JP2014241099A - 撮像装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】ユーザが画面から離れている場合であっても操作性が低下しない、ジェスチャー操作可能な撮像装置を提供する。
【解決手段】撮像装置は、被写体像を撮像する撮像素子と、撮像素子により撮像された被写体像とその被写体像に重畳した複数のシンボルとを表示する、被写体から視認可能な表示部と、撮像素子により撮像された被写体像から、その被写体の手の位置を検出する手検出部と、手検出部により検出された手が、初期位置から複数のシンボルのいずれかに向かって動いたことに応じて、当該シンボルに対応する機能を実行する機能実行部と、を備える。
【選択図】図1
【解決手段】撮像装置は、被写体像を撮像する撮像素子と、撮像素子により撮像された被写体像とその被写体像に重畳した複数のシンボルとを表示する、被写体から視認可能な表示部と、撮像素子により撮像された被写体像から、その被写体の手の位置を検出する手検出部と、手検出部により検出された手が、初期位置から複数のシンボルのいずれかに向かって動いたことに応じて、当該シンボルに対応する機能を実行する機能実行部と、を備える。
【選択図】図1
Description
本発明は、撮像装置に関する。
従来、身振りや手振りなどの、いわゆるジェスチャーにより操作可能な装置が知られている。例えば特許文献1には、被写体の像を含む撮影画像のデータからユーザの手の領域を検出することで、ユーザが手を用いた所作により画面内のカーソルを移動できるようにした情報処理装置が記載されている。
従来技術は、ハンドジェスチャー操作により画面内のカーソルをボタンの上に移動させると、ボタンに割り当てられたコマンドが発行されるというものであるが、ユーザが画面から離れている場合、画面に表示されたカーソルやボタンを視認して両者の位置を合わせるという細かな操作を行うことは困難であった。
請求項1に記載の撮像装置は、被写体像を撮像する撮像素子と、前記撮像素子により撮像された被写体像とその被写体像に重畳した複数のシンボルとを表示する、被写体から視認可能な表示部と、前記撮像素子により撮像された被写体像から、その被写体の手の位置を検出する手検出部と、前記手検出部により検出された手が、初期位置から前記複数のシンボルのいずれかに向かって動いたことに応じて、当該シンボルに対応する機能を実行する機能実行部と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、ユーザが画面から離れている場合であっても操作性が低下しない、ハンドジェスチャー操作可能な撮像装置を提供することができる。
(第1の実施の形態)
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る撮像装置の構成を示すブロック図である。撮像装置10は、レンズ一体型のいわゆるコンパクトタイプのデジタルカメラである。撮像装置10は、撮影光学系21と、撮像素子22と、制御部23と、液晶モニタ24と、メモリカード25と、操作部26と、DRAM27と、フラッシュメモリ28とを備える。
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る撮像装置の構成を示すブロック図である。撮像装置10は、レンズ一体型のいわゆるコンパクトタイプのデジタルカメラである。撮像装置10は、撮影光学系21と、撮像素子22と、制御部23と、液晶モニタ24と、メモリカード25と、操作部26と、DRAM27と、フラッシュメモリ28とを備える。
撮影光学系21は、複数のレンズから構成され、撮像素子22の撮像面に被写体像を結像させる。撮影光学系21は焦点距離が可変に構成された、いわゆるズームレンズである。制御部23は不図示のアクチュエータを駆動させることにより、撮影光学系21のズームアップおよびズームダウンを行うことができる。なお図1では、撮影光学系21を1枚のレンズとして図示している。
撮像素子22は例えばCMOSやCCD等の撮像素子であり、撮影光学系21により結像された被写体像を撮像して撮像信号を出力する。制御部23は、撮像装置10の各部を制御する電子回路であり、CPUとその周辺回路とから構成される。不揮発性の記憶媒体であるフラッシュメモリ28には、予め所定の制御プログラムが書き込まれている。制御部23は、フラッシュメモリ28から制御プログラムを読み込んで実行することにより、各部の制御を行う。この制御プログラムは、揮発性の記憶媒体であるDRAM27を作業用領域として使用する。
液晶モニタ24は、液晶パネルを利用した表示装置である。制御部23は、所定周期(例えば60分の1秒)ごとに撮像素子22に繰り返し被写体像を撮像させる。そして、撮像素子22から出力された撮像信号に種々の画像処理を施していわゆるスルー画を作成し、液晶モニタ24に表示する。液晶モニタ24には、上記のスルー画以外に、例えば撮影パラメータを設定する設定画面等が表示される。
制御部23は、撮像素子22から出力された撮像信号に種々の画像処理を施して撮影画像データを作成し、可搬性の記憶媒体であるメモリカード25に画像データを記憶する。操作部26は、プッシュボタン等の種々の操作部材を有し、それら操作部材が操作されたことに応じて制御部23に操作信号を出力する。
図2は、撮像装置10の斜視図である。図2(a)に示すように、撮像装置10の筐体は板状の形状を有し、幅広面40に液晶モニタ24が設けられている。また、幅広面40に対向する別の幅広面(不図示)には、撮影光学系21を内蔵するレンズ鏡筒(不図示)が設けられている。被写体は、図2(a)に矢印xで示す方向、すなわち液晶モニタ24の表示画面41とは逆の方向に位置する。
以下の説明において、撮像装置10の筐体が有する2つの幅広面のうち、液晶モニタ24が設置されている幅広面40を背面と称し、レンズ鏡筒が設置されている不図示の面を前面と称する。
液晶モニタ24は、撮像装置10の筐体上部に設けられた軸部42により回動可能に構成されている。図2(a)では、液晶モニタ24は撮像装置10の背面に収納されている。ユーザは、軸部42を支点として、液晶モニタ24を撮像装置10の上部に回動することができる。
液晶モニタ24を最大限に回動させた様子を図2(b)に示す。このとき、液晶モニタ24の表示画面41は、図中に矢印xで示す方向、すなわちレンズ鏡筒と同じ方向を向く。従って、撮像装置10が図2(b)に示す状態のとき、被写体となっている人物は表示画面41を視認可能である。例えば、撮像装置10が表示画面41にいわゆるライブビュー表示を行っているとき、被写体となっている人物は自身の画像を表示画面41により視認することができる。
撮像装置10の筐体には、レリーズボタン43、電源ボタン44、その他種々の操作を行うためのボタン45,46,47,48,49が設けられている。これらのボタン類は前述の操作部26に接続されており、ボタンの押下に応じて操作部26は制御部23に操作信号を出力する。
(ハンドジェスチャー操作の説明)
液晶モニタ24が図2(b)に図示するように被写体側、すなわち矢印xの方向を向くと、制御部23は撮像装置10にハンドジェスチャー操作モードを設定する。ハンドジェスチャー操作モードが設定されているとき、被写体となっている人物(被撮影者であるユーザ)は手振り(ハンドジェスチャー)により、静止画の撮影やズーム操作等の操作を行うことができる。なお、ハンドジェスチャー操作モードが設定されているときも、例えばレリーズスイッチによる静止画の撮影など、操作部26を用いた操作は通常通り行える。
液晶モニタ24が図2(b)に図示するように被写体側、すなわち矢印xの方向を向くと、制御部23は撮像装置10にハンドジェスチャー操作モードを設定する。ハンドジェスチャー操作モードが設定されているとき、被写体となっている人物(被撮影者であるユーザ)は手振り(ハンドジェスチャー)により、静止画の撮影やズーム操作等の操作を行うことができる。なお、ハンドジェスチャー操作モードが設定されているときも、例えばレリーズスイッチによる静止画の撮影など、操作部26を用いた操作は通常通り行える。
例えば撮影者が自分自身の画像を撮影したいとき、撮像装置10を片手で持ち、自身の方に撮像装置10を向けて撮影を行う。このとき、撮像装置10の背面40などに設けられた操作部材を操作することは困難である。ハンドジェスチャー操作モードを利用すれば、筐体に設けられた操作部材を操作することなく、撮影やズームアップ等を行うことができる。
また、三脚等により撮像装置10を固定し、撮像装置10から離れて撮影を行う場合、セルフタイマー機能等を用いて撮影を行うことはできるが、動画の撮影やズームアップ等の操作を行うことは困難である。このような場合であっても、ハンドジェスチャー操作モードを利用すれば、筐体に設けられた操作部材を操作することなく撮影やズームアップ等を行うことができる。
なお、ハンドジェスチャー操作モードが設定されているとき、制御部23はスルー画を左右反転して液晶モニタ24に表示する。
ハンドジェスチャー操作モードが設定されているときの液晶モニタ24の表示画面41aを図3(a)に示す。表示画面41aは、画面全体に表示されたスルー画に、ハンドジェスチャー操作を行うためのユーザインタフェース(UI)であるアイコン53a、53b、53c、53dを重畳した画面である。アイコン53a、53b、53c、53dは、それぞれズームアップ機能、静止画レリーズ機能、ズームダウン機能、動画レリーズ機能に対応するシンボルである。
なお、以下の説明では、スルー画が表示画面41全体に表示されているものとして説明を行うが、スルー画は表示画面41のサイズと異なっていてもよい。例えば表示画面41のサイズよりも一回り小さいサイズでスルー画が表示されていてもよい。
ハンドジェスチャー操作モードが設定されているとき、制御部23は撮像素子22の撮像結果に対して手のひら検出を繰り返し行う。制御部23は、手のひら52が検出されると、その検出された手のひら52に外接する検出枠54を、スルー画に重畳して表示する。手のひら52が撮影画面内を移動すると、検出枠54の表示位置も手のひら52の移動に追従する。なお、例えば複数の人間が撮影範囲に含まれている場合など、手のひらが複数存在する場合には、いずれか1つの手のひらを対象に上記の処理を行えばよい。例えば、顔認識の結果と、予め設定されている人物毎の優先順位とに基づき、最も優先順位の高い手のひらを決定してもよいし、撮影画面内において最初に検出できた手のひらを対象に上記の処理を行うこととしてもよい。
最初に手のひら52が検出されたとき、制御部23は、図3(b)に示すように、アイコン53a、53b、53c、53dの各々に対応する機能実行領域55a、55b、55c、55dを表示画面41b内に設定する。なお図3(b)では、機能実行領域55a、55b、55c、55dとを表示画面41bに重畳して図示しているが、これは説明のために図示したものであり、実際には、表示画面41bに機能実行領域55a、55b、55c、55dは表示されない。
機能実行領域55aは、その中心が検出枠54の中心とアイコン53aの中心とを結ぶ直線上に位置するように配置される。機能実行領域55b、55c、55dの位置についても同様に、検出枠54の中心と、各機能実行領域に対応するアイコンの中心とを結ぶ直線上に当該機能実行領域の中心が位置するように配置される。
ユーザ(被撮影者)は、図3(a)に示した表示画面41aを視認して、自身の手のひら52とアイコン53a、53b、53c、53dとの位置関係を認識する。そして、自身が利用したい操作に対応するアイコンの方向に手のひら52を移動させる。
以下、ユーザがズームアップ機能を利用したいものとして説明を行う。ズームアップ機能を利用したいユーザは、手のひら52をアイコン53aの方向に動かす。制御部23は手のひらの検出を繰り返し、検出した手のひら52の重心位置(矩形の検出枠54の中心位置)が機能実行領域55aに進入したことを検知すると、当該機能実行領域55aに対応するアイコン53aに対応する機能、すなわち撮影光学系21のズームアップを実行する。
以上のように、ユーザは手のひら52を撮像装置10に向け、その後に手のひら52をズームアップ機能に対応するアイコン53aに向かって一定距離だけ動かすことで、ズームアップ機能を手のひら52による手振り(ハンドジェスチャー)のみで実行することが可能である。制御部23は、機能実行領域55a,55b,55c,55dに手のひら52が進入したことを検知することにより、被写体の手が各アイコン53a,53b,53c,53dに向かって動いたことを検知している。つまり制御部23は、被写体の手が各アイコン53a,53b,53c,53dに向かって動いたことに応じて、当該アイコンに対応する機能を実行する。
次に、機能実行領域の位置について詳述する。検出枠54の中心から機能実行領域55aの中心までの距離は、検出枠54のサイズ、すなわち検出された手のひら52のサイズに比例する。検出された手のひら52が小さいほど、機能実行領域55aは検出枠54に近づけて配置される。
図3(c)に、検出された手のひら52のサイズが図3(b)より小さい場合の表示画面41cの例を示す。図3(b)より手のひら52が小さい(検出枠54のサイズが小さい)ため、検出枠54から機能実行領域55aまでの距離が、図3(b)よりも短く設定されている。
このようにするのは、各機能を実行するために必要な手のひら52の移動量を一定にするためである。被写体が撮像装置10から遠いほど、手のひら52の検出サイズは小さくなる。従って、手のひら52の現実の移動距離が同一であっても、被写体が撮像装置10に近い場合と撮像装置10から遠い場合とで、撮影画像上(表示画面上)における手のひら52の移動距離は変化する。従って、手のひら52の大きさに拠らず、常に一定の位置に機能実行領域55aを配置してしまうと、被写体が撮像装置10から遠い場合に、手のひら52を非常に大きく動かす必要が生じてしまう。
手のひら52が小さい(被写体が遠い)ほど、機能実行領域55aを手のひら52の検出位置に近づけることで、ユーザは撮影距離によらず常に同一量の手振りでアイコン53aの機能を実行することが可能になる。
図4は、制御部23が実行するハンドジェスチャー操作処理のフローチャートである。図4に示す処理は、制御部23がフラッシュメモリ28から読み込んで実行する制御プログラムに含まれる。なお、図4のハンドジェスチャー操作処理は、スルー画の表示処理と並行して実行される。つまり、図4には明示していないが、撮像素子22による撮像や撮像結果に対する画像処理は、制御部23により所定周期(例えば60分の1秒)ごとに繰り返し実行されている。
まずステップS100で、制御部23が、液晶モニタ24が回動し図2(b)に示す状態になっているか否かを判定する。制御部23は、液晶モニタ24が図2(b)に示す位置に回動するまでステップS100の処理を繰り返し実行する。液晶モニタ24が回動していた場合、制御部23は処理をステップS110に進める。
ステップS110で制御部23は、液晶モニタ24の表示画面41に、スルー画に重畳してアイコン53a、53b、53c、53dを表示する。ステップS120で制御部23は、撮像素子22から出力された最新の撮像信号に対し、周知のパターンマッチング等を行うことで、手のひら52の検出を試みる。ステップS130で制御部23は、ステップS120において撮像信号から手のひら52が検出されたか否かを判定する。手のひら52が検出されなかった場合、制御部23は処理をステップS120に進める。他方、手のひら52が検出された場合、制御部23は処理をステップS140に進める。
ステップS140で制御部23は、液晶モニタ24の表示画面41に、検出された手のひら52を囲う検出枠54を、スルー画に重畳して表示する。そしてステップS150で制御部23は、検出された手のひら52の位置および大きさに応じた位置に、アイコン53a、53b、53c、53dにそれぞれ対応する機能実行領域55a、55b、55c、55dを設定する。
ステップS160で制御部23は、撮像素子22から出力された最新の撮像信号に対し、周知のパターンマッチング等を行うことで、手のひら52の検出を試みる。そしてステップS170で制御部23は、ステップS160において撮像信号から手のひら52が検出されたか否かを判定する。手のひら52が検出されなかった場合、制御部23は処理をステップS175に進める。ステップS175で制御部23は、液晶モニタ24の表示画面41から検出枠54を消去し、処理をステップS120に進める。他方、ステップS160において手のひら52が検出されていた場合、制御部23は処理をステップS170からステップS180に進める。
ステップS180で制御部23は、検出枠54の表示位置を、最新の手のひら検出位置に応じて変更する。つまり、液晶モニタ24の表示画面41では常に、検出枠54が手のひら52を囲うように表示される。ステップS190で制御部23は、最新の手のひら検出位置に基づいて、手のひら52が機能実行領域55a、55b、55c、55dのいずれかに進入したか否かを判定する。本実施形態の制御部23は、検出枠54の重心位置が機能実行領域55a、55b、55c、55dと重複したとき、手のひら52が機能実行領域55a、55b、55c、55dのいずれかに進入したと判定する。なお、手のひら52の機能実行領域55a、55b、55c、55dへの進入判定はこれに限らず、例えば検出枠54と機能実行領域55a、55b、55c、55dとが一部重複したことをもって、手のひら52が機能実行領域55a、55b、55c、55dのいずれかに進入したと判定してもよい。
手のひら52がいずれの機能実行領域にも進入していなかった場合、制御部23は処理をステップS160に進める。他方、手のひら52がいずれかの機能実行領域に進入していた場合、制御部23は処理をステップS200に進める。ステップS200において制御部23は、手のひらが進入した機能実行領域に対応する機能を実行する。
上述した第1の実施の形態による撮像装置によれば、次の作用効果が得られる。
(1)液晶モニタ24は、撮像素子22により撮像された被写体像とその被写体像に重畳した複数のアイコン53a,53b,53c,53dとを表示し、被写体から視認可能である。制御部23は、撮像素子22により撮像された被写体像から、その被写体の手のひら52の位置を検出し、検出した手のひら52が、初期位置から複数のアイコン53a,53b,53c,53dのいずれかに向かって動いたことに応じて、当該アイコンに対応する機能を実行する。以上の構成を有する撮像装置10によれば、ユーザが画面から離れている場合であっても操作性が低下しない。
(1)液晶モニタ24は、撮像素子22により撮像された被写体像とその被写体像に重畳した複数のアイコン53a,53b,53c,53dとを表示し、被写体から視認可能である。制御部23は、撮像素子22により撮像された被写体像から、その被写体の手のひら52の位置を検出し、検出した手のひら52が、初期位置から複数のアイコン53a,53b,53c,53dのいずれかに向かって動いたことに応じて、当該アイコンに対応する機能を実行する。以上の構成を有する撮像装置10によれば、ユーザが画面から離れている場合であっても操作性が低下しない。
(2)制御部23は、検出した手のひら52の初期位置を基準に、複数のアイコン53a,53b,53c,53dの各々に対応する機能実行領域55a,55b,55c,55dを設定する。制御部23は、いずれかの機能実行領域55a,55b,55c,55dに手のひら52が進入したとき、当該機能実行領域に対応する機能を実行する。このようにしたので、厳密な位置合わせを行うことなく、所望の機能に対応するアイコンへ手のひらを動かすだけで、当該機能を実行することができるようになる。
(3)制御部23は、検出した手のひら52の初期位置と液晶モニタ24による複数のアイコン53a,53b,53c,53dの表示位置とに対応する位置に、複数の機能実行領域55a,55b,55c,55dを設定する。このようにしたので、厳密な位置合わせを行うことなく、所望の機能に対応するアイコンへ手のひらを動かすだけで、当該機能を実行することができるようになる。
(4)制御部23は、複数の機能実行領域55a,55b,55c,55dの各々を、検出した手のひら52の初期位置と当該機能実行領域に対応するアイコン53a,53b,53c,53dとの間に設定する。このようにしたので、厳密な位置合わせを行うことなく、所望の機能に対応するアイコンへ手のひらを動かすだけで、当該機能を実行することができるようになる。
(5)制御部23は、検出した手のひら52ののサイズが小さいほど、検出した手のひら52の初期位置から機能実行領域55a,55b,55c,55dまでの距離を短くする。このようにしたので、撮像装置10からの距離を問わず、一定の手の移動量で所望の機能を実行することができる。
(6)液晶モニタ24は、表示画面41を被写体の方向(筐体前面の方向)と筐体背面の方向とに回動可能である。このようにしたので、操作部26を用いた通常の操作と、ハンドジェスチャー操作を用いた操作とを切り替えて利用することができる。
(7)制御部23は、液晶モニタ24の表示画面41が被写体の方向に回動したことに応じて手のひら52の位置の検出を開始する。このようにしたので、操作部26を用いた通常の操作と、ジェスチャー操作を用いた操作とを切り替えて利用することができる。
(8)液晶モニタ24は、制御部23により検出された手のひら52の位置に、その手を囲う検出枠54を表示する。このようにしたので、現在認識されている手のひら52の位置を容易に視認することができる。
(第2の実施の形態)
以下、本発明の第2の実施の形態に係る撮像装置について説明する。なお、以下の説明では、第1の実施の形態に係る撮像装置との相違点を中心に説明を行い、第1の実施の形態と同一の箇所については第1の実施の形態と同一の符号を付し説明を省略する。
以下、本発明の第2の実施の形態に係る撮像装置について説明する。なお、以下の説明では、第1の実施の形態に係る撮像装置との相違点を中心に説明を行い、第1の実施の形態と同一の箇所については第1の実施の形態と同一の符号を付し説明を省略する。
第2の実施の形態に係る撮像装置は、第1の実施の形態と同様に、アイコン53a,53b,53c,53dの各々に対応する機能実行領域55a,55b,55c,55dを設定するが、機能実行領域55a,55b,55c,55dのサイズを、手のひら52のサイズに比例して大きくする。換言すれば、手のひら52のサイズが小さいほど、機能実行領域55a,55b,55c,55dのサイズも小さくなる。
図5は、液晶モニタ24の表示画面の一例を示す図である。なお、図5(a)に示す表示画面41dおよび図5(b)に示す表示画面41eのいずれにおいても、機能実行領域55a、55b、55c、55dを説明のため図示しているが、実際には、表示画面に機能実行領域55a、55b、55c、55dは表示されない。
図5(b)に示す表示画面41eには、図5(a)に示す表示画面41dよりも手のひら52が小さく写っている。従って、制御部23に検出された手のひら52を表す検出枠54のサイズも、図5(b)に示す表示画面41eの方が、図5(a)に示す表示画面41dよりも小さい。本実施形態では、第1の実施の形態と同様に、図5(b)の方が図5(a)よりも手のひら52に近い位置に機能実行領域55a,55b,55c,55dが設定され、更に機能実行領域55a,55b,55c,55dのサイズが図5(a)よりも小さく設定される。
なお、例えば被写体が撮像装置10から徐々に遠ざかる場合など、いったん手のひら52が検出されてから、手のひら52が検出される状態を維持したまま手のひら52のサイズが変化した場合、制御部23は機能実行領域55a,55b,55c,55dのサイズや検出枠54からの距離を、手のひら52のサイズに追従して変更する。
上述した第2の実施の形態による撮像装置によれば、次の作用効果が得られる。
(1)制御部23は、検出した手のひら52のサイズが小さいほど、機能実行領域55a,55b,55c,55dのサイズを小さくする。このようにしたので、撮像装置10からの距離に拠らず、常に同様の操作感を得ることができる。
(1)制御部23は、検出した手のひら52のサイズが小さいほど、機能実行領域55a,55b,55c,55dのサイズを小さくする。このようにしたので、撮像装置10からの距離に拠らず、常に同様の操作感を得ることができる。
(第3の実施の形態)
以下、本発明の第3の実施の形態に係る撮像装置について説明する。なお、以下の説明では、第1の実施の形態に係る撮像装置との相違点を中心に説明を行い、第1の実施の形態と同一の箇所については第1の実施の形態と同一の符号を付し説明を省略する。
以下、本発明の第3の実施の形態に係る撮像装置について説明する。なお、以下の説明では、第1の実施の形態に係る撮像装置との相違点を中心に説明を行い、第1の実施の形態と同一の箇所については第1の実施の形態と同一の符号を付し説明を省略する。
第3の実施の形態に係る撮像装置は、第1の実施の形態と同様に、手のひら52が機能実行領域55a,55b,55c,55dのいずれかに進入すると当該機能実行領域に対応する機能を実行するが、手のひら52が進入したと判定してからすぐには当該機能を実行しない。その代わりに、手のひら52が進入したとき、当該機能が実行されることをユーザ(被撮影者)に報知する。そして、手のひら52の進入状態が一定時間継続したとき、当該機能を実行する。
図6は、液晶モニタ24の表示画面の一例を示す図である。なお、図6(a)に示す表示画面41gおよび図6(b)に示す表示画面41hのいずれにおいても、機能実行領域55a、55b、55c、55dを説明のため図示しているが、実際には、表示画面に機能実行領域55a、55b、55c、55dは表示されない。
図6(a)に示す表示画面41gのように、手のひら52の重心位置が機能実行領域55bに進入したとき、液晶モニタ24には、図6(b)に示す表示画面41hが表示される。表示画面41hの中央には、機能実行領域55bに対応する機能を説明する「静止画レリーズ」という文字列57が大きく表示され、手のひら52をこのままの状態に維持すると静止画レリーズ機能が実行されることがユーザ(被撮影者)に報知されている。制御部23は、手のひら52が機能実行領域55bに進入したまま一定時間(例えば3秒)経過すると、機能実行領域55bに対応する機能、すなわち静止画レリーズを実行する。他方、図6(b)に示す状態のときに、一定時間が経過する前に手のひら52が機能実行領域55bから離脱すると、制御部23は文字列57を表示画面41hから消去する。
なお、ユーザへの報知の方法は、図6(b)に例示した文字列57の表示に限定されない。例えば、機能実行領域55bに対応するアイコン53bを拡大して表示してもよいし、機能実行領域55bに対応する機能を音声によりユーザに伝えてもよい。
上述した第3の実施の形態による撮像装置によれば、次の作用効果が得られる。
(1)制御部23は、複数のアイコン53a,53b,53c,53dのいずれかに対応する機能を実行するに際し、当該機能を実行することを被写体に報知する。このようにしたので、誤操作を防止することができる。
(1)制御部23は、複数のアイコン53a,53b,53c,53dのいずれかに対応する機能を実行するに際し、当該機能を実行することを被写体に報知する。このようにしたので、誤操作を防止することができる。
(第4の実施の形態)
以下、本発明の第4の実施の形態に係る撮像装置について説明する。なお、以下の説明では、第1の実施の形態に係る撮像装置との相違点を中心に説明を行い、第1の実施の形態と同一の箇所については第1の実施の形態と同一の符号を付し説明を省略する。
以下、本発明の第4の実施の形態に係る撮像装置について説明する。なお、以下の説明では、第1の実施の形態に係る撮像装置との相違点を中心に説明を行い、第1の実施の形態と同一の箇所については第1の実施の形態と同一の符号を付し説明を省略する。
第4の実施の形態に係る撮像装置は、手のひら52を検出していることをユーザ(被撮影者)に報知する方法として、手のひら52を囲う検出枠54を表示する代わりに、手のひら52に重畳して所定のマークを表示する。このマークは、手のひら52の検出サイズに比例したサイズで表示される。換言すれば、検出した手のひら52のサイズが大きいほど、マークのサイズも大きくなる。
図7は、液晶モニタ24の表示画面の一例を示す図である。図7(a)に示す表示画面41iでは、手のひら52に重畳して、手のひら52の重心位置を指し示す矢印マーク56aが表示されている。また、図7(b)に示す表示画面41jでは、同様に矢印マーク56bが表示されているが、手のひら52のサイズが図7(a)の場合よりも小さいため、矢印マーク56bのサイズも図7(a)の場合よりも小さくなっている。
なお、手のひら52を検出していることを示すマークとして用いた矢印マークは一例であり、他のマークを用いてもよい。例えば、手の形のアイコンを用いてもよい。また、マークの表示位置は、検出した手のひら52の重心位置でなくてもよい。例えば、手のひら52が検出されている間、表示画面41の右上端に、手のひら52を検出していることを示す手の形のアイコンを表示するようにしてもよい。
上述した第4の実施の形態による撮像装置によれば、次の作用効果が得られる。
(1)液晶モニタ24は、制御部23により手のひら52が検出されたことを表す矢印マーク56aを表示画面41iに表示する。このようにしたので、手のひらの検出中であることを容易に確認することができる。
(1)液晶モニタ24は、制御部23により手のひら52が検出されたことを表す矢印マーク56aを表示画面41iに表示する。このようにしたので、手のひらの検出中であることを容易に確認することができる。
(2)液晶モニタ24は、制御部23により検出された手のひら52のサイズが大きいほど、矢印マーク56aのサイズを大きくする。このようにしたので、手のひらが大きく写っている場合であっても、マークをはっきりと目立たせることができ、視認性が向上する。
(3)液晶モニタ24は、制御部23により検出された手のひら52の位置に矢印マーク56aを表示する。このようにしたので、検出されている現在の手の位置を容易に視認することができる。
次のような変形も本発明の範囲内であり、変形例の一つ、もしくは複数を上述の実施形態と組み合わせることも可能である。
(変形例1)
上述した各実施形態では、ハンドジェスチャー操作モードが設定されている間、UI(アイコン53a,53b,53c,53d)を表示していた。これを、手のひら52が検出されている間だけ表示するようにしてもよい。つまり、液晶モニタ24を図2(b)のように回動させただけではハンドジェスチャー操作のためのUIは表示されず、その後に手のひら52が検出されたときに初めてUIが表示されるようにしてもよい。この場合、いったん手のひら52が検出された後に手のひら52が検出されなくなると、制御部23はUIを再び非表示にする。
上述した各実施形態では、ハンドジェスチャー操作モードが設定されている間、UI(アイコン53a,53b,53c,53d)を表示していた。これを、手のひら52が検出されている間だけ表示するようにしてもよい。つまり、液晶モニタ24を図2(b)のように回動させただけではハンドジェスチャー操作のためのUIは表示されず、その後に手のひら52が検出されたときに初めてUIが表示されるようにしてもよい。この場合、いったん手のひら52が検出された後に手のひら52が検出されなくなると、制御部23はUIを再び非表示にする。
(変形例2)
機能実行領域55a,55b,55c,55dは、図3に例示した「手のひら52の重心位置とアイコン53a,53b,53c,53dの中心とを結ぶ直線上」以外の位置に配置してもよい。例えば、図8(a)に示す表示画面41kのように、手のひら52の重心位置(検出枠54の中心)から、「表示画面41kの中心からアイコン53a,53b,53c,53dの中心に向かう方向」へ所定距離だけ離れた位置に機能実行領域55a,55b,55c,55dを配置してもよい。換言すると、「表示画面41kにおける画面中央からアイコン53a,53b,53c,53dへの方向」と、「手のひら52の重心位置から機能実行領域55a,55b,55c,55dへの方向」とが同一になるように、機能実行領域55a,55b,55c,55dを設定してもよい。
機能実行領域55a,55b,55c,55dは、図3に例示した「手のひら52の重心位置とアイコン53a,53b,53c,53dの中心とを結ぶ直線上」以外の位置に配置してもよい。例えば、図8(a)に示す表示画面41kのように、手のひら52の重心位置(検出枠54の中心)から、「表示画面41kの中心からアイコン53a,53b,53c,53dの中心に向かう方向」へ所定距離だけ離れた位置に機能実行領域55a,55b,55c,55dを配置してもよい。換言すると、「表示画面41kにおける画面中央からアイコン53a,53b,53c,53dへの方向」と、「手のひら52の重心位置から機能実行領域55a,55b,55c,55dへの方向」とが同一になるように、機能実行領域55a,55b,55c,55dを設定してもよい。
このように機能実行領域55a,55b,55c,55dを設定すると、図8(b)に示すように、手のひら52が表示画面41mの端部近辺に位置している場合でも、手のひら52と機能実行領域55a,55b,55c,55dとの相対的な位置関係は、図8(a)に示す、手のひら52が表示画面41kの中央近辺に位置している場合と変わらなくなる。従って、ユーザは、手のひら52が画面端の近辺にある場合でも、常に同じ方向へ手を動かせば、当該方向に対応する機能を実行できるようになる。
なお、以上で説明したように機能実行領域55a,55b,55c,55dを設定する場合、手のひら52が画面端に近すぎる状態では、表示画面内に収まるように機能実行領域55a,55b,55c,55dを設定できない場合がある。このような場合に対処するには、図8(c)に示す表示画面41nに重畳して図示するように、画面中央を含み画面端部を含まない有効範囲58を設け、この有効範囲58に手のひら52が収まらない場合にはジェスチャー操作を無効にすればよい。つまり、有効範囲58に手のひら52が収まらない場合には、機能実行領域55a,55b,55c,55dを設定しなければよい。
(変形例3)
上述した各実施形態では、制御部23は、撮像素子22により撮像された被写体像から、手のひら52を検出することにより、被写体の手の位置を検出していた。制御部23が手のひら52以外のものを検出することにより、被写体の手の位置を検出するようにしてもよい。例えば、手指や手首等をパターンマッチングにより検出することで、被写体の手の位置を検出するようにしてもよい。また、手袋などを装着した手を検出可能にしてもよい。以上のように制御部23が構成されていた場合であっても、被写体の手が各機能実行領域55a,55b,55c,55dに進入したことが検出できるのであれば、本発明を適用することが可能である。
上述した各実施形態では、制御部23は、撮像素子22により撮像された被写体像から、手のひら52を検出することにより、被写体の手の位置を検出していた。制御部23が手のひら52以外のものを検出することにより、被写体の手の位置を検出するようにしてもよい。例えば、手指や手首等をパターンマッチングにより検出することで、被写体の手の位置を検出するようにしてもよい。また、手袋などを装着した手を検出可能にしてもよい。以上のように制御部23が構成されていた場合であっても、被写体の手が各機能実行領域55a,55b,55c,55dに進入したことが検出できるのであれば、本発明を適用することが可能である。
更に、本発明は手振り(ハンドジェスチャー)に限定されない。被撮影者が行う所定の身振り(ジェスチャー)を、上述した手振り(ハンドジェスチャー)と同様に検出すれば、手以外の部位による撮像装置の操作を実現することが可能である。
(変形例4)
画面内に設けるアイコン53a,53b,53c,53dは4つより多くても4つより少なくてもよい。また、各アイコンに割り当てる機能は、上述した各実施形態で例示したものと異なっていてもよく、制御部23が実行可能な機能(例えば再生モード設定、補助発光装置のオンオフなど)であればどのようなものであってもよい。各アイコンにユーザが任意の機能を割り当てられるようにしてもよい。更に、各機能を表す文字が含まれたアイコン53a,53b,53c,53dを一例に説明を行ってきたが、これとは異なるシンボル(例えば機能を表す絵など)を用いてもよい。
画面内に設けるアイコン53a,53b,53c,53dは4つより多くても4つより少なくてもよい。また、各アイコンに割り当てる機能は、上述した各実施形態で例示したものと異なっていてもよく、制御部23が実行可能な機能(例えば再生モード設定、補助発光装置のオンオフなど)であればどのようなものであってもよい。各アイコンにユーザが任意の機能を割り当てられるようにしてもよい。更に、各機能を表す文字が含まれたアイコン53a,53b,53c,53dを一例に説明を行ってきたが、これとは異なるシンボル(例えば機能を表す絵など)を用いてもよい。
(変形例5)
以上の説明では、レンズ一体型のデジタルカメラに本発明を適用した形態について説明したが、本発明はこのような実施の形態に限定されず、例えばレンズ交換可能ないわゆる一眼レフレックス方式のデジタルカメラや、レフレックスミラーを有さないレンズ交換可能なデジタルカメラに本発明を適用することも可能である。
以上の説明では、レンズ一体型のデジタルカメラに本発明を適用した形態について説明したが、本発明はこのような実施の形態に限定されず、例えばレンズ交換可能ないわゆる一眼レフレックス方式のデジタルカメラや、レフレックスミラーを有さないレンズ交換可能なデジタルカメラに本発明を適用することも可能である。
本発明の特徴を損なわない限り、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の技術的思想の範囲内で考えられるその他の形態についても、本発明の範囲内に含まれる。
10…撮像装置、21…撮影光学系、22…撮像素子、23…制御部、24…液晶モニタ、25…メモリカード、26…操作部、27…DRAM、28…フラッシュメモリ、53a,53b,53c,53d…アイコン、54…検出枠、55a,55b,55c,55d…機能実行領域
Claims (13)
- 被写体像を撮像する撮像素子と、
前記撮像素子により撮像された被写体像とその被写体像に重畳した複数のシンボルとを表示する、被写体から視認可能な表示部と、
前記撮像素子により撮像された被写体像から、その被写体の手の位置を検出する手検出部と、
前記手検出部により検出された手が、初期位置から前記複数のシンボルのいずれかに向かって動いたことに応じて、当該シンボルに対応する機能を実行する機能実行部と、
を備えることを特徴とする撮像装置。 - 請求項1に記載の撮像装置において、
前記手検出部により検出された手の初期位置を基準に、前記複数のシンボルの各々に対応する機能実行領域を設定する機能実行領域設定部を備え、
前記機能実行部は、いずれかの前記機能実行領域に手が進入したとき、当該機能実行領域に対応する機能を実行することを特徴とする撮像装置。 - 請求項2に記載の撮像装置において、
前記機能実行領域設定部は、前記手検出部により検出された手の初期位置と前記表示部による前記複数のシンボルの表示位置とに対応する位置に、前記複数の機能実行領域を設定することを特徴とする撮像装置。 - 請求項2に記載の撮像装置において、
前記機能実行領域設定部は、前記複数の機能実行領域の各々を、前記手検出部により検出された手の初期位置と当該機能実行領域に対応する前記シンボルとの間に設定することを特徴とする撮像装置。 - 請求項2〜4のいずれか一項に記載の撮像装置において、
前記機能実行領域設定部は、前記手検出部により検出された手のサイズが小さいほど、前記機能実行領域のサイズを小さくすることを特徴とする撮像装置。 - 請求項2〜5のいずれか一項に記載の撮像装置において、
前記機能実行領域設定部は、前記手検出部により検出された手のサイズが小さいほど、前記手検出部により検出された手の初期位置から前記機能実行領域までの距離を短くすることを特徴とする撮像装置。 - 請求項1〜6のいずれか一項に記載の撮像装置において、
前記表示部は、表示画面を被写体の方向とそれ以外の方向とに回動可能であることを特徴とする撮像装置。 - 請求項7に記載の撮像装置において、
前記手検出部は、前記表示部の表示画面が被写体の方向に回動したことに応じて手の位置の検出を開始することを特徴とする撮像装置。 - 請求項1〜8のいずれか一項に記載の撮像装置において、
前記機能実行部は、前記複数のシンボルのいずれかに対応する機能を実行するに際し、当該機能を実行することを被写体に報知することを特徴とする撮像装置。 - 請求項1〜9のいずれか一項に記載の撮像装置において、
前記表示部は、前記手検出部により検出された手の位置に、その手を囲う枠を表示することを特徴とする撮像装置。 - 請求項1〜10のいずれか一項に記載の撮像装置において、
前記表示部は、前記手検出部により手の位置が検出されたことを表す所定のマークを表示画面に表示することを特徴とする撮像装置。 - 請求項11に記載の撮像装置において、
前記表示部は、前記手検出部により検出された手のサイズが大きいほど前記マークのサイズを大きくすることを特徴とする撮像装置。 - 請求項11または12に記載の撮像装置において、
前記表示部は、前記手検出部により検出された手の位置に前記マークを表示することを特徴とする撮像装置。
Priority Applications (1)
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
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- 2013-06-12 JP JP2013124004A patent/JP2014241099A/ja active Pending
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