JP2014220356A - 半導体装置及びその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】ビット線容量を低減する半導体装置とその製造方法を提供する。【解決手段】半導体装置は、主面Sを有する半導体基板10と、それぞれ主面Sから主面Sの法線方向に距離L1の位置に、主面Sに平行な第1の方向に沿って延設された複数のビット線BL1と、それぞれ主面Sから主面Sの法線方向に距離L2の位置に、第1の方向に沿って延設された複数のビット線BL2とを備え、距離L1及び距離L2は互いに異なり、複数のビット線BL1及び複数のビット線BL2は、主面Sにに平行でありかつ第1の方向と垂直な第2の方向から見て、交互に配置される。【選択図】図2

Description

本発明は、半導体装置及びその製造方法に関し、特に、同一方向に延伸する複数のビット線を備える半導体装置に関する。
DRAM(Dynamic Random Access Memory)などの半導体装置には、それぞれセルトランジスタ及びセルキャパシタを含む複数のメモリセルが形成されるメモリセル領域と、メモリセル領域内のメモリセルに対する各種操作(リード/ライトなど)を行うための各種回路が形成される周辺回路領域とを備えるものがある。メモリセル領域には、それぞれ第1の方向に延伸する複数のビット線と、それぞれ第1の方向と交差する第2の方向に延伸する複数のワード線とが設けられ、メモリセルはこれらの交点に設けられる。特許文献1には、このような半導体装置の一例が開示されている。
特開2012−099793号公報
ところで、近年における微細化技術の進展は目覚ましく、フォトリソグラフィの最小加工寸法が20nmにまで縮小している。これに伴い、隣接するビット線の間の距離が小さくなり、その結果としてビット線間の寄生容量(ビット線容量)が大きくなっている。ビット線容量が大きいとリード動作の検出感度が低下するため、ビット線容量の増大を防止できる技術が望まれている。
本発明の一側面による半導体装置は、主面を有する半導体基板と、それぞれ前記主面から該主面の法線方向に第1の距離の位置に、前記主面に平行な第1の方向に沿って延設された複数の第1のビット線と、それぞれ前記主面から該主面の法線方向に第2の距離の位置に、前記第1の方向に沿って延設された複数の第2のビット線とを備え、前記第1の距離及び第2の距離は互いに異なり、前記複数の第1のビット線及び前記複数の第2のビット線は、前記主面に平行でありかつ前記第1の方向と垂直な第2の方向から見て、交互に配置されることを特徴とする。
本発明の他の一側面による半導体装置は、主面を有する半導体基板と、前記主面に形成された第1の絶縁膜と、前記第1の絶縁膜の上面に、前記主面に平行な第1の方向に沿って延設された複数の第1のビット線と、前記第1の絶縁膜の上面に、前記複数の第1のビット線よりも厚く形成された第2の絶縁膜と、前記第2の絶縁膜の上面に、前記第1の方向に沿って延設された複数の第2のビット線とを備え、前記複数の第1のビット線及び前記複数の第2のビット線は、前記主面に平行でありかつ前記第1の方向と垂直な第2の方向から見て、交互に配置されることを特徴とする。
本発明による半導体装置の製造方法は、ワード線方向に隣接する第1及び第2の活性領域を含む複数の活性領域を区画する素子分離用絶縁膜を半導体基板の主面に埋め込む工程と、前記第1及び第2の活性領域を通過するワード線を形成する工程と、前記第1の活性領域に第1の不純物拡散層を形成するとともに、前記第2の活性領域に第2の不純物拡散層を形成する工程と、前記主面を覆う第1の絶縁膜を形成する工程と、前記第1の絶縁膜を貫通し、下面で前記第1の不純物拡散層に接する第1のビット線コンタクトプラグを形成する工程と、前記第1のビット線コンタクトプラグの上面と接するよう、前記第1の絶縁膜の上面に、前記主面に平行な第1の方向に沿って延伸する第1のビット線を形成する工程と、前記第1のビット線を覆う膜厚で前記第1の絶縁膜の上面に第2の絶縁膜を形成する工程と、前記第1及び第2の絶縁膜を貫通する第2のビット線コンタクトプラグを形成する工程と、前記第2のビット線コンタクトプラグの上面と接するよう、前記第2の絶縁膜の上面に、前記第1の方向に沿って延伸する第2のビット線を形成する工程とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、第2の方向に隣接する2つのビット線は、主面からの距離が互いに異なる位置に延設されることになる。したがって、これら2つのビット線を主面からの距離が互いに同じ位置に延設する場合に比べ、ビット線容量を低減できる。
(a)は本発明の実施の形態による半導体装置1の平面的な構成を示す図であり、(b)は半導体装置1の回路構成を示す図であり、(c)は半導体装置1の平面図である。 (a)は図1(c)に示したB−B線に対応する半導体装置1の断面図であり、(b)は図1(c)に示したセンスアンプ5Bに含まれるトランジスタの断面図であり、(c)は図1(c)に示したセンスアンプ5Aに含まれるトランジスタの断面図である。 (a)は図1(c)に示したC−C線に対応する半導体装置1の断面図であり、(b)は図1(c)に示したD−D線に対応する半導体装置1の断面図である。 (a)は図1(c)に示したB−B線に対応する半導体装置1の製造工程における断面図であり、(b)は図1(c)に示したセンスアンプ5Bに含まれるトランジスタの製造工程における断面図であり、(c)は図1(c)に示したセンスアンプ5Aに含まれるトランジスタの製造工程における断面図である。 半導体装置1の製造工程における平面図である。 (a)は図1(c)に示したB−B線に対応する半導体装置1の製造工程における断面図であり、(b)は図1(c)に示したセンスアンプ5Bに含まれるトランジスタの製造工程における断面図であり、(c)は図1(c)に示したセンスアンプ5Aに含まれるトランジスタの製造工程における断面図である。 (a)は図1(c)に示したB−B線に対応する半導体装置1の製造工程における断面図であり、(b)は図1(c)に示したセンスアンプ5Bに含まれるトランジスタの製造工程における断面図であり、(c)は図1(c)に示したセンスアンプ5Aに含まれるトランジスタの製造工程における断面図である。 (a)は図1(c)に示したB−B線に対応する半導体装置1の製造工程における断面図であり、(b)は図1(c)に示したセンスアンプ5Bに含まれるトランジスタの製造工程における断面図であり、(c)は図1(c)に示したセンスアンプ5Aに含まれるトランジスタの製造工程における断面図である。 (a)は図1(c)に示したB−B線に対応する半導体装置1の製造工程における断面図であり、(b)は図1(c)に示したセンスアンプ5Bに含まれるトランジスタの製造工程における断面図であり、(c)は図1(c)に示したセンスアンプ5Aに含まれるトランジスタの製造工程における断面図である。 (a)は図1(c)に示したB−B線に対応する半導体装置1の製造工程における断面図であり、(b)は図1(c)に示したセンスアンプ5Bに含まれるトランジスタの製造工程における断面図であり、(c)は図1(c)に示したセンスアンプ5Aに含まれるトランジスタの製造工程における断面図である。 半導体装置1の製造工程における平面図である。 (a)は図1(c)に示したB−B線に対応する半導体装置1の製造工程における断面図であり、(b)は図1(c)に示したセンスアンプ5Bに含まれるトランジスタの製造工程における断面図であり、(c)は図1(c)に示したセンスアンプ5Aに含まれるトランジスタの製造工程における断面図である。 (a)は図1(c)に示したB−B線に対応する半導体装置1の製造工程における断面図であり、(b)は図1(c)に示したセンスアンプ5Bに含まれるトランジスタの製造工程における断面図であり、(c)は図1(c)に示したセンスアンプ5Aに含まれるトランジスタの製造工程における断面図である。 (a)は図1(c)に示したB−B線に対応する半導体装置1の製造工程における断面図であり、(b)は図1(c)に示したセンスアンプ5Bに含まれるトランジスタの製造工程における断面図であり、(c)は図1(c)に示したセンスアンプ5Aに含まれるトランジスタの製造工程における断面図である。 (a)は図1(c)に示したB−B線に対応する半導体装置1の製造工程における断面図であり、(b)は図1(c)に示したセンスアンプ5Bに含まれるトランジスタの製造工程における断面図であり、(c)は図1(c)に示したセンスアンプ5Aに含まれるトランジスタの製造工程における断面図である。 半導体装置1の製造工程における平面図である。 (a)は図1(c)に示したB−B線に対応する半導体装置1の製造工程における断面図であり、(b)は図1(c)に示したセンスアンプ5Bに含まれるトランジスタの製造工程における断面図であり、(c)は図1(c)に示したセンスアンプ5Aに含まれるトランジスタの製造工程における断面図である。 (a)は図1(c)に示したB−B線に対応する半導体装置1の製造工程における断面図であり、(b)は図1(c)に示したセンスアンプ5Bに含まれるトランジスタの製造工程における断面図であり、(c)は図1(c)に示したセンスアンプ5Aに含まれるトランジスタの製造工程における断面図である。 (a)は図1(c)に示したB−B線に対応する半導体装置1の製造工程における断面図であり、(b)は図1(c)に示したセンスアンプ5Bに含まれるトランジスタの製造工程における断面図であり、(c)は図1(c)に示したセンスアンプ5Aに含まれるトランジスタの製造工程における断面図である。 (a)は図1(c)に示したB−B線に対応する半導体装置1の製造工程における断面図であり、(b)は図1(c)に示したセンスアンプ5Bに含まれるトランジスタの製造工程における断面図であり、(c)は図1(c)に示したセンスアンプ5Aに含まれるトランジスタの製造工程における断面図である。 半導体装置1の製造工程における平面図である。 (a)は図1(c)に示したB−B線に対応する半導体装置1の製造工程における断面図であり、(b)は図1(c)に示したセンスアンプ5Bに含まれるトランジスタの製造工程における断面図であり、(c)は図1(c)に示したセンスアンプ5Aに含まれるトランジスタの製造工程における断面図である。 (a)は図1(c)に示したB−B線に対応する半導体装置1の製造工程における断面図であり、(b)は図1(c)に示したセンスアンプ5Bに含まれるトランジスタの製造工程における断面図であり、(c)は図1(c)に示したセンスアンプ5Aに含まれるトランジスタの製造工程における断面図である。 (a)は図1(c)に示したB−B線に対応する半導体装置1の製造工程における断面図であり、(b)は図1(c)に示したセンスアンプ5Bに含まれるトランジスタの製造工程における断面図であり、(c)は図1(c)に示したセンスアンプ5Aに含まれるトランジスタの製造工程における断面図である。 (a)は図1(c)に示したB−B線に対応する半導体装置1の製造工程における断面図であり、(b)は図1(c)に示したセンスアンプ5Bに含まれるトランジスタの製造工程における断面図であり、(c)は図1(c)に示したセンスアンプ5Aに含まれるトランジスタの製造工程における断面図である。
以下、添付図面を参照しながら、本発明の好ましい実施の形態について詳細に説明する。
まず、図1(a)〜(c)及び図2(a)〜(c)を参照しながら、本発明の実施の形態による半導体装置1の構成について説明する。なお、図1(c)のメモリセル領域2B(後述)には、図1(a)に示した領域Aに対応する部分の平面図のみを例示している。また、図1(b)には、一対のビット線対BL1T,BL1B(後述)に対応する部分の回路構成の一部のみを例示している。
本実施の形態に係る半導体装置1は例えばDRAMであり、図2(b)に示すように、主面Sを有する半導体基板10を備えている。この半導体基板10は、p型のシリコン単結晶であることが好適であるが、n型のシリコン単結晶やTFTシリコン基板などであってもよい。半導体基板10の主面Sには、図1(a)に示すように、メモリセル領域2A〜2C及び周辺回路領域3A,3Bが区画される。
ここで、図1(a)には3つのメモリセル領域2A〜2Cと2つの周辺回路領域3A,3Bとを示しているが、実際の半導体装置1に含まれるこれらの個数はそれぞれ3,2に限定されない。以下の説明において特に区別する必要のないときは、メモリセル領域2A〜2Cをメモリセル領域2と総称し、周辺回路領域3A,3Bを周辺回路領域3と総称する。
図1(a)に示すように、半導体装置1は、X方向(主面Sに平行な方向。第1の方向。ビット線方向)に複数のメモリセル領域2が並置され、その間に周辺回路領域3が配置された構成を有している。
メモリセル領域2には、それぞれY方向(主面Sに平行であり、かつX方向と垂直な方向。第2の方向。ワード線方向)に沿って複数のワード線WLA,WLBが延設されている。なお、以下の説明において特に区別する必要のないときは、ワード線WLA,WLBをワード線WLと総称する。
また、メモリセル領域2には、それぞれX方向に沿って複数のビット線BLが延設されている。各ビット線BLは、図2(b)に示すように、主面Sの上方に配置される。各図では、ビット線BLの符号に「1T」「1B」「2T」「2B」というサフィックスを付しているが、このうち「1」「2」はビット線BLと主面Sとの間の距離の違いを示し、「T」「B」は相補ビット線を構成するビット線対の一方及び他方を示している。「1」「2」により示される距離の違いについては、後ほど別途詳しく説明する。
ワード線WLとビット線BLの交点には、メモリセル4が配置される。各メモリセル4は、図1(b)に例示するように、Nチャンネル型のMOSトランジスタT1(セルトランジスタ)と、セルキャパシタCPとが、対応するビット線BLと接地電位が供給される電源配線との間にこの順で接続された構成を有している。セルトランジスタのゲート電極は、対応するワード線WLに接続される。
周辺回路領域3Aには、図1(a)に示すように、複数のセンスアンプ5Aが配置される。同様に、周辺回路領域3Bには複数のセンスアンプ5Bが配置される。なお、以下の説明において特に区別する必要のないときは、センスアンプ5A,5Bをセンスアンプ5と総称する。
各センスアンプ5は、図1(b)に例示するように、相補ビット線を構成する2本のビット線BLの間に、たすき掛け構成された一対のCMOSインバータが接続された構成を有している。2本のビット線BLの一方は一対のCMOSインバータの一方の制御端子に接続され、2本のビット線BLの他方は一対のCMOSインバータの他方の制御端子に接続される。センスアンプ5はまた、CMOSインバータと電源電位VARYが供給される電源配線との間に接続されたPチャンネル型のMOSトランジスタと、CMOSインバータと接地電位が供給される電源配線との間に接続されたNチャンネル型のMOSトランジスタとを含んで構成される。これらのトランジスタのオンオフ状態はそれぞれ、センス信号SAP,SANによって制御される。なお、図2(c)に断面を示したトランジスタは、図1(b)に示したトランジスタT2(一対のCMOSインバータの一方を構成するNチャンネル型MOSトランジスタ)に対応している。
以下、半導体装置1の構造について、詳しく説明する。以下では、まず初めに図1(c)、図2(b)、及び図3(a)(b)を参照しながらメモリセル領域2内の構造について説明し、その後、図1(a)(c)及び図2(a)(c)を参照しながら、周辺回路領域3内の構造について説明する。
まずメモリセル領域2内の構造に関して、図1(c)及び図2(b)に示すように、半導体基板10の主面Sには、メモリセル領域2内に複数の活性領域Kを区画する素子分離用絶縁膜11が埋め込まれている。各活性領域Kの平面的な形状は、図1(c)に示すように、Y方向に沿う2辺と、X方向に対して所定角度傾斜してなる2辺とによって囲まれた平行四辺形とするのが好適であるが、例えば、この平行四辺形の4つの角が丸まってなる長楕円形としてもよい。複数の活性領域Kは、図1(c)に示すように、X方向及びY方向のそれぞれに沿ってマトリクス状に配置されている。X方向及びY方向の間隔は、それぞれ等ピッチとされている。なお、Y方向の間隔は活性領域KのY方向に沿う辺の長さと同一としてもよいし、それより短くしてもよい。素子分離用絶縁膜11によって区画される複数の活性領域Kには、図3(a)(b)に示すように、Y方向に隣接する活性領域K,K(第1及び第2の活性領域)が含まれる。
各活性領域Kには2つのセルトランジスタT1が対応しており、ワード線WLA,WLBがそれぞれの制御電極として機能する。各ワード線WLは、図2(b)に示すように、Y方向に沿って主面Sに延設されたワードトレンチWT内に、ゲート絶縁膜12(第1のゲート絶縁膜)を介して埋め込まれた導体膜(セルゲートメタル)によって構成される。なお、各ワード線WLの膜厚は、ワードトレンチWTの高さの約1/2とすることが好適である。
図2(b)に示すように、各活性領域Kにおいては、対応する2本のワード線WLA,WLBそれぞれと素子分離用絶縁膜11との間に不純物拡散層13が配置されるとともに、対応する2本のワード線WLA,WLBの間に不純物拡散層14が配置される。不純物拡散層13,14はいずれも半導体基板10内部の主面Sの近傍領域に形成されており、それぞれ対応するワードトレンチWTの側面に隣接している。より具体的に説明すると、ワード線WLAに対応する不純物拡散層13は、半導体基板10内の主面Sの近傍領域のうち、ワード線WLAが埋め込まれたワードトレンチWTのX方向の一方側面に隣接する領域に設けられる。また、ワード線WLBに対応する不純物拡散層13は、半導体基板10内の主面Sの近傍領域のうち、ワード線WLBが埋め込まれたワードトレンチWTのX方向の他方側面に隣接する領域に設けられる。不純物拡散層14は、半導体基板10内の主面Sの近傍領域のうち、ワード線WLAが埋め込まれたワードトレンチWTのX方向の他方側面に隣接し、かつワード線WLBが埋め込まれたワードトレンチWTのX方向の一方側面に隣接する領域に設けられる。
各ワード線WLの両側に位置する不純物拡散層13,14はそれぞれ、そのワード線WLをゲート電極とするセルトランジスタT1のソース/ドレインの一方及び他方を構成する。あるワード線WLが活性化された場合、半導体基板10内のそのワード線WLに隣接する領域に、対応する不純物拡散層13,14を接続するチャネル領域が形成される。これにより、対応するセルトランジスタT1がオン状態となる。非活性とされているワード線WLに関してはそのようなチャネル領域は形成されず、対応する不純物拡散層13,14は互いに絶縁された状態となる。これにより、対応するセルトランジスタT1はオフ状態となる。
半導体装置1の主面Sには、図2(b)に示すように、主面S側から順に層間絶縁膜22(第1の絶縁膜)、層間絶縁膜28(第2の絶縁膜)、層間絶縁膜34(第3の絶縁膜)、ストッパー膜42、層間絶縁膜43、層間絶縁膜54、及び保護絶縁膜56が形成される。ビット線BL及びセルキャパシタCPは、これらの層間絶縁膜の内部に配置される。
各ビット線BLはX方向に沿って延設されており、それぞれX方向に並ぶ複数の活性領域Kに共通に接続される。各活性領域Kには、1本のビット線BLが対応する。半導体装置1に設けられるビット線BLには、層間絶縁膜22の上面に設けられるビット線BL1(第1のビット線)と、層間絶縁膜28の上面に設けられるビット線BL2(第2のビット線)とが含まれる。層間絶縁膜28はビット線BL1よりも厚く形成されており、したがって、ビット線BL1は層間絶縁膜28の内部に埋設された状態となっている。また、層間絶縁膜34はビット線BL2よりも厚く形成されており、したがって、ビット線BL2は層間絶縁膜34の内部に埋設された状態となっている。ビット線BL1の上面はカバー絶縁膜25で覆われ、ビット線BL1及びカバー絶縁膜25の側面はサイドウォール絶縁膜26で覆われている。一方、ビット線BL2の上面はカバー絶縁膜32で覆われ、ビット線BL2及びカバー絶縁膜32の側面はサイドウォール絶縁膜33で覆われている。
層間絶縁膜22の膜厚は、図2(b)に示すようにL1である。したがってビット線BL1は、主面Sからその法線方向にL1(第1の距離)の位置に形成されている。また、層間絶縁膜22,28の合計膜厚は、図2(b)に示すようにL2である。したがってビット線BL2は、主面Sからその法線方向にL2(第2の距離)の位置に形成されている。なお、L2及びL1は、互いに異なる値である。
ビット線BL1は、層間絶縁膜22を貫通するビット線コンタクトプラグBC1によって、対応する不純物拡散層14と電気的に接続される。一方、ビット線BL2は、層間絶縁膜22,28を貫通するビット線コンタクトプラグBC2によって、対応する不純物拡散層14と電気的に接続される。
以上の点について、図3(b)を参照しながら活性領域K,Kに着目して再度説明すると、活性領域K,Kには、それぞれ不純物拡散層14,14(第1及び第2の不純物拡散層)が設けられる。これら不純物拡散層14,14は、同一のワードトレンチWT(図1(c)に示す、C−C線とD−D線に挟まれたワード線WLAに対応するワードトレンチWT)のX方向の一方側面に隣接している。
不純物拡散層14の上層には、下面で不純物拡散層14と接し、上面で対応するビット線BL1と接するビット線コンタクトプラグBC1(第1のビット線コンタクトプラグ)が設けられる。したがって不純物拡散層14は、このビット線コンタクトプラグBC1により、対応するビット線BL1と電気的に接続される。また、不純物拡散層14の上層には、下面で不純物拡散層14と接し、上面で対応するビット線BL2と接するビット線コンタクトプラグBC2(第2のビット線コンタクトプラグ)が設けられる。したがって不純物拡散層14は、このビット線コンタクトプラグBC2により、対応するビット線BL2と電気的に接続される。
図1(c)に戻る。同図に示すように、ビット線BL1,BL2はY方向から見て交互に配置される。したがって、半導体装置1においては、X方向に隣接する2つのビット線BLを、主面Sからの距離が互いに異なる位置に延設していることになる。別の言い方をすれば、X方向に隣接する2つのビット線BLの間には、L2−L1の高低差(図2(b)参照)がある。これにより、半導体装置1では、X方向に隣接する2つのビット線BLを主面Sからの距離が互いに同じ位置に延設する場合に比べ、ビット線容量が低減されている。
セルキャパシタCPは、1つの不純物拡散層13につき1つ設けられる。各セルキャパシタCPは、図2(b)に示すように、ストッパー膜42及び層間絶縁膜43を貫通するシリンダーホール内に設けられる有底円筒状の下部電極50と、下部電極50の内表面及び層間絶縁膜43の上面を覆う容量絶縁膜51と、下部電極50の内部を埋めるとともに、容量絶縁膜51を介して層間絶縁膜43の上面を覆う上部電極52とによって構成される。つまり、各セルキャパシタCPはシリンダー構造を有しているが、これに代えて他の構造、例えばクラウン構造のセルキャパシタを採用することも可能である。下部電極50はセルキャパシタCPごとに設けられ、容量絶縁膜51及び上部電極52は各セルキャパシタCPに共通に設けられる。上部電極52の上面は、層間絶縁膜54によって覆われている。各下部電極50は、層間絶縁膜22,28,34を貫通する容量コンタクトプラグCCによって、対応する不純物拡散層13と電気的に接続される。
以上の点について、図3(a)を参照しながら活性領域K,Kに着目して再度説明すると、活性領域K,Kには、それぞれ不純物拡散層13,13(第3及び第4の不純物拡散層)が設けられる。これら不純物拡散層13,13は、同一のワードトレンチWT(図1(c)に示す、C−C線とD−D線に挟まれたワード線WLAに対応するワードトレンチWT)のX方向の他方側面に隣接している。
不純物拡散層13には、下部電極50(第1の下部電極)を有するセルキャパシタCP(第1のセルキャパシタ)が対応する。一方、不純物拡散層13には、下部電極50(第2の下部電極)を有するセルキャパシタCP(第2のセルキャパシタ)が対応する。
不純物拡散層13の上層には、下面で不純物拡散層13と接し、上面で対応する下部電極50と接する容量コンタクトプラグCC(第1の容量コンタクトプラグ)が設けられる。したがって不純物拡散層13は、この容量コンタクトプラグCCにより、対応するセルキャパシタCPと電気的に接続される。また、不純物拡散層13の上層には、下面で不純物拡散層13と接し、上面で対応する下部電極50と接する容量コンタクトプラグCC(第2の容量コンタクトプラグ)が設けられる。したがって不純物拡散層13は、この容量コンタクトプラグCCにより、対応するセルキャパシタCPと電気的に接続される。
次に周辺回路領域3内の構造について説明する。図1(c)及び図2(b)に示すように、周辺回路領域3には、隣接するメモリセル領域2からビット線BLが延設されている。各ビット線BLは、上述したように、それぞれ対応するセンスアンプ5に接続される。
図1(a)(c)から理解されるように、1つの周辺回路領域3には、ビット線BL1,BL2のうちのいずれか一方のみが延設される。例えば、メモリセル領域2B,2Cの間に配置される周辺回路領域3Aには、メモリセル領域2Bからビット線BL1Tが延設されるとともに、メモリセル領域2Cからビット線BL1Bが延設される。また、メモリセル領域2A,2Bの間に配置される周辺回路領域3Bには、メモリセル領域2Aからビット線BL2Tが延設されるとともに、メモリセル領域2Bからビット線BL2Bが延設される。
まず、ビット線BL1Tが延設される周辺回路領域3A内のセンスアンプ5Aに着目すると、図2(c)に示すように、センスアンプ5Aを構成するトランジスタ(周辺トランジスタ)のうちのひとつは、素子分離用絶縁膜11によって区画される活性領域KPの一端及び他端にそれぞれ不純物拡散層27が配置され、その間に不純物が注入されていない主面Sが露出する構造を有している。
活性領域KP内の主面Sの露出部分は、ゲート絶縁膜20を介して、導体膜21及びビット線BL1Tに覆われている。このうちビット線BL1Tは、隣接するメモリセル領域2Bから延設されたものである。一方、導体膜21は、半導体装置1の製造工程においてメモリセル領域2と周辺回路領域3の間に生ずる段差を吸収するために、形成されているものである。ビット線BL1Tの上面は、メモリセル領域2内と同じカバー絶縁膜25で覆われている。また、ビット線BL1T及びカバー絶縁膜25の側面を覆うサイドウォール絶縁膜26は、周辺回路領域3Aでは導体膜21の側面も覆っている。
以上の構成により、ビット線BL1Tをゲート電極とし、2つの不純物拡散層27をそれぞれソース/ドレインの一方及び他方とする周辺トランジスタ(第1の周辺トランジスタ)が構成される。
周辺回路領域3Aにおける主面Sには、主面S側から順にゲート絶縁膜20(第2のゲート絶縁膜)、層間絶縁膜28(第2の絶縁膜)、層間絶縁膜34(第3の絶縁膜)、ストッパー膜42、層間絶縁膜43、層間絶縁膜54、及び保護絶縁膜56が形成される。この構成は、メモリセル領域2と比較すると、層間絶縁膜22に代えてゲート絶縁膜20が形成されている点で相違している。
各不純物拡散層27はそれぞれ、ゲート絶縁膜20及び層間絶縁膜28,34を貫通するコンタクトプラグ40により、層間絶縁膜34の上面に形成された配線41に接続される。配線41の一部は、図2(c)に例示するように、ストッパー膜42及び層間絶縁膜43,54を貫通するコンタクトプラグ53により、層間絶縁膜54の上面に形成された配線55にさらに接続される。配線55の上面は、保護絶縁膜56によって覆われている。
次に、ビット線BL2Bが延設される周辺回路領域3B内のセンスアンプ5Bに着目する。図2(a)及び図2(c)から理解されるように、センスアンプ5Bを構成するトランジスタと、センスアンプ5Aを構成するトランジスタとではゲート電極の構成のみが相違し、その他の点では両者は同一の構成を有している。以下では相違点に着目して説明する。
周辺回路領域3B内に配置される活性領域KP内の主面Sの露出部分は、ゲート絶縁膜20(第3のゲート絶縁膜)を介して、導体膜21,24からなる導電性の構造体に覆われている。導体膜21は、周辺回路領域3Aにも設けられている段差吸収用の導体膜である。これにより、周辺回路領域3B内には、この構造体をゲート電極とする周辺トランジスタ(第2の周辺トランジスタ)が構成される。この構造体は、活性領域KPごとに設けられる。
導体膜24の上面は、ビット線BL1と同じカバー絶縁膜25で覆われ、導体膜21,24及びカバー絶縁膜25の側面は、ビット線BL1の側面も覆うサイドウォール絶縁膜26で覆われている。このようにビット線BL1と共通のカバー絶縁膜25及びサイドウォール絶縁膜26が用いられているのは、導体膜24とビット線BL1とを同時に形成するためである。この点についての詳細は、後に半導体装置1の製造方法を説明する際に説明する。
導体膜24の上層には、カバー絶縁膜25及び層間絶縁膜28を貫通する周辺コンタクトプラグSCが設けられる。この周辺コンタクトプラグSCは、下面で導体膜24と接し、上面で、周辺回路領域3Bに延設されるビット線BL2Bと接するように配置される。したがって、ビット線BL2Bと導体膜21,24とは電気的に一体であり、その結果、第2の周辺トランジスタのオンオフ状態をビット線BL2Bの電位によって制御することが可能とされている。
以上説明したように、本実施の形態による半導体装置1によれば、X方向に隣接する2つのビット線BLを主面Sからの距離が互いに異なる位置に延設しているので、これら2つのビット線BLを主面Sからの距離が互いに同じ位置に延設する場合に比べ、ビット線容量を低減できる。したがって、メモリセル4に記憶されるデータを読み出す動作(リード動作)の検出感度を上げることが可能になる。
また、ビット線BL2が延設される周辺回路領域3には周辺コンタクトプラグSCを設けるようにしたので、相対的に主面Sに近い位置に配置されるビット線BL1だけでなく、相対的に主面Sから遠い位置に配置されるビット線BL2についても、センスアンプ5とビット線BLとを接続することが可能になる。
次に、本実施の形態による半導体装置1の製造方法について説明する。
まず初めに、図4(a)〜(c)に示すように、STI(Shallow Trench Isolation)形成法を用いて、p型の単結晶シリコンからなる半導体基板10の主面Sに、素子分離用絶縁膜11を埋め込む。こうして埋め込んだ素子分離用絶縁膜11はSTI形成法による素子分離領域となり、半導体基板10の主面Sに、上述した活性領域K,KPを区画する。その後、イオン注入法によって活性領域Kに不純物イオンを注入することにより、後に不純物拡散層13,14となる不純物拡散層を形成する。
なお、図4(b)に示した活性領域K(第1の活性領域)及び活性領域K(第2の活性領域)は、いずれも活性領域Kである。下付文字「A」のサフィックスはビット線BL1に対応する構成であることを示し、下付文字「B」のサフィックスはビット線BL2に対応する構成であることを示している。以下の説明では、これと同様のサフィックスを付すことにより、ビット線BL1,BL2それぞれに対応する構成を明示的に区別する場合がある。
次に、埋め込みワード線形成法を用いて、半導体基板10の主面Sにワード線WLを宇込む。具体的には、まず初めに、フォトリソグラフィ及びエッチングにより、主面SにY方向に長いワードトレンチWTを形成する。これにより、活性領域Kに形成した不純物拡散層が分割され、不純物拡散層13,14となる。次いで、このワードトレンチWTの内表面を覆うシリコン酸化膜であるゲート絶縁膜12を例えば熱酸化によって形成し、さらに、導電性材料を成膜してその上面をエッチバックすることにより、ワードトレンチWTの下半分程度に導電性材料を残す。こうして残された導電性材料がワード線WLとなる。次に、全面にシリコン酸化膜を成膜し、ワードトレンチWT内にのみ残るようにエッチングすることで、ワードトレンチWTの上半分をキャップ絶縁膜15によって充填する。
次に、周辺回路領域3のみに、シリコン酸化膜であるゲート絶縁膜20と、段差吸収用の導体膜21(第1の導体膜)とを形成する。導体膜21は、導電性のポリシリコン膜とすることが好ましい。次いで、全面に、シリコン酸化膜である層間絶縁膜22(SiOマスク膜。第1の絶縁膜)を成膜する。これらの膜の膜厚は、導体膜21の上面が、メモリセル領域2に形成された層間絶縁膜22の上面と同一平面を構成するように設定することが好ましい。
続いて、図5及び図6(a)〜(c)に示すように、全面にレジスト90を塗布した後、フォトリソグラフィとドライエッチングにより、レジスト90にビット線コンタクトホールH1を開口する。そしてさらに、レジスト90をマスクとして層間絶縁膜22をエッチングすることにより、層間絶縁膜22にビット線コンタクトホールH1を転写する。これにより、ビット線コンタクトホールH1の底面に不純物拡散層14(第1の不純物拡散層)が露出する。
次に、レジスト90を除去した後、図7(a)〜(c)に示すように、CVD法によって全面に導電性のポリシリコン膜を成膜する。そして、ポリシリコン膜のエッチバックを行うことで、図8(a)〜(c)に示すように、ビット線コンタクトホールH1の内部のみにポリシリコン膜を残す。こうして残存するポリシリコン膜は、上述したビット線コンタクトプラグBC1(第1のビット線コンタクトプラグ)となる。なお、ビット線コンタクトプラグBC1は金属膜を用いて構成してもよい。
続いて、図9(a)〜(c)に示すように、層間絶縁膜22のうち周辺回路領域3に形成された部分のみを除去する。そして、CVD法を用いて、図10(a)〜(c)に示すように、全面に、複合金属膜からなる導体膜80(第2の導体膜)と、シリコン窒化膜81とを順次成膜する。なお、導体膜80として具体的には、チタンシリサイドなどの金属シリサイド膜、窒化チタンなどの金属窒化膜、タングステンシリサイド膜、タングステン膜からなる積層金属などを用いることが好適である。
さらに、図11及び図12(a)〜(c)に示すレジスト91を全面に成膜し、フォトリソグラフィとドライエッチングを用いて、レジスト91をビット線BL1及び導体膜24(図2(a)〜(c)参照)の形状にパターニングする。そして、このレジスト91をマスクとしてシリコン窒化膜81及び導体膜80をエッチングすることにより、ビット線BL1及び導体膜24にレジスト91のパターンを転写する。このとき、導体膜21に対しても、同様にレジスト91のパターンを転写する。これにより、図11及び図12(a)〜(c)に示すように、導体膜80はビット線BL1(第1のビット線)及び導体膜24となり、シリコン窒化膜81はこれらの上面を覆うカバー絶縁膜25となる。
次に、レジスト91を除去した後、CVD法を用いて、図13(a)〜(c)に示すように、全面にシリコン窒化膜82を薄く成膜する。次いで、このシリコン窒化膜82を選択的にエッチバックすることにより、図14(a)〜(c)に示すように、ビット線BL1、導体膜24、及びカバー絶縁膜25の側面を覆うサイドウォール絶縁膜26を形成する。
続いて、ポリシラザンを含有する塗布膜を全面に塗布し、酸化性雰囲気中で熱処理を行うことにより、このポリシラザンをシリコン酸化膜に改質させる。こうして得られるシリコン酸化膜は、図15(a)〜(c)に示す層間絶縁膜28(第2の絶縁膜)となる。層間絶縁膜28の膜厚は、層間絶縁膜28の上面がカバー絶縁膜25の上面より高くなるように設定する。
次に、図16及び図17(a)〜(c)に示すレジスト92を全面に成膜し、フォトリソグラフィとドライエッチングを用いて、レジスト92にビット線コンタクトホールH2及び周辺コンタクトホールH3を開口する。そしてさらに、レジスト92をマスクとして層間絶縁膜28,22及びカバー絶縁膜25をエッチングすることにより、これらにビット線コンタクトホールH2及び周辺コンタクトホールH3を転写する。これにより、ビット線コンタクトホールH2の底面には不純物拡散層14(第2の不純物拡散層)が露出し、周辺コンタクトホールH3の底面には導体膜24が露出する。
続いて、レジスト92を除去した後、図18(a)〜(c)に示すように、CVD法によって全面に導電性のポリシリコン膜を成膜する。そして、ポリシリコン膜のエッチバックを行うことで、図19(a)〜(c)に示すように、ビット線コンタクトホールH2及び周辺コンタクトホールH3の内部のみにポリシリコン膜を残す。ビット線コンタクトホールH2内に残存するポリシリコン膜はビット線コンタクトプラグBC2(第2のビット線コンタクトプラグ)となり、周辺コンタクトホールH3内に残存するポリシリコン膜は周辺コンタクトプラグSCとなる。なお、ビット線コンタクトプラグBC2及び周辺コンタクトプラグSCについても、ビット線コンタクトプラグBC1と同様、金属膜を用いて構成してもよい。
次に、CVD法を用いて、図20(a)〜(c)に示すように、全面に、複合金属膜からなる導体膜83と、シリコン窒化膜84とを順次成膜する。なお、導体膜83として具体的には、チタンシリサイドなどの金属シリサイド膜、窒化チタンなどの金属窒化膜、タングステンシリサイド膜、タングステン膜からなる積層金属などを用いることが好適である。
さらに、図21及び図22(a)〜(c)に示すレジスト93を全面に成膜し、フォトリソグラフィとドライエッチングを用いて、レジスト93をビット線BL2(図2(a)(b)参照)の形状にパターニングする。そして、このレジスト93をマスクとしてシリコン窒化膜84及び導体膜83をエッチングすることにより、これらにレジスト93のパターンを転写する。これにより、図21及び図22(a)〜(c)に示すように、導体膜83はビット線BL2(第2のビット線)となり、シリコン窒化膜84はビット線BL2の上面を覆うカバー絶縁膜32となる。
次に、レジスト93を除去した後、CVD法を用いて、図23(a)〜(c)に示すように、全面にシリコン窒化膜85を薄く成膜する。次いで、このシリコン窒化膜85を選択的にエッチバックすることにより、図24(a)〜(c)に示すように、ビット線BL2及びカバー絶縁膜32の側面を覆うサイドウォール絶縁膜33を形成する。
続いて、ポリシラザンを含有する塗布膜を全面に塗布し、酸化性雰囲気中で熱処理を行うことにより、このポリシラザンをシリコン酸化膜に改質させる。こうして得られるシリコン酸化膜は、図25(a)〜(c)に示す層間絶縁膜34となる。層間絶縁膜34の膜厚は、層間絶縁膜34の上面がカバー絶縁膜32の上面より高くなるように設定する。
ここまでの工程により、ビット線BL1,BL2が完成する。この後、図2(a)〜(c)などに示した容量コンタクトプラグCC及びコンタクトプラグ40を形成し、さらに、配線41、ストッパー膜42、層間絶縁膜43、下部電極50、容量絶縁膜51、上部電極52、層間絶縁膜54、コンタクトプラグ53、配線55、保護絶縁膜56を順次形成することにより、半導体装置1が完成する。なお、周辺回路領域3の不純物拡散層27は、コンタクトプラグ40を埋め込むためのスルーホールを層間絶縁膜34,28などに設けた後、このスルーホールを通じて半導体基板10の表面に不純物イオンを注入することによって形成することが好適である。
以上説明したように、本実施の形態による半導体装置1の製造方法によれば、X方向に隣接する2つのビット線BLを、主面Sからの距離が互いに異なる位置に延設することが可能になる。これにより、これら2つのビット線BLを主面Sからの距離が互いに同じ位置に延設する場合に比べ、ビット線容量を低減できるので、メモリセル4に記憶されるデータを読み出す動作(リード動作)の検出感度を上げることが可能になる。
また、ビット線BL2が延設される周辺回路領域3に周辺コンタクトプラグSCを設けることが可能になるので、相対的に主面Sに近い位置に配置されるビット線BL1だけでなく、相対的に主面Sから遠い位置に配置されるビット線BL2についても、センスアンプ5とビット線BLとを接続することが可能になる。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は、上記の実施形態に限定されることなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含されるものであることはいうまでもない。
1 半導体装置
2,2A〜2C メモリセル領域
3,3A,3B 周辺回路領域
4 メモリセル
5,5A,5B センスアンプ
10 半導体基板
11 素子分離用絶縁膜
12 ゲート絶縁膜
13,13,13,14,14,14,14,14,27 不純物拡散層
15 キャップ絶縁膜
20 ゲート絶縁膜
21,24,80,83 導体膜
22,28,34,43,54 層間絶縁膜
25,32 カバー絶縁膜
26,33 サイドウォール絶縁膜
40,53 コンタクトプラグ
41,55 配線
42 ストッパー膜
50,50,50 下部電極
51 容量絶縁膜
52 上部電極
56 保護絶縁膜
81,82,84,85 シリコン窒化膜
90〜93 レジスト
BC1,BC2 ビット線コンタクトプラグ
BL,BL1,BL1T,BL1B,BL2,BL2T,BL2B ビット線
CC,CC,CC 容量コンタクトプラグ
CP,CP,CP セルキャパシタ
H1,H2 ビット線コンタクトホール
H3 周辺コンタクトホール
K,K,K,K,K,KP 活性領域
S 主面
SC 周辺コンタクトプラグ
T1 セルトランジスタ
T2 トランジスタ
WL,WLA,WLB ワード線
WT ワードトレンチ

Claims (17)

  1. 主面を有する半導体基板と、
    それぞれ前記主面から該主面の法線方向に第1の距離の位置に、前記主面に平行な第1の方向に沿って延設された複数の第1のビット線と、
    それぞれ前記主面から該主面の法線方向に第2の距離の位置に、前記第1の方向に沿って延設された複数の第2のビット線とを備え、
    前記第1の距離及び第2の距離は互いに異なり、
    前記複数の第1のビット線及び前記複数の第2のビット線は、前記主面に平行でありかつ前記第1の方向と垂直な第2の方向から見て、交互に配置される
    ことを特徴とする半導体装置。
  2. 前記第2の方向に隣接する第1及び第2の活性領域を含む複数の活性領域を前記主面に区画する素子分離用絶縁膜と、
    前記主面に前記第2の方向に沿って延設されたワードトレンチと、
    前記ワードトレンチに第1のゲート絶縁膜を介して埋め込まれたワード線と、
    前記第1の活性領域のうち前記ワードトレンチの前記第1の方向の一方側面に隣接する領域に設けられた第1の不純物拡散層と、
    前記第2の活性領域のうち前記ワードトレンチの前記第1の方向の一方側面に隣接する領域に設けられた第2の不純物拡散層と、
    前記主面と前記複数の第1のビット線の下面との間に配置された第1の絶縁膜と、
    前記第1の絶縁膜の上面と前記複数の第2のビット線の下面との間に配置された第2の絶縁膜と、
    前記第1の絶縁膜を貫通し、前記第1の不純物拡散層に接する下面と前記第1のビット線に接する上面とを有する第1のビット線コンタクトプラグと、
    前記第1及び第2の絶縁膜を貫通し、前記第1の不純物拡散層に接する下面と前記第1のビット線に接する上面とを有する第2のビット線コンタクトプラグと
    をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  3. 前記第1の活性領域のうち前記ワードトレンチの前記第1の方向の他方側面に隣接する領域に設けられた第3の不純物拡散層と、
    前記第2の活性領域のうち前記ワードトレンチの前記第1の方向の他方側面に隣接する領域に設けられた第4の不純物拡散層と、
    第1の下部電極を有する第1のセルキャパシタと、
    第2の下部電極を有する第2のセルキャパシタと、
    前記第3の不純物拡散層に接する下面と前記第1の下部電極に接する上面とを有する第1の容量コンタクトプラグと、
    前記第4の不純物拡散層に接する下面と前記第2の下部電極に接する上面とを有する第2の容量コンタクトプラグと
    をさらに備えることを特徴とする請求項2に記載の半導体装置。
  4. 前記第2の絶縁膜の上面に形成された第3の絶縁膜をさらに備え、
    前記第1及び第2の下部電極はそれぞれ前記第3の絶縁膜の上面に形成され、
    前記第1及び第2の容量コンタクトプラグはそれぞれ、前記第1乃至第3の絶縁膜を貫通して設けられる
    ことを特徴とする請求項3に記載の半導体装置。
  5. 前記複数の第1のビット線のうちのひとつをゲート電極とする第1の周辺トランジスタ
    をさらに備えることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の半導体装置。
  6. 前記第1の周辺トランジスタは、ゲート電極である前記第1のビット線と前記主面との間に形成された第2のゲート絶縁膜を含んで構成される
    ことを特徴とする請求項5に記載の半導体装置。
  7. 前記主面に第3のゲート絶縁膜を介して形成された導体膜をゲート電極とする第2の周辺トランジスタと、
    前記第2の絶縁膜に設けられ、前記導体膜に接する下面と前記複数の第2のビット線のうちのひとつに接する上面とを有する周辺コンタクトプラグと
    をさらに備えることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一項に記載の半導体装置。
  8. 主面を有する半導体基板と、
    前記主面に形成された第1の絶縁膜と、
    前記第1の絶縁膜の上面に、前記主面に平行な第1の方向に沿って延設された複数の第1のビット線と、
    前記第1の絶縁膜の上面に、前記複数の第1のビット線よりも厚く形成された第2の絶縁膜と、
    前記第2の絶縁膜の上面に、前記第1の方向に沿って延設された複数の第2のビット線とを備え、
    前記複数の第1のビット線及び前記複数の第2のビット線は、前記主面に平行でありかつ前記第1の方向と垂直な第2の方向から見て、交互に配置される
    ことを特徴とする半導体装置。
  9. 前記第2の方向に隣接する第1及び第2の活性領域を含む複数の活性領域を前記主面に区画する素子分離用絶縁膜と、
    前記主面に前記第2の方向に沿って延設されたワードトレンチと、
    前記ワードトレンチに第1のゲート絶縁膜を介して埋め込まれたワード線と、
    前記第1の活性領域のうち前記ワードトレンチの前記第1の方向の一方側面に隣接する領域に設けられた第1の不純物拡散層と、
    前記第2の活性領域のうち前記ワードトレンチの前記第1の方向の一方側面に隣接する領域に設けられた第2の不純物拡散層と、
    前記第1の絶縁膜を貫通し、前記第1の不純物拡散層に接する下面と前記第1のビット線に接する上面とを有する第1のビット線コンタクトプラグと、
    前記第1及び第2の絶縁膜を貫通し、前記第1の不純物拡散層に接する下面と前記第1のビット線に接する上面とを有する第2のビット線コンタクトプラグと
    をさらに備えることを特徴とする請求項8に記載の半導体装置。
  10. 前記第2の絶縁膜の上面に、前記複数の第2のビット線よりも厚く形成された第3の絶縁膜と、
    前記第1の活性領域のうち前記ワードトレンチの前記第1の方向の他方側面に隣接する領域に設けられた第3の不純物拡散層と、
    前記第2の活性領域のうち前記ワードトレンチの前記第1の方向の他方側面に隣接する領域に設けられた第4の不純物拡散層と、
    前記第3の絶縁膜の上面に形成された第1の下部電極を有する第1のセルキャパシタと、
    前記第3の絶縁膜の上面に形成された第2の下部電極を有する第2のセルキャパシタと、
    前記第1乃至第3の絶縁膜を貫通し、前記第3の不純物拡散層に接する下面と前記第1の下部電極に接する上面とを有する第1の容量コンタクトプラグと、
    前記第1乃至第3の絶縁膜を貫通し、前記第4の不純物拡散層に接する下面と前記第2の下部電極に接する上面とを有する第2の容量コンタクトプラグと
    をさらに備えることを特徴とする請求項8又は9に記載の半導体装置。
  11. 前記複数の第1のビット線のうちのひとつをゲート電極とする第1の周辺トランジスタ
    をさらに備えることを特徴とする請求項8乃至10のいずれか一項に記載の半導体装置。
  12. 前記第1の周辺トランジスタは、ゲート電極である前記第1のビット線と前記主面との間に形成された第2のゲート絶縁膜を含んで構成される
    ことを特徴とする請求項11に記載の半導体装置。
  13. 前記主面に第3のゲート絶縁膜を介して形成された導体膜をゲート電極とする第2の周辺トランジスタと、
    前記第2の絶縁膜に設けられ、前記導体膜に接する下面と前記複数の第2のビット線のうちのひとつに接する上面とを有する周辺コンタクトプラグと
    をさらに備えることを特徴とする請求項8乃至12のいずれか一項に記載の半導体装置。
  14. 隣接する第1及び第2の活性領域を含む複数の活性領域を区画する素子分離用絶縁膜を半導体基板の主面に埋め込む工程と、
    前記主面に複数のワード線を埋め込む工程と、
    前記第1の活性領域のうち前記複数のワード線のうちのひとつと隣接する位置に第1の不純物拡散層を形成するとともに、前記第2の活性領域のうち前記複数のワード線のうちのひとつと隣接する位置に第2の不純物拡散層を形成する工程と、
    前記主面を覆う第1の絶縁膜を形成する工程と、
    前記第1の絶縁膜を貫通し、下面で前記第1の不純物拡散層に接する第1のビット線コンタクトプラグを形成する工程と、
    前記第1のビット線コンタクトプラグの上面と接するよう、前記第1の絶縁膜の上面に、前記主面に平行な第1の方向に沿って延伸する第1のビット線を形成する工程と、
    前記第1のビット線を覆う膜厚で前記第1の絶縁膜の上面に第2の絶縁膜を形成する工程と、
    前記第1及び第2の絶縁膜を貫通する第2のビット線コンタクトプラグを形成する工程と、
    前記第2のビット線コンタクトプラグの上面と接するよう、前記第2の絶縁膜の上面に、前記第1の方向に沿って延伸する第2のビット線を形成する工程と
    を備えることを特徴とする半導体装置の製造方法。
  15. 前記第1の絶縁膜を形成する前の段階で、前記半導体基板の主面の一部に設けられる周辺回路領域にゲート絶縁膜及び第1の導体膜を形成する工程をさらに備え、
    前記第1のビット線を形成する工程は、
    第2の導体膜を成膜する工程と、
    前記第1及び第2の導体膜をパターニングする工程とを有する
    ことを特徴とする請求項14に記載の半導体装置の製造方法。
  16. 前記第1の絶縁膜、前記ゲート絶縁膜、及び前記第1の導体膜それぞれの膜厚は、前記第1の導体膜の上面と、前記主面のうち前記周辺回路領域以外の領域における第1の絶縁膜の上面とが同一の平面を構成するよう、設定される
    ことを特徴とする請求項15に記載の半導体装置の製造方法。
  17. 前記第2の絶縁膜を形成した後、下面で前記第2の導体膜と接する周辺コンタクトプラグを形成する工程をさらに備え、
    前記第2のビット線は、前記周辺コンタクトプラグの上面と接するように形成される
    ことを特徴とする請求項15又は16に記載の半導体装置の製造方法。
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