JP2014149945A - 照明装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】薄型化を図りつつ意匠性向上を図ることができる照明装置を提供する。
【解決手段】照明装置1は、天井材Cに取り付けられた状態で天井材Cの下面C0側に全体が配置される。当該照明装置1は、光源ユニット10と、光源ユニット10に電力を供給する電源ユニット20と、電源ユニット20を収納する筐体31とを備える。そして、筐体31内における電源ユニット20が収納される電源収納領域S1は、天井材Cの下面C0に平行な方向において、筐体31内における光源ユニット10が収納される光源収納領域S2を囲繞している。
【選択図】図1

Description

本発明は、照明装置に関し、特に、外観向上技術に関する。
従来、LED(Light Emitting Diode)を用いた光源ユニットを備える照明装置が提案されている(特許文献1、2参照)。
特許文献1、2に記載された照明装置は、光源ユニットと、当該光源ユニットに電力を供給する電源ユニットと、光源ユニットおよび電源ユニットを収納し且つ光取り出し用の開口部を有する筒状の筐体とを備えている。そして、当該照明装置では、光源ユニットと電源ユニットとが、筐体の筒軸方向において重なるように配置されている。
一方、近年の住宅は、居住空間の保温効果を高めるために天井材の上面側に断熱材を敷設したものが多くなってきている。このような住宅は、天井材の上面側の領域の大部分が断熱材に占有されていることが一般的である。すると、従来の天井埋め込み型の照明装置では、その一部が天井材の上面側に突出した状態で取り付けられるので、前述のような住宅に適用できない場合がある。従って、前述のような住宅は、天井材の下面側に全体が配置された状態で天井材に取り付けられる照明装置が適用されるケースが多くなってきている。
特開2011−243510号公報 特開2011−243511号公報
ところが、特許文献1、2記載の照明装置は、その筐体の筒軸方向における厚みが少なくとも光源ユニットの厚みと電源ユニットの厚みとを足し合わせた程度であることが必要となり、照明装置の薄型化が困難である。従って、特許文献1,2記載の照明装置をそのまま天井材の下面に取り付けて使用する場合、その筐体の厚み分だけ天井材の下面から突出した状態となり、照明装置のユーザに圧迫感を与えるものとなってしまう。
これに対して、光源ユニットと電源ユニットとが天井材の下面に平行な方向に並べて配置された構成の照明装置が考えられる。
この構成によれば、照明装置の厚みが、光源ユニットおよび電源ユニットのいずれか一方の厚み程度であればよく照明装置の薄型化を図ることができる。
しかしながら、光源ユニットと電源ユニットとの配置によっては、光源ユニットが照明装置の中心からずれてしまい、光出射部分が照明装置に対して非対称なものとなる。すると、照明装置全体の意匠性が低下してしまい、ひいては、照明装置の顧客の購買意欲を損なってしまう虞がある。
本発明は、上記事由に鑑みてなされたものであり、薄型化を図りつつ意匠性向上を図ることができる照明装置を提供することを目的とする。
本発明に係る照明装置は、造営材に取り付けられた状態で前記造営材の一面側に全体が配置される照明装置であって、光源ユニットと、光源ユニットに電力を供給する電源ユニットと、電源ユニットを収納する筐体とを備える。そして、筐体内における電源ユニットが収納される電源収納領域は、造営材の一面に平行な方向において、筐体内における光源ユニットが収納される光源収納領域を囲繞している。
また、本発明に係る照明装置は、上記筐体が、有底筒状であり且つ底壁の一部に開口部が形成されている主部と、上記開口部の周縁に連続し且つ上記造営材側に没入している副部とを有し、上記光源収納領域が、副部の内側の領域に相当し、上記電源収納領域は、主部と副部の側壁とで囲まれた領域に相当するものであってもよい。
また、本発明に係る照明装置は、上記副部が、有底円筒状であり、その内径が筒軸方向において上記主部の底壁に近づくにつれて漸増しているものであってもよい。
また、本発明に係る照明装置は、上記主部が、有底円筒状であり、その外径が筒軸方向において底壁に近づくにつれて漸減しているものであってもよい。
また、本発明に係る照明装置は、上記電源ユニットが、回路基板および当該回路基板に実装された複数の電子部品からなる電源回路を有し、回路基板における複数の電子部品それぞれの位置は、上記主部と上記副部とで囲まれた領域の形状に基づいて設定されているものであってもよい。
また、本発明に係る照明装置は、板状の光散乱部材を更に備え、上記筐体の主部の底壁における、上記開口部を囲繞する領域には、平面視で前記光散乱部材の大きさに等しい凹部が形成されており、光散乱部材は、凹部に嵌合されているものであってもよい。
また、本発明に係る照明装置は、上記凹部の底面と上記光散乱部材における底面に対向する面との間には、空隙が形成されているものであってもよい。
本構成によれば、筐体内における電源収納領域は、造営材の一面に平行な方向において、筐体内における光源収納領域と並ぶ位置にある。これにより、電源ユニットと光源ユニットとが上記一面に垂直な方向において互いに重なるように配置された構成の照明装置に比べて薄型化できる。また、電源収納領域は、造営材の一面に平行な方向において光源ユニットを囲繞するように存在するので、照明装置の光出射部分が照明装置の上記一面に平行な方向における中心に対して略対称なものとすることができる。これにより、照明装置の意匠性向上を図ることができる。
実施の形態に係る照明装置の分解斜視図。 実施の形態に係る電源ユニットの一部を示し、(a)は分解斜視図、(b)は斜視図。 実施の形態に係る照明装置の電源ユニットおよび筐体を上方から見たときの分解斜視図。 実施の形態に係る照明装置の光源ユニットおよび筐体を下方から見たときの分解斜視図。 実施の形態に係る照明装置の分解斜視図。 実施の形態に係る照明装置を示し、(a)は光拡散部材を取り外した状態で下側から見た図、(b)は取付板を取り外した状態で上側から見た図。 実施の形態に係る照明装置の断面図。 (a)は実施の形態に係る照明装置の光学的特性を説明するための模式図、(b)は比較例2に係る照明装置の光学的特性を説明するための模式図。 変形例に係る照明装置の断面図。 変形例に係る照明装置を示し、(a)は斜視図、(b)は断面図。
<実施の形態>
<1>構成
図1は、本実施の形態に係る照明装置1の分解斜視図である。以下、天井材Cにおける照明装置1が取り付けられる面C0を下面として説明する。
照明装置1は、天井材Cの下面C0側に全体が配置された状態で、天井材Cに取り付けられている。この天井材Cは、造営材の一例であり、照明装置1は天井材Cに限らず、壁材に取り付けられるものであってもよい。
照明装置1は、光源ユニット10と、電源ユニット20と、筐体31と、取付部材41と、光拡散部材51とを備える。
<1−1>電源ユニット
電源ユニット20は、光源ユニット10に電力を供給する。電源ユニット20は、電源回路21と、回路カバー25と、端子台27とを備える。
[電源回路]
電源回路21は、外部電源から供給される交流を整流平滑する整流平滑回路や整流平滑回路から出力される直流電圧を昇圧または降圧する電圧変換回路等を備えるものである。
電源回路21は、回路基板21aと、回路基板21aに実装された複数の電子部品21bとを有する。なお、図1では、複数の電子部品の一部にのみ符号を付している。回路基板21aは、平面視弧状に形成されている。回路基板21aの弧に沿った方向における両端部には、回路カバー25に固定するための貫通孔21aaが貫設されている。また、回路基板21aには、端子台27と電気的に接続するための2本の給電線23と、光源ユニット10と電気的に接続するための2本のリード線29とが接続されている。
[回路カバー]
回路カバー25は、電源回路21と筐体31と取付部材41とを絶縁しつつ電源回路21を保持する機能を有する。この回路カバー25は、熱伝導性の良い絶縁性材料から形成されている。
図2(a)に電源ユニット20の一部の分解斜視図を示し、図2(b)に電源ユニット20の一部の斜視図を示す。
図2(a)に示すように、回路カバー25は、一面が開放した箱形である。回路カバー25の底部には、回路基板21aの位置決め用の突起部25aと、回路基板21aを支持するための複数(図2(a)では2つだけ示している。)の突起部25cとが設けられている。ここで、突起部25aは、回路カバー25の底部における回路基板21aの貫通孔21aaに対応する位置にある。回路カバー25の内側面には、回路基板21aを係止するためのフック25bが設けられている。そして、突起部25aが貫通孔21aaに挿通され(図2(a)の矢印A1参照)、回路基板21aの上面の一部が突起部25cそれぞれの先端に下側から当接した状態になると、フック25bの先端部が回路基板21aの下面に係止される。これにより、図2(b)に示すように、回路基板21aは、突起部25cとフック25bの先端部とで挟持された状態で回路カバー25内に固定される。以上のように、回路カバー25に突起部25aが設けられていることにより、回路基板21aの回路カバー25に対する位置決めが容易になり、製造容易化を図ることができる。また、回路基板21aは、接着剤や螺子等の部材を用いずに回路カバー25に固定されるので、接着剤や螺子等が不要になる分、部品点数の削減を図ることができる。
また、回路カバー25の開口端部には舌片部25dが設けられている。この舌片部25dは、開口端部の平面視における角部それぞれに対応する部位に設けられている。そして、図1および図2に示すように、舌片部25dそれぞれには、回路カバー25を筐体31に固定するための螺子113が挿通される貫通孔25daが貫設されている。
[端子台]
端子台27は、外部電源と電源回路21とを電気的に接続するためのものである。端子台27は、ハウジング27cと、ピン受部27bとを備える。ハウジング27cは、扁平な矩形箱状である。ピン受部27bは、ハウジング27c内部に収納されている。このピン受部27bには、外部電源に接続された電源線Lの先端部のピンL1が差し込まれる。そして、給電線23は、ハウジング27cにおける互いに対向する2つの側面の一方側に接続され、電源線Lの先端部のピンL1は、他方側から差し込まれる。ここで、ピン受部27bは、金属材料等の導電性材料からなり、給電線23に電気的に接続されている。また、端子台27には、貫通孔27aが貫設されている。貫通孔27aには、端子台27を筐体31に固定するための螺子115が挿通される。
<1−2>筐体
筐体31には、光源ユニット10および電源ユニット20が収納される。この光源ユニット10および電源ユニット20の筐体31への収納態様については、後の<2>で詳細に述べる。この筐体31は、例えば、アルミニウムやマグネシウム等の金属材料やセラミックスあるいは熱伝導性の良い樹脂材料から形成されている。
筐体31は、主部33と副部35とからなる。この筐体31は、有底円筒状であり、その底壁33cの一部から天井材C側に向かって窪む窪み部S2を有する形状をしている。そして、筐体31のうち、窪み部S2の開口部33gの周縁から底壁33cを含み、側壁33eの天井材C側の端部までの部分が主部33に相当する。また、筐体31のうち、窪み部S2の開口部33gの周縁に連続し、天井材C側に没入している部分が副部35に相当する。即ち、主部33は、有底円筒状であり、底壁の一部に開口部33gが形成されている。副部35は、有底円筒状であり、主部33の内側に位置し、主部33の開口部33gの外周部に連続している。なお、主部33や副部35は、その筒軸方向に直交する断面形状が円形である有底円筒状に限定されるものではない。例えば、主部33或いは副部35の断面形状が、角形(例えば、4角形や8角形)であってもよい。
そして、副部35の内側の領域、即ち、窪み部S2が、光源ユニット10を収納する光源収納領域に相当する。以下、窪み部S2を電源収納領域S2と称する。また、主部33と副部35の側壁35bとで囲まれた領域が、電源ユニット20を収納する電源収納領域S1に相当する。また、主部33の底壁33cの下面側における開口部33gを囲繞する領域には、平面視円形状の凹部33dが形成されている。凹部33dの内側には、光拡散部材51が配置される。そして、凹部33dの底面33ddの2箇所には、光拡散部材51を筐体31に固定するための貫通孔33daが形成されている。2つの貫通孔33daは、底面33ddの周部における、底面33ddの中心を挟んで対向する2箇所に位置する。各貫通孔33daは、幅広部33dbと、幅広部33dbよりも短手方向における幅の狭い幅狭部33dcとからなる。
図3に照明装置1の電源ユニット20および筐体31を上方から見たときの分解斜視図を示す。
図3に示すように、主部33の底壁33cにおける4箇所には、突出部33aが設けられている。突出部33aの位置は、回路カバー25の舌片部25dに対応する。突出部33aには、螺子孔33aaが穿設されている。そして、回路カバー25は、舌片部25dを突出部33aの上面に載置した状態で筐体31に固定される。固定は、貫通孔25daに挿通された螺子113を突出部33aの螺子孔33aaに螺合させることにより(図3の矢印A2参照)行われる。また、主部33の底壁33cにおける回路カバー25が配置される側とは反対側には、台座部33bが設けられている。台座部33bには、螺子孔33baが穿設されている。そして、端子台27は、台座部33bの上面に載置した状態で筐体31に固定される。固定は、貫通孔27aに挿通された螺子115を台座部33bの螺子孔33baに螺合させることにより(図3の矢印A3参照)行われる。ところで、台座部33bの平面視形状は、端子台27の平面視形状と略同一となるように設定されている。これにより、端子台27を台座部33bに固定する際の端子台27の位置決めが容易になっている。
また、主部33の側壁33eの内周面には、筒軸方向に延長された1対のリブ33fが設けられている。一対のリブ33fは、上記内周面における主部33の筒軸を挟んで対向する2箇所それぞれにおいて、筒軸方向に延長される形で設けられている。
副部35は、底壁33cに近づくにつれて漸次拡径する形状を有している。この副部35の内面は鏡面加工されていてもよい。これにより、光源ユニット10から副部35の側壁35bに向かって放射された光が側壁35bの内側で下方に反射されるので、光の取り出し効率向上を図ることができる。また、副部35の底壁35aには、2つの貫通孔35aaが貫設されている。貫通孔35aaは、副部35の底壁35aの周部における、底壁35aの中心を挟んで対向する2箇所に貫設されている。この貫通孔35aaは、光源ユニット10を筐体31に固定するための螺子115が挿通されるものである。また、副部35の底壁35aには、2つの貫通孔35abが貫設されている。貫通孔35abは、副部35の底壁35aの周部における2つの貫通孔35aaの対向方向に直交する方向で中心を挟んで対向する2箇所に貫設されている。この貫通孔35abは、筐体31を取付部材41に固定するための螺子117が挿通されるものである。また、底壁35aには、電源ユニット20のリード線29が挿通される貫通孔35acが貫設されている。ここで、リード線29は、底壁35aの上面側から貫通孔35acを通って底壁35aの下面側に引き出されている。更に、底壁35aには、光源ユニット10の位置決めを行うための貫通孔35adが貫設されている。
<1−3>光源ユニット
光源ユニット10は、発光モジュール11と、放熱シート13と、押え部材15と、保護カバー17とから構成される。
図4に照明装置1の光源ユニット10および筐体31を下方から見たときの分解斜視図を示す。
[発光モジュール]
発光モジュール11は、白色光を発する。発光モジュール11は、主面に配線パターン(図示せず)が形成された略矩形板状の基板11aと、基板11a上に配設されたドーム状の発光部11bとを備える。基板11aは、例えば、金属層と絶縁層とからなる2層構造の板材やセラミックスやガラス等の絶縁性材料単体からなる板材から構成されている。発光部11bは、例えば、基板11a上に実装された複数の青色LED(Light Emitting Diode)と、黄色蛍光体を含有し且つ複数の青色LEDをする封止部材で一括して封止する封止部材とを有する。また、基板11aにおける発光部11bの外周部の2箇所には、電源ユニット20から供給される電力を受けるための電極部11cが設けられている。なお、発光モジュール11としては、白色光を発するものに限定されるものではなく、他の色の光を発するものであってもよい。
[放熱シート]
放熱シート13は、発光モジュール11で発生した熱を効率よく筐体31に伝達するための部材である。この放熱シート13は、例えば、シリコーン樹脂等の熱伝導性の良い樹脂材料やアルミニウム、錫等からなる金属箔から形成されている。
放熱シート13は、平面視矩形状に形成されている。そして、発光モジュール11は、この放熱シート13の下面に当接した状態で配置されている。なお、放熱シート13の形状は、平面視矩形状に限定されるものではなく、平面視で円形や多角形でもよい。また、放熱シート13は、基板11aの主面に形成された配線パターン等と筐体31との間の絶縁性が確保できるのであれば、アルミニウム等の金属材料からなるものであってもよい。この場合、金属材料は一般的に樹脂材料に比べて耐熱性が高いことから、放熱シート13がシリコーン樹脂等から形成されている場合に比べて、放熱シート13の熱による劣化を抑制できるという利点がある。
[押え部材]
押え部材15は、発光モジュール11を放熱シート13と共に筐体31に固定するための部材である。この押え部材15は、熱伝導性の良い樹脂材料等から形成されている。
押え部材15は、本体部15aと、突出部15bとを有する。本体部15aは、略有底円筒状であり且つ底壁の略中央部に開口部15aaが形成されている。突出部15bは、本体部15aの側壁における開口部15aaを挟んで対向する2箇所から互いに離れる方向に突出している。各突出部15bには、本体部15aの筒軸方向と平行に螺子孔15baが穿設されている。また、本体部15aには、押え部材15を筐体31に固定する際の位置決めを行うための2つの突出片15acが設けられている。この2つの突出片15bcは、2つの突出部15bの対向方向とは直交する方向において対向する2箇所から底壁側とは反対側に突出している。そして、底壁35aの下面に放熱シート13、発光モジュール11を順に重ねて配置し、リード線29の先端部を発光モジュール11の電極部11cに接続する。そして、底壁35aの下面側に、突出片15bcが底壁35aの貫通孔35adに嵌合した状態で押え部材15を配置する(図4の矢印A4参照)。このとき、筐体31の貫通孔35aaの位置と、押え部材15の螺子孔15baの位置とが一致している。それから、底壁35aの上側から貫通孔35aaに挿通された螺子112を、押え部材15の螺子孔15baに螺合させると(図4の矢印A5参照)、発光モジュール11および放熱シート13が押え部材15により筐体31に固定される。以上のように、突出片15bcおよび貫通孔35adにより、貫通孔35aaと螺子孔15baとの位置合わせの容易化が図られている。
また、本体部15aの側壁における筒軸を挟んで対向する2箇所には、保護カバー17を押え部材15に固定するための突起15abが突設されている。
[保護カバー]
保護カバー17は、発光モジュール11および押え部材15の一部を一括して覆う部材であり、ユーザの安全を考慮して発光モジュール11がユーザの手に接触しないようにするためのものである。また、保護カバー17により、押え部材15の開口部15aaから発光モジュール11の周囲への異物の侵入を防止することもできる。この保護カバー17は、透光性を有するガラスやアクリル樹脂、ポリカーボネート樹脂等の樹脂材料から形成されている。
保護カバー17は、略有底円筒状に形成されている。保護カバー17の側壁には、切欠部17aおよび係合孔17bが形成されている。この切欠部17aは、押え部材15の突出部15bに対応する位置に存在する。係合孔17bは、押え部材15の突起15abに対応する位置に存在する。そして、保護カバー17は、切欠部17aの内側に押え部材15の突出部15bが配置され且つ係合孔17bが押え部材15の突起15abに係合した状態で、押え部材15に固定される。
このように、保護カバー17を押え部材15に固定する際、接着剤等が不要なので、部品点数の削減を図ることができる。
<1−4>取付部材
取付部材41は、照明装置1を天井材Cに取り付けるための部材である。この取付部材41は、アルミニウムや鉄等の金属材料やセラミックスあるいは熱伝導性の良い樹脂材料から形成されている。
図1に示すように、取付部材41は、主片41aと、2つの延出片45とを備える。主片41aは、円板状に形成され且つ略中央部に平面視円形の貫通孔43が貫設されている。延出片45は、主片41aの周縁部における貫通孔43を挟んで対向する2箇所から主片41aの厚み方向に沿った一方向に延出している。この延出片45は、筐体31に設けられた一対のリブ33f同士の間隔に略等しくなっている。延出片45は、筐体31を取付部材41に固定する際、筐体31の取付部材41に対する位置決めを行うためのものである。取付部材41は、主片41aにおける延出片45が突出する側とは反対側の面が天井材Cの下面C0に当接した状態で天井材Cに固定される。また、取付部材41には、延出片45の突出方向と同じ方向に***した2つの***部47が設けられている。2つの***部47は、貫通孔43の外周部における、延出片45の並び方向とは直交する方向で対向する2箇所に設けられている。各***部47の先端部には、螺子孔47aが設けられている。
また、一方の延出片45と貫通孔43との間には、取付孔49aが貫設されている。取付孔49aは、2つの延出片45の並び方向に延びている。また、他方の延出片45と貫通孔43との間には、2つの取付孔49bが貫設されている。2つの取付孔49bは、2つの延出片45の並び方向に直交する方向に延びており、2つの延出片45の並び方向に並ぶ形で貫設されている。
取付部材41は、まず、取付孔49aに挿通された螺子111と、2つの取付孔49bのいずれか一方に挿通された螺子111とを天井材Cに螺着される。このとき、取付部材41の主片41aが天井材Cの下面C0から若干浮いた状態となるようにする。次に、取付部材41を天井材Cに対して摺動させて、取付部材41の貫通孔43の位置と天井材Cに貫設された貫通孔C1の位置とを一致させる。ここにおいて、2つの螺子111それぞれが取付孔49a,49b内を移動可能となっていることにより、取付部材41が天井材Cに対して摺動可能となっている。その後、螺子111を天井材Cに締め付けることにより、取付部材41の貫通孔43の位置と天井材Cに貫設された貫通孔C1の位置とが一致した状態で、取付部材41が天井材Cに固定される。
図5に照明装置1の分解斜視図を示す。
図5に示すように、筐体31を取付部材41に固定する際、2つの延出片45それぞれが2対のリブ33fそれぞれの間に嵌め込まれた状態で、筐体31を取付部材41に近づけていき、筐体31の開口端部を天井材Cの下面C0に当接させる。このとき、筐体31の筒軸方向において、筐体31の貫通孔35abと取付部材41の螺子孔47aとが一致する。そして、筐体31の下側から貫通孔35abに挿通された螺子117が取付部材41の螺子孔47aに螺合されることにより、天井材Cに固定された取付部材41に固定される。
以上のように、取付部材41が延出片45を有し、筐体31が2対のリブ33fを有することにより、筐体31を取付部材41に固定する際、筐体31の取付部材41に対する位置決めを容易に行うことができる。
また、***部47が設けられていることにより、螺子117を取付部材41の螺子孔47aに螺合させた状態で螺子117の先端部が天井材Cの下面C0に接触しないようになっている。これにより、取付部材41の上面における***部47を除く領域全体を天井材Cの下面C0に接触させることができるので、光源ユニット10から筐体31を介して取付部材41に伝導した熱の天井材Cへの伝熱性を向上させることができる。
<1−5>光拡散部材
光拡散部材51は、光源ユニット10から放射される光を拡散することにより照明装置1の配光特性を調節するためのものである。この光拡散部材51は、透光性を有するガラスやアクリル樹脂、ポリカーボネート樹脂等の樹脂材料から形成されている。
光拡散部材51は、本体部51aと、突条部51bとを備える。本体部51aは、平面視円形状に形成されている。突条部51bは、筐体31に取着された状態で本体部51aの周部から筐体31に対向する面側に突出している。また、突条部51bには、2つのフック51cが設けられている。この2つのフック51cは、突条部51bおける中心を挟んで対向する2箇所に設けられている。そして、フック51cの先端部が筐体31の貫通孔33daの幅広部33dbに挿入されるように筐体31の凹部33dの内側に配置し、その後、凹部33dの周方向に回転させると光拡散部材51が筐体31に固定される。ここで、フック51cの基端部が幅狭部33dcの内側に配置されるとともに、フック51cの先端部が幅狭部33dcの外周部に係止されることで、光拡散部材51が筐体31に固定される。
以上のように、光拡散部材51を筐体31に固定する際、螺子等の固定具や接着剤が不要なので、部品点数の削減を図ることができる。
また、光拡散部材51を筐体31に対して凹部33dの周方向に回転させるだけで筐体31から取り外すことができる。従って、筐体31から光拡散部材51を取り外してから、取付部材41から螺子117を取り外す作業を容易に行うことができる。これにより、照明装置1が故障した場合に、光源ユニット10、電源ユニット20および筐体31からなる構造体を新しいものに容易に取り替えることができるので、保守性向上を図ることができる。また、照明装置1内に虫や埃等の異物が侵入した場合、ユーザがそれらを取り除き易くなるので、その分、メンテナンス性向上を図ることができる。
<2>照明装置の構造的特徴について
次に、照明装置1の構造的特徴について説明する。
図6(a)に、光拡散部材51を取り外した状態の照明装置1を下側から見た図を示し、図6(b)に、取付部材41を取り外した状態の照明装置1を上側から見た図を示す。また、図7に、照明装置1の断面図を示す。
図6(a)および(b)に示すように、電源ユニット20は、筐体31における、光源ユニット10を囲繞する領域(電源収納領域S1)に収納されている。具体的には、電源ユニット20のうち、電源回路21および回路カバー25からなる部分は、電源収納領域S1の半周分に相当する部分に配置されている。これにより、光源ユニット10が照明装置1を下方から見たときに略中央部に配置されることとなる。従って、照明装置1の光出射部分が照明装置1の下面C0に平行な方向における中心CEに対して略対称なものとすることができるので、照明装置1の意匠性向上を図ることができる。そして、光源ユニット10と電源ユニット20とは、天井材Cの下面C0に直交する方向において互いに重ならず、天井材Cの下面C0に平行な方向において並んで配置されている。そして、図7に示すように、天井材Cの下面C0に直交する方向において、照明装置1の厚みW1は、光源ユニット10の厚みW2と、電源ユニット20の厚みW3と、光拡散部材51の厚みW4とを足し合わせた大きさに比べて小さくなっている。ここで、光源ユニット10の厚みは、保護カバー17の厚みに相当し、電源ユニット20の厚みは回路カバー25の厚みに相当する。
一方、従来から、天井材Cの下面C0に直交する方向において、光源ユニット10、電源ユニット20、光拡散部材51が重ねて配置されている照明装置(以下、「比較例1に係る照明装置」と称する。)が考えられる。この比較例1に係る照明装置の厚みは、少なくとも光源ユニット10の厚みW2と電源ユニット20の厚みW3と光拡散部材51の厚みとを足し合わせた大きさ以上となる。即ち、照明装置1は、比較例1に係る照明装置に比べて薄型化できるので、意匠性向上を図ることができる。
ここで、「意匠性向上」とは、特に、照明装置1の照明空間に存在するユーザに照明装置1の薄さ感を感じさせ、当該ユーザへの圧迫感を軽減するという意味を含むものである。
また、電源ユニット20の形状、即ち、回路基板21aや回路カバー25の形状が、電源収納領域S1の形状に基づいて決定されている。具体的には、円環状の電源収納領域S1の形状に合わせて、回路基板21aや回路カバー25が湾曲している。これにより、筐体31の小型化を図ることができる。
<3>照明装置の光学的特性について
次に、照明装置1の光学的特性について説明する。
図8(a)に、実施の形態に係る照明装置1の模式図を示し、図8(b)に比較例2に係る照明装置1001の模式図を示す。なお、図8(b)において実施の形態と同様の構成については同一の符号を付して適宜説明を省略する。
比較例2に係る照明装置1001では、光拡散部材1051が筐体31の凹部33dの底面33ddに面接触した状態で凹部33dの内側に配置されている。そして、光源ユニット10から放射される光は、光拡散部材1051における領域AR1001を透過して外部に放出される(図8(b)の一点鎖線矢印参照)。
一方、実施形態に係る照明装置1では、光拡散部材51と凹部33dの底面33ddとの間に空隙SAが形成されている。ここにおいて、光源ユニット10から放射された光の一部は、光拡散部材51の上面と凹部33dの底面33ddとの間で反射を繰り返し凹部33dの周部近傍から外部に放出される(図8(a)の一点鎖線矢印参照)。これにより、光源ユニット10から放射される光は、光拡散部材51における領域AR1を透過して外部に放出されることになる。つまり、実施の形態に係る照明装置1では、比較例2に係る照明装置1001に比べて、光拡散部材51における発光部分の面積を大きくすることができる。従って、実施の形態に係る照明装置1は、比較例2に係る照明装置1001に比べて、照明空間に存在するユーザが感じる明るさ感を向上させることができる。
<4>まとめ
結局、実施の形態に係る照明装置1では、主部33と副部35の側壁35bとで囲まれた領域からなる電源収納領域S1が、天井材Cの下面C0に平行な方向において、副部35の内側の領域からなる光源収納部S2と並ぶ位置にある。これにより、照明装置1は、電源ユニット20と光源ユニット10とが上記下面C0に垂直な方向において互いに重なるように配置された比較例1に係る照明装置1001に比べて薄型化できる。
また、実施の形態に係る照明装置1は、その電源収納領域S1が、天井材Cの下面C0に平行な方向において光源ユニット10を囲繞するように存在する。これにより、照明装置1の光出射部分が照明装置1の下面C0に平行な方向における中心CE(図6参照)に対して略対称なものとすることができ、照明装置1の意匠性向上を図ることができる。
更に、実施の形態に係る照明装置1では、筐体が、主部33と副部35とから構成されている。ここで、主部33は、有底円筒状であり、底壁33cに開口部33gが形成されている。また、副部35は、有底円筒状であり、主部33の側壁33eが突出する側に突出するように主部33の開口部33gの外周部に連続している。そして、副部35の内側の領域が光源ユニット10を収納する光源収納領域S2を構成しており、電源ユニット20と光源ユニット10との間が副部35の側壁35bにより遮られ、電源ユニット20と光源ユニット10との電気的絶縁性が確保されている。従って、電源ユニット20と光源ユニット10との間に別途絶縁カバー等を設ける必要がないので、部品点数の削減を図ることができる。
<変形例>
(1)実施の形態では、筐体31の主部33が有底円筒状である例について説明したが、主部33の形状はこれに限定されるものではない。例えば、主部が、筒軸方向に直交する断面の面積がその底壁に近づくにつれて漸減する形状を有しているものであってもよい。
図9に、本変形例に係る照明装置2の断面図を示す。なお、図9において実施の形態と同様の構成については同一の符号を付して適宜説明を省略する。
照明装置2では、筐体231の主部233が有底円筒状である。そして、主部233は、底壁233cに近づくにつれて漸次拡径する形状をしている。
また、電源回路21の回路基板21aにおける複数の電子部品21bそれぞれの位置は、主部233と副部235の側壁235bとで囲まれた領域の形状に基づいて設定されている。図9に示すように、主部233と副部235の側壁235bとで囲まれた領域は、天井材Cの下面C0に直交する方向において、主部233の筒軸側が最も厚みが大きく、主部233の筒軸から離れるほど厚みが小さくなっている。そこで、電子部品21bのうち、比較的背の高い電子部品を主部233の筒軸に近い側に配置し、比較的背の低い電子部品を主部233の筒軸から遠い側に配置している。
本構成によれば、筐体231の主部233が、底壁233cに近づくにつれて漸次拡径する形状を有していることにより、照明装置2の照明空間に存在するユーザに照明装置2の薄さ感を強く感じさせることができる。
(2)実施の形態では、天井材Cの下面C0に螺子止め固定される取付部材41を有し、天井材Cに貫設され電源線Lが引き出される貫通孔C1を覆うように配置される照明装置1の例について説明した。但し、本願発明の照明装置は、取付部材41を備える構成や天井材Cの貫通孔C1を覆うように配置される構成に限定されるものではない。例えば、光源ユニットが載置された基台が放熱シート等を介して天井材Cに接着剤等により固定されるものであってもよい。或いは、照明装置が、天井材Cの下面C0側に敷設された電源線Lを介して外部電源から電力供給を受ける構成であってもよい。
図10(a)に、本変形例に係る照明装置3について光拡散部材51を取り外した状態の斜視図を示し、図10(b)に、照明装置3の断面図を示す。以下、照明装置3が天井材Cに固定された状態における、光源ユニット310の光出射方向側を下側として説明する。
照明装置3は、光源ユニット310と、電源ユニット320と、筐体331と、基台341と、光拡散部材351と、反射部材361とを備える。
筐体331は、略円筒状である。基台341は、筐体331の上側開口を覆うように配置され、周部が筐体331の上側開口端部に接着剤により固着されている。
基台341の上面側は、放熱シート348を介して天井材Cの下面C0に接着剤により固定されている。
光源ユニット310は、発光モジュール311と、放熱部材313とを備える。発光モジュール311は、基板311aおよび基板311aの下面に実装された複数の発光部311bを有する。放熱部材313は、基板311aの上面を覆うように配置されている。ここで、基板311aは、放熱部材313を介して基台341の下面側に接着剤により固着されている。
反射部材361は、本体部361aと、外鍔部361bとからなる。本体部361aは、円筒状に形成され、下側に向かうにつれて漸次拡径している。外鍔部361bは、本体部361aの下端部から外側に張り出している。ここで、本体部361aの上側開口部361aaは、下側から見たときに複数の発光部311bの全てが内側に配置される大きさに設定されている。
電源ユニット320は、電源回路321と、上回路カバー325aと、下回路カバー325bとを備える。電源回路321は、回路基板321aと、回路基板321aの両面側に実装された複数の電子部品321bとからなる。そして、上回路カバー325aは、回路基板321aの上面側を覆うように配置され、下回路カバー325bは、回路基板321aの下面側を覆うように配置されている。また、回路基板321aには、外部電源から電源ユニット320に電力を供給するための給電線323が接続されている。この給電線323は、照明装置3の外部から筐体331に設けられた貫通孔331aおよび下回路カバー325bに設けられた貫通孔325baを通じて筐体331の内部に引き込まれている。また、回路基板321aには、光源ユニット310に電力を供給するためのリード線329が接続されており、リード線329における回路基板321aに接続される一端とは反対側の他端にコネクタ329aが取り付けられている。そして、コネクタ329aは、発光モジュール311の基板311aの下面に設けられた受電端子(図示せず)に接続されている。ここにおいて、筐体331と反射部材361とで囲まれた領域が、電源収納領域S1に相当する。
本構成によれば、筐体331と反射部材361とで囲まれた領域からなる電源収納領域S1が、天井材Cの下面C0に平行な方向で光源ユニット310を囲繞している。これにより、電源ユニット320と光源ユニット310とが天井材Cの下面C0に直交する方向において互いに重ならないように配置される。そして、図10に示すように、天井材Cの下面C0に直交する方向において、照明装置3の厚みW31は、光源ユニット310の厚みW32と、電源ユニット320の厚みW33と、光拡散部材351の厚みW34とを足し合わせた大きさに比べて小さくなっている。ここで、光源ユニット310の厚みは発光部311bの厚み、基板311aの厚みおよび放熱部材313の厚みを足し合わせた大きさに相当する。また、電源ユニット320の厚みは、上回路カバー325aの厚み、下回路カバー325bの厚みおよび回路基板321aの厚みを足し合わせた大きさに相当する。このように、本構成は、実施の形態で説明した、電源ユニット、光源ユニットおよび光拡散部材が上記下面に直交する方向において重なるように配置された比較例1に係る照明装置1001に比べて、照明装置1の薄型化を図ることができるので、意匠性向上を図ることができる。
(3)実施の形態に係る照明装置1において、主部33の凹部33dの底面33ddは鏡面加工されていてもよい。或いは、凹部33dの底面33ddに反射膜が形成されていてもよい。
本構成によれば、光源ユニット10から放射された光の一部が凹部33dの周部近傍から外部に放出され易くなるので、照明空間に存在するユーザが感じる明るさ感をより向上させることができる。
1,2,3 照明装置
10,310 光源ユニット
20,320 電源ユニット
31 筐体
33 主部
33c,35a 底壁
33e,35b 側壁
33g 開口部
33d 凹部
33dd 底面
35 副部
C 天井材(造営材)
S1 電源収納領域
S2 光源収納領域

Claims (7)

  1. 造営材の一面側に配置される照明装置であって、
    光源ユニットと、
    前記光源ユニットに電力を供給する電源ユニットと、
    前記光源ユニットおよび前記電源ユニットを収納する筐体とを備え、
    前記筐体内における前記電源ユニットが収納される電源収納領域は、前記造営材の一面に平行な方向において、前記筐体内における前記光源ユニットが収納される光源収納領域を囲繞している
    ことを特徴とする照明装置。
  2. 前記筐体は、有底筒状であり且つ底壁の一部に開口部が形成されている主部と、前記開口部の周縁に連続し且つ前記造営材側に没入している副部とを有し、
    前記光源収納領域は、前記副部の内側の領域に相当し、前記電源収納領域は、前記主部と前記副部の側壁とで囲まれた領域に相当する
    ことを特徴とする請求項1記載の照明装置。
  3. 前記副部は、有底筒状であり、その内径が筒軸方向において前記主部の前記底壁に近づくにつれて漸増している
    ことを特徴とする請求項2記載の照明装置。
  4. 前記主部は、有底筒状であり、その外径が筒軸方向において前記底壁に近づくにつれて漸減している
    ことを特徴とする請求項2または請求項3記載の照明装置。
  5. 前記電源ユニットは、回路基板および当該回路基板に実装された複数の電子部品からなる電源回路を有し、
    前記回路基板における前記複数の電子部品それぞれの位置は、前記主部と前記副部とで囲まれた領域の形状に基づいて設定されている
    ことを特徴とする請求項2乃至4のいずれか1項に記載の照明装置。
  6. 板状の光散乱部材を更に備え、
    前記筐体の前記主部の底壁における、前記開口部を囲繞する領域には、平面視で前記光散乱部材の大きさに等しい凹部が形成されており、
    前記光散乱部材は、前記凹部に嵌合されている
    ことを特徴とする請求項2乃至5のいずれか1項に記載の照明装置。
  7. 前記凹部の底面と前記光散乱部材における前記底面に対向する面との間には、空隙が形成されている
    ことを特徴とする請求項6記載の照明装置。
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