JP2014529333A - アロマティックノートを有するペンタ/ヘキサメチル−3,4,5,8−テトラヒドロ−1(2h)−ナフタレノン誘導体 - Google Patents

アロマティックノートを有するペンタ/ヘキサメチル−3,4,5,8−テトラヒドロ−1(2h)−ナフタレノン誘導体 Download PDF

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Abstract

本発明は、ムスキー−アーシー及びウッディー、アロマティック−フレッシュのタイプのにおいノートを付与するための有用な付香成分である式(I)の化合物に関し、その際点線は炭素−炭素の単結合又は二重結合を示し、かつRは水素原子又はメチル基を示す。

Description

本発明は、香料の分野に関する。より詳述すれば、本発明は、有用な付香成分である、以下で定義される式(I)のいくつかのペンタ/ヘキサメチル−3,4,5,8−テトラヒドロ−1(2H)−ナフタレノン誘導体に関する。本発明は、付香組成物の又は付香消費者製品の一部として本発明の化合物も含む。
先行技術
我々の知る限り、本発明の式(I)の化合物は、新規である。
我々の知る限り、香料において公知の最も近い類似体及び同様の広い嗅覚の一群に属するものは、EP 1689728号において開示されているものであり、いずれにしろ異なる構造及び著しく異なるムスクのにおいを有する。これらの先行文献は、さらに以下で議論されているように、式(I)の化合物のあらゆる感覚刺激性を報告又は示唆しておらず、かつ香料の分野における該化合物のあらゆる使用を報告又は示唆していない。
発明の詳細な説明
驚くべきことに、式
Figure 2014529333
[式中、点線は、炭素−炭素の単結合又は二重結合を示し、かつRは、水素原子又はメチル基を示す]
の化合物を、付香成分として、例えばムスキー−アーシー及びウッディー、アロマティック−フレッシュの特徴のにおいノートを付与するために使用することができることを見出した。
明確化のために、"点線は、炭素−炭素の単結合又は二重結合を示す"の表現又は同様の表現に関しては、当業者によって理解される通常の意味、すなわち、該点線によって連結されている炭素原子間の全体の結合(実線及び点線)が、炭素−炭素の単結合又は二重結合であることを意味する。
本発明の一実施態様にしたがって、前記Rはメチル基を示す。
本発明の前記実施態様のいずれか1つにしたがって、前記点線が炭素−炭素の単結合を示す場合に、4a及び8aの炭素に結合した2つの水素原子は、相対的なトランス配置である。
本発明の前記実施態様のいずれか1つに従って、該点線は、炭素−炭素の二重結合を示す。
本発明の化合物の特定の例として、制限のない例として、5,5,6,7,8,8−ヘキサメチル−3,4,5,8−テトラヒドロ−1(2H)−ナフタレノンを挙げてよい。
この化合物は、ペア、ウッディー及びアロマティック−カモミール−フレッシュの特徴によって特徴付けられたムスキー−アーシーのにおいを呈する。この化合物のにおいは、驚くべきことに、よく知られているムスクTonalide(登録商標)(5,6,7,8−テトラヒドロ−3,5,5,6,8,8−ヘキサメチル−2−ナフチル)−1−エタノン;出所:PFW、Holland)のアーシーの側面及びHelvetolide(登録商標)((1S,1’R)−2−[1−(3’,3’−ジメチル−1’−シクロヘキシル)エトキシ]−2−メチルプロピルプロパノエート;出所:Firmenich SA、Switzerland)のフルーティ/フレッシュの側面の混合を連想させる驚くべきムスキー及びフレッシュの組合せを有する。この化合物の感覚刺激性が先行技術の(6RS,7RS)−5,5,6,7,8,8−ヘキサメチル−3,4,5,6,7,8−ヘキサヒドロナフタレン−1(2H)−オン(WO2005/054220号に記載される)の感覚刺激性と比較される場合に、本発明の化合物は、ムスキー/アーシーノートを有するが、それ自体、カモミールタイプのフレッシュなアロマティックの特徴と共に、より高い影響/濃度の強いウッディー/アンブレットのノートを有し(先行技術の化合物には全てない又は殆どない)、かつ先行技術の化合物を象徴する著しいアニマルコノテーションを欠くことによって区別される。さらに、5,5,6,7,8,8−ヘキサメチル−3,4,5,8−テトラヒドロ−1(2H)−ナフタレノンは、驚くべきことに、極めて異なる立体配置的形状にもかかわらず、先行技術類似体(6RS,7RS)−5,5,6,7,8,8−ヘキサメチル−3,4,5,6,7,8−ヘキサヒドロナフタレン−1(2H)−オンとして強い/強烈なにおいノートを呈し、かつこれは、極めて驚くべきことである。
他の特定の制限のない本発明の化合物の例として、次の表1におけるものを挙げてよい:
Figure 2014529333
本発明の特定の一実施態様にしたがって、式(I)の化合物は、5,5,6,7,8,8−ヘキサメチル−3,4,5,8−テトラヒドロ−1(2H)−ナフタレノン、5,5,6,7,8,8−ヘキサメチル−3,4,4aα,5,8,8aβ−ヘキサヒドロ−1(2H)−ナフタレノン又は5,5,6,8,8−ペンタメチル−3,4,5,8−テトラヒドロ−1(2H)−ナフタレノンである。
本発明の化合物のにおいを、先行技術の化合物のにおいと比較する場合に、本発明の化合物は、それら自体、明らかに強いウッディー/アンブレット様のノートによって、特徴的なアロマティックノート(先行技術にはない)を有することによって、及び先行技術の化合物のいくつかの特徴である著しいアニマルノートを呈さないことによって特徴付けられる。前記違いは、本発明の化合物及び先行技術の化合物に、それぞれ異なる使用に適していること、すなわち種々の感覚刺激の印象を付与することをもたらす。
前記式(I)の化合物は、我々の知る限り、新規の化合物であり、かつしたがって本発明の他の目的でもある。
前記のように、本発明は、付香成分として式(I)の化合物の使用に関する。言い換えれば、本発明は、付香組成物の又は着香物品のにおい特性を付与する、高める、改良する又は改質するための方法に関し、該方法は、該組成物又は物品に、少なくとも式(I)の化合物の有効量を付加することを含む。"式(I)の化合物の使用"に関しては、化合物(I)を含む、及び香料産業において有利に使用されてよいあらゆる組成物の使用もここで理解すべきである。
実際に付香成分として有利に使用される前記組成物は、本発明の目的でもある。
したがって、本発明の他の目的は、
i)付香成分として、前記で定義された本発明の化合物の少なくとも1つ、
ii)香料キャリヤー及び香料ベースからなる群から選択される成分の少なくとも1つ、並びに
iii)場合により香料補助剤の少なくとも1つ
を含む付香組成物である。
"香料キャリヤー"に関しては、ここでは、香料の観点から事実上中性である、すなわち付香成分の感覚刺激性を著しく変更しない材料を意味する。前記キャリヤーは液体又は固体であってよい。
液体キャリヤーとしては、制限のない例として、乳化系、すなわち溶剤及び界面活性剤系、又は香料において通常使用される溶剤を挙げてよい。香料において通常使用される溶剤の性質及びタイプの詳細な説明は網羅できない。しかしながら、制限のない例として、最も通常使用される溶剤、例えばジプロピレングリコール、ジエチルフタレート、イソプロピルミリステート、ベンジルベンゾエート、2−(2−エトキシエトキシ)−1−エタノール又はクエン酸エチルを挙げられる。香料キャリヤー及び香料ベースの双方を含む組成物に関して、前記よりも他の適した香料キャリヤーは、エタノール、水/エタノール混合物、リモネン、又は他のテルペン、イソパラフィン、例えばIsopar(登録商標)(出所:Exxon Chemical)又はグリコールエーテル及びグリコールエーテルエステル、例えば商標名Dowanol(登録商標)(出所:Dow Chemical Company)で公知のものであってもよい。
固体キャリヤーとしては、制限のない例として、吸収性ガム又はポリマー、又はさらに封入材料を挙げてよい。かかる材料の例は、造壁材料及び可塑材料、例えば単糖、二糖又は三糖、天然デンプン又は化工デンプン、浸水コロイド、セルロース誘導体、ポリビニルアセテート、ポリビニルアルコール、タンパク質又はペクチン、又はさらに、参考文献、例えばH. Scherz, Hydrokolloids : Stabilisatoren, Dickungs− und Gehermittel in Lebensmittel, Band 2 der Schriftenreihe Lebensmittelchemie, Lebensmittelqualitaet, Behr's VerlagGmbH & Co., Hamburg, 1996において挙げられている材料を含んでよい。カプセル化は、当業者に公知の方法であり、かつ例えば噴霧乾燥、凝集又はさらに押し出しのような技術を使用して実施されてよく、又はコアセルベーション及び複合コアセルベーション技術を含む被覆カプセル化からなる。
"香料ベース"に関しては、ここでは、少なくとも1つの付香共成分を含む組成物を意味する。
前記付香共成分は、式(I)ではない。さらに、"付香共成分"に関しては、ここでは、心地よい効果を付与するための付香調合物又は組成物において使用される化合物を意味する。言い換えれば、付香共成分であると考えられるべきかかる共成分は、ポジティブ又は好ましい方法で組成物のにおいを付与又は改質することができ、単に1つのにおいを有するだけでないと当業者によって認識される必要がある。
前記ベースにおいて存在する付香共成分の性質及びタイプは、あらゆる場合において網羅的ではないここでのより詳細な記載に制限されず、当業者は、一般の知識に基づいて、及び任意の使用又は適用及び所望された感覚刺激効果に従って、前記ベースを選択することができる。一般的な用語で、これらの付香共成分は、アルコール、ラクトン、アルデヒド、ケトン、エステル、エーテル、アセテート、ニトリル、テルペノイド、窒素又は硫黄の複素環化合物及び精油と多様な化学品種に属し、かつ該付香共成分は、天然源又は合成源であってよい。これらの共成分の多くは、あらゆる場合において、参考文献、例えばS. ArctanderによるPerfume and Flavor Chemicals, 1969, Montclair, New Jersey, USA、又はその最新版において、又は同様の種類の他の著作において、並びに香料の分野における豊富な特許文献において挙げられている。前記共成分は、制御された方法で種々のタイプの付香化合物を放出することが公知の化合物であってもよい。
"香料補助剤"に関しては、ここで、追加の付加効果、例えば色、特定の光耐性、化学安定性等を付与することができる成分を意味する。付香ベースにおいて通常使用される補助剤の性質及びタイプの詳細な説明は網羅的ではなく、しかし該成分が当業者によく知られていることを挙げるべきである。
1つ式(I)の化合物の少なくとも及び香料キャリヤーの少なくとも1つからなる本発明の組成物は、本発明の特定の実施態様を示し、及び式(I)の化合物の少なくとも1つ、香料キャリヤーの少なくとも1つ、香料ベースの少なくとも1つ、及び場合により香料補助剤の少なくとも1つを含む付香組成物を示す。
ここで、前記組成物において、式(I)の化合物の1つ以上を有する可能性は、香料製造者が、アコード、香料を製造すること、本発明の種々の化合物のにおい香調を呈すること、したがって彼らの作業のための新たな道具を創造することが可能であるため、重要であることを挙げることが有用である。
明確化のために、本発明の化合物が出発生成物、中間生成物又は最終生成物として含まれる、化学合成から直接得るあらゆる混合物、例えば十分に精製していない反応媒体が、該混合物が、香料のための適した形で本発明の化合物を提供しない限りは、本発明に従った付香組成物として考えられないことも理解される。
さらに、本発明の化合物は、現在の香料、すなわちファイン香水又は機能的な香水の全ての分野において、前記(I)を付加する消費者製品のにおいをポジティブに付与する又は改良するために、有利に使用されてよい。したがって、
i)付香成分として、前記式(I)の化合物の少なくとも1つ、及び
ii)香料消費者ベース
を含む付香消費者製品が、本発明の目的でもある。
本発明の化合物は、本発明の付香組成物自体又は付香組成物の一部を添加してよい。
明確化のために、"付香消費者製品"に関しては、少なくとも1つの付香効果を伝えることを期待した消費者製品、すなわち着香した消費者製品を意味することに注意すべきである。明確化のために、"香料消費者ベース"に関しては、ここで、付香成分と相容性であり、かつ適用される表面(例えば、皮膚、髪、織物、又は家の表面)に心地よいにおいを伝えることが期待される消費者製品に相応する、機能的調合物、及び場合により追加の有効物質を意味することを言う。言い換えれば、本発明による付香消費者製品は、機能的な調合物、並びに場合により所望の消費者製品に相応する追加の有益剤、例えば洗剤又はエアフレッシュナー、及び本発明の化合物の少なくとも1つの嗅覚有効量を含む。
香料消費者ベースの構成物の性質及びタイプは、あらゆる場合において網羅的ではないここでのより詳細な記載に制限されず、当業者は、一般の知識に基づいて、及び該製品の性質及び所望の効果に従って、前記ベースを選択することができる。
適した香料消費者ベースの制限のない例は、香料、例えばファイン香料、コロン、又はアフターシェービングローション;織物ケア製品、例えば液体又は固形洗剤、織物柔軟剤、織物リフレッシャー、アイロン水、紙、又は漂白剤;ボディケア製品、例えばヘアケア製品(例えばシャンプー、染毛料又はヘアスプレー)、化粧品調合物(例えばバニシングクリーム又はデオドラント又は発刊抑制剤)、又はスキンケア製品(例えば着香石鹸、シャワー又はバスムース、オイル又はゲル、又は衛生製品);空気ケア製品、例えばエアフレッシュナー又は"すぐに使用できる"粉末エアフレッシュナー;又はホームケア製品、例えばワイプ、皿用洗剤又は硬質表面洗剤であってよい。
いくつかの前記消費者製品ベースは、本発明の化合物のアグレッシブな媒体を示してよく、その結果、適した外部刺激、例えば酵素、光、熱又はpHの変化に対して、例えばカプセル化によって、又は本発明の成分の放出に適した他の化学物質との化学的結合によって後者を成熟前の分解から保護する必要があってよい。
種々の前記物品又は組成物中に組込まれてよい本発明による化合物における割合は、広い範囲の値で変動する。これらの値は、着香されるべき物品の性質に、並びに所望の感覚刺激効果に、及び本発明による化合物が、付香共成分、溶剤又は先行技術において通常使用される添加剤と混合される場合に、与えられたベースにおける共成分の性質に依存する。
例えば、付香組成物の場合において、典型的に濃度は、導入されてよい組成物の質量に対して、本発明の化合物の0.001質量%〜45質量%、又はそれ以上の範囲である。これらより低い濃度、例えば0.1質量%〜20質量%の範囲は、これらの化合物が着香された物品中に導入される場合に使用されてよく、その際パーセンテージは物品の質量に対する。
本発明の化合物を、以下の実施例において記載された方法に従って製造することができる。
実施例
本発明を以下の例に基づいてさらに詳細に記載するが、ここで略号は当業界で通常の意味を有し、温度は摂氏(℃)で示されている。NMRスペクトルのデータは、(特に明記されていない限り)CDCl31Hおよび13Cに関して360又は400MHzで記録し、ケミカルシフトδは、TMSを標準液としてppmで記載し、結合定数Jは、Hzで記載されている。
実施例1
式(I)の化合物の合成
− メチル2,3,3,6,6−ペンタメチル−4−オキソシクロヘキセ−1−エンカルボキシレート(2a)
tBuOK(ジグリム70ml中で16.28g)及びMeI(11.32ml)の溶液を、同時に、1.5時間にわたって、0℃で冷却したジグリム(80ml)中でメチル2,6,6−トリメチル−4−オキソシクロヘキセ−2−エンカルボキシレート(15g、72.7mmol)の溶液に添加した。その混合物を、0℃で2時間撹拌し、そしてHCl5%で急冷した。その混合物を、Et2Oで抽出し、そしてその有機層を、水、飽和NH4OH溶液、水、飽和重炭酸塩溶液、及び食塩水で洗浄した。採取した有機層を、MgSO4で乾燥し、そしてその溶剤を蒸発させた。その粗原料を、蒸留(125℃、0.1mbar)及びカラムクロマトグラフィー(シリカゲル、シクロヘキサン/EtOAc 98/2)によって精製し、(2a)を得た。収率:27%。
− メチル2,3,3,5,6,6−ヘキサメチル−4−オキソシクロヘキセ−1−エンカルボキシレート(2b)
THF(5ml)中で(2a)(l.0g、4.38mmol)の溶液を、THF(5ml)中でLDA(3.13mlのBuLi 1.54M及び0.71mlのiPr2NHから新たに製造した)の溶液にゆっくりと添加した。その溶液を−78℃で30分間撹拌し、そしてMeI(0.41ml)を添加した。その混合物を−78℃で30分間撹拌し、そしてゆっくりと室温で暖めた。1時間後にNH4Clの飽和溶液を添加し、そしてその混合物をペンタンで抽出した。その有機層を、飽和NH4Cl溶液、重炭酸塩、及び食塩水で洗浄した。採取した有機層を、MgSO4で乾燥し、そして乾燥状態まで濃縮させた。その粗原料を、カラムクロマトグラフィー(シリカゲル、シクロヘキサン/EtOAc 98/2)によって精製した。収率78%。
− メチル4−ヒドロキシ−2,3,3,4,6,6−ヘキサメチルシクロヘキセ−1−エンカルボキシレート(3a)
THF(75ml)中でCeCl3(1.51当量)の溶液を室温で1時間撹拌した。その懸濁液を、−78℃まで冷却させ、MeLi(1.50当量、Et2O中で1.46M)をゆっくりと10分にわたって添加し、THF(15ml)中で(2a)(20.31mmol)の溶液を添加した。30分後に、その混合物を、0℃まで暖め、そしてNH4Cl及び氷を添加することによって急冷させた。その混合物を、Et2Oで抽出し、そしてその有機層を、水、飽和重炭酸塩溶液、及び食塩水で洗浄した。MgSO4での乾燥後に、その溶液を濃縮し、そして蒸留(125℃、0.1mbar)した。収率99%。
− メチル4−ヒドロキシ−2,3,3,4,5,6,6−ヘプタメチルシクロヘキセ−1−エンカルボキシレート(3b)
(3a)について前記したように、出発材料として(2b)を使用して、(3b)を提供した。収率93%。
− メチル2,3,3,4,6,6−ヘキサメチルシクロヘキサ−1,4−ジエンカルボキシレート(4a)
化合物(3a)(30mmol)及びpTSA(10w/w%)をシクロヘキサン(90ml)中で溶解した。その混合物を、Dean−Stark装置中で2時間還流した。その混合物を室温で冷却し、そして5%NaOH溶液を添加した。その混合物を、Et2Oで抽出し、そしてその有機層を、飽和重炭酸塩溶液、及び食塩水で洗浄した。採取した有機層を、MgSO4で乾燥し、そして濃縮させた。その残留物を、カラムクロマトグラフィー(シリカゲル、シクロヘキサン/EtOAc 91/9)によって精製した。収率:90%。
− メチル2,3,3,4,5,6,6−ヘプタメチルシクロヘキサ−1,4−ジエンカルボキシレート(4b)
(4a)について前記したように、出発材料として(3b)を使用して、(4b)を提供した。収率:67%。
− (E)−(1−(2,2,4,5,5−ペンタメチル−6−メチレンシクロヘキセ−3−エニリデン)アリルオキシ)トリメチルシラン(5a)
ヘキサン(5.85mmol)中でnBuLiの1.35M溶液を、−10℃で冷却したTHF(10ml)中で(4a)(4.50ml)の溶液に滴加した。添加を完了した後に、冷却浴を取り出し、そして黄色い混合物を、室温で15分間撹拌した。臭化ビニルマグネシウム(THF中で1M、5.85mmol)の溶液を添加し、そしてその混合物を35℃で30分間撹拌した。そしてその溶液を、−20℃まで冷却させ、TMSCl(13.5mmol)を5分以内に添加し、そしてその溶液を室温で50分間撹拌した。溶剤の蒸発後に、生成物を、バルブ−トゥ−バルブ蒸発(130℃、0.04mbar)によって単離し、無色の油状物を得た。収率:73%。
− (E)−(1−(2,2,3,4,5,5−ヘキサメチル−6−メチレンシクロヘキセ−3−エニリデン)アリルオキシ)トリメチルシラン(5b)
(5a)について前記したように、出発材料として(4b)を使用して、(5b)を提供した。収率:75%。
− 5,5,6,8,8−ペンタメチル−3,4,5,8−テトラヒドロ−1(2H)−ナフタレノン(6a)
トルエン(15ml)中で(5a)(2.5mmol)を含む溶液を、1時間にわたって、キャリヤーとしてアルゴンを使用して410℃で加熱した石英管で包んだ20cmカラムを介して注入した。そのカラムを純トルエン5mlで洗浄し、そして採取した混合物を乾燥状態まで蒸発させた。その濃縮物を、THF(10ml)中でシュウ酸(1.12mmol)及び水(1ml)の溶液に添加し、そしてその混合物を室温で1時間撹拌し、そして飽和重炭酸塩溶液で急冷し、そしてジエチルエーテルで抽出した。その有機層を水及び食塩水で洗浄し、そしてMgSO4で乾燥させ、そして乾燥状態まで蒸発させた。その粗原料を、バルブ−トゥ−バルブ蒸発及びカラムクロマトグラフィー(シリカゲル、シクロヘキサン/EtOAc 99/1)によって精製した。収率:62%。
Figure 2014529333
− 5,5,6,7,8,8−ヘキサメチル−3,4,5,8−テトラヒドロ−1(2H)−ナフタレノン(6b)
(6a)について前記したように、出発材料として(5b)を使用して、(6b)を提供した。収率:47%。
Figure 2014529333
− 5,5,6,7,8,8−ヘキサメチル−3,4,4aα,5,8,8aβ−ヘキサヒドロ−1(2H)−ナフタレノン
(6b)(1.97g、6.03mmol)及びPd/C(10%、200mg)及びEtOH(20ml)の混合物を、H2(80bar)下で75℃で7時間、圧力反応器中で撹拌した。その混合物を濾過し、そして濾過物を濃縮させた。その粗原料を、カラムクロマトグラフィー(シリカゲル、ペンタン/Et2O 99:1)によって精製した。収率:46%。
Figure 2014529333
実施例2
付香組成物の製造
シャワーゲルのための付香組成物を、次の成分を混合することによって製造した:
Figure 2014529333
1) (−)−(8R)−8,12−エポキシ−13,14,15,16−テトラノルラブダン;出所:Firmenich SA、Geneva、Switzerland
2) テトラヒドロ−2−イソブチル−4−メチル−4(2H)−ピラノール;出所:Firmenich SA、Geneva、Switzerland
3) メチル シス−ジヒドロジャスモネート;出所:Firmenich SA、Geneva、Switzerland
4) 1−(オクタヒドロ−2,3,8,8−テトラメチル−2−ナフタレニル)−1−エタノン;出所:International Flavors & Fragrances、USA
5) メチルジヒドロジャスモネート;出所:Firmenich SA、Geneva、Switzerland
6) 3,3−ジメチル−5−(2,2,3−トリメチル−3−シクロペンテン−1−イル)−4−ペンテン−2−オール;出所:Firmenich SA、Geneva、Switzerland
5,5,6,7,8,8−ヘキサメチル−3,4,5,8−テトラヒドロ−1(2H)−ナフタレノン4500質量部の前記組成物への添加は、該組成物に、強いムスキーなにおいを付与し、そしてクリーンなフレッシュ/アルデヒド様のトップノートを強化した。フレグランスのウッディーの側面も促進した。
本発明の化合物の代わりに、同量の先行技術の(6RS,7RS)−5,5,6,7,8,8−ヘキサメチル−3,4,5,6,7,8−ヘキサヒドロナフタレノン−1(2H)−オンを使用した場合に、その添加は、クリーンではなく、よりアーシー及びアニマル様である低い程度のムスキーの性質を提供し、かつ組成物の粉末性を促進した。
実施例3
付香組成物の製造
男性用オードトワレのための付香組成物を、次の成分を混合することによって製造した:
Figure 2014529333
1) メチル シス−ジヒドロジャスモネート;出所:Firmenich SA、Geneva、Switzerland
2) 4/3−(4−ヒドロキシ−4−メチルペンチル)−3−シクロヘキセン−1−カルバルデヒド;出所:International Flavors & Fragrances、USA
3) 3,3−ジメチル−5−(2,2,3−トリメチル−3−シクロペンテン−1−イル)−4−ペンテン−2−オール;出所:Firmenich SA、Geneva、Switzerland
5,5,6,7,8,8−ヘキサメチル−3,4,5,8−テトラヒドロ−1(2H)−ナフタレノン2000質量部の前記組成物への添加は、該組成物に、クリーン(アニマルではない)なムスキー−アンブレットツイストを付与し、本来の組成物の新鮮さを高めるアロマティックノートを高め、そして甘ったるさの気配を付加した。
本発明の化合物の代わりに、同量の先行技術の(6RS,7RS)−5,5,6,7,8,8−ヘキサメチル−3,4,5,6,7,8−ヘキサヒドロナフタレノン−1(2H)−オンを使用した場合に、その添加は、あらゆる新鮮さをもたらさず、代わりに、本来の組成物の粉末性及びアニマルの側面を付与した。
本発明の化合物の添加によって得られたフレグランスは、先行技術の化合物の添加によって得られたフレグランスと比較して、特徴において著しく異なった。

Claims (9)


  1. Figure 2014529333
    [式中、点線は炭素−炭素の単結合又は二重結合を示し、かつRは水素原子又はメチル基を示す]
    の化合物。
  2. Rがメチル基を示すことを特徴とする、請求項1に記載の化合物。
  3. 前記点線が、炭素−炭素の二重結合を示すことを特徴とする、請求項1又は2に記載の化合物。
  4. 5,5,6,7,8,8−ヘキサメチル−3,4,5,8−テトラヒドロ−1(2H)−ナフタレノン、5,5,6,7,8,8−ヘキサメチル−3,4,4aα,5,8,8aβ−ヘキサヒドロ−1(2H)−ナフタレノン又は5,5,6,8,8−ペンタメチル−3,4,5,8−テトラヒドロ−1(2H)−ナフタレノンである、請求項1に記載の化合物。
  5. 請求項1から4までのいずれか1項において定義された式(I)の化合物の付香成分としての使用。
  6. 以下、
    i)請求項1から4までのいずれか1項において定義された式(I)の化合物の少なくとも1つ、
    ii)香料キャリヤー及び香料ベースからなる群から選択される成分の少なくとも1つ、並びに
    iii)場合により香料補助剤の少なくとも1つ
    を含む、付香組成物。
  7. 以下、
    i)請求項1から4までのいずれか1項において定義された式(I)の化合物の少なくとも1つ、及び
    ii)香料消費者ベース
    を含む、付香消費者製品。
  8. 前記香料消費者ベースが、香水、織物ケア製品、ボディケア製品、エアケア製品又はホームケア製品であることを特徴とする、請求項7に記載の付香消費者製品。
  9. 前記香料消費者ベースが、ファイン香水、コロン、アフターシェービングローション、液体又は固形洗剤、織物柔軟剤、織物リフレッシャー、アイロン水、紙、漂白剤、シャンプー、染毛料、ヘアスプレー、バニシングクリーム、デオドラント又は発刊抑制剤、着香石鹸、シャワー又はバスムース、オイル又はゲル、衛生製品、エアフレッシュナー、"すぐに使用できる"粉末エアフレッシュナー、ワイプ、皿用洗剤又は硬質表面洗剤であることを特徴とする、請求項8に記載の付香消費者製品。
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