JP2013198068A - 情報端末及び入力方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】入力時の操作の回数を減らし、効率的な文字入力を可能とする情報端末及び入力方法を提供する。
【解決手段】携帯端末1は、タッチパネルディスプレイ2と、クリック操作検出部32と、データベース4と、文字入力制御部50とを備えている。クリック操作検出部32は、タッチパネルディスプレイ2の操作面2aが押下されたことを検出する。データベース4は、文字入力ためのキー51としてタッチパネルディスプレイ2に表示される表示文字と、当該表示文字に対応付けて記憶される少なくとも1つの対応内容とを記憶する。文字入力制御部50は、表示内容をタッチした際の操作面2aのクリックの有無又は押下の回数に基づいて、表示内容及び対応内容の何れかの入力を受け付ける。
【選択図】図3

Description

本発明は、情報端末及び入力方法に関する。
近年、静電式のタッチパネルディスプレイを備えた情報端末が台頭し、情報端末を操作する際は、タッチパネルディスプレイを介して行うことが多くなっている。例えば、文字の入力では、タッチパネルディスプレイにQWERTYキーボードやテンキーを表示させ、ユーザは、これらのキーをタッチ(タップ、フリックなどの操作も含む)することにより文字の入力を行っている。また、スマートフォンと呼ばれる情報端末では、表示スペース制限からタッチパネルディスプレイに表示できる情報が限られる。このような状況のもと、文字入力方法に関する多くの技術が開発されている。例えば、一つのキーにタッチすると、当該キーの周辺に複数の文字が表示され、入力したい文字のある方向にフリックすることで文字が入力できる方法などが開示されている(特許文献1の図3Dなどを参照)。
特開2009−266236号公報
しかしながら、上記従来の技術では、文字の入力に手間がかかることが多い。例えば、アルファベットの入力には大文字及び小文字の入力をする場合が多い。仮想のQWERTYキーボードで入力する場合には、一度シフトキーをタッチした後で該当するキーをタッチしなければならず入力が煩雑である。また、仮想のテンキーで入力する場合には、該当のキーを数回タップする必要がある(例えば、大文字の「C」を入力する場合には、a→b→c→A→B→Cと6回のタップが必要)。また、特許文献1に示すような技術においても、該当するキーをタッチしたあと、所望の文字の表示された方向にフリックした後、大文字と小文字を変換するキーをタップする必要がある(例えば、大文字の「C」を入力する場合には、aのキーをタッチしてcの方向にフリックした後、大文字小文字を変換するタップが必要)。
そこで、本発明の主な目的は、入力時の操作の回数を減らし、効率的な入力を可能とする情報端末及び入力方法を提供することである。
上記課題を解決するため、本発明の情報端末は、操作面に対する押下操作を受付可能な押下検出機構を有するタッチパネルディスプレイと、押下検出機構を介してタッチパネルディスプレイの操作面が押下されたことを検出する押下検出手段と、入力ためのキーとしてタッチパネルディスプレイに表示される表示内容と、当該表示内容に対応付けて記憶される少なくとも1つの対応内容とを記憶する記憶手段と、表示内容をタッチした際の操作面の押下の有無又は押下の回数に基づいて、表示内容又は対応内容の入力を受け付ける入力制御手段と、を備えている。
また、本発明の入力方法は、操作面に対する押下操作を受付可能な押下検出機構を有するタッチパネルディスプレイを備えた情報端末における入力方法において、押下検出機構を介してタッチパネルディスプレイの操作面が押下されたことを検出する押下検出ステップと、入力ためのキーとしてタッチパネルディスプレイに表示される表示内容と、当該表示内容に対応付けて記憶される少なくとも1つの対応内容とを記憶する記憶ステップと、表示内容をタッチした際の操作面の押下の有無又は押下の回数に基づいて、表示内容又は対応内容の入力を受け付ける入力制御ステップと、を含んでいる。
ここでいう「表示内容」及び「対応内容」における「内容」には、文字、数字、記号、図形、絵文字などが含まれる。
このような発明では、タッチパネルディスプレイの操作面が押下されたことを検出可能な構成となっているので、タッチパネルディスプレイに対してタッチ操作だけでなく、押下(クリック)操作を実行できる。入力のためのキーとしてタッチパネルディスプレイに表示される表示内容と、当該表示内容に対応付けて記憶される少なくとも1つの対応内容とを記憶しておき、入力画面から入力される際に、タッチパネルディスプレイの操作面が押下されたか否かを検出する。そして、表示内容をタッチした際の操作面の押下の有無又は押下の回数に基づいて、表示内容又は対応内容の入力を受け付ける。これにより、入力時の操作の回数を減らすことができ、効率的な入力が可能となる。
また、本発明の情報端末は、記憶手段には、座標情報が表示内容及び対応内容に関連付けられて記憶されており、入力制御手段は、ユーザによってタッチされた操作面の位置と座標情報とに基づいて、ユーザによって選択された表示内容を判別してもよい。
このような構成の発明では、簡易な構成で、ユーザの選択した表示内容を判別することが可能となる。
また、本発明では、表示内容及び対応内容について、一方をアルファベッドの大文字とし、他方をアルファベッドの小文字とすることができる。
このような構成の発明では、例えば、表示内容としての小文字がタッチされた時は、小文字が入力され、表示内容としての小文字がタッチされる際にタッチパネルディスプレイの操作面が押下された時には、大文字が入力される。もちろん、表示内容としても大文字がタッチされた時は、大文字が入力され、表示内容としての大文字がタッチされる際にタッチパネルディスプレイの操作面が押下された時には、小文字が入力されるようにしてもよい。これにより、大文字及び小文字の何れの文字についても、少ない操作で簡易に入力することができる。
また、本発明では、表示内容及び対応内容について、一方を日本語文字の平仮名とし、他方を日本語文字の片仮名としてもよい。
このような構成の発明では、例えば、表示内容としての平仮名がタッチされた時は、平仮名が入力され、表示文字としての平仮名がタッチされる際にタッチパネルディスプレイの操作面が押下された時には、片仮名が入力される。もちろん、表示文字としての片仮名がタッチされた時に、片仮名が入力され、表示文字としての片仮名がタッチされる際にタッチパネルディスプレイの操作面が押下された時には、片仮名が入力されるようにしてもよい。これにより、平仮名及び片仮名の何れの文字についても、少ない操作で簡易に入力することができる。
本発明の情報端末及び入力方法によれば、入力時の操作の回数を減らし、効率的な入力が可能となる。
本発明の一実施形態に係る携帯端末の外観構成を示す外観図である。 図1に示す携帯端末のクリック機構を示す断面図である。 図1に示す携帯端末の機能構成を示すブロック図である。 タッチパネルディスプレイに表示される文字入力画面の一例を示した図である。 図3に示すデータベースに格納されるデータベースのテーブル構成の一例を示す図である。 文字入力の一例を説明する説明図である。 文字入力の一例を説明する説明図である。 図1に示す携帯端末のハードウェア構成を示す図である。 図1に示す携帯端末における文字入力制御の流れを示したフローチャートである。 本発明の他の実施形態に係る携帯端末におけるデータベースのテーブル構成の一例を示す図である。
添付図面を参照しながら本発明の実施形態を説明する。可能な場合には、同一の部分に同一の符号を付して、重複する説明を省略する。図面の寸法比率は、説明のものと必ずしも一致していない。また、説明中、「上」、「下」等の方向を示す語は、図面に示された状態に基づいた便宜的な語である。
図1は、本実施形態の携帯端末の外観構成を示す外観図である。図1に示されるように、携帯端末(情報端末)1は、タッチパネルディスプレイ2を備える通信端末であって、このタッチパネルディスプレイをタッチ操作することにより、アプリケーションの起動や、アプリケーション内におけるオブジェクト(アイコン)に対応する機能を実行することができる。携帯端末1は、タッチパネルディスプレイ2の下にクリック機構10を備えている。ユーザは、タッチパネルディスプレイ2を押下することによりクリック操作をすることができる。
図2(a)は、携帯端末に備わるクリック機構を示す断面図である。タッチパネルディスプレイ2の操作面2aの裏側には、ユーザが押下した際にクリック感を与えるとともに、その押下を検出するためのクリック機構(押下検出機構)10が配置されている。クリック機構10は、基盤13上にタッチパネルディスプレイ2を支持する支持部材11と、基盤13上に配置されたタクトスイッチ12とを有している。クリック機構10では、ユーザにより押下されたタッチパネルディスプレイ2がタクトスイッチ12に接触することにより(図2(b)参照)、タッチパネルディスプレイ2が押下されたことを検知する。これにより、ユーザにクリック感を与えるとともに、その押下を検出することができる。なお、クリック機構は、上述したものに限定されるものではなく、例えば、基盤13上に接触センサ(図示せず)などを設け、ユーザにより押下されたタッチパネルディスプレイ2が撓んで上記接触センサに接触することにより、押下されたことを検出するようにしてもよい。
図3は、本実施形態の携帯端末1の機能構成を示すブロック図である。図3に示される通り、携帯端末1は、タッチパネルディスプレイ2、キー表示制御部20、タッチ操作検出部31とクリック操作検出部(押下検出手段)32とを有する検出部30、情報蓄積部40、文字入力制御部(入力制御手段)50、及びデータベース(記憶手段)4を備えている。以下、各構成について説明する。
タッチパネルディスプレイ2は、ユーザの指など(タッチペンなどを含む)のタッチ位置を検出する部分である。また、タッチパネルディスプレイ2は、ディスプレイとしての機能を有し、例えば、後述するキー表示制御部20から指示信号が入力された場合には、後述する文字入力画面(図4参照)などを表示する。また、後述する文字入力制御部50の制御により、所定の箇所に入力した文字を表示する。
次に、本実施形態の携帯端末1のタッチパネルディスプレイ2に表示される文字入力画面について、図4を用いて説明する。図4は、文字入力画面の一例である。タッチパネルディスプレイ2は、後述するキー表示制御部20から指示信号が入力された場合には、図4に示すような、文字を入力するためのキー51(51a〜51h)からなる文字入力画面を表示する。ここでは、アルファベッドを入力する際の入力画面について説明する。文字入力画面には、少なくとも、「A,B,C」を入力するキー51aと、「D,E,F」を入力するキー51bと、「G,H,I」を入力するキー51cと、「J,K,L」を入力するキー51dと、「M,N,O」を入力するキー51eと、「P,Q,R,S」を入力するキー51fと、「T,U,V」を入力するキー51gと、「W,X,Y,Z」を入力するキー51hとが表示される。文字入力画面における文字入力方法は、後段にて詳述する。
キー表示制御部20は、文字入力を要する事象が発生した時に、タッチ操作検出部31及びクリック操作検出部32を有する検出部3、及びタッチパネルディスプレイ2に対して文字入力処理の開始を要求する部分である。上記事象が発生すると、キー表示制御部20は、その事象を検知し、文字入力処理を開始させるための信号をタッチ操作検出部31及びクリック操作検出部32を有する検出部3、及びタッチパネルディスプレイ2に出力する。
検出部3は、タッチパネルディスプレイ2に対するタッチ操作とクリック(押下操作)とを検出する部分であり、タッチ操作を検出するタッチ操作検出部31と、クリック操作を検出するクリック操作検出部32とを有している。
タッチ操作検出部31は、タッチパネルディスプレイ2の操作面2aに触れる操作(例えば、タップ操作やフリック操作など)を検出する部分である。この操作は、タッチパネルディスプレイ2の基本的な機能を利用して取得することができる。本実施形態の携帯端末1では、タッチ操作検出部31は、文字入力画面において触れられるキー51(51a〜51h)と、キー51(51a〜51h)への接触時間を検出する。具体的には、ユーザによって接触されたキー51(51a〜51hのいずれか)の座標情報を取得する。また、ユーザによって接触されたキー51(51a〜51hのいずれか)への接触時間を取得する。タッチ操作検出部31は、この座標情報及び接触時間を、後述する文字入力制御部50に出力する。
クリック操作検出部32は、上記文字入力中に行われるタッチパネルディスプレイ2の操作面2aをクリックする操作を検出する部分である。この操作は、上述したクリック機構10に含まれるタクトスイッチ12などからの情報を利用して取得することができる。本実施形態の携帯端末1では、クリック操作検出部32は、キー51(51a〜51hの何れか1つ)をタッチした際のクリックの有無を検出する。クリック操作検出部32は、このクリックの有無の情報を情報蓄積部40に出力する。
情報蓄積部40は、文字入力時におけるクリックの状態を管理する部分である。具体的には、クリック操作検出部32から入力される情報を蓄積する。言い換えれば、情報蓄積部40は、キー51(51a〜51hの何れか1つ)がタッチされてからユーザの指が離れるまでのクリックの有無をクリックフラグの「ON」、「OFF」として管理する。また、情報蓄積部40は、後述する文字入力制御部50からのクリックフラグの「ON」、「OFF」の問い合わせに応答する。
データベース4は、携帯端末1における各種データを記憶する部分である。本実施形態の携帯端末1におけるデータベース4では、文字入力ためのキー51(51a〜51h)としてタッチパネルディスプレイ2に表示される表示文字(表示内容)と、当該表示文字に対応付けて記憶される少なくとも1つの対応文字(対応内容)とを記憶する。本実施形態の携帯端末1におけるデータベース4では、例えば、図5に示すように、表示文字としての「小文字」と、対応文字としての「大文字」とが、互いに関連付けられたテーブルTB1として記憶されている。また、本実施形態のデータベース4では、更に座標情報が関連付けられている。この座標情報は、文字入力画面において、表示文字が表示されるタッチパネルディスプレイ2の操作面2a上の座標を示している。
文字入力制御部50は、表示文字が表示されたキー51(51a〜51h)がタッチされた際の操作面2aのクリックの有無に基づいて、データベース4に記憶された表示文字を入力するか、対応文字を入力するかを制御する部分である。具体的には、文字入力制御部50は、タッチ操作検出部31から座標情報が入力され、情報蓄積部40に対しクリックフラグの「ON」、「OFF」を問い合わせる。そして、文字入力制御部50は、この座標情報から該当する表示文字を検索し、クリックフラグの「ON」、「OFF」に基づいて、クリックが「OFF」であれば、表示文字である「小文字」を表示し、クリックが「ON」であれば対応文字である「大文字」を表示する。
小文字と大文字とをそれぞれ入力する方法を、図6及び図7を用いて簡単に説明する。ここでは、文字「W」について入力する方法を説明し、最初に、小文字の「w」を入力する方法について説明する。文字を入力する際(図6(a)参照)には、図4に示すような文字入力画面(後述する入力ガイド52が表示されていない状態)が表示されている。次に、文字入力画面において、「w」が表示文字として含まれるキー51hを指58でタッチする(図6(b)参照)すると、このキー51hからフリック入力によって他の文字「x、y、z」を入力するための入力ガイド52(図4参照)が表示される。ここで、「x、y、z」が入力したい場合には、その文字のある方向にフリック又はスワイプすることで入力をすることができる。ここでは、wを入力する例について説明するので、フリック操作などは行わない。
小文字の「w」を入力したい場合には、図6(b)に示すように、タッチパネルディスプレイ2に表示されたキー51をタッチする際に、操作面2aを押し下げないようにする。すなわち、操作面2aに対してクリック操作をしないようにする。この場合、キー51h又は入力ガイド52を表示する文字も、最初の表示文字である小文字のまま変化しない。そして、図6(c)に示すように、指58をタッチパネルディスプレイ2の操作面2aから離すことで小文字「w」が入力される。すなわち、図6(a)の状態でキー51に表示されていた小文字の「w」が入力される。
次に、大文字の「W」を入力する方法について説明する。文字を入力する際(図7(a)参照)には、図4に示すような文字入力画面(後述する入力ガイド52が表示されていない状態)が表示されている。次に、文字入力画面において、「w」が表示文字として含まれるキー51hを指でタッチする(図7(b)参照)。なお、入力ガイド52の話は、前述したとおりであるので説明を省略する。
そして、大文字の「W」を入力したい場合には、図7(c)に示すように、タッチパネルディスプレイ2に表示されたキー51をタッチする際に、操作面2aを押し下げる。すなわち、操作面2aに対してクリック操作を行い、タクトスイッチ12に対して入力を行う。このとき、キー51h又は入力ガイド52を表示する文字も、最初の表示文字である小文字から大文字に変化させてもよい。そして、図7(d)に示すように、手をタッチパネルディスプレイ2の操作面2aから離すことで大文字「W」が入力される。すなわち、図7(a)の状態でキー51に表示されていた小文字の「w」に関連付けてデータベース4に記憶されている大文字の「W」が入力される。
図8は、携帯端末のハードウェア構成を示す図である。携帯端末1は、図8に示すように、後述する携帯端末1における文字入力制御処理、オペレーティングシステム、アプリケーションプログラムなどを実行するCPU61、ROM及びRAMで構成される主記憶部62、上述のデータベース(図3参照)など、ハードディスク、メモリなどで構成される補助記憶部63、メニューボタン、タッチパネルディスプレイ2(図1参照)などの入力部64、タッチパネルディスプレイ2(図1参照)などの出力部65で構成される。上述したキー表示制御部20、検出部30、情報蓄積部40、及び文字入力制御部50における各機能は、CPU61および主記憶部62に所定のソフトウェアを読み込ませ、CPU61の制御の下で実行される。
以下、本実施形態の特徴部分である文字入力制御処理について、図9を用いて説明する。図9は、携帯端末における文字入力制御の流れを示したフローチャートである。
図9に示すように、携帯端末1では、文字入力ためのキー51(51a〜51h)としてタッチパネルディスプレイ2に表示される表示文字と、当該表示文字に対応付けて記憶される少なくとも1つの対応文字とをデータベース4に記憶させる(S1:記憶ステップ)。この記憶ステップは、予め実行されていることが一般的である。本実施形態のデータベース4には、上述した図5に示すような、表示文字に対応文字が関連付けられたテーブルTB1として記憶されている。
次に、キー表示制御部20は、タッチパネルディスプレイ2に文字入力画面を表示させる(S2)。具体的には、例えば、メール本文を入力したい場合において、ユーザによりメールアプリケーションが起動され、本文入力メニューが選択されると、キー表示制御部20は、文字入力制御処理を開始する。キー表示制御部20は、タッチパネルディスプレイ2に対し、キー51(51a〜51h)が表示された文字入力画面を表示させる(図4参照)。
次に、キー表示制御部20は、ユーザの文字入力に備え、タッチ操作検出部31に対し、タッチ操作の検出を開始させる(S3)。
次に、タッチ操作検出部31は、タッチパネルディスプレイ2の操作面2aに対するタッチ操作、すなわち、ユーザによる接触を検出すると(S4:検出ステップ)、その旨の情報をキー表示制御部20に出力する(S4:YES)。一方、操作面2aにユーザによる接触が検出されない場合(S4:NO)であっても、タッチ操作検出部31は、一定時間、ユーザによる接触の有無の監視を続ける。
次に、キー表示制御部20は、クリック操作検出部32に対し、クリック操作の検出を開始させる(S5)。なお、ステップS3とステップS5とは、並列的に処理されてもよい。
次に、クリック操作検出部32は、タッチパネルディスプレイ2の操作面2aに対するクリック操作を検出すると(S6:押下検出ステップ)、「クリック有」を示す情報を情報蓄積部40に出力する(S6:YES)。操作面2aに対するクリック操作が検出されない場合(S6:NO)は、当該文字入力制御は、ステップS7に移行する。
次に、情報蓄積部40は、クリック操作検出部32から「クリック有」を示す情報が入力させると、クリックフラグを「ON」にする処理を実行する(S7)。
次に、文字入力制御部50は、タッチ操作検出部31から入力される接触時間に基づいて、一定時間(例えば、2秒)内にキー51(51a〜51h)からユーザの指が離れたか否かを判定する(S8)。言い換えれば、文字入力制御部50は、何れかのキー51(51a〜51h)が長押しされたか否かを判定している。ここで、文字入力制御部50が、一定時間内にキー51(51a〜51h)からユーザの指が離れていないと判定した場合(S8:YES)、すなわち、選択されたキー51(51a〜51hのいずれか)が、長押しされたと判定された場合には、タッチ操作検出部31から一定時間経過後に指が接触している位置の座標を座標情報として取得する(S81)。
次に、文字入力制御部50は、タッチ操作検出部31から入力される座標情報に該当するキー51(51a〜51h)が長押しされた場合のコマンドを実行させる(S82)。なお、長押しされた場合のコマンドとしては、例えば、入力ガイド52を表示させたりするコマンドなどがある。
一方、ステップS8において、文字入力制御部50が、一定時間内にキー51(51a〜51h)からユーザの指が離れていると判定した場合(S8:NO)、すなわち、選択されたキー51(51a〜51hのいずれか)が、長押しされていないと判定した場合、タッチ操作検出部31からユーザの指が離れた位置の座標を座標情報として取得する(S9)。
次に、文字入力制御部50は、情報蓄積部40にクリックフラグの「ON」、「OFF」を問い合わせる(S10:入力制御ステップ)。ここで、情報蓄積部40に問い合わせた結果が、「OFF」であった場合(S10:OFF)には、文字入力制御部50は、データベース4にアクセスし、タッチ操作検出部31から入力される座標情報に対応する、表示文字としてテーブルTB1に格納されている「小文字」を入力する。
一方、情報蓄積部40に問い合わせた結果が、「ON」であった場合(S10:ON)には、文字入力制御部50は、タッチ操作検出部31から入力される座標情報に対応する、対応文字としてテーブルTB1に格納されている「大文字」を入力する。
以上に説明したように、本実施形態の携帯端末1によれば、タッチパネルディスプレイ2がクリックされたことを検出可能なクリック機構10を備えた構成となっているので(図2参照)、タッチパネルディスプレイ2に対してタッチ操作だけでなく、クリック操作を実行できる。文字入力のためのキー51としてタッチパネルディスプレイ2に表示される表示文字としての「小文字」と、当該表示文字に対応付けて記憶される対応文字としての「大文字」とを記憶しておき(図5参照)、文字入力画面から文字が入力される際に、タッチパネルディスプレイ2の操作面2aがクリックされたか否かを検出する。そして、表示文字としての「小文字」をタッチした際の操作面2aのクリックの有無に基づいて、表示文字としての「小文字」を入力するか、対応文字としての「大文字」を入力するかを制御する。これにより、文字入力時の操作の回数を減らすことができ、効率的な文字入力が可能となる。
以上、本発明をその実施形態に基づいて詳細に説明した。しかし、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。本発明は、その要旨を逸脱しない範囲で以下のような様々な変形が可能である。
上記実施形態の携帯端末1では、文字入力画面から文字が入力される際の操作面2aへのクリックの有無に基づいて、表示文字としての「小文字」を入力するか、対応文字としての「大文字」を入力するかを制御する例を挙げて説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、文字入力画面から文字が入力される際の操作面2aへのクリックの回数に基づいて、入力する文字を制御することもできる。以下に、この内容を他の実施形態として説明する。
この場合、データベース4には、図10に示すように、表示文字としての日本語文字の「平仮名」と、表示文字に対応付けされて記憶される対応文字1としての日本語文字の「片仮名」と、対応文字2としての日本語文字の「平仮名(拗音)」とによって構成されるテーブルTB2が記憶されている。表示文字に対して1つの対応文字が記憶されている上記実施形態に対し、他の実施形態は、表示文字に対して2つの対応文字が記憶されている点で異なっている。
また、他の実施形態が、文字入力制御の全体のアルゴリズムにおいて上記実施形態と異なっている点は以下のとおりである。ステップS6(押下検出ステップ)では、クリック操作検出部32が、タッチパネルディスプレイ2の操作面2aに対するクリックの回数を検出し、「クリックの回数」を示す情報を情報蓄積部40に出力する(S6:YES)このとき、検出されるクリックの回数は、所定時間内のクリックの回数とすることができる。ステップS7では、情報蓄積部40は、クリック操作検出部32から「クリックの回数」を示す情報が入力させると、クリックの回数の情報を保持する(S7)。ステップS10(文字入力制御ステップ)では、情報蓄積部40にクリックの回数を問い合わせる。
情報蓄積部40に問い合わせた結果が、「0」であった場合、文字入力制御部50は、データベース4にアクセスし、タッチ操作検出部31から入力される座標情報に対応する、表示文字としてテーブルTB2に格納されている「平仮名」を入力する。情報蓄積部40に問い合わせた結果が、「1」であった場合、文字入力制御部50は、タッチ操作検出部31から入力される座標情報に対応する、対応文字1としてテーブルTB2に格納されている「片仮名」を入力する。情報蓄積部40に問い合わせた結果が、「2」であった場合、文字入力制御部50は、タッチ操作検出部31から入力される座標情報に対応する、対応文字2としてテーブルTB2に格納されている「平仮名(拗音)」を入力する。
なお、表示文字に対応付けて記憶される対応文字の数は、上述したように、1つ又は2つだけでなく、3つ以上としてもよい。また、表示文字を「大文字」とし、対応文字を「小文字」とするなど、その組み合わせに制限はない。また、表示文字及び対応文字として記憶される文字は、上述したテーブルTB1(図5参照)及びテーブルTB2(図10参照)示したものだけでなく、平仮名に、片仮名(濁音)、片仮名(半濁音)などを対応付けてもよいし、アラビア数字(1,2,3・・)に、ローマ数字(I、II、III・・・)などを対応付けてもよい。また、「○」と「×」などの記号を互いに対応付けたりすることも可能であり、同様に、絵文字、図形なども適宜組み合わせることができる。
また、上記実施形態では、文字を入力する際に、図4に示すような、入力ガイド52を表示する例を挙げて説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。上記実施形態は、キー51に対して複数の表示文字を割り当てた場合であって、キー51に対して1文字の表示文字を割り当ててもよい。この場合、キー51として表示される表示文字としての1文字(例えば、アルファベッド「w」)に対して、クリックの有無によって入力文字の受付を制御してもよく、例えば、クリックを検出した場合には、対応文字の一文字(例えば、記号「W」をデータベース4に記憶するようにしてもよい。更に、タッチパネルディスプレイ2に複数のキー51を表示するだけでなく、一つのキー51のみを表示することもできる。そして、このキー51に対して1文字の表示文字だけを表示させた場合には、図5に示すように、表示文字及び対応文字に対して座標情報を関連付けなくても、文字を入力することができる。
また、上記実施形態では、本発明を携帯端末に適用した例を用いて説明したがこれに限定されるものではなく、据え置き型の端末、PDA等に適用することも可能である。
1…携帯端末(情報端末)、2…タッチパネルディスプレイ、2a…操作面、3…検出部、4…データベース、10…クリック機構(押下検出機構)、11…支持部材、12…タクトスイッチ、13…基盤、20…キー表示制御部、30…検出部、31…タッチ操作検出部、32…クリック操作検出部(押下検出手段)、40…情報蓄積部、50…文字入力制御部(入力制御手段)、51(51a〜51h)…キー、61…CPU、62…主記憶部、63…補助記憶部、64…入力部、65…出力部、TB1、TB2…テーブル。

Claims (5)

  1. 操作面に対する押下操作を受付可能な押下検出機構を有するタッチパネルディスプレイと、
    前記押下検出機構を介して前記タッチパネルディスプレイの操作面が押下されたことを検出する押下検出手段と、
    入力ためのキーとして前記タッチパネルディスプレイに表示される表示内容と、当該表示内容に対応付けて記憶される少なくとも1つの対応内容とを記憶する記憶手段と、
    前記表示内容をタッチした際の前記操作面の押下の有無又は押下の回数に基づいて、前記表示内容及び前記対応内容の何れかの入力を受け付ける入力制御手段と、
    を備えている、情報端末。
  2. 前記記憶手段には、座標情報が前記表示内容及び前記対応内容に関連付けられて記憶されており、
    前記入力制御手段は、ユーザによってタッチされた前記操作面の位置と前記座標情報とに基づいて、前記ユーザによって選択された表示内容を判別する、
    請求項1に記載の情報端末。
  3. 前記表示内容及び前記対応内容は、一方がアルファベッドの大文字であり、他方がアルファベッドの小文字である、
    請求項1又は2に記載の情報端末。
  4. 前記表示内容及び前記対応内容は、一方が日本語文字の平仮名であり、他方が日本語文字の片仮名である、
    請求項1〜3の何れか一項に記載の情報端末。
  5. 操作面に対する押下操作を受付可能な押下検出機構を有するタッチパネルディスプレイを備えた情報端末における入力方法において、
    前記押下検出機構を介して前記タッチパネルディスプレイの操作面が押下されたことを検出する押下検出ステップと、
    入力ためのキーとして前記タッチパネルディスプレイに表示される表示内容と、当該表示内容に対応付けて記憶される少なくとも1つの対応内容とを記憶する記憶ステップと、
    前記表示内容をタッチした際の前記操作面の押下の有無又は押下の回数に基づいて、前記表示内容又は前記対応内容の入力を受け付ける入力制御ステップと、
    を含んでいる、入力方法。
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