JP2015002877A - 加熱調理器 - Google Patents

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真人 関
英樹 都留
Hideki Tsuru
英樹 都留
栗原 誠
Makoto Kurihara
誠 栗原
一弘 加藤
Kazuhiro Kato
一弘 加藤
岸本 直人
Naoto Kishimoto
直人 岸本
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Abstract

【課題】おいしいパンを簡単に効率よく焼き上げる加熱調理器を提供する。
【解決手段】本体2に配置され上下に上・下ヒータ27を設けた前面が開口した調理庫26と、調理庫26の前記開口を塞ぐドア32と、調理庫26の上・下ヒータ27の間で加熱される調理容器71とを備え、調理容器71は、被加熱物30を入れる収容部76と収容部76の上部開口先端部にフランジ部72を有した同形状の2枚の皿70を備え、皿70のフランジ部72には、皿70を中心線Cで区切った両側に位置し、かつ皿70の中心点Pに対して点対称の位置に有した対の突起74と、皿70を区切った中心線Cに対して突起74と線対称の位置に有した丸孔75とを設けたものである。
【選択図】図9

Description

本発明は、本体に付属する調理容器でパンを調理する加熱調理器に関するものである。
従来のこの種の加熱調理器においては、本体前面に開口する調理庫で、該調理庫での加熱を操作する操作部で自動調理を選択して前記調理庫に設けた上・下ヒータにより加熱し、被加熱物を焼き上げるものである。
そこで、特許文献1には、所定の高さの周壁を有する皿と、前記皿よりも高さと重量が大きなふたで構成されたパン生地を収容する調理容器を備えた加熱調理器が知られている。
特許第4738452号公報
特許文献1では、皿にパン生地を並べて、皿よりも高さと重量が大きいふたを皿に被せて、皿とふたの外側から加熱するものであります。その使用されるふたは、特に高さと重量が大きいため、熱容量が大きく、調理容器に入れたパン生地を加熱するのに多大のエネルギーを必要とする課題が考えられる。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたものであり、本体に配置され上下に上・下ヒータを設けた前面が開口した調理庫と、該調理庫の前記開口を塞ぐドアと、前記調理庫の前記上・下ヒータの間で加熱される調理容器とを備え、該調理容器は、被加熱物を入れる収容部と該収容部の上部開口先端部にフランジ部を有した同形状の2枚の皿を備え、該皿の前記フランジ部には、前記皿を中心線で区切った両側に位置し、かつ前記皿の中心点に対して点対称の位置に有した対の突起と、前記皿を区切った前記中心線に対して前記突起と線対称の位置に有した孔とを設けたものである。
本発明によれば、おいしいパンを簡単に効率よく焼き上げることができる。
一実施例の加熱調理器をシステムキッチンに収納した状態の斜視図である。 図1のA−A断面図である。 一実施例の加熱調理器の上ヒータの説明図である。 同下ヒータの説明図である。 同焼き網の説明図である。 同操作部の説明図である。 同操作部でオーブンメニューの「パン」を選択した場合の動作説明図である。 同皿を裏返した状態の斜視図である。 同皿の斜視図である。 同調理容器の断面斜視図である。 同皿にパン生地を並べた状態の斜視図である。 同調理容器で調理後に上側の皿を外したパンの斜視図である。
以下、本発明の実施例を上記した図1から図12に従って説明する。なお、本実施例は、システムキッチンに嵌め込むビルトイン型でなく、キッチンに載置する据置型の加熱調理器であっても差し支えない。
図1において、加熱調理器の本体2は、システムキッチン1の上面から落とし込んで設置され、設置後は本体2の後述するオーブン(ロースター)4と操作部5がシステムキッチン1の前面部から操作できるようになっている。オーブン4は、本体2内に配置され前面が開口した調理庫26(図2)を備え、調理庫26の前面開口部を塞ぐドア32を備える。操作部5は、ドア32に隣接し回動して本体2に出入り自在に設けて、主にオーブン4の電源の入・切や調理庫26での加熱調理のメニューの選択・設定・加熱の開始停止の操作を行う。
調理を行う際の調理鍋(図示せず)は、本体2の上面に配置された耐熱ガラス等からなるプレート3上に載置され、プレート3の周囲端面は、プレート枠14によって保護されている。
プレート3には載置部6が描かれており、該載置部6に調理鍋を載置することにより調理可能となる。載置部6は、プレート3の上面手前の右に載置部右6a、左に載置部左6bが配置され、これら両載置部6a,6b間の奥(中央後部)に載置部中央6cが配置されている。そして、プレート3を挟んで各載置部6の下に位置するように、本体2内の上部に調理鍋を加熱するための加熱コイルユニット25(図2)が設置されている。
また、プレート3の前面側には、上面操作部9とその奥側に位置する上面表示部10が設けられており、上面操作部9は主に加熱コイルユニット25の操作を行う。
本体2の内部には、上記した発熱部品である加熱コイルユニット25や、電子部品およびこれらの発熱部品を冷却するための冷却ファン(いずれも図示せず)が配置されている。
本体2の後部上面には、前記冷却ファンの駆動によって外気を吸引する吸気口7と、発熱部品である加熱コイルユニット25や電子部品を冷却した後の廃熱を本体2外に排出する排気口8が設けられている。なお、排気口8からは、後述するオーブン4の廃熱も同時に排出される。
オーブン4は魚や肉,ピザ等の被加熱物を焼くためのもので、本体2の前面部の左側若しくは右側に配置されている。(本実施例では、本体2の左側に配置されている。)なお、オーブンは、呼び名としてロースター,グリルと呼ぶこともある。
図2〜図4において、次にオーブン4の詳細について説明する。
調理庫26は、前面が開口した箱型をしており、内部の上部と下部にはシーズヒータ等の発熱体よりなる上・下ヒータ27(上ヒータ27a,下ヒータ27b)が設置されている。
上ヒータ27aは、調理庫26の前後方向又は横幅方向に沿って適宜蛇行しながら配置され、調理庫後板26aの外側へ端子部27cを出して設けている。下ヒータ27bは、調理庫26の前後方向に沿って蛇行しながら配置され、後述するドア32の裏側に近い前面部に、同じく後述する焼き網33の横幅方向に沿った横長発熱部27b−1を設け、調理庫後板26aの外側へ端子部27dを出している。
上ヒータ27a,下ヒータ27bを制御する制御部45は、オーブン4の上面で、該オーブン4からの熱の影響を受けない場所に配置されており、操作部5や上面操作部9とも連なっている。
また、調理庫26の前面開口部は、ドア32によって塞がれており、該ドア32の表側にハンドル11が取り付けられ、ドア32の調理庫26側には受け皿支持部31aによってドア32が着脱自在に連結されている。その受け皿支持部31aの上面には着脱自在に受け皿31が載置されている。
調理庫26の後方上部には、排気出口29が設けられ、該排気出口29は排気通路35を介して本体2の後部上面に開口した排気口8に連通している。
また、排気出口29の入り口側には調理庫26内で発生する煙や臭いを浄化する空気浄化用の触媒34と、触媒34を加熱するための触媒ヒータ37が配置され、排気通路35の途中には煙や臭いを強制的に排気口8から本体2外に排出するための排気手段36が設けられている。なお、排気手段36は、排気ファン36aと排気モータ36bとで構成されている。
触媒ヒータ37と排気モータ36bは制御部45に接続されている。
調理庫26の前面側下部とドア32との間には空気取入口43が設けられ、前記排気手段36が駆動すると、空気取入口43から調理庫26内に外気が流入し、下記する受け皿31の下面を冷却しながら排気通路35側に流れる。
温度センサー80は、調理庫26の側面に設けられ、調理庫26の内部の温度を検出するためのもので、制御部45に接続されている。
受け皿31は、調理庫26内にその前面開口部から出し入れ自在に収納されており、中に焼き網33が載置され、その上に魚やピザ等の被加熱物30や被加熱物30であるパン生地W1を入れた後述する調理容器71を載せる。
図5において、焼き網33は、所定の間隙を保持して後方から前方に向けて平行に並べた横線材33aと、略U字状をなし、上部に該横線材33aの両端を固定し、下部を受け皿31の内周段部に載置する一対のフレーム線材33bとで構成されており、前記U字状部間には、前記上部と下部の間隙を一定に保持するための保持線材33cが固定されている。
次に図6において、オーブン4のメニュー設定などを行う操作部5について説明する。
操作部5は図1では、本体2から回動して出た状態を示し、操作を行う操作面5kは、上方傾斜面である。
5aは調理庫26の調理に必要なメニューなどを設定・操作をするオーブン操作手段、5bはオーブン操作手段5aで入力した内容や設定内容を表示するためのオーブン表示手段である。操作部5の最も奥側にオーブン表示手段5b、オーブン表示手段5bより手前に、オーブン操作手段5aを配置されている。
オーブン表示手段5bにはメニュー群を複数個横一列に配置したメニュー表示部66を備えている。前記メニュー群は夫々、ヘルシーメニュー50、魚焼きメニュー51a、焼き物メニュー51b、オーブンメニュー61、手動コース52である。メニュー表示部66は、前記メニュー群であるヘルシーメニュー50、魚焼きメニュー51a、焼き物メニュー51b、オーブンメニュー61、手動コース52が左から横一列に配置している。
これらの前記メニュー群のひとつひとつは、3段にメニューが表示されている。
これら66メニュー表示部の隣には、仕上がりや火力を調節した結果を表示する仕上がり53を配置していて、「仕上がり」「弱」「中」「強」「火力」の下にランプを備えて点灯して表示する。
そして、仕上がり53の右に隣接して、温度/発酵/時間の表示部54を備える。温度/発酵/時間の下にランプを備えて、数字表示部54eの内容が「温度」「発酵」「時間」のいずれの項目かを点灯して示す。
ここでは、「パン」の場合について説明すると、発酵表示54bが点灯する場合は、数字表示部54eには自動調理を実行している表示(特定の表示)を示し、その後、調理の進行が事前に確認してプログラムしてある特定の条件を満足した時、概ね発酵調理の途中から残りの「発酵」工程と「焼き」工程の調理時間を合算した残り時間(調理終了までの時間)を表示する。発酵が終了すると、発酵表示54bが消灯して「焼き」工程の残り時間を表示する。
オーブン操作手段5aの詳細は以下の通りである。
オーブン操作手段5aの奥側には前記したメニュー表示部66に対峙して選択キーを複数個横一列に配置したメニュー選択キー63を備えている。前記選択キーは、ヘルシーメニュー選択キー55、魚焼きメニュー選択キー56a、焼き物メニュー選択キー56b、オーブンメニュー選択キー62、手動コース選択キー57である。メニュー選択キー63は、前記選択キーであるヘルシーメニュー選択キー55、魚焼メニュー選択キー56a、焼き物メニュー選択キー56b、オーブンメニュー選択キー62、手動コース選択キー57が左から横一列に配置している。
メニュー選択キー63の操作とメニュー表示部66の表示を説明する。
オーブンメニュー選択キー62は押す毎にオーブンメニュー61の「パン」→「パン」→「ピザ」→「スイーツ」とメニューの下側に配置したランプで点灯しながら移行し調理したいメニューを点灯させることで選択できる。「パン」の動作には、以下の二通りがある。
オーブンメニュー選択キー62を押すと1回目のオーブンメニュー61の「パン」が点灯して、温度/発酵/時間の表示部54の発酵表示54bが点滅する場合には、パン生地W1を工程1「発酵」と工程2「焼き」を行ってパンW2を焼き上げる。
更にオーブンメニュー選択キー62を押すと2回目のオーブンメニュー61の「パン」が点灯して、温度/発酵/時間の表示部54の発酵表示54bが表示しない場合には、発酵が済んでいるパン生地W1を使って、工程2「焼き」のみを行ってパンW2を焼き上げるものである。
次に、メニュー選択キー63の操作後に設定を必要とする設定キーについて説明する。
58は仕上がり・温度を設定する設定キー(ダウンキー58a,アップキー58b)で、例えば、自動、手動で加熱するとき、仕上がり時の焼き具合を設定できるように、オーブン表示手段5bに表示された仕上がり53の「強」,「中」,「弱」から選択できる。
例えば、仕上がりを「強」に設定するには、アップキー58bを押すことで仕上がりは「強」に設定される。「弱」はダウンキー58aを押して設定する。加熱を自動で行うメニューでは仕上がりを「強」(「弱」)に設定することで加熱時間を長く(短く)設定できるようになっている。また、手動コース52の「グリル」では仕上がりを「強」(「弱」)に設定することで火力を大きく(小さく)設定できるようになっている。
また、手動コース選択キー57の「オーブン」を設定した時は、調理庫26を加熱する温度と時間の設定が必要となり、設定キー58では温度の設定が可能で、オーブン表示手段5bに表示された温度/発酵/時間の表示部54に現れるデジタルの数字を、ダウンキー58a,アップキー58bを用いて設定したい温度に合わせる。
また、オーブンメニュー61で「パン」を選択した場合は、焼き工程に関するもので「中」は組み込んだ通りの焼き時間と制御温度で焼き上げるものである。「強」は焼き色を濃くしたい場合に焼き時間を長くするときに設定する。また、「弱」は、焼き色を薄くしたい場合に制御温度を下げるときに設定する。室温が低いときには焼きが弱く、室温が高いときには焼きが強くなる場合もあるため使用者の好みにより設定する。
加熱時間は時間キー59(ダウンキー59a,アップキー59b)を用いて、オーブン表示手段5bに表示された温度/時間の表示部54に現れるデジタルの数字を、ダウンキー59a,アップキー59bを用いて設定したい時間に合わせる。
60は切・スタートキーで、加熱開始時に押すと加熱が開始され、加熱中に押すと加熱を中断する。切・スタートキー60は、オーブン4の調理庫26の前面開口部を塞ぐドア32に最も近くオーブン操作手段5aのメニュー選択キー63より手前となる操作部5の手前角の位置に設け、切・スタートキー60の横幅は、横幅が大きく操作部5で最も大きく設けている。
次に、図8〜図10によって、本体2に付属する調理容器71(皿70を二枚使用した調理容器71)について説明する。
調理容器71は、皿70aと皿(ふた)70bとをフランジ部72で重ねて使用するもので、同じ皿70を二枚使用するものである。そして、不使用時には皿70aに皿(ふた)70bを重ねて収納するものである。皿70は、ステンレス製の板厚0.5mmで構成し、調理庫26の内部に収容してヒータ27で加熱して調理に使用する専用皿である。
皿70は、一方の皿70aにパン生地W1を並べて載置してパン生地W1の上に他方皿(ふた)70bを裏返して蓋状に被せてパン生地W1を覆う調理容器71として焼き網33に載置して調理庫26に収容して使うものである。
例えば図9に示すように、皿70は、上部に開口し、その開口部の大きさは直径210mm、開口部の底面は直径205mmで深さは25mmの収容部76と、収容部71の上部開口先端部の外周外側に環状のフランジ部72を備え、フランジ部72が最大で直径240mmである。
皿70の左右の中心となる中心線Cと、皿70の中心を中心点Pと定めて、以下の説明をする。
環状のフランジ部72において中心線Cに対して左右を定めると、左右の両側に2箇所の手かけ部73を備える。手かけ部73は、フランジ部72の一部を下側へ(例えば約45度)折り曲げて傾斜させて設ける。この手かけ部73は、皿70aに裏返して皿(ふた)70bを重ね合わせたときに、同一の皿70であるため上下のフランジ部72がピッタリと重なりあって接触するため手をかけにくいため、手を掛けて開け閉めするためのものである。
次に図9において、皿70を重ねた時に位置合わせとなる突起74と丸孔75について説明する。
突起74は、フランジ部72の前側と後側の2箇所に上方へ張り出した(凸状に設けた)もので、その位置は、皿70の中心点Pに対して2箇所の突起74は点対称の位置にある。その大きさは約φ4mmである。
丸孔75は、フランジ部72の前側と後側の2箇所に前記突起74を挿入するために開口した穴である。その位置は、皿70の中心点Pに対して2箇所の丸孔75は点対称の位置にある。その大きさは約φ5.5mmである。なお、ここでは丸穴とそれに嵌合する突起を例に説明を行うが、両者が嵌合する形状であれば、穴の形状や突起の形状は任意のものを使用することができる。
そして、皿70aと皿(ふた)70bを合わせて調理容器71として使用するときは、各皿70のフランジ部72に備えた各々の突起74を、重ね合わせる皿70の丸孔75の嵌合するようにフランジ部72を合わせて使用する。次に図8の皿(ふた)70bを図9の皿70aに載せる場合について説明する。
図9の皿70aにおいて、フランジ部72の前側に設ける突起74bは中心線Cより左側に設け、フランジ部72の後側は設ける突起74bは中心線Cより右側に設け(前記2箇所の突起74bは中心点Pに対して点対称の位置に設け)、丸孔75aは、中心線Cに対して各突起74aと線対称の位置に設けられている。
図8は図9の皿70aを裏返した皿(ふた)70bであるので、後側の突起74bと丸孔75bは図示していないが、図8の皿(ふた)70bにおいて、フランジ部72前側の右側に突起74aを備え、フランジ部72後側の左側に突起74bを備える。周方向で反対の位置となる。そして、フランジ部72前側の左側に中心線Cに対して突起74aと対称に丸孔75aを備え、フランジ部72後側の右側に中心線Cに対して突起74bと対称に丸孔75bを備える。
そのため、皿70aの突起74aは皿(ふた)70bの丸孔75aに、皿70aの突起74bは皿(ふた)70bの丸孔75bに、皿(ふた)70bの突起74aは皿70aの丸孔75aに、皿(ふた)70bの突起74bは皿70aの丸孔75bに嵌合する。
または、図8の皿(ふた)70bを前後180度回転した場合でも、皿70aの突起74aは皿(ふた)70bの丸孔75bに、皿70aの突起74bは皿(ふた)70bの丸孔75aに、皿(ふた)70bの突起74bは皿70aの丸孔75aに、皿(ふた)70bの突起74aは皿70aの丸孔75bに嵌合する。
よって、調理容器71は、一方の皿70aに他方の皿(ふた)70bを裏返して皿70aを覆う蓋として皿(ふた)70bで構成するので、皿70aのフランジ部72に前記蓋となる皿(ふた)70bのフランジ部72を前後180度いずれの向きに載せても、皿70aと前記蓋となる皿(ふた)70bは、全ての突起74と丸孔75は嵌合する。
そのため、皿70aに前記蓋の皿(ふた)70bを前後180度いずれの向きに載せると皿70aの手かけ部73と前記蓋となる皿(ふた)70bの手かけ部73が同じ位置となるものである。
図10は、調理容器71の状態で、図8、図9のD-D断面の斜視図であり、図10に示すように載り合わせたフランジ部72の上下に手かけ部73間隙Gを形成するように配置するので、手を挿入して扱い易い。
これにより、皿70に対して蓋である皿(ふた)70bがずれることなく、覆う方向と位置が定まるものである。
また、パン作りに対しては、皿70aに皿(ふた)70bを裏返して蓋状に被せた調理容器71の高さは約50mmで、調理庫26の中で焼き網33の上部から、調理庫26の上方に取り付けた上ヒータ27aまでの寸法より小さくしてある。パン生地W1が膨らんだ場合、皿(ふた)70bが上ヒータ27aに接触することになるが、皿(ふた)70bは上ヒータ27aでの加熱により変形など壊れることはない。
更に、本実施例では、パン生地W1が膨らんで皿(ふた)70bに接触して皿(ふた)70bを持ち上げられても良いように、薄板(板厚0.5mm)の軽量の皿70は同じものを2枚使用するものである。
また、皿(ふた)70bが上ヒータ27aに接触しても、熱が皿(ふた)70b全体に拡散して、皿(ふた)70b全体の温度が略均一になるため、パンW2が一部的に焦げたりせず、パンW2の焼き具合、焦げ具合には、大きく影響しない。
本実施例は、以上の構成からなり、次にオーブンメニュー61の「パン」動作について、操作部5のオーブンメニュー選択キー62でオーブンメニュー61の「パン」を選択し、発酵表示54bを点滅表示させ、尚且つ設定キー58で仕上がり53を「中」に選択した場合について図7、図8〜図12で説明する。
この場合は、食パンと同じ材料を使ったパン生地W1を「発酵」と「焼き」の工程によってパンW2を焼き上げるものである。
図7は、オーブンメニュー選択キー62でオーブンメニュー61の「パン」を選択し、発酵表示54bを点滅表示させ、尚且つ設定キー58で仕上がり53を「中」に選択した上ヒータ27aと下ヒータ27bなどの動作を示している。
材料から作ったパン生地70W1を皿70aに円を描くように8個並べる(図11)。
皿70aのフランジ部72の高さまでパン生地W1を手で軽く抑え、霧を吹き、皿(ふた)70bを裏返して蓋として被せパン生地W1の上下に接触して覆う調理容器71とした。
そして、ドア32のハンドル11を手前に引いて受け皿31とともに焼き網33を調理庫26の前面に露出させ、焼き網33の中央に載せる。
この時、皿(ふた)70bは軽量であるため、調理容器71を持ち運びした時に皿(ふた)70bが容易に移動し易いが、皿70aの突起74aは皿(ふた)70bの丸孔75aに、皿70aの突起74bは皿(ふた)70bの丸孔75bに、皿(ふた)70bの突起74aは皿70aの丸孔75aに、皿(ふた)70bの突起74bは皿70aの丸孔75bに嵌合しているので、皿(ふた)70bがずれる心配は無い。そのため、パン生地W1が露出されることは無く、発酵工程でパン生地W1が乾燥する心配は無い。
ドア32を閉じ、調理方法を操作部5で設定する。
設定は、オーブンメニュー選択キー62でオーブンメニュー61の「パン」を選択し、発酵表示54bを点滅表示させ、尚且つ設定キー58で仕上がり53を「中」に選択する。
全ての準備が完了したら、切・スタートキー60を押してパン作りを開始する。
図7に示すように、パン作りが開始すると、まず発酵工程である。
排気手段36が駆動し、空気取入口43から受け皿31の下面に外気が流入するので、受け皿31は冷やされる。従って受け皿31には水を入れなくとも良い。そして、流入した空気は排気手段36によって排気出口29を通り排気口8より排出される。
触媒34を加熱する触媒ヒータ37はオフの状態を継続する。このようにする理由は、触媒34が加熱されると、パン生地W1が発酵するときに出る排気と反応してすっぱい臭いとなるため、使用者に不快感をあたえないために、触媒ヒータ37を通電せずオフとして触媒34を加熱しないようにしている。
上ヒータ27a、下ヒータ27bは、調理庫26の温度センサー80で検出する温度によって制御部45により所定の通電パターンに制御される。その結果、パン生地W1は、調理容器71の中で、発酵に適した温度環境を維持して発酵を進める。概ね調理容器71内部の温度で30℃から45℃程度である。
また、発酵工程では、パン生地W1が乾燥しないように調理容器71の皿70aと皿(ふた)70bとの各フランジ部72はお互いに接触して隙間が無いので略密閉状態となり、上・下ヒータ27の発生した熱は調理容器71を介して間接的にパン生地W1を加熱する。パン生地W1は調理容器71内部に納まっているので乾燥することなく良好な発酵が行われる。
次は、焼き工程である。排気手段36はオンを継続し、触媒ヒータ37はオフを継続する。
上ヒータ27a、下ヒータ27bは、調理庫26の温度センサー80で検出する温度によって制御部45により所定の通電パターンに制御される。その結果、パン生地W1は、調理容器71の中で、調理容器71に接する部分は直接加熱されて焼きに適した温度環境を維持して、焼きあがる。概ね温度センサー80で検出する温度は180℃で焼き上げる。
発酵が進み、パン生地W1が膨らむと皿70aと皿(ふた)70bとの各フランジ部72間に隙間が発生して開放状態となり、上・下ヒータ27の発生した熱は調理容器71内な入り直接的にパン生地W1を効率よく加熱し、良好にパン生地W1を焼き上げる。そのため、加熱時間も短くパンを焼き上げることが可能となる。
発酵25分、焼き25分でパンW2(図12)が焼きあがる。
調理が終了すると、ドア32を開いて、調理容器71を取り出して、調理容器71の手かけ部73に手をかけて蓋となる皿70を開き、パンW2を皿70から取り出す。
そして、焼き上がった状態で、焼きが不足の場合には、追加焼きキー64によって追加して焼くことができる。
また、ここでは、発酵工程の後焼き工程によるパン作りを説明したが、焼き工程のみを行う場合にも、皿70による調理容器71を使用する。
以上の実施例によれば、おいしいパンを簡単に効率よく焼き上げることができる。
2 本体, 5 操作部,
5a オーブン操作手段, 5b オーブン表示手段,
26 調理庫, 27 上・下ヒータ,
27a 上ヒータ, 27b 下ヒータ,
30 被加熱物, 31 受け皿,
32 ドア, 33 焼き網,
45 制御部, 55 ヘルシーメニュー選択キー,
57 手動コース選択キー, 59 時間キー,
60 切・スタートキー, 62 オーブンメニュー選択キー
63 メニュー選択キー, 66 メニュー表示部,
70 皿, 70a 皿,
70b 皿, 71 調理容器,
72 フランジ部, 73 手かけ部,
74 突起, 75 丸孔,
C 中心線 P 中心点,
W1 パン生地, W2 パン,

Claims (2)

  1. 本体に配置され上下に上・下ヒータを設けた前面が開口した調理庫と、
    該調理庫の前記開口を塞ぐドアと、
    前記調理庫の前記上・下ヒータの間で加熱される調理容器とを備え、
    該調理容器は、
    被加熱物を入れる収容部と該収容部の上部開口先端部にフランジ部を有した同形状の2枚の皿を備え、
    該皿の前記フランジ部には、
    前記皿を中心線で区切った両側に位置し、かつ前記皿の中心点に対して点対称の位置に有した対の突起と、
    前記皿を区切った前記中心線に対して前記突起と線対称の位置に有した孔とを設けたことを特徴とする加熱調理器。
  2. 請求項1に記載の加熱調理器において、
    一方の皿を他方の皿に載置したとき、一方の皿のフランジ部に設けられた突起が、他方の皿のフランジ部に設けられた穴に嵌合することを特徴とする加熱調理器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020081423A (ja) * 2018-11-27 2020-06-04 株式会社ハーマン 調理容器

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