JP2014228685A - 定着装置及び画像形成装置 - Google Patents

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雅和 上原
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Abstract

【課題】製造コストが安く、省エネルギー効果の高い定着装置を提供する。【解決手段】本発明の定着装置18は、定着ベルト62と、定着ベルト62に圧接して定着ニップ72を形成する加圧部材63と、定着ベルト62を加圧部材63側に向かって押圧する押圧部材64と、押圧部材64を支持する支持部材65と、輻射熱を放射する熱源66と、定着ベルト62の内周面と接触し、熱源から放射される輻射熱を吸収する熱伝達部材67と、熱源66から支持部材65に向かって放射された輻射熱を熱伝達部材67に向かって反射する反射部材68と、を備え、熱伝達部材67は、定着ベルト62の回転中心Aと加圧部材63の回転中心Bを通過する直線Cよりも用紙の搬送方向Yにおける上流側に配置され、反射部材68は、支持部材65と間隔を介して設けられていることを特徴とする。【選択図】図4

Description

本発明は、用紙にトナー像を定着させる定着装置と、この定着装置を備えた画像形成装置に関する。
従来、複写機やプリンターなどの電子写真方式の画像形成装置は、用紙(転写材)にトナー像を定着させる定着装置を備えている。この定着装置には、熱効率や安全性などの観点から「熱ローラー方式」が広く使われている。熱ローラー方式とは、一対のローラーを用いて定着ニップを形成する方式である。一方で、ウォームアップタイムの短縮や省エネルギー化などの要請から、「ベルト方式」が近年注目されている。ベルト方式とは、熱源によって加熱される定着ベルトを用いて定着ニップを形成する方式である。
例えば、特許文献1には、定着ベルトと、定着ベルトに圧接する加圧部材(特許文献1の「加圧ローラ31」参照)と、定着ベルトを加圧部材側に向かって押圧する押圧部材(特許文献1の「ニップ形成部材26」参照)と、押圧部材を支持する支持部材(特許文献1の「本体23a」及び「受け突起23b」参照)と、輻射熱を放射する熱源(特許文献1の「加熱手段25」参照)と、定着ベルトの内周面と接触する熱伝達部材(特許文献1の「支持部材60」参照)と、支持部材に支持され、熱源から支持部材に向かって放射された輻射熱を反射する反射部材(特許文献1の「反射板22」参照)と、を備えた定着装置が開示されている。
特開2012−128074号公報
特許文献1に記載された従来技術では、反射部材が支持部材に支持されているため、熱源から反射部材に熱が伝達された場合に、この熱が反射部材から支持部材に伝達されてしまう。その結果、熱源の稼働時に定着ベルトだけでなく支持部材も加熱されてしまい、定着装置の熱容量が大きくなって、ウォームアップタイムが長くなる。このようにウォームアップタイムが長くなると、その分消費エネルギーが増大し、ベルト方式を採用することによる省エネルギー化の効果が薄れてしまうという問題がある。
また、上記のように反射部材から支持部材に熱が伝達されると、この熱と定着ニップからの圧力を支持部材が同時に受けることになる。このように熱と圧力を支持部材が同時に受けた場合でも支持部材によって押圧部材を確実に支持するためには、支持部材を耐熱性の高い材料で構成する必要が生じ、これに伴って定着装置の製造コストが上昇する。なお、反射部材と支持部材の間に断熱部材を介装することも考えられるが、このような構成を採用すると、断熱部材を追加する分だけ部品点数が増加し、支持部材を耐熱性の高い材料で構成する場合と同様に、定着装置の製造コストが上昇する。
また、特許文献1に記載の従来技術では、熱伝達部材が定着ベルトの内周面の略全域と接触しているため、定着装置の熱容量が一層増大し、ウォームアップタイムが更に長くなって、省エネルギー効果が更に薄れてしまう虞がある。
そこで、本発明は上記事情を考慮し、製造コストが安く、省エネルギー効果の高い定着装置を提供することを目的とする。
本発明の定着装置は、回転可能に設けられる定着ベルトと、前記定着ベルトの外側に配置され、前記定着ベルトに圧接して定着ニップを形成し、回転可能に設けられる加圧部材と、前記定着ベルトの内側に配置され、前記定着ベルトを前記加圧部材側に向かって押圧する押圧部材と、前記押圧部材を支持する支持部材と、前記定着ベルトの内側に配置され、輻射熱を放射する熱源と、前記定着ベルトの内周面と接触し、前記熱源から放射される輻射熱を吸収する熱伝達部材と、前記熱源から前記支持部材に向かって放射された輻射熱を前記熱伝達部材に向かって反射する反射部材と、を備え、前記熱伝達部材は、前記定着ベルトの回転中心と前記加圧部材の回転中心を通過する直線よりも用紙の搬送方向における上流側に配置され、前記反射部材は、前記支持部材と間隔を介して設けられていることを特徴とする。
上記のように、定着ベルトの回転中心と加圧部材の回転中心を通過する直線よりも用紙の搬送方向における上流側に熱伝達部材が配置されることで、定着ベルトの略全域に亘って熱伝達部材が配置される場合と比較して、定着ベルトと熱伝達部材の接触面積を狭くすることが可能となる。これに伴って、定着装置の熱容量を小さくすることができるため、ウォームアップタイムを短縮し、省エネルギー化を図ることが可能となる。
また、定着ベルトの回転中心と加圧部材の回転中心を通過する直線よりも用紙の搬送方向における上流側に熱伝達部材が配置されることで、定着ベルトの回転時に用紙の搬送方向における下流側に向かって定着ベルトを引っ張る力が発生しても、熱伝達部材によって定着ベルトを支持し、定着ベルトの変形を抑制することが可能となる。
また、上記のように、反射部材が支持部材と間隔を介して設けられているため、反射部材が支持部材に支持される場合と比較して、反射部材から支持部材に熱が伝わりにくくなる。これに伴って、より集中的に定着ベルトを加熱することが可能となり、ウォームアップタイムを一層短縮し、更なる省エネルギー化を図ることが可能となる。また、反射部材から支持部材に熱が伝わりにくいため、支持部材を耐熱性の高い材料で構成したり、反射部材と支持部材の間に断熱部材を介装したりする必要が無い。そのため、定着装置の製造コストを安くすることが可能となる。
前記熱源は、前記熱伝達部材と前記反射部材によって囲まれる空間に収容されていても良い。
このような構成を採用することで、熱源が放射する輻射熱によって熱伝達部材を集中的に加熱することが可能となる。そのため、熱伝達部材の昇温速度を速めることができ、熱伝達部材から伝達される熱によって定着ベルトを迅速に加熱することが可能となる。
前記定着装置は、前記定着ベルトの外側に配置される過昇温防止装置を更に備え、前記過昇温防止装置は、前記定着ベルトを挟んで前記熱伝達部材と対向していても良い。
このような構成を採用することで、定着ベルトと過昇温防止装置の間隔が変動するのを抑制することが可能となる。そのため、過昇温防止装置の誤作動を防止することが可能となる。
前記熱伝達部材は、前記熱源から放射される輻射熱を吸収する吸熱面を備え、前記吸熱面には、黒塗装処理が施されていても良い。
このような構成を採用することで、吸熱面の熱吸収効率を高めることが可能となる。これに伴って、熱伝達部材の昇温速度を速めることができ、熱伝達部材から伝達される熱によって定着ベルトを迅速に加熱することが可能となる。
前記押圧部材は、前記定着ベルトを前記加圧部材側に向かって押圧する押圧面を備え、前記押圧面は、用紙の搬送方向における上流側から下流側に向かって前記加圧部材側に傾斜していても良い。
このような構成を採用することで、定着ベルトの外周面から用紙を分離しやすくなる。
前記定着ベルトは、前記押圧部材と前記熱伝達部材のみによって内側から支持されていても良い。
このような構成を採用することで、押圧部材と熱伝達部材とその他の部材とによって定着ベルトを内側から支持する場合と比較して、定着装置の熱容量を小さくすることが可能となる。これに伴って、ウォームアップタイムを一層短縮し、更なる省エネルギー化を図ることが可能となる。
前記定着装置は、前記支持部材に取り付けられ、前記加圧部材とは反対側に向かって延びるガイド部材を更に備え、前記定着ベルトは、前記押圧部材、前記熱伝達部材及び前記ガイド部材によって内側から支持されていても良い。
このような構成を採用することで、押圧部材と熱伝達部材のみによって定着ベルトを内側から支持する場合と比較して、定着ベルトの変形を抑制することが可能となり、定着ベルトの軌道を安定させることができる。
本発明の画像形成装置は、上記したいずれかの定着装置を備えていることを特徴とする。
本発明によれば、製造コストが安く、省エネルギー効果の高い定着装置を提供することが可能となる。
本発明の第1の実施形態に係るプリンターの概略を示す模式図である。 本発明の第1の実施形態に係るプリンターの定着装置を示す斜視図である。 本発明の第1の実施形態に係るプリンターの定着装置を示す正面図である。 本発明の第1の実施形態に係るプリンターの定着装置において、固定フレーム及び可動フレームの内部を示す正面図である。 本発明の第2の実施形態に係るプリンターの定着装置において、固定フレーム及び可動フレームの内部を示す正面図である。
<第1の実施形態>
まず、図1を用いて、プリンター1(画像形成装置)の全体の構成について説明する。
プリンター1は、箱型形状のプリンター本体2を備えており、プリンター本体2の下部には、用紙(転写材)を収納する給紙カセット3が収容され、プリンター本体2の上面には排紙トレイ4が設けられている。プリンター本体2の上面には、排紙トレイ4の側方に上カバー5が開閉可能に取り付けられ、上カバー5の下方にはトナーコンテナ6が収納されている。
プリンター本体2の上部には、レーザー・スキャニング・ユニット(LSU)で構成される露光器7が排紙トレイ4の下方に配置され、露光器7の下方には、画像形成部8が設けられている。画像形成部8には、像担持体である感光体ドラム10が回転可能に設けられており、感光体ドラム10の周囲には、帯電器11と、現像器12と、転写ローラー13と、クリーニング装置14とが、感光体ドラム10の回転方向(図1の矢印X参照)に沿って配置されている。
プリンター本体2の内部には、用紙の搬送経路15が設けられている。搬送経路15の上流端には給紙部16が設けられ、搬送経路15の中流部には、感光体ドラム10と転写ローラー13によって構成される転写部17が設けられ、搬送経路15の下流部には定着装置18が設けられ、搬送経路15の下流端には排紙部19が設けられている。搬送経路15の下方には、両面印刷用の反転経路20が形成されている。
次に、このような構成を備えたプリンター1の画像形成動作について説明する。
プリンター1に電源が投入されると、各種パラメーターが初期化され、定着装置18の温度設定等の初期設定が実行される。そして、プリンター1に接続されたコンピューター等から画像データが入力され、印刷開始の指示がなされると、以下のようにして画像形成動作が実行される。
まず、帯電器11によって感光体ドラム10の表面が帯電された後、露光器7からのレーザー光(図1の二点鎖線P参照)により感光体ドラム10に対して画像データに対応した露光が行われ、感光体ドラム10の表面に静電潜像が形成される。次に、この静電潜像を、現像器12がトナーによりトナー像に現像する。
一方、給紙部16によって給紙カセット3から取り出された用紙は、上記した画像形成動作とタイミングを合わせて転写部17へと搬送され、転写部17において感光体ドラム10上のトナー像が用紙に転写される。トナー像を転写された用紙は、搬送経路15を下流側へと搬送されて定着装置18に進入し、この定着装置18において用紙にトナー像が定着される。トナー像が定着された用紙は、排紙部19から排紙トレイ4に排出される。なお、感光体ドラム10上に残留したトナーは、クリーニング装置14によって回収される。
次に、定着装置18について詳細に説明する。なお、図2の矢印Frは、定着装置18の前側(正面側)を示している。
図2、図3に示されるように、定着装置18は、箱型形状の固定フレーム21と、固定フレーム21の上下方向中央に配置される可動フレーム22と、固定フレーム21及び可動フレーム22の前後両端側にそれぞれ配置される押圧機構23と、を備えている。
固定フレーム21は、略鉛直に立設される前側フレーム24及び後側フレーム25と、前側フレーム24の右端部と後側フレーム25の右端部を連結する右側フレーム26と、前側フレーム24の左端部と後側フレーム25の左端部を連結する左側フレーム27と、前側フレーム24の下端部と後側フレーム25の下端部を連結する底部フレーム28と、を備えている。
固定フレーム21の前側フレーム24は、上下方向に延びる左壁30及び右壁31と、左壁30の上端部と右壁31の上端部を連結する上端壁32と、左壁30の下部と右壁31の下部を連結する下壁33と、を備えている。左壁30、右壁31、上端壁32及び下壁33によって囲まれる部分には、開口部34が形成されている。
固定フレーム21の前側フレーム24の上端壁32は、略水平に設けられる本体板35と、本体板35の上面側に固定される上側固定片36と、本体板35の下面側に固定される下側固定片37と、を備えている。前側フレーム24の上端壁32には、本体板35、上側固定片36及び下側固定片37を上下方向に貫通する貫通穴38が設けられている。
固定フレーム21の後側フレーム25は、固定フレーム21の前側フレーム24と略前後対称形状を成している。そのため、後側フレーム25については、説明を省略する。
固定フレーム21の右側フレーム26は、前側フレーム24の右壁31と後側フレーム25の右壁31を連結する右側第1連結壁40及び右側第2連結壁41によって構成されている。右側第1連結壁40は、右側第2連結壁41の上方に配置されている。右側第1連結壁40と右側第2連結壁41の間には、導入用開口部42が形成されている。
固定フレーム21の左側フレーム27は、前側フレーム24の左壁30と後側フレーム25の左壁30を連結する左側第1連結壁43及び左側第2連結壁44によって構成されている。左側第1連結壁43は、左側第2連結壁44の上方に配置されている。左側第1連結壁43と左側第2連結壁44の間には、導出用開口部45が形成されている。
可動フレーム22は、固定フレーム21の前側フレーム24と後側フレーム25の近傍にそれぞれ配置される被押圧壁46と、各被押圧壁46の前後方向外側(前側の被押圧壁46の前側と後側の被押圧壁46の後側)にそれぞれ配置される取付壁47と、各被押圧壁46を接続する接続壁48と、を備えている。
可動フレーム22の前側の被押圧壁46は、固定フレーム21の前側フレーム24の左壁30と右壁31に上下動可能に取り付けられ、可動フレーム22の後側の被押圧壁46は、固定フレーム21の後側フレーム25の左壁30と右壁31に上下動可能に取り付けられている。これにより、可動フレーム22が固定フレーム21に上下動可能に支持されている。
可動フレーム22の各取付壁47は、各被押圧壁46の左右両端部にそれぞれ固定される左板50及び右板51と、左板50の下端部と右板51の下端部を連結する下板52と、左板50と右板51の間に配置され、下板52の上面に当接する取付片53と、を備えている。
前側の押圧機構23は、固定フレーム21の前側フレーム24の上端壁32の近傍に配置される第1押圧片54と、第1押圧片54の下方に設けられる第2押圧片55と、第2押圧片55の下方に設けられる押圧バネ56と、を備えている。
前側の押圧機構23の第1押圧片54は、上下方向に延びる円柱状の小径部57と、小径部57の上端側に設けられる円柱状の大径部58と、を備えている。第1押圧片54の小径部57は、固定フレーム21の前側フレーム24の上端壁32に設けられた貫通穴38を貫通している。これにより、固定フレーム21の前側フレーム24の上端壁32に第1押圧片54が上下動可能に支持されている。第1押圧片54の大径部58は、貫通穴38及び第1押圧片54の小径部57よりも大径に形成されている。
前側の押圧機構23の第2押圧片55は、固定フレーム21の前側フレーム24の左壁30と右壁31に上下動可能に支持されている。第2押圧片55の上面には上側凹部60が形成され、第2押圧片55の下面には下側凹部61が形成されている。第2押圧片55の上側凹部60には、第1押圧片54の小径部57の下端部が当接している。
前側の押圧機構23の押圧バネ56は、例えばコイルスプリングによって構成されている。押圧バネ56の上端部は、第2押圧片55の下側凹部61に当接している。押圧バネ56の下端部は、可動フレーム22の前側の被押圧壁46の上面に当接している。つまり、押圧バネ56は、第2押圧片55と被押圧壁46の間に介装されている。
後側の押圧機構23の構成は、前側の押圧機構23の構成と同様であるため、説明を省略する。
図4に示されるように、定着装置18は、定着ベルト62と、定着ベルト62の下側(外側)に配置されるプレスローラー63(加圧部材)と、定着ベルト62の内側且つ下端側に配置される押圧部材64と、定着ベルト62の内側に配置され、押圧部材64を支持する支持部材65と、定着ベルト62の内側且つ支持部材65の右上側に配置されるヒーター66(熱源)と、定着ベルト62の内側且つヒーター66の右側に配置される熱伝達部材67と、定着ベルト62の内側且つヒーター66の左側に配置される反射部材68と、定着ベルト62の右側(外側)に設けられる過昇温防止装置69と、を更に備えている。なお、図4の矢印Yは、用紙の搬送方向を示している。
定着ベルト62は、無端状のベルトであり、前後方向に長い略円筒状を成している。定着ベルト62は、例えば、基材層と、この基材層に周設される弾性層と、この弾性層を被覆する離型層と、によって構成されている。定着ベルト62の基材層は、例えばSUSやニッケルや銅等の金属によって形成されている。定着ベルト62の弾性層は、例えばシリコンゴムによって形成されている。定着ベルト62の離型層は、例えばPFA等のフッ素系樹脂によって形成されている。
定着ベルト62の前後両端部にはプーリー71が装着されており、このプーリー71は、可動フレーム22の被押圧壁46に回転可能に支持されている。これにより、定着ベルト62が可動フレーム22に回転可能に支持されると共に、定着ベルト62が可動フレーム22と一体に上下動可能となっている。
プレスローラー63は、前後方向に長い略円筒状を成している。プレスローラー63は、例えば、円筒状の芯材と、この芯材に周設される弾性層と、この弾性層を被覆する離型層と、によって構成されている。プレスローラー63の芯材は、例えばステンレスやアルミニウム等の金属によって形成されている。プレスローラー63の弾性層は、例えばシリコンゴムやシリコンスポンジによって形成されている。プレスローラー63の離型層は、例えばPFA等のフッ素系樹脂によって形成されている。
プレスローラー63は、定着ベルト62に圧接しており、定着ベルト62との間に定着ニップ72を形成している。プレスローラー63の前後両端部にはベアリング73がそれぞれ装着されている。前側のベアリング73は、固定フレーム21の前側フレーム24の下壁33に取り付けられ、後側のベアリング73は、固定フレーム21の後側フレーム25の下壁33に取り付けられている。これにより、プレスローラー63が固定フレーム21に回転可能に支持されている。プレスローラー63の前端部には、駆動ギア74が固定されている。駆動ギア74は、駆動モーター等によって構成される駆動源75に接続されている。
押圧部材64は、前後方向に長い形状を成している。押圧部材64は、例えばLCP(Liquid Crystal Polymer:液晶ポリマー)等の耐熱性樹脂によって構成されている。押圧部材64は、略水平に設けられる基台部76と、基台部76の下面から下方に向かって突出する突片77と、を備えている。突片77の下面には、押圧面78が設けられている。押圧面78は、フラットな平面である。押圧面78は、定着ベルト62を下側(プレスローラー63側)に向かって押圧している。押圧面78は、右側(用紙の搬送方向における上流側)から左側(用紙の搬送方向における下流側)に向かって、下側(プレスローラー63側)に傾斜している。押圧面78は、定着ベルト62の内周面と接触しており、定着ベルト62を内側から支持している。
支持部材65は、前後方向に長い形状を成している。支持部材65の前後両端部は、可動フレーム22の被押圧壁46に取り付けられている。これにより、支持部材65は、可動フレーム22と一体に上下動可能となっている。
支持部材65は、上流側支持片80と、上流側支持片80の左側(用紙の搬送方向における下流側)に設けられる下流側支持片81と、によって構成されている。
支持部材65の上流側支持片80は、例えば、板金を屈曲させることによって形成されている。上流側支持片80は、上下方向に延びる上流側ベース部82と、上流側ベース部82の下端から右側に向かって屈曲される上流側屈曲部83と、を備えている。上流側屈曲部83は、押圧部材64の基台部76の右側部分に固定されている。
支持部材65の下流側支持片81は、例えば、板金を屈曲させることによって形成されている。下流側支持片81は、上下方向に延びる下流側ベース部84と、下流側ベース部84の下端から左側に向かって屈曲される下流側第1屈曲部85と、下流側第1屈曲部85の左端から下側に向かって屈曲される下流側第2屈曲部86と、を備えている。下流側ベース部84は、上流側支持片80の上流側ベース部82に固定されている。下流側第1屈曲部85は、押圧部材64の基台部76の左側部分に固定されている。下流側第2屈曲部86は、押圧部材64の基台部76の左端部に固定されている。
ヒーター66は、例えば、ハロゲンヒーターやセラミックヒーターによって構成されている。ヒーター66は、定着ベルト62の回転中心Aとプレスローラー63の回転中心Bを通過する直線Cよりも右側(用紙の搬送方向における上流側)に配置されている。ヒーター66の前後両端部は、可動フレーム22の各取付壁47に設けられた取付片53に取り付けられている。これにより、ヒーター66は、可動フレーム22と一体に上下動可能となっている。ヒーター66は、通電によって発熱し、輻射熱を放射するように構成されている。ヒーター66は、熱伝達部材67と反射部材68によって囲まれる空間に収容されている。
熱伝達部材67は、前後方向に長い形状を成している。熱伝達部材67は、例えばアルミニウムによって構成されている。熱伝達部材67の前後両端部は、可動フレーム22の各取付壁47に設けられた取付片53に取り付けられている。これにより、熱伝達部材67は、可動フレーム22と一体に上下動可能となっている。熱伝達部材67は、支持部材65と間隔を介して設けられている。熱伝達部材67は、定着ベルト62の回転中心Aとプレスローラー63の回転中心Bを通過する直線Cよりも右側(用紙の搬送方向における上流側)に配置されている。
熱伝達部材67は、右側(用紙の搬送方向における上流側)に向かって円弧状に湾曲する第1湾曲部87と、第1湾曲部87の上下両端側にそれぞれ設けられる第1連結部88と、を備えている。第1湾曲部87は、ヒーター66の右側(用紙の搬送方向における上流側)を覆うように設けられている。第1湾曲部87の右面(用紙の搬送方向における上流側の面)は、定着ベルト62の内周面と接触しており、定着ベルト62を内側から支持している。第1湾曲部87の左面(用紙の搬送方向における下流側の面)には、吸熱面89が形成されている。吸熱面89には、全域に亘って黒塗装処理が施されている(図4の太線部分参照)。
反射部材68は、前後方向に長い形状を成している。反射部材68の前後両端部は、可動フレーム22の各取付壁47に設けられた取付片53に取り付けられている。これにより、反射部材68は、可動フレーム22と一体に上下動可能となっている。反射部材68は、支持部材65と間隔を介して設けられている。反射部材68は、定着ベルト62の回転中心Aとプレスローラー63の回転中心Bを通過する直線Cよりも右側(用紙の搬送方向における上流側)に配置されている。
反射部材68は、左側(用紙の搬送方向における下流側)に向かって円弧状に湾曲する第2湾曲部90と、第2湾曲部90の上下両端側にそれぞれ設けられる第2連結部91と、を備えている。第2湾曲部90は、ヒーター66の左側(用紙の搬送方向における下流側)を覆うように設けられている。第2湾曲部90は、熱伝達部材67の第1湾曲部87と対向している。第2湾曲部90の右面(用紙の搬送方向における上流側の面)には、反射面92が形成されている。各第2連結部91は、熱伝達部材67の各第1連結部88と固定されている。
過昇温防止装置69は、所謂サーモカットである。過昇温防止装置69は、定着ベルト62を挟んで熱伝達部材67の第1湾曲部87と対向している。過昇温防止装置69は、定着ベルト62の温度が所定温度以上になった場合に、ヒーター66の通電を停止させ、定着ベルト62が過昇温するのを防止する機能を有している。
上記のように構成された定着装置18において、所定の圧力の定着ニップ72を形成するには、図2、図3に白抜き矢印Fで示されるように、各押圧機構23の第1押圧片54の大径部58を治具(図示せず)によって下方に押圧する。この押圧により、第1押圧片54が下降し、第1押圧片54の小径部57が第2押圧片55を下方に押圧する。この押圧により、第2押圧片55が下降し、第2押圧片55が押圧バネ56を下方に押圧する。この押圧により、押圧バネ56が収縮し、押圧バネ56が可動フレーム22の各被押圧壁46を下方に押圧する。この押圧により、可動フレーム22、定着ベルト62、押圧部材64、支持部材65、ヒーター66、熱伝達部材67及び反射部材68が一体的に下降する。これに伴って、図4に示されるように、定着ベルト62がプレスローラー63に圧接し、所定の圧力の定着ニップ72が形成される。
また、上記のように構成された定着装置18において、用紙にトナー像を定着させるには、駆動源75によって駆動ギア74を回転させる。このように駆動ギア74が回転すると、この回転がプレスローラー63に伝達され、図4に矢印Dで示されるように、プレスローラー63が一方向(本実施形態では、正面視で反時計方向)に回転する。このようにプレスローラー63が一方向に回転すると、図4に矢印Eで示されるように、プレスローラー63に圧接する定着ベルト62が上記一方向とは逆方向(本実施形態では、正面視で時計方向)に従動回転する。
定着ベルト62が回転する前の状態では、定着ベルト62が熱伝達部材67の第1湾曲部87から離間している。これに対して、上記のように定着ベルト62が回転すると、図4に矢印Gで示されるように、定着ベルト62が左側(用紙の搬送方向における下流側)に引っ張られる。これに伴って、定着ベルト62が熱伝達部材67の第1湾曲部87に密着する。
また、用紙にトナー像を定着させるには、ヒーター66を稼働(点灯)させる。このようにヒーター66が稼働すると、ヒーター66から輻射熱が放射される。ヒーター66から熱伝達部材67に向かって放射された輻射熱は、図4に矢印Hで示されるように、熱伝達部材67の吸熱面89に直接到達し、吸熱面89によって吸収される。また、ヒーター66から支持部材65に向かって放射された輻射熱は、図4に矢印Iで示されるように、反射部材68の反射面92によって熱伝達部材67に向かって反射され、熱伝達部材67の吸熱面89に到達し、吸熱面89によって吸収される。
以上のような作用により、熱伝達部材67が加熱されると共に、熱伝達部材67から伝達される熱によって定着ベルト62が加熱される。この状態で、用紙が定着ニップ72を通過すると、用紙とトナー像が加熱及び加圧されて、用紙にトナー像が定着される。
本実施形態では前述のように、定着ベルト62の回転中心Aとプレスローラー63の回転中心Bを通過する直線Cよりも右側(用紙の搬送方向における上流側)に熱伝達部材67が配置されている。そのため、定着ベルト62の略全域に亘って熱伝達部材67が配置される場合と比較して、定着ベルト62と熱伝達部材67の接触面積を狭くすることが可能となる。これに伴って、定着装置18の熱容量を小さくすることができるため、ウォームアップタイムを短縮し、省エネルギー化を図ることが可能となる。また、定着ベルト62の回転時に左側(用紙の搬送方向における下流側)に向かって定着ベルト62を引っ張る力が発生しても、熱伝達部材67の第1湾曲部87によって定着ベルト62を支持し、定着ベルト62の変形を抑制することが可能となる。
また、前述のように、反射部材68が支持部材65と間隔を介して設けられているため、反射部材68が支持部材65に支持される場合と比較して、反射部材68から支持部材65に熱が伝わりにくくなる。これに伴って、より集中的に定着ベルト62を加熱することが可能となり、ウォームアップタイムを一層短縮し、更なる省エネルギー化を図ることが可能となる。また、反射部材68から支持部材65に熱が伝わりにくいため、支持部材65を耐熱性の高い材料で構成したり、反射部材68と支持部材65の間に断熱部材を介装したりする必要が無い。そのため、定着装置18の製造コストを安くすることが可能となる。
また、熱伝達部材67と反射部材68によって囲まれる空間にヒーター66が収容されている。このような構成を採用することで、ヒーター66が放射する輻射熱によって熱伝達部材67を集中的に加熱することが可能となる。そのため、熱伝達部材67の昇温速度を速めることができ、熱伝達部材67から伝達される熱によって定着ベルト62を迅速に加熱することが可能となる。
また、定着ベルト62を挟んで過昇温防止装置69が熱伝達部材67の第1湾曲部87と対向している。このような構成を採用することで、定着ベルト62と過昇温防止装置69の間隔が変動するのを抑制することが可能となる。そのため、過昇温防止装置69の誤作動を防止することが可能となる。
また、熱伝達部材67の吸熱面89には、黒塗装処理が施されている。このような構成を採用することで、吸熱面89の熱吸収効率を高めることが可能となる。これに伴って、熱伝達部材67の昇温速度を速めることができ、熱伝達部材67から伝達される熱によって定着ベルト62を迅速に加熱することが可能となる。
また、押圧部材64の押圧面78は、右側(用紙の搬送方向における上流側)から左側(用紙の搬送方向における下流側)に向かって、下側(プレスローラー63側)に傾斜している。このような構成を採用することで、定着ベルト62の外周面から用紙を分離しやすくなる。
また、定着ベルト62は、押圧部材64と熱伝達部材67のみによって内側から支持されている。このような構成を採用することで、押圧部材64と熱伝達部材67とその他の部材とによって定着ベルト62を内側から支持する場合と比較して、定着装置18の熱容量を小さくすることが可能となる。これに伴って、ウォームアップタイムを一層短縮し、更なる省エネルギー化を図ることが可能となる。
また、定着ベルト62の基材層が金属によって構成されているため、定着ベルト62の昇温速度を速めることが可能となる。
また、押圧部材64が耐熱性樹脂によって構成されているため、支持部材65に熱が伝達されにくくなり、支持部材65が一層加熱されにくくなる。
また、定着ベルト62が回転する前の状態では、定着ベルト62が熱伝達部材67の第1湾曲部87から離間しており、定着ベルト62が回転するのに伴って、定着ベルト62が熱伝達部材67の第1湾曲部87に密着するように構成されている。そのため、定着ベルト62の回転が開始される際に、熱伝達部材67との接触によって定着ベルト62に不要なテンションが掛かるのを防止することができる。
また、定着ベルト62の回転方向において定着ニップ72の上流側に熱伝達部材67が配置されている。そのため、定着ベルト62の熱が冷める前に定着ベルト62を定着ニップ72に到達させることができ、定着ニップ72を効率的に加熱することが可能となる。
また、前述のように、定着ベルト62が回転するのに伴って定着ベルト62が熱伝達部材67の第1湾曲部87に自然と密着する。そのため、バネ等を用いて定着ベルト62を熱伝達部材67の第1湾曲部87に密着させる必要が無い。
本実施形態の押圧面78はフラットな平面であったが、他の異なる実施形態では、押圧面78は、曲率を持った円弧状の曲面であっても良い。このように押圧面78に曲率を持たせることで、定着ニップ72の幅を大きくすることができ、定着ベルト62からの用紙の分離性が向上し、定着ベルト62のスリップを抑制することが可能となる。なお、上記のように押圧面78に曲率を持たせる場合には、定着ベルト62の内側に向かって凸となるように押圧面78を湾曲させるのが好ましい。
本実施形態では、押圧部材64が耐熱性樹脂によって構成される場合について説明したが、他の異なる実施形態では、押圧部材64が金属によって構成されても良い。
本実施形態では、定着ベルト62の基材層を金属によって構成したが、他の異なる実施形態では、定着ベルト62の基材層を樹脂によって構成しても良い。
本実施形態では、定着ベルト62が回転する前の状態では、定着ベルト62が熱伝達部材67の第1湾曲部87から離間している場合について説明した。一方で、他の異なる実施形態では、定着ベルト62が回転する前から定着ベルト62が熱伝達部材67の第1湾曲部87に接触(密着)していても良い。
本実施形態では、プリンター1に本発明の構成を適用する場合について説明したが、他の異なる実施形態では、複写機、ファクシミリ、複合機等の他の画像形成装置に本発明の構成を適用することも可能である。
<第2の実施形態>
次に、本発明の第2の実施形態について、図5を用いて説明する。なお、ガイド部材93以外の構成については、第1の実施形態と同様であるため、説明を省略する。
ガイド部材93は、支持部材65の下流側支持片81の下流側ベース部84に取り付けられている。ガイド部材93は、上側(プレスローラー63とは反対側)に向かって延びている。ガイド部材93は、例えば、線バネによって構成されている。ガイド部材93は、前後方向に間隔をおいて複数個設けられている。ガイド部材93は、上下方向に略直線状に延びる延出部94と、延出部94の上端部から右側に向かって円弧状に湾曲する弧状部95と、を備えている。弧状部95は、定着ベルト62の内周面に接触しており、定着ベルト62を内側から支持している。
上記のような構成を採用することで、押圧部材64、熱伝達部材67及びガイド部材93によって定着ベルト62が内側から支持されることになる。そのため、押圧部材64と熱伝達部材67のみによって定着ベルト62が内側から支持される場合と比較して、定着ベルト62の変形を抑制することが可能となり、定着ベルト62の軌道を安定させることができる。
また、本実施形態では、ガイド部材93が線バネによって構成されているため、ガイド部材93を定着ベルト62に接触させることに伴う定着装置18の熱容量の増加を、最小限に留めることが可能となる。
本実施形態では、ガイド部材93が線バネによって構成されていたが、他の異なる実施形態では、ガイド部材93が板バネ等によって構成されても良い。
1 プリンター(画像形成装置)
18 定着装置
62 定着ベルト
63 プレスローラー(加圧部材)
64 押圧部材
65 支持部材
66 ヒーター(熱源)
67 熱伝達部材
68 反射部材
69 過昇温防止装置
72 定着ニップ
78 押圧面
89 吸熱面
93 ガイド部材

Claims (8)

  1. 回転可能に設けられる定着ベルトと、
    前記定着ベルトの外側に配置され、前記定着ベルトに圧接して定着ニップを形成し、回転可能に設けられる加圧部材と、
    前記定着ベルトの内側に配置され、前記定着ベルトを前記加圧部材側に向かって押圧する押圧部材と、
    前記押圧部材を支持する支持部材と、
    前記定着ベルトの内側に配置され、輻射熱を放射する熱源と、
    前記定着ベルトの内周面と接触し、前記熱源から放射される輻射熱を吸収する熱伝達部材と、
    前記熱源から前記支持部材に向かって放射された輻射熱を前記熱伝達部材に向かって反射する反射部材と、を備え、
    前記熱伝達部材は、前記定着ベルトの回転中心と前記加圧部材の回転中心を通過する直線よりも用紙の搬送方向における上流側に配置され、
    前記反射部材は、前記支持部材と間隔を介して設けられていることを特徴とする定着装置。
  2. 前記熱源は、前記熱伝達部材と前記反射部材によって囲まれる空間に収容されていることを特徴とする請求項1に記載の定着装置。
  3. 前記定着ベルトの外側に配置される過昇温防止装置を更に備え、
    前記過昇温防止装置は、前記定着ベルトを挟んで前記熱伝達部材と対向していることを特徴とする請求項1又は2に記載の定着装置。
  4. 前記熱伝達部材は、前記熱源から放射される輻射熱を吸収する吸熱面を備え、前記吸熱面には、黒塗装処理が施されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の定着装置。
  5. 前記押圧部材は、前記定着ベルトを前記加圧部材側に向かって押圧する押圧面を備え、前記押圧面は、用紙の搬送方向における上流側から下流側に向かって前記加圧部材側に傾斜していることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の定着装置。
  6. 前記定着ベルトは、前記押圧部材と前記熱伝達部材のみによって内側から支持されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の定着装置。
  7. 前記支持部材に取り付けられ、前記加圧部材とは反対側に向かって延びるガイド部材を更に備え、
    前記定着ベルトは、前記押圧部材、前記熱伝達部材及び前記ガイド部材によって内側から支持されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の定着装置。
  8. 請求項1〜7のいずれか1項に記載の定着装置を備えていることを特徴とする画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2017010004A (ja) * 2015-06-23 2017-01-12 株式会社リコー 定着装置及び画像形成装置
JP2017009881A (ja) * 2015-06-24 2017-01-12 株式会社リコー 定着装置及び画像形成装置

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JP2017010004A (ja) * 2015-06-23 2017-01-12 株式会社リコー 定着装置及び画像形成装置
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