JP6300147B2 - 照明装置 - Google Patents

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本発明は、LEDを光源とする照明装置に関する。
LEDは、低電力で高輝度の発光が可能であり、しかも長寿命であることから、白熱灯や蛍光灯に代替する照明装置用の光源として注目されている。このようなLEDを用いた照明装置として、円板状の筐体と、この筐体の中央に設けられLEDに給電するための給電部と、この給電部を中心として円環状に配置された複数のLEDと、を備えたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。LEDから出射された光は、各々のLEDに対向して設けられたレンズにより配光制御された後、レンズの光出射面側に設けられた拡散カバーにより拡散されて外部に照射される。拡散カバーは、筐体の周縁部に設けられた拡散カバー取付部に取り付けられている。
特開2013−48167号公報
しかしながら、上述したような照明装置では、装置の中央に給電部が配置され、また、装置の周縁部には拡散カバー取付部が配置されているので、装置の中央及び周縁部までLEDを配置することができない。そのため、LEDから出射された光が、装置の中央及び周縁部まで行き届き難く、照明装置を光出射面側から見たときに装置の中央及び周縁部が暗くなって見栄えが悪い。
本発明は、上記課題を解決するものであって、LEDを光源とする照明装置において、LEDから出射された光を装置の中央及び周縁部まで行き届かせることができ、見栄えの良い照明装置を提供することを目的とする。
本発明の照明装置は、平板状の筐体と、前記筐体の一面に設けられた光源部と、前記光源部から出射された光の配光を制御する光学部材と、を備え、前記光源部は、複数のLEDを有し、前記複数のLEDは、それぞれの光軸が前記筐体の一面と直交するように配置され、前記光学部材は、前記複数のLEDの各々に対して設けられた複数のレンズを有し、前記複数のレンズは、前記LEDを覆い該LEDからの光が入射するドーム状の入射面と、前記入射面から入射した光が伝搬する媒質部と、前記媒質部を伝搬された光が出射する出射面と、を有し、前記入射面は、前記LEDからの光を前記光軸に対する角度がより大きくなる方向に屈折し、前記出射面は、前記光軸と前記媒質部を伝搬する光の伝搬方向との成す角度を第1屈折角θ1とし、前記光軸と前記出射面から出射した光の伝搬方向との成す角度を第2屈折角θ2としたときに、θ2/θ1の値が、θ1の増加に伴って連続的に一旦増加したのち減少し、且つθ1が10〜30度の範囲において極大値よりも小さくなるような形状に構成されていることを特徴とする。
前記出射面は、前記θ2/θ1の値が1.1以上となるような形状に構成されていることが好ましい。
前記筐体は、その周縁部に前記光学部材側に折り曲げられ光を反射する反射部を有することが好ましい。
前記光学部材は、前記複数のレンズを互いに接続する接続部を更に有し、1つの部材として形成されていることが好ましい。
前記筐体は、その中央部に開口を有し、前記開口に前記複数のLEDへの給電を制御する給電部が配置されていることが好ましい。
前記光学部材から出射された光を拡散する拡散カバーを更に備え、前記拡散カバーは、その中央部から周縁部に向かうにつれて前記筐体との距離が小さくなるような形状に構成されていることが好ましい。
前記拡散カバーは、その中央部に周縁部よりも高い光拡散性を有する高拡散部を有することが好ましい。
前記拡散カバーは、その外面又は内面に光を拡散する拡散層を有することが好ましい。
前記拡散層は、光を拡散する拡散剤を内含していることが好ましい。
前記拡散カバーが透光性樹脂により構成され、且つその内面に前記拡散層が設けられている場合に、前記拡散カバーは、その外面に微細な凹凸構造を有することが好ましい。
本発明によれば、LEDから出射された光が、レンズの正面方向(LEDの光軸方向)だけでなくレンズの側方にも多く出射するので、LEDから出射された光を装置の中央及び周縁部まで行き届かせて照明装置の見栄えを良くすることができる。
本発明の一実施形態に係る照明装置の分解斜視図。 上記照明装置を構成するレンズの斜視図。 図2のI−I線断面図。 上記レンズにおける角度θ1、θ2の相互関係を示す図。 上記レンズから出射される光の配光曲線を示す図。 上記レンズの変形例の側断面図。 上記レンズにおける角度θ1、θ2の相互関係を示す図。 上記レンズから出射される光の配光曲線を示す図。 上記照明装置の側断面図及びその一部拡大図。 (a)は図9の破線で囲んだ領域の拡大図、(b)は(a)の変形例を示す図。 上記照明装置から照射される光の均斉度を示す図。 従来の照明装置から照射される光の均斉度を示す図。 他の実施形態に係る照明装置の分解斜視図。 図13のI−I線断面図。
本発明の一実施形態に係る照明装置について図1乃至図11を参照して説明する。本照明装置は、住空間等の天井面に取り付けられるシーリングライトである。
図1に示すように、照明装置1は、円板状の筐体2と、筐体2の一面(実装面21)に設けられた光源部3と、光源部3から出射された光の配光を制御する光学部材4と、光学部材4から出射された光を拡散する拡散カバー5と、を備える。筐体2は、その中央に開口22を有し、開口22には光源部3への給電を制御する給電部6が嵌め込まれている。
筐体2は、実装面21とは反対側の取付面を介して天井面に取り付けられる。筐体2は、実装面21の周縁部に拡散カバー5の取り付けに用いられる拡散カバー取付部23を複数有する。実装面21は、白色塗料の塗布又は光反射性金属材料の蒸着により、例えば、75〜95%の可視光反射性を有する。筐体2は、例えば、所定の剛性を有するアルミニウム板又は鋼板をプレス加工及び切削加工することで形成される。
光源部3は、複数のLED31と、これらLED31を実装する配線基板32と、を有する。配線基板32は、ドーナツ板状とされ、その中心が筐体2の中心と一致するようにして筐体2の実装面21に取り付けられている。複数のLED31は、配線基板32の実装面21に取り付けられている面とは反対側の面に搭載され、筐体2の中心を中心とする4つの同心円上に配置されている。これらLED31は、それぞれの光軸が実装面21と直交するようにして配置されている。LED31は、例えば、青色光を出射する青色LEDチップと、この青色LEDチップを封止する封止材と、この封止材に分散され青色光を黄色光に変換する蛍光体と、を有し、青色光と黄色光とを互いに混色させることで白色光を出射する白色LEDとされる。配線基板32は、ガラスエポキシ樹脂等の絶縁性材料により構成され、各々のLED31と接続された配線パターン(不図示)を有する。各々の配線パターンは、給電部6の点灯回路(後述参照)と接続されている。
光学部材4は、配線基板32とほぼ同じ大きさのドーナツ板状とされ、光源部3のLED31を覆うように設けられている。光学部材4は、LED31の各々に対向して設けられた複数のレンズ41と、複数のレンズ41を互いに接続する接続部42と、を有し、1つの部材として構成されている。このように、光学部材4を1つの部材として構成することで、照明装置1の組み立てが容易になって組み立て効率を向上させることができる。光学部材4は、例えば、ポリカーボネート樹脂、アクリル樹脂又はポリスチレン樹脂といった透光性及び電気絶縁性を有する樹脂により構成され、筐体2にネジ止めされる。
拡散カバー5は、筐体2とほぼ同じ直径を有し、光出射方向(図例では上方)に凸となった円形ドーム状とされている。拡散カバー5は、光学部材4を覆うように設けられ、その内周面に筐体2の拡散カバー取付部23と係合する複数の係合部(不図示)を有する。これら係合部が拡散カバー取付部23に係合することで、拡散カバー5は、筐体2に対して着脱可能に取り付けられる。
給電部6は、LED31を点灯駆動するための点灯回路(不図示)を有し、給電コネクタ等を介して商用交流電源に接続されている。点灯回路は、商用交流電源からの交流電流を整流するためのトランス、コンデンサ及び制御用IC等を有し、ユーザの指示に応じて商用交流電源からLED31への給電を制御する。給電部6が筐体2の開口22に嵌め込まれているので、このような開口を設けずに給電部6を筐体の取付面側に配置した場合に比べて、照明装置1を薄型化することができる。
図2及び図3に示すように、レンズ41は、LED31を覆いLED31からの光が入射するドーム状の入射面43と、入射面43から入射した光が伝搬する媒質部44(図3参照)と、媒質部44を伝搬された光が出射する出射面45と、を有する。出射面45は、更に、LED31の光軸Axと交差する箇所から所定範囲内に広がる第1出射面46と、第1出射面46の周囲に第1出射面46と連続して設けられた第2出射面47と、を有する。第1出射面46は、LED31側に少し凹んだ滑らかな曲面により構成され、第2出射面47は、外方に膨らんだ滑らかな曲面により構成されている。
LED31から出射した光(図3において破線矢印で示す)は、入射面43がドーム状に構成されているので、入射面43において光軸Axに対する角度がより大きくなる方向に屈折される。ここで、光軸Axと媒質部44を伝搬する光の伝搬方向との成す角度を第1屈折角θ1とし、光軸Axと出射面45から出射した光の伝搬方向との成す角度を第2屈折角θ2とする。
図4に示すように、θ2/θ1の値は、θ1の増加に伴って一旦増加したのち減少するように構成され、図例では、θ1が略33度のときに極大値(略1.70)をとるように構成されている。θ2/θ1の値は、θ1が10〜20度の範囲では略1.6に維持され、θ1が20〜30度の範囲では略1.70(極大値)となるまで漸増し、θ1が30〜70度の範囲では略1となるまで漸減する。なお、θ1が10度以下の範囲でθ2/θ1の値が安定しないのは、θ1が小さい場合には、θ2/θ1の値がθ1の測定誤差の影響を大きく受けるためである。
上記のようにレンズ41を構成することで、例えば、θ1=10度の光はθ2=略16度(10度x1.62)でレンズ41から出射され、θ1=20度の光はθ2=略33度(20度x1.63)でレンズ41から出射される。同様にして、θ1=33度の光はθ2=略56度で出射され、θ1=40度の光はθ2=略66度で出射され、θ1=50度の光はθ2=略75度で出射され、θ1=60度の光はθ2=略72度で出射され、θ1=70度の光はθ2=略72度で出射される。
これにより、図5に示すように、レンズ41から出射される光は、光軸Axに対して略75度の角度を隔てた方向に強く照射される。また、θ1が10〜30度の範囲においてθ2/θ1の値が極大値よりも小さくなるように構成されているので、レンズ41から出射される光は、光軸Ax方向にも所定量照射される。
上述したように、レンズ41は、光軸Axに対して75度の方向に強い光を出射するので、レンズ41を光軸Axに対して斜めの方向(例えば、光軸Axに対して60度の方向)から見ると、レンズ41の手前側が明るく奥側が暗く感じることがある。そこで、図6に示すように、レンズ41の変形例であるレンズ41aでは、レンズ41(形状を破線で示す)に比べて、第1出射面46のLED31側への凹みが浅くなり、且つ第2出射面47の外方への膨らみが小さくなっている。
図7に示すように、レンズ41aにおけるθ2/θ1の値(黒ダイヤで示す)は、レンズ41におけるθ2/θ1の値(白四角で示す)に比べて、θ1<33度の範囲で小さく、θ1>60度の範囲で大きく且つ1.1以上となるように構成されている。θ1<33度の範囲でθ2/θ1の値を小さくすることで、レンズ41に比べて、LED31から光軸Ax方向に出射された光の屈折度合が小さくなるので、レンズ41aから光軸Ax方向に出射する光が増加する。また、θ1>60度の範囲でθ2/θ1の値を大きくすることで、レンズ41に比べて、LED31から側方に出射した光が大きく屈折され(例えば、θ1=70度の光はθ2=略84度で出射される)、レンズ41aの側方に出射する光が増加する。
これにより、図8に示すように、レンズ41aから出射する光(実線で示す)は、レンズ41から出射する光(破線で示す)に比べて、より多く光軸Ax方向に照射され、また、より光軸Axに対して角度を隔てた方向に照射される。なお、本図では、理解を易しくするために、レンズ41、41aの各々から出射する光の最大光度をそれぞれ1.0として描画している。このように、レンズ41aから照射される光は、レンズ41から照射される光に比べて、より広い範囲に照射される。そのため、レンズ41aを照明装置1に組み込み、照明装置1の光照射面を光軸Axに対して斜めの方向(例えば、光軸Axに対して60度の方向)から見た場合、レンズ41を照明装置1に組み込んだときに比べて、照明装置1の奥側が暗くなり難い。
図9に示すように、筐体2は、その周縁部に光学部材4側に折り曲げられ光を反射する反射部24を有する。反射部24は、例えば、筐体2の一部を折り曲げ加工し、そこに白色塗料を塗布又は光反射性金属材料を蒸着することで形成される。反射部24は、レンズ41から照明装置1の側方に向けて出射された光(破線矢印で示す)を反射して拡散カバー5の方に向かわせる。これにより、照明装置1の周縁部における照射光輝度を増加させることができる。
また、拡散カバー5は、その中央部から周縁部に向かうにつれて筐体2との距離が小さくなるような形状に構成されている。図例では、拡散カバー5の中央部は、筐体2と略平行に形成された平坦部51とされ、平坦部51から周縁部にかけては、所定の角度で傾斜した傾斜部52となっている。このようにすることで、レンズ41から出射されて傾斜部52に入射した光(部分拡大図において一点鎖線矢印で示す)の拡散カバー5と外界との界面53への入射角θ3が小さくなるので、界面53における光の全反射を抑制して光の取り出し効率を向上できる。なお、図9では断面ハッチングの図示を省略している。
図10(a)に示すように、拡散カバー5は、透光性樹脂により構成された基材54と、基材54の外面(光出射面)に積層され光を拡散する拡散層55と、を有する。基材54は、例えば、アクリル樹脂やポリスチレン樹脂により構成され、拡散カバー5に機械的強度を与える。拡散層55は、光を拡散する拡散剤56を内含する塗装膜により構成されている。拡散剤56は、例えば、粒子状二酸化チタン、粒子状二酸化ケイ素又は粒子状セラミックにより構成され、拡散カバー5の周縁部では疎に分散され、中央部では密に分散されている。拡散剤56が密に分散された拡散カバー5の中央部は、周縁部よりも高い光拡散性を有する高拡散部57となっており、図例では、平坦部51が高拡散部57となっている。このような高拡散部57を設けることで、高拡散部57に入射した光が拡散剤56により拡散され、界面53での光の全反射が抑制される。これにより、高拡散部57から外部に出射する光が増加して、照明装置1の中央部における照射光輝度を増加させることができる。
基材54を1.5mm厚の透明アクリル樹脂により構成し、その光出射面側に6μm厚の拡散層55を設けた拡散カバー5は、例えば、波長555nmの光に対して67%の透過率及び60%の拡散率を示す。一方、1.5mm厚のアクリル乳白パネルのみから成る一般的な拡散カバーは、例えば、波長555nmの光に対して61%の透過率及び61%の拡散率を示す。この結果は、拡散カバー5によれば、一般的な拡散カバーに比べて、拡散率を低下させることなく透過率を向上させることができることを示している。
なお、図10(b)に示すように、拡散カバー5は、基材54の内面(光入射面)に拡散層55を有する構成とされてもよい。この場合には、透光性樹脂により構成された基材54が外側に露出するので、透光性樹脂の光沢感が目立って照明装置1の見栄えが悪くなることがある。そこで、基材54の外面に、微細な凹凸構造58を設けることが好ましい。凹凸構造58は、例えば、基材54の外面にサンドブラスト処理を施すことで形成される。このような凹凸構造58を設けることで、凹凸構造58により光が乱反射されるので、ユーザが拡散カバー5を見たときに光沢感を感じ難くなり照明装置1の見栄えを良くすることができる。基材54を1.5mm厚の透明アクリル樹脂により構成し、その光入射面側に6μm厚の拡散層55を設けた拡散カバー5は、例えば、波長555nmの光に対して72%の透過率及び53%の拡散率を示す。
照明装置1によれば、LED31から出射された光が、レンズ41(又は41a)の正面方向(光軸Ax方向)だけでなく、レンズ41の入射面43及び出射面45で屈折されてレンズ41の側方に多く照射される。これにより、LED31からの光を装置中央及び周縁部まで行き届かせることができる。また、高拡散部57及び反射部24が設けられているので、照明装置1の中央及び周縁部における照射光輝度を増加させることができる。その結果、図11に示すように、照明装置1は、図12に示す従来の照明装置に比べて、より均一に光を照射することができ、照明装置1の見栄えが良くなる。
次に、他の実施形態に係る照明装置について図13及び図14を参照して説明する。照明装置11は、照明装置1とは外形が異なり、平面視において矩形状とされる。
照明装置11では、光源部3が平面視において矩形状とされ、図例では、矩形状の配線基板32にLED31がマトリクス状に配置されている。また、光学部材4も、平面視において矩形状とされている。筐体2は、一面に開口を有する矩形の箱体とされ、その開口より光学部材4からの光が出射するように光源部3及び光学部材4を収容している。また、筐体2の内側面が、反射部24となっている。拡散カバー5は、矩形平板状とされ、矩形の枠体59により保持されている。これら筐体2、光源部3及び光学部材4は、ケース7に収容されている。ケース7は、その一面に開口を有する矩形の箱体とされ、開口より光学部材4からの光が出射するように筐体2、光源部3及び光学部材4を収容している。拡散カバー5は、枠体59がケース7の開口に嵌め入れられることで、該開口を塞ぐようにしてケース7に取り付けられる。反射部24から直近のLED31までの距離、LED31間の距離、LED31から拡散カバー5までの距離及び筐体2の底面から拡散カバー5までの距離は、例えば、それぞれ12.1〜29.25mm、15〜60mm、35.8mm及び37.1mmとされる。
上記のように構成された照明装置11によれば、上述した照明装置1と同様の効果を与えることができる矩形状の照明装置が得られる。
なお、本発明に係る照明装置は、上記実施形態に限定されず種々の変形が可能である。例えば、筐体は、反射部を有さない構成とされてもよい。また、LEDを、例えば、昼光色の光を発するものと電球色の光を発するものの2種により構成し、これら2種のLEDを互いに独立に調光制御して照射光の光色を調整することができる構成としてもよい。
1、 11 照明装置
2 筐体
21 実装面(筐体の一面)
22 (筐体の)開口
24 反射部
3 光源部
31 LED
4 光学部材
41、41a レンズ
42 接続部
43 入射面
44 媒質部
45 出射面
5 拡散カバー
55 拡散層
56 拡散剤
57 高拡散部
58 凹凸構造
6 給電部
Ax (LEDの)光軸
θ1 第1屈折角
θ2 第2屈折角

Claims (10)

  1. 平板状の筐体と、前記筐体の一面に設けられた光源部と、前記光源部から出射された光の配光を制御する光学部材と、を備えた照明装置であって、
    前記光源部は、複数のLEDを有し、前記複数のLEDは、それぞれの光軸が前記筐体の一面と直交するように配置され、
    前記光学部材は、前記複数のLEDの各々に対して設けられた複数のレンズを有し、
    前記複数のレンズは、前記LEDを覆い該LEDからの光が入射するドーム状の入射面と、前記入射面から入射した光が伝搬する媒質部と、前記媒質部を伝搬された光が出射する出射面と、を有し、
    前記入射面は、前記LEDからの光を前記光軸に対する角度がより大きくなる方向に屈折し、
    前記出射面は、前記光軸と前記媒質部を伝搬する光の伝搬方向との成す角度を第1屈折角θ1とし、前記光軸と前記出射面から出射した光の伝搬方向との成す角度を第2屈折角θ2としたときに、θ2/θ1の値が、θ1の増加に伴って連続的に一旦増加したのち減少し、且つθ1が10〜30度の範囲において極大値よりも小さくなるような形状に構成されていることを特徴とする照明装置。
  2. 前記光学部材は、前記複数のレンズを互いに接続する接続部を更に有し、1つの部材として形成されていることを特徴とする請求項1に記載の照明装置。
  3. 前記筐体は、その周縁部に前記光学部材側に折り曲げられ光を反射する反射部を有することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の照明装置。
  4. 前記光学部材から出射された光を拡散する拡散カバーを更に備え、
    前記拡散カバーは、その外面又は内面に光を拡散する拡散層を有することを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の照明装置。
  5. 前記拡散層は、光を拡散する拡散剤を内含していることを特徴とする請求項4に記載の照明装置。
  6. 前記拡散カバーが透光性樹脂により構成され、且つその内面に前記拡散層が設けられている場合に、前記拡散カバーは、その外面に微細な凹凸構造を有することを特徴とする請求項4又は請求項5に記載の照明装置。
  7. 前記拡散カバーは、その中央部から周縁部に向かうにつれて前記筐体との距離が小さくなるような形状に構成されていることを特徴とする請求項4乃至請求項6のいずれか一項に記載の照明装置。
  8. 前記拡散カバーは、その中央部に周縁部よりも高い光拡散性を有する高拡散部を有することを特徴とする請求項4乃至請求項7のいずれか一項に記載の照明装置。
  9. 前記出射面は、前記θ2/θ1の値が1.1以上となるような形状に構成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項8のいずれか一項に記載の照明装置。
  10. 前記筐体は、その中央部に開口を有し、
    前記開口に前記複数のLEDへの給電を制御する給電部が配置されていることを特徴とする請求項1乃至請求項9のいずれか一項に記載の照明装置。
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