレイ103の液晶ディスプレイ102に表示されるプレビュー画像の表示例示図である。
図3(a)では、MFP100のボックス機能によりHDD113に保存された複数ページからなるファイルの1ページ目のプレビュー画像3011が表示される。CPU107は、HDD113に保存されているファイルに対して、画像処理部111によりプレビュー画像3011を生成して液晶ディスプレイ102に表示する。ファイルが複数ページからなるために、図示のように、ページの重なりを表す重なり部分302を表示する。プレビュー画像3011の周辺は、プレビュー画像3011等の表示オブジェクトが表示されない領域303が設けられる。
ファイルの他のページ、例えば2ページ目のプレビュー画像を表示する場合(ページ移行)、ユーザは、図3(a)のプレビュー画像3011の表示領域内を始点としてフリック等のタッチ操作310を行う。このようにページ移行を行うための操作を「ページ移行操作」という。図3(b)は、タッチ操作310後の表示例示図であり、ファイルの2ページ目のプレビュー画像3012がタッチスクリーン・ディスプレイ103に表示される。
HDD113に保存される他のファイルのプレビュー画像を表示する場合(ファイル移行)、ユーザは、図3(a)の領域303を始点として、プレビュー画像3011の表示領域を通り、逆側の領域303までフリック等のタッチ操作311を行う。つまり、ユーザは、プレビュー画像3011の上を横切るようにタッチ操作311を行う。このようにファイルの移行を行うための操作を「ファイル移行操作」という。図3(c)は、タッチ操作311後の表示例示図である。図3(c)では、図3(a)とは別のファイルの1ページ目のプレビュー画像3021がタッチスクリーン・ディスプレイ103に表示される。図3(d)は、図3(c)から、さらにタッチ操作312を行った後の表示例示図であり、また別のファイルの1ページ目のプレビュー画像3031が、タッチスクリーン・ディスプレイ103に表示される。
図3の例では、プレビュー画像3011の表示領域内のタッチ操作がページ移行操作の操作パターンとして予め設定され、表示領域外の領域303からプレビュー画像3011の表示領域を通過する操作が、ファイル移行操作の操作パターンとして予め設定される。これらの操作パターンは、図4に示すようなものであってもよい。
図4(a)及び図4(b)は、液晶ディスプレイ102の表示面の横方向(一方向)へのタッチ操作410をページ移行操作の操作パターンとして設定し、縦方向(他方向)へのタッチ操作411をファイル移行操作の操作パターンとして設定した場合の例示図である。図4(c)及び図4(d)は、タッチ操作412、413の操作速度(タッチ位置の移動速度)により、ページ移行操作とファイル移行操作とを設定した場合の例示図である。操作速度が所定の速度よりも速い場合がページ移行操作の操作パターンであり、遅い場合はファイル移行操作の操作パターンである。
<動作>
図3、図4に例示したプレビュー画像の切り替え操作を行うときのMFP100の処理手順を図5のフローチャートにより説明する。この処理は、ユーザが、MFP100が有するボックス機能において、複数のファイルを含むボックスを選択したとき、或いはサーバに保存された複数のファイルから、MFP100において印刷するファイルを選択する画面に遷移した場合に実行される。
図3、図4に例示したプレビュー画像の切り替え操作を行うときのMFP100の処理手順を図5のフローチャートにより説明する。この処理は、ユーザが、MFP100が有するボックス機能において、複数のファイルを含むボックスを選択したとき、或いはサーバに保存された複数のファイルから、MFP100において印刷するファイルを選択する画面に遷移した場合に実行される。
CPU107は、タッチスクリーン・ディスプレイ103に図3(a)の表示を行うために、まず、ファイルを取得する(S101)。ファイルは、複数ページからなる画像データや印字データで構成され、ファイル名、保存された日時や、ページ数、印刷設定等の付帯情報を含んだ形式でHDD113や、サーバ(不図示)、RAM109等のボックスに保存されている。CPU107は、予め定められた方法、例えば日付順やファイル名順に従い、最初にプレビュー画像を表示するファイルを取得する。このときCPU107は、ボックス内に含まれる複数のファイルのうち、どのファイルを取得するかを示すドキュメントポインタdP、及びファイルの何ページ目を表示するかを示すページポインタpPを設定する。本実施形態ではドキュメントポインタdP及びページポインタpPを用いてプレビュー対象のファイル及びページを指示するが、プレビュー表示するファイル及びページが明確になれば、別の手段で指示してもよい。
CPU107は、画像処理部111を用いて、取得したファイルからプレビュー画像を生成してRAM109に一時的に保存し、液晶ディスプレイ102に表示する(S102)。プレビュー画像は、ページポインタpPで指示されるページの画像である。プレビュー画像は、図3(a)に示すように表示される。ファイルが複数ページから構成される場合、CPU107は、重なり部分302を表示する。重なり部分302を表示することで、ユーザが、プレビュー表示されているファイルが複数ページを有していることを容易に把握することができる。
液晶ディスプレイ102へのプレビュー画像の表示中に、CPU107は、ユーザによるタッチスクリーン101への操作を検知する(S103)。CPU107は、タッチスクリーン101から検知情報を取得して、操作パターンが完了操作であるか否かを判定する(S104)。CPU107は、検知情報が表す操作パターンが予め設定された完了操作パターンに適合するか否かによりこの判定を行う。完了操作パターンは、例えば、タッチスクリーン・ディスプレイ103に表示される完了ボタン(不図示)のタッチ操作、キャンセルキー(不図示)のタッチ操作等である。完了操作であった場合(S104:Y)、CPU107はプレビュー画像の表示処理を終了する。
完了操作では無い場合(S104:N)、CPU107は、操作パターンがページ移行操作であるか否かを判定する(S105)。CPU107は、検知情報が表す操作パターンが予め設定されたページ移行パターンに適合するか否かによりこの判定を行う。ページ移行パターンは、上述の通り、例えば、プレビュー画像の表示領域内におけるフリック(図3(a)のタッチ操作310)、或いは横方向へのフリック(図4(a)のタッチ操作410)である。
ページ移行操作である場合(S105:Y)、CPU107は、ページ移行処理を行う(S106)。ページ移行処理において、CPU107は、操作パターンが、次のページを表示する操作パターンか、或いは前のページを表示する操作パターンかを判断して、次に表示するページを確定する。CPU107は、表示するページを確定すると、ページポインタpPを更新する。CPU107は、次に表示するページが確定した後、ステップS101へ戻り処理を継続する。なお、本実施形態では、ステップS101へ戻る処理としているが、ステップS102のプレビュー画像の表示処理へ戻ってもよい。ステップS102において、ページ移行後のプレビュー画像が表示される。
ページ移行操作では無い場合(S105:N)、CPU107は、操作パターンがファイル移行操作であるか否かを判定する(S107)。CPU107は、検知情報が表す操作パターンが予め定められたファイル移行パターンに適合するか否かによりこの判定を行う。ファイル移行パターンは、上述の通り、例えば、プレビュー画像の表示領域を横切るフリック(図3(a)のタッチ操作311)、縦方向へのフリック(図4(b)のタッチ操作411)、或いは所定の速度より遅いフリック(図4(c)のタッチ操作412)である。
ファイル移行操作である場合(S107:Y)、CPU107は、ファイル移行処理を行う(S108)。ファイル移行処理において、CPU107は、操作パターンが、次のファイルを表示する操作パターンか、或いは前のファイルを表示する操作パターンかを判断して、次に表示するファイルを確定する。次のファイル及び前のファイルとは、ファイルのファイル名順や日付順における「次」、「前」である。CPU107は、表示するファイルが確定すると、ドキュメントポインタdPを更新する。CPU107は、次に表示するファイルが確定した後、ステップS101へ戻る。ステップS101においてCPU107は、次に表示するファイルを取得する。すなわちCPU107は、更新したドキュメントポインタdPに相当するファイルを、HDD113やサーバ等のボックスから取得する。ファイルの取得後、ステップS102において、ファイル移行後のプレビュー画像が表示される。
なおファイル移行処理は、プレビュー画像がファイルの最初のページ及び最後のページのときだけ可能なようにしてもよい。このようにすることで、ユーザが誤ってファイル移行操作を行うことを抑制することができる。
ファイル移行操作では無い場合(S107:N)、CPU107は、操作パターンに応じて、その他に定めた処理を行う(S109)。CPU107は、その他に定めた処理が終了すると、ステップS101へ戻る。なお、本実施形態では、ステップS101へ戻る処理としているが、ステップS102のプレビュー画像の表示処理へ移行してもよい。
以上のような処理により、プレビュー画像において、2つの操作パターンによりページ移行操作とファイル移行操作とを分けて行うことが可能なユーザインターフェースを提供することができる。これにより、ページ選択の操作画面と文書選択の操作画面との移行操作を行う必要が無くなり、ユーザの操作手順を簡素化することができる。
ファイルの移行は、複数のファイルのプレビュー画像を対象にしてもよい。図6は、複数のファイルのプレビュー画像の表示例示図である。図6では、MFP100のボックス機能により、ボックス番号「00」、ボックス名称「一般共通1」としてカテゴリ分類されてHDD113に保存されたファイルのプレビュー画像が、タッチスクリーン・ディスプレイ103に表示される。プレビュー画像は、それぞれ複数のページから構成される、第1のファイルのプレビュー画像1304、第2のファイルのプレビュー画像1305、及び第3のファイルのプレビュー画像1306である。各プレビュー画像1304、1305、1306は、プレビュー表示領域1301に表示される。情報バー1302には、保存場所であるボックスについての情報が表示されている。図6では、このボックスに合計12のファイルが保存される。
ユーザは、第1のファイルにおいて次のページのプレビュー画像を表示する場合、プレビュー画像1304上でフリック(タッチ操作1310)を行う。同様に第2のファイルにおいて次のページのプレビュー画像を表示する場合、プレビュー画像1305上でフリック(タッチ操作1311)を行う。また、ボックスに保存されている他のファイルを表示する場合、ユーザは、プレビュー画像1304、1305、1306の表示領域ではない領域1303を始点としてフリック(タッチ操作1312)を行う。これにより、第3のファイル以降のファイルのプレビュー画像が表示される。CPU107は、ユーザのタッチ操作に応じて、プレビュー画像の更新を行う。
ファイル移行操作は、複数のファイルを含むフォルダやボックスが対象であってもよい。ページ移行操作は、複数のファイルが含まれるフォルダやボックス内の各ファイルの表示画像であってもよい。
図7は、MFP100のボックス機能をユーザが操作するための画面の例示図である。MFP100のボックス機能を有するユーザボックスには、ボックス番号「00」〜「99」のデータ保存場所が設定される。各ユーザボックスには、複数のファイルを保存可能である。CPU107は、プレビュー表示領域1209に表示するボックス1203を確定すると、当該ボックス1203に保存しているファイルを取得してプレビュー画像を生成する。プレビュー画像は、ボックス1203に含まれているファイルの表紙画像1208、ボックス番号1205、ボックス名称1206が含まれる形式で生成され、プレビュー表示領域1209に、ボックスプレビュー画像1207として表示される。
ユーザは、ボックス1203内に保存されているファイルを確認する場合、ボックスプレビュー画像1207内でフリック(タッチ操作1210)を行う。他のボックスを表示させたい場合は、プレビュー画像の表示領域外の領域を始点にしてフリック(タッチ操作1211)を行う。また各ボックス内のファイルを詳細に確認する場合は、その他の所定のタッチ操作、例えばボックス番号1205をタッチ操作、或いはプレビュー画像の所定時間以上の押下等により、図6の画面に移るようにしてもよい。
[第2実施形態]
ページ数が多いファイルのプレビュー画像に対する操作では、複数のページを一度に移行する方が利便性がある。第2実施形態では、このような場合の操作について説明する。第2実施形態においても、第1実施形態と同様の構成を持つMFP100をハードウェアとして用いることができるため、ハードウェア構成の説明を省略する。
ページ数が多いファイルのプレビュー画像に対する操作では、複数のページを一度に移行する方が利便性がある。第2実施形態では、このような場合の操作について説明する。第2実施形態においても、第1実施形態と同様の構成を持つMFP100をハードウェアとして用いることができるため、ハードウェア構成の説明を省略する。
図8(a)〜(c)は、ページ移行、ファイルの移行、及び複数ページの移行の各操作パターン及び移行後のプレビュー画像の表示例示図である。図9は、第2実施形態におけるCPU107の処理手順を表すフローチャートである。図9のステップS201〜ステップS208及びステップS709の処理は、図5のステップS101〜ステップS108及びステップS109の処理と同様である。そのため、当該部分の説明は省略する。
CPU107は、操作パターンがファイル移行操作では無い場合(S207:N)、操作パターンが複数ページの移行操作であるか否かを判定する(S210)。CPU107は、検知情報が表す操作パターンが予め定められた複数ページ移行パターンに適合するか否かによりこの判定を行う。複数ページ移行パターンは、例えば、図8(a)のプレビュー画像6011の重なり部分302を始点としたプレビュー画像6011の表示領域へのフリック(図8(a)の操作612)である。
複数ページの移行操作である場合(S210:Y)、CPU107は、複数ページの移行処理を行う(S211)。複数ページの移行処理において、CPU107は、操作パターンが、ページを進める操作パターンか或いはページを戻す操作パターンかを判断して、次に表示するページを確定する。ページの確定により、CPU107は、ページポインタpPを更新する。CPU107は、次に表示するページが確定した後、ステップS201へ戻り処理を継続する。なお、本実施形態では、ステップS201へ戻る処理としているが、ステップS202のプレビュー画像の表示処理へ移行してもよい。ステップS202において、ページ移行後のプレビュー画像が表示される。
ステップS206では、ページを1ページずつ移行(ページポインタpP=pP±1)するが、ステップS211では予め定めたページ数、例えば2ページ先に移行(ページポインタpP=pP±2)する。図8(c)は、2ページ先に移行したときのプレビュー画像6013の表示例示図である。図8(c)は、複数ページを「2」とした場合の例であり、1ページ目を示す図8(a)の表示状態から、3ページ目を示す図8(c)の表示状態への移行を表す。図8(b)は、2ページ目の表示状態を表し、ステップS206の結果のプレビュー画像6012の表示例示図である。
このように第2実施形態では、ページ移行及びファイル移行の2パターンの操作に加え、複数ページの移行という操作が可能なユーザインターフェースを提供可能となる。
[第3実施形態]
ファイルに印刷する際のページ設定等の印刷設定が付加されている場合、印刷設定を容易に把握できるようにプレビュー画像を表示することで、ユーザの利便性が向上する。印刷設定には、綴じ処理設定、両面印刷設定、ページ集約設定等がある。第3実施形態では、このような場合の操作について説明する。第3実施形態においても、第1実施形態と同様の構成を持つMFP100をハードウェアとして用いることができるため、ハードウェア構成の説明を省略する。
ファイルに印刷する際のページ設定等の印刷設定が付加されている場合、印刷設定を容易に把握できるようにプレビュー画像を表示することで、ユーザの利便性が向上する。印刷設定には、綴じ処理設定、両面印刷設定、ページ集約設定等がある。第3実施形態では、このような場合の操作について説明する。第3実施形態においても、第1実施形態と同様の構成を持つMFP100をハードウェアとして用いることができるため、ハードウェア構成の説明を省略する。
図10(a)〜(d)は、タッチスクリーン・ディスプレイ103に表示されるプレビュー画像の表示例示図である。
図10(a)は、複数ページからなるファイルの1ページ目のプレビュー画像8011の表示例示図である。ファイルが複数ページからなるために、ページの重なりを表す重なり部分802が表示される。プレビュー画像8011の周辺は、プレビュー画像8011等の表示オブジェクトが表示されない領域803が設けられる。このファイルには、印刷設定として、綴じ処理及び両面印刷が設定されている。そのために、プレビュー画像8011上に、ステープル位置を表すステープル設定画像804、綴じ辺を表す綴じ設定画像805、及び両面印刷であることを表す両面設定画像806が表示される。印刷設定に応じたこれらの画像の表示により、ユーザは、当該ファイルの印刷設定を確認することができる。
ユーザは、図10(a)の表示からファイルの2ページ目のプレビュー画像を表示する場合に、プレビュー画像8011に対して、ページがめくることができる方向へのフリック(タッチ操作810)を行う。図10(a)ではプレビュー画像801の上辺が綴じ辺に設定されているために、縦方向へのフリックとなる。
タッチ操作810により、図10(a)から図10(b)に表示が切り替わる。ファイルは両面印刷が設定されているために、実際の両面印刷の文書をめくる場合と同様に、図10(b)では、ファイルの2ページ目のプレビュー画像8012と3ページ目のプレビュー画像8013とが表示される。
ユーザは、図10(b)の表示から他のファイルのプレビュー画像を表示する場合、プレビュー画像8012、8013のページをめくることができない方向へのフリック(タッチ操作811)を行う。図10(b)ではファイルの上辺が綴じ辺に設定されているために、横方向へのフリックとなる。
タッチ操作811により、図10(b)から図10(c)に表示が切り替わる。図10(c)では、他のファイルの1ページ目のプレビュー画像8021が表示される。このファイルは、綴じ処理が設定されており、ステープル設定画像804及び綴じ設定画像805がプレビュー画像8021上に表示される。なお、両面印刷は設定されていない。
ユーザは、図10(c)の表示からまた別のファイルのプレビュー画像を表示する場合、ページをめくることができない方向へのフリック(タッチ操作812)を行う。図10(c)では、ファイルの左辺が綴じ辺に設定されているために、左から右へのフリックとなる。タッチ操作812により、図10(c)から図10(d)に表示が切り替わる。図10(d)では、別のファイルの1ページ目のプレビュー画像8031が表示される。
つまり、印刷設定によりタッチ操作が制限され、綴じ辺の方向へのタッチ操作はページ移行操作となり、他の方向へのタッチ操作はファイル移行操作となる。タッチ操作が制限される方向は、綴じ設定画像805により表される。
MFP100は、このような表示を行う場合、図5のフローチャートで表される処理を実行する。ただし、図5のステップS102の処理において、単にプレビュー画像を表示するのみではないために、CPU107が図11のフローチャートに示す処理を行う。
CPU107は、ファイルに付加された印刷設定を表す印刷設定情報を取得する(S301)。CPU107は、画像処理部111により、表示するページと印刷設定情報とに基づいて、プレビュー画像を生成する(S302)。図10(b)の例では、表示するページは「2」(ページポインタpP=2)である。CPU107は、両面印刷及び綴じ設定の印刷設定情報に基づき、次のページ「3」のプレビュー画像も表示する必要があると判断して、2ページ分の画像データを用いてプレビュー画像8012、8013を生成する。
CPU107は、画像処理部111により、印刷設定情報に基づいてステープル設定画像804、綴じ設定画像805、及び両面設定画像806を、プレビュー画像に合成する(S303)。ステープル設定画像804、綴じ設定画像805、及び両面設定画像806の各記号画像は、予めHDD113に保存されている。CPU107は、HDD113から印刷設定情報に基づいて記号画像を読み出して、プレビュー画像に合成する。CPU107は、記号画像を合成したプレビュー画像を液晶ディスプレイ102に表示する(S304)。このような処理により表示されるプレビュー画像により、ユーザは、ファイルのプレビュー画像の確認及び印刷設定の確認を行うことができる。
第3実施形態では、図5のステップS105において、CPU107が、操作パターンが印刷設定情報に基づいて決定したページ移行パターンに適合するか否かにより、ページ移行操作であるか否かを判定する。例えば、CPU107は、ページをめくることができる方向へのタッチ操作(図10(a)のタッチ操作810)を、ページ移行パターンとする。
また、図5のステップS107において、CPU107が、操作パターンが印刷設定情報に基づいて決定したファイル移行パターンに適合するか否かにより、ファイル移行操作であるか否かを判定する。例えば、CPU107は、ページをめくることができない方向へのタッチ操作(図10(b)のタッチ操作811、図10(c)のタッチ操作812)を、ファイル移行パターンとする。
このように第3実施形態では、印刷設定に基づいたユーザインターフェースが提供できるため、直観的なページ移行とファイルの移行とを行うことができる。
[第4実施形態]
タッチスクリーン・ディスプレイ103の表示領域が狭い場合、ページ移行操作とファイル移行操作とを誤って行う可能性がある。第4実施形態では、このような誤操作を防止する。第4実施形態においても、第1実施形態と同様の構成を持つMFP100をハードウェアとして用いることができるため、ハードウェア構成の説明を省略する。
タッチスクリーン・ディスプレイ103の表示領域が狭い場合、ページ移行操作とファイル移行操作とを誤って行う可能性がある。第4実施形態では、このような誤操作を防止する。第4実施形態においても、第1実施形態と同様の構成を持つMFP100をハードウェアとして用いることができるため、ハードウェア構成の説明を省略する。
図12(a)、(b)は、タッチスクリーン・ディスプレイ103に表示されるプレビュー画像の表示例示図である。図12(a)は、第1実施形態の図3(a)と同じ表示例示図であり、タッチ操作10101が異なるのみである。第1実施形態では、タッチ操作の方向によりページ移行とファイルの移行とを分けて行う。第4実施形態では、図12(a)の状態でユーザがフリック(タッチ操作)を行う場合、該タッチ操作がページ移行操作となる。
ファイルの移行を行う場合、ユーザは、図12(a)において、プレビュー画像10011等の表示オブジェクトが表示されない領域1003を始点として、プレビュー画像10011の縁の部分を挟み込むようにタッチ操作10101を行う。タッチ操作10101により、図12(a)から図12(b)に表示が切り替わる。図12(b)では、重なり部分1002が無くなる。ユーザが、図12(b)の状態でユーザがフリック(タッチ操作)を行う場合、該タッチ操作がファイル移行操作となる。
図12(b)においてページ移行を行う場合、ユーザが、プレビュー画像10011の縁を所定時間だけタッチ操作10102を行う。これにより、図12(b)から図12(a)に表示が切り替わり、ページ移行が可能になる。
このように、図12(a)は、フリックによりページ移行操作が可能なページ移行操作モードを表し、図12(b)は、フリックによりファイル移行操作が可能なファイル移行操作モードを表す。
図13は、第4実施形態におけるプレビュー画像の表示を行うときのMFP100の処理手順を表すフローチャートである。
CPU107は、ファイルを取得すると(S401)、画像処理部111によりファイルからプレビュー画像を生成して、液晶ディスプレイ102に表示する(S402)。CPU107は、ページ移行操作モードか、ファイル移行操作モードかを示す移行モードフラグ(不図示)を参照して、プレビュー画像の表示を切り替える。プレビュー画像は、移行モードフラグがページ移行操作モードを示すときには、図12(a)のような表示になり、移行モードフラグがファイル移行操作モードを示すときには、図12(b)のような表示になる。
プレビュー画像の表示中に、CPU107は、ユーザによるタッチスクリーン101への操作を検知する(S403)。CPU107は、タッチスクリーン101から検知情報を取得して、取得した検知情報及び移行モードフラグにより、ページ移行操作であるか否かを判定する(S404:N、S405)。CPU107は、移行モードフラグを参照してページ移行操作が有効でない場合にはファイル移行操作であるか否かを判定する(S405:N、S407)。移行モードフラグにおいてページ移行操作が有効である場合、CPU107は、検知情報が表す操作パターンが予め定められたページ移行パターンに適合するか否かにより、ページ移行操作であるか否かを判定する。ページ移行操作である場合(S405:Y)、CPU107は、ページ移行処理を行う(S406)。
ページ移行操作では無い場合(S405:N)、CPU107は、ファイル移行操作であるか否かを判定する(S407)。CPU107は、移行モードフラグを参照してファイル移行操作が有効であるか否かうを判定し、有効である場合に、検知情報が表す操作パターンが予め定められたファイル移行パターンに適合するか否かにより、ファイル移行操作であるか否かを判定する。ファイル移行操作である場合(S407:Y)、CPU107は、ファイル移行処理を行う(S408)。
ファイル移行処理では無い場合(S407:N)、CPU107は、移行モードフラグの変更操作であるか否かを判定する(S410)。CPU107は、検知情報が表す操作パターンが予め定められた移行モードフラグ変更パターンに適合するか否かにより、移行モードフラグの変更操作であるか否かを判定する。移行モードフラグ変更パターンは、例えば、ページ移行が有効の場合にはプレビュー画像を挟み込むタッチ操作(図12(a)のタッチ操作10101)である。ファイル移行が有効の場合は、プレビュー画像の縁の所定時間以上のタッチ操作(図12(b)のタッチ操作10102)である。
このような処理により、ページ移行操作とファイル移行操作の切り替えを、一つのプレビュー画面上で行うことが可能なユーザインターフェースが提供できる。そのために、特にタッチスクリーン・ディスプレイ103の表示面積が狭い場合に、ユーザの操作性が向上する。
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
Claims (12)
- 複数ページからなるファイルの所定のページのプレビュー画像を表示する表示手段と、
ユーザによる前記表示手段の表示面へのタッチ操作による操作パターンを検知する検知手段と、
前記プレビュー画像の表示中に前記検知手段で検知した前記操作パターンに応じて、当該プレビュー画像を、当該ファイルの他のページのプレビュー画像又は他のファイルの所定のページのプレビュー画像に切り替える制御手段と、を備えることを特徴とする、
操作装置。 - 前記プレビュー画像を前記他のページのプレビュー画像に切り替えるときのページ移行の操作パターンと、前記プレビュー画像を前記他のファイルの所定のページのプレビュー画像に切り替えるときのファイル移行の操作パターンとを、それぞれ予め設定する設定手段を備えており、
前記制御手段は、前記検知手段で検知した前記操作パターンが、前記ページ移行の操作パターン及び前記ファイル移行の操作パターンのいずれであるかを判定して、前記ページ移行の操作パターンであれば、前記プレビュー画像を該ファイルの次のページのプレビュー画像に切り替え、前記ファイル移行の操作パターンであれば、前記プレビュー画像を他のファイルの所定のページのプレビュー画像に切り替えることを特徴とする、
請求項1記載の操作装置。 - 前記制御手段は、前記検知手段で検知した前記操作パターンが、
前記表示手段に表示中の前記プレビュー画像の表示領域内を始点としたタッチ操作であれば、該操作パターンを前記ページ移行の操作パターンと判定し、
前記表示手段に表示中の前記プレビュー画像の表示領域外を始点としたタッチ操作であれば、該操作パターンを前記ファイル移行の操作パターンと判定することを特徴とする、
請求項2記載の操作装置。 - 前記制御手段は、前記検知手段で検知した前記操作パターンが、
前記表示手段の表示面の一方向へのタッチ操作であれば、該操作パターンを前記ページ移行の操作パターンと判定し、
前記表示手段の表示面の他方向へのタッチ操作であれば、該操作パターンを前記ファイル移行の操作パターンと判定することを特徴とする、
請求項2記載の操作装置。 - 前記制御手段は、前記検知手段で検知した前記操作パターンのタッチ操作の速度が、
所定の速度よりも速ければ、該操作パターンを前記ページ移行の操作パターンと判定し、
前記所定の速度よりも遅ければ、該操作パターンを前記ファイル移行の操作パターンと判定することを特徴とする、
請求項2記載の操作装置。 - 前記表示手段は、前記プレビュー画像にページの重なりを表す重なり部分を付加して表示し、
前記制御手段は、前記検知手段で検知した前記操作パターンが、前記重なり部分を始点としたタッチ操作であれば、前記プレビュー画像を、該ファイルの複数ページ移行したページのプレビュー画像に切り替えることを特徴とする、
請求項2記載の操作装置。 - 前記表示手段に表示される前記プレビュー画像の一方向へのタッチ操作が制限されており、
前記制御手段は、前記検知手段で検知した前記操作パターンが、
該一方向へのタッチ操作であれば、該操作パターンを前記ページ移行の操作パターンと判定し、
他の方向へのタッチ操作であれば、該操作パターンを前記ファイル移行の操作パターンと判定することを特徴とする、
請求項2記載の操作装置。 - 前記表示手段は、前記プレビュー画像の前記一方向にタッチ操作が制限される方向であることを表す画像を表示することを特徴とする、
請求項7記載の操作装置。 - 前記表示手段は、前記他のページのプレビュー画像に切り替えるための第1のプレビュー画像と、前記他のファイルの所定のページのプレビュー画像に切り替えるための第2のプレビュー画像とのいずれかを表示し、
前記制御手段は、前記第1のプレビュー画像の表示中に前記検知手段が前記操作パターンを検知すると、前記第1のプレビュー画像を前記他のページのプレビュー画像に切り替え、
前記第2のプレビュー画像の表示中に前記検知手段が前記操作パターンを検知すると、前記第2のプレビュー画像を他のファイルの所定のページのプレビュー画像に切り替えることを特徴とする、
請求項2記載の操作装置。 - 複数ページからなるファイルの所定のページのプレビュー画像を表示する表示手段と、
ユーザによる前記表示手段の表示面へのタッチ操作による操作パターンを検知する検知手段と、
前記プレビュー画像の表示中に前記タッチスクリーンで検知した前記操作パターンに応じて、当該プレビュー画像を、当該ファイルの他のページのプレビュー画像又は他のファイルの所定のページのプレビュー画像に切り替える制御手段と、
前記プレビュー画像に応じて画像形成を行う画像形成手段と、を備えることを特徴とする、
画像形成装置。 - 複数ページからなるファイルの所定のページのプレビュー画像をディスプレイに表示する表示ステップと、
ユーザによるディスプレイの表示面へのタッチ操作による操作パターンを検知する検知ステップと、
前記プレビュー画像の表示中に前記検知ステップにおいて検知された前記操作パターンに応じて、当該プレビュー画像を、当該ファイルの他のページのプレビュー画像又は他のファイルの所定のページのプレビュー画像に切り替える制御ステップと、を有することを特徴とする操作装置の制御方法。 - 請求項11記載の制御方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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