JP2014239401A - 携帯端末装置および周波数制御方法 - Google Patents

携帯端末装置および周波数制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】消費電力を抑えること。
【解決手段】第1回路110は、他の無線通信装置101との間の無線通信を行い、無線通信を実行中か否かを示す第1情報を出力する。第2回路120は、第1回路110を介した通信を行うプログラムを実行するCPU121を含み、第1回路110から出力される第1情報に基づいてCPU121の周波数を制御し、CPU121の起動状態を判定可能な第2情報を出力する。第1回路110は、第2回路120から出力される第2情報に基づいて、CPU121が起動中である場合は第1情報を第2回路120へ出力し、CPU121が起動中でない場合は第1情報を第2回路120へ出力しない。
【選択図】図1B

Description

本発明は、携帯端末装置および周波数制御方法に関する。
従来、携帯端末装置において省電力を実現するために、携帯端末装置内における上位プロセッサのソフトウェア動作状態に基づきCPU(Central Processing Unit:中央処理装置)の周波数を制御する技術がある。
たとえば、デジタルシグナルプロセッサが処理実行するアプリケーションの種類を監視し、アプリケーションの種類に応じてデジタルシグナルプロセッサの動作周波数を切り替える技術が知られている(たとえば、下記特許文献1参照。)。
特開2000−4270号公報
しかしながら、上述した従来技術では、上位プロセッサにおいてモデムの細かな通信状態を判定することができないため、モデムの通信状態に応じて上位プロセッサのCPUの周波数を制御して消費電力を抑えることが困難という問題がある。
1つの側面では、本発明は、消費電力を抑えることができる携帯端末装置および周波数制御方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、本発明の一側面によれば、他の無線通信装置との間の無線通信を行い、前記無線通信を実行中か否かを示す第1情報を出力する第1回路と、前記第1回路を介した通信を行うプログラムを実行する中央処理装置を含む第2回路と、を備える携帯端末装置の周波数制御方法であって、前記中央処理装置の起動状態を判定可能な第2情報を前記第2回路が出力し、前記第2回路から出力される第2情報に基づいて、前記第1回路が、前記中央処理装置が起動中である場合は前記第1情報を前記第2回路へ出力し、前記中央処理装置が起動中でない場合は前記第1情報を前記第2回路へ出力せず、前記第1回路から出力される第1情報に基づいて前記第2回路が前記中央処理装置の周波数を制御する携帯端末装置および周波数制御方法が提案される。
本発明の一側面によれば、消費電力を抑えることができるという効果を奏する。
図1Aは、実施の形態1にかかる携帯端末装置の一例を示す図である。 図1Bは、図1Aに示した携帯端末装置における信号の流れの一例を示す図である。 図2は、実施の形態2にかかる携帯端末装置の一例を示す図である。 図3は、ハードウェア構成の一例を示す図である。 図4は、制御テーブルの一例を示す図である。 図5は、CPU制御部による処理の一例を示すフローチャートである。 図6は、RRCコネクション制御部の処理の一例を示すフローチャートである。 図7Aは、携帯端末装置の動作の一例を示すシーケンス図(その1)である。 図7Bは、携帯端末装置の動作の一例を示すシーケンス図(その2)である。 図7Cは、携帯端末装置の動作の一例を示すシーケンス図(その3)である。 図8は、実施の形態3にかかる携帯端末装置における信号の流れの一例を示す図である。 図9は、実施の形態4にかかるRRCコネクション制御部による処理の一例を示すフローチャートである。
以下に図面を参照して、本発明にかかる携帯端末装置および周波数制御方法の実施の形態を詳細に説明する。
(実施の形態1)
(実施の形態1にかかる携帯端末装置)
図1Aは、実施の形態1にかかる携帯端末装置の一例を示す図である。図1Bは、図1Aに示した携帯端末装置における信号の流れの一例を示す図である。図1A,図1Bに示すように、実施の形態1にかかる携帯端末装置100は、無線通信装置101との間で無線通信を行う。無線通信装置101は、たとえば基地局である。携帯端末装置100は、第1回路110および第2回路120を備える。
第1回路110は、無線通信装置101との間の無線通信を行う回路である。たとえば、第1回路110は、無線通信装置101との間の無線接続を制御する制御部を有するモデムである。第1回路110は、無線通信装置101との間の無線通信を実行中か否かを示す第1情報を第2回路120へ出力する。
第1情報は、たとえば、無線通信装置101と携帯端末装置100との間の無線通信のための通信リソースが無線通信装置101によって割り当てられているか否かを示す情報である。一例としては、第1情報は、無線通信装置101と携帯端末装置100との間のRRC(Radio Resource Control:無線リソース制御)コネクションの状態を示す情報である。
第2回路120は、CPU121を含む。CPU121は、第1回路110を介した無線通信装置101との通信を行うプログラムを実行する。第2回路120は、第1回路110から出力される第1情報に基づいてCPU121の周波数(動作周波数)を制御する。たとえば、第2回路120は、無線通信装置101と携帯端末装置100との間の無線通信の状態と、CPU121の周波数と、の対応情報に基づいてCPU121の周波数を制御する。また、たとえば、第2回路120は、第1回路110が無線通信装置101との無線通信を実行中である場合は、第1回路110が無線通信装置101との無線通信を実行中でない場合よりもCPU121の周波数を高くする。
このように、第1回路110が無線通信装置101との間の無線通信を実行中か否かを第2回路120へ通知することにより、第2回路120において、無線通信装置101との間の細かな通信の有無をCPU121の周波数に反映させることが可能になる。
このため、第1回路110が無線通信装置101との間で無線通信を行っている期間のうちのCPU121の周波数を高くする期間を長くし、CPU121の動作遅延による第1回路110の無線通信の遅延を抑えることができる。また、第1回路110が無線通信装置101との間で無線通信を行っていない期間のうちのCPU121の周波数を低くする期間を長くし、第2回路120における消費電力を抑えることができる。
<CPUの起動状態に応じた通知の制御>
また、第2回路120は、CPU121の起動状態を判定可能な第2情報を第1回路110へ出力する。CPU121の起動状態は、たとえば、CPU121が起動中であるか待機中(たとえばスリープモード)であるかの状態である。たとえば、CPU121は、ユーザが携帯端末装置100を使用していない場合に待機中となる。また、CPU121は、待機中に第1回路110から第1情報が出力されると起動(たとえばスリープモードから復帰)する。
たとえば、携帯端末装置100は、ユーザに対して画面を表示するディスプレイを備える。そして、CPU121の起動状態は、ディスプレイの起動状態に応じて切り替わるように制御されているとする。この場合は、CPU121の起動状態を判定可能な第2情報は、たとえば、ディスプレイが起動状態であるか否かを示す情報とすることができる。ただし、第2情報はこれに限らず、CPU121の起動状態を直接的または間接的に判定可能な情報であればよい。
第1回路110は、第2回路120から出力される第2情報に基づいて、第2回路120のCPU121の起動状態を判定する。そして、第1回路110は、CPU121が起動中であると判定した場合は第1情報を第2回路120へ出力し、CPU121が起動中でない場合は第1情報を第2回路120へ出力しない。
このように、CPU121の待機中(スリープモード)は、無線通信装置101との間の無線通信を実行中か否かを示す第1情報を第1回路110から第2回路120へ通知しないようにする。これにより、CPU121の起動状態への復帰(スリープモードの解除)を回避し、第2回路120における消費電力を抑えることができる。
また、CPU121の待機中は、ユーザが携帯端末装置100を使用していない可能性が高いため、細かな通信の有無に応じてCPU121の周波数を制御しなくても、ユーザへの利便性の低下を抑えることができる。また、CPU121の周波数を低くしておけば、第2回路120における消費電力を抑えることができる。なお、ユーザが携帯端末装置100を使用していない場合における通信には、たとえばユーザ操作によらずにバックグラウンドで動作するアプリケーションによる通信がある。
<ユーザ操作を伴うプログラムの起動状態に基づく周波数制御>
また、CPU121が実行するプログラムには、ユーザ操作によって第1回路110を介した通信を行う所定プログラムが含まれていてもよい。所定プログラムは、一例としては、ウェブページを閲覧するウェブブラウザや、ストリーミング動画の閲覧アプリケーション等である。第2回路120は、第1情報が示す無線通信の状態および所定プログラムの起動状態の組み合わせに基づいてCPU121の周波数を制御してもよい。
たとえば、第2回路120は、無線通信装置101と携帯端末装置100との間の無線通信の状態および所定プログラムの起動状態の組み合わせと、CPU121の周波数と、の対応情報に基づいてCPU121の周波数を制御する。
これにより、携帯端末装置100のユーザによる使用状態(たとえば操作や閲覧を行っているか否か)に応じてCPU121の周波数を制御することができる。このため、ユーザによる使用中はCPU121の周波数を上げて携帯端末装置100の動作を高速化するとともに、非使用中はCPU121の周波数を下げて携帯端末装置100の消費電力を抑えることができる。
(実施の形態2)
(実施の形態2にかかる携帯端末装置)
図2は、実施の形態2にかかる携帯端末装置の一例を示す図である。図2に示すように、実施の形態2にかかる携帯端末装置200は、アンテナ201と、モデム部210と、ユーザI/F230と、上位プロセッサ220と、を備える。携帯端末装置200は、たとえばスマートフォンやフィーチャーフォンなどの携帯端末である。
モデム部210は、上位プロセッサ220からの制御により、アンテナ201を用いた他の無線通信装置との間の無線通信の処理を行う。たとえば、モデム部210は、アンテナ201が送受信する信号を処理するRFIC(Radio Frequency Integrated Circuit:高周波回路)や、ベースバンド帯でデジタル処理を行うBB−LSI(Base Band−Large Scale Integration)などを含む。
また、モデム部210は、プロセッサ間通信処理部211と、RRCコネクション制御部212と、を備える。プロセッサ間通信処理部211は、上位プロセッサ220との間の通信処理を行う。RRCコネクション制御部212は、他の無線通信装置との間の無線通信におけるRRCコネクションを終端する。RRCコネクションは、3GPP(3rd Generation Partnership Project)が規定する無線最下位レイヤのコネクションである。
上位プロセッサ220は、モデム部210を制御する上位プロセッサである。上位プロセッサは、たとえば操作画面などユーザが利用するアプリケーションを実行するCPUを含む。また、上位プロセッサ220は、モデム間通信処理部221と、CPU制御部222と、を備える。モデム間通信処理部221は、モデム部210との間の通信処理を行う。CPU制御部222は、モデム間通信処理部221の実行主体である上位プロセッサのCPUの周波数(動作周波数)を制御する。
携帯端末装置200においては、モデム部210から上位プロセッサ220へRRCコネクション状態を通知するためのインターフェース(プロセッサ間通信処理部211およびモデム間通信処理部221)が設けられる。そして、モデム部210のRRCコネクション制御部212が終端するRRCコネクションの状態に応じて上位プロセッサ220のCPU制御部222が上位プロセッサ220のCPUの周波数を制御する。これにより、パケット通信状態を的確に上位プロセッサ220のCPUの周波数に反映させることが可能になる。
ユーザI/F230は、ユーザからの操作入力を受け付ける入力デバイスや、ユーザへ情報を出力する出力デバイスなどを含むユーザインターフェースである。入力デバイスは、たとえばキー(たとえばキーボード)やリモコンなどによって実現することができる。出力デバイスは、たとえばディスプレイやスピーカなどによって実現することができる。また、タッチパネルなどによって入力デバイスおよび出力デバイスを実現してもよい。ユーザI/F230は、たとえば上位プロセッサ220のCPUによって制御される。また、携帯端末装置200のユーザI/F230は少なくともディスプレイを含む。
図1A,図1Bに示した携帯端末装置100は、たとえば携帯端末装置200によって実現することができる。図1A,図1Bに示した第1回路110は、たとえばモデム部210によって実現することができる。図1A,図1Bに示した第2回路120は、たとえば上位プロセッサ220によって実現することができる。図1A,図1Bに示したCPU121は、たとえば上位プロセッサ220のCPUである。
(プロセッサ処理部のハードウェア構成)
図3は、ハードウェア構成の一例を示す図である。図2に示した上位プロセッサ220は、たとえば図3に示す情報処理装置300によって実現することができる。情報処理装置300は、CPU301と、RAM302と、不揮発メモリ303と、通信I/F304と、を備える。CPU301、RAM302、不揮発メモリ303および通信I/F304は、バス309によって接続される。
CPU301は、情報処理装置300の全体の制御を司る。RAM302(Random Access Memory:ランダムアクセスメモリ)は、CPU301のワークエリアとして使用される。不揮発メモリ303は、たとえば磁気ディスク、フラッシュメモリなどの不揮発メモリである。不揮発メモリ303には、情報処理装置300を動作させる各種のプログラムが記憶されている。不揮発メモリ303に記憶されたプログラムは、RAM302にロードされてCPU301によって実行される。
通信I/F304は、たとえば情報処理装置300の外部との間で通信を行う通信インターフェースである。通信I/F304は、CPU301によって制御される。
図2に示したモデム間通信処理部221は、たとえばCPU301および通信I/F304によって実現することができる。図2に示したCPU制御部222は、たとえばCPU301によって実現することができる。また、CPU制御部222による周波数の制御対象は、たとえばCPU301である。
また、図2に示したモデム部210も、図3に示す情報処理装置300によって実現することができる。この場合の通信I/F304には、たとえば、CPU301からの制御により信号の符号化、変調、復調および復号を行うベースバンド処理回路や、ベースバンド処理回路とアンテナ201との間のインターフェースとなるRFICが含まれる。
(制御テーブル)
図4は、制御テーブルの一例を示す図である。図2に示した上位プロセッサ220には、たとえば図4に示す制御テーブル400が記憶される。たとえば、制御テーブル400は、図3に示したRAM302または不揮発メモリ303に記憶される。
制御テーブル400においては、通信アプリ状態とRRCコネクション状態の組み合わせごとに、CPU周波数が対応付けられている。通信アプリ状態は、上位プロセッサ220における通信アプリ(たとえばブラウザ)の状態(起動中または非起動中)である。RRCコネクション状態は、携帯端末装置200におけるRRCコネクションの確立状態(確立中または非確立中)である。
CPU周波数は、上位プロセッサ220のCPU(たとえばCPU301)の周波数である。図4に示す例では、CPU周波数は「高」、「中」、「低」のいずれかである。「高」、「中」、「低」は、それぞれ異なる周波数または周波数の範囲を示している。
CPU制御部222は、上位プロセッサ220におけるアプリケーションの実行状態に基づいて通信アプリ状態を取得する。また、CPU制御部222は、RRCコネクション状態をモデム部210から取得する。そして、CPU制御部222は、取得した通信アプリ状態およびRRCコネクション状態の組み合わせに対応するCPU周波数を制御テーブル400から取得し、CPU301の周波数を、取得したCPU周波数に設定する。
(CPU制御部による処理)
図5は、CPU制御部による処理の一例を示すフローチャートである。上位プロセッサ220のCPU制御部222は、たとえば図5に示す各ステップを実行する。まず、CPU制御部222は、モデム部210からRRCコネクション状態の変化の通知があったか否かを判断する(ステップS501)。RRCコネクション状態の変化の通知は、たとえばRRCコネクションを確立したことを通知するRRCコネクション確立通知、またはRRCコネクションを解放したことを通知するRRCコネクション解放通知である。
ステップS501において、RRCコネクション状態の通知があった場合(ステップS501:Yes)は、CPU制御部222は、通知に応じてCPU301の周波数を設定する(ステップS502)。たとえば、CPU制御部222は、通知が示す変化後のRRCコネクション状態と、記憶しているアプリ状態と、の組み合わせに対応するCPU周波数を制御テーブル400から取得し、CPU301の周波数を、取得したCPU周波数に設定する。また、CPU制御部222は、通知が示す変化後のRRCコネクション状態を記憶し、ステップS501へ戻る。
ステップS501において、RRCコネクション状態の通知がなかった場合(ステップS501:No)は、CPU制御部222は、上位プロセッサ220のアプリケーションの実行部からアプリ状態の変化の通知があったか否かを判断する(ステップS503)。アプリ状態の変化の通知は、たとえば、ウェブブラウザなどの通信アプリが起動されたことを示す起動通知や、通信アプリが終了したことを示す終了通知である。アプリ状態の通知がなかった場合(ステップS503:No)は、CPU制御部222は、ステップS501へ戻る。
ステップS503において、アプリ状態の通知があった場合(ステップS503:Yes)は、CPU制御部222は、ステップS502へ移行する。この場合は、たとえば、CPU制御部222は、記憶しているRRCコネクション状態と、通知が示す変化後のアプリ状態と、の組み合わせに対応するCPU周波数を制御テーブル400から取得し、CPU301の周波数を、取得したCPU周波数に設定する。また、CPU制御部222は、通知が示す変化後のアプリ状態を記憶し、ステップS501へ戻る。
(RRCコネクション制御部の処理)
図6は、RRCコネクション制御部の処理の一例を示すフローチャートである。モデム部210のRRCコネクション制御部212は、RRCコネクションの終端処理を行いながら、たとえば図6に示す各ステップを実行する。まず、RRCコネクション制御部212は、RRCコネクション状態の変化があったか否かを判断する(ステップS601)。
ステップS601において、RRCコネクション状態の変化がなかった場合(ステップS601:No)は、RRCコネクション制御部212は、上位プロセッサ220からディスプレイの状態変化を示す通知があったか否かを判断する(ステップS602)。ディスプレイの状態変化を示す通知は、たとえば、携帯端末装置200のディスプレイが起動したことを示すディスプレイ起動通知や、携帯端末装置200のディスプレイが停止したことを示すディスプレイ停止通知である。
ステップS602において、ディスプレイの状態変化を示す通知がなかった場合(ステップS602:No)は、RRCコネクション制御部212は、ステップS601へ戻る。ディスプレイの状態変化を示す通知があった場合(ステップS602:Yes)は、RRCコネクション制御部212は、通知が示すディスプレイの変化後の状態を記憶し(ステップS603)、ステップS601へ戻る。
ステップS601において、RRCコネクション状態の変化があった場合(ステップS601:Yes)は、RRCコネクション制御部212は、携帯端末装置200のディスプレイが起動しているか否かを判断する(ステップS604)。たとえば、RRCコネクション制御部212は、ステップS603によって記憶した状態によってディスプレイが起動しているか否かを判断することができる。
また、ステップS604をまだ実行していない場合は、RRCコネクション制御部212は、たとえばディスプレイが起動していると判断する。ディスプレイが起動していないと判断した場合(ステップS604:No)は、RRCコネクション制御部212は、上位プロセッサ220へRRCコネクション状態を通知せずに、ステップS601へ戻る。
ステップS604において、ディスプレイが起動していると判断した場合(ステップS604:Yes)は、RRCコネクション制御部212は、上位プロセッサ220へRRCコネクション状態の変化を通知し(ステップS605)、ステップS601へ戻る。
(携帯端末装置の動作)
図7A〜図7Cは、携帯端末装置の動作の一例を示すシーケンス図である。図7A〜図7Cにおいて、ブラウザ731およびバックグラウンドアプリ732は、上位プロセッサ220によって実行される通信アプリである。ブラウザ731はユーザの操作によって起動されて通信を行う。バックグラウンドアプリ732は、ユーザの操作によらずにバックグラウンドで動作し、自動的に通信を行う。また、バックグラウンドアプリ732は、上位プロセッサ220のスリープモード中においても動作可能であるとする。
パケット制御/監視部733は、上位プロセッサ220において実現され、ブラウザ731およびバックグラウンドアプリ732によるパケットの送受信の制御および監視を行う。接続プロシジャ734は、上位プロセッサ220において実現され、通信網740への接続制御を行う。通信網740は、携帯端末装置200が無線通信によって接続する通信網(たとえば基地局)である。
まず、図7Aに示すように、携帯端末装置200が起動すると、CPU制御部222が、CPU301の周波数を「低」に設定する(ステップS701)。また、接続プロシジャ734が、通信網740との間のパケット呼の確立を要求するパケット呼確立要求をRRCコネクション制御部212へ出力する(ステップS702)。
つぎに、RRCコネクション制御部212が、通信網740との間でRRCコネクションを確立する(ステップS703)。そして、携帯端末装置200と通信網740との間でパケットアイドル状態になると、RRCコネクション制御部212は、通信網740との間のRRCコネクションを解放する(ステップS704)。ステップS703,S704においてRRCコネクション状態が変化するが、この時点で携帯端末装置200のディスプレイは起動していないため、RRCコネクション制御部212は、RRCコネクション状態の変化を上位プロセッサ220へ通知しない。
つぎに、バックグラウンドアプリ732が、通信網740へのパケットの送信を要求するパケット送信要求をパケット制御/監視部733へ出力したとする(ステップS705)。つぎに、パケット制御/監視部733が、パケット送信要求をRRCコネクション制御部212へ出力する(ステップS706)。
つぎに、RRCコネクション制御部212が、通信網740との間でRRCコネクションを確立する(ステップS707)。そして、携帯端末装置200と通信網740との間でパケットアイドル状態になると、RRCコネクション制御部212は、通信網740との間のRRCコネクションを解放する(ステップS708)。ステップS707,S708においてRRCコネクション状態が変化するが、この時点で携帯端末装置200のディスプレイは起動していないため、RRCコネクション制御部212は、RRCコネクション状態の変化を上位プロセッサ220へ通知しない。
つぎに、携帯端末装置200のユーザからの操作によりブラウザ731が起動し(ステップS709)、それにともなって携帯端末装置200のディスプレイがオフからオンになったとする。この場合は、たとえばブラウザ731が、ディスプレイ起動通知が起動したことを通知するディスプレイ起動通知をRRCコネクション制御部212へ出力する(ステップS710)。また、ブラウザ731が、ブラウザが起動したことを通知するブラウザ起動通知をCPU制御部222へ出力する(ステップS711)。
つぎに、CPU制御部222が、ステップS711によって出力されたブラウザ起動通知と、RRCコネクション状態と、に基づいてCPU301の周波数を設定する(ステップS712)。ステップS712において、CPU制御部222は、アプリ状態が「起動中」であり、RRCコネクション状態が「非確立中」(初期値)であると判断し、CPU301の周波数を「中」に設定する(たとえば図4参照)。
つぎに、図7Bに示すように、ブラウザ731がウェブアクセスを開始したとする(ステップS713)。この場合は、ブラウザ731が、通信網740へのパケットの送信を要求するパケット送信要求をパケット制御/監視部733へ出力する(ステップS714)。つぎに、パケット制御/監視部733が、パケット送信要求をRRCコネクション制御部212へ出力する(ステップS715)。
つぎに、RRCコネクション制御部212が、通信網740との間でRRCコネクションを確立する(ステップS716)。ステップS716においては、RRCコネクション状態が変化し、かつRRCコネクション制御部212はステップS710においてディスプレイ起動通知を受け取っている。このため、RRCコネクション制御部212は、RRCコネクションを確立したことを通知するRRCコネクション確立通知を接続プロシジャ734へ出力する(ステップS717)。
つぎに、接続プロシジャ734が、RRCコネクション確立通知をCPU制御部222へ出力する(ステップS718)。つぎに、CPU制御部222が、ステップS718によって出力されたRRCコネクション確立通知と、アプリ状態と、に基づいてCPU301の周波数を設定する(ステップS719)。ステップS719において、CPU制御部222は、アプリ状態が「起動中」であり、RRCコネクション状態が「確立中」であると判断し、CPU301の周波数を「高」に設定する(たとえば図4参照)。
つぎに、ブラウザ731がウェブアクセスを終了したとする(ステップS720)。これにともない、携帯端末装置200と通信網740との間でパケットアイドル状態になると、RRCコネクション制御部212が、通信網740との間のRRCコネクションを解放する(ステップS721)。ステップS721においては、RRCコネクション状態が変化し、かつRRCコネクション制御部212はステップS710においてディスプレイ起動通知を受け取っている。このため、RRCコネクション制御部212は、RRCコネクション解放通知を接続プロシジャ734へ出力する(ステップS722)。
つぎに、接続プロシジャ734が、RRCコネクション解放通知をCPU制御部222へ出力する(ステップS723)。つぎに、CPU制御部222が、ステップS723によって出力されたRRCコネクション解放通知と、アプリ状態と、に基づいてCPU301の周波数を設定する(ステップS724)。ステップS724において、CPU制御部222は、アプリ状態が「起動中」であり、RRCコネクション状態が「非確立中」であると判断し、CPU301の周波数を「中」に設定する(たとえば図4参照)。
つぎに、図7Cに示すように、携帯端末装置200のユーザからの操作によりブラウザ731が終了したとする(ステップS725)。この場合は、たとえばブラウザ731が、終了直前に、ブラウザ731の終了を通知するブラウザ終了通知をCPU制御部222へ出力する(ステップS726)。
つぎに、CPU制御部222が、ステップS726によって出力されたブラウザ終了通知と、RRCコネクション状態と、に基づいてCPU301の周波数を設定する(ステップS727)。ステップS727において、CPU制御部222は、アプリ状態が「非起動中」であり、RRCコネクション状態が「非確立中」であると判断し、CPU301の周波数を「低」に設定する(たとえば図4参照)。
また、ブラウザ731の終了に伴い、携帯端末装置200のディスプレイも停止するとする。この場合は、たとえばブラウザ731が、ディスプレイの停止を通知するディスプレイ停止通知をCPU制御部222へ出力する(ステップS728)。ただし、ディスプレイ停止通知は、ブラウザ731ではなく、上位プロセッサ220において実現される他の機能によって出力されてもよい。
つぎに、たとえばディスプレイの停止に伴い、上位プロセッサ220がスリープモードへ移行したとする(ステップS729)。そして、上位プロセッサ220のスリープモード中に、バックグラウンドアプリ732が、通信網740へのパケットの送信を要求するパケット送信要求をパケット制御/監視部733へ出力したとする(ステップS730)。つぎに、パケット制御/監視部733が、パケット送信要求をRRCコネクション制御部212へ出力する(ステップS731)。
つぎに、RRCコネクション制御部212が、通信網740との間でRRCコネクションを確立する(ステップS732)。そして、携帯端末装置200と通信網740との間でパケットアイドル状態になると、RRCコネクション制御部212は、通信網740との間のRRCコネクションを解放する(ステップS733)。
ステップS732,S733においてRRCコネクション状態が変化するが、この時点でCPU制御部222は、ディスプレイ停止通知を受け取っている。このため、RRCコネクション制御部212は、RRCコネクション状態の変化を上位プロセッサ220へ通知しない。これにより、上位プロセッサ220のスリープモードが、バックグラウンドアプリ732の通信によって解除されることを回避することができる。
このように、実施の形態2にかかる携帯端末装置200によれば、RRCコネクション状態をモデム部210から上位プロセッサ220へ通知することにより細かな通信の有無をCPU301の周波数に反映させることができる。また、上位プロセッサ220のスリープ中はRRCコネクション状態を通知しないことにより、上位プロセッサ220のスリープ解除を回避し、消費電力を抑えることができる。
(実施の形態3)
実施の形態3について、実施の形態1と異なる部分について説明する。
(実施の形態3にかかる携帯端末装置)
実施の形態3にかかる携帯端末装置100の構成は、たとえば図1Aに示した携帯端末装置100の構成と同様である。
図8は、実施の形態3にかかる携帯端末装置における信号の流れの一例を示す図である。図8において、図1Bに示した部分と同様の部分については同一の符号を付して説明を省略する。図8に示すように、第2回路120は、CPU121の起動状態を判定可能な第2情報を第1回路110へ出力しなくてもよい。また、第1回路110は、第2回路120から出力される第2情報に基づく第1情報の出力、非出力を切り替えなくてもよい。
この場合も、第1回路110が無線通信装置101との間の無線通信を実行中か否かを第2回路120へ通知することにより、第2回路120において、無線通信装置101との間の細かな通信の有無をCPU121の周波数に反映させることが可能になる。
このため、第1回路110が無線通信装置101と間で無線通信を行っている期間のうちのCPU121の周波数を高くする期間を長くし、CPU121の動作遅延による第1回路110の無線通信の遅延を抑えることができる。また、第1回路110が無線通信装置101との間で無線通信を行っていない期間のうちのCPU121の周波数を低くする期間を長くし、第2回路120における消費電力を抑えることができる。
(実施の形態4)
実施の形態4について、実施の形態2と異なる部分について説明する。実施の形態4にかかる携帯端末装置200の構成は、たとえば図2に示した携帯端末装置200の構成と同様である。
実施の形態4にかかるモデム部210は、携帯端末装置200のディスプレイの起動状態などの、上位プロセッサ220のCPUの起動状態を判定可能な情報をモデム部210へ出力しなくてもよい。また、モデム部210のRRCコネクション制御部212は、上位プロセッサ220のCPUの起動状態に関わらず、RRCコネクション状態を上位プロセッサ220へ通知してもよい。
(実施の形態4にかかるRRCコネクション制御部による処理)
図9は、実施の形態4にかかるRRCコネクション制御部による処理の一例を示すフローチャートである。実施の形態4にかかるモデム部210のRRCコネクション制御部212は、RRCコネクションの終端処理を行いながら、たとえば図9に示す各ステップを実行する。まず、RRCコネクション制御部212は、RRCコネクション状態の変化があったか否かを判断し(ステップS901)、RRCコネクション状態の変化があるまで待つ(ステップS901:Noのループ)。
ステップS901において、RRCコネクション状態の変化があった場合(ステップS901:Yes)は、RRCコネクション制御部212は、上位プロセッサ220へRRCコネクション状態の変化を通知し(ステップS902)、ステップS901へ戻る。
このように、実施の形態4にかかる携帯端末装置200によれば、RRCコネクション状態をモデム部210から上位プロセッサ220へ通知することにより細かな通信の有無をCPU301の周波数に反映させることができる。
以上説明したように、携帯端末装置および周波数制御方法によれば、消費電力を抑えることができる。
たとえば、従来、モデム部210における細かな通信状態は上位プロセッサ220へ通知されていなかった。このため、上位プロセッサ220は、たとえば、一定時間内にパケット通信があったか否かによって通信状態を監視していた。しかし、パケット通信は微小時間帯でみると不連続な動作であり、また、モデム部210による監視間隔がモデム部210の通信状態の変化と一致しない場合もあるため、モデム部210における細かな通信状態を精度よく判定することができなかった。
このため、RRCコネクションが確立されて通信中であってもCPUの周波数を下げ過ぎたり、RRCコネクションが解放されて非通信中であってもCPUの周波数を上げ過ぎたりするなど、不適切なCPU制御が行われる場合があった。
これに対して、携帯端末装置200においては、たとえば、通常ではモデム部210に閉じているRRCコネクションの状態を上位プロセッサ220へ通知する手段を設け、上位プロセッサ220の動作条件の決定条件に、その通知状態を加味することができる。このため、より適切なCPU制御を実現することができる。
また、たとえば、上位プロセッサ220の画面状態など携帯端末装置200の状態に依存した情報をモデム部210へ通知し、その状態によりRRCコネクションの状態を通知するか否かを判断することができる。このため、上位プロセッサ220がスリープ中に起床(起動)することを防止することができる。
また、モデム部210の状態と上位プロセッサ220の状態(CPUの周波数)を一致させることにより、携帯端末装置100の動作として統一したCPU制御を行うことができる。このため、無線通信が行われない状態で無用に上位プロセッサ220の資源を割り当てたり、通信を要する状態で上位プロセッサ220の資源が割り当てられておらず処理に遅延が発生したりすることを回避し、適切なCPU制御を実現することができる。
上述した各実施の形態に関し、さらに以下の付記を開示する。
(付記1)他の無線通信装置との間の無線通信を行い、前記無線通信を実行中か否かを示す第1情報を出力する第1回路と、
前記第1回路を介した通信を行うプログラムを実行する中央処理装置を含み、前記第1回路から出力される第1情報に基づいて前記中央処理装置の周波数を制御し、前記中央処理装置の起動状態を判定可能な第2情報を出力する第2回路と、
を備え、
前記第1回路は、前記第2回路から出力される第2情報に基づいて、前記中央処理装置が起動中である場合は前記第1情報を前記第2回路へ出力し、前記中央処理装置が起動中でない場合は前記第1情報を前記第2回路へ出力しない、
ことを特徴とする携帯端末装置。
(付記2)前記第1情報は、前記他の無線通信装置によって前記無線通信のための通信リソースが割り当てられているか否かを示す情報であることを特徴とする付記1に記載の携帯端末装置。
(付記3)前記第1情報は、RRC(Radio Resource Control)コネクションの状態を示す情報であることを特徴とする付記2に記載の携帯端末装置。
(付記4)前記中央処理装置は、前記起動状態でないときに前記第1回路から前記第1情報が出力されると前記起動状態になることを特徴とする付記1〜3のいずれか一つに記載の携帯端末装置。
(付記5)画面を表示するディスプレイを備え、
前記中央処理装置の起動状態は、前記ディスプレイの起動状態に応じて切り替わり、
前記第2情報は、前記ディスプレイが起動状態であるか否かを示す情報である、
ことを特徴とする付記1〜4のいずれか一つに記載の携帯端末装置。
(付記6)前記第2回路は、前記無線通信の状態と、前記中央処理装置の周波数と、の対応情報に基づいて前記中央処理装置の周波数を制御することを特徴とする付記1〜5のいずれか一つに記載の携帯端末装置。
(付記7)前記プログラムは、ユーザ操作によって前記第1回路を介した通信を行う所定プログラムを含み、
前記第2回路は、前記第1情報および前記所定プログラムの起動状態の組み合わせに基づいて前記中央処理装置の周波数を制御する、
ことを特徴とする付記1〜6のいずれか一つに記載の携帯端末装置。
(付記8)前記第2回路は、前記第1情報が示す前記無線通信の状態および前記所定プログラムの起動状態の組み合わせと、前記中央処理装置の周波数と、の対応情報に基づいて前記中央処理装置の周波数を制御することを特徴とする付記7に記載の携帯端末装置。
(付記9)前記所定プログラムはウェブブラウザを含むことを特徴とする付記7または8に記載の携帯端末装置。
(付記10)前記第2回路は、前記第1回路が前記無線通信を実行中である場合は、前記第1回路が前記無線通信を実行中でない場合よりも前記中央処理装置の周波数を高くすることを特徴とする付記1〜9のいずれか一つに記載の携帯端末装置。
(付記11)他の無線通信装置との間の無線通信を行い、前記無線通信を実行中か否かを示す情報を出力する第1回路と、
前記第1回路を介した通信を行うプログラムを実行する中央処理装置を含み、前記第1回路から出力される情報に基づいて前記中央処理装置の周波数を制御する第2回路と、
を備えることを特徴とする携帯端末装置。
(付記12)他の無線通信装置との間の無線通信を行い、前記無線通信を実行中か否かを示す第1情報を出力する第1回路と、前記第1回路を介した通信を行うプログラムを実行する中央処理装置を含む第2回路と、を備える携帯端末装置の周波数制御方法であって、
前記中央処理装置の起動状態を判定可能な第2情報を前記第2回路が出力し、
前記第2回路から出力される第2情報に基づいて、前記第1回路が、前記中央処理装置が起動中である場合は前記第1情報を前記第2回路へ出力し、前記中央処理装置が起動中でない場合は前記第1情報を前記第2回路へ出力せず、
前記第1回路から出力される第1情報に基づいて前記第2回路が前記中央処理装置の周波数を制御する、
ことを特徴とする周波数制御方法。
(付記13)他の無線通信装置との間の無線通信を行う第1回路と、前記第1回路を介した通信を行うプログラムを実行する中央処理装置を含む第2回路と、を備える携帯端末装置の周波数制御方法であって、
前記第1回路が、前記無線通信を実行中か否かを示す情報を出力し、
前記第1回路から出力される情報に基づいて前記第2回路が前記中央処理装置の周波数を制御する、
ことを特徴とする周波数制御方法。
100,200 携帯端末装置
101 無線通信装置
110 第1回路
120 第2回路
121,301 CPU
201 アンテナ
210 モデム部
211 プロセッサ間通信処理部
212 RRCコネクション制御部
220 上位プロセッサ
221 モデム間通信処理部
222 CPU制御部
230 ユーザI/F
300 情報処理装置
302 RAM
303 不揮発メモリ
304 通信I/F
309 バス
400 制御テーブル
731 ブラウザ
732 バックグラウンドアプリ
733 パケット制御/監視部
734 接続プロシジャ
740 通信網

Claims (7)

  1. 他の無線通信装置との間の無線通信を行い、前記無線通信を実行中か否かを示す第1情報を出力する第1回路と、
    前記第1回路を介した通信を行うプログラムを実行する中央処理装置を含み、前記第1回路から出力される第1情報に基づいて前記中央処理装置の周波数を制御し、前記中央処理装置の起動状態を判定可能な第2情報を出力する第2回路と、
    を備え、
    前記第1回路は、前記第2回路から出力される第2情報に基づいて、前記中央処理装置が起動中である場合は前記第1情報を前記第2回路へ出力し、前記中央処理装置が起動中でない場合は前記第1情報を前記第2回路へ出力しない、
    ことを特徴とする携帯端末装置。
  2. 前記第1情報は、前記他の無線通信装置によって前記無線通信のための通信リソースが割り当てられているか否かを示す情報であることを特徴とする請求項1に記載の携帯端末装置。
  3. 画面を表示するディスプレイを備え、
    前記中央処理装置の起動状態は、前記ディスプレイの起動状態に応じて切り替わり、
    前記第2情報は、前記ディスプレイが起動状態であるか否かを示す情報である、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の携帯端末装置。
  4. 前記プログラムは、ユーザ操作によって前記第1回路を介した通信を行う所定プログラムを含み、
    前記第2回路は、前記第1情報および前記所定プログラムの起動状態の組み合わせに基づいて前記中央処理装置の周波数を制御する、
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の携帯端末装置。
  5. 他の無線通信装置との間の無線通信を行い、前記無線通信を実行中か否かを示す情報を出力する第1回路と、
    前記第1回路を介した通信を行うプログラムを実行する中央処理装置を含み、前記第1回路から出力される情報に基づいて前記中央処理装置の周波数を制御する第2回路と、
    を備えることを特徴とする携帯端末装置。
  6. 他の無線通信装置との間の無線通信を行い、前記無線通信を実行中か否かを示す第1情報を出力する第1回路と、前記第1回路を介した通信を行うプログラムを実行する中央処理装置を含む第2回路と、を備える携帯端末装置の周波数制御方法であって、
    前記中央処理装置の起動状態を判定可能な第2情報を前記第2回路が出力し、
    前記第2回路から出力される第2情報に基づいて、前記第1回路が、前記中央処理装置が起動中である場合は前記第1情報を前記第2回路へ出力し、前記中央処理装置が起動中でない場合は前記第1情報を前記第2回路へ出力せず、
    前記第1回路から出力される第1情報に基づいて前記第2回路が前記中央処理装置の周波数を制御する、
    ことを特徴とする周波数制御方法。
  7. 他の無線通信装置との間の無線通信を行う第1回路と、前記第1回路を介した通信を行うプログラムを実行する中央処理装置を含む第2回路と、を備える携帯端末装置の周波数制御方法であって、
    前記第1回路が、前記無線通信を実行中か否かを示す情報を出力し、
    前記第1回路から出力される情報に基づいて前記第2回路が前記中央処理装置の周波数を制御する、
    ことを特徴とする周波数制御方法。
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