JP2014173658A - オイルガイドプレート - Google Patents

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Abstract

【課題】変速機の製造コストを削減することができ、取り付け時の作業性を向上させることができるとともに、変速機の小型化を図ることができるオイルガイドプレートを提供する。
【解決手段】軸受4を介して変速機ケース3に回転自在に支持され、軸内油路が内部に形成された回転軸5を有する変速機2において、軸受4に取り付けられ、変速機ケース3内に供給された潤滑油を軸内油路に案内するためのオイルガイドプレート1は、軸受4の外輪4aの側面に当接する基部1aと、基部1aから軸内油路側に向かって延び、供給された潤滑油を軸内油路に案内するための中空の案内部1dと、基部1aから軸受4側に突出し、軸受4の外輪4aの内周面に嵌合することにより、外輪4aに抜け止め状態で係止された3つの取付爪1bと、を備える。
【選択図】図3

Description

本発明は、軸受によって回転自在に支持された回転軸を有する変速機に設けられ、オイルを回転軸内の油路に案内するためのオイルガイドプレートに関する。
従来、オイルガイドプレートとして、特許文献1に記載されたものを本出願人は提案済みである。このオイルガイドプレートは、変速機の変速機ケース内に供給されたオイルを、回転軸内の油路(以下「軸内油路」という)に案内するものであり、円板状の基部と、この基部の中央部から回転軸側に突出する円筒部とを一体に有している。変速機ケースには、断面円形の凹部が形成されており、この凹部には、オイルガイドプレートの基部が嵌め込まれている。それにより、オイルガイドプレートは変速機ケースに取り付けられている。また、オイルガイドプレートの円筒部の先端は、軸内油路の途中まで延びている。
また、この変速機では、変速機ケースとオイルガイドプレートとの間の空間は、潤滑油を溜める油室になっており、変速機の動作中、この油室に流れ込んだ潤滑油は、オイルガイドプレートの円筒部を介して、軸内油路に案内される。
実公平5−5320号公報
上記特許文献1のオイルガイドプレートの場合、その基部が変速機ケースの凹部に嵌め込まれることによって、変速機ケースに取り付けられているので、変速機を製作する際、この凹部を高い加工精度で変速機ケースに形成する必要があり、その分、製造コストの上昇を招いてしまう。また、変速機を組み立てる際、オイルガイドプレートを変速機ケース内の凹部に嵌め込む必要があり、その作業性が低いという問題がある。同じ理由により、オイルガイドプレートを変速機ケース内に収容するための軸線方向のスペースが必要になることで、その分、変速機ケースすなわち変速機が大型化してしまう。
本発明は、上記課題を解決するためになされたもので、変速機の製造コストを削減することができ、取り付け時の作業性を向上させることができるとともに、変速機の小型化を図ることができるオイルガイドプレートを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に係る発明は、軸受4を介して変速機ケース3に回転自在に支持され、軸内油路(軸内穴5c)が内部に形成された回転軸5を有する変速機2において、軸受4に取り付けられ、変速機ケース3内に供給されたオイルを軸内油路に案内するためのオイルガイドプレート1であって、軸受4の外輪4aの側面に当接する基部1aと、基部1aから軸内油路側に向かって延び、供給されたオイルを軸内油路に案内するための中空の案内部1dと、基部1aから軸受4側に突出し、軸受4の外輪4aの内周面に嵌合することにより、外輪4aに抜け止め状態で係止された複数の嵌合部(取付爪1b)と、を備えることを特徴とする。
このオイルガイドプレートによれば、その基部が軸受の外輪の側面に当接した状態で、この基部から軸受側に突出した複数の嵌合部が、軸受の外輪の内周面に嵌合することにより、外輪に抜け止め状態で係止されている。すなわち、オイルガイドプレートが軸受に取り付けられているので、変速機を組み立てる際、オイルガイドプレートを予め軸受に取り付けた状態で、軸受を変速機ケースに取り付けるだけでよいので、特許文献1のように、オイルガイドプレートを変速機ケースに取り付ける場合と比べて、取り付け時の作業性を向上させることができる。
また、オイルガイドプレートを取り付けるための凹部を変速機ケースに高い加工精度で形成する必要がなくなることで、その分、製造コストを削減することができる。さらに、供給されたオイルを軸内油路に案内するための中空の案内部が、基部から軸内油路側に向かって延びているので、オイルガイドプレートを軸受に取り付けた際、基部のみが軸受の外側に位置するようになることで、そのサイズを従来よりも小さくすることができ、それにより、変速機の小型化を図ることができる。
さらに、一般に、軸受は変速機ケースと比べて高い加工精度で製作されるので、オイルガイドプレートをそのような軸受に取り付けることによって、特許文献1の場合のように、変速機ケースに取り付ける場合と比べて、取り付け時の位置決め精度を向上させることができる。また、オイルガイドプレートと回転軸との間のクリアランスを小さくすることができ、スペース効率を高めることができる。以上により、オイルガイドプレートの商品性を向上させることができる。
請求項2に係る発明は、請求項1に記載のオイルガイドプレート1において、基部1aは、金属板で構成され、複数の嵌合部(取付爪1b)の各々は基部1aと一体に形成され、各嵌合部(取付爪1b)は、基部1aの縁部から軸内油路側に折れ曲がっており、各嵌合部(取付爪1b)と基部1aの縁部との間には、供給されたオイルを軸受4内に案内する2つの案内溝1c,1cが形成されていることを特徴とする。
このオイルガイドプレートによれば、基部の縁部と各嵌合部との間には、供給されたオイルを軸受内に案内する2つの案内溝が形成されているので、これらの案内溝によって、軸受内を適切に潤滑することができる。また、基部は、金属板で構成され、各嵌合部は基部と一体に形成され、基部の縁部から軸内油路側に折れ曲がっているので、金属板にプレス加工及び曲げ加工などを施すことによって、嵌合部及び案内溝を同時に形成することができる。このように、オイルガイドプレートを軸受に取り付けるための嵌合部を形成する加工作業を実施したときに、それと同時に軸受内を潤滑するのに最適な位置に案内溝を形成することができるので、軸受潤滑用の孔を基部に別個に形成する場合と比べて、製作工数および製造コストを削減することができる。それにより、オイルガイドプレートの商品性をさらに向上させることができる。
本発明の一実施形態に係るオイルガイドプレート及びこれを適用した変速機の一部の構成を示す断面図である。 オイルガイドプレートの構成を示す断面図である。 オイルガイドプレートの構成を示す斜視図である。 オイルガイドプレートが軸受に取り付けられた状態を示す斜視図である。 オイルガイドプレートの取付爪周辺の構成を示す図である。 オイルガイドプレートの取付爪の製作方法を説明するための図である。 オイルガイドプレート及び変速機の潤滑動作を説明するための図である。
以下、図面を参照しながら、本発明の一実施形態に係るオイルガイドプレートについて説明する。図1に示すように、本実施形態のオイルガイドプレート1は、変速機2に適用されたものであり、この変速機2は、図示しない車両の駆動系に配置されている。
なお、以下の説明では、便宜上、図1の左側を「左」、右側を「右」という。また、同図においては、理解の容易化のために、オイルガイドプレート1及び軸受4などの構成要素の断面部分のハッチングが適宜、省略されており、この点は、後述する図2,7においても同様である。
同図に示すように、変速機2は、オイルガイドプレート1、変速機ケース3、軸受4、回転軸5及び変速ギヤ10などを備えている。この変速機ケース3には、取付穴3aが形成されており、この取付穴3aは、断面円形で左右方向に所定の深さを有している。軸受4は、この取付穴3aに嵌め込まれることによって、変速機ケース3に取り付けられている。
また、変速機ケース3の内周面とオイルガイドプレート1との間の空間は、潤滑油を溜めるための油室3bになっており、変速機ケース3の左上側の部位には、潤滑油を油室3b内に供給する給油路3cが設けられている。車両の走行中、図示しないオイルポンプが運転されることによって、潤滑油が給油路3cを介して油室3b内に供給される。
軸受4は、アンギュラ玉軸受タイプのものであり、外輪4a、内輪4b、多数の玉4c(2つのみ図示)及び保持器4dなどで構成されている。外輪4aは、円環状に形成され、その外周面で上記取付穴3aに嵌合することによって、変速機ケース3に取り付けられている。また、外輪4aと保持器4dとの間には、円環状の隙間が形成されている。
さらに、内輪4bは、外輪4aよりも小径の円環状に形成され、外輪4aとの間に玉4cを保持している。一方、回転軸5の外周面の左端部には、それ以外の部分よりも小径の嵌合部5aと、この嵌合部5aに連続して径方向の外側に延びる壁部5bとが形成されており、内輪4bは、その右側面が壁部5bに当接した状態で、内周面で嵌合部5aに嵌合している。また、多数の玉4cは、保持器4dによって周方向の互いの間隔が等間隔になるように保持されている。
一方、回転軸5は、左右方向に延びており、その左端部が軸受4に支持され、右端部が軸受4と同様の軸受(図示せず)によって支持されている。それにより、回転軸5は、変速機ケース3に回転自在に取り付けられている。
回転軸5の内部には、軸内穴5cが形成されており、この軸内穴5cは、断面円形で軸線方向に延び、回転軸5の左端に開口している。また、軸内穴5cの左端部の周壁は、雌ねじが形成された雌ねじ部5dになっており、この雌ねじ部5dには、軸受固定ボルト6がねじ込まれている。
軸受固定ボルト6は、フランジ状の頭部6aと、この頭部6aから軸線方向に延びるねじ部6bとを有している。このねじ部6bには、雌ねじ部5dの雌ねじに螺合する雄ねじが形成されている。この軸受固定ボルト6では、頭部6aの右側面が軸受4の内輪4bの左側面に当接した状態で、ねじ部6bが回転軸5の雌ねじ部5dにねじ込まれており、それにより、軸受4の内輪4bは、軸線方向に移動不能に回転軸5に固定されている。
また、軸受固定ボルト6は、軸線方向に貫通する内孔6cを有しており、この内孔6cは、軸内穴5cとともに、軸内油路を構成している。また、回転軸5には、給油孔5eが形成されており、この給油孔5eは、軸内穴5cに連通し、軸内穴5cから径方向の外側に向かって延びている。
さらに、変速機2は、複数の駆動ギヤ7(1つのみ図示)と、これらに常に噛み合う従動ギヤ8(1つのみ図示)を備えており、これらのギヤ7,8によって、複数の変速段が構成されている。また、従動ギヤ8は、カラー9及び軸受10を介して回転軸5に取り付けられており、それにより、回転軸5に対して相対回転自在に設けられている。
一方、回転軸5には、図示しないシンクロ機構が設けられており、従動ギヤ8は、このシンクロ機構によって回転軸5に連結されたときに、回転軸5と一体に回転する。また、カラー9の回転軸5の給油孔5eに対応する位置には、給油孔9aが形成されており、これらの給油孔5e,9aを介して、後述するように、潤滑油が軸受10内に供給される。
次に、オイルガイドプレート1について説明する。オイルガイドプレート1は、金属製の薄板状のものであり、図2及び図3に示すように、基部1a、3つの取付爪1b及び案内部1dを一体に有している。
基部1aは、円板状のものであり、中央寄りの部分が台形状に左方に突出する断面形状を有している。3つの取付爪1b(嵌合部)は、基部1aの周端部から右方に突出するとともに、基部1aの周方向に120°の間隔で配置されており、これらの取付爪1bの外周面を結んだ円の直径が、軸受4の外輪4aの内孔の直径よりも若干、大きくなっている。
オイルガイドプレート1は、このような3つの取付爪1bを外輪4aの内孔に圧入することによって、軸受4に抜け止め状態で取り付けられており(図1,4参照)、その状態では、基部1aが外輪4aの左側面に当接し、3つの取付爪1bが外輪4aの内周面に嵌合している(図1参照)。
また、図5に示すように、取付爪1bの周方向の両端と基部1aの縁部との間には、2つの案内溝1c,1cが形成されている。これらの案内溝1c,1cは、軸受4の外輪4aと保持器4dとの間の隙間に対応する位置に開口しており、これらの案内溝1c,1cを介して、油室3bと軸受4の内部空間は互いに連通している。それにより、後述するように、油室3b内の潤滑油は、案内溝1cを介して、軸受4内に供給される。
このオイルガイドプレート1の場合、上記の取付爪1b及び案内溝1cは、以下に述べるように製作される。すなわち、金属製の円板にプレス加工を施すことにより、図6に示すように、突起1b’及び2つの案内溝1c,1cを形成した後、この突起1b’のみを同図の奥行き方向に曲げ加工することによって、取付爪1bが製作される。
一方、案内部1dは、中空で漏斗状のものであり、基部1aの中央部から右方に突出し、軸受固定ボルト6の内孔6cの途中まで延びている。案内部1dの内孔は、軸線方向に延びる案内孔1eになっており、この案内孔1eを介して、油室3bと軸受固定ボルト6の内孔6cは互いに連通している。それにより、後述するように、油室3b内の潤滑油は、案内孔1eを介して、軸受固定ボルト6の内孔6cに供給される。
次に、図7を参照しながら、以上のように構成されたオイルガイドプレート1及び変速機2における潤滑動作について説明する。なお、同図においては、格子状で表した部分が潤滑油を示している。同図に示すように、車両の走行中、オイルポンプが運転されることによって、潤滑油が、給油路3cを介して、油室3d内に流れ込む。
そして、油室3d内の潤滑油は、オイルガイドプレート1の6つの案内溝1cを介して、軸受4内に流れ込み、これを潤滑する。これと同時に、油室3d内の潤滑油は、オイルガイドプレート1の案内孔1eを介して、軸受固定ボルト6の内孔6cに流れ込み、さらに、回転軸5の軸内穴5cに流れ込んだ後、回転軸5の給油孔5e及びカラー9の給油孔9aを介して、軸受10内に流れ込み、これを潤滑する。
以上のように、本実施形態のオイルガイドプレート1によれば、3つの取付爪1bを外輪4aの内孔に圧入することによって、軸受4に抜け止め状態で取り付けられている。そのため、変速機2を組み立てる際、オイルガイドプレート1を予め軸受4に取り付けた状態(図4参照)で、軸受4を変速機ケース3に取り付けるだけでよいので、特許文献1のように、オイルガイドプレートを変速機ケースに取り付ける場合と比べて、取り付け時の作業性を向上させることができる。また、変速機ケース3にオイルガイドプレートを取り付けるための凹部を高い加工精度で形成する必要がなくなることで、その分、変速機2の製造コストを削減することができる。
また、潤滑油を回転軸5の軸内穴5cに案内するための中空の案内部1dが、基部1aから軸内穴5c側に向かって延びているので、オイルガイドプレート1を軸受4に取り付けた状態では、基部1aのみが軸受4の外側に位置するようになる。それにより、オイルガイドプレート1のサイズを従来よりも小型化することができ、変速機2の小型化を図ることができる。
さらに、一般に、軸受4は変速機ケース3と比べて高い加工精度で製作されるので、オイルガイドプレート1をそのような軸受4に取り付けることによって、特許文献1の場合のように、変速機ケース3に取り付ける場合と比べて、取り付け時の位置決め精度を向上させることができる。以上により、オイルガイドプレート1の商品性を向上させることができる。
さらに、オイルガイドプレート1を軸受4に取り付けるための取付爪1bと、潤滑油を軸受4に案内するための案内溝1cが、前述したように、円板状の金属板にプレス加工及び曲げ加工を施すことによって、これらの要素1b,1cを同時に製作することができるので、軸受潤滑用の孔を基部1aに別個に形成する場合と比べて、製作工数および製造コストを削減することができる。それにより、オイルガイドプレート1の商品性をさらに向上させることができる。
なお、実施形態は、本発明のオイルガイドプレートを、車両の変速機に適用した例であるが、本発明のオイルガイドプレートはこれに限らず、船舶などの他の産業機器用の変速機にも適用可能である。
また、実施形態は、複数の嵌合部として、3つの取付爪1bを備えた例であるが、本発明の嵌合部の数はこれに限らず、2つや4つ以上でもよい。また、嵌合部は実施形態の取付爪1bに限らず、オイルガイドプレートの基部から軸受側に突出し、軸受の外輪の内周面に嵌合することにより、外輪に抜け止め状態で係止されるものであればよい。
さらに、実施形態は、オイルガイドプレートとして、金属製のものを用いた例であるが、本発明のオイルガイドプレートはこれに限らず、合成樹脂製やセラミック製のものでもよい。
1 オイルガイドプレート
1a 基部
1b 取付爪(嵌合部)
1c 案内溝
1d 案内部
2 変速機
3 変速機ケース
4 軸受
4a 外輪
5 回転軸
5c 軸内穴(軸内油路)

Claims (2)

  1. 軸受を介して変速機ケースに回転自在に支持され、軸内油路が内部に形成された回転軸を有する変速機において、前記軸受に取り付けられ、前記変速機ケース内に供給されたオイルを前記軸内油路に案内するためのオイルガイドプレートであって、
    前記軸受の外輪の側面に当接する基部と、
    当該基部から前記軸内油路側に向かって延び、前記供給されたオイルを前記軸内油路に案内するための中空の案内部と、
    当該基部から前記軸受側に突出し、当該軸受の前記外輪の内周面に嵌合することにより、当該外輪に抜け止め状態で係止された複数の嵌合部と、
    を備えることを特徴とするオイルガイドプレート。
  2. 前記基部は、金属板で構成され、
    前記複数の嵌合部の各々は前記基部と一体に形成され、当該各嵌合部は、前記基部の縁部から前記軸内油路側に折れ曲がっており、
    前記各嵌合部と前記基部の前記縁部との間には、前記供給されたオイルを前記軸受内に案内する2つの案内溝が形成されていることを特徴とする請求項1に記載のオイルガイドプレート。
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