JP2014184505A - 歯車加工装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】加工用工具および工作物を高速で同期回転させて切削加工により高精度な歯車を加工することができる歯車加工装置を提供すること。
【解決手段】制御装置100は、加工用工具42の回転位相角に対する振れ量および工作物Wの回転位相角に対する振れ量を求めているので、これらの振れ量から工作物Wの加工面に転写される振れ量を求めることができる。よって、転写振れ量が所定の閾値以下のときはそのまま加工用工具42および工作物Wを高速で同期回転させて切削加工を開始することができるので、高精度な歯車の加工効率を向上させることができる。
【選択図】図3

Description

本発明は、加工用工具および工作物を高速で同期回転させて切削加工により歯車を加工する歯車加工装置に関する。
マシニングセンタ等の工作機械を用いて切削加工により歯車を加工する場合、内歯および外歯を加工する有効な手法として、例えば、特許文献1に記載の加工方法がある。この加工方法は、回転軸線回りに回転可能な加工用工具、例えば複数の工具刃を有するホブと、加工用工具の回転軸線に対して所定の角度で傾斜した回転軸線回りに回転可能な工作物とを高速で同期回転させ、加工用工具を工作物の回転軸線方向に送って切削することにより歯を創成する加工方法である。
特開2012−45687号公報
上述の加工方法では、加工用工具および工作物を高速で同期回転させて切削加工を行うため、加工用工具の形状誤差や加工用工具および工作物の回転時の振れ等により、歯車の歯形形状の精度が悪化するという問題がある。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、加工用工具および工作物を高速で同期回転させて切削加工により高精度な歯車を加工することができる歯車加工装置を提供することを目的とする。
(請求項1)本発明の歯車加工装置は、工作物の回転軸線に対し傾斜した回転軸線を有する加工用工具を用い、前記加工用工具を前記工作物と同期回転させながら前記工作物の回転軸線方向に送り操作して歯車を加工する歯車加工装置であって、前記加工用工具の回転時の回転軸線と直角な方向の変位量を検出する工具用変位センサと、前記工作物の回転時の回転軸線と直角な方向の変位量を検出する工作物用変位センサと、前記工具用変位センサからの検出信号に基づいて前記加工用工具の回転時の振れ量を求める工具振れ量演算手段と、前記工作物用変位センサからの検出信号に基づいて前記工作物の回転時の振れ量を求める工作物振れ量演算手段と、前記加工用工具の回転位相角を求める工具位相角演算手段と、前記工作物の回転位相角を求める工作物位相角演算手段と、前記加工用工具の回転位相角と回転時の振れ量との関係を求める工具振れ演算手段と、前記工作物の回転位相角と回転時の振れ量との関係を求める工作物振れ演算手段と、前記加工用工具の回転位相角と振れ量との関係および前記工作物の回転位相角と振れ量との関係に基づいて、前記工作物の加工面に転写される振れ量を求め、転写振れ量が所定の閾値以下であるか否かを判断する転写振れ量演算手段と、前記転写振れ量が前記閾値以下であるとき、前記工作物の加工を行う加工制御手段と、を備える。
(請求項2)また、前記歯車加工装置は、前記転写振れ量が前記閾値より大きいとき、前記工作物の位相割出しを行って前記転写振れ量を低減させる補正を行う工作物位相割出手段、を備えるとよい。
(請求項3)また、前記歯車加工装置は、前記補正した転写振れ量が前記閾値より大きいとき、前記工作物の前記加工用工具による加工を中止する加工中止手段、を備えるとよい。
(請求項4)また、前記歯車加工装置は、前記加工用工具を加振する工具用加振装置と、前記工作物を加振する工作物用加振装置と、前記加工用工具および前記工作物の少なくとも一方に回転時の振れ量の変化が見られない場合、前記工具用加振装置および前記工作物用加振装置の少なくとも一方を駆動する加振手段と、を備えるとよい。
(請求項5)また、前記加工用工具の工具刃数は、加工対象の歯車の歯数の整数分の一又は整数倍であるとよい。
(請求項1)本発明によると、加工用工具の回転位相角に対する振れ量および工作物の回転位相角に対する振れ量を求めているので、これらの振れ量から工作物の加工面に転写される振れ量を求めることができる。よって、転写振れ量が所定の閾値以下のときはそのまま加工用工具および工作物を高速で同期回転させて切削加工を開始することができるので、高精度な歯車の加工効率を向上させることができる。
(請求項2)転写振れ量が所定の閾値より大きいときは、転写振れ量を補正するようにしているので、高精度な歯車の加工効率をさらに向上させることができる。
(請求項3)補正した転写振れ量が所定の閾値より大きいときは、加工中止するようにしているので、歯車の加工不良率を低減することができる。
(請求項4)加工用工具および工作物の少なくとも一方に回転時の振れ量の変化が見られない場合、工作物の回転時の振れ量の変化を回転位相角方向にずらしても、工作物の加工面に転写される振れ量を補正することができない。しかし、加振手段が、工具用加振装置および工作物用加振装置の少なくとも一方を駆動し、加工用工具および工作物の少なくとも一方を加振することにより、回転時の振れ量の変化を生じさせることができるので、この状態で工作物の回転時の振れ量の変化を回転位相角方向にずらすことにより、工作物の加工面に転写される振れ量を補正することができる。
(請求項5)加工用工具の工具刃数が、加工対象の歯車の歯数の整数倍であれば、加工される歯車の一つの歯は、同一の複数の工具刃により切削されることになる。よって、特定の複数の工具刃の形状誤差を一つの歯に転写することになるので、当該歯の歯すじ誤差を良好にすることができる。また、加工用工具の工具刃数が、加工対象の歯車の歯数の整数分の一であれば、加工される歯車の一つの歯は、同一の一つの工具刃により切削されることになる。よって、同一の一つの工具刃の形状誤差のみを一つの歯に転写することになるので、当該歯の歯すじ誤差をさらに良好にすることができる。
本発明の実施の形態に係る歯車加工装置の全体構成を示す斜視図である。 図1の歯車加工装置の概略構成および制御装置を示す図である。 図2の制御装置の動作を説明するためのフローチャートである。 歯車の歯形形状の誤差である歯すじ誤差を説明するための図である。 従来の加工による歯車の各歯に対する歯すじ誤差を示すグラフである。 本実施形態の加工による歯車の各歯に対する歯すじ誤差を示すグラフである。 歯車の歯形形状の誤差である歯みぞ振れ誤差を説明するための図である。 工具ホルダを示す軸方向に平行な断面図である。 図7Aの工具ホルダのA−A線断面図である。 図7の工具ホルダの調心前の加工による歯車の各歯に対する歯みぞ振れ誤差を示すグラフである。 図7の工具ホルダの調心後の加工による歯車の各歯に対する歯みぞ振れ誤差を示すグラフである。 加工用工具および工作物の回転位相角に対する回転時の振れ量の変化、並びに各振れ量を合成したときの変化を示すグラフである。 図9の工作物の振れ量を回転位相割出したときの変化を示すグラフである。 別形態の歯車加工装置の概略構成および制御装置を示す図である。
(1.歯車加工装置の機械構成)
歯車加工装置1の一例として、5軸マシニングセンタを例に挙げ、図1および図2を参照して説明する。つまり、当該歯車加工装置1は駆動軸として、相互に直交する3つの直進軸(X,Y,Z軸)および2つの回転軸(A軸、C軸)を有する装置である。
図1および図2に示すように、歯車加工装置1は、ベッド10と、コラム20と、サドル30と、回転主軸40と、テーブル50と、チルトテーブル60と、ターンテーブル70と、工具用変位センサ80Tと、工作物用変位センサ80Wと、制御装置100等とから構成される。なお、図示省略するが、ベッド10と並んで既知の自動工具交換装置が設けられている。
ベッド10は、ほぼ矩形状からなり、床上に配置される。ただし、ベッド10の形状は矩形状に限定されるものではない。このベッド10の上面には、コラム20が摺動可能な一対のX軸ガイドレール11a,11bが、X軸方向(水平方向)に延びるように、且つ、相互に平行に形成されている。さらに、ベッド10には、一対のX軸ガイドレール11a,11bの間に、コラム20をX軸方向に駆動するための、図略のX軸ボールねじが配置され、このX軸ボールねじを回転駆動するX軸モータ11cが配置されている。
コラム20の底面には、一対のX軸ガイド溝21a,21bがX軸方向に延びるように、且つ、相互に平行に形成されている。コラム20は、ベッド10に対してX軸方向に移動可能なように、一対のX軸ガイド溝21a,21bが一対のX軸ガイドレール11a,11b上にボールガイド22a,22bを介して嵌め込まれ、コラム20の底面がベッド10の上面に密接されている。
さらに、コラム20のX軸に平行な側面(摺動面)20aには、サドル30が摺動可能な一対のY軸ガイドレール23a,23bがY軸方向(鉛直方向)に延びるように、且つ、相互に平行に形成されている。さらに、コラム20には、一対のY軸ガイドレール23a,23bの間に、サドル30をY軸方向に駆動するための、図略のY軸ボールねじが配置され、このY軸ボールねじを回転駆動するY軸モータ23cが配置されている。
コラム20の摺動面20aに対向するサドル30の側面30aには、一対のY軸ガイド溝31a,31bがY軸方向に延びるように、且つ、相互に平行に形成されている。サドル30は、コラム20に対してY軸方向に移動可能なように、一対のY軸ガイド溝31a,31bが一対のY軸ガイドレール23a,23bに嵌め込まれ、サドル30の側面30aがコラム20の摺動面20aに密接されている。
回転主軸40は、サドル30内に収容された主軸モータ41により回転可能に設けられ、加工用工具42を支持している。加工用工具42は、工具ホルダ43に保持されて回転主軸40の先端に固定され、回転主軸40の回転に伴って回転する。また、加工用工具42は、コラム20およびサドル30の移動に伴ってベッド10に対してX軸方向およびY軸方向に移動する。なお、加工用工具42としては、本実施形態では複数の工具刃を有するホブであるが、その他として例えば、エンドミル、ドリル、タップ等がある。
さらに、ベッド10の上面には、テーブル50が摺動可能な一対のZ軸ガイドレール12a,12bがX軸方向と直交するZ軸方向(水平方向)に延びるように、且つ、相互に平行に形成されている。さらに、ベッド10には、一対のZ軸ガイドレール12a,12bの間に、テーブル50をZ軸方向に駆動するための、図略のZ軸ボールねじが配置され、このZ軸ボールねじを回転駆動するZ軸モータ12cが配置されている。
テーブル50は、ベッド10に対してZ軸方向に移動可能なように、一対のZ軸ガイドレール12a,12b上に設けられている。テーブル50の上面には、チルトテーブル60を支持するチルトテーブル支持部63が設けられている。そして、チルトテーブル支持部63には、チルトテーブル60が水平方向のA軸回りで回転(揺動)可能に設けられている。チルトテーブル60は、テーブル50内に収容されたA軸モータ61により回転(揺動)される。
チルトテーブル60には、ターンテーブル70がA軸に直角なC軸回りで回転可能に設けられている。ターンテーブル70には、工作物Wがチャッキングされる。ターンテーブル70は、工作物WとともにC軸モータ62により回転される。
工具用変位センサ80Tは、加工用工具42の回転時の回転軸線と直角な方向の変位量を検出するセンサであり、サドル30の前面に回転主軸40の主軸方向に突設されたアーム81Tの先端に設けられている。工具用変位センサ80Tとしては、例えば光や磁気を用いたセンサがあり、検出信号を制御装置100に出力するようになっている。
工作物用変位センサ80Wは、工作物Wの回転時の回転軸線と直角な方向の変位量を検出するセンサであり、チルトテーブル60の上面にC軸方向に突設されたアーム82Tの先端に設けられている。工作物用変位センサ80Wとしては、例えば光や磁気を用いたセンサがあり、検出信号を制御装置100に出力するようになっている。
制御装置100は、主軸モータ41を制御して、工具42を回転させ、X軸モータ11c、Z軸モータ12c、Y軸モータ23c、A軸モータ61およびC軸モータ62を制御して、工作物Wと加工用工具42とをX軸方向、Z軸方向、Y軸方向、A軸回りおよびC軸回りに相対移動することにより、工作物Wの切削加工を行う。
(2.制御装置の構成)
図2に示すように、制御装置100は、X軸駆動制御部101と、Y軸駆動制御部102と、Z軸駆動制御部103と、A軸駆動制御部104と、C軸駆動制御部105と、主軸駆動制御部106と、工具振れ量演算部107と、工作物振れ量演算部108と、工具位相角演算部109と、工作物位相角演算部110と、工具振れ演算部111と、工作物振れ演算部112と、転写振れ量演算部113と、工作物位相割出部114と、加工中止部115と、加工制御部116と、記憶部117とを備えて構成される。ここで、各部101〜117は、それぞれ個別のハードウエアによる構成することもできるし、ソフトウエアによりそれぞれ実現する構成とすることもできる。
X軸駆動制御部101は、X軸モータ11cと接続され、コラム20をサドル30と共にX軸方向に駆動制御する。
Y軸駆動制御部102は、Y軸モータ23cと接続され、サドル30を回転主軸40と共にY軸方向に駆動制御する。
Z軸駆動制御部103は、Z軸モータ12cと接続され、テーブル50をZ軸方向に駆動制御する。
A軸駆動制御部104は、A軸モータ61と接続され、チルトテーブル60をA軸回りで回転(揺動)させる。
C軸駆動制御部105は、C軸モータ62と接続され、ターンテーブル70をC軸回りで回転させる。
主軸駆動制御部106は、主軸モータ41と接続され、回転主軸40を回転させる。
工具振れ量演算部107は、工具用変位センサ80Wからの検出信号に基づいて、加工用工具42の回転時の回転軸線に直角な方向の振れ量を求める。
工作物振れ量演算部108は、工作物用変位センサ80Tからの検出信号に基づいて、工作物Wの回転時の回転軸線に直角な方向の振れ量を求める。
工具位相角演算部109は、主軸モータ41のエンコーダからの検出信号に基づいて、加工用工具42の回転位相角を求める。
工作物位相角演算部110は、C軸モータ62のエンコーダからの検出信号に基づいて、工作物Wの回転位相角を求める。
工具振れ演算部111は、工具位相角演算部109からの加工用工具42の回転位相角と工具振れ量演算部107からの加工用工具42の回転時の振れ量との関係を求めて記憶部117に記憶する。
工作物振れ演算部112は、工作物位相角演算部110からの工作物Wの回転位相角と工作物振れ量演算部108からの工作物Wの回転時の振れ量との関係を求めて記憶部117に記憶する。
転写振れ量演算部113は、記憶部117から読み出した加工用工具42の回転位相角と振れ量との関係および工作物Wの回転位相角と振れ量との関係に基づいて、工作物Wの加工面に転写される振れ量を求め、転写振れ量が所定の閾値以下であるか否かを判断する。
工作物位相割出部114は、転写振れ量演算部113で求めた転写振れ量が閾値より大きいとき、工作物の位相割出しを行って転写振れ量を低減させる補正を行う。
加工中止部115は、工作物位相割出部114で補正した転写振れ量が閾値より大きいとき、工作物Wの加工用工具42による加工を中止する。
加工制御部116は、工作物Wと加工用工具42とを高速で同期回転させ、加工用工具42を工作物Wの回転軸線方向に送って切削することにより歯を創成するために、X軸駆動制御部101、Y軸駆動制御部102、Z軸駆動制御部103、A軸駆動制御部104、C軸駆動制御部105および主軸制御部106を制御する。
(3.歯車の歯形形状の精度)
上述の歯車加工装置1では、加工用工具42(例えばホブ)と工作物Wとを高速で同期回転させ、加工用工具42を工作物Wの回転軸線方向に送って切削することにより歯を創成する。このように、加工用工具42と工作物Wとを同期回転させるため、創成される歯車の一つの歯をホブの異なる複数の工具刃で切削すると、各工具刃の異なる形状誤差が一つの歯に転写されてしまうことになる。この結果、歯形形状の精度、すなわち図4に示すように、歯車Gの歯gの周方向d1の側面sにおける軸線方向d2の表面粗さの平均値(歯すじ誤差)を悪化させる要因となる。
そこで、加工用工具42における同一の一つの工具刃もしくは同一の複数の工具刃の形状誤差のみを、創成される歯車の一つの歯に転写して歯すじ誤差を良好にするため、加工用工具42の工具刃数は、創成される歯車の歯数の整数分の一又は整数倍となるようにする。
例えば、加工用工具42の工具刃数を創成される歯車の歯数より一つ多くした場合、図5Aに示すように、歯車の各歯g1〜gn(nは歯数)に対する歯すじ誤差eは、複雑なジグザグ状となって悪化する。これに対し、加工用工具42の工具刃数と創成される歯車の歯数の比を一対一とした場合、図5Bに示すように、歯車の各歯g1〜gn(nは歯数)に対する歯すじ誤差eは、同一の一つの工具刃の形状誤差のみが一つの歯に転写されるので一定(ee)になって良好となる。
このように、加工用工具42の工具刃数を創成される歯車の歯数の整数分の一又は整数倍とすることにより、同一の一つの工具刃もしくは同一の複数の工具刃の形状誤差のみが、創成される歯車の一つの歯に転写されるので図5Bに示す状態に近くなり、歯すじ誤差を良好なものとすることができる。しかし、加工用工具42と工作物Wとの同期回転が高速であるため、加工用工具42および工作物Wに振れが生じる場合がある。また、加工用工具42および工具ホルダ43の取り付けや工具ホルダ43および回転主軸40の取り付けに誤差があると、加工用工具42に振れが生じることになる。この結果、歯形形状の精度、すなわち図6に示すように、歯車Gの歯gの周方向d1の側面sにおける任意の点の加工位置Paと設計位置Pbとの誤差(歯みぞ振れ誤差f)を悪化させる要因となる。
そこで、工具用変位センサ80Tおよび工作物用変位センサ80Wで加工用工具42および工作物Wに振れ量を検出し、検出した加工用工具42および工作物Wに振れ量に基づいて、工作物Wの加工面に転写される振れ量を低減して歯みぞ振れ誤差を良好なものとする。なお、工作物Wの加工面に転写される振れ量の低減は、制御装置100により制御可能であり、詳述は後述する。
また、この制御装置100による制御では工作物Wの加工面に転写される振れ量を低減することが困難である場合は、図7A,Bに示すように、加工用工具42の回転軸線Lの調心が可能な工具ホルダ43を使用するようにしてもよい。この工具ホルダ43には、加工用工具42の後部が挿入保持されるテーパ穴431の挿入口近傍であって、テーパ穴431の円周方向に120°間隔で、テーパ穴431の軸線(回転軸線L)と直角方向に貫通する三つのネジ穴432が設けられている。そして、三つのネジ穴432には、三つの調整ネジ433が螺合されている。これらの調整ネジ433を回転調整することにより、挿入保持されている加工用工具42の回転軸線Lを傾斜させて回転軸線L1とし、もしくは平行移動させて回転軸線L2とすることにより加工用工具42の振れ量を低減することができる。
例えば、加工用工具42の回転軸線Lの調心前には、図8Aに示すように、歯車の各歯g1〜gn(nは歯数)に対する歯みぞ振れ誤差fは、略サインカーブとなって悪化する。これに対し、加工用工具42の回転軸線Lの調心後には、図8Bに示すように、歯車の各歯g1〜gn(nは歯数)に対する歯みぞ振れ誤差fは、加工用工具42の振れ量が低減されるので一定(ff)になって良好となる。
(4.制御装置による工作物の加工面に転写される振れ量の低減制御動作)
次に、加工用工具42であるホブにより工作物Wに対し歯車加工を行う場合の制御装置100による工作物Wの加工面に転写される振れ量の低減制御動作について、図3のフローチャートを参照して説明する。
図3に示すように、自動工具交換装置で工具ホルダ43に保持された加工用工具42を回転主軸40に取り付けるとともに、作業者が工作物Wをターンテーブル70に取り付けたら(ステップS1)、主軸モータ41およびC軸モータ62を駆動して回転主軸40およびターンテーブル70を高速回転させる(ステップS2)。このとき、回転主軸40(加工用工具42)の回転位相角0°は、ターンテーブル70(工作物W)の回転位相角0°に位相合わせされる。
そして、主軸モータ41のエンコーダで回転主軸40(加工用工具42)の回転位相角の検出を開始するとともに、工具用変位センサ80Tで加工用工具42の回転時の回転軸線と直角な方向の変位量の検出を開始する。また、C軸モータ62のエンコーダでターンテーブル70(工作物W)の回転位相角の検出を開始するとともに、工作物用変位センサ80Wで工作物Wの回転時の回転軸線と直角な方向の変位量の検出を開始する。(ステップS3)。
具体的には、工具位相角演算部109は、主軸モータ41のエンコーダからの検出信号により加工用工具42の回転位相角を求め、工具振れ量演算部107は、工具位相角演算部109で求めた加工用工具42の回転位相角に合わせて工具用変位センサ80Tからの検出信号により加工用工具42の振れ量を求める。工作物位相角演算部110は、C軸モータ62のエンコーダからの検出信号により工作物Wの回転位相角を求め、工作物振れ量演算部108は、工作物位相角演算部110で求めた工作物Wの回転位相角に合わせて工作物用変位センサ80Wからの検出信号により工作物Wの振れ量を求める。
次に、図3に示すように、検出した加工用工具42の変位量と加工用工具42の回転位相角との関係を求めるとともに、検出した工作物Wの変位量と工作物Wの回転位相角との関係を求める(ステップS4)。
具体的には、工具振れ演算部111は、工具位相角演算部109および工具振れ量演算部107で求めた加工用工具42の回転位相角に対する回転時の振れ量の変化を求めて記憶部117に記憶し、工作物振れ演算部112は、工作物位相角演算部110および工作物振れ量演算部108で求めた工作物Wの回転位相角に対する回転時の振れ量の変化を求めて記憶部117に記憶する。
例えば、図9の実線で示すように、加工用工具42の回転時の振れ量dは、加工用工具42および工作物Wの回転位相角(以下、単に「回転位相角」)θが0°から360°の間では、±dtの間を1周期のサイン波で変化している。すなわち、回転位相角θが0°および360°のとき、加工用工具42の回転時の振れ量dは最大の+dtとなり、回転位相角θが180°のとき、加工用工具42の回転時の振れ量dは最小の−dtとなるように変化している。
また、図9の破線で示すように、工作物Wの回転時の振れ量dは、回転位相角θが0°から360°の間では、±dwの間を3周期のサイン波で変化している。すなわち、回転位相角θが0°、120°、240°および360°のとき、工作物Wの回転時の振れ量dは最大の+dwとなり、回転位相角θが60°、180°および300°のとき、工作物Wの回転時の振れ量dは最小の−dwとなるように変化している。
次に、図3に示すように、求めた加工用工具42の回転位相角に対する回転時の振れ量の変化および工作物Wの回転位相角に対する回転時の振れ量の変化に基づいて、工作物Wの加工面に転写される振れ量を求める(ステップS5)。
具体的には、転写振れ量演算部113は、記憶部117から読み出した加工用工具42の回転位相角に対する回転時の振れ量の変化および工作物Wの回転位相角に対する回転時の振れ量の変化を重ね合わせ、加工用工具42の回転位相角に対する加工用工具42および工作物Wの振れ量を合成し、合成振れ量の最大値と最小値との差を工作物Wの加工面に転写される振れ量として求めて記憶部117に記憶する。
上述の例であると、図9の一点鎖線で示すように、加工用工具42および工作物Wの合成振れ量dは、回転位相角θが0°から360°の間では、(dt+dw)〜(−dt−dw)の間を3周期の波で変化している。すなわち、加工用工具42の回転位相角θが0°および360°のとき、加工用工具42および工作物Wの合成振れ量dは最大の(dt+dw)となり、加工用工具42の回転位相角θが180°のとき、加工用工具42および工作物Wの合成振れ量dは最小の(−dt−dw)となるように変化している。よって、合成振れ量dの最大値(dt+dw)と最小値(−dt−dw)との差(2dt+2dw)を工作物Wの加工面に転写される振れ量として求める。
次に、図3に示すように、求めた工作物Wの加工面に転写される振れ量が、予め設定されている閾値より大きいか否かを判断する(ステップS6)。工作物Wの加工面に転写される振れ量が、予め設定されている閾値以下のときは(ステップS6:No)、加工用工具42で工作物Wに対し歯車加工を行い(ステップS7)、全ての処理を終了する。
具体的には、転写振れ量演算部113は、記憶部117に記憶されている工作物Wの加工面に転写される振れ量およびその閾値を読み出し、読み出した工作物Wの加工面に転写される振れ量と閾値との大きさを比較する。そして、工作物Wの加工面に転写される振れ量が閾値以下のときは、加工制御部116は、工作物Wと加工用工具42とを高速で同期回転させ、加工用工具42を工作物Wの回転軸線方向に送って切削することにより歯を創成する。
一方、図3に示すように、工作物Wの加工面に転写される振れ量が、予め設定されている閾値より大きいときは(ステップS6:Yes)、加工用工具42又は工作物Wの回転位相割出しを行って工作物Wの加工面に転写される振れ量を低減させる補正を行う(ステップS8)。
具体的には、工作物位相割出部114は、加工用工具42又は工作物Wの回転時の振れ量の変化を回転位相角方向にずらしつつ、回転位相角に対する加工用工具42および工作物Wの振れ量を合成し、合成振れ量の最大値と最小値との差、すなわち工作物Wの加工面に転写される振れ量が最小となる工作物Wの回転位相角を割り出して工作物Wの加工面に転写される振れ量を低減させる補正を行う。
上述の例であると、図9に示すように、工作物Wの加工面に転写される振れ量(2dt+2dw)は、閾値drより大きいので、図9の破線で示す工作物Wの回転時の振れ量の変化d(θ)を回転位相角θ方向にずらしていく。この場合は、図10の破線で示すように、工作物Wの回転時の振れ量の変化を回転位相角方向に60°ずらすことにより、工作物Wの加工面に転写される振れ量が最小の振れ量2dm(<(2dt+2dw))となり、工作物Wの回転位相割出しによる振れ量の低減補正が完了する。
次に、図3に示すように、補正した工作物Wの加工面に転写される振れ量が、閾値より大きいか否かを判断する(ステップS9)。補正した工作物Wの加工面に転写される振れ量が閾値以下のときは(ステップS9:No)、加工用工具42で工作物Wに対し歯車加工を行い(ステップS7)、全ての処理を終了する。
上述の例であると、図10の破線で示すように、工作物Wの加工面に転写される振れ量は閾値dr以下となる。
一方、図3に示すように、工作物Wの加工面に転写される振れ量が、予め設定されている閾値より大きいときは(ステップS9:Yes)、異常警告を発生して歯車加工を中止し(ステップS10)、全ての処理を終了する。
具体的には、加工中止部115は、工作物Wの加工面に転写される振れ量が閾値より大きいと判断したとき、異常が発生した旨の警告を表示装置に表示し、警告音を図略のスピーカから発して歯車加工を中止する。
(5.低減制御による効果)
加工用工具42の回転位相角に対する振れ量および工作物Wの回転位相角に対する振れ量を求めているので、これらの振れ量から工作物Wの加工面に転写される振れ量を求めることができる。よって、転写振れ量が所定の閾値以下のときはそのまま加工用工具および工作物を高速で同期回転させて切削加工を開始することができるので、高精度な歯車の加工効率を向上させることができる。また、転写振れ量が所定の閾値より大きいときは、転写振れ量を補正するようにしているので、高精度な歯車の加工効率をさらに向上させることができる。また、補正した転写振れ量が所定の閾値より大きいときは、加工中止するようにしているので、歯車の加工不良率を低減することができる。
(6.別形態)
上述の実施形態では、工具用変位センサ80Tおよび工作物用変位センサ80Wで加工用工具42および工作物Wに振れ量を検出し、検出した加工用工具42および工作物Wに振れ量に基づいて、工作物Wの加工面に転写される振れ量を補正し、または工具ホルダ43の調整ネジ433を回転調整して工作物Wの加工面に転写される振れ量を補正するようにしたが、加工用工具42および工作物Wの少なくとも一方に回転時の振れ量の変化が見られない場合は対応することができない。このような場合、以下の装置を備えることにより、工作物Wの加工面に転写される振れ量を補正することが可能となる。
すなわち、図11に示すように、歯車加工装置2には、図1に示す歯車加工装置1の構成に、回転主軸40に内蔵され加工用工具42を加振する工具用加振装置90Tと、ターンテーブル70に内蔵され工作物Wを加振する工作物用加振装置90Wとを増設する。そして、制御装置200には、図2に示す制御装置100の構成に、工具用加振装置90Tおよび工作物用加振装置90Wをそれぞれ駆動する加振部118を増設する。
上述したように加工用工具42および工作物Wの少なくとも一方に回転時の振れ量の変化が見られない場合、工作物Wの回転時の振れ量の変化を回転位相角方向にずらしても、工作物Wの加工面に転写される振れ量を補正することができない。しかし、加振部118が、工具用加振装置90Tおよび工作物用加振装置90Wの少なくとも一方を駆動し、加工用工具42および工作物Wの少なくとも一方を加振することにより、回転時の振れ量の変化を生じさせることができるので、この状態で工作物Wの回転時の振れ量の変化を回転位相角方向にずらすことにより、工作物Wの加工面に転写される振れ量を補正することができる。
なお、上述した実施形態では、5軸マシニングセンタである歯車加工装置1は、工作物WをA軸旋回可能とするものとした。これに対して、5軸マシニングセンタは、縦形マシニングセンタとして、工具42をA軸旋回可能とする構成としてもよい。また、本発明をマシニングセンタに適用する場合を説明したが、歯車加工の専用機に対しても同様に適用可能である。また、外歯歯車の加工について説明したが、内歯歯車の加工に対しても同様に適用可能である。
1:歯車加工装置、 80T:工具用変位センサ、 80W:工作物用変位センサ、 90T:工具用加振装置、 90W:工作物用加振装置
100:制御装置、 107:工具振れ量演算部、 108:工作物振れ量演算部、 109:工具位相角演算部、 110:工作物位相角演算部、 111:工具振れ演算部、 112:工作物振れ演算部、 113:転写振れ量演算部、 114:工作物位相割出部、 115:加工中止部、 116:加工制御部、 117:記憶部、 118:加振部、 W:工作物

Claims (5)

  1. 工作物の回転軸線に対し傾斜した回転軸線を有する加工用工具を用い、前記加工用工具を前記工作物と同期回転させながら前記工作物の回転軸線方向に送り操作して歯車を加工する歯車加工装置であって、
    前記加工用工具の回転時の回転軸線と直角な方向の変位量を検出する工具用変位センサと、
    前記工作物の回転時の回転軸線と直角な方向の変位量を検出する工作物用変位センサと、
    前記工具用変位センサからの検出信号に基づいて前記加工用工具の回転時の振れ量を求める工具振れ量演算手段と、
    前記工作物用変位センサからの検出信号に基づいて前記工作物の回転時の振れ量を求める工作物振れ量演算手段と、
    前記加工用工具の回転位相角を求める工具位相角演算手段と、
    前記工作物の回転位相角を求める工作物位相角演算手段と、
    前記加工用工具の回転位相角と回転時の振れ量との関係を求める工具振れ演算手段と、
    前記工作物の回転位相角と回転時の振れ量との関係を求める工作物振れ演算手段と、
    前記加工用工具の回転位相角と振れ量との関係および前記工作物の回転位相角と振れ量との関係に基づいて、前記工作物の加工面に転写される振れ量を求め、転写振れ量が所定の閾値以下であるか否かを判断する転写振れ量演算手段と、
    前記転写振れ量が前記閾値以下であるとき、前記工作物の加工を行う加工制御手段と、を備える歯車加工装置。
  2. 前記歯車加工装置は、
    前記転写振れ量が前記閾値より大きいとき、前記工作物の位相割出しを行って前記転写振れ量を低減させる補正を行う工作物位相割出手段、を備える請求項1の歯車加工装置。
  3. 前記歯車加工装置は、
    前記補正した転写振れ量が前記閾値より大きいとき、前記工作物の前記加工用工具による加工を中止する加工中止手段、を備える請求項2の歯車加工装置。
  4. 前記歯車加工装置は、
    前記加工用工具を加振する工具用加振装置と、
    前記工作物を加振する工作物用加振装置と、
    前記加工用工具および前記工作物の少なくとも一方に回転時の振れ量の変化が見られない場合、前記工具用加振装置および前記工作物用加振装置の少なくとも一方を駆動する加振手段と、を備える請求項2又は3の歯車加工装置。
  5. 前記加工用工具の工具刃数は、加工対象の歯車の歯数の整数分の一又は整数倍である、請求項1〜4の何れか一項の歯車加工装置。
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