JP2015009462A - 画像形成装置及びシェーデイング補正方法 - Google Patents

画像形成装置及びシェーデイング補正方法 Download PDF

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Abstract

【課題】光源及び読取部を備え、読取部の動作に係る精度をより高めるめることができる画像形成装置及びシェーデイング補正方法を提供する。
【解決手段】画像形成装置1は、画像を形成する画像形成部30と、媒体に画像を定着させる光を照射する光源40と、媒体の画像を読み取る読取部50と、読取部に対しシェーデイングデータに基づいてシェーデイング補正を行う補正部と、光源を消灯させた状態の読取動作に用いられる第一のシェーデイングデータ及び光源を点灯させた状態の読取動作に用いられる第二のシェーデイングデータを記憶する記憶部と、光源を消灯させた状態の読取動作に際して第一のシェーデイングデータに基づいてシェーデイング補正を行わせ、光源を点灯させた状態の読取動作に際して第二のシェーデイングデータに基づいてシェーデイング補正を行わせる制御部と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、画像形成装置及びシェーデイング補正方法に関する。
画像の形成に際して記録媒体に吐出されたインク等の色剤を記録媒体に定着させるため、画像が形成された記録媒体に紫外線等の光を照射する光源を備える画像形成装置が知られている(例えば、特許文献1)。
また、記録媒体に形成された画像を当該記録媒体の排出前に光学的に読み取る読取部を備える画像形成装置が知られている。係る画像形成装置は、例えば、記録媒体に形成されたカラーチャートを読取部で読み取って、読取結果に基づいて画像の色再現性を判定する機能等を有する。
また、上記のような画像形成装置において、各部の動作に係る補正、調整を行う機能を有するものが知られている。当該機能の例として、読取部による色の識別の精度の維持、回復(キャリブレーション)処理に係る機能や、読取部による画像の読取結果に基づいた画像形成部の色再現等に係る各種の調整機能等がある。
特開2009−262524号公報
しかしながら、光源及び読取部を備える画像形成装置において、光源により照射された紫外線等が読取部に進入すると、読取部の読取結果に影響を与えることがある。ここで、光源と読取部はともに、搬送部により搬送される記録媒体に面するよう設けられることから、光源と読取部とを完全に物理的に隔離することは困難であった。よって、光源の動作の有無によって、読取部による読取結果や当該読取結果に応じたキャリブレーション処理等の結果が変化することがあったが、従来の画像形成装置では、光源の動作の有無に応じたこれらの結果の変化が考慮されていなかった。このため、キャリブレーション処理等が正しく行われない場合があった。この場合、結果として読取部による読取結果が全て誤差を含むことになることから、画像形成部に係る調整等も正しく行われなくなることになる。
本発明は、光源及び読取部を備える画像形成装置において、読取部の動作に係る精度をより高めることができる画像形成装置及びシェーデイング補正方法を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明による画像形成装置は、媒体に画像を形成する画像形成部と、前記画像形成部により画像が形成された媒体に画像を定着させるための光を照射する光源と、複数の受光素子を有し、媒体の画像を光学的に読み取る読取部と、前記読取部に対しシェーデイングデータに基づいてシェーデイング補正を行う補正部と、前記シェーデイングデータとして、前記光源を消灯させた状態で画像が読み取られる場合に用いられる第一のシェーデイングデータと、前記光源を点灯させた状態で画像が読み取られる場合に用いられる第二のシェーデイングデータと、を記憶する記憶部と、前記光源を消灯させた状態で読取部による画像の読取動作が行われる場合に、前記第一のシェーデイングデータに基づいて前記補正部によるシェーデイング補正を行わせ、前記光源を点灯させた状態で読取動作が行われる場合に、前記第二のシェーデイングデータに基づいて前記補正部によるシェーデイング補正を行わせる制御部と、を備えることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の画像形成装置であって、前記補正部は、前記読取部から出力される画像信号に対しシェーデイングデータに基づいてシェーデイング補正を行うことを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の画像形成装置であって、前記補正部は、シェーデイングデータに基づいて前記読取部の読取条件を補正することによりシェーデイング補正を行うことを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1から3のいずれか一項に記載の画像形成装置であって、前記光源を消灯させた状態で前記読取部により読み取られたシェーデイング補正用のテストパターンの読取結果に基づいて前記第一のシェーデイングデータを取得し、前記光源を点灯させた状態で前記読取部により読み取られたシェーデイング補正用のテストパターンの読取結果に基づいて前記第二のシェーデイングデータを取得する取得部を備えることを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の画像形成装置であって、前記テストパターンは白色部を含むことを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、請求項4又は5に記載の画像形成装置であって、前記取得部は、補正用の媒体に形成された前記テストパターンの読取結果に基づいて前記シェーデイングデータを取得することを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、請求項1から6のいずれか一項に記載の画像形成装置であって、前記画像形成部により形成された判定用画像を有する媒体から前記読取部により読み取られた当該判定用画像の読取結果に基づいて、前記画像形成部により形成された画像の画質に係る判定を行う判定部を備え、前記制御部は、前記判定用画像を読み取る場合に、前記光源を点灯させた状態で、前記読取部に読取動作を行わせ、前記第二のシェーデイングデータに基づいて前記補正部によるシェーデイング補正を行わせることを特徴とする。
請求項8に記載の発明は、請求項7に記載の画像形成装置であって、前記画質に係る判定は、前記画像形成部により形成された判定用画像の色再現及び明暗の再現の少なくともいずれか一方に係る判定を含み、前記色再現及び明暗の再現の少なくともいずれか一方に係る判定結果に基づいて、前記画像形成部の調整を行う調整部を備えることを特徴とする。
請求項9に記載の発明は、請求項7又は8に記載の画像形成装置であって、前記画像形成部は、媒体にインクを吐出するノズルを有し、前記画質に係る判定は、前記ノズルの詰まりの有無に係る判定を含むことを特徴とする。
請求項10に記載の発明は、請求項9に記載の画像形成装置であって、前記判定部により前記ノズルに詰まりがあると判定された場合、ノズルの詰まりを解消するための詰まり解消動作を行う詰まり解消部を備えることを特徴とする。
請求項11に記載の発明は、請求項1から10のいずれか一項に記載の画像形成装置における読取部のシェーデイング補正方法であって、前記光源を消灯させた状態で画像が読み取られる場合に用いられる第一のシェーデイングデータと、前記光源を点灯させた状態で画像が読み取られる場合に用いられる第二のシェーデイングデータと、を取得する取得ステップと、前記第一のシェーデイングデータと、前記第二のシェーデイングデータを記憶部に記憶する記憶ステップと、前記光源を消灯させた状態で読取部による画像の読取動作が行われる場合に、読取部から出力される画像信号に対し前記第一のシェーデイングデータに基づいてシェーデイング補正を行い、前記光源を点灯させた状態で読取動作が行われる場合に、読取部から出力される画像信号に対し前記第二のシェーデイングデータに基づいて前記補正部によるシェーデイング補正を行う補正ステップと、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、光源及び読取部を備える画像形成装置において、読取部の動作に係る精度をより高めることができる。
本発明の一実施形態である画像形成装置の主要構成を示す図である。 画像形成装置の主要構成を示すブロック図である。 画像信号の一例を示す図である。図3(a)は、本来得られるべき画像信号の一例を示す図である。図3(b)は、実際に読取部により出力された画像信号の一例を示す図である。 読取部のCCDイメージセンサーの分光感度特性の一例を示す図である。 シェーデイング画像の一例を示す図である。 テストチャートの一例を示す図である。 色再現性に係る判定に用いられるデータの一例を示す図である。図7(a)は、色再現データの一例を示す図である。図7(b)は、色見本データの一例を示す図である。 ドラム式の搬送部を有する画像形成装置の一例を示す図である。
以下に、本発明の実施形態について図面を用いて説明する。ただし、以下に述べる実施形態には、本発明を実施するために技術的に好ましい種々の限定が付されているが、発明の範囲を以下の実施形態及び図示例に限定するものではない。
図1は、本発明の一実施形態である画像形成装置1の主要構成を示す図である。
図2は、画像形成装置1の主要構成を示すブロック図である。
画像形成装置1は、通信部10、画像処理部20、画像形成部30、光源40、搬送部60、読取部50、記憶部70、補正部80、判定部90、調整部100、詰まり解消部110、操作表示部120、制御部130、取得部140等を備え、これらの各部は、バス2を介して接続されている。
通信部10は、例えば、ネットワークインターフェースカード(Network Interface Card)等を備え、外部の機器と画像形成装置1とを通信可能に接続する。
通信部10は、例えば、外部の機器から送信されたジョブデータを受信する。
画像処理部20は、各種の画像処理を行う。
具体的には、画像処理部20は、例えば、通信部10を介して入力されたジョブデータに含まれるページ記述言語によるデータを解析してベクターデータを生成する解析処理、解析処理により生成されたベクターデータを画像データに応じたビットマップデータを生成するラスタライズ処理等、各種の画像処理を行う。
画像形成部30は、媒体(例えば、記録媒体P等)に画像を形成する。
具体的には、画像形成部30は、例えば、所定の方向に沿って設けられた複数のノズルや、複数のノズルの各々からインクを吐出するインクジェットヘッド、インクジェットヘッドの駆動に係る各種の回路を備える駆動基板等を備えたヘッド部31を有する。画像形成部30は、画像処理部20により生成されたビットマップデータに基づいて、搬送部60により搬送される記録媒体Pに対してヘッド部31のノズルからインクを吐出することで、記録媒体Pに画像を形成する。また、画像形成部30は、ヘッド部31に対してインクを供給するインク供給部、ヘッド部31を所定の方向に沿って移動可能に支持するキャリッジ、後述する詰まり解消動作においてヘッド部31を所定の方向に沿って移動させる駆動部及びノズルから強制的に吐出されたインクを受け止めるためのクリーニング部等を有する。
本実施形態の画像形成部30は、複数の色(例えば、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、ブラック(K))のインクの組み合わせにより画像を形成するカラープリントが可能な画像形成部である。画像形成部30のヘッド部31は、複数の色の各々について個別に設けられている。
光源40は、画像形成部30により画像が形成された媒体に画像を定着させるための光を照射する。
光源40により照射される光は、インクの特性に応じる。例えば、画像形成部30のヘッド部31において紫外線の照射により硬化する紫外線硬化性インクが用いられる場合、光源40から照射される光は、紫外線である。この場合、光源40は、例えば、紫外線(ultraviolet:UV)を発する発光ダイオード(Light Emitting Diode:LED)等の照射源等を有する。係る光源40は、搬送部60により搬送される記録媒体Pに対して紫外線を照射する。
光源40により光が照射されると、記録媒体Pの記録面上に吐出されたインクが硬化して、記録面に定着されることとなる。
読取部50は、複数の受光素子を有し、媒体の画像を光学的に読み取る。
具体的には、読取部50は、例えば、CCD(charge-coupled device)イメージセンサー又はCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)イメージセンサー等、複数の受光素子が所定の方向に沿って設けられたリニアイメージセンサーや、受光素子から出力された電気信号に応じて画像データを生成する生成部、媒体に対して光を照射する照明等を有する。読取部50は、搬送部60により搬送されることで読取部50に対して移動する媒体を走査することで媒体上に形成されている画像を読み取る。より具体的には、読取部50は、照明から媒体に光を照射し、媒体により反射された光をリニアイメージセンサーで検知して、検知結果に応じて出力された電気信号に基づいて画像データを生成、出力する。
読取部50は、光源40に近接して設けられている。
具体的には、読取部50と光源40は、搬送部60による媒体の搬送経路に沿って隣り合うよう設けられている。
搬送部60は、画像形成部30、光源40及び読取部50に媒体を搬送する。
具体的には、搬送部60は、例えば、所定の方向について所定の幅を有する輪状のベルトや、ベルトの輪の内側からベルトを張架するよう設けられた複数のローラー、ローラーを回転駆動する駆動部等を有する。搬送部60は、駆動部がローラーを回転駆動することで、ベルトの外周面に載置された記録媒体P等の媒体を搬送する。
搬送部60は、例えば、所定の方向に直交する方向に沿って媒体を搬送する。ここで、画像形成部30と光源40は、所定の方向に直交する方向に沿って設けられている。また、光源40は、搬送部60による媒体の搬送方向において、画像形成部30の下流側に設けられている。また、読取部50は、搬送方向において、光源40の下流側に設けられている。また、搬送部60のベルトの上面は、当該上面に載置されて搬送される媒体の通過位置が画像形成部30、光源40及び読取部50の配設位置の近傍となるよう設けられている。搬送部60は、所定の方向に直交する方向に沿って媒体を搬送することで、画像形成部30、光源40及び読取部50の配設位置の近傍に媒体を通過させる。
また、搬送部60に媒体が載置される搬送面と、画像形成部30のヘッド部31のノズルから吐出されるインクの吐出方向とは直交する。
また、搬送部60は、シェーデイング補正に用いられるシェーデイングデータを取得するための媒体(以下、「補正用の媒体」と記載)等、画像形成部30による画像の形成がなされない媒体を載置、搬送することもできる。
記憶部70は、シェーデイングデータ等、画像形成装置1で用いられる各種のデータを記憶する。
具体的には、記憶部70は、例えば、フラッシュメモリー等、書き換え可能に設けられた不揮発性の記憶装置を有し、当該記憶装置により、シェーデイングデータ等、各種のデータを記憶する。
ここで、シェーデイングデータについて説明する。
シェーデイングデータは、読取部50により媒体の画像が読み取られた場合に本来得られるべき画像信号と、実際に読取部50により出力された画像信号との差を補正するためのデータである。
例えば、読取部50により白色のテストパターンが読み取られた場合、図3(a)に示すように、読取部50の複数の受光素子の各々により、赤(R)、緑(G)、青(B)の各々の輝度について100%(例えば、255)の値を示す画像信号が本来得られるべきである。しかしながら、実際には、図3(b)に示すように、本来得られるべき画像信号が得られない場合がある。
図3(a)、(b)に示す例では、複数の受光素子の各々を「x」、「x+1」、…のように示している。また、図3(b)では、「x+1」の受光素子における赤(R)の値が「254」となっており、本来得られるべき画像信号の値(255)が得られない状態であることを示している。
シェーデイングデータは、図3(a)、(b)の例で示すような、本来得られるべき画像信号と実際に出力された画像信号との差を補正するためのデータである。
具体的には、シェーデイングデータは、例えば、所定の読取条件で画像を読み取って得られた画像信号に対して本来得られるべき画像信号と実際に出力された画像信号との差を補償するように補正するためのデータである。
また、シェーデイングデータは、例えば、本来得られるべき画像信号と実際に出力された画像信号との差を補償するように受光素子の感度を補正して補正された読取条件で読取部50を動作させて画像信号を得るためのデータであってもよい。
また、シェーデイングデータは、上記にて説明した補正の両方を実現するためのデータであってもよい。
これらのシェーデイングデータは、例えば、シェーデイングデータによる補正がない状態で読取部50を動作させて媒体の画像を読み取り、得られた画像信号に対して本来得られるべき画像信号と実際に出力された画像信号との差に基づいて生成される。
記憶部70は、シェーデイングデータとして、光源を消灯させた状態で画像が読み取られる場合に用いられる第一のシェーデイングデータと、光源を点灯させた状態で画像が読み取られる場合に用いられる第二のシェーデイングデータと、を記憶する。
具体的には、第二のシェーデイングデータは、例えば、第一のシェーデイングデータのうち、光源40から照射される光により影響を受ける波長に対応する色について、当該影響が考慮されたデータとなっている。
図4は、読取部50のCCDイメージセンサーの分光感度特性の一例を示す図である。
CCDイメージセンサーは、図4に示すように、400〜700[nm]の光に対する感度を有する。このため、例えば、光源40の照射源から発せられる紫外線の波長が405[nm]である場合、CCDイメージセンサーは、光源40の照射源から発せられる紫外線や当該紫外線の反射光に対する感度を有していることとなる。
また、図4では図示していないが、CCDイメージセンサーは、例えば、395[nm]等、400[nm]未満の全ての光に対する感度が全くないわけではない。また、照射源に設定される紫外線の波長はあくまで中心波長であり、照射源から実際に発せられる紫外線の波長が完全な単一波長であるわけではない。このため、光源40の照射源から発せられる紫外線の波長が400[nm]未満に設定されている場合であっても、CCDイメージセンサーは、光源40の照射源から発せられる紫外線や当該紫外線の反射光に対する感度を示すことがある。
図4に示すような分光感度特性と光源40の照射源から発せられる紫外線との関係から、本実施形態において読取部50の動作中に光源40が動作している場合、読取部50のCCDイメージセンサーにより読み取られる色のうち、青(B)を原色として含む色が影響を受ける。また、赤(R)、緑(G)、青(B)の原色のうち、青(B)による影響がより強い色は、光源40の照射源から発せられる紫外線の影響がより強くなる。
そこで、第二のシェーデイングデータは、読取部50の動作中に光源40が動作している場合に読取部50により読み取られる読取結果と、読取部50の動作中に光源40が動作していない場合に第一のシェーデイングデータを用いて読取部50により読み取られる読取結果とが同一になるように補正されたデータとなっている。
より具体的には、本実施形態の第二のシェーデイングデータは、例えば、第一のシェーデイングデータを用いた読取結果のうち、光源40の照射源から発せられる紫外線の波長の影響を受ける色(例えば、青(B)を原色として含む色)について、図4に示す分光感度特性に応じた補正を行うための所定の補正式を用いた補正が行われたデータとなっている。
なお、図4に示す例に基づく本実施形態の読取部50はCCDイメージセンサーであることから、上記のように補正が行われるが、一例であってこれに限られるものでない。第二のシェーデイングデータは、第一のシェーデイングデータに対して、読取部50として採用されたイメージセンサーの特性に基づいて生じる光源40から照射される光による影響に応じた補正が行われたデータとなる。
補正部80は、読取部から出力される画像信号に対しシェーデイングデータに基づいてシェーデイング補正を行う。
具体的には、補正部80は、例えば、FPGA(Field-Programmable Gate Array)等のプログラマブルロジックデバイス(programmable logic device:PLD)又はASIC(Application Specific Integrated Circuit)のような集積回路あるいはこれらの組み合わせによる回路からなり、当該回路に、記憶部70に記憶されたシェーデイング補正を行うための機能が実装されている。
補正部80は、所定の読取条件で読み取られ読取部から出力される画像信号に対しシェーデイングデータに基づいてシェーデイング補正を行う。
具体的には、補正部80は、例えば、媒体に形成されている画像の読取動作に際して読取部50の複数の受光素子の各々から出力された画像信号が示すRGBの各色の値に対して、シェーデイングデータに基づいた補償を行うことで、画像信号を補正する。
また、補正部80は、シェーデイングデータに基づいて読取部50の読取条件を補正することによりシェーデイング補正を行うようにしてもよい。
具体的には、補正部80は、例えば、シェーデイングデータに基づいて、本来得られるべき画像信号と実際に出力された画像信号との差を補償するように受光素子の感度を補正して補正された読取条件で読取部50を動作させるようにしてもよい。この場合にも、結果的に画像信号が補正されることになる。また、係る読取条件の補正を行った上で、さらに、画像信号が示すRGBの各色の値に対して、シェーデイングデータに基づいた補償を行うようにしてもよい。この場合、画像信号が示すRGBの各色の値に対する補償を行うためのシェーデイングデータは、受光素子の感度が補正されていることが考慮されたものとなる。
判定部90は、画像形成部30により形成された判定用画像を有する媒体から読取部50により読み取られた当該判定用画像の読取結果に基づいて、画像形成部30により形成された画像の画質に係る判定を行う。
画質に係る判定は、画像形成部30により形成された画像の色再現及び明暗の再現の少なくともいずれか一方に係る判定を含む。
具体的には、判定部90は、例えば、図5に示すようなシェーデイング画像の読取結果に基づいて、画像形成部30により出力される各色の濃淡の度合いによる色再現性の判定を行う。
図5に示すシェーデイング画像は、画像形成部30により出力される複数の色の各々に対応する判定領域を含む。判定領域は、画像形成部30により再現可能な階調(例えば、256階調)の範囲内における各階調値の出力信号に対応して吐出されたインクにより再現された色の濃淡を示す領域である。判定領域には、例えば、記録媒体Pの搬送方向に沿って階調値が増加又は減少するようにインクの吐出量が制御された色の濃淡が再現されている。即ち、シェーデイング画像の読み取りにより得られた読取結果において、色の濃淡に対応する色値の増減は、階調値の増減に対応することとなる。
図5では、イエロー(Y)、シアン(C)、マゼンタ(M)、ブラック(K)の各々に対応する判定領域に、色を示す符号として、Y、M、C、Kを付している。
判定部90は、例えば、図5に示すシェーデイング画像が画像形成部30により形成され、当該シェーデイング画像が読取部50により読み取られると、係る読み取りによる読取結果に基づいて、各階調値に対応する出力信号と、当該出力信号に応じて再現された色の濃淡との対応関係が適正であるか否か判定する。
また、画質に係る判定は、ノズルの詰まりの有無に係る判定を含む。
具体的には、判定部90は、例えば、図6に示すようなテストチャートの読取結果に基づいて、ノズルの詰まりの有無に係る判定を行う。
図6に示すテストチャートは、ノズルの各々からのインクの吐出により形成された、記録媒体Pの搬送方向に沿った所定の長さの線により構成される。ここで、所定の長さの線の数は、ノズルの数に対応する。仮に、詰まりを生じているノズルが存する場合、詰まりを生じているノズルに対応する線の形成に係り、欠損やかすれ等の異常が現れることとなるので、テストチャートに基づいて、ノズルの詰まりの有無を判定することができる。
判定部90は、例えば、図6に示すテストチャートが画像形成部30により形成され、当該テストチャートが読取部50により読み取られると、読取結果に基づいて、ノズルの詰まりの有無を判定する。
調整部100は、画像の色再現及び明暗の再現の少なくともいずれか一方に係る判定結果に基づいて、画像形成部30の色再現に係る調整を行う。
具体的には、調整部100は、例えば、各階調値に対応する出力信号と、当該出力信号に応じて再現された色の濃淡との対応関係が適正でないと判定部90により判定された場合、当該対応関係を適正な対応関係とするように出力信号を調整する調整動作を行う。
具体的には、調整部100は、例えば、階調値に対して濃すぎる色が再現されている場合に、当該階調値に対応する出力信号について、インクの吐出量をより少なくするように調整を行うことで、階調値に対応する出力信号と、当該出力信号に応じて再現された色の濃淡との対応関係を適正にする。逆に、階調値に対して淡すぎる色が再現されている場合に、当該色の階調値に対応する出力信号について、インクの吐出量をより多くするように調整を行うことで、階調値に対応する出力信号と、当該出力信号に応じて再現された色の濃淡との対応関係を適正にする。調整部100は、出力信号と当該出力信号に応じて再現された色の濃淡との対応関係が適正でないと判定部90により判定された階調値の全てについて、出力信号の調整を行う。調整部100は、出力信号の調整の必要に応じて、各色の階調値に対応した出力信号の調整を行う。
詰まり解消部110は、判定部90によりノズルに詰まりがあると判定された場合、ノズルの詰まりを解消するための詰まり解消動作を行う。
具体的には、詰まり解消部110は、例えば、ノズルの詰まりを解消する目的でノズルから強制的にインクを吐出させるように画像形成部30の動作を制御する詰まり解消動作を行う。
また、詰まり解消部110は、例えば、詰まり解消動作に伴い、強制的に吐出されたインクによる汚損等を発生させないための動作を画像形成装置1に行わせてもよい。具体的には、詰まり解消部110は、例えば、クリーニング部にヘッド部31を移動させるよう駆動部の動作を制御するようにしてもよい。
判定部90、調整部100及び詰まり解消部110は、例えば、PLD又はASICのような集積回路あるいはこれらの組み合わせによる回路からなり、当該回路に、判定部90、調整部100及び詰まり解消部110としての機能が実装されているが、一例であってこれに限られるものでない。例えば、各機能の一部又は全部について個別に回路が設けられていてもよい。
操作表示部120は、画像形成装置1の動作に係る各種の表示出力を行うとともに、画像形成装置1の動作に係る各種の入力操作を検知する。
具体的には、操作表示部120は、例えば、タッチパネル方式の入力装置を備える表示装置や、各種の入力操作内容に応じて設けられたスイッチ等を備える。操作表示部120は、表示装置により、制御部130の制御下で、画像形成装置1の動作に係る各種の表示出力を行う。また、操作表示部120は、タッチパネル方式の入力装置やスイッチに対して行われたユーザーからの入力操作を検知して、検知された入力操作内容に応じた信号を制御部130に出力する。
制御部130は、画像形成装置1の動作の制御に係る各種の処理を行う。
具体的には、制御部130は、例えば、CPU、RAM、ROM等を備える。CPUは、ROM等の記憶装置から処理内容に応じたプログラムやデータ等を読み出して処理し、画像形成装置1の各部の動作を制御する。また、CPUは、処理に際して読み出されたプログラムやデータ、処理に伴い生じたパラメーター等をRAMに記憶させる。
取得部140は、シェーデイングデータを取得する。
具体的には、取得部140は、例えば、PLD又はASICのような集積回路あるいはこれらの組み合わせによる回路からなり、当該回路に、記憶部70に記憶されたシェーデイング補正を行うための機能が実装されている。
取得部140は、第一のシェーデイングデータ及び第二のシェーデイングデータの取得のための取得処理を行う。
以下、取得処理について説明する。
取得処理において、搬送部60は、所定の色による色領域の画像が形成された補正用の媒体を搬送する。また、取得処理において、読取部50は、補正用の媒体を読み取る。このとき、画像形成部30は、動作しない。
ここで、補正用の媒体について説明する。
補正用の媒体には、例えば、読取部50により読み取られた場合に、R、G、Bの全ての輝度が100%(例えば、255)となるべきテストパターンが形成されている。即ち、当該テストパターンは、RGB色空間における白色に対応する白色部である。
また、補正用の媒体は、読取部50により読み取られる一方の面から他方の面が透けない厚みを有する。具体的には、補正用の媒体は、例えば、読取部50による読み取りに際して読取部50の照明から照射される光を透過させないために十分な厚みを有する。
テストパターンは、例えば、補正用の媒体の一方の面(表面)の全面に形成されているが、一例であってこれに限られるものでない。テストパターンは、例えば、補正用の媒体の両面に形成されていてもよい。また、テストパターンは、補正用の媒体の全面に形成されていてもよいし、面の一部の領域に形成されていてもよいが、読取部50のリニアイメージセンサーを構成する全ての受光素子に対して読み取られる幅を有していることが望ましい。テストパターンが読取部50のリニアイメージセンサーを構成する全ての受光素子に対して読み取られる幅を有していることで、一度の補正用の媒体の搬送で読取部50のリニアイメージセンサーを構成する全ての受光素子に係る取得処理を同時に行うことができる。
係るテストパターンが形成された補正用の媒体の読み取りに際して、読取部50は、例えば、シェーデイングデータによる補正がない状態で動作する。そして、読取部50は、テストパターンの読取結果として画像信号を出力する。
補正部80は、読取部50によるテストパターンの読取結果に応じて、シェーデイングデータを取得する。
例えば、上記のように白色部を有するテストパターンの場合、図3(a)に示すような画像信号が得られるべきである。テストパターンの読取結果として得られるべき画像信号を示すデータは、例えば、記憶部70に記憶されている。また、テストパターンの読取結果として得られるべき画像信号を示すデータは、補正部80が予め保持しているデータであってもよい。
補正部80は、テストパターンの読取結果として得られるべき画像信号を示すデータと、実際のテストパターンの読取結果との差に基づいて、シェーデイングデータを取得する。
ここで、取得処理と光源40の動作との関係について説明する。
取得部140は、光源40を消灯させた状態で読取部50により読み取られたシェーデイング補正用のテストパターンの読取結果に基づいて第一のシェーデイングデータを取得し、光源40を点灯させた状態で読取部50により読み取られたシェーデイング補正用のテストパターンの読取結果に基づいて第二のシェーデイングデータを取得する。
具体的には、取得部140により取得されるシェーデイングデータが、光源40を消灯させた状態で読取部50により画像が読み取られる場合に用いられる第一のシェーデイングデータである場合には、光源40を消灯させた状態での読取結果を用いて取得処理を行う必要がある。よって、取得部140により第一のシェーデイングデータが取得されるに際して、制御部130は、光源40を動作させずに読取部50を動作させる。これにより、取得部140は、光源40を消灯させた状態で読取部50により読み取られたシェーデイング補正用のテストパターンの読取結果に基づいて第一のシェーデイングデータを取得する。
一方、取得部140により取得されるシェーデイングデータが、光源40を点灯させた状態で画像が読み取られる場合に用いられる第二のシェーデイングデータである場合には、光源40を点灯させた状態での読取結果を用いて取得処理を行う必要がある。よって、取得部140により第二のシェーデイングデータが取得されるに際して、制御部130は、光源40及び読取部50を動作させる。これにより、取得部140は、光源40を点灯させた状態で読取部50により読み取られたシェーデイング補正用のテストパターンの読取結果に基づいて第二のシェーデイングデータを取得する。
より具体的には、例えば、取得処理の開始に際して、補正の対象となるシェーデイングデータ(第一のシェーデイングデータ又は第二のシェーデイングデータ)の選択指示が行われる。当該選択指示は、例えば、ユーザーにより操作表示部120を介して行われる。ここで、第一のシェーデイングデータが選択された場合、制御部130は、取得処理において読取部50を動作させ、光源40を動作させない。一方、第二のシェーデイングデータが選択された場合、制御部130は、取得処理において光源40及び読取部50を動作させる。これにより、第一のシェーデイングデータ及び第二のシェーデイングデータの両方を、各々に適した光源40の動作条件下で取得することができる。
なお、上記のような操作表示部120を介した補正対象の選択指示はあくまで一例であって、これに限られるものでない。例えば、取得処理に係り、補正用の媒体の搬送が二回行われるようにしてもよい。この場合、制御部130は、二回のうちいずれか一回において、第一のシェーデイングデータの取得のために、光源40を動作させずに読取部50を動作させ、残りの一回において、第二のシェーデイングデータの取得のために、光源40及び読取部50を動作させる。
また、上記の取得処理では、読取部50は、シェーデイングデータによる補正がない状態で動作しているが、一例であってこれに限られるものでない。
例えば、取得処理におけるテストパターンの読取結果としての画像信号の取得に際して、既に記憶部70に記憶されているシェーデイングデータに基づいたシェーデイング補正が行われてもよい。この場合、テストパターンの読取結果として本来得られるべき画像信号と、テストパターンの読取結果として実際に読取部50により出力された画像信号との差が、既に記憶部70に記憶されているシェーデイングデータに基づいたシェーデイング補正における画像信号の補償における誤差として扱われる。取得部140は、読取部50によるテストパターンの読取結果に基づいて、係る誤差が修正された新たなシェーデイングデータを取得する。記憶部70は、新たなシェーデイングデータを記憶する。
以下、画像形成装置1の具体的な動作について説明する。
画像形成装置1は、画像形成装置1は、シェーデイングデータを取得する機能を有する。
具体的には、ユーザーにより補正用の媒体が搬送部60にセットされるとともに、操作表示部120を介してユーザーにより取得処理を指示する入力が行われると、制御部130は、取得処理に係る各部を動作させる。これにより、取得部140は、シェーデイングデータを取得する(取得ステップ)。
記憶部70は、取得処理により取得された第一のシェーデイングデータと、第二のシェーデイングデータを記憶する(記憶ステップ)。
また、画像形成装置1は、読取部50で媒体を読み取って画像データを取得する機能を有する。
具体的には、画像形成装置1は、例えば、既に画像が形成されている媒体を搬送部60により搬送して読取部50により読み取ることで、当該媒体に形成されている画像を画像データ化することができる。ここで、取得された画像データの取り扱いは任意とすることができる。例えば、制御部130が、読取部50により生成された画像データを記憶部70に記憶させることで、当該画像データは、記憶部70からの読み出し等が可能な状態で保持される。
また、画像形成装置1は、既に画像が形成されている媒体に限らず、画像形成部30により画像が形成された記録媒体Pについても同様に、読取部50で記録媒体Pを読み取って画像データを取得することができる。この場合、制御部130は、例えば、搬送部60による記録媒体Pの搬送に伴い、画像形成部30による画像形成動作、光源40による光の照射動作及び読取部50による読取動作をこれらの各部に行わせる。
ここで、既に画像が形成されている媒体を読み取る場合のように、読取動作に際して画像形成部30による画像の形成が伴わない場合、光源40は、動作しないことになる。一方、画像形成部30による画像の形成に伴う記録媒体Pの搬送中に記録媒体Pに形成された画像を読み取る場合のように、読取動作に際して画像形成部30による画像の形成が伴う場合、光源40は、動作することになる。
制御部130は、読取動作に伴う光源40の動作の有無に応じて、読取部50により用いられるシェーデイングデータを変更する。即ち、制御部130は、光源40が動作しない状態で読取部50による画像の読取動作が行われる場合に、第一のシェーデイングデータを用いて読取動作を行わせ、光源40の動作中に読取動作が行われる場合に、第二のシェーデイングデータを用いて読取動作を行わせる。言い換えれば、補正部80が、光源を消灯させた状態で読取部による画像の読取動作が行われる場合に、読取部50から出力される画像信号に対し第一のシェーデイングデータに基づいてシェーデイング補正を行い、光源を点灯させた状態で読取動作が行われる場合に、読取部50から出力される画像信号に対し第二のシェーデイングデータに基づいて前記補正部によるシェーデイング補正を行う(補正ステップ)。これにより、光源40の動作状態に応じたシェーデイングデータを用いることができることから、光源40の動作状態に関わらず、読取部50の動作に係る精度をより高めることができる。
また、本実施形態の画像形成装置1は、画像形成部30により記録媒体Pに画像を形成するとともに、記録媒体Pに形成された画像を読取部50で読み取って確認する確認機能を有する。
具体的には、例えば、操作表示部120を介してユーザーにより確認機能の利用を指示する入力が行われると、制御部130は、搬送部60を動作させて記録媒体Pを搬送するとともに、画像形成装置1を動作させて記録媒体Pに画像を形成させる。ここで、記録媒体Pに形成される画像は、例えば、図5に示すようなシェーデイング画像や、図6に示すようなテストチャートのような判定用画像である。また、制御部130は、光源40を動作させて、画像形成部30により係る判定用画像が形成された記録媒体Pに対する光の照射により画像を定着させる。
また、制御部130は、読取部50を動作させて判定用画像が形成された記録媒体Pが読取部50の下方を通過する際に読取部50に判定用画像を読み取らせる。
判定部90は、読取部50により読み取られた判定用画像に応じた判定を行う。具体的には、シェーデイング画像が読み取られた場合、判定部90は、画像形成部30により出力される各色の濃淡の度合いによる色再現性の判定を行う。この場合、判定部90による判定結果に応じて、調整部100が調整動作を行う。また、判定部90は、テストチャートが読み取られた場合、ノズルの詰まりの有無に係る判定を行う。この場合、判定部90による判定結果に応じて、詰まり解消部110が詰まり解消動作を行う。
ここで、画像形成部30により出力される各色の濃淡の度合いによる色再現性の判定について、より具体的に説明する。
図5に示すようなシェーデイング画像が読取部50により読み取られると、判定部90は、例えば、読取部50による読取結果として生成される画像データに基づいて、図7(a)に示すように、シェーデイング画像の形成により再現された色値及び色値どうしの位置関係を示す色再現データを生成する。図7(a)に示す色値の増減が、シェーデイング画像における色の濃淡に対応する。
また、判定部90は、図7(b)に示すように、色見本データを保持している。色見本データは、シェーデイング画像に基づいて生成される色再現データにおける理想的な色値及び色値どうしの位置関係を示す。
なお、図7(a)、(b)に示す横方向は、ノズルの並びに対応する。即ち、図7(a)において縦方向に沿って並ぶ色値は、ノズルの各々により再現される色の濃淡に対応する。
また、説明の簡略化を目的として、図7(a)、(b)では、一色の濃淡に対応する色再現データ及び色見本データについて例示しているが、実際には、シェーデイング画像に含まれる各色について個別に色再現データ及び色見本データが存在する。
判定部90は、色再現データと色見本データとを比較する。ここで、色再現データと色見本データとが完全に一致する場合、判定部90は、画像形成部30による色再現が適正であると判定する。この場合、調整部100による画像形成部30の調整は不要であることから、判定部90は、調整部100を動作させない。一方、色再現データと色見本データとが完全に一致しない場合、判定部90は、調整部100による調整動作を行わせることで、色再現データの色値と色見本データの色値が一致しない箇所に対応するノズルの色再現に係る補正を行う。例えば、図7(a)、(b)に示す例の場合、色見本データにおいて「255」となっている色値のうち、色再現データにおける最左のノズルの色値が「254」となってしまっていることから、判定部90は、色再現データと色見本データとが完全に一致しないと判定し、調整部100を動作させる。
具体的には、調整部100は、色再現データの色値が色見本データの色値よりも大きい場合、即ち、階調値に対して濃すぎる色が再現されている場合に、当該階調値に対応する出力信号について、インクの吐出量をより少なくするように調整を行うことで、階調値に対応する出力信号と、当該出力信号に応じて再現された色の濃淡との対応関係を適正にする。逆に、色再現データの色値が色見本データの色値よりも小さい場合、即ち、階調値に対して淡すぎる色が再現されている場合に、当該色の階調値に対応する出力信号について、インクの吐出量をより多くするように調整を行うことで、階調値に対応する出力信号と、当該出力信号に応じて再現された色の濃淡との対応関係を適正にする。図7(a)、(b)の例の場合、最左のノズルの「255」の階調値に対応する出力信号による出力結果としての色値が「254」となっていることから、意図されたインクの吐出量に対して実際の吐出量が小さくなっている。よって、調整部100は、調整動作において、最左のノズルの「255」の階調値に対応する出力信号について、インクの吐出量をより多くするよう出力信号の調整を行う。
なお、記録媒体Pに形成されたシェーデイング画像の色は、光源40による光の照射によって定着されることで安定する。このことから、制御部130は、上記のように、読取部50によるシェーデイング画像の読み取りに先立ち、光源40を動作させて記録媒体Pに光を照射させる。ここで、搬送部60による搬送方向における上流側から下流側への記録媒体Pの搬送中に、画像形成部30によるシェーデイング画像の形成、光源40による光の照射及び読取部50による読み取りが行われることから、読取部50の動作中に光源40が動作することとなる。
また、テストチャートについても、光源40による光の照射によって記録媒体Pに定着されることで記録媒体Pの搬送方向に沿った各ノズルに対応する線の欠けの有無の有り様がより安定する。このことから、制御部130は、シェーデイング画像の場合と同様に、読取部50によるシェーデイング画像の読み取りに先立ち、光源40を動作させて記録媒体Pに光を照射させる。
このように、読取部50により判定用画像を読み取る場合に、制御部130は、光源40を点灯させた状態で、読取部50に読取動作を行わせる。また、光源40が点灯した状態で読取部50が読取動作を行うことから、制御部130は、第二のシェーデイングデータに基づいて補正部80によるシェーデイング補正を行わせる。
なお、シェーデイング画像やテストチャートに対応する画像データは、予め用意されている。
具体的には、シェーデイング画像やテストチャートに対応する画像データは、例えば、記憶部70等、画像形成装置に予め設けられた記憶装置に記憶されている。制御部130は、判定部90による判定に係り、係る画像データを読み出して、読み出された画像データに対応する画像を画像形成部30に形成させる。
以上、本実施形態の画像形成装置1によれば、制御部130が、光源40を消灯させた状態で読取部50による画像の読取動作が行われる場合に、第一のシェーデイングデータに基づいて補正部80によるシェーデイング補正を行わせ、光源40を点灯させた状態で読取動作が行われる場合に、第二のシェーデイングデータに基づいて補正部80によるシェーデイング補正を行わせるので、読取部50は、画像形成部30による画像の形成が伴う場合のように光源40が動作する場合に第二のシェーデイングデータを用いることで光源40による読取結果への影響が考慮された読取結果を得ることができるとともに、それ以外の場合であって光源40が動作しない場合に第一のシェーデイングデータを用いることで正しい読取結果を得ることができる。即ち、光源40の動作状態に応じたシェーデイングデータを用いることができることから、光源40の動作状態に関わらず、読取部50の動作に係る精度をより高めることができる。
また、取得部140が、光源40を消灯させた状態で読取部50により読み取られたシェーデイング補正用のテストパターンの読取結果に基づいて第一のシェーデイングデータを取得し、光源40を点灯させた状態で読取部50により読み取られたシェーデイング補正用のテストパターンの読取結果に基づいて第二のシェーデイングデータを取得するので、第一のシェーデイングデータ及び第二のシェーデイングデータの両方を、各々に適した光源40の動作条件下で取得することができることから、第一のシェーデイングデータ及び第二のシェーデイングデータの補正の精度をより高めることができる。
また、取得部140が、補正用の媒体に形成されたテストパターンの読取結果に基づいてシェーデイングデータを取得するので、テストパターンの保守が容易となる。即ち、補正用の媒体が画像形成装置1から独立した媒体であるので、汚損を防止するための保管がより容易であることに加えて、仮に汚損したとしても、新たな補正用の媒体を用意するだけで正確なテストパターンを読取部50に読み取らせることができる。しかも、係る正しいテストパターンを読取部50に読み取らせるために必要な作業は、搬送部60に補正用の媒体を搬送させることのみである。よって、より保守等が簡便な補正用の媒体を用いて、より簡易にシェーデイングデータを取得することができる。
また、判定部90による色再現に係る判定結果に基づいて、調整部100が、画像形成部30の調整を行うので、画像形成部30による正しい色再現を実現することができる。ここで、判定部90による色再現に係る判定結果に用いられる読取結果は、光源40が動作している場合の読取結果であるが、上記のように、第二のシェーデイングデータを用いて読み取りが行われるので、光源40による読取結果への影響が考慮された読取結果に基づいて、色再現に係る判定をより高い精度で行うことができる。
また、判定部90が、ノズルの詰まりの有無に係る判定を行うので、読取部50による読取結果に基づいて、ノズルの詰まりの有無を確認することができる。
また、判定部90によりノズルに詰まりがあると判定された場合、詰まり解消部110が、ノズルの詰まりを解消するための詰まり解消動作を画像形成部30に行わせるので、ノズルの詰まりを解消することができることから、ノズルの詰まりによる画質の低下を防止することができる。
なお、本発明の実施の形態は、今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
例えば、上記の実施形態における読取部50はリニアイメージセンサーであるが、一例であってこれに限られるものでない。例えば、読取部50は、搬送部60に搬送される媒体の一面を撮像するように設けられた二次元のエリアイメージセンサーであってもよい。
また、上記の実施形態では、読取部50の画像信号を構成するRGBの輝度や、画像の色値の値が8ビット(0〜255)である場合について記載しているが、一例であってこれに限られるものでなく、適宜変更可能である。また、読取部50による読み取りに係り取り扱われる色空間や、色の認識に係る明度等のパラメーターについても、適宜変更可能である。
また、画像形成部30により画像形成に用いられる色についても、適宜変更可能である。
また、上記の実施形態では、ワンパス方式のインクジェット記録装置として機能する画像形成部30について記載しているが、一例であってこれに限られるものでない。例えば、画像形成部30は、所定の方向に沿ってヘッド部31を往復移動させる機構をさらに備えていてもよいし、インクジェット記録方式によらず、他の画像形成方式によって画像を形成する画像形成部であってもよい。
また、上記の実施形態において、光源40から照射される光は紫外線であるが、一例であってこれに限られるものでない。他の光の具体例として、赤外線(infrared:IR)、インクを硬化させる作用をもたらすその他の光線又は電磁波等の波動あるいはこれらの波動により生じる熱等が挙げられる。光は、インクの特性に応じて具体的に選定される。
また、光源40から照射される光が読取部50に対して与える影響に係る具体的内容は、光に応じる。例えば、光としてIRが用いられる場合、CCDイメージセンサーが感度を示す波長の光のうち、700[nm]以上の波長の光に係る影響がより重点的に考慮される。この場合の第二のシェーデイングデータは、第一のシェーデイングデータに対して、係る考慮に基づいた補正が行われたデータとなる。
また、上記の実施形態における詰まり解消動作は、ノズルの詰まりを解消する目的でノズルから強制的にインクを吐出させる動作であるが、一例であってこれに限られるものでない。詰まり解消動作は、例えば、詰まりが生じたノズルからインクを吸引する吸引メンテナンスであってもよい。この場合、詰まり解消部110は、例えば、ヘッド部31の各々からインクを吸引するための吸引部、ヘッド部31のノズル面に対する吸引部の当接と離間とを切り替えるように吸引部を移動可能に支持する移動機構、当該移動機構を介してヘッド部31を移動させる駆動部等を有する。係る詰まり解消部110は、吸引メンテナンス時に、吸引メンテナンスの対象となるヘッド部31のノズル面に対して吸引部をヘッド部31に当接させて吸引部を動作させる。その他、詰まり解消部110の具体的構成は、ノズルの詰まりを解消することができる他の動作に応じた構成であってもよい。
また、上記の実施形態における補正部80や取得部140等は、独立して設けられた回路により構成されているが、一例であってこれに限られるものでない。例えば、補正部80や取得部140等は、読取部50に設けられた回路であってもよい。
また、補正部80、判定部90、調整部100、詰まり解消部110及び取得部140のうち、一部又は全部は、制御部130のCPU、RAM、ROM等の協働によるソフトウェア処理で実現される機能であってもよい。
また、上記の実施形態では、判定部90によりノズルに詰まりがあると判定された場合に、詰まり解消部110による詰まり解消動作が行われているが、一例であってこれに限られるものでない。例えば、制御部130が、操作表示部120等を介してユーザーにノズルの詰まりに係る報知を行うようにしてもよい。また、この場合に、操作表示部120等を介して行われるユーザーの指示入力に応じて、詰まり解消部110又はこれと同様の機能を有する構成が詰まり解消動作を行うようにしてもよい。
また、判定用画像は、シェーデイング画像やテストチャートに限らない。
例えば、ジョブデータに基づいて記録媒体Pに形成された画像を読取部50により読み取って判定用画像として用いてもよい。この場合、判定部90は、例えば、ジョブデータに基づいて画像処理部20により生成されたビットマップデータと、当該ジョブデータに基づいて記録媒体Pに形成された画像の読取結果に応じた判定用画像とを比較して、ビットマップデータに対する判定用画像の色再現性に係る判定や、ドット欠けの有無の検知によるノズルの詰まりの有無に係る判定を行う。
また、上記の実施形態における読取動作に伴う光源の動作の有無の事例はあくまで一例であって、これに限られるものでない。
光源40を消灯させた状態での読取部50による画像の読み取りの例として、媒体に既に形成されている画像を読み取って、読み取られた画像を画像形成部30の動作により記録媒体Pに再現する複写モードにおける媒体の読み取りや、画像形成部30による画像形成時に読取部50を動作させずに一度排出された記録媒体Pを再度搬送部60により搬送して読取部50に読み取らせる場合における記録媒体Pの読み取り、補正用の媒体に限らず、画像形成装置1の動作制御に係る何らかのパターン画像等の読み取り等が挙げられる。
また、上記のテストパターンは、搬送部60に搬送される補正用の媒体に形成されているが、一例であってこれに限られるものでない。
例えば、テストパターンは、白色板等の媒体以外の部材に形成されていてもよい。また、搬送部60を動作させない状態で、テストパターンが形成された媒体又は部材を読取部50により読み取られる位置に載置するようにしてもよい。
また、搬送部60の形態等、画像形成装置1を構成する各部の形態及び配置は適宜変更可能である。
例えば、図8に示すように、ドラム式の搬送部60Aを有する画像形成装置1Aにおいても、本発明は適用可能である。この場合、画像形成部30のヘッド部31の各々は、搬送部60Aのドラムの外周面の弧に沿うように並べて設けられる。また、光源40は、媒体の搬入部から媒体の排出部に至るまでの媒体の搬送方向において、画像形成部30の下流側の位置に設けられる。また、読取部50は、光源40の下流側の位置に設けられる。
図8に示す例による画像形成装置1Aにおいても、上記と同様の効果を奏する。
1 画像形成装置
2 バス
10 通信部
20 画像処理部
30 画像形成部
31 ヘッド部
40 光源
50 読取部
60 搬送部
70 記憶部
80 補正部
90 判定部
100 調整部
110 解消部
120 操作表示部
130 制御部
140 取得部
P 記録媒体

Claims (11)

  1. 媒体に画像を形成する画像形成部と、
    前記画像形成部により画像が形成された媒体に画像を定着させるための光を照射する光源と、
    複数の受光素子を有し、媒体の画像を光学的に読み取る読取部と、
    前記読取部に対しシェーデイングデータに基づいてシェーデイング補正を行う補正部と、
    前記シェーデイングデータとして、前記光源を消灯させた状態で画像が読み取られる場合に用いられる第一のシェーデイングデータと、前記光源を点灯させた状態で画像が読み取られる場合に用いられる第二のシェーデイングデータと、を記憶する記憶部と、
    前記光源を消灯させた状態で読取部による画像の読取動作が行われる場合に、前記第一のシェーデイングデータに基づいて前記補正部によるシェーデイング補正を行わせ、前記光源を点灯させた状態で読取動作が行われる場合に、前記第二のシェーデイングデータに基づいて前記補正部によるシェーデイング補正を行わせる制御部と、
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記補正部は、前記読取部から出力される画像信号に対しシェーデイングデータに基づいてシェーデイング補正を行うことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記補正部は、シェーデイングデータに基づいて前記読取部の読取条件を補正することによりシェーデイング補正を行うことを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 前記光源を消灯させた状態で前記読取部により読み取られたシェーデイング補正用のテストパターンの読取結果に基づいて前記第一のシェーデイングデータを取得し、
    前記光源を点灯させた状態で前記読取部により読み取られたシェーデイング補正用のテストパターンの読取結果に基づいて前記第二のシェーデイングデータを取得する取得部を備えることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  5. 前記テストパターンは白色部を含むことを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 前記取得部は、補正用の媒体に形成された前記テストパターンの読取結果に基づいて前記シェーデイングデータを取得することを特徴とする請求項4又は5に記載の画像形成装置。
  7. 前記画像形成部により形成された判定用画像を有する媒体から前記読取部により読み取られた当該判定用画像の読取結果に基づいて、前記画像形成部により形成された画像の画質に係る判定を行う判定部を備え、
    前記制御部は、前記判定用画像を読み取る場合に、前記光源を点灯させた状態で、前記読取部に読取動作を行わせ、前記第二のシェーデイングデータに基づいて前記補正部によるシェーデイング補正を行わせることを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  8. 前記画質に係る判定は、前記画像形成部により形成された判定用画像の色再現及び明暗の再現の少なくともいずれか一方に係る判定を含み、
    前記色再現及び明暗の再現の少なくともいずれか一方に係る判定結果に基づいて、前記画像形成部の調整を行う調整部を備えることを特徴とする請求項7に記載の画像形成装置。
  9. 前記画像形成部は、媒体にインクを吐出するノズルを有し、
    前記画質に係る判定は、前記ノズルの詰まりの有無に係る判定を含むことを特徴とする請求項7又は8に記載の画像形成装置。
  10. 前記判定部により前記ノズルに詰まりがあると判定された場合、ノズルの詰まりを解消するための詰まり解消動作を行う詰まり解消部を備えることを特徴とする請求項9に記載の画像形成装置。
  11. 請求項1から10のいずれか一項に記載の画像形成装置における読取部のシェーデイング補正方法であって、
    前記光源を消灯させた状態で画像が読み取られる場合に用いられる第一のシェーデイングデータと、前記光源を点灯させた状態で画像が読み取られる場合に用いられる第二のシェーデイングデータと、を取得する取得ステップと、
    前記第一のシェーデイングデータと、前記第二のシェーデイングデータを記憶部に記憶する記憶ステップと、
    前記光源を消灯させた状態で読取部による画像の読取動作が行われる場合に、読取部から出力される画像信号に対し前記第一のシェーデイングデータに基づいてシェーデイング補正を行い、前記光源を点灯させた状態で読取動作が行われる場合に、読取部から出力される画像信号に対し前記第二のシェーデイングデータに基づいて前記補正部によるシェーデイング補正を行う補正ステップと、
    を備えることを特徴とするシェーデイング補正方法。
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