JP2014135141A - 車両用灯具 - Google Patents

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Takuhiro Yamaoka
卓弘 山岡
Keigo Nakamura
圭吾 中村
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Stanley Electric Co Ltd
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Abstract

【課題】ハウジングの開口部周縁とアウタカバーとを密着した状態でレーザー溶着することによって防水性を高めることができる車両用灯具を提供すること。
【解決手段】光源ユニット(テール/ストップランプ5やターンシグナルランプ6)を収納する箱状部2Aと、該箱状部2Aから車両側面に沿って車両前後方向に延びる板状部2Bを備えるハウジング2と、該ハウジング2の開口部周縁にレーザー溶着されるアウタカバー3と、を備える車両用灯具(リヤコンビネーションランプ)1において、前記ハウジング2の板状部2Bに車両前後方向に沿う波板状の凹凸部2aを形成する。又、前記板状部2Bの板厚を2mm以内とする。
【選択図】図3

Description

本発明は、ハウジングの開口部周縁にアウタカバーをレーザー溶着して成る車両用灯具に関するものである。
例えば、車両の後部左右に配置されるリヤコンビネーションランプは、ハウジングとその開口部を覆うアウタカバーによって画成される灯室内にテール/ストップランプやターンシグナルランプ等の光源ユニットを収納して構成されるが、斯かるリヤコンビネーションランプには、デザインの関係でハウジングが光源ユニットを収納する箱状部から車両側面に沿って回り込んで車両前後方向に長く延びる板状部を備えるものがある(例えば、特許文献1参照)。
ところで、車両用灯具の防水性を高めるため、ハウジングの開口部周縁とアウタカバーとをその全周に亘ってレーザー溶着することが行われている(例えば、特許文献2参照)。
特開2008−235162号公報 特開2012−009257号公報
前述のリヤコンビネーションランプのようにハウジングに車両側面に沿って回り込んで車両前後方向に長く延びる板状部を備える車両用灯具において、ハウジングの開口部周縁にアウタカバーをレーザー溶着する場合、実際には、ハウジングを治具によって支持した状態で、その上からアウタカバーを被せて治具によって押圧することによって、ハウジングの開口部周縁にアウタカバーを密着させた状態でレーザー溶着が行われるが、特にハウジングの細長い板状部の肉厚が2mm以内と薄い場合には、ハウジングの成形金型からの取り出し時の板状部の変形や自重による板状部の垂れ下がり等によって三次元形状のハウジングにゆがみが発生する。このため、ハウジングの開口部周縁にアウタカバーを全周に亘って均一に密着させた状態でレーザー溶着することが困難であり、両者の間に僅かな隙間が発生する場合があり、このような場合には隙間部分がレーザー溶着されないため、その部分から灯室内に水が浸入するという問題が発生する。
本発明は上記問題に鑑みてなされたもので、その目的とする処は、ハウジングの開口部周縁とアウタカバーとを密着した状態でレーザー溶着することによって防水性を高めることができる車両用灯具を提供することにある。
上記目的を達成するため、請求項1記載の発明は、光源ユニットを収納する箱状部と、該箱状部から車両側面に沿って車両前後方向に延びる板状部を備えるハウジングと、
該ハウジングの開口部周縁にレーザー溶着されるアウタカバーと、
を備える車両用灯具において、
前記ハウジングの板状部に車両前後方向に沿う波板状の凹凸部を形成したことを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記板状部の板厚を2mm以内としたことを特徴とする。
本発明によれば、ハウジングの車両側面に沿って回り込んで車両前後方向に長く延びる板状部が2mm以内と薄い場合であっても、板状部に車両前後方向に沿う波板状の凹凸部を形成したため、この板状部の剛性が凹凸部によって高められてこの部分が変形しづらくなり、ハウジングの成形金型からの取り出し時の板状部の変形や自重による板状部の垂れ下がり等による三次元形状のハウジングのゆがみが抑えられる。この結果、ハウジングの開口部周縁にアウタカバーを全周に亘って均一に密着させた状態で両者をレーザー溶着することができ、ハウジングとアウタカバーとが隙間なく接着されるため、灯室内への水の浸入が確実に防がれて車両用灯具に高い防水性が確保される。
本発明に係る車両用灯具の正面図である。 本発明に係る車両用灯具の平面図である。 図2のA−A線断面図である。 本発明に係る車両用灯具の背面側斜視図である。
以下に本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
図1は本発明に係る車両用灯具の正面図、図2は同車両用灯具の平面図、図3は図2のA−A線断面図、図4は同車両用灯具の背面側斜視図であり、本実施の形態に係る車両用灯具1は、車両後部の左右に配置されるリヤコンビネーションランプである。尚、左右のリヤコンビネーションランプ1の基本構成は同じであるため、以下、一方についてのみ図示及び説明する。
本実施の形態に係るリヤコンビネーションランプ1は、ハウジング2とその開口部を覆う透明なアウタカバー3によって画成された灯室4内に、図1に示すように、光源ユニットとしてのテール/ストップランプ5とターンシグナルランプ6の他、不図示のリフレクタやエクステンション等を収納して構成されている。
上記ハウジング2は、レーザー光に対して吸収性を有する熱可塑性樹脂によって一体成形されており、図2に示すように、光源ユニットであるテール/ストップランプ5とターンシグナルランプ4を収納する箱状部2Aと、該箱状部2Aから車両側面に沿って回り込んで車両前方(図2の上方)へと長く延びる板状部2Bとで三次元曲面状に成形されている。ここで、図4に示すように、ハウジング2の箱状部2Bの裏面には、不図示のバルブを差し込むための円孔状の差込孔7が形成されており、その周囲にはエーミング調整用のナット8,9が回転可能に設けられている。
他方、前記アウタカバー3は,レーザー光に対して透過性を有する透明な熱可塑性樹脂によってハウジング2の開口部形状に沿う三次元曲面状に一体成形されている。そして、このアウタカバー2の周縁部がハウジング2の開口部周縁に合わせられ、その合わせ部にレーザー光が照射されることによってハウジング2の開口部周縁の表面が溶融し、両周縁部同士がその全周に亘って溶着され、アウタカバー3がハウジング2の開口部周縁にレーザー溶着されて両者の間に密閉された前記灯室4が画成される。
ところで、実際のレーザー溶着においては、ハウジング2を不図示の治具によって支持した状態で、その上からアウタカバー3を被せ、該アウタカバー3を不図示の治具によって押圧することによって、ハウジング2の開口部周縁にアウタカバー3の周縁を密着させた状態でレーザー溶着が行われるが、特に本実施の形態のようにハウジング2の細長い板状部2Bの肉厚が2mm以内と薄い場合には、ハウジング2の成形金型からの取り出し時の板状部2Bの変形や自重による板状部2Bの垂れ下がり等によって三次元形状のハウジングにゆがみが発生する。このため、ハウジング2の開口部周縁にアウタカバー3を全周に亘って均一に密着させた状態でレーザー溶着することは困難であり、両者の間に僅かな隙間が発生する場合がある。このような場合にはハウジング2とアウタカバー3との隙間部分がレーザー溶着されないため、その部分から灯室4内に水が浸入するという問題が発生することは前述の通りである。特に、特許文献2に記載されたガルバノミラー等(図示せず)を含むガルバノスキャンヘッド等のレーザーヘッド部から溶着を行うハウジングの開口部周縁にアウタカバーを透過してレーザー光を繰り返し照射する際に、その全周に亘って互いに当接(密着)させた状態で保持してレーザー光を繰り返し走査して、溶着範囲の全体を徐々に加熱し、全体をほぼ同時に溶融させて接合するようにする場合において、両者の間に生じる僅かな隙間が問題となる。
そこで、本実施の形態では、図3及び図4に示すように、ハウジング2の板状部2Bに車両前後方向に沿う波板状の凹凸部2aを形成している。このようにハウジング2の細長い板状部2Bに凹凸部2aを形成することによって、ハウジング2の車両側面に沿って回り込んで車両前方に長く延びる板状部2Bが2mm以内と薄い場合であっても、該板状部2Bの剛性が波板状の凹凸部2aによって高められてこの部分が変形しづらくなり、ハウジング2の成形金型からの取り出し時の板状部2Bの変形や自重による板状部2Bの垂れ下がり等による三次元形状のハウジング2のゆがみが抑えられる。この結果、ハウジング2の開口部周縁にアウタカバー3を全周に亘って均一に密着させた状態で両者をレーザー溶着することができ、ハウジング2とアウタカバー3とが隙間なく接着されるため、両者の溶着部のシール性が高められ、灯室4内への水の浸入が確実に防がれて当該リヤコンビネーションランプ1に高い防水性が確保される。
尚、ハウジング2の板状部2Bの板厚が2mmを超える場合には、該板状部2Bの剛性が十分高いためにレーザー溶着時の自重による垂れ下がり等の不具合が元々発生しづらいため、本発明は板厚が2mm以内の板状部を有するハウジングを備える車両用灯具に対して好適である。又、ハウジング2の長く延びる板状部2Bの長さが、箱状部2Aから車両側方に沿って回り込んで車両前方(図2の上方)へと長く延びる板状部2Bとの境界の幅方向長さ(図3の上下方向の長さ)よりも短い場合も、レーザー溶着時の自重による垂れ下がり等の不具合が元々発生しづらいため、本発明は、板状部の長さが該板状部の根元の幅よりも長いハウジングを備える車両用灯具に対して好適である。
又、以上は本発明をリヤコンビネーションランプに対して適用した形態について説明したが、本発明は、車両側部に沿って回り込んで車両前後方向に長く延びる板状部を有するハウジングを備える他の任意の車両用灯具に対しても同様に適用可能であることは勿論である。
1 リヤコンビネーションランプ(車両用灯具)
2 ハウジング
2A ハウジングの箱状部
2B ハウジングの板状部
2a 板状部の凹凸部
3 アウタカバー
4 灯室
5 テール/ストップランプ(光源ユニット)
6 ターンシグナルランプ(光源ユニット)
7 差込孔
8,9 エーミング調整用ナット

Claims (2)

  1. 光源ユニットを収納する箱状部と、該箱状部から車両側面に沿って車両前後方向に延びる板状部を備えるハウジングと、
    該ハウジングの開口部周縁にレーザー溶着されるアウタカバーと、
    を備える車両用灯具において、
    前記ハウジングの板状部に車両前後方向に沿う波板状の凹凸部を形成したことを特徴とする車両用灯具。
  2. 前記板状部の板厚を2mm以内としたことを特徴とする請求項1記載の車両用灯具。
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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007216542A (ja) * 2006-02-17 2007-08-30 Koito Mfg Co Ltd 車輌用灯具カバー
JP2008235162A (ja) * 2007-03-23 2008-10-02 Koito Mfg Co Ltd 車両用灯具
JP2012243506A (ja) * 2011-05-18 2012-12-10 Ichikoh Ind Ltd 車両用灯具

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