JP2014530926A - ナフトールをベースとするトリスアゾ酸性染料 - Google Patents
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Abstract
本発明は、式(I)の新規の酸性染料に関する。式中、R1は、H又はスルホ基を表し、R2は、H又はスルホ基を表し、R1はR2と異なっていなければならず、R3は、H、スルホ基、置換C1〜C4アルキル基若しくは非置換C1〜C4アルキル基、置換C1〜C4アルコキシ基又は非置換C1〜C4アルコキシ基を表し、R4は、H、置換C1〜C4アルキル基若しくは非置換C1〜C4アルキル基、置換C1〜C4アルコキシ基又は非置換C1〜C4アルコキシ基を表し、R6は、置換C1〜C9アルキル基若しくは非置換C1〜C9アルキル基、非置換アリール基又は置換アリール基を表す。この新規の酸性染料は、ポリアミドの染色及びプリントに用いることができる。【選択図】なし
Description
本発明は、新規の酸性染料、それらの調製方法及び有機基材の染色へのそれらの使用に関する。
酸性染料が知られており、架橋部分を備える染料も同様に知られている。
しかしながら、向上した性質を有する酸性染料が今もなお必要とされている。
本発明によれば、式(I)の化合物が提供される。
式中、
R1は、H又はスルホ基を表し、
R2は、H又はスルホ基を表し、R1はR2と異なっていなければならず、
R3は、H、スルホ基、置換C1〜C4アルキル基若しくは非置換C1〜C4アルキル基、置換C1〜C4アルコキシ基又は非置換C1〜C4アルコキシ基を表し、
R4は、H、置換C1〜C4アルキル基若しくは非置換C1〜C4アルキル基、置換C1〜C4アルコキシ基又は非置換C1〜C4アルコキシ基を表し、
R6は、置換C1〜C9アルキル基若しくは非置換C1〜C9アルキル基、非置換アリール基又は置換アリール基を表す。
R1は、H又はスルホ基を表し、
R2は、H又はスルホ基を表し、R1はR2と異なっていなければならず、
R3は、H、スルホ基、置換C1〜C4アルキル基若しくは非置換C1〜C4アルキル基、置換C1〜C4アルコキシ基又は非置換C1〜C4アルコキシ基を表し、
R4は、H、置換C1〜C4アルキル基若しくは非置換C1〜C4アルキル基、置換C1〜C4アルコキシ基又は非置換C1〜C4アルコキシ基を表し、
R6は、置換C1〜C9アルキル基若しくは非置換C1〜C9アルキル基、非置換アリール基又は置換アリール基を表す。
好ましい式(I)の化合物は、1、2又は3個のスルホ基を持ち、そのうちスルホ基が3つであることが特に好ましい。
該置換アルキル基の好ましい置換基は、以下の置換基から選択される。−OH、−O(C1〜C4アルキル)、−SO3H、−COOH、フェニル、−NH(C1〜C4アルキル)。3個以上の炭素原子を有する該アルキル基は、分岐又は直鎖状である。最も好ましいアルキル基は、メチル、エチル、プロピル、イソ−プロピル、ブチル、イソ−ブチル(2−メチルプロピル)、ペンチル、イソ−ペンチル(3−メチルブチル)、ヘキシル、ヘプチル、オクチル、又はノニルである。
該置換C1〜C4アルコキシ基の好ましい置換基は、以下の置換基から選択される。−OH、−O(C1〜C4アルキル)、−SO3H、−COOH、−NH(C1〜C4アルキル)。3個以上の炭素原子を有する該アルコキシ基は、分岐又は直鎖状である。最も好ましいアルコキシ基は、メトキシ及びエトキシである。
該置換アリール基の好ましい置換基は、以下の置換基から選択される。−OH、−O(C1〜C4アルキル)、−SO3H、置換C1〜C4アルキル基、非置換C1〜C4アルキル基、置換C1〜C4アルコキシ基及び非置換C1〜C4アルコキシ基。該アルキル及びアルコキシ基の可能な置換基は、上に定義した通りである。
一般式(I)の好ましい化合物において、
R1は、H又はスルホ基を表し、
R2は、H又はスルホ基を表し、R1はR2と異なっていなければならず、
R3は、H、スルホ基、非置換C1〜C2アルキル基、又は非置換C1〜C2アルコキシ基を表し、
R4は、H、非置換C1〜C2アルキル基、又は非置換C1〜C2アルコキシ基を表し、
R6は、置換C1〜C9アルキル基若しくは非置換C1〜C9アルキル基、非置換C6〜C10アリール基又は1〜3個のC1〜C6アルキル基で置換されたC6〜C10アリール基を表す。
R1は、H又はスルホ基を表し、
R2は、H又はスルホ基を表し、R1はR2と異なっていなければならず、
R3は、H、スルホ基、非置換C1〜C2アルキル基、又は非置換C1〜C2アルコキシ基を表し、
R4は、H、非置換C1〜C2アルキル基、又は非置換C1〜C2アルコキシ基を表し、
R6は、置換C1〜C9アルキル基若しくは非置換C1〜C9アルキル基、非置換C6〜C10アリール基又は1〜3個のC1〜C6アルキル基で置換されたC6〜C10アリール基を表す。
一般式(I)のさらにより好ましい化合物において、
R1は、H又はスルホ基を表し、
R2は、H又はスルホ基を表し、R1はR2と異なっていなければならず、
R3は、H、メチル、メトキシ又はスルホ基を表し、
R4は、H、メチル又はメトキシ基を表し、
R6は、非置換C1〜C9アルキル基、フェニル又は(C1〜C4−アルキル)1-3フェニルで置換されたC1〜C9アルキル基、非置換フェニル基、又は1〜3個のC1〜C4アルキル基で置換されたフェニル基を表す。
R1は、H又はスルホ基を表し、
R2は、H又はスルホ基を表し、R1はR2と異なっていなければならず、
R3は、H、メチル、メトキシ又はスルホ基を表し、
R4は、H、メチル又はメトキシ基を表し、
R6は、非置換C1〜C9アルキル基、フェニル又は(C1〜C4−アルキル)1-3フェニルで置換されたC1〜C9アルキル基、非置換フェニル基、又は1〜3個のC1〜C4アルキル基で置換されたフェニル基を表す。
一般式(I)の最も好ましい化合物において、
R1は、H又はスルホ基を表し、
R2は、H又はスルホ基を表し、R1はR2と異なっていなければならず、
R3は、H、メチル、又はメトキシを表し、
R4は、Hを表し、
R6は、非置換C4〜C9アルキル基、フェニル基で置換されたC1〜C4アルキル基(例えばベンジル)、C1〜C4−アルキルフェニルで置換されたC1〜C4アルキル基、非置換フェニル基、又はC1〜C4アルキル基で置換されたフェニル基を表す。
R1は、H又はスルホ基を表し、
R2は、H又はスルホ基を表し、R1はR2と異なっていなければならず、
R3は、H、メチル、又はメトキシを表し、
R4は、Hを表し、
R6は、非置換C4〜C9アルキル基、フェニル基で置換されたC1〜C4アルキル基(例えばベンジル)、C1〜C4−アルキルフェニルで置換されたC1〜C4アルキル基、非置換フェニル基、又はC1〜C4アルキル基で置換されたフェニル基を表す。
本発明はさらに、式(I)の化合物の調製方法であって、式(II)のトリアミンのトリス−ジアゾニウム塩と、
3当量の式(III)の化合物
を反応させることを含む、方法を提供する。式中、R1、R2、R3、R4及びR6は、上記に定義した通りである。
ジアゾ化及びカップリングは、従来の方法に従って行ってよい。このカップリング反応は、温度の範囲が約0〜60℃、好ましくは0〜40℃、より好ましくは0〜10℃、さらにより好ましくは0〜5℃で、pHの範囲が2〜9、好ましくはpH3〜6の、水性の反応媒体中で有利に実施される。全ての温度はセ氏温度である。
このようにして得られた式(I)の化合物を含む反応混合物は、脱塩、例えば限外ろ過によって、向上した長期安定性を有する安定な液体処方物に転化してもよい。
出発化合物、すなわち式(II)のアミン及び式(III)のナフトール、はいずれも既知であるか、又は既知の方法に従って、入手可能な出発材料から、調製してよい。式(II)に係るアミンは、独国特許出願公開第4014847号明細書に開示されている方法に従って調製してよく、このように、2当量の式
のアルデヒドから出発し、
高温高圧で、酸性条件下で、3当量の式
の芳香族アミンと反応させることによって、式(II)のトリアミン
を形成させる。
高温高圧で、酸性条件下で、3当量の式
有利に、前記アルデヒド及び前記芳香族アミンの反応混合物を、120〜250℃、好ましくは140〜200℃、より好ましくは140〜150℃の密閉オートクレーブ内で加熱し、該反応混合物をこの温度で3〜8時間、好ましくは4〜5時間保持する。このように温度を上げることで、この密閉オートクレーブ内の圧力が上昇する。あるいは、該合成は、アミノ化合物−塩酸塩のメルト中で、200〜250℃の温度で、アルデヒドを添加して実行してもよく、この圧力は大気圧である。
式(I)の染料は、もし適切であれば減圧下及び高温で、従来の処理、例えばアルカリ金属塩を用いた塩析、ろ過及び乾燥、によって、反応媒体から単離することができる。
該反応及び/又は単離条件に応じて、式(I)の染料は、遊離酸として、塩として、又は混合塩(これは例えば、アルカリ金属イオン(例えばナトリウムイオン)又はアンモニウムイオン又はアルキルアンモニウムカチオン(例えばモノ−、ジ−又はトリメチル−又は−エチルアンモニウムカチオン)から選択される1種以上のカチオンを含む)として、得ることができる。該染料は、従来の技術によって、遊離酸から塩に若しくは混合塩に若しくはその逆に、又は1つの塩の形から別の塩の形に、転化することができる。所望であれば、該染料をダイアフィルトレーションによってさらに精製することができ、その場合、不要な塩及び合成副産物が粗アニオン染料から分離される。
この、不要な塩及び合成副産物の除去並びに該粗染料溶液からの水の部分的除去は、半透膜を用いて圧力をかけることによって有利に実施され、これによって該染料が、不要な塩及び合成副産物のない状態で、溶液として、及び必要ならば固形物として、従来のやり方で得られる。
式(I)の染料及びそれらの塩は、天然若しくは合成のポリアミドを含む又は天然若しくは合成のポリアミドから成る繊維性材料を、黄色から黄緑色の色合い(shades)で染色又はプリント(printing)するのに、特に適している。式(I)の染料及びそれらの塩はまた、インクジェットプリント用インクを製造するのに、及びこれらのインクジェットプリント用インクを使用して、天然若しくは合成のポリアミド若しくはセルロース(例えば紙)を含む、又は天然若しくは合成のポリアミド若しくはセルロース(例えば紙)から成る、繊維性材料をプリントするのに、適している。
その結果本発明は、式(I)の染料、それらの塩及び式(I)の染料の混合物の、天然若しくは合成のポリアミドを含む又は天然若しくは合成のポリアミドから成る繊維性材料の、染色及び/又はプリントへの使用を提供する。さらなる態様は、インクジェットプリント用インクの製造及び天然若しくは合成のポリアミドを含む又は天然若しくは合成のポリアミドから成る繊維性材料のプリントへのそれらの使用である。
染色は、既知の処理に従って実施することができる。約30〜140℃、より好ましくは80〜120℃、及び最も好ましくは80〜100℃の温度で、並びに浴比が約3:1〜40:1の範囲での、吸尽法での染色が好ましい。
染色される基材は、例えば、糸、織り布帛、ループを形成するように(loop−formingly)編まれた布帛又はカーペットの形状で存在することができる。繊細な基材(例としては、ラムウール、カシミヤ、アルパカ及びモヘア)上における、フルファッションの(Fully fashioned)染色が、恒久的にさえ可能である。本発明の染料は、細いデニールの(fine−denier)繊維(マイクロファイバー)を染色するのに特に有用である。
本発明に係る染料及びそれらの塩は、既知の酸性染料と高度に相溶性である。その結果、式(I)の染料、それらの塩又はそれらの混合物は、染色又はプリント処理において単独で用いることができる、あるいは、他の同類の酸性染料と共に、すなわち、同等な染色性質(例えば堅牢性及び染色浴から基材上への吸尽率など)を有する酸性染料と共に、組み合わせの色合い(combination shade)の染色又はプリント組成物の成分として用いることができる。本発明の染料は、特に、適した発色団を有する他の染料と共に用いることができる。組み合わせの色合いの染色又はプリント組成物中に存在する該染料の割合は、得られるべき色相により決定される。
式(I)の新規の染料は、上記に述べているように、天然及び合成のポリアミド、すなわち羊毛、絹及び全てのナイロン類の染色に、非常に有用であり、それらそれぞれの上において、高い堅牢度レベル、とりわけ良好な耐光堅牢度及び良好な湿潤堅牢度(洗濯、アルカリ汗)を有する染色が得られる。式(I)の染料及びそれらの塩は、高い吸尽率を有する。式(I)の染料及びそれらの塩の、ビルドアップ能力は、同じように非常に良好である。特定の基材上におけるオントーン(On−tone)染色は、優れた性質のものである。全ての染色はその上、人工光下において不変の色相を有する。なおその上に、デカタイジング(decating)及び沸騰に対する堅牢度が良好である。
この新規の染料の1つの決定的な利点は、それらが金属を含まず、非常に均一な染色を提供することである。
式(I)の本発明の染料はまた、三色染色又はプリントにおいて、黄色成分として用いることができる。三色染色又はプリントは、全ての慣用的及び既知の染色法及びプリント法、例えば連続法、吸尽法、気泡染色法及びインクジェット法など、を利用することができる。
三色染料混合物中の個々の染料成分の組成は、所望の色相によって決まる。例えば茶色の色相は、好ましくは20〜40質量%の本発明の黄色成分、40〜60質量%の橙色又は赤色成分及び10〜20質量%の青色成分を利用する。
上記に記載されているように、該黄色成分は、単一成分、又は式(I)に適合する、異なる黄色の個々の成分の混合物から成ることができる。2種及び3種の(double and triple)組み合わせが好ましい。特に好ましい赤色及び/又は青色成分は、国際公開第2002/46318号又は国際公開第99/51681号にそれぞれ記載されている。
(原文記載なし)
以下の例において、反する表示がない限り、全ての部及び全てのパーセンテージは質量による、そして温度はセ氏温度である。
例1:(方法A)
127.2gのベンズアルデヒド(1.2mol)、221.4gのo−アニシジン(1.8mol)、345gの含水塩酸(約30%)及び400mLの水を、オートクレーブ内で、140℃で6時間加熱した。
127.2gのベンズアルデヒド(1.2mol)、221.4gのo−アニシジン(1.8mol)、345gの含水塩酸(約30%)及び400mLの水を、オートクレーブ内で、140℃で6時間加熱した。
該反応混合物を、1kgの氷及び400gの水酸化ナトリウム水溶液(30%)の上に注いだ。該有機層を分離し、残留のo−アニシジンをトルエンで分離した。該残留物をトルエンから再結晶させ、該プレスケーキを冷エタノールで洗浄した。
例2:(方法B)
233.1g(1.8mol)の塩酸アニリンを1L反応容器内において窒素の下で220℃で融解させ、120g(1.2mol)の2−エチルブチルアルデヒドを、4時間に渡り撹拌しながらそこにゆっくりと添加した。
233.1g(1.8mol)の塩酸アニリンを1L反応容器内において窒素の下で220℃で融解させ、120g(1.2mol)の2−エチルブチルアルデヒドを、4時間に渡り撹拌しながらそこにゆっくりと添加した。
還流のため、該メルトの温度は、最初に約200℃から185℃へ低下した。該温度を1時間185℃で保持した。そして該ホットメルトを1.6kgの氷及び1.05kgの水酸化ナトリウム水溶液(30%)の混合物の上に注いだ。該有機層を分離し、脱塩水で洗浄し塩を取り除いた。該残留物をトルエンから再結晶させ、該プレスケーキを冷エタノールで洗浄した。
例23:
44.4部(0.1mol)の例2のアミン(2)を、20.7部(0.3mol)の亜硝酸ナトリウムを用い、0〜5℃で、200部の水及び90部の含水塩酸(約30%)中でトリス−ジアゾ化した。
44.4部(0.1mol)の例2のアミン(2)を、20.7部(0.3mol)の亜硝酸ナトリウムを用い、0〜5℃で、200部の水及び90部の含水塩酸(約30%)中でトリス−ジアゾ化した。
350部の水中に溶解させた、式
の化合物67.3部(0.3mol)を、該氷冷トリス−ジアゾ化溶液に、30分間に渡り添加した。30%NaOH水溶液の添加によってpHを3〜4.5にすると、式(5)の染料(dyestuff)が生じる。そして該染料(dyestuff)は溶解していた。ラムダマックス(lambda max)=495nm。
該染料(dyestuff)は、真空下での濃縮又はアセトン/エタノール中での沈殿により、単離することができる。
しかしながら、該反応混合物は、該生成物を単離することなく、直接に染色に用いることができる。式(5)の染料(dyestuff)は、水中において驚くほど非常に高い溶解性を有し、非常に良好な堅牢性を備えた橙色の染色物をもたらす。
例24:
54.6部(0.1mol)の例1のアミン(1)を、20.7部(0.3mol)の亜硝酸ナトリウムを用い、0〜5℃で、200部の水及び90部の含水塩酸(約30%)中でジアゾ化した。
54.6部(0.1mol)の例1のアミン(1)を、20.7部(0.3mol)の亜硝酸ナトリウムを用い、0〜5℃で、200部の水及び90部の含水塩酸(約30%)中でジアゾ化した。
350部の水中に溶解させた、式
の化合物67.3部(0.3mol)を、該氷冷トリス−ジアゾ化溶液に、30分間に渡り添加した。30%NaOH水溶液の添加によってpHを3〜4.5にすると、式(6)の染料(dyestuff)が生じ、該染料(dyestuff)は溶解していた。ラムダマックス(lambda max)=530nm。
該染料(dyestuff)は、真空下での濃縮又はアセトン/エタノール中での沈殿により、単離することができる。しかしながら、該反応混合物は、該生成物を単離することなく、直接に染色に用いることができる。式(6)の染料(dyestuff)は、水中において非常に高い溶解性を有し、驚くほど非常に良好な堅牢性を備えた赤色の染色物をもたらす。
表2:表1からのアミンを用いた染料(dyestuff)の合成
λ max (ラムダマックス(lambda max))を、nm(ナノメートル;1%酢酸溶液中にて測定)で示す。
λ max (ラムダマックス(lambda max))を、nm(ナノメートル;1%酢酸溶液中にて測定)で示す。
使用例A
2000部の水、1部の弱いカチオン活性のある均染剤(これはエトキシ化アミノプロピル脂肪酸アミドをベースとしており、染料に対する親和性を有する)、0.25部の例23の染料から成り、1〜2部の40%酢酸を用いてpH5に調整された、40℃の染色浴に、100部のナイロン−6布帛を入れる。40℃で10分間の後、該染色浴を1分あたり1℃の速度で98℃に加熱し、次に45〜60分間沸騰状態にしておく。その後、15分間に渡りそれを70℃に冷却する。該染色物を該染色浴から取り出し、熱水を用いてすすいでから冷水を用いてすすぎ、乾燥させる。得られる結果は、良好な耐光堅牢度及び湿潤堅牢度を有する黄色ポリアミド染色物である。
2000部の水、1部の弱いカチオン活性のある均染剤(これはエトキシ化アミノプロピル脂肪酸アミドをベースとしており、染料に対する親和性を有する)、0.25部の例23の染料から成り、1〜2部の40%酢酸を用いてpH5に調整された、40℃の染色浴に、100部のナイロン−6布帛を入れる。40℃で10分間の後、該染色浴を1分あたり1℃の速度で98℃に加熱し、次に45〜60分間沸騰状態にしておく。その後、15分間に渡りそれを70℃に冷却する。該染色物を該染色浴から取り出し、熱水を用いてすすいでから冷水を用いてすすぎ、乾燥させる。得られる結果は、良好な耐光堅牢度及び湿潤堅牢度を有する黄色ポリアミド染色物である。
使用例B
2000部の水、1部の弱いカチオン活性のある均染剤(これはエトキシ化アミノプロピル脂肪酸アミドをベースとしており、染料に対する親和性を有する)、0.3部の例23の染料から成り、1〜2部の40%酢酸を用いてpH5.5に調整された、40℃の染色浴に、100部のナイロン−6,6布帛を入れる。40℃で10分間の後、該染色浴を1分あたり1.5℃の速度で120℃に加熱し、次に15〜25分間この温度にしておく。その後、25分間に渡りそれを70℃に冷却する。該染色物を該染色浴から取り出し、熱水を用いてすすいでから冷水を用いてすすぎ、乾燥させる。得られる結果は、良好な均染性を備え、良好な耐光堅牢度及び湿潤堅牢度を有する、黄色ポリアミド染色物である。
2000部の水、1部の弱いカチオン活性のある均染剤(これはエトキシ化アミノプロピル脂肪酸アミドをベースとしており、染料に対する親和性を有する)、0.3部の例23の染料から成り、1〜2部の40%酢酸を用いてpH5.5に調整された、40℃の染色浴に、100部のナイロン−6,6布帛を入れる。40℃で10分間の後、該染色浴を1分あたり1.5℃の速度で120℃に加熱し、次に15〜25分間この温度にしておく。その後、25分間に渡りそれを70℃に冷却する。該染色物を該染色浴から取り出し、熱水を用いてすすいでから冷水を用いてすすぎ、乾燥させる。得られる結果は、良好な均染性を備え、良好な耐光堅牢度及び湿潤堅牢度を有する、黄色ポリアミド染色物である。
使用例C
4000部の水、1部の弱い両性の均染剤(これは硫酸化、エトキシ化脂肪酸アミドをベースとしており、染料に対する親和性を有する)、0.4部の例23の染料から成り、1〜2部の40%酢酸を用いてpH5に調整された、40℃の染色浴に、100部の羊毛布帛を入れる。40℃で10分間の後、該染色浴を1分あたり1℃の速度で沸騰するまで加熱し、次に40〜60分間沸騰状態にしておく。その後、20分間に渡りそれを70℃に冷却する。該染色物を該染色浴から取り出し、熱水を用いてすすいでから冷水を用いてすすぎ、乾燥させる。得られる結果は、良好な耐光堅牢度及び湿潤堅牢度を有する黄色羊毛染色物である。
4000部の水、1部の弱い両性の均染剤(これは硫酸化、エトキシ化脂肪酸アミドをベースとしており、染料に対する親和性を有する)、0.4部の例23の染料から成り、1〜2部の40%酢酸を用いてpH5に調整された、40℃の染色浴に、100部の羊毛布帛を入れる。40℃で10分間の後、該染色浴を1分あたり1℃の速度で沸騰するまで加熱し、次に40〜60分間沸騰状態にしておく。その後、20分間に渡りそれを70℃に冷却する。該染色物を該染色浴から取り出し、熱水を用いてすすいでから冷水を用いてすすぎ、乾燥させる。得られる結果は、良好な耐光堅牢度及び湿潤堅牢度を有する黄色羊毛染色物である。
使用例D
100部の織りナイロン−6材料を、
40部の例23の染料、
100部の尿素、
20部のブチルジグリコールをベースとした非イオン性可溶化剤、
15〜20部の酢酸(pHを4に調整するための)、
10部の弱いカチオン活性のある均染剤(エトキシ化アミノプロピル脂肪酸アミドをベースとしており、染料に対する親和性を有する)、
及び
810〜815部の水(1000部のパディング液にするための)
から成る50℃の液を用いてパディングする。
100部の織りナイロン−6材料を、
40部の例23の染料、
100部の尿素、
20部のブチルジグリコールをベースとした非イオン性可溶化剤、
15〜20部の酢酸(pHを4に調整するための)、
10部の弱いカチオン活性のある均染剤(エトキシ化アミノプロピル脂肪酸アミドをベースとしており、染料に対する親和性を有する)、
及び
810〜815部の水(1000部のパディング液にするための)
から成る50℃の液を用いてパディングする。
このように含浸させた該材料を巻き取り、蒸熱チャンバー内で、飽和蒸気条件下において、85〜98℃で3〜6時間、固着のために一時停止させておく。次に該染色物を熱水及び冷水を用いてすすぎ、乾燥させる。得られる結果は、その材料片(piece)内での良好な均染性並びに良好な耐光堅牢度及び湿潤堅牢度を有する黄色ナイロン染色物である。
使用例E
ナイロン−6から構成され、合成基布布帛を有する、織物カットパイルシート(textile cut pile sheet)材料を、
1部の例23の染料
4部のイナゴマメ粉末(carob flour)エーテルをベースとした市販の増粘剤
2部の高級アルキルフェノールの非イオン性エチレンオキシド付加物
1部の60%酢酸
を、1000部あたり含む液を用いてパディングする。
ナイロン−6から構成され、合成基布布帛を有する、織物カットパイルシート(textile cut pile sheet)材料を、
1部の例23の染料
4部のイナゴマメ粉末(carob flour)エーテルをベースとした市販の増粘剤
2部の高級アルキルフェノールの非イオン性エチレンオキシド付加物
1部の60%酢酸
を、1000部あたり含む液を用いてパディングする。
これに続き、ペーストを用いたプリントを行う。このペーストは、1000部あたり、以下の成分を含む:
20部の市販のアルコキシル化脂肪族アルキルアミン
20部のイナゴマメ粉末エーテルをベースとした市販の増粘剤
20部の市販のアルコキシル化脂肪族アルキルアミン
20部のイナゴマメ粉末エーテルをベースとした市販の増粘剤
該プリント物を、飽和蒸気中において100℃で6分間固着させ、すすぎ、そして乾燥させる。得られる結果は、黄色及び白色の模様を有する、均一に着色されたカバー(cover)材料である。
使用例A〜Eを、染料24〜42を用いて実施すると、同様の結果が得られる。
使用例F
3部の例23の染料を、82部の脱塩水及び15部のジエチレングリコールの中に、60℃で溶解させる。室温に冷却すると、紙又はポリアミド及び羊毛織物の上にインクジェットプリントするのに非常に高度に適した橙色プリント用インクが得られる。
3部の例23の染料を、82部の脱塩水及び15部のジエチレングリコールの中に、60℃で溶解させる。室温に冷却すると、紙又はポリアミド及び羊毛織物の上にインクジェットプリントするのに非常に高度に適した橙色プリント用インクが得られる。
使用例Fを、染料24〜42を用いて実施すると、同様の結果が得られた。
使用例G
1000部の水、80部の焼成グラウバー塩(Glauber salt)、1部のニトロベンゼン−3−スルホン酸ナトリウム(sodium nitrobenzene−3−sulphonate)及び1部の例23からの染料から成る染色浴を、10分の間に80℃に加熱する。次に、100部のマーセル化綿を添加する。これに続き、80℃5分間の染色を行い、次に15分の間に95℃に加熱する。95℃で10分後、3部の炭酸ナトリウムを添加し、これに続き20分後にさらに7部の炭酸ナトリウム、そして30分間後にまた別の10部の炭酸ナトリウムを、95℃で添加する。続いて染色を95℃で60分間続ける。該染色された材料を次に該染色浴から取り出し、脱塩水の流水中で3分間すすぐ。これに続き、5000部の沸騰脱塩水中での10分間の2回の洗浄を一度に行い、続いて脱塩水の流水中での60℃3分間、及び冷水道水を用いての1分間のすすぎを行う。乾燥により、良好な堅牢度を有する鮮やかな黄色綿染色物が得られる。
1000部の水、80部の焼成グラウバー塩(Glauber salt)、1部のニトロベンゼン−3−スルホン酸ナトリウム(sodium nitrobenzene−3−sulphonate)及び1部の例23からの染料から成る染色浴を、10分の間に80℃に加熱する。次に、100部のマーセル化綿を添加する。これに続き、80℃5分間の染色を行い、次に15分の間に95℃に加熱する。95℃で10分後、3部の炭酸ナトリウムを添加し、これに続き20分後にさらに7部の炭酸ナトリウム、そして30分間後にまた別の10部の炭酸ナトリウムを、95℃で添加する。続いて染色を95℃で60分間続ける。該染色された材料を次に該染色浴から取り出し、脱塩水の流水中で3分間すすぐ。これに続き、5000部の沸騰脱塩水中での10分間の2回の洗浄を一度に行い、続いて脱塩水の流水中での60℃3分間、及び冷水道水を用いての1分間のすすぎを行う。乾燥により、良好な堅牢度を有する鮮やかな黄色綿染色物が得られる。
使用例H
0.2部の例23の染料を、100部の熱水に溶解し、該溶液を室温に冷却する。この溶液をホランダー(Hollander)内で2000部の水中に叩解された、100部の化学的に漂白された亜硫酸パルプに添加する。15分間の混合の後、該紙料を樹脂サイズ剤(resin size)及び硫酸アルミニウムを用い、従来のやり方で、サイズする。この紙料から製造された紙は、良好な湿潤堅牢度を備えた黄色の色合い(shade)を有する。
0.2部の例23の染料を、100部の熱水に溶解し、該溶液を室温に冷却する。この溶液をホランダー(Hollander)内で2000部の水中に叩解された、100部の化学的に漂白された亜硫酸パルプに添加する。15分間の混合の後、該紙料を樹脂サイズ剤(resin size)及び硫酸アルミニウムを用い、従来のやり方で、サイズする。この紙料から製造された紙は、良好な湿潤堅牢度を備えた黄色の色合い(shade)を有する。
使用例G及びHを、染料24〜42を用いて実施すると、同様の結果が得られた。
Claims (10)
- 請求項1に記載の化合物であって、1、2又は3個のスルホ基を持つ、化合物。
- 3個のスルホ基を持つ、請求項1又は2に記載の化合物。
- 請求項1〜3のいずれか一項に記載の化合物であって、式中、
R1は、H又はスルホ基を表し、
R2は、H又はスルホ基を表し、R1はR2と異なっていなければならず、
R3は、H、スルホ基、非置換C1〜C2アルキル基、又は非置換C1〜C2アルコキシ基を表し、
R4は、H、非置換C1〜C2アルキル基、又は非置換C1〜C2アルコキシ基を表し、
R6は、置換C1〜C9アルキル基若しくは非置換C1〜C9アルキル基、非置換C6〜C10アリール基又は1〜3個のC1〜C6アルキル基で置換されたC6〜C10アリール基を表す、
化合物。 - 請求項1〜4のいずれか一項に記載の化合物であって、式中、
R1は、H又はスルホ基を表し、
R2は、H又はスルホ基を表し、R1はR2と異なっていなければならず、
R3は、H、メチル、メトキシ又はスルホ基を表し、
R4は、H、メチル又はメトキシ基を表し、
R6は、非置換C1〜C9アルキル基、フェニル若しくは(C1〜C4−アルキル)1-3フェニルで置換されたC1〜C9アルキル基、非置換フェニル基、又は1〜3個のC1〜C4アルキル基で置換されたフェニル基を表す、
化合物。 - 請求項1〜5のいずれか一項に記載の化合物であって、式中、
R1は、H又はスルホ基を表し、
R2は、H又はスルホ基を表し、R1はR2と異なっていなければならず、
R3は、H、メチル、又はメトキシを表し、
R4は、Hを表し、
R6は、非置換C4〜C9アルキル基、フェニル基で置換されたC1〜C4アルキル基、C1〜C4−アルキルフェニルで置換されたC1〜C4アルキル基、非置換フェニル基、又はC1〜C4アルキル基で置換されたフェニル基を表す、
化合物。 - 天然若しくは合成のポリアミドを含む又は天然若しくは合成のポリアミドから成る、繊維性材料を、染色又はプリントするための、請求項1〜6のいずれか一項に記載の化合物の使用。
- 請求項8に記載の使用であって、ここで該ポリアミドが羊毛、絹、又はナイロンである、使用。
- 三色染色又はプリント処理における黄色成分としての、請求項8又は9に記載の使用。
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