JP2014169054A - 車載電機装置 - Google Patents

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Kazuya Suzumura
和哉 鈴村
Akihito Koketsu
明仁 纐纈
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Abstract

【課題】変換部と蓄電部と電気機器とを長い電気コードで接続する必要がなく、配線構造を簡素化することができる車載電機装置を提供する。
【解決手段】車両振動を電力に変換する変換部としての発電装置15と、変換された電力を蓄える蓄電部としての二次電池16と、その二次電池16からの電力によって動作される電気機器とを、ともに車室内に設ける。
【選択図】図2

Description

この発明は、車両に搭載される発電機能を備えた電気機器を含む車載電機装置に関するものである。
従来、この種の車載電機装置としては、例えば特許文献1に開示されるような構成が提案されている。
この従来構成においては、車両の振動等をエネルギ源として、発電手段により発電が行われるようになっている。そして、発電された電力が目標物検出装置やナビゲーション装置等の車載機器のバッテリに充電されて、車載機器が動作されるようになっている。
特開2010−183689号公報
ところが、この従来構成においては、車両に対する車載機器の搭載位置が開示されていない。このため、車載機器が発電手段から離れた位置に搭載されると、発電手段と車載機器のバッテリとの間を長い電気コードで接続する必要があって、配線構造が煩雑になるという問題があった。
この発明は、このような従来の技術に存在する問題点に着目してなされたものである。その目的は、変換部と蓄電部と電気機器とを長い電気コードで接続する必要がなく、配線構造を簡素化することができる車載電機装置を提供することにある。
上記の目的を達成するために、この車載電機装置は、車両振動を電力に変換する変換部と、変換された電力を蓄える蓄電部と、その蓄電部からの電力によって動作される電気機器とを車室内に設けたことを特徴としている。
従って、この車載電機装置においては、車室内に設けられた変換部と蓄電部と電気機器との間を、長い電気コードで接続する必要がない。よって、配線構造を簡素化することができる。
前記の車載電機装置によれば、変換部と蓄電部と電気機器とを長い電気コードで接続する必要がなく、配線構造を簡素化することができるという効果を発揮する。
第1実施形態の車載電機装置を備えた車両を示す概略構成図。 図1の車載電機装置の一部を拡大して示す要部断面図。 図2の車載電機装置の回路構成図。 第2実施形態の車載電機装置を示す要部断面図。 図4の車載電機装置の回路構成図。 第3実施形態の車載電機装置を示す要部断面図。 図6の車載電機装置の回路構成図。
(第1実施形態)
以下、車載電機装置の第1実施形態を図1〜図3に従って説明する。
図1及び図2に示すように、この実施形態では、車両11の車室12内においてシート13のフレーム131の下面に、車載電機装置のケース14が装着されている。図2に示すように、車載電機装置のケース14は、平板状の取付板141と、その取付板141の表面を覆うほぼ箱型のカバー142とから構成されている。ケース14内において取付板141の下面には、車両11の振動を電力に変換する変換部として発電装置15が取り付けられている。ケース14内においてカバー142の内側面には、変換された電力を蓄える蓄電部としての二次電池16が取り付けられている。車室12内においてシート13の側面には、シートベルトの装着時に二次電池16からの電力によって動作される電気機器としてのバックルスイッチ17が設けられている。
図2に示すように、前記発電装置15は電磁誘導発電装置から構成されている。すなわち、ケース14の取付板141の下面には、円板状の支持台18が固定されている。支持台18の下面には、円板状の振動板19がコイルバネ20を介して揺動可能に支持されている。振動板19の下面には、ウェイト21が固定されている。そして、コイルバネ20及びウェイト21により、車両11の振動の振幅を増幅して振動板19に伝達する増幅部が構成されている。支持台18の下面には、コイル22が固定されている。振動板19の上面には、棒状の永久磁石23がコイル22に対して相対移動可能に固定されている。そして、車両11の振動に伴い振動板19が揺動されたとき、永久磁石23がコイル22に対して相対移動されて、電磁誘導によりコイル22から電力が発生される。
図3に示すように、前記発電装置15のコイル22は、車載電機装置のケース14内において整流回路24を介して二次電池16の入力端子に接続されている。そして、コイル22において発生された電力が整流回路24で整流されて、二次電池16に蓄えられるようになっている。電気機器としてのバックルスイッチ17は、シート13上において二次電池16の出力端子間に抵抗171を介して接続されている。
以上のように構成された車載電機装置は以下のように作用する。
車両の走行にともない、車両が振動すると、振動板19がコイルバネ20の弾力性を利用して上下動する。この場合、特定の振動領域においては、コイルバネ20のバネ常数やウェイト21の重さ等の関係から、振動板19の振幅が増幅される。つまり、車両が大きく振動した場合は、振動板19も大きく振動し、車両振動が小さい場合は、振動板19がそれよりも大きく振動することが可能になる。このため、高い効率で電磁誘導発電が行なわれて、二次電池16に電力が蓄えられる。そして、バックルスイッチ17の両端子に電圧が印加され、シートベルトのタング(図示しない)がシート13のバックル(図示しない)に係留されることによりバックルスイッチ17が閉じられる。このため、図示しない検出装置の作用により、シートベルトの装着が運転者に知らされる。
従って、この実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1) この車載電機装置においては、車両11の振動を電力に変換する変換部としての発電装置15と、変換された電力を蓄える蓄電部としての二次電池16と、その二次電池16からの電力によって動作されるバックルスイッチ17等の電気機器とが、車室12内に設けられている。このため、この車載電機装置においては、車室12内に設けられた発電装置15と二次電池16と電気機器との間を、長い電気コードで接続する必要がない。よって、配線構造を簡素化することができ、車両軽量化にも寄与できる。
(2) この車載電機装置においては、前記発電装置15が電磁誘導発電装置から構成されている。このため、変換部としての発電装置15において車両11の振動を電磁誘導により電力に効果的に変換することができる。
(3) この車載電機装置においては、前記発電装置15が車両11の振動の振幅を増幅するコイルバネ20やウェイト21等よりなる増幅部を備えている。このため、増幅部により車両11の振動の振幅を増幅して、電力を効率よく発生させることができる。
(第2実施形態)
次に、車載電機装置の第2実施形態を前記第1実施形態と異なる部分を中心に説明する。
図4及び図5に示すように、この第2実施形態においては、車載電機装置のケース14内に設けられた発電装置15が静電発電装置から構成されている。すなわち、ケース14内の支持台18の下面には、平板状の第1基体31が垂下固定されている。振動板19の上面には、平板状の第2基体32が第1基体31と微少間隙を介して対向した状態で立設固定されている。第1基体31の内側面には、電荷を半永久的に帯びたエレクトレット33が櫛状に配置されている。第2基体32の内側面には、エレクトレット33に対向する対向電極34が櫛状に配置されている。そして、車両11の振動に伴い振動板19が揺動されたとき、エレクトレット33と対向電極34とが相対移動されて、静電変位により対向電極34から電力が発生されるようになっている。
従って、この第2実施形態によれば、前記第1実施形態における(1)及び(3)に記載の効果に加えて、以下のような効果を得ることができる。
(4) この車載電機装置においては、前記発電装置15が静電発電装置から構成されている。このため、変換部としての発電装置15において車両11の振動を静電変位により電力に効果的に変換することができるとともに、コイルが不要になるため、いっそうの軽量化が可能になる。
(第3実施形態)
次に、車載電機装置の第3実施形態を前記第1実施形態と異なる部分を中心に説明する。
図1及び図6に示すように、この第3実施形態では、車載電機装置のケース14が車室12内におけるトランク室35の内側面に装着されている。図6及び図7に示すように、ケース14の取付板141の内面には、変換部としての発電装置15が取り付けられている。カバー142の下部内面には、蓄電部としての二次電池16が取り付けられている。カバー142の側壁部には、二次電池16からの電力によりトランク室35内を照らす電気機器としてのランプ36が取り付けられている。カバー142の上壁部には、ランプ36をオンオフする手動のランプスイッチ37が取り付けられている。
図6に示すように、前記発電装置15は、圧電素子発電装置から構成されている。すなわち、ケース14の取付板141の内面には、基体38が固定されている。基体38には、一対の平板状の圧電素子39,40が増幅部を構成する板バネ41を介して貼り合された状態で、基端において変位可能に支持されている。両圧電素子39,40の自由端の外面には、増幅部を構成するウェイト42が固定されている。そして、車両11の振動に伴う板バネ41の揺動湾曲により両圧電素子39,40が互いに異なった方向に変形されて、その変形により圧電素子39,40から電力が発生されるようになっている。
そして、発生された電力は二次電池16に蓄えられ、ランプスイッチ37が閉じられることにより、ランプ36が点灯する。このため、トランク室35内の照明を行なうことができる。
従って、この第3実施形態によれば、前記第1実施形態における(1)及び(3)に記載の効果に加えて、以下のような効果を得ることができる。
(5) この車載電機装置においては、前記発電装置15が圧電素子発電装置から構成されている。このため、変換部としての発電装置15において車両11の振動を圧電素子39,40の変位により電力に効果的に変換することができるとともに、前記第2実施形態と同様に軽量化に寄与できる。
(6) この車載電機装置においては、変換部としての発電装置15、蓄電部としての二次電池16、電気機器としてのランプ36及びランプスイッチ37が、車載電機装置のケース14内に設けられている。このため、ケース14内ですべての電気接続を行うことができて、ケース14外への配線が不要になる。
(変更例)
なお、この実施形態は、次のように変更して具体化することも可能である。
・ 二次電池16からの電力により動作される電気機器としてルームランプやグローブボックスランプ等の他の機器を用いること。
・ 発電装置15から発電された電力がエンジンルーム内のバッテリに蓄えられるように構成すること。
11…車両、12…車室、14…車載電機装置の本体、15…変換部としての発電装置、16…蓄電部としての蓄電池、17…電気機器としてのバックルスイッチ、20…増幅部を構成するコイルバネ、21…増幅部を構成するウェイト、22…コイル、23…永久磁石、33…エレクトレット、34…対向電極、35…トランク室、36…電気機器としてのランプ、39,40…圧電素子、41…増幅部を構成する板バネ、42…増幅部を構成するウェイト。

Claims (5)

  1. 車両振動を電力に変換する変換部と、変換された電力を蓄える蓄電部と、その蓄電部からの電力によって動作される電気機器とを車室内に設けた車載電機装置。
  2. 前記変換部は電磁誘導発電装置である請求項1に記載の車載電機装置。
  3. 前記変換部は静電発電装置である請求項1に記載の車載電機装置。
  4. 前記変換部は圧電素子発電装置である請求項1に記載の車載電機装置。
  5. 前記変換部は車両振動の振幅を増幅する増幅部を備える請求項1〜4のうちのいずれか一項に記載の車載電機装置。
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