JP2014154683A - 冷却装置 - Google Patents

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Yuki Tsukinari
勇起 月成
Yasuhei Koyama
泰平 小山
Haruhiko Fujito
春彦 藤戸
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Abstract

【課題】配置制約の緩和と小型化を図り、かつ良好な放熱性能を発揮できる自然循環型の冷却装置を提供する。
【解決手段】実施形態によれば、冷却装置は、発熱体14が実装される受熱面12aを有し、内部に液状の冷媒を収容した受熱器1と、装置内に封入される冷媒の液面高さ以下に設置され、受熱器内部より発生した気泡により搬送された冷媒を冷却する放熱器2と、受熱器および放熱器より鉛直方向上方に設けられ、放熱器から送られた冷媒と、受熱器で発生した冷媒の蒸気との間で熱交換し、前記蒸気を凝縮する凝縮器3と、受熱器で発生した冷媒の蒸気を凝縮器へ送る蒸気流通管5と、凝縮器で加熱された冷媒を受熱器の流入部へ送る冷媒還流管7と、蒸気流通管から凝縮器内を通って延び、凝縮器内で蒸気から凝縮された冷媒を冷媒還流管へ送る凝縮液流通管6と、を備える。
【選択図】図1

Description

この発明の実施形態は、自然循環液冷方式を適用した冷却装置に関する。
一般に、鉄道車両用の電力変換装置には、半導体素子等の発熱体を冷却する冷却装置が設けられている。このような冷却装置において高熱負荷に対応する冷却方式としては、循環用ポンプを用いて、液体の強制対流により冷却する強制循環液冷方式を採用したものが主流となっている。しかし、強制循環液冷方式では、システムの冷却系統に付随する、ポンプ、液溜タンク、配管等により要素体積が増加し、それにともなうシステムのイニシャルコスト増加が課題として挙げられる。
一方、近年は沸騰により発生する気泡の上昇力を利用し冷媒を循環させる、自然循環液冷方式の冷却システムが提案されている。この冷却システムは、気泡によって搬送された冷媒を放熱器で冷却させ、その冷媒を凝縮器にて蒸気と熱交換させて凝縮させる形態をとっている。このとき、気泡が発生する受熱器の直上にその凝縮部スペースを設けた構成としている。
特開2009−147367号公報 特開2005−195226号公報 特開2004−245566号公報
上記のような冷却装置によれば、気泡の上昇力を利用し冷媒を循環させる基本原理に基づきシステムを構成し、気泡が発生する受熱部の直上に蒸気空間を有する凝縮部スペースを設けた構成としている。しかし、このような構成の場合、電力変換装置内部の配置構成上、装置占有スペース、艤装サイズおよび装置実装等の問題から、冷却装置の配置制約を受ける場合が少なからずあり、装置全体システムの設計自由度を低くしている。
そこで、本発明の課題は、配置制約の緩和を図れるとともに、良好な冷却性能を発揮できる自然循環型の冷却装置を提供することにある。
実施形態によれば、冷却装置は、発熱体が実装される受熱面を有し、内部に液状の冷媒を収容した受熱器と、前記受熱器の水平方向側方で、装置内に封入される冷媒の液面高さ以下に設置され、前記受熱器内部より発生した気泡により搬送された冷媒を冷却する放熱器と、前記受熱器および放熱器より鉛直方向上方に設けられ、前記放熱器から送られた冷媒と、前記受熱器で発生した冷媒の蒸気との間で熱交換し、前記蒸気を凝縮する凝縮器と、前記受熱器で発生した冷媒の蒸気を前記凝縮器へ送る蒸気流通管と、前記凝縮器で加熱された冷媒を前記受熱器の流入部へ送る冷媒還流管と、前記蒸気流通管から前記凝縮器内を通って延び、前記凝縮器内で蒸気から凝縮された冷媒を前記冷媒還流管へ送る凝縮液流通管と、を備えている。
図1は、第1の実施形態に係る電力変換装置用の冷却装置を概略的に示す断面図。 図2Aは、上記冷却装置の受熱器を示す斜視図。 図2Bは、変形例に係る冷却装置の受熱器を示す斜視図。 図3は、上記第1の実施形態に係る冷却装置の凝縮器部分を拡大して示す断面図。 図4は、第2の実施形態に係る電力変換装置用の冷却装置を概略的に示す断面図。 図5は、第3の実施形態に係る電力変換装置用の冷却装置を概略的に示す断面図。 図6は、第4の実施形態に係る電力変換装置用の冷却装置を概略的に示す断面図。 図7は、第5の実施形態に係る電力変換装置用の冷却装置を概略的に示す断面図。
以下、図面を参照しながら、実施形態に係る電力変換装置用の冷却装置について詳細に説明する。
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態に係る自然循環型の冷却装置を示す断面図である。図2Aは、冷却装置の受熱器を示す斜視図である。図2Bは、変形例に係る受熱器を示す斜視図である。図3は、冷却装置の凝縮器を示す断面図である。本実施形態に係る冷却装置10は、例えば、電力変換装置を構成する半導体素子(発熱体)を冷却する冷却装置として構成され、例えば、電力変換装置の筐体内に設けられ、ほぼ鉛直な平面内に設置される。冷却装置10の体格は、電力変換装置の出力容量、つまりシステムの変換器損失量に応じた所定量の冷媒が封入される。
図1に示すように、冷却装置10は、半導体素子14から熱を受けてこの半導体素子14を冷却する受熱器1と、放熱器2と、凝縮器3と、これらを互いに接続する複数の配管と、を備えている。
図2Aに示すように、受熱器1は、例えば、偏平な矩形箱状の容器本体12を備え、ほぼ鉛直な平面内に位置している。容器本体12の一方あるいは両方の主面は、鉛直方向に延びる受熱面12aを構成している。この受熱面12a上に、発熱体としての複数、例えば、2組の半導体素子14が実装されている。半導体素子14は、電力変換装置の一部を構成している。受熱器1の受熱面12aは、実装された半導体素子14の発熱量に応じて、所定サイズ、形状、材質が適用される。
容器本体12内の空間は、冷媒が流れる流通空間を形成している。そして、容器本体12の流通空間内には、複数の仕切り板17が設置されている。複数の仕切り板17は、それぞれ鉛直方向に延びているとともに、水平方向に所定間隔で設置されている。各仕切り板17は、容器本体12の主面に対して垂直に設置されている。
容器本体12は、鉛直方向下端に形成された冷媒の流入口15a、および鉛直方向上端に形成された流出口15bを有し、これらの流入口および流出口に鉛直方向に延びる配管20a、20bが接続されている。そして、配管20a、20bを通して容器本体12内を冷媒201が流通する。容器本体12内へ流入した冷媒は、複数の仕切り板17間を流れ、容器本体12の内面、仕切り板の表面に接触し、これらから熱を奪って受熱面12a上の半導体素子14を冷却する。
なお、図2Bに示すように、容器本体12の鉛直方向上端部および下端部は、配管20a、20bに向かって徐々に先細となるように絞り込んだ形状としてもよい。この場合、冷媒の流通抵抗を低減し、より円滑の冷媒の流通、冷却効果の向上を図ることが可能となる。
図1に示すように、放熱器2は、受熱器1の水平側方の上方に配置される。放熱器2は、第1冷媒流通管4aおよび配管20bを介して受熱器1の流出口15bに連通している。放熱器2は、ほぼ水平に配置され、冷却装置10に封入される冷媒201の液面高さ以下の高さに設置されている。また、放熱器2を通って延びる第1冷媒流通管4aは、ほぼ水平に延びている。放熱器2は、内部を流れる冷媒201の熱を外気に放熱し、冷媒を冷却する。図示はしないが、放熱器2の近傍には、冷媒流通管4aの内部を通過する冷媒を冷却するためのファンもしくはブロアが設置され、熱を外気と熱交換させて冷却させる構成することも可能である。
図1および図3に示すように、凝縮器3は、受熱器1および放熱器2の鉛直方向上方に配置されている。凝縮器3は、鉛直方向に延びる容器本体16を有し、容器本体の下部に流入口8aが形成され、容器本体の上部に流出口8bが形成されている。流入口8aは冷媒流通管4aを通して放熱器2の排出口に接続されている。流出口8bは、第2冷媒流通管4b、冷媒還流管7、および配管20aを介して受熱器1の流入口15aに連通している。第2冷媒流通管4bは、鉛直方向に沿って下方に延び、また、冷媒還流管7はほぼ水平に延びている。これにより、放熱器2により冷却された冷媒201は、凝縮器3の容器本体16内を通り、流出口8bから冷媒流通管4bへ送られる。
更に、凝縮液流通管6が凝縮器3の容器本体16内を貫通して鉛直方向に延びている。この凝縮液流通管6の上端は蒸気流通管5に接続され、下端は、冷媒還流管7の中途部に接続されている。蒸気流通管5は、受熱器1と放熱器2との間で配管20bに連結されている。すなわち、蒸気流通管5は、受熱器1の上端側から鉛直方向上方に延びた後、放熱器2の上方をほぼ水平に延び、更に、凝縮液流通管6まで鉛直方向下方に向かって延びている。
受熱器1で発生した冷媒の蒸気は、蒸気流通管5を通って凝縮液流通管6へ送られ、凝縮器3内を通過する際、凝縮器3内の冷媒201と熱交換されて凝縮し、凝縮液301となる。この凝縮液301は、凝縮液流通管6内を流下し、冷媒還流管7を通って受熱器1へ送られる。
冷却装置10内に封入される冷媒201は、純水、炭化水素系、アンモニア水溶液、不凍液(エチレングリコール水溶液、プロピレングリコール水溶液など)、蓄熱マイクロカプセル等、が使用される。冷媒201は、一般的に化学的に安定したものを使用し、その熱物性として、特に蒸発潜熱、熱伝導率、粘性係数が小さいものと、昨今の地球環境への影響を鑑みた場合、オゾン層破壊係数や地球温暖化係数が低いものが望ましい。
受熱器1の受熱面12aに用いる材料は、その適用冷媒に応じて、アルミニウム製、銅製が使用される。また、受熱面12aには、照射ビーム、サンドブラストおよび溶射皮膜形状等の外的処理を加えて、表面性状の改質を図った材料を適用してもよい。
受熱器1は、伝熱面積を増加させ、気泡101の発泡点数を増大させ、伝熱促進を狙った構成にしてもよい。装置の構成要素となっている蒸気流通管5、第1および第2冷媒流通管4a、4b、凝縮液流通管6、冷媒還流管7、の各々は、円管、矩形管等、により形成し、その管内部に、突起体形状のもの、くし型フィン、ピンフィンなどを設置し、内部の伝熱面積増大を図った構造を適用してもよい。
一般に、放熱器2へ冷媒を送出する前に気液二相流の状態から液単相の状態にすることが望ましく、冷媒流通管4aの入口部には、受熱器1で発生した気泡101を崩壊させ易くするための、金網、邪魔板等を設置した構成としてもよい。また、放熱器2の内部に伝熱面積増大と、気泡除去を促す、フィン形状もしくは突起体のようなものを設置してもよい。凝縮器3は、内部の凝縮熱伝達促進の向上のため、撥水性の高い塗料等を内部に塗布し、発生した凝縮液を凝縮液流通管6へ流下させ易くした構造および形状としてもよい。
次に、上記のように構成された冷却装置10の冷却作用について説明する。
図1に示すように、受熱器1の受熱面12aに実装された半導体素子14が起動し、発熱することによって、その熱が受熱面12aを熱伝導し、受熱器1の容器本体16内部に封入された冷媒201へと熱伝達される。半導体素子14の発熱量が増加することで、内部の冷媒201が飽和温度付近まで昇温され沸騰が開始される。沸騰により発生する気泡101が周囲冷媒との密度差により駆動力が発生、すなわち浮力となって容器本体12内部に上昇流が発生する。気泡101が上昇することにより周囲の冷媒201もそれに追従して容器本体12内を上昇する。容器本体12の上部では、冷媒201は気相と液相の混合状態、つまり気液二相流の流動状態となる。
受熱器1の流出口15bから配管20bへ送出された気液二相状態の冷媒201は、一方の液相部分が第1冷媒流通管4aを介して放熱器2へ送られ、放熱器2において冷却された後、凝縮器3へと送出される。一方、気相部分、すなわち、発生した蒸気102は、配管20bの上部に繋がる蒸気流通管5を通して凝縮液流通管6へ送られ、凝縮器3の内部を通過する。
図1および図2に示すように、凝縮器3の内部では、流入した蒸気102を、放熱器2で冷却された冷媒201によって熱交換し、液化させる。これにより生じた凝縮液301が凝縮液流通管6および冷媒還流管7を介して受熱器1の流入口15aへと送出される。凝縮器3の内部では、図2に示すように、凝縮液流通管6内の蒸気102に対して、凝縮器3の容器本体16内の冷却された冷媒201を管外から接触させることにより、蒸気を凝縮させる形態となっている。この場合、容器本体16内の上部では、凝縮液流通管6内を流れる蒸気(管内)と容器本体内の冷媒(管外)201と熱交換がなされ、容器本体16内の下部では、凝縮液流通管6内を流れる凝縮液301(管内)と冷却された冷媒(管外)201とで熱交換がなされる。冷却された冷媒201がある所定のサブクール度を有した冷媒201となる場合、凝縮液流通管6の管壁を介して蒸気102と接する領域では、サブクール沸騰の状態となり、微小な気泡103が発生し、流出口8bへ送出される。
このように、冷却装置10内では、循環ループ構成により、外部駆動がなく自然循環流が誘起される。以上のようにして、半導体素子36は、受熱器1および冷媒201によって熱を奪われ、冷却される。
以上のように構成された第1の実施形態に係る冷却装置10によれば、受熱器1の受熱面12aに実装された発熱体からの熱が、受熱面材料の内部を熱伝導し、受熱器内部の冷媒201へと熱伝達による熱輸送が行われる。発熱体の発熱量増加により、受熱面壁面に接する冷媒201が所定飽和温度に達したときに沸騰を開始し、この際に壁面に伝熱された熱を、蒸発潜熱つまり冷媒が蒸発する際に発生する熱として奪い、通常の顕熱輸送と比較して著しく高くなるため、高レベルでの熱輸送が可能となる。沸騰によって発生した気泡の浮力の効果により、上昇流が発生し、装置内のループシステムにおいて循環流が誘起されるため、外部駆動源無しで装置内部の冷媒201を循環させることが可能となる。
発生した蒸気102は蒸気流通管5を介して凝縮器3へと送出され、この際、凝縮器3の内部で、蒸気102と放熱器2で冷却された冷媒201との間で熱交換が行われる。発生した蒸気102を液単相流である冷媒201で凝縮させるため、蒸気流通管5の外壁面において、高い凝縮熱伝達率を得ることができる。また、発生した蒸気102による装置内の圧力上昇およびこれによる冷媒の飽和温度値の上昇を抑制可能となり、温度変動が小さく、かつ、所望の温度レベルにより、冷媒の循環流を維持することができる。
図2に示すように、放熱器2を通過して冷却された冷媒201は、凝縮器3に流入する場合、管外の冷媒201は管内蒸気102と熱交換し、冷媒201が沸騰する。この際、冷媒201は所定のサブクール度を有した、サブクール沸騰状態のため微小気泡103が発生し、通常の単相流による顕熱輸送のみならず、潜熱輸送を加えた流動状態、すなわちサブクール強制流動沸騰を呈する。この沸騰形態では液単相流の熱伝達と比較して高レベルの熱伝達となるため、液単相で奪うことのできる熱量と比較した場合、凝縮器内部の伝熱面積を大幅に小さくすることができ、凝縮器3の小型化へつながる。
凝縮器3を通過した冷媒201は、その内部で熱を授受されるため、冷媒としては再加熱された状態にある、つまり、サブクール度が低い状態で再び受熱器1の下部流入口15aへ流入していくことになる。通常、サブクール度が高い状態で流入した場合、受熱器1の流入口15a部分の伝熱面領域では過熱度が低くなり、沸騰状態が抑制された状態となる、すなわち、気泡の発泡点数が少なくなる。この場合、受熱器1の下部と上部で気泡の発泡点数に差異が生じ、伝熱面の熱伝達率にばらつきが生じ易くなる。しかし、本実施形態に係る冷却装置10では、放熱器2を通過して冷却された冷媒201が、凝縮器3の内部で蒸気102を凝縮させる効果と再加熱される効果とを有している、そのため、再び受熱器1へ戻ってくる冷媒201は、サブクール度が低い状態で流入することになる。このため、受熱器1の下部領域では、沸騰による気泡の発泡が維持され、均一かつ安定化した沸騰状態となる。このことから、受熱器1の下部領域と上部領域で温度ばらつきが小さくなり、受熱面12aの広範囲において良好な沸騰熱伝達が発揮できる。また、受熱面12aの下部領域の気泡の発泡点数の増加より、ループ内の循環流量が増加するメリットを有している。
以上のことから、配置制約の緩和を図れ、良好な冷却性能を発揮できる電力変換装置用の冷却装置が得られる。またさらに、冷却装置の小型化、低コスト化を図ることも可能となる。
次に、他の実施形態に係る冷却装置について説明する。
以下に説明する他の実施形態において、上述した第1の実施形態と同一構成要素あるいはそれに相当する構成部材については同一の参照符号を付して、その詳細説明は省略し、異なる部分を中心に説明する。
(第2の実施形態)
図4は、第2の実施形態に係る電力変換装置用の冷却装置10を示している。
この図に示すように、第2の実施形態によれば、冷却装置10を構成する各構成要素のうち、放熱器2は、受熱器1の水平側方で受熱器より下方へ配置され、放熱器2の流出口は、下方側で、凝縮器3の流入口8aに接続される。このため、凝縮器3は、第1の実施形態に比較して、鉛直方向の長さが長くなり、凝縮器3内を冷媒201と、凝縮液流通管6内を流れる蒸気102および凝縮液301との接触面積が増加する構造を有している。本実施形態において、図示はしないが、放熱器2の設置位置は、発熱体の発熱量にあわせて、ループシステムの冷媒液面高さ位置を超えない範囲において、自由に設置可能である。また、高熱負荷条件の場合、気泡の上昇力が増加することから、凝縮器3の設置位置を冷媒液面高さより更に上方に配置してもよい。なお、冷却装置10の他の構成および各構成要素の構成については、前述した第1の実施形態と同一である。
上記に示した冷却装置10によれば、受熱器1から発生した気泡101の上昇力により冷媒201が、上方へ移送されてループシステム内の冷媒液面高さ以下に設置された放熱器2へ下降流の状態で送出される。放熱器2で冷却された冷媒201は、流入口8aから凝縮器3に流入し、凝縮器3の内部で蒸気102と熱交換された後、上部の流出口8bから第2冷媒流通管4bに流出される。ここでは、前述した第1の実施形態の凝縮器3と比べ、冷媒201と、凝縮液流通管6内の蒸気102および凝縮液301と、の接触面積を増加させて、冷媒201と蒸気102を熱交換させる形態をとっている。そのため、凝縮器3の内部における熱交換量が増加し、蒸気流入口と凝縮液流出口における温度差が大きくなり、これに応じて圧力差も増加する。これにより、凝縮器3への蒸気102の流入が促進される。なお、これ以外の作用については、第1の実施形態と同様となる。
以上のように構成された第2の実施形態に係る冷却装置10によれば、発熱体の発熱量にあわせて冷却装置内に封入している冷媒201の量を調節し、ループシステム内の冷媒液面高さ以下に収まる範囲において放熱器2を自由に設置することができる。そのため、例えば、冷却装置とその他電気用品等を一つの筐体内に共有化させて組み込む際に、配置の自由度が向上する。また、放熱器2の配置位置の如何によって、凝縮器3内における冷媒と、蒸気102および凝縮液301との接触面積が増大する。そのため、凝縮器3に流入する蒸気102と流出する凝縮液301との温度差が大きくなる、つまり、凝縮液流通管6の入口部と出口部において圧力差が生じ易くなり、受熱器1で発生する蒸気102の流入量を促進することができる。これにより、蒸気102と冷媒201との間で熱交換量が増加し、発熱体の高熱負荷に対応可能となる。その他、第2の実施形態においても、前述した第1の実施形態と同様の作用効果が得られる。
(第3の実施形態)
図5は、第3の実施形態に係る電力変換装置用の冷却装置10を概略的に示す断面図である。第3の実施形態によれば、冷却装置10は、複数個の発熱体(半導体素子14)を冷却する場合における構成となっている。すなわち、発熱体が実装される受熱器1は、複数の多並列化された流路を有する内部構造となる。流路は、発熱体と接する部分において多並列化され、受熱器1の内部の各々の流路では、沸騰により発生した気泡101とそれに追従するように搬送される気液二相流の状態となった冷媒201とが生じ、受熱器1の上部においてその流れが合流する構造を有している。ここで、合流点においては、発生した気泡101が管内に充満して冷媒201の上昇流を阻害する恐れがあるため、受熱器1の上部には、気泡除去を促進するための邪魔板等を設置した構造としてもよい。
一方、受熱器1に還流する冷媒201は、受熱器1の下部、流入口15aにおいて流量が分配され、各々の流路に冷媒201が供給される構造を有している。受熱器1に流入する流量分配を均一にするために、並列化構成と内部の流路形状を変更した構造としてもよい。なお、冷却装置10の他の構成および各構成要素の構成については、前述した第2の実施形態と同一である。
上記のように構成された冷却装置10によれば、複数個の発熱体が設置された各々の流路内部で発生した気泡と気液二相流の高温状態となった冷媒201が、受熱器1の上部流出口15bにて一つの配管に合流され、発生した蒸気102は蒸気流通管5を通って凝縮器3へ送られ、また、高温状態となっている冷媒201は放熱器2へ送出される。受熱器1の流入口15aへ還流される冷媒201は、受熱器1の内部の各々の流路内に所定流量が分配流入し、発熱体より熱を授受し、冷媒が沸騰することで気泡101の上昇力によって循環流が誘起される。その他の要素における作用については、第2の実施形態と同様となる。
以上のように構成された第3の実施形態に係る冷却装置によれば、受熱器1を複数個の多並列化された流路構造とすることで、内部の冷媒201を沸騰させる伝熱面積を増加させ、発生する気泡101の発泡点数を増加させることができる。これにより、沸騰熱伝達率と循環流量を向上させることができる。また、受熱器1の流出口に邪魔板等を設置することにより、気液二相流の高温状態にあるから気泡除去を促進させることで、冷媒201の流動抵抗と局所的な圧力損失を低減でき、冷媒201の循環効率が改善される。更に、受熱器1の流入口部の流路構成を最適化することで、還流してくる冷媒流量を均一に各々の流路に分配流入させで、複数個の発熱体の温度平準化へ寄与することができる。その他、第3の実施形態においても、前述した第2の実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
(第4の実施形態)
図6は、第4の実施形態に係る電力変換装置の冷却装置を概略的に示す断面図である。
この図に示すように、第4の実施形態によれば、冷却装置10は、互いに離れた場所に位置する発熱体(例えば、半導体素子14)を冷却する場合における構成となっている。すなわち、冷却装置10は、2つの受熱器1を備え、各受熱器1の受熱面12a上に半導体素子14が実装されている。2つの受熱器1は、例えば、同一高さ位置に配置され、互い並列に並んで配置されている。受熱器1の水平側方の上方に、冷媒201を冷却するための2つの放熱器2と、発生した蒸気102を凝縮させるために、放熱器2よりさらに上方に設置された共通の凝縮器3とが配置されている。各受熱器1は、蒸気流通管5を介して凝縮器3と接続され、一方で、第1冷媒流通管4aと放熱器2を介して、凝縮器3の冷媒流入口8aに接続されている。つまり、2つの各受熱器1に対して、各々の放熱器2が設置され、凝縮器3は集約化させたものとして構成されている。発生した蒸気102が凝縮して凝縮液301が流下する凝縮液流通管6と凝縮器3の内部で熱交換された冷媒201が流出する第2冷媒流通管4bは、冷媒還流管7を介して各受熱器1の下部流入口15aに接続され、全体としてループシステムを構成している。
本実施形態において、図示はしないが、各受熱器1に対して1台の放熱器2で集約化させた構成としてもよい。また、凝縮液流通管6と冷媒還流管7を複数個に分散化させ、両受熱器1へと還流させる構成としてもよい。
上記のように構成された冷却装置10によれば、半導体素子14から熱を奪い受熱器1の内部から流出する気液二相流の高温状態となった冷媒201は、受熱器1の流出口15bを出た後に蒸気102と冷媒201に分流され、蒸気102が2つの蒸気流通管5から1台に集約化させた凝縮器3へと送出され、冷媒201は各々の受熱器1と対になる放熱器2もしくは1台に集約化された放熱器2を通過して冷却された後、凝縮器3へ流入する。蒸気102と冷媒201が熱交換され、蒸気102は液化され凝縮液流通管6および冷媒還流管7を介して各々の受熱器1へ再び戻り、一方、蒸気102から熱を授受した冷媒201も第2冷媒流通管4bおよび冷媒還流管7を介して各々の受熱器1へ戻る。
以上のように構成された第4の実施形態に係る冷却装置10によれば、2つの各々の受熱器1に対して、1つの凝縮器3で集約化させて蒸気102とループ内を循環する冷媒201との熱交換をさせるため、効率良く冷媒201を循環させ、かつ良好な熱交換性能を発揮することができる。また、冷却装置10の熱交換性能が向上するため、相対的に凝縮器3の体積の縮小化、すなわち冷却装置の上部に設置する占有スペースの低減を図ることできる。更に、受熱器を複数個を多並列配置することで、システムとしての運用効率を向上させることができ、全体としてランニングコスト低減が可能となる。その他、第4の実施形態においても、前述した第1の実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
(第5の実施形態)
図7は、第5の実施形態に係る電力変換装置用の冷却装置を概略的に示す断面図である。第5の実施形態によれば、冷却装置10は、互いに離れた場所に位置される複数個の発熱体を冷却する構成となっている。すなわち、冷却装置10は、2か所に受熱器1を備え、各受熱器1の受熱面12a上に半導体素子14が実装されている。また、各受熱器1は複数の多並列化された流路を有する構造となる。流路は、発熱体と接する部分において多並列化構造となり、受熱器1内部の各々の流路では、沸騰により発生した気泡101とそれに追従されるように上方へと搬送される気液二相流の状態となった冷媒201となり、2つの多並列化された受熱器1の上部流出口部分においてその流れが合流するような構造を有している。両合流点においては、各々の受熱器1で発生した気泡101が管内に充満し冷媒201の上昇流を阻害する恐れがあるため、両受熱器1の流出口15bには、気泡除去を促進するための邪魔板等を設置した構造としてもよい。なお、冷却装置10の他の構成および各構成要素の構成については、前述した第4の実施形態と同一であるものとし、また、第3の実施形態の受熱器1の構造と類似したものである。
上記のように構成された冷却装置10によれば、各々の受熱器1において、複数個の発熱体が設置された各々の流路内部で、発生した蒸気102と気液二相流の高温状態となった冷媒201が、各々の受熱器1の流出口15bにて1つの管に合流され、発生した蒸気102は各々の蒸気流通管5を介して凝縮器3へ、高温状態となっている冷媒201は、各々の受熱器1と対を成している放熱器2へとそれぞれ送出される。その他の要素における作用について、システム全体としては第4の実施形態と、各受熱器1における作用については第3の実施形態と同様となる。
以上のように構成された第5の実施形態に係る冷却装置によれば、互いに離れた各々の受熱器1において、複数個の発熱体が設置された構造とすることで、発熱体の実装スペースが限定される場合において、複数個の発熱体の設置位置を自由に変更することができる。例えば、発熱体とその他用品等を同じ筐体内に実装する場合において、設計の自由度が向上するため、配置レイアウトの最適化を図ることができる。また、各受熱器1の距離が離れた場所に設置した場合でも、共通の凝縮器3を設けることでシステムの運用効率を向上させることができ、全体としてランニングコスト低減が可能となる。その他、第5の実施形態においても、前述した第4の実施形態と第3の実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
なお、この発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化可能である。また、上記実施の形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
冷却装置の冷却対象となる発熱体は、電力変換装置の半導体素子に限らず、他の発熱体としてもよい。受熱器および受熱面を構成する材料は、前述した実施形態に限定されることなく、種々選択可能である。第1ないし第5の実施形態において、凝縮器の容器本体は、鉛直方向に沿って配置する構成としたが、これに限らず、鉛直方向に対し傾斜して設けられてもよい。また、受熱器は水平方向に沿って、あるいは、水平方向に対し傾斜して設けてもよく、この場合、小ポンプを用いて装置を始動させるように構成してもよい。
1…受熱器、2…放熱器、3…凝縮器、4a…第1冷媒流通管、
4b…第2冷媒流通管、5…蒸気流通管、6…凝縮液流通管、7…冷媒還流管、
8a…流入口、8b…流出口、12…容器本体、12a…受熱面、
15a…流入口、15b…流出口、101…気泡、102…蒸気、
103…微小気泡、201…冷媒、301…凝縮液

Claims (9)

  1. 冷却対象となる発熱体が実装される受熱面を有し、内部に液状の冷媒を収容した受熱器と、
    前記受熱器の水平方向側方で、装置内に封入される冷媒の液面高さ以下に設置され、前記受熱器内部より発生した気泡により搬送された冷媒を冷却する放熱器と、
    前記受熱器および放熱器より鉛直方向上方に設けられ、前記放熱器から送られた冷媒と、前記受熱器で発生した冷媒の蒸気との間で熱交換し、前記蒸気を凝縮する凝縮器と、
    前記受熱器で発生した冷媒の蒸気を前記凝縮器へ送る蒸気流通管と、
    前記凝縮器で加熱された冷媒を前記受熱器の流入部へ送る冷媒還流管と、
    前記蒸気流通管から前記凝縮器内を通って延び、前記凝縮器内で蒸気から凝縮された冷媒を前記冷媒還流管へ送る凝縮液流通管と、
    を備える冷却装置。
  2. 前記凝縮器は、冷媒の流入口と流出口とを有し、前記放熱器から送られた冷媒が流通する容器本体を備え、前記凝縮液流通管は、前記凝縮器の容器本体内を貫通して延び、前記凝縮液流通管内を前記蒸気が流れ、前記放熱器から送られた冷媒が前記容器本体内で前記凝縮液流通管の周囲を流通する請求項1に記載の冷却装置。
  3. 前記凝縮液流通管は、前記凝縮器から前記冷媒還流管の中途部に接続されている請求項1又は2に記載の冷却装置。
  4. 前記放熱器は、水平方向に前記冷媒が流入出するように配置され、前記受熱器より水平側方より下方に配置されるともに、前記冷媒の液面を越えない下部に設置されている請求項1ないし3のいずれか1項に記載の冷却装置。
  5. 前記受熱器は、それぞれ冷媒が流れる並列配置された複数の流路を備えている請求項1ないし4のいずれか1項に記載の冷却装置。
  6. 発熱体が実装される受熱面を有し、内部に冷媒を収容し、かつ前記受熱器と離れた位置に配置された他の受熱器と、前記他の受熱器から送られる加熱された冷媒を冷却する他の放熱器と、を備え、前記2つの受熱器は、同一高さ位置に並んで配置され、前記凝縮器は、前記2つの受熱器の上方かつ前記冷媒の液面を越える上部に配置され、前記2つの放熱器は前記受熱器の水平方向側方の下上方、かつ、前記冷媒の液面を越えない高さ位置に配置されている請求項1に記載の冷却装置。
  7. 前記2つの受熱器は、それぞれ冷媒が流れる並列配置された複数の流路を備えている請求項6に記載の冷却装置。
  8. 前記凝縮器の容器本体は、鉛直方向に沿って配置され、前記容器本体の下部に前記流入口が設けられ、容器本体の上部に前記流出口が設けられ、前記凝縮液流通管は、鉛直方向に沿って前記容器本体内を貫通して延びている請求項2に記載の冷却装置。
  9. 前記凝縮器の容器本体は、水平方向に沿って配置され、前記容器本体の下部に前記流入口および流出口が設けられ、前記凝縮液流通管は、水平方向に沿って前記容器本体内を貫通して延びた後、前記容器本体から鉛直方向下方に延出している請求項2に記載の冷却装置。
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