JP2014126288A - 空気調和システム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】空気調和システム(1)では、自然循環式冷房運転時において、室外熱交換器(24)と室内熱交換器(53a、53b)との間を接続する液冷媒管に存在するガス冷媒、及び/又は、室内熱交換器(53a、53b)と室外熱交換器(24)との間を接続するガス冷媒管に存在する液冷媒を除去するために、一時的に圧縮機(21)の運転を行う異相冷媒除去制御に切り換える。
【選択図】図6
Description
図1は、本発明の一実施形態にかかる空気調和システム1の概略構成図である。
室内ユニット5a、5bは、上記のように、建物の室内等に設置されている。室内ユニット5a、5bは、冷媒連絡管6、7を介して、互いが並列に接続されるとともに室外ユニット2に接続されており、室外ユニット2との間で冷媒回路10を構成している。尚、ここでは、室内ユニット5a、5bが2台であるが、3台以上の室内ユニットが並列に接続されていてもよい。
室内流量調節弁51aは、開度調節されることで室内熱交換器53aを流れる冷媒の流量を調節する流量調節弁である。室内流量調節弁51aは、室内熱交換器53aの液側の端部に接続された室内ユニット液冷媒管54aに設けられている。そして、室内ユニット5aは、室内ユニット液冷媒管54aの室内流量調節弁51aの液側の端部に近い側の端部が、液冷媒連絡管6に接続されている。
室内熱交換器53aは、蒸気圧縮式暖房運転時には圧縮機21によって圧縮された冷媒を放熱させ、蒸気圧縮式冷房運転時及び自然循環式冷房運転時には室内流量調節弁51aによって流量調節された冷媒を蒸発させる熱交換器である。室内熱交換器53aは、空調対象となる空間の室内空気を加熱源又は冷却源として、冷媒の蒸発又は放熱を行うようになっている。室内熱交換器53aの液側の端部は、上記のように、室内ユニット液冷媒管54aに接続されており、室内熱交換器53aのガス側の端部は、室内ユニットガス冷媒管55aに接続されている。室内ユニット5aは、室内ユニットガス冷媒管55aの室内熱交換器53aのガス側の端部から遠い側の端部が、ガス冷媒連絡管7に接続されている。
また、室内ユニット5aには、各種のセンサが設けられている。具体的には、室内ユニット5aには、室内ユニット5aが空調対象とする室内空間における室内空気の温度を検出する室内温度センサ63aと、室内熱交換器53aによって冷却又は加熱された後の室内空気の温度を検出する室内吹出温度センサ64aとが設けられている。
室外ユニット2は、上記のように、建物の屋上等に設置されている。室外ユニット2は、冷媒連絡管6、7を介して、室内ユニット5a、5bに接続されており、室内ユニット5a、5bとの間で冷媒回路10を構成している。尚、ここでは、室外ユニット2が1台であるが、2台以上の室外ユニットが並列に接続されていてもよい。
圧縮機21は、蒸気圧縮式暖房運転時及び蒸気圧縮式冷房運転時に冷媒を圧縮する機構である。ここでは、圧縮機21は、ロータリ式やスクロール式等の容積式の圧縮要素(図示せず)を圧縮機用モータ22によって回転駆動する密閉式構造になっている。圧縮機21は、吸入側に吸入冷媒管28が接続されており、吐出側に吐出冷媒管29が接続されている。ここで、吸入冷媒管28は、圧縮機21の吸入側と冷暖切換機構23とを接続する冷媒管である。吐出冷媒管29は、圧縮機21の吐出側と冷暖切換機構23とを接続する冷媒管である。
冷暖切換機構23は、冷媒回路10内における冷媒の流れの方向を切り換えるための機構である。冷暖切換機構23は、蒸気圧縮式冷房運転時及び自然循環式冷房運転時には、室外熱交換器24を冷媒の放熱器として、かつ、室内熱交換器53a、53bを室外熱交換器24において放熱した冷媒の蒸発器として機能させる冷房運転状態への切り換えを行うことができる。すなわち、冷暖切換機構23は、吐出冷媒管29と室外熱交換器24のガス側の端部とを接続するとともに、吸入冷媒管28と室内熱交換器53a、53bのガス側の端部とを接続することができる(図1の冷暖切換機構23の実線を参照)。また、冷暖切換機構23は、蒸気圧縮式暖房運転時には、室内熱交換器53a、53bを冷媒の放熱器として、かつ、室外熱交換器24を室内熱交換器53a、53bにおいて放熱した冷媒の蒸発器として機能させる暖房運転状態への切り換えを行うことができる。すなわち、冷暖切換機構23は、吐出冷媒管29と室内熱交換器53a、53bのガス側の端部とを接続するとともに、吸入冷媒管28と室外熱交換器24のガス側の端部とを接続することができる(図1の冷暖切換機構23の破線を参照)。冷暖切換機構23は、ここでは、吸入冷媒管28、吐出冷媒管29、室外ユニット第1ガス冷媒管32、及び、室外ユニット第2ガス冷媒管33に接続された四路切換弁からなる。ここで、室外ユニット第1ガス冷媒管32は、冷暖切換機構23と室外熱交換器24のガス側の端部とを接続する冷媒管である。室外ユニット第2ガス冷媒管33は、ガス冷媒連絡管7及び室内ユニットガス冷媒管55a、55bを介して、冷暖切換機構23と室内熱交換器53a、53bのガス側の端部とを接続する冷媒管である。尚、冷暖切換機構23は、四路切換弁に限定されるものではなく、例えば、複数の電磁弁を組み合わせる等によって、上記と同様の冷媒の流れの方向を切り換える機能を有するように構成したものであってもよい。
室外熱交換器24は、蒸気圧縮式暖房運転時には室外流量調節弁26によって減圧された冷媒を蒸発させ、蒸気圧縮式冷房運転時には圧縮機21によって圧縮された冷媒を放熱させ、自然循環式冷房運転時には圧縮機バイパス機構27によって圧縮機21をバイパスした冷媒を放熱させる熱交換器である。室外熱交換器24は、室外ユニット2が配置された空間の室外空気を加熱源又は冷却源として、冷媒の蒸発又は放熱を行うようになっている。ここで、室外熱交換器24は、室外ユニット2が室内ユニット5a、5bよりも上方に配置されているため、室内熱交換器53a、53bよりも上方に配置されていることになる。すなわち、室内熱交換器53a、53bは、室外熱交換器24よりも下方に配置されている。室外熱交換器24の液側の端部は、室外ユニット液冷媒管34に接続されており、室内熱交換器53aのガス側の端部は、上記のように、室外ユニット第1ガス冷媒管32に接続されている。ここで、室外ユニット液冷媒管34は、液冷媒連絡管6、及び、室内流量調節弁51a、51bを含む室内ユニット液冷媒管54a、54bを介して、室外熱交換器24の液側の端部と室内熱交換器53a、53bの液側の端部とを接続する冷媒管である。
レシーバ25は、冷媒回路10において発生する余剰冷媒を溜めることができるように室外ユニット液冷媒管34に設けられた容器である。レシーバ25の出入口のうち蒸気圧縮式冷房運転時及び自然循環式冷房運転時の入口は、室外ユニット液冷媒管34のうち室外熱交換器24の液側の端部に近い側の室外ユニット第1液冷媒管34aに接続されており、レシーバ25の出入口のうち蒸気圧縮式冷房運転時及び自然循環式冷房運転時の出口は、室外ユニット液冷媒管34のうち液冷媒連絡管6に近い側の室外ユニット第2液冷媒管34bに接続されている。
室外流量調節弁26は、ここでは、室外ユニット液冷媒管34のうちレシーバ25の蒸気圧縮式冷房運転時及び自然循環式冷房運転時の出口側の部分に位置する室外ユニット第2液冷媒管34bに設けられている。
また、室外ユニット2は、室外ユニット2を構成する各部の動作を制御する室外側制御部37を有している。そして、室外側制御部37は、室外ユニット2の制御を行うために設けられたマイクロコンピュータやメモリ等を有している。これにより、室外側制御部37は、室内側制御部58a、58bとの間で伝送線81を介して制御信号等のやりとりを行うことができるようになっている。
冷媒連絡管6、7は、空気調和システム1を建物等の設置場所に設置する際に、現地にて施工される冷媒管であり、設置場所や室外ユニットと室内ユニットとの組み合わせ等の設置条件に応じて種々の長さや管径を有するものが使用される。
空気調和システム1は、室内側制御部58a、58bと室外側制御部37とから構成される制御部8によって、室外ユニット2及び室内ユニット5a、5bの各機器の制御を行うことができるようになっている。すなわち、室内側制御部58a、58bと室外側制御部37との間を接続する伝送線81とによって、上記の蒸気圧縮式冷房運転や自然循環式冷房運転等を含む空気調和システム1全体の運転制御を行う制御部8が構成されている。
次に、空気調和システム1の動作について、図3〜図5を用いて説明する。空気調和システム1は、室内の暖房を行う運転として、蒸気圧縮式暖房運転を行うことが可能である。また、空気調和システム1は、室内の冷房を行う運転として、蒸気圧縮式冷房運転及び自然循環式冷房運転を切り換えて行うことが可能である。さらに、空気調和システム1は、蒸気圧縮式冷房運転時において、蒸気圧縮式冷房運転を行うことによって冷媒回路10内に分散した冷凍機油を圧縮機21に戻すための油戻し運転を行うようになっている。
蒸気圧縮式暖房運転時には、図3に示すように、冷暖切換機構23が暖房運転状態に切り換えられる。また、蒸気圧縮式暖房運転時には、室内流量調節弁51a、51bが室内熱交換器53a、53bを流れる冷媒の流量を調節するために使用される。
蒸気圧縮式冷房運転時には、図4に示すように、冷暖切換機構23が冷房運転状態に切り換えられる。また、蒸気圧縮式冷房運転時には、室内流量調節弁51a、51bが室内熱交換器53a、53bを流れる冷媒の流量を調節するために使用される。
自然循環式冷房運転時には、図5に示すように、冷暖切換機構23が冷房運転状態に切り換えられる。また、自然循環式冷房運転時には、室内流量調節弁51a、51bが室内熱交換器53a、53bを流れる冷媒の流量を調節するために使用される。
上記の自然循環式冷房運転では、室外熱交換器24と室内熱交換器53a、53bとの間を接続する液冷媒管に存在する液冷媒と、室内熱交換器53a、53bと室外熱交換器24との間を接続するガス冷媒管に存在するガス冷媒との密度差が冷媒循環の搬送力になっている。尚、ここでは、室外熱交換器24と室内熱交換器53a、53bとの間を接続する液冷媒管とは、室外ユニット液冷媒管34から液冷媒連絡管6を通じて室内ユニット液冷媒管54a、54bに至るまでの冷媒管である。また、室内熱交換器53a、53bと室外熱交換器24との間を接続するガス冷媒管とは、室内ユニットガス冷媒管55a、55bからガス冷媒連絡管7等を通じて室外ユニットガス冷媒管32に至るまでの冷媒管である。このため、周囲との熱損等によって、液冷媒管内にガス冷媒が発生する、及び/又は、ガス冷媒管内に液冷媒が発生すると、十分な冷媒循環の搬送力が得られにくくなる。これにより、冷媒循環の不良が発生して、冷房能力が低下するおそれがある。
まず、ステップST1において、制御部8は、自然循環式冷房運転中であるかどうかを判定する。そして、自然循環式冷房運転中である場合には、ステップST2の処理に移行する。
次に、ステップST2において、制御部8は、自然循環式冷房運転時において、冷媒循環の不良によって冷房能力が低下しているかどうかを判定する。ここで、自然循環式冷房運転時において、冷媒循環の不良によって冷房能力が低下すると、室内温度センサ63a、63bによって検出される室内温度Trや室内吹出温度センサ64a、64bによって検出される室内熱交換器53a、53bによって冷却された後の室内空気の温度Trdの低下速度が鈍ることになる。そこで、ここでは、自然循環式冷房運転時において、室内温度Tr又は室内熱交換器53a、53bによって冷却された後の室内空気の温度Trdの変化に基づいて冷房能力の低下を検知するようにしている。例えば、所定時間内における室内温度Tr又は室内熱交換器53a、53bによって冷却された後の室内空気の温度Trdの変化量ΔTr又はΔTrdが所定量ΔTrs又はΔTrds以下である場合には、冷房能力の低下が発生しているものとすることができる。また、温度Trdと温度Trとの温度差が所定量以下である場合に冷房能力の低下が発生しているものと判定してもよい。このように、冷房能力の変化が現れやすい室内温度Tr等に基づいて冷房能力の低下の有無を判定するものであればよい。そして、室内温度Tr等に基づいて冷房能力の低下が発生していると判定された場合には、ステップST3の処理に移行する。
次に、ステップST3において、制御部8は、異相冷媒除去制御を行う。ここでは、空気調和システム1が圧縮機21を有する構成であることを利用して、自然循環式冷房運転時において、一時的に圧縮機21の運転を行うものである。これにより、冷媒は、図4に示される蒸気圧縮式冷房運転と同様の流れで冷媒回路10を循環するようになり、室外熱交換器24と室内熱交換器53a、53bとの間を接続する液冷媒管に存在するガス冷媒は、圧縮機21の運転による強制的な冷媒循環によって液冷媒管から除去される。また、室内熱交換器53a、53bと室外熱交換器24との間を接続するガス冷媒管に存在する液冷媒は、圧縮機21の運転による強制的な冷媒循環によってガス冷媒管から除去される。そうすると、自然循環式冷房運転時における冷媒循環の不良が改善された状態になり、その後に、ステップST4の処理に移行して、自然循環式冷房運転に復帰することができる。尚、この異相冷媒除去制御は、上記の液冷媒管からのガス冷媒の除去やガス冷媒管からの液冷媒の除去を行う効果が得られる時間であればよく、長くても10分以内、好ましくは3分以内の時間だけ行われる。
上記の実施形態においては、圧縮機21を運転して行う蒸気圧縮式冷房運転と圧縮機21を停止した状態で行う自然循環式冷房運転とを切り換えて室内の冷房を行うことが可能な空気調和システムの例として、図1〜図6に示す空気調和システム1を挙げて説明した。
上記の実施形態及び変形例1では、図6及び図10に示すように、室内温度Tr等や液ポンプ39の消費電力に基づいて冷房能力の低下を検知した場合に、異相冷媒除去制御を行うようにしているため、異相冷媒除去制御を行う頻度を最小限に抑えることができる。すなわち、上記の実施形態及び変形例1における異相冷媒除去制御では、少しではあるが、冷媒循環の不良の発生及びこれによる冷房能力の低下を許容することになる。
<A>
上記の実施形態及び変形例1、2の構成において、例えば、図12及び図13に示す空気調和システム1のように、液冷媒連絡管6を通じて室外ユニット2から室内ユニット5a、5bに液冷媒を送る際の液冷媒連絡管6内の液シール状態を良好に保つために、過冷却熱交換器41及び過冷却バイパス冷媒管42を設けるようにしてもよい。ここでは、過冷却熱交換器41は、蒸気圧縮式冷房運転時におけるレシーバ25の出口側に位置する室外ユニット第2液冷媒管34bの室外流量調節弁26と液冷媒連絡管6との間の部分に設けられており、液冷媒を液冷媒連絡管6に送る前にさらに放熱させる熱交換器である。過冷却熱交換器41は、ここでは、二重管型熱交換器やプレート型熱交換器からなり、放熱側流路41aを流れる冷媒と蒸発側流路41bを流れる冷媒とが熱交換するようになっている。放熱側流路41aには、室外ユニット第2液冷媒管34bを流れる冷媒が流れるようになっている。蒸発側流路41bには、過冷却バイパス冷媒管42を流れる冷媒が流れるようになっている。すなわち、過冷却熱交換器41は、過冷却バイパス冷媒管42を流れる冷媒によって室外ユニット第2液冷媒管34bを流れる冷媒の放熱を行わせる熱交換器となっている。過冷却バイパス冷媒管42は、室外ユニット第2液冷媒管34bを流れる冷媒の一部を分岐して吸入冷媒管28に送るための冷媒管である。そして、過冷却バイパス冷媒管42には、過冷却熱交換器41の蒸発側流路41bの入口寄りの部分に、過冷却流量調節弁43が設けられている。過冷却流量調節弁43は、過冷却バイパス冷媒管42を流れる冷媒の流量を調節する弁である。
また、例えば、ここでは図示しないが、冷暖切換機構23を省略して、吐出冷媒管29と室外ユニット第1ガス冷媒管32とを接続し、かつ、室外ユニット第2ガス冷媒管33と吸入冷媒管28とを接続することによって、冷房専用の空気調和システムにしてもよい。
10 冷媒回路
21 圧縮機
24 室外熱交換器
39 液ポンプ
51a、51b 室内流量調節弁(流量調節弁)
53a、53b 室内熱交換器
56a、56b 室内ファン
Claims (5)
- 圧縮機(21)、室外熱交換器(24)、流量調節弁(51a、51b)、室内熱交換器(53a、53b)が接続されることによって構成された冷媒回路(10)を有しており、前記圧縮機を運転することによって前記圧縮機、前記室外熱交換器、前記流量調節弁、前記室内熱交換器の順に冷媒を循環させる蒸気圧縮式冷房運転と、前記圧縮機を停止した状態で前記室外熱交換器、前記流量調節弁、前記室内熱交換器の順に冷媒を循環させる自然循環式冷房運転とを切り換えて室内の冷房を行うことが可能な空気調和システムにおいて、
前記自然循環式冷房運転時において、前記室外熱交換器と前記室内熱交換器との間を接続する液冷媒管に存在するガス冷媒、及び/又は、前記室内熱交換器と前記室外熱交換器との間を接続するガス冷媒管に存在する液冷媒を除去するために、一時的に前記圧縮機の運転を行う異相冷媒除去制御に切り換える、
空気調和システム(1)。 - 前記異相冷媒除去制御時における冷媒循環量が、前記蒸気圧縮式冷房運転時の油戻し運転における冷媒循環量以上になるように、前記圧縮機(21)及び前記流量調節弁(51a、51b)を制御する、
請求項1に記載の空気調和システム(1)。 - 前記室内熱交換器(53a、53b)に室内空気を供給するための室内ファン(56a、56b)がさらに設けられており、
前記自然循環式冷房運転時において、室内温度又は前記室内熱交換器によって冷却された後の室内空気の温度の変化に基づいて冷房能力の低下を検知した場合に、前記異相冷媒除去制御を行う、
請求項1又は2に記載の空気調和システム(1)。 - 前記冷媒回路(10)には、液ポンプ(39)がさらに設けられており、
前記自然循環式冷房運転は、前記液ポンプを運転することによって前記室外熱交換器(24)、前記液ポンプ、前記流量調節弁(51a、51b)、前記室内熱交換器(53a、53b)の順に冷媒を循環させる前記液ポンプの運転を伴う自然循環式冷房運転であり、
前記自然循環式冷房運転時において、前記液ポンプの消費電力の変化に基づいて冷房能力の低下を検知した場合に、前記異相冷媒除去制御を行う、
請求項1又は2に記載の空気調和システム(1)。 - 前記自然循環式冷房運転時において、所定時間が経過する毎に、前記異相冷媒除去制御を行う、
請求項1又は2に記載の空気調和システム(1)。
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