JP2015011429A - 表示システムおよび表示プログラム - Google Patents

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洋樹 棟朝
謙二 秋友
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謙二 秋友
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Abstract

【課題】
データ表示された状態で目隠しウィンドウを表示し、指定した位置に透過窓を開けることで背後の表示データを簡単に参照することができる表示システムおよび表示プログラムを提供する。
【解決手段】
表示システム10に、データ表示された状態で透過機能アイコン22がタッチ操作された時、目隠しウィンドウが記憶部13から読み出されて表示される。目隠しウィンドウの任意の位置がタッチされた場合、タッチ位置を中心に予め定められた大きさの透過窓が開く。
【選択図】図10

Description

本発明は、背後に隠されている表示データを簡単に参照することが可能な大型の表示装置に好適に実施可能とした表示システムおよび表示プログラムに関する。
近年、画像を表示するための大型の表示装置を備え、画面に対してタッチ操作を行うことで、該タッチ操作に応じて点や線などの図形を画面に描画することを可能とした電子黒板などの表示システムが普及しつつある。
電子黒板などの表示システムでは、画面に任意の表示データを表示させ、画面の任意の個所に文字等を随時記入できるようにもなっている。
例えば、特許文献1には、ディスプレイ画面上で重なりあった上のウィンドウに穴をあけ、複数枚下のウィンドウの内容をオペレータが見ることを可能にする技術が記載されている。
また、特許文献2には、ウィンドウの前後関係、および、配置を損なうことなく、背後に隠されているウィンドウを簡単に参照・操作できるように構成されている技術が記載されている。
特開昭62−99788号 特開2004−178038号
特許文献1に記載のような従来の表示システムでは、重なり合ったウィンドウのうち上のウィンドウの任意の位置の2点を操作者が指定することで上のウィンドウにあたかも穴があいたようになり、下のウィンドウの表示データの一部が見えるようにはなるが、操作者は位置指定のために2点を指定する必要がある。また、穴のあいた部分を移動することについては何等配慮されていないという課題がある。
また、特許文献2には、ユーザの操作により、透過窓を自由な大きさで生成し固定すること。透過窓の生成後に透過窓の位置を自由に変更すること。また、透過窓の大きさを自由に変更できることが可能ではあるが、ユーザが透過窓を移動させる場合、マウスで透過窓の境界にポインタを合わせてマウスの左クリックをすることで透過窓を移動させる必要があり、大型のタッチパネル付きの表示装置に特許文献2を採用した場合においては、ユーザがわざわざ透過窓の境界を指定しないと透過窓の移動操作が行えないという課題があった。
本発明は、このような課題を解決するためのものであり、ユーザの画面に対するタッチ操作に基づいて透過窓を生成し、かつ、透過窓の移動を容易に行うことができる表示システムおよび表示プログラムを提供することを目的とする。
本発明は、画面に対するタッチ操作が行われたときに、各タッチ操作に応じた動作を行う表示システムにおいて、
画面に画像を表示する表示部と、
前記画面に対するタッチ操作が行われた位置を示す情報である位置情報を検出するタッチ検出部とを備え、
前記表示部に表示された画像を隠すための目隠しウィンドウを表示し、
前記目隠しウィンドウが表示された状態で画面にタッチすることで前記タッチ検出部がタッチ位置を検出し、前記タッチ位置に透過窓を生成する制御部と、を含むことを特徴とする表示システムである。
また、本発明は、前記制御部は、
前記表示部に前記透過窓が生成された状態で前記目隠しウィンドウが表示された画面にタッチした場合、当該タッチ位置が前記透過窓の領域か否かを判断し、領域外の場合にタッチ位置の移動を検出し、当該タッチ位置の移動する方向に前記透過窓を移動する制御を含むことを特徴とする。
また、本発明は、前記制御部は、
前記表示部に前記透過窓が生成された状態で前記目隠しウィンドウが表示された画面にタッチした場合、当該タッチ位置が前記透過窓の窓枠部か否かを判断し、窓枠部の場合にタッチ位置の移動量を検出し、当該タッチ位置の移動する量に応じて前記透過窓サイズを変更する制御を含むことを特徴とする。
また、本発明は、前記制御部は、
前記表示部に前記透過窓が生成された状態で前記目隠しウィンドウが表示された画面にタッチした場合、当該タッチ位置が前記透過窓の領域か否かを判断し、領域内の場合にタッチ位置の移動を検出し、当該タッチ位置の移動に応じて線を描画する制御を含むことを特徴とする。
また、本発明は、タッチ検出部および表示部を備えるコンピュータを、表示システムとして機能させることを特徴とする表示プログラムである。
本発明によれば、表示システムにおいて画像が表示された状態で目隠しウィンドウを表示させ、目隠しウィンドウへのタッチ操作を行うことで、ユーザの指定する任意の位置に透過窓を容易に生成することができる。学校教育の現場において、画面の一部のみを生徒に見せることが可能となり、発想能力を高めるための効果的な学習が可能となる。
また、本発明によれば、ユーザによる画面へのタッチ位置が透過窓の領域か否かを判断し、領域外の場合にタッチ位置の移動を検出し、タッチ位置の移動する方向に透過窓を移動させる制御を可能としたことで、大型の表示装置の場合、ユーザが直接透過窓を操作することなく、画面の任意の場所のタッチ操作によって透過窓の移動が行えるようにしたことで、より効果的な学習が可能となる。
また、本発明によれば、ユーザによる画面へのタッチ位置が透過窓の窓枠部か否かを判断し、窓枠部の場合にタッチ位置の移動を検出し、タッチ位置の移動する移動量に応じて透過窓サイズを変更させる制御を可能としたことで、効果的な学習が可能となる。
また、本発明によれば、ユーザによる画面へのタッチ位置が透過窓の領域か否かを判断し、領域内の場合にタッチ位置の移動を検出し、タッチ位置の移動に応じて線を描画する制御が行えるようにしたことで、より効果的な学習が可能となる。
また、本発明によれば、タッチ検出部および表示部を備えるコンピュータを、前記表示システムとして機能させることができる。
表示システム10の外観を示す模式図である。 表示システム10の構成を示すブロック図である。 表示システムの処理を示すフローチャートである。 透過窓を開く処理を示すフローチャートである。 透過窓27の移動処理を示すフローチャートである。 透過窓27のサイズ変更処理を示すフローチャートである。 表示システムにおいて電子黒板プログラムが動作している状態を示す図である。 表示画面に目隠しウィンドウ26が表示された状態を示す図である。 目隠しウィンドウ26の任意の位置をタッチした状態を示す図である。 目隠しウィンドウ26に透過窓27を開けた状態を示す図である。 透過窓27を移動させるための操作を示す図である。 透過窓27が移動した状態を示す図である。 透過窓27を拡大させるための操作を示す図である。 透過窓27が拡大した状態を示す図である。 透過窓27の内側に書き込みを行った状態を示す図である。
以下に、本発明に係る表示システム10について説明する。図1は、表示システム10の外観を示す模式図である。表示システム10は、たとえば、縦100cm、横150cm程度の略矩形状の表示部11を有する電子黒板であり、表示部11は、ユーザによる指やタッチペンによる操作を検出する後述のタッチ検出機能も有する。
ここで、タッチ操作とは、表示システム10の画面への押圧が開始されてから押圧が終了されるまでの操作である。たとえば、ユーザが、指やタッチペンなどで画面を押圧して動作させたい機能を選択したり、文字や図形等を描画したりする一連の操作を意味する。
図2は、表示システム10の構成を示すブロック図である。表示システム10は、表示部11と、タッチ検出部12と、記憶部13と、制御部14とを備える。
表示部11は、たとえば、液晶ディスプレイ、EL(Electro Luminescence)ディスプ
レイ、プラズマディスプレイなどであり、画面に画像を表示する。なお、表示部11が、スクリーンを画面とし、該画面に画像を投影するプロジェクタであってもよい。
タッチ検出部12は、投影型静電容量方式タッチパネル、抵抗膜方式タッチパネル、赤外線遮断検出方式タッチパネルなどから構成され、タッチ操作が行われると、画面に対するタッチ操作が行われた位置を示す情報、すなわちタッチ操作により押圧された箇所を示す情報を取得する。タッチ検出部12が取得した位置情報は、制御部14に入力される。尚、タッチ操作により押圧される箇所はタッチペンやユーザの指の大きさの連続する領域となるので、位置情報は該領域を示す情報として取得されるが、制御部14は、入力された位置情報から、該領域の代表位置を示す情報、たとえば図心位置を示す情報を算出可能である。以下では、特に断らない限り、位置情報は押圧箇所の代表位置を示す情報であるとする。また、表示システム10において、タッチ検出部12は、離間した2つ以上の領域が押圧されるときに、それぞれの領域に対応する位置情報も取得可能である。尚、この場合、いわゆるマルチタッチ操作が可能な静電容量方式タッチパネルとなる。
記憶部13は、DDR SDRAM(Double Data Rate Synchronous Dynamic Random Access Memory)などの揮発性メモリ、および、フラッシュROM(Read Only Memory)、EEPROM(登録商標)、HDD(Hard Disk Drive)などの不揮発性メモリから構成され、表示システム10を制御するためのプログラムや表示されるデータが記憶されている。
制御部14は、CPU(Central Processing Unit)などの制御演算回路であり、表示部11およびタッチ検出部12を制御する。
図3乃至図6は、表示システム10の動作を示すフローチャートであり、記憶部13に記憶されたアプリケーションプログラム、および、画像データが、制御部14によって制御される。図7乃至図15は表示システム10の表示画面の一例を示す図である。尚、これらはあくまでも一例であり、本発明の実施においては様々な変形実施が可能であることは言うまでもない。
図7乃至図10は第1の実施の形態を示す図であり、図3にその具体的動作を示す。まず、図3のステップS1において、表示システム10の図示しない電源投入ボタンを押下することで電源を投入し、電子黒板プログラムを起動し、さらに、記憶部13に記憶されている画像データを読み出す。この時の表示部11の表示状態を示す図が図7である。
図7において、「SHARP」という文字が表示部11のホワイトボード領域20(1点鎖線に囲まれた領域)に表示されており、電子黒板プログラムの動作に伴う複数の電子黒板アイコン21が表示される。尚、ホワイトボード領域20に表示されるデータは文字や数字のテキストデータ、写真等のイメージデータ等どのようなデータであっても構わない。この表示状態において、指24、または、操作ペン25によりタッチ操作が行われ、そのタッチ操作は、タッチ検出部12によって検出される。尚、複数の電子黒板アイコン21中の22は透過機能アイコンであり、23は電子黒板プログラムを終了させるための終了アイコンである。その他のアイコンは、ペンの色を変更したり、データの保存を指示したりするためのアイコンであり、本発明とは直接関係しないため説明を省略する。
ステップS2では、図7において、指24、または、操作ペン25で表示部11にタッチされたかどうかを監視し、タッチ操作が検出された場合、ステップS3に進む。ステップS3では、タッチされた操作のタッチ検出位置に基づき、透過機能、ホワイトボード機能、または、その他の機能が選択されたかどうかを判別する。
ステップS3で透過機能が選択された場合ステップS4に進む。具体的には、図7の透過機能アイコン22がタッチされた場合となる。ステップS4で表示部11のホワイトボード領域20に後述する目隠しウィンドウが表示されているか否かを判断し、目隠しウィンドウが既に表示されている場合はステップS10に進んで目隠しウィンドウを消去し、ステップS2に戻る。目隠しウィンドウが表示されていないと判断した場合、ステップS5に進む。
ステップS5ではホワイトボード領域20に目隠しウィンドウを表示する。具体的には、記憶部13に記憶された目隠しウィンドウデータが読み出され、図8に示すように、既に表示されている表示データに目隠しウィンドウ26がホワイトボード領域20に重ねて表示され、この状態にあっては、表示されている「SHARP」の表示はもはや目視できない状態となる。尚、本実施例にあっては目隠しウィンドウ26をグレー一色のウィンドウとしたが、他の色のウィンドウでも構わない。
ステップS6では、目隠しウィンドウ26のいずれかの場所が指24等でタッチされたかどうかの検出を行い、Noの場合、検出待ちの状態が継続する。Yesの場合、ステップS7に進む。
ステップS7で、目隠しウィンドウ26のタッチされた位置の座標値を取得する。図9は目隠しウィンドウ26のほぼ中心の「+」の位置をタッチした状態を示す図であり、このタッチ位置の座標が「xc,yc」であることを示している。尚、説明上「+」を使用したが、実際の表示においては「+」の表示は行われなく、後述の説明においても同様である。
ステップS8で、取得したタッチ座標「xc,yc」を中心にして目隠しウィンドウ26に透過窓を開ける処理を行い、その後、ステップS2に戻る。
図4はステップS8の具体的な動作を示すサブルーチンであり、ステップS81で楕円オブジェクトの長軸値2aおよび短軸値2bを記憶部13から読み出し、ステップS82に進む。
ステップS82で、取得済みの座標値「xc,yc」、及び、読み出した長軸値2a、及び、短軸値2bの値を用いて楕円オブジェクトを生成し、ステップS83に進む。
ステップS83で、生成した楕円オブジェクトをホワイトボード20上に配置し、ステップS84に進む。
ステップS84で、楕円オブジェクト内部の各ドットの座標値と同一座標に存在する目隠しウィンドウオブジェクトの各ピクセルに対し、当該ピクセルの色属性を「透明」に変更し、ステップS85に進む。
ステップS85で、楕円領域内の目隠しウィンドウオブジェクトの全てのピクセルに対して、色属性を透明に変更処理が完了したかどうかを判断し、変更処理が完了していない場合はステップS84に戻り、変更処理が完了し、透明である場合はサブルーチンを終了して、ステップS2に戻る。
図10は目隠しウィンドウ26に透過窓27を開けた状態を示す図であり、透過窓27は、取得されたタッチ座標を中心として予め定められた大きさで作成され、この状態において、目隠しウィンドウ26の背面に表示されている画像の一部が視認可能となる。尚、透過窓27は本実施例において楕円形の形状としたが、正方形や長方形等の矩形でもよいし、遊び心を持たせた利用を図る上で星型等の形状でもよい。尚、透過窓27の形状選択は、電子黒板アイコン21に任意の透過窓形状を選択するためのアイコンを設けることで利用範囲は広がる。
次に、ステップS3でタッチされた操作のタッチ検出位置が複数の電子黒板アイコン21のアイコンであって22の透過機能アイコン、または、23の終了アイコン以外の電子黒板機能アイコンであった場合、ステップS9に進みその機能を実行し、処理が終了すればステップS2に戻る。
ステップS3でタッチされた操作のタッチ検出位置がホワイトボード領域20上である場合は、ステップS11に進む。ステップS11では、目隠しウィンドウ26が表示されているか否かを判断する。目隠しウィンドウ26が表示されている場合は、ステップS12に進み、表示されていない場合はステップS16に進む。
ステップS12では、タッチされた位置の座標値「xt,yt」を取得し、ステップS13で、その座標値が透過窓の外側か、境界上か、あるいは、内側かが判断され、透過窓の外側であった場合、ステップS14に進む。
ステップS14は、タッチされた位置の座標値が透過窓の外側の時の処理であり、第2の実施の形態となる。具体的動作については図5を用いて説明し、図11、および、図12で実施の形態について説明を行う。
ステップS14で、タッチされた位置の座標値が透過窓の外側であった場合、図5のステップS17に進む。ステップS17では、タッチが継続されているか否かが判断され、継続している場合、ステップS18に進む。ステップS17で、タッチが継続されなかった場合、ステップS2に戻る。
ステップS18では、タッチ位置の座標の変化が検出され、変化後の座標値「xt2,yt2」が取得され、ステップS19に進む。
ステップS19では、座標値「xt2,yt2」が座標値「xt,yt」と比較され、同じであれば、ステップS17に戻り、異なる場合、即ち、タッチ位置が移動した場合、ステップS20に進む。この時の状態を示す図が図11となる。指24−1のタッチ位置が座標値「xt,yt」を示し、矢印方向の移動により指24−2のタッチ位置が座標値「xt2,yt2」であることを示している。
ステップS20では、座標値「xt,yt」と座標値「xt2,yt2」に基づきドラッグの移動量「m,n」が算出され、ステップS21に進む。
ステップS21では、透過窓27の中心の座標値「xc,yc」とドラッグの移動量「m,n」に基づき透過窓27の移動先となる透過窓の中心座標として「xc2,yc2」が算出され、ステップS22に進む。
ステップS22では、新たに算出された座標「xc2,yc2」を中心として透過窓が再描画され、ステップS17に戻る。尚、この時の状態を示す図が図12であり、透過窓27が元の場所から移動したことを示している。
以上の処理が示すように、本実施例では、透過窓以外のホワイトボード領域の何れの場所でも透過窓が自由に移動できる操作が行える。この機能を、学校教育の現場で利用した場合、操作者である教師がどの場所にいても透過窓の移動操作を行うことが可能となり、利便性の高い表示システムとなる。
次に、ステップS13で、座標値が透過窓の境界上であった場合、ステップS15に進む。
ステップS15は、タッチされた位置の座標値が透過窓の境界上であった場合の処理であり、第3の実施の形態となる。境界上とは透過窓の枠から外側乃至内側に予め定められる境界領域が定められており、その境界領域に対するタッチ操作があった場合のことを言う。具体的動作については図6を用いて説明し、図13、および、図14に基づき実施の形態について説明を行う。
図6のステップS23で、タッチが継続されているか否かが判断され、継続している場合、ステップS24に進む。ステップS23で、タッチが継続されなかった場合、ステップS2に戻る。
ステップS24では、タッチ位置の座標の変化が検出され、変化後の座標値「xt3,yt3」が取得され、ステップS25に進む。
ステップS25では、座標値「xt3,yt3」と座標値「xt,yt」とが比較され、同じであれば、ステップS23に戻り、異なる場合、即ち、タッチ位置が移動した場合、ステップS26に進む。この時の状態を示す図が図13となる。指24−3のタッチ位置が座標値「xt,yt」を示し、矢印方向の移動による指24−4のタッチ位置が座標値「xt3,yt3」であることを示している。
ステップS26で、座標値「xt3,yt3」が透過窓27の内側か外側かが判断され、判断結果が外側である場合はステップS27に進み、内側である場合はステップS28に進む。本実施例では、座標値「xt3,yt3」は透過窓27の外側である場合を示している。
ステップS27で、透過窓27のサイズを拡大処理を行い、ステップS23に戻る。この時の状態を示す図が図14であり、透過窓27が拡大したことを示している。尚、実施の形態の例示は省略するが、ステップS28では透過窓27を縮小する処理を行う。
以上の処理が示すように、透過窓の拡大と縮小が自由にできる操作が行える。この機能を、学校教育の現場で利用した場合、操作者である教師が透過窓のサイズを自由に操作することが可能となり、利便性の高い表示システムとなる。
次に、ステップS13で、座標値が透過窓の内側であった場合、ステップS16に進む。尚、ステップS11において目隠しウィンドウが表示されていない場合もステップS16に進む。
ステップS16は、タッチされた位置の座標値が透過窓の内側であった場合の処理であり、第4の実施の形態となる。具体的例については図15の通り、操作ペン25により透過窓27の内側に任意の書き込みが可能となる。尚、指による書き込みも可能となっている。
以上のように構成される表示システム10の記憶部13に記憶される表示プログラムは、タッチパネル部および表示部を備えるコンピュータを表示システム10として機能させるプログラムである。この表示プログラムは、従来公知の、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録できる。上記表示プログラムを記録媒体に記録することで、表示プログラムに基づく処理を実行するためのプログラムコード(実行形式プログラム、中間コードプログラム、ソースプログラムなど)を記録した記録媒体を持ち運び自在に提供することができる。
なお、記録媒体は、マイクロコンピュータが処理を行うためのメモリ、たとえばROM(Read Only Memory)のようなプログラムメディアであってもよいし、または、コンピュータが外部記憶装置として備えるプログラム読取装置に挿入することで読み取られるプログラムメディアであってもよい。
記録媒体に格納されているプログラムは、マイクロプロセッサが記録媒体にアクセスして実行する方式であってもよいし、または、マイクロプロセッサが記録媒体からプログラムコードを読み出し、読み出されたプログラムコードがマイクロコンピュータのプログラム記憶エリアにダウンロードされることで、そのプログラムが実行される方式であってもよい。このダウンロード用のプログラムは予め本体装置に格納されているものとする。
ここで、上記プログラムメディアは、本体と分離可能に構成される記録媒体であり、磁気テープ、カセットテープなどのテープ系、フレキシブルディスク、ハードディスクなどの磁気ディスク、CD−ROM(Compact Disc - Read Only Memory)、MO(Magneto Optical disc)、MD(Mini Disc)、DVD(Digital Versatile Disc)などの光ディスクのディスク系、ICカード(メモリカードを含む)、光カードなどのカード系、あるいはマスクROM、EPROM(Erasable Programmable Read Only Memory)、EEPROM(登録商標)、フラッシュROMなどによる半導体メモリを含めた固定的にプログラムコードを担持する媒体であってもよい。
また、コンピュータが、インターネットを含む通信ネットワークを接続可能なシステム構成であれば、記録媒体は、通信ネットワークからプログラムコードをダウンロードするように、流動的にプログラムコードを担持する媒体であってもよい。なお、このように通信ネットワークからプログラムをダウンロードする場合には、そのダウンロード用のプログラムは予め本体装置に格納しておくか、または他の記録媒体からインストールしておく。また、上記表示プログラムは、上記プログラムコードが電子的な伝送で具現化された、搬送波に埋め込まれたコンピュータデータ信号の形態でも実現され得る。
10 表示システム
11 表示部
12 タッチ検出部
13 記憶部
14 制御部
20 ホワイトボード領域
21 電子黒板アイコン
22 透過機能アイコン
24 指
25 操作ペン

Claims (5)

  1. 画面に対するタッチ操作が行われたときに、各タッチ操作に応じた動作を行う表示システムにおいて、
    画面に画像を表示する表示部と、
    前記画面に対するタッチ操作が行われた位置を示す情報である位置情報を検出するタッチ検出部とを備え、
    前記表示部に表示された画像を隠すための目隠しウィンドウを表示し、
    前記目隠しウィンドウが表示された状態で画面にタッチすることで前記タッチ検出部がタッチ位置を検出し、前記タッチ位置に透過窓を開く制御部と、を含むことを特徴とする表示システム。
  2. 前記制御部は、
    前記表示部に前記透過窓が生成された状態で前記目隠しウィンドウが表示された画面にタッチした場合、当該タッチ位置が前記透過窓の領域か否かを判断し、領域外の場合にタッチ位置の移動を検出し、当該タッチ位置の移動する方向に前記透過窓を移動する制御を含むことを特徴とする請求項1に記載の表示システム。
  3. 前記制御部は、
    前記表示部に前記透過窓が生成された状態で前記目隠しウィンドウが表示された画面にタッチした場合、当該タッチ位置が前記透過窓の窓枠部か否かを判断し、窓枠部の場合にタッチ位置の移動量を検出し、当該タッチ位置の移動する量に応じて前記透過窓サイズを変更する制御を含むことを特徴とする請求項1に記載の表示システム。
  4. 前記制御部は、
    前記表示部に前記透過窓が生成された状態で前記目隠しウィンドウが表示された画面にタッチした場合、当該タッチ位置が前記透過窓の領域か否かを判断し、領域内の場合にタッチ位置の移動を検出し、当該タッチ位置の移動に応じて線を描画する制御を含むことを特徴とする請求項1乃至3に記載の表示システム。
  5. タッチ検出部および表示部を備えるコンピュータを、請求項1に記載の表示システムとして機能させることを特徴とする表示プログラム。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2018061383A1 (ja) * 2016-09-28 2019-02-28 富士フイルム株式会社 3次元画像投影装置および方法並びに3次元画像投影制御プログラム

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