JP2014224946A - 撮像装置 - Google Patents

撮像装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2014224946A
JP2014224946A JP2013104911A JP2013104911A JP2014224946A JP 2014224946 A JP2014224946 A JP 2014224946A JP 2013104911 A JP2013104911 A JP 2013104911A JP 2013104911 A JP2013104911 A JP 2013104911A JP 2014224946 A JP2014224946 A JP 2014224946A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
unit
imaging
signal
pixel
focus detection
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2013104911A
Other languages
English (en)
Inventor
亮 ▲高▼見
亮 ▲高▼見
Akira Takami
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nikon Corp
Original Assignee
Nikon Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nikon Corp filed Critical Nikon Corp
Priority to JP2013104911A priority Critical patent/JP2014224946A/ja
Publication of JP2014224946A publication Critical patent/JP2014224946A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Focusing (AREA)
  • Automatic Focus Adjustment (AREA)
  • Transforming Light Signals Into Electric Signals (AREA)
  • Studio Devices (AREA)

Abstract

【課題】補間処理を実行可能な撮像装置において処理負荷を低減する。【解決手段】撮像装置1は、撮像信号を出力する撮像画素と焦点検出信号を出力する焦点検出画素とが2次元状に配置された撮像素子11と、撮像画素が配列された複数の第1画素行と焦点検出画素および撮像画素がそれぞれ配列された複数の第2画素行とを有する撮像素子11から画素行ごとに各画素行の出力信号を読み出す信号読み出し部11aと、信号読み出し部11aに複数の第1画素行の各々を読み出させる第1読み出しモードと、複数の第1画素行と複数の第2画素行の各々を読み出させる第2読み出しモードとを択一的に選択する読み出し制御部121と、信号読み出し部11aにより読み出された撮像信号に基づいて静止画像または動画像を記録するメモリIF制御部133とを備え、読み出し制御部121は、画像を記録する場合は、第1読み出しモードを選択する。【選択図】図1

Description

本発明は撮像装置に関する。
撮像素子にカラーフィルタを介して被写体からの光束を受光する撮像画素のみが設けられた複数の第1画素行と、焦点調節動作に用いる画素であってカラーフィルタを介さずに被写体からの光束を受光する焦点検出画素を有する複数の第2画素行とを有する撮像装置が知られている(特許文献1)。特許文献1には、動画像撮影やライブビュー画像表示を行う場合、撮像素子から信号を読み出す際に第2画素行に対して補間処理を行う手法が開示されている。
特開2011−199493号公報
特許文献1では、動画像撮影やライブビュー画像表示を行う場合、第2画素行から出力信号が毎フレーム読み出され、補間処理を毎フレーム必要とする。撮像装置は、動画像撮影やライブビュー画像表示を行っている間、焦点調節動作を毎フレーム必要とするわけではない。焦点調節動作を必要としないフレームにあっては、第2画素行から出力信号を読み出して補間処理を行う処理は、撮像装置に無駄な処理負荷を加えてしまう。
本発明による撮像装置は、光学系により形成される像を受光して撮像信号を出力する撮像画素と光学系により形成される像を受光して焦点検出信号を出力する焦点検出画素とが2次元状に配置された撮像素子と、撮像画素が配列された複数の第1画素行と焦点検出画素および撮像画素がそれぞれ配列された複数の第2画素行とを有する撮像素子の画素行群について、画素行ごとに各画素行の出力信号を読み出す読み出し部と、読み出し部に複数の第1画素行の各々を読み出させる第1のモードと、読み出し部に複数の第1画素行と複数の第2画素行の各々を読み出させる第2のモードとを択一的に選択するモード選択部と、読み出し部により読み出された撮像信号に基づいて静止画像または動画像を記録する画像記録部と、を備え、モード選択部は、画像記録部により静止画像または動画像を記録する場合は、第1のモードを選択することを特徴とする。
本発明では、補間処理を実行可能な撮像装置において処理負荷を低減することができる。
本発明の一実施の形態による撮像装置に関するブロック構成図である。 (a)本発明の一実施の形態による撮像装置の撮影画面を模式的に示した図である。(b)横焦点検出エリアの近傍の拡大平面図である。(c)縦焦点検出エリアの近傍の拡大平面図である。 本発明の一実施の形態による撮像装置を用いて静止画像を撮影する際の動作に関するフローチャートである。 本発明の一実施の形態による撮像装置を用いて動画像を撮影する際の動作に関するフローチャートである。
図1は、本発明の一実施の形態による撮像装置のブロック構成図である。図1に例示されるデジタルカメラ1は、撮像装置であって、レンズ10と撮像素子11と制御部12とDRAM13と表示部14と操作部15とレンズ駆動部16とを備える。
レンズ10は、フォーカシングレンズを少なくとも含む複数の光学系で構成され、撮像素子11の撮像面上に被写体像を結像させる。図1では、レンズ10としてフォーカシングレンズのみが図示されている。レンズ10に含まれるフォーカシングレンズがレンズ駆動部16により光軸方向に駆動されることにより、レンズ10の焦点が調節される。
撮像素子11は、撮像面位相差AF用の撮像素子であって、撮像画素と焦点検出画素とをそれぞれ複数個備える。複数の撮像画素の各々は、R、G、またはBのカラーフィルタと光電変換素子とを有し、レンズ10により形成される被写体像を受光して、R、G、またはBに関する撮像信号を出力する。複数の焦点検出画素の各々は、光電変換素子を有し、レンズ10により形成される被写体像を受光して、焦点検出信号を出力する。
撮像素子11は、撮像画素のみが横方向(行方向)に配列された第1の画素行と、撮像画素と焦点検出画素とが横方向に配列された第2の画素行とを有する。撮像素子11において、偶数行目の画素行は第1の画素行であって、奇数行目の画素行は第1または第2の画素行である。
撮像素子11は、信号読み出し部11aを有し、画素行ごとに画素行に含まれる画素から出力信号を読み出す。信号読み出し部11aは、第1読み出しモードと第2読み出しモードという二つの読み出しモードを有し、各読み出しモードごとに定められた画素行から信号を読み出す。
第1読み出しモードでは、信号読み出し部11aは、撮像素子11の偶数行目に設定されている第1の画素行から撮像信号を読み出す。第2読み出しモードでは、信号読み出し部11aは、撮像素子11の奇数行目に設定されている第1および第2の画素行から撮像信号および焦点検出信号を読み出す。
図2(a)は、デジタルカメラ1の撮影画面を模式的に示した図である。図2(a)に図示されるように、撮影画面30には撮影画面の横方向(行方向)に延在する複数の横焦点検出エリア31と撮影画面の縦方向(列方向)に延在する複数の縦焦点検出エリア32とが設定されている。
図2(b)は、横焦点検出エリア31の近傍に対応する撮像面を拡大した撮像素子11の拡大平面図である。図2(b)に示されるように、横焦点検出エリア31に対応する画素群は、撮像素子11の奇数行目に設けられた第2の画素行に含まれる。その第2の画素行のうち、横焦点検出エリア31に対応する画素位置には複数の焦点検出画素34が配置され、横焦点検出エリア31に対応しない画素位置には撮像画素33が配置されている。
図2(c)は、縦焦点検出エリア32の近傍に対応する撮像面を拡大した撮像素子11の拡大平面図である。図2(c)に示されるように、縦焦点検出エリア32は、縦方向に並んだ複数の画素行に跨って設けられている。縦焦点検出エリア32に対応する複数の画素のうち、撮像素子11の偶数行目の画素は撮像画素33であって、撮像素子11の奇数行目の画素は焦点検出画素34である。
図1の制御部12は、たとえばCPU、ASIC、ROM、A/D変換回路などで構成される。制御部12は、DRAM13を作業領域として用いて不図示のROM等に記憶されているプログラムを実行することにより、デジタルカメラ1の各部を制御する。制御部12は、DRAMコントローラ120と読み出し制御部121と画像データ受信部122とデフォーカス量演算部123とAF評価値演算部124と画素補間部125と第1焦点検出部126と第2焦点検出部127と表示制御部128と変化検出部129と輝度検出部130と操作検出部131とコーデック部132とメモリIF制御部133として機能する。
DRAMコントローラ120は、DRAM13からのデータ読み出し、DRAM13へのデータ書き出し、DRAM13のリフレッシュなどを行う。制御部12の各部は、DRAMコントローラ120を介してDRAM13に対して読み書き制御を行う。
読み出し制御部121は、信号読み出し部11aによる信号読み出しを制御する。読み出し制御部121は、第1読み出しモードと第2読み出しモードという二つの読み出しモードの中から択一的に読み出しモードを選択し、選択した読み出しモードで信号読み出しを行うように信号読み出し部11aを設定する。
画像データ受信部122は、信号読み出し部11aが読み出した出力信号を受信して、その出力信号をA/D変換する。画像データ受信部122は、A/D変換後のデジタル撮像信号やデジタル焦点検出信号などのデジタル出力信号をDRAM13に一時記憶させると共に、デフォーカス量演算部123、AF評価値演算部124、画素補間部125などへそれらのデジタル出力信号を出力する。
デフォーカス量演算部123は、信号読み出し部11aが第2読み出しモードで動作しているとき、すなわち読み出し制御部121が第2読み出しモードを選択しているときに、画像データ受信部122から入力されたデジタル焦点検出信号に基づいて位相差検出AF用のデフォーカス量を算出する。
AF評価値演算部124は、信号読み出し部11aが第1読み出しモードで動作しているとき、すなわち読み出し制御部121が第1読み出しモードを選択しているときに、画像データ受信部122から入力されたデジタル撮像信号に基づいてコントラスト検出AF用のAF評価値を算出する。
画素補間部125は、信号読み出し部11aが第2読み出しモードで動作しているとき、すなわち読み出し制御部121が第2読み出しモードを選択しているときに、焦点検出画素34の画素位置における画像情報をその焦点検出画素34の出力信号とその周囲の撮像画素33の出力信号とを用いて補間する。補間手法については、たとえば特開2009−303194号公報に開示されている公知の方法を用いればよい。
第1焦点検出部126は、デフォーカス量演算部123により算出されたデフォーカス量に基づいてフォーカシングレンズを駆動させて、レンズ10の焦点を調節する。すなわち、第1焦点検出部126は、位相検出AFによる焦点調節を行う。
第2焦点検出部127は、レンズ駆動部16を制御してフォーカシングレンズを光軸方向に駆動させて、AF評価値演算部124により演算されたAF評価値がピークとなるフォーカシングレンズの位置を検出する。そして、フォーカシングレンズをそのピーク位置に移動させることによりレンズ10の焦点を調節する。すなわち、第2焦点検出部127は、コントラスト検出AF方式による焦点調節動作を行う。
表示制御部128は、液晶モニタなどで構成される表示部14にライブビュー画像やメニュー画面などの画像を表示させる。変化検出部129は、不図示のジャイロセンサの出力結果や画像処理などを用いて、デジタルカメラ1の姿勢変化を検出する。輝度検出部130は、撮像信号と焦点検出信号とに基づいて被写体の輝度を検出する。
操作検出部131は、動画スイッチ15a、レリーズスイッチ15bなど、デジタルカメラ1の各部に設けられた操作部15の操作を検出する。デジタルカメラ1は、操作検出部131により動画スイッチ15aの操作が検出されると、動画撮影を開始または終了させる。
レリーズスイッチ15bは、半押し操作と全押し操作とを受け付ける。レリーズスイッチ15bが半押し操作されたことを操作検出部131が検出すると、デジタルカメラ1は第1焦点検出部126や第2焦点検出部127による焦点調節動作、自動露出制御などを含む撮影準備動作を開始する。レリーズスイッチ15bが全押し操作されたことを操作検出部131が検出すると、デジタルカメラ1は静止画像を撮影する。
デジタルカメラ1は、シングルAFモード、コンティニュアスAFモードなどのAFモードを有する。シングルAFモードでは、レリーズスイッチ15bの半押し操作に応じてレンズ10の焦点が一旦調節された後その半押し操作が継続している間、AFロックを行い、焦点調節を行わない。コンティニュアスAFモードでは、半押し操作の解除または全押し操作が行われるまでの間、継続的にレンズ10の焦点調節を行う。すなわち、コンティニュアスAFモードでは、AFロックは行われない。
コーデック部132は、DRAM13に記録されている画像情報を読み出し、JPEG、MPEG等の圧縮方式を用いてその画像情報を圧縮し、記録用の画像データを生成する。メモリIF制御部133は、メモリカードスロット内に挿入されたメモリカード(不図示)などに記録用の画像データを記録する。
図3は、ライブビュー画像を表示部14に表示させて静止画像を撮影する場合のデジタルカメラ1の動作に関するフローチャートである。ステップS200では、制御部12は、読み出し制御部121を用いて信号読み出し部11aを第1読み出しモードに設定する。以降、信号読み出し部11aは、撮像素子11の偶数行目に含まれる複数の撮像画素33から撮像信号を毎フレーム読み出す。
ステップS201では、制御部12は、信号読み出し部11aにより読み出された撮像信号を取得する。すなわち、制御部12は、信号読み出し部11aにより読み出された撮像信号を画像データ受信部122に受信させる。画像データ受信部122は、その撮像信号をA/D変換して、デジタル撮像信号をDRAM13に一時記憶させると共に、デジタル撮像信号をAF評価値演算部124へ出力する。
ステップS202では、制御部12は、ステップS201においてDRAM13に記憶されたデジタル撮像信号を表示制御部128に出力して、そのデジタル撮像信号に基づいたライブビュー画像を表示部14に表示させる。
ステップS203では、制御部12は、レリーズスイッチ15bの半押し操作が操作検出部131により検出されているか否かを判定する。制御部12は、操作検出部131によりレリーズスイッチ15bの半押し操作が検出されている場合は、ステップS204の処理に進む。制御部12は、操作検出部131によりレリーズスイッチ15bの半押し操作が検出されていない場合は、ステップS200の処理に戻り、ステップS200からステップS202までの処理を再び実行する。
ステップS204では、制御部12は、レンズ10の焦点調節を第1焦点検出部126と第2焦点検出部127のどちらを用いて行うかを判断する。たとえば、輝度検出部130により検出された被写体の輝度が所定値未満の場合、制御部12は、被写体が位相差検出AFに適さないと判断して、第2焦点検出部127を用いてレンズ10の焦点を調節する判断を行い、ステップS211の処理に進む。輝度検出部130により検出された被写体の輝度が所定値以上の場合、制御部12は、第1焦点検出部126を用いてレンズ10の焦点を調節する判断を行い、ステップS205の処理に進む。
また、ステップS204において、変化検出部129が所定量以上のデジタルカメラ1の姿勢変化を検出している場合、制御部12は、ステップS205の処理に進む。制御部12は、デジタルカメラ1の姿勢が大きく変化して、撮影画像内で被写体が大きく変化した場合、ステップS205の処理に進む。
なお、ステップS204において、ユーザが操作部15を用いてレンズ10の焦点調節方法を選択している場合、制御部12は、ユーザが指定した焦点調節方法に基づいて、ステップS204の判断を行うことにしてもよい。すなわち、制御部12は、ユーザが位相差検出AFでレンズ10の焦点を調節することを選択していた場合はステップS205の処理に進み、ユーザがコントラスト検出AFでレンズ10の焦点を調節することを選択していた場合はステップS211の処理に進む。
ステップS205では、制御部12は、読み出し制御部121を用いて信号読み出し部11aを第2読み出しモードに設定する。以降、信号読み出し部11aは、撮像素子11の奇数行目に含まれる複数の撮像画素33および複数の焦点検出画素34の各々から各画素の出力信号を毎フレーム読み出す。
ステップS206では、制御部12は、信号読み出し部11aにより読み出された撮像信号と焦点検出信号とを取得する。すなわち、制御部12は、信号読み出し部11aにより読み出された撮像信号と焦点検出信号とを画像データ受信部122に受信させる。画像データ受信部122は、その撮像信号と焦点検出信号とをA/D変換して、デジタル撮像信号とデジタル焦点検出信号とをDRAM13に一時記憶させる。また、画像データ受信部122は、デジタル焦点検出信号をデフォーカス量演算部123へ出力し、デジタル撮像信号をAF評価値演算部124と画素補間部125とへ出力する。
ステップS207では、制御部12は、既にAFロックされているか否かを判定する。制御部12は、AFロックされていない場合はステップS208の処理に進み、AFロックされている場合はステップSS209の処理に進む。
ステップS208では、制御部12は、位相差検出AF方式による焦点調節動作を行う。すなわち、制御部12は、デフォーカス量演算部123がデフォーカス量を算出して、第1焦点検出部126がそのデフォーカス量に基づいてレンズ10の焦点を調節するように制御する。その後、制御部12は、ステップS209の処理に進む。
ステップS209では、制御部12は、画素補間部125を用いて、焦点検出画素34の画素位置に関する画像情報を補間する。その後、制御部12は、ステップS210の処理に進む。
ステップS210では、制御部12は、ステップS206にてDRAM13に記憶されたデジタル撮像信号と、ステップS209にて補間された画像情報とを表示制御部128に出力して、それらに基づいたライブビュー画像を表示部14に表示させる。その後、制御部12は、ステップS216の処理に進む。
ステップS211では、制御部12は、読み出し制御部121を用いて信号読み出し部11aを第1読み出しモードに設定する。以降、信号読み出し部11aは、撮像素子11の偶数行目に含まれる複数の撮像画素33から撮像信号を毎フレーム読み出す。ステップS212では、制御部12は、ステップS201と同様にして、信号読み出し部11aにより読み出された撮像信号を取得する。すなわち、制御部12は、信号読み出し部11aにより読み出された撮像信号を画像データ受信部122に受信させる。画像データ受信部122は、その撮像信号をA/D変換して、デジタル撮像信号をDRAM13に一時記憶させると共に、デジタル撮像信号をAF評価値演算部124へ出力する。
ステップS213では、制御部12は、既にAFロックされているか否かを判定する。制御部12は、AFロックされていない場合はステップS214の処理に進み、AFロックされている場合はステップS215の処理に進む。
ステップS214では、制御部12は、コントラスト検出AF方式による焦点調節動作を行う。すなわち、制御部12は、AF評価値演算部124がAF評価値を算出して、そのAF評価値に基づいて第2焦点検出部127がレンズ10の焦点を調節するように制御する。その後、制御部12は、ステップS215の処理に進む。
ステップS215では、制御部12は、ステップS212においてDRAM13に記憶されたデジタル撮像信号を表示制御部128に出力して、それらのデジタル撮像信号に基づいたライブビュー画像を表示部14に表示させる。その後、制御部12は、ステップS216の処理に進む。
ステップS216では、制御部12は、デジタルカメラ1がシングルAFモードであり、かつデジタルカメラ1がAFロックされていないかを判定する。制御部12は、デジタルカメラ1がコンティニュアスAFモードである場合、またはデジタルカメラ1がAFロックされている場合は、ステップS218の処理に進む。換言すると、制御部12は、デジタルカメラ1がAFロックを行わないAFモードのとき、またはAFロックを既に行っている場合は、ステップS218の処理に進む。制御部12は、デジタルカメラ1がシングルAFモードであり、かつAFロックをまだ行っていない場合は、ステップS217の処理に進む。ステップS217では、制御部12は、AFロックを行い、ステップS218の処理に進む。
ステップS218では、制御部12は、レリーズスイッチ15bの全押し操作が操作検出部131により検出されているか否かを判定する。制御部12は、操作検出部131によりレリーズスイッチ15bの全押し操作が検出されている場合は、ステップS219の処理に進む。制御部12は、操作検出部131によりレリーズスイッチ15bの全押し操作が検出されていない場合は、ステップS203の処理に戻る。ユーザがレリーズスイッチ15bを全押し操作せずに半押し操作で待機している場合、ステップS203が肯定判定されてステップS204以降の処理を再び実行する。ユーザがレリーズスイッチ15bから手を放している場合は、ステップS203が否定判定されてステップS200の処理に戻る。
ステップS219では、制御部12は、読み出し制御部121を用いて信号読み出し部11aを第1読み出しモードに設定する。以降、信号読み出し部11aは、撮像素子11の偶数行目に含まれる複数の撮像画素33から撮像信号を毎フレーム読み出す。
ステップS220では、制御部12は、信号読み出し部11aにより読み出された撮像信号を取得する。すなわち、制御部12は、信号読み出し部11aにより読み出された撮像信号を画像データ受信部122に受信させる。画像データ受信部122は、その撮像信号をA/D変換して、デジタル撮像信号をDRAM13に一時記憶させると共に、デジタル撮像信号をAF評価値演算部124へ出力する。
ステップS221では、制御部12は、記録用の画像データをメモリカードなどに記録する。制御部12は、ステップS220においてDRAM13に記憶されたデジタル撮像信号をコーデック部132へ出力して、記録用の画像データを生成させる。そして、制御部12は、その記録用画像データをメモリIF制御部133に出力して、メモリカードなどに記録させる。
ステップS222では、制御部12は、AFロックを解除する。
デジタルカメラ1では、レリーズスイッチ15bが半押し操作された後(ステップS203 YES)、ステップS204にて位相差検出AF方式による焦点調節動作を行うと判断された場合にのみ、画素補間部125による画素補間処理を行う。位相差検出AF方式による焦点調節を行わない場合は、画素補間の対象となる焦点検出画素34から焦点検出信号を読み出さないことにより画素補間処理の実行回数を抑制して、ライブビュー画像を表示部14に表示させて静止画撮影を行う際の処理負荷を低減させることができる。
図4は、デジタルカメラ1を用いて動画像を撮影する際の動作に関するフローチャートである。図4において、図3と同様のフローについては同一の符号が付されている。動画像を撮影する場合も、制御部12は、まずステップS200〜ステップS202の処理を実行する。すなわち、制御部12は、信号読み出し部11aを第1読み出しモードに設定し(ステップS200)、信号読み出し部11aにより読み出された撮像信号をA/D変換してデジタル撮像信号としてDRAM13に記憶し(ステップS201)、そのデジタル撮像信号に基づいてライブビュー画像を表示部14に表示させる(ステップS202)。
ステップS303では、制御部12は、動画スイッチ15aが押されてオン状態となったか否かを判定する。制御部12は、操作検出部131により動画スイッチ15aがオン状態となっている場合は、ステップS304の処理に進む。制御部12は、操作検出部131により動画スイッチ15aがオン状態となっていない場合は、図4のステップS200の処理に戻り、ステップS200からステップS202までの処理を再び実行する。
ステップS304では、制御部12は、焦点調節動作を行うか否かを判定する。制御部12は、変化検出部129が所定量以上のデジタルカメラ1の姿勢変化を検出している場合、焦点調節動作が必要と判断して図4のステップS205の処理に進む。制御部12は、変化検出部129が所定量未満のデジタルカメラ1の姿勢変化を検出している場合、改めて焦点調節動作を行う必要が無いと判断して図4のステップS211の処理に進む。
制御部12は、図4のステップS205およびS206の処理を実行した後、ステップS307の処理に進む。ステップS307では、制御部12は、図3のステップS207と同様に、既にAFロックされているか否かを判定する。制御部12は、AFロックされていない場合は図4のステップS208の処理に進み、AFロックされている場合はステップS316の処理に進む。制御部12は、図4のステップS208の処理を実行した後、ステップS316の処理に進む。
制御部12は、図4のステップS211およびS212の処理を実行した後、ステップS315の処理に進む。ステップS315では、制御部12は、図4のステップS212にてDRAM13に記憶されたデジタル撮像信号に基づいて、フレーム画像を生成する。制御部12は、コーデック部132を用いてそのフレーム画像を動画像データに圧縮変換して、メモリIF制御部133を介してメモリカードに蓄積する。制御部12は、ステップS315の処理が完了した後、ステップS316の処理に進む。
ステップS316では、制御部12は、デジタルカメラ1がシングルAFモードであり、かつデジタルカメラ1がAFロックされていないかを判定する。制御部12は、デジタルカメラ1がコンティニュアスAFモードである場合、またはデジタルカメラ1がAFロックされている場合は、ステップS318の処理に進む。制御部12は、デジタルカメラ1がシングルAFモードであり、かつAFロックをまだ行っていない場合は、図4のステップS217の処理に進む。図4のステップS217では、制御部12は、AFロックを行い、ステップS318の処理に進む。
ステップS318では、制御部12は、動画スイッチ15aが押されてオフ状態となったか否かを判定する。制御部12は、操作検出部131により動画スイッチ15aがオフ状態となっている場合は、ステップS319の処理に進む。制御部12は、操作検出部131により動画スイッチ15aがオフ状態となっていない場合は、ステップS303の処理に戻る。
ステップS319では、制御部12は、動画像の録画を終了する。たとえば、制御部12は、DRAM13に記憶されたフレーム画像の圧縮変換が完了した後、動画像データを完成させる。制御部12は、ステップS319の処理が完了した後、図4のステップS220の処理を実行して図4の処理を終了する。
以上で説明した実施の形態によれば、以下の作用効果が得られる。
本発明によるデジタルカメラ1は、撮像装置であって、撮像素子11と制御部12とを備える。撮像素子11は、撮像画素33と焦点検出画素34とが2次元状に配置され、信号読み出し部11aを有する。読み出し制御部121は、第1の読み出しモードと第2の読み出しモードとを択一的に選択し、選択した読み出しモードになるように信号読み出し部11aを制御する。
信号読み出し部11aは、第1の読み出しモードに設定されたとき、撮像素子11の偶数行目に設けられた第1の画素行から撮像信号を読み出す。信号読み出し部11aは、第2の読み出しモードに設定されたとき、撮像素子11の奇数行目に設けられた第1画素行と第2画素行とから撮像信号と焦点検出信号とを読み出す。
制御部12は、メモリIF制御部133を用いて、撮像素子11から読み出された撮像信号に基づいて静止画像または動画像をメモリカードに記録する。
読み出し制御部121は、メモリIF制御部133により静止画像または動画像を記録する場合は第1の読み出しモードを選択して、画素補間の対象となる焦点検出画素34から信号読み出しを行わない。そのため、デジタルカメラ1では、画像記録時に補間処理による処理負荷が発生しない。
以上で説明した実施の形態は、以下のように変形して実施できる。
(変形例1) 上記の実施の形態では、レンズ10がカメラ本体と一体になっているデジタルカメラに本発明を適用したが、本発明はこのような実施の形態だけに限定されない。たとえば本発明は、レンズ交換式のデジタルカメラにも適用することができるし、カメラ付き携帯電話などのような撮像部を有する情報端末にも適用することができる。
(変形例2) 第1焦点検出部126は、焦点検出信号に基づいてレンズ10の焦点を調節する方法であれば、位相差検出AF以外の焦点調節方法であってもよい。第2焦点検出部127は、撮像信号に基づいてレンズ10の焦点を調節する方法であれば、コントラスト検出AF以外の焦点調節方法であってもよい。
(変形例3) 上記の実施の形態では、信号読み出し部11aは、第1読み出しモードでは撮像素子11の偶数行目に設定されている第1の画素行から撮像信号を読み出し、第2読み出しモードでは撮像素子11の奇数行目に設定されている第1および第2の画素行から撮像信号および焦点検出信号を読み出すこととした。しかし、信号読み出し部11aは、第1読み出しモードにおいて第2の画素行から焦点検出信号を読み出さないようにすればよく、たとえば奇数行目に設定されている第1の画素行からも撮像信号を読み出すことにしてもよい。
以上で説明した実施の形態や変形例はあくまで例示に過ぎず、発明の特徴が損なわれない限り本発明はこれらの内容に限定されない。また、以上で説明した実施の形態や変形例は発明の特徴が損なわれない限り組み合わせて実行してもよい。
1 デジタルカメラ,10 レンズ,11 撮像素子,11a 信号読み出し部,12 制御部,14 表示部,15 操作部,15a 動画スイッチ,15b レリーズスイッチ,16 レンズ駆動部,33 撮像画素,34 焦点検出画素,121 読み出し制御部,122 画像データ受信部,123 デフォーカス量演算部,124 AF評価値演算部,125 画素補間部,126 第1焦点検出部,127 第2焦点検出部,128表示制御部,129 変化検出部,130 輝度検出部,131 操作検出部,133 メモリIF制御部

Claims (4)

  1. 光学系により形成される像を受光して撮像信号を出力する撮像画素と前記光学系により形成される像を受光して焦点検出信号を出力する焦点検出画素とが2次元状に配置された撮像素子と、
    前記撮像画素が配列された複数の第1画素行と前記焦点検出画素および前記撮像画素がそれぞれ配列された複数の第2画素行とを有する前記撮像素子の画素行群について、画素行ごとに各画素行の出力信号を読み出す読み出し部と、
    前記読み出し部に前記複数の第1画素行の各々を読み出させる第1のモードと、前記読み出し部に前記複数の第1画素行と前記複数の第2画素行の各々を読み出させる第2のモードとを択一的に選択するモード選択部と、
    前記読み出し部により読み出された前記撮像信号に基づいて静止画像または動画像を記録する画像記録部と、
    を備え、
    前記モード選択部は、前記画像記録部により前記静止画像または前記動画像を記録する場合は、前記第1のモードを選択することを特徴とする撮像装置。
  2. 請求項1に記載の撮像装置において、
    前記モード選択部が前記第2のモードを選択しているときに前記読み出し部によって読み出された前記複数の第2画素行の焦点検出信号に基づき、前記光学系の焦点調節状態を検出する第1の焦点検出部と、
    画像を表示する表示部と、
    前記表示部にライブビュー画像を表示する場合に前記選択部が前記第2のモードを選択しているとき、前記焦点検出画素の画素位置における画像出力を補間する画素補間部と、
    をさらに備えることを特徴とする撮像装置。
  3. 請求項2に記載の撮像装置において、
    前記撮像装置の姿勢の変化量を検出する変化検出部をさらに備え、
    前記撮像装置の姿勢が所定量以上変化したことを前記変化検出部が検出した場合、前記モード選択部が前記第2のモードを選択し、前記第1の焦点検出部が前記光学系の焦点調節状態を検出することを特徴とする撮像装置。
  4. 請求項3に記載の撮像装置において、
    前記モード選択部が前記第1のモードを選択しているときに前記読み出し部によって読み出された前記複数の第1画素行の撮像信号に基づき、前記光学系の焦点調節状態を検出する第2の焦点検出部と、
    前記撮像信号と前記焦点検出信号とに基づいて被写体の輝度を検出する輝度検出部と、
    をさらに備え、
    前記輝度検出部により検出された前記被写体の輝度が所定値未満の場合、前記モード選択部が前記第1のモードを選択し、前記第2の焦点検出部が前記光学系の焦点調節状態を検出することを特徴とする撮像装置。
JP2013104911A 2013-05-17 2013-05-17 撮像装置 Pending JP2014224946A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013104911A JP2014224946A (ja) 2013-05-17 2013-05-17 撮像装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013104911A JP2014224946A (ja) 2013-05-17 2013-05-17 撮像装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2014224946A true JP2014224946A (ja) 2014-12-04

Family

ID=52123659

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013104911A Pending JP2014224946A (ja) 2013-05-17 2013-05-17 撮像装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2014224946A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5180407B2 (ja) 立体撮像装置および視差画像復元方法
JP5126261B2 (ja) カメラ
JP5226600B2 (ja) 画像変形装置およびその動作制御方法
JP5722975B2 (ja) 撮像装置、撮像装置用シェーディング補正方法及び撮像装置用プログラム
JP6944846B2 (ja) 撮像装置、撮像装置の制御方法
JP4558830B2 (ja) 撮像装置
JP2008129554A (ja) 撮像装置及びオートフォーカス制御方法
JP5931619B2 (ja) 撮像装置
JP2007201534A (ja) 撮像装置
JP2011101159A (ja) 電子カメラ
US10187594B2 (en) Image pickup apparatus, image pickup method, and non-transitory computer-readable medium storing computer program
JP5906427B2 (ja) 撮像装置、画像処理装置
US8902294B2 (en) Image capturing device and image capturing method
JP6932531B2 (ja) 像ブレ補正装置、撮像装置および撮像装置の制御方法
US9274402B2 (en) Imaging device that executes auto focus control by referring to distance image data regarding a depth of a region
JP5290557B2 (ja) 撮像装置及び撮像方法
JP2008015097A (ja) 撮像装置及び撮像方法
KR101544742B1 (ko) 촬상 장치 및 촬상 방법
JP2010135904A (ja) 撮像装置
JP5415208B2 (ja) 撮像装置
JP2014224946A (ja) 撮像装置
JP2013146110A (ja) 撮像装置及び方法、並びにプログラム
JP5648563B2 (ja) 画像処理装置、画像処理方法、及びプログラム
WO2015182021A1 (ja) 撮像制御装置、撮像装置および撮像制御方法
JP2009194469A (ja) 撮像装置