JP2014160779A - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2014160779A
JP2014160779A JP2013031396A JP2013031396A JP2014160779A JP 2014160779 A JP2014160779 A JP 2014160779A JP 2013031396 A JP2013031396 A JP 2013031396A JP 2013031396 A JP2013031396 A JP 2013031396A JP 2014160779 A JP2014160779 A JP 2014160779A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electrode
region
semiconductor device
semiconductor substrate
emitter electrode
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2013031396A
Other languages
English (en)
Inventor
Tatsuji Nagaoka
達司 永岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP2013031396A priority Critical patent/JP2014160779A/ja
Priority to US14/166,215 priority patent/US9111988B2/en
Publication of JP2014160779A publication Critical patent/JP2014160779A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L29/00Semiconductor devices specially adapted for rectifying, amplifying, oscillating or switching and having potential barriers; Capacitors or resistors having potential barriers, e.g. a PN-junction depletion layer or carrier concentration layer; Details of semiconductor bodies or of electrodes thereof ; Multistep manufacturing processes therefor
    • H01L29/66Types of semiconductor device ; Multistep manufacturing processes therefor
    • H01L29/68Types of semiconductor device ; Multistep manufacturing processes therefor controllable by only the electric current supplied, or only the electric potential applied, to an electrode which does not carry the current to be rectified, amplified or switched
    • H01L29/70Bipolar devices
    • H01L29/72Transistor-type devices, i.e. able to continuously respond to applied control signals
    • H01L29/739Transistor-type devices, i.e. able to continuously respond to applied control signals controlled by field-effect, e.g. bipolar static induction transistors [BSIT]
    • H01L29/7393Insulated gate bipolar mode transistors, i.e. IGBT; IGT; COMFET
    • H01L29/7395Vertical transistors, e.g. vertical IGBT
    • H01L29/7396Vertical transistors, e.g. vertical IGBT with a non planar surface, e.g. with a non planar gate or with a trench or recess or pillar in the surface of the emitter, base or collector region for improving current density or short circuiting the emitter and base regions
    • H01L29/7397Vertical transistors, e.g. vertical IGBT with a non planar surface, e.g. with a non planar gate or with a trench or recess or pillar in the surface of the emitter, base or collector region for improving current density or short circuiting the emitter and base regions and a gate structure lying on a slanted or vertical surface or formed in a groove, e.g. trench gate IGBT
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L29/00Semiconductor devices specially adapted for rectifying, amplifying, oscillating or switching and having potential barriers; Capacitors or resistors having potential barriers, e.g. a PN-junction depletion layer or carrier concentration layer; Details of semiconductor bodies or of electrodes thereof ; Multistep manufacturing processes therefor
    • H01L29/66Types of semiconductor device ; Multistep manufacturing processes therefor
    • H01L29/68Types of semiconductor device ; Multistep manufacturing processes therefor controllable by only the electric current supplied, or only the electric potential applied, to an electrode which does not carry the current to be rectified, amplified or switched
    • H01L29/70Bipolar devices
    • H01L29/72Transistor-type devices, i.e. able to continuously respond to applied control signals
    • H01L29/739Transistor-type devices, i.e. able to continuously respond to applied control signals controlled by field-effect, e.g. bipolar static induction transistors [BSIT]
    • H01L29/7393Insulated gate bipolar mode transistors, i.e. IGBT; IGT; COMFET
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L23/00Details of semiconductor or other solid state devices
    • H01L23/48Arrangements for conducting electric current to or from the solid state body in operation, e.g. leads, terminal arrangements ; Selection of materials therefor
    • H01L23/482Arrangements for conducting electric current to or from the solid state body in operation, e.g. leads, terminal arrangements ; Selection of materials therefor consisting of lead-in layers inseparably applied to the semiconductor body
    • H01L23/4824Pads with extended contours, e.g. grid structure, branch structure, finger structure
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2924/00Indexing scheme for arrangements or methods for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies as covered by H01L24/00
    • H01L2924/0001Technical content checked by a classifier
    • H01L2924/0002Not covered by any one of groups H01L24/00, H01L24/00 and H01L2224/00

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Condensed Matter Physics & Semiconductors (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Ceramic Engineering (AREA)
  • Internal Circuitry In Semiconductor Integrated Circuit Devices (AREA)
  • Electrodes Of Semiconductors (AREA)

Abstract

【課題】 電極自体のスライドを抑制する技術を提供する。
【解決手段】 本明細書が開示する半導体装置10は、半導体基板12と、第1電極50を有する。半導体基板12には、素子領域14と、その素子領域14を取り囲む非素子領域16とが形成されている。第1電極50は、半導体基板12上に配置されており、半導体基板12に形成された素子領域14と電気的に接続されている。第1電極50は弾性率が異なる2以上の材料により構成されている。半導体基板12を平面視した場合の第1電極50の外周部における単位面積当たりの弾性率は、第1電極50の中央部における単位面積当たりの弾性率よりも小さい。
【選択図】図1

Description

本明細書に開示する技術は、半導体装置に関する。
特許文献1には、半導体チップの両面にヒートシンクが接合されたパッケージ型半導体装置が開示されている。半導体チップの一方の表面にはエミッタ電極が形成されており、エミッタ電極の周囲にはゲート配線層が形成されている。エミッタ電極とゲート配線層との間には、ゲート配線層と電気的に分離されたダミー配線層が形成されている。エミッタ電極の表面には、めっき層、はんだ層を介して金属ブロックが接合されている。金属ブロックの表面には、はんだ層を介して上側のヒートシンクが接合されている。半導体チップの他方の表面にはコレクタ電極が形成されており、コレクタ電極の表面にははんだ層を介して下側のヒートシンクが接合されている。一般に、半導体チップの両面にヒートシンクが接合されたパッケージ型半導体装置では、温度変化に伴いヒートシンク、金属ブロック、及び基板が異なる熱膨張率で膨張するため、めっき層がスライドすることがある。特許文献1の技術によると、温度変化に伴いめっき層がスライドしても、ダミー配線によりめっき層を受け止めることができる。このため、エミッタ電極がめっき層を介してゲート配線層と導通(短絡)することが防止できるとしている。
特開2005−116962号公報
特許文献1の技術では、ダミー配線によりめっき層のスライドを受け止め、めっき層とゲート配線層との導通を防止する。しかしながら、本発明者らが鋭意研究した結果、この種の半導体装置では温度変化により、めっき層だけではなくめっき層と接合されている電極もスライドすることがあるとの知見を得た。したがって、特許文献1の技術では、めっき層のスライドによるエミッタ電極とゲート配線層との短絡は防止できるものの、エミッタ電極のスライドを抑制することはできない。電極がスライドすると、半導体装置の信頼性を損ねる虞がある。
本明細書では、電極自体のスライドを抑制する技術を提供する。
本明細書が開示する半導体装置は、半導体基板と、第1電極を有する。半導体基板には、素子領域が形成されている。第1電極は、半導体基板上に配置されており、半導体基板に形成された素子領域と電気的に接続されている。第1電極は弾性率が異なる2以上の材料により構成されている。半導体基板を平面視した場合の第1電極の外周部における単位面積当たりの弾性率は、第1電極の中央部における単位面積当たりの弾性率よりも小さい。なお、本明細書における「電極」は、全ての領域が導電性を有している必要はなく、一部の領域が導電性を有していなくてもよい。一部に導電性を有していない領域を含んでいても、その領域が導電性を有する領域に取囲まれ、その領域が電極全体としての機能を阻害していない場合には、その領域を含む全体を電極という。したがって、電極の一部が絶縁材料により形成されていてもよい。なお、絶縁体が電極において占める領域の割合は、約50%以下であることが好ましい。また、絶縁体は複数の領域に分散して配置されていることが好ましい。
上記の半導体装置では、半導体基板を平面視したときに、第1電極の外周部の方が中央部よりも弾性率が小さい。即ち、第1電極の外周部の方が中央部よりも応力に対して変形し易い。このため、第1電極と半導体基板との熱膨張率の差に起因して第1電極の内部に熱応力が生じても、第1電極の外周部においてその熱応力を緩和することができる。従って、第1電極が熱膨張によりスライドすることを抑制することができる。
本明細書が開示する技術の詳細、及び、さらなる改良は、発明を実施するための形態、及び、実施例にて詳しく説明する。
実施例1の半導体装置の平面図を示す。 実施例1の半導体装置のII−II線における縦断面図を示す。 実施例2の半導体装置の平面図を示す。 実施例3の半導体装置の平面図を示す。 変形例1の半導体装置の平面図を示す。
以下に説明する実施例の主要な特徴を列記しておく。なお、以下に記載する技術要素は、それぞれ独立した技術要素であって、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組合せに限定されるものではない。
(特徴1) 本明細書が開示する半導体装置は、第1電極の上面にめっき層が配置されており、めっき層の上面に金属ブロックが配置されていてもよい。金属ブロックは、第1電極の少なくとも一部を覆っており、めっき層を介して第1電極と電気的に接続されていてもよい。特徴1によると、第1電極の上面がめっき層を介して金属ブロックと接し、第1電極の下面は半導体基板と接している。このため、金属ブロックと第1電極と半導体基板との熱膨張率の差に起因して、第1電極に熱応力が発生する。しかしながら、この半導体装置では、第1電極の外周部は中央部よりも応力に対して変形し易い。このため、第1電極に生じる熱応力は第1電極の外周部において緩和される。この構成によると、第1電極がスライドすることを抑制することができる。
(特徴2) 本明細書が開示する半導体装置は、半導体基板にはさらに、素子領域を取り囲む非素子領域が形成されていてもよい。素子領域には、絶縁ゲート型の半導体素子が形成されていてもよい。非素子領域上にはさらに、半導体素子の絶縁ゲートに電気的に接続されたゲート配線層が配置されていてもよい。第1電極の外周部は、第1電極の中央部よりもゲート配線層に近接していてもよい。特徴2によると、ゲート配線層は第1電極の中央部よりも外周部に近接した位置に配置される。第1電極は、中央部よりも外周部の方が応力に対して変形し易い。即ち、第1電極に生じる熱応力は、第1電極の中央部よりも外周部においてより緩和される。このため、第1電極の外周部がスライドすることを抑制できる。この構成によると、第1電極がスライドしてゲート配線層と導通(短絡)することを抑制できる。
(特徴3) 本明細書が開示する半導体装置は、第1電極の中央部からゲート配線層に近接する方向に向かうにつれて、第1電極の単位面積当たりの弾性率が小さくなってもよい。特徴3によると、第1電極は中央部から外周部に向かうにつれて、応力に対する変形性が徐々に高くなる。この構成によると、第1電極に生じる熱応力は、第1電極の中央部から外周部に向かうにつれてより大きく緩和される。このため、第1電極のスライドを好適に抑制することができる。
(特徴4) 本明細書が開示する半導体装置は、半導体基板の素子領域上の一部に、絶縁膜を介して第1電極が配置されていてもよい。第1電極は、絶縁材料で形成された少なくとも1つの絶縁体を有しており、その絶縁体の弾性率は、第1電極を構成する絶縁材料以外の材料の弾性率より小さくされており、絶縁膜が配置された範囲の上方には絶縁体が配置されていてもよい。特徴4によると、素子領域上の一部に絶縁膜を介して第1電極が配置される。絶縁膜が形成された部分では、半導体基板と第1電極との間でキャリアの移動は生じない。このため、素子領域内にキャリア蓄積領域が部分的に形成され、半導体装置のオン抵抗を下げることができる。また、第1電極の一部が弾性率の低い絶縁材料により形成されるため、第1電極の弾性率を容易に調整することができる。なお、第1電極の一部を単に絶縁体とすると、その部分では電流が流れないため、第1電極の抵抗を増加させる。しかしながら、この半導体装置では、絶縁膜の上方に絶縁体が配置されている。素子領域において電流が流れない箇所に絶縁体を配置することで、第1電極の抵抗が増加することを抑制することができる。
本実施例の半導体装置10について説明する。図1は半導体装置10の平面図を示し、図2は図1の半導体装置10のII−II線における縦断面図を示す。半導体装置10は、図2に示すように、半導体基板12、電極、絶縁膜、金属ブロック48、及びヒートシンク72、76等によって構成されている。なお、図1では、図を見易くするために、図2に示されるめっき層42より上方(z方向)の部材は省略している。
図1に示すように、半導体基板12は、素子領域14及び素子領域14を取り囲む非素子領域16を有している。素子領域14は矩形状の領域であり、3つの素子領域14が半導体基板12のx方向に沿って並んで形成されている。各素子領域14の構成は略同一であり、各素子領域14にはIGBT(後述)が形成されている。半導体基板12の素子領域14以外の領域には非素子領域16が形成されている。非素子領域16には、ゲート配線層40及びゲートパッド41が配置されている。ゲートパッド41は半導体基板12上のx方向における略中央に配置されている。ゲート配線層40は、各素子領域14及びゲートパッド41を取り囲んでいる。具体的には、素子領域14を取り囲むゲート配線層40は、素子領域14から一定の距離を置いて配置されており、素子領域14の長手方向と略平行なゲート配線層と、素子領域14の短手方向と略平行なゲート配線層から構成される。隣接する素子領域14の間に配置されるゲート配線層は、隣接する素子領域14間の略中央を通るように配置される。一方、ゲートパッド41を取り囲むゲート配線層40は、素子領域14のx方向における両側に配置されたゲート配線層を−y方向に延長したゲート配線層と、素子領域14の短手方向に略平行なゲート配線層から構成される。各ゲート配線層はつながっており、ゲート配線層40はゲートパッド41に接続されている。ゲートパッド41は、ゲート配線層40によってゲート電極28(後述)に電気的に接続されている。ゲートパッド41にはワイヤ(図示省略)の一端がボンディングされ、このワイヤの他端は外部回路に接続されている。非素子領域16には周辺耐圧領域が形成されている。周辺耐圧領域は従来公知の構成であるため、その説明は省略する。
図2に示すように、半導体基板12の下面の全体には、コレクタ電極34が形成されている。本実施例では、コレクタ電極34は、アルミニウムにより形成されている。
半導体基板12の上面にはエミッタ電極50が形成されている。エミッタ電極50は、各素子領域14の上面に形成されている。図1に示すように、エミッタ電極50のxy平面における寸法は素子領域14の寸法と略同一となっている。エミッタ電極50の上面には略正方形状の領域が多数形成されている。この領域はエミッタ電極50の上面の中央部には形成されておらず、外周部において、x方向及びy方向に等間隔となるように形成されている。また、図1の最も上方(y方向)に、x方向に並んで形成されている領域を1列目の領域とし、以下−y方向に、x方向に並んで形成されている領域を順に2列目の領域、3列目の領域・・・とすると、2列目の領域は、1列目の領域とはx方向の位置が互い違いになるように形成されている。即ち、奇数列目の領域はx方向において略同一の位置に形成されており、偶数列目の領域は、x方向において、奇数列目の隣接する領域の間に位置するように形成されている。また、各領域の1辺の長さは、隣接する領域間の長さよりも短くなっている。このため、各領域が重ならないようになっている。この領域は、エミッタ電極50の上面から下面まで(即ち、z方向に)延びている。即ち、この領域は、略直方体の形状となっている。
上記の領域には、絶縁体52が配置されている。エミッタ電極50における上記の領域以外の部分は、導電体54で形成されている。即ち、エミッタ電極50は、導電体54及び絶縁体52により構成されている。本実施例では、導電体54はAlSiで形成されており、絶縁体52はポリイミドで形成されている。AlSi、ポリイミドのヤング率(縦弾性率)はそれぞれ約77[GPa]、約5[GPa]である。別言すれば、エミッタ電極50は、ヤング率の異なる2つの材料で構成されている。また、絶縁体52を形成するポリイミドのヤング率は導電体54を形成するAlSiのヤング率よりも大幅に小さい。このため、絶縁体52が配置されているエミッタ電極50の外周部の方が、絶縁体52が配置されていない中央部よりも、単位面積当たりの弾性率が小さい。また、図1に示すように、ゲート配線層40はエミッタ電極50を取り囲んでいる。従って、ゲート配線層40はエミッタ電極50の中央部よりも外周部により近接している。また、エミッタ電極50とゲート配線層40との間には絶縁体62が配置されている。絶縁体62によりエミッタ電極50(の導電体54)とゲート配線層40が絶縁されている。
次に、金属ブロック48及びヒートシンク72、76について説明する。図1、2に示すように、エミッタ電極50の上面の破線20で囲まれた範囲には、めっき層が配置されている。めっき層は2層構造であり、Niで形成されためっき層42とAuで形成されためっき層44がz方向に順に配置されている。めっき層42はエミッタ電極50と電気的に接続されている。めっき層42は、例えば無電解めっき法により形成される。一方、めっき層44は、めっき層42の上面全体に配置されている。めっき層44はめっき層42と電気的に接続されている。めっき層44は、例えば湿式無電解めっき法により形成される。
図1の破線80で囲まれた範囲における、めっき層42、44が形成されていない範囲には、絶縁膜56が形成されている。図2に示すように、絶縁膜56は、エミッタ電極50、ゲート配線層40、及び絶縁体62の上面に、めっき層44の高さと同じ位置まで形成されている。絶縁膜56は、絶縁体52及び絶縁体62と一体的に形成されてもよいし、別体で形成されてもよい。
めっき層44及び絶縁膜56の上面には、はんだ46を介して金属ブロック48が接合されている。金属ブロック48は図1の破線80に示す寸法を有しており、3つの素子領域14を覆うように配置されている。即ち、金属ブロック48はエミッタ電極50の上面全体を覆うように配置されている。金属ブロック48は、はんだ46及びめっき層44、42を介してエミッタ電極50と電気的に接続されている。即ち、各素子領域14に形成された各エミッタ電極50同士も、金属ブロック48を介して互いに電気的に接続されている。金属ブロック48はIGBT(後述)からの熱をヒートシンク72(後述)に伝達する。本実施例では金属ブロック48はCuにより形成される。
金属ブロック48の上面には、はんだ70を介してヒートシンク72が接合されている。一方、コレクタ電極34の下面には、はんだ74を介してヒートシンク76が接合されている。即ち、ヒートシンク72はエミッタ電極50に電気的に接続されており、ヒートシンク76はコレクタ電極34に電気的に接続されている。ヒートシンク72、76はIGBTからの熱を放出する。本実施例ではヒートシンク72,76はCuにより形成される。
続いて、素子領域14に形成されるIGBTについて説明する。素子領域14内の半導体基板12には、トレンチ27が形成されている。トレンチ27の内面は、ゲート絶縁膜29に覆われている。トレンチ27内には、ゲート電極28が形成されている。素子領域14内の半導体基板12には、n型のエミッタ領域24、p型のボディ領域26、n型のドリフト領域30、p型のコレクタ領域32が形成されている。エミッタ領域24は、半導体基板12の上面に露出する範囲に形成されている。エミッタ領域24は、ゲート電極28を覆うゲート絶縁膜29に接している。エミッタ領域24は、エミッタ電極50に対してオーミック接続されている。ボディ領域26は、エミッタ領域24の側方及びエミッタ領域24の下側に形成されている。ボディ領域26は、エミッタ領域24の下側でゲート絶縁膜29に接している。2つのエミッタ領域24の間のボディ領域26(いわゆる、ボディコンタクト領域)は、p型不純物濃度が高く、エミッタ電極50に対してオーミック接続されている。本実施例では、エミッタ領域24及びボディコンタクト領域は、エミッタ電極50の絶縁体52が配置されている下方には形成されておらず、エミッタ電極50の導電体54が配置されている下方に形成されている。以下では、エミッタ領域24及びボディコンタクト領域が形成されているボディ領域26を特にボディ領域26aと称し、エミッタ領域24及びボディコンタクト領域が形成されていないボディ領域26を特にボディ領域26bと称する。ドリフト領域30は、ボディ領域26の下側に形成されている。ドリフト領域30は、ボディ領域26によってエミッタ領域24から分離されている。ドリフト領域30は、トレンチ27の下端部のゲート絶縁膜29と接している。コレクタ領域32は、ドリフト領域30の下側に形成されている。コレクタ領域32は、p型不純物濃度が高く、コレクタ電極34に対してオーミック接続されている。上述した各電極及び各半導体領域によって、素子領域14内にIGBTが形成されている。
素子領域14の上面には絶縁膜60が形成されている。絶縁膜60の内、上方にエミッタ電極50の導電体54が配置されている部分の絶縁膜60はエッチングにより除去されている。より詳細には、導電体54の下方の絶縁膜60の内、トレンチ27の上面を覆う絶縁膜60を残してエッチングが行われる。従って、ボディ領域26aの上方の絶縁膜60はエッチングされ、ボディ領域26bの上方の絶縁膜60はエッチングされない。これにより、導電体54は、エミッタ領域24及びボディコンタクト領域とオーミック接触している。絶縁膜60により、エミッタ電極50(の導電体54)とゲート電極28とが絶縁されている。この構成は、別言すれば、エミッタ電極50の外周部においては、絶縁膜60が配置された範囲の上方に絶縁体52が配置されているということもできる。
絶縁膜60は、非素子領域16の内、隣接する素子領域14の間の非素子領域16の上面にも形成されている。
上述した半導体装置10を使用するときは、コレクタ電極34が電源電位に接続され、エミッタ電極50がグランド電位に接続される。ゲートパッド41に印加される電位が閾値電位未満である場合は、半導体装置10はオフしている。ゲートパッド41に印加される電位が閾値電位以上となると、半導体装置10はオンする。即ち、素子領域14においては、ゲートパッド41に印加された電位が、ゲート配線層40を介してゲート電極28に印加される。ゲート電極28に印加される電位が閾値電位以上となると、ゲート絶縁膜29に接している範囲のボディ領域26にチャネルが形成される。これによって、電子が、エミッタ電極50からエミッタ領域24、ボディ領域26のチャネル、ドリフト領域30、及びコレクタ領域32を通ってコレクタ電極34に流れる。即ち、コレクタ電極34からエミッタ電極50に電流が流れる。このとき、ボディ領域26bの上方には絶縁膜60が配置されているため、ボディ領域26bからエミッタ電極50へ正孔が流れることはない。このため、ドリフト領域30内に正孔が蓄積され、半導体装置10のオン抵抗が低減される。従って、ボディ領域26bは、正孔蓄積領域として機能する。
実施例1の半導体装置10がオン状態になると、半導体装置10に電流が流れ、半導体装置10が発熱し、半導体装置10の各部の温度が上昇する。逆に、半導体装置10がオフ状態になると、半導体装置10に流れている電流が遮断され、半導体装置10からの発熱が停止する。その結果、半導体装置10の各部の温度が低下する。上記のように半導体装置10の各部が温度変化すると、熱膨張率の相違によって、半導体装置10の各部に熱応力が繰り返し作用する。特に、エミッタ電極50を構成する導電体54の材料であるAlSiの熱膨張率(約21×10−6[/K])は、半導体基板12の材料であるSiCの熱膨張率(約4.5×10−6[/K])よりも大幅に大きい。このため、上記の温度変化により導電体54には両者の熱膨張率の差に起因した熱応力が発生する。本実施例のエミッタ電極50では、外周部にポリイミドからなる絶縁体52を多数配置している。上述したように、ポリイミドのヤング率(約5[GPa])はAlSiのヤング率(約77[GPa])と比べて格段に小さい。このため、エミッタ電極50の外周部は応力に対して極めて変形し易くなっている。従って、エミッタ電極50に生じる熱応力は、導電体54の周囲に配置された絶縁体52が変形することにより緩和される。従って、導電体54が熱膨張及び熱収縮を繰り返すことに起因してエミッタ電極50がスライドすることが抑制される。
さらに、本実施例では、エミッタ電極50の上面にめっき層42,44及びはんだ46を介して金属ブロック48が接合されている。金属ブロック48の上面にははんだ70を介してヒートシンク72が接合されている。金属ブロック48及びヒートシンク72を構成するCuの熱膨張率は約17×10−6[/K]である。半導体装置10がオン状態になると、IGBTが発熱し、半導体装置10全体が高温となる。逆に、半導体装置10がオフ状態になると、半導体装置10は外部の温度まで低下する。このような温度変化に伴って金属ブロック48、ヒートシンク72、及び半導体基板12が異なる熱膨張率で熱膨張と熱収縮を繰り返すことにより、エミッタ電極50に熱応力が発生する。本実施例のエミッタ電極50には絶縁体52が等間隔で配置されているため、絶縁体52によってエミッタ電極50の熱応力が緩和される。結果として、エミッタ電極50の最外周におけるスライドを抑制することができる。この構成によると、エミッタ電極50がスライドすることに起因してエミッタ電極50とゲート配線層40とが導通(短絡)することを防止することができる。エミッタ電極50とゲート配線層40との間にダミー配線層などを形成する必要がなくなるため、エミッタ電極50とゲート配線層40との間隔を短くすることができ、半導体基板12を有効に活用することができる。
また、ボディ領域26bは正孔蓄積領域として機能する。本実施例において絶縁膜60が形成される領域は、絶縁体52の下方である。このため、仮に絶縁膜60が形成されていなくても、電流がエミッタ電極50(の絶縁体52)に流れることはない。即ち、本実施例では、もともと電流が流れることがない領域を正孔蓄積領域として活用している。これにより、半導体装置10の導通抵抗を上昇させることなく、半導体装置10のオン電圧を低減することができる。
次に、図3を参照して実施例2について説明する。以下では、実施例1と相違する点についてのみ説明し、実施例1と同一の構成についてはその詳細な説明を省略する。
実施例2の半導体装置10aでは、エミッタ電極50aの上面に、環状の領域が形成されている。上記の環状の領域は、エミッタ電極50aとめっき層42との接触面を取り囲むように、2周に亘って形成されている。内側の環状の領域は上記の接触面から一定の間隔を置いて形成されており、外側の環状の領域は内側の環状の領域から一定の間隔を置いて形成されている。これらの領域は、エミッタ電極50aの上面から下面まで延びている。これらの領域には、導電体52a(本実施例ではAl)が配置されている。即ち、本実施例では、エミッタ電極50aは導電体により構成されている。また、図示は省略しているが、絶縁膜60はトレンチ27の上面のみを覆うように形成されており、ボディ領域26bにもエミッタ領域24及びボディコンタクト領域が形成されている。即ち、本実施例では正孔蓄積領域は形成されていない。
Alのヤング率は約70[GPa]であり、導電体54を構成するAlSiのヤング率(約77[GPa])よりも小さい。従って、エミッタ電極50aは、その中央部よりも外周部の方が、応力に対して変形し易くなっている。このため、本実施例の半導体装置10aも、エミッタ電極50aに生じる熱応力を緩和する点では実施例1の半導体装置10と同様の効果を奏する。また、導電体52aが2周に亘って配置されているため、エミッタ電極50aの変形量はエミッタ電極50aの中央部から外側に向かうにつれて小さくなり、エミッタ電極50aの最外周におけるスライドを抑制することができる。さらに、エミッタ電極50aが導電体で構成されているため、エミッタ電極50aの一部が絶縁体で構成される場合と比較して、エミッタ電極50aの抵抗が上がることを抑制できる。
次に、図4を参照して実施例3について説明する。以下では、実施例1と相違する点についてのみ説明し、実施例1と同一の構成についてはその詳細な説明を省略する。
実施例3の半導体装置10bは、以下の点で実施例1の半導体装置10と異なっている。即ち、絶縁体52bが配置される領域は略円形状であり、その寸法はエミッタ電極50bの中心から外側に向かうにつれて徐々に大きくなっている。この構成によると、エミッタ電極50bの単位面積当たりの弾性率は、エミッタ電極50bの中央部からゲート配線層40に近接する方向に向かうにつれて小さくなる。即ち、エミッタ電極50bは、その中央部から外側に向かうにつれて応力に対する変形性が徐々に高くなる。即ち、絶縁体52bの変形量は、エミッタ電極50bの中央部から外側に向かうにつれて徐々に大きくなる。この構成によっても、エミッタ電極50bの内部に生じる熱応力が絶縁体52bによって緩和され、エミッタ電極50bの最外周においてエミッタ電極50bがスライドすることを抑制することができる。一般に、応力を緩和する領域(本実施例では絶縁体52b)が変形すると、その下方に形成されている半導体素子に影響が及ぼされる場合がある。本実施例の構成によると、絶縁体52bが配置される領域の寸法をエミッタ電極50bの位置によって変更することで、絶縁体52bの変形量を制御している。具体的には、半導体素子が比較的に疎である領域に寸法の大きな絶縁体52bを配置している。従って、絶縁体52bが大きく変形しても、絶縁体52bの下方の半導体素子への影響が低減される。
(変形例1)
次に、図5を参照して実施例3の変形例1について説明する。以下では、実施例3と相違する点についてのみ説明し、実施例3と同一の構成についてはその詳細な説明を省略する。
変形例1の半導体装置10cは、以下の点で実施例3の半導体装置10bと異なっている。即ち、絶縁体52cが配置される領域の寸法はエミッタ電極50c上の位置によらず略同一である。また、隣接する絶縁体52cの周方向の間隔は、エミッタ電極50cの中央部から外側に向かうにつれて広くなっている。別言すれば、絶縁体52cはエミッタ電極50cの中央部から外側に向かうにつれて密に配置されている。この構成によっても、エミッタ電極50cは、その中央部から外側に向かうにつれて応力に対する変形性が徐々に高くなる。このため、変形例1の半導体装置10cは、実施例3の半導体装置10bと同様の効果を奏する。
以上、本明細書が開示する技術の実施例について詳細に説明したが、これらは例示にすぎず、本明細書が開示する半導体装置は、上記の実施例を様々に変形、変更したものが含まれる。
例えば、上記の実施例では導電体54、絶縁体52、及び導電体52aはそれぞれAlSi、ポリイミド、及びAlで形成されたが、これに限られず、絶縁体52及び導電体52aのヤング率が導電体54のヤング率より小さければ、これらは他の材質で形成されていてもよい。また、応力を緩和する領域(絶縁体52、導電体52aなど)は、エミッタ電極50とめっき層42との接合面を取り囲むように配置されたが、エミッタ電極50がスライドしても影響がない領域(例えば、ゲート配線層40が配置されていない領域)では上記の応力を緩和する領域が形成されなくてもよい。
また、実施例1で絶縁体52が配置された領域には、導電体が配置されてもよい。導電体のヤング率は、導電体54のヤング率よりも小さいことが好ましい。この場合、正孔蓄積領域は形成されなくてもよい(即ち、絶縁膜60は各トレンチ27の上面のみを覆うように形成されてもよい)。ボディ領域26bにもエミッタ領域24及びボディコンタクト領域が形成されてもよい。また、絶縁体52が配置される領域の形状は略正方形状に限られず、矩形状でもよいし、円状、楕円状でもよい。これは、実施例3及び変形例1においても同様である。また、実施例1では正孔蓄積領域(ボディ領域26b)にはエミッタ領域24及びボディコンタクト領域は形成されなかったが、これらの領域が形成されていてもよい。
また、上記の実施例ではめっき層42、44はエミッタ電極50の略中央部に配置されたが、3つのエミッタ電極の上面全体を覆うように配置されてもよい。このとき、ゲート配線層40とそれに隣接するエミッタ電極50とが絶縁されていることはいうまでもない。また、上記の実施例ではヒートシンク72、76が半導体基板12の両面に接合されたいわゆる両面冷却型の半導体装置について述べたが、電極に応力が生じるような半導体装置であれば両面冷却型に限られない。また、各エミッタ電極50は金属ブロック48によって電気的に接続されたが、半導体基板12上にエミッタパッドを形成して各エミッタ電極50を電気的に接続してもよい。また、応力を緩和する領域は、ダミー配線層が配置された半導体装置に形成されてもよい。また、半導体基板12上には素子領域14がいくつ形成されてもよい。各素子領域14の寸法を小さくすることにより、信号速度を大きくすることができる。また、素子領域14に形成される素子構造は、IGBTに限られず、MOS等のスイッチング素子(トレンチ型、プレーナ型)であってもよい。また、上記の実施例における導電型はこれに限られず、pnp型のIGBTであってもよい。また、エミッタ電極50のスライドを抑制できる限り、応力を緩和する領域はエミッタ電極50とめっき層42との接合面の外周に1周のみ形成されてもよいし、複数周に亘って形成されてもよい。さらに、IGBTでは、ドリフト層にドリフト層よりも不純物濃度が高いバッファ層が形成されてもよい。バッファ層は、コレクタ領域の上面に接した領域である。
以上、本発明の具体例を詳細に説明したが、これらは例示にすぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。また、本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組合せに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成するものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
10:半導体装置
12:半導体基板
14:素子領域
16:非素子領域
27:トレンチ
28:ゲート電極
29:絶縁膜
40:ゲート配線層
42、44:めっき層
48:金属ブロック
50:エミッタ電極
52:絶縁体
54:導電体
60:絶縁膜
変形例1の半導体装置10cは、以下の点で実施例3の半導体装置10bと異なっている。即ち、絶縁体52cが配置される領域の寸法はエミッタ電極50c上の位置によらず略同一である。また、隣接する絶縁体52cの周方向の間隔は、エミッタ電極50cの中央部から外側に向かうにつれて狭くなっている。別言すれば、絶縁体52cはエミッタ電極50cの中央部から外側に向かうにつれて密に配置されている。この構成によっても、エミッタ電極50cは、その中央部から外側に向かうにつれて応力に対する変形性が徐々に高くなる。このため、変形例1の半導体装置10cは、実施例3の半導体装置10bと同様の効果を奏する。

Claims (5)

  1. 素子領域が形成された半導体基板と、
    半導体基板上に配置されており、半導体基板に形成された素子領域と電気的に接続されている第1電極を有しており、
    第1電極は、弾性率が異なる2以上の材料により構成されており、
    半導体基板を平面視した場合の第1電極の外周部における単位面積当たりの弾性率は、第1電極の中央部における単位面積当たりの弾性率よりも小さいことを特徴とする半導体装置。
  2. 第1電極の上面にはめっき層が配置されており、
    めっき層の上面には金属ブロックが配置されており、
    金属ブロックは、第1電極の少なくとも一部を覆っており、めっき層を介して第1電極と電気的に接続されていることを特徴とする請求項1の半導体装置。
  3. 半導体基板にはさらに、素子領域を取り囲む非素子領域が形成されており、
    素子領域には、絶縁ゲート型の半導体素子が形成されており、
    非素子領域上にはさらに、半導体素子の絶縁ゲートに電気的に接続されたゲート配線層が配置されており、
    第1電極の外周部は、第1電極の中央部よりもゲート配線層に近接していることを特徴とする請求項1または2に記載の半導体装置。
  4. 第1電極の中央部からゲート配線層に近接する方向に向かうにつれて、第1電極の単位面積当たりの弾性率が小さくなることを特徴とする請求項3に記載の半導体装置。
  5. 半導体基板の素子領域上の一部には、絶縁膜を介して第1電極が配置されており、
    第1電極は、絶縁材料で形成された少なくとも1つの絶縁体を有しており、その絶縁体の弾性率は、第1電極を構成する前記絶縁材料以外の材料の弾性率より小さくされており、
    前記絶縁膜が配置された範囲の上方には前記絶縁体が配置されていることを特徴とする、請求項1〜4のいずれか一項の半導体装置。
JP2013031396A 2013-02-20 2013-02-20 半導体装置 Pending JP2014160779A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013031396A JP2014160779A (ja) 2013-02-20 2013-02-20 半導体装置
US14/166,215 US9111988B2 (en) 2013-02-20 2014-01-28 Semiconductor device

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013031396A JP2014160779A (ja) 2013-02-20 2013-02-20 半導体装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2014160779A true JP2014160779A (ja) 2014-09-04

Family

ID=51350583

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013031396A Pending JP2014160779A (ja) 2013-02-20 2013-02-20 半導体装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US9111988B2 (ja)
JP (1) JP2014160779A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017059720A (ja) * 2015-09-17 2017-03-23 富士電機株式会社 半導体装置および半導体装置の製造方法
US11855206B2 (en) 2021-02-18 2023-12-26 Kabushiki Kaisha Toshiba Semiconductor device

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7103256B2 (ja) * 2019-02-13 2022-07-20 株式会社デンソー 半導体装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012049281A (ja) * 2010-08-26 2012-03-08 Toyota Motor Corp 半導体装置

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05175206A (ja) 1991-12-20 1993-07-13 Fujitsu Ltd 半導体装置とその製造方法
JP3812549B2 (ja) 2003-06-27 2006-08-23 株式会社デンソー 半導体装置
JP4191567B2 (ja) * 2003-09-18 2008-12-03 株式会社リコー 導電性接着剤による接続構造体及びその製造方法
JP3750680B2 (ja) 2003-10-10 2006-03-01 株式会社デンソー パッケージ型半導体装置
WO2010092691A1 (ja) * 2009-02-16 2010-08-19 トヨタ自動車株式会社 半導体装置
DE102010038933A1 (de) * 2009-08-18 2011-02-24 Denso Corporation, Kariya-City Halbleitervorrichtung mit Halbleiterchip und Metallplatte und Verfahren zu deren Fertigung

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012049281A (ja) * 2010-08-26 2012-03-08 Toyota Motor Corp 半導体装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017059720A (ja) * 2015-09-17 2017-03-23 富士電機株式会社 半導体装置および半導体装置の製造方法
US11855206B2 (en) 2021-02-18 2023-12-26 Kabushiki Kaisha Toshiba Semiconductor device

Also Published As

Publication number Publication date
US9111988B2 (en) 2015-08-18
US20140231868A1 (en) 2014-08-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6588363B2 (ja) スイッチング素子
JP4984485B2 (ja) 半導体装置
JP5135719B2 (ja) トレンチ型絶縁ゲート半導体装置
JP6460016B2 (ja) スイッチング素子
JP6299789B2 (ja) スイッチング素子
JP6666292B2 (ja) 半導体装置
JP2016167539A (ja) 半導体装置
JP5605095B2 (ja) 半導体装置
JP6668804B2 (ja) 半導体装置
JP2017135245A (ja) 半導体装置
WO2017056176A1 (ja) 半導体装置およびそれを備える半導体モジュール
JP5633135B2 (ja) 半導体装置
JP2014160779A (ja) 半導体装置
JP2014130896A (ja) 半導体装置
JP6759275B2 (ja) ボンドパッド間のゲートフィンガを含むワイドバンドギャップ半導体デバイス
CN211929493U (zh) 晶闸管
JP7310356B2 (ja) 半導体装置
JP2011060883A (ja) 絶縁ゲートトランジスタ
JP6825298B2 (ja) 半導体装置
JP2010062331A (ja) 電力用半導体装置
JP2021005692A (ja) 半導体装置
KR101602411B1 (ko) 게이트 패드 영역에 액티브셀 배치 구조를 가지는 전력 반도체 장치
WO2022153652A1 (ja) 半導体装置
JP7230303B2 (ja) 半導体装置
JP2024036071A (ja) 半導体装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20151110

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20161124

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20161129

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170123

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20170321