JP2014231815A - 二軸回転ポンプ - Google Patents

二軸回転ポンプ Download PDF

Info

Publication number
JP2014231815A
JP2014231815A JP2013114154A JP2013114154A JP2014231815A JP 2014231815 A JP2014231815 A JP 2014231815A JP 2013114154 A JP2013114154 A JP 2013114154A JP 2013114154 A JP2013114154 A JP 2013114154A JP 2014231815 A JP2014231815 A JP 2014231815A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pump
cylinder
rotors
end wall
rotary pump
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2013114154A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5663798B2 (ja
Inventor
吉田 洋介
Yosuke Yoshida
洋介 吉田
文彦 山田
Fumihiko Yamada
文彦 山田
俊 宮澤
Shun Miyazawa
俊 宮澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Orion Machinery Co Ltd
Original Assignee
Orion Machinery Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority to JP2013114154A priority Critical patent/JP5663798B2/ja
Application filed by Orion Machinery Co Ltd filed Critical Orion Machinery Co Ltd
Priority to PCT/JP2014/064230 priority patent/WO2014192852A1/ja
Priority to US14/782,735 priority patent/US10077773B2/en
Priority to PCT/JP2014/064229 priority patent/WO2014192851A1/ja
Priority to CN201480024781.6A priority patent/CN105164420B/zh
Priority to KR1020157024329A priority patent/KR101928804B1/ko
Priority to DE112014002619.0T priority patent/DE112014002619B4/de
Publication of JP2014231815A publication Critical patent/JP2014231815A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5663798B2 publication Critical patent/JP5663798B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Applications Or Details Of Rotary Compressors (AREA)

Abstract

【課題】回転軸の軸線方向に複数のロータを備える場合、その複数のロータの熱膨張が合算される影響を避け、サイドクリアランスをより小さくして、気体漏れの発生をより小さくでき、ポンプ性能をより向上させることができる二軸回転ポンプを提供すること。【解決手段】二つのロータ30、30同士が非接触で回転されると共に、二つのロータ30、30がシリンダ50の内面にも非接触で回転されるように、回転軸20それぞれの両端に、シリンダ50と二つのロータ30、30によって構成される単位ポンプ構成10が設けられ、その単位ポンプ構成10、10のどちらも、前記二つのロータ30、30が、該二つのロータ30、30における回転軸20、20の軸方向の片側であって両方の単位ポンプ構成10、10の間に配された軸受40、40によって回転軸20、20を介して片持ち状態に支持されている。【選択図】図1

Description

本発明は、二つのロータ同士が微小なクリアランスを保って非接触で回転されると共に、前記二つのロータがシリンダの内面にも微小なクリアランスを保って非接触で回転されるように、前記ロータを備える二つの回転軸が軸受によって支持されて設けられ、気体を前記シリンダ内へ吸気して圧縮された気体を前記シリンダから排気する二軸回転ポンプに関する。
二軸回転ポンプとしては、クローロータを搭載する非接触型の真空ポンプであるクローポンプがある。例えば、本出願人が先に提案したクローポンプの排気構造及び排気方法によれば、ポンプ室を形成するシリンダと、シリンダの端面を塞ぐ一方のサイドプレート及び他方のサイドプレートと、シリンダ内で平行に位置するように配されて反対方向に回転される二つの回転軸と、その二つの回転軸のそれぞれに一体的に固定されて設けられ、相互に非接触状態で噛合って吸入した気体を圧縮できるように鉤形の爪部が形成された二つのロータと、回転駆動装置と、シリンダ内の気体が圧縮されないポンプ室の部分に連通する吸気口と、一方のサイドプレート及び他方のサイドプレートの両方にシリンダ内の気体が圧縮されるポンプ室の部分に開口する排気口を具備する(特許文献1参照)。これによれば、排気効率を高めることで、クローポンプのポンプ性能を向上させることができる。
このようなクローポンプなどの二軸回転ポンプについて多段ポンプとする場合、従来は軸方向に複数のロータを備える回転軸を、その複数のロータを二つの軸受で挟むように両端支持する構造になっている(特許文献2参照)。これによれば、複数(多段)のロータによって、多段のシリンダを介して気体の圧縮比を高めることができるが、各段のシリンダにおいては気体を圧縮することで発熱するため、各段のロータについて熱膨張が生じる。そして、多段のロータが一つの回転軸に配されているため、複数のロータの熱膨張が合算されるようにロータとシリンダの端壁部とのクリアランスであるサイドクリアランスに影響を及ぼすことになる。すなわち、複数のロータの熱膨張が合算されるように影響するため、サイドクリアランスをより小さくして、気体漏れの発生をより小さくすることが難しくなり、ポンプ性能を向上させることができないという課題がある。
また、クローポンプにおいては、圧縮工程があり、吸入気体(空気)を圧縮することで排気効率が向上する。このような回転ポンプの到達運転時は、吸入空気量が無いため、原理的にはポンプの空気輸送及び圧縮が無く、ポンプとしての仕事はゼロである。しかし、実際は到達運転時でも僅かな隙間からの漏れにより吸入空気は存在し、且つロータとシリンダで形成される排気開放直前の空間(密閉空間)が排気口を通じて外部(ポンプ内部から排出された大気圧以上の空気がある空間)と連通した際に、排気開放直前の空間は負圧であるため大気圧以上の排気空気がポンプ内部へ逆流する。逆流した空気は再圧縮され再度外部へ排出される。ここで無駄な工程が発生し、動力負荷及びポンプ内部温度が上昇する。なお、到達運転とは、到達圧力での運転のことで、その到達圧力とは、そのポンプの真空をつくる最大の能力である真空ポンプの吸入口を締め切ったとき(排気流量が0となったとき)に到達できる圧力のことである。
すなわち、この到達運転時などのポンプ内部へ逆流する排気空気によれば、動力負荷が上昇して運転効率が悪化する。また、その逆流する排気空気によれば、ポンプ内部温度が上昇することで、熱膨張によるロータ接触、オイルシールやベアリングなど重要部品の劣化が生じやすくなり、ポンプ装置の信頼性が低下する。これに対しては、逆流空気量を抑制するように、単純に排気開放直前の容積を減少させると、排気流量の多い場合の大気開放側(吸入される空気の圧力が大気圧に近い状態での運転がされる場合)が過圧縮状態となる。また、ポンプ内部容積の減少による流量の減少が発生するという問題が生じる。なお、排気開放直前の容積が存在する限り、逆流空気は必ず発生することになり、以上の問題を合理的に緩和することが課題になる。この課題に対して、従来は、運転条件に所要の制約をかけることによって対応しており、運転効率をより向上させることができなかった。
なお、先に本出願人は、ベーンを持つロータリー式の真空ポンプ(ベーンポンプ)については、次の構成を提案してある。真空ポンプには、気体の排気孔が設けられていて、その排気孔には第1逆止弁が備えられている。加えて、この真空ポンプの内の外気圧以上に圧縮された気体を外気中に逃がして、真空ポンプの動力ロスを少なく抑えるための圧力逃がし孔が設けられていて、その圧力逃がし孔には、第2逆止弁が備えられている。この排気孔と圧力逃がし孔とは、真空ポンプの気体の排気口を構成している(特許文献3参照)。
これによれば、シリンダを形成する壁部のうちの周壁部に逃がし孔が設けられており、圧縮されるポンプ内部が過圧縮になって温度が上昇することを抑制することができる。
特開2011−38476号公報(第1頁) 特開2002−332963号公報(図1) 特開2001−289167号公報([0020])
二軸回転ポンプに関して解決しようとする問題点は、回転軸の軸線方向に複数のロータを備える場合、その複数のロータの熱膨張が合算されるように影響するため、サイドクリアランスをより小さくして、気体漏れの発生をより小さくすることが難しくなり、ポンプ性能をより向上させることができない点にある。
そこで本発明の目的は、回転軸の軸線方向に複数のロータを備える場合、その複数のロータの熱膨張が合算されるように影響することを避け、サイドクリアランスをより小さくして、気体漏れの発生をより小さくすることができることで、ポンプ性能をより向上させることができる二軸回転ポンプを提供することにある。
本発明は、上記目的を達成するために次の構成を備える。
本発明に係る二軸回転ポンプの一形態によれば、二つのロータ同士が微小なクリアランスを保って非接触で回転されると共に、前記二つのロータがシリンダの内面にも微小なクリアランスを保って非接触で回転されるように、前記ロータを備える二つの回転軸が軸受によって支持されて設けられ、気体を前記シリンダ内へ吸気して圧縮された気体を前記シリンダから排気する二軸回転ポンプにおいて、前記回転軸それぞれの両端に、前記シリンダと前記二つのロータによって構成される単位ポンプ構成が設けられ、該単位ポンプ構成のどちらも、前記二つのロータが、該二つのロータにおける前記回転軸の軸方向の片側であって両方の単位ポンプ構成の間に配された軸受によって前記回転軸を介して片持ち状態に支持されている。
また、本発明に係る二軸回転ポンプの一形態によれば、前記回転軸の両端の前記単位ポンプ構成の少なくとも一方のシリンダであって、該シリンダの軸方向の両端を構成する端壁部のうち前記回転軸が挿通されない片持ち端面側の端壁部に、圧縮された気体の一部を逃がすことができる逃がし孔が前記回転軸の軸方向に開口して設けられていることを特徴とすることができる。
また、本発明に係る二軸回転ポンプの一形態によれば、前記逃がし孔が、前記片持ち端面側の端壁部に複数設けられていることを特徴とすることができる。
また、本発明に係る二軸回転ポンプの一形態によれば、前記逃がし孔には、前記シリンダ内の圧力が、所定の圧力よりも高圧の場合には開き、所定の圧力よりも低圧の場合には閉じる逆止弁が設けられていることを特徴とすることができる。
また、本発明に係る二軸回転ポンプの一形態によれば、前記逆止弁がリード弁であることを特徴とすることができる。
また、本発明に係る二軸回転ポンプの一形態によれば、前記ロータが鉤形の爪部を備えるクローポンプのロータであり、前記逃がし孔が設けられた前記シリンダの前記片持ち端面側の端壁部に該シリンダの圧縮された気体を排気する排気口が設けられていることを特徴とすることができる。
本発明に係る二軸回転ポンプによれば、回転軸の軸線方向に複数のロータを備える場合、その複数のロータの熱膨張が合算されるように影響することを避け、サイドクリアランスをより小さくして、気体漏れの発生をより小さくすることができることで、ポンプ性能をより向上させることができるという特別有利な効果を奏する。
本発明に係る二軸回転ポンプの形態例を模式的に示す断面図である。 図1の形態例のシリンダの端壁部を示す側面図である。 図2の端壁部の逃止弁を外した状態を示す側面図である。 図1の形態例の二つのロータと複数の逃がし孔との配置関係を説明する断面図である。 図1の形態例の二つのロータによる気体の圧縮状態の変化と複数の逃がし孔による開口との比率の変化を説明する断面図である。
以下、本発明に係る二軸回転ポンプの形態例を、添付図面(図1〜5)に基づいて説明する。なお、図面に記載した符号については、同一名称の構成が複数ある場合について、その配されている位置を識別するために数字にA、B、C、Dを付して記載しているが、以下の文中では、総括的に同一名称の構成を説明する場合は、A、B、C、Dを付加しない数字のみの符号を記載している。例えば、回転軸を総括的に説明する場合は、「回転軸20」とし、二つの回転軸の配置について意識を喚起するような場合には、「二つの回転軸20A、20B」というように記載してある。
本形態例は、回転ポンプのうち、容積型ポンプであって、二軸回転ポンプに属するものとなっている。二軸回転ポンプとしては、例えば、ロータ非接触型のポンプであるクローポンプ、スクリューポンプやルーツポンプなどが挙げられる。このような回転ポンプは、例えば、電動モータによって駆動され、真空ポンプやブロアなどの空気圧装置として使用される。
本形態例は、二つのロータ30(30Aと30B、30Cと30Dの各セット)同士が微小なクリアランスを保って非接触で回転されると共に、二つのロータ30、30がシリンダ50(50A、50B)の内面にも微小なクリアランスを保って非接触で回転されるように、そのロータ30、30を備える二つの回転軸20(20A、20B)が軸受40(40Aと40B、40Cと40Dの各セット)によって支持されて設けられ、気体をシリンダ50内へ吸気して圧縮された気体をシリンダ50から排気する二軸回転ポンプになっている。吸気口35A、35Bで吸気されて、排気口55A、55Bから排気される。
この形態例の二軸回転ポンプは、クローポンプであり、ロータ30、30は、複数の鉤形の爪部を備えている(図4参照)。なお、クローポンプでは、気体を高圧に圧縮できるため、ポンプ内部の温度が上昇しやすい。
また、本形態例のクローポンプは、シリンダ50と二つのロータ30、30とによる単位ポンプ構成10(10A、10B)が、二つの回転軸20A、20Bの軸方向において複数段(二段)に設けられている多段の二軸回転ポンプになっている。
そして、本形態例では、回転軸20それぞれの両端に、シリンダ50と二つのロータ30、30によって構成される単位ポンプ構成10(10A、10B)が設けられ、その単位ポンプ構成10A、10Bのどちらも、二つのロータ30、30が、その二つのロータ30、30における回転軸20(20A、20B)の軸方向の片側であって両方の単位ポンプ構成10A、10Bの間に配された軸受40(40Aと40B、40Cと40Dの各セット)によって回転軸20を介して片持ち状態に支持されている。なお、この軸受40としては、例えばアンギュラ複列玉軸受を用いることができる。
なお、二つの軸受40A、40Bと、二つの軸受40C、40Dとの間に歯車21、22を配することで、その歯車21、22については両端が支持される構成になっている。なお、二つの歯車21、22が噛合していることで、二つの回転軸20A、20Bが反対方向に同一速度で回転するように構成されている。
これによれば、軸受40(40A、40B、40C、40D)を基準にして、回転軸20を介して、一方にロータ30A、30Bが配置され、他方にロータ30C、30Dが配置された形態となっている。このため、熱膨張が軸受40を基準にして回転軸の軸方向の両サイドに分かれて生じる形態となっている。従って、ロータ30とシリンダの軸方向の端壁部52とのクリアランスであるサイドクリアランスに関する熱膨張の影響は、一方のロータ30A、30B側と他方のロータ30C、30D側へ分散されることになる。このため、従来の軸方向に複数のロータを備える回転軸を、その複数のロータを二つの軸受で挟むように両端支持する構造とした多段ポンプの場合に比較して、サイドクリアランスに関する熱膨張の影響は小さくて済むことになる。従って、サイドクリアランスをより小さくして、気体漏れの発生をより小さくすることが可能となり、ポンプ性能を向上させることができる。
また、本形態例では、回転軸20の両端の単位ポンプ構成10A、10Bの両方のシリンダ50(50A、50B)であって、そのシリンダ50の両端部を構成する端壁部52(52A、52B、52C、52D)のうち回転軸20が挿通されない片持ち端面側の端壁部52(52A、52D)に、圧縮された気体の一部を逃がすことができる逃がし孔70が回転軸20の軸方向に開口して設けられている。
さらに、本形態例では、その逃がし孔70が、片持ち端面側の端壁部52(52A、52D)に複数設けられている。また、その逃がし孔70が設けられた片持ち端面側の端壁部52に、シリンダ50(50A、50B)の圧縮された気体を排気する排気口55(55A、55B)が設けられている。
なお、逃がし孔70に係る形状、大きさ、数量、配置などの形態は、本形態例に限定されるものではない。例えば、多数の逃がし孔70のうち少なくとも一部(複数)が、シリンダ50(50A、50B)の内面に帯状に連続するように溝状に加工・形成された帯溝状凹部の内底面に開口されることで、その複数の逃がし孔70が、そのシリンダ50の内面の側では、その帯溝状凹部に連通して一体化され、一つの大きな孔として機能できるようにしてもよい。この場合でも、シリンダ50の外面(排気側の面)には、後述する逆止弁(リード弁71)を、各逃がし孔70に対応させて個々に設けてもよい。
この逃がし孔70によれば、クローロータを搭載する非接触型真空ポンプなどの回転ポンプにおいて、大気開放側の過圧縮を抑制できる。過圧縮が抑制できるため、排気開放直前の容積を減少させるように排気口(55A、55B)を小さくして圧縮比を上げることが可能となる。排気開放直前の容積を減少させることで、ポンプ内部へ逆流する排気のエア量を抑制できる。この逆流するエア量を抑制できることで、真空ポンプの到達運転時における動力負荷低減による省エネができ、到達運転時のポンプ内部温度の上昇を抑制することができることで熱膨張抑制及び重要部品の長寿命化が可能となる。
そして、端壁部52に設けられた逃がし孔70は、回転軸20の軸方向へ開口して形成されているため、その深さは端壁部52の厚みに相当する短いものであり、逃がし孔70としての応答性に優れた形態となっている。すなわち、過圧縮の気体を、タイムラグが短い状態で逐次に排気できる。しかも、この逃がし孔70は、端壁部52の面において最適位置に容易に配置でき、その機能を最適に発揮させるように設けることができる。
また、逃がし孔70が、端壁部52に複数設けられることで、気体圧縮の工程中において過圧縮の気体をバランスよく適時に排気でき、その機能性をより向上できる。
また、本形態例では、装置両端に配されたそれぞれの端壁部52A、52Dついては、回転軸20A、20Bが挿通されないため、その端壁部52A、52Dの面においては、逃がし孔70の配置に関する制約がほとんど無く、その逃がし孔70を適切且つ容易に設けることができ、ポンプ性能を向上できる。
すなわち、二つの回転軸20A、20B(シャフト)がサイドプレートを貫通している従来のような両端支持構造の場合、逃がし孔70を配置できてもシャフトが邪魔をして逆止弁71を最適位置に配置することが困難である。これに対して、サイドプレート11、13(端壁部52A、52D)にシャフトを貫通させない片持ち構造とした場合、そのような制約がなく好適に逆止弁71を配置・構成できる。
なお、図1に仮想線(二点鎖線)で示したように、一方の回転軸20Aについて動力の入力のために延長された入力軸部80を備える場合、その入力軸部80はサイドプレート11を貫通するが、他方の回転軸20Bについてはサイドプレート11を貫通しない。この場合でも、逃がし孔70の配置に関する制約が少なくなるメリットがある。
この逃がし孔70には、シリンダ50A、50B内の圧力が、所定の圧力よりも高圧の場合には開き、所定の圧力よりも低圧の場合には閉じる逆止弁71が設けられている。この逆止弁71は、逃がし孔70から高真空となっているシリンダ内へ逆流する排気気体を抑制する逆流抑制機構として機能する。排気気体の高真空となっているシリンダ内への逆流を極力防止できるため、ポンプ効率を向上させることができる。
本形態例の逆止弁は、リード弁71によって構成されている。このリード弁71は、先端が半円形の短冊板状に形成され、後端側で片持ち状態に保持・固定され、先端側が自由端になっており、逃がし孔70を開閉できるようになっている。また、リード弁71は、ボルト穴72aに螺合する逆止弁固定ボルト72によって固定されている。このリード弁71は、逃がし孔70の排気側に固定された逆止弁であり、その排気側の圧力と、圧縮空間内の圧力との差圧が、リード弁のバネ力(弾性)を上回った場合に開となる。このリード弁71による逆止弁は、簡単な構造であり、コンパクト且つ安価に構成でき、容易に装着できると共に、メンテナンスも容易に行うことができる。また、逆止弁としては、本形態例のようなリード弁71に限らず、例えば、ゴムやシリコン等の弾性体を用いるもの、スプリング(バネ)を用いてその弾性で開閉するものを用いることができる。
また、11は一方のサイドプレートであり、12はポンプ本体、13は他方のサイドプレートである。これらの構成が回転軸20の軸方向に連結されて装置の外郭が設けられている。
また、15はオイルバス部であり、回転軸20Aに一体的に固定された歯車21と回転軸20Bに一体的に固定された従動歯車22とが内蔵されるオイル室を構成している。このオイルバス部15は、一方の軸受(40A、40B)のセットと、他方の軸受(40C、40D)のセットの間に設けられており、適切に潤滑がなされるように構成されている。なお、43はオイルシールである。
図1の形態例においては、動力装置について図示していないが、例えば電動モータからの動力が伝達されることで、本形態例の二軸回転ポンプが駆動されるように設けることができる。なお、駆動力の伝達手段としては、例えば歯車機構を用いることができる。また、駆動力の伝達手段としては、20Aを駆動側の回転軸として、20Bを従動側の回転軸とした場合、回転軸20Aに電動モータの駆動軸を直列的に配置して、カップリングによって連結する形態としてもよいなど、既知の技術を適宜選択的に用いることができる。
また、本形態例について、片側の単位ポンプ構成(例えば、単位ポンプ構成10B)を、気体を最も高圧に圧縮する後段の単位ポンプ構成にすることができる。このように単位ポンプ構成10Bを後段にする場合、前段の単位ポンプ構成10Aの排気口55Aと後段の単位ポンプ構成10Bの吸気口35Bを接続するように、接続通気路を設ければよい。また、その場合、前段の単位ポンプ構成10Aのロータ30A、30Bは、容積の大きい気体が前段のシリンダ50Aに導入されるため、幅が広くてより質量の大きなものにすることができる。そして、後段の単位ポンプ構成10Bのロータ30C、30Dは、気体が圧縮されて後段のシリンダ50Bに導入される関係から、幅が狭くてより質量の小さなものにすることができる。
以上に説明した本発明に係る両側片持ち構造の二軸回転ポンプによれば、ロータ30へのアクセスが容易で、クリアランス調整が必要なロータの組立て性、メンテナンス性に優れている。さらに、両側のシリンダ50及びロータ幅を変更するだけで、流量が異なるシリーズを容易に製作可能で、シリーズ展開の拡張性が高いという利点がある。また、装置の両端側でリード弁71を装着でき、両方の単位ポンプ構成10について、前述したように高いポンプ性能を実現しつつ、簡単且つ安価に製造できる。さらに、両側で基本的な構成が同じため、対称性があり、装置全体としてのバランスを取り易く、小型化に適し、より信頼性や経済性の高い構造をより適切に実現することができる。なお、両サイドのポンプ構成について、少なくとも一方を多段化して気体の圧縮比を高めるなど、本発明の本質を違えることなく種々の応用形態を構成することも可能である。
次に、図4及び図5に基づいて、複数の逃がし孔70を設ける場合の形態例について詳細に説明する。なお、図4はクローポンプの構成を示すと共に排気状態の形態を示し、図5(a)は気体の圧縮工程の初期状態を示し、図5(b)は気体の圧縮工程の中途で排気口55がロータ30の側面によって余裕を持って塞がれた状態を示し、図5(c)は気体の圧縮工程が終わる直前の状態を示している。また、図5に記載した矢印は、ロータの回転方向を示している。
本形態例では、シリンダ50を構成するシリンダの壁部52、53であって気体の圧縮工程で圧縮空間51を構成する壁部の部位に、圧縮された気体の一部を逃がすことができる複数の逃がし孔70が設けられている。なお、本形態例の逃がし孔70は、端壁部52において回転軸20の軸方向に開口されて設けられている。
そして、図5に示すように、シリンダ50の内部での圧縮工程を通じて、その圧縮工程の圧縮比の増大に応じて減少する圧縮空間51の容積に対し、複数の逃がし孔70の開いている総面積の割合が徐々に増大するように、その複数の逃がし孔70が配置されている。すなわち、気体の圧縮比と逃がし孔の開口しているシリンダに面する総面積との積が、圧縮工程の圧縮開始から圧縮終わりまでの間で徐々に大きくなり、圧縮終わりの際には最大になるように、複数の逃がし孔70が配置されている。
このように複数の逃がし孔70を配置するには、排気口55から遠い範囲の逃がし孔70による開口された面積よりも、排気口55により近い範囲の逃がし孔70による開口された面積が大きくなるように設定すればよい。従って、複数の同じ大きさ(同径)の逃がし孔70を配置する場合には、前記端壁部52の排気口55に近い部位ほど、その逃がし孔70の数が多く設けられているとよい。すなわち、排気口55に近いところほど、逃がし孔70の密度が高くなるように設けられているとよい。さらに、前記端壁部52の排気口55に近い部位ほど、逃がし孔70のサイズを大きくすることで、上記の条件を満たすことも可能である。
なお、本形態例では、シリンダ50にかかる複数の逃がし孔70の全数が、シリンダの自由端側の端壁部52に設けられている。しかしながら、上述したような条件を満たせば、これに限定されることはなく、複数の逃がし孔70の一部が、シリンダ50の両端部を構成する端壁部52の少なくとも一方に設けられている形態であってもよい。
さらに、シリンダ50の内部での圧縮工程を通じて、その圧縮工程の圧縮比の増大に応じて減少する圧縮空間51の容積に対し、複数の逃がし孔70の開いている総面積の割合が徐々に増大するという条件を満たせば、複数の逃がし孔70をシリンダの周壁部53に設けてもよい。
また、逃がし孔70に取り付けられた逆止弁71は、排気口55の開口前にポンプ内部の圧力が正圧になった状態で開くように設けられている。なお、ここで「正圧」とは、逃がし孔70の排気側の圧力よりも、圧縮空間内の圧力が上回った状態の圧力のことを意味しており、大気圧より高い圧力に限定されない。そして、排気側の圧力と、圧縮空間内の圧力との差圧が、逆止弁(リード弁71)のバネ力(弾性)を上回った場合にそのリード弁71が開となる。真空ポンプにおいて、吸気された負圧空気は、クロー形状ロータにより圧縮され、正圧(逆止弁71が動作する圧力)で逆止弁71が開き、逃がし孔70からの排気が行われる。そのため、逃がし孔70は、ロータ形状により形成される回転軌道の圧縮工程内でポンプ内部が正圧になる位置に、配置する必要がある。なお、排気口に近い位置ほど圧縮工程が進んで内部が高圧状態にあるため、逆止弁71は動作し易く、且つ、圧縮工程時間が長い位置ほど逆止弁71の動作時間が長く、大気開放側での過圧縮抑制効果が大きい。また、本形態例では、逆止弁71がリード弁によって構成されており、その硬度・板厚を変えることで、動作圧力を変更・調整できる。
以上のように大気開放側の過圧縮を抑制するための逃がし孔70の配置条件を最適に設定することで、大気開放側の過圧縮抑制にかかる効果を最大限に発揮可能とすることができる。
さらに、この逃がし孔70については、孔数、孔径、及び孔の面取りなどの形状を、適宜選択的に最適化すればよい。
本形態例によれば、クローロータを搭載する非接触型真空ポンプなどの回転ポンプにおいて、逃がし孔70による過圧縮抑制機構を設けており、この逃がし孔70の効果について、その作用の連鎖に注目して、以下に詳細に説明する。
この過圧縮抑制機構(逃がし孔70)によれば、排気流量の多い大気開放側(吸入される空気の圧力が大気圧に近い状態での運転がされる場合)の過圧縮を抑制でき、高真空となっているシリンダ内へ逃がし孔70から逆流する排気気体の進入は、逃がし孔70を塞ぐ逆止弁71による逆流抑制機構で抑制することができる。
これによれば、上記のように過圧縮が抑制できるため、排気開放直前の容積を減少させるように排気口を小さくして圧縮比を上げることが可能となる。排気開放直前の容積を減少させることで、ポンプ内部へ逆流する排気の気体量を抑制できる。この逆流する気体量を抑制できることで、真空ポンプの到達運転時における動力負荷及びポンプ内部の温度の上昇を抑制することができる。
すなわち、本形態例によれば、排気開放直前の容積減少により、逆流気体量を抑制し、動力負荷及び温度上昇を抑制することを可能とし、さらに過圧縮抑制機構(逃がし孔70)で大気開放側の過圧縮を抑制し、且つ高真空となっているシリンダ内側は逆流抑制機構(逆止弁71)で逃がし孔70からの逆流気体を抑制することで、流量を減少すること無く、且つ単段ポンプで圧力フルレンジの使用が可能な高真空圧側の高効率ポンプ構造を実現でき、且つ、その効果を最大限に発揮可能な構造になっている。
なお、排気開放直前の容積を減少させるには、排気口を小さくし、且つできる限りポンプ内部空気が圧縮された状態の位置に排気口を設けるとよい。つまり、圧縮比を上げるように排気口を設ける。逆流する排気の気体量の抑制には、他に、多段構造によって前段ポンプの排気を後段ポンプで引くこと、排気口に逆止弁を付ける方法がある。
さらに、以上の作用効果について逆の見地から説明すれば、排気開放直前の容積を減少させるために圧縮比を上げたことで、結果的に排気流量が多い大気開放側が過圧縮となることを抑制する過圧縮抑制機構としての逃がし孔70が設けられていることになる。また、高真空となっているシリンダ内側へ逃がし孔70から逆流する排気気体を抑制する逆流抑制機構としての逆止弁71が設けられていることになる。
以上、本発明につき好適な形態例を挙げて種々説明してきたが、本発明はこの形態例に限定されるものではなく、発明の精神を逸脱しない範囲内で多くの改変を施し得るのは勿論のことである。
10 単位ポンプ構成
10A 単位ポンプ構成
10B 単位ポンプ構成
11 一方のサイドプレート
12 ポンプ本体
13 他方のサイドプレート
15 オイルバス部
20 回転軸
20A 回転軸
20B 回転軸
21 歯車
22 歯車
30 ロータ
30A ロータ
30B ロータ
30C ロータ
30D ロータ
35A 吸気口
35B 吸気口
40 軸受
40A 一方側の軸受
40B 一方側の軸受
40C 他方側の軸受
40D 他方側の軸受
43 オイルシール
50 シリンダ
50A シリンダ
50B シリンダ
51 圧縮空間
52 端壁部
52A 端壁部
52B 端壁部
52C 端壁部
52D 端壁部
53 周壁部
55 排気口
55A 排気口
55B 排気口
70 逃がし孔
71 逆止弁(リード弁)
72 逆止弁固定ボルト
72a ボルト穴

Claims (6)

  1. 二つのロータ同士が微小なクリアランスを保って非接触で回転されると共に、前記二つのロータがシリンダの内面にも微小なクリアランスを保って非接触で回転されるように、前記ロータを備える二つの回転軸が軸受によって支持されて設けられ、気体を前記シリンダ内へ吸気して圧縮された気体を前記シリンダから排気する二軸回転ポンプにおいて、
    前記回転軸それぞれの両端に、前記シリンダと前記二つのロータによって構成される単位ポンプ構成が設けられ、該単位ポンプ構成のどちらも、前記二つのロータが、該二つのロータにおける前記回転軸の軸方向の片側であって両方の単位ポンプ構成の間に配された軸受によって前記回転軸を介して片持ち状態に支持されていることを特徴とする二軸回転ポンプ。
  2. 前記回転軸の両端の前記単位ポンプ構成の少なくとも一方のシリンダであって、該シリンダの軸方向の両端を構成する端壁部のうち前記回転軸が挿通されない片持ち端面側の端壁部に、圧縮された気体の一部を逃がすことができる逃がし孔が前記回転軸の軸方向に開口して設けられていることを特徴とする請求項1記載の二軸回転ポンプ。
  3. 前記逃がし孔が、前記片持ち端面側の端壁部に複数設けられていることを特徴とする請求項2記載の二軸回転ポンプ。
  4. 前記逃がし孔には、前記シリンダ内の圧力が、所定の圧力よりも高圧の場合には開き、所定の圧力よりも低圧の場合には閉じる逆止弁が設けられていることを特徴とする請求項2又は3記載の二軸回転ポンプ。
  5. 前記逆止弁がリード弁であることを特徴とする請求項4記載の二軸回転ポンプ。
  6. 前記ロータが鉤形の爪部を備えるクローポンプのロータであり、前記逃がし孔が設けられた前記シリンダの前記片持ち端面側の端壁部に該シリンダの圧縮された気体を排気する排気口が設けられていることを特徴とする請求項2〜5のいずれかに記載の二軸回転ポンプ。
JP2013114154A 2013-05-30 2013-05-30 二軸回転ポンプ Active JP5663798B2 (ja)

Priority Applications (7)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013114154A JP5663798B2 (ja) 2013-05-30 2013-05-30 二軸回転ポンプ
US14/782,735 US10077773B2 (en) 2013-05-30 2014-05-29 Two-shaft rotary pump with escape holes
PCT/JP2014/064229 WO2014192851A1 (ja) 2013-05-30 2014-05-29 二軸回転ポンプ
CN201480024781.6A CN105164420B (zh) 2013-05-30 2014-05-29 双轴旋转泵
PCT/JP2014/064230 WO2014192852A1 (ja) 2013-05-30 2014-05-29 回転ポンプ
KR1020157024329A KR101928804B1 (ko) 2013-05-30 2014-05-29 2축 회전펌프
DE112014002619.0T DE112014002619B4 (de) 2013-05-30 2014-05-29 Zweiwellen-Rotationspumpe

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013114154A JP5663798B2 (ja) 2013-05-30 2013-05-30 二軸回転ポンプ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014231815A true JP2014231815A (ja) 2014-12-11
JP5663798B2 JP5663798B2 (ja) 2015-02-04

Family

ID=52125344

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013114154A Active JP5663798B2 (ja) 2013-05-30 2013-05-30 二軸回転ポンプ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5663798B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102015118424A1 (de) 2014-11-14 2016-05-19 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Brennstoffzellensystem und Betriebssteuerverfahren hierfür
GB2619815A (en) * 2022-05-09 2023-12-20 City Univ Of London Improvements relating to rotating screw machines

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59218392A (ja) * 1983-05-25 1984-12-08 Ebara Corp スクリユ−圧縮機
JPH11505911A (ja) * 1995-05-25 1999-05-25 キルステン,ギンター ウォーム駆動コンプレッサ
JP3112490B2 (ja) * 1991-04-08 2000-11-27 アネルバ株式会社 メカニカル真空ポンプ
JP2011064078A (ja) * 2009-09-15 2011-03-31 Orion Machinery Co Ltd クローポンプ及びその製造方法
JP2011226368A (ja) * 2010-04-19 2011-11-10 Ebara Corp 排気ユニット、及びドライ真空ポンプ装置

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59218392A (ja) * 1983-05-25 1984-12-08 Ebara Corp スクリユ−圧縮機
JP3112490B2 (ja) * 1991-04-08 2000-11-27 アネルバ株式会社 メカニカル真空ポンプ
JPH11505911A (ja) * 1995-05-25 1999-05-25 キルステン,ギンター ウォーム駆動コンプレッサ
US6093008A (en) * 1995-05-25 2000-07-25 Kirsten; Guenter Worm-drive compressor
JP2011064078A (ja) * 2009-09-15 2011-03-31 Orion Machinery Co Ltd クローポンプ及びその製造方法
JP2011226368A (ja) * 2010-04-19 2011-11-10 Ebara Corp 排気ユニット、及びドライ真空ポンプ装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102015118424A1 (de) 2014-11-14 2016-05-19 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Brennstoffzellensystem und Betriebssteuerverfahren hierfür
GB2619815A (en) * 2022-05-09 2023-12-20 City Univ Of London Improvements relating to rotating screw machines

Also Published As

Publication number Publication date
JP5663798B2 (ja) 2015-02-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2005155540A (ja) 多段ドライ真空ポンプ
JP7121416B2 (ja) 多段ルーツ型ドライ真空ポンプ
KR20100081345A (ko) 다단식 드라이 펌프
TWI518245B (zh) 乾真空泵裝置、排氣單元,以及消音器
US9702361B2 (en) Claw pump with relief space
JP5914449B2 (ja) クローポンプ
JP2011226368A (ja) 排気ユニット、及びドライ真空ポンプ装置
JP5663798B2 (ja) 二軸回転ポンプ
WO2014192851A1 (ja) 二軸回転ポンプ
JP2017520715A (ja) 真空ポンプシステム
JP5551644B2 (ja) スクロール圧縮機
JP5663794B2 (ja) 二軸回転ポンプ
JP5663797B2 (ja) 回転ポンプ
JP5663795B2 (ja) 二軸回転ポンプ
JP5663796B2 (ja) 二軸回転ポンプ
KR101013124B1 (ko) 터보압축기 누설 방지 구조.
WO2014192852A1 (ja) 回転ポンプ
JP2014231813A (ja) 回転ポンプ
KR102036201B1 (ko) 터보 압축기
KR20140039598A (ko) 압축 시스템
KR20190122608A (ko) 터보 압축기
JP5393577B2 (ja) ドライ真空ポンプ装置、及び排気ユニット
JP2016075242A (ja) 二軸回転ポンプ
KR100873682B1 (ko) 다단 로터리 압축기
JP2016008531A (ja) 真空ポンプ装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20141001

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20141001

A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20141023

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20141111

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20141118

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5663798

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250