JP2014211469A - 定着装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】定着装置のニップ部を通過した直後の記録材の先端部に、電磁弁を駆動することで剥離案内板に設けた複数の穴から圧縮空気を噴射して該記録材を定着ローラから剥離させる圧縮空気噴射機構を備えるような定着装置において、電磁弁の故障やエアーポンプの故障によって圧縮空気がノズルから排出されていないと、定着部でのジャムになる可能性があり、ジャムになると用紙の処理に時間がかかり、ダウンタイムが増えてしまうという不具合が生じてしまう。
【解決手段】エアーポンプの駆動電流を検知する電流検知手段を持ち、電流検知手段からの出力レベルを検知することで、エアーの噴射ができていないことを検知し、また、そのレベルを所定の閾値と比較することで、電磁弁もしくはエアーポンプの故障個所の判別をすることができる。
【選択図】図6

Description

本発明は、シート上のトナー像を定着する定着装置に関する。この定着装置は、例えば、プリンタ、複写機、ファクシミリなどの画像形成装置において用いられ得る。
電子写真方式を用いて画像を形成する画像形成装置には記録材(以下、シートもしくは用紙と記す)の表面に転写方式あるいは直接方式で形成されたトナー像を定着させる定着装置が塔載される。そのような定着装置としては、表面を加熱した加熱ローラと加圧ローラからなるローラ対のニップ部に未定着のトナー像が形成された用紙をはさみ熱と圧力を加えながら通過させて、未定着トナーを溶融させ用紙に定着する定着装置が用いられている。
用紙上の未定着のトナーは、ニップ部を通過する際に溶融されるが、その粘着力の為に加熱ローラに巻き付ついてしまいジャムを発生させる恐れがあった。このジャムを防ぐため、従来は上記のような定着装置には、加熱ローラに巻きついた用紙を剥離するために、加熱ローラに当接した分離爪が使われている。
分離爪は画像濃度が低い場合や、用紙の先端と画像先端までの間隔(以下余白と呼ぶ)があいている場合には、加熱ローラから用紙を剥離しやすい。なお、例えば、坪量の小さい用紙(特にコート紙)に定着する場合、カラー画像で濃度の濃い画像を定着する場合、余白が少ない画像を定着する場合には、用紙が加熱ローラに巻き付き易い傾向がある。そのため、このような場合では、分離爪によって用紙を加熱ローラから適切に剥離させることができない恐れがある。
また、分離爪は加熱ローラに接触しているため加熱ローラに傷が付き、この傷が溶融したトナーに転写され画像不良となる恐れがある。
このため、特許文献1や特許文献2では加熱ローラに傷をつけない分離方法が提案されている。具体的には、加熱ローラに向けてノズルから圧縮空気を噴射し、加熱ローラから用紙を剥離する手法である。また、特許文献1では、用紙を分離させるとき、ポンプを用いて圧縮されたエアーを電磁弁(弁手段)によってパルス状に噴射させる構成が提案されている。
実開2004−212954号公報 実開2009−271345号公報
しかしながら、特許文献1および特許文献2のように、ポンプにより圧縮されたエアーをノズルから吹き付ける構成の場合、万が一、電磁弁が劣化等により故障してしまうと、定着部でのジャム発生に繋がる恐れがある。このように、電磁弁の故障によりエアーが噴射されずにジャムが発生すると、ジャムを解消させるための処理に時間が掛かり、この時間が画像形成不能なダウンタイムとなってしまう。従って、電磁弁の故障を未然に検出できるようにすることが望ましい。
そこで、本発明は、弁手段の異常の有無を適切に判定することができる定着装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するための本発明に係る定着装置の代表的な構成は、シート上のトナー像をその間のニップ部にて定着する第1及び第2の回転体と、前記第1の回転体からシートを剥離させるとき前記第1の回転体に向けてエアーを吹き付けるエアー吹き付け手段と、前記エアー吹き付け手段に接続されたポンプ手段と、前記ポンプ手段により圧縮されたエアーを前記エアー吹き付け手段へ供給するか否かを制御する弁手段と、前記ポンプ手段の所定圧力を生じさせるのに要する駆動電流を検出する電流検出手段と、前記電流検出手段の出力に応じて前記弁手段の異常の有無を判定する判定手段と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、弁手段の異常の有無を適切に判定することができる。従って、ジャムの発生を未然に防ぐことが可能となる。
実施例1における画像形成装置の構成略図 第一の定着装置の要部の拡大図と制御系統のブロック図 第二の定着装置の要部の拡大図と制御系統のブロック図 (a)は図2における剥離案内板部分の拡大図、(b)はノズル機構からエアーが吹き出ている状態を示した図 ノズル機構が設置されている剥離案内板の外観斜視図 エアー供給機構のブロック図 エアー供給機構の立ち上げ時の制御フロー図 エアー導入・停止モードの制御フロー図 エアー供給機構の制御ブロック図 接続検知回路の構成図 エアーポンプ駆動回路とエアーポンプ電流検出回路のブロック図 エアーポンプの出力圧力に対する電流値変化を示すグラフ エアーポンプの電流値とCPUに入力する信号の関係を示した図 出力電磁弁が正常な場合のエアーポンプの動作中に出力電磁弁を閉から開にした時のエアーポンプの電流変化を示した図 出力電磁弁が正常でない場合のエアーポンプの動作中に出力電磁弁を閉から開にした時のエアーポンプの電流変化を示した図 実施例1におけるCPUの制御をフローチャートに示した図 異常が検出された時の表示部への表示方法を示した図 実施例2におけるCPUの制御をフローチャートに示した図 出力電磁弁の接続が検出されなかった時の表示部への表示方法を示した図 出力電磁弁が故障していると判断された時の表示部への表示方法を示した図 実施例3におけるエアーポンプの出力圧力に対する電流検出信号の変化を示すグラフ 実施例3におけるCPUの制御をフローチャートに示した図 大気開放時のエアーポンプの電流値が低いと検出された時の表示部への表示方法を示した図 大気開放時のエアーポンプの電流値が高いと検出された時の表示部への表示方法を示した図 電磁弁が正常に動作しているか否かを判定する他のフローチャートに示した図
[実施例1]
(画像形成装置)
図1はホスト装置(不図示)から入力する画像情報に対応した画像を電子写真技術を用いて記録材に形成することができる画像形成装置(本実施例ではフルカラープリンタ)100の構成略図である。ここで、記録材はトナー像を形成することができるシート状部材であって、定型もしくは非定型の各種の普通紙、樹脂コート紙、OHPシート、封筒、葉書などが含まれる(以下、シートもしくは用紙と記す)。
1は画像形成部であり、用紙カセット12または13から給送されて搬送機構14により搬送される用紙P(シート上)に画像を形成するための4つの画像形成ステーション2Y、2M、2C、2Kを有する。各ステーションは、回転ドラム型の感光体3、帯電部材4、レーザースキャナ5、現像器6、転写部材7、感光体クリーナ8を有する。ステーション2Y、2M、2C、2Kは、それぞれ、イエロー色、マゼンタ色、シアン色、ブラック色のトナー像を形成する。
更に、画像形成部1は中間転写ベルトユニット9を有し、ステーション2Y、2M、2C、2Kから中間転写ベルト10に一次転写されたトナー像を二次転写ローラ11により用紙Pに二次転写する。以上の画像形成部1の動作は周知であるので詳細な説明は割愛する。
画像形成部1で未定着トナー像が転写された用紙Pは第一の定着装置F1に送られ、トナー像は用紙Pに加熱定着される。第一の定着装置F1を出た用紙Pは予めのモード選択に応じてフラッパ15により第一経路16側または第二経路17側に進路切り替えされる。
第一経路16側に進路切り替えされた用紙Pは第二の定着装置F2に送られる。第二の定着装置F2は、第一の定着装置F1により定着された用紙上のトナー像に対してグロスを付加したり、定着性を確保したりする目的で配設されている。用紙Pの種類(紙種)によっては、第二の定着装置F2を通す必要が無いものが存在する。この場合は、第一の定着装置F1を出た用紙Pはエネルギ消費低減の目的で第二の定着装置F2を通さない第二経路17側に進路切り替えされる。
第一経路16または第二経路17を通った用紙Pは片面画像形成モードの場合は搬送パス19を通って排出される。両面画像形成モードの場合は第一経路16または第二経路17を通った片面画像形成済みの用紙はフラッパ18によりスイッチバック部を含む再循環搬送機構20の側に進路切り替えされる。そして、搬送機構14を経由して画像形成部1に対して表裏反転されて再搬送される。102は画像形成装置の操作パネル部(操作部)、102aはその操作パネル部102に配設された液晶ディスプレイ部などの情報表示部である。
(定着装置)
図2は第一の定着装置F1の要部の拡大図と制御系統のブロック図である。この定着装置F1は、シート上のトナー像をその間のニップ部にて定着する第1及び第2の回転体を有する。より具体的には、トナー像を担持した用紙をニップ部にて挟持搬送して画像定着する第1の回転体としての加熱ローラ31と、これとニップ部Nを形成する第2の回転体としての加圧ベルト32を備えている。
加熱ローラ31はアルミニウムなどの金属製の剛性を有する中空ローラであり、外周面にフッ素樹脂等の離型層が形成されている。離型層の内側に弾性層を介在させることもできる。加熱ローラ31は両端部が装置筐体(不図示)に回転可能に軸受されて保持されており、制御回路部(制御手段:以下、CPUと記す)101で制御されるモータM1により所定の周速度で矢印の時計方向に回転駆動される。
加熱ローラ31の内空部には加熱ローラ31を加熱するためのヒータ(例えばハロゲンランプ)33が配設されている。ヒータ33はCPU101で制御される電源部103から電力の供給を受けて発熱して加熱ローラ31を内側から加熱する。そして加熱ローラ31の表面温度が温度検出手段としてのサーミスタ34により検出され、その検出温度情報がCPU101に入力する。CPU101はサーミスタ34からの検出温度情報が所定の定着温度に対応する温度情報に維持されるように電源部103からヒータ33への供給電力を制御して、加熱ローラ31の表面温度を所定の定着温度に温調する。
加圧ベルト32は可撓性を有する耐熱性のエンドレスベルトであり、第1ないし第3の平行3本のローラ35、36、37間に懸回張設されている。そして、第1と第2のローラ35、36間のベルト部分が定着ローラ31に対して腹当てに当接されて、定着ローラ31と加圧ベルト32との間に用紙搬送方向Aにおいて所定幅の幅広のニップ部Nが形成されている。第1のローラ35は第1のローラ35がCPU101で制御されるモータM2により回転駆動されることにより、定着ローラ31の回転周速度に対応した周速度で矢印の反時計方向に回動する。
画像形成部1側から第一の定着装置F1に導入された、トナー像tを担持した用紙Pはニップ部Nの用紙入口側(記録材入口側)Naからニップ部Nに進入して挟持搬送され、この挟持搬送過程において、加熱ローラ31の熱で加熱されるとともに加圧される。これにより、未定着トナー像tが固着像として用紙Pに融着して定着される。
また、ニップ部Nの用紙出口側(記録材出口側)Nbにおいて、加熱ローラ31の近傍には加熱ローラ31からの用紙Pの剥離案内板38が加熱ローラ31に対して所定の隙間を存して非接触に設置されている。この剥離案内板38には、剥離案内板38と加熱ローラ31の隙間部αに圧縮気体を吹き付けるためのノズル機構40が設けられている。ノズル機構40は定着ローラ31から用紙Pを剥離させるとき定着ローラ31に向けてエアーを吹き付けるエアー吹き付け手段である。このノズル機構40については後述する。
S1は第一の定着装置F1の用紙入口側の用紙搬送パス21上に配置されている透過型の用紙検出センサ(定着前センサ)である。S2は第一の定着装置F1の用紙出口側に配設された透過型の用紙検出センサ(定着後センサ)である。
図3は第二の定着装置F2の要部の拡大図と制御系統のブロック図である。この定着装置F2もシート上のトナー像をその間のニップ部にて定着する第1及び第2の回転体を有する。より具体的には、回転可能な定着部材としての加熱ローラ31と、この加熱ローラ31とニップ部Nを形成する対向部材としての加圧ローラ39を備えている。
加熱ローラ31は第一の定着装置F1の加熱ローラ31と同様である。加圧ローラ39は弾性層39aを有する耐熱性ローラであり、加熱ローラ31に対して平行に配列されており、弾性層39aの弾性に抗して所定の押圧力で圧接されている。これにより、加熱ローラ31と加圧ローラ39との間に用紙搬送方向Aにおいて所定幅の幅広のニップ部Nが形成されている。
加圧ローラ39は加熱ローラ31の回転に従動して回転する。あるいは駆動源からの駆動力を受けてニップ部Nにおいて加熱ローラ31の回転周速度にほぼ対応した周速度で加熱ローラ31と同方向に回転駆動される。ニップ部Nに第一の定着装置F1を通った用紙Pが導入されて再度の加熱加圧を受ける。
(ノズル機構)
第一の定着装置F1におけるエアー吹き付け手段であるノズル機構(エアーノズル機構)40について説明する。ノズル機構40は定着部であるニップ部Nを通過して加熱ローラ31の表面に張り付いた状態の用紙Pの先端部に圧縮エアーを吹き付けて加熱ローラ31から用紙Pを非接触で剥離するエアー噴射部である。本実施例においてはこのノズル機構40は前記のようにニップ部Nの用紙出口側に設置した剥離案内板38に設置されている。
図4の(a)は図2における剥離案内板38部分の拡大図、(b)はニップ部Nを通過して加熱ローラ31に張り付いた状態の用紙Pの先端部Paがノズル機構40から噴射される圧縮エアーで剥離された状態を示した図である。図5はノズル機構40を備えている剥離案内板38の外観斜視図である。
剥離案内板38は、横断面クサビ型で、加熱ローラ31の長手方向(加熱ローラの回転軸線方向)に沿って長い板状部材である。横断面クサビ型の先細側が剥離案内板38の先端側である。剥離案内板38の肉厚部内には長手方向に管路41が配設されている。この管路41の終端側41aは閉鎖されている。管路41の始端側41bは剥離案内板38の端面から外側に出ている。この管路41の始端側41bに対して後述するエアー供給機構300側の配管321が接続される。
剥離案内板38の先端側の上面には長手に沿って所定の間隔をあけて複数個の開口部(小径穴:空孔)43が配設されている。これらの開口部43はエアーを噴出するノズルである。以下、ノズルと記す。各ノズル43はそれぞれ分岐管路42を介して管路41と連通している。従って、管路41に対して始端側41bからエアー供給機構300の圧縮エアーが導入されることで、各ノズル43からエアーが噴射される(エアーナイフ)。図4の(b)において、aはノズル43から噴出しているエアーを示している。
本実施例においては、ノズル機構40は、上記のように、剥離案内板38に設けられた管路41、分岐管路42、ノズル43で構成されている。
ノズル機構40を備えた剥離案内板38は、ニップ部Nの用紙出口側において、先端側を加熱ローラ31側にし、ノズル43を有する先端上面側を加熱ローラ31に所定の僅少な隙間部αを存して対面させて加熱ローラ31に平行に配設されている。
(エアー供給機構)
図6はノズル機構40に圧縮エアーを導入するエアー供給機構300のブロック図である。本実施例におけるエアー供給機構300は、エアーを圧縮するために駆動されるポンプ手段としての電動式のエアーポンプ301と、このポンプ301とノズル機構40とを連絡する連結配管(接続管)320・321を有する。
また、この連結配管320・321は、ポンプ301側からノズル機構40側にかけて順次に配設された、大気開放弁(大気開放弁手段)302、リリーフ弁303、出力用電磁弁304、を有する。大気開放弁302、出力用電磁弁304は、後述するように、ポンプ301で圧縮されたエアーをノズル機構40へ供給するか否かを制御する弁手段である。
大気開放弁302とリリーフ弁303の配列は逆順の配置であってもよい。ポンプ301は本実施例ではACモータを使用したエアーポンプにて説明するが、それ以外の構成のポンプでも構わない。ポンプ301は圧縮したエアーを連結配管320に圧送するためのものである。ポンプ301はCPU101により駆動を実行するように、また駆動停止を実行するように制御される。
大気開放弁302は連結配管320の管内の圧力を大気状態に開放するための弁である。本実施例では大気開放弁302はCPU101により開駆動を実行するように制御され、また閉駆動を実行するように制御される電磁弁としている。ポンプ301を起動する際に、連結配管320内が大気圧になっていないとポンプ301の起動ができない。そこで、CPU101はポンプ301を起動する際にはこの大気開放弁302を開放状態に駆動制御して連結配管320の管内圧力を大気状態に開放する。
リリーフ弁303はポンプ301による圧力を所定圧力に調整する調整手段である。より詳しくは、エアーポンプ301から連結配管320に圧送された圧縮エアーの管内圧力を調整するためのもので、連結配管320内のエアー圧力が所定の一定の圧となるよう調整される。本実施例ではリリーフ弁303は連結配管320の管内のエアー圧力が0.3MPaになるように調整する。
出力用電磁弁304は連結配管320内の圧縮エアーをノズル機構40に送るか否かを切り替えるものである。この電磁弁304はCPU101により開駆動と閉駆動がなされる。
図7は本実施例におけるエアー供給機構300の立ち上げ時の制御フロー図である。CPU101は、画像形成装置のジュブの開始信号に基づいて、あるいは画像形成装置のメイン電源スイッチMSW(図9)が投入されたときになされる準備動作時において、エアー供給機構300の立ち上げを行う。CPU101は、大気開放弁302が閉状態であれば開駆動して開状態にし、出力用電磁弁304が開状態であれば閉駆動して閉状態にする(S1)。ポンプ301を起動する(S2)。
ポンプ301が起動したら大気開放弁302を閉駆動して閉状態にする(S3)。これにより、ポンプ301で生成された圧縮エアーは連結配管320に溜められる。連結配管320の管内圧力はリリーフ弁303で設定されたエアー圧(本実施例では上記の0.3MPa)に維持される。エアー供給機構300は、ジュブの開始信号に基づいて立ち上げられた場合には、この状態において待機に保持される(S4)。
また、画像形成装置のメイン電源スイッチMSWの投入に基づく準備動作時に立ち上げられた場合には、ポンプ301の駆動が一旦停止される。そして、その後のジュブの開始信号に基づいて再度の立ち上げがなされる。
ここで、出力用電磁弁304を大気開放弁302に兼用させることで大気開放弁302を無しにした構成にすることもできる。この場合のエアー供給機構300の立ち上げは、出力用電磁弁304を開駆動して開状態にしてから、ポンプ301を起動する。その後、出力用電磁弁304を閉駆動して閉状態にする。これにより、ポンプ301で生成された圧縮エアーは連結配管320に溜められる。連結配管320の管内圧力はリリーフ弁303で設定されたエアー圧に維持される。
(エアー導入・停止モード)
エアー供給機構300からノズル機構40への圧縮エアーの導入と停止を行うエアー導入・停止モードについて説明する。
エアー供給機構300がジュブの開始信号もしくは所定の坪量以下の用紙の給紙開始信号に基づいて立ち上げられて待機に保持されている状態において、CPU101により出力用電磁弁304が所定の制御タイミングで開駆動されて開状態にされる。これにより、連結配管320内の圧縮エアーが配管321を介してノズル機構40に導入され、各ノズル43からエアーが噴射する。また、出力用電磁弁304が所定の制御タイミングで閉駆動されて開状態から閉状態にされる。これにより、連結配管320内の圧縮エアーのノズル機構40への導入が停止され、各ノズル43からのエアー噴射が止む。
図8は本実施例におけるエアー導入・停止モードの制御フロー図を示している。エアー供給機構300は図7で述べたようにポンプ301が起動されて待機に保持されている(S1)。本実施例においては、第一の定着装置F1の用紙入口側に配設された用紙検出センサS1がノズル機構40の各ノズル43からの圧縮エアーの噴射開始タイミングの生成に使われる。
即ち、センサS1が画像形成部1側から第一の定着装置F1に搬送された用紙Pの先端を検知する(S2:センサS1−ON)。CPU101はその検知信号によりタイマT(図9)をスタートさせる(S3)。センサS1−ONの時点から用紙先端がニップ部Nを通過してニップ部Nの用紙出口部Nbに到達するに要する時間分(所定のタイマ時間T1)だけ経過したタイミング(S4)で出力用電磁弁304を開駆動して閉状態から開状態にする(S5)。また、タイマTをリセットする(S6)。
出力用電磁弁304が開かれることで、エアー供給機構300からノズル機構40へ圧縮エアーが導入されてノズル機構40の各ノズル43から圧縮エアーが、図4の(b)のaのように、加熱ローラ31に噴射される。これにより、ニップ部Nを通過して加熱ローラ31に張り付いた状態の用紙Pの先端部Paに対して圧縮エアーが作用して、用紙先端部Paが加熱ローラ31から非接触方式で剥離される。
剥離された用紙先端部Paはノズル機構40の各ノズル43からの引き続く圧縮エアーの噴射力で加熱ローラ31の面から離間してベルト32の側に腰の強さに抗して撓む。そして、引き続くニップ部Nの用紙挟持搬送力でベルト32と剥離案内板38との間に進入する。以後は、加熱ローラ31から分離した用紙部分は引き続くニップ部Nの用紙挟持搬送力で剥離案内板38の下面で分離ガイドされながら定着装置の用紙出口側に移動する。
また、本実施例においては第一の定着装置F1の用紙出口側に配設された用紙センサS2が各ノズル43からのエアー噴射停止タイミングの生成に使われる。即ち、センサS2が第一の定着装置F1に導入された用紙Pの後端を検知する(S7:センサS2−ON)。CPU101はその検知信号が入力したタイミングで出力用電磁弁304を閉駆動して開状態から閉状態にする(S8)。これにより、エアー吹き付け機構40の各ノズル43からのエアー噴射が止む。
上記のエアー導入・停止制御のステップは後続の用紙があれば繰り替えして実行される。後続の用紙がなければ、ポンプ301の駆動が一旦停止される(S9、S10)。エアー供給機構300は次のジョブの開始信号もしくは所定の坪量以下の用紙、具体的には薄紙の給紙開始信号に基づいて再度の立ち上げがなされる(図7)。
なお、ノズル機構40の各ノズル43からのエアー噴射の停止タイミングは上記に限られない。各ノズル43からのエアー噴射が開始されてから、用紙Pの後端がニップ部Nを通過し終わるまでの間の所定の途中時点に設定することができる。
(エアー供給機構の制御系統)
図9は、図6に示したエアー供給機構300の制御系統のブロック図である。CPU101はポンプ301、大気開放弁302および出力電磁弁304に対する制御信号を出力する。それらの制御信号が、それぞれ、エアーポンプ駆動回路312、大気開放弁駆動回路314および出力電磁弁駆動回路316に入力する。
エアーポンプ駆動回路312はCPU101からオン命令の信号(駆動信号)が与えられるとポンプ301を起動する制御を行う。オフ命令の信号(駆動停止信号)が与えられるとポンプ301を停止する制御を行う。ポンプ301は本実施例ではACモータを使用している為、エアーポンプ駆動回路312ではAC電源が接続されており、駆動回路内でリレー等を用いて、オン(駆動)もしくはオフ(駆動停止)する構成になっている。
313はポンプ301の所定圧力を生じさせるのに要する駆動電流を検出する電流検出手段としてのエアーポンプ電流検出回路である。この回路313はエアーポンプ駆動回路312から分岐されてポンプ301に流れる駆動電流を検出する回路であり、CPU101へ検知信号(駆動電流検知レベル、検知電流値)を出力する。
大気開放弁駆動回路313はCPU101からオン命令の信号(開駆動信号)が与えられると大気開放弁302を開駆動する制御を行う。オフ命令の信号(閉駆動信号)が与えられると大気開放弁302を閉駆動する制御を行う。また、この大気開放弁302のCPU101に対する電気的接続を検知するための大気開放弁接続検知回路(大気開放弁接続検知手段)315が配設されている。
出力電磁弁駆動回路316はCPU101からオン命令の信号(開駆動信号)が与えられると出力電磁弁304を開駆動する制御を行う。オフ命令の信号(閉駆動信号)が与えられると出力電磁弁304を閉駆動する制御を行う。また、この出力電磁弁304のCPU101に対する電気的接続を検知するための出力電磁弁接続検知回路(電磁弁接続検知手段)317が配設されている。
上記の接続検知回路315,317では、大気開放弁302と出力電磁弁304の信号線が当該回路315、317に正しく接続されているか否かを検知し、CPU101へ検知信号を出力する。
図10に本実施例で用いられる出力電磁弁接続検知回路317を示す。出力電磁弁接続検知回路317は電圧Vcc(例えば5V電源)がコネクタ501より出力され、出力電磁弁304側のコネクタ502に信号線で結ばれている。出力電磁弁304側ではコネクタ502の2つのピン502a・502bがループバックした線502cで結ばれており、コネクタ501を介して出力電磁弁接続検知回路317に接続されている。
出力電磁弁接続検知回路317では抵抗R0が信号線504とGND間に接続されており、接続検知信号503がCPU101に入力する。出力電磁弁304側のコネクタ502が出力電磁弁接続検知回路317側のコネクタ501に対して接続された状態であれば、接続検知信号503はHigh論理を示す。コネクタ502が抜けた状態では接続検知信号503はLow論理を示す。この論理のHighとLowにてCPU101は出力電磁弁304がCPU101に対して電気的に接続されているか否かを判断する。この接続検知回路の構成は大気開放弁接続検知回路315でも同様の構成である。
本実施例での接続検知回路構成は一例であり、別の回路構成でも出力電磁弁304と大気開放弁302のCPU101に対する電気的な接続と非接続が判断できる回路構成であればよい。
図11は本実施例で用いられる図9のエアーポンプ駆動回路312およびエアーポンプ電流検出回路313の内部ブロック図を示し、詳細に説明する。エアーポンプ駆動回路312はAC入力され、CPU101からのリレーオン信号611によりリレー601をオンすることでエアーポンプ301にACを供給することができる。
エアーポンプ電流検出回路313はリレー601の後段に接続された電流検知トランス602からの出力信号を全波整流回路603にて整流する。そして、LPフィルタ604にて高周波成分を取り除いた後に電流検出信号610としてCPU101にアナログ信号として入力される。従って、ポンプ301に流れている駆動電流がリアルタイムでCPU101にて検知できる。このエアーポンプ駆動回路312およびエアーポンプ電流検出回路313はエアーポンプ301の駆動および電流検出ができればよく、本実施例のような回路でなくてもその目的が達成できればよい。
(状態判断モード)
エアー供給機構300において例えば出力電磁弁304が正常に開閉動作しない事態が生じると、エアー供給機構300からノズル機構40への圧縮エアーの供給ができない。あるいは所定量の十分な圧縮エアーの供給ができない。あるいは吹きっぱなし状態になる。このような場合には、加熱ローラ31からの用紙Pの分離不良を生じさせる結果を招き、ジュムが発生した場合にはその処理に時間がかかる。
そこで、本実施例においては、CPU101は、エアー供給機構300が異常か否かを判断する状態判断モード有する。この状態判断モードを、例えば、画像形成装置のジョブ開始時、あるいは画像形成装置のメイン電源スイッチMSWの投入時になされる準備動作時におけるエアー供給機構300の立ち上げ時に実行するように制御する。これにより、ジョブの実行前に、エアー供給機構が故障しているか否かを判断することができて、剥離不良によるジャムトラブルの発生を未然に防ぐことが可能となる。以下、本実施例における状態判断モードについて具体的に説明する。
図12はエアーポンプ301の出力圧力に対する駆動電流値の変化を示すグラフである。出力圧力が増加するとポンプ301の駆動電流値は増加する。ポンプ301が正常に起動されており、大気開放弁302及び出力電磁弁304が共に正常に閉状態にあるとき、本実施例ではリリーフ弁303の設定圧を0.3MPaに設定しており、その時のポンプ301の駆動電流値は3A程度となる。この状態において、出力電磁弁304が正常に開かれて連結配管320の管内圧力が低下する。これによりポンプ301の出力圧力が0.1MPa程度に低下してポンプ301の駆動電流値は2.2Aに低下する。
図13はエアーポンプ301の駆動電流値と該電流値がエアーポンプ電流検出回路313を介してCPU101に入力する信号に変換された後の電圧値(駆動電流値の変換値)との関係を示した図である。電流値3Aの時の電圧値をV0、2.2A時の電圧値をV1としている。また、3Aと2.2Aの間の任意の電流値I2の時の電圧値をV2としている。
図14(a)はエアーポンプ301の正常な動作中に出力電磁弁304を閉から開にした時において出力電磁弁304が正常に閉状態から開動作した時の電流変化を示した図である。出力電磁弁304が閉状態にある場合はエアーポンプ電流検出信号610は3A程度に相当した電圧値V0を示す。出力電磁弁304を開にすると連結配管320内の圧縮エアーが排出されることで、連結配管320内の圧力が低下する。
本実施例では出力電磁弁304が開くと連結配管320内はリリーフ弁303で規定の0.3MPaから0.1MPa程度まで減圧される。その為、その時のエアーポンプ301の電流検出信号610(図11)はCPU101で平均処理され、2.2A程度に相当した電圧値V1を示す。
図14(b)は出力電磁弁304が閉状態から正常に開動作しなかった時(十分に開かなかった場合)の波形を示す。連結配管320内の圧力は次第に低下していくが、出力電磁弁304が十分に開いていない為にその低下していく傾きは緩くなり、本実施例での出力電磁弁304の開時間350msecでは2.2Aまで下がらない。この時、CPU101で計算される出力電磁弁304の開時間350msecの平均電流値をI2とする。
また、出力電磁弁304が閉じたままで開かなかった場合は3A相当の電流が流れ続けることは明らかである。
従って、上述した図14(a)と図14(b)の事象に基づいて、出力電磁弁304が正常に動作しているか否かを判定することができる。即ち、ポンプ301の駆動電流をモニタし、電磁弁の開閉に伴うポンプ301の出力圧力の変化で変動するポンプ301の駆動電流値もしくはその変換値により電磁弁が正常に動作しているか否かを判定することができる。
本実施例では、出力電磁弁304が閉状態である場合のポンプ301の駆動電流値に相当した電圧値と、出力電磁弁304が閉状態である場合のポンプ301の駆動開状態の電圧値を比較する。図14(a)のように出力電磁弁304が正常に閉動作している場合では、閉状態の電流検出信号610はV0であり、正常に開動作している場合では、開状態での電流検出信号610はV1となる。この時(V0−V1)が所定電圧Vth以上あればCPU101は出力電磁弁304は正常に開閉動作していると判断する。
一方、図14(b)のように出力電磁弁304が閉状態から正常に開動作していない場合では、閉状態の電流検出信号610はV0であり、開状態での電流検出信号610はV2となる。この時、(V0−V2)が所定電圧Vth以下であれば、出力電磁弁304が異常であると検知できる。ここで所定電圧VthとはCPU101内のRAM等のメモリMに保持されている値であり、任意に設定される値である。
以上を図15のフローチャートにてCPU101の動作として説明する。画像形成装置のジョブ開始時、あるいは画像形成装置のメイン電源スイッチMSWの投入時になされる準備動作時において、エアーポンプ301を起動してエアー供給機構300を立ち上げる必要がある場面から開始とする。
初期状態として、大気開放弁302が閉じていれば開駆動して開状態にし、出力電磁弁304が開いていれば閉駆動して閉状態にする(S101)。エアーポンプ301を起動する(S102)。大気開放弁302を閉にする(S103)。この時の電流検出信号610の検出値をV0としてメモリMへ記憶する(S104)。
その後、所定のタイミングにて出力電磁弁304を開とする(S105)。この時の電流検出信号610の検出値をV1としてメモリMのV0とは違う領域へ記憶する(S106)。S104およびS106で記憶した値を用いてV0−V1の計算を行い、あらかじめ決められた閾値Vthと比較する(S107)。もしもV0−V1≧Vthであれば、出力電磁弁304は異常が無いと判断し、通常動作を行う(S108)。ここで、通常動作とは、ジョブの実行動作、あるいはエアーポンプ301の駆動を停止して、画像形成装置のその他の必要な準備動作を引き続き実行してから終える動作である。
一方、V0−V1≧Vthでない場合は、出力電磁弁304は異常があると判断し、ジョブの開始を停止させ(S109)、出力電磁弁304を閉とする(S110)。これは、出力電磁弁304を通電状態で維持するとコイルに電流が流れ続けて異常発熱するのを防ぐためである。
さらにエアーポンプ301を停止させる(S111)。これは、出力電磁弁304が動作しないことで、エアーの吐き出しが正常にできない一方で、ポンプ301が動作し続けることで無駄に電力を消費するのを防ぐためである。
さらに、ユーザーに対して出力電磁弁304が壊れたことによる弊害を知らせる通知を行う(S112)。図16に図15のS112での表示の実施例を示す。操作パネル部102の情報表示部102aに表示する画面で、使用する用紙を選定する画面にて、薄紙を選択できなくする為にチェックボックスをグレーアウトすると同時に、下部に「用紙制限があります。」と表示し、ユーザーに通知している。このとき、薄紙(所定の坪量以下の用紙)以外の用紙への画像形成処理(定着処理)は許容された状態(薄紙以外の用紙の選定が可能な状態)にある。
即ち、CPU101はエアー供給機構300が異常であると判断したとき情報表示部102aに特定の種類の用紙(記録材)に限り定着装置への導入を許可する旨の表示を行う。これにより、ノズル40からの圧縮エアーの噴き出しが無くとも加熱ローラ31からの分離に支障が無い腰が強い用紙(所定の坪量よりも大きい用紙)の使用は可能にして、装置を停止せずに、特定の用紙だけでも動作可能にしてダウンタイムの削減ができる。
図15のフロー図のS101において、出力電磁弁304が閉状態であり、大気開放弁302が閉状態のままで開動作していない場合には、S102におけるポンプ301の起動がなされない。そのため、エアーポンプ電流検出回路31で検知されるポンプ301の駆動電流値は0である。これにより、大気開放弁302が異常であると判断できる。
また、S101において、大気開放弁302が開状態のままで閉動作していない場合には、S103で大気開放弁302が閉られても、S104で検知されるポンプ301の駆動電流値は増大しない。これにより、出力電磁弁304が異常であると判断できる。
図24のように、電磁弁の開閉に伴うポンプ301の出力圧力の変化で変動するポンプ301の駆動電流値駆動電流値I0、I1、閾値Ithにより電磁弁が正常に動作しているか否かを判定することもできる。
[実施例2]
本実施例2では、更に、図7に記載した大気開放弁接続検知回路315と出力電磁弁接続検知回路317を用いることによって、より詳細に故障個所の診断をする。これにより、出力電磁弁304のコネクタ502が抜けたことによる動作不良など簡単に修復が可能な場合などの検出が可能になる。本実施例2の基本構成は実施例1の構成と同じである為、同一の箇所の記述は割愛する。
本実施例2におけるCPU101の動作を図17のフローチャートを用いて説明する。CPU101は、画像形成装置本体を起動した直後に大気開放弁302のエアー導入機構部300における電気的な接続が行われているか否かの確認を大気開放弁接続検知回路315からの検知信号にて判断する(S201)。接続されている場合は出力電磁弁接続検知回路317からの検知信号にて出力電磁弁304のエアー導入機構部300における電気的な接続が正しくできているか否かを判断する(S202)。
S201及びS202で大気開放弁302と出力電磁弁304のどちらも接続が正しくできていると判断した場合は、通常動作を行う(S108)。通常動作とは、ジョブの実行動作、あるいはエアーポンプ301の駆動は停止して、画像形成装置の準備動作を引き続き実行して終える動作である。
S201及びS202で大気開放弁302と出力電磁弁304の少なくとも一方の接続が正しくできていないと判断した場合は、図18のように操作パネル部102の情報表示部102aにその旨のユーザー通知を行う。ただし、図18は出力電磁弁304が非接続と検知した場合の図である。大気開放弁302が非接続と検知した場合は情報表示部102aにその旨のユーザー通知がなされる。
本実施例では、大気開放弁302の接続検知の次に出力電磁弁304の接続検知の確認を行ったが、この順は逆になってもよい。また、本体起動直後に行ったが、エアーポンプ301を動作させる必要があるプリントジョブを開始するまでの間であればいつでもよいとする。
以上のシーケンスで大気開放弁302および出力電磁弁304の両者とも正しく接続ができている場合で、実施例1の図15のフローチャートにて出力電磁弁304の故障と判断された場合(S107のNo)は次の対処とする。即ち、出力電磁弁304の故障として操作パネル部102の情報表示部102aに図19のアラーム表示を行う。
つまり、CPU101は次の場合には出力電磁弁304の故障と判断する。即ち、出力電磁弁接続検知回路317により出力電磁弁304が電気的に正常に接続されていると判断されている時で、且つ、出力電磁弁304が正常に動作していないと判断した場合に出力電磁弁304の故障と判断する。
上記をまとめると次のとおりである。出力電磁弁304のCPU101に対する電気的接続を検知する出力電磁弁接続検知回路317を有する。CPU101は出力電磁弁接続検知回路317により出力電磁弁304が電気的に正常に接続されていると判断されている時で、且つ、出力電磁弁304が正常に動作していないと判断した場合に出力電磁弁304の故障と判断する。これにより、コネクタ501・502の抜けなどによる信号線の断線か出力電磁弁単体の故障なのかを判別することができる。
[実施例3]
実施例1および実施例2では出力電磁弁304が正常か否かを検出している。本実施例3は、エアーポンプ301の電流検出によって、エアーポンプ301が動作していない、もしくは大気開放弁302が故障していることを検知する。これを以下で説明する。実施例3の基本構成は実施例1の構成と同じである為、同一の箇所の記述は割愛する。
図20は図12のエアーポンプ301の出力圧力に対する電流値変化を示すグラフに、エアーポンプが動作していない場合のエアーポンプ301の電流値をCPU101に入力される電流検出信号610の検出電圧に変換した値を示したものである。この時、CPU101はエアーポンプ301を起動しており、かつ大気開放弁302が開状態にある。
電圧値Vbはエアーポンプ301の電流値が零である点で、コネクタ605(図11)の抜けやリレー601の故障などでエアーポンプ301にACが供給されていないなどで動作できていない場合の検出値である。また、電圧値Vcはエアーポンプ301の電流値が通常の出力圧時に比べて十分高い場合である。この時、エアーポンプ301のACモータがロックしていると考えられ、その原因としては、エアーポンプ301の故障もしくは大気開放弁302が開状態にならないことが考えられる。
従って、CPU101はVbよりも若干高いVlの閾値と、Vcよりも若干低いVhの閾値を持ち、大気開放弁302が開状態の時のエアーポンプ301の電流検出信号610のレベルがVl以上Vh以下である場合に正常であると判断する。
以上の動作を図21のフローチャートにて説明する。大気開放弁302を開とし、出力電磁弁304を閉とする(S301)。エアーポンプを起動する(S302)。この時の電流検出信号610の検出値をVaとしてメモリM(図9)へ記憶する(S303)。
VaがVl<Va<Vhか否かを判断する。まず、Vl>Vaか否かを判断する(S304)。Vl>Va以下の時は、エアーポンプ301が故障している可能性がある為、操作パネル部102の情報表示部102aに図22に示すようなその旨のユーザー通知する(S305)。
即ち、気体導入機構部300はエアーポンプ301から出力電磁弁304までの配管320にエアーポンプ301を起動する時に配管303の管内圧力を大気状態へ開放する大気開放弁302を有している。CPU101は大気開放弁302を開放状態に駆動制御した時のエアーポンプ電流検出回路313で検知される電流値からエアーポンプ301が故障しているか否かを判断する。
Vl>Vaでなければ、次にVa>Vhか否かを判断し(S306)する。Va>Vhであれば、エアーポンプ301の故障か大気開放弁302の故障の可能性がある為、操作パネル部102の情報表示部102aに図23に示すようなその旨のユーザー通知を行う(S307)。Va>Vhでなければ通常動作をする(S308)。
以上の実施例1−3のCPU101の制御をまとめると次のとおりである。CPU101はポンプ301の駆動電流を検出する電流検出手段313の出力に応じて、ポンプ301により圧縮されたエアーをエアー吹き付け手段40へ供給するか否かを制御する弁手段302、304の異常の有無を判定する判定手段である。CPU101は電流検出手段313の出力に応じてポンプ301と弁手段302,304のうちいずれかが異常であるかを判定する。
CPU101はポンプ301により所定圧力下にあるとき弁手段302,304が開いているときと閉じているときの電流検出手段313のそれぞれの出力に応じて弁手段302,304の異常の有無を判定する。弁手段302,304への導通を検出する導通検出手段315,317を有する。CPU101は導通検出手段315,317の出力と電流検出手段313の出力に応じて弁手段302,304の異常の有無を判定する。CPU101は弁手段302,304が閉じているとき電流検出手段313の出力に応じてポンプ301の異常の有無を判定する。
ポンプ301と弁手段302,304の間を接続する接続管320と、接続管の管内の圧力を大気状態に開放する大気開放弁手段302と、を有する。CPU101は弁手段304が閉じており且つ大気開放弁手段302が開いているときの電流検出手段313の出力に応じてポンプ301の異常の有無を判定する。CPU10により弁手段302,304あるいはポンプ301が異常であると判定されたときその旨を報知する報知手段101,102aを有する。
CPU10は弁手段302,304あるいはポンプ301が異常であると判定されたとき定着処理を禁止させる禁止手段である。CPU101は弁手段302,304が閉じているとき電流検出手段313の出力に応じてポンプ301手段の異常の有無を判定する。
[その他の事項]
(1)圧縮して噴射する気体はエアー(空気)に限られない。窒素ガスや炭酸ガスなどの空気以外の気体とすることもできる。
(2)第二の定着装置F2にも、第一の定着装置F1の場合と同じく、加熱ローラ31からシートPを剥離させるエアー吹き付け機構・エアー供給機構を適用することができる。
(3)以上では、第一の定着装置F1の加熱ローラ31からシートPを剥離する実施例について説明したが、本発明はこのような例だけに限られない。例えば、第一の定着装置F1における加圧ベルト32や第二の定着装置F2における加圧ローラ39を第1の回転体として実施例1乃至3のようなエアー吹き付け機構・エアー供給機構を適用ことが可能である。
(4)定着装置について、実施例においては、未定着トナー像tをシートPに固着画像として加熱定着する定着装置を例にして説明した。本発明の定着装置はこれに限らず、第二の定着装置F2のように、画像の光沢を向上すべくシートPに仮定着されたトナー像を加熱加圧することにより定着する装置(この場合も定着装置と呼ぶ)も包含される。
(5)記録材上の画像を加熱する加熱回転体はローラ部材に限られない。円筒状の可撓性を有するベルト部材や、複数の懸架部材間に張設されて回転駆動される可撓性を有するエンドレスベルトであってもよい。
(6)加熱回転体とニップ部を形成する加圧回転体もローラ部材に限られない。ベルト部材であってもよい。
(7)画像形成装置は、実施例の電子写真フルカラープリンタ以外の画像形成装置、モノクロ複写機、ファクシミリ、モノクロプリンタ、これらの複合機等であってもよい。画像形成装置の画像形成部の画像形成方式は電子写真方式に限られない。静電記録方式や磁気記録方式の画像形成部であってもよい。また、転写方式に限られず、記録材に対して直接方式で未定着画像を形成する構成のものであってもよい。また、インクジェットプリンタや昇華型プリンタであってもよい。即ち、画像形成装置は記録材に画像を形成する装置である。
P・・シート、31・・第1の回転体、32・・第2の回転体、N・・ニップ部、40・・エアー吹き付け手段、301・・ポンプ手段、302,304・・弁手段、313・・電流検出手段、101・・判定手段

Claims (10)

  1. シート上のトナー像をその間のニップ部にて定着する第1及び第2の回転体と、
    前記第1の回転体からシートを剥離させるとき前記第1の回転体に向けてエアーを吹き付けるエアー吹き付け手段と、
    前記エアー吹き付け手段に接続されたポンプ手段と、
    前記ポンプ手段により圧縮されたエアーを前記エアー吹き付け手段へ供給するか否かを制御する弁手段と、
    前記ポンプ手段の所定圧力を生じさせるのに要する駆動電流を検出する電流検出手段と、
    前記電流検出手段の出力に応じて前記弁手段の異常の有無を判定する判定手段と、
    を有することを特徴とする定着装置。
  2. 前記判定手段は前記電流検出手段の出力に応じて前記ポンプ手段と前記弁手段のうちいずれが異常であるかを判定することを特徴とする請求項1に記載の定着装置。
  3. 前記判定手段は、前記ポンプ手段により所定圧力下にあるとき前記弁手段が開いているときと閉じているときの前記電流検出手段のそれぞれの出力に応じて前記弁手段の異常の有無を判定することを特徴とする請求項1又は2に記載の定着装置。
  4. 前記弁手段への導通を検出する導通検出手段を有し、前記判定手段は前記導通検出手段の出力と前記電流検出手段の出力に応じて前記弁手段の異常の有無を判定することを特徴とする請求項3に記載の定着装置。
  5. 前記判定手段は、前記弁手段が閉じているとき前記電流検出手段の出力に応じて前記ポンプ手段の異常の有無を判定することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の定着装置。
  6. 前記ポンプ手段と前記弁手段の間を接続する接続管と、前記接続管の管内の圧力を大気状態に開放する大気開放弁手段と、を有し、前記判定手段は前記弁手段が閉じており且つ前記大気開放弁手段が開いているときの前記電流検出手段の出力に応じて前記ポンプ手段の異常の有無を判定することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の定着装置。
  7. 前記ポンプ手段による圧力を前記所定圧力に調整する調整手段を有することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一項に記載の定着装置。
  8. 前記判定手段により前記弁手段あるいは前記ポンプ手段が異常であると判定されたときその旨を報知する報知手段を有することを特徴とする請求項1乃至7のいずれか一項に記載の定着装置。
  9. 前記判定手段により前記弁手段あるいは前記ポンプ手段が異常であると判定されたとき定着処理を禁止させる禁止手段を有することを特徴とする請求項1乃至7のいずれか一項に記載の定着装置。
  10. 前記禁止手段は、前記判定手段により前記弁手段あるいは前記ポンプ手段が異常であると判定されたとき、所定の種類のシートに対する定着処理を禁止させることを特徴とする請求項9に記載の定着装置。
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