JP6009819B2 - 車両用灯具 - Google Patents

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本発明は、車両用灯具に関する。
車両に搭載される各種の車両用灯具においては、一般に、光源を内部に収容する収容部材(例えばハウジングやリフレクタ等)が前方へ開口する形状に形成されており、この収容部材の開口が透光レンズによって閉塞されている。このような車両用灯具では、収容部材と透光レンズとが互いの周縁部で接合されているため、この接合部が光源からの光を遮ってしまい、透光レンズを周縁部にまで亘って広く発光させることができなかった。
そこで、例えば特許文献1に記載の車両用灯具では、後方へ開口する形状の透光レンズを用いてその内部に光源を配置することによって、上記接合部を透光レンズの前面(出光面)の周縁部から排除した構成とし、透光レンズの前面が周縁部まで広く発光するような配光制御を図っている。
特開2005−276644号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載の車両用灯具では、透光レンズの形状が後方へ開口するものに制限されるため、透光レンズの支持部材等を含めた灯具全体の形状・構造も必然的に制約を受けることとなり、当該車両用灯具の用途が限られてしまう。
本発明は、上記事情を鑑みてなされたもので、透光レンズの形状を制限することなく、透光レンズを周縁部まで広く発光させることができる車両用灯具の提供を課題とする。
上記課題を解決するために、本発明は、
光源と、
前方へ開口する形状に形成されるとともに、内部に固定配置された前記光源を収容する収容部材と、
前記収容部材の開口を閉塞する透光レンズと、
を備える車両用灯具において、
前記収容部材は、透光性材料からなり、
前記収容部材と前記透光レンズとは、その接合面が透光可能なように互いの周縁部で前後方向に接合され、
前記収容部材の内面のうち、少なくとも周縁部の内側面を除く部分が、前記光源からの光を前記収容部材の開口に向けて反射させ、
前記収容部材の周縁部の外側面が、前記光源から出射されて当該周縁部内側面における前記接合面の近傍から当該周縁部に入射した光を前記接合面に向けて前方へ内部反射させることを特徴とする。
本発明によれば、光源を収容する収容部材が透光性材料からなり、収容部材の開口を閉塞する透光レンズと収容部材との周縁部での接合面が透光可能に形成されており、収容部材の周縁部の外側面が、光源から出射されて当該周縁部に内側面から入射した光を接合面に向けて前方へ内部反射させるので、光源から出射されて収容部材の周縁部に内側面から入射した光は、当該周縁部の外側面で前方へ内部反射されて接合面を透過した後に、透光レンズの周縁部を通じて灯具前方へ照射される。したがって、従来と異なり、透光レンズの形状を後方へ開口するものに制限することなく、接合面が形成された周縁部にまで亘って透光レンズを広く発光させることができる。
実施形態における車両用灯具の正面図である。 図1のII−II線での断面図である。 図1のIII−III線での断面図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。
図1は、本実施形態における車両用灯具1の正面図であり、図2は、図1のII−II線での断面図であり、図3は、図1のIII−III線での断面図である。
なお、以下の説明では、「前」「後」「左」「右」「上」「下」との記載は、特に断りのない限り、車両用灯具1から見た方向を意味するものとする。
図1〜図3に示すように、車両用灯具1は、前方へ開口する形状に形成されたハウジング2と、当該ハウジング2の開口を閉塞する素通しのアウターレンズ3とを備えている。これらハウジング2とアウターレンズ3とは、互いの周縁部で全周に亘って接合されている。具体的には、ハウジング2の開口周縁の前面と、アウターレンズ3の周縁部に後方へ突設された突設部31の後面とが、溶着によって前後方向に接合されて、接合面F1が形成されている。
ここで、アウターレンズ3は勿論のこと、ハウジング2も透光性材料(樹脂)で形成されている。そのため、これらが溶着された接合面F1は透光可能な面となっている。接合面F1を形成する溶着の種類としては、レーザー溶着や振動溶着,熱溶着などが挙げられるが、当該接合面F1を透光可能な面に形成できるものであれば特に限定されない。
ハウジング2の内面のうち、その略下半部であって周縁部を除く部分は、アルミニウム被膜が蒸着された配光用反射面2aとなっている。この配光用反射面2aは、例えば回転放物面状に形成されており、後述する第一光源4から出射された光を前方へ反射させて、アウターレンズ3を通じて灯具前方へ照射させ、灯具前方に所定の配光パターンを形成する。
また、ハウジング2の周縁部の外側面は、アルミニウム被膜が蒸着された補助反射面2bとなっている。この補助反射面2bは、後述する第一光源4から出射されて当該ハウジング2の周縁部に内側面から入射した光を、接合面F1に向けて前方へ内部反射させる。
ハウジング2とアウターレンズ3とで形成される灯室の内部には、第一光源4と、第二光源5と、リフレクタ6と、インナーレンズ7とが収容されている。
このうち、第一光源4は、配光用反射面2aの焦点近傍に配置されており、主として配光用反射面2aに向けて光を出射させる。
一方、第二光源5,リフレクタ6及びインナーレンズ7は、配光用反射面2aよりも上側に配置されて、1つのランプユニットを構成している。具体的には、図3に示すように、前方へ開口する形状に形成されたリフレクタ6の開口を閉塞するようにインナーレンズ7が設けられており、これらリフレクタ6及びインナーレンズ7で形成される灯室内に第二光源5が収容されている。
このうち、第二光源5は、後述するリフレクタ6の配光用反射面6aの焦点近傍に配置されており、主として当該配光用反射面6aに向けて光を出射させる。
リフレクタ6とインナーレンズ7とは、互いの周縁部で全周に亘って接合されている。具体的には、リフレクタ6の開口周縁の前面と、インナーレンズ7の周縁部に後方へ突設された突設部71の後面とが、溶着によって前後方向に接合されて、接合面F2が形成されている。
ここで、インナーレンズ7は勿論のこと、リフレクタ6も透光性材料(樹脂)で形成されている。そのため、これらが溶着された接合面F2は透光可能な面となっている。接合面F2を形成する溶着の種類としては、レーザー溶着や振動溶着,熱溶着などが挙げられるが、当該接合面F2を透光可能な面に形成できるものであれば特に限定されない。
リフレクタ6の内面のうち周縁部を除く部分は、アルミニウム被膜が蒸着された配光用反射面6aとなっている。この配光用反射面6aは、例えば回転放物面状に形成されており、第二光源5から出射された光を前方へ反射させて、インナーレンズ7及びアウターレンズ3を通じて灯具前方へ照射させ、灯具前方に所定の配光パターンを形成する。
また、リフレクタ6の周縁部の外側面は、アルミニウム被膜が蒸着された補助反射面6bとなっている。この補助反射面6bは、第二光源5から出射されて当該リフレクタ6の周縁部に内側面から入射した光を、接合面F2に向けて前方へ内部反射させる。
以上の構成を具備する車両用灯具では、図2に示すように、第一光源4から出射された光のうち、ハウジング2の配光用反射面2aへ出射されたものが、当該配光用反射面2aで前方へ反射され、アウターレンズ3のうちの周縁部以外の略下半部を通じて灯具前方へ照射される。
一方、第一光源4から出射された光のうち、ハウジング2の周縁部へ出射されたものは、当該周縁部に内側面から入射して、補助反射面2bで前方へ内部反射されて接合面F1を透過した後に、アウターレンズ3の周縁部を通じて灯具前方へ照射される。但し、第一光源4の上方にはリフレクタ6及びインナーレンズ7が配置されており、ハウジング2の周縁部のうちの略上半部には第一光源4からの光が入射しにくいため、ここで灯具前方へ光を照射するアウターレンズ3の周縁部は、そのうちの略下半部のみである。
また、図3に示すように、第二光源5から出射された光のうち、リフレクタ6の配光用反射面6aへ出射されたものは、当該配光用反射面6aで前方へ反射されてインナーレンズ7の周縁部以外を透過した後、アウターレンズ3を通じて灯具前方へ照射される。
一方、第二光源5から出射された光のうち、リフレクタ6の周縁部へ出射されたものは、当該周縁部に内側面から入射して、補助反射面6bで前方へ内部反射されて接合面F2を透過した後に、インナーレンズ7の周縁部及びアウターレンズ3を通じて灯具前方へ照射される。
以上のように、車両用灯具1によれば、第一光源4から出射されてハウジング2の周縁部に内側面から入射した光が、補助反射面2bで前方へ内部反射されて接合面F1を透過した後に、アウターレンズ3の周縁部を通じて灯具前方へ照射される。したがって、従来と異なり、アウターレンズ3の形状を後方へ開口するものに制限することなく、接合面F1が形成された周縁部にまで亘ってアウターレンズ3を広く発光させることができる。
また同様にして、第二光源5から出射されてリフレクタ6の周縁部に内側面から入射した光が、補助反射面6bで前方へ内部反射されて接合面F2を透過した後に、インナーレンズ7の周縁部及びアウターレンズ3を通じて灯具前方へ照射される。したがって、従来と異なり、インナーレンズ7の形状を後方へ開口するものに制限することなく、接合面F2が形成された周縁部にまで亘ってインナーレンズ7を広く発光させることができる。
また、第一光源4からの光のうち、アウターレンズ3の周縁部から照射される光は、アウターレンズ3の周縁部以外から照射される光と異なり、接合面F1を透過してきたものであるので、当該周縁部とそれ以外とが異なる見栄えで発光する。したがって、アウターレンズ3の周縁部が縁取られた斬新な点灯フィーリングを実現することができる。例えば接合面F1が熱溶着によるものである場合には、当該接合面F1が荒れてシボ状になるので、当該接合面F1を透過する光が拡散される結果、正面から見たときにアウターレンズ3の周縁部がそれ以外の部分に比べてより均一に発光して見える。
また、インナーレンズ7の発光態様についても、同様にして、その周縁部が縁取られた斬新な点灯フィーリングが得られるものとすることができる。
更に、ハウジング2の内面の一部が配光用反射面2aとなっているので、つまり、ハウジング2が配光用反射面2aと補助反射面2bとの両方を有しているので、別体の反射部材などを必要とすることなく、上述の発光態様を実現することができる。また、リフレクタ6についても同様のことが言えるのは勿論である。
なお、本発明を適用可能な実施形態は、上述した実施形態に限定されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
例えば、上記実施形態では、ハウジング2とアウターレンズ3,リフレクタ6とインナーレンズ7がそれぞれ溶着によって接合されていることとしたが、接合面F1,F2を透光可能な面に形成できるものであれば、その接合手法は溶着に限定されるものではなく、例えば透明な接着剤を用いて接合することとしてもよい。
また、配光用反射面2a,6a及び補助反射面2b,6bは、それぞれ所望の態様で光を反射可能であれば、アルミニウム被膜を蒸着させた面でなくともよい。
また、ハウジング2のうち、配光用反射面2a及び補助反射面2bを除く部分は、透明な素材(透光性材料)のままであってもよいし、必要に応じて塗装などしてもよい。
1 車両用灯具
2 ハウジング(収容部材)
2a 配光用反射面
2b 補助反射面
3 アウターレンズ(透光レンズ)
31 突設部
4 第一光源
5 第二光源
6 リフレクタ(収容部材)
6a 配光用反射面
6b 補助反射面
7 インナーレンズ(透光レンズ)
71 突設部
F1,F2 接合面

Claims (1)

  1. 光源と、
    前方へ開口する形状に形成されるとともに、内部に固定配置された前記光源を収容する収容部材と、
    前記収容部材の開口を閉塞する透光レンズと、
    を備える車両用灯具において、
    前記収容部材は、透光性材料からなり、
    前記収容部材と前記透光レンズとは、その接合面が透光可能なように互いの周縁部で前後方向に接合され、
    前記収容部材の内面のうち、少なくとも周縁部の内側面を除く部分が、前記光源からの光を前記収容部材の開口に向けて反射させ、
    前記収容部材の周縁部の外側面が、前記光源から出射されて当該周縁部内側面における前記接合面の近傍から当該周縁部に入射した光を前記接合面に向けて前方へ内部反射させることを特徴とする車両用灯具。
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