JP2014241487A - 通信装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 アクセスポイントとの間で適切に無線接続を確立し得る新規な通信装置を提供する。
【解決手段】 MFP10に接続開始操作が入力されると、MFP10はSoftAPを起動させる。MFP10は、携帯端末50との間で、SoftAP接続を確立する。これにより、MFP10と携帯端末50とを含むSoftAPNWが構築される。携帯端末50は、SoftAPNWを利用して、無線設定値をMFP10に送信する。MFP10は、無線設定値を受信すると、無線設定値を用いて、AP90との間で通常Wi−Fi接続を確立する。これにより、MFP10とAP90を含む通常Wi−FiNWが構築される。
【選択図】図5

Description

本明細書によって開示される技術は、通信装置に関する。
特許文献1には、アクセスポイントを備えるネットワークに新たにプリンタを追加するための技術が開示されている。この技術では、PCは、プリンタとアドホック通信を実行して、アクセスポイントと無線接続を確立するために用いられる設定データをプリンタに送信する。プリンタは、PCから受信された設定データを用いて、アクセスポイントと無線接続を確立する。
特開2005−174134号公報
ところで、アクセスポイントを備えるネットワークに新たにプリンタを追加する技術は、上記技術に限られない。通信装置とアクセスポイントとの間で無線接続を確立するための新規の手法が求められている。本明細書では、アクセスポイントと無線接続を確立することができる新規な通信装置を提供する。
本明細書によって開示される一つの技術は、通信装置である。通信装置は、取得部と、判断部と、第1の確立部と、第2の確立部と、を備える。取得部は、自動無線設定モードに従って特定のアクセスポイントと無線接続を確立するための特定の指示を取得する。判断部は、特定の指示が取得される場合に、特定のアクセスポイントと無線接続を確立するための特定の無線設定値を、特定のアクセスポイントから受信すべきか、特定のアクセスポイントとは異なる端末装置から受信すべきか、を判断する。第1の確立部は、特定のアクセスポイントから特定の無線設定値を受信すべきと判断される場合に、特定のアクセスポイントから特定の無線設定値を受信して、特定の無線設定値を利用して、特定のアクセスポイントと無線接続を確立する。第2の確立部は、端末装置から特定の無線設定値を受信すべきと判断される場合に、端末装置から特定の無線設定値を受信して、特定の無線設定値を利用して、特定のアクセスポイントと無線接続を確立する。
上記の構成によると、通信装置は、特定のアクセスポイントと無線接続を確立するための特定の無線設定値を、特定のアクセスポイントから受信すべきか、端末装置から受信すべきか、を判断する。このために、通信装置は、判断結果に応じたデバイス(即ちアクセスポイント又は端末装置)から、特定の無線設定値を適切に受信することができる。この結果、通信装置は、受信済みの特定の無線設定値を利用して、特定のアクセスポイントと無線接続を確立することができる。本技術によると、新規な手法を用いて、特定のアクセスポイントと無線接続を適切に確立することができる。
通信装置は、さらに、特定の指示が取得される場合に、通信装置の動作モードを複数個の動作モードのうちのいずれか一つに設定するモード制御部を備えていてもよい。複数個の動作モードは、特定のアクセスポイントから第1の信号を受信することを監視するための第1の動作モードと、端末装置から第2の信号を受信することを監視するための第2の動作モードと、を含んでいてもよい。判断部は、通信装置の動作モードが第1の動作モードに設定されてから第1の期間が経過する前に、特定のアクセスポイントから第1の信号が受信される場合に、特定のアクセスポイントから特定の無線設定値を受信すべきと判断し、通信装置の動作モードが第2の動作モードに設定されてから第2の期間が経過する前に、端末装置から第2の信号が受信される場合に、端末装置から特定の無線設定値を受信すべきと判断してもよい。この構成によると、通信装置は、特定の無線設定値を、特定のアクセスポイントから受信すべきか、端末装置から受信すべきか、を適切に判断し得る。
モード制御部は、通信装置の動作モードが第1の動作モードに設定されてから第1の期間が経過する前に、特定のアクセスポイントから第1の信号が受信されない場合に、通信装置の動作モードを第1の動作モードから第2の動作モードに変更し、通信装置の動作モードが第2の動作モードに設定されてから第2の期間が経過する前に、端末装置から第2の信号が受信されない場合に、通信装置の動作モードを第2の動作モードから第1の動作モードに変更してもよい。この構成によると、通信装置は、動作モードの変更を実行することができる。
モード制御部は、特定の指示が取得される場合に、最初に、通信装置の動作モードを第2の動作モードに設定し、通信装置が第2の動作モードに設定されてから第2の期間が経過する前に、端末装置から第2の信号が受信されない場合に、通信装置の動作モードを第2の動作モードから第1の動作モードに変更してもよい。この構成によると、通信装置は、第2の動作モード、第1の動作モードの順で動作することができる。
モード制御部は、特定の指示が取得される場合に、最初に、通信装置の動作モードを第1の動作モードに設定し、通信装置が第1の動作モードに設定されてから第1の期間が経過する前に、特定のアクセスポイントから第1の信号が受信されない場合に、通信装置の動作モードを第1の動作モードから第2の動作モードに変更してもよい。この構成によると、通信装置は、第1の動作モード、第2の動作モードの順で動作することができる。
モード制御部は、通信装置を無線ネットワークの親局として機能させることによって、通信装置の動作モードを第2の動作モードに設定してもよい。この構成によると、通信装置は、無線ネットワークの子局として機能する端末装置から、第2の信号を受信し得る。
判断部は、通信装置が第1の動作モードに設定されている場合には、特定の要求信号をアクセスポイントに送信することによって、アクセスポイントから第1の信号が受信されるか否かを判断し、通信装置が第2の動作モードに設定されている場合には、特定の要求信号を端末装置に送信することなく、端末装置から第2の信号が受信されるか否かを判断してもよい。
通信装置は、さらに、端末装置から特定の無線設定値を受信すべきと判断される場合において、特定のアクセスポイントと無線接続が確立される場合に、無線接続の確立が成功したことを示す成功情報を端末装置に送信し、端末装置から特定の無線設定値を受信すべきと判断される場合において、特定のアクセスポイントと無線接続が確立されない場合に、無線接続の確立が失敗したことを示す失敗情報を端末装置に送信する情報送信部を備えてもよい。この構成によると、通信装置は、無線接続の確立が成功したのか否かを示す情報を端末装置に通知することができる。
通信装置は、さらに、端末装置から特定の無線設定値を受信すべきと判断される場合に、通信装置の周囲に存在する1個以上のアクセスポイントのそれぞれから、当該アクセスポイントに現在設定されている無線設定値のうちの一部である部分設定値を受信する設定値受信部と、1個以上のアクセスポイントの1個以上の部分設定値を端末装置に送信する設定値送信部と、を備えてもよい。この構成によると、通信装置は、通信装置の周囲に存在する1個以上のアクセスポイントの1個以上の部分設定値を端末装置に通知することができる。
なお、上記の通信装置を実現するための制御方法、コンピュータプログラム、及び、当該コンピュータプログラムを格納するコンピュータ読取可能記録媒体も、新規で有用である。また、上記の通信装置と、端末装置と、アクセスポイントと、を含む通信システムも、新規で有用である。
通信システムの構成を示す。 第1実施例のMFPの無線接続処理のフローチャートを示す。 SSID選択画面の一例を示す。 無線設定値入力画面の一例を示す。 第1実施例のケースA1の通信のシーケンスチャートを示す。 第1実施例のケースBの通信のシーケンスチャートを示す。 第2実施例のケースA2の通信のシーケンスチャートを示す。 第3実施例のケースA3の通信のシーケンスチャートを示す。 第4実施例のMFPの無線接続処理のフローチャートを示す。 第4実施例のケースCの通信のシーケンスチャートを示す。
(第1実施例)
(通信システム2の構成;図1)
図1に示すように、通信システム2は、多機能機(以下では「MFP(Multi-Function Peripheralの略)」と呼ぶ)10と、携帯端末50と、AP(Access Pointの略)90と、を備える。
MFP10は、通常Wi−Fi方式に従った無線通信(例えば、IEEE(The Institute of Electrical and Electronics Engineers, Inc.)802.11に従った無線通信)を実行可能である。例えば、MFP10は、通常Wi−Fi方式に従って、AP90と接続(以下では「通常Wi−Fi接続」と呼ぶ)を確立することによって、通常Wi−Fiネットワークに所属することができる。これにより、MFP10は、AP90を介して、通常Wi−Fiネットワークに所属している他のデバイス(図示省略)と無線通信を実行することができる。
本実施例では、MFP10は、MFP10自身をSoftAPとして動作させることもできる。この場合、MFP10は、APとして機能することができ、通常Wi−Fi方式に従って、携帯端末50と通常Wi−Fi接続を確立することができる。この結果、MFP10と携帯端末50とを含む通常Wi−Fiネットワークを構築することができる。即ち、MFP10は、通常Wi−Fiネットワークの親局として動作する(即ち、携帯端末50は、通常Wi−Fiネットワークの子局として動作する)。
MFP10がSoftAPとして動作して構築される通常Wi−Fiネットワークは、上記のAP90を含む通常Wi−Fiネットワークとは異なるネットワークである。以下では、上記のAP90を含む通常Wi−Fiネットワーク、MFP10がSoftAPとして動作して構築される通常Wi−Fiネットワークのことを、それぞれ、「通常Wi−FiNW」、「SoftAPNW」と呼ぶことがある。また、MFP10とAP90との間に確立される通常Wi−Fi接続、MFP10がSoftAPとして動作して確立される通常Wi−Fi接続のことを、それぞれ、「通常Wi−Fi接続」、「SoftAP接続」と呼ぶ。
(MFP10の構成)
MFP10は、操作部12と、表示部14と、印刷実行部16と、スキャン実行部18と、無線インターフェース(以下では、無線I/Fと記載する)20と、制御部22と、を備える。操作部12は、複数のキーを備える。ユーザは、操作部12を操作することによって、様々な指示をMFP10に入力することができる。ユーザは、操作部12を操作して、MFP10とAP90との間に通常Wi−Fi接続を確立するための処理を開始するトリガである所定の操作(以下では「所定の接続開始操作」と呼ぶ)を入力することができる。表示部14は、様々な情報を表示するためのディスプレイである。印刷実行部16は、インクジェット方式、レーザ方式等の印刷機構である。スキャン実行部18は、CCD、CIS等のスキャン機構である。
無線I/F20は、通常Wi−Fi接続に関する無線通信(即ちAP90との無線通信)と、SoftAP接続に関する無線通信(即ちSoftAPとして実行される無線通信)と、を実行するためのインターフェースである。無線I/F20は、物理的には1個のインターフェースである。ただし、無線I/F20には、通常Wi−Fi接続のためのMACアドレス(以下では「第1のMACアドレス」と呼ぶ)と、SoftAP接続のためのMACアドレス(以下では「第2のMACアドレス」と呼ぶ)と、の両方が割り当てられる。より詳細には、無線I/F20には、第1のMACアドレスが予め割り当てられている。制御部22は、第1のMACアドレスを用いて、第2のMACアドレスを生成して、第2のMACアドレスを無線I/F20に割り当てる。第2のMACアドレスは、第1のMACアドレスとは異なる。従って、制御部22は、無線I/F20を介して、通常Wi−Fi接続に関する無線通信と、SoftAP接続に関する無線通信と、の両方を同時的に実行し得る。この結果、MFP10が、通常Wi−FiNWと、SoftAPNWと、の両方に所属している状況が成立し得る。なお、変形例では、通常Wi−Fi接続に関する無線通信を実行するためのインターフェースと、SoftAP接続に関する無線通信と、を実行するためのインターフェースと、が物理的に異なるチップによって構成されていてもよい。
制御部22は、CPU30とメモリ32とを備える。CPU30は、メモリ32に記憶されているプログラムに従って、様々な処理を実行する。メモリ32は、ROM、RAM、ハードディスク等によって構成される。また、上記のプログラムは、MFP10をSoftAPとして動作させるためのアプリケーションプログラムを含む。メモリ32は、さらに、CPU30が処理を実行する過程で取得又は生成される各種データを記憶する。
(SoftAP)
後で説明するように、本実施例では、ユーザが操作部12に所定の接続開始操作を実行すると、MFP10は、SoftAPとして動作する。具体的には、MFP10のCPU30は、MFP10をSoftAPとして動作させるためのアプリケーションを起動させる。以下では、MFP10がSoftAPとして機能するモードのことを「SoftAPモード」と呼ぶ。SoftAPモードで動作するMFP10には、SSID(Service Set IDentifierの略)、認証方式、暗号化方式、及び、パスワード(即ち無線設定値)が割り当てられる。当該無線設定値は、MFP10が出荷される段階からメモリ32に予め設定されている。なお、他の例では、無線設定値は、MFP10が出荷された後に、特定のルールに従って生成されてもよい。その場合、生成された無線設定値がメモリ32に記憶される。
SoftAPモードで動作するMFP10は、通常の無線アクセスポイント(例えば、無線アクセスポイント、無線LANルータ等)と同様の機能を発揮する。SoftAPモードで動作するMFP10は、携帯端末50とSoftAP接続を確立することができる。これにより、親局であるMFP10と子局である携帯端末50とを含むSoftAPNWが構築される。MFP10は、SoftAPNWを利用して、他装置を介さずに、携帯端末50とデータの通信を直接的に実行することができる。また、仮に、携帯端末50のみならず、他の機器がSoftAPNWに子局として所属している場合には、MFP10は、SoftAPNWに所属する一対の子局(即ち、携帯端末50と、上記の他の機器)の間の通信を中継することができる。
(携帯端末50の構成)
携帯端末50は、例えば、携帯電話(例えばスマートフォン)、PDA、ノートPC、タブレットPC、携帯型音楽再生装置、携帯型動画再生装置等の可搬型の端末である。携帯端末50のメモリは、MFP10とAP90との間に通常Wi−Fi接続を確立させるための処理を実行するためのアプリケーションプログラム(以下では「接続用アプリケーション」と呼ぶ)を記憶する。
(AP90の構成)
AP90は、無線アクセスポイント又は無線LANルータと呼ばれる通常のAPである。AP90は、複数個の機器と通常Wi−Fi接続を確立することができる。これにより、AP90と複数個の機器とを含む通常Wi−FiNWが構築される。AP90は、通常Wi−FiNWに所属している一対の機器(即ち一対の子局)の間の通信を中継する。
AP90に特定の接続開始操作(例えばボタンの操作)が実行されると、AP90の動作モードは、接続対象の対象デバイス(例えば、MFP10)と通常Wi−Fi接続を自動的に確立するための動作モード(以下では「WPS(Wi-Fi Protected Setupの略)モード」と呼ぶ)に設定される。WPSモードで動作するAP90は、対象デバイスとWPSネゴシエーションを実行する。WPSネゴシエーションでは、AP90で現在利用されているSSID、認証方式、暗号化方式、及び、パスワード(即ち無線設定値)が、AP90から対象デバイスに送信される。対象デバイスは、AP90から無線設定値を受信する。次いで、対象デバイスとAP90は、無線設定値を利用して、通常Wi−Fi接続の確立に必要な各種の認証を実行する。全ての認証が成功すると、AP90と対象デバイスとの間に通常Wi−Fi接続が確立される。
(MFP10のCPU30の無線接続処理;図2)
次いで、図2を参照して、MFP10のCPU30が実行する無線接続処理の内容を説明する。MFP10の操作部12に所定の接続開始操作が実行されると、CPU30は、当該操作によって与えられる指示を取得する。この場合、S10において、CPU30は、SoftAPを起動させ、MFP10の動作モードをSoftAPモードに設定する。
次いで、S12では、CPU30は、S10でSoftAPを起動させてから所定の期間(例えば30秒間;以下では「第2の期間」と呼ぶ)が経過する前に、携帯端末50からProbe Request信号を受信することを監視する。
携帯端末50のユーザは、携帯端末50の操作部(図示省略)を操作して、上記の接続用アプリケーションを起動させることができる。この場合、携帯端末50は、接続用アプリケーションに従って、SoftAPモードで動作するMFP10のSSID(即ち予め決められているSSID)を含むProbe Request信号を無線で送信する。携帯端末50の接続用アプリケーションには、MFP10がSoftAPで動作する際のSSIDが予め設定されている。従って、携帯端末50は、MFP10のSSIDを含むProbe Request信号を送信することができる。
MFP10の無線I/F20は、携帯端末50からProbe Request信号を受信すると、Probe Response信号を携帯端末50に送信する。なお、Probe Response信号の送信は、MFP10のCPU30によって実行される処理ではなく、無線I/F20によって自動的に実行される。無線I/F20は、携帯端末50からProbe Request信号を受信したことを示す受信通知をCPU30に供給する。当該受信通知は、Probe Request信号に含まれるMFP10のSSIDを含む。CPU30は、S10でSoftAPを起動させてから第2の期間が経過する前に、無線I/F20からMFP10のSSIDを含む受信通知を受信する場合に、S12でYESと判断し、S14に進む。
ユーザが携帯端末50の接続用アプリケーションを起動させない状況では、携帯端末50からProbe Request信号が送信されない。従って、CPU30は、S10でSoftAPを起動させてから第2の期間が経過する前に、無線I/F20からMFP10のSSIDを含む受信通知を受信しない。この場合に、CPU30は、S12でNOと判断し、S30に進む。
S14では、CPU30は、MFP10と携帯端末50との間にSoftAP接続が確立されることを監視する。具体的には、S14では、CPU30は、SoftAPとして動作するMFP10に割り当てられたSSID、認証方式、暗号化方式、及び、パスワード(即ち無線設定値)を、携帯端末50に送信する。そして、CPU30は、当該無線設定値を利用して、予め決められた認証を実行する。すべての認証が成功する場合に、MFP10と携帯端末50との間にSoftAP接続が確立される。即ち、親局であるMFP10と子局である携帯端末50とを含むSoftAPNWが構築される。この場合、CPU30は、S14でYESと判断し、S16に進む。
例えば、S14の認証が実行されている間に、携帯端末50の電源がOFFされたり、MFP10と携帯端末50との間の通信環境が悪化したりすると、MFP10と携帯端末50との間にSoftAP接続が確立されない。この場合、CPU30は、S14でNOと判断し、S30に進む。
S16では、CPU30は、携帯端末50からデバイス情報要求を受信することを監視する。MFP10と携帯端末50との間にSoftAP接続が確立されると、携帯端末50は、接続用アプリケーションに従って、SoftAPNWを利用して、デバイス情報要求をMFP10に送信する。デバイス情報要求は、MFP10の周囲に存在する1個以上のAPのデバイス情報(即ち、SSID、認証方式、及び、暗号化方式)の送信を要求する信号である。CPU30は、携帯端末50からデバイス情報要求を受信すると、S16でYESと判断し、S18に進む。一方、CPU30は、所定期間内に携帯端末50からデバイス情報を受信しない場合(例えば、MFP10と携帯端末50との間の通信環境が悪い場合)には、S16でNOと判断し、S26に進む。
S18では、CPU30は、MFP10の周囲に存在する1個以上のAP(AP90等)のそれぞれからデバイス情報を収集する。具体的には、S18では、CPU30は、まず、Probe Request信号を無線でブロードキャストする。MFP10の周囲に存在する各AP(AP90等)は、Probe Request信号を受信すると、当該APで現在利用されているSSID、認証方式、及び、暗号化方式(即ちデバイス情報)を含むProbe Response信号を、MFP10に送信する。ただし、各APは、当該APで現在利用されているパスワードをMFP10に送信しない。次いで、CPU30は、SoftAPNWを利用して、MFP10の周囲に存在する各APの各デバイス情報を携帯端末50に送信する。
携帯端末50は、MFP10から各APの各デバイス情報を受信すると、接続用アプリケーションに従って、図3に示すSSID選択画面を携帯端末50の表示部(図示省略)に表示させる。SSID選択画面は、受信済みの各デバイス情報に含まれる各APのSSID(例えば、「XXXXX02−AP」等)の一覧を表示する。ユーザは、携帯端末50の操作部(図示省略)を操作して、SSID選択画面に表示された1個以上のSSIDの中から1個のSSID(例えば「XXXXX02−AP」)を選択する。即ち、ユーザは、MFP10をAP90に接続させることを望む場合には、図3のSSIDの一覧の中から、AP90のSSIDを選択する。以下では、AP90のSSIDが選択された場合を例として、説明を続ける。なお、図3のSSID選択画面は、さらに、MFP10の周囲に存在する1個以上のAPの1個以上のデバイス情報をMFP10に再収集させるための再検索ボタン102と、SSID選択画面に表示されていないAP(即ちSSID)を追加するための追加ボタン104と、を含む。
携帯端末50は、AP90のSSIDが選択されると、接続用アプリケーションに従って、図4の無線設定値入力画面を携帯端末50の表示部に表示させる。無線設定値入力画面は、図3のSSID選択画面で選択されたAP90のSSID(「XXXXX02−AP」)と、認証方式入力欄110と、暗号化方式入力欄112と、パスワード入力欄114と、接続ボタン116と、を含む。
上述したように、携帯端末50は、AP90のSSIDのみならず、AP90で現在利用されている認証方式及び暗号化方式を、AP90から受信している。携帯端末50は、AP90から受信された認証方式(例えば「WPA2−PSK」)を認証方式入力欄110に入力(表示)し、AP90から受信された暗号化方式(例えば「AES」)を暗号化方式入力欄112に入力(表示)する。なお、パスワード入力欄114は、空欄である。携帯端末50のユーザは、AP90で現在利用されているパスワードをパスワード入力欄114に入力し、接続ボタン116を選択する。この場合、携帯端末50は、選択済みのAP90のSSIDと、図4の各欄110〜114に入力されている各情報(即ち、認証方式、暗号化方式、及び、パスワード)と、を含む無線設定値を、SoftAPNWを利用して、MFP10に送信する。上記の通り、携帯端末50は、AP90のSSID、認証方式、及び、暗号化方式を、AP90から受信している。そのため、ユーザは、SSID選択画面において、AP90のSSID、認証方式、及び、暗号化方式を入力する必要がない。ユーザは、SSID選択画面のパスワード入力欄114にパスワードを入力するだけで済む。
一方、図3のSSID選択画面に表示された複数個のSSIDの中から、いずれのSSIDも選択されずに、追加ボタン104が押される場合もある。その場合、携帯端末50は、図4とは異なる特定の入力画面(図示省略)を表示部に表示させる。ユーザは、特定の入力画面中の各入力欄に、通常Wi−Fi接続の確立を希望するAPのSSID、認証方式、暗号化方式、及び、パスワードを入力する。この場合も、携帯端末50は、特定の入力画面に入力されたSSID、認証方式、暗号化方式、及び、パスワード(即ち、無線設定値)を、SoftAPNWを利用して、MFP10に送信する。
図2のS20では、CPU30は、SoftAPNWを利用して、携帯端末50から無線設定値を受信することを監視する。CPU30は、携帯端末50から無線設定値を受信すると、S20でYESと判断し、S22に進む。一方、CPU30は、所定期間内に携帯端末50から無線設定値を受信しない場合(例えば、MFP10と携帯端末50との間の通信環境が悪い場合)には、S20でNOと判断し、S26に進む。
S22では、CPU30は、受信済みの無線設定値(即ち、SSID、認証方式、暗号化方式、及び、パスワード)を利用して、AP90と通常Wi−Fi接続を確立することを試行する。具体的には、S22では、CPU30は、受信済みの無線設定値をAP90に送信する。これにより、AP90は、当該無線設定値が、AP90自身で現在利用されている無線設定値(即ちAP90によって形成されている通常Wi−FiNWで現在利用されている無線設定値)に一致するのか否かを判断する(即ち認証を実行する)。認証が成功すれば、MFP10とAP90との間に通常Wi−Fi接続が確立される。即ち、MFP10は、AP90によって形成されている通常Wi−FiNWに子局として所属することができる。一方、認証が成功しなければ、通常Wi−Fi接続が確立されない。
次いで、S24では、CPU30は、SoftAPNWを利用して、通常Wi−Fi接続が確立されたか否かを示す結果情報を携帯端末50に送信する。即ち、CPU30は、通常Wi−Fi接続が確立された場合には、接続成功を示す成功情報を含む結果情報を携帯端末50に送信し、通常Wi−Fi接続が確立されなかった場合には、接続失敗を示す失敗情報を含む結果情報を携帯端末50に送信する。
携帯端末50は、MFP10から結果情報を受信すると、接続用アプリケーションに従って、結果情報が示す接続結果(即ち、通常Wi−Fi接続が確立されたか否かを示すメッセージ)を、携帯端末50の表示部に表示させる。従って、本実施例では、端末装置のユーザは、表示部を見ることにより、MFP10とAPとの間で通常Wi−Fi接続が確立されたか否かを知ることができる。
S26では、CPU30は、S10で起動させたアプリケーションを終了させる。この場合、MFP10のSoftAPモードが終了する。この結果、MFP10と携帯端末50との間のSoftAP接続が切断され、SoftAPNWが消滅する。S26の処理を終えると、S28に進む。
一方、S30(S12でNOの場合、又は、S14でNOの場合)では、CPU30は、S10で起動させたアプリケーションを終了させる。S30の処理は、S26の処理と同様であるため、詳しい説明は省略する。
次いで、S32では、CPU30は、Probe Request信号を無線でブロードキャストする。S34では、CPU30は、S32でProbe Request信号をブロードキャストしてから所定の期間(例えば60秒間;以下では「第1の期間」と呼ぶ)が経過する前に、WPSモードで動作しているAP90から、WPSモードで動作していることを示す情報を含むProbe Response信号を受信することを監視する。MFP10の周囲に存在する各AP(例えばAP90)は、起動されている間に、周囲からProbe Request信号を受信すると、Probe Response信号をMFP10に送信する。特に、例えば、AP90に特定の接続開始操作が実行されると、AP90は、WPSモードで動作し、この場合、WPSモードで動作していることを示す情報を含むProbe Response信号をMFP10に送信する。ただし、AP90に特定の接続開始操作が実行されないと、AP90は、WPSモードで動作していることを示す情報を含まないProbe Response信号をMFP10に送信する。なお、以下では、WPSモードで動作していることを示す情報を含むProbe Response信号のことを「Probe Response信号(WPSモード)」と記載する。
CPU30は、S32でProbe Request信号をブロードキャストしてから第1の期間が経過する前に、AP90からProbe Response信号(WPSモード)を受信する場合に、S34でYESと判断し、S36に進む。一方、CPU30は、S32でProbe Request信号をブロードキャストしてから第1の期間が経過する前に、Probe Response信号(WPSモード)を受信しない場合に、S34でNOと判断し、S10に戻る。
S36では、CPU30は、受信済みのProbe Response信号(WPSモード)の送信元のAP90(即ち、WPSモードで動作しているAP90)とWPSネゴシエーションを実行する。WPSネゴシエーションでは、CPU30は、AP90から、SSID、認証方式、暗号化方式、及び、パスワード(即ち、無線設定値)を受信する。CPU30は、受信済みの無線設定値を利用して、APと各種の認証を行う。全ての認証が成功すると、S38において、CPU30は、通常Wi−Fi接続をAP90と確立する。即ち、MFP10は、AP90によって形成されている通常Wi−FiNWに子局として所属することができる。S38の処理を終えると、S28に進む。上記の通り、本実施例では、MFP10は、AP90から無線設定値を取得し、取得された無線設定値を用いてAPと通常Wi−Fi接続を確立することができる。そのため、予め無線設定値がメモリ32に記憶されている構成と比較して、WPSモードで動作するAP90との接続を適切に実行することができる。
S28では、CPU30は、接続結果(即ち、通常Wi−Fi接続が確立されたのか否かを示すメッセージ)を表示部14に表示させる。S28を終えると、CPU30は、図2の無線接続処理を終了する。
上記の通り、本実施例では、MFP10は、図2のS10でSoftAPが起動されてから第2の期間が経過する前に、携帯端末50からProbe Request信号が受信される場合に、携帯端末50から無線設定値を受信すべきと判断する(S12でYES)。また、MFP10は、S32でProbe Request信号をブロードキャストしてから第1の期間が経過する前に、AP90からProbe Response信号(WPSモード)が受信される場合に、AP90から無線設定値を受信すべきと判断する(S34でYES)。このように、MFP10は、AP90と通常Wi−Fi接続を確立するための無線設定値を、AP90から受信すべきか、携帯端末50から受信すべきか、を適切に判断することができる。
また、本実施例では、MFP10は、図2のS10でSoftAPモードに設定されてから第2の期間が経過する前に、携帯端末50からProbe Request信号が受信されない場合に(S12でNO)、SoftAPモードを終了し(S30)、AP90からのProbe Response信号(WPSモード)の受信を監視するモード(S32、S34)に移行する。また、MFP10は、S32でProbe Request信号をブロードキャストしてから第1の期間が経過する前に、AP90からProbe Response信号(WPSモード)が受信されない場合に(S34でNO)、再びSoftAPモードに移行する(S10)。即ち、MFP10は、携帯端末50からのProbe Request信号の受信を監視するSoftAPモードと、AP90からのProbe Response信号(WPSモード)の受信を監視するモードと、を交互に実行することができる。この結果、ユーザが携帯端末50の接続用アプリケーションを起動させる状況と、ユーザがAP90に特定の接続開始操作を実行する状況と、のどちらでも、MFP10は、携帯端末50又はAP90から無線設定値を適切に受信して、AP90と通常Wi−Fi接続を確立することができる。従来、操作部が操作される場合に、自動的にAPから無線設定値を受信することを試行するMFPが知られている。これに対し、本実施例のMFP10は、操作部12が操作される場合に、携帯端末50から無線設定値を受信するか、AP90から無線設定値を受信するか、を判断する。従って、本実施例のMFP10は、携帯端末50又はAP90から無線設定値を適切に受信して、AP90と通常Wi−Fi接続を確立することができる。
(ケースA1;図5)
続いて、図5を参照して、本実施例によって実現される具体的なケースA1を説明する。ケースA1では、MFP10が、携帯端末50から無線設定値を受信し、受信済みの無線設定値を利用してAP90と通常Wi−Fi接続を確立する。
ケースA1では、まず、ユーザが、携帯端末50の操作部を操作して、接続用アプリケーションを起動させるためのアプリケーション起動操作を行う。アプリケーション起動操作が行われると、携帯端末50は、接続用アプリケーションを起動させる。携帯端末50は、接続用アプリケーションを起動させると、MFP10の操作部12で所定の接続開始操作を実行することをユーザに促すためのメッセージを含む指示画面を、携帯端末50の表示部に表示させる。そして、携帯端末50は、SoftAPモードで動作するMFP10のSSID(予め決められた値「SSID−X」)を含むProbe Request信号を送信する。図5の例では、携帯端末50は、所定期間毎にProbe Request信号を繰り返し送信する。なお、以下では、Probe Request信号又はProbe Response信号が「SSID−X」を含むことを、「Probe Request信号(SSID−X)」又は「Probe Response信号(SSID−X)」と表す場合がある。
一方、ユーザは、MFP10の操作部12に所定の接続開始操作を実行する。MFP10は、SoftAPを起動し、MFP10の動作モードをSoftAPモードに設定する(図2のS10)。これにより、MFP10は、SSID「SSID−X」が割り当てられたAPとして動作する。MFP10は、SoftAPモードで動作を開始すると、携帯端末50が送信するProbe Request信号(SSID−X)を受信して(図2のS12でYES)、「SSID−X」を含むProbe Response信号(SSID−X)を携帯端末50に送信する(図2のS12でYES)。
次いで、MFP10は、携帯端末50とSoftAP接続を確立する(図2のS14でYES)。これにより、MFP10と携帯端末50とを含むSoftAPNWが構築される。次いで、携帯端末50は、SoftAPNWを利用して、デバイス情報要求をMFP10に送信する。
MFP10は、デバイス情報要求を受信すると(図2のS16でYES)、MFP10の周囲に存在する1個以上のAP(AP90等)のそれぞれからデバイス情報を収集し、SoftAPNWを利用して、携帯端末50に収集済みの1個以上のデバイス情報を送信する(図2のS18)。
携帯端末50は、1個以上のデバイス情報を受信すると、SSID選択画面(図3参照)を表示部に表示させる。ユーザは、携帯端末50の操作部を操作して、SSID選択画面に表示された1個以上のSSIDの中から、AP90のSSID(「XXXXX02−AP」)を選択する。AP90のSSIDが選択されると、携帯端末50は、無線設定値入力画面(図4参照)を表示部に表示させる。無線設定値入力画面の認証方式入力欄110と暗号化方式入力欄112には、AP90で現在利用されている認証方式(「WPA2−PSK」)と暗号化方式(「AES」)が予め入力されている。ユーザは、携帯端末50の操作部を操作して、パスワード入力欄114にAP90で現在利用されているパスワードを入力し、接続ボタン116を押す。
携帯端末50は、SoftAPNWを利用して、無線設定値(即ち、AP90のSSIDと、図4の各欄110〜114に入力された認証方式、暗号化方式、及び、パスワード)をMFP10に送信する。MFP10は、無線設定値を受信すると(図2のS20でYES)、受信済みの無線設定値を用いて、AP90と通常Wi−Fi接続を確立する(図2のS22)。これにより、MFP10とAP90とを含む通常Wi−FiNWが構築される。
次いで、MFP10は、SoftAPNWを利用して、接続成功を示す成功情報を含む結果情報を携帯端末50に送信する。携帯端末50は、結果情報を受信すると、通常Wi−Fi接続が確立されたことを示す接続結果を表示部に表示させる。
MFP10は、結果情報を送信すると、SoftAPを終了する。これにより、MFP10と携帯端末50との間のSoftAP接続が切断され、SoftAPNWが消滅する。次いで、MFP10は、通常Wi−Fi接続が確立されたことを示す接続結果を表示部14に表示させる。
(ケースB;図6)
続いて、図6を参照して、本実施例によって実現される具体的なケースBを説明する。ケースBでは、ユーザは、AP90に特定の接続開始操作を実行する。この場合、AP90は、AP90の動作モードをWPSモードに設定する。
続いて、ユーザは、MFP10の操作部12に所定の接続開始操作を実行する。MFP10は、SoftAPを起動し、MFP10の動作モードをSoftAPモードに設定する(図2のS10)。従って、ケースA1と同様に、MFP10は、SSID「SSID−X」が割り当てられたAPとして動作する。ただし、本ケースBでは、携帯端末50において、接続用アプリケーションが起動されない。このために、MFP10は、SoftAPを起動させてから第2の期間が経過する前に、携帯端末50からProbe Request信号を受信しない(図2のS12でNO)。この結果、MFP10は、第2の期間の経過後に、SoftAPを終了する(図2のS30)。次いで、MFP10は、Probe Request信号をブロードキャスト送信する。WPSモードで動作しているAP90は、Probe Request信号を受信すると、Probe Response信号(WPSモード)をMFP10に送信する。
MFP10は、Probe Response信号(WPSモード)を受信すると、Probe Response信号(WPSモード)の送信元のAP90とWPSネゴシエーションを実行して、AP90から、SSID、認証方式、暗号化方式、及び、パスワード(即ち、無線設定値)を受信する。MFP10は、受信済みの無線設定値を利用して、APと各種の認証を実行する。全ての認証が成功すると、MFP10とAP90との間に通常Wi−Fi接続が確立される。次いで、MFP10は、通常Wi−Fi接続が確立されたことを示す接続結果を表示部14に表示させる。
(本実施例の効果)
上記の通り、本実施例では、ユーザが、MFP10をAP90に接続させることを望む場合に、図5のケースA1に示されるように、携帯端末50の接続用アプリケーションを起動させることもあり得るし、図6のケースBに示されるように、AP90に特定の接続開始操作を実行することもあり得る。このために、MFP10は、AP90と通常Wi−Fi接続を確立するための無線設定値を、携帯端末50から受信すべきか(即ちユーザが携帯端末50の接続用アプリケーションを起動させる状況であるのか)、AP90から受信すべきか(即ちユーザがAP90に特定の接続開始操作を実行する状況であるのか)、を判断する(図2のS12、S34)。そして、MFP10は、判断結果に応じたデバイス(即ちAP90又は携帯端末50)から、無線設定値を適切に受信することができる。このために、MFP10は、受信済みの無線設定値を利用して、AP90と通常Wi−Fi接続を適切に確立することができる(図2のS22、S38)。
(対応関係)
MFP10、AP90、携帯端末50が、それぞれ、「通信装置」、「特定のアクセスポイント」、「端末装置」の一例である。MFP10とAP90との間に通常Wi−Fi接続を確立するための無線設定値が「特定の無線設定値」の一例である。また、MFP10が携帯端末50に送信する1個以上のデバイス情報が「1個以上の部分設定値」の一例である。MFP10の操作部12に実行される所定の接続開始操作によって与えられる指示が「特定の指示」の一例である。S32でProbe Request信号をブロードキャストして、S34でProbe Response信号(WPSモード)の受信を監視するモードが、「第1の動作モード」の一例である。SoftAPモードが「第2の動作モード」の一例である。また、Probe Response信号(WPSモード)が「第1の信号」の一例である。S12で受信されるProbe Request信号が「第2の信号」の一例である。S32で送信されるProbe Request信号が「特定の要求信号」の一例である。MFP10の操作部12に実行される所定の接続開始操作によって与えられる指示を取得することが、「取得部」が実行する処理の一例である。図2のS12、S34の処理が「判断部」が実行する処理の一例である。S36、S38の処理が「第1の確立部」が実行する処理の一例である。S22の処理が「第2の確立部」が実行する処理の一例である。S24の処理が「情報送信部」が実行する処理の一例である。S18の処理のうち、MFP10の周囲に存在する各APのデバイス情報を収集する処理が「設定値受信部」が実行する処理の一例である。S18の処理のうち、MFP10の周囲に存在する各APの各デバイス情報を携帯端末50に送信する処理が「設定値送信部」が実行する処理の一例である。
(第2実施例)
第2実施例について、第1実施例と異なる点を中心に説明する。上記の通り、第1実施例では、MFP10の操作部12に所定の接続開始操作が実行されると、MFP10がSoftAPモードで動作する(図2のS10)。その後、MFP10が携帯端末50からProbe Request信号を受信すると(S12でYES)、MFP10と携帯端末50との間に、SoftAP接続が確立される(S14でYES)。携帯端末50は、SoftAPNWを利用して、無線設定値をMFP10に送信する。これに代えて、本実施例では、MFP10の操作部12に所定の接続開始操作が実行されると、MFP10が、アドホック方式に従った無線通信(以下では、「アドホック通信」と呼ぶ)を実行可能な動作モード(以下では、「アドモックモード」と呼ぶ)で動作する。本実施例では、MFP10と携帯端末50とが、アドホック方式による接続(以下では「アドホック接続」と呼ぶ)を確立する。本実施例では、携帯端末50は、MFP10との間に形成されたアドホックネットワーク(以下では、「アドホックNW」と呼ぶ)を利用して、無線設定値をMFP10に送信する。本実施例では、MFP10及び携帯端末50(図1参照)は、いずれも、アドホック通信を実行可能な機器である。
(アドホック)
続いて、アドホックについて説明する。アドホックの無線ネットワークは、APとは異なる一対の機器によって形成される。具体的に言うと、一方の機器は、アドホックの無線ネットワークで利用されるべき通常Wi−FiWSI(Wireless Setting Information)を準備して、通常Wi−FiWSIを他方の機器に供給する。これにより、一対の機器は、認証通信を実行して、アドホックに従った接続を確立することができる。即ち、一対の機器は、通常のAPやSoftAPモードを利用せずに、通常Wi−FiNWに所属することができる。
(ケースA2;図7)
続いて、図7を参照して、本実施例によって実現される具体的なケースA2を説明する。ケースA2では、ケースA1(図5)と同様に、MFP10が、携帯端末50から無線設定値を受信し、受信済みの無線設定値を利用してAP90との間で通常Wi−Fi接続を確立する。
ケースA2でも、まず、ユーザが、携帯端末50の操作部を操作して、接続用アプリケーションを起動させるためのアプリケーション起動操作を行う。アプリケーション起動操作が行われると、携帯端末50は、接続用アプリケーションを起動させる。携帯端末50は、接続用アプリケーションを起動させると、アドホックモードで動作する。アドホックモードで動作する携帯端末50には、予め定められたSSID「SSID−X」が割り当てられる。携帯端末50は、MFP10の操作部12で所定の接続開始操作を行うことをユーザに促すためのメッセージを含む指示画面を、携帯端末50の表示部に表示させる。そして、携帯端末50は、携帯端末50に記憶されているアドホックNWのSSID(「SSID−X」)を含むProbe Request信号(SSID−X)を送信する。図7の例では、携帯端末50は、所定期間毎にProbe Request信号(SSID−X)を繰り返し送信する。この時点では、MFP10がアドホックモードで動作していないため、携帯端末50は、Probe Response信号(SSID−X)を受信することができない。ケースA2では、携帯端末50は、その後、待機状態に移行し、アドホックモードで動作する他のデバイス(例えば、MFP10)が存在することを監視する。
一方、ユーザは、MFP10の操作部12に所定の接続開始操作を行う。所定の接続開始操作が行われると、MFP10は、アドホックモードで動作する。MFP10は、メモリ32に記憶されているアドホックNWのSSID(予め決められた値「SSID−X」)を含むProbe Request信号(SSID−X)を送信する。本ケースA2では、この時点で、待機状態の携帯端末50が存在する。携帯端末50は、MFP10からProbe Request信号(SSID−X)を受信すると、MFP10にProbe Response信号(SSID−X)を送信する。
MFP10は、携帯端末50からProbe Response信号(SSID−X)を受信することで、待機状態の携帯端末50が存在することを検知することができる。次いで、MFP10は、携帯端末50と必要な認証通信を実行し、アドホック接続を確立する。これにより、MFP10と携帯端末50との間にアドホックNWが形成される。
次いで、携帯端末50は、アドホックNWを利用して、デバイス情報要求をMFP10に送信する。MFP10は、デバイス情報要求を受信すると、MFP10の周囲に存在する1個以上のAP(AP90等)のそれぞれからデバイス情報を収集し、アドホックNWを利用して、携帯端末50に収集済みの1個以上のデバイス情報を送信する。
ケースA2でも、携帯端末50は、1個以上のデバイス情報を受信すると、SSID選択画面(図3参照)を表示部に表示させる。ユーザは、携帯端末50の操作部を操作して、SSID選択画面に表示された1個以上のSSIDの中から、AP90のSSIDを選択する。AP90のSSIDが選択されると、携帯端末50は、無線設定値入力画面(図4参照)を表示部に表示させる。本ケースA2でも、ユーザは、携帯端末50の操作部を操作して、パスワード入力欄114にAP90の所定のパスワードを入力し、接続ボタン116を押す。
接続ボタン116が押されると、携帯端末50は、アドホックNWを利用して、無線設定値をMFP10に送信する。本ケースA2では、MFP10は、無線設定値を受信すると、携帯端末50とのアドホック接続を切断する。即ち、MFP10は、アドホックモードを終了する。次いで、MFP10は、受信済みの無線設定値を用いて、AP90との間で通常Wi−Fi接続を確立する。これにより、MFP10とAP90を含む通常Wi−FiNWが構築される。一般的に、アドホック接続と通常Wi−Fi接続とは異なる規格(アドホック規格とインフラストラクチャー規格)に従って実行されている。本実施例では、無線I/F20は、異なる規格に従って実行される2種類の無線接続を同時的に確立することができない。そのため、上記の通り、ケースA2では、MFP10は、AP90との通常Wi−Fi接続を確立する前に、携帯端末50とのアドホック接続を切断する。
上記の通り、ケースA2では、MFP10とAP90との通常Wi−Fi接続が確立された時点で、アドホックNWが消滅している。そのため、MFP10は、携帯端末50に、接続成功を示す成功情報を含む結果情報を送信しない。ただし、MFP10は、通常Wi−Fi接続が確立されたことを示す接続結果を表示部14に表示させる。
(対応関係)
MFP10のアドホックモードが「第2の動作モード」の一例である。図7のケースA2のProbe Response信号(SSID−X)が「第2の信号」の一例である。
(第3実施例)
第3実施例について、第1実施例と異なる点を中心に説明する。本実施例では、MFP10の操作部12に所定の接続開始操作が実行されると、MFP10が、WFD(Wi-Fi Directの略)方式に従った無線通信(以下では「WFD通信」と呼ぶ))を実行可能な動作モード(以下では、「WFDモード」と呼ぶ)で動作する。本実施例では、MFP10と携帯端末50とが、WFD方式による接続(以下では「WFD接続」と呼ぶ)を確立する。本実施例では、携帯端末50は、MFP10との間に形成されたWFDネットワーク(以下では、「WFDNW」と呼ぶ)を利用して、無線設定値をMFP10に送信する。本実施例では、MFP10及び携帯端末50(図1参照)は、いずれも、WFD通信を実行可能な機器である。
(WFD)
続いて、WFDについて説明する。WFD方式は、Wi−Fi Allianceによって作成された規格書「Wi−Fi Peer−to−Peer(P2P) Technical Specification Version1.1」に記述されている無線通信方式である。WFD方式は、例えば、IEEE(The Institute of Electrical and Electronics Engineers, Inc.の略)の802.11の規格、及び、それに準ずる規格(例えば、802.11a,11b,11g,11n等)に従って、無線通信を実行するための無線通信方式である。
以下では、MFP10、携帯端末50等のように、WFD方式に従ったWFD通信を実行可能な機器のことを、「WFD対応機器」と呼ぶ。上記のWFDの規格書では、WFD対応機器の状態として、Group Owner状態(以下では「G/O状態」と呼ぶ)、クライアント状態(以下では「CL状態」と呼ぶ)、及び、デバイス状態の3つの状態が定義されている。WFD対応機器は、上記の3つの状態のうちの1つの状態で選択的に動作可能である。
デバイス状態の一対のWFD対応機器が無線ネットワークを新たに形成すべき際に、当該一対のWFD対応機器は、通常、G/Oネゴシエーションと呼ばれる無線通信を実行する。G/Oネゴシエーションでは、当該一対のWFD対応機器のうちの一方は、G/O状態(即ちG/O機器)になることを決定し、他方は、CL状態(即ちCL機器)になることを決定する。その後、当該一対のWFD対応機器は、接続を確立して、無線ネットワークを形成する。
即ち、上記のWFDNWは、WFD方式の手順(例えばG/Oネゴシエーション)に従って形成される無線ネットワークであると言い換えることができる。G/OネゴシエーションによってWFDNWが新たに形成された段階では、1個のG/O機器及び1個のCL機器のみがWFDNWに所属している。ただし、G/O機器は、他の機器と接続を確立して、当該他の機器をCL機器としてWFDNWに新たに参加させることができる。この場合、2個以上のCL機器がWFDNWに所属している状態になる。即ち、WFDNWでは、1個のG/O機器と1個以上のCL機器とが存在し得る。G/O機器は、1個以上のCL機器を管理する。具体的に言うと、G/O機器は、1個以上のCL機器のMACアドレスを、G/O機器のメモリ内の管理リストに登録する。また、G/O機器は、CL機器がWFDNWから離脱すると、CL機器のMACアドレスを管理リストから削除する。なお、G/O機器は、CL機器の数がゼロになると(即ち、管理リストに登録されているMACアドレスの数がゼロになると)、通常、G/O状態からデバイス状態に移行して、WFDNWを消滅させる。
G/O機器が管理可能なCL機器の数の上限値(即ち、管理リストの登録可能なCL機器のMACアドレスの数の上限値)は、G/O機器によって予め決められている。本実施例では、G/O機器が管理可能なCL機器の数の上限値は、2以上の整数である。ただし、変形例では、G/O機器が管理可能なCL機器の数の上限値は、1であってもよい。即ち、G/O機器が管理可能なCL機器の数の上限値は、1以上の整数であればよい。
G/O機器は、他装置を介さずに、管理リストに登録されているCL機器と対象データの無線通信を実行可能である。対象データは、OSI参照モデルのネットワーク層の情報、及び、ネットワーク層よりも上位層(例えばアプリケーション層)の情報を含むデータであり、例えば、印刷データ、スキャンデータ等を含む。また、G/O機器は、複数個のCL機器の間の対象データの無線通信を中継可能である。換言すると、一対のCL機器は、G/O機器を介して、対象データの無線通信を実行可能である。
上述したように、WFDNWでは、対象データの送信元のWFD対応機器と、対象データの送信先のWFD対応機器と、の間で、これらのWFD対応機器とは別体に構成されているAP(例えばAP90)を介さずに、対象データの無線通信を実行することができる。即ち、WFD通信、WFD方式、WFDNWは、それぞれ、APを介さない無線通信、APが利用されない無線通信方式、APを含まない無線NWであると言える。
なお、WFDのG/O機器とAP(例えばAP90)との間の相違点は、以下の通りである。即ち、WFDのG/O機器は、当該機器が所属しているWFDNWから離脱して、他のWFDNWに新たに所属する場合に、G/O状態とは異なる状態(即ちCL状態)で動作し得る。これに対し、APは、WFDのG/O状態と同様の動作(例えば無線通信の中継)しか実行することができず、WFDのCL状態と同様の動作を実行することができない。
G/O機器は、対象データの無線通信をデバイス状態のWFD対応機器(即ちデバイス機器)と実行不可能であるが、WFD方式の接続用データの無線通信をデバイス機器と実行可能である。即ち、G/O機器は、WFD方式の接続用データの無線通信をデバイス機器と実行することによって、デバイス機器と接続を確立して、デバイス機器をWFDNWに参加させることができる。換言すると、デバイス機器は、WFD方式の接続用データの無線通信をG/O機器と実行することによって、G/O機器と接続を確立して、WFDNWに参加することができる。この場合、デバイス機器は、デバイス状態からCL状態に移行する。WFD方式の接続用データは、OSI参照モデルのネットワーク層よりも下位層(例えば、物理層、データリンク層)の情報を含むデータ(即ち、ネットワーク層の情報を含まないデータ)であり、例えば、Probe Request信号、Probe Response信号、Provision Discovery Request信号、Provision Discovery Response信号、Association Request信号、Association Response信号、Authentication Request信号、Authentication Response信号、4-Way Handshake信号等を含む。
G/O機器は、さらに、通常Wi−Fi方式の接続用データの無線通信を通常Wi−Fi機器と実行することによって、通常Wi−Fi機器と接続を確立して、通常Wi−Fi機器をWFDNWに参加させることができる。通常Wi−Fi機器は、WFD方式に従って無線ネットワークに所属することができないが(即ち、G/Oネゴシエーションを実行不可能であるが)、通常Wi−Fi方式に従って無線ネットワークに所属可能な機器である。通常Wi−Fi機器は、「レガシー機器」とも呼ばれる。通常Wi−Fi方式の接続用データは、Provision Discovery Request信号及びProvision Discovery Response信号を含まない点を除くと、上記のWFD方式の接続用データと同様である。G/O機器は、通常Wi−Fi機器と接続を確立する場合に、通常Wi−Fi機器のMACアドレスを管理リストに記述する。これにより、通常Wi−Fi機器は、WFDNWに参加することができる。通常Wi−Fi機器は、3つの状態(即ち、G/O状態、CL状態、デバイス状態)のいずれかの状態で選択的に動作するものではないが、WFDNWに所属している間には、CL機器と同様の状態で動作する。
上述したように、G/O機器は、WFD対応機器(即ちデバイス機器)又は通常Wi−Fi機器と接続を確立して、WFD対応機器又は通常Wi−Fi機器をWFDNWに新たに参加させることができる。しかしながら、CL機器は、G/O機器とは異なり、WFD対応機器又は通常Wi−Fi機器と接続を確立して、WFD対応機器又は通常Wi−Fi機器をWFDNWに新たに参加させることができない。
(ケースA3;図8)
続いて、図8を参照して、本実施例によって実現される具体的なケースA3を説明する。ケースA3では、ケースA1(図5)と同様に、MFP10が、携帯端末50から無線設定値を受信し、受信済みの無線設定値を利用してAP90との間で通常Wi−Fi接続を確立する。
ケースA3でも、まず、ユーザが、携帯端末50の操作部を操作して、接続用アプリケーションを起動させるためのアプリケーション起動操作を行う。アプリケーション起動操作が行われると、携帯端末50は、接続用アプリケーションを起動させる。携帯端末50は、接続用アプリケーションを起動させると、WFDモードで動作する。携帯端末50がWFDモードで動作を開始した時点では、携帯端末50の状態はデバイス状態である。携帯端末50は、MFP10の操作部12で所定の接続開始操作を行うことをユーザに促すためのメッセージを含む指示画面を、携帯端末50の表示部に表示させる。携帯端末50は、携帯端末50に記憶されているMFP10のデバイス名(予め決められた値「DEVICE01」)を含むProbe Request信号を無線で送信する。図8の例では、携帯端末50は、所定期間毎にProbe Request信号を繰り返して送信する。なお、以下では、Probe Request信号又はProbe Request信号が「DEVICE01」を含むことを、「Probe Request信号(DEVICE01)」又は「Probe Request信号(DEVICE01)」と表す場合がある。
一方、ユーザは、MFP10の操作部12に所定の接続開始操作を行う。所定の接続開始操作が行われると、MFP10は、WFDモードで動作する。MFP10がWFDモードで動作を開始した時点では、MFP10の状態はデバイス状態である。MFP10は、WFDモードで動作を開始すると、携帯端末50が送信するProbe Request信号(DEVICE01)を受信する。MFP10は、Probe Request信号(DEVICE01)を受信すると、自身のデバイス名(即ち「DEVICE01」)を含むProbe Response信号(DEVICE01)を携帯端末50に送信する。
携帯端末50がProbe Response信号(DEVICE01)を受信すると、デバイス状態のMFP10とデバイス状態の携帯端末50との間でG/Oネゴシエーションが実行される。図には示さないが、本ケースA3では、G/Oネゴシエーションの結果、MFP10がG/O状態に移行し、携帯端末50がCL状態に移行する。次いで、G/O状態のMFP10とCL状態の携帯端末50との間でWPSネゴシエーションが実行される。WPSネゴシエーションの結果、G/O状態のMFP10とクライアント状態の携帯端末50とのWFD接続が確立する。即ち、MFP10と携帯端末50とによってWFDNWが構築される。
次いで、携帯端末50は、WFDNWを利用して、デバイス情報要求をMFP10に送信する。MFP10は、デバイス情報要求を受信すると、MFP10の周囲に存在する1個以上のAP(AP90等)のそれぞれからデバイス情報を収集し、WFDNWを利用して、携帯端末50に収集済みの1個以上のデバイス情報を送信する。
本ケースA3でも、携帯端末50は、1個以上のデバイス情報を受信すると、SSID選択画面(図3参照)を表示部に表示させる。ユーザは、携帯端末50の操作部を操作して、SSID選択画面に表示された1個以上のSSIDの中から、AP90のSSIDを選択する。AP90のSSIDが選択されると、携帯端末50は、無線設定値入力画面(図4参照)を表示部に表示させる。本ケースA3でも、ユーザは、携帯端末50の操作部を操作して、パスワード入力欄114にAP90の所定のパスワードを入力し、接続ボタン116を押す。
接続ボタン116が押されると、携帯端末50は、WFDNWを利用して、無線設定値をMFP10に送信する。本ケースA3では、MFP10は、無線設定値を受信すると、受信済みの無線設定値を用いて、AP90との通常Wi−Fi接続を確立する。これにより、MFP10とAP90を含む通常Wi−FiNWが構築される。
次いで、MFP10は、WFDNWを利用して、携帯端末50に、接続成功を示す成功情報を含む結果情報を送信する。携帯端末50は、結果情報を受信すると、通常Wi−Fi接続が確立されたことを示す接続結果を表示部に表示させる。
MFP10は、結果情報を送信すると、WFDモードを終了する。これにより、MFP10と携帯端末50との間のWFD接続が切断され、WFDNWが消滅する。次いで、MFP10は、通常Wi−Fi接続が確立されたことを示す接続結果を表示部14に表示させる。
(対応関係)
MFP10のWFDモードが「第2の動作モード」の一例である。図8のケースA3のProbe Request信号(DEVICE01)が「第2の信号」の一例である。
(第4実施例)
第4実施例について、第1実施例と異なる点を中心に説明する。第1実施例では、MFP10の操作部12に所定の接続開始操作が実行されると、MFP10は、最初に、SoftAPモードで動作する(図2のS10)。MFP10は、SoftAPが起動されてから第2の期間が経過する前に、携帯端末からProbe Request信号が受信されない場合に(S12でNO)、SoftAPモードを終了し(S30)、AP90からのProbe Response信号(WPSモード)の受信を監視するモード(S32、S34)に移行する。これに代えて、本実施例では、MFP10の操作部12に所定の接続開始操作が実行されると、MFP10は、最初に、AP90からのProbe Response信号(WPSモード)の受信を監視するモード(図9のS50、S52)で動作する。本実施例では、MFP10は、Probe Request信号をブロードキャストしてから第1の期間が経過する前に、APからProbe Response信号(WPSモード)が受信されない場合に(S52でNO)、SoftAPモードに移行する(S60)。
(MFP10のCPU30の無線接続処理;図9)
次いで、図9を参照して、MFP10のCPU30が実行する無線接続処理の内容を説明する。MFP10の操作部12に所定の接続開始操作が実行されると、CPU30は、当該操作によって与えられる指示を取得する。この場合、S50において、CPU30は、Probe Request信号を無線でブロードキャスト送信する。S50の処理の内容は、図2のS32の処理と同様である。
次いで、S52では、CPU30は、S50でProbe Request信号をブロードキャストしてから所定の第1の期間が経過する前に、WPSモードで動作しているAP90から、Probe Response信号(WPSモード)を受信することを監視する。S52の処理は、図2のS34の処理と同様である。S52でYESの場合、S54に進む。一方、S52でNOの場合、S60に進む。S54、S56の各処理の内容は、図2のS36、S38の各処理の内容と同様である。S56の処理を終えると、S58に進む。
S60では、CPU30は、SoftAPを起動させ、MFP10の動作モードをSoftAPモードに設定する。S60の処理の内容は、図2のS10と同様である。次いで、S62では、CPU30は、携帯端末50から、S60でSoftAPを起動させてから所定の第2の期間が経過する前に、Probe Request信号を受信することを監視する。S62の処理は、図2のS12と同様である。S62でYESの場合、S64に進む。S62でNOの場合、S50に戻る。図には示していないが、この場合、CPU30は、SoftAPを終了(即ち、S60で起動させたアプリケーションを終了)する。
S64では、CPU30は、携帯端末との間でSoftAP接続が確立することを監視する。S64の処理は、図2のS14の処理と同様である。S64でYESの場合、S66に進む。S64でNOの場合、S50に戻る。図には示していないが、この場合も、CPU30は、SoftAPを終了(即ち、S60で起動させたアプリケーションを終了)する。
S66、S68、S70、S72、S74、S76の各処理の内容は、図2のS16、S18、S18、S20、S22、S24、S26の各処理の内容と同様である。S76の処理を終えると、S58に進む。
S58の処理の内容は、図2のS28の処理の内容と同様である。S58の処理を終えると、CPU30は、図9の無線接続処理を終了する。
(ケースC;図10)
続いて、図10を参照して、本実施例によって実現される具体的なケースCを説明する。ケースCでは、ユーザは、AP90に特定の接続開始操作を実行しない。MFP10は、SoftAPを起動した後で、携帯端末50から無線設定値を受信し、受信済みの無線設定値を利用してAP90と通常Wi−Fi接続を確立する。
ケースCでも、まず、ユーザが、携帯端末50の操作部を操作して、接続用アプリケーションを起動させるためのアプリケーション起動操作を行う。アプリケーション起動操作が行われると、携帯端末50は、接続用アプリケーションを起動させる。携帯端末50は、接続用アプリケーションを起動させると、MFP10の操作部12で所定の接続開始操作を行うことをユーザに促すためのメッセージを含む指示画面を、携帯端末50の表示部に表示させる。そして、携帯端末50は、SoftAPモードで動作するMFP10のSSID(予め決められた値「SSID−X」)を含むProbe Request信号(SSID−X)を無線で繰り返し送信する。
一方、ユーザは、MFP10の操作部12に所定の接続開始操作を実行する。MFP10は、Probe Request信号を無線でブロードキャスト送信する(図9のS50)。本ケースCでは、ユーザは、AP90に特定の無線開始操作を実行しない。そのため、AP90はWPSモードで動作していない。従って、MFP10は、S50でProbe Request信号をブロードキャストしてから第1の期間が経過する前にProbe Response(WPSモード)を受信しない(図9のS52でNO)。MFP10は、その後、SoftAPを起動し、MFP10の動作モードをSoftAPモードに設定する(S60)。これにより、MFP10は、SSID「SSID−X」が割り当てられたAPとして動作する。MFP10は、SoftAPモードで動作を開始すると、携帯端末50が送信するProbe Request信号(SSID−X)を受信する(S62でYES)。MFP10は、Probe Request信号(SSID−X)を受信すると、自身のSSID(即ち「SSID−X」)を含むProbe Response信号(SSID−X)を携帯端末50に送信する。
次いで、MFP10は、携帯端末50との間で、SoftAP接続を確立する(S64でYES)。これにより、MFP10と携帯端末50とを含むSoftAPNWが構築される。
携帯端末50とMFP10とのSoftAP接続が確立された後の各処理は、第1実施例のケースA1において携帯端末50とMFP10とのSoftAP接続が確立された後の各処理と同様であるため、詳しい説明を省略する。
本実施例のMFP10も、基本的には、第1実施例のMFP10と同様の作用効果を発揮する。即ち、本実施例でも、ユーザが、MFP10をAP90に接続させることを望む場合に、図10のケースCに示されるように、携帯端末50の接続用アプリケーションを起動させることもあり得るし、AP90に特定の接続開始操作を実行することもあり得る(図6のケースB参照)。このために、MFP10は、AP90と通常Wi−Fi接続を確立するための無線設定値を、AP90から受信すべきか(即ちユーザがAP90に特定の接続開始操作を実行する状況であるのか)、携帯端末50から受信すべきか(即ちユーザが携帯端末50の接続用アプリケーションを起動させる状況であるのか)、を判断する(図9のS52、S64)。そして、MFP10は、判断結果に応じたデバイス(即ちAP90又は携帯端末50)から、無線設定値を適切に受信することができる。このために、MFP10は、受信済みの無線設定値を利用して、AP90と通常Wi−Fi接続を適切に確立することができる(図9のS56、S72)。
(対応関係)
MFP10の操作部12に実行される所定の接続開始操作によって与えられる指示を取得することが、「取得部」が実行する処理の一例である。図9のS52、S62の処理が「判断部」が実行する処理の一例である。S54、S56の処理が「第1の確立部」が実行する処理の一例である。S72の処理が「第2の確立部」が実行する処理の一例である。S74の処理が「情報送信部」が実行する処理の一例である。S68の処理のうち、MFP10の周囲に存在する各APのデバイス情報を収集する処理が「設定値受信部」が実行する処理の一例である。S68の処理のうち、MFP10の周囲に存在する各APの各デバイス情報を携帯端末50に送信する処理が「設定値送信部」が実行する処理の一例である。
以上、本発明の具体例を詳細に説明したが、これらは例示にすぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。上記の実施例の変形例を以下に列挙する。
(変形例1)「通信装置」は、印刷機能及びスキャン機能を実行可能な多機能機(即ちMFP10)に限られず、印刷機能及びスキャン機能のうちの印刷機能のみを実行可能なプリンタであってもよいし、印刷機能及びスキャン機能のうちのスキャン機能のみを実行可能なスキャナであってもよい。また、「通信装置」は、印刷機能及びスキャン機能とは異なる機能(例えば、画像の表示機能、データの演算機能)を実行する装置(例えば、PC、サーバ、携帯端末(携帯電話、スマートフォン、PDA等))であってもよい。
(変形例2)第2実施例において、MFP10のCPU30は、AP90との間で通常Wi−Fi接続が確立されたが否かを示す結果情報を携帯端末50に送信するようにしてもよい。その場合、MFP10のCPU30は、携帯端末50との間でアドホック接続を再確立し、その後、再確立されたアドホックNWを利用して、結果情報を携帯端末50に送信してもよい。この処理も「情報送信部」が実行する処理の一例である。
(変形例3)図2のS16、S18の処理、及び、図9のS66、S68の処理を省略してもよい。この場合、ユーザが、携帯端末50の操作部を操作して、携帯端末50に無線設定値を入力してもよい。MFP10は、携帯端末50に入力された無線設定値を携帯端末50から受信してもよい。このように受信される無線設定値も、「特定の無線設定値」の一例である。
(変形例4)上記の各実施例では、図2、図9の各処理がソフトウェア(即ちプログラム)によって実現されるが、図2、図9の各処理のうちの少なくとも1つが論理回路等のハードウェアによって実現されてもよい。
また、本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組合せに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成するものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
2:通信システム、10:多機能機(MFP)、22:制御部、30:CPU、32:メモリ、50:携帯端末、90:AP

Claims (10)

  1. 通信装置であって、
    自動無線設定モードに従って特定のアクセスポイントと無線接続を確立するための特定の指示を取得する取得部と、
    前記特定の指示が取得される場合に、前記特定のアクセスポイントと前記無線接続を確立するための特定の無線設定値を、前記特定のアクセスポイントから受信すべきか、前記特定のアクセスポイントとは異なる端末装置から受信すべきか、を判断する判断部と、
    前記特定のアクセスポイントから前記特定の無線設定値を受信すべきと判断される場合に、前記特定のアクセスポイントから前記特定の無線設定値を受信して、前記特定の無線設定値を利用して、前記特定のアクセスポイントと前記無線接続を確立する第1の確立部と、
    前記端末装置から前記特定の無線設定値を受信すべきと判断される場合に、前記端末装置から前記特定の無線設定値を受信して、前記特定の無線設定値を利用して、前記特定のアクセスポイントと前記無線接続を確立する第2の確立部と、
    を備える通信装置。
  2. 前記通信装置は、さらに、
    前記特定の指示が取得される場合に、前記通信装置の動作モードを複数個の動作モードのうちのいずれか一つに設定するモード制御部であって、前記複数個の動作モードは、前記特定のアクセスポイントから第1の信号を受信することを監視するための第1の動作モードと、前記端末装置から第2の信号を受信することを監視するための第2の動作モードと、を含む、前記モード制御部を備え、
    前記判断部は、
    前記通信装置の動作モードが前記第1の動作モードに設定されてから第1の期間が経過する前に、前記特定のアクセスポイントから前記第1の信号が受信される場合に、前記特定のアクセスポイントから前記特定の無線設定値を受信すべきと判断し、
    前記通信装置の動作モードが前記第2の動作モードに設定されてから第2の期間が経過する前に、前記端末装置から前記第2の信号が受信される場合に、前記端末装置から前記特定の無線設定値を受信すべきと判断する、請求項1に記載の通信装置。
  3. 前記モード制御部は、
    前記通信装置の動作モードが前記第1の動作モードに設定されてから前記第1の期間が経過する前に、前記特定のアクセスポイントから前記第1の信号が受信されない場合に、前記通信装置の動作モードを前記第1の動作モードから前記第2の動作モードに変更し、
    前記通信装置の動作モードが前記第2の動作モードに設定されてから前記第2の期間が経過する前に、前記端末装置から前記第2の信号が受信されない場合に、前記通信装置の動作モードを前記第2の動作モードから前記第1の動作モードに変更する、請求項2に記載の通信装置。
  4. 前記モード制御部は、前記特定の指示が取得される場合に、最初に、前記通信装置の動作モードを前記第2の動作モードに設定し、前記通信装置が前記第2の動作モードに設定されてから前記第2の期間が経過する前に、前記端末装置から前記第2の信号が受信されない場合に、前記通信装置の動作モードを前記第2の動作モードから前記第1の動作モードに変更する、請求項2又は3に記載の通信装置。
  5. 前記モード制御部は、前記特定の指示が取得される場合に、最初に、前記通信装置の動作モードを前記第1の動作モードに設定し、前記通信装置が前記第1の動作モードに設定されてから前記第1の期間が経過する前に、前記特定のアクセスポイントから前記第1の信号が受信されない場合に、前記通信装置の動作モードを前記第1の動作モードから前記第2の動作モードに変更する、請求項2又は3に記載の通信装置。
  6. 前記モード制御部は、前記通信装置を無線ネットワークの親局として機能させることによって、前記通信装置の動作モードを前記第2の動作モードに設定する、請求項2から5のいずれか一項に記載の通信装置。
  7. 前記判断部は、
    前記通信装置が前記第1の動作モードに設定されている場合には、特定の要求信号を前記アクセスポイントに送信することによって、前記アクセスポイントから前記第1の信号が受信されるか否かを判断し、
    前記通信装置が前記第2の動作モードに設定されている場合には、前記特定の要求信号を前記端末装置に送信することなく、前記端末装置から前記第2の信号が受信されるか否かを判断する、請求項2から6のいずれか一項に記載の通信装置。
  8. 前記通信装置は、さらに、
    前記端末装置から前記特定の無線設定値を受信すべきと判断される場合において、前記特定のアクセスポイントと前記無線接続が確立される場合に、前記無線接続の確立が成功したことを示す成功情報を前記端末装置に送信し、
    前記端末装置から前記特定の無線設定値を受信すべきと判断される場合において、前記特定のアクセスポイントと前記無線接続が確立されない場合に、前記無線接続の確立が失敗したことを示す失敗情報を前記端末装置に送信する情報送信部を備える、請求項1から7のいずれか一項に記載の通信装置。
  9. 前記通信装置は、さらに、
    前記端末装置から前記特定の無線設定値を受信すべきと判断される場合に、前記通信装置の周囲に存在する1個以上のアクセスポイントのそれぞれから、当該アクセスポイントに現在設定されている無線設定値のうちの一部である部分設定値を受信する設定値受信部と、
    前記1個以上のアクセスポイントの1個以上の前記部分設定値を前記端末装置に送信する設定値送信部と、を備える、請求項1から8のいずれか一項に記載の通信装置。
  10. 通信装置のためのコンピュータプログラムであって、
    前記コンピュータプログラムは、前記通信装置に搭載されるコンピュータに、以下の各処理、即ち、
    自動無線設定モードに従って特定のアクセスポイントと無線接続を確立するための特定の指示を取得する取得処理と、
    前記特定の指示が取得される場合に、前記特定のアクセスポイントと前記無線接続を確立するための特定の無線設定値を、前記特定のアクセスポイントから受信すべきか、前記特定のアクセスポイントとは異なる端末装置から受信すべきか、を判断する判断処理と、
    前記特定のアクセスポイントから前記特定の無線設定値を受信すべきと判断される場合に、前記特定のアクセスポイントから前記特定の無線設定値を受信して、前記特定の無線設定値を利用して、前記特定のアクセスポイントと前記無線接続を確立する第1の確立処理と、
    前記端末装置から前記特定の無線設定値を受信すべきと判断される場合に、前記端末装置から前記特定の無線設定値を受信して、前記特定の無線設定値を利用して、前記特定のアクセスポイントと前記無線接続を確立する第2の確立処理と、
    を実行させるコンピュータプログラム。
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