JP2014211570A - 画像形成装置 - Google Patents

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Tatsuya Kubo
達哉 久保
小杉 秀樹
Hideki Kosugi
秀樹 小杉
慎之介 腰塚
Shinnosuke Koshizuka
慎之介 腰塚
彰 藤森
Akira Fujimori
彰 藤森
健太郎 野寺
Kentaro Nodera
健太郎 野寺
徹平 菊地
Teppei Kikuchi
徹平 菊地
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Abstract

【課題】現像剤の使用履歴データのクリア忘れが発生することがない現像装置を提供する。【解決手段】内部に現像剤を貯留する貯留部B1〜B3と、現像剤担持体23a1,23a2と、貯留部B1〜B3内に貯留されている現像剤を外部に排出する排出口23dと、貯留部B1〜B3内に現像剤を投入する投入口23dとを備えた現像装置23と、現像剤担持体23a1,23a2に担持搬送された現像剤を利用して現像される潜像が形成される潜像担持体21とが設けられた画像形成装置100において、貯留部B1〜B3内に貯留されている現像剤の使用履歴を記憶する記憶手段3を有し、排出口23dから現像剤を排出した後に投入口23dより現像剤を投入する現像剤交換時において、現像剤交換が完了したことが検知されると記憶手段3に記憶されている使用履歴をクリアする。【選択図】図7

Description

本発明は、画像形成装置の現像装置に関する。
新たな現像装置に現像剤を供給する際や使用限度を超えた現像剤を交換する際に、現像装置に対して着脱自在であって内部に現像剤を収容可能な現像剤容器を用い、現像装置内に収容されている現像剤の交換を行う技術が、例えば「特許文献1」に開示されている。
上述した技術では、現像剤の交換を行うに当たり、現像装置内に存在する現像剤の使用履歴(感光体の駆動時間等から算出される現像剤の劣化度合い)を管理するための記憶手段をクリアする必要がある。使用履歴がクリアされずにそのままであると、新しい現像剤を投入したにも拘わらず劣化が進んだ現像剤であると認識されてしまい、現像条件が劣化した現像剤用のものに設定されてしまうためである。ここで、使用履歴のクリアについて、現像剤の交換を行った人が手動でクリアすると、使用履歴のクリア忘れが生じる虞があるという問題点があった。
本発明は上述の問題点を解決し、現像剤の使用履歴のクリア忘れが発生することがない現像装置の提供を目的とする。
請求項1記載の発明は、内部に現像剤を貯留する貯留部と、前記貯留部の現像剤を担持搬送する現像剤担持体と、前記貯留部内に貯留されている現像剤を外部に排出する排出口と、前記貯留部内に外部から現像剤を投入するための投入口とを備えた現像装置と、前記現像剤担持体に担持搬送された現像剤を利用して現像される潜像が形成される潜像担持体とが設けられた画像形成装置において、前記貯留部内に貯留されている現像剤の使用履歴を記憶する記憶手段を有し、前記排出口から前記現像剤を排出した後に前記投入口より外部から現像剤を投入する現像剤交換時において、現像剤交換が完了したことが検知されると前記記憶手段に記憶されている前記使用履歴をクリアすることを特徴とする。
本発明によれば、現像剤の交換が良好に完了した場合にのみ記憶手段内に記憶された現像剤の使用履歴データをクリアして初期化することとなる。これにより、使用履歴データのクリア忘れや不用意な使用履歴データのクリアを確実に防止することができ、使用履歴データの信頼度を損ねることがなくなり最適な現像剤の交換を行うことにより良好な画像形成動作を継続して行うことができる。
本発明の一実施形態を適用可能な画像形成装置の概略正面図である。 本発明の一実施形態を適用可能な現像装置の概略正面図である。 本発明の一実施形態を適用可能な現像装置の概略斜視図である。 本発明の一実施形態を適用可能な補給装置の概略図である。 本発明の一実施形態を適用可能な現像装置の概略図である。 本発明の一実施形態に用いられる画像形成装置の制御ブロック図である。 本発明の一実施形態における現像剤交換動作を説明するフローチャートである。
図1は、本発明の一実施形態を適用可能な画像形成装置を示している。同図において、フルカラー複写機である画像形成装置100の上方に配設されたカートリッジ収容部31には、イエロ、マゼンタ、シアン、ブラックの各色に対応した4個の現像剤カートリッジ32Y,32M,32C,32Kが着脱自在に設けられている。
カートリッジ収容部31の下方には、中間転写ベルト18を有する中間転写ユニット15が配設されている。そして中間転写ベルト18と対向するように、各色に対応した作像部を構成する潜像担持体としての感光体ドラム21Y,21M,21C,21K及び現像装置23Y,23M,23C,23K等が配設されている。各色の作像部は、図2に示すように、感光体ドラム21、及びこの周囲に配設された帯電部24、現像装置23、クリーニング部22、図示しない除電部等で構成されている。そして、感光体ドラム21上で作像プロセス(帯電工程、露光工程、現像工程、転写工程、クリーニング工程)が行われ、感光体ドラム21上に各色の画像が形成される。なお各色の画像は、使用されるトナーの色が異なる以外はほぼ同一構造であるため、図1以外の図では符号のアルファベット(Y,M,C,K)を除いて示している。
各感光体ドラム21は、それぞれ図示しない駆動モータによって図1において反時計回り方向に回転駆動される。そして、図2に示すように感光体ドラム21は、帯電部24の位置でその表面が一様に帯電される(帯電工程)。その後、感光体ドラム21の表面は露光装置から発せられたレーザ光Lの照射位置に達し、この位置での露光走査によって静電潜像が形成される(露光工程)。その後、感光体ドラム21の表面は現像装置23との対向位置に達し、この位置で静電潜像が現像されてトナー像が形成される(現像工程)。その後、感光体ドラム21の表面は中間転写ベルト18及び第1転写バイアスローラ17との対向位置に達し、この位置で感光体ドラム21上のトナー像が中間転写ベルト18上に転写される(1次転写工程)。このとき、感光体ドラム21上には僅かながら未転写トナーが残存する。その後、感光体ドラム21の表面はクリーニング部22との対向位置に達し、この位置で感光体ドラム21上に残存した未転写トナーが回収される(クリーニング工程)。最後に感光体ドラム21の表面は図示しない除電部との対向位置に達し、この位置において感光体ドラム21上の残留電位が除去される。上述により、感光体ドラム21上で行われる一連の作像プロセスが完了する。
一方、現像工程を経て各感光体ドラム21上に形成された各色のトナー像が重畳転写された中間転写ベルト18は、2次転写ローラ19との対向位置に達する。この位置では、2次転写バックアップローラが2次転写ローラ19との間に中間転写ベルト18を挟み込んで2次転写ニップを形成している。中間転写ベルト18上に形成された4色のトナー像は、2次転写ニップの位置に搬送された転写紙等の記録媒体P上に転写される。このとき、中間転写ベルト18には記録媒体Pに転写されなかった未転写トナーが残存する。その後、中間転写ベルト18はベルトクリーニング部に達し、この位置で中間転写ベルト18上の未転写トナーが回収される。これにより、中間転写ベルト18上で行われる一連の転写プロセスが完了する。
2次転写ニップ位置に搬送される記録媒体Pは、画像形成装置100の下方に配設された給紙部26から給紙ローラ27やレジストローラ対28等を経由して搬送されたものである。給紙部26には記録媒体Pが複数枚重ねて収納されており、給紙ローラ27が図1において反時計回り方向に回転駆動されると、最上位の記録媒体Pが1枚のみレジストローラ対28に向けて給送される。レジストローラ対28に搬送された記録媒体Pは、回転駆動を停止したレジストローラ対28のニップ位置において一時停止する。そして、中間転写ベルト18上のカラー画像にタイミングを合わせてレジストローラ対28が回転駆動され、記録媒体Pが2次転写ニップに向けて搬送される。これにより、記録媒体P上に所望のカラー画像が転写される。
その後、2次転写ニップの位置でカラー画像が転写された記録媒体Pは、定着部20に搬送される。そして、この位置において定着ベルト及び加圧ローラによる熱と圧力とにより、表面に転写されたカラー画像が記録媒体P上に定着される。その後、記録媒体Pは出力画像として所定の排出位置へと排出される。これにより、画像形成装置における一連の画像形成プロセスが完了する。
次に、現像装置23の構成及び動作について説明する。図2に示すように、現像装置23は、第1現像ローラ23a1、第2現像ローラ23a2、搬送スクリュ(オーガスクリュ)23b1〜23b3、ドクタブレード23c、キャリア捕集ローラ23k、スクレーパ23m、第4搬送スクリュ23n等で構成されている。また現像装置23内には、現像剤を搬送して循環経路を形成する3つの現像剤搬送部B1〜B3が形成されている。
現像剤担持体である第1現像ローラ23a1と第2現像ローラ23a2とは、それぞれアルミニウム、真鍮、ステンレス、導電性樹脂等の非磁性体を円筒形に形成してなるスリーブが図示しない回転駆動機構によって時計回り方向に回転駆動される。現像ローラ23a1,23a2のスリーブ内には、スリーブの周面に現像剤の穂立ちが生じるように磁界を形成するマグネットが固設されている。マグネットから発せられる法線方向磁力線に沿うように、現像剤中のキャリアがスリーブ上においてチェーン状に穂立ちする。このチェーン状に穂立ちしたキャリアに帯電したトナーが付着されて磁気ブラシが形成される。磁気ブラシは、スリーブの回転によってスリーブと同方向(時計回り方向)に移送される。そして、第1現像ローラ23a1と感光体ドラム21とが対向する第1現像領域と、第2現像ローラ23a2と感光体ドラム21とが対向する第2現像領域とにおいて、2成分現像剤中のトナーが感光体ドラム21の静電潜像に付着してトナー像を形成する。
ドクタブレード23cは現像領域の上流側に配設されており、第1現像ローラ23a1上に担持された現像剤を適量に規制する。本実施形態におけるドクタブレード23cは、SUS316やXM7等の非磁性金属材料(弱磁性金属材料も含む)で形成された板厚が2mm程度の板状部材である。また、第2現像ローラ23a2の下方(回転方向下流側)であって感光体ドラム21と対向する位置には、キャリア捕集ローラ23kが配設されている。さらに、キャリア捕集ローラ23kと当接する位置にスクレーパ23mが配設されている。キャリア捕集ローラ23kは、ステンレス等からなる円筒体内に所定の磁界を形成するマグネットが固設されたものであり、現像装置23内から移動(飛翔)して感光体ドラム21に付着したキャリアを捕集するためのものである。キャリア捕集ローラ23kは、図2において反時計回り方向に回転駆動される。
3個の搬送スクリュ23b1〜23b3は、軸部上に螺旋状のスクリュ部が形成されたものであり、現像装置23内に収容された現像剤を長手方向(図2において紙面垂直方向)に循環しながら撹拌及び混合する。第1搬送スクリュ23b1は、第1現像剤搬送部B1であって第1現像ローラ23a1に対向する位置に配設されており、現像剤を水平方向に搬送すると共に第1現像ローラ23a1上に現像剤を供給する。
第2搬送スクリュ23b2は第2現像剤搬送部B2に配設されており、第1搬送スクリュ23b1の下方であって第2現像ローラ23a2に対向する位置に配設されている。そして第2搬送スクリュ23b2は、第2現像ローラ23a2から離脱した現像剤(現像工程後に剤離れ極によって第2現像ローラ23a2上から強制的に離脱された現像剤を含む)を水平方向に搬送する。第1搬送スクリュ23b1及び第2搬送スクリュ23b2は、各現像ローラ23a1,23a2や感光体ドラム21と同様に、回転軸がほぼ水平となるように配設されている。
第3搬送スクリュ23b3は第3現像剤搬送部B3に配設されており、第2搬送スクリュ23b2による搬送経路の下流側と第1搬送スクリュ23b1による搬送経路の上流側とを直線的に結ぶように、水平方向に対して斜めに配設されている。第3搬送スクリュ23b3は、第2搬送スクリュ23b2によって搬送された現像剤を第1搬送スクリュ23b1による搬送経路の上流側に搬送する。また第3搬送スクリュ23b3は、第1搬送スクリュ23b1による搬送経路の下流側から落下経路を介して循環される現像剤を第1搬送スクリュ23b1による搬送経路の上流側に搬送する。
第1搬送スクリュ23b1による搬送経路(第1現像剤搬送部B1)と第2搬送スクリュ23b2による搬送経路(第2現像剤搬送部B2)と第3搬送スクリュ23b3による搬送経路(第3現像剤搬送部B3)とは壁部によって隔絶されている。図示は省略するが、第2現像剤搬送部B2の下流側と第3現像剤搬送部B3の上流側とは、第1中継部を介して連通している。また、第3現像剤搬送部B3の下流側と第1現像剤搬送部B1の上流側とは、第2中継部を介して連通している。また、第1現像剤搬送部B1の下流側と第3現像剤搬送部B3の上流側とは、落下経路を介して連通している。
上述の構成により、各搬送スクリュ23b1〜23b3を有する3つの現像剤搬送部B1〜B3によって、現像装置23において現像剤を長手方向に循環させる循環経路が形成されることになる。なお、各現像剤搬送部B1〜B3には常時現像剤が貯留されており、各現像剤搬送部B1〜B3は内部に現像剤を貯留する貯留部としても機能する。第3現像剤搬送部B3の底部には図2に示す検知手段としての磁気センサ2が設けられており、これによって検知されるトナー濃度の情報に基づいて現像剤カートリッジ32から現像装置23に向けて所定のトナー濃度の現像剤が供給される。
ここで、本実施形態における現像装置23は、第1現像剤搬送部B1の壁部に現像装置23内に収容された現像剤の一部を外部(現像剤貯留容器)に排出するための図示しない排出口が設けられている。詳しくは、排出口は現像剤カートリッジ32から現像装置23内に現像剤が供給されて現像装置23内の現像剤量が増加してその位置に搬送される現像剤の剤面(上面)が所定高さを超えたときに、その余剰分の現像剤を図示しない現像剤貯留容器に排出する。そして、排出口から排出された余剰の現像剤は、第4搬送スクリュ23nによって搬送された後、さらに現像剤貯留容器に向けて排出される。このように、トナーの母体樹脂や外添剤によって汚染されて劣化したキャリアが自動的に現像部の外部に排出されるので、経時においても画像品質の劣化を軽減することができる。
カートリッジ収容部31に配設された各現像剤カートリッジ32内の現像剤は、各色の現像装置23内のトナー消費に応じて、トナー色毎に設けられた補給経路を経て図3に示す補給口23pから現像装置23内に適宜補給される。詳しくは、図4を参照して現像剤カートリッジ32内の現像剤は、チューブ71を介して補給装置59に搬送され、その後に補給口23pを介して現像装置23内に供給される。各色トナーの補給経路は、作像プロセスに用いられるトナーの色が異なる以外はほぼ同一構造である。
さらに詳しくは、現像剤カートリッジ32がカートリッジ収容部31にセットされると、現像剤カートリッジ32のキャップ部34にカートリッジ収容部31のノズル70が接続される。このとき現像剤カートリッジ32の口栓部材34dは、ノズル70と板ばね77によって付勢された爪76とに挟まれた状態で、キャップ部34の現像剤排出口を開放する。これにより、現像剤カートリッジ32のカートリッジ本体33内に収容された現像剤が、現像剤排出口を介してノズル70内に搬送されることになる。
一方、ノズル70の他端はチューブ71の一端に接続されている。チューブ71は耐トナー性に優れたフレキシブルな材料からなり、その他端が補給装置のスクリュポンプ60に接続されている。チューブ71はその内径が4〜10mmとなるように形成されており、その材料としてはポリウレタン、ニトリル、EPDM、シリコン等のゴム材料や、ポリエチレン、ナイロン等の樹脂材料を用いることができる。このようなフレキシブルなチューブ71を用いることで、補給経路のレイアウトの自由度が増し、画像形成装置の小型化を図ることができる。
スクリュポンプ60は、吸引型一軸偏心ねじポンプであり、ロータ61、ステータ62、吸引口63、ユニバーサルジョイント64、モータ66等によって構成される。ロータ61、ステータ62、ユニバーサルジョイント64等は図示しないケース内に収納されている。ステータ62は、ゴム等の弾性材料からなる雌ねじ状部材であって、その内部にはダブルピッチの螺旋溝が形成されている。ロータ61は金属等の剛性材料からなる軸が螺旋状にねじれて形成された雄ねじ状部材であって、ステータ62内に回転自在に嵌挿されている。ロータ61の一端は、ユニバーサルジョイント64を介してモータ66に回転自在に連結されている。
このように構成されたスクリュポンプ60は、モータ66によってステータ62内のロータ61を所定方向に回転駆動させることで、吸引口63に吸引力を発生させる。換言すると、チューブ71内の空気を送出してチューブ71内に負圧を発生させる。これにより、現像剤カートリッジ32内の現像剤が空気と共にチューブ71を介して吸引口63に吸引される。吸引口63まで吸引された現像剤は、ステータ62とロータ61との隙間に送られてロータ61の回転によって他端側に送出される。送出された現像剤は、スクリュポンプ60の送出口67から排出され、図4に破線矢印で示すように補給口23pを介して現像装置23に補給される。
カートリッジ収容部31に着脱自在に設けられた4個の現像剤カートリッジ32は、それぞれ寿命に達したとき(収容する現像剤がほとんど全て消費されて空となったとき)に新品に交換される。現像剤カートリッジ32の交換作業は、カートリッジ収容部31に設けられた図示しないカバーを開閉して行われる。
ここで、本実施形態における画像形成装置は、ユーザ先に納品及び設置される場合(または現像装置23内の現像剤を新品に入れ替える場合)に、サービスマンによって空の現像装置23に初期剤としての現像剤が供給される。詳しくは、装置本体のカバーを開閉して現像装置23の接続口23dを露呈させ、現像剤が収容された現像剤容器1を図5(A)に示すように接続口23dに装着する。このとき、現像剤容器1は接続口23dの上方からセットされ、現像剤容器1の装着動作に連動して接続口23dに設けられた本体側シャッタ23eが開放され、現像剤容器1から接続口23dを介して空の現像装置23に現像剤が供給される。現像剤を供給した後の現像剤容器1は、接続口23dから離脱されて装置本体の外部に取り外される。このとき、接続口23dは現像装置23内に現像剤を投入するための投入口として機能する。
本実施形態における画像形成装置は、現像装置23内の現像剤を新品に入れ替える場合(上述した現像剤の補給、排出を行っても現像剤が劣化してしまう場合等)に、サービスマンによって空の現像剤容器1に劣化した現像剤が回収される。詳しくは、装置本体のカバーを開閉して現像装置23の接続口23dを露呈させ、空の現像剤容器1を図5(B)に示すように接続口23dに装着する。このとき、現像剤容器1は接続口23dの下方からセットされ、現像剤容器1の装着動作に連動して接続口23dに設けられた本体側シャッタ23gが開放され、現像装置23から接続口23dを介して空の現像剤容器1に現像剤が回収される。現像剤が回収された後の現像剤容器1は、接続口23dから離脱されて装置本体の外部に取り外される。このとき、接続口23dは現像装置23内から現像剤を排出するための排出口として機能する。
このように、本実施形態における現像剤容器1は、空の現像装置23に現像剤を供給する容器として機能すると共に、劣化した現像剤を現像装置23から回収する容器としても機能することとなる。なお、現像剤収容部23dを介しての現像装置23内への現像剤の供給と、現像剤収容部23dを介しての現像装置23内からの現像剤の回収とは、第4搬送スクリュ23nを正逆方向に回転駆動することにより行うことができる。
ここで、本発明の特徴部について説明する。本発明の画像形成装置100では、現像装置23内に在中する現像剤がどれだけの期間使用されているのかを判断する際に用いられる使用履歴データを、図6に示す記憶手段3に記憶している。MPU等の情報記録媒体からなる記憶手段3は画像形成装置100の動作を制御する制御手段4に接続されており、記憶手段3からのデータが制御手段4に送られる。また制御手段4は、記憶手段3に記憶されている使用履歴データをクリアして初期化することが可能に構成されている。
現像剤はトナーとキャリアとから構成されており、トナーは現像によって消費され随時新規に追加されるが、キャリアは現像では消費されず現像装置23内で繰り返し使用されることとなる。キャリアが繰り返し使用されていると、現像装置23内での撹拌等の作用によりトナー及びトナー外添剤がキャリアに付着してキャリア表面を覆い帯電能力が減少して画像が劣化する虞がある。またトナーについても、現像に使用されなかったトナーが一部現像装置23内に留まり続けることがあり、これも画像劣化やトナー飛散等の不具合現象の一因となる。このように、現像装置23内で繰り返し撹拌等に晒されている現像剤は劣化が進んでいくため、使用履歴データはこの劣化を測るために用いられる。
本発明における使用履歴データは、具体的には感光体ドラム21の駆動時間をタイマ5によって累積的に計測し、その駆動時間に基づいてA4サイズ紙何枚分の現像動作が行われたのかを類推している。この現像動作の量に応じて、現像剤がどれだけの時間現像動作に晒されたのかが判別でき、これにより現像剤の劣化がどの程度進んだかを予測することができる。また制御手段4には図2に示す磁気センサ2が接続されており、現像剤の濃度情報が制御手段4に入力される。
上述の構成に基づき、本発明の画像形成装置100における現像剤の交換を行う場合の動作を図7に示すフローチャートに基づいて説明する。
現像剤の交換を行う際には、オペレータは先ず記憶手段3に記憶されている現像剤の使用履歴データを画像形成装置100の図示しない操作パネルから確認し、現像剤が十分に使用されていることを確認する。次にオペレータは、画像形成装置100の図示しない操作パネルを操作して、画像形成動作を行う通常モードから現像剤の交換を行う交換モードに切り替える。交換モードに入ると、現像装置23内から現像剤の排出が行われた後に以下の制御が開始される。
先ず、現像装置23内のトナー濃度を検知する磁気センサ2からの出力値のサンプリングを行う(ST01)。次に、サンプリングされた出力値(磁気センサ2の電圧)が予め設定された値よりも大きいか否かを判断する(ST02)。磁気センサ2は現像剤の透磁率を検知しており、現像剤が存在している場合には出力電圧値が大きくなる。ここで、出力電圧値が予め設定された値よりも大きい場合とは現像剤が現像装置23内に存在する場合に出力される電圧よりも大きい場合であり、現像剤が現像装置23内に残っている状態を示す。この場合には、現像剤排出が行われていないこととなり新規の現像剤の投入ができないため、交換モードを終了する(ST03)。
ステップST02において、サンプリングされた出力電圧値が予め設定された値よりも小さい場合には、現像装置23内に現像剤が存在していないと判断されて、各モータを駆動させて現像剤の投入準備を行う(ST04)。ここで各モータとは、該当色の現像モータ、廃トナーモータ、廃トナーボトルモータ(それぞれ図示せず)等である。そして現像剤が投入されると(ST05)、再び磁気センサ2からの出力電圧値のサンプリングを行う(ST06)。
そしてサンプリングされた出力電圧値が予め設定された値よりも大きいか否かを判断する(ST07)。ここで、予め設定された値は現像装置23内に十分な現像剤が存在するときに出力される値であり、この値よりも小さい場合には現像剤の投入が十分に行われていないと判断され、駆動中の各モータを停止させて(ST08)交換モードを終了する(ST09)。
ステップST07において、サンプリングされた出力電圧値が予め設定された値よりも大きい場合には、現像装置23内に現像剤が十分に投入されたと判断されて、各モータを停止させる(ST10)。そして記憶手段3内の使用履歴データをクリアして初期化させ(ST11)、交換モードを終了する(ST12)。
上述の構成により、交換モードにおいて現像剤の交換を行い、現像剤の交換が良好に完了した場合にのみ記憶手段3内に記憶された現像剤の使用履歴データをクリアして初期化することとなる。これにより、使用履歴データのクリア忘れや不用意な使用履歴データのクリアを確実に防止することができ、使用履歴データの信頼度を損ねることがなくなり最適な現像剤の交換を行うことにより良好な画像形成動作を継続して行うことができる。
上述した構成では、画像形成装置としてフルカラー複写機を用いた例を示したが、本発明が適用可能な画像形成装置はこれに限られず、プリンタ、モノクロ複写機、ファクシミリ、プロッタ、これらの複合機等の他の画像形成装置にも本発明は適用可能である。
2 検知手段(磁気センサ)
3 記憶手段
21 潜像担持体(感光体ドラム)
23 現像装置
23a1,23a2 現像剤担持体(現像ローラ)
23d 投入口、排出口(接続口)
100 画像形成装置(カラー複写機)
B1,B2,B3 貯留部(現像剤搬送部)
特開2010−32670号公報

Claims (3)

  1. 内部に現像剤を貯留する貯留部と、前記貯留部の現像剤を担持搬送する現像剤担持体と、前記貯留部内に貯留されている現像剤を外部に排出する排出口と、前記貯留部内に外部から現像剤を投入するための投入口とを備えた現像装置と、前記現像剤担持体に担持搬送された現像剤を利用して現像される潜像が形成される潜像担持体とが設けられた画像形成装置において、
    前記貯留部内に貯留されている現像剤の使用履歴を記憶する記憶手段を有し、前記排出口から前記現像剤を排出した後に前記投入口より外部から現像剤を投入する現像剤交換時において、現像剤交換が完了したことが検知されると前記記憶手段に記憶されている前記使用履歴をクリアすることを特徴とする画像形成装置。
  2. 請求項1記載の画像形成装置において、
    前記貯留部内の現像剤濃度を検知する検知手段を有し、該検知手段による検知結果に基づいて現像剤交換の完了を検知することを特徴とする画像形成装置。
  3. 請求項1または2記載の画像形成装置において、
    前記潜像担持体の駆動時間に基づいて前記貯留部内の現像剤が使用されている時間を求め、該現像剤が使用されている時間を前記使用履歴として前記記憶手段に記憶することを特徴とする画像形成装置。
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