JP4895891B2 - 空気調和装置 - Google Patents

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Description

本発明は、室内機を増設することができる空気調和装置に関し、特に冷却対象域に設置される冷却対象機器の一部が高負荷となる場所(以下、ホットスポットと称する)に対応した冷却を実現できる空気調和装置に関するものである。
従来から、室外機や室内機を増設することができるマルチエアコンが存在する(たとえば、特許文献1参照)。このマルチエアコンは、冷媒輸送用の配管数を減少させ、配管工事の簡略化、配管使用量の減少及び建物内の配管配設に用いられる建物中の空間を少なくでき、室外機や室内機の増設を容易に実行できるようにしたものである。また、冷却対象域であるフリーアクセスフロア内に設置されたコンピュータ等の冷却対象機器を効果的に冷却するための空気調和装置が存在する(たとえば、特許文献2参照)。この空気調和装置は、容量制御可能な圧縮機を室外機に搭載し、室内機と室外機との間で通信が不調となった場合でも圧縮機の制御を可能にするようにしたものである。
特開2000−28215号公報(第3頁、第2図) 特開2002−235959号公報(第4頁、第1図)
特許文献1に記載のマルチエアコンは、室外機や室内機の増設を容易に実行可能にしたものであるが、室内機が増設される冷却対象域の状態についての配慮はされていなかった。つまり、同性能の室内機を増設することを目的としているため、増設後の利用形態についてまで考慮されていなかった。また、特許文献2に記載の空気調和装置は、冷却対象機器が設置される冷却対象域を効果的に冷却できるものであるが、ホットスポットができた場合には、そのホットスポットのみを冷却するために室内機だけでなく、室外機も増設しなければならなかった。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、室内機の増設を容易に実行できるとともに、ホットスポットに対応した冷却を実現可能にした空気調和装置を提供することを目的とする。
本発明に係る空気調和装置は、圧縮機と、熱源側熱交換器と、膨張弁と、利用側熱交換器とを順次接続した冷凍サイクルを備え、前記膨張弁と前記利用側熱交換器とを、液配管及び前記液配管から分岐した複数の液分岐配管で接続し、前記圧縮機と前記利用側熱交換器とを、ガス配管及び前記ガス配管から分岐した複数のガス分岐配管で接続した空気調和装置であって、前記液分岐配管の少なくとも1つに設けた分岐配管閉止手段と、前記液配管の分岐部と前記分岐配管閉止手段との間の前記液分岐配管に接続した第1接続配管と、前記第1接続配管に設けた第1冷媒回路開閉手段と、前記分岐配管閉止手段を設けた前記液分岐配管と連通し、前記利用側熱交換器と前記ガス配管の合流部との間の前記ガス分岐配管に接続した第2接続配管と、前記第2接続配管に設けた第2冷媒回路開閉手段と、を備え、前記熱源側熱交換器を室外機に設け、前記膨張弁、前記利用側熱交換器、前記分岐配管閉止手段、前記第1冷媒回路開閉手段、及び、前記第2冷媒回路開閉手段を第1室内機に設け、前記利用側熱交換器とは別の第2利用側熱交換器が設けられた第2室内機を、前記第1冷媒回路開閉手段及び前記第2冷媒回路開閉手段を介して、前記第1室内機に接続可能にしたことを特徴とする。
本発明に係る空気調和装置は、圧縮機と、熱源側熱交換器と、膨張弁と、利用側熱交換器とを順次接続した冷凍サイクルを備え、前記熱源側熱交換器と前記利用側熱交換器とを接続する液配管を複数の液分岐配管に分岐し、前記膨張弁を各液分岐配管に設け、前記熱源側熱交換器と前記膨張弁とを、前記液配管及び前記液分岐配管で接続し、前記膨張弁と前記利用側熱交換器とを、前記液分岐配管で接続し、前記圧縮機と前記利用側熱交換器とを、ガス配管及び前記ガス配管から分岐した複数のガス分岐配管で接続した空気調和装置であって、前記液配管の分岐部と少なくとも1つの前記膨張弁との間の前記液分岐配管に接続した第1接続配管と、前記第1接続配管に設けた第1冷媒回路開閉手段と、前記分岐配管閉止手段を設けた前記液分岐配管と連通し、前記利用側熱交換器と前記ガス配管の合流部との間の前記ガス分岐配管に接続した第2接続配管と、前記第2接続配管に設けた第2冷媒回路開閉手段と、を備え、前記熱源側熱交換器を室外機に設け、前記膨張弁、前記利用側熱交換器、前記分岐配管閉止手段、前記第1冷媒回路開閉手段、及び、前記第2冷媒回路開閉手段を第1室内機に設け、前記利用側熱交換器とは別の第2利用側熱交換器と前記第2利用側熱交換器に直列に接続された膨張弁とが設けられた第2室内機を、前記第1冷媒回路開閉手段及び前記第2冷媒回路開閉手段を介して、前記第1室内機に接続可能にしたことを特徴とする。
本発明に係る空気調和装置は、据付けた後にでも冷媒回路を分岐させ、新たに室内機(利用側熱交換器)を容易に増設することができ、ホットスポットに対応した空調が実現できる。また、省工事及び省コストを実現できる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1に係る空気調和装置100の冷媒回路構成を示す概略構成図である。図1に基づいて、実施の形態1に係る空気調和装置100全体の回路構成及び空気調和装置100の動作について説明する。この空気調和装置100は、冷媒を循環させる冷凍サイクル(ヒートポンプサイクル)を利用して、冷房運転や暖房運転を行なうものである。なお、図1を含め、以下の図面では各構成部材の大きさの関係が実際のものとは異なる場合がある。
空気調和装置100は、第1室内機1と、室外機2と、第2室内機3とで構成されている。第1室内機1及び第2室内機3と、室外機2とは、ガス配管18及び液配管13で構成される冷媒配管で接続されて連絡するようになっている。ここでは、第2室内機3が、空気調和装置100に後から増設されたものであるとして説明する。なお、第1室内機1及び室外機2を各1台備えている場合を例に示しているが、これに限定するものではなく、2台以上の第1室内機1及び室外機2を備えてもよい。また、1台の第2室内機3が増設された場合を例に示しているが、2台以上の第2室内機3を増設してもよい。
室外機2には、圧縮機21と、熱源側熱交換器22とが直列に接続されて搭載されている。圧縮機21は、冷媒を吸入し、その冷媒を圧縮して高温・高圧の状態にするものであり、たとえばインバータにより回転数が制御され容量制御されるタイプのもので構成されている。熱源側熱交換器22は、冷房運転時には凝縮器、暖房運転時には蒸発器として機能するものである。この熱源側熱交換器22の近傍には、空気を供給するための遠心ファンや多翼ファン等で構成される送風手段(図示省略)が設けられている。つまり、熱源側熱交換器22は、送風手段から供給される空気と冷媒との間で熱交換を行ない、冷媒を蒸発ガス化または凝縮液化するものである。
また、室外機2には、圧縮機21の駆動周波数、送風手段の回転数、膨張弁11の開度、分岐配管閉止手段19の開閉、第1冷媒回路開閉手段110の開閉、ガスヘッダ閉止手段111の開閉及び第2冷媒回路開閉手段112の開閉を制御する制御装置40が設けられている。さらに、室外機2には、第1室内機1と情報の送受を行なう室外機伝送手段23が設けられている。この室外機伝送手段23は、後述する第1室内機1内に設けられている第1室内機伝送手段113と内外伝送線24で接続され、第1室内機1と室外機2との間で情報の送受信を行なうことを可能にしている。なお、図1では、室外機伝送手段23が第1室内機伝送手段113と接続されている状態を例に示しているが、第2室内機伝送手段33と接続するようにしてもよい。
第1室内機1には、膨張弁11と、第1利用側熱交換器12とが液配管13(後述する液分岐配管15及び伝熱管26)で接続されて搭載されている。膨張弁11は、冷媒を減圧して膨張させるものである。この膨張弁11は、たとえば開度が可変に制御可能な電子式膨張弁や温度式膨張弁等で構成するとよい。第1利用側熱交換器12は、冷房運転時には蒸発器、暖房運転時には凝縮器として機能するものである。この第1利用側熱交換器12の近傍には、空気を供給するための遠心ファンや多翼ファン等で構成される送風手段(図示省略)が設けられている。つまり、第1利用側熱交換器12は、送風手段から供給される冷媒と空気との間で熱交換を行ない、冷媒を蒸発ガス化または凝縮液化するものである。
また、膨張弁11と第1利用側熱交換器12との間における液配管13には、液配管13を分岐するための冷媒分配手段14が設けられ、この冷媒分配手段14を分岐部として液配管13が液分岐配管15a及び液分岐配管15bに分岐されている。なお、以下の説明で、液分岐配管15aと液分岐配管15bとをまとめて液分岐配管15と称する場合がある。液分岐配管15aは、複数本の伝熱管26aが接続している液ヘッダ25aに接続している。そして、伝熱管26aが第1利用側熱交換器12と接続している。つまり、液ヘッダ25aで、液分岐配管15aから流入した冷媒が各伝熱管26aに分配されるようになっているのである。
液分岐配管15bには、分岐配管閉止手段19が設置されている。そして、液分岐配管15bは、冷媒分配手段14と分岐配管閉止手段19との間で更に第1接続配管41に分岐されている。この第1接続配管41には、冷媒配管の接続が可能な第1冷媒回路開閉手段110が設置されており、第1冷媒回路開閉手段110の開閉によって冷媒を連通させることが可能になっている。また、液分岐配管15bは、複数本の伝熱管26bが接続している液ヘッダ25bに接続している。そして、伝熱管26bが第1利用側熱交換器12と接続している。つまり、液ヘッダ25bで、液分岐配管15bから流入した冷媒が各伝熱管26bに分配されるようになっているのである。なお、以下の説明で、伝熱管26aと伝熱管26bとをまとめて伝熱管26と称する場合がある。
伝熱管26aは、第1利用側熱交換器12を介し、ガスヘッダ16aに接続されている。このガスヘッダ16aには、ガス配管18が分岐したガス分岐配管27aが接続されている。また、伝熱管26bは、第1利用側熱交換器12を介し、ガスヘッダ16bに接続されている。このガスヘッダ16bには、ガス配管18が分岐したガス分岐配管27bが接続されている。なお、以下の説明で、ガス分岐配管27aとガス分岐配管27bとをまとめてガス分岐配管27と称する場合がある。
ガス配管18には、ガス配管18に合流させる冷媒合流手段17が設けられ、この冷媒合流手段17を合流部としてガス分岐配管27a及びガス分岐配管27bがガス配管18に合流している。ガスヘッダ16bと冷媒合流手段17との間におけるガス分岐配管18bには、ガスヘッダ閉止手段111が設置されている。そして、ガス分岐配管27bは、冷媒合流手段17とガスヘッダ閉止手段111との間で更に第2接続配管42に分岐されている。この第2接続配管42には、冷媒配管の接続が可能な第2冷媒回路開閉手段112が設置されており、第2冷媒回路開閉手段112の開閉によって冷媒を連通させることが可能になっている。
以上説明したように、第1室内機1内では、膨張弁11、冷媒分配手段14、液ヘッダ26、第1利用側熱交換器12、ガスヘッダ16及び冷媒合流手段17が、液配管13、液分岐配管15、伝熱管26及びガス分岐配管27で順次接続され収容されている。また、第1室内機1には、室外機2及び第2室内機3と情報の送受を行なう第1室内機伝送手段113が備えられており、室外機2に設置されている室外機伝送手段23と内外伝送線24で、第2室内機3に設置されている第2室内機伝送手段33と伝送線34でそれぞれ接続されている。
第2室内機3には、第1接続配管41と第2接続配管42とに接続された第2利用側熱交換器31が搭載されている。また、第2接続配管42には、冷媒を出し入れするためのサービスポート32が設けられている。第2利用側熱交換器31は、冷房運転時には蒸発器、暖房運転時には凝縮器として機能するものである。この第2利用側熱交換器31の近傍には、空気を供給するための遠心ファンや多翼ファン等で構成される送風手段(図示省略)が設けられている。つまり、第2利用側熱交換器31は、送風手段から供給される冷媒と空気との間で熱交換を行ない、冷媒を蒸発ガス化または凝縮液化するものである。
サービスポート32は、第2室内機3を増設する際における第2接続配管42の真空引きや冷媒チャージを、この増設する第2室内機3及び接続する冷媒配管(第2接続配管42及び第1接続配管41)のみに実施することを可能とするものである。また、第2室内機3には、第1室内機1と情報の送受を行なう第2室内機伝送手段33が備えられており、第1室内機1に設置されている第1室内機伝送手段113と伝送線34で接続されている。なお、図1では、第2室内機伝送手段33が第1室内機伝送手段113と接続されている状態を例に示しているが、室外機伝送手段23と接続するようにしてもよい。
空気調和装置100では、圧縮機21と、熱源側熱交換器22と、膨張弁11と、第1利用側熱交換器12とを、液配管13、液分岐配管15a、液分岐配管15b、伝熱管26、ガス分岐配管27a、ガス分岐配管27b及びガス配管18で順次接続して第1冷凍サイクルAを構成するようになっている。また、圧縮機21と、熱源側熱交換器22と、膨張弁11と、第2利用側熱交換器31とを、液配管13、液分岐配管15b、第1接続配管41、第2接続配管42、ガス分岐配管27b及びガス配管18で順次接続して、第2冷凍サイクルBを構成するようになっている。
次に、空気調和装置100の動作について説明する。
ここでは、空気調和装置100が実行する冷房運転を中心に説明する。空気調和装置100の第1冷凍サイクルA及び第2冷凍サイクルBには冷媒が封入されている。この冷媒は、圧縮機21で高温・高圧にされ、圧縮機21から吐出して、熱源側熱交換器22に流入する。熱源側熱交換器22に流入した冷媒は、送風手段から供給される空気と熱交換して凝縮液化する。すなわち、冷媒は放熱して液体に状態変化するのである。凝縮液化した冷媒は、液配管13を導通し、膨張弁11に流入する。
膨張弁11に流入した冷媒は、減圧され膨張して、液とガスの低温・低圧の気液二相状態の冷媒に状態変化する。この気液二相冷媒は、冷媒分配手段14を介し、液分岐配管15a及び液分岐配管15bに分流される。そして、液ヘッダ25a及び液ヘッダ25bで更に伝熱管26aに分流されて第1利用側熱交換器12に流入する。第1利用側熱交換器12に流入した気液二相冷媒は、送風手段から供給される室内循環空気と熱交換して蒸発ガス化する。すなわち、空気から吸熱して(空気を冷却して)、気体に状態変化するのである。蒸発ガス化した冷媒は、第1利用側熱交換器12から流出し、ガスヘッダ16a及びガスヘッダ16bを介し、ガス分岐配管27a及びガス分岐配管27bで合流した後、冷媒合流手段17で更に合流し、ガス配管18を導通し、圧縮機21に再度吸入される。
第1利用側熱交換器12に供給される室内空気は、この第1利用側熱交換器12に流入した冷媒の蒸発熱により冷却され、図示省略の送風手段によって第1室内機1が設置されている冷却対象域に供給され、その冷却対象域や設置されている発熱機器等を冷却することで温度が上昇することになる。そして、温度上昇した室内空気は、送風手段によって第1利用側熱交換器12に再度供給され、冷媒の蒸発熱で冷却される。このように、室内空気が循環しているのである。
ここで、第2室内機3を増設した場合には、分岐配管閉止手段19及びガスヘッダ閉止手段111を閉止し、第1冷媒回路開閉手段110及び第2冷媒回路開閉手段112を開放することで、第1利用側熱交換器12に流入していた冷媒の一部を第2室内機3内の第2利用側熱交換器31へ流入させることができる。そうすれば、第1室内機1と同様に、冷却された空気で冷却対象域や発熱機器を冷却することができる。また、第2室内機3へ流入する冷媒の流量は、液分岐配管15bに分配される流量と同等であり、その分配量の割合によって第2室内機3の能力が決定される。
第1室内機1のサーモ発停等の運転情報は、第1室内機伝送手段113より室外機2の室外機伝送手段23に送信される。また、第2室内機3のサーモ発停等の運転情報は、第2室内機伝送手段33より第1室内機伝送手段113を経由した後、室外機2の室外機伝送手段23に送信される。そして、制御装置40は、それらの情報に基づいて圧縮機21の容量制御を実行するようになっている。なお、第2室内機伝送手段33と室外機伝送手段23とが伝送線で接続されている場合には、第1室内機伝送手段113を経由させず、室外機2の室外機伝送手段23に直接送信すればよい。
また、分岐配管閉止手段19、ガスヘッダ閉止手段111、第1冷媒回路開閉手段110及び第2冷媒回路開閉手段112の開閉は、第2室内機3を増設する際に手動で行なってもよく、制御装置40により自動で行なってもよい。たとえば、第2室内機3が新たに接続されたことを、第1室内機1又は室外機2で検出し、その情報に基づいて制御装置40が自動で分岐配管閉止手段19及びガスヘッダ閉止手段111を閉止し、第1冷媒回路開閉手段110及び第2冷媒回路開閉手段112を開放するようにしてもよい。
以上のように、空気調和装置100は構成されているため、第1室内機1及び室外機2を据付けた後であっても冷媒回路を分岐させ(第2冷凍サイクルBを形成し)、新たな室外機2を増設することなく、第2室内機3のみを増設することが容易に実行できる。したがって、冷却対象域に要する負荷が空気調和装置100の容量より小さく(たとえば、負荷が空気調和装置100の容量の60%程度)、コンピュータ等の発熱機器の高集積化により部分的に温度が高くなる部分、つまりホットスポットを冷却したい場合に、容易に第2室内機3を増設でき、そのホットスポットに対応した空調が実現できる。また、新たな室外機2の増設が不要であるため、省スペース、省工事及び省コストを実現できる。
さらに、増設する第2室内機3に接続している第2接続配管42にサービスポート32を設けたので、第2室内機3を増設する際の真空引きや冷媒チャージを、第2室内機3及び接続する冷媒配管についてのみ実行することが可能となり、工事に要する手間を低減することができる。また、第1室内機1がサーモオフとなっているような状態であっても、第2室内機3の近傍で負荷が要求されているのであれば、第2室内機3のみを独立して運転させることも可能である。
なお、この実施の形態1では、空気調和装置100に容量制御可能な圧縮機21が1台搭載されている場合を例に説明したが、容量制御可能な圧縮機21が少なくとも1台搭載されていればよく、圧縮機21の搭載台数を限定するものではない。この実施の形態1では、第1室内機1内に設置された第1利用側熱交換器12を分岐配管毎に分離できる構成としてもよい。また、実施の形態1では、制御装置40が室外機2に設けられている場合を例に説明したが、これに限定するものではなく、第1室内機1や第2室内機3、それら以外の外部に設けるようにしてもよい。
また、実施の形態1では、室外機伝送手段23と第1室内機伝送手段113とを内外伝送線24で接続し、第1室内機伝送手段113と第2室内機伝送手段33とを伝送線34で接続した場合を例に説明したが、これに限定するものではない。たとえば、室外機伝送手段23と第1室内機伝送手段113とを、第1室内機伝送手段113と第2室内機伝送手段33とをそれぞれ無線通信するようにしてもよく、無線通信と有線通信とを組み合わせるようにしてもよい。
実施の形態2.
図2は、本発明の実施の形態2に係る空気調和装置100aの冷媒回路構成を示す概略構成図である。図2に基づいて、実施の形態2に係る空気調和装置100a全体の回路構成及び空気調和装置100aの動作について説明する。この空気調和装置100aは、冷媒を循環させる冷凍サイクル(ヒートポンプサイクル)を利用して、冷房運転や暖房運転を行なうものである。なお、この実施の形態2では上述した実施の形態1との相違点を中心に説明するものとし、実施の形態1と同一部分には、同一符号を付して説明を省略するものとする。
空気調和装置100aは、第1室内機1aと、室外機2と、第2室内機3aとで構成されている。この空気調和装置100aは、第1室内機1a内に膨張弁114a及び膨張弁114bが設けられ、第2室内機3a内に膨張弁35(第2膨張弁)が設けられている点で、実施の形態1に係る空気調和装置100と異なっている。膨張弁114aは、第1室内機1a内で冷媒分配手段14と液ヘッダ25aとの間における液分岐配管15aに設けられ、膨張弁114bは、第1室内機1a内で冷媒分配手段14と液ヘッダ25bとの間における液分岐配管15bに設けられている。また、膨張弁35は、第2室内機3a内で第1冷媒回路開閉手段110と第2利用側熱交換器31との間における第1接続配管41に設けられている。
つまり、空気調和装置100aは、分岐配管閉止手段19を設けずに、第1室内機1aに2つの膨張弁(膨張弁114a及び膨張弁114b)を、第2室内機3aに1つの膨張弁(膨張弁35)をそれぞれ設けるようにしている。膨張弁114a、膨張弁114b及び膨張弁35は、膨張弁11と同様に冷媒を減圧して膨張させるものである。この膨張弁114a、膨張弁114b及び膨張弁35は、たとえば開度が可変に制御可能な電子式膨張弁や温度式膨張弁等で構成するとよい。また、膨張弁114a、膨張弁114b及び膨張弁35は、制御装置40により開度が制御されるようになっている。
次に、空気調和装置100aの動作について説明する。
ここでは、空気調和装置100aが実行する冷房運転を中心に説明する。空気調和装置100aの第1冷凍サイクルA及び第2冷凍サイクルBには冷媒が封入されている。この冷媒は、圧縮機21で高温・高圧にされ、圧縮機21から吐出して、熱源側熱交換器22に流入する。熱源側熱交換器22に流入した冷媒は、送風手段から供給される空気と熱交換して凝縮液化する。すなわち、冷媒は放熱して液体に状態変化するのである。凝縮液化した冷媒は、液配管13を導通し、冷媒分配手段14で液分岐配管15a及び液分岐配管15bに分流されて膨張弁114a及び膨張弁114bに流入する。
膨張弁114a及び膨張弁114bに流入した冷媒は、減圧され膨張して、液とガスの低温・低圧の気液二相状態の冷媒に状態変化する。この気液二相冷媒は、液ヘッダ25a及び液ヘッダ25bで伝熱管26に分流されて第1利用側熱交換器12に流入する。第1利用側熱交換器12に流入して気液二相冷媒は、送風手段から供給される室内循環空気と熱交換して蒸発ガス化する。すなわち、空気から吸熱して(空気を冷却して)、気体に状態変化するのである。蒸発ガス化した冷媒は、第1利用側熱交換器12から流出し、ガスヘッダ16a及びガスヘッダ16bを介し、ガス分岐配管27a及びガス分岐配管27bで合流した後、冷媒合流手段17で更に合流し、ガス配管18を導通し、圧縮機21に再度吸入される。
第1利用側熱交換器12に供給される室内空気は、この第1利用側熱交換器12に流入した冷媒の蒸発熱により冷却され、図示省略の送風手段によって第1室内機1aが設置されている冷却対象域に供給され、その冷却対象域や設置されている発熱機器等を冷却することで温度が上昇することになる。そして、温度上昇した室内空気は、送風手段によって第1利用側熱交換器12に再度供給され、冷媒の蒸発熱で冷却される。このように、室内空気が循環しているのである。
ここで、第2室内機3aを増設した場合には、ガスヘッダ閉止手段111を閉止し、第1冷媒回路開閉手段110及び第2冷媒回路開閉手段112を開放することで、第1利用側熱交換器12に流入していた冷媒の一部を第2室内機3a内の第2利用側熱交換器31へ流入させることができる。そうすれば、第1室内機1aと同様に、冷却された空気で冷却対象域や発熱機器を冷却することができる。また、第2室内機3aへ流入する冷媒の流量は、液分岐配管15bに分配される流量と同等であり、その分配量の割合によって第2室内機3aの能力が決定される。
第1室内機1aのサーモ発停等の運転情報は、第1室内機伝送手段113より室外機2の室外機伝送手段23に送信される。また、第2室内機3aのサーモ発停等の運転情報は、第2室内機伝送手段33より第1室内機伝送手段113を経由した後、室外機2の室外機伝送手段23に送信される。そして、制御装置40は、それらの情報に基づいて圧縮機21の容量制御を実行するようになっている。なお、第2室内機伝送手段33と室外機伝送手段23とが伝送線で接続されている場合には、第1室内機伝送手段113を経由させず、室外機2の室外機伝送手段23に直接送信すればよい。
また、ガスヘッダ閉止手段111、第1冷媒回路開閉手段110及び第2冷媒回路開閉手段112の開閉は、第2室内機3aを増設する際に手動で行なってもよく、制御装置40により自動で行なってもよい。たとえば、第2室内機3aが新たに接続されたことを、第1室内機1a又は室外機2で検出し、その情報に基づいて制御装置40が自動でガスヘッダ閉止手段111を閉止し、第1冷媒回路開閉手段110及び第2冷媒回路開閉手段112を開放するようにしてもよい。
以上のように、空気調和装置100aは構成されているため、第1室内機1a及び室外機2を据付けた後であっても冷媒回路を分岐させ(第2冷凍サイクルBを形成し)、新たな室外機2を増設することなく、第2室内機3aのみを増設することが容易に実行できる。したがって、冷却対象域に要する負荷が空気調和装置100aの容量より小さく(たとえば、負荷が空気調和装置100aの容量の60%程度)、ホットスポットを冷却したい場合に、容易に第2室内機3aを増設でき、そのホットスポットに対応した空調が実現できる。また、新たな室外機2の増設が不要であるため、省スペース、省工事及び省コストを実現できる。
空気調和装置100aでは、増設する第2室内機3aに接続している第2接続配管42にサービスポート32を設けたので、第2室内機3aを増設する際の真空引きや冷媒チャージを、第2室内機3a及び接続する冷媒配管についてのみ実行することが可能となり、工事に要する手間を低減することができる。また、第1室内機1aがサーモオフとなっているような状態であっても、第2室内機3aの近傍で負荷が要求されているのであれば、第2室内機3aのみを独立して運転させることも可能である。さらに、第1利用側熱交換器12及び第2利用側熱交換器31の入口(冷房運転時の冷媒の流入口)直前に膨張弁114a、膨張弁114b及び膨張弁35を設置しているため、適切な流量調整をすることができ、負荷に見合った適切な熱処理を実現できる。
なお、この実施の形態2では、空気調和装置100aに容量制御可能な圧縮機21が1台搭載されている場合を例に説明したが、容量制御可能な圧縮機21が少なくとも1台搭載されていればよく、圧縮機21の搭載台数を限定するものではない。この実施の形態2では、第1室内機1a内に設置された第1利用側熱交換器12を分岐配管毎に分離できる構成にしてもよい。また、実施の形態2では、制御装置40が室外機2に設けられている場合を例に説明したが、これに限定するものではなく、第1室内機1aや第2室内機3a、それら以外の外部に設けるようにしてもよい。
また、実施の形態2では、室外機伝送手段23と第1室内機伝送手段113とを内外伝送線24で接続し、第1室内機伝送手段113と第2室内機伝送手段33とを伝送線34で接続した場合を例に説明したが、これに限定するものではない。たとえば、室外機伝送手段23と第1室内機伝送手段113とで、第1室内機伝送手段113と第2室内機伝送手段33とでそれぞれ無線通信するようにしてもよく、無線通信と有線通信とを組み合わせるようにしてもよい。
実施の形態3.
図3は、本発明の実施の形態3に係る空気調和装置100bの冷媒回路構成を示す概略構成図である。図3に基づいて、実施の形態3に係る空気調和装置100b全体の回路構成及び空気調和装置100bの動作について説明する。この空気調和装置100bは、冷媒を循環させる冷凍サイクル(ヒートポンプサイクル)を利用して、冷房運転や暖房運転を行なうものである。なお、この実施の形態3では上述した実施の形態1及び実施の形態2との相違点を中心に説明するものとし、実施の形態1及び実施の形態2と同一部分には、同一符号を付して説明を省略するものとする。
空気調和装置100bは、第1室内機1aと、室外機2と、2台の第2室内機3aとで構成されている。実施の形態3に係る空気調和装置100bは、第2室内機3aが2台接続されている点で、実施の形態2に係る空気調和装置100aと異なっている。この空気調和装置100bは、2台の第2室内機3aを接続するために、冷媒分配手段14で液配管13が3つ(液分岐配管15a、液分岐配管15b及び液分岐配管15c)に分岐され、3つのガス分岐配管(ガス分岐配管27a、ガス分岐配管27b及びガス分岐配管27c)が冷媒合流手段17で合流されている。
そして、液分岐配管15cには、液分岐配管15a及び液分岐配管15bと同様に膨張弁114cが設けられ、複数本の伝熱管26cが接続している液ヘッダ25cに接続されている。そして、伝熱管26cが第1利用側熱交換器12と接続している。つまり、液ヘッダ25cで、液分岐配管15cから流入した冷媒が各伝熱管26cに分配されるようになっているのである。なお、以下の説明で、伝熱管26a、伝熱管26b及び伝熱管26cをまとめて伝熱管26と称する場合がある。伝熱管26cは、第1利用側熱交換器12を介し、ガスヘッダ16cに接続されている。このガスヘッダ16cには、ガス配管18が分岐したガス分岐配管27cが接続されている。
液分岐配管15cは、液分岐配管15bと同様に、冷媒分配手段14と膨張弁114cとの間で更に第1接続配管41aに分岐されている。この第1接続配管41aには、冷媒配管の接続が可能な第1冷媒回路開閉手段110aが設置されている。また、ガスヘッダ16cと冷媒合流手段17との間におけるガス分岐配管27cには、ガス分岐配管27bと同様にガスヘッダ閉止手段111aが設けられている。このガス分岐配管27cは、ガス分岐配管27bと同様に、冷媒合流手段17とガスヘッダ閉止手段111aとの間で更に第2接続配管41aに分岐されている。また、第2接続配管41aには、冷媒配管の接続が可能な第2冷媒回路開閉手段112aが設置されている。
以上説明したように、空気調和装置100bは、第1接続配管41及び第1接続配管41a、第2接続配管42及び第2接続配管42aを設置することによって、2台の第2室内機3aを接続しているのである。つまり、空気調和装置100bには、第2冷凍サイクルBが2つ形成されるようになっているのである。こうすることによって、空気調和装置100bでは、複数のホットスポットに第2室内機3aを設置でき、ホットスポットのそれぞれに対応した空調が実現できる。なお、各第2室内機3aには、第2室内機伝送手段33が設けられており、各第2室内機伝送手段33が伝送線36で接続されている。
次に、空気調和装置100bの動作について説明する。
空気調和装置100bの動作は、実施の形態2に係る空気調和装置100bの動作と基本的に同じである。したがって、2台の第2室内機3aを増設した場合を中心に説明するものとする。2台の第2室内機3aを増設した場合には、ガスヘッダ閉止手段111及びガスヘッダ閉止手段111aを閉止し、第1冷媒回路開閉手段110及び第1冷媒回路開閉手段110a、第2冷媒回路開閉手段112及び第2冷媒回路開閉手段112を開放することで、第1利用側熱交換器12に流入していた冷媒の一部を2台の第2室内機3a内の第2利用側熱交換器31へ流入させることができる。
そうすれば、第1室内機1aと同様に、冷却された空気で冷却対象域や発熱機器を冷却することができる。また、2台の第2室内機3aへ流入する冷媒の流量は、液分岐配管15bに分配される流量と同等であり、その分配量の割合によって第2室内機3aの能力が決定される。なお、2台の第2室内機3aを同時に増設した場合を例に説明するが、これに限定するものではない。たとえば、第2室内機3aを1台ずつ増設する場合には、増設する第2室内機3aに応じてガスヘッダ閉止手段や、第1冷媒回路開閉手段、第2冷媒回路開閉手段の開閉を調整するとよい。
以上のように、空気調和装置100bは構成されているため、第1室内機1a及び室外機2を据付けた後であっても冷媒回路を分岐させ(2つの第2冷凍サイクルBを形成し)、新たな室外機2を増設することなく、第2室内機3aのみを増設することが容易に実行できる。したがって、冷却対象域に要する負荷が空気調和装置100bの容量より小さく(たとえば、負荷が空気調和装置100bの容量の60%程度)、ホットスポットを冷却したい場合に、容易に第2室内機3aを増設でき、そのホットスポットに対応した空調が実現できる。また、新たな室外機2の増設が不要であるため、省スペース、省工事及び省コストを実現できる。さらに、複数のホットスポットに対応させて第2室内機3aを設置することができる。
空気調和装置100bでは、増設する各第2室内機3aに接続している第2接続配管42にサービスポート32を設けたので、第2室内機3aを増設する際の真空引きや冷媒チャージを、各第2室内機3a及び接続する各冷媒配管についてのみ実行することが可能となり、工事に要する手間を低減することができる。また、第1室内機1aがサーモオフとなっているような状態であっても、各第2室内機3aの近傍で負荷が要求されているのであれば、各第2室内機3aのみを独立して運転させることも可能である。さらに、第1利用側熱交換器12及び第2利用側熱交換器31の入口(冷房運転時の冷媒の流入口)直前に膨張弁114a、膨張弁114b、膨張弁114c及び膨張弁35を設置しているため、適切な流量調整をすることができ、負荷に見合った適切な熱処理を実現できる。
なお、この実施の形態3では、空気調和装置100bに容量制御可能な圧縮機21が1台搭載されている場合を例に説明したが、容量制御可能な圧縮機21が少なくとも1台搭載されていればよく、圧縮機21の搭載台数を限定するものではない。この実施の形態3では、第1室内機1a内に設置された第1利用側熱交換器12を分岐配管毎に分離できる構成にしてもよい。また、実施の形態3では、制御装置40が室外機2に設けられている場合を例に説明したが、これに限定するものではなく、第1室内機1aや第2室内機3a、それら以外の外部に設けるようにしてもよい。
また、実施の形態3では、室外機伝送手段23と第1室内機伝送手段113とを内外伝送線24で接続し、第1室内機伝送手段113と第2室内機伝送手段33とを伝送線34で接続し、各第2室内機伝送手段を伝送線36で接続した場合を例に説明したが、これに限定するものではない。たとえば、室外機伝送手段23と第1室内機伝送手段113とを、第1室内機伝送手段113と第2室内機伝送手段33とを、各第2室内機伝送手段33をそれぞれ無線通信するようにしてもよく、無線通信と有線通信とを組み合わせるようにしてもよい。
なお、実施の形態3では、冷媒分配手段14により液配管13を3つに分岐(液分岐配管15a〜液分岐配管15c)し、ガス配管18を3つに分岐(ガス分岐配管27a〜ガス分岐配管27c)している場合を例に示しているが、液配管13及びガス配管18を4つ以上に分岐し、第2室内機3aを3台以上増設可能にしてもよい。また、空気調和装置100〜空気調和装置100bに使用できる冷媒の種類を特に限定するものではなく、空気調和装置100〜空気調和装置100bの目的、用途に応じて決定するとよい。
実施の形態1に係る空気調和装置の冷媒回路構成を示す概略構成図である。 実施の形態2に係る空気調和装置の冷媒回路構成を示す概略構成図である。 実施の形態3に係る空気調和装置の冷媒回路構成を示す概略構成図である。
符号の説明
1 第1室内機、1a 第1室内機、2 室外機、3 第2室内機、3a 第2室内機、11 膨張弁、12 第1利用側熱交換器、13 液配管、14 冷媒分配手段、15a 液分岐配管、15b 液分岐配管、15c 液分岐配管、16a ガスヘッダ、16b ガスヘッダ、16c ガスヘッダ、17 冷媒合流手段、18 ガス配管、19 分岐配管閉止手段、21 圧縮機、22 熱源側熱交換器、23 室外機伝送手段、24 内外伝送線、25a 液ヘッダ、25b 液ヘッダ、25c 液ヘッダ、26a 伝熱管、26b 伝熱管、27a ガス分岐配管、27b ガス分岐配管、27c ガス分岐配管、31 第2利用側熱交換器、32 サービスポート、33 第2室内機伝送手段、34 伝送線、35 膨張弁、36 伝送線、40 制御装置、41 第1接続配管、41a 第1接続配管、42 第2接続配管、42a 第2接続配管、100 空気調和装置、100a 空気調和装置、100b 空気調和装置、110 第1冷媒回路開閉手段、110a 第1冷媒回路開閉手段、111 ガスヘッダ閉止手段、111a ガスヘッダ閉止手段、112 第2冷媒回路開閉手段、112a 第2冷媒回路開閉手段、113 第1室内機伝送手段、114a 膨張弁、114b 膨張弁、114c 膨張弁。

Claims (3)

  1. 圧縮機と、熱源側熱交換器と、膨張弁と、利用側熱交換器とを順次接続した冷凍サイクルを備え、
    前記膨張弁と前記利用側熱交換器とを、液配管及び前記液配管から分岐した複数の液分岐配管で接続し、
    前記圧縮機と前記利用側熱交換器とを、ガス配管及び前記ガス配管から分岐した複数のガス分岐配管で接続した空気調和装置であって、
    前記液分岐配管の少なくとも1つに設けた分岐配管閉止手段と、
    前記液配管の分岐部と前記分岐配管閉止手段との間の前記液分岐配管に接続した第1接続配管と、
    前記第1接続配管に設けた第1冷媒回路開閉手段と、
    前記分岐配管閉止手段を設けた前記液分岐配管と連通し、前記利用側熱交換器と前記ガス配管の合流部との間の前記ガス分岐配管に接続した第2接続配管と、
    前記第2接続配管に設けた第2冷媒回路開閉手段と、を備え、
    前記熱源側熱交換器を室外機に設け、
    前記膨張弁、前記利用側熱交換器、前記分岐配管閉止手段、前記第1冷媒回路開閉手段、及び、前記第2冷媒回路開閉手段を第1室内機に設け、
    前記利用側熱交換器とは別の第2利用側熱交換器が設けられた第2室内機を、前記第1冷媒回路開閉手段及び前記第2冷媒回路開閉手段を介して、前記第1室内機に接続可能にした
    ことを特徴とする空気調和装置。
  2. 圧縮機と、熱源側熱交換器と、膨張弁と、利用側熱交換器とを順次接続した冷凍サイクルを備え、
    前記熱源側熱交換器と前記利用側熱交換器とを接続する液配管を複数の液分岐配管に分岐し、前記膨張弁を各液分岐配管に設け、
    前記熱源側熱交換器と前記膨張弁とを、前記液配管及び前記液分岐配管で接続し、
    前記膨張弁と前記利用側熱交換器とを、前記液分岐配管で接続し、
    前記圧縮機と前記利用側熱交換器とを、ガス配管及び前記ガス配管から分岐した複数のガス分岐配管で接続した空気調和装置であって、
    前記液配管の分岐部と少なくとも1つの前記膨張弁との間の前記液分岐配管に接続した第1接続配管と、
    前記第1接続配管に設けた第1冷媒回路開閉手段と、
    前記分岐配管閉止手段を設けた前記液分岐配管と連通し、前記利用側熱交換器と前記ガス配管の合流部との間の前記ガス分岐配管に接続した第2接続配管と、
    前記第2接続配管に設けた第2冷媒回路開閉手段と、を備え、
    前記熱源側熱交換器を室外機に設け、
    前記膨張弁、前記利用側熱交換器、前記分岐配管閉止手段、前記第1冷媒回路開閉手段、及び、前記第2冷媒回路開閉手段を第1室内機に設け、
    前記利用側熱交換器とは別の第2利用側熱交換器と前記第2利用側熱交換器に直列に接続された膨張弁とが設けられた第2室内機を、前記第1冷媒回路開閉手段及び前記第2冷媒回路開閉手段を介して、前記第1室内機に接続可能にした
    ことを特徴とする空気調和装置。
  3. 前記第2室内機内の前記第2利用側熱交換器に接続している前記第2接続配管に、冷媒を出し入れするためのサービスポートを設けた
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の空気調和装置。
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