JP2014178215A - 検査装置 - Google Patents

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JP2014178215A
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Yuta Tagawa
裕太 田川
Katsuya Suzuki
克弥 鈴木
Kazuo Takahashi
和夫 高橋
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Abstract

【課題】
欠陥には、異物に例示される突起欠陥と傷に例示される凹み欠陥とが含まれる。特許文献1ではいわゆる検光検出を行うが、突起欠陥を高感度に検出するよう検光角を調整した場合、必ずしも凹み欠陥も高感度に検出できるわけではないことを本発明は見出した。従来技術ではこの点に関する配慮が十分ではない。
【解決手段】
試料に対して斜方からP偏光を供給する照明光学系と、前記試料からの光を検出する検出光学系と、を有し、前記検出光学系は突起欠陥を高感度に検出する光学系と、凹み欠陥を検出する光学系を有することを特徴とする。
【選択図】 図3

Description

本発明は、試料上の欠陥(例えば、傷、異物)を検出する検査装置に関する。
半導体製造プロセスでは、ウェハ上の傷や異物等の欠陥は、製品の歩留まりに影響を与える。よって、欠陥を検出し、欠陥を半導体製造プロセスへフィードバックすることは重要である。この欠陥の検査に使用しされるのが、いわゆる検査装置である。検査装置の従来技術としては、以下の文献が挙げられる。
特開2011−209088号公報
欠陥には、異物に例示される突起欠陥と傷に例示される凹み欠陥とが含まれる。特許文献1ではいわゆる検光検出を行うが、突起欠陥を高感度に検出するよう検光角を調整した場合、必ずしも凹み欠陥も高感度に検出できるわけではないことを本発明は見出した。従来技術ではこの点に関する配慮が十分ではない。
本発明は、試料に対して斜方からP偏光を供給する照明光学系と、前記試料からの光を検出する検出光学系と、処理部と、を有し、前記検出光学系は前記試料からの光を集光する集光レンズと、前記集光レンズを通過した光を通過させるための回転可能な波長板と、前記波長板を通過した光を分岐するための偏光ビームスプリッタと、前記偏光ビームスプリッタを透過した光を検出する第1の検出器と、前記偏光ビームスプリッタを反射した光を検出する第2の検出器と、を有し、前記処理部は、前記第1の検出器からの第1の信号に対して欠陥判定を行い、第1の欠陥を検出した場合は、前記第1の欠陥を突起欠陥と判断し、前記第2の検出器からの第2の信号に対して欠陥判定を行い、第2の欠陥を検出した場合は、前記第2の欠陥を凹み欠陥であると判断することを1つの特徴とする。
本発明によれば異物に例示される突起欠陥を高感度に検出できるだけでなく、傷に例示される凹み欠陥も検出できる。
実施例1を説明する図。 検出光学系108の詳細を説明する図。 実施例1を説明するフローチャート。 S/Nのヒストグラムを説明する図。 実施例1での表示方法を説明する図。 実施例2を説明する図。
以下、図面を用いて説明する。
図1は本実施例の検査装置を説明する図である。照明光100は矢印110の方向に出し入れ可能なミラー104に入射し、実質的な垂直照明と斜方照明が切り替えられる構成となっている。斜方照明を照明する場合は、ミラー104は光路から退避し、照明光100はミラー105、106によって反射され、ウェハ103に供給される。実質的な垂直照明をウェハ103に供給する場合、ミラー104は光路に配置され、照明光は実質的な垂直照明光となってウェハ103上に供給される。
ウェハ103は、回転可能なチャック102に吸着されており、チャック102はステージ101によって1軸方向に移動する。
ウェハ103からの散乱光は検出光学系107、108によって光電変換され、光電変換された信号は処理部109内で閾値と比較され、閾値以上であれば欠陥と判断される。
検出光学系108はウェハ103に対して所定の仰角θをもって配置される。仰角θは任意の角度を取りえるが、微小な異物からの散乱光は比較的低仰角で散乱するので、仰角θは鋭角である方が望ましい場合もある。検出光学系107は検出光学系108よりも高い仰角を持って配置される。
図2は、検出光学系108(107についても同様)の詳細を説明する図である。検出光学系108は、ウェハ103からの散乱光を集光する対物レンズ201、波長板202、偏光ビームスプリッタ203、偏光ビームスプリッタ203の透過側に配置されたレンズ204、ホトマルチプライヤー等の検出器205を有し、いわゆる検光光学系を構成する。なお、偏光ビームスプリッタ203の反射側にはレンズ206、検出器207が配置されている。偏光ビームスプリッタ203の透過側は異物を高感度に検出するチャンネルを構成し、偏光ビームスプリッタ203の反射側は傷を高感度に検出するチャンネルを構成する。
次に、図3を用いて本実施例のフローチャートについて説明する。まず、鏡面ウェハの上に所定の標準粒子(例えば、ポリスチレンラテックス球)を塗布した標準ウェハをチャック102に搭載する(ステップ301)。
次に、P偏光の斜方照明をウェハ103へ照明する(ステップ302)。なお、偏光はウェハ103上の膜種に依存する場合もある。
次に標準ウェハに対して検査が行われる(ステップ303)。
次に、検出器205で得られた信号のS/Nのヒストグラムを作業者、又は処理部109はモニタする。ここで、信号のS/Nのヒストグラムについて図4を用いて説明する。図4(a)に示すように横軸を時間、縦軸を強度とした場合、ノイズはノイズ成分4200で表現され、標準粒子からの信号は実質的なパルス成分4100で表現することができる。このデータを、横軸が明るさ、縦軸を頻度で表現したものが図4(b)に示すS/Nのヒストグラムである。
S/Nが規定値以上であれば(SのヒストグラムとNのヒストグラムとの差ΔBが規定値以上となれば)、調整は終了である(ステップ305)。
なお、S/Nが規定値未満であれば、波長板202を回転する(ステップ306)。
調整が終了した後、標準ウェハをチャック102からアンロードし、検査対象である検査ウェハをチャック102にロードし(307)、斜方P偏光による検査が行われる(ステップ308)。
なお、本実施例は、突起欠陥を高感度に検出する第1の検出光学系には、凹み欠陥からの散乱光は実質的には検出されず、凹み欠陥からの散乱光は第1の検出光学系以外の第2の検出光学系に入射するであろうとの思想に基づくものであると表現することもできる。
処理部109は、検査ウェハを検査する際には、検出器205からの信号に対して欠陥判定を行い、欠陥と判定された信号に対しては異物に例示される突起欠陥であるコードを付与する。さらに、処理部109は、検出器207からの信号に対して欠陥判定を行い、欠陥と判定された信号に対しては傷に例示される凹み欠陥であるコードを付与する。
これによって、異物に例示される突起欠陥は検出器205によって高感度に検出されるし、異物以外の傷に例示される凹み欠陥も検出器207によって検出されることになる。
次に、図4を用いて検査結果の表示方法について説明する。図5は、検出光学系108で得られた検査結果を説明する図である。検査結果の表示方法にはいくつかの方法が考えられる。1つ目は、図5(1)に示すように、異物404と傷405とを実質的に同一の座標系でかつ実質的に同一のウェハマップ401上に表示する方法である。
もう1つは、図5(2)に示すように、傷を表示するウェハマップ402と異物を表示するウェハマップ403とを分けて表示する方法である。図5(2)ではウェハマップ402とウェハマップ403とで座標系は実質的に同じであるが、マップは異なっている。
なお、表示の方法としては、傷と異物とで色を変える、記号を変えて表示し、より作業者が認識しやすいよう表示しても良い。
本実施例によれば、異物に例示される突起欠陥だけでなく、傷に例示される凹み欠陥も高感度に検出できる。
次に実施例2について説明する。以降は、実施例1と異なる部分について主に説明する。本実施例は、実施例1で突起欠陥と凹み欠陥とが個別に検出できる点を利用し、突起欠陥の経時変化、及び凹み欠陥の経時変化の少なくとも1つを得て、試料に施される処理プロセスの異常を判断するものである。
図6は、本実施例を説明する図である。ウェハマップ501は時刻t1での傷についてのウェハマップを表し、ウェハマップ502は時刻t1での異物についてのウェハマップを表している。
ウェハマップ503は時刻t2での傷についてのウェハマップを表し、ウェハマップ504は時刻t2での異物についてのウェハマップを表している。
ウェハマップ505は時刻t3での傷についてのウェハマップを表し、ウェハマップ506は時刻t3での異物についてのウェハマップを表している。
時刻t2では、傷のみが増加していることが理解でき、時刻t3では異物のみが増加していることが理解でき、試料に施される処理プロセスの異常をより迅速かつ詳細に判断することが可能になる。
なお、異物の位置、及び個数の少なくとも1つの経時変化、傷の位置、及び個数の少なくとも1つの経時変化を処理部が観察するようにすれば、実質的に自動的に処理プロセスの異常をモニタすることもできる。
以上、本発明の実施例を説明したが、本発明は実施例に限定されない。例えば、検出光学系107に図2に示す構造を適用しても良い。
100・・・照明光
101・・・ステージ
102・・・チャック
103・・・ウェハ
104・・・ミラー
105・・・ミラー
106・・・ミラー
107・・・検出光学系
108・・・検出光学系
109・・・処理部

Claims (6)

  1. 試料に対して斜方からP偏光を供給する照明光学系と、
    前記試料からの光を検出する検出光学系と、
    処理部と、を有し、
    前記検出光学系は前記試料からの光を集光する集光レンズと、前記集光レンズを通過した光を通過させるための回転可能な波長板と、前記波長板を通過した光を分岐するための偏光ビームスプリッタと、前記偏光ビームスプリッタを透過した光を検出する第1の検出器と、前記偏光ビームスプリッタを反射した光を検出する第2の検出器と、を有し、
    前記処理部は、前記第1の検出器からの第1の信号に対して欠陥判定を行い、第1の欠陥を検出した場合は、前記第1の欠陥を突起欠陥と判断し、前記第2の検出器からの第2の信号に対して欠陥判定を行い、第2の欠陥を検出した場合は、前記第2の欠陥を凹み欠陥であると判断する検査装置。
  2. 請求項1に記載の検査装置において、
    前記検出光学系は前記試料に対して所定の仰角をもって配置され、前記仰角は鋭角である検査装置。
  3. 請求項2に記載の検査装置において、
    前記処理部は、前記突起欠陥と前記凹み欠陥とを実質的に同じ座標系へ統合する検査装置。
  4. 請求項3に記載の検査装置において、
    前記処理部は、前記突起欠陥の経時変化、及び前記凹み欠陥の経時変化のうち少なくとも1つを得る検査装置。
  5. 請求項1に記載の検査装置において、
    前記処理部は、前記突起欠陥と前記凹み欠陥とを実質的に同じ座標系へ統合する検査装置。
  6. 請求項1に記載の検査装置において、
    前記処理部は、前記突起欠陥の経時変化、及び前記凹み欠陥の経時変化のうち少なくとも1つを得る検査装置。
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