JP2014158313A - 結束バンド固定構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡単な構造で製造が容易であり、且つ、結束バンドのヘッド部の回転変位を有利に防止することができる、汎用性の高い、新規な構造の結束バンド固定構造を提供すること。
【解決手段】被支持部材14を収容保持する支持部材10において、支持部材10の壁部25の外面27に結束バンド保持部28が突設されている一方、結束バンド保持部28に貫設されたバンド挿通孔30に対して、結束バンド16の帯状部44を挿通配置すると共に、結束バンド16により、被支持部材14を支持部材10に結束固定する結束バンド固定構造において、結束バンド保持部28の上端面32が、壁部25の上端面34よりも下方に位置されていると共に、結束バンド保持部28の上端面32と壁部25の外面27によって形成されたヘッド収容部56に、結束バンド16のヘッド部46が収容保持されるようにした。
【選択図】図1

Description

本発明は、被支持部材を支持部材に対して結束バンドにより固定する、結束バンド固定構造に関するものである。
従来から、自動車等においては、ワイヤハーネス等の被支持部材を、プロテクタ等の支持部材に収容保持して結束バンドで固定する、結束バンド固定構造が広く用いられている。例えば、特開平7−95714号公報(特許文献1)の図7に記載されているように、プロテクタ等の支持部材は、ワイヤハーネス等の被支持部材を収容保持する樋状部を有しており、この樋状部の側壁の突出端面に、結束バンド保持部が突設された構造とされている。そして、結束バンド保持部に設けられたバンド挿通孔に、結束バンドの帯状部を挿通配置することにより、結束バンドが支持部材に離脱不能に支持されて、被支持部材を支持部材に対して結束バンドにより安定して固定することができる。
ところで、従来の結束バンド固定構造においては、結束バンド保持部が支持部材の樋状部における側壁の突出端面に設けられており、結束バンド保持部のバンド挿通孔に対して、結束バンドが挿通されることのみによって、結束バンドが支持部材に係止されている。それ故、結束バンドの結束作業時等に、結束バンドのヘッド部の位置がばらつき易く、特許文献1の図8に記載されているように、ヘッド部がプロテクタの上方に突出して他部材と干渉するおそれがあった。また、結束後も、ワイヤハーネス等から及ぼされる変位荷重により、結束バンドのヘッド部が回転変位し易く、後発的に他部材との干渉が生じるおそれもあった。
そこで、特許文献1の図3に示すように、結束バンド保持部のバンド挿通孔の内面に係合突部を設け、かかる係合突部を結束バンドの帯状部の一方の平面に設けられた鋸歯状の係止突起に係合させることにより、結束バンドのヘッド部の回転変位を阻止する構造が提案されている。
しかしながら、結束バンド保持部のバンド挿通孔の内面に、係合突部を別途設けることは、製造上容易ではなく製造コストの上昇を招くという問題を内在していた。また、特許文献1の図3に示されているように、係合突部がバンド挿通孔の内周側の面に形成されている場合は、当該係合突部に、結束バンドの帯状部の係止突起を係合させるためには、帯状部の係止突起が被支持体側(内側)に向くような、結束バンドを選択する必要がある。従って、ワイヤハーネスの結束テープ破断を防止したい等、結束バンドの帯状部の係止突起を被支持体側に向けたくない場合には、バンド挿通孔の外周面側に係合突部を突設するように設計変更する必要があり、汎用性に乏しいという問題があった。
特開平7−95714号公報
本発明は、上述の事情を背景に為されたものであって、その解決課題は、簡単な構造で製造が容易であり、且つ、結束バンドのヘッド部の回転変位を有利に防止することができる、汎用性の高い、新規な構造の結束バンド固定構造を提供することにある。
以下、前述の如き課題を解決するために為された本発明の態様を記載する。なお、以下に記載の各態様において採用される構成要素は、可能な限り任意の組み合わせで採用可能である。
本発明の第一の態様は、被支持部材を収容保持する支持部材において、前記支持部材の壁部の外面に結束バンド保持部が突設されている一方、該結束バンド保持部に貫設されたバンド挿通孔に対して、結束バンドの帯状部を挿通配置すると共に、該結束バンドにより、前記被支持部材を前記支持部材に結束固定する結束バンド固定構造において、前記結束バンド保持部の上端面が、前記壁部の上端面よりも下方に位置されていると共に、前記結束バンド保持部の上端面と前記壁部の外面によって形成されたヘッド収容部に、前記結束バンドのヘッド部が収容保持されている
ことを特徴とする。
本態様によれば、結束バンド保持部の上端面が、支持部材の壁部の上端面よりも下方に位置されていることから、結束バンド保持部の上端面と壁部の外面との間に、それらによって形成されるヘッド収容部を設けることができる。従って、ヘッド収容部に結束バンドのヘッド部を収容保持することにより、結束バンドの支持部材における位置決め安定性を飛躍的に向上させることができる。
具体的には、ヘッド収容部を形成する結束バンド保持部の上端面により、結束バンドのヘッド部の下方側への回転変位を阻止すると共に、ヘッド収容部を形成する壁部の外面によりヘッド部の上方側への回転変位を阻止することができる。それ故、結束バンドの結束時や結束後におけるヘッド部の回転変位を有利に防止して、結束バンドのヘッド部の位置ばらつきや、それに伴うヘッド部と他部材との干渉等の発生を未然に防止できる。
しかも、ヘッド収容部は、結束バンド保持部の上端面を壁部の上端面よりも下方に設けるという極めて簡単な構造で設けられることから、従来構造の如き、結束バンド保持部のバンド挿通孔内に係合突部を設ける場合に比して、製造が容易であり、製造コストの削減を図ることができる。
特に、ヘッド収容部に結束バンドのヘッド部を収容保持できることから、支持部材からの結束バンドのヘッド部の突出量を抑えることができ、小型化・高密度化等の要求にも有利に対応できるのである。
本発明の第二の態様は、前記第一の態様に記載のものにおいて、前記結束バンド保持部の上端面と前記壁部の外面との為す角が、70°〜110°の範囲に設定されているものである。
本態様によれば、支持部材の壁部に突設された結束バンド保持部の上端面と壁部の外面との為す角が70°〜110°の範囲に設定されていることから、ヘッド収容部に対する結束バンドのヘッド部の係合が安定して実現され、より確実に結束バンドのヘッド部を、ヘッド収容部に収容保持して位置決め安定性を向上させることができる。
なお、結束バンド保持部の上端面と壁部の外面との為す角は、確実に結束バンドのヘッド部を収容保持するという観点から、好ましくは70°〜110°の範囲、より好ましくは80°〜100°の範囲に設定されることが望ましい。
本発明の第三の態様は、前記第一又は第二の態様に記載のものにおいて、前記ヘッド収容部において、前記結束バンド保持部の上端面からの前記壁部の外面の突出高さが、前記結束バンド保持部の上端面に載置された前記ヘッド部の高さ寸法の1/5以上4/5以下とされているものである。
ヘッド収容部を形成する壁部の外面が結束バンド保持部の上端面から突出する突出高さが、結束バンド保持部の上端面に載置されたヘッド部の高さ寸法の1/5よりも小さいと、ヘッド収容部によるヘッド部の回転阻止機能が十分に発揮されないおそれがある。また、4/5よりも大きいと、結束バンドの帯状部と壁部の外面の突出端部が干渉して、ヘッド収容部にヘッド部を安定して収容保持することが難しくなる。
なお、ヘッド収容部を形成する壁部の外面の高さ方向の先端面は、壁部の上端面で形成されてもよいし、後述する第四の態様の如き、壁部の上端面に設けられた切欠部の底面によって構成されてもよい。
本発明の第四の態様は、前記第一乃至第三の何れか1つの態様に記載のものにおいて、前記壁部の上端面に開口する切欠部が設けられており、該切欠部によって、前記ヘッド収容部における前記結束バンド保持部の上端面からの前記壁部の外面の突出高さが、小さくされているものである。
本態様によれば、壁部の上端面に開口する切欠部を設けることにより、結束バンド保持部の上端面からの壁部の外面の突出高さを任意に変更することができる。それ故、支持部材に収容保持したワイヤハーネスの径が小さい場合に、支持部材にワイヤハーネスをガタツキなく固定することができる。また、結束バンドのヘッド部が小さい場合にも、壁部の外面の突出高さを小さくして、壁部の上端面に結束バンドの帯状部が干渉することを防止して、ヘッド収容部に結束バンドのヘッド部を安定して収容保持することができる。要するに、ワイヤハーネスの径や結束バンドの形状のばらつきにも、切欠部の大きさを任意に設定することで、柔軟に対応することができる。
本発明の第五の態様は、前記第一乃至第四の何れか1つの態様に記載のものにおいて、前記被支持部材がワイヤハーネスとされている一方、前記支持部材が電気接続箱に一体的に形成されたワイヤハーネス導出部とされているものである。
本態様によれば、支持部材が電気接続箱に一体的に形成されたワイヤハーネス導出部である場合にも、本発明の結束バンド固定構造を有利に適用できる。それ故、電気接続箱の外面に配設される結束バンドのヘッド部の位置ばらつきや回転変位を有効に規制して、他部材との干渉を未然に防止できる。
本発明の第六の態様は、前記第一乃至第四の何れか1つの態様に記載のものにおいて、前記被支持部材がワイヤハーネスとされている一方、前記支持部材が該ワイヤハーネスを保持するプロテクタとされているものである。
本態様によれば、例えばワイヤハーネスを保持するプロテクタに対して本発明の結束バンド固定構造を有利に適用できる。それ故、プロテクタの外面に配設される結束バンドのヘッド部の位置ばらつきや回転変位を有効に規制して、他部材との干渉を未然に防止できる。
本発明の結束バンド固定構造によれば、結束バンド保持部の上端面が、支持部材の壁部の上端面よりも下方に位置されていることから、結束バンド保持部の上端面と壁部の外面との間に、それらによって形成されるヘッド収容部を設けることができる。これにより、結束バンドの結束時や結束後におけるヘッド部の回転変位を有利に防止して、結束バンドのヘッド部の位置ばらつきや、それに伴うヘッド部と他部材との干渉等の発生を未然に防止できる。しかも、ヘッド収容部は、結束バンド保持部の上端面を壁部の上端面よりも下方に設けるという極めて簡単な構造で設けられることから、製造が容易で製造コストの削減を図ることができる。
本発明の第一の実施形態としての結束バンド固定構造に用いられる結束バンドとプロテクタを示す斜視図。 本発明の第一の実施形態としての結束バンド固定構造を示す斜視図。 図2のIII−III断面拡大図。 本発明の結束バンド固定構造を構成する結束バンドの他の態様を示す要部拡大図であって、図3に対応する図。 本発明の結束バンド固定構造を構成するプロテクタの他の態様を示す要部拡大斜視図。 本発明の第二の実施形態としての結束バンド固定構造を示す斜視図。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しつつ説明する。
図1〜3に、本発明の第一の実施形態に従う結束バンド固定構造を用いて、支持部材たるプロテクタ10の樋状部12に収容保持された被支持部材たるワイヤハーネス14を、結束バンド16によりプロテクタ10に結束固定する構造が示されている。図1に示すように、プロテクタ10は、樋状に延びる樋状部12と、樋状部12の上方開口部18を覆蓋する蓋体20を含んで構成されており、例えばポリプロピレン(PP)、ポリアミド(PA)等の合成樹脂により射出成形等によって一体形成されている。以下の説明において、上方とは、図1中の上方、下方とは、図1中の下方、また前方とは、図1中の左方、後方とは、図1中の右方を言うものとする。
樋状部12は、底壁22と底壁22の両側から立ち上がる一対の側壁24a,24bを含んで樋状に延びる構成とされている。樋状部12の長手方向先端部において、奥側の側壁24a及び底壁22から長手方向前方に一体的に延び出すL字状のワイヤハーネス固定部26が設けられており、ワイヤハーネス14を固定できるようになっている。
図1に示すように、ワイヤハーネス固定部26において、樋状部12の側壁24aに連接する壁部25の外面27には、外方に向かって矩形断面形状で突出する結束バンド保持部28が設けられている一方、この結束バンド保持部28には、上方開口部18側に開口するバンド挿通孔30が貫設されている。そして、結束バンド保持部28の上端面32が、ワイヤハーネス固定部26における壁部25の上端面34よりも下方に位置されるようになっている。
また、樋状部12の手前側の側壁24bには、上方開口部18側の長手方向両端部において矩形状の係合孔36が貫設されている一方、樋状部12の奥側の側壁24aの上端には、蓋体20がヒンジ接続されている。そして、覆蓋時において該係合孔36に対応する蓋体20の内面には、内方に向かって突出する係合突起40が設けられていると共に、係合突起40の先端部には係合爪42が突設されている。
上述の如き構造とされたプロテクタ10に対して、ワイヤハーネス14が、本実施形態の結束バンド固定構造に従い、以下のように結束固定されることとなる。先ず、プロテクタ10の樋状部12にワイヤハーネス14を収容して、樋状部12の上方開口部18を蓋体20により覆蓋する。この際、蓋体20の内面に突設された係合突起40の先端部の係合爪42が、樋状部12の手前側の側壁24bに設けられた係合孔36と嵌合することにより、蓋体20が樋状部12に対して係合固定されるようになっている。
次に、結束バンド16を用いて、プロテクタ10に対してワイヤハーネス14を固定する。より詳細には、結束バンド16は、図1に示されているように、長方形断面の細長い平板形状とされた帯状部44を備えており、この帯状部44の長さ方向一方の端部にヘッド部46が一体形成されている。周知のとおり、結束バンド16は合成樹脂材料で一体成形されており、帯状部44が湾曲変形可能となっている。また、帯状部44には、厚さ方向の一方となる片面48において、鋸歯状の係止突起50が帯状部44の長手方向に多数並んで形成されている。
また、結束バンド16のヘッド部46には、挿通孔52が形成されていると共に、この挿通孔52の内部に突出して係止片54が設けられている。そして、帯状部44をリング状に湾曲させて先端部を挿通孔52に挿し入れることにより、帯状部44の係止突起50に対して係止片54が係止されるようになっている。さらに、係止突起50が鋸歯形状とされていることにより、係止突起50に対する係止片54の係止作用が、挿通孔52から帯状部44を引き抜く方向にだけ機能して、帯状部44を解除不能に締め付けて係止することができるようになっている。
従って、この結束バンド16の帯状部44を結束バンド保持部28に形成されたバンド挿通孔30に対して挿通配置して、ワイヤハーネス14に巻き付けてから、ヘッド部46に係止させることにより、ワイヤハーネス14をプロテクタ10のワイヤハーネス固定部26に対して締め付けて固定することができるのである。なお、図2に示すように、固定後の結束バンド16は帯状部44の先端部を切り取られ、他部材との接触を防止できるようにされている。
このような本実施形態に従う結束バンド固定構造によれば、結束バンド保持部28の上端面32が、ワイヤハーネス固定部26の壁部25の上端面34よりも下方に位置されていることから、結束バンド保持部28の上端面32と壁部25の外面27によって形成されるヘッド収容部56を設けることができる(図3参照)。それ故、かかるヘッド収容部56に結束バンド16のヘッド部46を収容保持させることにより、結束バンド16のプロテクタ10における位置決め安定性を飛躍的に向上させることができるのである。
要するに、ヘッド収容部56を形成する結束バンド保持部28の上端面32により、結束バンド16のヘッド部46の下方側への回転変位(図3中、矢印Aの方向)を阻止することができる。また、ヘッド収容部56を形成する壁部25の外面27によりヘッド部46の上方側への回転変位(図3中、矢印Bの方向)を阻止することができる。これにより、結束バンド16の結束時や結束後におけるヘッド部46の回転変位を有利に防止して、結束バンド16のヘッド部46の位置ばらつきや、それに伴うヘッド部46と他部材との干渉等の発生を未然に防止できる。
しかも、ヘッド収容部56は、結束バンド保持部28の上端面32を壁部25の上端面34よりも下方に設けるという極めて簡単な構造で設けられることから、従来構造の如き、結束バンド保持部28のバンド挿通孔30内に係合突部を設ける場合に比して、製造が容易であり、製造コストの削減を図ることができる。さらに、ヘッド収容部56に結束バンド16のヘッド部46を収容保持できることから、プロテクタ10からの結束バンド16のヘッド部46の突出量を抑えることができ、小型化・高密度化等の要求にも有利に対応できるのである。
加えて、図3に示すように、本実施形態においては、結束バンド保持部28の上端面32と壁部25の外面27との為す角:αが略90°とされており、ヘッド収容部56による結束バンド16の回転阻止機能が有効に発揮されるようになっている。なお、確実に結束バンド16のヘッド部46を収容保持するという観点から、結束バンド保持部28の上端面32と壁部25の外面27との為す角:αは、好ましくは70°〜110°の範囲、より好ましくは80°〜100°の範囲に設定されていればよい。これにより、ヘッド収容部56に対する結束バンド16のヘッド部46の係合が安定して実現され、より確実に結束バンド16のヘッド部46を、ヘッド収容部56に収容保持して位置決め安定性を向上させることができる。
さらに、図3に示すように、本実施形態においては、ヘッド収容部56において、結束バンド保持部28の上端面32からの壁部25の外面27の突出高さ:h1が、結束バンド保持部28の上端面32に載置されたヘッド部46の高さ寸法:h2の略2/5とされている。ここで、壁部25の外面27の突出高さ:h1が、ヘッド部46の高さ寸法:h2の1/5以上4/5以下とされていることが望ましい。壁部25の外面27の突出高さ:h1が、ヘッド部46の高さ寸法:h2の1/5よりも小さいと、ヘッド収容部56によるヘッド部46の回転阻止機能が十分に発揮されないおそれがある。また、壁部25の外面27の突出高さ:h1が、ヘッド部46の高さ寸法:h2の4/5よりも大きいと、結束バンド16の帯状部44と壁部25の外面27の突出端部が干渉して、ヘッド収容部56にヘッド部46を安定して収容保持することが難しくなるからである。
次に、図4には、本発明の結束バンド固定構造を構成する他の態様の結束バンド60が示されている。本態様の結束バンド60においては、ヘッド部46の挿通孔52において帯状部44側から離隔した側の内面に係止片54が突設された構造とされている。このような結束バンド60を用いることにより、図4に示すように、帯状部44の係止突起50がワイヤハーネス14に当接しない状態で、ワイヤハーネス14をプロテクタ10のワイヤハーネス固定部26に対して締め付けて固定することができる。
これにより、ワイヤハーネス14の外周面の図示しない結束テープ等を傷付けることを有利に防止できる。しかも、従来構造の如き、結束バンド保持部28のバンド挿通孔30内に係合突部を設ける場合に比して、係合突部を設ける箇所を変更した新たなプロテクタを準備する必要がなく、同じプロテクタ10に対して適用可能であることから、汎用性の向上を図ることができる。
また、図5には、本発明の結束バンド固定構造を構成するプロテクタ10の他の態様が示されている。ここでは、壁部62の上端面34に開口する切欠部64が設けられている。この切欠部64によって、ヘッド収容部56では、結束バンド保持部28の上端面32からの壁部62の外面27の突出高さ:h3が、切欠部64以外の領域における突出高さ:h1より小さくされている。なお、切欠部64の開口幅寸法:Wは、結束バンド16の帯状部44が挿通可能な大きさとされている。
このような切欠部64により、ヘッド収容部56において、結束バンド保持部28の上端面32からの壁部62の外面27の突出高さ:h3を任意に変更することができるので、樋状部12に収容保持したワイヤハーネス14の径が小さい場合でも切欠部64を大きく設けることにより、ワイヤハーネス固定部26にワイヤハーネス14をガタツキなく固定することができる。また、結束バンド16のヘッド部46が小さい場合にも、ヘッド収容部56における壁部62の外面27の突出高さ:h3を切欠部64により小さくして、切欠部64形成部位における壁部62の上端面34aに結束バンド16の帯状部44が干渉することを防止して、ヘッド収容部56に結束バンド16のヘッド部46を安定して収容保持することができる。要するに、ワイヤハーネス14の径や結束バンド16の形状のばらつきに対しても、壁部62の切欠部64の大きさを任意に設定することにより、柔軟に対応することができるのである。
次に、図6には、本発明の第二の実施形態としての結束バンド固定構造が示されている。本実施形態においては、被支持部材がワイヤハーネス14とされている一方、支持部材が、電気接続箱66に一体的に形成されてワイヤハーネス14を収容保持するワイヤハーネス導出部68とされている。すなわち、電気接続箱66はアッパケース70とロアケース72とを含んで構成されている一方、ロアケース72には支持部材たるワイヤハーネス導出部68が一体的に形成されているのである。ワイヤハーネス導出部68は、ロアケース72の外周面に設けられた開口部73から略L字断面形状で所定長さで突設されている。ワイヤハーネス導出部68は第一の実施形態におけるワイヤハーネス固定部26と略同一形状とされており、壁部25の外面27に結束バンド保持部28が突設されている。そして、結束バンド保持部28の上端面32と壁部25の外面27により、ヘッド収容部56が形成されている。このような電気接続箱66においては、ロアケース72の開口部73から導出されたワイヤハーネス14が、ワイヤハーネス導出部68に収容保持され、且つ結束バンド保持部28に装着された結束バンド16により、ワイヤハーネス導出部68に結束固定されている。そこにおいて、図6に示すように、結束バンド16のヘッド部46がヘッド収容部56に位置決め保持されている。これにより、結束バンド16のヘッド部46が、結束バンド保持部28の上端面32と壁部25の外面27に当接することにより、結束バンド16の結束時や結束後のヘッド部46の回転変位が有利に防止されるのである。なお、アッパケース70の上面にはコネクタ装着部74が配設されており、例えば内部に収容保持されたワイヤハーネス14の電線端末に設けられた端子部が配設されている。
このように、支持部材が電気接続箱66に一体的に形成されたワイヤハーネス導出部68である場合にも、本発明の結束バンド固定構造を有利に適用できる。それ故、電気接続箱66の外面に配設される結束バンド16のヘッド部46の位置ばらつきや回転変位を有効に規制して、他部材との干渉を未然に防止することができるのである。
以上、本発明の実施形態について詳述したが、本発明はその具体的な記載によって限定されない。例えば、本発明の結束バンド固定構造は、電気接続箱やプロテクタの他、固定用ブラケットやクリップ等、結束バンドが装着される支持部材に対して、被支持部材を結束固定するものであればいずれも同様に適用可能である。
10:プロテクタ(支持部材)、14:ワイヤハーネス(被支持部材)、16,60:結束バンド、25,62:壁部、27:外面、28:結束バンド保持部、30:バンド挿通孔、32,34:上端面、44:帯状部、46:ヘッド部、56:ヘッド収容部、64:切欠部、66:電気接続箱、68:ワイヤハーネス導出部(支持部材)

Claims (6)

  1. 被支持部材を収容保持する支持部材において、前記支持部材の壁部の外面に結束バンド保持部が突設されている一方、該結束バンド保持部に貫設されたバンド挿通孔に対して、結束バンドの帯状部を挿通配置すると共に、該結束バンドにより、前記被支持部材を前記支持部材に結束固定する結束バンド固定構造において、
    前記結束バンド保持部の上端面が、前記壁部の上端面よりも下方に位置されていると共に、前記結束バンド保持部の上端面と前記壁部の外面によって形成されたヘッド収容部に、前記結束バンドのヘッド部が収容保持されている
    ことを特徴とする結束バンド固定構造。
  2. 前記結束バンド保持部の上端面と前記壁部の外面との為す角が、70°〜110°の範囲に設定されている請求項1に記載の結束バンド固定構造。
  3. 前記ヘッド収容部において、前記結束バンド保持部の上端面からの前記壁部の外面の突出高さが、前記結束バンド保持部の上端面に載置された前記ヘッド部の高さ寸法の1/5以上4/5以下とされている請求項1又は2に記載の結束バンド固定構造。
  4. 前記壁部の上端面に開口する切欠部が設けられており、該切欠部によって、前記ヘッド収容部における前記結束バンド保持部の上端面からの前記壁部の外面の突出高さが、小さくされている請求項1〜3の何れか1項に記載の結束バンド固定構造。
  5. 前記被支持部材がワイヤハーネスとされている一方、前記支持部材が電気接続箱に一体的に形成されたワイヤハーネス導出部とされている請求項1〜4の何れか1項に記載の結束バンド固定構造。
  6. 前記被支持部材がワイヤハーネスとされている一方、前記支持部材が該ワイヤハーネスを保持するプロテクタとされている請求項1〜4の何れか1項に記載の結束バンド固定構造。
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