JP2014149938A - 発光装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】画像を含む情報の表示パネルに対する光照射に係る電力消費量を抑える。
【解決手段】光を透過することにより画像を含む情報を表示するパネルに光照射する発光装置は、各々が、電流が供給されて発光する発光素子を含み、且つパネルの全面に光を照射するn(nは2以上の自然数)個の光源回路(バックライト12)と、光源回路に電流を供給する電流供給部と、n個の光源回路の各々に対応するスイッチであって、且つ対応する光源回路と電流供給部との接続状態を導通および非導通のいずれかに切替えるスイッチと、パネルについて要求される表示時の明るさを検出する明るさ検出部と、検出された明るさに基づき、n個の光源回路に対応するn個のスイッチのうち少なくとも1つを導通側に切替えるよう制御する切替制御部(CPU1)と、を備える。
【選択図】図1
【解決手段】光を透過することにより画像を含む情報を表示するパネルに光照射する発光装置は、各々が、電流が供給されて発光する発光素子を含み、且つパネルの全面に光を照射するn(nは2以上の自然数)個の光源回路(バックライト12)と、光源回路に電流を供給する電流供給部と、n個の光源回路の各々に対応するスイッチであって、且つ対応する光源回路と電流供給部との接続状態を導通および非導通のいずれかに切替えるスイッチと、パネルについて要求される表示時の明るさを検出する明るさ検出部と、検出された明るさに基づき、n個の光源回路に対応するn個のスイッチのうち少なくとも1つを導通側に切替えるよう制御する切替制御部(CPU1)と、を備える。
【選択図】図1
Description
本発明は、非発光の透過型の表示部に光を照射する発光装置に関する。
近年、画像表示用のディスプレイとして、従来の陰極線管(CRT:Cathode Ray Tube)を用いたディスプレイの他に、液晶パネルを用いたディスプレイ、いわゆる液晶ディスプレイ(LCD:Liquid Crystal Display)が普及している。液晶ディスプレイは、自ら発光するものではなく、液晶パネルの背面側にバックライトと呼ばれる光源を設置し、液晶パネルにバックライトからの光を透過させることで画像表示を行なうものである。
液晶ディスプレイは携帯型の端末装置に搭載されるケースが多く、その場合には、携帯型端末の利便性(小型、軽量など)を損なわないよう液晶ディスプレイの消費電力の低減が要求される。
当該要求に応えるために、たとえば特許文献1(特開2006−235464号公報)では、携帯電話機の液晶画面のバックライトとして、液晶画面の全面を照明するための消費電力の大きい高輝度の第1のバックライトと、液晶画面の一部を照明するための消費電力の小さい低輝度の第2のバックライトとを実装する。そして、液晶画面に表示される情報や実行する機能に応じて、第1のバックライトと第2のバックライトを全面表示と部分表示時に使い分けるように切り替える。
特許文献1では、第一のバックライトと第二のバックライトを全面表示と部分表示時に使い分けるが、全画面表示の時の消費電力を考慮していない。
それゆえに、本発明の目的は、画像を含む情報の表示パネルに対する光照射に係る電力消費量を抑えることができる発光装置を提供することである。
この発明のある局面に従うと、光を透過することにより画像を含む情報を表示するパネルに光照射する発光装置は、各々が、電流が供給されて発光する発光素子を含み、且つパネルの全面に光を照射するn(nは2以上の自然数)個の光源回路と、光源回路に電流を供給する電流供給部と、n個の光源回路の各々に対応するスイッチであって、且つ対応する光源回路と電流供給部との接続状態を導通および非導通のいずれかに切替えるスイッチと、パネルについて要求される表示時の明るさを検出する明るさ検出部と、検出された明るさに基づき、n個の光源回路に対応するn個のスイッチのうち少なくとも1つを導通側に切替えるよう制御する切替制御部と、を備える。
本発明によれば、画像を含む情報の表示パネルに対する光照射に係る電力量の消費を抑制する。
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付してその説明は繰り返さない。
本発明の実施の形態に係る発光装置は、タブレット端末、携帯電話機、スマートフォンなどLCDを備える各種端末に搭載することができる。ここでは、携帯電話機に搭載される場合を例示する。
<実施の形態1>
図1は本発明の実施の形態1に係る発光装置を搭載する携帯電話機の構成図である。図2は、本実施の形態1に係るLCD周辺部の概略構成図である。
図1は本発明の実施の形態1に係る発光装置を搭載する携帯電話機の構成図である。図2は、本実施の形態1に係るLCD周辺部の概略構成図である。
図1を参照して携帯電話機は各部を集中的に制御および管理するためのCPU(Central Processing Unit)1、各種データおよびプログラムが格納される揮発性または不揮発性の記憶媒体からなるメモリ2、符号化/復号化回路3、画像データを一時的に格納するためのメモリ40を内蔵するカメラコントローラ4、カメラコントローラ4により制御されることにより被写体を撮影し、撮影により得られた画像データをカメラコントローラ4に出力するカメラ部5、LCDコントローラ6、LCDコントローラ6により制御されて画像を含む情報を表示するLCD7、ユーザによる操作されて操作による指示を受付ける入力部8、無線通信のための無線系9およびアンテナ10、各部に電力を供給するためのシステム電源11、LCD7のためのバックライト12、およびリチウム電池またはニッカド電池などからなるバッテリ13を含む。
符号化/復号化回路3はアンテナ10および無線系9を介して送信する情報について符号化する機能と受信した情報について復号する機能とを有する。システム電源11はバッテリ13により供給される電圧を、各部に対応の所定レベルに調整した後に各部に供給する。バックライト12は、CPU1から与えられる制御信号(制御信号32および33)に従い発光する。
図2を参照して、LCD7およびバックライト12それぞれの基板(図示せず)はFCP(Flexible printed circuits)コネクタ(図示せず)を有する。バックライト12のFCPコネクタには、バックライト12側に電流を含む各種信号を送信するための制御線14が接続される。LCD7のFCPコネクタには、LCD7側に信号を送信するための制御線15が接続される。
(LCD7による表示)
LCD7は、複数の液晶素子がマトリックス状に配列された液晶パネルと、液晶パネルの主面を覆うガラス基板と、当該主面とは反対側の面である液晶パネルの背面(主面とは反対側の面)側に設けられた導光板、拡散板および反射板とを含む。
LCD7は、複数の液晶素子がマトリックス状に配列された液晶パネルと、液晶パネルの主面を覆うガラス基板と、当該主面とは反対側の面である液晶パネルの背面(主面とは反対側の面)側に設けられた導光板、拡散板および反射板とを含む。
LCD7は、全体を薄くするために、サイドライト(あるいはエッジライト)方式が採用される。当該方式では、バックライト12は、LCD7の液晶パネルの真下ではなく横に配置される。バックライト12からの発光は、導光板を通り、拡散板により液晶パネルの面全体に一様に拡散する。導光板および拡散板の下部に設けられた反射板により、光を液晶パネル側に反射させることにより、光のロスを防止する。
表示において、LCDコントローラ6は、CPU1から出力された、またはメモリ40から読出された画像データを画像信号に変換し、変換後の画像信号に対して所定の信号処理を行なうことにより液晶駆動制御信号を生成し、生成した液晶駆動制御信号に従ってLCD7の液晶パネルが含む液晶素子を駆動する。このとき、液晶パネルの背面側からバックライト12の光が透過することによりLCD7は画像を表示する。ユーザは主面側から表示画像を視る。
なお、液晶パネルの代わりに、バックライトからの光を透過することにより画像を含む情報を表示する他の種類のパネルを備える構成であってもよい。
(バックライトの構成)
図3は、本発明の実施の形態に係るバックライト12の構成図である。図3には、バックライト12に関連したシステム電源11の一部構成が示される。図3を参照して、発光装置に対応のバックライト12は、LCD7の液晶パネルの全面に光を照射するためのn(nは2以上の自然数)個の光源回路を含む。n個の光源回路は、LCD7の液晶パネルの同一側部に配置される。
図3は、本発明の実施の形態に係るバックライト12の構成図である。図3には、バックライト12に関連したシステム電源11の一部構成が示される。図3を参照して、発光装置に対応のバックライト12は、LCD7の液晶パネルの全面に光を照射するためのn(nは2以上の自然数)個の光源回路を含む。n個の光源回路は、LCD7の液晶パネルの同一側部に配置される。
ここでは説明を簡単にするために、2個の光源回路121と122を含むとする。光源回路121は、電流が供給されて発光する1つ以上の発光素子として、白色発光のLED(Light Emitting Diode)121Eを含む。同様に、光源回路122は白色発光のLED122Eを含む。図3では、光源回路121と122それぞれは、複数個のLEDを順方向に接続したLEDストリングを含む。
バックライト12では、光源回路121と122それぞれに対応のLEDストリングは、互いに並列に接続される。並列接続の状態では、LED121Eと122Eそれぞれは、当該LEDの光路に他のLEDが位置しないよう交互に配置される。図2では、バックライト12を液晶パネル主面の上方向から見た場合において、互いの光路にLEDが位置しないよう、LED121Eと122Eが交互に配置された状態が示される。LEDの交互配置により、LEDからの光は光路を妨げられることなく進行する。
システム電源11およびバッテリ13は、光源回路121,122に電流を供給するための電流供給部を構成する。システム電源11は、バッテリ13からの電圧を昇圧して出力する昇圧回路111、LED制御回路112、ならびに端子T1,T2,T3およびT4を含む。端子T1とT2は、光源回路121と122それぞれに対応のLEDストリングの一端と昇圧回路111の出力側を接続するための端子である。端子T3とT4は、光源回路121と122それぞれに対応のLEDストリングの他端をLED制御回路112を介してグランドに接続するための端子である。LED制御回路112は、光源回路121と122それぞれに対応の端子T3とT4それぞれとグランドの間に接続されたスイッチSW1とSW2を有する。
スイッチSW1とSW2それぞれは、CPU1からの電流信号である制御信号32と33のそれぞれに従ってON/OFFに切替わるトランジスタ回路を含む。スイッチSW1とSW2がON状態であるとき、光源回路121,122の各々と電流供給部との電気的接続状態は導通状態となり当該光源回路のLEDは発光するが、OFF状態であるとき非導通状態となりLEDは消灯する。このように、CPU1は、制御信号32と33により、光源回路121,122を、発光と非発光(消灯)のいずれかに切替えることができる。なお、制御信号32と33は、制御線14を介してスイッチSW1とSW2に送信されるとしているが、別の経路から送信されるとしてもよい。
本実施の形態では、LEDストリングを並列接続して用いるので、これらLEDストリングを直列接続する場合に比較して低い電圧で多くのLEDをON/OFFすることができる。また、並列接続されたうちの1つのLEDストリングが故障したとしても、他のLEDストリングを駆動し続けることができる。
なお、発光素子としてLEDを用いたが、これに代替して冷陰極管蛍光灯を用いてもよい。
(フローチャート)
図4は、本発明の実施の形態に係るバックライト12を制御するための処理フローチャートである。当該フローチャートに従うプログラムは、予めメモリ2の所定領域に格納されており、CPU1は当該プログラムの命令をメモリ2から読出し、読出した命令を実行することにより、各部が制御されて、当該処理が実現される。
図4は、本発明の実施の形態に係るバックライト12を制御するための処理フローチャートである。当該フローチャートに従うプログラムは、予めメモリ2の所定領域に格納されており、CPU1は当該プログラムの命令をメモリ2から読出し、読出した命令を実行することにより、各部が制御されて、当該処理が実現される。
図5は、本発明の実施の形態に係るバックライト12の切替処理の概念を説明するための図である。図5は、発明者が実験により取得したデータをグラフで表す。グラフの縦軸には、LCD7の画面の明るさの度合いを表す輝度(単位:cd)がとれら、横軸には発光によるバックライト12の消費電流(単位:mA)がとられる。サイドライト(エッジライト)方式において、グラフの実線P1は、5個のLEDを接続する2つのLEDストリングを並列接続する場合に、LEDを全て点灯(計10個のLEDを点灯)したときの輝度と消費電流の関係を示す。実線C2は、5個のLEDを接続するLEDストリングを点灯(5個のLEDのみを点灯)したときの輝度と消費電流の関係を示す。破線P2は、従来のバックライトによる消費電流と輝度の関係を示す。破線C1は、図4の処理に従いバックライト12を制御した場合の消費電流と輝度の関係を示す。
実線P1およびC2によれば、図5のクロスポイントを境に効率が変わることから、発明者は、以下の知見を得た。すなわち、クロスポイントより高い輝度が必要な場合には、並列接続されているLEDストリングの両方に電流を供給して発光させるが、クロスポイント以下の低輝度が要求される場合には、並列接続されているLEDストリングの一方のみに電流を供給して発光させるだけで、破線C1のように、当該要求を満たすことができるとの知見に至った。
このような知見から、本発明の実施の形態では、図5の破線C1が示す消費電流と輝度との関係に従い、液晶パネルに関し要求される表示時の画面明るさの程度に基づき、2個の光源回路121と122に対応する2個のスイッチSW1とSW2のうち少なくとも1つを導通状態となるよう切替え制御する切替制御部を用いる。当該切替制御部は、LED制御回路112とCPU1が実行するプログラムを含んで構成される。
上記の切替え制御について、図4のフローチャートを参照しながら説明する。
入力部8からの操作に基づき、CPU1がLCD7に情報を表示開始(画面OFF→ON)すると、図4の処理は開始される。なお、画面OFF時には、バックライト12は消灯していると想定する。
入力部8からの操作に基づき、CPU1がLCD7に情報を表示開始(画面OFF→ON)すると、図4の処理は開始される。なお、画面OFF時には、バックライト12は消灯していると想定する。
まず、CPU1は、メモリ2の所定領域に格納された画面明るさを示す設定値を読出し、設定値が低輝度を示すか否かを判定する(ステップS3)。設定値は、たとえば、ユーザが入力部8を操作して指定する(要求する)画面の明るさ程度が、低輝度か否かの値を示す。
低輝度であると判定したときは(ステップS3で“=低輝度”)、スイッチSW1とSW2のうち一方のみに、OFF→ONにするような制御信号を出力して当該LEDストリングに電流を供給する(ステップS5)。たとえば、スイッチSW1をONするように制御信号32を出力する。これにより、スイッチSW2はOFFのままでスイッチSW1はOFF→ONとなり、光源回路122は消灯し且つ光源回路121のLEDストリングは点灯する。その後、ステップS9に移行する。
一方、低輝度ではないと判定したときは(ステップS3で“≠低輝度”)、CPU1は、スイッチSW1とSW2の両方に、OFF→ONにするような制御信号32および33を出力する。これにより、並列接続される両方のLEDストリングに同じレベルの電流が供給されて(ステップS7)、光源回路121と122の両方が点灯する。
その後、CPU1は、入力部8の出力に基づき、ユーザ操作により画面OFFが指示されたか否かを判定する(ステップS9)。画面OFFと判定した場合には(ステップS9でYES)、画面の表示情報を消去するとともに、スイッチSW1およびSW2をOFFにするような制御信号32および33を出力する。これによりバックライト12は消灯し、処理は終了する。画面OFFと判定しない場合には(ステップS9でNO)、上記の設定値が変更されたか否かを判定する(ステップS11)。変更有りと判定すると(ステップS11でYES)、ステップS3に戻り、以降の処理を同様に繰り返すが、変更無しと判定すると(ステップS11でNO)、ステップS9に戻り、以降の処理を同様に繰り返す。
図4によれば、要求される画面明るさが低輝度であるときは、バックライト12の並列接続されたLEDストリング(光源回路121,122)のうちの一方のみに電流供給し、低輝度でないときに限り両方に電流供給(同じレベルの電流を供給)することで、図5で示した従来に比較し、要求される画面明るさを得た状態でバックライト12に係る消費電力を低減することができる。
上述の図4に従う機能は、プログラムとして提供することができるとともに、このようなプログラムは、携帯電話機に付属する記録媒体(メモリ形状のカード、CD-ROM(Compact Disc Read Only Memory)、ROM、RAM(Random Access Memory)など)であって、CPU1が読取り可能な記録媒体に非一時的に記録させて、プログラム製品として提供することもできる。あるいは、図示にない通信ネットワークおよび無線系9を介し携帯電話機の所定記憶領域へのダウンロードによって、プログラムを提供することもできる。なお、プログラム製品は、プログラム自体と、プログラムが記録された記録媒体とを含む。
(実施の形態1の変形例)
図4のステップS3の判定方法は、上記の設定値による方法に限定されず、CPU1が、図示しない照度センサによって測定された周囲環境の明るさから、要求される輝度が低輝度であるか否かを判定するとしてもよい。具体的には、明るさの程度と表示画像を視認するのに必要な輝度とのデータを対応づけて格納したテーブルを、照度センサが測定した明るさ程度に基づきCPU1が検索し、検索により読出した対応の輝度のデータと閾値とを比較することで、低輝度であるか否かを判定するとしてもよい。
図4のステップS3の判定方法は、上記の設定値による方法に限定されず、CPU1が、図示しない照度センサによって測定された周囲環境の明るさから、要求される輝度が低輝度であるか否かを判定するとしてもよい。具体的には、明るさの程度と表示画像を視認するのに必要な輝度とのデータを対応づけて格納したテーブルを、照度センサが測定した明るさ程度に基づきCPU1が検索し、検索により読出した対応の輝度のデータと閾値とを比較することで、低輝度であるか否かを判定するとしてもよい。
または、携帯電話機で起動されている機能の種類に基づき低輝度であるか否かを判定するとしてもよい。換言するとCPU1は、携帯電話機に搭載されるアプリケーションプログラムのうち起動しているアプリケーションプログラムの種類に基づき、当該種類と必要輝度とのデータを対応づけて予め格納したテーブルを検索し、検索結果から、低輝度が要求されている否かを判定するとしてもよい。
または、携帯電話機で表示される情報の種類(静止画、動画、メールなど)に基づき低輝度であるか否かを判定するとしてもよい。換言するとCPU1は、表示される情報の種類に基づき、当該種類と必要輝度とのデータを対応づけて予め格納したテーブルを検索し、検索結果から、低輝度が要求されている否かを判定するとしてもよい。
<実施の形態2>
上記の実施の形態1では、低輝度であるか否かの2種類の輝度に基づき、発光回路を点灯制御したが、本実施の形態にように、3種類以上の輝度に基づき制御するとしてもよい。
上記の実施の形態1では、低輝度であるか否かの2種類の輝度に基づき、発光回路を点灯制御したが、本実施の形態にように、3種類以上の輝度に基づき制御するとしてもよい。
具体的には、上記の設定値は要求される輝度値を含み、且つバックライト12は5個のLEDを接続したLEDストリングを3本以上並列接続する構成とする。CPU1は、設定値が含む輝度の種類(具体的には輝度値)から、3本以上のLEDストリングのうち、対応のスイッチをONするもの(またはLEDストリングの本数)を決定し、決定したLEDストリング(光源回路)と電流供給部との接続状態を導通状態に切替えるよう制御する。
これにより、要求される画面明るさに基づき、並列接続された3個以上のLEDストリング(光源回路)のうちから選択した1つ以上に電流(同じレベルの電流)が供給されて、図5で示した従来に比較し、バックライト12の消費電力量を削減することができる。
なお、各LEDストリングのLED数は5個以下であってもよく、また5個以上の、たとえば20個、30個でも同様の効果を得ることができる。
また、昇圧回路111から光源回路に印加される電圧を要求される画面明るさに基づき可変に変更することにより、バックライト12への供給電流量を変更し、その結果、発光量を変化させるとしてもよい。たとえば、昇圧回路111にチョッパ式昇圧回路を適用しする。その場合には、昇圧回路の出力電圧は回路内部のスイッチのON/OFF周期により決まる。この周期はスイッチの切替信号であるPWM(pulse width modulation)信号のDuty比に依存する。したがって、CPU1は、要求される画面明るさに基づきPWM信号のDuty比を可変に変更することで、発光量を変化させることができる。
<実施の形態3>
本実施の形態3では、実施の形態1または2に係るバックライト12の各光源回路の点灯時間の長さから、ONする光源回路を選択する。
本実施の形態3では、実施の形態1または2に係るバックライト12の各光源回路の点灯時間の長さから、ONする光源回路を選択する。
具体的には、CPU1は、光源回路121,122それぞれについて、対応のスイッチSW1,SW2が導通状態側に切替えられていた時間期間の長さ、すなわちOFF→ONとなってから次にON→OFFとなるまでの点灯時間期間を内部のタイマにより計測して、計測値を累積してメモリ2に格納する計測部を備える。上記の切替制御部は、光源回路121,122それぞれについて累積時間の値と閾値とを比較する比較部と、比較結果と要求輝度(低輝度か否か)に基づき、光源回路121,122に対応するスイッチSW1,SW2のうちから選択した少なくとも1つを導通状態側に切替えるよう制御信号32,33を出力する選択切替制御部と、を含む。
具体的には、画面ONとなり図4の処理が開始され、低輝度が要求されると判定した場合(ステップS3でYES)、CPU1は、光源回路121の点灯時間の累積値と閾値とを比較し、比較結果から(点灯時間累積値>閾値)が成立すると判定したときは、ステップS5で他方の光源回路122を点灯させて、光源回路121は消灯させる。逆に、光源回路122について(点灯時間累積値>閾値)が成立すると判定したときは、他方の光源回路121を点灯させて、光源回路122は消灯させる。これにより、一方の光源回路のみが他方に比べて長時間点灯状態となるのを回避し、LED121E,122Eの寿命を延ばすことが可能になる。
<実施の形態の効果>
上記の実施の形態では、バックライト12の消費電力と輝度の関係から効率が良い方の光源回路を選択して発光させることで、電力消費を抑えることが可能になる。したがって、本実施の形態に係るバックライトを搭載するスマートフォンなどの電子機器では、消費電力低減および内部バッテリ13の使用時間を長くできる。また、要求される輝度が低い時に、光源回路121と122を点灯時間の長さで使い分けることにより、LEDの寿命を延ばすことが可能になる。
上記の実施の形態では、バックライト12の消費電力と輝度の関係から効率が良い方の光源回路を選択して発光させることで、電力消費を抑えることが可能になる。したがって、本実施の形態に係るバックライトを搭載するスマートフォンなどの電子機器では、消費電力低減および内部バッテリ13の使用時間を長くできる。また、要求される輝度が低い時に、光源回路121と122を点灯時間の長さで使い分けることにより、LEDの寿命を延ばすことが可能になる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
7 LCD、11 システム電源、12 バックライト、13 バッテリ、14,15 制御線、32,33 制御信号、111 昇圧回路、121,122 光源回路、ST テーブル、SW1,SW1 スイッチ、T1,T2,T3,T4 端子。
Claims (5)
- 光を透過することにより画像を含む情報を表示するパネルに光照射する発光装置であって、
各々が、電流が供給されて発光する発光素子を含み、且つ前記パネルの全面に光を照射するn(nは2以上の自然数)個の光源回路と、
前記光源回路に電流を供給する電流供給部と、
前記n個の光源回路の各々に対応するスイッチであって、且つ対応する前記光源回路と前記電流供給部との接続状態を導通および非導通のいずれかに切替えるスイッチと、
前記パネルについて要求される表示時の明るさを検出する明るさ検出部と、
検出された前記明るさに基づき、前記n個の光源回路に対応するn個のスイッチのうち少なくとも1つを導通側に切替えるよう制御する切替制御部と、を備える、発光装置。 - 前記n個の光源回路それぞれについて、対応の前記スイッチが導通側に切替えられていた期間の長さを計測するための計測部を、さらに備え、
前記切替制御部は、
前記n個の光源回路それぞれについて計測された前記期間の長さと閾値とを比較する比較部と、
前記比較部による比較の結果と、検出された前記明るさとに基づき、前記n個の光源回路に対応するn個のスイッチのうちから選択した少なくとも1つを導通側に切替えるよう制御する選択切替制御部と、を含む、請求項1に記載の発光装置。 - 前記発光素子はLED(Light Emitting Diode)であり、且つ前記光源回路はLEDストリングであって、
前記n個の光源回路に対応のn個のLEDストリングは、互いに並列に接続される、請求項1または2に記載の発光装置。 - 前記発光素子は冷陰極管蛍光灯である、請求項1または2に記載の発光装置。
- 液晶表示素子で構成される透過型の液晶パネルと、
前記液晶パネルのバックライト光を出力するためのバックライト装置とを備え、
前記バックライト装置は、請求項1〜4のいずれか1項に記載の発光装置を含む、画像表示装置。
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