JP2014170498A - 携帯情報端末 - Google Patents

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Abstract

【課題】 端末筐体を把持する持ち手の親指が届き難い位置でタッチ操作を行う場合の操作性を向上させた携帯情報端末を提供する。
【解決手段】 端末筐体10の操作面に設けられ、タッチ操作を検出するタッチパネル12と、端末筐体10を把持する持ち手3が左手又は右手のいずれであるのかを判別する持ち手判別部101と、タッチ操作の検出位置及び持ち手3の判別結果に基づいて、フリック判定閾値Thを決定するフリック判定閾値決定部103と、タッチ操作中における指の移動距離をフリック判定閾値Thと比較する比較部104と、比較部104の比較結果に基づいて、タッチ操作がフリック操作であるか否かを判別するフリック操作判別部105により構成される。
【選択図】 図4

Description

本発明は、携帯情報端末に係り、さらに詳しくは、タッチ操作を検出するタッチパネルを備えた携帯情報端末の改良に関する。
携帯電話機、タブレット端末、PDA(Personal Digital Assistant)などの携帯情報端末には、表示面へのタッチ操作を検出するタッチパネルを備えたものが少なくない(例えば、特許文献1及び2)。タッチパネルは、表示面を有する表示装置と、表示面に対するタッチ操作の操作位置を検出する操作位置検出装置により構成され、タップ操作やフリック操作といったタッチ操作を検出する。この種のタッチ操作は、表示面に指を近づけるダウン操作と、ダウン操作後に表示面に沿って指を移動させるスライド操作と、スライド操作後に表示面から指を遠ざけるアップ操作からなり、スライド操作における指の移動距離に応じて、タッチ操作がフリック操作であるか否かが判別される。
例えば、タッチパネルの表示面には、仮名行に対応づけられた複数の仮名行キーをマトリクス状に配置したキー配列が表示される。いずれかの仮名行キーに対しタップ操作を行えば、仮名行の先頭文字を入力文字として選択することができる。また、仮名行キーに対しフリック操作を行えば、仮名行に属する文字のうち、当該フリック操作の移動方向に予め対応づけられた文字を入力文字として選択することができる。
タッチパネルは、端末筐体の操作面に設けられる。その様な端末筐体を片方の手で把持し、持ち手の親指を用いて表示面内の仮名行キーを操作する場合、仮名行キーのキー配列における位置によっては、持ち手をずらしたり、持ち替えたりしなければ指が仮名行キーに届かない。この様な指が届き難い位置でフリック操作を行う場合、指を表示面に沿って移動させる際に指が伸びきってしまうことがある。
特開2009−169820号公報 特開2012−88754号公報
上述した様な従来の携帯情報端末では、端末筐体を把持する持ち手の親指が届き難い位置でフリック操作を行う場合に、スライド操作の途中で指が伸びきってしまい、指の移動距離が足りずにフリック操作であると正しく認識されないケースが生じるという問題があった。この様な親指の届き難い位置は、持ち手が右手である場合と左手である場合とで異なっている。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、端末筐体を把持している持ち手の親指が届き難い位置でタッチ操作を行う場合の操作性を向上させることができる携帯情報端末を提供することを目的とする。
本発明による携帯情報端末は、端末筐体の操作面に設けられ、タッチ操作を検出するタッチパネルと、上記端末筐体を把持する持ち手が左手又は右手のいずれであるのかを判別する持ち手判別手段と、上記タッチ操作の検出位置及び上記持ち手の判別結果に基づいて、フリック判定閾値を決定するフリック判定閾値決定手段と、上記タッチ操作中における指の移動距離を上記フリック判定閾値と比較する比較手段と、上記比較手段の比較結果に基づいて、上記タッチ操作がフリック操作であるか否かを判別するフリック操作判別手段とを備えて構成される。
この携帯情報端末では、タッチ操作がフリック操作であるか否かを判別するのに用いるフリック判定閾値が、タッチ操作の検出位置と持ち手の判別結果とに基づいて決定される。タッチ操作の検出位置が持ち手の親指の届き難い位置であるか否かは、持ち手の判別結果から識別可能であることから、持ち手の親指が届き難い位置でタッチ操作を行う場合には、フリック操作に必要な指の移動距離の下限値を自動的に短縮させることができる。このため、タッチ操作時の指の移動距離が短くてもフリック操作であると正しく認識させることができる。
本発明による携帯情報端末では、端末筐体を把持する持ち手の親指が届き難い位置でタッチ操作を行う場合に、フリック操作であると正しく認識されない事態が生じるのを抑制することができる。
また、本発明による携帯情報端末では、端末筐体を把持する持ち手の親指が届き難い位置でタッチ操作を行う場合に、親指の付け根付近が表示面に触れて誤入力が生じるのを抑制することができる。
本発明の実施の形態1による携帯情報端末1の一構成例を示した斜視図である。 図1の携帯情報端末1における仮名文字入力時の動作の一例を示した図であり、端末筐体10を把持している持ち手3が右手である場合が示されている。 図2の携帯情報端末1の動作の一例を示した図であり、表示面2内のキー配列23上でフリック操作を行う場合が示されている。 図1の携帯情報端末1内の機能構成の一例を示したブロック図である。 図4の携帯情報端末1におけるタッチ操作検出時の動作の一例を示したフローチャートである。 本発明の実施の形態2による携帯情報端末1におけるタッチ操作検出時の動作の一例を示したフローチャートである。 本発明の実施の形態3による携帯情報端末1における仮名文字入力時の動作の一例を示した図であり、持ち手3が右手である場合が示されている。
実施の形態1.
<携帯情報端末1>
図1は、本発明の実施の形態1による携帯情報端末1の一構成例を示した斜視図である。図中の(a)には、端末筐体10の前面10Fが示され、(b)には、背面10Bが示されている。この携帯情報端末1は、表示面2へのタッチ操作を検出するタッチパネル12を備えた携帯電話機であり、薄型の直方体形状の端末筐体10からなる。
前面10Fは、操作面であり、通話時には縦長状態になる前面10Fには、受話用のスピーカ11、タッチパネル12、操作キー13a〜13c及び送話用のマイクロホン14が設けられている。また、端末筐体10の左側面10Lには、左手タッチセンサ15Lが設けられ、右側面10Rには、右手タッチセンサ15Rが設けられている。スピーカ11は、前面10Fの長手方向の一方の端部に配置され、操作キー13a〜13c及びマイクロホン14は、他方の端部に配置されている。
タッチパネル12は、矩形形状の表示面2を有するタッチパネルディスプレイ12bと、表示面2へのタッチ操作を検出するタッチパネルセンサ12aにより構成される。例えば、タッチパネルディスプレイ12bは、LCD(液晶ディスプレイ)と、LCDを背面側から照明するためのバックライトとからなる表示装置である。タッチパネルセンサ12aは、表示面2に対するタッチ操作の操作位置を検出する操作位置検出装置であり、タップ操作やフリック操作といったタッチ操作を検出する。例えば、タッチパネルセンサ12aには、静電容量方式のセンサが用いられる。
スピーカ11は、受話音を出力するための音声出力装置である。マイクロホン14は、送話音を入力するための音声入力装置である。操作キー13a〜13cは、いずれもユーザの押下操作を検出する接点式スイッチからなり、各種機能が割り当てられる。例えば、操作キー13aは、前の画面に戻るためのリターンキーである。また、操作キー13bは、ホーム画面を表示するためのホームキーである。また、操作キー13cは、メニュー画面を表示するためのメニューキーである。
左手タッチセンサ15Lは、左手の親指による接触を検出する指接触検出装置である。この左手タッチセンサ15Lでは、端末筐体10を把持している持ち手が左手であり、かつ、持ち手の親指で表示面2を操作する場合に、持ち手の親指によって接触し易い位置、すなわち、左側面10Lの上端部に矩形形状の検出エリアが形成されている。例えば、左手タッチセンサ15Lには、静電容量式のセンサ又は感圧式のセンサが用いられる。
右手タッチセンサ15Rは、右手の親指による接触を検出する指接触検出装置であり、左手タッチセンサ15Lと同様のセンサからなる。この右手タッチセンサ15Rでは、持ち手が右手であり、かつ、持ち手の親指で表示面2を操作する場合に、持ち手の親指によって接触し易い位置、すなわち、右側面10Rの上端部に矩形形状の検出エリアが形成されている。左手タッチセンサ15L及び右手タッチセンサ15Rの各出力に基づいて、持ち手が片方の手であるのか、或いは、両方の手であるのかと、持ち手が片方の手である場合に、当該持ち手が左手又は右手のいずれであるのかとが判別される。
<表示面2内のキー配列23>
図2は、図1の携帯情報端末1における仮名文字入力時の動作の一例を示した図であり、端末筐体10を把持している持ち手3が右手である場合が示されている。この携帯情報端末1では、電子メールのメール本文を作成したり、電話帳やアドレス帳を編集する場合に、仮名文字を文字入力欄に入力することができる。
仮名文字を入力する場合、タッチパネル12の表示面2には、ピクト表示領域21、文字入力欄22及びキー配列23が表示される。ピクト表示領域21は、電波の受信状態、現在時刻、内蔵電池の電池残量等が絵文字(ピクトグラム)によって表示される表示領域であり、表示面2の上端部に配置されている。文字入力欄22には、入力文字や入力位置を示すカーソルが表示される。
キー配列23は、文字入力のための操作ボードであり、仮名行選択ボード23aと、各種機能が割り当てられた2以上の機能キーとからなる。仮名行選択ボード23aは、仮名行に対応づけられた2以上の仮名行キー24を配置したオブジェクト配列である。仮名行キー24や上記機能キーは、タッチ操作により、仮名行に属する文字を入力したり、割当機能を実行することができる操作オブジェクトである。
この例では、方向キー、入力切替キー、削除キー、スペースキー、改行キーといった機能キーが設けられている。方向キーは、文字入力欄22内のカーソルを左方向又は右方向に移動させる。入力切替キーは、仮名文字入力と数字入力とを切り替え、或いは、仮名文字入力と英字入力とを切り替える。削除キーは、カーソル位置の1つ前の入力文字を削除する。スペースキーは、カーソル位置に空白(スペース)を入力する。改行キーは、未確定の入力文字を確定し、或いは、カーソル位置で改行する。
仮名行選択ボード23aには、五十音順に配列された仮名文字を入力するための12個の仮名行キー24が4行3列のマトリクス状に配置されている。各仮名行キー24は、矩形形状の操作領域からなり、操作領域内には、仮名行の先頭文字が表示されている。例えば、1行1列目の仮名行キー24には、仮名行「あ行」が対応づけられ、1行2列目の仮名行キー24には、仮名行「か行」が対応づけられ、2行2列目の仮名行キー24には、仮名行「な行」が対応づけられている。ただし、4行1列目の仮名行キー24は、英字(アルファベット文字)の大文字と小文字とを変換したり、濁点や半濁点を入力文字に付加するための機能キーである。また、4行3列目の仮名行キー24は、句点や読点、記号「?」、「!」を入力するための記号入力キーである。
キー配列23は、表示面2の下辺に隣接して配置され、仮名行選択ボード23aは、左右方向の中央に配置されている。各機能キーは、仮名行選択ボード23aの右側又は左側に配置されている。いずれかの仮名行キー24に対しタップ操作を行えば、仮名行の先頭文字を入力文字として選択することができる。また、仮名行キー24に対しフリック操作を行えば、仮名行に属する文字のうち、当該フリック操作の移動方向に予め対応づけられた文字を入力文字として選択することができる。入力文字として選択された仮名文字は、文字入力欄22のカーソル位置に表示される。
タッチ操作がタップ操作又はフリック操作のいずれであるのかは、スライド操作における指の移動距離に基づいて判別される。端末筐体10を右手で保持し、持ち手3の親指3aを用いて表示面2内の仮名行キー24を操作する場合、仮名行キー24のキー配列23内における位置によっては、持ち手3をずらしたり、右手から左手に持ち替えなければ親指3aが仮名行キー24に届かない。
そこで、この携帯情報端末1では、持ち手3の親指3aが届き難い位置でフリック操作を行う場合に、スライド操作の途中で指が伸びきってしまう前に、フリック操作であることが正しく認識されるように、アップ操作の検出位置と持ち手3の判別結果とに基づいて、フリック操作であるか否かを判別するためのフリック判定閾値Thが決定される。具体的には、持ち手3が右手である場合、右手基準点4Rからの距離が略一定の円弧状の右手境界線5Rに対し、アップ操作の検出位置が持ち手3の親指3aに近い領域又は遠い領域のいずれであるのかが判別される。そして、その判別結果に基づいて、第1閾値αと、第1閾値αよりも小さい第2閾値β(β<α)とのいずれか一方がフリック判定閾値Thとして選択される。
右手基準点4Rは、表示面2内で持ち手3の手首3bに近い位置、例えば、表示面2の右下の頂点付近に予め定められる仮想的な点である。この右手基準点4Rは、仮名行選択ボード23aの右下の頂点に配置されている。また、右手境界線5Rは、右手基準点4Rから一定の距離rだけ離れた仮想的な図形、すなわち、円弧であり、表示面2内に予め定められる判定用境界線である。距離rは、持ち手3のサイズ、親指3aの長さなどを考慮して定められる。
図3は、図2の携帯情報端末1の動作の一例を示した図であり、表示面2内のキー配列23上でフリック操作を行う場合が示されている。図中の(a)には、な行の仮名行キー24に対するダウン操作時の様子が示され、(b)には、左方向へのスライド操作6が示されている。キー配列23上でフリック操作を行う場合、当該フリック操作におけるダウン操作の検出位置に基づいて、仮名行キー24のいずれか一つが選択され、選択された仮名行キー24に対応づけられている仮名行の仮名文字を入力するための仮名行入力ボード25が表示される。仮名行入力ボード25は、プラス記号「+」と同形状の表示領域からなり、当該表示領域の中央には、仮名行の先頭文字が配置され、上下左右の各部位には、仮名行に属する仮名文字のうち、先頭文字以外の仮名文字が配置されている。この仮名行入力ボード25は、ダウン操作に基づいて、キー配列23上に表示される。
な行の仮名行キー24に対しダウン操作を行った場合は、な行の仮名文字を入力するための仮名行入力ボード25が表示される。この仮名行入力ボード25の中央には、仮名文字「な」が先頭文字として配置され、左側には仮名文字「に」、上側には仮名文字「ぬ」、右側には仮名文字「ね」、下側には仮名文字「の」がそれぞれ配置されている。
タッチ操作がフリック操作であるのか、或いは、タップ操作であるのかは、スライド操作6における親指3aの移動距離L1がフリック判定閾値Th以上であるのか、或いは、フリック判定閾値Th未満であるのかによって判定される。つまり、親指3aの移動距離L1がフリック判定閾値Th以上となるようにスライド操作6を行うことにより、フリック操作であると正しく認識される。親指3aの移動距離L1は、フリック幅と呼ばれる。
な行の仮名行キー24に対しダウン操作を行った後、左方向にスライド操作6を行ってからアップ操作を行えば、仮名文字「に」を入力文字として選択することができる。この携帯情報端末1では、アップ操作の検出位置と持ち手3の判別結果とに基づいて、第1閾値αと第2閾値βとのいずれか一方がフリック判定閾値Thとして選択される。つまり、アップ操作の表示面2内における位置に応じて、フリック操作に必要なスライド操作6における移動距離L1の下限値が自動的に短くなる。このため、表示面2内の所定位置でアップ操作を行うことにより、スライド操作6における親指3aの移動距離L1が短くても所望の仮名文字を入力することができる。従って、持ち手3の親指3aが届き難い位置でタッチ操作を行う場合に、ユーザが意図したものとは異なる仮名文字が誤って入力されるのを防止することができる。
図4は、図1の携帯情報端末1内の機能構成の一例を示したブロック図である。この携帯情報端末1は、タッチパネルセンサ12a、タッチパネルディスプレイ12b、左手タッチセンサ15L、右手タッチセンサ15R、持ち手判別部101、閾値記憶部102、フリック判定閾値決定部103、比較部104、フリック操作判別部105、入力文字選択部106及び表示制御部107により構成される。
持ち手判別部101は、左手タッチセンサ15L及び右手タッチセンサ15Rの出力に基づいて、端末筐体10を把持している持ち手3が左手又は右手のいずれであるのかを判別し、その判別結果を判定閾値決定部103へ出力する。この持ち手判別部101では、持ち手3が片方の手であるのか、或いは、両方の手であるのかと、持ち手3が片方の手である場合に、当該持ち手3が左手又は右手のいずれであるのかとが判別される。
閾値記憶部102には、第1閾値α及び第2閾値βが保持される。フリック判定閾値決定部103は、タッチ操作におけるアップ操作の検出位置と持ち手3の判別結果とに基づいて、第1閾値α又は第2閾値βのいずれか一方を選択することにより、フリック判定閾値Thを決定する。また、フリック判定閾値決定部103は、持ち手3の判別結果に基づいて、左手境界線5L又は右手境界線5Rのいずれか一方を判定用境界線として選択する。具体的には、持ち手3が右手である場合に、右手基準点4Rからの距離が略一定の円弧状の右手境界線5Rに対し、アップ操作の検出位置が持ち手3の親指3aに近い領域又は親指3aから遠い領域のいずれであるのかを判別し、当該判別結果に基づいて、第1閾値α又は第2閾値βを選択することにより、フリック判定閾値Tが決定される。
例えば、アップ操作の検出位置と右手基準点4Rとの距離L2を算出し、この距離L2が距離r以下であれば、右手境界線5Rの内側、すなわち、持ち手3の親指3aに近い領域であると判断し、第1閾値αがフリック判定閾値Thとして用いられる。また、距離L2が距離rよりも長い場合には、右手境界線5Rの外側、すなわち、持ち手3の親指3aから遠い領域であると判断し、第2閾値βがフリック判定閾値Thとして用いられる。
一方、持ち手3が左手である場合には、表示面2の左下の頂点付近に予め定められる左手基準点4Lからの距離が略一定の円弧状の左手境界線5Lに対し、アップ操作の検出位置が持ち手3の親指3aに近い領域又は親指3aから遠い領域のいずれであるのかを判別し、その判別結果に基づいて、第1閾値α又は第2閾値βを選択することにより、フリック判定閾値Thが決定される。左手境界線5Lと右手境界線5Rとは、表示面2内における位置が互いに異なる。表示制御部107は、所定のユーザ操作に基づいて、文字入力欄22やキー配列23からなる文字入力画面を表示面2に表示するための画面データを生成し、タッチパネルディスプレイ12bへ出力する。
比較部104は、タッチ操作におけるスライド操作の移動距離L1をフリック判定閾値Thと比較し、その比較結果をフリック操作判別部105へ出力する。フリック操作判別部105は、比較部104の比較結果に基づいて、タッチ操作がフリック操作であるか否かを判別し、その判別結果を入力文字選択部106へ出力する。入力文字選択部106は、移動距離L1がフリック判定閾値Th以上であるタッチ操作、すなわち、フリック操作に基づいて、第1の入力処理を行う。
具体的には、いずれかの仮名行キー24に対しフリック操作が行われれば、当該フリック操作におけるダウン操作の検出位置を各仮名行キー24の表示位置と比較することにより、ダウン操作された仮名行キー24を判別し、入力候補キーとして選択する。そして、入力候補キーに対応する仮名行に属する仮名文字のうち、スライド操作の移動方向に予め対応づけられた仮名文字を入力文字として選択する第1の入力処理が行われる。入力対象の仮名文字は、仮名行に属する仮名文字のうち、い段〜お段の仮名文字であり、入力文字として選択された仮名文字は、文字入力欄22のカーソル位置に表示される。
また、入力文字選択部106は、フリック操作でないタッチ操作、すなわち、移動距離L1がフリック判定閾値Th未満であるタップ操作に基づいて、第1の入力処理とは異なる第2の入力処理を行う。具体的には、いずれかの仮名行キー24に対しタップ操作が行われれば、当該タップ操作におけるダウン操作の検出位置を各仮名行キー24の表示位置と比較することにより、ダウン操作された仮名行キー24を判別し、対応する仮名行の先頭文字を入力文字として選択する第2の入力処理が行われる。仮名行の先頭文字は、あ段の仮名文字であり、入力文字として選択された仮名文字は、文字入力欄22のカーソル位置に表示される。
図5のステップS101〜S111は、図4の携帯情報端末1におけるタッチ操作検出時の動作の一例を示したフローチャートである。まず、フリック判定閾値決定部103は、タッチ操作が検出されれば、当該タッチ操作におけるアップ操作の位置座標を取得し(ステップS101)、位置座標がキー配列23上でなければ、この処理を終了する(ステップS102)。フリック判定閾値決定部103は、アップ操作の位置座標がキー配列23上である場合、持ち手判別部101による持ち手3の判別結果を確認する(ステップS102,S103)。
このとき、片方の手で操作中であり、かつ、持ち手3が右手であれば(ステップS103,S104)、右手基準点4Rを使用してアップ操作の位置座標までの距離L2を算出する(ステップS105,S106)。また、片方の手で操作中であり、かつ、持ち手3が左手であれば(ステップS103,S104)、左手基準点4Lを使用してアップ操作の位置座標までの距離L2を算出する(ステップS110,S106)。
次に、フリック判定閾値決定部103は、距離L2を距離rと比較し、距離L2が距離rよりも大きければ、第2閾値βをフリック判定閾値Thとして選択し(ステップS107,S108)、スライド操作の移動距離L1に応じた仮名文字の入力処理が行われる(ステップS109)。すなわち、入力文字選択部106は、移動距離L1がフリック判定閾値Th未満である場合に、ダウン操作の検出位置に基づいて、ダウン操作された仮名行キー24を判別し、対応する仮名行の先頭文字を入力文字として選択する入力処理を行う。
また、入力文字選択部106は、移動距離L1がフリック判定用閾値Th以上である場合に、ダウン操作の検出位置に基づいて、ダウン操作された仮名行キー24を判別し、対応する仮名行に属する仮名文字のうち、スライド操作の移動方向に予め対応づけられた仮名文字を入力文字として選択する入力処理を行う。一方、両方の手で操作中である場合と、距離L2が距離r以下である場合とには、第1閾値αがフリック判定閾値Thとして選択され(ステップS103,S107,S111)、スライド操作の移動距離L1に応じた仮名文字の入力処理が行われる(ステップS109)。
本実施の形態によれば、タッチ操作が行われれば、当該タッチ操作の移動距離L1がフリック判定閾値Th未満であるのか、或いは、フリック判定閾値Th以上であるのかに応じて第1の入力処理又は第2の入力処理のいずれかが行われる。つまり、タッチ操作の移動距離L1に応じて、当該タッチ操作がタップ操作又はフリック操作のいずれであるのかが判別され、対応する入力処理が行われる。その際、アップ操作の検出位置と持ち手3の判別結果とに基づいて、第1閾値α又は第2閾値βのいずれか一方がフリック判定閾値Thとして選択される。つまり、タッチ操作がフリック操作であるか否かを判別するのに用いるフリック判定閾値Thは、タッチ操作の検出位置と持ち手3の判別結果とに基づいて決定される。タッチ操作の検出位置が持ち手3の親指3aの届き難い位置であるか否かは、持ち手3の判別結果から識別可能であることから、持ち手3の親指3aが届き難い位置でタッチ操作を行う場合には、フリック操作に必要な指の移動距離の下限値を自動的に短縮させることができる。
このため、タッチ操作の移動距離L1が短くてもフリック操作であると正しく認識させることができる。従って、持ち手3の親指3aが届き難い位置でタッチ操作を行う場合に、フリック操作であると正しく認識されない事態が生じるのを防止することができる。また、持ち手3の親指3aが届き難い位置であっても、持ち手3をずらしたり、或いは、持ち替えたりすることなくフリック操作が可能となるので、持ち手3の親指3aの付け根付近が表示面2に触れて誤入力が生じるのを防止することができる。
なお、本実施の形態では、アップ操作の検出位置が、判定用境界線に対し、持ち手3の親指3aに近い領域又は遠い領域のいずれであるのかを判別してフリック判定閾値Thを決定する場合の例について説明したが、本発明は、フリック判定閾値Thの決定方法をこれに限定するものではない。例えば、ダウン操作の検出位置が、判定用境界線に対し、持ち手3の親指3aに近い領域又は遠い領域のいずれであるのかを判別してフリック判定閾値Thを決定するような構成であっても良い。
また、本実施の形態では、判定用境界線が円弧形状からなる場合の例について説明したが、本発明はフリック判定用の境界線をこれに限定するものではなく、任意の形状の境界線を用いることができる。
実施の形態2.
実施の形態1では、ダウン操作又はアップ操作の検出位置が判定用境界線の内側又は外側のいずれであるのかを判別してフリック判定閾値Thを決定する場合の例について説明した。これに対し、本実施の形態では、キー配列23内の各仮名行キー24について、持ち手3ごとのフリック判定閾値を対応づけて保持する閾値テーブルを用いて、フリック判定閾値Thが決定される場合について説明する。
図6のステップS201〜S210は、本発明の実施の形態2による携帯情報端末1におけるタッチ操作検出時の動作の一例を示したフローチャートである。この携帯情報端末1は、図4の携帯情報端末1と比較すれば、左手閾値テーブルTL及び右手閾値テーブルTRを備える点で異なる。左手閾値テーブルTL及び右手閾値テーブルTRは、キー配列23内の各仮名行キー24について、第1閾値α又は第2閾値βのいずれか一方を対応づけて保持する閾値テーブルであり、閾値割当が互いに異なる。
例えば、右手閾値テーブルTRには、あ行〜た行の仮名行キー24と、ま行の仮名行キー24とに対応づけて第2閾値βが保持され、その他の仮名行キー24に対応づけて第1閾値αが保持される。この様な閾値割当は、仮名行キー24と、右手基準点4Rを中心として描いた半径が一定の円弧との相対的な位置関係を考慮して予め定められる。一方、左手閾値テーブルTLにおける閾値割当は、仮名行キー24と、左手基準点4Lを中心として描いた半径が一定の円弧との相対的な位置関係を考慮して予め定められる。
フリック判定閾値決定部103は、ダウン操作の検出位置に基づいて、ダウン操作された仮名行キー24を判別し、当該仮名行キー24に対応づけられたフリック判定閾値Thのいずれか一方をを持ち手3の判別結果に基づいて選択する。
具体的に説明すれば、まず、フリック判定閾値決定部103は、タッチ操作が検出されれば、当該タッチ操作におけるダウン操作の位置座標を取得し(ステップS201)、位置座標がキー配列23上でなければ、この処理を終了する(ステップS202)。フリック判定閾値決定部103は、ダウン操作の位置座標がキー配列23上である場合、持ち手判別部101による持ち手3の判別結果を確認する(ステップS202,S203)。
このとき、片方の手で操作中であれば、ダウン操作の位置座標を各仮名行キー24の表示位置と比較することにより、ダウン操作された仮名行キー24が判別され、入力候補キーとして選択される(ステップS204)。次に、フリック判定閾値決定部103は、持ち手3が右手であれば、右手閾値テーブルTRを参照して、入力候補キーに対応づけられている閾値を当該右手閾値テーブルTRから取得することによって、フリック判定閾値Thを決定する(ステップS205,S206)。
また、フリック判定閾値決定部103は、持ち手3が左手であれば、左手閾値テーブルTLを参照して、入力候補キーに対応づけられている閾値を当該左手閾値テーブルTLから取得することによって、フリック判定閾値Thを決定する(ステップS205,S209)。一方、両方の手で操作中である場合には、第1閾値αがフリック判定閾値Thとして選択される(ステップS203,S210)。次に、入力文字選択部106は、スライド操作の移動距離L1に応じた仮名文字の入力処理を行う(ステップS208)。
本実施の形態によれば、ダウン操作又はアップ操作の検出位置と左手基準点4L又は右手基準点4Rとの距離L2を算出しなくても良いので、フリック判定閾値Thを決定する処理を簡素化することができる。
実施の形態3.
実施の形態1では、ダウン操作又はアップ操作の検出位置が判定用境界線の内側又は外側のいずれであるのかを判別してフリック判定閾値Thを決定する場合の例について説明した。これに対し、本実施の形態では、持ち手3の手首3bに近い位置でフリック操作を行う場合を考慮し、2つの判定用境界線を用いてフリック判定閾値Thが決定される場合について説明する。
図7は、本発明の実施の形態3による携帯情報端末1における仮名文字入力時の動作の一例を示した図であり、持ち手3が右手である場合が示されている。この携帯情報端末1では、右手基準点4Rからの距離が互いに異なる2つの右手境界線5a,5bが表示面2内に予め定められる。
右手境界線5aは、右手基準点4Rから一定の距離rだけ離れた円弧状の境界線であり、右手境界線5bは、右手基準点4Rから一定の距離rだけ離れた円弧状の境界線である。フリック判定閾値決定部103は、アップ操作又はダウン操作の検出位置が、右手境界線5aの外側である場合と右手境界線5bの内側である場合とに、第2閾値βをフリック判定閾値Thとして選択する。一方、アップ操作又はダウン操作の検出位置が、右手境界線5aの内側であって、かつ、右手境界線5bの外側である場合には、第1閾値αがフリック判定閾値Thとして選択される。本実施の形態によれば、持ち手3の親指3aでは操作しづらい位置でタッチ操作を行う場合に、フリック操作であると正しく認識されず所望の入力処理が行われない事態が生じるのを防止することができる。
なお、実施の形態1〜3では、左手タッチセンサ15L及び右手タッチセンサ15Rの出力を利用して持ち手3が左手又は右手のいずれであるのかを判別する場合の例について説明したが、本発明は持ち手3の識別方法をこれに限定するものではない。例えば、ユーザ操作に基づいて、持ち手3が左手又は右手のいずれであるのかを判別するような構成であっても良い。
また、実施の形態1〜3では、キー配列23上でタッチ操作を行うことによって仮名文字が入力される場合の例について説明したが、本発明はフリック操作やタップ操作に基づく入力処理をこれに限定するものではない。例えば、表示面2内に表示されるスライダーをスライドさせることによって画面をスクロールさせたり、アイコンを表示面2内で移動させるといった入力処理にも本発明を適用することができる。
また、実施の形態1〜3では、フリック操作でないタッチ操作、すなわち、タップ操作に基づいて、第1の入力処理とは異なる第2の入力処理を行う場合の例について説明したが、本発明はフリック操作でないタッチ操作を無視するような構成のものにも適用することができる。
また、実施の形態1〜3では、携帯電話機に本発明を適用する場合の例について説明したが、本発明は、通信機能を有する端末装置に限らず、通信機能を有しない端末装置、例えば、タブレット端末やPDAにも適用することができる。
本発明の実施の形態による携帯情報端末の構成と対応する作用効果とを以下に整理してまとめる。
第1の本発明による携帯情報端末1は、端末筐体10の操作面に設けられ、タッチ操作を検出するタッチパネル12と、端末筐体10を把持する持ち手3が左手又は右手のいずれであるのかを判別する持ち手判別部101と、タッチ操作の検出位置及び持ち手3の判別結果に基づいて、フリック判定閾値Thを決定するフリック判定閾値決定部103と、タッチ操作中における指の移動距離L1をフリック判定閾値Thと比較する比較部104と、比較部104の比較結果に基づいて、タッチ操作がフリック操作であるか否かを判別するフリック操作判別部105とを備えて構成される。この様な構成によれば、タッチ操作の検出位置が持ち手3の親指3aの届き難い位置であるか否かは、持ち手3の判別結果から識別可能であることから、持ち手3の親指3aが届き難い位置でタッチ操作を行う場合には、フリック操作に必要な指の移動距離の下限値を自動的に短縮させることができる。このため、タッチ操作時の指の移動距離L1が短くてもフリック操作であると正しく認識させることができる。
第2の本発明による携帯情報端末1は、上記構成に加え、フリック判定閾値決定部103が、タッチ操作の検出位置が、表示面2上の判定用境界線に対し、持ち手3の親指3aに近い領域又は遠い領域のいずれであるのかを判別し、当該判別結果に基づいてフリック判定閾値Thを決定するように構成される。この様な構成によれば、持ち手3の親指3aが届き難い位置であるか否かを適切に識別することができる。
第3の本発明による携帯情報端末1は、上記構成に加え、フリック判定閾値決定部103が、持ち手3の判別結果に基づいて、左手境界線5L又は右手境界線5Rのいずれか一方を判定用境界線として選択するように構成される。この様な構成によれば、持ち手3が左手又は右手のいずれであっても、持ち手3の親指3aが届き難い位置を適切に識別することができる。
第4の本発明による携帯情報端末1は、上記構成に加え、タッチ操作の検出位置が、タッチパネル12に対し、指を近づけるダウン操作が検出された検出位置又は指を遠ざけるアップ操作が検出された検出位置であるように構成される。この様な構成によれば、ダウン操作又はアップ操作の位置に応じて、フリック操作に必要なタッチ操作中における指の移動距離の下限値を短縮させることができる。
第5の本発明による携帯情報端末1は、上記構成に加え、仮名行にそれぞれ対応づけられた2以上の仮名行キー24をマトリクス状に配置したキー配列23を表示面2上に表示する表示制御部107と、仮名行キー24に対するタップ操作に基づいて、対応する仮名行の先頭文字を入力文字として選択し、仮名行キー24に対するフリック操作に基づいて、対応する仮名行に属する文字のうち、当該フリック操作の移動方向に予め対応づけられた文字を入力文字として選択する入力文字選択部106と、キー配列23内の各仮名行キー24に対し、持ち手3ごとのフリック判定閾値を対応づけて保持する閾値テーブルとを備え、フリック判定閾値決定部103が、ダウン操作された仮名行キー24に対応づけられたフリック判定閾値のいずれか一方を持ち手3の判別結果に基づいて選択するように構成される。この様な構成によれば、フリック判定閾値Thを決定する処理を簡素化することができる。
1 携帯情報端末
10 端末筐体
12 タッチパネル
15L 左手タッチセンサ
15R 右手タッチセンサ
23 キー配列
24 仮名行キー
101 持ち手判別部
103 フリック判定閾値決定部
104 比較部
105 フリック操作判別部
106 入力文字選択部
107 表示制御部

Claims (5)

  1. 端末筐体の操作面に設けられ、タッチ操作を検出するタッチパネルと、
    上記端末筐体を把持する持ち手が左手又は右手のいずれであるのかを判別する持ち手判別手段と、
    上記タッチ操作の検出位置及び上記持ち手の判別結果に基づいて、フリック判定閾値を決定するフリック判定閾値決定手段と、
    上記タッチ操作中における指の移動距離を上記フリック判定閾値と比較する比較手段と、
    上記比較手段の比較結果に基づいて、上記タッチ操作がフリック操作であるか否かを判別するフリック操作判別手段とを備えたことを特徴とする携帯情報端末。
  2. 上記フリック判定閾値決定手段は、上記タッチ操作の検出位置が、上記タッチパネル上の判定用境界線に対し、上記持ち手の親指に近い領域又は遠い領域のいずれであるのかを判別し、当該判別結果に基づいて、上記フリック判定閾値を決定することを特徴とする請求項1に記載の携帯情報端末。
  3. 上記フリック判定閾値決定手段は、上記持ち手の判別結果に基づいて、左手境界線又は右手境界線のいずれか一方を上記判定用境界線として選択することを特徴とする請求項2に記載の携帯情報端末。
  4. 上記タッチ操作の検出位置は、上記タッチパネルに対し、指を近づけるダウン操作が検出された検出位置又は指を遠ざけるアップ操作が検出された検出位置であることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の携帯情報端末。
  5. 仮名行にそれぞれ対応づけられた2以上の仮名行キーをマトリクス状に配置したキー配列を上記タッチパネル上に表示するキー配列表示手段と、
    上記仮名行キーに対するタップ操作に基づいて、対応する上記仮名行の先頭文字を入力文字として選択し、上記仮名行キーに対するフリック操作に基づいて、対応する上記仮名行に属する文字のうち、当該フリック操作の移動方向に予め対応づけられた文字を入力文字として選択する入力文字選択手段と、
    上記キー配列内の各仮名行キーに対し、上記持ち手ごとのフリック判定閾値を対応づけて保持する閾値テーブルとを備え、
    上記フリック判定閾値決定手段は、上記ダウン操作された上記仮名行キーに対応づけられたフリック判定閾値のいずれか一方を上記持ち手の判別結果に基づいて選択することを特徴とする請求項1に記載の携帯情報端末。
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