JP2015009514A - 台紙レスラベル発行装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡単な構造で、確実に、切断刃にオイルを塗布する操作を行わせることができる、台紙レスラベル発行装置を提供する。
【解決手段】一方の面に粘着層、他方の面に印字面を有する台紙レスラベル用紙を発行する発行部と、台紙レスラベル用紙を刃体により枚葉状に切断する切断手段と、刃体にオイルを塗布するオイル塗布手段と、を備えた台紙レスラベル発行装置であって、オイル塗布手段の作動を検出する検出手段と、切断手段による台紙レスラベル用紙を切断した回数をカウントして切断回数を記憶する計数記憶手段と、検出手段によりオイル塗布手段の作動を検出した場合、計数記憶手段による切断回数をリセットするリセット手段と、計数記憶手段による切断回数が所定値を超えた場合、切断手段による切断動作を禁止する処理を行う駆動制御手段と、を有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、台紙レスラベル発行装置に関する。
台紙レスラベルを切断刃で切断するラベル発行機において、台紙レスラベルの糊や切断時に発生する紙粉等がカッタの刃に付着することを防止するために、切断刃にオイル含浸体を押圧手段で接離自在に構成された台紙レスラベル発行装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2012−250718号公報
しかしながら、特許文献1に記載されている台紙レスラベル発行装置などでは、操作者が、所定回数ごとにオイルの塗布操作を行うことを要する。操作者がオイルを切断刃に塗布する操作を忘れていた場合、切断刃の糊や切りカスなどにより、切れ味が悪くなる場合がある。
台紙レスラベル発行装置に、例えば、電動で所定回数ごとにオイルの塗布を行う構造を設けた場合、複雑な構造となってしまう。
また、台紙レスラベル発行装置に、例えば、ラベルの切断毎にオイルを切断刃に塗布する構造を設けた場合、オイルの消耗が早い。
本発明は、上述した問題に鑑みてなされたもので、簡単な構造で、確実に、切断刃にオイルを塗布する操作を行わせることができる、台紙レスラベル発行装置を提供すること、などを目的とする。
本発明の台紙レスラベル発行装置は、一方の面に粘着層、他方の面に印字面を有する台紙レスラベル用紙を発行する発行部と、台紙レスラベル用紙を刃体により枚葉状に切断する切断手段と、前記刃体にオイルを塗布するオイル塗布手段と、を備えた台紙レスラベル発行装置であって、前記オイル塗布手段の作動を検出する検出手段と、前記切断手段による前記台紙レスラベル用紙を切断した回数をカウントして切断回数を記憶する計数記憶手段と、前記検出手段により前記オイル塗布手段の作動を検出した場合、前記計数記憶手段による前記切断回数をリセットするリセット手段と、前記計数記憶手段による切断回数が所定値を超えた場合、前記切断手段による切断動作を禁止する処理を行う駆動制御手段と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、簡単な構造で、確実に、切断刃にオイルを塗布する操作を行わせることができる、台紙レスラベル発行装置を提供することができる。
本発明の実施形態に係る台紙レスラベル発行装置の一例を示す概略図。 台紙レスラベル発行装置の電気的構成を示す図。 台紙レスラベル発行装置の動作の一例を示すフローチャート。 本発明の実施形態に係る台紙レスラベル発行装置の一例を示す概略斜視図。 台紙レスラベル発行装置の上カバー部を開いた様子を示す概略俯瞰図。 カートリッジ収容部が回動する動作を説明するための概略部分断面図。 オイルカートリッジとカッタの一例を示す図、(a)はオイルカートリッジがカッタの刃へオイルを塗布する際の動作の一例を示すが概略部分断面図、(b)はオイルカートリッジがカッタの刃へ当接してオイルを塗布する部分の一例を示す概略正面図。 オイル塗布リンク部と係合解除リンク部との関係を示した概略構成図。
本発明の実施形態に係る台紙レスラベル発行装置(印字装置)の一例を、図面を参照しながら説明する。
図1に示す台紙レスラベル発行装置100は卓上型のラベル発行装置である。
台紙レスラベル発行装置100は、ケース716内に、ロール紙収容部717が設けられ、そのロール紙収容部717にセットされる台紙レスラベルロール18のラベル用紙18’の繰り出し方向前方位置に、印字手段19(印字ヘッド19a,プラテンローラ19b)と、印字された台紙レスラベル用紙をせん断により所定長さに切断する一対の刃体からなる切断手段20(可動刃20a,固定刃20b)が配置され、ケース716の上面開口部にはカバー部21が上下回動可能に取り付けられている。本実施形態では、台紙レスラベル用紙18’は、一方の面に粘着層、他方の面に印字面を有する。
また、切断手段20より台紙レスラベル用紙の搬送方向上流側にはオイル含浸体22(オイル塗布手段)を取り付けた支持アーム23が回動可能に取り付けられている。支持アーム23には、押圧手段としてのオイル塗布操作子7(SS3)が設けられており、例えば、操作者等がオイル塗布操作子7(SS3)をオイル塗布方向へ操作した場合、オイル含浸体22が切断手段20(刃体)の可動刃20aに当接して、オイルを切断手段20(刃体)に塗布し、付勢手段による付勢力または操作者等によりオイル塗布操作子7がオイル塗布方向に対して逆方向に移動した場合、オイル塗布操作子7と切断手段20とが離間するように構成されている。支持アーム23の近傍には、オイル塗布手段の作動を検出する検出手段5(センサ)が設けられている。
なお、後述するように、操作子(不図示)を操作することで、カバー部21の開閉動に連係して、支持アーム23が回動するように構成されていてもよい。
詳細には、操作子を操作することで、カバー部21を開動させ、且つ、支持アーム23が回動し、オイル含浸体22を切断手段20(刃体)の可動刃20aに当接するように構成されている。そして、ロール紙収容部717に新しい台紙レスラベルロール18をセットしてカバー部21を閉じると、支持アーム23を切断手段20から離反する方向に移動させるように構成されている。
こうすることで、ロール紙収容部717にセットした1個の台紙レスラベルロール18を使い切り、新しいロール紙に交換するためにカバー部21を開動する操作子を操作することでケース716の上面が開放され、ロール紙収容部717にセットされた台紙レスラベルロール18の交換が可能となり、且つ、切断手段20の可動刃20aにオイルを塗布することができる。
よって、ロール紙を交換する度に切断手段20の可動刃20aにオイルを塗布することができる。つまり、一つのラベルロールを使い切るということは、刃体が一定の量の用紙を切断したことになり、その一定の量の切断毎に確実にオイルが刃体に塗布されるようになるので、オイルの使用量を抑えて、糊等が刃体に付くのを防止することができる。
<台紙レスラベル発行装置の電気的構成>
図2は、台紙レスラベル発行装置100の電気的構成を示す図である。
台紙レスラベル発行装置100は、制御部8、フラッシュメモリ9、RAM10、操作部11、表示部(報知手段)12、通信部13、印字制御部14、印字発行部15、カッタ駆動部16、検出手段5、カウンタ17、などを有する。
制御部8は、フラッシュメモリ9などに記憶されたプログラムを実行して、台紙レスラベル装置の各構成要素を統括して制御する。
フラッシュメモリ9は、制御プログラムや、制御用データ等を記憶する読み出し専用メモリである。
RAM10は、一時的にデータを呼び出して処理する為のワークエリアを有し、その中には、印字データをドットデータに展開するドット展開エリア、ラベルフォーマットファイルから1つのフォーマットデータを呼び出して記憶する呼出フォーマットエリア、商品データを呼び出して記憶する呼出商品エリア等がある。
また、本実施形態では、RAM10には、ラベル印字のフォーマットが設定されたラベルフォーマットファイル、ラベル印字用の各種商品データが設定された商品ファイル等が記憶されており、電源オフ時も商品ファイルやフォーマットファイルを保持するようにバッテリでバックアップされている。
操作部11は、台紙レスラベル装置の操作を行うための入力装置である。例えば、操作部11としては、表示部12と一体に構成されたタッチパネルを採用してもよい。
表示部12は、各種のメニュー画面やデータを表示するディスプレイである。詳細には、表示部12は、制御部8の制御により、台紙レスラベル装置に関する表示を行う。また、表示部12(報知手段)は、制御部8の制御により、カウンタ17(計数記憶手段)により計数される切断回数が所定値を超えた場合、刃体にオイルを塗布するように促す報知する処理、例えば、カッタオイル塗布メッセージを表示する処理を行う。
通信部13は、制御部8の制御により、ホストコンピュータとデータ通信を行う。
印字制御部14は、制御部8の制御により、印字発行部15の動作を制御する。
印字発行部15は、ロール紙装着部にセットされたラベルロール(ロール紙)からラベル用紙を引き出し、例えば、商品ファイルから選択した商品の商品情報を印字するように構成されている。印字発行部15は、詳細には、ラベルロールの台紙レスラベル用紙を、印字手段19を構成するサーマルヘッド(印字ヘッド)19aとステッピングモータで駆動されるプラテンローラ19bとの間で挟んで台紙レスラベル用紙を引き出すと共に、台紙レスラベル用紙の表面(感熱発色面)を加熱して印字する。なお、印字手段19は、インクを塗布することにより印字をおこなってもよい。
カッタ駆動部16は、制御部8の指令に基づいて、印字手段19より下流位置に配置された切断手段20であるカッタを駆動して、印字後の台紙レスラベル用紙18’を切断し、枚葉状の台紙レスラベル(用紙)を発行する。
検出手段5は、オイル塗布手段の作動を検出し、検出信号を制御部8に出力する。本実施形態では、検出手段5は、支持アーム23の近傍に設けられており、支持アーム23の回動状態を検出することで、オイル塗布手段の作動を検知する。
検出手段5は、例えば、スイッチ、光センサ、などで構成されている。
検出手段5は、例えば、支持アーム23が切断手段20側に近づくように回動するのに伴い、支持アーム23と連動してオイル塗布手段が回動して、オイル塗布手段により切断手段20の刃にオイルを塗布する位置(オイル塗布位置)に位置する場合にオン状態を示す信号を制御部に出力する。
また、検出手段5は、例えば、支持アーム23が待機位置に位置する場合、詳細には、支持アーム23に連動して回動可能なオイル塗布手段と、切断手段20の刃とが離れた状態の場合にオフ状態を示す信号を制御部に出力する。
カウンタ17(計数記憶手段)は、切断手段による台紙レスラベル用紙を切断した回数をカウントして切断回数を記憶する。この切断回数は、制御部8により参照される。
また、後述するように、検出手段5によりオイル塗布手段の作動を検出した場合、カウンタ17(計数記憶手段)による切断回数がリセットされる。
制御部8は、フラッシュメモリ9やRAM10などの記憶部に記憶されている制御プログラムを実行することにより、本発明に係る機能をコンピュータとしての台紙レスラベル発行装置に実現する。
本実施形態では、制御部8は、制御プログラムを実行することにより、リセット手段81と、駆動制御手段82と、などの機能を有する。
リセット手段81は、検出手段5によりオイル塗布手段の作動を検出した場合、カウンタ17(計数記憶手段)による切断回数をリセットする処理を行う。
駆動制御手段82は、カウンタ17による切断回数が所定値(例えば、150回〜200回程度)を超えた場合、切断手段による切断動作を禁止する処理を行う。
また、駆動制御手段82は、カウンタ17による切断回数が前記所定値を超えた場合、印字発行部15による発行動作を禁止する処理を行う。
また、リセット手段81により切断回数をリセットした場合、駆動制御手段82は、切断手段20により台紙レスラベル用紙の切断を行うように制御する。
また、リセット手段81により切断回数をリセットした場合、駆動制御手段82は、発行部(印字発行部15)によりラベル発行を行うように制御する。
<台紙レスラベル発行装置の動作の一例>
図3は、台紙レスラベル発行装置100の動作の一例を示すフローチャートである。図3を参照しながら、台紙レスラベル発行装置100の動作の一例を説明する。
ステップST11において、制御部8(CPU)は、例えば、ラベル発行指示があった場合、印字制御部14、印字発行部15によりラベル印字発行処理を行う。
また、制御部8は、印字ラベルをカットする処理を行う。詳細には、制御部8は、印字手段19より下流位置に配置された切断手段であるカッタ(刃体)を駆動して、印字後の台紙レスラベル用紙を切断し、枚葉状の台紙レスラベル(用紙)を発行する。
ステップST13において、カウンタ17は、切断手段による台紙レスラベル用紙を切断した回数をカウントして切断回数を記憶し、制御部8は、カウンタ17により記憶されている切断回数を取得する。
ステップST15において、制御部8は、検出手段5により、オイル含浸手段の作動が検出されたか否かを判断し、それを検出した場合に、ステップST17の処理に進み、それ以外の場合、ステップST19の処理に進む。
ステップST17において、制御部8のリセット手段81は、検出手段5によりオイル塗布手段の作動を検出した場合、カウンタ17による切断回数をリセットする処理を行い、ステップST11の処理に進む。
ステップST19において、制御部8は、切断回数が所定値(例えば、150〜200回程度)を超えているか否かを判断し、切断回数が所定値を超えていない場合、ステップST11の処理に進み、切断回数が所定値を超えている場合、ステップST21の処理に進む。
ステップST21において、制御部8の駆動制御手段82は、切断手段による切断動作を禁止する処理を行う。
ステップST23において、制御部8の駆動制御手段82は、発行部(印字発行部15)による発行動作を禁止する処理を行う。
ステップST25において、制御部8の駆動制御手段82は、表示部12(報知手段)により、刃体にオイルを塗布するように促す報知、例えば、カッタオイル塗布メッセージを表示する処理を行う。
以上、説明したように、本発明の実施形態に係る台紙レスラベル発行装置100は、一方の面に粘着層、他方の面に印字面を有する台紙レスラベル用紙を発行する印字発行部15(印字部)と、台紙レスラベル用紙を刃体により枚葉状に切断する切断手段20(可動刃20a,固定刃20b)と、刃体にオイルを塗布するオイル塗布手段と、を有する。
詳細には、台紙レスラベル発行装置100は、オイル塗布手段の作動を検出する検出手段と、切断手段による台紙レスラベル用紙を切断した回数をカウントして切断回数を記憶するカウンタ17(計数記憶手段)と、検出手段によりオイル塗布手段の作動を検出した場合、カウンタ17による切断回数をリセットするリセット手段81と、カウンタ17による切断回数が所定値を超えた場合、切断手段20(可動刃20a,固定刃20b)による切断動作を禁止する処理を行う駆動制御手段82と、を有する。
このように、駆動制御手段82により、カウンタ17による切断回数が所定値を超えた場合、切断手段20(可動刃20a,固定刃20b)による切断動作を禁止する処理を行うので、操作者により、切断刃にオイルを塗布する操作を確実に行わせることが可能な、簡単な構造の台紙レスラベル発行装置を提供することができる。
つまり、台紙レスラベル発行装置は、オイルを塗布させる動作を操作者に行わせない限り、切断動作を禁止することができる。
また、本発明の実施形態に係る台紙レスラベル発行装置100は、カウンタ17による切断回数が所定値を超えた場合、駆動制御手段82が印字発行部15(印字部)による発行動作を禁止する処理を行う。
このように、台紙レスラベル発行装置100は、カウンタ17による切断回数が所定値を超えた場合、ラベル発行動作を禁止する処理を行うので、より確実に、操作者にオイルを塗布する操作を促すことができる。
また、リセット手段81により切断回数をリセットした場合、駆動制御手段82は、切断禁止を解除し、ラベル発行動作の禁止を解除することで、切断手段20により台紙レスラベル用紙の切断を行うように制御し、発行部(印字発行部15)によりラベル発行を行うように制御する。
このように、簡単な構成により、切断回数がリセットされた場合に、台紙レスラベル用紙の切断、発行部(印字発行部15)によるラベル発行を容易に再開することができる。
また、本発明の実施形態に係る台紙レスラベル発行装置100は、オイル塗布手段が、刃体である切断手段20の可動刃20aなどと対向して配置されたオイル含浸体22と、刃体である切断手段20の可動刃20aの側面にオイル含浸体22を接離自在とする押圧手段7(SS3)と、を有する。
このため、操作者が押圧手段7(SS3)を操作することにより、簡便に刃体にオイルを塗布させることができる、台紙レスラベル発行装置100を提供可能である。
また、本発明の実施形態に係る台紙レスラベル発行装置100は、カウンタ17(計数記憶手段)による切断回数が所定値を超えた場合、刃体にオイルを塗布するように促す報知を行う報知手段(表示部12など)を有する。
このように、台紙レスラベル発行装置100は、カウンタ17による切断回数が所定値を超えた場合、報知手段(表示部12など)により確実に、操作者にオイルを塗布する操作を促すことができる。
なお、カバーのオープン動作とオイル塗布スイッチが連動し、カバーが開状態の場合、カウントをリセットするように制御を行ってもよい。
また、オイル塗布スイッチが操作された場合、オイル塗布メッセージが消え、切断動作を行わずにラベル発行のみを行うように構成されていてもよい。
<台紙レスラベル発行装置100の一実施形態>
次に、本発明の他の実施形態に係る台紙レスラベル発行装置100を説明する。
図4は本発明の実施形態に係る台紙レスラベル発行装置100の一例を示す概略斜視図である。図5は台紙レスラベル発行装置100の上カバー部110を開いた様子を示す概略俯瞰図である。
台紙レスラベル発行装置100は、上カバー部110が本体筐体120の上部に設けられており、本体筐体120の前面部には、印刷後のロール状の台紙レスラベル(図示略)を切断して枚葉状のラベルを形成するためのカッタ部130が設けられている。
上カバー部110は、本体筐体120にその一端が軸支され、本体筐体120との係合を解除して上方に回動させることで、本体筐体120の内部を開放する。
本体筐体120の内部には、ロール状に巻かれた感熱紙型の台紙レスラベルを収容する収容部121、この収容部121に台紙レスラベルロール(図示略)を保持するためのラベル保持部122,123、台紙レスラベルロールから台紙レスラベルを引き出して搬送方向へ送り出す給紙ローラ対の駆動側の給紙ローラ124、ライン状のサーマルヘッド(後述)の印刷位置で台紙レスラベルを平坦に保持するためのプラテンローラ125、及び、上カバー部110を係合するための係合爪127が設けられている。また、図示しないが、本体筐体120には、給紙ローラ124の駆動機構、及び、プラテンローラ125の駆動機構も設けられている。
また、上カバー部110の下側(収容部121と対向する側)には、給紙ローラ対の従動側の給紙ローラ111、台紙レスラベルに印刷情報を印刷するためのライン状のサーマルヘッド112、及び、本体筐体120に設けた係合爪127が係合することで本体筐体120に上カバー部110を固定するための係合軸113,114が設けられている。
また、上カバー部110の上側には、この台紙レスラベル発行装置100をユーザが操作するための操作部115、及び、ユーザに種々の情報を提供表示するための表示部116が設けられている。
また、本体筐体120の側面には、係合爪127の近傍に、この係合爪127を回動して、係合軸113,114との係合を解除するための操作を行うための係合解除操作子(第2の操作子)SS1を設けている。また、カッタ部130の近傍に、カッタ部130のカッタの刃(後述)にオイルを塗布する操作を行うためのオイル塗布操作子(第1の操作子)SS3を設けている。さらに、この台紙レスラベル発行装置100をユーザが持ち運ぶ際に把持するための取手HLを設けている。なお、係合解除操作子SS1は、図示とは反対側の本体筐体120にも設けられていてもよい。
カッタ部130は、その下端部が本体筐体120に回動自在に取り付けられていて、台紙レスラベルを外部に出すための通紙部131、カッタの刃(刃体)と、この刃を駆動する駆動機構(図示略)等を収容したカッタ部カバー133、及び、カッタ部カバー133の上端部の両端にそれぞれ設けた係合操作子134,135を有する。また、カッタ部カバー133の表側には、通紙部を通過した台紙レスラベルを手操作で切断するためのセレーション部(図示略)が、通紙部の近傍に形成されている。
また、係合操作子134,135を操作して本体筐体120とカッタ部130との係合を解除し、カッタ部130を用紙搬送方向の下流側(手前側)に倒すと、後述するオイルカートリッジとそれを収容したカートリッジ収容部とが露出し、オイルカートリッジを交換する作業等を行うことができる。
図6は、カートリッジ収容部250が回動する動作を説明するための概略部分断面図である。図7は、オイルカートリッジ200とカッタの一例を示す図である。詳細には、図7(a)はオイルカートリッジ200がカッタの刃132へオイルを塗布する際の動作の一例を示すが概略部分断面図であり、(b)はオイルカートリッジ200がカッタの刃132へ当接してオイルを塗布する部分の一例を示す概略正面図である。図8は、オイル塗布リンク部310と係合解除リンク部320との関係を示した概略構成図である。
この取付構造は、オイルカートリッジ200を収容するカートリッジ収容部250、カートリッジ収容部250の下面に設けた係合軸受け252、本体筐体120の下部前端に設け、係合軸受け252が係合する係合軸254、及び、カートリッジ収容部250を一定の付勢力で所定方向に回動するためのコイルバネ255からなる。
図6に示したように、コイルバネ255は、カートリッジ収容部250の下端部に係合軸受け252よりも前方(台紙レスラベルの搬送方向下流側)に設けた突起256と、本体筐体120の下部前端に、係合軸254よりも後方(台紙レスラベルの搬送方向上流側)に設けた突起257との間に掛けられていて、係合軸254を中心として、カートリッジ収容部250を前方に倒す方向に回動する付勢力を発生する。
ここで、カートリッジ収容部250の下端部後ろ側に設けた係合部259は、オイル塗布操作子(第1の操作子)SS3により操作されるオイル塗布リンク部310に設けられたストッパ部STに係合して、略直立した状態に保持される。このように、ストッパ部STが係合部259と係合している状態では、コイルバネ255による付勢力が止められており、したがって、カートリッジ収容部250は直立状態を維持する。
そして、オイル塗布操作子SS3をオイル塗布操作方向(下方向)に操作すると、図8に示したように、オイル塗布リンク部310のストッパ部STが係合部259との係合を解除するから、カートリッジ収容部250を前方に回動する方向にコイルバネ255の付勢力が作用し、カートリッジ収容部250に収容したオイルカートリッジ200の塗布部TBがカッタ部130の刃132に当接する。このとき、オイルカートリッジ200の塗布部TBがカッタ部130の刃132に作用する力は、コイルバネ255の付勢力に対応した一定の大きさとなる。
また、オイルカートリッジ200のタンク部201の下面には、カートリッジ収容部250の底面に設けた係合孔に係合してオイルカートリッジ200をカートリッジ収容部250に固定するための取付部(係合爪)が設けられている。この係合孔と取付部との固定は、オイルカートリッジ200の塗布部TBの両側に設けた手がかり部を掴んで強く上側へ引くと、解除することができ、それにより、オイルカートリッジ200を本体筐体120から取り外すことができる。
また、操作者などがオイル塗布操作子SS3等を操作していないときには、図7(a)に実線で示すように、オイルカートリッジ200は直立状態にされている。なお、図において、カッタの刃132は上下方向に動く可動刃であり、この刃132と共に台紙レスラベルを切断するための固定刃132bが、刃132の上方向に位置している。
そして、操作者などがオイル塗布操作子SS3等を操作すると、上述したように、オイルカートリッジ200が回動し、図7(a)に二点鎖線で示したように、オイルカートリッジ200の塗布部TBがカッタの刃(可動刃)132の固定刃132bと台紙レスラベルを挟む込む側の面に当接し、それにより、オイルがカッタの刃132に塗布される。このとき、例えば、図7(b)に示すように、塗布位置OBの範囲にわたって塗布部TBが当接し、それにより、この塗布位置OBで刃132にオイルが塗布される。
図8に示したように、オイル塗布リンク部310においては、板金材を打ち抜き成形してなるプレートの一部を直角に折り曲げてストッパ部STを形成し、ストッパ部STの下側に、オイル塗布リンク部310を内部ケース330に回動自在に取り付けるための軸310aを設けている。
また、軸310aを挟んだストッパ部STと反対側は、前方に突き出るように湾曲した先とがり状に形成され、その先端の突起部310bを、係合解除操作子SS1であるオイル塗布操作子と係合させている。また、突起部310bと反対側で、ストッパ部STよりも上側には、コイルバネ312の一端を取り付けるための係止部310cを設けている。
また、このオイル塗布リンク部310に対応し、内部ケース330には、軸310aを挿通するための軸孔部が形成されると共に、ストッパ部STの可動範囲に対応して側面をくり抜いて設けた窓部330bが形成されている。この窓部330bを通してストッパ部STが内部ケース330の内側に入り込むことで、ストッパ部STは、カートリッジ収容部250の下端部後ろ側に設けた係合部259と係合する。ここで、軸孔部は、ストッパ部STが係合解除リンク部320に設けた脚部320aに当接可能にするため、内部ケース330の側面から所定距離だけ離れた位置にオイル塗布リンク部310を位置決めするよう、内部ケース330の側面から突出するように形成されている。
また、コイルバネ312の他端が、内部ケース330の側面にネジ止めされており、これにより、コイルバネ312は、図8の時計回り方向へ回動する力をオイル塗布リンク部310に作用する。そして、このコイルバネ312と後述するコイルバネ322が作用する力により、突起部310bがオイル塗布操作子SS3を上方向へ押し上げる。
そして、このコイルバネ312の付勢力とコイルバネ322の付勢力との合力でオイル塗布リンク部310が回動することにより、ストッパ部STがカートリッジ収容部250の係合部259に図6の時計回り方向に及ぼす力は、コイルバネ255の付勢力により、カートリッジ収容部250の係合部259がストッパ部STに図6の反時計回り方向に及ぼす力より大きく設定されているので、外力が加えられない状態では、ストッパ部STがカートリッジ収容部250の係合部259を係止して、その位置関係を維持する。
ここで、上述した外力とは、例えば、操作者等がオイル塗布操作子SS3をオイル塗布方向(下方向)へ操作することにより、オイル塗布リンク部310の突起部310bを押し下げる方向に作用する力であり、その外力がコイルバネ312の付勢力とコイルバネ322の付勢力との合力よりも大きい場合には(すなわち、オイル塗布操作子SS3を上方向に付勢するコイルバネ312の付勢力とコイルバネ322の付勢力との合力に抗して、操作者等がオイル塗布操作子SS3を下方向へ操作すると)、オイル塗布リンク部310は、図8、図6に示した反時計回り方向に回動し、それによって、ストッパ部STがカートリッジ収容部250の係合部259から離れるため、カートリッジ収容部250は、コイルバネ255の付勢力によって回動し、カートリッジ収容部250の塗布部TBがカッタ部130のカッタの刃132に当接し、塗布部TBがカッタ部130の刃132にオイルを塗布する。
係合解除リンク部320において、その上部には、係合爪127が設けられ、下部には、オイル塗布リンク部310のストッパ部STに当接する脚部320aが設けられており、中央部は、内部ケース330の側面から回動自在に突出している軸部330cが挿通する軸孔320bが形成されている。また、搬送方向の後方側には、オイル塗布操作子SS1である係合解除操作子に係合する係合部320dが形成されている。ここで、軸部330cと軸孔320bは、例えばネジ止めにより固定されていて、それにより、軸部330cを中心に、係合解除リンク部320は、回動自在に支持されている。
また、脚部320aの近傍には、コイルバネ322の一端が係合する係合部320cが形成されており、このコイルバネ322の他端は、内部ケース330にネジ止めされている。そして、このコイルバネ322の付勢力は、係合解除リンク部320を、図8、図6の反時計回り方向に、すなわち、係合解除リンク部320の係合爪127が上部カバー部110に設けた係合軸114に係合する方向に回動する。
そして、上カバー部110を開放するために、オイル塗布操作子SS1である係合解除操作子が下方向に操作されると、係合部320dが下方向へ移動するので、軸部330cを中心に、係合解除リンク部320は、図8の時計回り方向に回動する。
また、脚部320aは、その先端で、オイル塗布リンク部310のストッパ部STに当接し、それにより、脚部320aを介して、オイル塗布リンク部310のストッパ部STには、コイルバネ322の付勢力が作用する。したがって、オイル塗布リンク部310には、コイルバネ312の付勢力とコイルバネ322の付勢力との合力が、図8の時計回り方向に作用するので、その合力により、上述したように、ストッパ部STがカートリッジ収容部250の下端部後ろ側に設けた係合部の動きを止めると共に、オイル塗布リンク部310の突起部310bによりオイル塗布操作子SS3が上方向に付勢される。
内部ケース330の前端部にスイッチが設けられ、このスイッチは、カッタ部130に設けた突起(図示略)によりオン動作し、カッタ部130が本体筐体120を閉止していて、カッタ部130が台紙レスラベルを切断可能な状態になっていることを検知するためのセンサ手段の一例である。
以上の構成で、操作者がオイルカートリッジ200を本体筐体120に収容する際には、図4の状態から、係合操作子134,135を内側に動かして、カッタ部130と本体筐体120との係合を解除してから、カッタ部130を手前に引き倒すと、カッタ部130が本体筐体120の側端部を開放する。これにより、オイルカートリッジ200を収容するカートリッジ収容部250が露出される。
そして、その状態で、操作者がオイル塗布操作子SS3を下方向に操作すると、上述したように、オイル塗布リンク部310のストッパ部STがカートリッジ収容部250の係合部との係合を解除するので、カートリッジ収容部250が手前側へ回動して開口部を外側へ向けるので、オイルカートリッジ200を受け入れやすい状態になる。
そこで、そのままの状態で、操作者は、オイルカートリッジ200をカートリッジ収容部250に挿入し、係合爪がカートリッジ収容部250の係合孔に係合するまで押し込むことで、オイルカートリッジ200をカートリッジ収容部250に取り付けることができる。
その後、操作者がオイル塗布操作子SS3から手を離し、カッタ部130を元へ戻すと、この台紙レスラベル発行装置100を使う準備の一部が終了する。他の準備作業は、上カバー部110を開いて、収容部121にロール状に巻かれた感熱紙型の台紙レスラベルを収容する作業である。
例えば、一定枚数のラベルを発行した後に、表示部116に「カッタにオイルを塗布して下さい」などのガイダンスメッセージが表示される。この表示は、台紙レスラベル発行装置100の制御部により行われる。
そこで、操作者が、オイル塗布操作子SS3を下方向へ操作すると、上述したように、オイル塗布リンク部310が図8の反時計回り方向に回動し、オイル塗布リンク部310のストッパ部STがカートリッジ収容部250の係合部259との係合を解除するので、カートリッジ収容部250が回動し、カートリッジ収容部250に収容されているオイルカートリッジ200の塗布部TBが、コイルバネ255の付勢力に対応した一定の力で、カッタ部130のカッタの刃132に当接する。それにより、塗布部TBを形成しているオイル含浸体がカッタの刃132に当接し、オイル含浸体からカッタの刃132にオイルが移り、カッタの刃132にオイルが塗布される。
そして、操作者が、オイル塗布操作子SS3から手を離すと、コイルバネ312の付勢力とコイルバネ322の付勢力との合力がオイル塗布リンク部310に作用するので、オイル塗布リンク部310のストッパ部STがカートリッジ収容部250の係合部259に突き当たり、コイルバネ255の付勢力に抗して、カートリッジ収容部250を直立方向に回動して、一定の位置でその姿勢を保持する。
それとともに、オイル塗布リンク部310の突起部310bによりオイル塗布操作子SS3が上方向に付勢される。
次に、操作者が、用紙(台紙レスラベルロール)を交換、または、補給するために上カバー部110を開くとき、操作者は、コイルバネ322の付勢力に抗して、オイル塗布操作子SS1である係合解除操作子を下方向へ操作する。それにより、上述したように、係合解除リンク部320が図8の時計回り方向へ回動し、係合爪127と係合軸114との係合が解除され、それにより、上カバー部110が開放する。
このように、上カバー部110が開放すると、台紙レスラベルを搬送している給紙ローラ対のニップの形成が解除されると共に、プラテンローラ125とサーマルヘッド112との接触が解除されるので、搬送路上に位置している用紙が開放され、搬送路上に残っている用紙を容易に取り除くことができる。また、収容部121に新たな用紙をセットしたり、あるいは、収容部121に収容されている古い用紙を交換する作業を行うことができる。
それとともに、操作者がオイル塗布操作子SS1である係合解除操作子を下方向へ操作すると、係合解除リンク部320の脚部320aが、その先端で、オイル塗布リンク部310のストッパ部STを押すから、オイル塗布リンク部310が図8の反時計回り方向に回動する。
それにより、オイル塗布リンク部310のストッパ部STがカートリッジ収容部250の係合部259との係合を解除するので、カートリッジ収容部250が回動し、カートリッジ収容部250に収容されているオイルカートリッジ200の塗布部TBが、コイルバネ255の付勢力に対応した一定の力で、カッタ部130のカッタの刃132に当接し、カッタの刃132にオイルが塗布される。
このようにして、本実施例では、操作者がオイル塗布操作子SS3をオイル塗布方向へ操作したときだけでなく、操作者が用紙を交換等するために、操作者がオイル塗布操作子SS1である係合解除操作子を操作したときにも、カッタの刃132にオイルが塗布されるので、カッタの刃132にオイルを塗布する頻度が増え、カッタの刃132に対する保守性が向上する。
また、本実施例では、オイルカートリッジ200として、塗布部TBとタンク部201とを一体に形成したものを採用したので、オイルカートリッジ200を交換することで、塗布部TBにオイルを補給する作業を行え、オイル補給の作業性が非常に良好になる。
また、本実施例では、オイル補給と塗布部TBの刷新とを同時に行うことができるので、カッタの刃132にオイルを塗布する機構を有する台紙レスラベル発行装置100の保守作業性が大幅に向上する。
ところで、上述した実施例では、カッタ部が手前に開いて本体筐体の一側面を開放する構成を備えているが、カッタ部の構成としては、例えば、左右に開く構成や、上方向にユニットを抜き外すような構成を採用することもできる。
以上、説明したように、上述した図4〜図8に示した台紙レスラベル発行装置についても、本発明を適用することができる。つまり、図4〜図8に示した台紙レスラベル発行装置について、本発明に係る構成要件、詳細には、検出手段、計数記憶手段、リセット手段、駆動制御手段、などについて、適用することができる。
以上、本発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこれらの実施形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があっても本発明に含まれる。
また、上述の各図で示した実施形態は、その目的及び構成等に特に矛盾や問題がない限り、互いの記載内容を組み合わせることが可能である。
また、各図の記載内容はそれぞれ独立した実施形態になり得るものであり、本発明の実施形態は各図を組み合わせた一つの実施形態に限定されるものではない。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明の実施形態の一部または全部は、以下の付記のように記載される。
[付記1]
一方の面に粘着層、他方の面に印字面を有する台紙レスラベル用紙を発行する発行部と、前記台紙レスラベル用紙を刃体により枚葉状に切断する切断手段と、前記刃体にオイルを塗布するオイル塗布手段と、を備えた台紙レスラベル発行装置であって、
前記オイル塗布手段の作動を検出する検出手段と、
前記切断手段による前記台紙レスラベル用紙を切断した回数をカウントして切断回数を記憶する計数記憶手段と、
前記検出手段により前記オイル塗布手段の作動を検出した場合、前記計数記憶手段による前記切断回数をリセットするリセット手段と、
前記計数記憶手段による切断回数が所定値を超えた場合、前記切断手段による切断動作を禁止する処理を行う駆動制御手段と、を有することを特徴とする
台紙レスラベル発行装置。
[付記2]
前記駆動制御手段は、前記計数記憶手段による切断回数が前記所定値を超えた場合、前記発行部による発行動作を禁止する処理を行う付記1に記載の台紙レスラベル発行装置。
[付記3]
前記リセット手段により前記切断回数をリセットした場合、前記駆動制御手段は、前記切断手段により前記台紙レスラベル用紙の切断を行うように制御することを特徴とする付記1または付記2に記載の台紙レスラベル発行装置。
[付記4]
前記オイル塗布手段は、前記刃体と対向して配置されたオイル含浸体と、
前記刃体の側面に前記オイル含浸体を接離自在とする押圧手段と、を有することを特徴とする付記1から付記3のいずれかに記載の台紙レスラベル発行装置。
[付記5]
前記計数記憶手段による切断回数が前記所定値を超えた場合、前記刃体にオイルを塗布するように促す報知を行う報知手段を有することを特徴とする付記1から付記4のいずれかに記載の台紙レスラベル発行装置。
5 検出手段
8 制御部(CPU)
9 フラッシュメモリ
10 RAM
11 操作部
12 表示部(報知手段)
13 通信部
14 印字制御部
15 印字発行部(印字部)
16 カッタ駆動部
17 カウンタ(計数記憶手段)
19 印字手段(印字部)
19a サーマルヘッド
19b プラテンローラ
20 切断手段(刃体)
20a 可動刃
20b 固定刃
21 カバー部(蓋部)
81 リセット手段
82 駆動制御手段
100 台紙レスラベル発行装置(印刷装置)
110 上カバー部
111,124 給紙ローラ
112 サーマルヘッド
113,114 係合軸
120 本体筐体
125 プラテンローラ
130 カッタ部
132 カッタの刃
134,135 係合操作子
200 オイルカートリッジ
201 タンク部
250 カートリッジ収容部
255,312,322 コイルバネ
259 係合部
310 オイル塗布リンク部
310a 軸
310b 突起部
310c 係止部
320 係合解除リンク部
320a 脚部
320b 軸孔
320c 係合部
320d 係合部
330 内部ケース
TB 塗布部
ST ストッパ部
SS1 オイル塗布操作子(係合解除操作子)
SS3 オイル塗布操作子

Claims (5)

  1. 一方の面に粘着層、他方の面に印字面を有する台紙レスラベル用紙を発行する発行部と、前記台紙レスラベル用紙を刃体により枚葉状に切断する切断手段と、前記刃体にオイルを塗布するオイル塗布手段と、を備えた台紙レスラベル発行装置であって、
    前記オイル塗布手段の作動を検出する検出手段と、
    前記切断手段による前記台紙レスラベル用紙を切断した回数をカウントして切断回数を記憶する計数記憶手段と、
    前記検出手段により前記オイル塗布手段の作動を検出した場合、前記計数記憶手段による前記切断回数をリセットするリセット手段と、
    前記計数記憶手段による切断回数が所定値を超えた場合、前記切断手段による切断動作を禁止する処理を行う駆動制御手段と、を有することを特徴とする
    台紙レスラベル発行装置。
  2. 前記駆動制御手段は、前記計数記憶手段による切断回数が前記所定値を超えた場合、前記発行部による発行動作を禁止する処理を行う請求項1に記載の台紙レスラベル発行装置。
  3. 前記リセット手段により前記切断回数をリセットした場合、前記駆動制御手段は、前記切断手段により前記台紙レスラベル用紙の切断を行うように制御することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の台紙レスラベル発行装置。
  4. 前記オイル塗布手段は、前記刃体と対向して配置されたオイル含浸体と、
    前記刃体の側面に前記オイル含浸体を接離自在とする押圧手段と、を有することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の台紙レスラベル発行装置。
  5. 前記計数記憶手段による切断回数が前記所定値を超えた場合、前記刃体にオイルを塗布するように促す報知を行う報知手段を有することを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載の台紙レスラベル発行装置。
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