JP2014222478A - 命令生成プログラム管理システム、画像形成装置 - Google Patents

命令生成プログラム管理システム、画像形成装置 Download PDF

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直彦 久保
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Abstract

【課題】情報処理装置から画像形成装置を利用するために用いられるプログラムの管理を容易化すること。【解決手段】情報処理装置にインストールされた命令生成プログラムにより生成されて送信された画像形成出力の命令を前記情報処理装置から受信し、受信された前記画像形成出力の命令を生成した命令生成プログラムを識別する命令生成プログラム識別情報及び前記画像形成装置に画像形成出力を実行させる際に使用する機能の一覧を示す使用機能一覧情報を、受信された前記画像形成出力の命令から取得し、取得された前記使用機能一覧情報に示されている機能情報を、取得された前記命令生成プログラム識別情報に関連付けて記憶部に記憶させる。【選択図】図7

Description

本発明は、命令生成プログラム管理システム、画像形成装置に関し、特に、情報処理装置から画像形成装置を利用するために用いるプログラムの管理に関する。
近年、情報の電子化が推進される傾向にあり、電子化された情報の出力に用いられるプリンタやファクシミリ及び書類の電子化に用いるスキャナ等の画像処理装置は欠かせない機器となっている。このような画像処理装置は、撮像機能、画像形成機能及び通信機能等を備えることにより、プリンタ、ファクシミリ、スキャナ、複写機として利用可能なMFP(Multi Function Peripheral:複合機)として構成されることが多い。
このような画像処理装置のうち、電子化された書類の出力に用いられる画像形成装置においては、PC(Personal Computer)等の情報処理装置において生成された印刷ジョブに基づいて画像形成出力を実行するプリンタが一般的に利用されている。また、近年、このようなプリンタには様々な機能が追加されるようになり、それらの機能を使い、様々な印刷条件で印刷が行われるようになっている。例えば、両面印刷、集約印刷、モノクロ/カラー印刷、ソート/スタック機能、ステープル機能、パンチ機能、製本機能等が挙げられる。
このような機能を利用してプリンタに印刷を行わせるためには、画像形成出力するべき画像データに加えて、印刷条件として上記機能に関する設定情報やパラメータ情報を含む印刷ジョブをプリンタに入力する必要がある。そして、このような印刷ジョブは、上記プリンタに命令を与えるためのソフトウェア・プログラムとして情報処理装置にインストールされ、夫々のプリンタの機能に対応したプリンタドライバにより生成されることが一般的である(例えば、特許文献1参照)。
他方、近年、携帯電話が高機能化され、PCに準じた情報処理機能を有するスマートフォンやタブレット端末のような携帯型の情報処理装置(以降、「携帯端末」とする)の普及が進んでいる。このような携帯端末の使用により、業務上においてPCから画像形成装置へ画像データを送信して画像形成出力を実行する従来の態様に加えて、携帯端末から画像形成装置へ画像データを送信して画像形成出力を実行する態様も増えている。
このような携帯端末から画像形成装置へ画像データを送信して画像形成出力を実行する態様においては、上述したプリンタドライバと同様の機能を実現するためのソフトウェア・プログラムとして、アプリケーション・プログラム(以下、「アプリ」とする)をインストールすることが行われている。このようなアプリは、通常、画像形成装置を提供するメーカー製、サードパーティ製等、様々なサプライヤーから提供される。
そのため、ユーザは、携帯端末からの画像形成装置の利用に際して、このように数多く提供されるアプリのうち、意図した機能を利用可能なアプリを選択し、若しくは、利用しようとする画像形成装置に最適なアプリを選択して携帯端末にインストールする必要がある。ところが、昨今の画像形成装置は、上述したように複合機として構成され、また、多機能化しているのに対して、提供されているアプリによっては、それらの様々な機能のうち対応している機能に差異がある。従って、ユーザは、上述したように複数提供されているアプリのうち、意図した機能を利用可能なアプリを選択し、若しくは、利用しようとする画像形成装置に最適なアプリを選択することは困難である。
そこで、このように数多く提供されるアプリの選択についてユーザを補助するための方法として、画像形成装置側に上記アプリとその機能とを対応させた一覧である全プログラム一覧情報を記憶させておき、情報処理装置側からの要求に応じてその一覧を提供するといった方法が考えられる。このような方法であれば、ユーザは、情報処理装置に提供されて表示された上記全プログラム一覧情報を参照することにより、意図した機能を利用可能なアプリを選択し、若しくは、利用しようとする画像形成装置に最適なアプリを選択することが容易となる。
ところが、このような全プログラム一覧情報を作成するためには、その作成者や管理者は、アプリと共に提供される機能情報やスペック情報等の性能情報をアプリ毎に収集し、若しくは、そのアプリを実際に使用することにより、各アプリの性能をまとめて一覧化するといった作業が必要となる。尚、サードパーティ製のアプリに関しては、性能情報において利用可能であるとされている機能が実際には利用可能ではない場合があるため、サードパーティ製については、特に、そのアプリを実際にインストールして使用してみるといった作業が必須となる。また、このようにして作成された全プログラム一覧情報は、常にそのままの状態で運用されるものではなく、アプリのバージョンアップや新たなアプリの追加、プリンタ側の新機能追加に伴ってその都度、更新される必要がある。
そのため、全プログラム一覧情報を作成し、既存の全プログラム一覧情報を最新の状態に保つためには、その作成者や管理者に多くの労力と時間を要し、作業効率の向上化が課題となる。尚、このような問題は、上述したような携帯端末に限らず、PCのような一般的な情報処理装置であっても、画像形成装置を利用するために用いるプログラムが複数提供されている場合において同様に問題となり得る。
本発明は、このような課題を解決するためになされたものであり、情報処理装置から画像形成装置を利用するために用いられるプログラムの管理を容易化することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の一態様は、情報処理装置にインストールされることにより画像形成装置に画像形成出力を実行させるための画像形成出力の命令を生成して送信するための複数の命令生成プログラムを管理する命令生成プログラム管理システムであって、前記情報処理装置から前記画像形成出力の命令を受信する命令受信部と、受信された前記画像形成出力の命令を生成した命令生成プログラムを識別する命令生成プログラム識別情報及び前記画像形成装置に画像形成出力を実行させる際に使用する機能の一覧を示す使用機能一覧情報を、受信された前記画像形成出力の命令から取得する情報取得部と、取得された前記使用機能一覧情報に示されている機能情報を、取得された前記命令生成プログラム識別情報に関連付けて記憶部に記憶させる記憶処理部と、を備えることを特徴とする。
また、本発明の他の態様は、情報処理装置にインストールされることにより画像形成装置に画像形成出力を実行させるための画像形成出力の命令を生成して送信するための複数の命令生成プログラムを管理する命令生成プログラム管理システムであって、前記画像形成装置は、前記情報処理装置から前記画像形成出力の命令を受信する命令受信部と、受信された前記画像形成出力の命令を生成した命令生成プログラムを識別する命令生成プログラム識別情報及び前記画像形成装置に画像形成出力を実行させる際に使用する機能を示す機能情報を、受信された前記画像形成出力の命令から取得する情報取得部と、取得された前記使用機能一覧情報に示されている機能情報を、取得された前記命令生成プログラム識別情報に関連付けて記憶部に記憶させる記憶処理部と、前記機能情報と前記命令生成プログラム識別情報との関連付けを示す関連付情報の取得要求を前記情報処理装置から受信する取得要求受信部と、受信された前記取得示要求に応答して、前記関連付情報を前記取得要求の送信元である前記情報処理装置に送信する関連付情報送信部と、を備え、前記情報処理装置は、前記関連付情報の取得要求を生成して、生成された前記取得要求を前記画像形成装置に送信する取得要求送信部と、送信された前記取得要求送信部に応答して、前記画像形成装置から前記関連付情報を受信する関連付情報受信部と、受信された前記関連付情報に基づいて、前記機能情報と前記命令生成プログラムとの関連付けの一覧を表示部に表示する表示制御部と、を備えることを特徴とする。
また、本発明の更に他の態様は、情報処理装置にインストールされた命令生成プログラムにより生成されて送信された画像形成出力の命令を受け付けて画像形成出力を実行する画像形成装置であって、前記情報処理装置から前記画像形成出力の命令を受信する命令受信部と、受信された前記画像形成出力の命令を生成した命令生成プログラムを識別する命令生成プログラム識別情報及び前記画像形成装置に画像形成出力を実行させる際に使用する機能の一覧を示す使用機能一覧情報を、受信された前記画像形成出力の命令から取得する情報取得部と、取得された前記使用機能一覧情報に示されている機能情報を、取得された前記命令生成プログラム識別情報に関連付けて記憶部に記憶させる記憶処理部と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、情報処理装置から画像形成装置を利用するために用いられるプログラムの管理を容易化することができる。
本発明の実施形態に係るシステムの運用形態を示す図である。 本発明の実施形態に係る情報処理装置のハードウェア構成を模式的に示すブロック図である。 本発明の実施形態に係る画像形成装置の機能構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係るモバイル端末の機能構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係る画像形成システムにおいて、画像形成装置に画像形成出力を実行する際の処理を示すシーケンス図である。 本発明の実施形態に係る全プログラム一覧の表示例を示す図である。 本発明の実施形態に係る画像形成装置による全プログラム一覧情報の生成処理を示すシーケンス図である。 本発明の実施形態に係るモバイル端末が生成する印刷ジョブに含まれる情報の一例を示す図である。 本発明の実施形態に係る搭載機能一覧情報の一例を示す図である。 本発明の実施形態に係る画像形成装置が作成する全プログラム一覧情報の一例を示す図である。 本発明の実施形態に係る画像形成装置が予め作成し記憶している全プログラム一覧情報の一例を示す図である。 本発明の実施形態に係る画像形成装置による更新後の全プログラム一覧情報の一例を示す図である。 本発明の実施形態に係るモバイル端末が、バージョンアップ後の印刷ジョブ生成プログラムにより生成して画像形成装置に送信する印刷ジョブに含まれる情報の一例を示す図である。 本発明の実施形態に係る画像形成装置が、印刷ジョブ生成プログラムのバージョンアップに伴って更新した後の全プログラム一覧情報の一例を示す図である。 本発明の実施形態に係る画像形成装置が、印刷ジョブ生成プログラムのバージョンアップに伴って更新した後の全プログラム一覧情報の一例を示す図である。 本発明の他の実施形態に係る画像形成システムの運用形態の他の例を示す図である。 本発明の他の実施形態に係る画像形成システムの運用形態の例を示す図である。 本発明の他の実施形態に係る一覧情報管サーバの機能構成を模式的に示すブロック図である。 本発明の他の実施形態に係る一覧情報管理サーバによる全プログラム一覧情報の更新処理を示すシーケンス図である。 本発明の他の実施形態に係るモバイル端末が生成して画像形成装置に送信する印刷ジョブの一例を示す図である。 本発明の他の実施形態に係るモバイル端末が生成して画像形成装置に送信する印刷ジョブの一例を示す図である。 本発明の他の実施形態に係る画像形成装置による更新処理の前の全プログラム一覧情報の一例を示す図である。 本発明の他の実施形態に係る画像形成装置による更新処理の後の全プログラム一覧情報の一例を示す図である。 本発明の他の実施形態に係る画像形成装置による更新処理の後の全プログラム一覧情報の一例を示す図である。 本発明の他の実施形態に係る一覧情報管理サーバが予め作成し記憶している全プログラム一覧情報の一例を示す図である。 本発明の他の実施形態に係る一覧情報管理サーバによる更新処理の後の全プログラム一覧情報の一例を示す図である。 本発明の他の実施形態に係る画像形成システムの運用形態の他の例を示す図である。 本発明の他の実施形態に係るモバイル端末が生成して画像形成装置1に送信する印刷ジョブに含まれる情報の一例を示す図である。 本発明の他の実施形態に係る画像形成装置が作成した全プログラム一覧情報の一例を示す図である。 本発明の他の実施形態に係る画像形成装置が作成した全プログラム一覧情報の一例を示す図である。 本発明の他の実施形態に係る画像形成装置が作成した全プログラム一覧情報の一例を示す図である。 本発明の他の実施形態に係る画像形成装置が作成した全プログラム一覧情報の一例を示す図である。 本発明の他の実施形態に係る画像形成装置がマージし、若しくは、一覧情報管理サーバがマージした全プログラム一覧情報の一例を示す図である。 本発明の他の実施形態に係るモバイル端末が生成する印刷ジョブに含まれる情報の一例を示す図である。
実施の形態1.
以下、図面を参照して、本発明の実施形態を詳細に説明する。本実施形態においては、命令生成プログラム管理システムの例として、画像形成装置に画像データを送信するスマートフォンやタブレット端末等のモバイル端末と、モバイル端末から送信されてきた画像データに基づいて画像形成出力を実行する画像形成装置とにより構成される画像形成システムを例として説明する。
このような画像形成システムにおける画像形成装置の利用に際して、本実施形態に係るモバイル端末には、印刷ジョブを生成するプリンタドライバと同様の機能を実現するためのソフトウェア・プログラムとして、モバイル端末から画像形成装置を利用するための印刷ジョブ生成プログラムがインストールされる。
また、このような画像形成システムにおいて、本実施形態に係る画像形成装置は、複数提供される印刷ジョブ生成プログラムとその機能とを対応させた一覧(以下、「全プログラム一覧」とする)を表示するための情報(以下、「全プログラム一覧情報」とする)を記憶している。そして、このような画像形成システムにおいて、本実施形態に係る画像形成装置は、モバイル端末への印刷ジョブ生成プログラムのインストールに際して、モバイル端末側からの要求に応じて上記全プログラム一覧情報を提供することで印刷ジョブ生成プログラムの選択を容易化する。
このように構成された画像形成システムにおいて、本実施形態に係る要旨の一つは、上記全プログラム一覧情報の作成及び管理を容易化することにある。
まず、本実施形態に係る画像形成システムの運用形態について、図1を参照して説明する。図1は、本実施形態に係る画像形成システムの運用形態の例を示す図である。図1に示すように、本実施形態に係る画像形成システムは、画像形成装置1、モバイル端末2が、インターネットやLAN(Local Area Network)等のネットワークを介して接続されて構成される。
画像形成装置1は、撮像機能、画像形成機能及び通信機能等を備えることにより、プリンタ、ファクシミリ、スキャナ、複写機として利用可能なMFP(Multi Function Peripheral:複合機)である。また、モバイル端末2は、スマートフォン、タブレット端末、PDA(Personal Digital Assistants)等の可搬型の情報処理端末である。本実施形態に係るモバイル端末2は、画像形成装置1を提供するメーカーやサードパーティによって提供されている印刷ジョブ生成プログラムがインストールされることにより、画像形成装置1に対して、画像形成出力を実行させるための印刷ジョブを送信する機能を有する。
次に、本実施形態に係る画像形成システムに含まれる画像形成装置1及びモバイル端末2等の情報処理装置を構成するハードウェアについて説明する。図2は、本実施形態に係る情報処理装置のハードウェア構成を示すブロック図である。図2に示すように、本実施形態に係る情報処理装置は、一般的なサーバやPC(Personal Computer)等と同様の構成を含む。
即ち、本実施形態に係る情報処理装置は、CPU(Central Processing Unit)10、RAM(Random Access Memory)20、ROM(Read Only Memory)30、HDD(Hard Disk Drive)40及びI/F50がバス80を介して接続されている。また、I/F50にはLCD(Liquid Crystal Display)60及び操作部70が接続されている。この他、画像形成装置1の場合、画像形成出力やスキャンを実行するエンジンが含まれる。
CPU10は演算手段であり、情報処理装置全体の動作を制御する。RAM20は、情報の高速な読み書きが可能な揮発性の記憶媒体であり、CPU10が情報を処理する際の作業領域として用いられる。ROM30は、読み出し専用の不揮発性記憶媒体であり、ファームウェア等のプログラムが格納されている。HDD40は、情報の読み書きが可能な不揮発性の記憶媒体であり、OS(Operating System)や各種の制御プログラム、アプリケーション・プログラム等が格納される。
I/F50は、バス80と各種のハードウェアやネットワーク等を接続し制御する。LCD60は、ユーザが情報処理装置の状態を確認するための視覚的ユーザインタフェースである。操作部70は、キーボード、マウス、各種のハードボタン、タッチパネル等、ユーザが情報処理装置に情報を入力するためのユーザインタフェースである。
このようなハードウェア構成において、ROM30やHDD40若しくは図示しない光学ディスク等の記憶媒体に格納されたプログラムがRAM20に読み出され、CPU10がそれらのプログラムに従って演算を行うことによりソフトウェア制御部が構成される。このようにして構成されたソフトウェア制御部と、ハードウェアとの組み合わせによって、本実施形態に係る画像形成システムを構成する各機器の機能を実現する機能ブロックが構成される。
次に、本実施形態に係る画像形成装置1の機能について説明する。図3は、本実施形態に係る画像形成装置1の機能構成を示すブロック図である。図3に示すように、本実施形態に係る画像形成装置1は、コントローラ100、ADF(Auto Documennt Feeder:原稿自動搬送装置)110、スキャナユニット120、排紙トレイ130、ディスプレイパネル140、給紙テーブル150、プリントエンジン160、排紙トレイ170、ネットワークI/F180及び近距離通信I/F190を有する。
また、コントローラ100は、主制御部101、エンジン制御部102、入出力制御部103、画像処理部104及び操作表示制御部105を有する。図3に示すように、本実施形態に係る画像形成装置1は、スキャナユニット120、プリントエンジン160を有する複合機として構成されている。尚、図3においては、電気的接続を実線の矢印で示しており、用紙の流れを破線の矢印で示している。
ディスプレイパネル140は、画像形成装置1の状態を視覚的に表示する出力インタフェースであると共に、タッチパネルとしてユーザが画像形成装置1を直接操作し若しくは画像形成装置1に対して情報を入力する際の入力インタフェース(操作部)でもある。ネットワークI/F180は、画像形成装置1がネットワークを介して管理者用端末等の他の機器と通信するためのインタフェースであり、Ethernet(登録商標)やUSBインタフェースが用いられる。
近距離通信I/F190は、画像形成装置1が近距離無線通信により他の機器と通信するためのインタフェースであり、Bluetooth(登録商標)、Wi−Fi(Wireless Fidelity)、FeliCa(登録商標)等のインタフェースが用いられる。
コントローラ100は、ソフトウェアとハードウェアとの組み合わせによって構成される。具体的には、ROM30やHDD40等の不揮発性記憶媒体に格納されたファームウェア等の制御プログラムが、RAM20にロードされ、それらのプログラムに従ってCPU10が演算を行うことにより構成されるソフトウェア制御部と集積回路などのハードウェアとによってコントローラ100が構成される。コントローラ100は、画像形成装置1全体を制御する制御部として機能する。
主制御部101は、コントローラ100に含まれる各部を制御する役割を担い、コントローラ100の各部に命令を与える。エンジン制御部102は、プリントエンジン160やスキャナユニット120等を制御若しくは駆動する駆動手段としての役割を担う。入出力制御部103は、ネットワークI/F180、近距離通信I/F190を介して入力される信号や命令を主制御部101に入力する。また、主制御部101は、入出力制御部103を制御し、ネットワークI/F180や近距離通信I/F190及びネットワークを介して他の装置にアクセスする。
画像処理部104は、主制御部101の制御に従い、印刷出力すべき画像情報に基づいて描画情報を生成する。この描画情報とは、画像形成部であるプリントエンジン160が画像形成動作において形成すべき画像を描画するための情報である。また、画像処理部104は、スキャナユニット120から入力される撮像データを処理し、画像データを生成する。この画像データとは、スキャナ動作の結果物として画像形成装置1に格納され若しくはネットワークI/F180や近距離通信I/F190を介して他の機器に送信される情報である。操作表示制御部105は、ディスプレイパネル140に情報表示を行い若しくはディスプレイパネル140を介して入力された情報を主制御部101に通知する。
尚、プリンタ機能のみを有する画像形成装置の場合、図3に示すADF110、スキャナユニット120及び排紙トレイ130が省略されると共に、エンジン制御部102の機能から、ADF110、スキャナユニット120及び排紙トレイ130を制御するための機能が省略される。
画像形成装置1がプリンタとして動作する場合は、まず、入出力制御部103がネットワークI/F180を介して印刷ジョブを受信する。この印刷ジョブは、画像形成装置1に対してプリントアウトを依頼する情報処理装置、即ち、本実施形態においてはモバイル端末2において生成された情報である。そして、印刷ジョブには、印刷ジョブであることを示すヘッダー情報、出力するべき画像の情報及びプリントアウトに際して設定されるべきパラメータの情報を含む。
モバイル端末2においてこのような印刷ジョブを生成するためには、画像形成装置1に対応した印刷ジョブを生成するための処理を実行するソフトウェア・プログラムとして、印刷ジョブ生成プログラムをモバイル端末2にインストールする必要がある。このような印刷ジョブ生成プログラムは、画像形成装置1を提供するメーカーやサードパーティ等により様々なものが提供されており、夫々機能が異なる。
このような様々な印刷ジョブ生成プログラムの選択を容易にするために画像形成装置1からモバイル端末2に提供される全プログラム一覧情報の作成及び管理を容易にすることが本実施形態に係る要旨である。尚、印刷ジョブとは画像形成装置1に対する画像形成出力の命令であり、印刷ジョブ生成プログラムが命令生成プログラムとして用いられる。
入出力制御部103は、受信した印刷ジョブを主制御部101に転送する。主制御部101は、印刷ジョブを受信すると、画像処理部104を制御して印刷ジョブに含まれる文書情報若しくは画像情報に基づいて描画情報を生成する。画像処理部104によって描画情報が生成されると、エンジン制御部102は、生成された描画情報に基づき、給紙テーブル150から搬送される用紙に対して画像形成を実行する。プリントエンジン160の具体的態様としては、インクジェット方式による画像形成機構や電子写真方式による画像形成機構等を用いることが可能である。プリントエンジン160によって画像形成が施された文書は排紙トレイ170に排紙される。
画像形成装置1がスキャナとして動作する場合は、ユーザによるディスプレイパネル140の操作若しくはネットワークI/F180を介して外部の機器から入力されるスキャン実行指示に応じて、操作表示制御部105若しくは入出力制御部103が主制御部101にスキャン実行信号を転送する。主制御部101は、受信したスキャン実行信号に基づき、エンジン制御部102を制御する。エンジン制御部102は、ADF110を駆動し、ADF110にセットされた撮像対象原稿をスキャナユニット120に搬送する。また、エンジン制御部102は、スキャナユニット120を駆動し、ADF110から搬送される原稿を撮像する。また、ADF110に原稿がセットされておらず、スキャナユニット120に直接原稿がセットされた場合、スキャナユニット120は、エンジン制御部102の制御に従い、セットされた原稿を撮像する。
撮像動作においては、スキャナユニット120に含まれるCCD(Charge Coupled Device)やCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)等の撮像素子が原稿を光学的に走査し、光学情報に基づいた撮像情報が生成される。エンジン制御部102は、スキャナユニット120が生成した撮像情報を画像処理部104に転送する。画像処理部104は、主制御部101の制御に従い、エンジン制御部102から受信した撮像情報に基づき画像情報を生成する。画像処理部104が生成した画像情報はHDD40等の画像形成装置1に装着された記憶媒体に保存される。画像処理部104によって生成された画像情報は、ユーザの指示に応じてそのままHDD40等に格納され若しくはネットワークI/F180、近距離通信I/F190を介して、入出力制御部103により外部の装置に送信される。
また、画像形成装置1が複写機として動作する場合は、エンジン制御部102がスキャナユニット120から受信した撮像情報若しくは画像処理部104が生成した画像情報に基づき、画像処理部104が描画情報を生成する。その描画情報に基づいてプリンタ動作の場合と同様に、エンジン制御部102がプリントエンジン160を駆動する。
次に、本実施形態に係るモバイル端末2の機能構成について、図4を参照して説明する。図4は、本実施形態に係るモバイル端末2の機能構成を示すブロック図である。図4に示すように、本実施形態に係るモバイル端末2は、図2において説明したLCD60、操作部70に加えて、コントローラ200、ネットワークI/F210及び近距離通信I/F220を含む。また、コントローラ200は、ネットワーク制御部201、操作制御部202、表示制御部203、近距離通信制御部204及びクライアントアプリケーション205を含む。
ネットワークI/F210は、モバイル端末2がネットワークを介して他の機器と通信するためのインタフェースであり、Ethernet(登録商標)等のインタフェースが用いられる。近距離通信I/F220は、モバイル端末2が近距離無線通信により他の機器と通信するためのインタフェースであり、Bluetooth(登録商標)、Wi−Fi、FeliCa(登録商標)等のインタフェースが用いられる。ネットワークI/F210、近距離通信I/F220は、図2に示すI/F50によって実現される。
コントローラ200は、ソフトウェアとハードウェアとの組み合わせによって構成される。コントローラ200は、モバイル端末2全体を制御する制御部である。ネットワーク制御部201は、ネットワークI/F210を介して入力される情報を取得すると共に、ネットワークI/F210を介して他の機器に情報を送信する。近距離通信制御部204は、近距離通信I/F220を介して入力される情報を取得すると共に、近距離通信I/F220を介して他の機器に情報を送信する。
操作制御部202は、操作部70に対するユーザによる操作内容の信号を取得し、クライアントアプリケーション205等のモバイル端末2において動作するモジュールに入力する。表示制御部203は、クライアントアプリケーション205のGUI(Graphical User Interface)等、モバイル端末2の状態をLCD60に表示させる。
クライアントアプリケーション205は、本実施形態に係る画像形成システムの機能をモバイル端末2において利用するために、モバイル端末2にインストールされて動作するソフトウェア・プログラムによって構成される。クライアントアプリケーション205は、上述した印刷ジョブ生成プログラムのモバイル端末2へのインストールを補助するためにモバイル端末2にインストールされるソフトウェア・プリケーションである。クライアントアプリケーション205の詳細な機能については、図5を参照して後述する。
このようなシステム構成において、本実施形態に係る画像形成システムは、モバイル端末2を利用するユーザに印刷ジョブ生成プログラムの選択の助けとなる情報を効果的に提示するための全プログラム一覧情報の作成及び管理を補助するものである。
次に、本実施形態に係る画像形成システムにおいて、画像形成装置1に画像形成出力を実行させる際の処理について、図5を参照して説明する。図5は、本実施形態に係る画像形成システムにおいて、画像形成装置1に画像形成出力を実行させる際の処理を示すシーケンス図である。図5に示すように、本実施形態に係る画像形成システムにおいて、画像形成装置1に画像形成出力を実行させる際にはまず、モバイル端末2において、クライアントアプリケーション205が、ユーザの操作に応じて画像形成装置1に対して印刷ジョブ生成プログラムの一覧表示要求を行う(S501)。S501において、モバイル端末2は、ネットワークI/F210または近距離通信I/F220を用いて、画像形成装置1に上記一覧表示要求を送信する。即ち、本実施形態においては、クライアントアプリケーション205が取得要求送信部として機能し、印刷ジョブ生成プログラムの一覧表示要求を取得要求として生成して画像形成装置1に送信する。
モバイル端末2から印刷ジョブ生成プログラムの一覧表示要求を取得した画像形成装置1においては、主制御部101が入出力制御部103を介してその要求を取得し、全プログラム一覧情報をモバイル端末2に送信する(S502)。即ち、画像形成装置1において、主制御部101が取得要求受信部及び関連付情報送信部として機能する。
画像形成装置1から全プログラム一覧情報を受信したモバイル端末2においては、クライアントアプリケーション205が全プログラム一覧情報を取得し、表示制御部203は、取得された全プログラム一覧情報に基づいてLCD60に全プログラム一覧を表示させる(S503)。S503の処理により、図6に示す全プログラム一覧がモバイル端末2のLCD60に表示され、モバイル端末2において利用可能な印刷ジョブ生成プログラムが、ユーザに対して提示される。即ち、本実施形態においては、クライアントアプリケーション205が関連付情報受信部として機能し、表示制御部203が表示制御部として表示部であるLCD60に機能情報と命令生成プログラムとの関連付けの一覧を表示する。
ここで、本実施形態に係るモバイル端末2のLCD60に表示される全プログラム一覧について、図6を参照して説明する。図6は、本実施形態に係る全プログラム一覧の表示例を示す図である。図6に示すように、本実施形態に係る全プログラム一覧は、“アプリA(Ver1.0)”、“アプリB(Ver1.0)”、“アプリC(Ver1.0)”等、現在入手が可能な様々な印刷ジョブ生成プログラム毎にそのバージョン情報と共に、“両面”、“製本”、“集約”等の各機能に対応しているか、それとも、対応しているか否かが不明であるかが登録されたテーブルである。各機能に対応している機能については「○」によって示され、対応しているか否かが不明な機能については「−」によって示されている。この全プログラム一覧を表示するための全プログラム一覧情報が関連付情報として用いられる。
また、全プログラム一覧には、“サイズ”、“値段”、“対応OS”等の情報が夫々の印刷ジョブ生成プログラム毎にそのバージョン情報と共に登録されている他、各印刷ジョブ生成プログラムをダウンロードするためにアクセスする先のネットワーク上のアドレスであるURL(Uniform Resource Locator)が登録されている。このような全プログラム一覧情報は、図2において説明したHDD40等、画像形成装置1に搭載されている不揮発性の記憶媒体に格納されている。即ち、本実施形態においては、関連付情報である全プログラム一覧情報を記憶している記憶媒体が、記憶部として機能する。
S503の処理により全プログラム一覧が表示された画面(以下、「全プログラム一覧表示画面」とする)において、モバイル端末2のクライアントアプリケーション205は、ユーザによる印刷ジョブ生成プログラムの選択操作を待つ。そして、クライアントアプリケーション205は、全プログラム一覧表示画面においてユーザによる印刷ジョブ生成プログラムの選択を、操作制御部202を介して受け付ける(S504)。これにより、クライアントアプリケーション205は、選択された印刷ジョブ生成プログラムの““URL”を参照し、そのURLにアクセスすることによって選択された印刷ジョブ生成プログラムをダウンロードし、モバイル端末2にインストールする(S505)。
モバイル端末2は、S505の処理により印刷ジョブ生成プログラムをダウンロードしてインストールした後に、ユーザの操作等により印刷出力の命令を受け付けると、インストールされた印刷ジョブ生成プログラムを用いて印刷ジョブを生成し(S506)、生成した印刷ジョブを画像形成装置1に送信する(S507)。画像形成装置1は、S507で送信された印刷ジョブを受信すると、受信した印刷ジョブに基づいて、印刷処理を実行する(S508)。このような処理により、本実施形態に係る画像形成システムにおいて、画像形成装置1に画像形成出力を実行させるための処理が完了する。
このように、本実施形態に係る画像形成システムによれば、画像形成装置1への印刷ジョブ生成プログラムの一覧表示要求の要求元であるモバイル端末2に図6に示したような全プログラム一覧が表示されるため、不慣れなユーザであっても、意図に沿った印刷ジョブ生成プログラムを容易に選択することが可能である。
次に、本実施形態に係る画像形成装置1による全プログラム一覧情報の作成処理及び更新処理について、図7を参照して説明する。図7は、本実施形態に係る画像形成装置1による全プログラム一覧情報の作成処理及び更新処理を示すシーケンス図である。図7に示すように、本実施形態に係る画像形成装置1が全プログラム一覧情報を作成し若しくは更新する際にはまず、モバイル端末2は、ユーザの操作等により印刷出力の命令を受け付け、モバイル端末2に既にインストールされている印刷ジョブ生成プログラムを用いて印刷ジョブを生成し(S701)、生成した印刷ジョブを画像形成装置1に送信する(S702)。
ここで、本実施形態に係るモバイル端末2が生成して画像形成装置1に送信する印刷ジョブに含まれる情報について、図8を参照して説明する。図8は、本実施形態に係るモバイル端末2が生成して画像形成装置1に送信する印刷ジョブに含まれる情報の一例を示す図である。
図8に示すように、本実施形態に係るモバイル端末2が生成して画像形成装置1に送信する印刷ジョブには、“ジョブ情報”、“プログラム情報”、“機能情報”が含まれる。
“ジョブ情報”には、“印刷ジョブ名”、“印刷ファイル名”、“印刷年月日”、“印刷時刻”、“データサイズ”等の印刷ジョブの生成に関する情報が含まれる。図8に示した例においては、生成された印刷ジョブの“印刷ジョブ名”は、“印刷ジョブD”である。
“プログラム情報”には、“プログラム名”、“バージョン”、“サイズ”、“値段”、“対応OS”等の印刷ジョブを生成した印刷ジョブ生成プログラムに関する情報の他に、その印刷ジョブ生成プログラムをダウンロードするためにアクセスする先のネットワーク上のアドレスであるURLが含まれる。図8に示した例においては、印刷ジョブを生成した印刷ジョブ生成プログラムの“プログラム名”は、“アプリD”であり、その“バージョン”は、“Ver1.0”である。即ち、本実施形態においては、“プログラム名”が命令生成プログラム識別情報として、“バージョン”が付加情報として用いられる。
“機能情報”には、“両面”、“製本”、“集約”等の各機能のうち、S701における印刷ジョブの生成処理の際に利用の有無や設定内容が指定された機能についての、その利用の有無や設定内容が含まれる。図8に示した例においては、“両面”、“製本”、“集約”、“ソート/スタック”、“パンチ”のそれぞれの機能について、利用の有無や設定内容が指定されている。即ち、本実施形態においては、“機能情報”が使用機能一覧情報として用いられる。
モバイル端末2からこのような印刷ジョブを取得した画像形成装置1においては、主制御部101が入出力制御部103を介してその印刷ジョブを取得して解析し(S703)、印刷ジョブに含まれる“機能情報”と、画像形成装置1に搭載されている機能及び搭載されていない機能が登録されたテーブル(以下、「搭載機能一覧情報」とする)とに基づいて、全プログラム一覧情報を作成し若しくは更新する(S704)。即ち、本実施形態においては、主制御部101が命令受信部として機能する。
ここで、本実施形態に係る画像形成装置1による全プログラム一覧情報の作成処理について、図9、図10を参照して説明する。図9は、本実施形態に係る搭載機能一覧情報の一例を示す図である。図10は、本実施形態に係る画像形成装置1が作成する全プログラム一覧情報の一例を示す図である。
図9に示すように、本実施形態に係る搭載機能一覧情報には、画像形成装置1に搭載されている機能が登録されている。
図9に示した例においては、“両面”、“製本”、“集約”、“集約方向”、“集約線”、“モノクロ/カラー”、“トナーセーブ”、“拡大/縮小”、“ソート/スタック”、“ステープル”、“パンチ”が、画像形成装置1に搭載されている機能として登録されている。このような搭載機能一覧情報は、図2において説明したHDD40等、画像形成装置1に搭載されている不揮発性の記憶媒体に格納されている。
そして、このような搭載機能一覧情報を記憶している画像形成装置1において、主制御部101は、S703の処理において取得し解析した印刷ジョブと上記搭載機能一覧情報とに基づいて全プログラム一覧情報を作成する。
その結果、図10に示すように、本実施形態に係る全プログラム一覧情報には、S703の処理において取得され解析された印刷ジョブを生成した印刷ジョブ生成プログラムについて、“両面”、“製本”、“集約”等の各機能に対応しているか、それとも、対応しているか否かが不明であるかが登録される。
具体的には、搭載機能一覧情報に登録されている機能であって、印刷ジョブにおける“機能情報”において利用の有無や設定内容が指定されている機能には、全プログラム一覧情報における上記印刷ジョブ生成プログラムに対応する欄に「○」が示される。なぜならば、図8に示す“機能情報”において、利用の有無や設定内容が指定されているということは、その印刷ジョブ生成プログラムにはその機能が含まれるということだからである。即ち、全プログラム一覧情報において「○」が示されている機能については、その印刷ジョブ生成プログラムが対応している機能であり、その印刷ジョブ生成プログラムで利用可能な機能であることを示す。
一方、搭載機能一覧情報に登録されている機能であって、印刷ジョブにおける“機能情報”において利用の有無や設定内容が指定されていない機能については、全プログラム一覧情報における上記印刷ジョブ生成プログラムに対応する欄に「−」が示される。即ち、全プログラム一覧情報において「−」が示されている機能については、その印刷ジョブ生成プログラムが対応しているか否かが判明していない機能であり、その印刷ジョブで利用可能な機能であるかが判明していないことを示す。
また、図10に示すように、本実施形態に係る全プログラム一覧情報には、上記印刷ジョブ生成プログラムについて、“サイズ”、“値段”、“対応OS”等の情報が登録される他、その印刷ジョブ生成プログラムをダウンロードするためにアクセスする先のネットワーク上のアドレスであるURLが登録される。
尚、図10に示した全プログラム一覧情報は、図8に示した印刷ジョブと図9に示した搭載機能一覧情報とに基づいて作成された全プログラム一覧情報である。
また、ここで、本実施形態に係る画像形成装置1による全プログラム一覧情報の更新処理について、図11及び図12を参照して説明する。図11は、本実施形態に係る画像形成装置1が予め作成し記憶している全プログラム一覧情報の一例を示す図である。図12は、本実施形態に係る画像形成装置1による更新後の全プログラム一覧情報の一例を示す図である。
本実施形態に係る画像形成装置1は、S704における元情報の更新処理の前においては、図11に示すような全プログラム一覧情報を予め作成し記憶している。図11に示すように、更新前の全プログラム一覧情報は、これまでに取得された印刷ジョブに基づいて予め作成され記憶されている。即ち、本実施形態に係る画像形成装置1は、S704における全プログラム一覧情報の更新処理の前においては、図9及び図10を参照して説明した全プログラム一覧情報の作成処理と同様にして、これまでに取得された印刷ジョブに基づいて全プログラム一覧情報を予め作成し記憶している。このような全プログラム一覧情報は、図2において説明したHDD40等、画像形成装置1に搭載されている不揮発性の記憶媒体に格納されている。
そして、本実施形態に係る画像形成装置1は、S703の処理において図8に示したような印刷ジョブを取得して解析すると、S704における全プログラム一覧情報の更新処理において、図11に示すような全プログラム一覧情報を図12に示すような全プログラム一覧情報に更新する。図12に示すように、更新後の全プログラム一覧情報は、S703の処理において取得され解析された図8に示す印刷ジョブを生成した印刷ジョブ生成プログラムについての欄が、図11に示す更新前の全プログラム一覧情報に新たに追加されたものである。
即ち、画像形成装置1は、S704における全プログラム一覧情報の更新処理において、まず、図9及び図10を参照して説明した全プログラム一覧情報の作成処理と同様にして、S703の処理において取得され解析された印刷ジョブを生成した印刷ジョブ生成プログラムについて、“両面”、“製本”、“集約”等の各機能に対応しているか、それとも、対応しているか否かが不明であるかを登録する。また、これと同時に、画像形成装置1は、上記印刷ジョブ生成プログラムについて、“サイズ”、“値段”、“対応OS”等の情報を登録する他、その印刷ジョブ生成プログラムをダウンロードするためにアクセスする先のネットワーク上のアドレスであるURLを登録する。そして、このようにして各項目が登録された印刷ジョブ生成プログラムについての欄を、図11に示す更新前の全プログラム一覧情報に新たに追加することによりその全プログラム一覧情報を更新する。
尚、図12に示した全プログラム一覧情報は、図8に示した印刷ジョブと図9に示した搭載機能一覧情報とに基づいて、図11に示した全プログラム一覧情報を更新したものである。
このように、本実施形態においては、主制御部101が情報取得部、記憶処理部として機能する。
そして、画像形成装置1は、このような全プログラム一覧情報の作成処理若しくは更新処理と並行して、S703の処理において取得された印刷ジョブに基づいて、印刷処理を実行する(S705)。このような処理により、本実施形態に係る画像形成装置1は、全プログラム一覧情報の作成処理若しくは更新処理を完了する。
本実施形態に係る画像形成システムは、図7において説明したような処理を繰り返すことにより、全プログラム一覧情報をより完成形に近づけることが可能となる。即ち、モバイル端末2が画像形成装置1に印刷ジョブを送信する度に、画像形成装置1においては、新たな印刷ジョブ生成プログラムを全プログラム一覧情報に追加し、若しくは、既に登録されている印刷ジョブ生成プログラムについて、対応している機能の情報を追加することにより、全プログラム一覧情報を絶えず更新することが可能となる。
このように、本実施形態に係る画像形成システムにおいては、画像形成装置1がモバイル端末2から印刷ジョブを受信する度に全プログラム一覧情報を最新の状態に更新し、その最新の全プログラム一覧情報をユーザに提供することが可能となる。
以上、説明したように、本実施形態に係る画像形成システムは、全プログラム一覧情報の作成若しくは更新を、取得した印刷ジョブを解析することにより自動的に行うことが可能となる。これにより、本実施形態に係る画像形成システムは、システム管理者の手を煩わせることなく全プログラム一覧情報を作成若しくは更新することが可能となる。従って、本実施形態に係る画像形成システムによれば、モバイル端末2を利用するユーザに印刷ジョブ生成プログラムの選択の助けとなる情報を効果的に提示するための全プログラム一覧情報の作成及び管理を容易化することが可能となる。
尚、本実施形態においては、図11及び図12を参照して説明したように、予め作成され記憶されている全プログラム一覧情報に新たな印刷ジョブ生成プログラムが追加される場合について説明した。この他、予め作成され記憶されている全プログラム一覧情報に既に登録されている印刷ジョブ生成プログラムのバージョンがアップした場合にも同様に適用することが可能である。この場合、同一の印刷ジョブ生成プログラムであっても、バージョンアップ前と後とで互いに異なる印刷ジョブ生成プログラムとして扱うことで適用可能となる。
ここで、本実施形態に係る画像形成装置1による全プログラム一覧情報の、印刷ジョブ生成プログラムのバージョンアップに伴う更新処理について、図12、図13、図14を参照して説明する。図13は、本実施形態に係るモバイル端末2が、バージョンアップ後の印刷ジョブ生成プログラムにより生成して画像形成装置1に送信する印刷ジョブに含まれる情報の一例を示す図である。図14は、本実施形態に係る画像形成装置1が、印刷ジョブ生成プログラムのバージョンアップに伴って更新した後の全プログラム一覧情報の一例を示す図である。
図13に示した例においては、印刷ジョブを生成した印刷ジョブ生成プログラムの“プログラム名”は、“アプリD”であり、その“バージョン”は、“Ver2.0”であり、これは、“アプリD(Ver1.0)”がバージョンアップされたものである。また、図13に示した例においては、“製本”、“モノクロ/カラー”、“ステープル”、“パンチ”の各機能については、利用の有無や設定内容が指定されている。
そして、本実施形態に係る画像形成装置1は、S703の処理において図13に示したような印刷ジョブを取得して解析すると、S704における全プログラム一覧情報の更新処理において、図12に示すような全プログラム一覧情報を図14に示すような全プログラム一覧情報に更新する。図14に示すように、更新後の全プログラム一覧情報は、S703の処理において取得され解析された図13に示す印刷ジョブを生成した印刷ジョブ生成プログラムについての欄が、図12に示す更新前の全プログラム一覧情報に新たに追加されたものである。
即ち、画像形成装置1は、S704における全プログラム一覧情報の更新処理において、まず、図9及び図10を参照して説明した全プログラム一覧情報の作成処理と同様にして、S703の処理において取得され解析された印刷ジョブを生成した印刷ジョブ生成プログラムについて、“両面”、“製本”、“集約”等の各機能に対応しているか、それとも、対応しているか否かが不明であるかを登録する。また、これと同時に、画像形成装置1は、上記印刷ジョブ生成プログラムについて、“サイズ”、“値段”、“対応OS”等の情報を登録する他、その印刷ジョブ生成プログラムをダウンロードするためにアクセスする先のネットワーク上のアドレスであるURLを登録する。そして、このようにして各項目が登録された印刷ジョブ生成プログラムについての欄を、図12に示す更新前の全プログラム一覧情報に新たに追加することによりその全プログラム一覧情報を更新する。
このように、同一の印刷ジョブ生成プログラムであっても、バージョンアップ前と後とで互いに異なる印刷ジョブ生成プログラムとして扱うことにより、予め作成し記憶している全プログラム一覧情報に新たな印刷ジョブ生成プログラムが追加される場合の他に、既に登録されている印刷ジョブ生成プログラムのバージョンがアップした場合にも同様に適用することが可能となる。
尚、バージョンアップ前では利用可能であった機能が、バージョンアップ後では利用不可能になるといったことは可能性としては低い。そのため、バージョンアップに伴う更新後の全プログラム一覧情報におけるバージョンアップ後の印刷ジョブ生成プログラムにおいて利用の可否が判明していない機能については、バージョンアップ前の印刷ジョブ生成プログラムにおける利用の可否をそのまま踏襲するように構成されていても良い。
このようにして更新された全プログラム一覧情報について、図14と図15とを比較することにより説明する。図15は、本実施形態に係る画像形成装置1が、印刷ジョブ生成プログラムのバージョンアップに伴って更新した後の全プログラム一覧情報の一例を示す図である。バージョンアップ前の印刷ジョブ生成プログラムにおける利用の可否をそのまま踏襲した場合、図15に示すように、図14とは異なり、図13に示した印刷ジョブに含まれる“機能情報”における“利用状況”欄において、利用の有無や設定内容が指定されていない機能であっても、バージョンアップ前の印刷ジョブ生成プログラムにおける利用の可否が適用される。
尚、上記実施形態においては、ユーザが操作するための情報処理端末として、モバイル端末2を例として説明したが、これに限らず、PC等の一般的な情報処理装置であっても同様に適用可能である。
また、上記実施形態においては、図4において説明したように、モバイル端末2にインストールされたクライアントアプリケーション205が、モバイル端末2側の処理を担う場合を例として説明した。この他、モバイル端末2には、一般的なウェブブラウザをインストールすると共に、画像形成装置1側にウェブサーバの機能を搭載し、画像形成装置1からネットワークを介してクライアントアプリケーション205の機能を提供することも可能である。この場合、モバイル端末2にクライアントアプリケーション205をインストールする必要がなくなり、より多くの情報処理端末に対して本実施形態に係る機能を利用させることが可能となる。
また、上記実施形態においては、図1において説明したようにモバイル端末2が画像形成装置1に対して印刷ジョブを送信し、図7において説明したように画像形成装置1が印刷ジョブを解析して全プログラム一覧情報を作成し若しくは更新する場合を例として説明した。この他、例えば、図16に示すように、画像形成装置1とは別に一覧情報管理サーバ3を設けて画像形成装置1の管理システムとして構成し、図7のシーケンス図において画像形成装置1が担っている機能を一覧情報管理サーバ3が担うようにすることも可能である。図16は、本実施形態に係る画像形成システムの運用形態の他の例を示す図である。
このような構成の場合、画像形成装置1と一覧情報管理サーバ3とが1対1の関係であっても良いが、画像形成装置1が複数設置されている場合であっても、複数の画像形成装置夫々に上述したような全プログラム一覧情報の作成機能及び更新機能を持たせる必要がなくなり、1つの一覧情報管理サーバ3で複数の画像形成装置に対応することが可能となる。
但し、図1の態様の場合、画像形成装置1は、自身に搭載されている機能を利用可能な印刷ジョブ生成プログラムの一覧を示す全プログラム一覧情報を記憶しておけば良いが、図16の態様の場合、一覧情報管理サーバ3は、複数の画像形成装置毎に図7において説明した全プログラム一覧情報の作成処理若しくは更新処理を行い、複数の画像形成装置毎に全プログラム一覧情報を記憶しておく必要がある。
また、図1の態様の場合、モバイル端末2は、利用したい画像形成装置1に対して、印刷ジョブ生成プログラムの一覧表示要求を行えば良かったが、図16の態様の場合、印刷ジョブ生成プログラムの一覧表示要求に際して、利用したい画像形成装置を特定する必要がある。そのため、図16の態様においてモバイル端末2が送信する印刷ジョブには、図8や図13に示す情報の他、利用対象の画像形成装置を特定するための情報が含まれる。
この画像形成装置を特定するための情報は、例えば画像形成装置の機種名等の装置の種類を特定する情報や、IPアドレス等のネットワーク上のアドレスを特定する情報を用いることができる。このような印刷ジョブを受信した一覧情報管理サーバ3においては、特定された画像形成装置に応じた全プログラム一覧情報に基づいて、図7のS703〜S705の処理を実行し、全プログラム一覧情報を作成し若しくは更新する。このような態様により、1つの一覧情報管理サーバ3によって、複数の画像形成装置に対応することが可能となる。
また、本実施形態においては、図8に示したように、印刷ジョブにおける“機能情報”には、“両面”、“製本”、“集約”等の各機能のうち、S701における印刷ジョブの生成処理の際に利用の有無や設定内容が指定された機能についての、その利用の有無や設定内容が含まれる例について説明した。この他、図34に示すように、印刷ジョブにおける“機能情報”には、画像形成装置1が搭載する全ての機能についての項目が含まれ、そのうち、この印刷ジョブを生成した印刷ジョブ生成プログラムでは利用することができないと判明している機能については、対応する“利用状況”欄に「×」が示されるように構成されていても良い。
また、図34に示すように、印刷ジョブにおける“機能情報”には、画像形成装置1が搭載する全ての機能についての項目が含まれ、そのうち、利用の有無や設定内容が示されていない機能及び「×」が示されていない機能(“−”が示されている機能)については、この印刷ジョブを生成した印刷ジョブ生成プログラムでは利用することができるか否かが判明していないことを表すように構成されていても良い。図34は、他の実施形態に係るモバイル端末2が生成して画像形成装置1に送信する印刷ジョブに含まれる情報の一例を示す図である。
実施の形態2.
実施の形態1においては、画像形成装置1がモバイル端末2から取得した印刷ジョブに基づいて全プログラム一覧情報を作成し若しくは更新する例について説明した。
この場合、画像形成装置1において自動的に全プログラム一覧情報が作成され若しくは更新されるため、システム管理者の手を煩わせることなく全プログラム一覧情報を作成し若しくは更新することが可能となる。従って、実施の形態1に係る画像形成システムによれば、モバイル端末2を利用するユーザに印刷ジョブ生成プログラムの選択の助けとなる情報を効果的に提示するための全プログラム一覧情報の作成及び管理を容易化することが可能となる。
一方、本実施形態においては、画像形成装置1がモバイル端末2から取得した印刷ジョブに基づいて全プログラム一覧情報を作成し若しくは更新するところまでは実施の形態1と同様であるが、複数の画像形成装置によりそれぞれ個別に作成され若しくは更新された全プログラム一覧情報を一覧情報管理サーバにより一括して管理して、一覧情報管理サーバにおいてそれらの全プログラム一覧情報をマージする例について説明する。
この場合、複数の画像形成装置においてそれぞれ個別に作成され若しくは更新された全プログラム一覧情報が一覧情報管理サーバにより一括して管理されるため、特定の画像形成装置のみからではなく、遠隔地に設置されている画像形成装置からも情報を収集することが可能となり、短期間でより多くの情報を収集することが可能となる。また、この場合、一覧情報管理サーバにおいてマージされた全プログラム一覧情報を、特定の画像形成装置のみではなく、遠隔地に設置されている画像形成装置にも配信することが可能となる。
従って、本実施形態に係る画像形成システムによれば、実施の形態1に加えて、精度の高い全プログラム一覧情報を短期間で作成し若しくは更新することが可能となると共に、より多くのユーザに全プログラム一覧を提示することが可能となる。以下、詳細に説明する。尚、実施の形態1と同様の符号を付す構成については、同一または相当部を示すものとし、詳細な説明を省略する。
まず、本実施形態に係る画像形成システムの運用形態について、図17を参照して説明する。図17は、本実施形態に係る画像形成システムの運用形態の例を示す図である。図17に示すように、本実施形態に係る画像形成システムは、画像形成装置1a、画像形成装置1b、モバイル端末2、一覧情報管理サーバ3が、インターネットやLAN等のネットワークを介して接続されて構成される。
尚、本実施形態において、画像形成装置1aと画像形成装置1bとは同一の機能を搭載しており、以下では、画像形成装置1aと画像形成装置1bとを区別する必要がない場合には、それらをまとめて画像形成装置1と総称する。また、一覧情報管理サーバ3を構成するハードウェアについては、図2に示した情報処理装置を構成するハードウェアと同様であるため、詳細な説明は省略する。
次に、本実施形態に係る一覧情報管理サーバ3の機能構成について、図18を参照して説明する。図18は、本実施形態に係る一覧情報管サーバ3の機能構成を模式的に示すブロック図である。尚、図18においては、電気的接続を実線の矢印で示している。図18に示すように、本実施形態に係る一覧情報管理サーバ3は、コントローラ300、ネットワークI/F310を有する。また、コントローラ300は、一覧情報管理制御部301、入出力制御部302を有する。
ネットワークI/F310は、一覧情報管理サーバ3がネットワークを介して他の機器と通信するためのインタフェースであり、Ethernet(登録商標)やUSBインタフェースが用いられる。
コントローラ300は、ソフトウェアとハードウェアとの組み合わせによって構成される。具体的には、ROM30やHDD40等の不揮発性記憶媒体に格納されたファームウェア等の制御プログラムが、RAM20にロードされ、それらのプログラムに従ってCPU10が演算を行うことにより構成されるソフトウェア制御部と集積回路などのハードウェアとによってコントローラ300が構成される。コントローラ300は、一覧情報管理サーバ3全体を制御する制御部として機能する。
一覧情報管理制御部301は、コントローラ300に含まれる各部を制御する役割を担い、コントローラ300の各部に命令を与える。入出力制御部302は、ネットワークI/F310を介して入力される信号や命令を一覧情報管理制御部301に入力する。また、一覧情報管理制御部301は、入出力制御部302を制御し、ネットワークI/F310を介して他の装置にアクセスする。
次に、本実施形態に係る一覧情報管理サーバ3による全プログラム一覧情報の更新処理について、図19を参照して説明する。図19は、本実施形態に係る一覧情報管理サーバ3による全プログラム一覧情報の更新処理を示すシーケンス図である。
図19に示すように、本実施形態に係る一覧情報管理サーバ3が元情報を更新する際にはまず、図7におけるS701及びS702において説明したように、モバイル端末2は、ユーザの操作等により印刷出力の命令を受け付け、モバイル端末2に既にインストールされている印刷ジョブ生成プログラムである“アプリH(Ver1.0)”を用いて印刷ジョブHを生成し(S1901)、生成した印刷ジョブHを画像形成装置1aに送信する(S1902)。このとき生成され送信される印刷ジョブHについては図20を参照して説明する。
そして、モバイル端末2から印刷ジョブHを取得した画像形成装置1aにおいては、図7におけるS703及びS704において説明したように、主制御部101が入出力制御部103を介してその印刷ジョブHを取得して解析し、その印刷ジョブHに含まれる情報に基づいて、予め作成し記憶している全プログラム一覧情報を更新する(S1903)。このとき予め作成し記憶している更新前の全プログラム一覧情報については図22を参照して、更新後の全プログラム一覧情報については図23を参照して後述する。
全プログラム一覧情報を更新した画像形成装置1aにおいては、主制御部101が、入出力制御部103を介して一覧情報管理サーバ3に更新後の全プログラム一覧情報を送信する(S1904)。
モバイル端末2は、画像形成装置1aに印刷ジョブHを送信すると、再びユーザの操作等により印刷出力の命令を受け付け、モバイル端末2に既にインストールされている印刷ジョブ生成プログラムである“アプリI(Ver1.0)”を用いて印刷ジョブIを生成し(S1905)、生成した印刷ジョブIを画像形成装置1bに送信する(S1906)。このとき生成され送信される印刷ジョブIについては、図21を参照して説明する。
そして、モバイル端末2から印刷ジョブIを取得した画像形成装置1bにおいては、画像形成装置1aと同様にして、主制御部101が入出力制御部103を介してその印刷ジョブIを取得して解析し、その印刷ジョブIに含まれる情報に基づいて、予め作成し記憶している全プログラム一覧情報を更新する(S1907)。このとき予め作成し記憶している更新前の全プログラム一覧情報については図22を参照して、更新後の全プログラム一覧情報については図24を参照して後述する。
全プログラム一覧情報を更新した画像形成装置1bにおいては、主制御部101が、入出力制御部103を介して一覧情報管理サーバ3に更新後の全プログラム一覧情報を送信する(S1908)。
ここで、本実施形態に係るモバイル端末2が生成して画像形成装置1a及び1bに送信する印刷ジョブについて、図20及び図21を参照して説明する。図20は、本実施形態に係るモバイル端末2が生成して画像形成装置1aに送信する印刷ジョブの一例を示す図である。図21は、本実施形態に係るモバイル端末2が生成して画像形成装置1bに送信する印刷ジョブの一例を示す図である。
図20に示すように、本実施形態に係るモバイル端末2が生成して画像形成装置1aに送信する印刷ジョブについては、その印刷ジョブを生成した印刷ジョブ生成プログラムの“プログラム名”は、“アプリH”であり、その“バージョン”は、“Ver1.0”である。
また、図20に示すように、本実施形態に係るモバイル端末2が生成して画像形成装置1aに送信する印刷ジョブにおいて、“両面”、“製本”、“集約”、“ソート/スタック”、“パンチ”の各機能については、利用の有無や設定内容が指定されている。
一方、図21に示すように、本実施形態に係るモバイル端末2が生成して画像形成装置1bに送信する印刷ジョブについては、その印刷ジョブを生成した印刷ジョブ生成プログラムの“プログラム名”は、“アプリI”であり、その“バージョン”は、“Ver1.0”である。
また、図21に示すように、本実施形態に係るモバイル端末2が生成して画像形成装置1bに送信する印刷ジョブにおいて、“両面”、“モノクロ/カラー”、“拡大/縮小”、“ソート/スタック”の各機能については、利用の有無や設定内容が指定されている。
また、ここで、本実施形態に係る画像形成装置1a及び画像形成装置1bによる更新処理の前後における全プログラム一覧情報を、図22〜図24に示す。図22は、本実施形態に係る画像形成装置1a及び1bによる更新処理の前の全プログラム一覧情報の一例を示す図である。図23は、本実施形態に係る画像形成装置1aによる更新処理の後の全プログラム一覧情報の一例を示す図である。図24は、本実施形態に係る画像形成装置1bによる更新処理の後の全プログラム一覧情報の一例を示す図である。
このような更新処理後の全プログラム一覧情報を画像形成装置1a及び1bから取得した一覧情報管理サーバ3においては、一覧情報管理制御部301が入出力制御部302を介してそれらの全プログラム一覧情報を取得し、予め作成し記憶している全プログラム一覧情報にそれらの全プログラム一覧情報をマージすることにより全プログラム一覧情報を更新する(S1909)。尚、一覧情報管理サーバ3において、このような全プログラム一覧情報は、図2において説明したHDD40等、一覧情報管理サーバ3に搭載されている不揮発性の記憶媒体に格納される。
ここで、本実施形態に係る一覧情報管理サーバ3による全プログラム一覧情報の更新処理について、図25及び図26を参照して説明する。図25は、本実施形態に係る一覧情報管理サーバ3が予め作成し記憶している全プログラム一覧情報の一例を示す図である。図26は、本実施形態に係る一覧情報管理サーバ3による更新処理の後の全プログラム一覧情報の一例を示す図である。
本実施形態に係る一覧情報管理サーバ3は、図25に示すような全プログラム一覧情報を予め作成し記憶しており、図23及び図24に示した全プログラム一覧情報を図25に示す全プログラム一覧情報にマージすることにより図26に示すような全プログラム一覧情報へと更新する。
このようにして全プログラム一覧情報を更新した一覧情報管理サーバ3においては、一覧情報管理制御部301が入出力制御部302を介して、更新後の全プログラム一覧情報を画像形成装置1a及び1bに送信する(S1910)。このような処理により、本実施形態に係る一覧情報管理サーバ3は、全プログラム一覧情報の更新処理を完了する。
このようにして全プログラム一覧情報を取得した画像形成装置1a及び1bにおいては、モバイル端末2から印刷ジョブ生成プログラム一覧表示要求を取得すると、主制御部101が入出力制御部103を介してその要求を取得し、取得した全プログラム一覧情報をモバイル端末2に送信する。その結果、図26に示すような全プログラム一覧情報がモバイル端末2のLCD60に表示され、モバイル端末2において利用可能な印刷ジョブ生成プログラムが、ユーザに対して提示される。
以上、説明したように、本実施形態に係る画像形成システムは、複数の画像形成装置に加えて一覧情報管理サーバ3を含み、複数の画像形成装置によりそれぞれ個別に作成され若しくは更新された全プログラム一覧情報を一覧情報管理サーバ3により一括して管理するように構成されている。そして、本実施形態に係る画像形成システムは、一覧情報管理サーバ3においてそれらの全プログラム一覧情報をマージし、そのマージ後の全プログラム一覧情報を上記複数の画像形成装置に配信するように構成されている。
これにより、本実施形態に係る画像形成システムにおいては、特定の画像形成装置のみからではなく、遠隔地に設置されている画像形成装置からも情報を収集することが可能となり、短期間でより多くの情報を収集することが可能となる。また、本実施形態に係る画像形成システムにおいては、一覧情報管理サーバ3においてマージされた全プログラム一覧情報を、特定の画像形成装置のみではなく、遠隔地に設置されている画像形成装置にも配信することが可能となる。従って、本実施形態に係る画像形成システムによれば、実施の形態1に加えて、精度の高い全プログラム一覧情報を短期間で作成し若しくは更新することが可能となると共に、より多くのユーザに全プログラム一覧を提示することが可能となる。
尚、本実施形態においては、図17に示したように、画像形成装置1a、画像形成装置1b、モバイル端末2、一覧情報管理サーバ3が、インターネットやLAN等のネットワークを介して接続されて構成される例について説明した。この他、例えば、図27に示すように、一覧情報管理サーバ3を設けないように構成し、一覧情報管理サーバ3が担っている機能を画像形成装置1a及び1bが担うようにすることも可能である。図27は、本実施形態に係る画像形成システムの運用形態の他の例を示す図である。
このような構成の場合、画像形成装置1a及び1bが作成し若しくは更新した全プログラム一覧情報を、ネットワークを介してお互いにやり取りすることで、他の画像形成装置において作成され若しくは更新された全プログラム一覧情報と自身で作成し若しくは更新した全プログラム一覧情報とをマージすることが可能となる。従って、このような構成の場合にも、本実施形態に係る画像形成システムと同様の効果を得ることが可能となる。
また、本実施形態においては、図20及び図21に示したように、画像形成装置1aが取得した印刷ジョブを生成した印刷ジョブ生成プログラムと、画像形成装置1bが取得した印刷ジョブを生成した印刷ジョブ生成プログラムとは異なる例について説明したが、特にこの限りではなく、同一であっても良い。
実施の形態3.
実施の形態2においては、画像形成装置1aと画像形成装置1bとは、それぞれ同一のPDL(Page Description Language)によって印刷ジョブを解析して印刷を実行するように構成されている例について説明した。
一方、本実施形態においては、画像形成装置1aと画像形成装置1bとは、それぞれ異なるPDLによって印刷ジョブを解析して印刷を実行するように構成されている例について説明する。尚、実施の形態1及び2と同様の符号を付す構成については、同一または相当部を示すものとし、詳細な説明を省略する。
本実施形態に係る画像形成システムは、図17において説明したのと同様に、画像形成装置1a、画像形成装置1b、モバイル端末2、一覧情報管理サーバ3が、インターネットやLAN等のネットワークを介して接続されて構成され、若しくは、図27において説明したのと同様に、画像形成装置1a、画像形成装置1b、モバイル端末2が、インターネットやLAN等のネットワークを介して接続されて構成される。
本実施形態に係る画像形成装置1aと画像形成装置1bとは同一の機能を搭載しているが、上述したように、それぞれ異なるPDLによって印刷ジョブを解析して印刷を実行するように構成されている。例えば、画像形成装置1aは、PCL(Printer Command Language)によって印刷ジョブを解析して印刷を実行し、画像形成装置1bはPDF(Portable Document Format)によって印刷ジョブを解析して印刷を実行する。
このように、画像形成装置1aと画像形成装置1bとで、それぞれ異なるPDLにより印刷ジョブを解析して印刷を実行するように構成されている場合、その両者が同一の印刷ジョブに基づいて全プログラム一覧情報を作成し若しくは更新する場合であっても、その両者間で解析結果に差異が生じ、その結果、作成され若しくは更新された全プログラム一覧情報にも差異が生じることになる。
例えば、モバイル端末2が図28に示すような印刷ジョブを生成して、画像形成装置1a及び1bに送信して印刷を実行させる場合、画像形成装置1aにおいては、取得した印刷ジョブを完全に解析することができ、図29に示すような全プログラム一覧情報を作成する一方、画像形成装置1bにおいては、取得した印刷ジョブを完全に解析することができずに、図30に示すような全プログラム一覧情報を作成することになる。
図28は、本実施形態に係るモバイル端末2が生成して画像形成装置1に送信する印刷ジョブに含まれる情報の一例を示す図である。図29は、他の実施形態に係る画像形成装置1aが作成した全プログラム一覧情報の一例を示す図である。図30は、他の実施形態に係る画像形成装置1bが作成した全プログラム一覧情報の一例を示す図である。
このように、画像形成装置1aと画像形成装置1bとで、それぞれ異なるPDLにより印刷ジョブを解析して印刷を実行するように構成されている場合、図29及び図30に示したように、同一の印刷ジョブに基づいて全プログラム一覧情報を作成し若しくは更新する場合であっても、その両者間で異なる全プログラム一覧情報となってしまう。
そのため、同一の印刷ジョブ生成プログラムについての全プログラム一覧情報であっても、画像形成装置1aと画像形成装置1bとでは異なってしまうことになる。
そこで、本実施形態においては、印刷ジョブの解析に利用されたPDLを全プログラム一覧情報に含めることで、同一の印刷ジョブ生成プログラムであっても印刷ジョブの解析に利用されるPDLにより区別し、それぞれを異なる印刷ジョブ生成プログラムとして扱うことで、上記のような問題を回避することが可能となる。
ここで、本実施形態に係る画像形成装置1a及び1bが図28に示すような印刷ジョブに基づいて作成した全プログラム一覧情報をそれぞれ図31及び図32に示す。図31は、本実施形態に係る画像形成装置1aが作成した全プログラム一覧情報の一例を示す図である。図32は、本実施形態に係る画像形成装置1bが作成した全プログラム一覧情報の一例を示す図である。
図31及び図32に示すように、実施の形態1及び2とは異なり、本実施形態に係る画像形成装置1が作成した全プログラム一覧情報には、“機能”欄に“PDL”が追加されている。また、図31に示すように、本実施形態に係る画像形成装置1aが作成した全プログラム一覧情報においては、“機能”欄における“PDL”に“PCL”が示されており、一方、図32に示すように、本実施形態に係る画像形成装置1bが作成した全プログラム一覧情報においては、“機能”欄における“PDL”に“PDF”が示されている。即ち、本実施形態においては、“PDL”が解析プログラム識別情報として用いられる。
そして、このようにして作成された各全プログラム一覧情報は、画像形成装置1a若しくは1bにおいてマージされ、若しくは、一覧情報管理サーバ3においてマージされ、その結果、図33に示すような全プログラム一覧情報として作成され若しくは更新される。図33は、本実施形態に係る画像形成装置1a若しくは1bがマージし、若しくは、一覧情報管理サーバ3がマージした全プログラム一覧情報の一例を示す図である。
図33に示すように、本実施形態に係る全プログラム一覧情報には印刷ジョブの解析に利用されたPDLが含まれるため、同一の印刷ジョブ生成プログラムであっても、印刷ジョブの解析に利用されたPDLが異なる場合には、それぞれを異なる印刷ジョブ生成プログラムとして扱うように構成されている。
従って、本実施形態に係る画像形成システムによれば、画像形成装置1aと画像形成装置1bとで印刷ジョブを解析する際に利用するPDLが異なることにより、同一の印刷ジョブ生成プログラムについての全プログラム一覧情報であっても、画像形成装置1aと画像形成装置1bとでは異なってしまうといった問題を回避することが可能となる。
1 画像形成装置
2 モバイル端末
3 一覧情報管理サーバ
10 CPU
20 RAM
30 ROM
40 HDD
50 I/F
60 LCD
70 操作部
80 バス
100 コントローラ
101 主制御部
102 エンジン制御部
103 入出力制御部
104 画像処理部
105 操作表示制御部
110 ADF
120 スキャナユニット
130 排紙トレイ
140 ディスプレイパネル
150 給紙テーブル
160 プリントエンジン
170 排紙トレイ
180 ネットワークI/F
190 近距離通信I/F
200 コントローラ
201 ネットワーク制御部
202 操作制御部
203 表示制御部
204 近距離通信制御部
205 クライアントアプリケーション
210 ネットワークI/F
220 近距離通信I/F
300 コントローラ
301 一覧情報管理制御部
302 入出力制御部
310 ネットワークI/F
特開2011−059774号公報

Claims (9)

  1. 情報処理装置にインストールされることにより画像形成装置に画像形成出力を実行させるための画像形成出力の命令を生成して送信するための複数の命令生成プログラムを管理する命令生成プログラム管理システムであって、
    前記情報処理装置から前記画像形成出力の命令を受信する命令受信部と、
    受信された前記画像形成出力の命令を生成した命令生成プログラムを識別する命令生成プログラム識別情報及び前記画像形成装置に画像形成出力を実行させる際に使用する機能の一覧を示す使用機能一覧情報を、受信された前記画像形成出力の命令から取得する情報取得部と、
    取得された前記使用機能一覧情報に示されている機能情報を、取得された前記命令生成プログラム識別情報に関連付けて記憶部に記憶させる記憶処理部と、
    を備えることを特徴とする命令生成プログラム管理システム。
  2. 前記記憶処理部は、前記画像形成装置が搭載する機能の一覧を示す搭載機能一覧情報と、受信された前記画像形成出力の命令から取得された前記使用機能一覧情報とを比較することにより、前記搭載機能一覧情報に示されている機能情報のうち、取得された前記使用機能一覧情報に示されている機能情報についてのみ抽出し、抽出された前記機能情報を、取得された前記命令生成プログラム識別情報に関連付けて前記記憶部に記憶させることを特徴とする請求項1に記載の命令生成プログラム管理システム。
  3. 前記情報取得部は、前記命令生成プログラム識別情報に付加される付加情報を、受信された前記画像形成出力の命令から取得し、
    前記記憶処理部は、取得された前記付加情報と取得された前記使用機能一覧情報とを、前記命令生成プログラム識別情報に関連付けて前記記憶部に記憶させることを特徴とする請求項1又は2に記載の命令生成プログラム管理システム。
  4. 前記情報取得部は、前記画像形成出力の命令を解析する際に使用される解析プログラムを識別する解析プログラム識別情報を取得し、
    前記記憶処理部は、取得された前記解析プログラム識別情報と取得された前記機能情報とを、前記命令生成プログラム識別情報に関連付けて前記記憶部に記憶させることを特徴とする請求項1乃至3いずれか1項に記載の命令生成プログラム管理システム。
  5. 前記記憶処理部は、前記記憶部に記憶されている機能情報と、前記記憶部とは異なる記憶部に記憶されている機能情報とを、それぞれ同一の命令生成プログラム識別情報同士で合成して前記記憶部に記憶させることを特徴とする請求項1乃至4いずれか1項に記載の命令生成プログラム管理システム。
  6. 前記記憶処理部は、前記記憶部に記憶されている機能情報のうち、ある付加情報と共にある命令生成プログラム識別情報に関連付けられている機能情報と、その付加情報とは異なる付加情報と共にその命令生成プログラム識別情報と同一の命令生成プログラム識別情報に関連付けられている機能情報とを合成して前記記憶部に記憶させることを特徴とする請求項1乃至5いずれか1項に記載の命令生成プログラム管理システム。
  7. 前記機能情報と前記命令生成プログラム識別情報との関連付けを示す関連付情報の取得要求を前記情報処理装置から受信する取得要求受信部と、
    受信された前記取得要求に応答して、前記関連付情報を前記取得要求の送信元である前記情報処理装置に送信する関連付情報送信部と、
    を備えることを特徴とする請求項1乃至6いずれか1項に記載の命令生成プログラム管理システム。
  8. 情報処理装置にインストールされることにより画像形成装置に画像形成出力を実行させるための画像形成出力の命令を生成して送信するための複数の命令生成プログラムを管理する命令生成プログラム管理システムであって、
    前記画像形成装置は、
    前記情報処理装置から前記画像形成出力の命令を受信する命令受信部と、
    受信された前記画像形成出力の命令を生成した命令生成プログラムを識別する命令生成プログラム識別情報及び前記画像形成装置に画像形成出力を実行させる際に使用する機能を示す機能情報を、受信された前記画像形成出力の命令から取得する情報取得部と、
    取得された前記使用機能一覧情報に示されている機能情報を、取得された前記命令生成プログラム識別情報に関連付けて記憶部に記憶させる記憶処理部と、
    前記機能情報と前記命令生成プログラム識別情報との関連付けを示す関連付情報の取得要求を前記情報処理装置から受信する取得要求受信部と、
    受信された前記取得示要求に応答して、前記関連付情報を前記取得要求の送信元である前記情報処理装置に送信する関連付情報送信部と、
    を備え、
    前記情報処理装置は、
    前記関連付情報の取得要求を生成して、生成された前記取得要求を前記画像形成装置に送信する取得要求送信部と、
    送信された前記取得要求送信部に応答して、前記画像形成装置から前記関連付情報を受信する関連付情報受信部と、
    受信された前記関連付情報に基づいて、前記機能情報と前記命令生成プログラムとの関連付けの一覧を表示部に表示する表示制御部と、
    を備えることを特徴とする命令生成プログラム管理システム。
  9. 情報処理装置にインストールされた命令生成プログラムにより生成されて送信された画像形成出力の命令を受け付けて画像形成出力を実行する画像形成装置であって、
    前記情報処理装置から前記画像形成出力の命令を受信する命令受信部と、
    受信された前記画像形成出力の命令を生成した命令生成プログラムを識別する命令生成プログラム識別情報及び前記画像形成装置に画像形成出力を実行させる際に使用する機能の一覧を示す使用機能一覧情報を、受信された前記画像形成出力の命令から取得する情報取得部と、
    取得された前記使用機能一覧情報に示されている機能情報を、取得された前記命令生成プログラム識別情報に関連付けて記憶部に記憶させる記憶処理部と、
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2018132797A (ja) * 2017-02-13 2018-08-23 ブラザー工業株式会社 プログラム及び携帯端末
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