JP2014146437A - コネクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】防水機能およびロック機能を備えたコネクタを提供すること。
【解決手段】カードエッジコネクタ1は、嵌合方向Mに沿って回路基板4を受容するコネクタハウジング10と、コネクタハウジング10に配置される環状のシールリング25と、コネクタハウジング10の前端部に設けられるとともに、コネクタハウジング10に対してシールリング25を押さえて保持する嵌合シールリテーナ20と、を備えている。嵌合シールリテーナ20は、シールリング25を押さえるシール押さえ部21と、回路基板4のモールド部41を係止するロックアーム22と、コネクタハウジング10外周のトンネル部17に係合されることで、コネクタハウジング10に対して嵌合方向Mと交差する方向に嵌合シールリテーナ20が変位するのを規制するあおり規制突起23と、を有する。
【選択図】図5

Description

本発明は、防水機能を持たせた電気コネクタの嵌合を保持する機構に関する。
カードエッジコネクタは、回路基板上に形成された端子パターンをコンタクトに見立て、回路基板に対して直接導通する構造とされており、一般にオス型とメス型の一対のコンタクトが必要とされる電気コネクタにあって一方のコンタクトを省ける利点を有する。
カードエッジコネクタは、電線に接続された複数のコンタクトと、それらのコンタクトを保持し、回路基板を受容する偏平なハウジングとを備えている(例えば、特許文献1)。
カードエッジコネクタと回路基板は互いに嵌合された状態で機器筐体内に収容されており、特許文献1では、筐体に、コネクタと回路基板との嵌合解除方向の動きを規制する固定爪を形成することにより、嵌合状態を維持している。
特開2012−142164号公報
カードエッジコネクタおよび回路基板は、現状で、機器筐体内に収容して用いられるので被水は想定されていないが、機器筐体に収容せずに、外部環境に露出した状態で使用する場合には、防水機能が必要となる場合がある。さらに、嵌合を維持するロック機能がコネクタの側に必要となる。
そこで、本発明は、防水機能およびロック機能を備えたコネクタを提供することを目的とする。
本発明者は、機器筐体を伴わないカードエッジコネクタおよび回路基板の単独使用について、以下のように検討し、本発明に想到した。
防水機能のためには、端子パターンが形成された部分を除いて回路基板を覆うとともに、回路基板とカードエッジコネクタとの間を封止する嵌合シール部材と、電線が引き出されるコネクタハウジングの後端部で電線の外周を封止する電線シール部材とを設ける必要がある。
ここで、嵌合シール部材(以下、シール部材)を押さえる構造を偏平で薄いコネクタハウジングに設けるのは難しいので、コネクタハウジングに対してシール部材を押さえて保持するシール保持部材も必要となる。
そのシール保持部材に、ロックアームを一体に設けることができる。ロックアームは、シール保持部材から前方に延び、回路基板に形成された被係止部を係止する。
ここで、ロックアームは、一般にコネクタハウジングと一体に形成されており、コネクタハウジング内に回路基板が挿入されるときにロックアームが挿入方向に対してあおられる懸念が少ない。
しかし、コネクタハウジングとは別体のシール保持部材にロックアームが形成されていると、コネクタハウジングとシール保持部材との間の隙間により、コネクタハウジングに対してシール保持部材があおられてしまう。そうしてシール保持部材が浮き上がると、嵌合を保持できないばかりか、防水性が損なわれるおそれがあるため、シール保持部材のあおりを規制する必要がある。
そこでなされた本発明のコネクタは、所定の嵌合方向に沿って嵌合相手を受容するコネクタハウジングと、コネクタハウジングに配置される環状のシール部材と、コネクタハウジングの前端側に設けられるとともに、コネクタハウジングに対してシール部材を押さえて保持するシール保持部材と、を備えている。
そして、本発明は、シール保持部材が、シール部材を押さえる押さえ部と、嵌合相手を係止するロック部と、コネクタハウジングに係合されることで、コネクタハウジングに対して嵌合方向と交差する方向にシール保持部材が変位するのを規制する変位規制部と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、変位規制部がコネクタハウジングに係合されることにより、嵌合方向と交差する方向にシール保持部材が変位する(あおられる)のが規制される。これにより、防水機能、および嵌合保持のロック機能を担保できるので、本発明のコネクタは、屋外を含む外部環境で使用することが可能となる。
その上、本発明によれば、コネクタハウジングおよびシール保持部材が別体とされるので、それらの各々に求められる機能に応じて、コネクタハウジングには剛性が高い材料を使用し、シール保持部材には可撓性材料を使用するといった材料選定が容易となる。
本発明のコネクタでは、コネクタハウジングの外周に、嵌合方向に開口する開口部が形成され、変位規制部は、開口部に挿入されることでコネクタハウジングに係合されることが好ましい。
そうすると、コネクタハウジングが開口部に変位規制部を受け入れて拘束するので、シール保持部材が嵌合方向以外のあらゆる方向に変位するのを規制できる。
本発明のコネクタでは、シール保持部材にロック部を片持ち状に支持し、ロック部の支点近傍から後方に向けて突出する突起として変位規制部を形成することができる。
これにより、ロック部および変位規制部をまとまり良く配置できる。
本発明のコネクタは、回路基板を嵌合相手とするカードエッジコネクタに最適である。
そのとき、ロック部は、回路基板にハウジングとして設けられる被覆部を係止する。
本発明によれば、防水機能およびロック機能を備えたコネクタを提供できる。
本発明の実施形態に係る防水型カードエッジコネクタを示す斜視図である。 図1のII−II線断面図である。 カードエッジコネクタの分解斜視図である。 嵌合シールリテーナの斜視図である。 モールドにより覆われた回路基板の斜視図である。 カードエッジコネクタおよび回路基板の嵌合状態を示し、(a)は斜視図、(b)はVIb−VIb線断面図である。
以下、添付図面に示す実施形態に基づいて本発明を詳細に説明する。
図1〜図3に示すカードエッジコネクタ1は、コネクタハウジング10の軸線に沿った嵌合方向Mに沿って、図5に示す回路基板(プリント基板)4と嵌合される。
以下では、カードエッジコネクタ1において回路基板4と嵌合される側を「前」、その反対側を「後」として説明する。
カードエッジコネクタ1は、コネクタハウジング10と、コネクタハウジング10の前端部に設けられる嵌合シールリテーナ20と、シールリング25と、コネクタハウジング10の後端部に設けられる電線シールリテーナ30と、シール部材35とを備えている。
コネクタハウジング10は、電線が接続されるコンタクトを保持する。なお、電線およびコンタクトの図示を省略する。コネクタハウジング10は、外力からコンタクトを保護するのに足りる高剛性の樹脂材料を用いて、射出成形により一体に形成されている。
コンタクトは、電線に圧着される圧着部と、回路基板4上の端子パターンP(図5)に接触導通されるバネ部とを有している。コンタクトは、上下二列に配列されており、回路基板4の表裏に形成される端子パターンPに対して、列を交互に違えて導通される。
コネクタハウジング10は、図2に示すように、コンタクトを保持する保持部12と、保持部12の前側に設けられる受容部13と、保持部12の後側に設けられるシール収容部14とを備えている。
保持部12には、コンタクトを収容するキャビティ121が形成されている。コンタクトは、このキャビティ121に挿入または装着されることで、保持部12に保持される。
受容部13は、回路基板4のモールド部41を受容する(図6)。モールド部41が受容部13の奥まで挿入されると、モールド部41の先端部が保持部12の前端に突き当てられ、回路基板4の前後方向の位置決めがなされる。
受容部13の基端内周には、シールリング25が配置されている。
シール収容部14は、保持部12の後端部に配置されるシール部材35を収容している。
コネクタハウジング10の外周面10Aの前端側には、前端係止突起15が突設されている。前端係止突起15は、コネクタハウジング10の表裏の外周面10Aの各々に、幅方向に間隔を設けて2つ形成されている。前端係止突起15は、その後端側に斜面が形成されるとともに、前端が外周面10Aから垂直に起立している。この前端係止突起15が嵌合シールリテーナ20の環状係止部24に嵌ると、コネクタハウジング10から嵌合シールリテーナ20が前方に向けて離脱するのが規制される。
また、コネクタハウジング10の外周面10Aの後端側には、複数の後端係止突起16が突設されている。後端係止突起16は、その前端側に斜面が形成されるとともに、後端が外周面10Aから垂直に起立している。この後端係止突起16が電線シールリテーナ30の環状係止部32に嵌ると、コネクタハウジング10から電線シールリテーナ30が後方に向けて離脱するのが規制される。
コネクタハウジング10の外周面10Aには、トンネル部17が突設されている。トンネル部17は、コネクタハウジング10の幅方向に間隔をあけて2つ形成されている。
トンネル部17の内側は、前後方向(嵌合方向M)に沿って貫通する開口部18とされている。この開口部18に嵌合シールリテーナ20のあおり規制突起23が挿入される。
トンネル部17は、コネクタハウジング10の外周面10A上に間隔をおいて対向する屋根171と、屋根171に連続する一対の側壁172とを有している。
コネクタハウジング10の外周面10Aには、剛性を高めるために、前後方向に沿って延びる複数のリブ19が形成されている。リブ19は、トンネル部17を避けて形成されている。
電線シールリテーナ30は、シール部材35を後方から覆うとともに、シール部材35をコネクタハウジング10に押さえる。電線シールリテーナ30には、電線が引き出される複数の引き出し孔31と、後端係止突起16が嵌る複数の環状係止部32とが形成されている。
シール部材35には、電線が挿入される複数の挿入孔36が形成されている。シール部材35が電線シールリテーナ30により押さえられると、挿入孔36の内壁に電線の外周が密着するとともに、シール部材35の外周がシール収容部14の内周に密着する。これにより、コネクタハウジング10の内部に後端側から水が浸入するのが防止される。
次に、図2および図4を参照し、嵌合シールリテーナ20の構成について説明する。
嵌合シールリテーナ20は、樹脂射出成形により一体に形成されている。
嵌合シールリテーナ20は、コネクタハウジング10に対してシールリング25を押さえるシール押さえ部21を備えており、シールリング25の浮き上がりを規制する。
また、嵌合シールリテーナ20は、カードエッジコネクタ1と回路基板4との嵌合を保持するロックアーム22およびあおり規制突起23も備えている。つまり、嵌合シールリテーナ20はロック機能が付加されている。
さらに、シール押さえ部21の内筒21Aが回路基板4のモールド部41をコネクタハウジング10内で位置決めするので、嵌合シールリテーナ20は、回路基板4のガイド機能も有している。
嵌合シールリテーナ20は、受容部13にシール押さえ部21を装着し、前端係止突起15を環状係止部24に嵌め込むことで、コネクタハウジング10の前側に組み付けられている。
シール押さえ部21は、内筒21Aおよび外筒21Bを備えている。内筒21Aと外筒21Bは、前端側で繋がっている。内筒21Aは、外筒21Bよりも軸方向に長い。外筒21Bには、前端係止突起15が各々に嵌る複数の環状係止部24が形成されている。
嵌合シールリテーナ20がコネクタハウジング10に組み付けられると、内筒21Aが受容部13の内側に配置され、また、外筒21Bが受容部13の外側に配置される。内筒21Aの先端がシールリング25を保持部12の前端に押さえるので、シールリング25がコネクタハウジング10から離脱することなく保持される。
ロックアーム22およびあおり規制突起23は、外筒21Bに形成された矩形板状のベース26に一体に形成されている。ベース26は、嵌合シールリテーナ20の幅方向中央に位置している。
ベース26およびベース26に形成されるロックアーム22およびあおり規制突起23は、嵌合シールリテーナ20の表側に形成されているが、裏側にも形成することができる。
ロックアーム22は、ベース26に設けられた支持部27によりベース26上に片持ち状に支持されている。ロックアーム22の支持部27よりも後端側には、解除操作部22Bが設けられている。ロックアーム22,支持部27、および解除操作部22Bは一体に形成されている。
支持部27は、ベース26から面外方向に立ち上がり、ロックアーム22の幅方向両側を支持している。
解除操作部22Bは、カードエッジコネクタ1と回路基板4との嵌合解除の際にコネクタハウジング10の外周面10Aに向けて押し下げられる。
ベース26の幅方向両側には、前後方向に沿って壁体28が形成されている。壁体28は、ベース26からロックアーム22と同等の位置まで立ち上がり、ロックアーム22を外力による破損から保護する。
あおり規制突起23は、ベース26の後端部から、嵌合方向Mに沿って後方に向けて突出している。あおり規制突起23は、一対の支持部27の各々の近傍に設けられている。
あおり規制突起23がトンネル部17の開口部18に挿入されると、トンネル部17によりあおり規制突起23の変位が、開口部18の開口する方向である嵌合方向Mを除いては規制される。
本実施形態は、あおり規制突起23がトンネル部17に係合されることにより、嵌合シールリテーナ20のあおりが規制される点に最も大きな特徴を有する。
仮に、環状係止部24および前端係止突起15のみによって嵌合シールリテーナ20がコネクタハウジング10に係止されているとすると、環状係止部24および前端係止突起15は、あおり方向(嵌合方向Mに交差する方向)への変位に対しては係止力が十分でないので、コネクタハウジング10から嵌合シールリテーナ20が離脱するおそれがある。
図1に座標軸を示す。あおり規制突起23がトンネル部17の開口部18に挿入されると、あおり規制突起23は、トンネル部17の屋根171および側壁172と、外周面10Aとによって包囲される。これにより、コネクタハウジング10の幅方向であるx方向、コネクタハウジング10の高さ方向であるy方向、およびx、y、z軸の各々の軸周り方向へのあおりが規制される。したがって、嵌合シールリテーナ20に許容される変位の方向は、嵌合方向Mに一致するz方向のみに限定される。
さて、回路基板4は、図5に示すように、カードエッジコネクタ1のコンタクトと接触導通される端子パターンPが形成された基板端部を除いて、樹脂により被覆されている。その回路基板4上の被覆部は、オーバーモールドの手法などにより成形されるモールド部41とされている。モールド部41が回路基板4上に密着することで、回路基板4上の回路素子および回路パターンが防水されている。モールド部41は、種類が異なる樹脂からなる複数の層により形成することもできる。
モールド部41の外周には、ブロック状の被係止部42がモールド部41と一体に成形されている。被係止部42には、カードエッジコネクタ1のロックアーム22に係止される段差部421と、ロックアーム22を弾性変形させながら段差部421へと案内する斜面422と、被係止部42の幅方向両側に前後方向に沿って形成された一対のガイド壁423とが形成されている。
本実施形態のカードエッジコネクタ1に回路基板4を嵌合するときは、図6に示すように、受容部13に回路基板4を挿入し、モールド部41の端部を保持部12の前端に突き当てる。それにより、コンタクトのバネ部が回路基板4の端子パターンPに接触導通される。
このとき、シールリング25により受容部13とモールド部41との間が封止される。これによって、シールリング25とシール部材35との間に位置するコンタクトと端子パターンPが防水される。
一方、回路基板4が受容部13に挿入されるのに伴い、ロックアーム22は、支持部27を支点として図6(b)の反時計回りに撓む。そして、ロックアーム22の前端部22Aが被係止部42の斜面422を乗り越えて段差部421に陥入する。これにより、被係止部42がロックアーム22により係止される。
嵌合シールリテーナ20には、被係止部42の係止のために十分な可撓性を有する樹脂材料が用いられている。
上記の回路基板4の挿入、およびロックアーム22の係止に並行して、あおり規制突起23がトンネル部17の内側に挿入される。そうしてトンネル部17とあおり規制突起23が係合されると、嵌合方向Mに対して回路基板4が傾いて挿入されたとしても、嵌合シールリテーナ20は、あおられてコネクタハウジング10から離脱することなく、コネクタハウジング10に確実に係止される。
したがって、嵌合シールリテーナ20が浮き上がることなく、コネクタハウジング10の所定位置でシールリング25を押さえるとともに、嵌合シールリテーナ20に形成されたロックアーム22が被係止部42から外れることなく嵌合が保持される。
以上で説明したように、本実施形態によれば、あおり規制突起23がトンネル部17に係合されることにより、コネクタの挿抜時や、外力が加わったときの嵌合シールリテーナ20のあおりを解消できる。これにより、防水機能、および嵌合保持のロック機能を担保できるので、本実施形態のカードエッジコネクタ1は、機器筐体に収容せずに、屋外を含む外部環境で使用することが可能となる。また、機器筐体から露出する入出力ポートにもカードエッジコネクタ1を使用可能となる。
以上のように、カードエッジコネクタ1を種々の用途に利用できるので、端子パターンPをコンタクトに代替できるカードエッジコネクタ1の利点と相まって、カードエッジコネクタ1の利用を促進することができる。
ところで、一般のコネクタでは、コネクタハウジングにロックアームが一体に形成される。そうすると、コネクタハウジングには、嵌合相手との接続を良好に維持するための剛性と、ロックアームが被係止部を乗り越えるための可撓性とが要求される。これらの要求は相反するため、コネクタハウジングの材料選定が容易ではない。
これに対して、本実施形態では、コネクタハウジング10および嵌合シールリテーナ20が別体とされており、剛性の高いコネクタハウジング10に嵌合シールリテーナ20が一体に組み付けられるので、コネクタハウジング10には剛性が高い材料を使用し、嵌合シールリテーナ20には可撓性材料を使用するといったことが容易にできる。つまり、コネクタハウジング10および嵌合シールリテーナ20の各々に適した材料を選定することで、各々に求められる機能を十分に担保することができる。
以上で述べた以外にも、本発明の主旨を逸脱しない限り、上記実施形態で挙げた構成を取捨選択したり、他の構成に適宜変更することが可能である。
変位規制部と、変位規制部が係合されるコネクタハウジングは、種々の形態をとることができる。
例えば、トンネル部17の開口部18が貫通孔ではなく、トンネル部17の後端側が塞がれていてもよい。
また、トンネル部17の側壁172を屋根171の幅方向の一方の側のみに形成することもできる。
さらには、側壁172を形成せずに、屋根171が後端側で外周面10A上に支持される構造も、本発明は包含する。
本発明は、カードエッジコネクタに限らず、コネクタハウジングの前端部にシール保持部材が設けられる構造に適用できる。
1 カードエッジコネクタ
4 回路基板
10 コネクタハウジング
10A 外周面
12 保持部
13 受容部
14 シール包囲部
15 前端係止突起
16 後端係止突起
17 トンネル部
18 開口部
19 リブ
20 嵌合シールリテーナ(シール保持部材)
21 シール押さえ部(押さえ部)
21A 内筒
21B 外筒
22 ロックアーム(ロック部)
22A 前端部
22B 解除操作部
23 あおり規制突起(変位規制部)
24 環状係止部
25 シールリング(シール部材)
26 ベース
27 支持部
28 壁体
30 電線シールリテーナ
31 引き出し孔
32 環状係止部
35 シール部材
36 挿入孔
41 モールド部(被覆部)
42 被係止部
121 キャビティ
171 屋根部
172 側壁
421 段差部
422 斜面
423 ガイド壁
M 嵌合方向
P 端子パターン

Claims (4)

  1. 所定の嵌合方向に沿って嵌合相手を受容するコネクタハウジングと、
    前記コネクタハウジングに配置される環状のシール部材と、
    前記コネクタハウジングの前端側に設けられるとともに、前記コネクタハウジングに対して前記シール部材を押さえて保持するシール保持部材と、を備え、
    前記シール保持部材は、
    前記シール部材を押さえる押さえ部と、
    前記嵌合相手を係止するロック部と、
    前記コネクタハウジングに係合されることで、前記コネクタハウジングに対して前記嵌合方向と交差する方向に前記シール保持部材が変位するのを規制する変位規制部と、を有する、
    ことを特徴とするコネクタ。
  2. 前記コネクタハウジングの外周には、前記嵌合方向に開口する開口部が形成され、
    前記変位規制部は、前記開口部に挿入されることで前記コネクタハウジングに係合される、
    請求項1に記載のコネクタ。
  3. 前記ロック部は、前記シール保持部材に片持ち状に支持され、
    前記変位規制部は、前記ロック部の支点近傍から後方に向けて突出する突起とされている、
    請求項1または2に記載のコネクタ。
  4. 回路基板を前記嵌合相手とするカードエッジコネクタであり、
    前記ロック部は、前記回路基板にハウジングとして設けられる被覆部を係止する、
    請求項1から3のいずれか一項に記載のコネクタ。
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