JP2014221022A - 犬の歩行訓練装置 - Google Patents

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Koshoku Matsuyama
洪植 松山
巌 藤崎
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巌 藤崎
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【課題】あらゆる犬の症状に対応するとともに、歩行訓練の進度状況に応じて、特に後脚の筋力を増強することにより、運動不足やヘルニアを改善して、歩行可能な健常状態にまで継続的に歩行訓練を行うことができる犬の歩行訓練装置の提供。【解決手段】回転する無端のベルトの上部表面を、犬が歩行するための前方から後方へ移動する歩行面とした歩行運動手段と、犬を歩行面上の所定位置で歩行するよう誘導するための誘導手段と、歩行する犬を一定の荷重で上方乃至後方に牽引するための牽引手段と、を備え、犬が補助又は負荷を受けながら歩行することを特徴とする犬の歩行訓練装置。【選択図】図1

Description

本発明は、回転する無端のベルトの上部表面を、犬が歩行するための前方から後方へ移動する歩行面とした犬の歩行訓練装置に関する。
犬は運動不足による筋力の低下が著しく、特に近年では、後脚を十分動かすことができず歩行が困難となったり、椎間板ヘルニアを発症して、歩行が困難となるケースが増えている。
このように歩行が困難となった犬を元のように歩行できる状態に戻すためには、特に後脚の筋力を増強するよう歩行訓練を行うことが重要となる。
しかしながら、犬の症状は様々であり、しかも治療の過程においては、補助する必要がある歩行困難な段階から筋力を徐々に増強して、歩行可能な健常状態に至るまで、あらゆる段階に応じた適切な歩行訓練を行う必要がある。
したがって、あらゆる犬の症状に対応するとともに、歩行訓練の進度状況に応じて、特に後脚の筋力を適切に増強することにより、運動不足やヘルニアを改善して、歩行可能な健常状態にまで継続的に歩行訓練を行うことができる犬の歩行訓練装置の開発が求められる。
特開2001−17017号公報
本発明は、あらゆる犬の症状に対応するとともに、歩行訓練の進度状況に応じて、特に後脚の筋力を適切に増強することにより、運動不足やヘルニアを改善して、歩行可能な健常状態にまで継続的に歩行訓練を行うことができる犬の歩行訓練装置を提供することを課題とする。
前記課題を解決するために本発明者が検討を行った結果、回転する無端のベルトの上部表面を、犬が歩行するための前方から後方へ移動する歩行面とする犬の歩行訓練装置において、犬を歩行面上の所定位置で歩行するよう誘導するための誘導手段と、歩行する犬を一定の荷重で上方乃至後方に牽引するための牽引手段と、を備えることにより、犬が補助あるいは負荷を受けながら歩行して効果的に筋力を増強できることを見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち本発明は、回転する無端のベルトの上部表面を、犬が歩行するための前方から後方へ移動する歩行面とした歩行運動手段と、犬を歩行面上の所定位置で歩行するよう誘導するための誘導手段と、歩行する犬を一定の荷重で上方乃至後方に牽引するための牽引手段と、を備え、犬が補助又は負荷を受けながら歩行することを特徴とする犬の歩行訓練装置である。
さらに本発明は、誘導手段が、リードの一端を歩行面より上方で固定し、他端を犬が装着する胴衣に連結することにより、犬を歩行面上の所定位置で歩行するよう誘導することを特徴とする犬の歩行訓練装置である。
さらに本発明は、牽引手段が、一端を犬が装着する胴衣に連結し、他端で重りを吊持する牽引ロープを、歩行面より上方に設置した1又は2以上の滑車に巻き掛け、胴衣に取り付ける牽引ロープの取り付け角度を調整することにより、犬を上方乃至後方に牽引することを特徴とする犬の歩行訓練装置である。
さらに本発明は、歩行運動手段を支える基台の底部にアクチュエータを設置し、アクチュエータの伸縮で基台の高さを変更し歩行面の前後の傾斜を調整可能としたことを特徴とする犬の歩行訓練装置である。
さらに本発明は、基台の底部の前後2箇所に脚部材を回動可能に取り付け、底部と脚部材との間にアクチュエータを設置することにより、アクチュエータの伸縮で脚部材を回動し基台の前後の高さを調整することを特徴とする犬の歩行訓練装置である。
さらに本発明は、歩行運動手段を支える基台の底部にダンパーを設置し、歩行により発生する衝撃又は振動を減衰することを特徴とする犬の歩行訓練装置である。
さらに本発明は、基台の底部に脚部材を回動可能に取り付け、底部と脚部材との間にダンパーを設置し、歩行により発生する衝撃又は振動を減衰することを特徴とする犬の歩行訓練装置である。
さらに本発明は、歩行面の両側にガイド板を立設したことを特徴とする犬の歩行訓練装置である。
さらに本発明は、コンピュータに時間ごとの歩行面の移動速度と傾斜度合いを入力し、ベルトの回転速度と歩行面の前後の傾斜をコンピュータ制御により時間の経過とともに自動的に切り替えることを特徴とする犬の歩行訓練装置である。
さらに本発明は、コンピュータ画面上に表示される時間入力欄、移動速度入力欄、傾斜度合い入力欄に、それぞれ数値を入力して、時間ごとの歩行面の移動速度と傾斜度合いをコンピュータに入力することを特徴とする犬の歩行訓練装置である。
本発明の犬の歩行訓練装置によれば、歩行不可能あるいは歩行困難な犬を、それぞれの症状にあわせた訓練プログラムに則り、適切な補助あるいは負荷を与えながら、犬の歩行訓練を継続して効果的に実施することが可能となる。
犬の歩行訓練装置の外観図(第1の実施態様) 犬の歩行訓練装置の外観図(第2の実施態様) 基台の底部に脚部材、アクチュエータ及びダンパーを組み付けた構造図 コンピュータの入力画面を示す図
本発明の犬の歩行訓練装置について、図を参照して以下に説明する。
本発明の犬の歩行訓練装置は、図1に示すように、回転する無端のベルト(2)の上部表面を、犬が歩行するための前方から後方へ移動する歩行面(3)とした歩行運動手段(4)と、犬を歩行面上の所定位置で歩行するよう誘導するための誘導手段(5)と、歩行する犬を一定の荷重(10)で上方乃至後方に牽引するための牽引手段(6)と、を備え、犬が補助又は負荷を受けながら歩行することを特徴とする。このように、歩行運動手段、誘導手段および牽引手段を組み合わせることにより、歩行不可能あるいは歩行困難な犬に、それぞれの症状にあわせたプログラムに則り、適切な補助あるいは負荷を与えながら、犬の歩行訓練を効率的に実施することが可能となる。
歩行運動手段(4)は、平行に対向配置されるローラー間に架け渡された無端のベルト(2)の上部表面を歩行面(3)するもので、少なくとも一方のローラーには電動モータが内臓あるいは連結しており、電動モータの駆動によりベルトを回転させ、歩行面を前方から後方へ移動させるものであり、歩行運動手段としては所謂トレッドミルを用いることができる。
誘導手段(5)は、図1に示すように、リード(7)の一端を歩行面(3)の上方で固定し、他端を犬が装着する胴衣(8)に連結する手段を採用することができる。リード(7)の一端は、歩行面(3)の両側外縁の対向する位置に両端部(9a,9b)を取り付け立設したコの字状の枠体(9)の略中央最上部に固定することができる。このようにリード(7)の一端を歩行面(3)の上方で固定することにより、リードが犬の視界に入ったり、脚に絡みつくなどして歩行を邪魔することをなくし、犬を歩行面上の所定位置で歩行するよう円滑に誘導することができる。また、リード(7)の他端を犬が装着する胴衣(8)に連結すれば、リードから受ける引力を胴部全体で受けることができ、首輪などに連結するよりも、犬に与える負担を小さくすることができる。特に、本発明の歩行訓練装置においては、一定の荷重で犬を後方に牽引するため、リードから受ける引力が首部分に集中すると危険であり、リードによる引力は胴部の広い面積で受けとめ、圧力を小さくして、犬に及ぼす危険性をなくすことが重要である。なお、枠体(9)の取り付けは、枠体(9)の両端部(9a,9b)に固定した取り付けプレート(17,17)を、歩行訓練装置(1)の基台(16)の両側面にボルト(27)等を使用して接合することにより行うことができるが、犬の大きさにより枠体(9)の位置を調整することができるよう歩行訓練装置(1)の基台(16)に長手方向に、取り付けプレート(17)を接合するための取り付け穴(26)を複数設けておけば、取り付けプレート(17)の取り付け位置を変更して枠体(9)の位置を歩行面の前後方向に容易に調整することができるため好ましい。
歩行面(3)の両側外縁にはガイド板(13,13)を立設することが好ましい。このようなガイド板を設けることにより、犬が周りの様子に気が散ることなく歩行に集中することが可能となる。ガイド板は、透明でも不透明でもよいが、犬の歩行状況を外部から容易に視認することができることから透明であることがより好ましい。
牽引手段(6)は、一端を犬が装着する胴衣(8)に連結した牽引ロープ(11)を、歩行面(3)より上方に設置した1又は2以上の滑車(12)に巻き掛け、他端で重り(10)を吊持する手段を採用することができる。このようにすれば、犬を一定の力で牽引することができ歩行訓練を効率的に行うことができる。また、牽引ロープ(11)の一端を犬が装着する胴衣(8)に連結すれば、牽引ロープから受ける荷重を胴部全体で受けることができ、犬に与える負担を小さくすることができる。
図1に、牽引ロープ(11)を3つの滑車(12a,12b,12c)に巻き掛けた歩行訓練装置(1)の態様を示す。歩行面(3)前方の両側外縁の対向する位置に両端部(9a,9b)を取り付け立設したコの字状の枠体(9)と、歩行面(3)後方の両側外縁の対向する位置に両端部(14a,14b)を取り付け立設したコの字状の枠体(14)とは、それぞれの略中央最上部において支持棒(15)を架け渡し連結しており、3つの滑車(12a,12b,12c)はかかる支持棒(15)に取り付けられ、歩行面(3)の後方上部に配置されている。このようにして滑車を歩行面(3)より上方に配置することにより、牽引ロープ(11)は後ろ斜め上方(あるいは上方)から犬の胴衣(8)に連結することができるため、牽引ロープが犬の脚に絡まるなどして歩行を妨害することがない。なお、枠体(14)の取り付けは、枠体(14)の両端部(14a,14b)に固定した取り付けプレート(18,18)を、歩行訓練装置(1)の基台(16)の両側面にボルト(29)等を使用して接合することにより行うことができるが、犬の大きさにより枠体(14)の位置を調整することができるよう歩行訓練装置(1)の基台(16)に長手方向に、取り付けプレート(18)を接合するための取り付け穴(28)を複数設けておけば、取り付けプレート(18)の取り付け位置を変更して枠体(14)の位置を歩行面の前後方向に容易に調整することができるため好ましい。
牽引ロープ(11)を巻き掛ける滑車は、歩行面(3)後端より後方に配置された重り(10)を牽引ロープ(11)で垂直上方に吊持するための滑車(12a)と、牽引ロープ(11)を水平に保持しながら、歩行面(3)の後部上方に導くための滑車(12b)と、高さを調整することで牽引ロープ(11)を犬の胴衣(8)に所定の角度に取り付けることができる滑車(12c)からなる。
牽引ロープ(11)を犬の胴衣(8)に所定角度で取り付けるための滑車(12c)は、滑車と一体的に連結された連結支持棒(19)に支持されており、かかる連結支持棒(19)はクランプ(20)により支持棒(15)に固定される。クランプ(20)で把持する連結支持棒(19)の位置を変更することにより滑車(12c)の高さは無段階で調整することができ、これにより犬の胴衣(8)に牽引ロープを所定角度で取り付けることができる。
このように滑車(12c)の高さを変更して、犬に取り付ける牽引ロープ(11)の取り付け角度を調整することにより、犬を上方乃至後方に牽引することができる。滑車(12c)の取り付け位置を高くして、犬を上方に引き上げるようにして牽引ロープ(11)を胴衣(8)に連結すれば、犬に与える負荷を減らすとともに、犬の体を持ち上げることができるために歩行が困難な犬を補助しながら訓練を行うことができる。一方、滑車(12c)の取り付け位置を低くして、犬を後方に引っ張るようにして牽引ロープ(11)を胴衣(8)に連結すれば、犬に与える負荷を増やすことができ、筋力を増強するための効率的な歩行訓練を行うことができる。このように犬の症状に応じて与える負荷を調整しながら訓練を行うことができ、犬の症状を効果的に改善することができる。
図2は、牽引ロープ(11)を2つの滑車(12a,12b)に巻き掛けた歩行訓練装置(1)の態様を示す。滑車(12b)を犬の上方に配置して牽引ロープ(11)を胴衣(8)に連結すれば、犬の体は牽引ロープ(11)の張力により上方に持ち上げられるため、歩行が著しく困難な犬であっても、歩行訓練を行うことができる。そして、歩行がある程度可能な状態にまで改善すれば、滑車の配置を調整し、少しずつ負荷を増やすことで、筋力を増強することができ、無理なく効果的な訓練を行うことができる。
歩行運動手段(4)を支える基台(16)の底部(21)の前後2箇所には、基台(16)を支えるための脚部材(22)を回動可能に取り付け、底部(21)と脚部材(22)とを電動シリンダ、油圧シリンダ、空圧シリンダ等のアクチュエータ(23)で連結することにより、アクチュエータ(23)の伸縮で脚部材(22)を回動し、基台(16)の前後の高さを変更して歩行面(3)の前後の傾斜を調整することができる(図3)。脚部材(22)の下端部にはキャスター(30)を取り付けることが好ましく、このようなキャスターを取り付けることにより脚部材の下端部と床面との間に生じる摩擦力を小さくすることができ、アクチュエータの伸縮による脚部材の回動を円滑に行うことが可能となる。またアクチュエータ(23)に伸縮の移動量を電圧に変換して出力するポテンショメータを内蔵すれば、コンピュータ等を用いてアクチュエータの伸縮を調整することができ、より正確に歩行面の傾斜の度合いを制御することができる。アクチュエータ(23)を伸ばして歩行面(3)における登り傾斜を増大すれば、犬の運動量を増やし、心肺機能を高めながら筋力を増強し短時間で効率的な歩行訓練を行うことが可能となる。
図1乃至3には、歩行運動手段(4)を支える基台(16)の底部(21)に脚部材(22)を回動可能に取り付け、底部(21)と脚部材(22)とをアクチュエータ(23)で連結した構造の歩行訓練装置(1)を示すが、歩行運動手段を支える基台の底部に基台を支える脚としてアクチュエータを設置すれば、脚部材を用いなくとも、アクチュエータの伸縮で基台(16)の高さを変更し歩行面(3)の前後の傾斜を調整することができる。
歩行運動手段(4)を支える基台(16)の底部(21)と脚部材(22)との間にはダンパー(24)を設置し、歩行により発生する衝撃又は振動を減衰することが好ましい(図3)。図3には、歩行運動手段(4)を支える基台(16)の底部(21)にダンパー(24)の上端部(24a)を回動可能に連結し、下端部(24b)をリンク部材(25)を介して脚部材(22)に連結した態様を示す。犬が歩行すると歩行運動手段(4)には上下方向に振動(又は衝撃)が発生するが、同一の歩調で歩行を継続すると徐々に振幅が大きくなり、やがて歩行が困難な程度にまで振動が増幅される。底部(21)と脚部材(22)との間にダンパー(24)を設置することにより、歩行により発生した振動はダンパー(24)により減衰されるため、振幅が増大し歩行が困難になる状態を防止することができる。特に、図3のように、アクチュエータ(23)の伸縮で脚部材(22)を回動し基台(16)の高さを調整する構造の場合には、アクチュエータ(23)を縮め脚部材(22)の傾きを大きくすると、犬が歩行する振動で脚部材(22)が撓みやすくなり基台(16)が揺れやすくなるが、脚部材(22)の傾きがある程度大きくなると、ダンパー(24)の下端部(24b)は脚部材(22)の側面に当接する構造であるため、振動をより効果的に減衰することができ、脚部材(22)の撓みによる振動の増加を効果的に抑えることが可能となる。使用するダンパー(24)は、振動を減衰し得るものであれば特に限定されるものではなく、伸縮式のシリンダーダンパー、回転式のロータリーダンパーなど、幅広く採用することができる。
図3では、ダンパー(24)の下端部(24b)はリンク部材(25)を介して脚部材に連結した構造の歩行訓練装置(1)を示すが、ダンパー(24)の下端部(24b)は、例えば、歩行訓練装置を設置するための床面に当接するように設置することもできる。このように基台(16)と接合しない側のダンパー(24)の端部(24b)を床面など、いずれかの安定した箇所に当接(あるいは接合)しても、振動による基台(16)の高さの変位(ストローク)に対してダンパー(24)が抵抗力を発生し、振動による振幅を効果的に減衰させることができる。
歩行運動手段(4)の歩行面(3)の移動速度や前後の傾斜は、歩行面のベルト(2)を架け渡すローラーを回転させるための電動モータの回転速度や底部(21)と脚部材(22)との間に設置したアクチュエータ(23)の伸縮により調整することができるが、これらはいずれもコンピュータを用いることにより制御することができる。したがって、コンピュータに時間ごとの歩行面の移動速度と傾斜度合い(傾斜率や傾斜角度等)を入力することにより、時間の経過とともにベルトの回転速度と歩行面の傾斜がコンピュータ制御により自動的に切り替わり、訓練プログラムを実行することができる。
コンピュータへの運動プログラムの入力は、コンピュータ画面上に表示される歩行面の移動速度を入力するための速度入力欄と、歩行面の傾斜度合い(傾斜率や傾斜角度等)を入力するための傾斜度合い入力欄と、時間を入力するための時間入力欄に、それぞれの数値を入力することにより、運動プログラムをコンピュータに入力することができる(図4)。また、コンピュータ画面に、運動中の犬の心拍数や、歩行距離、体重等から算出される消費カロリーを表示すれば、犬の歩行訓練を検証しながら、次回の運動プログラムを作成する際の参考データとすることができる。
1 犬の歩行訓練装置
2 ベルト
3 歩行面
4 歩行運動手段
5 誘導手段
6 牽引手段
7 リード
8 胴衣
9 枠体(前方設置)
9a 端部
9b 端部
10 荷重(重り)
11 牽引ロープ
12 滑車
12a 第1滑車
12b 第2滑車
12c 第3滑車
13 ガイド板
14 枠体(後方設置)
15 支持棒
16 基台
17 取り付けプレート(前方設置)
18 取り付けプレート(後方設置)
19 連結支持棒
20 クランプ
21 底部
22 脚部材
23 アクチュエータ
24 ダンパー
24a 上端部
24b 下端部
25 リンク部材
26 取り付け穴
27 ボルト
28 取り付け穴
29 ボルト
30 キャスター

Claims (10)

  1. 回転する無端のベルトの上部表面を、犬が歩行するための前方から後方へ移動する歩行面とした歩行運動手段と、犬を歩行面上の所定位置で歩行するよう誘導するための誘導手段と、歩行する犬を一定の荷重で上方乃至後方に牽引するための牽引手段と、を備え、犬が補助又は負荷を受けながら歩行することを特徴とする犬の歩行訓練装置。
  2. 誘導手段は、リードの一端を歩行面より上方で固定し、他端を犬が装着する胴衣に連結することにより、犬を歩行面上の所定位置で歩行するよう誘導することを特徴とする請求項1記載の犬の歩行訓練装置。
  3. 牽引手段は、一端を犬が装着する胴衣に取り付け、他端で重りを吊持する牽引ロープを、歩行面より上方に設置した1又は2以上の滑車に巻き掛け、胴衣に取り付ける牽引ロープの取り付け角度を調整することにより、犬を上方乃至後方に牽引することを特徴とする請求項1又は2記載の犬の歩行訓練装置。
  4. 歩行運動手段を支える基台の底部にアクチュエータを設置し、アクチュエータの伸縮で基台の高さを変更し歩行面の前後の傾斜を調整可能としたことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の犬の歩行訓練装置。
  5. 基台の底部に脚部材を回動可能に取り付け、底部と脚部材との間にアクチュエータを設置することにより、アクチュエータの伸縮で脚部材を回動し基台の高さを変更することを特徴とする請求項4記載の犬の歩行訓練装置。
  6. 歩行運動手段を支える基台の底部にダンパーを設置し、歩行により発生する衝撃又は振動を減衰することを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の犬の歩行訓練装置。
  7. 基台の底部に脚部材を回動可能に取り付け、底部と脚部材との間にダンパーを設置することにより、歩行により発生する衝撃又は振動を減衰することを特徴とする請求項6記載の犬の歩行訓練装置。
  8. 歩行面の両側にガイド板を立設したことを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載の犬の歩行訓練装置。
  9. コンピュータに時間ごとの歩行面の移動速度と傾斜度合いを入力し、ベルトの回転速度と歩行面の前後の傾斜をコンピュータ制御により時間の経過とともに自動的に切り替えることを特徴とする請求項1乃至8のいずれかに記載の犬の歩行訓練装置。
  10. コンピュータ画面上に表示される時間入力欄、移動速度入力欄、傾斜度合い入力欄に、それぞれ数値を入力して、時間ごとの歩行面の移動速度と傾斜度合いをコンピュータに入力することを特徴とする請求項9記載の犬の歩行訓練装置。
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