JP2015011647A - 操作装置およびその操作装置を含む画像形成装置、操作装置の制御方法 - Google Patents

操作装置およびその操作装置を含む画像形成装置、操作装置の制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】紙サイズの変更を直観的な操作で効率良く行うことができる操作装置及び、この操作装置を含む画像形成装置を提供する。【解決手段】タッチスクリーン101が受け付けたマルチタッチ操作(例えば、ピンチ操作)の内容が、タッチスクリーンディスプレイ201に表示されたプレビュー画像のうち、特定のプレビュー画像に対するサイズ変更要求であるか否かを判別する。特定のプレビュー画像に対するサイズ変更要求であると判別された場合、操作制御部105は、サイズ変更要求の内容に応じて、特定のプレビュー画像のサイズ変更を行う。操作制御部105は、また、サイズ変更後のプレビュー画像のサイズに応じて記録材のサイズを変更する。【選択図】図1

Description

本発明は、画像形成装置の表示部に表示された画像を操作し、これにより当該画像が印刷される記録材のサイズを変更する技術に関する。
オフィスやコンビニなどの公共の場で使用されるプリンタ及びデジタル複合機などは、デジタルカメラ、携帯端末のカメラ機能などで撮像した写真画像、インターネットよりダウンロードした文書データ等を印刷する機能を有している。こうしたデジタル複合機などは、読み取り画像、並びに、印刷結果を事前にチェックするための画像(プレビュー画像)を表示するプレビュー機能を有する。また、プレビュー画像を表示する表示部は、ユーザが画面をタッチして操作するタッチスクリーンが用いられる場合が多い。
また、近年、携帯端末はタッチスクリーンディスプレイを搭載し、スマートフォンやタブレットPCに代表されるPCとほぼ同等の機能を有するものがある。このような携帯端末にプレビュー画像を表示し、携帯端末自身での編集作業等が行われることも想定される。
従来、画像データ等を印刷する際の紙サイズの変更は、プリンタドライバの印刷設定において必要な項目を変更して行われる。この場合、印刷する全てのページに対して印刷設定を行うことにより、印刷する紙サイズが変更される。例えば、A4サイズで作成された画像であっても、プリンタドライバの印刷設定を変更することにより、全てのページをA3サイズで出力することができる。
また、特許文献1に開示された画像形成装置のように、タッチスクリーンを搭載した操作部において、ピンチアウト又はピンチインの操作により画像を拡大又は縮小し、これに応じて印刷する画像の紙サイズを変更するというものがある。
特開2012−123066号公報
しかしながら、特許文献1に開示された画像形成装置は、画像を拡大又は縮小して元のサイズとは異なるサイズとした場合に、拡大又は縮小した画像を記録用紙の定型サイズにフィットさせることを容易にするというものである。例えば、冊子などの複数のページを有する印刷ジョブにおいて、ある特定ページの紙サイズのみ変更したい場合がある。この場合、他のページとのサイズ関係を確認しながら、紙サイズを変更することはできない。そのため、ユーザの利便性が損なわれる、という課題が残る。
本発明は、紙サイズの変更を直観的な操作で効率良く行うことができる操作装置及び、この操作装置を含む画像形成装置を提供することを、主たる目的とする。特に、複数ページを有する印刷ジョブにおいて、他のページとの紙サイズ関係を確認しながら、ある特定ページのみ紙サイズを変更することができる操作装置及びこの操作装置を含む画像形成装置を提供する。
本発明の操作装置は、画像を記録材に記録する画像形成装置と通信可能な操作装置において、複数の前記画像を表示する表示手段と、マルチタッチ操作を受け付ける入力手段と、前記入力手段により受け付けられたマルチタッチ操作の内容が、前記表示手段に表示された前記画像のうち特定の画像に対するサイズ変更要求であるか否かを判別する判別手段と、前記サイズ変更要求の内容に応じて、前記特定の画像のサイズ変更を行う画像サイズ変更手段と、前記サイズ変更された画像が記録される記録材のサイズを、当該画像のサイズに応じて変更する記録材サイズ変更手段と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、複数ページを有する印刷ジョブに応じてディスプレイに表示された複数のページ(画像)の中から、他のページとのサイズ関係を確認しながら、特定のページの紙サイズを変更することができる。これにより、ユーザの利便性を向上することができる。
画像形成装置の全体の構成例を示す図。 操作端末の外観の一例を示す図。 (a)、(b)は、プレビュー画像の紙サイズ等を変更する操作を説明するための図。 (a)から(h)は、プレビュー画像の紙サイズ等を変更する操作を説明するための図。 紙サイズ等の変更処理の動作シーケンスを説明するためのフローチャート。 特定のプレビュー画像に対する紙サイズ等の変更処理の動作シーケンスを説明するためのフローチャート。 (a)から(e)は、第2実施形態におけるプレビュー画像の紙サイズ等を変更する操作を説明するための図。 第2実施形態における紙サイズ等の変更処理の動作シーケンスを説明するためのフローチャート。 (a)から(d)は、第3実施形態におけるプレビュー画像の紙サイズを変更する際の操作を説明するための図。 第3実施形態における紙サイズの変更処理の動作シーケンスを説明するためのフローチャート。 (a)から(e)は、第4実施形態における紙サイズ等を変更するプレビュー画像302を候補として選択する際の操作例を説明するための図。 (a)から(h)は、候補として選択したプレビュー画像のうち、いずれに対して紙サイズ等の変更処理を行うかを決定する際の操作例を説明するための図。 (a)から(g)は、変更処理の対象として決定したプレビュー画像を一括して選択する際の操作例を説明するための図。 (a)から(d)は、変更処理の対象として決定したプレビュー画像の紙サイズ等を変更する際の操作例を説明するための図。 (a)から(g)は、オブジェクト編集領域に追加されているプレビュー画像を一括又は個別に選択する際の操作例を説明するための図。 (a)から(h)は、オブジェクト編集領域に追加されているプレビュー画像の紙サイズ等を一括又は個別に変更する際の操作例を説明するための図。 第4実施形態における紙サイズ等の変更処理の動作シーケンスを説明するためのフローチャート。 オブジェクト編集領域に追加されているプレビュー画像に対する紙サイズ等の変更処理の動作シーケンスを説明するためのフローチャート。
以下、図面を参照しながら実施形態を説明する。
[第1実施形態]
[画像形成装置の構成]
図1は、本実施形態に係る画像形成装置の全体の構成例を示す図である。図1に示す画像形成装置10は、例えば原稿の読み取り、複写、印刷、ファクシミリ送受信などの機能を有する多機能印刷機(Multi Function Printer、以下「MFP」という。)である。画像形成装置10は、読み取り画像、並びに、印刷結果などを事前にチェックするためのプレビュー操作を行うことができる操作装置の一例である操作端末100と、MFP部120とを含んで構成される。また、本実施形態の画像形成装置10においては、一例として操作端末100と、MFP部120とが分離可能に構成される。操作端末100は、MFP部120と分離している状態においては、例えばインターフェース間で無線回線を介した通信によりプレビュー機能の制御が行われる。なお、操作端末100は、はじめからMFP部120に付随する構成であっても良い。また、例えばユーザが所有するタブレット等の電子端末を利用する構成であっても良い。本実施形態ではタブレット等の電子端末を利用する構成を例に挙げて、以下、各構成機器の詳細について説明する。
[MFP部の内部構成]
図1に示すMFP部120は、ネットワーク通信部111、CPU112、ROM113、画像処理部114、プレビュー画像生成部115、メモリ116、プリンタ部117を含んで構成される。MFP部120は、また、スキャナ部118、アンテナ119、データバスI/F(インターフェース。以下同じ。)110を有する。
ネットワーク通信部111、画像処理部114、プレビュー画像生成部115、メモリ116、プリンタ部117、スキャナ部118、CPU112、ROM113のそれぞれは、内部データ転送バスI/F202を介して接続される。内部データ転送バスI/F202のバスマスタは、ネットワーク通信部111、画像処理部114、プレビュー画像生成部115、プリンタ部117、スキャナ部118、CPU112である。いわゆる、DMAC(Direct Memory Access Controller)に相当するメモリへのデータ転送手段を有する。内部データ転送バスI/F202でのデータ転送は、主に各バスマスタからの転送データを、メモリ116へ転送する際に使用される。
画像処理部114は、操作端末100より送られる印刷設定に従い、転送された画像データの画像処理を行う。画像処理部114により画像処理された画像データは、メモリ116へ格納される。プレビュー画像生成部115は、メモリ116に格納された画像処理後の画像データを読み出し、タッチスクリーンディスプレイ201に表示するプレビュー画像を形成する。プリンタ部117は、メモリ116に格納された画像処理後の画像データを受信し、例えば電子写真方式のプリンタであれば、PWM(Pulse Width Modulation)変調によって感光像担持体に潜像形成するレーザパルスを生成する。感光像担持体に潜像形成された画像は、記録材(例えば、紙)に転写・定着される。その後、画像が形成された用紙は、例えば排紙トレイに排出される。スキャナ部118は、図示しない読み取りセンサにより原稿を読み取り、デジタルデータ化した画像データをメモリ116に格納する。上記した各バスマスタの動作は、CPU112によって制御され、CPU112はROM113に格納されるプログラムによって動作する。
携帯可能な操作端末100は、例えばデジタルカメラ機能を有するものであり、無線ネットワーク回線(不図示)を介して文書、画像などのデータの授受を行うことができる。なお、画像形成装置10の操作端末100として利用するための操作画面表示のための各種データ及びこれらの制御プログラムなどは、例えば無線ネットワーク回線(不図示)を介してダウンロードすることにより、実装することができる。
ユーザは、操作端末100を介して、プレビュー画像の閲覧、プレビュー画像の編集処理などを行う。ユーザは、また、操作端末100で撮像した写真などの画像データを、無線通信回線121を介してMFP部120へ送信することができる。さらに、無線ネットワーク回線(不図示)を介してダウンロードした文書データ等を印刷する場合、その印刷指示を、無線通信回線121を介してMFP部120へ送信する。印刷指示を受信したMFP部120は、ダウンロードされた文書データ等に基づき、印刷に必要な処理を実行する。
[プレビュー画像]
スキャナ部118の原稿搭載台(不図示)に載置された原稿は、CPU112の指示に基づき、読み取りセンサ(不図示)により読み取られる。読み取られたスキャンデータは、デジタルデータに変換され、デジタルデータ化した画像データがメモリ116に格納される。CPU112は、メモリ116に格納された画像データを画像処理部114に送信する。画像データを受信した画像処理部114は、各種画像処理を施した後にプレビュー画像を生成し、生成したプレビュー画像データをメモリ116に格納する。メモリ116に格納されているプレビュー画像データが無線通信回線121を介して操作端末100へ送信され、当該操作端末100においてプレビュー画像が表示される。
[操作端末の構成]
図1及び図2を用いて、操作端末100の構成例について説明する。図2は、操作端末100の外観の一例を示す図である。図1に示すように、操作端末100は、タッチスクリーン制御I/F103、液晶ディスプレイI/F104、操作制御部105、メモリI/F106、メモリ107を含んで構成される。操作端末100は、また、ネットワークI/F108、ネットワーク通信部109、アンテナ110、タッチスクリーンディスプレイ201を有する。タッチスクリーンディスプレイ201は、タッチパッドの一例であるタッチスクリーン101、液晶ディスプレイ102を含んで構成される。
図2に示すように、操作端末100のタッチスクリーンディスプレイ201は、透明な材質で形成されたタッチスクリーン101と、液晶ディスプレイ102とを重ねた2層で構成される。液晶ディスプレイ102は、MFP部120で生成された画像データを含む各種画像を表示する。タッチスクリーン101は、ユーザの指先200、ペン等によるマルチタッチ操作(以下、単に操作と言う。)を受け付け、操作を受け付けたタッチスクリーン101上の位置座標を座標情報として検知することができる。
ユーザからの操作は、そのパターンにより画像形成装置10の動作モードの選択、各種機能の設定、開始又は中止指示、表示画像を編集する際の選択や移動などの処理を割り当てることができる。また、タッチスクリーンディスプレイ201に表示された画像データ上におけるタッチ・ドラッグ・ピンチ・フリックといった各操作に応じて処理を割り当てることができる。さらに、画像データ上の任意の位置座標に所定の処理を割り当てることもできる。
タッチスクリーン101は、タッチスクリーン制御I/F103を介して操作制御部105に接続される。タッチスクリーン101より得られた座標情報は、操作制御部105に送信される。液晶ディスプレイ102は、液晶ディスプレイI/F104を介して操作制御部105に接続される。液晶ディスプレイ102は、液晶ディスプレイI/F104を介して表示する画像データを受信する。
操作制御部105は、図示しないCPU、並びに、各種処理に必要なソフトウェア情報(例えば、アプリケーションプログラム)が書き込まれた不揮発性メモリ等を有しており、操作端末100の各構成機器を制御するように構成される。なお、制御の際に一時的に保持する必要がある各種データなどは、メモリI/F106を介して、メモリ107に一時格納される。操作制御部105は、タッチスクリーン101からの座標情報、メモリ107内に格納された一時情報などに基づいて、画像形成に必要な設定情報を生成する。生成された設定情報は、ネットワークI/F108及びネットワーク通信部109を介して、MFP部120へ送信される。
[ネットワーク無線通信]
操作端末100のネットワーク通信部109、MFP部120のネットワーク通信部111は、WLAN(Wireless LAN)通信方式による双方向のネットワーク無線通信を行う。ネットワーク通信部109にはアンテナ110が接続される。また、ネットワーク通信部111にはアンテナ119が接続される。ネットワーク通信部109及びネットワーク通信部111のそれぞれは、通信データを転送用のパルス波に変換したり、その逆の変換を行ったりする。
例えば、無線通信回線121からアンテナ119を介して受信したパルス波は、ネットワーク通信部111により通信データに変換され、変換後の通信データは、データバスI/F110を介して画像処理部114へ送られる。
また、画像処理部114からデータバスI/F110を介して受信した通信データは、ネットワーク通信部111により転送用のパルス波に変換され、アンテナ119を介して無線通信回線121へ送信される。
[プレビュー画像の紙サイズ等の変更]
ユーザが直感的に、操作端末100に表示されているプレビュー画像の画像サイズ、並びに、紙サイズを変更する操作について説明する。なお、プレビュー画像に対して行われた画像サイズの変更及び、紙サイズの変更は、元の画像に反映される。そのため、変更後の画像サイズ、紙サイズで印刷が実行される。なお、説明においては、変更前の紙サイズがA4サイズである場合を例にする。また、画像形成装置10において印刷可能な紙サイズをA3サイズ、A4サイズ、A5サイズとする。つまり、A4サイズの次に大きい紙サイズがA3サイズであり、A4サイズの次に小さい紙サイズがA5サイズとして説明を進める。
図3、図4は、本実施形態におけるプレビュー画像の画像サイズ及び、紙サイズを変更する操作を説明するための図である。図3(a)は、操作端末100のタッチスクリーンディスプレイ201に、プレビュー表示画面301が表示されている様子を示す図である。プレビュー表示画面301は、プレビュー画像を表示するオブジェクト表示領域303を含んで形成される。
操作制御部105は、MFP部120から受信したプレビュー画像データに基づいて、プレビュー画像をオブジェクト表示領域303に表示する。オブジェクト表示領域303は、例えば冊子をスキャナ部118で読み取って得た複数のスキャンデータに基づいて、複数ページ分のプレビュー画像を表示することができる。
図3(a)に示すオブジェクト表示領域303には、プレビュー画像302Aから302D(302Dはその一部)が表示されている。本実施形態におけるオブジェクトとは、プレビュー画像データを表している。また、オブジェクト表示領域303には表示されていないが、プレビュー画像302D以降のページとして、プレビュー画像302E、302F等が存在する。
図3(b)は、プレビュー表示画面301上をユーザがタップした状態で、スクロール304の矢印方向に指先を移動する操作(フリック)を行った場合に、それに合わせて各プレビュー画像が移動して表示される様子を示す図である。それまでオブジェクト表示領域303には表示されていなかったプレビュー画像302D、302E、302Fなどは、ユーザがフリック操作を行うことにより表示される。
以下の説明においては、ピンチアウト操作、つまり、プレビュー表示画面301を2つの指先でタップした位置を開始点とし、この2つの開始点を離間させる操作が拡大処理に割り当てられているものとする。また、ピンチイン操作、つまり、プレビュー表示画面301を2つの指先でタップした位置を開始点とし、この2つの開始点を近接させる操作が縮小処理に割り当てられているものとする。なお、オブジェクト表示領域303に表示される各プレビュー画像を区別する必要がない場合には、プレビュー画像302と示す。
オブジェクト表示領域303に表示されたプレビュー画像302の表示サイズを変更する操作について説明する。表示サイズを変更する場合には、例えば図4(a)に示すようなピンチ操作401を実行する。具体的には、ピンチ操作401は、プレビュー画像302が表示されている領域を除くオブジェクト表示領域303の任意の位置をタップして、2つの開始点にしている。ピンチ操作401は、2つの開始点を矢印で示す方向に離間させるピンチアウト操作である。そのため、図4(b)に示すように、プレビュー画像302のそれぞれが、オブジェクト表示領域303に対して相対的に拡大されて表示される。なお、ピンチイン操作の場合、オブジェクト表示領域303に表示されたプレビュー画像302のそれぞれが、当該オブジェクト表示領域303に対して相対的に縮小されて表示される。
図4(c)に示すプレビュー画像302のうち、プレビュー画像302Eの紙サイズと、画像サイズとを同時に変更する操作ついて説明する。紙サイズ及び画像サイズを同時に変更する場合には、例えば図4(c)に示すような、プレビュー画像302Eの外周の右上端と左下端に相当する位置を2つの開始点とするピンチ操作402を実行する。ピンチ操作402は、2つの開始点を矢印で示す方向に離間させるピンチアウト操作である。そのため、図4(d)に示すように、プレビュー画像302Eの画像サイズが拡大されると共に、これに合わせて紙サイズがA4サイズからA3サイズへ変更される。なお、ピンチイン操作の場合、プレビュー画像302Eの画像サイズが縮小されると共に、これに合わせて紙サイズがA4サイズからA5サイズへ変更される。
図4(e)に示すプレビュー画像302のうち、プレビュー画像302Eの紙サイズのみ変更する操作について説明する。紙サイズのみ変更する場合には、例えば図4(e)に示すような、プレビュー画像302Eの外周の左上端と右下端に相当する位置を2つの開始点とするピンチ操作403を実行する。ピンチ操作403は、2つの開始点を矢印で示す方向に離間させるピンチアウト操作である。そのため、図4(f)に示すように、プレビュー画像302Eの画像サイズはそのままに、紙サイズのみA4サイズからA3サイズへ変更される。なお、ピンチイン操作の場合、プレビュー画像302Eの画像サイズはそのままに、紙サイズのみA4サイズからA5サイズへ変更される。
図4(g)に示すプレビュー画像302のうち、プレビュー画像302Eの画像サイズのみ変更する操作について説明する。画像サイズのみ変更する場合には、例えば図4(g)に示すような、プレビュー画像302E内の任意の位置を2つの開始点とするピンチ操作404を実行する。ピンチ操作404は、2つの開始点を矢印で示す方向に離間させるピンチアウト操作である。そのため、図4(h)に示すように、プレビュー画像302Eの紙サイズはそのままに、画像サイズのみ拡大される。なお、ピンチイン操作の場合、プレビュー画像302Eの紙サイズはそのままに、画像サイズのみ縮小される。
[プレビュー画像の紙サイズ変更方法シーケンス]
本実施形態におけるプレビュー画像の画像サイズ及び、紙サイズの変更処理の動作シーケンスについて、図5、図6のフローチャートを用いて説明する。なお、図5、図6に示すフローは、操作制御部105のCPUによって実行される制御フローである。図5を用いて全体動作を説明し、図6を用いて、ある一つのプレビュー画像302に対する紙サイズ変更処理に関する動作シーケンスについて説明する。
操作制御部105は、オブジェクト表示領域303に、表示オブジェクト、ここではプレビュー画像302を表示する(S101)。操作制御部105は、ユーザからの操作を、タッチスクリーン101の座標情報として検知する(S102)。操作制御部105は、ステップS102の処理で検知した操作が、プレビュー画像302の表示サイズを変更するサイズ変更要求の操作(図4(a)、(b))であるか否かを判別する(S103)。操作制御部105は、ステップS102の処理で検知した操作が、プレビュー画像302の表示サイズのサイズ変更要求を表すピンチ操作であると判別した場合(S103:YES)、ステップS104の処理へ遷移する。操作制御部105は、ピンチ操作の種類(ピンチアウト又はピンチイン)に応じて、プレビュー画像302の表示サイズの変更(拡大又は縮小)を行う(S104)。その後、ステップS102の処理へ戻る。
操作制御部105は、プレビュー画像302の表示サイズのサイズ変更要求を表す操作ではないと判別した場合(S103:NO)、ステップS105の処理へ遷移する。
操作制御部105は、ステップS102の処理で検知した操作が、プレビュー画像302に対して紙サイズもしくは画像サイズ(以下、紙サイズ等と示す。)を変更するサイズ変更要求の操作であるか否かを判別する(S105)。具体的には、座標情報に基づいて、ピンチ操作の2つの開始点がある1つのプレビュー画像302内に含まれているか否かを判別する。操作制御部105は、プレビュー画像302に対する紙サイズ等を変更するピンチ操作であると判別した場合(S105:YES)、ステップS106の処理へ遷移する。
操作制御部105は、プレビュー画像302の紙サイズ及び画像サイズを同時に変更する処理、紙サイズのみ変更する処理、画像サイズのみ変更する処理のいずれかの処理を行う(S106)。ステップS106の処理の詳細については、図6に示すフローチャートを用いて後述する。
操作制御部105は、プレビュー画像302に対する紙サイズ等を変更する操作ではないと判別した場合(S105:NO)、プレビュー画像302をスクロールする操作であるか否かを判別する(S107)。具体的には、オブジェクト表示領域303におけるフリック操作であった場合、表示しているプレビュー画像302をスクロールする操作であると判別し(S107:YES)、ステップS108の処理へ遷移する。
操作制御部105は、フリック操作の開始位置と終了位置に基づき、オブジェクト表示領域303に表示されているプレビュー画像302を移動させて表示する(S108)。プレビュー画像302の移動の制御は、当該プレビュー画像302がそれぞれスライドするように表示する制御でも良いし、例えば3ページ分のプレビュー画像302を1セットとして、1セット毎に表示画面を切り替える制御であっても良い。
操作制御部105は、ステップS102の処理で検知した操作が、スクロール操作ではないと判別した場合(S107:NO)、変更処理を完了するか否かを判別する(S109)。具体的には、プレビュー表示画面301上に表示されている完了ボタン(不図示)のタッチ検知、又は、スタートキー(不図示)の押下検知等により処理完了を判別する。変更処理を完了すると判別した場合(S109:YES)、一連の処理を終了する。このとき、操作制御部105は、これまでの動作シーケンスで得ているオブジェクトの変更処理に関する設定情報(画像の拡大又は縮小、紙サイズの変更等)を、MFP部120へ送信する。これにより、変更後の画像サイズ及び、紙サイズで印刷が行われる。また、変更処理を完了しないと判別した場合(S109:NO)、ステップS102の処理へ戻る。
図6は、図5に示すステップS106の処理の詳細を示すフローチャートである。
操作制御部105は、プレビュー画像302のうち、特定のプレビュー画像302に対するピンチ操作の2つの開始点の位置座標(ピンチ位置)を特定する(S201)。2つの開始点の特定は、図5に示すステップS102の処理の座標情報に基づき特定する。操作制御部105は、ステップS102の処理で検知された操作が、特定のプレビュー画像302の紙サイズと、画像サイズとを同時に変更するピンチ操作(例えば、図4(c)、(d))であるか否かを判別する(S202)。特定のプレビュー画像302の紙サイズと、画像サイズとを同時に変更するピンチ操作であると判別した場合(S202:YES)、ステップS203の処理へ遷移する。操作制御部105は、ピンチ操作に応じた内容で、特定のプレビュー画像302の画像サイズ及び紙サイズの変更を行う(S203)。
これにより、オブジェクト表示領域303においては、変更後のサイズでプレビュー画像302が表示され、また、印刷においては、変更後の紙サイズで印刷が実行されることになる。つまり、操作制御部105は、サイズ変更要求の内容に応じて、オブジェクト表示領域303に表示されるプレビュー画像のサイズ変更を行う画像サイズ変更手段として機能する。操作制御部105は、さらに、変更後のサイズに応じた紙サイズにより印刷が行われるようにするための記録材サイズ変更手段として機能する。
操作制御部105は、特定のプレビュー画像302の紙サイズ及び画像サイズを同時に変更する操作でないと判別した場合(S202:NO)、紙サイズのみ変更するピンチ操作(例えば、図4(e)、(f))であるか否かを判別する(S204)。特定のプレビュー画像302の紙サイズのみ変更するピンチ操作であると判別した場合(S204:YES)、ピンチ操作に応じた内容で紙サイズの変更を行う(S205)。これにより、変更後の紙サイズで印刷が実行されることになる。
操作制御部105は、特定のプレビュー画像302の紙サイズのみ変更するピンチ操作でないと判別した場合(S204:NO)、ピンチ操作(例えば、図4(g)、(h))に応じた内容で画像サイズの変更(拡大又は縮小)を行う(S206)。
なお、画像サイズのみ変更する処理は、特定のプレビュー画像302の余白領域を除いた領域に収まる範囲内で、画像サイズの変更を行うようにしても良い。また、プレビュー画像302の余白領域を含む全領域の範囲内で、画像サイズの変更を行うようにしても良い。
例えば、プレビュー画像302に対するピンチ操作は全て、紙サイズ及び画像サイズを同時に変更するように実装することもできる。具体的には、ステップS202の処理の分岐において、必ずステップS203に分岐するよう制御する。これにより、ユーザは、紙サイズ等を変更する操作において、ピンチ操作の2つの開始点の微妙な位置調整を行う煩わしさが解消される。
なお、以上で説明したピンチ操作の2つの開始点は一例であり、ピンチ操作の2つの開始点の位置を制約するものではない。
このように、本実施形態の操作端末100では、タッチスクリーンディスプレイ201上でピンチ操作を開始する指先の位置(開始点)により、プレビュー画像302のうち、特定のプレビュー画像302のみ紙サイズ等の変更を行うことができる。紙サイズ等が変更されたプレビュー画像の印刷処理は、変更後の画像サイズ、紙サイズで実行されることになる。ユーザは、他のページ(プレビュー画像)との紙サイズ関係を確認しながら、特定ページのみ紙サイズを変更することができる。また、ピンチ操作の2つの開始点に応じて、プレビュー画像302の表示サイズを変更したり、プレビュー画像302の画像サイズ及び紙サイズを変更したりすることができる。
[第2実施形態]
本実施形態では、例えば操作端末の表示画面が小さいためピンチ操作における指先の微妙な位置調整が困難である場合に、これを補助する機能を有する操作端末について説明する。具体的には、紙サイズと、画像サイズとを同時に変更する処理、紙サイズのみ変更する処理、画像サイズのみ変更する処理のいずれかの処理を画面上で選択することができる操作端末である。
なお、第1実施形態で既に説明した部分と重複する部分は、同一の符号を付して、その説明を省略する。
[プレビュー画像の紙サイズ変更操作方法]
図7は、本実施形態におけるプレビュー画像の画像サイズ及び、紙サイズを変更する操作を説明するための図である。図7(a)に示すように、オブジェクト表示領域303に表示されているプレビュー画像302のうち、プレビュー画像302Eに対してピンチ操作710を実行する。ピンチ操作710を契機に、プレビュー表示画面301には、図7(b)に示すようなオブジェクトサイズ変更選択画面700が表示される。
ここで、オブジェクトサイズ変更選択画面700について説明する。図7(b)に示すオブジェクトサイズ変更選択画面700は、「どの処理を行いますか?」との文章の他、タブ701、タブ702、タブ703、タブ704を含んで構成される。タブ701、702、703それぞれは、その後のピンチ操作で実行される変更処理を選択するためのタブである。タブ701は、紙サイズと、画像サイズとを同時に変更する処理を指定するタブである。タブ702は、紙サイズのみ変更する処理を指定するタブである。タブ703は、画像サイズのみ変更する処理を指定するタブである。また、タブ704は、変更処理を行わずに終了することを指定するタブである。
つまり、特定のプレビュー画像302に対するピンチ操作をトリガとして、オブジェクトサイズ変更選択画面700が表示される。
ユーザは、タブ701からタブ704のいずれかのタブを選択する。図7(c)は、一例として、タブ701が選択されている様子を示している。タブ701が選択された場合、その後のピンチ操作により画像サイズ及び、紙サイズが同時に変更されることになる。ユーザは、タブ701を選択した後、図7(d)に示すようなピンチ操作711を実行する。ピンチ操作711は、2つの開始点を矢印で示す方向に離間させるピンチアウト操作である。また、タブ701が選択されているため、2つの開始点の位置にかかわらず、図7(e)に示すように、プレビュー画像302Eの画像サイズが拡大されると共に、それに合わせて紙サイズがA3サイズに変更される。
[プレビュー画像の紙サイズ変更方法シーケンス]
本実施形態におけるプレビュー画像の画像サイズ及び、紙サイズを変更する処理の動作シーケンスについて、図8のフローチャートを用いて説明する。なお、図8は、操作制御部105のCPUによって実行される制御フローである。また、第1実施形態の動作シーケンスと異なる点は、図5に示すステップS106の処理、つまり、図6に示す処理が異なるという点である。
操作制御部105は、特定のプレビュー画像302に対するピンチ操作の受け付けを契機に、プレビュー表示画面301にオブジェクトサイズ変更選択画面700を表示する(S301)。操作制御部105は、オブジェクトサイズ変更選択画面700のいずれのタブ(タブ701からタブ704)が押下されたかを検知する(S302)。これにより、その後のピンチ操作において実行される変更処理が特定される。操作制御部105は、ステップS302において選択されたタブが、特定のプレビュー画像302の画像サイズ及び、紙サイズを変更する処理(タブ701)か否かを判別する(S303)。画像サイズ及び、紙サイズを変更する処理であると判別した場合(S303:YES)、その後のピンチ操作に応じた内容で、特定のプレビュー画像302の画像サイズ及び紙サイズの変更を行う(S304)。
操作制御部105は、特定のプレビュー画像302の画像サイズ及び紙サイズを変更する処理でないと判別した場合(S303:NO)、ステップS305の処理に遷移する。操作制御部105は、特定のプレビュー画像302の紙サイズのみ変更する処理(タブ702)であると判別した場合(S305:YES)、その後のピンチ操作に応じた内容で、特定のプレビュー画像302の紙サイズの変更を行う(S306)。
操作制御部105は、特定のプレビュー画像302の紙サイズを変更する処理でないと判別した場合(S305:NO)、ステップS307の処理に遷移する。
操作制御部105は、特定のプレビュー画像302の画像サイズのみ変更する処理(タブ703)であると判別した場合(S307:YES)、その後のピンチ操作に応じた内容で、プレビュー画像302の画像サイズの変更を行う(S308)。また、ステップS302で検知した処理内容が、タブ704の押下、つまり、変更処理を行わないという選択である場合(S307:NO)、処理を終了する。
このように、本実施形態の操作端末100は、タッチスクリーンディスプレイ201が小さいため、ピンチ操作における指先の微妙な位置調整が困難である場合であっても、プレビュー画像302の紙サイズ等の変更を容易に行うことができる。
[第3実施形態]
例えば、操作端末100において紙サイズが変更されたが、MFP部120が変更後の紙サイズに対応していない場合であったり、また、対応していたとしても、そのサイズの用紙が切れていたりする場合がある。具体的には、MFP部120がA4サイズの用紙までしか印刷することができないにもかかわらず、操作端末100において、A4サイズよりも大きいA3サイズに紙サイズが変更された場合である。また、A3サイズでの印刷が可能であるため、操作端末100において紙サイズをA3サイズに変更したが、A3サイズの用紙が切れている場合である。本実施形態では、変更後の紙サイズでは印刷することができない旨をユーザに通知することができる操作端末について説明する。
なお、第1、第2実施形態で既に説明した部分と重複する部分は、同一の符号を付して、その説明を省略する。
図9は、本実施形態におけるプレビュー画像の紙サイズを変更する操作を説明するための図である。図9(a)に示すように、オブジェクト表示領域303に表示されているプレビュー画像302のうち、プレビュー画像302Eの外周の右上端と左下端に相当する位置を2つの開始点とするピンチ操作910を実行する。ピンチ操作910は、図9(a)に示すように、矢印方向に指先を滑らし、2つの開始点を離間するピンチアウト操作である。そのため、プレビュー画像302Eの紙サイズと画像サイズを拡大しようとしている操作であることが見て取れる。
ここで、MFP部120にはA3サイズの紙が切れているとする。この場合には、図9(b)に示すように、A3サイズでは印刷できない旨のアラート900を表示する。
また、図9(c)に示すように、アラート900の戻るタブ901を押下すると、図9(d)に示すように、元のオブジェクト表示領域303の表示状態に戻る。
本実施形態におけるプレビュー画像の紙サイズを変更する処理の動作シーケンスについて、図10のフローチャートを用いて説明する。なお、図10は操作制御部105内のCPUによって実行される制御フローである。また、図10に示すフローは、第1実勢形態で説明した図6に示すステップS203とステップS205の各処理、及び、第2実施形態で説明した図8に示すステップS304とステップS306の各処理で紙サイズの変更を行った場合に実行される。
操作制御部105は、ピンチ操作によりプレビュー画像302の紙サイズが変更された場合、その変更が許容できるものか否か、つまり、その紙サイズは印刷可能か否かを判別する(S401)。なお、紙切れ状態を含む、MFP部120が印刷することができる紙サイズの情報は、無線通信回線121を介してMFP部120と操作端末100とで共有している。この情報に基づいて、紙サイズの変更が許容できるか否かを判別する。
操作制御部105は、ピンチ操作により変更した紙サイズが許容できると判別した場合(S401:YES)、処理を終了する。つまり、図6に示すステップS203とステップS205の各処理、図8に示すステップS304とステップS306の各処理が実行される。
また、ピンチ操作により変更した紙サイズが許容できないと判別した場合(S401:NO)、つまり、MFP部120では印刷することができないと判別した場合には、ステップS402の処理に遷移する。操作制御部105は、紙サイズが変更できない旨を表す画面(アラート900)をプレビュー表示画面301に表示する(S402)。その後、戻るタブ901の押下の検知を契機に、処理を終了する。
このように、本実施形態の操作端末100では、変更後の紙サイズがMFP部120では印刷することができない場合、ユーザに対してその旨を通知することができる。
[第4実施形態]
複数ページ分の印刷データの中から、ある特定のページの紙サイズ等を変更する場合には、対象とするプレビュー画像302をオブジェクト表示領域303に表示する必要がある。
ここで、オブジェクト表示領域303には現在、1ページ目から5ページ目までのプレビュー画像302が表示されているとする。例えば、ユーザが紙サイズ等を変更するプレビュー画像302は、20ページ目と40ページ目であるとする。この場合、ユーザは、まず20ページ目のプレビュー画像302をオブジェクト表示領域303に表示し、紙サイズ等の変更を行う。その後、表示画面をスクロールさせて40ページ目のプレビュー画像302まで移動し、改めて紙サイズ等の変更を行う必要がある。
ユーザとしては、このような処理をするにあたり、紙サイズ等を変更する変更対象のプレビュー画像302を全て選択した後、まとめて紙サイズ等の変更処理を行いたいというユースケースが考えられる。本実施形態では、紙サイズ等を変更するプレビュー画像302を候補として予め選択しておき、選択した候補に対して一括して紙サイズ等の変更処理を行うことができる操作端末について説明する。
[プレビュー画像の紙サイズ変更操作方法]
図11、12、13、14を用いて、本実施形態におけるプレビュー画像の紙サイズ等を変更する操作を説明する。図11は、紙サイズ等を変更するプレビュー画像302を候補(サイズ変更候補)として選択する際の操作例を説明するための図である。図12は、候補として選択したプレビュー画像302のうち、いずれに対して紙サイズ等の変更処理を行うかを決定する際の操作例を説明するための図である。図13は、変更処理の対象として決定したプレビュー画像302を一括して選択する際の操作例を説明するための図である。図14は、変更処理の対象として決定したプレビュー画像302の紙サイズ等を変更する際の具体的な操作例を説明するための図である。
[変更対象のプレビュー画像を選択する操作方法]
図11(a)から図11(e)を用いて、紙サイズ等を変更するプレビュー画像302を候補として選択する際の操作例について説明する。
図11(a)に示すプレビュー表示画面301は、プレビュー画像302が表示されるオブジェクト表示領域303、候補として選択されたプレビュー画像302を表示するバッファ領域1100を含んで構成される。また、図11(a)に示すように、本実施形態においては、バッファ領域1100は2つに分割されており、それぞれバッファ領域1101、1102とする。
一例として、図11(a)に示すプレビュー画像302D、プレビュー画像302Fと、図11(d)に示すプレビュー画像302Hのそれぞれを候補として選択する場合について説明する。
ユーザは、図11(b)に示すように、オブジェクト表示領域303に表示されたプレビュー画像302D上の任意の位置1103をタップする。そして、タップしたまま、バッファ領域1101までドラッグ操作を行い、当該バッファ領域1101内の任意の位置1104で指先を離してタップを解除する。これにより、プレビュー画像302Dが候補として選択される。その際、図11(c)に示すように、プレビュー画像302Dが候補として選択されたことを表すアイコン1150Dが、バッファ領域1101に格納される。
ユーザは、また、オブジェクト表示領域303に表示されたプレビュー画像302F上の任意の位置1105をタップする。そして、タップしたまま、バッファ領域1102までドラッグ操作を行い、当該バッファ領域1102内の任意の位置1106で指先を離してタップを解除する。これにより、プレビュー画像302Fが候補として選択される。その際、図11(c)に示すように、プレビュー画像302Fが候補として選択されたことを表すアイコン1150Fが、バッファ領域1102に格納される。
プレビュー画像302Dと302Fを候補として選択した後、図11(c)に示す矢印方向にスクロール操作1107を行う。スクロール操作1107は、図11(d)に示すように、プレビュー画像302Hがオブジェクト表示領域303に表示されるまで行う。そして、ユーザは、オブジェクト表示領域303に表示されたプレビュー画像302H上の任意の位置1108をタップする。そして、タップしたまま、バッファ領域1101までドラッグ操作を行い、当該バッファ領域1101内の任意の位置1109で指先を離してタップを解除する。その際、図11(e)に示すように、プレビュー画像302Hが候補として選択されたことを表すアイコン1150Hが、バッファ領域1101に格納される。
図12(a)から図12(d)を用いて、候補として選択されたプレビュー画像302を非選択状態、つまり、候補から除外する操作について説明する。
ユーザは、図12(a)に示すように、バッファ領域1101に表示されたアイコン1150H上の任意の位置1110をタップする。そして、タップしたまま、オブジェクト表示領域303までドラッグ操作を行い、当該オブジェクト表示領域303内の任意の位置1111で指先を離してタップを解除する。これにより、候補として選択されていたプレビュー画像302Hが、候補から除外される。その際、図12(b)に示すように、アイコン1150Hは、バッファ領域1101から削除される。
ユーザは、また、図12(c)に示すように、アイコン1150D、1150Hが表示されている領域を除いた、バッファ領域1101内の任意の位置1112をタップする。そして、タップしたまま、オブジェクト表示領域303までドラッグ操作を行い、当該オブジェクト表示領域303内の任意の位置1113で指先を離してタップを解除する。これにより、候補として選択されていたプレビュー画像302Dとプレビュー画像302Hは、一括して候補から除外される。その際、図12(d)に示すように、アイコン1150Dとアイコン1150Hは共に、バッファ領域1101から削除される。
ここでは、バッファ領域1101における非選択操作について説明した。バッファ領域1102においても、同様の操作を行うことができる。なお、バッファ領域1100は分割せずに1つの領域のままでも良いし、又、3つ以上の領域に分割しても良い。
また、候補として選択した時点のプレビュー画像302の紙サイズを識別して、識別された紙サイズの種類の数に応じてバッファ領域1100を分割する構成にすることができる。ここで、識別された紙サイズ毎にアイコンが格納される場合の例について、図12(e)から図12(h)を用いて説明する。
図12(e)に示すプレビュー表示画面301は、プレビュー画像302を表示するオブジェクト表示領域303、候補として選択されたプレビュー画像302を表示するバッファ領域1100を含んで構成される。一例として、図12(e)に示すプレビュー画像302D、プレビュー画像302Fの2つを候補として選択する場合について説明する。なお、選択する時点でのプレビュー画像302Dの紙サイズはA4サイズであり、プレビュー画像302Fの紙サイズはA3サイズであるとする。
ユーザは、図12(e)に示すように、オブジェクト表示領域303に表示されたプレビュー画像302D上の任意の位置1114をタップする。そして、タップしたまま、バッファ領域1100までドラッグ操作を行い、当該バッファ領域1100の任意の位置1115で指先を離してタップを解除する。これにより、プレビュー画像302Dが候補として選択される。その際、図12(f)に示すように、プレビュー画像302Dが候補として選択されたことを表すアイコン1150Dが、バッファ領域1100に格納される。
ユーザは、また、図12(g)に示すように、オブジェクト表示領域303に表示されたプレビュー画像302F上の任意の位置1116をタップする。そして、タップしたまま、バッファ領域1100までドラッグ操作を行い、当該バッファ領域1100の任意の位置1117で指先を離してタップを解除する。これにより、プレビュー画像302Fが候補として選択される。この場合、プレビュー画像302Dとプレビュー画像302Fは紙サイズが異なる。そのため、図12(h)に示すように、バッファ領域1100は、バッファ領域1101とバッファ領域1102に分割される。この場合、例えば図11(h)に示すように、バッファ領域1101にはアイコン1150Dが格納され、バッファ領域1102にアイコン1150Fが格納される。
このように、候補として選択されたプレビュー画像302を、紙サイズ毎に各バッファ領域にまとめて格納して表示することにより、紙サイズ等を変更する操作を簡略化することができる。そのため、ユーザの利便性の向上を図ることができる。
[候補の中から実際に紙サイズ等の変更を行う候補の選択]
図13(a)から図13(g)を用いて、候補として選択されたプレビュー画像302の中から、実際に紙サイズ等を変更するものを決定する操作について説明する。
ユーザは、図13(a)に示すように、バッファ領域1101の任意の位置1203をタッチする。このタッチを契機に、図13(b)に示すように、プレビュー表示画面301にオブジェクト編集領域1200を表す画面が表示される。オブジェクト編集領域1200は、プレビュー画像302の紙サイズ等を変更するための領域である。オブジェクト編集領域1200の全選択タブ1201は、後述するオブジェクト編集領域1200に追加されたプレビュー画像302の全てを一括して選択するためのタブである。
ユーザは、図13(c)に示すように、アイコン1150D上の任意の位置1204をタップする。そして、タップしたまま、オブジェクト編集領域1200までドラッグ操作を行い、当該オブジェクト編集領域1200の任意の位置1205で指先を離してタップを解除する。これにより、図13(d)に示すように、オブジェクト編集領域1200の領域に追加され、プレビュー画像302Dが実際に紙サイズ等を変更する対象として決定される。同様にして、アイコン1150Hをオブジェクト編集領域1200へドラッグ操作し、プレビュー画像302Hがオブジェクト編集領域1200に追加された様子を示したものが、図13(e)である。
ここで、バッファ領域1101に格納されている各アイコンに対応するプレビュー画像302を、まとめてオブジェクト編集領域1200に追加する際の操作例について説明する。ユーザは、図13(f)に示すように、アイコン1150D、1150Hが表示されている領域を除いた、バッファ領域1101の任意の位置1208をタップする。そして、タップしたまま、オブジェクト編集領域1200までドラッグ操作を行い、当該オブジェクト編集領域1200の任意の位置1209で指先を離してタップを解除する。これにより、図13(g)に示すように、プレビュー画像302D、302Hがオブジェクト編集領域1200に追加され、実際に紙サイズ等を変更する対象として決定される。
図14(a)から図14(d)を用いて、プレビュー画像302がオブジェクト編集領域1200に追加された後、改めて、変更処理の対象から除外する際の操作例について説明する。
例えば、図14(a)に示すオブジェクト編集領域1200に追加されているプレビュー画像302Dを変更処理の対象から除外する場合について説明する。ユーザは、図14(a)に示すように、プレビュー画像302D上の任意の位置1210をタップする。そして、タップしたまま、バッファ領域1101までドラッグ操作を行い、当該バッファ領域1101の任意の位置1211で指先を離してタップを解除する。これにより、図14(b)に示すように、プレビュー画像302Dはオブジェクト編集領域1200から削除され、変更処理の対象から除外される。
また、オブジェクト編集領域1200に追加されているプレビュー画像302を、一括して変更処理の対象から除外する際の操作例について説明する。ユーザは、図14(c)に示すように、プレビュー画像302が表示されている領域を除いたオブジェクト編集領域1200の任意の位置1212をタップする。そして、タップしたまま、バッファ領域1101までドラッグ操作を行い、当該バッファ領域1101の任意の位置1213で指先を離してタップを解除する。これにより、図14(d)に示すように、プレビュー画像302D、プレビュー画像302Hがオブジェクト編集領域1200から一括して削除され、変更処理の対象から除外される。
例えば、紙サイズ等を変更する場合、オブジェクト編集領域1200に追加されている複数のプレビュー画像302に対して、同じ変更を行うことがある。この場合、プレビュー画像それぞれに対して個別に変更を行うことに比べて、一括して変更を行う方が効率的である。そこで、図15を用いて、オブジェクト編集領域1200に追加されているプレビュー画像302を複数個まとめて選択し、選択されたプレビュー画像302に対して一括して紙サイズ等の変更を行う際の操作例について説明する。
図15(a)に示すように、オブジェクト編集領域1200には、既にプレビュー画像302Dとプレビュー画像302Hが追加されているものとする。ユーザは、図15(b)に示すように、指先1301で全選択タブ1201をタッチする。全選択タブ1201がタッチされると、図15(c)に示すように、オブジェクト編集領域1200に追加されているプレビュー画像302D、プレビュー画像302Hが選択された状態になる。図15(c)では、プレビュー画像302D、プレビュー画像302Hの外周を太線で表し、それぞれが選択された状態にあることを表している。なお、図示しないが、再び全選択タブ1201がタッチされた場合、選択された状態が解除されるように構成することもできる。
オブジェクト編集領域1200に追加されているプレビュー画像302を、1つずつ個別に選択する際の操作例について、図15(d)から図15(g)を用いて説明する。
ユーザは、図15(d)に示すように、プレビュー画像302D上の任意の位置1302を指先でタッチする。これにより、図15(e)に示すように、プレビュー画像302Dが選択された状態になる。ユーザは、また、図13(e)に示すように、プレビュー画像302H上の任意の位置1303を指先でタッチする。これにより、図15(f)に示すように、プレビュー画像302Dに加えて、プレビュー画像302Hも選択された状態になる。ユーザは、図15(f)に示すように、既に選択されているプレビュー画像302H上の任意の位置1303を、再び指先でタッチする。この場合には、図15(g)に示すように、プレビュー画像302Hが選択された状態が解除される。
[選択されたプレビュー画像の紙サイズ等の変更]
図16を用いて、オブジェクト編集領域1200に追加されているプレビュー画像302の紙サイズ等を変更する操作について説明する。紙サイズ等を変更する操作は、2つの開始点の位置情報、並びに、ピンチ操作の種類に応じたものであり、第1実施形態において既に説明した内容と同じ操作である。なお、第1実施形態の操作と異なる点は、ピンチ操作がオブジェクト編集領域1200において行われるという点である。
オブジェクト編集領域1200に追加されているプレビュー画像302に対して、個別に紙サイズ等を変更する際の操作例について、図16(a)から図16(d)を用いて説明する。
図16(a)に示すように、オブジェクト編集領域1200には、既にプレビュー画像302Dとプレビュー画像302Hが追加されているものとする。ユーザは、図16(b)に示すような、プレビュー画像302Hの外周の右上端と左下端に相当する位置を2つの開始点とするピンチ操作1410を実行する。ピンチ操作1410は、2つの開始点を矢印で示す方向に離間させるピンチアウト操作である。そのため、図16(c)に示すように、プレビュー画像302Hの画像サイズが拡大されると共に、これに合わせて紙サイズがA4サイズからA3サイズへ変更される。
図16(d)は、オブジェクト編集領域1200において紙サイズ等の変更が終了し、プレビュー表示画面301上からオブジェクト編集領域1200が閉じられた状態を示している。オブジェクト編集領域1200を閉じる制御は、例えばタッチスクリーンディスプレイ201上の完了ボタン(不図示)のタッチ検知等を契機に実行される。
プレビュー画像302Dについては、紙サイズ等が変更されずに処理が終了している。そのため、図16(d)に示すように、オブジェクト表示領域303に表示されたプレビュー画像302Dは、A4サイズのままである。プレビュー画像302Hは、オブジェクト表示領域303には表示されていないが、画像サイズが拡大されると共に、これに合わせて紙サイズがA4サイズからA3サイズへ変更されている。また、プレビュー画像302Dとプレビュー画像302Hに対しては、既に紙サイズ等の変更が完了している。そのため、アイコン1150Dとアイコン1150Hは、バッファ領域1101から削除される。
オブジェクト編集領域1200に追加されているプレビュー画像302に対して、一括して紙サイズ等を変更する際の操作例について、図16(e)から図16(h)を用いて説明する。
図16(e)に示すように、オブジェクト編集領域1200には、既にプレビュー画像302Dとプレビュー画像302Hが追加されており、さらに、プレビュー画像302Dとプレビュー画像302Hは、共に変更処理の対象として選択された状態であるとする。
ユーザは、図16(f)に示すような、プレビュー画像302Hの外周の右上端と左下端に相当する位置を2つの開始点とするピンチ操作1411を実行する。ピンチ操作1411は、2つの開始点を矢印で示す方向に離間させるピンチアウト操作である。そのため、図16(g)に示すように、プレビュー画像302Hの画像サイズが拡大されると共に、これに合わせて紙サイズがA4サイズからA3サイズへ変更される。その際、共に変更処理の対象として選択されているプレビュー画像302Dにおいても、画像サイズが拡大されると共に、これに合わせて紙サイズがA4サイズからA3サイズへ変更される。
このように、予め複数のプレビュー画像302が選択されている状態で、その中の1つのプレビュー画像302に対してピンチ操作を行うことにより、選択されている他のプレビュー画像302に対しても同じ効果を及ぼすことができる。
図16(h)は、オブジェクト編集領域1200における紙サイズ等の変更が終了し、オブジェクト編集領域1200が閉じられた状態を示している。図16(h)に示すように、プレビュー画像302D、プレビュー画像302Hのそれぞれは、画像サイズが拡大されると共に、これに合わせて紙サイズがA4サイズからA3サイズへ変更されている。また、プレビュー画像302Dとプレビュー画像302Hに対しては、既に紙サイズ等の変更が完了している。そのため、アイコン1150Dとアイコン1150Hは、バッファ領域1101から削除される。
[プレビュー画像の紙サイズ等の変更処理の動作シーケンス]
本実施形態におけるプレビュー画像の画像サイズ及び、紙サイズの変更処理の動作シーケンスについて、図17、図18のフローチャートを用いて説明する。なお、図17、図18に示すフローは、操作制御部105のCPUによって実行される制御フローである。図17を用いて全体動作を説明し、図18を用いて、オブジェクト編集領域1200に追加されているプレビュー画像302に対する紙サイズ等の変更処理に関する制御フローについて説明する。なお、図17に示すステップS501、S502、S509からS515の各処理の説明は、第1実施形態の図5におけるステップS101、S102、S103S109の各処理の説明と重複するため、これらの説明は割愛する。
操作制御部105は、ステップS502の処理で検知した操作が、紙サイズ等を変更する予定のプレビュー画像302を候補として選択する操作であるか否かを判別する(S503)。候補として選択(もしくは、選択解除)する操作(例えば、図11(b)に示すドラッグ操作)であると判別した場合(S503:YES)、ステップS504の処理へ遷移する。操作制御部105は、ステップS503の処理で候補として選択されたプレビュー画像302に対応するアイコン(1150)をバッファ領域1100に格納(もしくは、削除)し、バッファ領域1100の表示を更新する(S504)。これにより、処理を完了すると、ステップS502に遷移する。
操作制御部105は、プレビュー画像302を候補として選択する操作ではないと判別した場合(S503:NO)、オブジェクト編集領域1200を表示する操作(例えば、図13(a))であるか否かを判別する(S505)。オブジェクト編集領域1200を表示する操作であると判別した場合(S505:YES)、オブジェクト編集領域1200を表示し、バッファ領域1100に格納されているアイコン(1150)の編集処理を行う(S506)。ステップS506の処理の詳細については、図16のフロー図を用いて後述する。
操作制御部105は、オブジェクト編集領域1200を閉じる操作を検知したか否かを判別する(S507)。オブジェクト編集領域1200を閉じる操作を検知した場合(S507:YES)、ステップS508の処理へ遷移する。また、そうでなければ(S507:NO)、ステップS506の処理へ戻る。
操作制御部105は、オブジェクト編集領域1200において紙サイズ等が変更されたプレビュー画像302の更新処理を行い、更新後のプレビュー画像302をオブジェクト表示領域303に表示する(S508)。また、ステップS507の処理で編集されたプレビュー画像302に対応するアイコン(1150)を、バッファ領域1100から削除する。ステップS508の処理が終了すると、ステップS502の処理に戻る。
図18は、図17に示すステップS506の処理の詳細を示すフローチャートである。図18に示す各処理は、図17に示すステップS505においてオブジェクト編集領域1200を表示する操作が行われた場合を契機に開始し、オブジェクト編集領域1200を閉じる操作が検知されるまでの動作フローである。
また、図18に示すステップS605からステップS611の各処理の説明は、第1実施形態の図5に示すステップS103からステップS109の各処理の説明と重複するため、これらの説明は割愛する。なお、本実施形態においては、ユーザからの操作をオブジェクト編集領域1200において検知し、検知結果に応じた処理が行われる。また、第1実施形態と異なる点は、ステップS603、S604の処理において、複数のプレビュー画像302を選択することができる。例えば、図15(b)、(d)、(e)、(f)に示す操作である。そのため、ステップS608の処理では、複数のプレビュー画像に対して一括して処理を行える点で、第1実施形態の場合とは異なる。
操作制御部105は、オブジェクト編集領域1200を表示する操作の検知(S505:図17)を契機に、オブジェクト編集領域1200を表示する(S601)。操作制御部105は、ユーザからの操作を、タッチスクリーン101の座標情報として検知する(ステップS602)。
操作制御部105は、ステップS602の処理で検知した操作が、オブジェクト、つまり、紙サイズ等を変更するプレビュー画像302を選択(もしくは、選択解除)する操作であるか否かを判断する(S603)。具体的には、例えば図13(c)、(d)、(f)、図14(a)、(j)に示すドラッグ操作、及び、図15(b)、(d)、(e)、(f)に示す操作などである。紙サイズ等を変更するプレビュー画像302を選択(もしくは、選択解除)する操作であると判別した場合(S603:YES)、ステップS604の処理に遷移する。そして、オブジェクト編集領域1200へのプレビュー画像302の追加もしくは削除、及び、複数選択処理(例えば、図15(b)、(c))等のオブジェクト管理処理を行う(S604)。ステップS604の処理が完了すると、ステップS602の処理に戻る。
操作制御部105は、オブジェクトを選択(もしくは、選択解除)する操作ではないと判別した場合(S603:NO)、ステップS605に遷移する。
操作制御部105は、ステップS604の処理で複数のプレビュー画像302が選択されている場合には、選択された全てのプレビュー画像302に対して、紙サイズ等を変更する処理(例えば、図16(f)、(g))を行う(S608)。
操作制御部105は、オブジェクト編集領域1200におけるプレビュー画像302の編集を終了すると判別した場合(S611:YES)、オブジェクト編集領域1200を閉じる(S612)。
このように、本実施形態の操作端末100は、紙サイズ等を変更するプレビュー画像302を候補として予め選択し、後に一括して紙サイズ等の変更を行うことができる。これにより、ユーザの利便性をさらに向上することができる。
なお、これまでに説明した第1実施形態から第4実施形態では、複数ページで構成される冊子などをMFP部120のスキャナ部118で読み取り、読み取って得た画像データに基づくプレビュー画像302それぞれに対して、各処理を行う場合を例に説明した。この他、例えばMFP部120に備わる図示しない大容量メモリに格納された画像データに対して、これまでに説明した各処理を行うこともできることは言うまでもない。
上記説明した実施形態は、本発明をより具体的に説明するためのものであり、本発明の範囲が、これらの例に限定されるものではない。
10・・・画像形成装置、100・・・操作端末、101・・・タッチスクリーン、102・・・液晶ディスプレイ、121・・・無線通信回線、120・・・MFP部、200、1301・・・指先、201・・・タッチスクリーンディスプレイ、301・・・プレビュー表示画面、302・・・プレビュー画像、303・・・オブジェクト表示領域、304、1107・・・スクロール操作、401、402、403、404、710、711、910、1410、1411・・・ピンチ操作、700・・・オブジェクトサイズ変更選択画面、900・・・アラート画面、1200・・・オブジェクト編集領域画面。

Claims (18)

  1. 画像を記録材に記録する画像形成装置と通信可能な操作装置において、
    複数の前記画像を表示する表示手段と、
    マルチタッチ操作を受け付ける入力手段と、
    前記入力手段により受け付けられたマルチタッチ操作の内容が、前記表示手段に表示された前記画像のうち特定の画像に対するサイズ変更要求であるか否かを判別する判別手段と、
    前記サイズ変更要求の内容に応じて、前記特定の画像のサイズ変更を行う画像サイズ変更手段と、
    前記サイズ変更された画像が記録される記録材のサイズを、当該画像のサイズに応じて変更する記録材サイズ変更手段と、を有することを特徴とする、
    操作装置。
  2. 前記判別手段は、前記特定の画像に対するマルチタッチ操作の内容が、当該画像のサイズを変えずに、当該画像が記録される記録材のサイズのみ変更するサイズ変更要求であるか否かを判別するものであり、
    前記画像サイズ変更手段は、前記サイズ変更要求が前記記録材のサイズのみ変更するものである場合、これに応じた内容で前記特定の画像のサイズ変更を行うことを特徴とする、
    請求項1に記載の操作装置。
  3. 前記判別手段は、前記特定の画像に対するマルチタッチ操作の内容が、当該画像が記録される記録材のサイズは変えずに、当該画像のサイズのみ変更するサイズ変更要求であるか否かを判別するものであり、
    前記画像サイズ変更手段は、前記サイズ変更要求が前記画像のサイズのみ変更するものである場合には、これに応じた内容で前記特定の画像のサイズ変更を行うことを特徴とする、
    請求項1に記載の操作装置。
  4. 前記画像サイズ変更手段は、前記マルチタッチ操作の内容が前記特定のプレビュー画像に対するサイズ変更要求ではないと前記判別手段により判別された場合、前記表示手段に表示された画像それぞれを、当該表示手段に対して相対的に拡大又は縮小して表示することを特徴とする、
    請求項1、2又は3に記載の操作装置。
  5. 前記サイズ変更要求の内容を選択可能に表した画面を、所定のマルチタッチ操作の受け付けを契機に前記表示手段に表示する制御手段をさらに有しており、
    前記判別手段は、前記特定の画像に対して前記所定のマルチタッチ操作が行われた場合、前記画面を介して選択されたサイズ変更要求は当該特定の画像に対するものと判別するものであり、
    前記画像サイズ変更手段は、前記選択されたサイズ変更要求の内容に応じて、前記特定の画像のサイズ変更を行うことを特徴とする、
    請求項1乃至4いずれかの項に記載の操作装置。
  6. 前記画像形成装置において記録可能な記録材サイズを確認する確認手段をさらに有しており、
    前記制御手段は、前記サイズ変更要求に応じて変更された変更後の記録材のサイズが 前記確認された前記記録材のサイズに含まれていない場合には、当該変更後の記録材のサイズでは記録できない旨を通知することを特徴とする、
    請求項5に記載の操作装置。
  7. 画像を記録材に記録する画像形成装置と通信可能な操作装置において、
    複数の前記画像を、複数の領域に分割された中の一の領域に表示する表示手段と、
    マルチタッチ操作を受け付ける入力手段と、
    前記一の領域に表示された前記画像の中から選択された画像を前記表示手段の他の一の領域にサイズ変更候補として格納する候補管理手段と、
    前記入力手段により受け付けられたマルチタッチ操作の内容が、前記サイズ変更候補に対するサイズ変更要求であるか否かを判別する判別手段と、
    前記サイズ変更要求の内容に応じて、前記サイズ変更候補に対応する画像のサイズ変更を行う画像サイズ変更手段と、
    前記サイズ変更された画像が記録される記録材のサイズを、当該画像のサイズに応じて変更する記録材サイズ変更手段と、を有することを特徴とする、
    操作装置。
  8. 前記他の一の領域に格納されたサイズ変更候補の中から、特定のサイズ変更候補を選択する候補選択手段をさらに有しており、
    前記画像サイズ変更手段は、前記候補選択手段により選択された前記特定のサイズ変更候補に対応する画像のサイズ変更を行うことを特徴とする、
    請求項7に記載の操作装置。
  9. 前記画像サイズ変更手段は、前記候補選択手段により複数選択された前記特定のサイズ変更候補に対応するそれぞれの画像に対して、一括して前記サイズ変更要求の内容に応じたサイズ変更を行うことを特徴とする、
    請求項8に記載の操作装置。
  10. 前記候補管理手段は、前記サイズ変更候補を前記他の一の領域に格納する際に、当該サイズ変更候補に対応する画像の記録材のサイズ別に当該他の一の領域を分割して、分割後の各領域それぞれに格納することを特徴とする、
    請求項7、8、又は、9に記載の操作装置。
  11. 複数の画像を表示する表示手段と、
    マルチタッチ操作を受け付ける入力手段と、
    前記入力手段により受け付けられたマルチタッチ操作の内容が、前記表示手段に表示された前記画像のうち特定の画像に対するサイズ変更要求であるか否かを判別する判別手段と、
    前記サイズ変更要求の内容に応じて、前記特定の画像のサイズ変更を行う画像サイズ変更手段と、
    前記サイズ変更された画像が記録される記録材のサイズを、当該画像のサイズに応じて変更する記録材サイズ変更手段と、を有することを特徴とする、
    画像形成装置。
  12. 複数の前記画像を、複数の領域に分割された中の一の領域に表示する表示手段と、
    マルチタッチ操作を受け付ける入力手段と、
    前記一の領域に表示された前記画像の中から選択された画像を前記表示手段の他の一の領域にサイズ変更候補として格納する候補管理手段と、
    前記入力手段により受け付けられたマルチタッチ操作の内容が、前記サイズ変更候補に対するサイズ変更要求であるか否かを判別する判別手段と、
    前記サイズ変更要求の内容に応じて、前記サイズ変更候補に対応する画像のサイズ変更を行う画像サイズ変更手段と、
    前記サイズ変更された画像が記録される記録材のサイズを、当該画像のサイズに応じて変更する記録材サイズ変更手段と、を有することを特徴とする、
    画像形成装置。
  13. 画像を記録材に記録する画像形成装置と通信可能な操作装置の制御方法であって、
    前記操作装置の表示手段が複数の前記画像を表示する工程と、
    前記操作装置の入力手段がマルチタッチ操作を受け付ける工程と、
    前記入力手段により受け付けられたマルチタッチ操作の内容が、前記表示手段に表示された前記画像のうち特定の画像に対するサイズ変更要求であるか否かを判別する工程と、
    前記サイズ変更要求の内容に応じて、前記特定の画像のサイズ変更を行う工程と、
    前記サイズ変更された画像が記録される記録材のサイズを、当該画像のサイズに応じて変更する工程と、を有することを特徴とする、
    操作装置の制御方法。
  14. 画像を記録材に記録する画像形成装置と通信可能な操作装置の制御方法であって、
    前記操作装置の表示手段が複数の前記画像を、複数の領域に分割された中の一の領域に表示する工程と、
    前記操作装置の入力手段がマルチタッチ操作を受け付ける工程と、
    前記一の領域に表示された前記画像の中から選択された画像を前記表示手段の他の一の領域にサイズ変更候補として格納する工程と、
    前記入力手段により受け付けられたマルチタッチ操作の内容が、前記サイズ変更候補に対するサイズ変更要求であるか否かを判別する工程と、
    前記サイズ変更要求の内容に応じて、前記サイズ変更候補に対応する画像のサイズ変更を行う工程と、
    前記サイズ変更された画像が記録される記録材のサイズを、当該画像のサイズに応じて変更する工程と、を有することを特徴とする、
    操作装置の制御方法。
  15. 画像を記録材に記録する画像形成装置と通信可能なコンピュータを操作装置として動作させるためのコンピュータプログラムであって、
    前記コンピュータを、
    複数の前記画像を表示する表示手段、
    マルチタッチ操作を受け付ける入力手段、
    前記入力手段により受け付けられたマルチタッチ操作の内容が、前記表示手段に表示された前記画像のうち特定の画像に対するサイズ変更要求であるか否かを判別する判別手段、
    前記サイズ変更要求の内容に応じて、前記特定の画像のサイズ変更を行う画像サイズ変更手段、
    前記サイズ変更された画像が記録される記録材のサイズを、当該画像のサイズに応じて変更する記録材サイズ変更手段、として機能させることを特徴とする、
    コンピュータプログラム。
  16. 請求項15に記載のコンピュータプログラムをコンピュータで読み取り可能に記録した記録媒体。
  17. 画像を記録材に記録する画像形成装置と通信可能なコンピュータを操作装置として機能させるコンピュータプログラムであって、
    前記コンピュータを、
    複数の前記画像を、複数の領域に分割された中の一の領域に表示する表示手段、
    マルチタッチ操作を受け付ける入力手段、
    前記一の領域に表示された前記画像の中から選択された画像を前記表示手段の他の一の領域にサイズ変更候補として格納する候補管理手段、
    前記入力手段により受け付けられたマルチタッチ操作の内容が、前記サイズ変更候補に対するサイズ変更要求であるか否かを判別する判別手段、
    前記サイズ変更要求の内容に応じて、前記サイズ変更候補に対応する画像のサイズ変更を行う画像サイズ変更手段、
    前記サイズ変更された画像が記録される記録材のサイズを、当該画像のサイズに応じて変更する記録材サイズ変更手段、として機能させることを特徴とする、
    コンピュータプログラム。
  18. 請求項17に記載のコンピュータプログラムをコンピュータで読み取り可能に記録した記録媒体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP7489881B2 (ja) 2020-09-28 2024-05-24 キヤノンメディカルシステムズ株式会社 画像処理装置及びプログラム

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