JP2014135233A - 照明器具 - Google Patents

照明器具 Download PDF

Info

Publication number
JP2014135233A
JP2014135233A JP2013003603A JP2013003603A JP2014135233A JP 2014135233 A JP2014135233 A JP 2014135233A JP 2013003603 A JP2013003603 A JP 2013003603A JP 2013003603 A JP2013003603 A JP 2013003603A JP 2014135233 A JP2014135233 A JP 2014135233A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
led
light
shape
incident surface
optical axis
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2013003603A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6156791B2 (ja
Inventor
Kyohei Nakamura
恭平 中村
Toshizumi Okada
敏純 岡田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Corp
Original Assignee
Panasonic Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Corp filed Critical Panasonic Corp
Priority to JP2013003603A priority Critical patent/JP6156791B2/ja
Publication of JP2014135233A publication Critical patent/JP2014135233A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6156791B2 publication Critical patent/JP6156791B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)
  • Led Device Packages (AREA)

Abstract

【課題】環状に複数のLEDを配した照明器具において、シーンに応じて見栄え良く照明光を照射する。
【解決手段】照明器具1は、器具本体2の中央部を中心とする環状に配された複数のLED3と、LED3から出射した光の配光を制御する光学部材4と、備える。光学部材4は、LED3から出射した光が入射するドーム状の入射面41と、媒質部42を伝搬した光が出射する出射面43と、を有し、入射面41は、LED3の発光部の中心から入射面41までの距離のうち、光軸方向の距離rと、器具本体2の外周方向の距離d2と、が、r/d2<1を満たす。この構成によれば、器具直下の輝度が高く、器具外周が暗く、器具中心から外周に向けて輝度が急に低下するように照明光を照射することができスポットライトのように、見栄え良く照明光を照射することができる。
【選択図】図3

Description

本発明は、光源として発光ダイオード(LED)を用いた照明器具に関する。
発光ダイオード(以下、LED)は、低電力で高輝度の発光が可能であり、しかも長寿命であることから、白熱灯や蛍光灯等に代替する照明器具用の光源として注目されている。光源にLEDを用いた照明器具として、例えば、天井等に取り付けられるシーリングライトが普及している。このようなシーリングライトにおいては、従来の環状の蛍光ランプに換えて、複数のLEDを環状に配置し、各LEDの点灯状態を適宜に制御することにより、照明光の明るさや照射範囲を可変とすることができる。
しかしながら、LEDはその出射光の指向性が強いので、LEDをシーリングライトの光源とした用いた場合、粒々感が目立ち、輝度が不均一になり易い。そこで、LEDからの出射光を広範囲に拡散させるレンズ部材を用いた照明器具が知られている(例えば、特許文献1参照)。また、一般的に、LEDは、それ単体の発光光束が蛍光灯に比べて低いので、照明器具用の光源には複数のLEDが用いられる。例えば、上記特許文献1に記載された照明器具では、複数のLEDを環状に配して成るLED群が、同心円状に2列に配されている。この照明器具によれば、室内の広い範囲を照明するときは中心側及び外周側の両列のLED群を点灯させ、照明器具直下の狭い範囲を照明するときは中心側のLED群を点灯させる。これにより、シーンに応じた照明光を照射することができる。
特開2012−146440号公報
ところで、上記のような光源にLEDを用いたシーリングライトにおいて、照明器具直下の狭い範囲を照明するときは、器具中心の輝度が高く、器具外周が暗く、器具中心から外周に向けて輝度が急に低下するように照明光を照射することが望ましいことがある。こうすれば、シーリングカバーにおける明暗の輪郭がハッキリしていて、シーリングライトでありながら、スポットライトのように、見栄え良く照明光を照射することができる。しかしながら、上記特許文献1の照明器具に用いられるレンズ部材は、LEDからの出射光を輝度ムラが生じないように拡散させるので、中心側のLED群を点灯させたとき、その照明光は、器具中心から外周に向けて緩やかに輝度が低下するように照射される。そのため、照明光が器具全体からぼんやりと照射されているように見える。
本発明は、上記課題を解決するものであり、環状に配された複数のLEDを用い、シーンに応じて見栄え良く照明光を照射することができる照明器具を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明は、器具本体と、前記器具本体の中央部を中心とする環状に配された複数のLEDと、前記LEDの光出射方向に設けらて該LEDから出射した光の配光を制御する光学部材と、備え、前記光学部材は、前記LEDの発光部を覆い該LEDから出射した光が入射するドーム状の入射面と、前記入射面から入射した光が伝搬する媒質部と、前記媒質部を伝搬した光が出射する出射面と、を有し、前記入射面は、前記LEDの発光部の中心から前記入射面までの距離のうち、前記LEDの光軸方向の距離rと、前記器具本体の中央部方向の距離d1と、前記器具本体の外周方向の距離d2と、が、r/d1<1又はr/d2<1を満たす形状となるように構成されていることを特徴とする。
上記照明器具において、前記媒質部は、前記入射面の形状がr/d1<1を満たすとき、前記LEDの光軸方向よりも前記器具本体の中央部方向における肉厚が前記LEDの光軸方向よりも前記器具本体の外周方向における肉厚よりも薄くなるように構成され、前記入射面の形状がr/d2<1を満たすとき、前記LEDの光軸方向よりも前記器具本体の外周方向における肉厚が前記LEDの光軸方向よりも前記器具本体の中央部方向における肉厚よりも薄くなるように構成されていることが好ましい。
上記照明器具において、前記出射面は、前記入射面の形状がr/d1<1を満たすとき、前記LEDの光軸方向よりも前記器具本体の中央部方向における断面形状が略円形となるように構成され、前記入射面の形状がr/d2<1を満たすとき、前記LEDの光軸方向よりも前記器具本体の外周方向における断面形状が略円形となるように構成されていることが好ましい。
上記照明器具において、前記出射面は、前記入射面の形状がr/d1<1を満たすとき、前記LEDの光軸方向よりも前記器具本体の外周方向における断面形状が前記外周方向に凸形状となるように構成され、前記入射面の形状がr/d2<1を満たすとき、前記LEDの光軸方向よりも前記器具本体の中央部方向における断面形状が前記中央部方向に凸形状となるように構成されていることが好ましい。
上記照明器具において、前記光学部材からの光出射方向に設けられて該光学部材から出射する光を拡散させて放射する拡散部材を更に備えることが好ましい。
上記照明器具において、前記拡散部材は、光放射方向に凸形状又は凹形状であり、且つその中央部が平坦となるように形成されていることが好ましい。
本発明によれば、LEDの光軸方向よりも器具中央方向及び外周方向において、照明光の輝度分布を変化させることができ、シーンに応じて見栄え良く照明光を照射することができる。
本発明の一実施形態に係る照明器具の分解斜視図。 同照明器具の側断面図。 同照明器具に用いられる光学部材の一部断面を含む拡大斜視図。 (a)は参考例の光学部材の側断面図、(b)は参考例の光学部材による光路を示す図、(c)は参考例の光学部材による配光曲線を示す図、(d)は上記実施形態に係る照明器具の光学部材の側断面図、(e)は同光学部材による光路を示す図、(f)は同光学部材による配光曲線を示す図。 上記実施形態に係る照明器具の光学部材を用いたとき、及び参考例の光学部材を用いたときの各照明光の輝度断面図。 (a)は上記参考例の光学部材を用いたときの照明光の正面輝度分布を示す図、(b)は上記実施形態に係る照明器具の光学部材を用いたときの照明光の正面輝度分布を示す図。 (a)は上記実施形態とは別の拡散部材を用いた照明器具の側断面図、(b)は更に別の他の拡散部材を用いた照明器具の側断面図。 (a)は上記実施形態の変形例に係る照明器具に用いられる光学部材の一部断面を含む拡大斜視図。(b)は同光学部材を用いたときの照明光の輝度断面図、(c)は同照明光の正面輝度分布を示す図。
本発明の一実施形態に係る照明器具について、図1乃至図7を参照して説明する。図1及び図2に示すように、本実施形態の照明器具1は、器具本体2と、器具本体2の中央部を中心とする環状に配された複数の固体発光素子(以下、LED)3と、LED3の光出射方向に設けらてLED3から出射した光の配光を制御する光学部材4と、備える。また、照明器具1は、光学部材4からの光出射方向に設けられて光学部材4から出射する光を拡散させて放射する拡散部材(カバー)5を備える。本実施形態では、複数のLED3を環状に配して成るLED群3a、3bが、同心円状に2列に配されている。
器具本体2は、円盤状の構造部材であり、天井等の施工面の反対側の面にLED3等が配置される。器具本体2の中央部には、施工面に設けられた給電コネクタ等に固定される給電部21が設けられる。また、給電部21の外周側には、LED3を点灯駆動するための点灯回路22と、LED3が実装される基板23と、が設けられる。器具本体2は、所定の剛性を有するアルミニウム板又は鋼板等の板材を、上記形状にプレス及び切削加工することにより形成され、LED等が配置される面には可視光の反射率が高い白色塗料が塗布又は反射性金属材料が蒸着されていてもよい。
給電部21は、汎用のアダプタガイドであり、給電コネクタ等を介して商用交流電源に接続される。点灯回路22は、給電部21から供給された交流電流をLED3に適合する所定電圧の直流電流に変換及び整流するための、トランス、コンデンサ及び制御用IC等を備える。基板23は、ガラスエポキシ樹脂等の絶縁材料から成り、LED3が実装される面に所定の配線パターンが形成されている。点灯回路22は、ユーザの操作に基づき、中心側のLED群3a及び外周側のLED群3bを夫々独立して点灯させることができるように構成されている。なお、各LED群3a、3b内の各LED3が個別に又は複数にグルーピングされて更に細かい部分点灯又は間引き点灯等が可能なように構成されていてもよい。
LED3は、LEDチップの出射光の波長を変換する波長変換部材が被覆されて、LEDパッケージとして構成される。LEDチップには、例えば、青色光を放射するGaN系青色LEDチップが用いられ、波長変換部材には、封止用の透光性樹脂材料に昼白色や電球色の光を出射できるようにするための蛍光体が混入されたものが用いられる。
光学部材4は、環状に配された複数のLED3を一括して覆う樋状のレンズ部材であり、アクリル樹脂等の透光性樹脂により形成される。本実施形態において、光学部材4は、器具中央側のLED群3aを覆う中央レンズ部4aと、器具外周側のLED群3bを覆う外側レンズ部4bと、を備える。本実施形態においては、これら中央レンズ部4a及び外側レンズ部4bは、光学部材4を器具本体2に固定するための基部40によって互いに接続され、これらは一体的に形成されている。なお、光学部材4は、LED3が実装される基板23の厚みに対応する調整部材24を介して器具本体2に固定される。
カバー5は、器具本体2の前面を覆うドーム形状とされ、例えば、アクリル樹脂等の透光性材料に光拡散性粒子又は顔料等を添加した樹脂材料から形成される。カバー5は、上記の光拡散性粒子又は顔料等の添加に換えて、透明なガラス板又は樹脂板の表面又は裏面に、サンドブラスト処理を施して粗面としたもの、又はシボ加工を施したもの等であってもよい。
図3に示すように、光学部材4は、上述した基部40に加え、LED3の発光部を覆いLED3から出射した光が入射するドーム状の入射面41と、入射面41から入射した光が伝搬する媒質部42と、媒質部42を伝搬した光が出射する出射面43と、を有する。
LED3の発光部の中心から入射面41までの距離は、LED3の光軸方向の距離rと、器具本体2の中央部方向の距離d1と、器具本体2の外周方向の距離d2と、がある。このうち、本実施形態においては、中央レンズ部4aの入射面41が、LED3の光軸方向の距離rと、器具本体2の外周方向の距離d2と、が、r/d2<1を満たす形状となるように構成されている。また、媒質部42は、LED3の光軸方向よりも器具本体2の外周方向における肉厚が、LED2の光軸方向よりも器具本体2の中央部方向における肉厚よりも薄くなるように構成されている。更に、出射面43は、LED3の光軸方向よりも器具本体2の外周方向における断面形状が略円形となるように、且つLED3の光軸方向よりも器具本体2の中央部方向における断面形状が、中央部方向に凸形状となるように構成されている。
ここで、図4(a)に示すように、LED3の光軸方向の距離rと、器具本体2の外周方向の距離d2と、が、r/d2=1を満たす形状となるように構成された光学部材104を参考例として挙げる。なお、この参考例に係る光学部材104の媒質部142及び及び出射面143は、上記媒質部42及び出射面43と同様の形状とされている。この光学部材104の入射面141は、概ね半球状であるので、LED3の発光部の中心から放射状に出射された光の入射角は、LED3の光軸方向よりも器具本体2の中央部方向及び外周方向のいずれの方向においても小さい。そのため、図4(b)に示すように、屈折角も小さくなり、光学部材4に入射した光は、比較的広角に媒質部42を伝搬する。そして、出射面43は、LED3の光軸方向よりも器具本体2の外周方向における断面形状が略円形となるように形成されるので、この外周方向に伝搬した光は、大きく屈折することなく、光学部材4から拡散して出射される。一方、出射面43は、LED3の光軸方向よりも器具本体2の中央部方向における断面形状が、中央部方向に凸形状となるように形成されているので、この中央部方向に伝搬した光は、出射面43の突出方向に大きく屈折して、光学部材4から出射される。その結果、図4(c)に示すように、LED3の光軸方向よりも器具本体2の中央部方向だけでなく、外周方向にも、比較的全範囲に広角に光が出射される。
これに対して、図4(d)に示すように、入射面41がr/d2<1を満たす形状となるように構成された光学部材4では、上記光学部材104に比べて、LED3の光軸方向よりも器具本体2の外周方向に向かう光の入射角が大きくなる。そのため、図4(e)に示すように、屈折角も大きくなり、光学部材4に入射した光は、比較的、LED3の光軸方向に屈折して媒質部42を伝搬する。その結果、図4(f)に示すように、LED3の光軸方向よりも器具本体2外周方向においては、比較的、LED3の光軸方向に出射される光が多くなる。なお、ここでは、入射面41を、r=4.9、d2=5.5、r/d2=0.89となるように設計している。
図5は、上記のように構成された光学部材4及び光学部材104を、夫々照明器具1に組み込み、中央側のLED群3aを点灯させたときの器具正面の輝度断面図を示す。上記図4(c)及び図4(f)で示したように、LED3の光軸方向よりも器具本体2の中央方向に向かう光の配光は、光学部材4(r/d2<1)及び光学部材104(r/d2=1)のいずれも同様である。従って、光学部材4(実線)及び光学部材104(点線)のいずれを用いた場合においても、直下輝度、特に中央部が最も高くなる。
一方、光学部材4(実線)を用いた場合、器具中央の周囲にも輝度が高くなるピークが存在し、この輝度ピークから周囲方向に急に輝度が低下する。これに対して、光学部材104(点線)を用いた場合、器具中央から外周方向に向けて緩やかに輝度が低下する。
図6は、光学部材104(r/d2=1)及び光学部材4(r/d2<1)の各正面輝度分布を示す。図6(a)に示すように、光学部材104を用いた場合、照明光が器具全体からぼんやりと照射されているように見える。これに対して、図6(b)に示すように、光学部材4を用いた場合、器具直下の輝度が高く、器具外周が暗く、器具中心から外周に向けて輝度が急に低下するように照明光を照射することができる。これにより、シーリングカバーにおける明暗の輪郭がハッキリしていて、シーリングライトでありながら、スポットライトのように、見栄え良く照明光を照射することができる。
カバー5は、図1及び図2に示した形状に限らず、例えば、図7(a)に示すように、光放射方向に凸形状であり、且つその中央部が平坦となるように形成されていてもよい。また、図7(b)に示すように、光放射方向に凹形状であり、且つその中央部が平坦となるように形成されていてもよい。カバー5の平坦な部分は、その外径が上記図5で示した両外側の輝度ピークの幅と同じになるように形成されることが好ましい。こうすれば、中央寄りのLED群3aを点灯させたとき、カバー5の平坦な部分から照明光が照射されるので、より照明器具の見栄えを良くすることができる。
次に、上記実施形態の変形例に係る照明器具について、図8を参照して説明する。この変形例に係る照明器具は、図8(a)に示すように、光学部材4における中央レンズ部4aの入射面41が、LED3の光軸方向の距離rと、器具本体2の中央部方向の距離d1と、r/d1<1を満たす形状になるように構成されている。また、媒質部42は、LED3の光軸方向よりも器具本体2の中央方向における肉厚が、LED2の光軸方向よりも器具本体2の外周方向における肉厚よりも薄くなるように構成されている。更に、出射面43は、LED3の光軸方向よりも器具本体2の中央部方向における断面形状が略円形となるように、且つLED3の光軸方向よりも器具本体2の外周方向における断面形状が、外周方向に凸形状となるように構成されている。この光学部材4によれば、上記実施形態の図4(e)及び図4(f)で示した光路及び配光と鏡面対象となる光路及び配光が得られる。
図8(b)は、この変形例における光学部材4(r/d1<1)を照明器具1に組み込み、中央側のLED群3aを点灯させたときの器具正面の輝度断面図を、図8(c)は、そのときの正面輝度分布を示す。これらの図に示されるように、光学部材4(r/d1<1)を用いた場合、照明器具の直下輝度のうち、特に中心部の輝度が低くなる。そのため、シーリングカバーにおける明暗の輪郭はドーナツ状になり、照明光をユニークに照射することができる。
なお、本発明は、上述した実施形態に限らず、種々の変形が可能である。光学部材4の入射面41は、r/d2<1又はr/d1<1の少なくとも一方を満たす形状に形成されていればよく、その両方を満たしていてもよい。すなわち、r/d1≧1及びr/d2≧1を満たさない、及びd1=d2を満たさなければよい。こうすれば、環状に複数のLEDを配した照明器具において、LEDの光軸方向よりも器具中央方向及び外周方向において、照明光の輝度分布を変化させることができ、シーンに応じて見栄え良く照明光を照射することができる。また、LED3から出射された光を効率的に光学部材4内に入射させられるように、入射面41は、r/d2及びr/d1が0.5以上となるように形成されることが望ましい。
また、例えば、LED群及びレンズ部は2列に限らず、1列であっても3列以上であってもよい。更に、上記本実施形態及び変形例においては、中央レンズ部4aの入射面41がr/d2<1又はr/d1<1を満たす例を挙げたが、外側レンズ部4bも中央レンズ部4aと同様であってもよい。また、中央レンズ部4aの入射面41がr/d2<1を満たし、外側レンズ部4bの入射面41がr/d1<1を満たすように構成されていてもよい。この場合、中央側のLED群3a及び外周側のLED群3bを点灯させたとき、シーリングカバーにおける明暗の輪郭が、中央部から明→暗→明となり、明暗がリング状に広がるので、照明光をよりユニークに照射することができる。
1 照明器具
2 器具本体
3 LED
4 光学部材
41 入射面
42 媒質部
43 出射面
5 拡散部材(カバー)
d1 LEDの発光部の中心から入射面までの距離のうちLEDの光軸方向の距離
d2 器具本体の中央部方向の距離
r 器具本体の外周方向の距離

Claims (6)

  1. 器具本体と、前記器具本体の中央部を中心とする環状に配された複数のLEDと、前記LEDの光出射方向に設けらて該LEDから出射した光の配光を制御する光学部材と、備え、
    前記光学部材は、前記LEDの発光部を覆い該LEDから出射した光が入射するドーム状の入射面と、前記入射面から入射した光が伝搬する媒質部と、前記媒質部を伝搬した光が出射する出射面と、を有し、
    前記入射面は、前記LEDの発光部の中心から前記入射面までの距離のうち、前記LEDの光軸方向の距離rと、前記器具本体の中央部方向の距離d1と、前記器具本体の外周方向の距離d2と、が、r/d1<1又はr/d2<1を満たす形状となるように構成されていることを特徴とする照明器具。
  2. 前記媒質部は、
    前記入射面の形状がr/d1<1を満たすとき、前記LEDの光軸方向よりも前記器具本体の中央部方向における肉厚が前記LEDの光軸方向よりも前記器具本体の外周方向における肉厚よりも薄くなるように構成され、
    前記入射面の形状がr/d2<1を満たすとき、前記LEDの光軸方向よりも前記器具本体の外周方向における肉厚が前記LEDの光軸方向よりも前記器具本体の中央部方向における肉厚よりも薄くなるように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の照明器具。
  3. 前記出射面は、
    前記入射面の形状がr/d1<1を満たすとき、前記LEDの光軸方向よりも前記器具本体の中央部方向における断面形状が略円形となるように構成され、
    前記入射面の形状がr/d2<1を満たすとき、前記LEDの光軸方向よりも前記器具本体の外周方向における断面形状が略円形となるように構成されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の照明器具。
  4. 前記出射面は、
    前記入射面の形状がr/d1<1を満たすとき、前記LEDの光軸方向よりも前記器具本体の外周方向における断面形状が前記外周方向に凸形状となるように構成され、
    前記入射面の形状がr/d2<1を満たすとき、前記LEDの光軸方向よりも前記器具本体の中央部方向における断面形状が前記中央部方向に凸形状となるように構成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の照明器具。
  5. 前記光学部材からの光出射方向に設けられて該光学部材から出射する光を拡散させて放射する拡散部材を更に備えることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載の照明器具。
  6. 前記拡散部材は、光放射方向に凸形状又は凹形状であり、且つその中央部が平坦となるように形成されていることを特徴とする請求項5に記載の照明器具。
JP2013003603A 2013-01-11 2013-01-11 照明器具 Active JP6156791B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013003603A JP6156791B2 (ja) 2013-01-11 2013-01-11 照明器具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013003603A JP6156791B2 (ja) 2013-01-11 2013-01-11 照明器具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014135233A true JP2014135233A (ja) 2014-07-24
JP6156791B2 JP6156791B2 (ja) 2017-07-05

Family

ID=51413358

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013003603A Active JP6156791B2 (ja) 2013-01-11 2013-01-11 照明器具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6156791B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016045306A (ja) * 2014-08-21 2016-04-04 株式会社エンプラス 光束制御部材、面光源装置および表示装置
JP2017224424A (ja) * 2016-06-13 2017-12-21 Necライティング株式会社 Led照明器具
TWI624622B (zh) * 2016-06-15 2018-05-21 Hitachi Appliances Inc Lighting device
JP2018098160A (ja) * 2016-12-12 2018-06-21 江西美的貴雅照明有限公司 照明器具
JP2019033047A (ja) * 2017-08-09 2019-02-28 パナソニックIpマネジメント株式会社 照明装置、及び照明器具

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007188858A (ja) * 2006-01-12 2007-07-26 Samsung Corning Co Ltd バックライトユニット及びバックライトユニットの光源
JP2007305554A (ja) * 2006-06-05 2007-11-22 Lecip Corp 照明装置
US20080273324A1 (en) * 2007-05-04 2008-11-06 Abl Ip Holding Llc Adjustable lighting distribution system
JP2010140797A (ja) * 2008-12-12 2010-06-24 Toshiba Lighting & Technology Corp 照明器具
JP2012104476A (ja) * 2010-10-12 2012-05-31 Toshiba Lighting & Technology Corp 照明装置
JP2012160455A (ja) * 2011-01-11 2012-08-23 Toshiba Lighting & Technology Corp 照明器具
JP2012186019A (ja) * 2011-03-04 2012-09-27 Sharp Corp 照明デバイス、および、該照明デバイスを備えた照明装置

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007188858A (ja) * 2006-01-12 2007-07-26 Samsung Corning Co Ltd バックライトユニット及びバックライトユニットの光源
JP2007305554A (ja) * 2006-06-05 2007-11-22 Lecip Corp 照明装置
US20080273324A1 (en) * 2007-05-04 2008-11-06 Abl Ip Holding Llc Adjustable lighting distribution system
JP2010140797A (ja) * 2008-12-12 2010-06-24 Toshiba Lighting & Technology Corp 照明器具
JP2012104476A (ja) * 2010-10-12 2012-05-31 Toshiba Lighting & Technology Corp 照明装置
JP2012160455A (ja) * 2011-01-11 2012-08-23 Toshiba Lighting & Technology Corp 照明器具
JP2012186019A (ja) * 2011-03-04 2012-09-27 Sharp Corp 照明デバイス、および、該照明デバイスを備えた照明装置

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016045306A (ja) * 2014-08-21 2016-04-04 株式会社エンプラス 光束制御部材、面光源装置および表示装置
JP2017224424A (ja) * 2016-06-13 2017-12-21 Necライティング株式会社 Led照明器具
TWI624622B (zh) * 2016-06-15 2018-05-21 Hitachi Appliances Inc Lighting device
JP2018098160A (ja) * 2016-12-12 2018-06-21 江西美的貴雅照明有限公司 照明器具
JP2019033047A (ja) * 2017-08-09 2019-02-28 パナソニックIpマネジメント株式会社 照明装置、及び照明器具

Also Published As

Publication number Publication date
JP6156791B2 (ja) 2017-07-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4755276B2 (ja) 照明用光源
WO2011129170A1 (ja) 照明装置
JP6112395B2 (ja) 照明器具
JP5696980B2 (ja) 照明器具
JP5172988B2 (ja) 照明装置
JP6156791B2 (ja) 照明器具
JP2016522538A (ja) リング状透光エレメントを有する照明装置
JP5202692B2 (ja) 照明装置
WO2014083760A1 (ja) 照明器具および補助光源ユニット
JP2013171777A (ja) 照明装置
JP2017050187A (ja) 照明器具
JP3197828U (ja) 均一照度を有する灯具
JP6300095B2 (ja) 照明装置
JP2014102973A (ja) 照明装置
JP6300147B2 (ja) 照明装置
JP6531066B2 (ja) 照明装置
JP2008021561A (ja) 照明装置
TW201326641A (zh) Led燈泡
JP6256528B2 (ja) 照明器具
JP5950138B2 (ja) 照明器具
JP2015018650A (ja) 照明器具および間接光ユニット
JP5279947B2 (ja) 照明装置
KR20120121985A (ko) 형광등형 엘이디램프
JP7122539B2 (ja) 照明器具
JP6460581B2 (ja) 照明器具

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20150312

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20150330

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150929

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160623

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160628

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160805

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20161206

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170202

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170523

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170529

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6156791

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151