JP2014121210A - 軸流ファン - Google Patents

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Abstract

【課題】コイルの皮膜導線を確実に保持することができ、皮膜導線に予期せぬ負荷が加わっても断線が起こりにくく、かつ、巻き終えた皮膜導線の自動切断に対応可能な導電ピンを有する軸流ファンを提供する。
【解決手段】軸流ファン1は、ステータ60のコイル61と回路基板90とを電気的に接続し、コイル61の皮膜導線65を保持するための導体ピン100を有する。導電ピン100は、ステータ60のコアスタック62を覆う電気絶縁体80に一端が固定され、他端が回路基板90に電気的に接続される。導電ピン100の形状は四角柱ピンを基本形体とし、電気絶縁体80からの露出部分110の少なくとも一部に角の存在しない縮径部120を有する。
【選択図】図2

Description

本発明は、コイルと回路基板とを電気的に接続するとともに、コイルの皮膜導線を保持するための導体ピンの構造を改良した軸流ファンに関する。
冷却ファン等の小型の軸流ファンでは、羽根車の回転駆動装置として、通常、アウターロータ型のブラシレスモータが用いられる。アウターロータ型のブラシレスモータは、複数相のコイルを有する電機子をステータとし、当該ステータの外周に、永久磁石を有する励磁部をロータとして配設する。
各相のコイルの巻き始めおよび巻き終わり端部は、ステータコアのインシュレータに固定された導電ピンを介して、回路基板と電気的に接続される。また、各相のコイルを形成するためにコイル同士を結ぶ渡り線は、導電ピンに絡げて保持される。
導体ピンを有する軸流ファンに関する技術として、ステータコアを挟持する第1・第2インシュレータの少なくとも一方に導電ピンを貫通・保持させ、導電ピンの一端部にコイルの端部を電気接続するとともに、導電ピンの他端部を回路基板の孔部に挿入して電気接続するものが開示されている(たとえば、特許文献1参照)。
また、複数のティースの各先端部は周方向での長さが異なって左右非対称に形成され、先端部の短い方の側面において、インシュレータに端子ピンを植設した端子保持部を密着配置し、端子の一方端にコイルの端末を絡げ、他方端に回路基板を電気的に接続した軸流ファンが開示されている(たとえば、特許文献2参照)。
特開平6−253482号公報 特開2011−182612号公報
ところで、従来の軸流ファンは、円柱状もしくは四角柱状の導電ピンを採用していた。
円柱状の導電ピンには角が存在しないため、予期せぬ負荷が加わっても、導電ピンに絡げた皮膜導線が断線しにくい。
その反面、角の存在しない円柱状の導電ピンの摩擦力は小さく、導電ピンに絡げた皮膜導線がずれ易い。このため、皮膜導線の線径によっては、巻線工程において、導電ピンに絡げた皮膜導線が保持できなかった。また、自動巻線機を用いて巻き終えた皮膜導線を自動切断する場合には、導電ピンの角を利用して切断することになるため、円柱状の導電ピンでは自動切断することができず、皮膜導線は手動で切断しなければならなかった。
一方、四角柱状の導電ピンには角が存在するため、自動巻線機を用いて巻き終えた皮膜導線を自動切断することができる。また、導電ピンに絡げた皮膜導線を導電ピンの角の摩擦力により保持することができる。
その反面、四角柱状の導電ピンに角が存在することにより、予期せぬ負荷が加わると、導電ピンに絡げた皮膜導線が当該ピンの角で断線してしまうことがあった。
特許文献1および2の技術は、導電ピン(端子ピン)とコイルの皮膜導線との接続構造を改良することにより、皮膜導線の切断を防止している。しかし、特許文献1および2の技術を適用しても、導電ピンの断面形状に起因する不具合は同様に発生しうる。
本発明は、コイルの皮膜導線を確実に保持することができ、皮膜導線に予期せぬ負荷が加わっても断線が起こりにくく、かつ、巻き終えた皮膜導線の自動切断に対応可能な導電ピンを有する軸流ファンの提供を目的とする。
上記目的を達成するための本発明に係る軸流ファンは、複数相のコイルを有するステータと、永久磁石を有するロータと、を備える。該軸流ファンは、上記コイルと回路基板とを電気的に接続するとともに、コイル同士を結ぶ渡り線を保持するための導体ピンを有する。
上記導電ピンは、上記ステータのコアスタックを覆う電気絶縁体に一端が固定されるとともに、他端が上記回路基板に電気的に接続される。
上記導電ピンの形状は四角柱ピンを基本形体とし、上記電気絶縁体からの露出部分の少なくとも一部に前記四角柱ピンの角が存在しない縮径部を有する。
本発明によれば、導電ピンの形状は四角柱を基本形状としており、電気絶縁体からの露出部分の少なくとも一部に四角柱ピンの角が存在しない縮径部を有する。縮径部には四角柱ピンの角が存在しないので、コイルの皮膜導線に予期せぬ負荷が加わっても、皮膜導線の断線が起こりにくい。
導電ピンの縮径部以外の露出部分は、角の存在する四角柱形状であるので、当該角により絡げた皮膜導線を確実に保持することができる。また、導電ピンの縮径部以外の露出部分の角を利用して、巻き終えた皮膜導線の自動切断を行うことができる。
本実施形態に係る軸流ファンの断面図である。 本実施形態のステータの斜視図である。 本実施形態の導電ピンの斜視図である。 本実施形態の導電ピンを電気絶縁体に固定した状態の斜視図である。 本実施形態の導電ピンに皮膜導線を絡げた状態の斜視図である。 (a)は本実施形態の導電ピンの位置関係の斜視図、(b)から(d)は導電ピンへの皮膜導線の絡げ状況の説明に供する図である。
以下、図面を参照して、本実施形態に係る軸流ファンについて説明する。
本実施形態に係る軸流ファンは、導電ピンの形状は四角柱(四角柱ピン)を基本形状とし、電気絶縁体からの露出部分の少なくとも一部に当該四角柱ピンの角が存在しない縮径部を有する。本実施形態によれば、コイルの皮膜導線を確実に保持することができ、皮膜導線に予期せぬ負荷が加わっても断線が起こりにくく、かつ、巻き終えた皮膜導線の自動切断に対応可能な導電ピンを有する軸流ファンを実現できる。なお、本実施形態では、導電ピンの基本形状を、90°の内角を有する四角柱としているが、導電ピンの基本形状は、90°未満の内角を有する三角柱であっても良いし、少なくとも1つの角が90°以下の内角を有している多角形であっても良い。本実施形態における縮径部は、縮径部以外の導電ピンの径方向の最大距離を小さくしてある部分であり、90°よりも大きな角度の内角を有する多角形状であるか、角の存在しない円形状である。
〔軸流ファンの構成〕
まず図1から図5を参照して、本実施形態に係る軸流ファンの構成について説明する。図1は本実施形態に係る軸流ファンの断面図である。図2は本実施形態のステータの斜視図である。
図1に示すように、軸流ファン1は、回転軸10に取り付けられた羽根車20の回転によって、回転軸10の軸方向の一方から吸気し、当該軸方向の他方へと流体を吐出する送風装置である。軸流ファン1は、構造が簡単で、静圧は小さいが、風量は大きいという特徴を有し、たとえば、サーバーやパーソナルコンピュータ等の電子機器の冷却ファンなどに用いられる。
軸流ファン1は、回転軸10に取り付けられた羽根車20と、該羽根車20の回転駆動装置としてのモータ30と、羽根車20の径方向の外周を囲むベンチュリケーシング(以下、単に「ケーシング」という)40と、を備える。
羽根車20は、中央部にカップ状のハブ部21を有する。ハブ部21の周囲には、複数の羽根22が放射線状に一体的に取り付けられる。各羽根22は、回転軸10の軸方向に対して傾斜させている。
モータ30は、ハブ部21の内部に設けられる。モータ30は、永久磁石51を有する励磁部としての外側ロータ50と、複数相のコイル61が巻回された電機子としての内側ステータ60と、を備える。
ロータ50は、二段カップ状のロータヨーク52、ロータヨーク52の中心の嵌入部53に圧入された回転軸10、および永久磁石51などを備える。ステータ60は、コアスタック62および当該コアスタック62のスロット64に収容されたコイル61などを備える。
ロータヨーク52はハブ部21内に嵌入される。ロータヨーク52の内周面には、永久磁石51が固定される。ロータヨーク52は、励磁部からの磁力線を閉じて、永久磁石51の電磁誘導効果を最大にする機能を有する。またモータ30の周辺機器が電磁誘導による磁界の影響を受けるのを防止する機能も有する。
ロータヨーク52の構成材料としては、たとえば、SC材などの鉄系の磁性体が用いられるが、例示した材料に限定されない。
回転軸10は軸受70に回転可能に支持される。軸受70は筒体状の軸受支持部71の内面に固定される。軸受支持部71は、ベース部73の中央に形成される。
ステータスタック62は、軸受支持部71の外面に固定される。ステータスタック62とロータヨーク52の永久磁石51とは、隙間を隔てて対向している。
ステータスタック62は、十字リング状の薄肉金属板を板厚方向に複数積層して形成される。ステータスタック62の構成材料としては、たとえば、性能とコストを両立するために珪素鋼板が望ましい。ステータスタック62の各金属板は、たとえば、ワニス等の絶縁材を被覆して積層される。
図1または図2に示すように、ステータスタック62には、コイル61を巻回するための凸部としてのティース63(図2参照)が形成される。ティース63,63間には、コイル61を収容するための凹部としてのスロット64が区画形成される。ティース63およびスロット64は、ステータスタック62の円周方向に沿って均等に配設される。
本実施形態では、2相のコイル群を形成するため、たとえば、ステータスタック62の円周方向に4カ所のティース63およびスロット64がそれぞれ形成されるが、コイル61の相数、ティース63およびスロット64の数は限定されない。
各スロット64内は、電気絶縁体(インシュレータ)80で覆われる。ずなわち、ティース63に巻回されたコイル61の周囲は、電気絶縁体80で覆われることになる。電気絶縁体80としては、たとえば、合成樹脂が採用される。
ベース部73上には回路基板90が支持される(図1参照)。回路基板90には、軸流ファン1を制御するための配線パターンが形成される。
コイル61の周囲の電気絶縁体80には、導電ピン100が固定される。電気絶縁体80のティース相当部には、導電ピン100を固定するためのピン固定部81が設けられる。ピン固定部81は、軸方向外方へ向けて***している。本実施形態のピン固定部81は、たとえば、電気絶縁体80の3箇所のティース相当部にピン固定部81が設けられるが、これに限定されない。
〔導電ピンの構造〕
次に、図1から図5を参照して、本実施形態の導電ピンの構造について説明する。図3は本実施形態の導電ピンの斜視図である。図4は本実施形態の導電ピンを電気絶縁体に固定した状態の斜視図である。図5は本実施形態の導電ピンに皮膜導線を絡げた状態の斜視図である。
図1および図2に示すように、導電ピン100の一端は、電気絶縁体80のピン固定部81に固定される。図1に示すように、導電ピン100の他端は、回路基板90のスルーホール91内に挿通され、半田付け92等により電気的に接続される。
導電ピン100の構成材料としては、たとえば、銅等の導電性に優れた金属材料が用いられる。
図3に示すように、導電ピン100の形状は、四角柱ピンを基本形状としている。導電ピン100は、軸方向の少なくとも一部に四角柱ピンの角が存在しない縮径部120を有する。すなわち、本実施形態の導電ピン100は、軸方向の中間部に四角柱ピンの角を削ぎ落とした縮径部120を有しているが、これに限定されず、多段状に縮径部120を有していてもよい。
本実施形態の縮径部120は、たとえば、かしめ機等の機具により、四角柱の導電ピン100の角を機械的に押し潰して形成される。角を削ぎ落とす縮径部120の形成方法は限定されず、切削等の他の手段を用いて形成しても構わないが、押し潰しは加工が簡易である。
図4に示すように、導電ピン100の一端は、電気絶縁体80のピン固定部81内に埋設して固定される。導電ピン100を電気絶縁体80に固定した状態において、導電ピン100は回転軸10の軸方向に沿って設けられる(図1参照)。
導電ピン100の角の存在しない縮径部120は、電気絶縁体80のピン固定部81からの露出部分110の少なくとも一部に配される。本実施形態の縮径部120は、電気絶縁体80からの露出部分110の基端部(根元)に位置する。
導電ピン100の露出部分110の基端部に縮径部120が位置するので、当該導電ピン100の埋め込み側を全て縮径部120で形成してもよい。電気絶縁体80から導電ピン100が抜け出るのを防止するためには、図3に示したように、導電ピン100の中間部に縮径部120を形成することが好ましい。
図2および図5に示すように、コイル61の皮膜導線65は、導電ピン100の他端に絡げて保持される。コイル61の皮膜導線65は、導電ピン100の露出部分110の縮径部以外の露出部分から皮膜導線65を絡げ始めて、基端側の縮径部120で絡げ終えることになる。もしくは、コイル61の皮膜導線65は、導電ピン100の基端側の縮径部120から皮膜導線65を絡げ始めて、先端側の縮径部以外の部分130で絡げ終えることになる。
コイル61の皮膜導線65としては、たとえば、エナメル線等の皮膜銅線が用いられる。
図1および図5に示すように、導電ピン100にコイル61の皮膜導線65を絡げた状態で、当該導電ピン100は回路基板90のスルーホール91内に挿通され、半田付け92等により電気的に接続される。
[軸流ファンの作用]
次に、図1から図6を参照して、本実施形態に係る軸流ファン1の作用について説明する。
図1および図2に示すように、本実施形態に係る軸流ファン1において、各相のコイル61の皮膜導線65の巻き始めおよび巻き終わり端部は、電気絶縁体80に固定された導電ピン100の露出部分110に絡げられる。当該皮膜導線65を絡げた導電ピン100は、回路基板90のスルーホール91に挿通されて、半田付け92等により電気的に接続される。
また、各相のコイル61を形成するためにコイル同士を結ぶ皮膜導線65の渡り部は、同様に導電ピン100に絡げて保持される。
図5に示すように、皮膜導線65は、導電ピン100の露出部分110に絡げて保持される。具体的には、皮膜導線65は、導電ピン100の露出部分110における先端側の縮径部以外の部分130から絡げ始めて、基端側の縮径部120で絡げ終える。もしくは、皮膜導線65は、導電ピン100の露出部分110における基端側の縮径部120から絡げ始めて、先端側の縮径部以外の部分130で絡げ終えることになる。いずれの手順で皮膜導線65を絡げた場合でも、角131の存在する縮径部以外の部分130と、角131の存在しない縮径部130との双方の性質を享受することができる。
次に、図6を参照して、本実施形態におけるコイルの巻回手順について説明する。図6(a)は本実施形態の導電ピンの位置関係の斜視図、(b)から(d)は導電ピンへの皮膜導線の絡げ状況の説明に供する図である。
図6(b)に示すように、導電ピン100aの先端部から基端側へ向けて、皮膜導線65を絡げる。皮膜導線65の絡げ始めの部位は、縮径部以外の部分130であり、角131が存在する(図4参照)。
導電ピン100aの基端側の縮径部120まで皮膜導線65を絡げ終わったら、コアスタック62のティース63に皮膜導線65を巻回してコイル61を形成する。角131の存在しない縮径部120において、皮膜導線65が絡げ終わり(図4参照)、ティース63へ渡ることになる。
1または2箇所のティース63にコイル61を巻回し終えたら、図6(c)に示すように、次の導電ピン100bに皮膜導線65を絡げる。前工程のティース63から渡ってきた皮膜導線65の導電ピン100bへの絡げ始めは縮径部120となる。
皮膜導線65を導電ピン100bの先端側まで絡げたら、再度、当該導電ピン100bの基端部まで絡げる。導電ピン100bの基端側まで絡げた皮膜導線65は、次のティース63へと渡ってコイル61を形成する。
全てのティース63にコイル61を形成し終えたら、図6(d)に示すように、導電ピン100cに皮膜導線65を絡げる。皮膜導線65は、導電ピン100cの基端側から先端側へと移動させ、先端部まで絡げて巻回工程の終了となる。皮膜導線65の絡げ始めの前工程のティース63との渡りは角131の存在しない縮径部120であり、皮膜導線65の絡げ終わりの先端部は角131の存在する縮径部以外の部分130となる(図4参照)。
本実施形態によれば、図3および図4に示すように、導電ピン100の形状は四角柱を基本形状としている。当該導電ピン100の電気絶縁体80からの露出部分110の少なくとも一部に四角柱の角の存在しない縮径部120を有する。
すなわち、縮径部120は、押し潰しなどによって角が存在しないように加工されている。当該縮径部120に角が存在しないので、コイル61の皮膜導線65に予期せぬ負荷が加わっても、導電ピン100に絡げた皮膜導線65の断線が起こりにくい。
導電ピン100の露出部分110の縮径部以外の部分130は、角131の存在する四角柱形状である。したがって、当該縮径部以外の部分130の角131により、導電ピン100に絡げた皮膜導線65を確実に保持することができる。
縮径部120は、導電ピン100の露出部分110の基端部(根元)に位置する。したがって、露出部分110の縮径部120に絡げた皮膜導線65は、先端側の縮径部以外の部分130が当該縮径部120よりも拡大しているので、縮径部120からずれて抜け出ることはない。
また、導電ピン100の露出部分110の縮径部以外の部分130の角131を利用することにより、自動巻線機を用いて、巻き終えた皮膜導線65の自動切断を行うことができる。
以上、本発明の好適な実施形態を説明したが、これらは本発明の説明のための例示であり、本発明の範囲をこれらの実施形態にのみ限定する趣旨ではない。本発明は、その要旨を逸脱しない範囲で、上記実施形態とは異なる種々の態様で実施することができる。
1 軸流ファン、
50 ロータ、
51 永久磁石、
60 ステータ、
61 コイル、
62 コアスタック、
65 皮膜導線、
80 電気絶縁体、
90 回路基板、
100 導電ピン、
110 露出部分、
120 縮径部、
130 縮径部以外の部分、
131 角。

Claims (6)

  1. 複数相のコイルを有するステータと、永久磁石を有するロータと、を備え、前記コイルと回路基板とを電気的に接続するとともに、前記コイルの皮膜導線を保持するための導体ピンを有する軸流ファンであって、
    前記導電ピンは、前記ステータのコアスタックを覆う電気絶縁体に一端が固定されるとともに、他端が前記回路基板に電気的に接続され、
    前記導電ピンの形状は角柱ピンを基本形体とし、前記電気絶縁体からの露出部分の少なくとも一部に前記角柱ピンの角の存在しない縮径部を有することを特徴とする軸流ファン。
  2. 前記縮径部は、前記縮径部以外の導電ピンの径方向の最大距離を小さくしてある部分であることを特徴とする請求項1に記載の軸流ファン。
  3. 前記縮径部は、90°よりも大きな角度の内角を有する多角形状であるか、角の存在しない円形状であることを特徴とする請求項2に記載の軸流ファン。
  4. 前記角柱ピンの形状は、四角形状または三角形状であることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の軸流ファン。
  5. 前記導電ピンを前記電気絶縁体に固定した状態において、前記露出部分の基端部に前記縮径部が位置することを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の軸流ファン。
  6. 前記皮膜導線は前記導電ピンの前記露出部分に絡げて保持され、
    前記露出部分の前記縮径部以外の部分から前記皮膜導線を絡げ始めて、前記縮径部で絡げ終え、もしくは、前記露出部分の前記縮径部から前記皮膜導線を絡げ始めて、前記縮径部以外の部分で絡げ終えていることを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の軸流ファン。
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