JP2014510271A - ばね構造、共振器、共振器アレイおよびセンサ - Google Patents

ばね構造、共振器、共振器アレイおよびセンサ Download PDF

Info

Publication number
JP2014510271A
JP2014510271A JP2013555913A JP2013555913A JP2014510271A JP 2014510271 A JP2014510271 A JP 2014510271A JP 2013555913 A JP2013555913 A JP 2013555913A JP 2013555913 A JP2013555913 A JP 2013555913A JP 2014510271 A JP2014510271 A JP 2014510271A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
spring
resonator
spring structure
springs
loop
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2013555913A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6027029B2 (ja
Inventor
ブロムクヴィスト,アンシ
ルオヒオ,ジャーコ
Original Assignee
ムラタ エレクトロニクス オサケユキチュア
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ムラタ エレクトロニクス オサケユキチュア filed Critical ムラタ エレクトロニクス オサケユキチュア
Publication of JP2014510271A publication Critical patent/JP2014510271A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6027029B2 publication Critical patent/JP6027029B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01CMEASURING DISTANCES, LEVELS OR BEARINGS; SURVEYING; NAVIGATION; GYROSCOPIC INSTRUMENTS; PHOTOGRAMMETRY OR VIDEOGRAMMETRY
    • G01C19/00Gyroscopes; Turn-sensitive devices using vibrating masses; Turn-sensitive devices without moving masses; Measuring angular rate using gyroscopic effects
    • G01C19/56Turn-sensitive devices using vibrating masses, e.g. vibratory angular rate sensors based on Coriolis forces
    • G01C19/5719Turn-sensitive devices using vibrating masses, e.g. vibratory angular rate sensors based on Coriolis forces using planar vibrating masses driven in a translation vibration along an axis
    • G01C19/5733Structural details or topology
    • G01C19/574Structural details or topology the devices having two sensing masses in anti-phase motion
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01CMEASURING DISTANCES, LEVELS OR BEARINGS; SURVEYING; NAVIGATION; GYROSCOPIC INSTRUMENTS; PHOTOGRAMMETRY OR VIDEOGRAMMETRY
    • G01C19/00Gyroscopes; Turn-sensitive devices using vibrating masses; Turn-sensitive devices without moving masses; Measuring angular rate using gyroscopic effects
    • G01C19/56Turn-sensitive devices using vibrating masses, e.g. vibratory angular rate sensors based on Coriolis forces
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01CMEASURING DISTANCES, LEVELS OR BEARINGS; SURVEYING; NAVIGATION; GYROSCOPIC INSTRUMENTS; PHOTOGRAMMETRY OR VIDEOGRAMMETRY
    • G01C19/00Gyroscopes; Turn-sensitive devices using vibrating masses; Turn-sensitive devices without moving masses; Measuring angular rate using gyroscopic effects
    • G01C19/56Turn-sensitive devices using vibrating masses, e.g. vibratory angular rate sensors based on Coriolis forces
    • G01C19/5719Turn-sensitive devices using vibrating masses, e.g. vibratory angular rate sensors based on Coriolis forces using planar vibrating masses driven in a translation vibration along an axis
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01PMEASURING LINEAR OR ANGULAR SPEED, ACCELERATION, DECELERATION, OR SHOCK; INDICATING PRESENCE, ABSENCE, OR DIRECTION, OF MOVEMENT
    • G01P3/00Measuring linear or angular speed; Measuring differences of linear or angular speeds
    • G01P3/42Devices characterised by the use of electric or magnetic means
    • G01P3/44Devices characterised by the use of electric or magnetic means for measuring angular speed

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Radar, Positioning & Navigation (AREA)
  • Remote Sensing (AREA)
  • Gyroscopes (AREA)
  • Pressure Sensors (AREA)
  • Micromachines (AREA)

Abstract

本発明は、少なくとも2つの質量体(Ma、Mb)の連結点に接続されたばね(Sh1、Sh2)間のループ(L、E)を介して、質量体(Ma、Mb)に接続された前記ばね(Sh1、Sh2)を用いて、逆相振動として第1の方向に連結した質量体(Ma、Mb)を有するばね構造(501)を提示し、ループ(L)の長手方向の運動が、前記第1の方向に垂直に、または実質的に垂直に発生するように構成されるように、ループ(L)の前記連結点から基部のアンカー(A)に斜めのばね(Sl45、Sr45)を連結して、したがって、質量体(Ma、Mb)の逆相振動以外の逆相振動を減衰させる。本発明はまた、共振器内および/または共振器アレイ内だけでなく、センサまたはセンサを備えるシステム内でのばね構造の用途を提示する。
【選択図】図5

Description

本発明は、一般に共振器の技術に関するが、より具体的には、本発明はセンサに関し、センサにおいて、具体的には、本発明に関する独立請求項の前提部分に提示されるようなばね構造を用いた誤差の除去に関する。本発明はまた、共振器に関する独立請求項の前提部分で述べられるような共振器に関する。本発明はまた、共振器アレイに関する独立請求項の前提部分で述べられるような共振器アレイに関する。本発明はまた、センサに関する独立請求項の前提部分で述べられるようなセンサに関する。本発明はまた、本発明による少なくとも1つの共振器を有するセンサシステムに関する。
振動耐性および衝撃耐性は、角速度センサに求められる重要な特性である。詳細には、運転安定制御システムなどの、従来技術の自動車産業用途では、これらの要件は非常に厳格である。たとえば岩による外部からの硬い打撃、または自動車競技者により引き起こされる振動でさえ、角速度センサの出力に影響を及ぼすべきではない。
たとえば角速度センサなどの、従来技術によるマイクロメカニカル共振器では、運動する質量体間の連結ばねを設計することが好ましいと考えられており、このばねは、運動する質量体の逆相運動を可能にし、同時に質量体の同相運動に抵抗する。実際、このような構成は、詳細には実際の信号から機械的打撃を分離するために使用される。この場合、質量体から検出される信号が差動的であり、一方、質量体に影響を及ぼす加速度が、一緒に同相偏向を引き起こす。
単純な連結共振器が、図1によれば、2つの質量体(m1、m2)および3つの類似の1次元ばね(S1、S2、S3)から構成される。このような構造は、モードの差から質量体(m1、m2)の同相運動を効果的に分離する。しかしながら、加速度に対する感度に関しては、連結ばねが同相の運動に関与しないので、質量体が逆相より(モードの周波数がより低い)同相をより容易に偏向させるために、この構造は好ましくない。図1の単純な連結共振器の概略図では、この共振器の質量体を連結するばねは、その他のばねと類似の1次元ばねである。
詳細には、Bosch社が、米国特許第6,752,017(B2)号明細書で、このようなZ軸のジャイロスコープ用の連結ばね構造について記載し、この構造では、検出される運動が、運動の共通軸に対する質量体の逆相振動である。従来技術のこれらのばね構造に共通なのが、これらのばね構造が、1次モードおよび2次モードの両方の周波数、ならびに連結される隣接質量体間にこれらの構造が配置される因子の規定に関与することである。
しかしながら、従来技術に記載されたばね構造の欠点は、直線加速度に対する感度である。なぜなら、これらのばね構造は、上述の単純な連結共振器のように、逆相運動より同相運動に対して疎結合であり、打撃および振動が、所望の逆相励起より容易に質量体(m1、m2)を偏向させるためである。さらに、ばね構造が両方のモードに関与するので、1次モードの非線形性を制御することが困難である。したがって、異なるモードを連結するばね構造を完全に分離することが好ましく、1次モードのサスペンションの非線形性を、2次サスペンションと無関係な寸法に作ることができる。
実際、改善形態として使用するために、1次元軸上で振動する質量体を備える、シーソーのような連結ばねが提示され、このばねは、逆相偏向に対するよりも同相偏向に対して堅いので、機械的干渉に関しては、明らかによりよい解決策である。このような連結サスペンションは、たとえば、図2では励振器フレームのy方向の1次運動に対して実現され、図2は、従来技術によるZ軸角速度センサを示し、このセンサは、たとえば、上端および下端に、y軸方向にシーソーのような連結ばね構造を有する。
しかしながら、図2の角速度センサ構造から完全に欠けているのが、フレーム内部での質量体M1およびM2の間の連結であり、x軸方向では、質量体は、ほぼ独立した加速度センサとして作動する。連結がなければ、質量体は、検出される逆相のコリオリの力と同程度の(同相の)機械的干渉に対し、機械的に高感度である。したがって、質量体の同相の動きを防止するが、しかしながら、y軸方向の1次運動に関与しない連結サスペンションを質量体のためにどのように設計するのが好ましいかという問題が未解決のままである。
前述のようなシーソーサスペンションが、質量体が単方向の平行な軸上で動く、それ自体使用可能な解決策を作り出すが、密に詰め込まれた構造のことを考えると、シーソーサスペンションは大量のスペースを占有する。このような、ある意味では無駄な、共通軸上を動く質量体を備えた、対向する構造が、図3に概略で示されている。図3から、このような構造が質量体間のスペース全体を占有することがはっきりと明らかであり、このような構造は、以前は1次運動の櫛状励起構造として使用された。
実際、従来技術による解決策は、質量体の同相運動を防止するが、y軸方向の1次運動に関与しない連結サスペンションを質量体のために設計する方法に関する問題を解決することを目的としていた。
Bosch社の特許文献である国際公開第2010/034556(A3)号パンフレットが、同じく4隅の要素からなるサスペンションを開示しており、このサスペンションを、同じく加速度センサの2次モード連結に適合させることができる。基部へ取り付けるポイントが基部の外側の隅に構築されるので、これにより、たとえば温度変化により引き起こされる変形がもたらされ、この変形が歪みを引き起こし、構造の共振周波数を変化させる。隅の要素間に追加された張力除去構造が歪みを低減するが、大量のスペースを占有する。
したがって、上記で提示した従来技術の解決策では、コンパクトであるが、同相より逆相の振動モードで容易に作動することができる構造を同時に実現する方法に関する問題、および逆相モードの結果として、逆相により提供された利点を利用して、たとえば干渉を取り除くことがどのようにして可能になるかという問題が、未解決のまま残っている。
実際、発明者らは、2つの堅いビームだけでなくビームを一緒に連結させるたわみばねからなるばね構造により、2つの質量体を連結するばね構造を実現することができることに気づいた。ビームは、端部に位置する支持点を中心に旋回することができるように吊される。もう一方の端部から、ビームは、連結される質量体に接続される。図4は、従来技術による単純なばね構造を示す。
図4は、単純な例として、共通軸上で振動する質量体M1およびM2を逆相振動に連結するように構成された、従来技術によるこのようなばね構造を示す。この場合、ばね構造は、2つの質量体を連結するばね構造401、402、403、404a、404b、404cを有し、このばね構造は、2つの堅いビーム402だけでなく、ビーム402を一緒に連結するたわみばね404a、404b、404cから構成される。ビームは、端部に位置する支持点を中心に旋回することができるように吊される403。もう一方の端部から、ビームは、連結される質量体M1、M2に接続される401。
上述の前記サスペンション解決策は、Bosch社により提示された解決策より明らかにコンパクトであり、スペース利用に関してはよりよいが、性能では明らかに劣っている。実際的な寸法を使用すると、サスペンションは、同一モードのずれに対してほぼ4倍堅いが、一方、隅から取り付けられた解決策を使用すると、6倍よりも大きな剛性さえ達成することができる。
米国特許第6,752,017(B2)号明細書 国際公開第2010/034556(A3)号パンフレット
図2〜図4によるばねの解決策を使用して、従来技術の問題の多くがうまく解決されたが、しかしながら、広範囲で多様な干渉の性質により、すべての問題に対して概して効果的な解決策を見つけ出すことはかなり困難である。上記で既に説明した状況では、従来技術の1つの問題が干渉と関係があり、この場合、機械的干渉が直線加速度により共振器に連結する。この場合、本発明によるばね構造により、従来技術の問題を解決することができる、または少なくともこの問題の影響を軽減することができる。実際、本発明の目的は、同じく異なる線形共振器で使用される純粋なモードで振動する新しいばねの解決策を提示して、直線加速度により引き起こされる機械的干渉を除去することである。
本発明によるばね構造が、本発明に関する独立請求項の特徴部分に提示することにより特徴づけられる。
本発明による共振器が、本発明に関する独立請求項の特徴部分に提示することにより特徴づけられる。
本発明による共振器アレイが、本発明に関する独立請求項の特徴部分に提示することにより特徴づけられる。
本発明によるセンサが、本発明に関する独立請求項の特徴部分に提示することにより特徴づけられる。
本発明によるセンサシステムが、本発明に関する独立請求項の特徴部分に提示することにより特徴づけられる。
本発明によるばね構造が、2つの質量体の連結点に接続された前記ばね間に接続されたループを介して2つの質量体に結合したばねにより逆相振動子として第1の方向に連結された2つの質量体を有し、ループの運動が前記第1の方向に向かって垂直に、または実質的に垂直になるように、斜めのばねをループの前記連結点から基部のアンカーに接続して、質量体(Ma、Mb)の振動以外の逆相振動を減衰させる。
本発明の一実施形態によるばね構造では、斜めのばねは、ループに対して対称である。
本発明の一実施形態によるばね構造では、斜めのばねは、同一ばね定数を有する。しかしながら、実施形態の一変形形態によれば、連結構造は、二重差動構造内の連結構造ユニット内の異なるユニット間で異なるばね定数を有する。
本発明の一実施形態によるばね構造では、斜めのばねは、同一組成を有する。
本発明の一実施形態によるばね構造では、斜めのばねは、長さ、幅、厚さの寸法の少なくとも1つが共通である。
本発明の一実施形態による二重差動ばね構造では、本発明の一実施形態による2つのばね構造が、逆相共振器として、堅い接続部材を使用して連結され、2つのばね構造は両方とも、逆相振動に連結された2つの質量体を有する。
本発明による共振器には、本発明の一実施形態による、少なくとも1つのばね構造が存在する。
本発明による共振器アレイには、本発明の一実施形態による、少なくとも1つの共振器が存在する。
本発明の一実施形態による共振器を使用して、本発明によるセンサを実現することができる。
本発明によるセンサシステムには、本発明の一実施形態による、少なくとも1つのセンサが存在する。
本発明の他の実施形態が、独立請求項の形で提示される。本発明の実施形態を、必要に応じて組み合わせることができる。本発明の実施形態による例について、明細書だけでなく、明細書に関連する図面で説明する。図面では、部分が類似のタイプであることから同じ参照マークが使用されるが、しかしながら、必ずしも互いに同一ではない。この場合、当業者であれば、提示されたことに基づき潜在的な違いがわかるであろう。部分および部分の寸法または順序は変わることができ、そしてまた、必ずしも互いに一定の縮尺ではない。
図1〜図4は、それ自体が従来技術に関係する、または他で提示され、かつ本出願の出願日までには本出願人に既知の技術に関係する。
図1〜図4は、上述のように、それ自体が従来技術を示すが、本出願で提示する本発明の実施形態を例示するために、図5〜図12を参照することにより以下で例を提示する。この場合、提示する例による実施形態だけに実施形態を限定するものでもなく、図で明らかにする相対寸法だけに従うものでもない。本発明の実施形態を、必要に応じて互いに組み合わせることができる。
従来技術による、単純な連結共振器の概略図である。 Z軸角速度センサとしての、従来技術による解決策を示す。 質量体間にシーソーのような連結サスペンションを有する、従来技術による共振器解決策の空間要件を示す。 ばね構造が共通軸上で振動する質量体を連結する、従来技術による構造を示す。 本発明の一実施形態によるばね構造を示す。 逆相モードでの、本発明の一実施形態の働きを示す。 正相モードを除去する際の、本発明の一実施形態の働きを示す。 角速度センサの2次共振器内の、本発明の一実施形態によるサスペンションを示す。 本発明の代替の一実施形態による二重差動連結ばね構造を示す。 本発明の一実施形態による容量性信号の形成を示す。 本発明の一実施形態による共振器アレイを示す。 本発明の一実施形態によるセンサシステムを示す。
本発明の実施形態は、たとえば角速度センサなどの振動するマイクロメカニカル共振器に関する。しかしながら、この文書では、提示するばね構造を共振器構造だけに限定することも、異なる線形共振器内の直線加速度によって引き起こされる機械的干渉の除去だけに限定することも意図せず、むしろ、同じくこれらの解決策を適用して、特許請求の範囲を特徴づける特徴により、他の共振器の干渉を同じく除去することができる。
以下の説明では、例示として使用する方向、すなわち左、右、上および/または下は、提示する媒体と関連した単なる例であり、そしてまた、部分の向きに関して、たとえば、地表の重力場の向きに関していかなる種類の限定も意味しない。
図5は、本発明の一実施形態による連結サスペンションの例示を示す。サスペンションは、センサの運動軸に対して斜角で動く、他端から固定された2つのばねSl45、Sr45を有する。例示の目的で、これらのばねに対して、45が数値に従う斜角を指す記号を使用したが、本発明の実施形態で使用する角度を45度の角度に限定するものではない。そしてまた、ばね構造の左ばねSl45の角度が、右側のばねSr45の角度に対して対称的であるようなタイプだけに本発明の実施形態を限定するものでもない。そしてまた、水平の左側ばねSh1の長手方向に対して測定したばね間の前記角度も、水平の右側ばねSh2の長手方向に対して測定したばね間の前記角度も、どちらも限定するものではない。本発明の非対称な一実施形態によれば、角度が異なることによる影響は、斜角のスペース要件を考慮することにより、ばねSh1およびSl45の間の角度またはばねSh2およびSr45の間の角度が非対称な角度解決策をもたらす実施形態で、それ自体が公知の技術に従ったやり方で、ばねの寸法および/または材料の選択によってばねのばね定数に影響を及ぼすことにより、補償することができる。傾斜したばねSl45およびSr45は、ばねの固定点Aで、ばねのもう一方の端部から基部に連結される。
本発明の一実施形態によれば、ばねSh1、Sh2、L、E、Sl45、Sr45のうち少なくとも1つが、長手方向に対して堅くなるように構成される。本発明の実施形態によれば、前記ばねの少なくとも1つが、ばねの長手方向の軸に対して垂直方向に動くように構成され、矢印を使用して図5および図6を用いて示すばねの運動が達成される。
本発明の実施形態によれば、少なくとも1つのばねが平坦にモデル化され、換言すれば、実質的に長方形のプリズムであり、このばねの長さは、長手の長さ方向に対する垂直方向の最小寸法の少なくとも1.5倍、好ましくは少なくとも5倍、より好ましくは少なくとも8倍である。前記垂直方向は、互いに対して垂直方向の寸法である幅および厚さを有する。前記他の寸法より小さな厚さおよび幅に作ることにより、他の方向よりも薄い寸法の方向に、より容易に動くようにばねを作成することができる。平坦にモデル化されたばねにより、所与の方向の動きを達成することができる。対応するいくつかの実施形態によれば、動きが堅い断片の断面の形を三角形、正多角形または円形とすることができる。
図6の例に示すように、ばねSh1およびSh2のもう一方の端部は、好ましくは他の方向に動く堅い構造により運動軸の方向に、質量体MaおよびMbに連結される。質量体MaおよびMbが逆相で動くとき、ループが下方に動き、かつ構造の分岐が動くので、サスペンションは、このような相の運動に対して最も柔らかい状態になる。ばねSh1およびSh2は、ばね構造Sl45、L、E、Sr45で互いに連結され、これらの構造により、両端部は逆相(図6)でばねの運動方向に動くことができるようになるが、同相(図7)では実質的に動くことができなくなる。この場合、ループLの両方の分岐が、左ならびに右の両方とも反対方向にずれる傾向にあり、かつ端部Eが、短いときに堅いので、ばねを結合するサスペンションは、同相のずれに対して非常に堅い。
図8は、角速度センサ構造501、801の一部として、本発明の一実施形態によるサスペンションを提示する。この実施形態の構造では、サスペンションは、長いビームばねにより質量体に連結され、この長いビームばねは、1次運動の方向(x)に動くが、2次運動(y)を連結サスペンションに伝える。図8は、例示の目的で、以下の部分1〜20を提示し、当業者は、実施形態によるばね構造の働きをよりよく理解するであろう。上に、下に、側面に、左に、右にという用語は、参照するためにそれ自体が方向を示すとき、提示媒体を西洋式に読む方向に従って使用されるが、しかしながら、実施形態による構造を使用する方向をこれらの用語だけに従うように限定するものではない。
図8は、図8に示す下部質量体の1次運動容量性検出櫛状部を提示する。図8には、1次共振器の構成要素をフレームに取り付けるための1次アンカー7があり、1次アンカー7は、さらに基板および/または構造の蓋に取り付けられる。上部質量体について、対応するやり方で、略記した同じマークを用いて、対応する部分を示す。他と異なる形で実現した実施形態では、図9の上部(たとえば901)および下部(たとえば902)の検出櫛状部1は、逆相モードで一緒に作動することができ、信号をノイズおよび他の類似の干渉から分離するのが、より容易である。
本発明の一実施形態によれば、角速度センサの上部および下部は、左側ループおよび右側ループにより規定される直線に対して鏡映対称である。本発明の一実施形態によれば、この場合、少なくとも1つの部分が2つの検出櫛状部を有する。本発明の一実施形態によれば、側面、左側または右側の少なくともいずれか1つが、2つの検出櫛状部を有する。検出櫛状部の数、対称性および/またはそれ自体の場所は、提示した実施形態の例だけにより限定されるものではない。
斜めのガイドばね2は、下部質量体の2次(y)運動方向を垂直(x)に変換するたわみばねである。サスペンションを連結するループL、3は、質量体に対して垂直方向に動くように構成され、一実施形態によれば、斜めのガイドばねが逆相で動くとき、アームが動く。一実施形態によれば、斜めのガイドばねが同相で動くとき、端部は動かない。一実施形態によれば、1次運動を連結するばね4は、1次(x)軸方向の質量体の同相運動を妨げるように構成される。一実施形態によれば、斜めのガイドばね5は、上部質量体の2次(y)運動方向を垂直(x)に変換するたわみばねである。1次アンカー6、8、14は、基板(基部に対する)および/または蓋に取り付けられた、本発明によるエリアを示すために使用される。この場合、1次アンカーは、1次共振器の構成要素をフレームに取り付ける。本発明の一実施形態によれば、図9の部分Lは、堅い部材Cと一緒に連結され、図9の上側および下側の構造が、部分3、Lを上からおよび下から、たとえば図9に示す差動構造の部分901および902から、互いに接続することにより、逆相に連結することができる。
図8に示す1次ばね9は、1次軸(x)の方向に、できるだけ直線状のやり方で1次運動を中断するためのものである。このとき、部分9は、他の方向にできるだけ堅くなるような寸法に作られる。1次スライド10は、本発明の一実施形態によれば、1次軸(x)の方向にだけ動くことができる、それ自体が文字Cのような形状の堅い構造である。本発明の一実施形態によれば、2次櫛状部の回転子フィンガ11が、質量体の一部である。前記部分11は、検出される2次静電容量の移動電極である。本発明の一実施形態によれば、2次櫛状部の固定子アンカー12が、検出される2次静電容量の固定電極である。
図8では、できるだけ堅く、かつ質量体の運動を連結サスペンションに伝える断片として、質量体の端部13を参照する。図8では、実際、図の最上部に一方の質量体端部を示すが、これにより、本発明の実施形態を、図示するものに従う実施形態だけに限定することを意図するものではない。
図8では、1次運動の駆動櫛状部16(固定子または回転子)を利用することにより、共通電圧を使用して両方の質量体に対して反対方向の静電力を生み出して、1次運動を励起および/または維持することができる。
図8には、1次運動および2次運動を連結するサスペンションのアンカーエリア17をさらに示す。本発明の一実施形態によれば、2次共振器を連結するサスペンション18を用いて、1次運動を連結するサスペンションを実現することができる。図8は、x方向のたわみばねの1次スライドおよび質量体の間の2次ばね19a、19b、19c、19dを示す。本発明の一実施形態によれば、2次ばねの働きは、質量体が2次軸(y)の方向にだけ1次運動から偏向することができるようにすることである。2次ばねは、他の方向にはできるだけ堅い。図8の参照番号20は、直交補償櫛状部およびそのアンカーを指す。
破線で規定するエリア901、902は、図9によるばね構造での、本発明の一実施形態による解決策を示す。部分901および902に関連して、破線は、ここで提示した反対方向に対して左側、右側または両側のループ3、Lの向きの別の性質と関係がある、この実施形態の所与の別の性質を示す。この場合、図9の部分901および902により示すばね構造、ならびに部分901および902の間の連結を達成することができる2つのこのような構造801の間に堅い部材Cを連結して、位相差を設定することができる。この場合、提示したものに基づいて、二重差動構造のための対を形成するために、対の部分のループ3、Lの向きに応じて、いくつかが鏡映対称であってもよいことが明らかである。
実際、部分Sh1およびSh2は、線として引かれているように見えるが、しかしながら、ループ3、Lを介して互いに接続されている。
図8に示す実施形態は、図に示すように、左側および右側の縁部の間に非対称性を有する。これは、質量体が、本実施形態の例によれば、x軸の方向に逆相で移動するように構成されることによるものであり、これらの質量体から、この一次運動が差動として検出され、櫛状部1、7を配置するために、質量体が同じ側にあることが好ましい。
さらにまた、浮遊容量により引き起こされる、起こり得るクロストークを、同じく外部干渉のような差動検出の対称出力として相殺するために、櫛状部システム16への不平衡電圧を使用する一実施形態に従って、逆相運動それ自体を静電的に励起することができる。
本発明の代替の一実施形態によれば、ばね構造はまた、たとえば音さ型センサの1次共振器で作動することができ、この場合、質量体の逆相1次運動だけを、または実質的に逆相1次運動だけを可能にするが、大きな加速度でさえセンサの過負荷を防止する。
これに対応して、本発明は、干渉に対する共振器の抵抗を改善するために、ほぼどの種類の逆相線形共振器に関しても適している。
図9は、本発明の一実施形態による代替の解決策を示し、この解決策では、堅い複合構造Cと逆相に連結される、本発明の一実施形態による2つのばね構造(901、902)が使用される。この場合、ループ3、Lは、堅い部材Cとの接続を可能にするように、互いの方向を向く。本発明の一実施形態によれば、堅い部材Cを一様な厚さにすることができるが、部材Cの厚さおよび幅をその長手方向に沿って変えて、漸進的な柔軟性の働きを達成することができる。一実施形態によれば、堅い部材Cは、厚さおよび/または幅の方向に、材料の強度を局所的に変化させることにより達成される、弱くなった屈曲点を有する。振動を連結するために、Cはまた、Cと互いに連結する振動子の方向に対して垂直方向に堅いことが好ましい。この場合、ループLが少なくとも(一実施形態による部分Eの長手方向に向かって垂直な)長手方向に堅いとき、部分901および902の間の機械的運動を、複合構造Cを用いて伝えることができる。以下のうち、すなわち:ループL(部分901内および/または部分902内)および/または一実施形態による堅い部材Cのうち、少なくとも1つを漸進的になるように構成することにより、部分901および902の間の振幅に応じた連結を生み出すこともできる。一実施形態によれば、この場合、長手方向の軸に垂直な方向に、漸進的な剛性を達成することができる。部分901および902間の標準的位相差を連結することにより、破線の境界で示す部分901および902の質量体の振動の位相間の情報も利用することができ、この情報は、部分901および902の位相が反対であることに関係があり、部分901および902により形成されたシステムの中に連結する干渉を、さらによく除去することができる。
さらに、必要に応じて、正しい位相の電圧を減衰のためにコンデンサの所与の極板に導入したとき、容量性連結、およびコンデンサの極板間けん引力の影響を用いて、所与のモードを電気的に減衰させることができ、コンデンサの極板間けん引力を、減衰運動で利用することができる。本発明の他の実施形態によれば、コンデンサはまた、減衰の際と異なるやり方で電圧導入の位相を合わせたとき、所与の振動モードの維持を補助するものとして、励起する際に利用することができる。
図10は、可変静電容量Ca1、Cb1、Ca2およびCb2を用いて、容量性信号を形成するための、図9の実施形態による一実施形態の用途を示す。この場合、静電容量の変動は、極板間の距離の変化、および/または静電容量を形成するコンデンサ極板間に共通の極板表面積の変化に基づくことができる。図10では、部分901および902の振動が逆相になるように構成され、部分901の静電容量Ca1およびCb1が増加するとき、部分902の対応する静電容量Ca2およびCb2が減少する。質量体Ma、Mbのコンデンサの対応する極板を、それぞれ何らかの基準電位に、たとえば接地(図示せず)に接続することができ、質量体の対応する極板は、基準電位に従った電位を受け取る。電位はまた、対応する静電容量の変化に基づく信号が、0と異なる所与のバイアスを有するか、有しないか(バイアス0V)に応じて、同じ電位または異なる電位とすることができる。例示のために、静電容量の変化に基づき信号を形成する回路MCでは、一例として、出力の数自体および/または他の信号入力もしくは出力自体を限定することなく、図に提示し矢印で示す出力をローカルに参照することにより、4つの出力1、2、3、4が提示される。二重差動構造を図で提示したが、本発明の一実施形態によれば、二重差動構造の実施形態(501)の単純な信号を、たとえば部分901により形成される振動の容量性読取り値のように容量的に、同じやり方で読み取ることができる。
本発明の実施形態の一変形形態によれば、部分902の励起フレーム構造を除外することができ、したがって、スペースの節約になる。この場合、対応する一実施形態では、部分901の励起フレーム構造の寸法を合わせる際に、これらの励起フレーム構造の補償として、部分902に対する機械的運動抵抗損失についても考慮しなければならないということもあり得る。この場合、本発明の一実施形態によれば、部分901内のループ3、Lおよび部分902の対応するループを堅い部材Cで互いに連結することができるように、部分901内のループ3、Lはまた、部分902の対応するループの方向を向くべきである。この場合、一実施形態によれば、ループの向きは、好ましくは、図8に示す向きと反対である。一実施形態によれば、部分901および902は、一変形形態によれば、部分間の直線に対して、他の変形形態によれば、好ましくは堅い部材Cと交差する直線の点に対して、鏡映対称である。実施形態の一変形形態によれば、部分901および902は、他の点では類似するが、たとえば部分901では、左側のループが、右側のループの方向と反対方向を向き、部分902では逆が成り立つ。
図11は、本発明の一実施形態による第1の共振器グループを有する共振器アレイを示し、第1の共振器グループのうち少なくともいくつかを、刺激信号を用いて、同相振動に一緒に同期させることができる。本発明の一実施形態によれば、共振器グループの他のいくつかの共振器を、前記第1の共振器グループに対して逆相振動に同期させることができる。本発明の一実施形態によれば、共振器アレイは、他の位相を他のいくつかのグループの共振器に同期させることができる。共振器グループ間の位相合わせに関する共振器グループの異なる実施形態の変形形態を、小さな矢印で図11に示す。
図12は、ばね構造が、本発明の実施形態の1つに従って利用される、本発明のこのような実施形態を示す。本発明の既に参照した実施形態の例を、いくつかの代替形態および変形形態と共に示すために、ネスティングされたボックスを使用する。センサ801’は、他の点では801に類似するが、センサ801’の構造は、部分901および902の位相を反対に合わせるように実現するために異なるとはいえ、801’は、センサ801’の中に2つの共振器501を実際に有する。この場合、堅い部材Cを部分901および902の間に連結して、部分901および902の位相を合わせるように、センサ801’の部分901および902の各々が、少なくとも1つのループ3、Lを有する。実際、部分901および902を用いて、2つの逆位相部分を有するこのような二重差動構造を示すが、センサ801’内の前記部分901および902の位相を合わせる際に堅い部材Cを使用するために、(左または右の縁部からの)1つのループ3、Lだけが他方の方向を向く2つの部分901、902だけを有するこのような実施形態だけに本発明の実施形態を限定するものではない。
部分901および/または902を使用して実現されるようないくつかのセンサ部分801’を有する、本発明のこのような実施形態では、これらのセンサ部分の中でも、左側および右側のループ3、Lの両方が、図8に示す例に対して反対方向を向くようなセンサ部分とすることができ、堅い部材Cを用いてセンサ部分をチェーンでつないで、センサの位相を合わせることができる。この場合、同様に、チェーンの位相合わせに従って、所望の部分に対して共通位相を達成および/または維持するように容量性励起を構成すべきである。
ADCボックスを図12に取り付けることにより、本発明の実施形態によるばね構造が、本発明の一実施形態による共振器またはこのような共振器グループを利用するこのような大規模エンティティのシステムの一部として一緒にあるような実施形態を示す。したがって、ADCはまた、共振器から得ることができる信号をデジタル形式に変換するが、デジタル形式だけに限定することのないような実施形態を指す。図では、アナログのボックスを使用して、デジタル信号の出力と平行してアナログ信号出力の可能性を示すが、本発明を平行関係だけに限定するものではなく、むしろ、出力のいずれの一方も、対応する実施形態に従って同様に実現することができる。
従来技術と比較した本発明の利点は、使用するスペースが狭いことだけでなく、逆相偏向に対して非常にわずかな剛性しかないことである。したがって、センサ構造に本発明による連結を追加しても、センサ構造の機械的感度を著しく低下させない。
本発明によるサスペンションを質量体に取り付けるポイントは、運動軸の方向の同じ直線上に位置する。このために、ばねの反力が、たとえばシーソーばねのように、質量体にモーメントを生じさせない。
さらに、アンカーポイントの場所が互いに近接していることにより、特にたとえば隅から取り付ける解決策と比較して、たとえば、外部または温度変化により生じるねじれに対して、本解決策の堅牢性が改善される。

Claims (10)

  1. ばね構造(501)であって、少なくとも2つの質量体(Ma、Mb)の連結点に接続されたばね(Sh1、Sh2)間のループ(L、E)を介して、前記質量体(Ma、Mb)に接続された前記ばね(Sh1、Sh2)を用いて、逆相振動として第1の方向に連結した前記質量体(Ma、Mb)を有し、前記ループ(L)の長手方向の運動が、前記第1の方向に垂直に、または実質的に垂直に発生するように構成されるように、前記ループ(L)の前記連結点から基部のアンカー(A)に斜めのばね(Sl45、Sr45)を連結して、したがって、前記質量体(Ma、Mb)の逆相振動以外の逆相振動を減衰させることを特徴とするばね構造。
  2. 前記斜めのばね(Sl45、Sr45)は、前記ループ(L)に対して対称であることを特徴とする、請求項1に記載のばね構造。
  3. 前記斜めのばね(Sl45、Sr45)は、同一ばね定数を有することを特徴とする、請求項1または2に記載のばね構造。
  4. 前記斜めのばね(Sl45、Sr45)は、同一の化学組成および/または構造組成を有することを特徴とする、請求項1、2または3に記載のばね構造。
  5. 前記斜めのばね(Sl45、Sr45)は、長さ、幅、厚さの寸法の少なくとも1つが共通であることを特徴とする、請求項1〜4のうちいずれか一項に記載のばね構造。
  6. 二重差動ばね構造であって、逆相振動子として堅い接続部材Cと連結した、請求項1に記載のばね構造(901、902)を有する二重差動ばね構造。
  7. 共振器であって、請求項1〜6のうちいずれか一項に記載の少なくとも1つのばね構造を有することにより特徴づけられる共振器。
  8. 共振器アレイであって、請求項7に記載の少なくとも1つの共振器を有することにより特徴づけられる共振器アレイ。
  9. センサであって、請求項7または8に記載の少なくとも1つの共振器を有することにより特徴づけられるセンサ。
  10. センサシステムであって、請求項9に記載の少なくとも1つの共振器を有することにより特徴づけられるセンサシステム。
JP2013555913A 2011-03-04 2012-02-27 ばね構造、共振器、共振器アレイおよびセンサ Active JP6027029B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
FI20115223 2011-03-04
FI20115223A FI124020B (fi) 2011-03-04 2011-03-04 Jousirakenne, resonaattori, resonaattorimatriisi ja anturi
PCT/FI2012/050194 WO2012120190A2 (en) 2011-03-04 2012-02-27 Spring structure, resonator, resonator array and sensor

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014510271A true JP2014510271A (ja) 2014-04-24
JP6027029B2 JP6027029B2 (ja) 2016-11-16

Family

ID=43806435

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013555913A Active JP6027029B2 (ja) 2011-03-04 2012-02-27 ばね構造、共振器、共振器アレイおよびセンサ

Country Status (10)

Country Link
US (1) US9127943B2 (ja)
EP (1) EP2681511B1 (ja)
JP (1) JP6027029B2 (ja)
KR (1) KR101795364B1 (ja)
CN (1) CN103492836B (ja)
FI (1) FI124020B (ja)
IL (1) IL228048A (ja)
SG (1) SG192998A1 (ja)
TW (1) TWI554741B (ja)
WO (1) WO2012120190A2 (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017514123A (ja) * 2014-05-07 2017-06-01 株式会社村田製作所 改良されたジャイロスコープ構造体及びジャイロスコープデバイス
CN108204807A (zh) * 2016-12-19 2018-06-26 美国亚德诺半导体公司 用于微机电***(mems)装置的弯曲联接器
JP2018100966A (ja) * 2016-12-19 2018-06-28 アナログ ディヴァイスィズ インク 同期化マスジャイロスコープ
US10697774B2 (en) 2016-12-19 2020-06-30 Analog Devices, Inc. Balanced runners synchronizing motion of masses in micromachined devices
US10948294B2 (en) 2018-04-05 2021-03-16 Analog Devices, Inc. MEMS gyroscopes with in-line springs and related systems and methods
US11686581B2 (en) 2020-06-08 2023-06-27 Analog Devices, Inc. Stress-relief MEMS gyroscope
US11692825B2 (en) 2020-06-08 2023-07-04 Analog Devices, Inc. Drive and sense stress relief apparatus
US11698257B2 (en) 2020-08-24 2023-07-11 Analog Devices, Inc. Isotropic attenuated motion gyroscope

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9372084B2 (en) * 2012-04-04 2016-06-21 Seiko Epson Corporation Gyro sensor, electronic apparatus, and mobile unit
JP6195051B2 (ja) * 2013-03-04 2017-09-13 セイコーエプソン株式会社 ジャイロセンサー、電子機器、及び移動体
US9958271B2 (en) 2014-01-21 2018-05-01 Invensense, Inc. Configuration to reduce non-linear motion
FI126071B (en) * 2014-01-28 2016-06-15 Murata Manufacturing Co Improved gyroscope structure and gyroscope
DE102014215038A1 (de) * 2014-07-31 2016-02-04 Robert Bosch Gmbh Mikromechanischer Sensor und Verfahren zur Herstellung eines mikromechanischen Sensors
KR101754634B1 (ko) * 2015-05-12 2017-07-07 주식회사 신성씨앤티 2자유도 감지 모드를 갖는 멤스 자이로스코프
DE102015213455A1 (de) * 2015-07-17 2017-01-19 Robert Bosch Gmbh OMM-Drehraten mit Antrieb ohne feststehende Elektroden
TWI632345B (zh) 2016-05-27 2018-08-11 日商村田製作所股份有限公司 振動的微機電陀螺儀之驅動振輻的持續性監控與相關方法
KR102052592B1 (ko) * 2017-02-24 2019-12-06 한국기계연구원 고열전도 질화규소 소결체의 제조방법

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010100333A1 (en) * 2009-03-02 2010-09-10 Vti Technologies Oy Micro-mechanical sensor of angular velocity
JP2010531447A (ja) * 2007-06-29 2010-09-24 ノースロップ グルマン リテフ ゲーエムベーハー 回転速度センサー
US20120013355A1 (en) * 2010-06-16 2012-01-19 Narita Katsutoshi Compound sensor
US20120055248A1 (en) * 2009-05-27 2012-03-08 Hanno Hammer Microgyroscope for Determining Rotational Motions about At Least One of Three Perpendicular Spatial Axes

Family Cites Families (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3409565B2 (ja) * 1996-03-01 2003-05-26 日産自動車株式会社 角速度センサの自己診断方法
DE10108196A1 (de) 2001-02-21 2002-10-24 Bosch Gmbh Robert Drehratensensor
US7036372B2 (en) 2003-09-25 2006-05-02 Kionix, Inc. Z-axis angular rate sensor
US20050066728A1 (en) 2003-09-25 2005-03-31 Kionix, Inc. Z-axis angular rate micro electro-mechanical systems (MEMS) sensor
KR100652952B1 (ko) * 2004-07-19 2006-12-06 삼성전자주식회사 커플링 스프링을 구비한 멤스 자이로스코프
US7421897B2 (en) 2005-04-14 2008-09-09 Analog Devices, Inc. Cross-quad and vertically coupled inertial sensors
FR2895501B1 (fr) * 2005-12-23 2008-02-29 Commissariat Energie Atomique Microsysteme, plus particulierement microgyrometre, avec au moins deux massesm oscillantes couplees mecaniquement
WO2007104742A1 (de) * 2006-03-10 2007-09-20 Continental Teves Ag & Co. Ohg Drehratensensor mit kopplungsbalken
DE102007035806B4 (de) * 2007-07-31 2011-03-17 Sensordynamics Ag Mikromechanischer Drehratensensor
US8413509B2 (en) * 2008-04-14 2013-04-09 Freescale Semiconductor, Inc. Spring member for use in a microelectromechanical systems sensor
FI122397B (fi) * 2008-04-16 2011-12-30 Vti Technologies Oy Värähtelevä mikromekaaninen kulmanopeusanturi
DE102008042369B4 (de) 2008-09-25 2018-05-24 Robert Bosch Gmbh Koppelstruktur für eine Drehratensensorvorrichtung, Drehratensensorvorrichtung und Herstellungsverfahren
DE102008054749A1 (de) 2008-12-16 2010-06-17 Robert Bosch Gmbh Drehratensensor und Verfahren zum Betrieb eines Drehratensensors
IT1392741B1 (it) 2008-12-23 2012-03-16 St Microelectronics Rousset Giroscopio microelettromeccanico con migliorata reiezione di disturbi di accelerazione
JP4868027B2 (ja) * 2009-05-26 2012-02-01 株式会社デンソー 加速度角速度センサ
US8453504B1 (en) * 2010-01-23 2013-06-04 Minyao Mao Angular rate sensor with suppressed linear acceleration response
US8459111B1 (en) * 2010-01-23 2013-06-11 Minyao Mao Angular rate sensor with suppressed linear acceleration response
US8616057B1 (en) * 2010-01-23 2013-12-31 Minyao Mao Angular rate sensor with suppressed linear acceleration response

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010531447A (ja) * 2007-06-29 2010-09-24 ノースロップ グルマン リテフ ゲーエムベーハー 回転速度センサー
WO2010100333A1 (en) * 2009-03-02 2010-09-10 Vti Technologies Oy Micro-mechanical sensor of angular velocity
JP2012519294A (ja) * 2009-03-02 2012-08-23 ヴィーティーアイ テクノロジーズ オーワイ 角速度の微小機械センサ
US20120055248A1 (en) * 2009-05-27 2012-03-08 Hanno Hammer Microgyroscope for Determining Rotational Motions about At Least One of Three Perpendicular Spatial Axes
US20120013355A1 (en) * 2010-06-16 2012-01-19 Narita Katsutoshi Compound sensor

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017514123A (ja) * 2014-05-07 2017-06-01 株式会社村田製作所 改良されたジャイロスコープ構造体及びジャイロスコープデバイス
US9829318B2 (en) 2014-05-07 2017-11-28 Murata Manufacturing Co., Ltd. Gyroscope structure and gyroscope device
CN108204807A (zh) * 2016-12-19 2018-06-26 美国亚德诺半导体公司 用于微机电***(mems)装置的弯曲联接器
JP2018100967A (ja) * 2016-12-19 2018-06-28 アナログ ディヴァイスィズ インク 微小電気機械システム(mems)デバイス用の屈曲性結合器
JP2018100966A (ja) * 2016-12-19 2018-06-28 アナログ ディヴァイスィズ インク 同期化マスジャイロスコープ
US10627235B2 (en) 2016-12-19 2020-04-21 Analog Devices, Inc. Flexural couplers for microelectromechanical systems (MEMS) devices
US10697774B2 (en) 2016-12-19 2020-06-30 Analog Devices, Inc. Balanced runners synchronizing motion of masses in micromachined devices
US10948294B2 (en) 2018-04-05 2021-03-16 Analog Devices, Inc. MEMS gyroscopes with in-line springs and related systems and methods
US11686581B2 (en) 2020-06-08 2023-06-27 Analog Devices, Inc. Stress-relief MEMS gyroscope
US11692825B2 (en) 2020-06-08 2023-07-04 Analog Devices, Inc. Drive and sense stress relief apparatus
US11698257B2 (en) 2020-08-24 2023-07-11 Analog Devices, Inc. Isotropic attenuated motion gyroscope
US11965740B2 (en) 2020-08-24 2024-04-23 Analog Devices, Inc. Isotropic attenuated motion gyroscope

Also Published As

Publication number Publication date
EP2681511A4 (en) 2014-09-10
TW201248121A (en) 2012-12-01
US20120222483A1 (en) 2012-09-06
SG192998A1 (en) 2013-10-30
EP2681511B1 (en) 2017-07-26
IL228048A0 (en) 2013-09-30
FI20115223L (fi) 2012-09-05
KR101795364B1 (ko) 2017-11-08
IL228048A (en) 2017-09-28
FI124020B (fi) 2014-02-14
CN103492836A (zh) 2014-01-01
EP2681511A2 (en) 2014-01-08
US9127943B2 (en) 2015-09-08
CN103492836B (zh) 2016-04-06
FI20115223A (fi) 2012-09-05
JP6027029B2 (ja) 2016-11-16
FI20115223A0 (fi) 2011-03-04
WO2012120190A2 (en) 2012-09-13
WO2012120190A3 (en) 2012-11-01
KR20140009434A (ko) 2014-01-22
TWI554741B (zh) 2016-10-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6027029B2 (ja) ばね構造、共振器、共振器アレイおよびセンサ
CN110617809B (zh) 具有同相驱动和感测运动抑制的mems角速度传感器
EP2527789B1 (en) Oscillating micro-mechanical sensor of angular velocity
KR101676264B1 (ko) 마이크로 기계 각속도 센서
KR101823325B1 (ko) 개선된 자이로스코프 구조체 및 자이로스코프
JP6627912B2 (ja) 圧電回転mems共振器
JP6627911B2 (ja) 圧電回転mems共振器
CN105122003A (zh) z轴微机械陀螺仪
JP2009520970A (ja) 少なくとも2つの機械的に結合された振動質量体を備えるマイクロシステム、より詳細にはマイクロジャイロ
JP2014130129A (ja) ジャイロセンサ
JP2013210283A (ja) ロールオーバージャイロセンサ
JP2020091280A (ja) 回転運動検出用微小電気機械デバイス
JP6832934B2 (ja) 最適化された線形性を有する可動マスを連結する手段を備える可動マスサスペンションシステム
JP2018538530A (ja) マイクロメカニカルヨーレートセンサ及びその製造方法
EP3270106B1 (en) Vibration and shock robust gyroscope
US20050062362A1 (en) Oscillatory gyroscope

Legal Events

Date Code Title Description
RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20140218

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20140311

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150202

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20150722

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20151211

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20151222

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20160322

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160422

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160913

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20161013

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6027029

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350